高山市議会 2012-09-19 09月19日-02号
「坂の上の雲」の舞台になったところでもあり、正岡子規や「坊ちゃん」に代表される文人のまちでもあります。また、宮崎アニメの「千と千尋」のモデルにもなった道後温泉も有しているところです。 しかし、松山市も、少子高齢化による人口減少や税収の低迷など、地方都市の課題を抱え、解決策を都市ブランドの向上の中に見つけようとしていました。
「坂の上の雲」の舞台になったところでもあり、正岡子規や「坊ちゃん」に代表される文人のまちでもあります。また、宮崎アニメの「千と千尋」のモデルにもなった道後温泉も有しているところです。 しかし、松山市も、少子高齢化による人口減少や税収の低迷など、地方都市の課題を抱え、解決策を都市ブランドの向上の中に見つけようとしていました。
区分に応じてプレートの色分けも字色も違うわけですけれども、デザインについては、これは市町村が条例で定めることができて、2007年に愛媛県の松山市が舞台になった「坂の上の雲」にちなんで雲型ナンバーを導入して以来、独自デザインのナンバープレートを導入する市町村がふえているというふうに聞いております。ことし3月の時点で36都道府県、105市区町村が導入、または導入予定というような話でありました。
「坂の上の雲」を私は話題にして、NHKのドラマが始まる前にも一般質問で取り上げました。高山で育って、母校の教員まで務めた広瀬武夫が実際にドラマで描かれました。しかし、残念ながら、NHKの放映では「高山」の「た」の字も出なかったばかりか、考証を誤って、わざわざ配役に九州弁を指導しており、常識ではあり得なかったと考えられる方言を使わせていました。
ただ、最近、「坂の上の雲」の2部が始まりまして、前に一般質問したことがあって、何とか広瀬武夫が高山で育ったことを発信できないかというようなことを言ったつもりだったんですけれども、この間見たら、残念ながら、竹田の回想シーンしか出てこなかった。
そのほか、「坂の上の雲」に登場する広瀬武夫中佐にちなんだ催しをNHKの協力を得て開催するなど、メディアを利用し、少ない経費で効果的なPRを実施しているところでございます。 今後も、メディア誘致などにつきましては、観光振興のために積極的に対応していきたいと考えております。
その後、『坂の上の雲』の行事や雑穀のアブラエのフォーラムには、いずれも300人以上の集客があって、市民の関心が高かったようで、内容はタイムリーだったと振り返っています。 最近、隣の市の萩原の洋菓子店がつくったアブラエ入りのパンナコッタをとてもおいしくいただきました。センスがよくて、雑穀でここまでできるのかと感動しました。
高山市合併5周年記念事業のNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」連続上映会及び公開セミナーにつきましては、去る1月30日、31日に文化会館で開催し、多くの市民に御聴講いただきました。 ラオス行政幹部候補生招聘岐阜プログラムにつきましては、去る2月12日、27名の行政幹部候補生が高山市役所を訪れ、高山市の観光施策及び行政全般について研修を行いました。
戦後に書かれた『坂の上の雲』でも、しっかりと広瀬は1人の人物として描かれています。戦争中は初の軍神として異常なほど奉られて、戦争が終われば急に評価が下がってしまうというのでは悲し過ぎますし、そんな扱いをしてよい人物ではないと思います。平和な時代なりの冷静なとらえ方というものはあります。 生誕地の大分県竹田市には広瀬神社があります。広瀬家は、たしか西南戦争で焼けて残らなかったはずです。
司馬遼太郎の『坂の上の雲』や、朝日新聞社の島田謹二著『ロシヤにおける広瀬武夫』のような何版も重ねた名著には及ばないにしても、小さな冊子が高山で発行されたことには別の意味で価値があるのです。 広瀬が部下との体面を重んじて、デートした相手に手を出さなかったという内容の手紙が存在し、石原慎太郎東京都知事がお持ちのようですが、高山の図書館にも人を引きつける、そういう収集品があってほしいと願います。