なお、さきの本会議や昨今の報道で取り上げられている「いじめ」問題につきましては、他都市で起きた事件とはいえ、今日的な課題としてさまざまな意見が交わされたところであり、一委員からは、「いじめ」「体罰」は、どんな形であろうとも断じて許されないものであり、これを教師、生徒の共通認識として常々培う教育が大前提であるとの所見を述べられ、また、別の委員からは、文部省の資料が示す、近年、いじめの減少、暴力の増加傾向
思えば、いじめは決して新しい出来事ではありません。マスコミが全国に報道した例を拾ってみても、高度成長華やかにもてはやされた15年ほど前から深刻な問題となり、54年９月、埼玉県上福岡市の中１男子の自殺が、いじめが原因と発表されて注目を集めました。61年に東京の中野富士見中で、いじめ自殺があったときにも大きな社会問題となり、全国の学校で対策がとられたはずです。
４番目に、今回の問題で西尾市の大河内君がいじめを苦にして自殺を図るまでに、いろんなシグナルがあったわけでございますが、それらを受けとめなかったのは、あるいは受けとめられなかったのは、教師または学校の責任ではないかということで、学校側としては非常につらい立場に立たされております。
最後に、連日、大きな報道がされておりますいじめの問題であります。 西尾市の中学校二年生のいじめ問題に端を発した自殺というのは決して他人事ではない、他の都市のことではない、私は岐阜市でも起こり得ることとしてとらえなければならないと考えています。今回の事件の問題は、同校のいじめ、登校拒否対策委員会に同君のいじめ被害が報告されていたにもかかわらず、解決のための対策がとられていなかったことであります。
その前に、まずさきに新聞で報道されましたように、西尾市の中学校で発生した、いじめによる二年生男子の自殺は、またもや教育界や同世代の子を持つ親に限らず、社会的にも大きな衝撃を与えました。
青少年自然体験宿泊施設の建設について ６番 中 沢 清 子 君 …………………………………………………… 53 ・ 教育問題について ・ 高齢化社会対策について 21番 杉 原 幸 子 君 …………………………………………………… 65 ・ 地方分権の問題点について ・ 武道館建設について ・ 子供の問題について ・ 「灰テクタイル」の利用について ・ 西尾市、いじめ
さて、そこでお尋ねいたしますが、今回の政府のやり方、こうしたひどい弱い者いじめについて、市民の医療、健康、命を守る行政の立場からどう受けとめておられるかということであります。市として具体的な助成制度を考えていただけないかということであります。ぜひ助成していただくよう強く求めるものでありますし、その御答弁をお願いいたします。
現在の学校教育は、子供たちのいじめ、登校拒否、受験戦争、行き過ぎた塾通いの問題など、その矛盾は行き着くところまできてしまったという状況です。文部省の生徒指導上の諸問題の調査結果によりますと、中学校のいじめが増加しており、校内暴力はこの十年間で最悪になったと深刻な状況が報じられています。いじめの発生件数は一四％増しの一万三千六百三十二件。
次に、学校におけるいじめの問題についてお伺いします。 今年一月に山形県新庄市の中学校一年の男子生徒、児玉有平君がマットの中に逆さに押し込まれて死亡する事件がありました。さらに愛媛県松山市でも、中学三年生の男子が「いじめられるので死ぬ」という内容の走り書きをポケットに入れて電車に飛び込み自殺する事件が起きております。最近、いじめの実態は、このように生徒を死に追い込むほど陰湿化、深刻化しております。
いじめの横行や受験戦争の激化が原因ではと理屈はつけられていても、教師や親の側からこうした現状を正面切って克服しようとする試みは、まだ少ないように思われるのであります。そこで、一方途としてではありますが、子供たちが海上での共同生活を通じて教師とのきずなや生徒間の連帯意識を深め、大自然の偉大さを肌で確認し合える洋上学校構想を提案するものであります。
私ども子供のころは儒教、仏教が教育の原点でありまして、孝を百行のもととし、「家貧しきは貧にあらず、心貧しきを貧というなり」というがごとく、心の問題を重視した教育でありましたが、終戦後は東洋文化は疎んじられ、よくも悪くも西洋の影響を受け、かつまた、高度経済成長の結果、物は豊かになったものの心は渇き、自由の履き違えによる身勝手が横行し、非行、暴力、いじめ等々、嘆かわしい事件が毎日のように新聞紙上をにぎわしているのであります
（笑声）また、いじめ、これなんかにしても多分に侵略的なこのものがあるだろうということを思うわけでございます。だから、子供たちが生活の中でまずこのお互いにいたわり合い、助け合うということを教えることが将来国の平和につながってくるということを思うわけで、無惨な、このむごたらしい状態は毎日テレビでやっております。
校内暴力の集団悪質化、登校拒否、そして、いじめによる自殺が連日の新聞をにぎわし、特に小学生にまで及ぶ惨状は、その病原の深さに唖然とするのみであります。要因の究明は単に行政にのみにゆだねられるものではなく、学校、家庭、社会と子供を取り巻くすべての環境が一体となって、息の長い、そして休むことのない不退転の努力こそが最も肝要であると考えるものであります。
次に、全国的に問題になっている「いじめ」についてお伺いをいたします。 つい最近までは校内暴力が学校内における最大の難題であったのが、形を変えて、いじめとしてあらわれてきたと言えると思います。痛ましいのは、いじめられた子供が自殺にまで追い込まれているということであります。昨年は全国で七件、今年に入ってからは既に五件もが発生をしていると報道されております。
警察庁がいじめについて調査を行い、各都道府県警察にいじめ担当者を置くことを決定したことに始まり、また人権擁護局も動きを示し、日弁連でもいじめと体罰を取り上げ、弁護士会にも相談窓口が置かれることになったようであります。
中津商業や岐陽高校の二人の生徒の教師による体罰死、一人は自殺という形をとったわけですけれども、教師の体罰が原因であったということは明らかであります。こうした悲しい事件に接し、遺族の無念さを思うとき、個人への哀悼の意を深く表すると同時に、肝に銘じて二度とこうしたことを繰り返させてはならないと感ずるところであります。我が党の代表質問で野村議員は核心に触れた問題提起をしてまいりました。
さらに、今いじめっ子の問題が大変教育上問題になっております。一昨日も、ただ単にこれが教育問題にとどまらず、新聞報道によれば、殺人、自殺と、そこまで発展、エスカレートいたし、すなわちこれは人権問題に発展をいたしております。したがいまして、法務省は各地方に対しこれの実態調査をせよと、積極的に乗り出したことは御案内のとおりであります。