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平成30年第5回定例会(第3日) 本文 開催日:2018-12-05
平成30年第5回定例会(第3日) 名簿 開催日:2018-12-05

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  1. 可児市議会 2018-12-05
    平成30年第5回定例会(第3日) 本文 開催日:2018-12-05


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2018-12-05: 平成30年第5回定例会(第3日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 186 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 2 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 3 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 4 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 5 :  ◯16番(山根一男君) 選択 6 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 7 :  ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 選択 8 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 9 :  ◯16番(山根一男君) 選択 10 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 11 :  ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 選択 12 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 13 :  ◯16番(山根一男君) 選択 14 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 15 :  ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 選択 16 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 17 :  ◯16番(山根一男君) 選択 18 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 19 :  ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 選択 20 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 21 :  ◯16番(山根一男君) 選択 22 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 23 :  ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 選択 24 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 25 :  ◯16番(山根一男君) 選択 26 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 27 :  ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 選択 28 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 29 :  ◯16番(山根一男君) 選択 30 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 31 :  ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 選択 32 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 33 :  ◯16番(山根一男君) 選択 34 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 35 :  ◯総務部長(前田伸寿君) 選択 36 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 37 :  ◯16番(山根一男君) 選択 38 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 39 :  ◯総務部長(前田伸寿君) 選択 40 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 41 :  ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 選択 42 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 43 :  ◯16番(山根一男君) 選択 44 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 45 :  ◯総務部長(前田伸寿君) 選択 46 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 47 :  ◯16番(山根一男君) 選択 48 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 49 :  ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 選択 50 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 51 :  ◯16番(山根一男君) 選択 52 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 53 :  ◯総務部長(前田伸寿君) 選択 54 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 55 :  ◯16番(山根一男君) 選択 56 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 57 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 58 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 59 :  ◯16番(山根一男君) 選択 60 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 61 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 62 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 63 :  ◯16番(山根一男君) 選択 64 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 65 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 66 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 67 :  ◯16番(山根一男君) 選択 68 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 69 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 70 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 71 :  ◯16番(山根一男君) 選択 72 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 73 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 74 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 75 :  ◯16番(山根一男君) 選択 76 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 77 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 78 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 79 :  ◯16番(山根一男君) 選択 80 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 81 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 82 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 83 :  ◯16番(山根一男君) 選択 84 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 85 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 86 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 87 :  ◯16番(山根一男君) 選択 88 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 89 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 90 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 91 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 92 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 93 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 94 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 95 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 96 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 97 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 98 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 99 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 100 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 101 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 102 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 103 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 104 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 105 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 106 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 107 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 108 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 109 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 110 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 111 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 112 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 113 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 114 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 115 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 116 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 117 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 118 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 119 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 120 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 121 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 122 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 123 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 124 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 125 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 126 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 127 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 128 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 129 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 130 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 131 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 132 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 133 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 134 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 135 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 136 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 137 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 138 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 139 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 140 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 141 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 142 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 143 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 144 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 145 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 146 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 147 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 148 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 149 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 150 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 151 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 152 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 153 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 154 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 155 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 156 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 157 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 158 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 159 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 160 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 161 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 162 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 163 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 164 :  ◯建設部長(丹羽克爾君) 選択 165 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 166 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 167 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 168 :  ◯9番(天羽良明君) 選択 169 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 170 :  ◯福祉部長(吉田隆司君) 選択 171 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 172 :  ◯総務部長(前田伸寿君) 選択 173 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 174 :  ◯9番(天羽良明君) 選択 175 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 176 :  ◯総務部長(前田伸寿君) 選択 177 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 178 :  ◯9番(天羽良明君) 選択 179 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 180 :  ◯市長(冨田成輝君) 選択 181 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 182 :  ◯9番(天羽良明君) 選択 183 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 184 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 185 :  ◯議長(澤野 伸君) 選択 186 :  ◯議長(澤野 伸君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                 開議 午前9時00分   ────────────────────────────────────── ◯議長(澤野 伸君) おはようございます。  本日、会議を再開しましたところ、議員各位には御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。   ──────────────────────────────────────   開議の宣告 2: ◯議長(澤野 伸君) ただいまの出席議員は20名です。したがって、定足数に達しております。  これより前日に引き続き会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付しましたとおり定めましたので、よろしくお願いいたします。   ──────────────────────────────────────   会議録署名議員の指名 3: ◯議長(澤野 伸君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、21番議員 可児慶志君、22番議員 林則夫君を指名いたします。   ──────────────────────────────────────   一般質問 4: ◯議長(澤野 伸君) 日程第2、前日に引き続き一般質問を行います。  通告がございますので、質問を許します。  16番議員 山根一男君。 5: ◯16番(山根一男君) おはようございます。  それでは、通告に従いまして、16番議員 山根一男、市民の声。
     本日は、2つのテーマにつきまして一般質問をいたします。  まず第1問目ですけれども、外国籍市民に対する防災の取り組みです。  言うまでもありませんけれども、当市はフィリピン、ブラジル国籍を初めとしまして約7,000人の外国籍市民が存在いたします。全国でも有数の外国籍市民の集住都市であり、人口の約6.5%は外国籍市民ということになります。外国籍市民の中には、自治会などに加入していない世帯もあり、災害時の避難のあり方など周知されていない可能性があります。言葉や習慣の違いなどさまざまな課題があると思いますが、だからこそ、そのハンデを乗り越えて支援が必要だと考えます。そのために、ふだんからの備えとしてどのようなことが必要なのか、また発災時の避難先など、あらかじめ想定すべきことはないか、全国有数の外国籍市民の集住都市として全国モデルになるような、外国籍市民にとっても安心できる防災対策、発災時の対応が求められていると思います。  この点を踏まえまして、一問一答でお答えをお願いしたいと思います。  最初の質問です。  外国籍市民に対する防災の取り組みとして、どのようなことが現在まで行われているかということをお尋ねします。よろしくお願いします。 6: ◯議長(澤野 伸君) 執行部の答弁を求めます。  市民部担当部長 纐纈新吾君。 7: ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) おはようございます。  それでは、お答えします。  初めに、災害発生などの非常時における対応につきましては、国籍を問わず、支援が必要な市民に対して支援を行っていくこととしております。また、外国籍の市民の方に対しましても日本人と同じように、まずは一人一人が自分の命は自分で守ると、自助を基本として考えております。  さて、具体的な取り組みとしましては、外国籍市民には地震や台風といった自然災害を知らない地域の方も多く、どんな災害があるのか、また防災とは何か、そういったところから働きかけていく必要があると考えております。そのため外国籍の市民が転入されたときには、市民課の窓口において、外国語版の防災ブックや外国語版の広報メールの登録を呼びかけるチラシを配布して啓発をしております。  また、大規模な災害が発生したときには、多文化共生センターの指定管理者であります可児市国際交流協会とともに、災害時多言語支援センターを設置して被災者の支援を行ってまいります。  この支援センターには、大きく3つの役割がございます。1つ目は、多言語による情報発信です。防災行政無線や電子メール、フェイスブック等で発信をしていきます。2つ目は、指定避難所等の巡回でございます。避難している外国籍の被災者の方の情報収集などを行って、必要な対応につなげてまいります。3つ目は、多言語による相談窓口の開設でございます。そのほか、人づくり課では、本市に多く居住するブラジル人、フィリピン人、それぞれに向けて、毎年外国人市民懇話会を開催しております。その場において災害時における行動や備えなど、防災に関する啓発もあわせて行っております。  また、可児市国際交流協会におかれましては、防災ワークショップや防災まち歩きを行ってみえます。防災ワークショップは、演劇の手法を用いた体験型のワークショップを通じて防災意識を高め、緊急時に必要な情報と日本語を学ぶ機会となっております。防災まち歩きは、災害時に危険な場所ですとか避難所を知っていただく機会となっております。また今年度は、防災訓練の日に下恵土地区センターにおいて避難所体験を実施しておられます。以上でございます。                  〔16番議員挙手〕 8: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 9: ◯16番(山根一男君) ありがとうございます。  今おっしゃいました防災ワークショップ、あるいは防災まち歩きということですけれども、どのぐらいの規模で何回ぐらいやられていたのか、もう少し具体的にわかりますでしょうか。 10: ◯議長(澤野 伸君) 市民部担当部長。 11: ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 防災ワークショップについては、昨年度は3回行われております。可児市国際交流協会で行われている日本語教室に参加されている方が二、三十人参加をしておられました。  防災まち歩きについては、昨年度は1回であったと記憶しております。以上です。                  〔16番議員挙手〕 12: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 13: ◯16番(山根一男君) 2014年に行われました外国籍住民に対するアンケート、「自分の住んでいる地域の避難所を知っていますか」という質問に対して、57%の方が「知っている」と答えていますが、「知らない」という方が39.1%でした。また、「地域で行われる防災訓練に参加していますか」という質問に対して、22%の方が「参加している」と答えていますが、29.9%の方が「参加していない」と答えています。訓練があること自体を知らないという方が45.5%と一番多かったみたいです。要するに、自治会に未加入だったりすることが原因かと思いますけれども、そういった災害訓練があることを知らない自体がやはり課題だと思うんですけれども、そういったことに対する情報伝達とか参加するハードルを下げるような取り組みというのは今までされていないんでしょうか。 14: ◯議長(澤野 伸君) 市民部担当部長。 15: ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 防災訓練につきましては、外国語版の広報紙がございますが、そういったところに載せて広報をしております。                  〔16番議員挙手〕 16: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 17: ◯16番(山根一男君) あと、先ほど災害時には多言語支援センターを設置するということで、そのことも平成27年に出されました可児市多文化共生推進計画の中に載っておりますけれども、その支援センターというものがどういうものなのか、私もちょっと余り存じ上げていなくて、今現時点でどのようなことになっていらっしゃるのか、どういう指示系統でそれが設置され、その構成メンバーはどのようになるのか。その中に災害ボランティアの登録を随時実施とありますけれども、多分その災害ボランティアの方がそのメンバーになるんでしょうけれども、今現時点でそういった方がどれぐらいいらっしゃるのか、最新の数字がもしわかれば、お願いしたいと思います。 18: ◯議長(澤野 伸君) 市民部担当部長。 19: ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 災害時多言語支援センターの3つの役割については、先ほど答弁したとおりでございます。このセンターでは、可児市国際交流協会の事務局長がこの支援センター長となりまして、可児市国際交流協会の職員や、それからボランティアの方が取り組みをしてまいります。また、市からは災害対策本部の連絡員として人づくり課の職員もこのセンターに出向きますので、協働してこのセンターの運営をしていくということになります。  このセンターのボランティアの登録でございますが、現在のところは29人の方がボランティアスタッフとして登録をされておられます。以上です。                  〔16番議員挙手〕 20: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 21: ◯16番(山根一男君) その災害時多言語支援センターというのは、災害時に災害対策本部あたりの指示、指令といいますか、それによって開設されるんでしょうか、その辺の取り決めはどのようになっているかわかりますか。 22: ◯議長(澤野 伸君) 市民部担当部長。 23: ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 大きな災害が発生しましたときに、外国籍の市民を初めとして多言語の支援が必要な方がどれぐらいいらっしゃるか、そのあたりを見きわめてセンターを開設するかどうかを判断してまいります。                  〔16番議員挙手〕 24: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 25: ◯16番(山根一男君) 先ほど、現時点でも29名の方が登録されているということで、人数的にどれぐらい今後ふやしていく、目標値があるのかどうかということと、例えば仙台市では災害時言語ボランティアを養成していまして、約50人が登録されているということですけど、その半数は日本語が堪能な外国籍の市民だということです。29名のうち外国籍の方もいらっしゃいますか。その辺の内訳、もしわかりましたらお願いします。 26: ◯議長(澤野 伸君) 市民部担当部長。 27: ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 29人のボランティア登録をされておられる方の中で、言語のスタッフは6人いらっしゃいます。特に、このボランティア数を何人にするかというような目標は具体的には持っておりませんけれども、やはり災害が起きますと、ボランティア自身も被災をされたり交通事情等で出てこられない可能性もありますので、できる限り協力していただけるボランティアの数はふやす必要があるなというふうには考えております。                  〔16番議員挙手〕 28: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 29: ◯16番(山根一男君) その災害時言語ボランティアを養成してふやしていくという方法ですね、今、公募とかで余り私としては目にしたことはないような気がしますけれども、どのようにアピールしてこういう存在があるんだということと、それをふやしていこうというような、もし方策がありましたらお願いします。 30: ◯議長(澤野 伸君) 市民部担当部長。 31: ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) やはり多言語での支援ということですので、言葉ができるというのは大変重要であると思っております。そこで可児市国際交流協会では、災害時というわけではないですけれども、日本語の教育ですとか、学習を支援するボランティアの方がいらっしゃいます。そういう方々に災害時にも動いていただけるようなボランティアとして登録をしていただけないか、働きかけていくというようなことを考えております。                  〔16番議員挙手〕 32: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 33: ◯16番(山根一男君) わかりました。本当にふだんからそういった形で備えるということはとても大事だと思いますし、そのことをやられていることがよくわかりました。  2番目の設問ですけれども、発災時の避難場所や避難行動に関しまして、何か想定されていることとかありますでしょうか。お願いします。 34: ◯議長(澤野 伸君) 総務部長 前田伸寿君。 35: ◯総務部長(前田伸寿君) それでは、2問目にお答えをさせていただきますが、1問目の答えと答弁内容はほとんど重なってまいりますので、よろしくお願いいたします。  現在、外国の市民に対しましては、英語、ポルトガル語で作成した「可児市防災ガイドブック」を転入する外国籍の方に対して配付をしております。また、市のホームページ、防災行政無線による避難情報放送、それから外国語版広報メール、多文化共生センターのSNSは多言語により情報発信をしておりますので、外国籍市民の方も災害時に情報収集できるように対応しているところでございます。  災害発生時には、多くの外国籍市民が市役所や多文化共生センターへ問い合わせすることが想定されますので、通訳の配置や避難所への誘導ができる体制をとってまいります。  そのほかに、多文化共生センター内に災害時多言語支援センターを設置し、多言語による情報提供や相談窓口の設置、指定避難所への巡回相談の対応等を行ってまいります。以上でございます。                  〔16番議員挙手〕 36: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 37: ◯16番(山根一男君) ありがとうございます。  今、通訳の配置というお話がありました。現実に避難したときに、どうしても外国籍の方が集住している地区センターに多く避難されることも想定されますけれども、その通訳の配置とか人数は何人ぐらい確保できるとか、そういったことは今から計画としてはあるんでしょうか。これは、先ほど言った災害時多言語支援センターとはまた別の動きという形になりますでしょうか、ちょっとその辺の詳しいことがわかりましたらお願いします。 38: ◯議長(澤野 伸君) 総務部長。 39: ◯総務部長(前田伸寿君) 答弁させていただきました内容につきましては、先ほど市民部担当部長が申し上げたとおりでございまして、基本的には外国人の対応につきましては、人づくり課から可児市国際交流協会を通して災害時多言語支援センター、こちらからという形になりますので、通訳の配置等につきましても、人づくり課、それから可児市国際交流協会を通じて配置するという形になろうかというふうに思っております。 40: ◯議長(澤野 伸君) 市民部担当部長。 41: ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 通訳についてお答えをします。  通訳は、人づくり課の職員として5人、それから可児市国際交流協会の職員が5人、それからボランティア登録をしておられる方が6人ということで、英語、ポルトガル語、フィリピン語、中国語等に対応できるということになっております。ただし、先ほども申し上げましたように、やはりこのスタッフ、職員やボランティアの方自身が被災をされて参集できないということもありますので、その参集をされたスタッフで通訳対応、あるいは相談対応をしていくということになります。以上です。                  〔16番議員挙手〕 42: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 43: ◯16番(山根一男君) 通訳のことはありがとうございました。わかりました。  先ほどの件で、可児市地域防災計画の中に、余り外国籍市民のことを特定したようなことはないように思いますけれども、その中で、可児市国際交流協会に対して災害時における多言語サポーター等の育成と、あともう一つ、避難所運営マニュアル、これは外国人対応とありますけれども、その避難所運営マニュアルの中の外国人対応というところで、どういったことをこれは意図しているのかというのはちょっと疑問に思ったんですけれども、何か外国人対応というところで特筆するようなことがあるのかどうか、もしわかりましたらお願いできますでしょうか。 44: ◯議長(澤野 伸君) 総務部長。 45: ◯総務部長(前田伸寿君) 地域防災計画につきましては、今、議員申されたとおり掲載をしております。避難所運営マニュアルの中に、具体的に外国人に対してどうかというところまでは記載はしておりませんので、先ほど多言語支援センターの職員が巡回して、それぞれの避難所にどれだけの外国人が見えるかということを把握しながら通訳の配置等を考えていくということで考えております。以上です。                  〔16番議員挙手〕 46: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 47: ◯16番(山根一男君) わかりました。  では、3問目行きます。  今後、さらなる防災意識の向上や、発災時、復旧・復興時の対処方法などにつきまして、外国籍の方ということに特化しますけれども、対処していくことがあるのでしょうか、その辺の今後の計画とか見通しとかありましたらお願いしたいと思います。 48: ◯議長(澤野 伸君) 市民部担当部長 纐纈新吾君。 49: ◯市民部担当部長(纐纈新吾君) 小項目1点目でもお答えした取り組みを継続的に実施していくことが、さらなる防災意識の向上や、災害時、そして災害後を通じての対処の基本となると考えております。  また、可児市国際交流協会と協力をしまして、先ほども出ました災害時多言語支援センターにおける支援サポーターの登録をふやしたり、また通訳や翻訳の訓練をして情報発信の強化を図っていきたいというふうに考えております。  また、さらに災害時ボランティアセンターを立ち上げる可児市社会福祉協議会と、この災害時多言語支援センターが情報共有や協力体制を確立していく、避難所支援などの連携強化をしていくということで、そういった面での連携も進めていきたいというふうに考えております。以上です。                  〔16番議員挙手〕 50: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 51: ◯16番(山根一男君) ありがとうございます。現在のことを継続していくということに尽きるようには思いますけれども、今言った中では、災害ボランティアセンターとの連携というところが新しいかなと思います。ぜひそちらのほうをやっていきたい、お願いしたいと思いますし、一つの例ですけれども、宮城県の仙台国際交流協会では、災害時の外国籍市民支援の包括的な取り組みというテーマで消防庁長官賞を受賞しています。その趣旨は、災害発生時に多くの外国籍市民が一般市民と同じ状況で被災し、避難所等での支援を受けることが想定されると。そこで、防災情報の発信や地域防災訓練への外国籍市民の参加、市民ボランティアの育成などを包括的に実施し、被災時の混乱を最小限にとどめ、支援活動を円滑に行える環境整備を行っているということです。まさに当市もそういうことをやっているというふうには今受けとめましたけれども、その主な内容ですけれども、FM放送を利用した外国籍市民向けの防災啓発番組の放送、多言語防災マニュアルのDVDの配付、あと年2回新しい外国籍市民に対する生活オリエンテーションの中での防災についての啓発、外国籍市民の地域防災訓練への参加、災害時言語ボランティアの育成等を行っているということです。当市がやっていることもこの中には入っていると思いますけれども、何かもう少し包括的な、もちろん災害時でも外国籍であれ一般の人であれ変わらないという視点はもちろんあっていいと思いますけれども、これだけたくさんの方がいて、どうしても情報弱者としてなることが予想されるときに、もう少し包括的な、課を横断するようなところもあるかもしれませんけれども、そういう方向性というのは今見出していないでしょうか。今言ったことをやっている、継続していくというところで終わっているように思いますけれども、その辺、もし何かありましたらお願いします。 52: ◯議長(澤野 伸君) 総務部長。 53: ◯総務部長(前田伸寿君) 済みません、組織として包括的なという意味で御質問がございましたので、防災の観点から私のほうからお答えをさせていただきます。  仙台市は指定都市ということで、DVDにつきましても十何カ国語で作成をされておるという実態は把握しておりますけれども、可児市におきましては、今市民部担当部長がお答えしたとおり、さらにこれを発展させていくというような形でこれからも進めていきたいと思いますので、今の段階で特段これ以上何をするかということまでは考えておりませんので、よろしくお願いします。                  〔16番議員挙手〕 54: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 55: ◯16番(山根一男君) まあそういうことでありましたら、希望としましては、ぜひ今のを継続をしつつ、可児市らしい、要するに外国籍市民が多く集住するところでは全国のモデルになるような新たな取り組みを期待したいと思いますし、私どもも、もしまたそういったことがありましたら提案していきたいと思います。  2問目の質問のほうに移らせていただきます。  「西可児中学校正門下から春里への都市計画道路の開通を」というテーマです。一見、かなりローカルなテーマですけれども、内容といたしましては、都市計画道路のあり方、選定に当たっての優先順位のつけ方など市全体に関することを含んでおりますので、住民が納得するような明快な答弁をお願いしたいと思います。  さて、その西可児中学校正門下から北側、春里方面に抜けていく道、春里小学校のほうへおりていく道ですけれども、大変狭い上に道幅が一定でなく、カーブもあり見通しが悪くなっています。ことしの春にも西可児中学校の生徒が自転車通学中に転倒し、骨折するという事案が発生しています。加えて、合流地点であります上のほうですけれども、若葉台8丁目の十字路では、特に朝夕、登下校の自転車もしくは徒歩の西可児中学校の生徒と春里小学校の児童、そして、その他の自転車を含む通勤・通学車両が錯綜し、大変危険な状況になります。  また、本来この都市計画道路若葉台長坂線は、美濃田を起点として長坂地内を通り、西可児駅付近を通って若葉台内を西可児中学校方向につながる予定ですが、この区間が整備されていないために、通過車両の多くは若葉台真ん中あたりから9丁目ですね、旧NTTのあるところですけれども、急な坂道を下って春里地区センターの前を通る市道、井の鼻長洞線に合流します。この区間は、坂道が急過ぎるために信号が設置されずに、冬場の凍結時などは接触事故が絶えない道路です。  昭和63年に都市計画道路として認定された若葉台長坂線ですが、問題の西可児中学校の正門下から春里へ抜ける部分だけが未着手となっています。地元の認識では都市計画道路として認定されているので、いつかは開通するだろうという見方がありました。それまでこれまでは自治会要望にも上げてこなかったということですけれども、今年度は未着工の都市計画道路全体の見直しがあるということもあり、正式に自治会要望として出されています。  都市計画道路の計画実行については、その優先順位を決めるためのさまざまな条件があることは承知しております。通学路の安全を確保し、信号がつけられない、より危険な道路の利用度合いを減らすということが人の命にかかわることであり、より優先すべき事案だと考えております。  そのことを踏まえまして一問一答で質問に移ります。  1番目、西可児中学校正門下から北側へ、春里小学校方面へおりていく道(通学路)の危険性は認識されているでしょうか、お答え願います。 56: ◯議長(澤野 伸君) 執行部の答弁を求めます。  建設部長 丹羽克爾君。
    57: ◯建設部長(丹羽克爾君) お答えいたします。  御質問の通学路については、平成24年、平成25年度に学校、PTA、教育委員会、警察署、道路管理者が共同で行った通学路緊急点検や、平成26年度に策定された「可児市通学路交通安全プログラム」に基づき、毎年度実施している危険箇所、要注意箇所の点検において、現時点までに要望された事例はございません。また、通学路の安全対策として多くの区間で歩道が整備されており、歩道の未整備区間においてもカラー舗装による視覚的な歩車分離が行われております。  こうした状況から、道路管理者としましては、現状では特に危険性が高い箇所であるという認識はございません。しかしながら、通学時間帯においては西可児中学校、春里小学校へ向かう自転車を含む児童・生徒がこの区間においてふくそうすることもあるため、引き続き関係機関が連携して児童・生徒の交通安全に努めてまいります。以上です。                  〔16番議員挙手〕 58: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 59: ◯16番(山根一男君) わかりました。そういう要望が出ていないということで、まずは、それほど危険ではないというふうな見方というよりは、そういう課題に上がっていないということですね。でも、一応認識していただいているということは今理解しました。  2番目の都市計画道路全般の計画実行に移す優先順位のつけ方は、どのようになっていますでしょうか。 60: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長 丹羽克爾君。 61: ◯建設部長(丹羽克爾君) 都市計画道路は、市外への広域的な移動や市内の円滑な移動を支える市の骨格の一部となる重要な道路であり、都市計画道路が一体的に整備されることで、安全かつ円滑な移動を支援するネットワークの強化が図られます。計画実行の優先順位については、交通事故対策や歩行者の安全確保、交通量の多い路線の渋滞緩和対策などの直接的な問題の解決につながる整備や、市の活力向上につながる産業立地や交流人口の拡大に寄与するかどうかについても重要な要素であると考えています。そのような観点を持ちながら費用対効果や実現性を加味し、予算との折り合いもつけながら総合的に判断し、事業化の検討を行っております。以上です。                  〔16番議員挙手〕 62: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 63: ◯16番(山根一男君) 全体的な話ですけれども、都市計画道路として今決定されている道があるということですけれども、その中で今、可児市全体を例えば100とした場合、どれぐらいが完成していて、決定された以上、これはつくるのかつくらないのかということも含めまして、その辺、どう認識していっていいのか、ちょっと情報をもう少しいただければと思うんですけれども、いかがでしょうか。 64: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 65: ◯建設部長(丹羽克爾君) まず、御質問の進捗状況といいますか、事業の整備の状況でございます。  現在、可児市内ですが28路線、都市計画決定された路線がございます。その総延長でございますが9万670メートルでございまして、改良済みが5万440メートル。概成済みですが、道路としては供用を開始しておるというところでございますが、2万310メートル。合わせまして、全体の78%が利用していただいておる路線ということになっております。ちなみに、この若葉台長坂線も、全延長が3,710メートルでございますけれども、2,900メートルが改良または概成済みで78.8%ということでございます。  それからもう一点、今お話にございました今後の都市計画道路の考え方といいますか、整備されていないところの考え方でございますけれども、県のほうが主体となりまして、平成28年度から市町村とともに都市計画道路の見直しの研究会が発足しております。この中におきまして、全ての未完成路線を対象に合理性や必要性を指標化して、廃止・凍結・変更・存続の検討材料の整理を今行っているところでございます。以上です。                  〔16番議員挙手〕 66: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 67: ◯16番(山根一男君) その研究会といいますか、条件ですけれども、これがいつごろまでに結論を出そうとしておられるのか。要するに、計画はもう中止にするという決定もその中でされるんでしょうけれども、その場合にどのような手続をされるのか、撤回する場合の要件、手続、それで何を基準にそれをやめるのかということを決定するのか、その尺度になるようなものが多分あると思うんですけれども、今おっしゃった中で。それは、やっぱり住民にはわからないといいますか、どうしても自分たちのところをつくってほしいという気持ちが当然あると思うんですけれども、それを客観的にする指標ですね、それをもう少し教えていただけませんでしょうか。いつごろまでにやるんでしょうか、お願いします。 68: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 69: ◯建設部長(丹羽克爾君) まず期間的なものですけれども、こちらは特に決まっておりません。まず、先ほども申しましたけれども、洗い出しのようなことを今行っている段階でございますので、市民の御意見ですとか、そういったものもお聞きしながら今後定めていくことになると思います。  それで、これは都市計画道路に限らずの話だと思いますけれども、整備する優先順位といたしましては、市内の道路、先ほども申しましたけれども、ネットワーク強化の観点から、それから交通量の多い路線の渋滞緩和対策、それから交通事故ですとか歩行者の安全確保、それから費用対効果、経済効果、実現性、土地利用への効果、こういったことが判断の材料になってくるかと思います。以上です。                  〔16番議員挙手〕 70: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 71: ◯16番(山根一男君) その辺の評価を何か数値で見ることができるんでしょうか。もう少し公な形で、公にもちろんやっていると思うんですけれども、あと、先ほど市民の意見を聞くというふうにおっしゃっていましたけれども、どのようにしてそれを実現されているのか、教えていただけますか。 72: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 73: ◯建設部長(丹羽克爾君) 数値について、今まだしっかりしたものはございませんので、こういった先ほど申しましたようなものを指標を数値化していくということになると思います。  それから、現在、もう都市計画決定しておる路線の、例えばその廃止とか、そういったことになれば、都市計画事業の流れの中で市民の意見を聞かせていただく機会が出てくるというふうに考えております。                  〔16番議員挙手〕 74: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 75: ◯16番(山根一男君) あと、先ほど市内の78%ができているということですけれども、延長の中で、まだ都市計画道路の中でも全く道としてないところと、あるいは、もうあるけれども、それを規定に合わせて広げるという2つのタイプがあると思うんですけれども、先ほどの今言っています若葉台の道、道として今現時点ないようなところの比率というのはどれぐらい、何カ所ぐらいでも結構ですけど、あるんでしょうか。 76: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 77: ◯建設部長(丹羽克爾君) 申しわけありません。手元の資料にございませんので、また改めて直接お答えすることになると思います。                  〔16番議員挙手〕 78: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 79: ◯16番(山根一男君) そのことは結構ですけれども、では3番目です。最後のところへ行きます。  都市計画道路若葉台長坂線の全線開通に向けた可能性はどうでしょうかということです。 80: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長 丹羽克爾君。 81: ◯建設部長(丹羽克爾君) お答えいたします。  若葉台長坂線は、幅員12メートルで計画されており、長坂の一部を除く区間と西可児土地区画整理事業によって整備された区間は整備済みとなっており、長坂の一部と若葉台において計画幅員がとれていない区間や歩道が設置されていない区間、そして、西可児中学校より東側の新たに道路をつくる区間が未整備となっております。  若葉台長坂線の未整備区間の整備については、先ほど申し上げた優先順位の判断基準により、重要性は高くないものと判断していることから、都市計画道路としての整備の優先度は、現時点では低いものと認識しております。以上です。                  〔16番議員挙手〕 82: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 83: ◯16番(山根一男君) 自治会に対する回答でもそのような形になっているかと思います。ただ、先ほど言った通学路の安全というところからいった場合に、別な方法も含めまして何か手だてはないでしょうか、そういったことに対しては。あるいは住民からの要望がもっと強くなれば、そういったことになるんでしょうか、その辺を教えてください。 84: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 85: ◯建設部長(丹羽克爾君) 都市計画道路、都市計画事業でございますけれども、あくまでも手法だというふうに考えております。地元の皆様の課題がどこにあるのか、その課題を解決する一つの手段として都市計画道路、都市計画事業としての道路整備があると思います。例えば、その都市計画道路ではなくても道路改良事業であったり交通安全施設整備事業、ハード面ではそういったものの対策もできると思います。  また一方で、地域の課題としまして、今まで建設部への要望ではございませんけれども、通行速度が高いので抑制してほしいというような要望があったというふうに理解しております。そういったことについては、交通管理者との協議も含めてやることも可能だと思いますので、実際に地域の皆様がどういったことでお困りになっているのかということを、ぜひお聞かせいただきたいというふうに考えております。以上です。                  〔16番議員挙手〕 86: ◯議長(澤野 伸君) 山根議員。 87: ◯16番(山根一男君) わかりました。ぜひ、そういった必要があるということを今お知らせしましたので、またさらに御検討をお願いしたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 88: ◯議長(澤野 伸君) 以上で、16番議員 山根一男君の質問を終わります。  続いて、4番議員 渡辺仁美さん。 89: ◯4番(渡辺仁美君) 4番議員、市民の声、立憲民主党、渡辺仁美です。  今回、これからの地域公共交通、これについてお尋ねをしてまいります。  一般質問の日程の後半のほうで質問をさせていただきますと大変大きなメリットがありまして、今回は特に「観光」という言葉が先輩議員の質問の中から数多く聞かれましたので、大変多くの気づきをいただきました。私、3年ほど前に、交通にちょっと絡めて観光交流人口の増加と交通という、そういった内容で一般質問させていただいたときに、各観光の拠点に年間入り込み客数が大変多く、いろんなところがあるというのを御答弁でいただいて、その数の多さにびっくりしたんですけれども、その翌朝、新聞の記事にその御答弁が載りました。それで今回、昨日、また新たに観光交流人口がさらに増加しているというのを気づかせていただきました。また、大平議員が質問の中で見解を述べられていて、観光と交通が、拠点の点と点を結ぶ大切なものであるという、そういう見解も述べられていたこと。そして、さらには川上議員が、カラーユニバーサル、これについて質問をされておられたんですけど、議員は議会のトップランナーとしていろんなところに全国行かれて、それで若い方たちからの意見などを集約されて即座に一般質問に反映されたのかなと、こんなふうに感じました。  カラーユニバーサルといいますと、私が常日ごろ意識していろんなところで実現しなければと思っている、多様性を認め合う、この点につながるのだなという思いで聞かせていただいておりました。さらには、もう一つ川上議員が質問された開発投資、それからのリターンですね、そういったことも市長は御答弁されていたんですけれども、こういった、市は今まさにいろんなところで開発など、企業誘致などをどんどん推進されておられます。それからのリターンはきっと実現することと思っておりますけれども、そんな中で、逆にマイカーを持たない、交通に少し困難を来している人たちのところに投資があると、そこからのリターンは、人へのリターンは大きいのではないかなと、こんなふうに感じながらこの質問をさせていただきます。  先日、私の知人が、高速道路でのこんな経験を語ってくれました。高速道路で外国産の車を、カーブに差しかかったときに若干ハンドルの手を離してみたと。そうしましたところ、そのカーブの曲線に沿って緩やかに正確に曲がっていったそうです。また別の日に、国産の車で同じことを試しましたら、若干不安があった、こんなふうに言っておりました。これは技術の差のことを言うんではなくて、いずれその自動運転、いろんなところでそういった高速道路だけではないところで、もう既に行政として試運転などを施行されているところもあるようですけれども、いずれそういった時代が来るのかなということを見据えつつ、ただし、そうなった場合でも、やはり公共交通を利用するのは人であるんだなという、こういう原点のところに立ち返って、そして、やはり利用したいけど、ちょっと使い方がわからない、乗り方がわからない、これはどこへ行くバスだろう、そういった困った方々の声をいっぱい集めた質問としたいと思っております。  それでは、通告の文章に書いておりました、まず本市の交通網を、公共交通はJR線、名鉄線、それから東濃鉄道による高速バスや路線バスが多様に繰り広げられております。また地域のボランティアの方々による移動支援、このようなことも活発に近年行われていて、それら全てが本市の交通網だと、このように思っております。そして、さらには今年度は、「おでかけしよKar」という日曜日と祝日の運行、これが本格運転となりました。そういった積極的な取り組み、積極的な事業の展開をされていることに敬意を表しつつ、さらにどんな公共交通網が展開されるかによって新たな市民福利を生むものと信じてお尋ねをしてまいります。  恐らく平成25年に策定されました可児市生活交通ネットワーク計画、これに基づいて運行がなされてきたわけですけれども、そこが一旦終了し、新たな今計画を策定中でいらっしゃると伺っております。可児市公共交通形成網計画、そちらをもとにしてお答えをいただくことにはなるかと思いますけれども、1問目の質問をさせていただきます。  地域公共交通に関する計画の基本的な方針、これをお尋ねいたします。 90: ◯議長(澤野 伸君) 執行部の答弁を求めます。  建設部長 丹羽克爾君。 91: ◯建設部長(丹羽克爾君) お答えいたします。  可児市の地域公共交通に関する計画といたしましては、平成25年6月に策定した可児市生活交通ネットワーク計画が平成30年5月に計画期間を満了したことから、現在、新たな地域公共交通計画として、可児市地域公共交通網形成計画を作成しているところでございます。  この計画は、地域公共交通の現状や問題点、課題を踏まえて地域全体の公共交通のあり方を定める地域公共交通のマスタープランとなる法定計画で、これまでの民間事業者を中心とした枠組みとして捉えられた地域公共交通を、地方公共団体が中心となって交通分野にとどまらず、まちづくりと連携し、面的な公共交通ネットワークを構築していくための計画として策定するものです。  御質問の計画の基本的な方針につきましては、現在作成中であることから、現時点で確定したものではございませんが、本市といたしましては市内の交通弱者の移動手段となるよう現状の公共交通を維持・改善するとともに、市外からの来訪者にも対応できるよう、可児駅、新可児駅を中心とした公共交通が相互に連携した公共交通ネットワークの形成や、利用者が安心して利用でき、わかりやすい公共交通の利用環境の充実を図っていきたいと考えております。以上です。                  〔4番議員挙手〕 92: ◯議長(澤野 伸君) 渡辺議員。 93: ◯4番(渡辺仁美君) 従前の計画に、さらに加えてとか、そういう御計画の策定中だと思うんですけれども、市民の方の参画でいろんな御意見も聞かれているとは思います。どのようなところを改善、もし1点でもお聞かせ願えれば、ありがたいと思います。具体的にお願いします。 94: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 95: ◯建設部長(丹羽克爾君) 現在、可児市地域公共交通協議会にも諮りながら今計画の策定を進めておるわけでございますけれども、現在、課題といたしまして私ども捉えておるところでございますけれども、まず1点目としまして、可児市と周辺市町及び名古屋を結ぶ公共交通ネットワークの維持、活性化、それから2つ目といたしまして、公共交通相互及びその他交通手段との連携強化と乗り継ぎがしやすい交通結節点整備、それから3点目といたしまして、公共交通に関するわかりやすい情報の提供による認知度の向上、こういったものを考えております。以上でございます。                  〔4番議員挙手〕 96: ◯議長(澤野 伸君) 渡辺議員。 97: ◯4番(渡辺仁美君) ありがとうございます。  私もいつも登庁するときに利用させていただいているもんですから、いろんなタイプを分けてみますと、ちょっと御高齢の方が病院に行かれる、そして少し若い方が空のカートを持ってお買い物をされて、帰りは満タンにしたものをまた次の帰りのさつきバスに乗られるという、そういった光景を見るところであります。そして、先ほど御答弁の中で、結節という言葉を言われた、やはり駅に向かわれる方も大変いらっしゃるようです。  そんな中で、2番目の質問になるんですけれども、バスに乗るときに、これは恐らくわかりやすさという点の項目の中に掲げられていらっしゃることにつながるとは思います、バスの案内板ですね。バスのフロントというか、フロントガラスの上に行き先が書いてありますね。それのところで若干わかりづらい、何々線というのが書いてあったりすると、ちょっと迷われるような光景をお見かけするんですけれども、こういった御意見などを聞かれて、アンケートなどをおやりになっていると思うんですけれども、そこら辺への改善を検討されるということはございますでしょうか。 98: ◯議長(澤野 伸君) 質問者に申し上げます。  質問の趣旨が少し変わっておりますが。 99: ◯4番(渡辺仁美君) はい、わかりました。  ごめんなさい。再質問ではございませんでした。2問目をきちっと申し上げます。  市民にとってわかりやすく利用しやすい地域公共交通にしていくに当たり、課題解決をどのように図っていかれますか。2問目です。済みません。 100: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長 丹羽克爾君。 101: ◯建設部長(丹羽克爾君) わかりやすく利用しやすい公共交通とするため、地域公共交通網形成計画には利用促進などに関する施策も定める予定です。計画は現在策定中であることから現時点で確定した施策はございませんが、例えば鉄道・路線バス・コミュニティバス等の総合的な時刻表の作成や、運行しているバスの位置をスマートフォンなどで即時に確認ができるロケーションシステムの導入等によるバス運行情報の提供、ベンチの寄附制度等によるバス待ち環境の改善などを考えております。  また、昨年度実施いたしました市民アンケートや利用者アンケートでは、電話で予約バスの利用方法がわかりづらい等の意見が寄せられたことから、今後も市民講座などでの利用方法の説明や、わかりやすいPRに努めてまいります。以上でございます。                  〔4番議員挙手〕 102: ◯議長(澤野 伸君) 渡辺議員。 103: ◯4番(渡辺仁美君) 今、ロケーションバスの話がありました。これは特に観光客にとっては大変ありがたい、実現したらいいのかあと、こんなふうに思いました。  その中で、先ほどしかけました案内板ですね、バスのフロントガラスの上にある、これの見直しなどを検討されることはないでしょうか。若干わかりづらそうな光景を見かけたりいたします。要するに、行き先がどこなのかというのが明示されているといいのかなあと思ったりするんですけれども、いかがでしょうか。 104: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 105: ◯建設部長(丹羽克爾君) 今、市民アンケート、利用者アンケート等でそういった御意見をちょっと私把握しておりませんので、なかなか今申し上げにくいところもございますけれども、引き続き、よりわかりやすい案内表示に向けて改善はこれからも続けていきたいというふうに考えます。以上でございます。                  〔4番議員挙手〕 106: ◯議長(澤野 伸君) 渡辺議員。 107: ◯4番(渡辺仁美君) わかりました。次に参ります。  健康づくりに関して、ちょっとこういった研修を受けてきたときにいただいた知識ではありますが、都会のような、例えば在来線から、東京ですと山手線、そして地下鉄に乗り継いで通勤・通学をされる、このことが功を奏してか、都会の健康寿命が地方都市のマイカーによる移動になれている人たちより健康寿命が延びているといったことを聞きました。そのエビデンスが、健康寿命を延ばしている歩数の差ですね、というようなことを聞きました。ですので、この私たちの住んでいる可児市では、その実現は不可能とはなりますけれども、健康づくりを目的とした地域公共交通のあり方をどう捉えていらっしゃいますか、お尋ねします。 108: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長 丹羽克爾君。 109: ◯建設部長(丹羽克爾君) マイカー利用に比べて公共交通を利用したほうが運動エネルギーの消費量が多く、健康づくりに貢献すると言われておりますが、本市の地域公共交通は市内の交通弱者の移動手段確保を主目的としており、健康づくりは目的としておりません。以上でございます。                  〔4番議員挙手〕 110: ◯議長(澤野 伸君) 渡辺議員。 111: ◯4番(渡辺仁美君) 本来、車を持たれなくて、そして移動が困難であるという方が、さつきバスがあるから、おでかけしよKarがあるからお出かけしてみようかなということ自体が、もう健康づくりに役立っているのではないかなと、私自身は思っております。
     では、次に参ります。  ここで「オープンデータ」という言葉を用います。御存じの方が多いとは思いますけれども、オープンデータとは私も最近知ったばかりで、ちょっと調べてみましたところ、言葉そのままだと情報開示ではありますけれども、普通、情報をとりに行くというふうではなくて、広く一般に、誰でも無許可で、無料で取り込んで、何かまた再掲載して利用ができるという、このようなシステムのようであります。このオープンデータの活用を、もしされるのであればという前提での質問とはなりますけれども、その新たな計画の中で今後取り入れていかれるのかどうかも含めまして、ちょっとお尋ねしたいと思います。  オープンデータの活用により地域公共交通を利用される市民、そして観光客にはどんなメリットがありますか。 112: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長 丹羽克爾君。 113: ◯建設部長(丹羽克爾君) 今、議員からも御説明いただきましたけれども、オープンデータとは、インターネットなどを通じて、誰でも自由に入手し、利用・再配布ができるデータの総称であり、公共交通においては鉄道やバスの路線や経路、駅やバス停の位置、時刻表等のデータが上げられます。これらのデータを共通フォーマットによりオープンデータ化して公開することにより、スマートフォンなどで利用される地図検索や経路検索アプリにより、鉄道やバスなど公共交通を利用した乗りかえ案内が可能となり、公共交通の利便性が飛躍的に向上することが期待できます。また、外国語による公共交通の利用案内が可能となることから、外国人観光客の増加も期待できます。  本市におきましては、現在、コミュニティバスのさつきバス、おでかけしよKar、Kバスについてオープンデータ化の作業を進めており、年度内のデータ公開を目指しております。以上です。                  〔4番議員挙手〕 114: ◯議長(澤野 伸君) 渡辺議員。 115: ◯4番(渡辺仁美君) オープンデータを、こちらが活用するに当たっては、もうオープンだけでよくて、無料、費用はかからないと聞いていますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。  最後の質問になります。  2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」、これを見据え、さらには持続可能な観光推進、そのための地域公共交通をどのように構築していきますか。 116: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長 丹羽克爾君。 117: ◯建設部長(丹羽克爾君) 2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」を見据え、本市では花フェスタ記念公園内への「大河ドラマ館」設置に向けて関係機関との調整を進めております。また、本市に点在する明智光秀ゆかりの地などへの来訪者の増加も想定されます。このため本年10月19日付で企画部に設置された大河ドラマ活用推進室を中心に臨時的な交通手段の検討が進められているところであり、現時点では地域公共交通に関する具体的な対策は決定しておりません。しかし、対策の主体は既存の公共交通網による対応と考えておりますので、交通事業者との情報交換や連携を進めてまいります。  このほか、日曜・祝日の市民の楽しみの創出を目的として本年4月から本格運行を開始した、おでかけしよKar、Kバスにより市外からの来訪者への対応も可能な移動手段を確保したところですが、今後も市内の交通弱者の移動手段となるよう現状の公共交通を維持・改善した上で、観光グランドデザインなど観光施策と連携しながら公共交通のよりよい運行体系を構築していきたいと考えております。以上です。                  〔4番議員挙手〕 118: ◯議長(澤野 伸君) 渡辺議員。 119: ◯4番(渡辺仁美君) わかりました。推進室が中心となって、そういった交通ですとかまちづくり、いろんなことが一体となって観光という概念が非常に膨らんでいて、とっても期待できる感じがいたします。議会側、私たち議員も一丸となって、その施策に対する協力は惜しまないところでありますし、今後の交通網についても計画が今練られているところでありますので大変期待しております。  これで私の一般質問を終了といたします。ありがとうございました。(拍手) 120: ◯議長(澤野 伸君) 以上で、4番議員 渡辺仁美さんの質問を終わります。  ここで午前10時20分まで休憩といたします。                                 休憩 午前10時03分   ──────────────────────────────────────                                 再開 午前10時20分 121: ◯議長(澤野 伸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。  13番議員 野呂和久君。 122: ◯13番(野呂和久君) 13番議員、可児市議会公明党の野呂和久です。  今回、市営住宅について幾つか質問をさせていただきます。  言うまでもなく公営住宅制度は、国及び地方公共団体が協力して、健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備し、これを住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、または転貸することにより国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与することを目的としています。可児市内には、現在、11団地285戸の市営住宅があります。各住宅の建設年度を見てみますと、東野住宅は昭和46年度から昭和51年度、桃塚住宅は昭和52年度、下切住宅は昭和59年度から昭和63年度と、兼山も含め30年以上が経過した住宅が管理されています。その住宅の中には、数年間募集をしていないと思われる住宅、いただいた資料では、平成20年度以降で桃塚住宅は平成20年度以降、広見ケ丘住宅は平成21年度以降、下切住宅は平成27年度以降、霞住宅は平成26年度以降、募集の実績がないようにも見受けられます。  1つ目の質問です。  改修中、または改修済みの東野住宅の物件も含め、耐用年数を経過している住宅は全体の何戸、何%であり、今後どのようにしていくお考えか、方針をお伺いします。 123: ◯議長(澤野 伸君) 執行部の答弁を求めます。  建設部長 丹羽克爾君。 124: ◯建設部長(丹羽克爾君) お答えいたします。  現在、耐用年数を経過している市営住宅は、東野住宅A棟からP棟の69戸と下切住宅のA棟からD棟の17戸で合計86戸あり、全市営住宅の30.2%でございます。耐用年数を経過した市営住宅の対応方針につきましては、平成21年度に策定した可児市公営住宅長寿命化計画において、各団地の地域事情や特性、ニーズ等を踏まえて、建てかえ、用途廃止、修繕の判定が行われ、耐用年数を経過していても、ニーズがあり、躯体の安全性が確認できた東野住宅については、国の支援を受けて順次、維持・改善事業を行っており、住宅として引き続き活用を図ってまいります。  なお、この計画では、下切住宅も修繕の判定としておりますが、来年度が5年ごとの見直し時期となっていることから、再度判定を行い、今後の方向性を決定する予定です。以上です。                  〔13番議員挙手〕 125: ◯議長(澤野 伸君) 野呂議員。 126: ◯13番(野呂和久君) 済みません、ちょっと聞き漏らしたかもしれませんので、確認でお伺いしますが、公営住宅長寿命化計画は平成何年に策定をされましたか。済みません、もう一度お願いしたいと思います。 127: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 128: ◯建設部長(丹羽克爾君) 平成22年3月に策定しております。以上です。                  〔13番議員挙手〕 129: ◯議長(澤野 伸君) 野呂議員。 130: ◯13番(野呂和久君) あと、先ほど耐用年数が経過している東野住宅と、あと下切住宅の2カ所が耐用年数が来ているということで、それぞれ長寿命化計画の中で今後の計画ということが策定をされているということで、東野住宅については今改修を、来年度には改修が全て終わってということだと思いますが、今後10年後、今、2018年ですので2028年までに耐用年数を迎える住宅名は、またその戸数は何戸になるか御答弁をお願いします。 131: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 132: ◯建設部長(丹羽克爾君) ちょっと手元の資料で、しっかりそういった数字を持っておるものがありませんけれども、次に耐用年数が参りますのが、桃塚が2022年ですね。広見ケ丘が2023年と2024年、清水が2026年から2028年、それから広眺ケ丘は、もう2060年でございますので、先ほどの御質問からはちょっと外れてまいりますし、霞が2022年、2023年、城山は2025年以降でございますので、年度としては今申し上げたところでございます。  2028年までに迎えるというところで御質問だったと思います。2028年までということですと、今の城山が2025年から2027年でございます。戸数については、今ちょっと計算すればすぐ出てまいりますけれども、大体そんなような市営住宅が耐用年数を超えるというところでございます。                  〔13番議員挙手〕 133: ◯議長(澤野 伸君) 野呂議員。 134: ◯13番(野呂和久君) 桃塚と広見ケ丘と、あと清水、城山は一部と、あと霞住宅の5つの住宅が今後10年間で耐用年数を迎えていくと。来年、その長寿命化計画を策定するということで、よろしかったでしょうか。 135: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 136: ◯建設部長(丹羽克爾君) はい、5年ごとの見直しを行いたいと考えております。                  〔13番議員挙手〕 137: ◯議長(澤野 伸君) 野呂議員。 138: ◯13番(野呂和久君) そうしますと、先ほど上げていただいた今後10年後に耐用年数を迎えるであろうとする各戸の住宅についても、今後どうしていくかということが計画の中に盛り込まれるというふうに考えていてよろしいでしょうか。 139: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 140: ◯建設部長(丹羽克爾君) 今後のニーズですとか、それから民間の住宅も当然たくさんふえてきておりますので、そういった流れも含めまして、数がそもそもどういった数が必要であるのか、そういったところからまず検討が必要になってくるかなというふうに思っております。以上です。                  〔13番議員挙手〕 141: ◯議長(澤野 伸君) 野呂議員。 142: ◯13番(野呂和久君) わかりました。  資料をいただいておりまして、平成30年の4月1日現在ということで、11の住宅の世帯数が4月1日時点で250世帯の方がお住まいになっていて、高齢者の単身の世帯が64世帯で全体の25.6%というふうで資料をいただいております。また、高齢者世帯の全員の方が60歳以上というのが30世帯で12.0%、足しますと全体の37.6%が高齢者の方の世帯ということが、この数字からわかります。  また、その一方で、子育て世代の世帯数の比率を見てみますと、子供さんがお一人以上いらっしゃる世帯が、子供さんが18歳未満ということで数字を出していただいておりますが、87世帯の方がお住まいになっていて、全体の34.8%ということで、特に子育て世代、そして高齢者の方が多く住んでいらっしゃるなという印象です。  あと、特に母子家庭・父子家庭という資料もいただいておりまして、50世帯、約20%が母子家庭・父子家庭の世帯というような資料もいただいております。  こうした今後10年間で、今、本当に時々刻々と状況は変わっております。こうしたどういう方がこれからニーズとしてこの市営住宅を利用したいという、そのニーズも含めまして、今後の長寿命化計画の中にこうしたことも含みながら計画のほうを、また作成のほうをお願いしたいと思います。  あともう一点、長寿命化計画というのはホームページ上には載っているでしょうか。 143: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 144: ◯建設部長(丹羽克爾君) 掲載しておりません。                  〔13番議員挙手〕 145: ◯議長(澤野 伸君) 野呂議員。 146: ◯13番(野呂和久君) もし載せることが可能であれば、ぜひ載せていただければなというふうに思います。  それでは2問目の質問に移ります。  高齢化社会が進む中、公営住宅では、単身高齢者を初めとした単身入居者の割合が増加しており、公営住宅の単身入居者が、その住宅に家財道具等を残したまま亡くなるケースも他市では事例として発生しており、本市も不測の事態に備える必要があると思います。特に相続人がなかなか特定できない場合、家財道具などが長期の間放置されるということで、防災面や衛生面や、新たな入居者が入れないといった課題があるのではないかと考えられます。  質問です。  本市では、市営住宅の入居者が亡くなり、家財道具などが長期間放置されたケースは確認されていますか。また、こうしたケースが発生した場合の対応策は検討されているのかをお伺いします。 147: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長 丹羽克爾君。 148: ◯建設部長(丹羽克爾君) 可児市において平成26年度以降、単身入居者がお亡くなりになった事例は7件ございます。身内の方の都合で手続がおくれ、10カ月ほど経過した案件が1件ございましたが、ほかは相続手続以前に、身内の方により速やかな退去手続がなされました。  今後も、こうした事案が発生した場合は、まず相続人等の身内の方へ速やかな退去手続を要請してまいります。以上です。                  〔13番議員挙手〕 149: ◯議長(澤野 伸君) 野呂議員。 150: ◯13番(野呂和久君) 7つ事例があったけれども、対処をしていただいたということで、どうもありがとうございました。  特に個人の財産ということで、先ほど部長から答弁があったように、家財道具等は勝手にはさわれないということで、まず相続人がどなたかということを判明するということがまず必要になってくると思いますが、今後、家財道具などが放置をされた場合はどうするのか、その手順とか、その処理の方法ですね。あと、その残された家財道具と、あと廃棄をすべきものとの区別をどのように考えるかという、その基準といいますか、また相続人が万が一判明しない場合は、これはどうするのか、さまざまな課題があると思うんですけれども、これまでは対応をしてみえたのでよろしいかとは思うんですけれども、こうした不測の事態に対応するための取り扱いの方法や、そうしたことを決めておく必要があるのではないのかと思い質問させていただいたんですが、今後そうしたマニュアルというか、そうした基準というか、そういうものは作成していくお考えはないでしょうか。 151: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 152: ◯建設部長(丹羽克爾君) 平成29年1月に国土交通省のほうから公営住宅における単身入居者死亡後の残置物への対応方針というものが示されました。そういった中で、それに基づいて今後対処、検討していくということになると思いますけれども、実際、その中身といたしましては、財産権を侵害しないように留意して、公営住宅法や民法の規定にのっとった形で残置物を確認・移動・保管するようというような内容でございます。現在は、そういった必要がありましたら、政策的に今確保しております市営住宅の空き家のほうへ、そういったものは移動させるというところを考えておるわけではございますけれども、まず、私どもとしましては、身内の方々に連絡がすぐとれるような格好で、そういったことを考えておりまして、新規の入居者の方々に連帯保証人をつけていただくわけでございますけれども、そういった説明の中で身内の方がお見えになるかどうか確認をさせていただくようにさせていただいておりまして、身内が万が一おられないような場合には、緊急時の連絡先、すぐ連絡がとれるような方を確認させていただいて、そういった方々との御相談をさせていただきながら、先ほどのような国の方針に基づいて対応していきたいというふうに考えております。以上です。                  〔13番議員挙手〕 153: ◯議長(澤野 伸君) 野呂議員。 154: ◯13番(野呂和久君) それでは、よろしくお願いいたします。  それでは、3つ目の質問に移らせていただきます。  平成25年4月から市営住宅等整備基準条例が施行されています。地方分権の流れの中で地元を知る地方自治体が、自主性と自立性を持って条例を定めたものと認識をしています。第4条では、良好な居住環境の確保として、安全・衛生・美観等を考慮し、かつ入居者等にとって便利で快適なものとなるように配慮して整備しなければならない。第9条では、市営住宅の基準が示され、防火、避難及び防犯のための適切な措置を講じなければならない。第10条第4項に、市営住宅の住宅内の各部には移動の利便性及び安全性の確保を適切に図るための措置、その他の高齢者等が日常生活を支障なく営むことができるための措置が講じられなければならないとされています。  3つ目の質問です。  改修された東野住宅は、この条例が適用されるのか、また東野住宅の住民から、玄関前に明かりがなく、夜の帰宅時に解錠に困るとの声を聞いています。各住宅からのさまざまな要望に対して検討する仕組みはあるのかと、どのように対応されているのかをお伺いいたします。 155: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長 丹羽克爾君。 156: ◯建設部長(丹羽克爾君) 平成25年4月施行の可児市市営住宅等整備基準条例は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律により、それまで国が法令等で定めていた公営住宅の整備基準について、国が定める基準を参酌し、地域の実情に応じて条例で定めたものであり、東野住宅の改修工事にも同条例は適用されております。  また、各住宅からの要望に対しては、市で対応すべき事項については、必要に応じて現地を確認の上、対応を検討いたしております。以上です。                  〔13番議員挙手〕 157: ◯議長(澤野 伸君) 野呂議員。 158: ◯13番(野呂和久君) こうした要望を吸い上げる手順といいますか、方法は今現在どのような形でやられているのでしょうか。 159: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 160: ◯建設部長(丹羽克爾君) 基本的には、各住宅の自治組織、自治会等からの要望、それから個人の方からの要望、そういったものをそれぞれだというふうに考えております。                  〔13番議員挙手〕 161: ◯議長(澤野 伸君) 野呂議員。
    162: ◯13番(野呂和久君) その上がってきた要望というのは、それを複数の方で検討して答えを返すというようなやり方でしょうか。 163: ◯議長(澤野 伸君) 建設部長。 164: ◯建設部長(丹羽克爾君) 現場に赴く者は、単独なのか複数なのか、その場合場合によると思いますけれども、いずれにしましても、その係、課の中で情報を共有いたしまして、市全体の公営住宅の中で、平等性といいますか公平性を担保しながら対応は検討させていただいております。以上です。                  〔13番議員挙手〕 165: ◯議長(澤野 伸君) 野呂議員。 166: ◯13番(野呂和久君) 先ほどの方の声は、多分言ったけど答えが返ってこなかったのか、ちょっとそこは不明なんですが、やっぱりその要望に対しては、ちゃんと言った方が納得して理解するというか、そういう形の対応をぜひお願いしたいなと思います。  私からの質問は以上で終わります。ありがとうございました。(拍手) 167: ◯議長(澤野 伸君) 以上で、13番議員 野呂和久君の質問を終わります。  続いて、9番議員 天羽良明君。 168: ◯9番(天羽良明君) 可児未来、天羽良明でございます。  本日は、高齢者が安心・安全に暮らせるための環境づくりをどう実現するかを質問させていただきます。  けさ、朝のNHKドラマの前に、「まちかど情報室」で「AI身近に」というニュースを見ました。2人のお子さんのためにスマートフォンで、冷蔵庫にある野菜をボタンで押しますとメニューを考えてくれます。そのようなことを何日も繰り返すと、お子さんのお好みや旦那さんのお好みの傾向を学び、健康メニューを提案してくれます。水族館でスマートフォンで写真を撮ると、魚の名前が出てきます。子供は勉強できます。今ではAIと会話をしてお風呂を沸かすこともできます。夏には、私は少し農業の勉強を1カ月間させていただきましたが、AI農業について、いろいろこれからの未来を感じました。人生100年時代、こんな時代を迎えられるのは、明智光秀が戦国時代に命をかけて民を守り、家族を守り、部下を守り、歴史・文化を守り、茶の湯文化を守り抜いたから今日の日本があると思います。明智光秀ゆかりの地、本市において、NHK大河ドラマ、そして未来のまちづくりに向けた本気の取り組みを、市民とともにやり抜きたいと思っております。  人生100年時代を見据え、国は経済社会のあり方を構想していくとしています。厚生労働省のホームページによると、ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されております。本市にも100歳以上の方が50名ほど見えます。私も100歳まで元気に生きられるように頑張りたいのですが、自分自身がどう生きていくかを考えておかなければなりません。単純に自分の身に置きかえさせていただきますと、私が100歳、そして妻が99歳、子供が74歳です。私が100歳となる54年後の本市の生活がどうなっていくのか、子供たちが安全なまちになっているだろうか、高齢者が安心して生活できるまちになっているだろうか、そんな可児の未来を想像しながら質問をしたいと思います。  国の人生100年構想から、国が取り組む方向と地方自治体のまちづくり支援の方向が少し見えてきていると思います。先ほど話させていただきましたAI技術、科学技術の発展、ICTに力を入れていくということは、はっきりしております。私が注目したのは「ビーコン」という言葉です。大きさ的には500円玉ほどの大きさに無限の可能性を感じました。間もなく可児シティマラソンも2月に行われますけれども、マラソンでいうと、靴のひもにつけて通過地点を通らないと、途中でワープしてもゴールしても順位や記録が出ません。市長の選挙公約に掲げてあった「住みごこち一番・可児」を、この科学技術を活用してどう進めていけるか、執行部の命に対する思いを聞いて、高齢者の現状を聞いて、それらを解決する可能性を秘めたビーコンの活用を本日のテーマとして質問したいと思っております。  現実として、親を見て考えますと、私の三重県桑名市に住んでいる父は、現在78歳、母70歳。母は医者から認知症だと診断されました。春には「ごめんね」という電話がかかってきました。昨年から手紙もまるで少女のような書きぶりで、少し変だなと思っていましたが、母親は小学生がかぶるような帽子をかぶって外出します。中高生が大好きなゲームセンターにも行きたがります。字がうまくて、そろばんが得意だった母は、大人から子供、行く行くは赤ちゃんに向かっているのでしょう。  先日、各務原市の77歳の母のお姉さんから夜10時に電話がかかってきました。母が来ているが、どうやって帰るのだろうかという電話でした。三重県にいる父も、もちろん家にいないことがわかり、昼から携帯電話を持っていますので、何度も母にかけますが、こちらからかけても母は携帯電話には出ません。知らぬ間にいなくなっても、自分で帰ってこられるうちはまだいいですが、探しに行かなければならない、徘回がふえていると父が言っています。毎月1回、私も様子を見に行きますが、近所の喫茶店や集会所に行きたがります。御近所の温かい御理解のもと、体が元気で動き回ることができるこのまちに住んでいる母は幸せだと思います。  人生100年時代、90歳で自治会の役を引き受けられるような元気で気丈な方も見えれば、70歳で認知症になる方も、若くして障がいのある方も、みんな大切な命です。しかし、もし78歳の父に何かあったら、私も自分の生活が一変することを想定しております。住みなれた三重県にいたいと言っている、そのような母ですから、本市で子育て世代の安心づくりとともに、住みなれたまちで親を介護しやすいまちづくりをどう実現するかを考えておきたく思います。  本市では、住民が集会所や民家でサロンを開設し、顔の見える関係を構築しており、いいことだと思います。地域のサロンにもお邪魔して、お茶を飲みながら、子供時代に河川や田んぼで遊んだお話、長寿の秘訣など楽しい時間を過ごさせていただいております。先日は、今地区で立ち上がったサロンで鳩吹亭さんの落語をみんなで楽しみました。男女で見ると女性の割合が高く、男性は75歳時点ではシルバー人材センターなどでお仕事をされている方が多いので、女性が多いとお伺いしております。100歳時代の現実として、健康を維持して生活のために働かなければなりません。国は、労働者が何歳になっても必要な能力、スキルを身につけることができるよう教育機会の拡充に取り組んでいます。また、70歳まで企業での雇用継続や年金制度の改正など、政府中間会議で議論をしております。  このように幾ら技能を身につけても、安心して仕事に行ける環境が必要だと考えます。親が85歳以上になるころから、少しずつ認知機能が衰え、家や介護施設から外出してしまうケースがふえていくのではというNHKの番組を先日見ました。  質問に入ります。今のままで人生100年時代と国が掲げる構想の中で、本市も長寿社会が進めば、介護を理由に仕事をやめるしかない方がふえていくのではないかと予想するが、本市は小学校などにも認知症サポーター講座をするなど、地域で高齢者を見守る活動にも力を注いでいます。自治会を中心に、さまざまな地域の見守りサポートも考えられています。長生きすればすばらしい人生が送れる。だから健康で元気に頑張ろうと夢を持てるまちづくりを望みますが、市長の選挙公約にあった、現世代の生活を守り、次世代に負担をかけない基盤づくりの中の高齢者のあんきづくり、高齢者を孤立させない仕組みづくり、より地域に密着し、利用しやすい地域包括ケアシステムの実現という公約の実現に向かって、どう長寿社会に対応するのか、考えをお聞かせください。  第2問目は、認知症の方が徘回し、踏切事故や自動車事故に巻き込まれるケースをよく耳にします。徘回で行方不明となり1日以上見つからなかった場合に、タクシー費用などを出す、民間保険会社では認知症保険を相次いで販売しているという新聞記事がありました。それほど徘回の問題は深刻になっていくことと思います。徘回が地域や家族の重荷にならないように、安心して仕事が継続できるまちづくりが求められていくものと思います。いつ徘回するかにおびえ、見失うたびに御近所におわびしているようでは家族ももちません。入所希望者がふえていくわけですから、施設に入所できる方も限られてきます。御自宅での在宅介護がさらにふえます。本市の今現在の現状はどうなっているでしょうか。要介護3以上で入所できる特別養護老人ホームは、セキュリティーがあり、外に出ていくことはないでしょうが、要介護が低い方が入るサービスつき介護住宅や、自宅から知らぬ間に徘回している現状を把握しているでしょうか。また、そういった事態への予防策、対応策はどのように考えていますでしょうか。  第3問。  厚生労働省の制度で、特別養護老人ホームには要介護3以上でないと入れません。本市では要介護3以上で待機している方は何名見えますでしょうか。  第4問。  防災行政無線放送で市民の行方不明捜索の放送についてをお伺いします。  先日は、11月30日に市内で71歳の男性が行方不明となり、捜索協力のお願い放送がございましたが、1時間後には無事に発見されました。このように、近年、70歳以上の放送がふえている気がします。財政的な負担を理由として、それが全てではございませんが、3月末をもって防災行政無線での火災放送中止が予定されています。FMらら放送や携帯電話、すぐメールかにを利用した火災情報発信などで対応する方針であると、私も市民に説明をしております。この防災行政無線を活用した行方不明者捜索の放送の効果はどうでしょうか。  第5問。  本市の地域住民の見守り活動に加えて革新技術を取り入れた犯罪防止カメラ、子供と高齢者の見守りサポートシステムについて提案をいたします。  子供の連れ去り事件が絶えないことから、市民の皆様から御意見をいただき、過去に東京の小金井市や兵庫県川西市の通学路を中心とした防犯カメラを例にした、そして自治会が設置する防犯カメラへの補助について質問をさせていただきました。このときは、可児駅前で現在子育て健康プラザmanoの工事が進んでいるところでした。2017年11月1日発行の「議会のトビラ」に掲載されている当時の執行部の答弁としましては、「通学路のカメラ設置場所で犯罪発生に抑止効果があると考えるが、その一方で、危険度が高い地域であると誤解を招くおそれがある。今後とも多額の予算を要する防犯カメラの設置ではなく、登下校の保護者の見守り活動を初め地域の力で子供の安全を見守っていく」との答弁でした。私も本市で子供の連れ去り事件が起きていないのは、子供110番や青色防犯パトロールなど地域の見守り活動のおかげだと思っております。しかし、年間で20件以上寄せられている不審者情報は、「車に乗れ」と声をかけられたり、つかまれたりの現状があり、子供が目撃していながら毎年のようにあるというのは抜本的な対策が必要だと感じます。時間帯も子供の連れ去りは、全国的にも登下校時のみならず、家に帰ってから外へ外出し、遊びに行った先で発生する場合もあります。それを防止するために、あと2時間見守ってくださいとは地域には言えません。人の目には限界があると思います。また、連れ去られてから時がたつと命の危険が高まるので、早期の特定が必要だと言われております。  議会の開会日の11月29日、神奈川県の43歳の男性が市内でひき逃げされて意識不明の重体となりました。時間帯は夜1時30分ごろで、目撃者はなし。警察は防犯カメラ映像で車を特定し、逮捕しましたが、物に当たっただけと否認されています。防犯カメラがなければ未解決のままだったと思うと、恐ろしいことです。  姫治地域にもPTA、そして交通安全協会、そして青少年市民会議の皆さん、たくさんの見守り体制があります。可児市自治連絡協議会では、人の目に限界を感じ、防犯カメラを4月から検討しております。自治会長の皆さんからは、防犯灯があるじゃないか、電源があるぞ。カメラを設置できんか。中部電力が防犯カメラに力を入れているらしいぞと。また、姫治地域は河川を中学生が通学路に使っている。そこをカバーできないか。だけど電源がないな。この事件で防犯カメラがなかったら犯人は捕まらんかったぞ。よかったな。姫治自治連の会議では、一連の議題が終わると地域の子供の見守りの話が話題になります。10月の定例会で美濃加茂市が防犯カメラを通学路を中心として全市的に設置した動きなど、自治連の会長より話題提起がありました。実は、今晩も定例会がありますが、犯罪被害を未然に防止するための次の一手を打とうとしている熱意を感じます。そんな地域に私も住んでおりますので、最新の防犯システムがどうなっているのか、どんなものが本市にいいのか、この本市の面積、そして人口密度、日ごろから考えさせていただいております。  技術の進歩は早く、子供の見守りと高齢者の見守りをダブルで実現している自治体がありました。平成30年11月19日に視察をさせていただきました。先ほどお話をさせていただいたビーコンと携帯電話の連動を活用した例であります。  子供の見守りカメラ、犯罪抑止カメラのボックスや、民間の自動販売機などにセンサー受信機を内蔵し、ビーコンという500円玉ほどの小さい発信機を身につけた子供や高齢者を検知できるように、行政と民間企業、そして登録ボランティアで安心ネットワークシステムを構築していました。カメラ、ボックス1,000基、設置費用総額3億9,500万円、年間維持費は2,600万円です。詳細は報告書を提出させていただいておりますので、ネットワークに幾らかかっているかとか、カメラが幾らかかっているかとか、詳細を視察報告書で書いてあります。  親は、子供が学校を出てどこまで帰ってきているかスマートフォンで確認ができ、安心です。利用サービス料は月々505円ですが、1年生の分を市が補助しています。認知症の方69名、そのほか障がいのある方数百名にも市が補助して無料でやっております。防犯カメラボックスの設置場所はどこに設置したらいいか、効果があるか、大変迷うところですが、この自治体は警察の案をもとに、地域自治会が話し合って決定してみえます。その更新は毎年のように行っていくということです。カメラがふえるたびに警察への映像情報の提供など業務が複雑になるのではないかという行政側の悩みに対しても、この自治体は5,000万円でネットワークが組んであり、データを平成29年度では734件、延べ3,160台のカメラの情報を警察に提供しておりますが、今まで平成25年までは、カメラのそばまで行って、はしごでSDカードを抜き取りに行ったり、下まで行ってWi-Fiでダウンロードしたりしていました。想像しただけでも大変だったと思います。現在の科学技術で、若い職員1人で市役所で仕事をしながら対応できるようなネットワークシステムが組んでありました。住民においても監視社会は嫌だという方も、市の予算が大変莫大であるという方も、子供も高齢者も見守るという将来的な明るい夢の持てるシステムであるという、このような目的ならと理解をしていただいておるそうです。  このネットワークシステムで、登録ボランティアがスマートフォンを持っている場合、徘回している方がそばを通ると、ピピッと合図が来ます。御家族と御近所の助け合いの関係も構築できているそうです。一般のボランティアには子供や高齢者の個人情報を明らかにせず、ボランティア活動に参加いただいております。ビーコンの希望者は、徘回の可能性を家族が判断しますが、利用者の認知症高齢者69名、障がい者17名、障がい児189名、合計275名と小学校1年生の希望者1,783名中933名の利用料金を市で負担しております。そのほかの1,600名は505円を自費で払っております。仕事中でも買い物中でも、親はスマートフォンで、学校を出て家の間、どこまで子供が帰ってきているか確認できます。カメラは、捕まえるためだけでなく抑止効果を主眼としています。すぐに効果が出ない場合もありますが、行政が防犯カメラとビーコンを選んだことの意義は大きかったと思います。  街頭犯罪認知件数が、平成26年と平成29年とを比べますと、何と42%減少しました。大幅に激減しました。平成27年9月に市民とともにカメラ設置に関する条例も制定し、議会で全会一致で可決されました。平成30年度市民意識調査がございまして、こちら「住みやすい」85%、「住み続けたい」87%、介護する方からは「親を安心して外出させてあげられるようになった」、若い世代が、お気に入りのこの市の取り組み第2位の施策となっております。愛する御家族、親を家に閉じ込めておかなければならないような介護生活はつらいと思います。本市の子供の見守りと高齢者の徘回を行方不明者にしない方法の一つとして、安全・安心システムの構築に取りかかるお考えはないでしょうか。  また、子供・高齢者見守りネットワークシステムの構築と維持費には大きな予算がかかります。地方創生関係交付金など国の補助メニューで活用可能なものはないでしょうか。以上が質問になります。 169: ◯議長(澤野 伸君) 執行部の答弁を求めます。  福祉部長 吉田隆司君。 170: ◯福祉部長(吉田隆司君) 私からは、御質問の1番目から3番目までについてお答えをいたします。  まず、1点目の高齢者を孤立させない仕組みづくりについてでございます。  可児市の高齢者の人口は、本年4月1日現在2万7,036人、うち75歳以上の後期高齢者は1万1,844人、これが2025年になりますと、高齢者人口は2万8,853人、うち後期高齢者は1万6,888人と大きく増加していくと見込んでおります。これに伴いまして、医療や介護を必要とする方、ひとり暮らしの高齢者、高齢者のみの世帯も増加していくことが見込まれます。  このような状況の対応といたしまして、1つには地域包括ケアシステムの充実、これは後ほど説明申し上げます。そしてもう一つは、高齢者を孤立させない仕組み、この仕組みを考えております。この仕組みにつきましては現在検討中ではありますが、市から高齢者一人一人に何らかの形で働きかけをします。これは、直接訪問もありますし情報提供という形もありますが、市や社会とつながりを持つことで、ひとりではないという安心感を持てるような仕組み、こういったものを考えております。  次に、地域に密着し、利用しやすい地域包括ケアシステムの実現につきましては、医療・介護・介護予防・地域が連携し、高齢者が住みなれた地域で在宅を基本とした生活ができるよう、包括的に支援する仕組みを継続して実施するとともに、その充実を図ります。  まず、医療と介護の連携を進めるために、医師、歯科医師、薬剤師、ケアマネジャー、地域包括支援センター職員などの在宅医療にかかわる関係者による在宅医療・介護連携推進会議やプロジェクトチーム会議を定期に開催し、事例検討や市民に向けた啓発活動に取り組んでまいります。また、市内14の地区社会福祉協議会が行う地域福祉懇話会を発展させ、地域課題や支え合い活動など話し合いの場が活性化するよう支援をいたします。また、6つの地域包括支援センターでは、医療・介護の専門職、民生委員と地域ケア個別会議を定期的に開催し、在宅介護等が必要な高齢者の生活を地域全体で支援できるように努めてまいります。  このように、高齢者の方が住みなれた地域で在宅を基本に生活できるよう、地域包括ケアシステムをさらに深化・推進してまいります。  2つ目の御質問、サービスつき高齢者向け住宅や、自宅から知らぬ間に徘回している状況を把握していますか。また、そういった事態への予防策、対応策はどのように捉えていますかの御質問にお答えをいたします。  初めに、可児市の認知症の方は本年10月末時点で、要介護認定・要支援認定を受けている方4,143人のうち、2,333人お見えになります。サービスつき高齢者向け住宅、これは主に介護認定がなく、自立している方や軽度の要介護高齢者が入居し、日中は生活相談員が常駐し、入居者の安否確認や各種生活支援サービスを提供する施設で、市内に3カ所あります。市では徘回の事案は聞いておりません。なお、当住宅には玄関に事務所を置き、ロックとブザー警報を設置するなど入居者の安全対策がなされています。  自宅からの徘回については、市では実態把握をしておりませんが、行方不明者の捜査協力に関する市の同報無線への放送依頼事案で、認知症の疑いのある方は、平成29年度は6件、平成30年度、これは上半期ですが、3件となっております。  予防策、対応策として、認知症老人徘回感知器、これは発信機をつけた方が屋外に出ようとしたときや、屋内のある地点を通過したときにセンサーにより感知し、家族等へ通知するものですが、これを介護保険制度の給付における福祉用具の貸与品としており、平成30年7月現在、12件貸与しております。  また、認知症の人の家族の介護負担の軽減を目的に、認知症カフェの開催や、平成29年11月からは認知症初期集中支援チームによる相談対応も行っております。平成30年10月末までに17事例を取り上げました。  他に、認知症について正しい知識を持ち、偏見を持たず、認知症の方や家族を地域で温かい目で見守り支援を行う認知症サポーターを養成しています。認知症サポーター養成講座の実績として、平成30年10月末現在で、延べ7,708人を養成しました。  高齢者福祉計画に記載してありますように、今後増加することが予想される認知症への対応施策をしっかりと推進してまいります。  次に、3つ目の質問、特別養護老人ホームへの入所待機状況についてお答えいたします。  平成30年6月1日現在、特別養護老人ホームへの入所待機者数は224人でございます。以上でございます。 171: ◯議長(澤野 伸君) 総務部長 前田伸寿君。 172: ◯総務部長(前田伸寿君) それでは、私からは小項目の4と5について回答させていただきます。  まず4つ目の質問、防災行政無線を活用した行方不明者捜索の放送の効果はどうかについてお答えをいたします。  行方不明者の放送件数と発見件数についてでございますが、平成29年度が11件の放送を行い、全てが発見をされております。平成30年度は、今までのところ6件の放送を行い、5件発見、1件が未発見といった状況でございます。防災行政無線により放送したもののほとんどが発見に至っておりますが、防災行政無線をきっかけとした発見なのかは、調査をしていないため、その効果はわかりません。  なお、人命にかかわる行方不明の捜索につきましては、市としては効果のいかんを問わず、できることは全て実施、全力で取り組んでまいります。  次に、5つ目の質問、子供の見守りと高齢者の徘回を行方不明者にしない方法の一つとして安心システム構築に取りかかる考えはないかについてお答えします。  本市においては、自治会、民生児童委員、PTA、交通安全協会、地域安全指導員、交通安全女性や地域見守り協力活動に御協力をいただいている事業者など、さまざまな団体の人の目による見守りシステムが構築されています。今後も本市の事情に応じた見守り活動を推進してまいります。  また、地方創生関係交付金など国の補助メニューで活用可能なものはないかについては、地方創生推進交付金制度はソフト事業を中心に対象とされており、地方版の総合戦略に位置づけられ、かつ先導的な事業であることなどの認定基準に該当することが採択基準の条件となります。したがって、当該制度を用いた補助金の活用は困難であるというふうに考えます。以上でございます。                  〔9番議員挙手〕 173: ◯議長(澤野 伸君) 天羽議員。 174: ◯9番(天羽良明君) 御答弁ありがとうございます。  国の補助メニューは、なかなかちょっと難しいということをお伺いしましたけれども、この自治体が活用している国の地域活性化事業債などの、そういったほうは、本市としては活用できるかどうかはどうでしょうか。 175: ◯議長(澤野 伸君) 総務部長。 176: ◯総務部長(前田伸寿君) 活用自体はできると思いますが、その前に、まず事業実施の検討が必要であろうというふうに考えます。  それで、議員の視察報告書を確認させていただきまして、これは大阪の伊丹市というところの御視察だというふうで確認をしております。こちらについて事業債のほうを確認をさせていただきましたが、事業費の3割が、交付税の基準財政需要額に充当されるということでございますので、基本的には市の持ち出しが7割以上かかるというような起債でございますので、事業費としてはかなり高額になるというふうには考えております。                  〔9番議員挙手〕 177: ◯議長(澤野 伸君) 天羽議員。 178: ◯9番(天羽良明君) 人の目をこれからも大切にして御協力を要請していくという意志は固いものがあるかというふうに感じましたけれども、やはり人の命ですので、そういった部分に人的な目だけに頼ってやっていくという時代でもないような気もしておりますけれども、5年後、10年後、そういった長い目を見て、こういった科学技術を検討していくとか研究していくとかいう、そういうお考えはいかがでしょうか。 179: ◯議長(澤野 伸君) 市長 冨田成輝君。 180: ◯市長(冨田成輝君) さまざまな技術の進歩で新しいことができるようになります。今、議員が紹介いただいた仕組みも、私としてはすばらしいものだと思います。ただ、毎年予算、右肩上がりじゃなくて減っていきます。税は減ってはいませんが、国からの交付税等、全体としては減っております。そして、毎年予算を始めるときに、歳入歳出見込みで各課から、各部から、ぜひやりたいと言ってきた歳出を積み上げると、毎年50億円の赤字からスタートします。今のシステムを入れようとしたら、その分、何かをやめなきゃいけません。毎回毎回各議会で多くの議員の皆様からいろんなアイデアをいただきますが、それを全部やったら破産します。それは十分御承知なんで、取捨選択の必要があります。特に何億円とかかるような事業をやるかやらないかは、その分何をやめるのか、そこが、議会ももちろんですけれども市民の合意も要ると思います。まさにそれをするために次期総合計画は、抽象的な文言ではなくて今後可児市の財政がどういう、歳入がどう見込まれるのか、そして、やらなきゃいけない事業が何があるのか、そういう中で議員の皆様のお考えも聞いて、何を重点でやっていくのか、防災無線をやめるという話も同じ一環でございますが、何を削って何に投資していくのかということを議論させていただく、それが一番大事で、その結果をまた市民の皆さんに見ていただく、そして毎年の予算を決めていくという仕組みでしないと、この議会質問で「じゃあやります」そんな簡単なわけにはいかないということは、議員も十分承知の上の御質問だと思いますが、当然、そういう財政状況をしっかり見ながら5年後、10年後を見据えた上で、何に可児市は重点投資していくのか、可児市の身の丈に合った政策をしていくということを、ぜひ議員の皆様と議論してきたい。そういう中で、ただ技術が進歩して、計画を立てるときには想定しなかったことが可能になることも十分ありますので、当然そういった柔軟性も持ちながら検討を進めてまいりたい、議論をさせていただきたい、そのように考えております。以上でございます。                  〔9番議員挙手〕 181: ◯議長(澤野 伸君) 天羽議員。 182: ◯9番(天羽良明君) ありがとうございます。これから人生100年時代を見据えて、市民の皆さんも行政の皆さんも、ますます健康に長寿を全うできるようにお祈りしまして私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございます。 183: ◯議長(澤野 伸君) 以上で、9番議員 天羽良明君の質問を終わります。   ──────────────────────────────────────   議案第62号から議案第74号までについて(質疑・委員会付託) 184: ◯議長(澤野 伸君) 日程第3、議案第62号から議案第74号までの13議案を一括議題といたします。  これより質疑を行います。  通告がありませんでしたので、これにて質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております各議案につきましては、配付いたしました付託表のとおり、それぞれ所管の委員会へその審査を付託いたします。   ──────────────────────────────────────   散会の宣告 185: ◯議長(澤野 伸君) 以上で本日の日程は終わりました。  お諮りします。委員会審査のため、明日から12月19日までの14日間を休会といたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 186: ◯議長(澤野 伸君) 御異議がないものと認めます。よって、明日から12月19日までの14日間を休会とすることに決定いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。  次は12月20日午前9時から会議を再開いたしますので、よろしくお願いいたします。  本日はまことにお疲れさまでございました。                                 散会 午前11時23分  前記のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     平成30年12月5日
            可児市議会議長     澤  野     伸         署 名 議 員     可  児  慶  志         署 名 議 員     林     則  夫 発言が指定されていません。 Copyright (c) KANI CITY PLENARY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...