高山市議会 2020-08-25 09月01日-01号
唯一被爆国の日本が核兵器禁止条約に署名することを、世界中が注目をしています。 世界中が、経験をしたことがない、今、コロナ禍にいます。そんな中でも、核兵器廃絶の活動は大きく広がっています。
唯一被爆国の日本が核兵器禁止条約に署名することを、世界中が注目をしています。 世界中が、経験をしたことがない、今、コロナ禍にいます。そんな中でも、核兵器廃絶の活動は大きく広がっています。
被爆国の日本がリーダーシップをとり、まず、核保有国と非核保有国の対話を促し、核拡散防止条約体制下で現実的に核軍縮を前進させることが必要と考え、反対であるなどの討論があり、採決の結果、不採択とすべきものと決しました。 以上で付託案件の審査は終了しましたが、引き続き協議会を開催いたしましたので、その概要を報告いたします。
しかし、日本政府は世界で唯一の被爆国でありながら、この条約に調印をしていません。条約締結後、日本政府に対して禁止条約への批准や参加を求める意見書が、令和2年3月25日──ついこの間ですけども──現在、岩手県、長野県、三重県、沖縄県の県議会をはじめ、447の地方自治体で採択、可決されています。岐阜県下でも、関市などを含め意見書が採択されています。
2020年の今年は、原爆投下の直撃を受けて世界史上最初で唯一の被爆国となって75年目となります。核兵器、原爆によって数え切れない多くの命が一瞬に絶たれ、生きた人は被爆の影に苦しみ、次の世代も被爆と向き合う命として生きることを意識せざるを得ない、あまりにも重い負の連鎖です。
核兵器のない世界を望む国内外の広範 │ │な世論に応えて、唯一の戦争被爆国である日本は率先してこの条約の批准に取り組むべ │ │きである。
一日も早い核兵器の廃絶を目指す広島、長崎の被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名、いわゆるヒバクシャ国際署名には、松井羽島市長はじめ、30の岐阜県内市町村の首長の方々が署名していることを報じるポスターも、市役所本庁舎2階階段脇掲示板にも掲示されています。
核兵器のない世界の実現を目指すのであれば、唯一の戦争被爆国の日本こそ、核廃絶に向けてリーダーシップをとり、国に対して核兵器禁止条約に署名と批准するよう訴える各務原市であってほしい」と賛成の討論。 「世界で唯一の被爆国日本の政府が、核兵器禁止条約に署名し批准することは、日本国民全ての被爆者のみならず世界の全ての国、人々、生きとし生けるものに対して責任を果たすことになる。
被爆者の高齢化、被爆者の平均寿命は今83歳というふうに言われていますけれども、この方々が生きているうちに核兵器のない世界をというふうに願っておられますので、ぜひ各務原市議会としてもこの声に応えていただいて、この請願に御賛同いただきますようお願いをいたします。 ○委員長(大竹大輔君) 以上で説明は終わりました。 これより委員の質疑を許します。 質疑はありませんか。
来年、被爆75年の節目の年です。5年に1度のNPT再検討会議が開かれます。11月23日から4日間、ローマカトリック教会フランシスコ教皇が長崎、広島、東京を訪れられました。 教皇は、軍備拡張競争はテロ行為と指摘をいたしました。戦争のための核兵器使用は、犯罪以外の何物でもないと批判し、世界の政治指導者に特に強調したのは、核兵器による抑止論です。
核兵器のない世界を望む国内外の広範な世論に応えて、唯一の戦争被爆国である日本は率先してこの条約の批准に取り組むべきです。被爆者団体の方々も命あるうちに世界中から核兵器をなくしたいと、署名を集め訴えています。
総合的な人権問題だったら、北からだったら、例えばアイヌの人種差別、それから、広島・長崎の原爆被爆、それに対するいわれなき差別、熊本県の水俣病、これの中のいわれなき差別、多くの人権問題のところというのは、全国の中にいっぱいあります。そこの中のどこをどういうふうに選んで、どういうふうに研修をしていくのか、これを総合的に考えないと、今回、相当なショックを受けられたと思います。
討論において、本件を是とする一委員は、カナダ在住の被爆者であるサーロー節子さんが今月6日に首相官邸を訪れた際の新聞報道に関して言及された上で、日本政府が核兵器禁止条約に署名と批准することの必要性を主張する立場から、次のような意見を述べられたのであります。
当該条約の発効には50カ国の批准が必│ │要であり、2018年9月27日現在では当該条約に69カ国が署名、19カ国が批准し│ │ているものの、唯一の被爆国である日本政府は署名、批准をしていない。 │ │ このような状況の中、全国の300を超える自治体において、日本政府が速やかに核兵│ │器禁止条約に署名、批准することを求める意見書が可決されている。
日本政府が主催する賢人会議は、昨年被爆地である広島で開催され、また、ことし東京でも開催されており、こうした政府の努力に期待するものであり、反対である。 また、一委員からは、世界で唯一戦争で核兵器が使われた日本は、その残忍さを世界で一番知っている。
しかし、唯一の戦争被爆国の政府である日本政府は、交渉に参加すらしませんでした。日本の国連大使は署名することはないと言い、世界の失望と批判を招いています。 条約では、第二次世界大戦で原爆が落とされその被害者となった被爆者が、耐えがたい犠牲をこうむった存在であるとともに、核兵器のない世界をつくるために献身的に働いてきたものと明記されています。
核兵器のない世界に向けた取り組みは、世界で唯一の被爆国である日本にとって最優先の課題であること。 日本が核兵器禁止条約に署名及び批准しないことに対し、世界から批判の声が高まっていること。 核兵器禁止に対し、異論を唱える国民はいないと考えられること。 以上の理由から、本請願の願意は妥当であると主張されたのであります。
このような世界情勢の中、核兵│ │器のない世界を望む国内外の広範な世論に応えて、唯一の戦争被爆国である日本は、当該│ │条約の署名と批准に率先して取り組むべきである。 │ │ 2018年4月現在、既に全国の239の自治体において意見書が可決されており、岐│ │阜県内においては、多治見市議会が国への意見書を圧倒的多数で可決したところである。
なぜ唯一の被爆国日本が参加しないのでしょうか。いろいろと理由を言われますが、アメリカの核の傘に入っているからとか、安全保障政策と矛盾するからとか、核兵器保有国の参加がなければ、核兵器禁止条約は実効性を持たないなど言っておられます。いずれも同盟国アメリカが反対しているからです。被爆国日本がアメリカを説得する立場ではないでしょうか。
日本は世界で唯一の戦争被爆国であり、核兵器の禁止は国民の悲願であること。 以上の理由から、本請願の願意は妥当であると主張されたのであります。 他方、本件を否とする立場の一委員は、次のような意見を述べられたのであります。
核兵器保有国を含む全ての国に対し、│ │条約への加盟を要請し、条約の一日も早い発効を求める』とする「核兵器禁止条約の早期│ │発効を求める特別決議」を可決しており、核兵器のない世界を望む国内外の広範な世論に│ │応えて、唯一の戦争被爆国である日本は当該条約の調印と批准に率先して取り組むべきで│ │ある。