岐阜市議会 1981-07-03 昭和56年第3回定例会(第5日目) 本文 開催日:1981-07-03
岐阜市の人口の伸び率が四十年代後半から停滞をしてきたにもかかわらず、市民の台所から出されるごみの量は年々増え続け、その処理能力をアップするために、いろいろ問題はありましたけれども掛洞プラントが建設をされ、今日ではその稼働能力は老洞焼却場を上回って昼夜を分かたず運転をされているところであります。
岐阜市の人口の伸び率が四十年代後半から停滞をしてきたにもかかわらず、市民の台所から出されるごみの量は年々増え続け、その処理能力をアップするために、いろいろ問題はありましたけれども掛洞プラントが建設をされ、今日ではその稼働能力は老洞焼却場を上回って昼夜を分かたず運転をされているところであります。
まあ、最近におきまする一つの全日平均をいたしますると、これは百トンを超えるというようなことは現在にはございませんけれども、先ほどおっしゃいましたように、四月の末ころ寺田のプラントが一つはオーバーホール工事のために少し休ませていただいたときもございます。
たとえば、掛洞プラント、あの建設のときに当初見積額が三十五億で皆さん方も御記憶に新しいところであります。で、随契にするという話も当時あったようでありますが、相当論議が重ねられて入札になったわけであります。その結果十七億四千方、実に半額になった。常識では考えれないこうした事例があったわけであります。
過去に掛洞のプラントの予算が計上されたことがありますけれども、あのときもたしかプロジェクトチームをつくって、また、いろいろ機種の選定についても討議をされましたけれども、少なくとも各社の見積もりをとられて、そして、それの上に立って予算化をされたという、そういう経緯がありましたから、少なくともそれくらいの手はずを整えた上で予算を出してくるのが当然ではないか、このように思うわけであります。
同時に岐阜市にとってはこの計画からの中部プラントの除外、東部地域も見通しが困難になってきている中で、新しい下水道計画の見直しが必要になってきています。 昨年わが党議員もこの議会で私どもの政策を示したところであります。こうした点から木曽川右岸流域下水道事業への負担金を盛り込んだ議案には反対するものであります。
北部プラントの配置につきまして、水路の問題として再検討すべきではないかと、こういう御質問でございます。これにつきましてこの御指摘になります旦島排水路は、まあ正確に言いますと、第一号計画幹線排水路ということでございまして、これは島土地区画整理事業計画の中で、いわゆるその水路については整合性を保った排水計画ということが決まっておりまして、そういう中においてこの水路について御理解をいただきたいと。
清掃関係の仕事から、清掃プラントから排出する排出水またはばい煙等、埋立地の排水問題など、公害課が監視していかなければならない問題が多く出てきていると思うのであります。組織運営に当たっては、一元化、能率化が欠かすことのできない重要な問題であることは言うまでもありません。一方では、内部監視機構、内部統制機構にも当然であります。
さて、上下水道の関係で見てみますと、下水道事業では約四万五千二百メートルに及ぶ下水道管の布設などに二十億六千六百四十万円、プラント処理能力の向上と環境整備などに十三億三千三百六十万円、合計で三十四億円が計上され、また、水道事業におきましても水源設備、配水管布設工事などに合計で八億七千万円が計上されるなど、いずれも市民の生活環境の基盤整備に努力をされていることは一定の評価をいたしたいと思います。
新年度におきましては、約四万五千二百余メートルに及ぶ下水管の布設を行い、関連工事を含めて二十億六千六百四十万円、プラントの処理能力の向上と環境整備を含めて十三億三千三百六十万円、合わせて三十四億円の建設費を計上し鋭意整備促進を図るとともに、排水戸数六万七千五百余戸を予定いたし、下水道施設の早期普及に努力をいたしてまいりたいと存じます。