土岐市議会 1993-09-16 09月16日-02号
また、土岐市議会は、日本共産党を除くすべての党派が翼賛体制のもとで、小選挙区比例代表並立制賛成に踏み出し、法案提出の準備が進められているというこの切迫した事態の中で、衆議院選挙区割りに対する要望を国や県に提出したことは、多くの住民のひんしゅくを買う結果となっております。
また、土岐市議会は、日本共産党を除くすべての党派が翼賛体制のもとで、小選挙区比例代表並立制賛成に踏み出し、法案提出の準備が進められているというこの切迫した事態の中で、衆議院選挙区割りに対する要望を国や県に提出したことは、多くの住民のひんしゅくを買う結果となっております。
さて、細川首相は、先月二十三日に行った所信表明演説で、本年中に政治改革を断行することが細川政権の最優先課題だと述べ、その内容として、小選挙区比例代表並立制を導入すると明言いたしました。また、八月二十七日には連立与党が合意した政治改革関連法案の骨格が示されましたが、その柱は、小選挙区比例代表並立制であります。
細川内閣は、内閣成立の最重要課題だとして、衆議院の選挙制度に小選挙区比例代表並立制を導入しようとしています。どんな形をとるにせよ、一選挙区一人の当選者という小選挙区制中心の制度は、大量の「死票」を生み出し、多様な民意を正確に国会の議席数に反映するという国民主権と議会制民主主義の原則に根本から反します。そのため、イギリスを初め小選挙区制をとっている国々でも、いま見直しが大きな問題になっているのです。
自民党の単純小選挙区制法案、社会、公明両党の小選挙区比例代表併用制法案、それにかわる妥協案としての小選挙区比例代表連用制案、はたまた自民党執行部が社会、公明、民社、各党や自民党内の調整の軸に据えようとして小選挙区比例代表併用制まで持ち出して、今国会で何としても小選挙区制を導入しようとしております。
国民の意思が明確に示される小選挙区制と多様な民意が反映される比例代表並立制を組み合わせることで、公平、公正、偏りのない政治が期待されるというものです。
昨日新聞の報道等で明らかなように、選挙制度審議会が海部首相に対して小選挙区比例代表並立制の小選挙区の選出部分、定数三百といたしておりますが、これについての具体的な区割り案を答申いたしたことが伝えられております。
比例代表全国区、二番目の白い用紙には自民党と書いてください。」こういうのがありまして、その中に推薦団体がたくさん打ち込んであるわけであります。したがって、このねらいというのはおのずから、かくもたくさんの推薦団体が応援をし、推薦をしておりますと、地方区並びに比例代表もぜひわが自民党によろしく頼む、こういう目的があるわけであります。