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令和元年第4回定例会(第3日) 本文 開催日:2019-09-05
令和元年第4回定例会(第3日) 名簿 開催日:2019-09-05

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  1. 可児市議会 2019-09-05
    令和元年第4回定例会(第3日) 本文 開催日:2019-09-05


    取得元: 可児市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-04-07
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 開議 午前9時00分   ────────────────────────────────────── ◯議長(伊藤 壽君) おはようございます。  本日、会議を再開しましたところ、議員各位には御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。   ──────────────────────────────────────   開議の宣告 2 ◯議長(伊藤 壽君) ただいまの出席議員は22名です。したがって、定足数に達しております。  これより前日に引き続き会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付したとおり定めましたので、よろしくお願いします。   ──────────────────────────────────────   会議録署名議員の指名 3 ◯議長(伊藤 壽君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、12番議員 川合敏己君、13番議員 川上文浩君を指名します。   ──────────────────────────────────────   一般質問 4 ◯議長(伊藤 壽君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。  通告がございますので、質問を許します。  4番議員 田原理香さん。 5 ◯4番(田原理香君) 4番議員、会派きずな、田原理香です。  改選後、初めての一般質問となります。選挙が終わってずっと集中して努めてまいりました。せっかくな大事な機会です。最後まで沈着冷静に、心穏やかに努めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
     それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。  さて私は、今回は、今回もと言うべきか、私にとって重要なテーマである暮らしやすい地域、住民が何か困ったとき、互いに手を差し伸べられるような地域になるにはどうしていったらいいだろう、地域として、行政として何ができるだろうかを取り上げます。こうした地域福祉や地域の暮らしにかかわること、地域力云々をこれまでも何度も取り上げてきました。これまでの一般質問十四、五回のうち、実に半分も取り上げていることになります。  さて、少子・高齢化の中、地域の現状を見るとき、決していい方向に向かっているとは言えません。むしろ2025年問題を考えると、このままではいけない。行政としても喫緊の課題として、地域に入り込んでぜひお考えをいただきたいと思い、取り上げるものでございます。  さて、この間、私はいろいろな地域の方々、高齢者の方とか民生委員、また子育て中の若いお母さんやお父さんに、個別に話を聞く機会がありました。その中で例えば、高齢者の方でいうと、年をとっていく中で、いろんなことができなくなっていくこと、ごみ出しとか、体調が悪いときは買い物ができないとか、だんだん足腰も弱くなって外に行くことすら難しくなりつつある、またひとりでいることのさまざまな不安。仕事をしている若いお母さんからは、子供の体調が悪くなったときとか、急に出かけなくてはいけない、そんなときどなたか子供を見ていてくれないだろうか。いずれも深刻な問題ばかりです。もちろん、自分のことだから、自分で解決していくということになるのですが、実は地域においては、こうした問題を大勢の方が抱えていることに気づかされます。  このように、地域の中で日常的にさまざまな困難が起きるとき、支え合いのある地域になることでどんなに助かるか。人間関係が希薄化していると言うけど、何とかつながりをつくれないだろうかと考えます。  そういう中で、果たして各地区の実情はどうなのか、市内全14地区を回り、各地区の連絡所長や地区センター長にお会いし、聞き取りをいたしました。私自身、連絡所長としての役割については、十分理解をしているつもりですが、正直なところ、地域とのかかわりや地域での問題解決に向かう姿勢などについては、各連絡所によって温度差があると感じました。  さて、内容ですが、久々利や兼山などの昔からのところにおいては、顔と顔の見える関係ができていて、何とかちゃんと言えばわかるくらいで、つながりもしっかりできている。今のところ問題はないけれど、5年後、10年後はわからない。きっと免許証も返上するだろうし、病院とか買い物とかへの交通手段、そうした移動支援、配達支援なども今から考えていかないといけないとわかっているけれど、今やっていること、今の活動に手いっぱいで、そもそもどこを誰が担っていけばいいのか、どう進めていっていいのかわからないとの声。  また、川合や今渡では、急激な人口増加や外国籍の方々の増加によるごみ集積の問題が今や喫緊の課題で、解決に向けて大わらわである。暮らしの課題ももちろんあるでしょうが、そこまでには手が回らないとのこと。団地の中でも、高齢化が進んでいるところと、特に若い世代が住んでいるところがあるのですが、高齢化が進んでいるところにおいては、さきに述べたように、こうした日常生活における問題はあるけれど、なかなか解決にはいかない。また、若い世代の方が住んでいるところでは、正直、何が問題なのか聞こえてこないからわからないとのことでした。  地区で昔からのところ、地のところと、そして団地が混在しているところでは、課題がとにかくさまざま過ぎて、自治連合会として取り上げることは難しい。それぞれ自治会単位で取り組んでもらわんとね。じゃあ自治会はというと、そもそも自治会は単年度の活動で、自治会の活動や実情を知るのに、なれるのに半年はかかるよ。今ある行事を継続していくのが精いっぱいで、少子化・高齢化に伴う新たに出てくる新たな課題、住民の生活に密着した身近な問題までも手をつけるには至らないとのこと。もちろん、市内にも、自治会によっては将来を見越した上でのさまざまな活動に取り組み、イニシアチブをとって率先して進めてみえるところも多々ありますが、問題はできない地域です。課題がわかっていても、その実動部隊をどうつくっていったらいいのか。今のボランティアをしている方々も高齢化していて、いよいよ継続は難しく、担い手不足の現状でございます。  さて、昨年度より広見地区において、地区センターを拠点にした地域課題解決のためのモデル事業が行われています。もう少し詳しく申しますと、平成29年度予算決算委員会での担当者からの説明によりますと、このモデル事業は、地区センターを拠点に地域が主体となって、地域課題解決を図る取り組みを行う新たな仕組みを模索するもので、まずは広見地区をモデル地区として実施します。事業期間は、平成30年度から3年間を予定しており、準備会の設立、ニーズ調査、実施計画、取り組みを行いながら、事業実施のための形を順次整え、最終的には地域運営組織を設立して、地域課題解決に向けて事業を実施します。また、こうしたモデル事業の成果を他地区の取り組みの参考になるよう、随時情報提供し、他地区も同じような地区センターになったという意味というものを理解した上で取り組みをしていきます。こうしたモデル事業の成果を他地区に横展開をして進めていくというものです。  地区センターを拠点にした地域課題解決のモデル事業が行われている広見地区センターに聞きました。ここでは、これまでのさまざまな事情もあって、課題解決に向けてなかなか向かっていくことが難しい、とにかく手探り状態で苦労されているように見えました。モデル事業としての機能をしていないという印象も持ちました。  さて、このように地域でもこうした事業、状況、可児市の事業においても、今のところなかなか見通しが立っていないように思われます。では、どうしたらいいか、いま一度一緒に考えていただきたいと思います。  さて、ある地域では、2014年から3年にわたり、御近所や友達が集まって、地域や暮らしのことをあれこれと話し合う場、井戸端会議大作戦を設けました。32グループ、380名の参加がありました。この事業の目的は何といっても、地域住民の方に地域に関心を持ってもらうこと、地域の課題を一緒に考えることです。この話し合っていただくテーマは、高齢になったら困るだろうこと、近所で困っていることに対して私たちは何ができるでしょう、そういったテーマです。  このスライドは、近所の方々のグループのものですが、困ったこと、そして何ができるかをそれぞれ紙に書いて提出していただきました。自分たちが、高齢や体が不自由になったら困ること、60代後半になって体の故障も多くなって病院や買い物が大変になるのでは。そして、生活面では、ひとり暮らしになり、おいおい腕力、脚力が衰え、何事も不便になるのでは。外出も減り、屋内で過ごすことも多くなり、会話をする人もなくなり、声も出なくなるのではないかなどなど。  そして、このスライドは近所のつながりで、困っている人に対して何ができるかというものです。これは四、五十代の近所の女性グループのものです。高齢者に対して優しく接してあげる。回覧板はできるだけ手渡しで安否確認をしてあげましょう。道で会ったら声をかけて、さりげなく体調を聞くことはできます。  そして、こちらのグループのスライド、私たちはまず、この御近所の助け合いを通して、ほかの困っている人に対しても積極的に声がかけられるのではないかと考えました。一人一人がばらばらで役に立とうと行動することはなかなか難しいけれど、まずは今後、2カ月、偶数月に井戸端会議を持つことで高まりあおうということになりました。  そして、このスライドはウオーキング仲間の方々。医療機関の送迎、警報が出たときの声のかけ合い、安否確認をする、留守中の庭の水まき、ポストの投函、そして散歩の付き添いだったらできるよねと書いてあります。  こういった井戸端会議においては、380名の方々が報告をしていただいたんですが、ここのグループの構成のところを見ていただくと、ウオーキング仲間だったり、そして地区センターサークル、そして生協グループ、幼稚園の父兄、読書サークル、そして英会話の方々、子育て仲間などなどがそうです。  このように、実に頼もしい内容ばかりで、同時にみんなで高齢化に伴う課題と解決に向けて一緒に考えることができたように思います。こうしたことがきっかけで、地域に目を向けることにつながり、もともとあった素地ではありますが、この地域での家事支援、移動支援、買い物配達支援などのさまざまな支援体制づくりにつながったのではないかと思います。何もしなければ、そのままです。その場で出されたさまざまな意見を吸い上げることで、地域の実情を知ることにつながります。何とか住民の持つ潜在力を引き出して生かし、そして支え合い助け合いの地域づくりにとつなげられたらと考えます。大げさな組織ではない、地域の中での緩やかな小さな話し合いの場からこそ、共助の仕組みができるのではないかと考えます。そして、そうした実例をぜひとも必要な地区で展開できないでしょうかと提案をするものであります。  さて、ここでもう一つ、井戸端会議大作戦で見られたように、地域で役に立ちたいという意欲を持つ女性は少なくありません。地域に根を張って暮らし、そんな女性たちの小さなグループが各地域に幾つもあれば、住民同士の支え合いの核となり得ると考えます。  ここで具体的に、女性のネットワークを生かした高齢者支援の取り組みを御紹介します。  元気サロン隊、女性たちによる高齢者宅の訪問です。実際地域で行っているのは3カ月に1度ぐらい、ひとり暮らしの高齢者宅にお邪魔して一緒におしゃべりをしながらお茶をいただくもので、顔色が悪いな、食事はちゃんととってみえるかしら。時々はお食事を届けましょうとか、買い物に行くときは声をかけましょうとか。床が汚れているね、時間があるときは掃除に来てあげようかな。袖口がすり切れているけれど、身の回りのものは整っているでしょうか。一度みんなで衣装ケースから出して、着られる服を整理してあげようか。ごみがたまっていた。ごみ出しは大丈夫かな。お隣の人にお願いをしてみようかなどなど、そのくらいのことは私が私たちがやってあげるわと一人一人が解決に向けて動く、そんな小さな助け合いで、高齢者の方が自分のことをちゃんと見守ってくれているという安心感が生まれる。場合によっては、訪問の方ばかりでなく、民生委員や地域包括支援センターの職員、そして身内の方、市の担当の方にもつなげて解決を図っていきます。そうしたグループが地域にたくさんできたら、どんなに高齢者にとって頼もしい地域となるでしょう。地域の中で網の目のようなつながりは、真に安気に暮らせる地域づくりへとつながっていくことと思います。  こうしたことは、ふだんからの高齢者の孤立防止ばかりでなく、災害時の高齢者支援にもなるでしょうし、また、子育て家庭の支援、子供を見ていてあげることや、預かってあげることにもつながっていくでしょう。いずれにしましても、経験豊かな女性たちの力は欠かすことはできないと思います。  こうした地域力を高める女性のネットワークを今こそ地域づくりに生かし、行政の施策にも反映すべきと考えますが、いかがでしょうか。  可児市の基本理念の一つにある「安気に暮らせるまちづくり」に、住民同士の支え合い、助け合いによる地域づくりは欠かせません。地域の中でのつながりをつくり、そして子供から高齢者まで、誰にとっても暮らしやすい可児市にするために、少しでも地域づくりを進めていけたらと願います。行政にはぜひ、地域の未来を考えて、積極的に具体的に手だてを打つとか、地域づくりの心強い支援をお願いし、以下質問をいたします。  質問1.第2期可児市地域福祉計画に、地域に住む住民同士がともに自治を担う主体として、協働し合いながら住みよい地域づくりを進められるよう、地域の組織や活動の活性化を促進しますとあったが、これまでどのように進めてきたか、また今後どのような展望を持って進めていくのか、それを実現するための具体策をお聞かせください。  質問2.昨年の9月定例会での一般質問では、地区センター地域拠点化の事業は、地域住民による地域課題解決の拠点として、地域住民や各種団体が連携、協力し、市や関係団体とも協働しながら、地域みずからが地域課題解決に向けて取り組みを進めると答弁がありました。昨年度より広見地区において、地区センターを拠点にした地域課題解決のためのモデル事業が行われていますが、これまでの経過及び現状をどのように捉えているか、そしてそれを受け、今後どのように展開していくのか、お考えをお聞かせください。  質問3、提案ともなります。井戸端会議大作戦をモデル的につくるなど、市内各地への展開についてどのように考えますか。  質問4.地域でつながりをつくることで、地域力を高める女性のネットワークを地域づくりに生かし、行政の施策にも反映すべきと考えますが、どうか。また、そうした活動を地区センターや連絡所で後押しするような仕組みを考えてはどうか。  以上です。御答弁、よろしくお願いいたします。 6 ◯議長(伊藤 壽君) 執行部の答弁を求めます。  福祉部長 大澤勇雄君。 7 ◯福祉部長(大澤勇雄君) それでは、私からは、1つ目の第2期可児市地域福祉計画における地域の組織や活動の活性化の促進について、これまでの進め方及び今後の展望等についての御質問にお答えいたします。  計画期間が平成26年度から平成30年度の第2期可児市地域福祉計画では、年度ごとに関係各課において計画に位置づけた施策や事業の取り組み内容、助成、課題、今後の方向性等を確認していくとともに、計画作成に携わった市民で構成する地域福祉推進協議会に進捗状況等の評価をしていただきました。  また、地域の組織・団体における課題や活動の情報を共有する場といたしまして、市内14地区で地区社会福祉協議会主催の地域福祉懇話会が開催されております。ここでは、地域包括ケアシステムでいう地域の課題等を話し合う場として、可児市社会福祉協議会の職員や、市からは連絡所や高齢福祉課の職員も参加し、地域の課題の共有を図り、開催の支援をしてまいりました。  2025年には団塊の世代の方々が75歳を迎え、急速に高齢化が進んでまいります。そのために、市としても地域での支え合い活動の活性化は非常に重要なことであると考えております。今年度からは、第3期の地域福祉計画の期間となります。この計画では、第2期計画での地域福祉推進協議会から地域包括ケアシステムの推進などの御意見をいただき、国が進める誰もが役割を持ち、活躍できる「地域共生社会」の実現を目指しております。  その理念を踏まえ、高齢者、障がい者、子供等に起きている課題の解決に向け、地域全体を巻き込みながら包括的に取り組んでいくことといたしました。計画の理念は、「私もつくるみんなで支える安気なまち可児」といたしました。これは、市民一人一人の私が取り組むという意識が集まることで、実際にみんなで支え合いを実践し、安心して暮らせる地域をつくるものです。地域福祉の推進のため、地域包括ケアシステムを強化し、福祉や医療、教育のさまざまな分野の連携により、高齢者だけでなく、全ての市民が地域の中で暮らしやすいまちにするとともに、さまざまな理由で困難を抱える人の活躍の場を広げ、包括的な支援による地域課題の解決を図る体制構築を目指してまいります。  市はこれからも定期的に行われる地域福祉懇話会にかかわり、開催の支援、地域でのサロンの開催、生活支援サービスの醸成、地域課題の共有と解決に向けた体制を整えるように取り組んでまいります。以上でございます。 8 ◯議長(伊藤 壽君) 市民部長 杉山修君。 9 ◯市民部長(杉山 修君) では、私からは、4ついただきました御質問のうち、2問目以降についてお答えします。  まず、2つ目の御質問、地区センターを拠点にした地域課題解決のためのモデル事業の経過及び現状をどのように捉えているか、それを受け今後どのように展開していくのかについてお答えします。  昨年度、3年間のモデル事業が広見地区センターでスタートし、子供の居場所づくりを目的に、初年度は、ひろみ駄菓子屋横丁や、ひろみふれあいまつりが開催されました。そして、開催後のアンケートや高齢者サロンでもイベントに対する地域住民の感想や今後の意向を調査するとともに、先進地の事例を視察するなどして、目的を達成するための研究も行われております。  このように、このモデル事業については、地域住民が協力して主体的に地域課題の解決を図るというコンセプトのもと、地域住民みずからが決めて実施したという実感を持っていただけるよう、じっくり時間をかけて取り組んでいただいております。  今後の展開につきましては、準備会の設立や実施計画の策定、地域運営組織の設立を視野に入れた事業継続を予定しておりまして、今年度は当初の目的である子供の居場所づくりをより具体化するためのイベントを計画されております。  モデル事業は来年度末で終了となりますが、モデル事業の進捗状況は、地区センター長会や連絡所長会議で共有をしていくとともに、各地区の主体的な取り組みに対し、情報提供や担当部署との連携を柔軟にサポートしてまいります。  次に、3つ目の御質問、提案、井戸端会議大作戦のモデル地区をつくるなど、市内各地区への展開についてどう考えるか及び4つ目の御質問、地域力を高める女性のネットワークを地域づくりに生かし、行政の施策にも反映すべきと考えるがどうか、またそうした活動を後押しする仕組みを考えてはどうかについては、関連性が高いため、あわせてお答えをいたします。  行政の第1のカウンターパートナーは自治会であり、議会においても同様の御認識を持っていただいているものと考えております。このことから、広報紙の配布やごみ集積所の維持管理など、公助だけでは立ち行かない部分を補う方法として、各地域での共助による対応を自治会にお願いし、報償費をお支払いして各地にとってそれぞれ有効な使い方をしていただいております。  この他にも、高齢者の移動支援や家事支援など、各地域が抱える課題をそれぞれ解決するための取り組みをさまざまな団体やグループによって主体的に行っていただいているところでございます。  御提案の井戸端会議大作戦や女性元気サロンについても、地域課題解決のために女性のネットワークを活用していただくことは有効な手法の一つであると認識しておりますが、市が主導してモデル的に各地区へ展開していくということは考えておりません。このような取り組みにつきましては、自治会や関係団体との連携を図りながら、共助として、それぞれの課題に合わせて各地域がやりやすい方法で活動を展開していただきたいと考えております。その際には、活動の拠点として各地区センターを有効に御活用いただきたいと存じます。センター職員が担当課へつなげるなどの支援をさせていただきますので、御相談をお願いします。  また、そうした活動の中で、いいアイデアや御意見がありましたら、市へお知らせをいただければ幸いです。  そして、活動を展開していただく中で、公助への要望等がありました場合には、自治会要望や既存の助成制度を御活用いただければ、予算の範囲内で対応を考えてまいります。以上でございます。                  〔4番議員挙手〕 10 ◯議長(伊藤 壽君) 田原議員。 11 ◯4番(田原理香君) 御答弁、ありがとうございました。  なぜ私が、この第2期の可児市地域福祉計画を取り上げたかというと、ここの基本目標、地域の組織・活動の活性化のところに、ここの質問にも上げました、地域に住む住民同士がともに自治を担う主体として協働し合いながら住みよい地域づくりを進められるよう、地域の組織や活動の活性化を促進しますという、そういった文言があったからです。そういったことをどのように進めてきたのかということをお聞きしましたが、今、進捗を評価していただいたということで、この内容におかれましては、具体的にお話がなかったかと思います。  さらに言いますと、この中では、地域住民全体に自治会にも地域福祉活動を担う意識を定着させる。特に自治会と地区社会福祉協議会は、地域福祉推進の重要な役割を担っているため、社会福祉協議会との連携のもとで活動を支援するというところが、ここにしっかりと書かれているところですが、そちらにおきましてはいかがでしょうか。 12 ◯議長(伊藤 壽君) 福祉部長。 13 ◯福祉部長(大澤勇雄君) 今、地域福祉懇話会というのが14地区の地域で開催されております。この地域福祉懇話会の主催は、地区社会福祉協議会という組織が担っておりまして、この地区社会福祉協議会の組織については、専任の会長がお見えになるところもございますし、連合会長が兼務しているところもございます。  また、その地域福祉懇話会においては、それぞれの自治会長とか、また民生委員の方、それぞれの各種団体の方とか、そういった方たちにもお声がけをしておりまして、その中で地域の課題を共有していただくというような形で進めておりまして、昨年は定期的に地域福祉懇話会が開催されるようになったということで、報告をさせていただきたいと思います。                  〔4番議員挙手〕 14 ◯議長(伊藤 壽君) 田原議員。 15 ◯4番(田原理香君) 昨年はそうかもしれませんが、そもそもこの地域福祉計画というのが平成26年度からありましたときに、とにかく自治会に地域福祉活動を担う地域福祉懇話会以外でどのような働きかけ、意識を定着させるということをなさったでしょうか。私、この住民自治というところで、何と2期の地域福祉計画に、自治会にもこういった意識を定着させると、地域福祉活動を担う意識を定着させるんだということを目的に、平成26年度から昨年度までの取り組みとしてやってこられたことなので、今おっしゃられたことは昨年だと思いますけど、それまでのこと、自治会に対してはどのように意識を定着させたのか、地区社会福祉協議会もあわせて教えてください。 16 ◯議長(伊藤 壽君) 福祉部長。 17 ◯福祉部長(大澤勇雄君) この地域福祉計画については、これで第3期目ということで、それ以前に第1期計画がございまして、昨年までは第2期計画でございました。地域福祉懇話会については、第1期から実施をしておりますが、この中では、そういった地域福祉の地域の課題、こういったものの洗い出しということを第1期計画のほうでは進めてまいりました。それに向けて、その課題をどういう形で解決していこうということで、その地域福祉懇話会の中で話し合いがなされまして、今、多分、田原議員の地域の中では、生活支援サービスとか移動支援サービスができたりとか、そういったことができております。  それと、またほかの地域においても、今の移動支援とか、生活支援とか、サロンの開催とか、そういうことが生まれてまいります。  そういった意味合いで、そこにかかわっていただくのは、自治会の方もそうですし、民生委員の方もそうですし、そういった方々の力が合わさってそういった活動がなされているということで、自治会の方も非常に御協力をいただいたということでございます。以上でございます。                  〔4番議員挙手〕 18 ◯議長(伊藤 壽君) 田原議員。 19 ◯4番(田原理香君) ていよくおっしゃっていますけれど、なかなかこの自治会に地域福祉活動を担う意識を定着させるということは、やってこられた地域福祉懇話会も、特に最近になって地域の方々、ほかのところに、とりあえず全地域にやると。でも、それも情報収集ぐらいでなかなか進んでいかないということなので、今おっしゃっているには、なかなかほど遠いなと。これまでやってこられたことで、自治会が特に地域活動福祉を担う意識を定着させるということは、ちょっと薄かったなという印象を受けました。  先ほどから大澤部長が、地域福祉懇話会のことをおっしゃっておりますが、もうちょっと詳しく、そちらのことを聞きたいと思います。というのは、この地域福祉懇話会で、ここで情報共有する、情報収集する、そしてそこでいろんな諸団体の方々が課題解決に向けて進めていく場だというお話でした。ここでいろんな支援体制づくりをしていくんだというお話でしたので、それは例えば支援体制をつくる、その受け皿もつくる、どこまでを目指すものとして、地域福祉懇話会は、ここの地域福祉計画として計画を立てていらっしゃるものでしょうか。 20 ◯議長(伊藤 壽君) 福祉部長。 21 ◯福祉部長(大澤勇雄君) まず、地域福祉懇話会で先ほど課題の洗い出しというお話をさせていただきました。その課題について、どうやって取り組んでいくのかということは、地域の方々のお力が必要になります。私どもは、その中で、行政も参加させていただくという中で、地域福祉懇話会に参加される方で、やはり核となる方が地域の中にはお見えになります。また、そういった方々に、そういったサービスについて、今、地域の支え合い活動助成補助というのがございますので、そういったことも御紹介をさせていただきながら、地域の中でのサービスに取り組むことができないかというような形で行政としてはアドバイスをさせていただいているというような状況でございます。                  〔4番議員挙手〕 22 ◯議長(伊藤 壽君) 田原議員。 23 ◯4番(田原理香君) 今お聞きしたことは、現状どういうことをやるのかではなくて、地域福祉懇話会でどこまで目指すのかと、しっかりと支援体制をつくったら、その支援体制をする受け皿までつくっていくのか、何を目指しての地域福祉懇話会なのかということをお聞きしたので、そこのところをもう一度教えてください。 24 ◯議長(伊藤 壽君) 福祉部長。 25 ◯福祉部長(大澤勇雄君) 今の地域の支え合い活動助成補助を先ほどお話をさせていただきましたが、これは地域の方が5人以上の組織をつくっていただければ、この活動の補助がとれるというようなことでございます。地域福祉懇話会が実動部隊ではなくて、地域福祉懇話会に参加される方が、この地域の中でどういったサービスが必要なのかということを、その問題意識を共有された方々が集まられて、今のそういった組織を含めて、それからサービスも含めて取り組んでいかれるということでございますので、地域福祉懇話会がそれを全て担うというわけではございませんので、そこからサービスが醸成されるということでございます。                  〔4番議員挙手〕 26 ◯議長(伊藤 壽君) 田原議員。 27 ◯4番(田原理香君) この地域福祉懇話会というのは、非常にそういったことをあわせるとハードルが高くて、地域の中での支援体制づくり、それぞれ地域によっても実情も違うんですが、こういった方向性とか目指すことに向けて進めていくというのは、どなたがここではイニシアチブをとって進めていられるんでしょうか。 28 ◯議長(伊藤 壽君) 福祉部長。 29 ◯福祉部長(大澤勇雄君) 主催は地区社会福祉協議会ということで、先ほどもお話をさせていただきましたが、そこの中には、自治連合会長とか、それぞれの自治会の会長も参加しておみえになります。そういった方々が、うちの自治会ではこういうことができたらいいなとか、そういった思いを持っていただきますと、そういった活動が醸成されていくということがございますので、そういった重立った方々、また民生委員の方も、そういった核になっていただく方もお見えになりますので、先ほど私は核となる人が大切と言いましたけれど、そういったサービスをつくっていく方々の意思が合わさって、そういったサービスがつくられていくということでございます。                  〔4番議員挙手〕 30 ◯議長(伊藤 壽君) 田原議員。 31 ◯4番(田原理香君) ありがとうございます。  なぜこういう地域福祉懇話会のことをこんなに聞くかというと、ここでの課題解決に向けて、ここでいろんな受け皿ができるところにつながるというところで非常に光が見えていますので、ぜひここは何とか地域福祉懇話会を、ここの中で地域福祉のことにおきましての課題解決の場として確実に具体的に、ただ話し合っているんじゃなくて、具体的に解決に向けて進めていけるように、ぜひぜひ進めていっていただきたいと思いますし、そこの中でもし仮に課題解決に向けて経費が必要だったら、このことについて例えば資格を取らなきゃいけない、何かができなくて、それで解決ができないということがないように、できるだけ地域福祉懇話会というところに重きを置いて、本当に重きを置いて、必要とあらば人も出す、必要とあらばお金も出すということで、地域福祉懇話会でもって目指すところを解決に向けて、やれるところを進めていっていただきたいというふうに思います。  じゃあ、次の質問2のほうでお聞きしたいと思います。  先ほど、駄菓子屋横丁のこと、広見地区のお話をお聞きしました。そういう中で、先ほどはこういうことをしました、ああいうことをしましたというふうにお話をされましたが、実は私が先ほど言いましたように、ちょっと苦労されているような感がいたしました。もちろんさっきおっしゃったみたいに、地域の方々が、住民みずからがやっているのでお任せしているというお話でしたけれど、途中途中で杉山部長は、広見地区に行って、委員会だったりでなかなか難しかったりしたかと思いますが、そういった随時情報提供、アドバイスをしていくということをなさいましたでしょうか。 32 ◯議長(伊藤 壽君) 市民部長。 33 ◯市民部長(杉山 修君) 私も時には広見地区センターのほうまでお邪魔して状況を確認させていただくということはしております。ただ、経常的、例えばモデル事業のメンバーの皆様と何か会議をする、そういうようなときには、地域振興課の職員を派遣して、そこで御意見もお聞きし、そしてアドバイスをするという形で進行をしていただいております。以上でございます。                  〔4番議員挙手〕 34 ◯議長(伊藤 壽君) 田原議員。 35 ◯4番(田原理香君) ありがとうございます。  せっかくのモデル事業なんです。ぜひ成功というか、広見地区の中で皆さんが、せっかく住民の方々が一生懸命やっておられるところをアドバイスしていい方向に向かうといいと思いますが、途中で随時、連絡所長会議で情報を共有すると。今回も14地区回ったときに、他地区ではモデル事業の成果、随時本当は来るんだと言っていたけど、一向に来ないという話もあったんですが、こういった情報共有とか、経過とか、いろんなところにノウハウとか、催しのチラシ以外で何か御提供とかはされましたでしょうか。さっきの答弁では、そういったことをやって進めていくというお話もありましたが。 36 ◯議長(伊藤 壽君) 市民部長。 37 ◯市民部長(杉山 修君) 今現在は、先ほどもお話ししたように、準備会の設立前まで来ているという段階でございまして、紙にして、こういう準備会をつくって、こういう計画をつくったというところまでの状態には至っておりません。ただ、先ほどもお話ししましたように、いろんなイベント、駄菓子屋横丁やひろみふれあいまつり、これをモデル事業の一環として実施したというようなこともございますので、そういうようなことはほかの地区センターの皆さんにも情報提供し、駄菓子屋横丁とかひろみふれあいまつりには、ほかの13地区の地区センター長や連絡所長、センターの職員がほぼ見に来るというような状況で情報提供、連絡調整を図っております。以上でございます。                  〔4番議員挙手〕 38 ◯議長(伊藤 壽君) 田原議員。 39 ◯4番(田原理香君) ありがとうございます。  決して、そのイベントのときだけではなくて、こういった人材の発掘、育成の方法、いいことばかりじゃなくて、こういうことが大変だったということもあわせての経過のノウハウ、そういったこともぜひぜひ共有のほうをしていただきたいと思います。先ほど今回、モデル事業は来年度の3月で一旦終わりという形、一区切りという形になるんですけれど、地区センターとして、この利用率で、今回の課題解決事業として目指してきたものに、何とその地域に合った組織のあり方、地域が自主的に主体的になってできることということはもちろんなんだけど、その中で地域に合った組織のあり方、人材の発掘、育成の方法を見つけていくといったことが、地区センターでの課題解決事業としての目指すものにあるんですが、この目線というのは持って進めていかれるということでよろしかったでしょうか。
    40 ◯議長(伊藤 壽君) 市民部長。 41 ◯市民部長(杉山 修君) 今、議員御指摘のような理念につきましては、そういう形で当初計画をして進めているところでございます。ただ、この広見のモデル事業というのは、地域課題解決の拠点としての地区センターの理想形というものを、地域全体で包括的に目指して進むという試みでございまして、必ずしもその他の地区でも広見と同じように地域課題の解決を目指していただきたいということではなくて、各地区それぞれ課題がございますので、各地区の判断で自由に取り組んでいただくというふうに思って進めております。当然、アドバイスやノウハウの情報提供については随時行っていくという形で進んでおります。以上でございます。                  〔4番議員挙手〕 42 ◯議長(伊藤 壽君) 田原議員。 43 ◯4番(田原理香君) 課題解決事業ということとしてはそうですけれど、地域振興課としては、やはりそれぞれの地区センターがそういう意思を持っていくということにおいては、それはオーケーなんですよね。わかりました。  ということであれば、先ほど女性の目線、つながりのネットワーク、それから井戸端会議のことを提案していきましたけれど、まさに合致して、それを自治会とか地域の中で了解をとったら、そのときに地区センターを貸し出しますよ、パイプ役になりますよではなくて、こういうことからあわせて地域振興課として地区センター、地域の中を添え進めていくということにはつながりませんかね。  先ほど地域の中で了解がとれてから、それから後押しをしますよという話でしたけれど、地域振興課としてそういったことを、ちょうどまさに目指すことと合致しませんでしょうか。 44 ◯議長(伊藤 壽君) 市民部長。 45 ◯市民部長(杉山 修君) 議長、反問をお願いします。 46 ◯議長(伊藤 壽君) 反問を認めます。時計をとめてください。 47 ◯市民部長(杉山 修君) 今、おっしゃった趣旨がちょっと不明確だというふうに私には伝わりましたので、もう一度明確にお願いいたします。 48 ◯4番(田原理香君) 大変失礼いたしました。  この人材の発掘、育成の方法、組織のあり方ということにおきまして、先ほどのちょうど井戸端会議大作戦、別にこればかりじゃなくて、いろんなところの、こういったことにつながるようなもし提案があれば、これは地域振興課としても、この地区センターにおきましても進めていけるということはできるんじゃないかなというふうに思いましたので、地域で了解をとってから、地域がやるよと言ってからではなくて、地域振興課としても進めていけるということは、働きかけるということはできやしないかなと思ったので、こういった質問をいたしました。 49 ◯市民部長(杉山 修君) 反問を終わります。 50 ◯議長(伊藤 壽君) それでは、反問を終わります。時計を進めてください。  市民部長。 51 ◯市民部長(杉山 修君) お答えいたします。  今、議員御指摘のように、地域が主体となって御提案をいただくということを待たずに、地域振興課が主導して行っていくというようなことは、現在のところ考えておりません。といいますのは、先ほどの繰り返しになりますが、各地区でお持ちの課題というのはそれぞれ別になるかと思いますので、各地区で拾い出して、そして解決に向かっていただくというのが本来の形なのかなというふうに考えております。地域振興課は、それに対するアドバイス、あるいは支援を行わせていただくという形で進んでまいりたいと考えております。以上でございます。                  〔4番議員挙手〕 52 ◯議長(伊藤 壽君) 田原議員。 53 ◯4番(田原理香君) ありがとうございます。  それぞれ地域によってやれるところ、やらないところがあるというのはごもっともでございますが、まずはそういう御紹介もあればなというふうにして思ったところでございます。  そして、自治会について質問をさせていただきたいと思います。  こういった自治会におきまして、広報紙とかいろいろ関係もございますが、自治会の担い手が高齢化していると、新たな問題がなかなか手が回らないといった、るるの事情があるというお話は先ほどさせていただきましたが、杉山部長の自治会の現状、活動の現状の認識というのはどう捉えていらっしゃるでしょうか、教えてください。 54 ◯議長(伊藤 壽君) 市民部長。 55 ◯市民部長(杉山 修君) 先ほど自治会は行政における第1のカウンターパートナーというふうにお答えしたことが、まさにそういうことでございまして、自治会といいますのは、御承知のように、可児市には14の自治連合会がございます。自治会は132ございまして、単純計算ですけれども、市民の60%ぐらいの方が御加入いただいているという状況です。古くからの活動実績もあって、市民の大多数に認知されておりますし、自治会要望を通じて行政とのつながりも深いという状況でございます。そういう方々がある意味中心になって、地区センターを活用して、地域課題の解決を図っていただくということが一番望ましい方なのかなというふうに考えております。  また、地区センターにつきましても、平成30年度から、御承知のように、公民館法を外しまして、地区センターになりました。稼働率は平成29年度から平成30年度、平成30年度から令和元年度という時計の流れに従ってかなり上昇しておりまして、自治会を中心として活発に活動していただいているというふうに認識しております。以上でございます。                  〔4番議員挙手〕 56 ◯議長(伊藤 壽君) 田原議員。 57 ◯4番(田原理香君) ありがとうございました。  地区センターの稼働率が上がっているということもわかりましたけれど、今、私がお聞きしたのは、自治会のなかなか活動がいかないという現状認識についてお聞きしたところでした。先ほどからパートナーということで、自治会は要望書を出す、それから助成制度の活用をしてくるというお話がありましたが、こういう自治会がなかなか活動ができないと。例えば我が地域だと、新たな宅地開発があって、太陽光発電施設の開発があって、先日も土砂流出があって、それの対応に。そういうことをすると、やっぱり地域がしっかりとそのことについて取り組んでいく、話し合いをしていくという自治会、自治連合会だったりでないといかんわけです。  地域福祉のことは、先ほどおっしゃった地域福祉懇話会のほうで進んでいけるかもしれないけれど、こういった助成制度、要望書を出すにも、さまざまな視点からやっぱり自治会は持っていかなきゃいけない。そうすると、このままでいいのかということをお聞きしているところなんですが、大事な大事なパートナーだという発言も前の答弁のときにございましたけれど、何か地域は地域でという、ちょっとすげない先ほどの答弁だったようなことがありますが、こういう自治会や地域を育てるという意識ということにおきましてはどうなんでしょう、意識はあるんでしょうか。例えば、そういったところに、なかなか仕組みがうまくいかないよね、じゃあそこに人が入る、自治会やいろんなところが、自分たちだけではなかなか地域の課題解決に結びついていかないというところにおいて、地域を育てていくという意識は、地域振興課としてはございますでしょうか。 58 ◯議長(伊藤 壽君) 市民部長。 59 ◯市民部長(杉山 修君) 先ほども申し上げましたように、可児市には14の自治連合会がございます。その14自治連合会のそれぞれの地域に地区センターが設置してございます。地区センターには、連絡所長もおりますし、ほかの地区センター職員もいます。彼らが窓口となって、行政へのつながりをつくらせていただいたり、あるいは全般的な御相談にも乗るという、そういう形でございまして、あと当然、地域振興課は自治連合会のいろんな会合、あるいは研修なんかにも参加させていただいたり、主催は自治連合会でございますけれども、自治連合会の会議を定期的に持つというようなこともさせていただいております。そういった形で自治連合会、あるいは自治会に対して御支援をさせていただいているというふうに認識しております。以上でございます。                  〔4番議員挙手〕 60 ◯議長(伊藤 壽君) 田原議員。 61 ◯4番(田原理香君) ありがとうございます。  それでは、地域振興課だったり連絡所長が何かあったときに、自治会、自治連合会、それから地域の中でのいろんな課題解決、いろんなところにおいて積極的に入って一緒に取り組んでいかれるという理解でよろしかったでしょうか。ありがとうございます。  最後に申し上げます。今回、またまた地域ということを何度も取り上げました。こういういつもお話ししていると、助成制度がある、要望書がある、それからということがありますけれど、本当に私たちからすると、地域、現場を理解されておるんでしょうか、把握されておるんでしょうかということを思います。2025年問題ということを割と簡単におっしゃっていますけれど、例えばこの前の高齢者孤立防止事業も職員が年に1回行くだけ。  もちろん、そういった事業としてはオーケーなんだけど、本当にそういったことで、助成制度もあると言われましたが、この支え合い制度で本当にボランティアがふえていくのか、何か全てにおいて手ぬるい、甘いという感じがしてたまりません。現場のボランティアの方々、地域で活動している人たちが、本当にこのままでいいんだろうか。いま一度、もう一度見直しをしていただきたいと。地域に対する向かい方、市長の公約のときに、公約で市民力を育てるということがたしか出ていたかと思いますが、最近その市民力という言葉すらだんだん聞こえなくなってきます。  共助という言葉もさっき出ていますけど、共助というのも、地域の中で力を蓄えて、お互いにつながり合ってやっていかないと共助というのは生まれません。だから、今、ずっとずっと地域にお金をかけて、人をかけて、ものをかけてなんて言わない。今とにかくこうやって地域が動くようになるには、やる気があるようにするには、そういった中でそこまできっかけづくり、何とかそこまでをぜひやっていただきたい。所長だけでそれが本当にやれるのかと。所長はきりきり舞いだと思いますし、さっき14地区回ったときに、所長としても本当にその取り組み方、考え方にも差があっていかがなものかということを私自身は懸念しておりますけれど、ぜひそういったこと、地域に重きを置いて目を向けていただかないと、今後、2025年、2040年、これからもっともっとお金がかかる、いろんなことで心配事がふえてくるということに太刀打ちできないと思って、今回も声を大きく質問をさせていただきました。  それでは、私の質問を終わります。以上です。(拍手) 62 ◯議長(伊藤 壽君) 以上で4番議員 田原理香さんの質問を終わります。  ここで、午前10時15分まで休憩といたします。                                 休憩 午前9時58分   ──────────────────────────────────────                                 再開 午前10時16分 63 ◯議長(伊藤 壽君) ただいまから、休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで田原議員から発言を求められていますので、これを許します。 64 ◯4番(田原理香君) 先ほど私の発言の中で、広見地区モデル事業におきまして、うまくいっていないような、そうした印象を持つような発言があったと思います。広見地区で一生懸命やっておられる方には本当に申しわけなかったと思っております。おわびいたします。  以上です。 65 ◯議長(伊藤 壽君) 続きまして、市民部長から発言を求められておりますので、これを許します。 66 ◯市民部長(杉山 修君) 先ほど田原議員の最後のお言葉の中で、連絡所長やセンター職員が直接、自治会や地域に入っていくということについての御確認をいただいたというような形で終わりましたけれども、これにつきまして、私のほうから特にお答えはしませんでしたが、連絡所長やセンター職員というのは、直接地域に入っていくということはなくて、市の経常的な業務を行いながら地区センターを応援するということが仕事でございまして、そういった中で地域に貢献するという役割を果たしていくという位置づけかと思いますということをお伝えさせていただきます。以上でございます。 67 ◯議長(伊藤 壽君) それでは、一般質問を続けます。  19番議員 伊藤健二君。 68 ◯19番(伊藤健二君) おはようございます。  19番、日本共産党、伊藤健二でございます。  きょうは、大項目1点、リニア中央新幹線建設工事の汚染残土対策は公表をということで、リニア中央新幹線の問題について、さきの6月議会に続きまして取り上げたいと思います。  質問の要旨としましては、お手元の発言通告にあるとおりでございますが、リニア中央新幹線工事をめぐりましては、今、微量の放射線物質、ウランが出土したという事実も明らかになってきております。有害物質の汚染土処分と同様、事業者はそれ以降、この問題については残土の性格・性質・性状を公表しておりません。本坑の掘削が、この可児市におきましても2020年度以降で始まろうとしているときに、住民不安に向き合わずに、こういう態度では大変遺憾だと私は思います。また、事業者、さらには岐阜県は、汚染土対策の情報というものをきっちりと県民に広く開示していくべきだという立場で頑張ってもらいたいと思います。  きょうは、そうした中で、質問項目は質問1から4まで、一問一答形式で4つほどお尋ねをしますけれども、要はこれを貫いている共通点の問題は、リニア中央新幹線工事によるところの要対策土、そのまま放置して置いておくことができない残土、こうした要対策土と呼ばれる、私は簡単に汚染残土と呼びますけれども、汚染土と水の関係、これは切っても切れない状態、関係にございます。水、雨、そしてトンネル工事が大半でありますので、地下水をくみ出してくるという問題、また地下をくりぬきますと、そこには湧水という問題も避けられず出てくる問題があります。そして、それらが一旦地表へ押し戻されて河川のほうへ流れていくということが、結果としては河川に放水をしていく、排水をしていくという問題にもつながるわけでありまして、一体この問題、どうなっていくんだろうかということを、工事を本格的に始める前に、今の時点でしっかり検証し、またこの工事は御存じのとおり国策に基づいて、国会での十分な審議もしないまま、また新幹線整備法等に基づく整備の目的の3つの目標、前回、6月議会で私がるる述べましたけれども、こうした問題にも必ずしも十分対応し切れていない中で、建設着工ありきで進められてきたことであります。その結果として取りこぼしていないのか、地域や市民の命と健康、環境にマイナスな有害要因はきっちりと把握され対処されているのか、いわゆる環境保全措置というものは本当に十分検討され、考慮されているのかどうなのか、今このことが改めて問われているのではないかと私は強く感じております。  ですので、あれやこれやいろいろやりたいことはほかにもありましたけれども、そういうことも含めて間に合いませんので、今回はリニア中央新幹線の水の問題に限定してやりたいということであります。  可児市が発行していますハザードマップ、可児市の土砂災害ハザードマップを今、私が手元に持ちました。きょうは傍聴席にたくさんの西可児方面の市民の皆さんが御参加いただいております。ハザードマップを4つに折りまして、赤と黄色の線で、このように引いてあります。これがリニア中央新幹線が地下を通っていく主な中心線を簡単に引っ張ったところです。この中心線を見ますと、久々利の久々利川の源流の地域にまず入ってきまして、さらに県道84号線を横切って、今度は県道83号線も地下でくぐって抜けていくと。その先に、とても見えませんけれども、3つのため池がございまして、今話題になっている長洞ため池、笹洞ため池、三ツ池ため池ということでございます。  ですから、本当に水の問題は、たまたまここに川があったという程度ではありません。可児市の東部の主要な流れを形成しているのが久々利川であり大森川、そして大森川の支流で新田川が、ちょうど大森新田交差点の横から上流部へつながっているというわけであります。  それでは質問に入りたいと思います。  リニア中央新幹線工事の残土対策に問題が続出しています。1つ目、土壌汚染対策法、いわゆる土対法の有害物質の含有基準を超える汚染土壌、残土がことし6月、愛知県の春日井市で5回発生していたことが、JR東海への日本共産党の赤旗新聞の取材で判明しました。新聞は8月11日に日刊紙で報道しております。これは主に、ヒ素、フッ素で基準を超えていたという内容であります。愛知県環境部の説明では、春日井市が直接管轄することでありますので、愛知県がこうしたデータの基準超えの問題点を公表する、そうしたことはないと愛知県は説明しています。私に言わせれば、言い逃れのような話であります。  一方で、春日井市は、事業者のJR東海から電話で報告を受けてはいると。公表することは指針等で定められていないと説明をしております。説明したということは、指針等で定められていないので、私は公表しませんでしたという弁明をしたわけであります。これは春日井市の環境保全課の担当者の話。  愛知県の大村知事は、環境保全に万全を期す必要を述べ、情報についてわかりやすく丁寧に説明することをJR東海に求めております。これは、2012年の2月23日、愛知県知事の意見書の中で明記している内容です。  2つ目、岐阜県内のリニア中央新幹線建設工事でも、瑞浪市の日吉トンネル工事で、土対法の基準、つまり汚染残土と指摘せざるを得ない汚染土がこれまで約60回発生をしました。ここでも主にヒ素、フッ素等でございます。このことは、2019年4月2日現在での発生回数となっていますが、土対法の基準超え汚染土というのは、産廃処分場での処分や浄化施設での浄化処理が必要だと言われております。つまり一般公衆の知らないところで、自社管理地であるからといって、勝手に自社管理地に埋め立てるような処理というのはもともと許されてはいません。ただ、いろいろとお聞きしてみると、特定の条件のもとで、必要な届け出をしながらも、これこれしかじか対策をしますので自社管理地に埋めますということは、やってできない話ではないんだそうであります。そういう点でいうと、埋め立ては、一般的に野積みしたり放置することはだめですけれども、必要な対策をとって、人間社会に悪影響が出ないように処置をせよと、これが前提となっているということであります。  1年おくれでわかったことでありますが、2018年5月30日、瑞浪市日吉工区の残土から、1グラム当たり5.3マイクログラムのウランが検出されました。同年6月5日にも、1グラム当たり5.0マイクログラムのウランが出ております。微量のウランが発見されたということです。2018年の7月11日以降は、こうしたデータが公表されておりませんので、よくわかりません。2019年、ことしの8月5日の赤旗新聞の報道であります。  JR東海の管理基準では、放射能量1ベクレルに相当する1グラム当たり77マイクログラム、それ以下であれば問題がないというふうに判定をして管理しているということであります。ですから、今回の場合は、付近の残土置き場に搬出をして処分したという話であります。  しかし、いろんな方の意見として私もお聞きしましたけれども、1グラム当たり77マイクログラム、1ベクレルの強度で出ていたウランが発見されたということですが、そのウランがどれだけの総量が見つかったのかということが未公開のままだということで、一体どうなっていくんだろうと不安に感じております。  お手元の資料には載せておりませんが、一部補足をしますと、御存じのように、東濃鉱山地域というのは、日本の中で天然ウランの最大埋蔵量4,590トンと突出をしておりまして、高濃度のウラン含有土が発生した場合には、通常の残土置き場には搬出しないとJR東海、同社広報部は説明しております。こうやって掘り出してきた天然ウランについては、最終処分の場所や方法については、専門家に相談の上で、関係機関と協議して決定するということが今回のリニア中央新幹線建設に際しまして、JR東海の広報部が提示した処理の仕方であります。1グラム当たりが放射能量1ベクレル以下ならば、環境や人体への影響はないと専門家も言っております。日吉トンネルルート上に大規模なウラン鉱床は今のところないと目されております。これは、旧動力炉・核燃料開発事業団の3カ所をボーリングした調査から、そのようなものはないだろうということで、相当前に報道されている内容でありますが、実際に掘っていって出るか出ないかはわからないので、出たときに出たとこ勝負でいろいろ考えますというのが当時のJR東海の社長の会見での説明でした。  今、改めてこうやって見ますと、まさに出るか出ないかわかんない、多分出ないでしょうと言っておったけれども、微量で出てきたということ、そしてその出たきた量がどの程度なのかについては余り公表されていない、まるで寝た子を起こさない式の扱いではないかという点で、このウランにしろ、汚染残土の問題にしろ、情報というのはきちんと対処されてしかるべきだと私は思います。  話を戻しますが、お手元の資料で、可児市内の山林、市の残土処分場2.4ヘクタールに、新たに仮置きする案が浮上しました。基準を超える汚染土を仮置きするという案が浮上したことは、さきの6月議会で明らかになりました。住民不安が広がる一方でありますが、最終処分地や、いつまで仮置きをしておくのかという期限の問題、浄化施設処理を明示しないまま、浄化施設は可児市の中に1つあるわけですが、この施設を利用して処理していきますとはっきり明示してくれれば、一安心ということも考えられるわけですが、いろいろお金が高くて大変そうだということか何かよくわかりませんが、そこを使って処理するとは言っておりません。汚染残土の仮置き場を許せば、重大な事態につながりかねない心配があります。可児市内のリニア中央新幹線工事では、JR東海は環境保全書、すなわち工事計画や方針等、環境保護対策の提示はまだ行っていないという状況にあります。JR東海が関係地区住民、関係者と工事担当、可児市の担当者とで情報交換会という場を持っております。そこでは、地権関係者への説明会をやってきたりしておりましたけれども、事業者の都合の許す範囲内での話だろうというふうにしか言えません。考えられません。不都合な事実は公表していないのではないか、そのような疑いの目を向けてしまいます。地域住民との信頼関係は必ずしも深まっているとは、私は受けとめておりません。  改めて、そうした中で、市に以下お聞きしたいと思います。ただ、きょう問題にしている水の問題を中心とする課題は、岐阜県とかかわっております。簡単に言ってみれば、ちょっと大胆な物言いになりますけれども、ここは県議会ではありませんし、私は県議会議員でもありませんので、県知事に、これどうするんですかという話はここではできないわけですね。逆に言うと、市長は一生懸命やっておるけれども、可児市だけで発生した問題であっても、基礎自治体の可児市の行政が事を知り、そして対策がとれるのは、国や県の対応がなされてきた結果としての問題という面もありますので、個々の問題は問題として論及しつつも、ぜひとも可児市がこれまでとってきた住民の目線、視点に立って、住民の命・健康、地域の環境を守る立場をしっかりと貫いていただくことをまず改めて要請し、その立場で頑張り抜いてもらいたいということであります。  質問に入ります。  1点目、大森区内の可児市公共残土処分場への汚染残土仮置きをするJR東海が提案してきた案、これについてでありますが、汚染土の対策処分工場が稼働できる状況にありながら、JR東海、事業者の汚染残土に係る最終処分対策が開示されないままであります。大森財産区の管理会に、土地の利用を打診してきた経過が先般明らかになりましたが、答えを急いではならないと思いますけれども、その後、この問題に対する状況はどのようなふうになっておりますか、わかる範囲でお願いしたいと思います。 69 ◯議長(伊藤 壽君) 執行部の答弁を求めます。  建設部長 丹羽克爾君。 70 ◯建設部長(丹羽克爾君) まず、議員が汚染残土と言われる基準に適合しない自然由来の重金属を含む発生土及び酸性化の可能性があると評価された発生土については、JR東海によると、今後、「区分土」という呼び方に統一するとのことです。地域への説明会等においても、区分土という名称が使われていますので、本答弁においても、その名称を使います。  令和元年5月27日にJR東海から大森財産区管理会に対し、区分土仮置き場の用地として、大森財産区の土地をお借りしたいとの打診がありましたが、現時点で大森財産区管理会から土地を貸すことの是非について回答されておりません。  打診があった本年5月27日以降の状況について御説明します。  6月3日に大森財産区管理会より市に対し、JR東海の区分土仮置き場計画に対して、技術的な知見について協力依頼がありました。市はJR東海から区分土仮置き場計画について説明を受けた上で、関係各課から意見を取りまとめ、7月9日に大森財産区管理会に対して技術的助言を提出しております。  大森財産区管理会では、市からの技術的助言をもとに、JR東海に対し質問書を提出され、8月5日にJR東海の回答を得ております。7月9日には、JR東海の主催で大森地区の自治会役員、土地改良管理組合役員、財産区管理会役員との区分土仮置き場計画に関する情報交換会が実施され、その場で出た意見、質問等に答える形で、8月26日に今年度第2回の情報交換会が開催されております。  また、8月22日に、大森財産区管理会、大森土地改良管理組合の方々が、瑞浪市の南垣外工区、中津川市の山口工区の区分土仮置き場を視察されております。今後につきましては、9月16日、17日に開催を予定している大森地区住民を対象としたトンネル工事説明会において、区分土仮置き場計画が説明されるとお聞きしています。以上です。                  〔19番議員挙手〕 71 ◯議長(伊藤 壽君) 伊藤健二議員。 72 ◯19番(伊藤健二君) ありがとうございました。  大森財産区が土地の所有者といいますか財産区の管理者でありますので、財産区が貸しませんと言えば、この話はその時点で消えるという理解でよろしいでしょうか。 73 ◯議長(伊藤 壽君) 建設部長。 74 ◯建設部長(丹羽克爾君) 財産区管理会の権限でございますけれども、財産区の財産の管理、処分、廃止について同意権を有するということでございます。以上です。                  〔19番議員挙手〕 75 ◯議長(伊藤 壽君) 伊藤健二議員。 76 ◯19番(伊藤健二君) 同意権があるということですので、可児市としては、リニア中央新幹線の工事施工ヤードがすぐ隣の山といいますか、横にあります。ちょっとパソコンを使って、私、あれをよう出さんので、申しわけございません、古い人間で。こういう紙で書いたものをかざしたものを見えますかといってもなかなか見えないわけですけれども、後ろの方には恐縮ですけれど、この大森川沿いの3つのため池の真ん中の笹洞ため池、この笹洞ため池の横に、1つ向こう側に三ツ池ため池があって、そこに仮処分場をつくるという計画。  質問ですけれども、仮置き場であれ、永久処分場であれ、可児市の立場からいえば、そこに今でいう区分土、汚染土を区分してそこに積み上げるという作業をするには、技術的には最低どのような対策がとられている必要があるというふうに理解をしてみえますか。 77 ◯議長(伊藤 壽君) 建設部長。 78 ◯建設部長(丹羽克爾君) 区分土の埋め立ての検討につきましては、岐阜県の埋め立て等の規制に関する条例がございまして、基本的には、先ほど議員からも御説明がございましたけれども、環境基準に適合しない土砂の埋め立てを行ってはならない、これは仮置き場についても同じことだと思いますけれども、ただし公共的団体が生活環境保全上必要な措置を講じていると知事が認めるものは、この限りでないということで、県の要綱がございまして、こちらのほうで知事の確認を受けて有識者が対策法について審議いたしまして、その意見を聴取した上で、県の環境部局との協議が整えば可能であるというふうに理解しております。                  〔19番議員挙手〕 79 ◯議長(伊藤 壽君) 伊藤健二議員。 80 ◯19番(伊藤健二君) ありがとうございました。
     そうすると、仮置き場という名前で呼ばれるので、つまり一時的な、期限はあるけれども、長さはともあれとして、一時的だから、その区分土を置く施設的な条件、養生対策については簡便でよいという考えにはなっていない。つまり、永久処理をするなら、もちろん量によっても対策、土木技術的な問題が違ってくるでしょうけど、最低限共通しているのは、きちっとした形で区分土が田へ流れ出たり広がったり、一般河川に流出するような事態は直ちには起きないような安全措置を講じていくということについては何ら差異はないという理解でよろしいですか。 81 ◯議長(伊藤 壽君) 建設部長。 82 ◯建設部長(丹羽克爾君) 今回の仮置き場の対応といたしましては、区分土を置く下の地面をアスファルト舗装、それとあと遮水シートが引かれます。これによりまして、地盤に最悪の場合、汚染された浸出水、にじみ出た水が浸透しないようにということの対策を行うと。  それからもう一点として、区分土を盛り土をする上部に、これも遮水シートでございますけれども、これを引いて風による飛散を防止したりとか、雨水との接触を防ぐというような対策があると思います。遮水シートについて、私、耐久性については、5年程度だというふうに聞いておりますので、5年程度の耐久性はあると思いますけれども、それ以上のものについて、最終的に処分されるような場合には、県の資料なんかを見ますと、透水性の低い土砂で表面を覆うようなことも対策としては考えられてみえるようでございますので、全く同じかというと、そうとは言えないかなというふうに考えています。以上です。                  〔19番議員挙手〕 83 ◯議長(伊藤 壽君) 伊藤健二議員。 84 ◯19番(伊藤健二君) ありがとうございました。  この1問目の最後ですが、これは建設市民委員会でいただいた資料です。リニア中央新幹線の工事ヤードを黄色い場所で描いてありますが、向こう側へ、大森残土処分場へつなぐには、相当山の中をトラックで迂回しなきゃいけないんですが、実際に置くとなると、ここに巨大なベルトコンベヤーのでかいのを山から山へ通して残土を運んでしまえというような話が出てこないか心配しているんですが、こういう技術的な問題についてはどのようにJR東海は考えているんでしょうか。この仮置き場へ運ぶ搬送方法について及び対策について。 85 ◯議長(伊藤 壽君) 建設部長。 86 ◯建設部長(丹羽克爾君) 瑞浪市では、ベルトコンベヤーが、大変大規模なものがつくられているということは承知しておりますけれども、可児市の大森においてベルトコンベヤーをつくるという話は現在聞いておりません。既にこちらの可児市の残土処分場として利用するときに、進入路については一定程度の整備が行われておりますので、その道路を使ってダンプトラックで運搬されるというふうに考えております。                  〔19番議員挙手〕 87 ◯議長(伊藤 壽君) 伊藤健二議員。 88 ◯19番(伊藤健二君) 出てくる量に応じての話だろうというふうに思います。少なければダンプで数杯運んで仮置きしたほうが得だという話になるんでしょうね。  それでは、次の問題に移させていただきます。  質問の2番目です。  岐阜県には、埋め立て規制条例があります。例えば、東海環状自動車道の複線化工事が今後計画されているということであります。この東海環状自動車道の複線化工事というのは、1回目のまず建設したときの初期のコースをつくったときに、そこから出た残土を久々利の山の中に埋め立てたところが約95万立方米、ここから酸性水が発生して、例の16年前の大事件につながったということであります。  当然、同じ横をもう一本トンネルを通して、それを運んでいくわけですから、岐阜県は黄鉄鉱を含む美濃帯がある地域にトンネルを掘削すれば、ほぼ間違いなく有害物質、いわゆる重金属を含む要対策土が出て、そこに雨水や水分がかかれば、硫酸化イオンが発生し、酸性水が生じてくるという危険は十分承知の上だと思います。  このトンネル工事では、当然のこと、美濃帯土壌が排出されると想定されておりますので、対策がとられていくのが当たり前でありますが、岐阜県としては、こういう条例を持っていて、今、御紹介が既にありましたけれども、JR東海の場合は区分土、いわゆる重金属含有等の有害物質残土を当然把握し、県民に対して情報公開をさせていくべきだと思います。岐阜県は、今回、こうした問題が立て続く中で、この条例に伴う具体的にどのような情報の管理、県民への提起の方法を考えているのか、公開に責任ある対応をするつもりなのか、この点について御承知でしたら教えていただきたいと思いますが、どうでしょうか。  それから、質問の2つ目の第1点目は、この埋め立て規制条例の情報を公開する責任はどこにあるかということでございます。  なお、この問題と関連するので、あえてもうちょっと論述をしておりますが、冨田可児市長が岐阜県知事宛てに、県からの問い合わせに対して回答をした環境影響評価準備書に係る意見について(回答)は、大変貴重、重要な論点を示しております。時期は平成26年の1月の時点でありますが、この中で明確に可児市の考えを明示しておりまして、生活環境、土壌汚染に対する対応、水の汚れに対する対応を厳しく求めている内容であります。時間の都合で、この論述を抜きますけれども、要するに指定基準に適合しない発生土が確認された場合には、迅速・的確に対処し、処分の手法等についても、地域住民への詳細な説明を求める内容となっておりますし、もうちょっと論及すると、住民の酸性水に対する不安や懸念は本当に大きいんだと。だからこそ、情報の提供が肝要であって、環境基準を超える湧き水等が発生した場合には、迅速な情報の提供、その処理手法の詳細な説明等を求めていると、県知事に対して市長が市民の声を代表して物を申しております。  だが、蛇足になると思いますが、こうした汚染土壌に対する可児市の基本スタンスは、知事に宛てた回答にかわりがないというふうに私は確信しておりますが、その点についても一言触れていただければと思います。どうでしょうか。 89 ◯議長(伊藤 壽君) 市民部長 杉山修君。 90 ◯市民部長(杉山 修君) 岐阜県に確認をいたしましたところ、岐阜県埋立て等の規制に関する条例におきましては、環境基準に適合しない土砂等の埋め立て等を行ってはならず、環境基準に適合しない土砂等が供されていることを確認したときは、速やかに当該土砂等及び当該埋め立て等が行われた場所に係る情報を公表するということとされております。  ただし、環境基準に適合しない土砂等であっても、道路、鉄道など公共の用に供する施設の整備を行うとするものが県と協議を行い、生活環境の保全上、必要な措置が講じられれば、埋め立てができることになっております。  したがいまして、東海環状自動車道の複線化工事やリニア中央新幹線建設工事環境基準に適合しない土砂の置き場が県との協議の上、建設されれば、そこに入れられる土につきましては、この岐阜県埋立て等の規制に関する条例では公表が義務づけられないということにはなってまいります。  ただし、トンネル等の掘削に当たりましては、岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱におきまして、自主的に土壌汚染状況調査を実施したものは、調査の結果、有害物質による土壌汚染を確認した場合には、その旨を県事務所に速やかに報告するものとされています。  同要綱で、県事務所は、原則として、その内容について速やかに公表するものとされており、事業者から報告があれば、公表する責任は県になります。  また、同要綱には、事故報告等への対応として、県事務所は市町村と協働して必要な措置を直ちに行うことになっておりまして、市には県から情報提供が行われます。  なお、市としましては、今後、リニア中央新幹線トンネル本体工事に伴い作成される環境保全計画書の協議の中で、JR東海に対し、適時適切な情報提供と環境保全措置について求めていきたいと考えております。  次に、岐阜県においてリニア中央新幹線建設工事の残土からの有害物質発生に関する情報の公表責任はどこかとの御質問につきましては、残土埋め立てや地下水に関しては、県の所管事務でありまして、トンネル掘削に当たってJR東海から土壌汚染が報告された場合は、公表の責任も県が有することになります。  最後に、リニア中央新幹線建設工事に関する可児市の基本スタンスは変わりないかとの御質問ですが、可児市のスタンスは、岐阜県知事宛てに回答した平成26年1月と変わっておりません。  なお、令和元年6月14日付で、県と岐阜県市町村職員の廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく立入検査及び岐阜県埋立て等の規制に関する条例に基づく立入検査の実施に関する協定を締結しまして、市もリニア中央新幹線残土の仮置き場や埋立地への立入検査の権限を得るなど、地域住民の不安を解消するよう取り組んでまいります。以上でございます。                  〔19番議員挙手〕 91 ◯議長(伊藤 壽君) 伊藤健二議員。 92 ◯19番(伊藤健二君) それは大変結構なことです。しっかりとやってください。よろしくお願いします。  第3問に移ります。  大森川流域の降雨量の実態はどうだったか。質問の項目は、どれぐらいの雨が降るのという話であります。昨日のテレビを見られた方も大変心配されていると思いますが、時間雨量120ミリが7時15分時点であったとか、岡山県新見市は今ずたずたになっておりましたけれども、ああいう線状降雨帯並びに台風、さらにはさまざまな要因によって、総じて温暖化と言ってしまえば一言ですけれども、大変な想定外の大雨、猛烈な雨が日本国中あちこちで起きている。そして、都市機能の麻痺にまでつながるような深刻な事態になっている状況があります。  可児市では、御存じのように、2010年の7・15水害、大雨下によって、この大森川流域でも相当の被害を受けております。河川設計を超える大量の雨水が集中したというのが、ここ10年の日本の現状ではないでしょうか。  戦後の日本の河川の設計とかいうのは、30年強度とか、50年強度とか、いろんな土木上の基準と一般の我々の市民の表現は必ずしも一致しませんけれども、わかりやすく御説明いただきたいと思います。  2日間で総雨量200ミリを超えるような雨、大森川の護岸を削り取るほどの降雨量はどれほどであったのか示していただきたいと思います。1時間の間に70ミリから90ミリという猛烈な雨も起きたように記憶をしているわけですが、今話題として大森川流域、リニア中央新幹線トンネルの工事にかかわってお尋ねをするということであります。  リニア中央新幹線建設工事ヤードの河川への放流水対策で、沈砂調整池から流れる雨水水量を河川への放出設計の課題として、降雨強度が30年確率で設計するというふうにJR東海からいただいた情報交換会の中で出ております。降雨強度というのは、どの程度の強さで雨が降るかということですが、今、冒頭紹介した時間雨量120ミリなんていうのはとんでもない内容になるかと思うんですが、ここでJR東海が想定している降雨強度が30年確率で設計するとあるのは、実態的にいうと尺に合った内容になっているのか、川があふれてしまうような状況にも対応しているのか。川があふれるという言い方は、変な言い方ですが、その周りにも相当量の雨が降っていて、ため池の水も相当ふえるでしょうし、排水の問題、それから積み上げた残土の土砂災害的な要素は引き起こされるのかどうなのか、そんな問題意識もあってお尋ねをしているものであります。まず質問に答えてください。 93 ◯議長(伊藤 壽君) 建設部長 丹羽克爾君。 94 ◯建設部長(丹羽克爾君) お答えいたします。  2010年7月15日の大森川流域の降雨量の実態については、大森観測所と皐ケ丘観測所の測定記録がございますが、雨量が多かった皐ケ丘観測所のデータに基づいてお答えいたします。  皐ケ丘観測所では、7月15日の18時20分から18時40分に最大の降雨量を記録しており、20分間で41.5ミリの降雨がありました。これを時間雨量に換算すると124.5ミリとなります。ちなみにですが、1時間の降雨量、実際に計測した降雨量といたしましては、皐ケ丘観測所が時間当たり91.5ミリ、これは18時から19時でございます。  これに対して大森工区のリニア中央新幹線建設工事ヤードに計画されている沈砂調整池は、岐阜県林地開発許可基準による、30年確率の降雨量である時間当たり140ミリで設計されており、2010年の7月15日の豪雨に対して、林地開発基準による計算上は調整能力を有しているといえます。以上でございます。                  〔19番議員挙手〕 95 ◯議長(伊藤 壽君) 伊藤健二議員。 96 ◯19番(伊藤健二君) データ上と突合してみると、平成30年度確率の設計はぎりぎり124ミリを上回る140ミリでクリアしていたということですが、もうちょっと激しい雨が降ると、これは超えてしまうという、そうしたリスクもあるという程度であります。  それでは、続いて質問の4番目に移ります。  リニア中央新幹線工事で、大森川はどのように利用されるか。この川の利用というのはいろんな要素があって、一言では難しいんですが、特にこのリニア中央新幹線工事との関係で水をくみ出す、くみ入れる等々、いろんな問題があります。まず1つ、トンネルを掘るときに、工事用に水が要る、工事用水というのが要ると書いてあります。この資料によりますと、JR東海は、当初予定では、平成31年の4月以降から、ずっと1時間当たり20から25トンの水を工事用水として穴を掘るのに使います。冷却用に使います。そして、その水が下に落ちる、もしくは受け皿に落ちたのを、今度は排水をするわけですね。トンネルの中に湧き出てくる水も計算をしまして、平成35年の時点でいいますと、大体、1秒間に0.056トン、毎秒56リットルの水が湧き水として出てくる、工事用排水と合わせて出てくるということですので、1時間に202トンの水が吐き出されるということのようであります。ですから、これ以外に地域に雨が降ったりすれば、いろんな要素で水の問題がまざり合ってくるのかな、どうなのかなというふうになります。  トンネル工事には、冷却用の大量の水が必要で、掘れば地下水を抜ければ湧き水も出ると、工事に伴う排水が多いわけであります。今紹介したJR東海資料では202立米の水が出されてきます。その場合、工事用水が足りないと、大森川からくみ上げると聞くわけですが、そんなことは可能なんでしょうか。水利権の問題等、問題ないようでありますが、そのへんについて御説明ください。  また、長洞・笹洞・三ツ池ため池などへの影響は、こうした水のくみ上げ、あるいは排水との関係で影響は出ないんでしょうか。工事ヤード横の笹洞ため池では、重金属が酸性化する危険を回避するための環境保全措置が講じられるはずでありますが、そこについてはどのような内容であるのか、御説明をいただきたいと思います。 97 ◯議長(伊藤 壽君) 建設部長 丹羽克爾君。 98 ◯建設部長(丹羽克爾君) リニア中央新幹線トンネル工事については、環境保全計画が公表されておらず、工事概要については決定されていません。JR東海からは、トンネルの斜坑工事が令和2年の4月から7月に開始を予定していると聞いておりますので、それまでに地域住民や関係団体、利害関係者等との協議を経て、工事の詳細が決定されることとなります。  現時点でJR東海からお聞きしている内容をもとにお答えいたします。  大森川の利用についての御質問ですが、JR東海によりますと、トンネル工事では冷却用に日当たり80トンから100トンの水が必要とのことです。その確保については、トンネル湧水を利用することが考えられますが、斜坑トンネルの施工においては、トンネル湧水が期待できず、工事ヤード内の沈砂調整池の水を利用する計画と聞いております。  沈砂調整池の水で不足する場合に備えて、笹洞ため池、新田川から取水することを検討しておられ、大森川からの直接の取水は聞いておりません。  水利権は問題ないかとの御質問ですが、笹洞ため池や新田川の水を利用する場合は、利水者の同意を得て、河川管理者、ため池管理者の許可を得る必要があります。  ため池への影響ですが、トンネル掘削に伴う工事排水は、工事ヤード内の濁水処理施設でpHとSS、これは浮遊物質量でございますけれども、これを排水基準で管理し、笹洞ため池へ放流する方向で関係者と協議が行われております。  重金属検査は月1回行い、排水基準を上回れば、その原因を調査し、状況によっては工事を中断して対策すると説明を受けております。長洞ため池、三ツ池ため池は、工事ヤードからの排水流域外にあるため、影響はないものと考えます。  工事排水、トンネル湧水が河川に及ぼす影響については、排水量的に河川の流下能力と比較して少ないことから、影響は少ないものと考えています。  これら取水、排水に関する工事計画、環境対策につきましては、今後、地域住民への説明会、ため池管理者、河川管理者等との協議を経て、環境保全計画に盛り込まれることになります。以上でございます。                  〔19番議員挙手〕 99 ◯議長(伊藤 壽君) 伊藤健二議員。 100 ◯19番(伊藤健二君) ありがとうございました。  残土の仮置き場へ区分土を置く話の中では、あえて私は質問をしませんでしたけど、重金属を含む美濃帯の土壌は、水とまざるといろいろな問題を起こしてくるというのが事の原因、大もとであります。今度、トンネルを掘り始めるときに、工事用の水もあるし、地下から湧き出てくる水もある。今のお話ですと、80トンから100トンの水が出てくると。簡単に言えば、この水は1回、地上まで引っ張り上げる、ポンプで押し戻して、地上まで持ってきて、濁水処理という升の中で、相当でかいものだと思いますが、そこで処理をして、最後に沈砂池まで流して、そこから先、環境上の問題がないかチェックすべきはチェックをして対処してやっていくということですよね。  ですから、この濁水処理は、くみ上げた重金属を含んでいるかもしれない。というか、掘ればほとんど、黄鉄鉱の鉱脈のところへ当たっていくだろうと言われていますので、そこで水を当てて冷却しながらかきまぜれば、その汚濁水は重金属が溶け出している水である確率というのは、誰にも確率はわかりませんけれども、含まれるリスクが高いと思います。ですから、濁水処理ということで、土や何かと一緒になって、いろいろと区分しなきゃいけないんでしょうけれども、ともあれ環境に保全措置としての必要な最小限のことを必ずやるということですよね。  ここがずっと工事が終わるまで続くということと、その処理した水は最後は、前回も1回、同じことを聞いたと思いますけど、笹洞ため池へ直接流れ出ていく、排水していくんでしょうか。その点についてお尋ねします。 101 ◯議長(伊藤 壽君) 建設部長。 102 ◯建設部長(丹羽克爾君) 最後のところの質問ですけれども、トンネル掘削中の湧水につきましては、先ほど議員が御説明いただいたように、濁水処理、その前に検査等も当然行うわけでございますけれども、そうしたものをして、問題ないものについては放流するということでございます。調整池を経由して、笹洞ため池へ放流するということです。                  〔19番議員挙手〕 103 ◯議長(伊藤 壽君) 伊藤健二議員。 104 ◯19番(伊藤健二君) ありがとうございました。  JR東海の資料、住民から、あるいはいろんなところから出された意見に対して、水質調査の頻度を説明することということに対して、非常口ヤード周辺においては、今ここに例示してありますけど、今言われました濁水処理後、汚れぐあいのSSと、それから酸性・アルカリを調べるpH濃度、それから水温や流量、そのほかに重金属8項目をチェックするというふうになっております。濁水処理施設でもやり、一部ありませんが、沈砂池でもやり、それから地下水の状態を2カ所で調べ、最後に集水タンクでも重金属8項目を調べて、出口と入り口のところで重金属チェック8項目をやった上で、河川に流す手前でもう一度、8項目をやるということですので、必要な最低限のことはやろうとしているということがよくわかりました。  こうやって整えてくれば、岐阜県の今の条例関係のもとでは、こういう施設をつくって処理しますが、よろしいですかと言われれば、ちょっとその工事待てというふうにならないというのが現状での判断というふうになるのかと思いますが、そういう立場に立たされているというのが可児市だということでよろしいでしょうか。 105 ◯議長(伊藤 壽君) 建設部長。 106 ◯建設部長(丹羽克爾君) トンネル工事全般にかかわるお話でございまして、今回、たまたまリニア中央新幹線建設工事でございますけれども、先ほど議員も御質問の中でお話しされたように、高速道路であったり、一般的なトンネルであったりしても、同じような手順、対策が行われると思いますので、そうした基準に、しっかり対策がとられておれば、これは認められる方向であるというふうに理解しております。                  〔19番議員挙手〕 107 ◯議長(伊藤 壽君) 伊藤健二議員。 108 ◯19番(伊藤健二君) るる、いろいろ聞いてまいりました。水の問題では、水は高いところから低いところへ流れてきます。同時に、トンネルという特殊な状況のもとで大量の水を使いやって、それがトンネルの中で既に重金属が溶け出すリスクも現に存在する。それをほかへ出さないために、可能な限りくみ上げをして、水も再生をしていくし、それから問題の部分は除去して対策をとっていくということだということであります。それが本当にどこまでやれるかについては、今後発表される環境保全書に基づいて、市としてもぜひ十二分な対策、チェックを行っていただいて、少しでも住民不安が解消できるように対策をとっていただきたいとお願いしたいと思います。  岐阜県知事は、平成24年2月に、34項目からなる知事意見書をJR東海に提出しました。その中で、いわゆる水の問題、地下水地下水環境への影響が最小限となるよう十分な調査、予測を行えということを求め、さらに必要に応じて保全措置を講じることというふうに無難な書き方をしています。必要に応じて保全措置をとれということは、必要があるかないか誰がどうやって判断するかということでありますが、これは公的な立場での話ですので、当然必要なチェック機関、審議会等も含めて対処されていくのが当たり前であります。  問題なのは、これが必要じゃないかという声を住民が上げてくる、それに対して真剣に向き合ってくれるかどうかということではないかと思います。そういう地域住民の声や問題指摘に対し、誠実に向き合ってこの問題に対処していかないと、このリニア中央新幹線建設問題は解決していかないというふうに私は思います。個人的に建設そのものに賛成か反対かといえば、いろんな議論があるんでしょうけれども、ともあれ地域住民の日常生活と地域環境を保全していくというのは、可児市にとっての至上命題でありますので、今後まだまだ多くの問題が出てくると思いますが、しっかりとした対処を市にお願いして、私の質問は終わりたいと思います。どうも御清聴、ありがとうございました。(拍手) 109 ◯議長(伊藤 壽君) 以上で、19番議員 伊藤健二君の質問を終わります。  2番議員 松尾和樹君。 110 ◯2番(松尾和樹君) それでは、2番議員 松尾和樹でございます。  通告に従いまして、件名のとおり、若い世代の市政への参画と協働について、一問一答方式で御質問させていただきます。御答弁をよろしくお願いいたします。  まずは、選挙を切り口に進めさせていただきたいと思います。  今回の可児市議会議員選挙は、私自身が初めて候補者としてかかわらせていただきました。今までは投票所に投票に行くだけで、選挙を手伝った経験もありませんでしたので、全く知らないことばかりを経験させていただきました。高校生対象の500人規模の模擬選挙は2度かかわらせていただきましたが、リアルな選挙は正直申し上げまして非常に大変でした。仲間集め、選挙事務所の手配、選挙ポスターの作成、選挙に出るための各種書類作成、資金確保、選挙カーの手配、ドライバー、うぐいす嬢、事務所当番集め、そして選挙期間が始まれば事務所開き、朝6時から8時までの交差点での街頭挨拶、8時に事務所で朝礼をして、夜8時まで仲間とともに街宣車に乗って街宣活動、夜8時からは駅に移動して駅立ち、夜10時ごろからあすの選挙対策会議、インターネットを使ってのライブ配信も数回行いました。決起集会も2度行いました。  こうして選挙期間、握手をしていただいた方は、総勢1,507名でした。今、自分がこの場所に立つことができるのは、ひとえに支援者の皆様のおかげだと思っております。また、今回、選挙という貴重な体験をすることができましたのは、私以外の候補者24名がいてくれたおかげであります。定数22名に対して25名が立候補したから、選挙をすることができたわけでございます。そして、選挙をしたおかげで、選挙を通して私自身の覚悟がより固まっていきました。それは私の周りの友人たちも同様です。自分の住むまちを家族や友人、子や孫のためにもよくしていこうと思いをより強固にしました。同じ選挙に取り組んだほかの議員の皆様も思いは同じだと思います。  今回の選挙で1つ大きな気づきがありました。それは全体の投票率を上げるために、自分ができる一番効果的な手段は、それは自分が選挙に立候補するということでした。友人に投票を促すと、今まで投票に行ったことがなかったけど、今回初めて行ってみるという声を意外と多く聞くことができました。また、開票速報をずっとチェックしたのは初めてだったという声は本当にたくさん聞きました。友人が出れば関心を持つわけですから、自分はまた次の世代が次の選挙に立候補しやすいような環境づくり、雰囲気づくり、情報提供をしっかりとしていくことが、自分の役割だと今は思っておる次第であります。  さて、日本全国に視野を広げますと、少子・高齢化及び人口減少は今後一層加速すると予測されている中で、追い打ちをかけるように若い世代は政治に対して無関心、または諦めがあるとさえ言われております。これは、可児市も例外ではございません、社会全体で人材不足が叫ばれているため、次世代の地域人材育成は各業界で最重要課題の一つに上げられております。また、社会全体に余裕がなくなってきている感があり、計画的かつ効率的に進める必要もございます。  平成30年11月29日から12月20日に開かれました第5回の定例会で、冨田牧子議員が、市長選の投票率の低さの原因は、市民中心のまちづくりという市長のアピールが足らなかったのではないか、今後の市政運営において市民の参画と協働をどう進めていかれるのかという質問に、冨田市長は、特に今まで欠けていたのが、若い人、若い世代の市政への参画と協働に対する働きかけが手薄だった。特にこの4年間、若い人へアクセスしていくと、このように御答弁をされております。  投票率に関して一概には言えませんが、市政への関心度を数値化したものという見方もできると思いますが、前回の市長選挙の投票率は33.7%で、平成26年の市長選挙の投票率の37.87%より4.17ポイント低かったです。可児市議会議員選挙はといいますと、今回の投票率は55.34%で、平成27年の可児市議会選挙の投票率の45.04%より10.3ポイント高かったとはいえ、まだほぼ半分なので、満足できる数字とは言いがたいというふうに思います。  そこでお尋ねいたします。投票率が低迷している現状を改善するために、可児市で行われている取り組みがあれば、教えていただきたいと思います。御答弁をよろしくお願いいたします。 111 ◯議長(伊藤 壽君) 選挙管理委員会書記長 田上元一君。 112 ◯選挙管理委員会書記長(田上元一君) それでは、お答えをいたします。  選挙管理委員会といたしましては、選挙の大切さを地道に啓発していくことが、投票率の改善(向上)につながっていくものと考えております。昨日の板津議員の投票率向上に向けた取り組みの質問でもお答えをいたしておりますので、啓発内容等につきまして、個々の具体的な説明は省かせていただきますが、特に、議員おっしゃいますように、若年層への啓発は重要であると考えており、議員もかかわられ、議会においても支援をされております可児高校における模擬選挙への選挙管理委員会としての全面的な協力でございますとか、帝京可児高校での模擬投票、小・中学生への主権者教育のサポートのほか、成人式等での啓発などを実施いたしております。  さらに、投票率改善(向上)のためには、小・中学生のころから主権者教育を通し、選挙の大切さを啓発することが最も重要でございまして、引き続き教育委員会と連携をいたしまして、小・中学校の主権者教育をサポートしながら地道に選挙の大切さの啓発に努めていくことが必要であると考えております。以上でございます。                  〔2番議員挙手〕
    113 ◯議長(伊藤 壽君) 松尾議員。 114 ◯2番(松尾和樹君) 御答弁、ありがとうございます。  ただいま選挙管理委員会書記長から御答弁をいただきましたとおり、小・中学生に対して主権者教育を教育委員会と連携して地道に進めていくというお答えをいただきました。今のお答えを聞いて私は、ぜひ小・中・高生のうちから、自分のまちの多様な大人と出あい、自分のまちに対する当事者意識を高める教育を可児市全体で取り組めるような、そんなまちづくりを進めていただきたいというふうに思いました。  主権者教育は、低い投票率を上げるためだけのものではなく、社会教育とも言いかえることができますように、自分のまちに対する当事者意識を高めるための教育とも言えるかと思います。これは、学校の先生方だけに任せるのではなくて、学校の外の地域社会に教育の機会を意図的につくっていくことが、つまり地域社会での学びが、自分のまちに対する当事者意識を高めることだと思います。これが教育委員会の管轄なのか、あるいは小・中・高生とカテゴライズするのではなくて、地域の若者とカテゴライズすれば、高校生も含めて地域の若者に対する社会教育として、しかるべき担当課の管轄で、あるいは各担当課が連携をして積極的に進めていただきたいと思います。  次の質問に移らせていただきます。  ことし11月に可児市で開催される全国山城サミット及び2020年にNHKで放送される大河ドラマ「麒麟がくる」は、市民が可児市に対する関心やふるさとに誇りを持ってもらうための絶好の機会であるということは、言わずもがなだと思います。11月9日土曜日、10日日曜日は、可児市文化創造センター アーラで、全国山城サミットが開催されますので、ぜひ多くの皆様に御参加いただきたいと思います。  私自身も、昨年はゆとりピアで、一昨年は文化創造センター アーラで、出展者としてイベントにかかわらせていただきました。関東や四国、近畿など、多方面からのお客様とお話をさせていただきながら、おもてなしの楽しさを味わわせていただきました。可児市民の多くの皆様にも、全国の皆様と触れ合っていただきたいと思っている次第でございます。  観光という面では千載一遇の機会だと捉えられておりますが、地域人材育成という面でも、若者の市政への参画と協働を積極的に進める必要があると思います。先ほどの第5回定例会の冨田市長の御答弁でも、全国山城サミット、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」は、若い人に興味を持ってもらえるチャンスである、こういったプロジェクトに若い人たちが積極的に参加してくれるように、そして協働してくれるように呼びかけていきたい、またみずから考えて行動する力を育んでいただきたい、そして市民に活躍していただく市政が進むような政策にしていきたいと述べられております。この点は強く共感する次第でございます。  そこで、改めましてお尋ねいたします。  全国山城サミット及びNHK大河ドラマ「麒麟がくる」を若者の市政への参画と協働につなげるにどのような取り組みを進めているか、お聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。 115 ◯議長(伊藤 壽君) 企画部担当部長 坪内豊君。 116 ◯企画部担当部長(坪内 豊君) 全国山城サミット及びNHK大河ドラマの関係、まとめて私のほうから説明をさせていただきます。  本市では、これまでも大勢の市民の皆さんに参画と協働をいただいてまいりました。一方で、若干欠けておりました若い世代の参画が課題でありましたが、平成30年8月に市議会主催で開催されました地域課題懇談会のパネルディスカッションにおきまして、市長が「次の時代を担っていく若者には、できるだけ楽しい事業に参加して体感してもらう中で、みずから考えて行動する力を育んでいただきたい。全国山城サミットや大河ドラマ関連事業は、若い世代に興味を持ってもらうチャンスなので、ぜひ参画していただきたい」と、そういった旨の発言をしまして、若い世代の参画を呼びかけました。  これにつきましては、主催者であります市議会の皆様からも御賛同をいただいているところでございます。  また、このことにつきましては、平成30年12月議会で冨田議員の市民中心のまちづくりのさらなる推進をの一般質問でも市長がお答えしましたとおりですが、現状といたしましては、特に若い世代に限った団体等からの参画の申し出はない状況でございます。  一方で、大河ドラマ関連事業につきましては、これまでに広見東部地区の皆さんを中心に、明智荘をみつめる会が可児市観光協会と共催で光秀ウオーキングを開催されたり、議員や市民の皆様からなる桔梗を育てる会が桔梗坂にキキョウの花を植え、おもてなしの準備をしたりしてみえます。また、可児市観光協会観光大使のZACや可児市商工会議所女性部には、PRソング「麒麟児・みつひでクン」の踊りで参画をしていただいているところでございます。  これらの団体や、その参加者の中には、若い世代の方も含まれているのではないかと思われます。  市といたしましては、これまでに、Kanisuki若者プロジェクトにおきまして、若い世代の市政への参画を得てまいりました。竹あかりプロジェクトや観光交流館の戦国時代の本陣づくり、観光ガイドブックやオリジナル婚姻届の作成など、可児工業高校や東濃実業高校の生徒を中心に、一緒に取り組んでまいりました。  御質問の全国山城サミットにおきましても、Kanisuki若者プロジェクトにより高校生の参画を計画しているところでございます。  NHK大河ドラマ「麒麟がくる」関連の事業には、せっかくの機会ですので、ぜひ多くの若い世代にかかわっていただきたいと考えております。そこで、大河ドラマ「麒麟がくる」活用実行委員会では、市民に参画していただけるような場所を準備していく予定でございます。明智光秀博覧会の屋内外で、例えば外の広場ではチャンバラや水鉄砲遊び、パフォーマンス、そういったこと、屋内では各種ワークショップなど、さまざまな催しができるような環境の整備をしてまいります。明智光秀博覧会は、特に子供たちが楽しめるようなイベントにしたいと考えておりますので、ここに若いアイデアで参画していただくことを期待しているところでございます。  一方で、大河ドラマ「麒麟がくる」活用実行委員会は、明智光秀博覧会全体の運営を行わなければなりません。開催期間中は、会場内のトラブルから、自家用車や電車、バスなどの交通対策など、さまざまな状況への対応が必要になります。したがいまして、参画する人に呼びかけたり、人員、時間、役割分担等の調整や連絡などのコーディネートを行うことができません。若い世代の皆さんに活躍の場を提供させていただきますので、ここを使った催しをみずから企画し、さまざまな課題を克服した上で楽しい催しを実現していっていただきたいと考えております。みずから考え行動する自立した参画とすることにより、若い世代が力をつけ、大きな成長につながるというふうに考えます。  明智光秀博覧会は、令和2年1月から1年間開催いたします。興味、関心がある、かかわりたいという方は、ぜひ実行委員会に御連絡いただきたいと考えております。以上でございます。                  〔2番議員挙手〕 117 ◯議長(伊藤 壽君) 松尾議員。 118 ◯2番(松尾和樹君) 御答弁、ありがとうございます。  今のお話の中で、Kanisuki若者プロジェクトで高校生への参画を計画しているということでしたので、これから詳しいお話が出てくるかと思いますので、楽しみにお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。  そこで、Kanisuki若者プロジェクトに関連して再質問をさせていただきたいと思います。  まず、Kanisuki若者プロジェクトの目的は、別紙を参照させていただきます。こちらは、可児市のホームページにございます「Kanisuki若者プロジェクトについて」というものでございます。プロジェクトの目的は、可児市の将来を担う若者が行政課題に一緒に取り組むことにより、さまざまな場面で若い世代の能力をより一層発揮し、活躍できる環境を整え、地域、企業とともに元気なまち、楽しいまちを発信し、住みたいと思える魅力あるまちをつくることを目的とします。単に若者の希望や要望を聞く機会を設けるといったことだけではなく、これは案に高校生議会のことを指しているのかなと思うんですけれども、現在さまざまな課題に対して実施している事業に直接参加し、市の目指すまちづくりをともに実現できるよう取り組んでいくことを目指しますとございます。  実施要綱の参加者の募集等というところも読み上げさせていただきます。第4条、市長は、各対象事業において、高校もしくは大学との協働または公募により参加者を募集するとあります。  そこでですが、協働の場合と公募の場合の具体的なやり方、進め方をそれぞれ教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。 119 ◯議長(伊藤 壽君) 企画部長。 120 ◯企画部長(牛江 宏君) Kanisuki若者プロジェクトの全体を取りまとめる事務局ということで、私から御答弁させていただきますが、今の部分につきましては、今、企画部担当部長のほうから個別の事業で説明させていただきましたように、それぞれの進め方の中では、いろんなシチュエーションが考えられますので、その中で適宜、それぞれ進めたいという所管で判断していくことになりますし、そのときに私どもがいろんな形で協議をさせていただいて、どういう方法がいいかという御相談を受けたいと思いますが、具体的には御質問のあったようなことは、それぞれの進める事業の中で判断していくことだというふうに思っております。以上です。                  〔2番議員挙手〕 121 ◯議長(伊藤 壽君) 松尾議員。 122 ◯2番(松尾和樹君) 今の御答弁に関連して、再質問させていただきたいと思います。  こちら手元にありますのは、Kanisuki若者プロジェクト貢献認証書一覧になります。つまり、それぞれのプロジェクトに何名が参加したかというものになります。こちらの資料は、延べ6回行われた平成29年度と平成30年度の活動プロジェクトの参加人数が書かれた表です。可児工業高等学校建設工学科が協働した3つのプロジェクトには、13名から14名の生徒がそれぞれ参加しております。それ以外の3つのプロジェクトに、公募により参加人数はそれぞれ4名、2名、8名となっております。参加人数の現状について、この数字で十分かどうかといった部分の感想をお聞かせいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。 123 ◯議長(伊藤 壽君) 企画部長。 124 ◯企画部長(牛江 宏君) 事務局が答えることなのかどうかちょっとわからないですけど、それぞれ担当部署が、こういうことを一緒に課題解決したいということで、公募なり、いろんな形で高校と相談させていただいて参加していただけたのが、この人数だと思っておりますし、それに対してたくさん参加することが絶対的ないい話だけではなくて、少人数であったからこそ、その結果としていいものができたという結果にもつながっておりますので、細かい一つ一つについて、もし評価をするのであれば、各担当部署の意見になると思いますけど、全体的な私ども取りまとめのところとしては、今のようなことで、今回の人数もこれでよかったというふうに理解しております。 125 ◯議長(伊藤 壽君) 発言の途中ですが、松尾議員にお知らせします。  質問の内容が事前通告の範囲を超えておると思われますので、御留意していただくようお願いします。                  〔2番議員挙手〕 126 ◯議長(伊藤 壽君) 松尾議員。 127 ◯2番(松尾和樹君) 申しわけございませんでした。  御答弁ありがとうございます。Kanisuki若者プロジェクトについて、何を申し上げたかったかといいますと、ホームページに掲載されている期待する効果のところに、市に愛着を持ち、市内での就職や定住・移住につなげていきますとございます。Kanisuki若者プロジェクトにかかわった若者の中から、就職や定住・移住する人が出てくるためには、母数が多いほうがより高い効果が見込めますので、母数をふやす、つまり参加人数をふやすというところにも意識を向けていただきたいということを思うわけでございます。  Kanisuki若者プロジェクトについては、ホームページに掲載されている推進体制のところには、名誉局長に可児市ふるさと広報大使の塚本明里さんが就任とございます。適任であり、大変心強いと感じるわけでありますが、塚本明里さんのもとに推進局員として若者を任命していただいて、塚本明里さんをサポートしていただいて、塚本明里さんを中心に新たな仲間をどんどんふやしていただきたいと思うわけでございます。つまり、若者を集めるにはどうしたらいいか、それは若者に集めてもらったほうが集まるわけでございます。  最後の質問に移らせていただきたいと思います。  就職や進学を機に、どうしても可児市を離れる若者は毎年出てくるわけではございますが、成人式の日だけは、そういった若者も含めて可児市で育った若者が一堂に会するわけでございます。この日を可児市と可児市で育った若者が最大のチャンスと捉えて、さらに次につながるようなアクションを起こしておきたいと考えられます。  具体的には、成人式参加者の連絡リスト作成など、市から参加者へ後日連絡をとったり、あるいは新たなKanisuki若者プロジェクトへの参加を呼びかけたり、産業フェアや市内企業展への参加を呼びかけるなど、情報を直接後日届けることができるような関係を構築していただきたいと思います。  そこでお尋ねいたします。  成人式参加者と成人式後も関係が続いておりますでしょうか。もし続いているのであれば、具体的にどのような関係を構築されているでしょうか、お聞かせください。 128 ◯議長(伊藤 壽君) 市民部長 杉山修君。 129 ◯市民部長(杉山 修君) 成人式は、中学、高校卒業後、それぞれの進路をたどった若者たちが、久しぶりに一堂に会する機会であり、旧交を温めてもらいながら、卒業アルバムのスライドショーを見たり、当時の先生方からお祝いの言葉や激励を受けるなどの記念イベントを新成人自身により企画、運営されています。  このように、新成人主体で楽しくひとときを過ごすお祝いの式典であり、成人式成人式参加者と市が特別な関係をつくる場ではないと考えております。このため、市と新成人が特別な関係性を持つことはございません。  ただし、市外にお住まいの方などが市とつながりを持ちたいと思ったときに、必要な情報にたどり着ける手段を提供し、相手側からつながりを求めてもらえるような関係は必要と考えていますので、市外の方が可児市を応援する、かにすき倶楽部等の情報や、可児市の働きやすい企業を紹介するわくわくワークプロジェクトなどの情報は、成人式の際にも発信してまいりたいと考えています。以上でございます。                  〔2番議員挙手〕 130 ◯議長(伊藤 壽君) 松尾議員。 131 ◯2番(松尾和樹君) 市民部長、御答弁、ありがとうございます。  成人式はお祝いの式典であるということでございました。これに関連してなんですけれども、成人式の出席者のところをまずお話しさせていただきたいと思います。  こちらは、過去10年間、成人式の出席者等の数字が書かれた表になっております。平成22年の出席者数は819名でした。平成23年の出席者は768名です。一方、平成31年、昨年の出席者数は866名と、平成22年、平成23年と比較すると100名ほど多く参加しております。ですが、出席率に目を向けますと、平成23年は79.8%、平成31年が70.1%となっておりまして、10年で約10ポイント低くなっております。間もなく60%台へ突入していきそうな状況です。該当者は少子化に伴い今後減っていきますので、出席率が下がっている現状の下降トレンドに危機感を覚えるわけでございます。  さまざまな市の情報を成人に渡すということでございましたが、それらの情報を受け取った若者の理想的なリアクションは、市政に参画・協働、そして市に愛着を持ち、市内での就職や定住・移住につなげていくということでよろしいでしょうか。確認させていただいてもよろしいでしょうか。 132 ◯議長(伊藤 壽君) 市民部長。 133 ◯市民部長(杉山 修君) 今、御指摘のように、私どもからは、いろんな情報を提供させていただいて、それに対してリアクションを起こしていただくということが一番望ましい形と考えております。以上でございます。                  〔2番議員挙手〕 134 ◯議長(伊藤 壽君) 松尾議員。 135 ◯2番(松尾和樹君) ありがとうございます。  成人式で若者に市の情報を渡したときに、我々大人が期待するリアクションをとってくれる若者をふやすにはどうしたらいいかということなんですけれども、それはやはり、それまでにまちに大人たちがどれだけ手をかけて若者を大事に育てたか、その結果のあらわれだと私は思います。このまちには魅力的な大人がいることを私は知っております。特に選挙期間には、多くの魅力的な大人の背中をかいま見ることができました。  また、まだ短い期間ですが、可児市役所職員の皆様の中にも、魅力的な方がたくさんいることを、当選前後から、本日の一般質問の準備期間で知ることができて、私は今大変うれしく思っている次第でございます。  今回の私の質問は、一貫して若者の市政への参画と協働についてお尋ねさせていただきました。それに対しての御答弁は、多様な部署の担当部長がお答えいただく結果となりました。一部御迷惑をおかけいたしまして、申しわけございませんでした。  このように、若者の市政への参画と協働を可児市で進めていくためには、1つの部署だけではなくて、多様な部署が連携して取り組むことで最終的な成果につながるということが御理解いただけたと思います。  それと同時に、若者を育成するためには、まちの大人一人一人も資質の向上をして、皆が一緒により魅力的な大人になろうという意識を持つことが大切であると私は感じております。皆で持続可能な可児を子や孫のためにつくり上げていきたいと思いますので、今後とも何とぞよろしくお願いいたします。  これをもちまして、私の一般質問を終わりとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) 136 ◯議長(伊藤 壽君) 以上で2番議員 松尾和樹君の質問を終わります。  以上で、通告による質問は全て終了しました。  これをもって一般質問を終了します。   ──────────────────────────────────────   議案第48号から議案第57号まで、議案第65号から議案第70号まで及び議案第73号につい   て(質疑・委員会付託) 137 ◯議長(伊藤 壽君) 日程第3、議案第48号から議案第57号、議案第65号から議案第70号及び議案第73号の17議案を一括議題とします。  これより質疑を行います。  初めに、議案第48号から議案第57号及び議案第65号から議案第70号までの16議案についての質疑を行います。  本16議案につきましては、通告がありませんでしたので、これにて質疑を終結します。  次に、議案第73号についての質疑を行います。  これより質疑を許します。                 〔「なし」の声あり〕 138 ◯議長(伊藤 壽君) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております各議案につきましては、お手元に配付しました付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会へその審査を付託します。   ──────────────────────────────────────   議員派遣について 139 ◯議長(伊藤 壽君) 日程第4、議員派遣についてを議題とします。  お手元に配付しましたとおり、地方自治法第100条第13項及び可児市議会会議規則第167条の規定により議員を派遣します。  これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 140 ◯議長(伊藤 壽君) 御異議がないものと認めます。よって、議員派遣については、お手元に配付のとおり議員を派遣することに決定いたしました。   ──────────────────────────────────────   散会の宣告 141 ◯議長(伊藤 壽君) 以上で、本日の日程は終わりました。  お諮りします。委員会審査のため、明日から9月29日までの24日間を休会したいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 142 ◯議長(伊藤 壽君) 御異議がないものと認めます。よって、明日から9月29日までの24日間を休会することに決定しました。  本日はこれをもって散会します。
     次は9月30日午後1時から会議を再開しますので、よろしくお願いします。  本日はまことにお疲れさまでございました。                                 散会 午前11時44分  前記のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     令和元年9月5日         可児市議会議長     伊  藤     壽         署 名 議 員     川  合  敏  己         署 名 議 員     川  上  文  浩 Copyright (c) KANI CITY PLENARY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....