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平成30年第2回定例会(第3日) 本文 開催日:2018-06-08
平成30年第2回定例会(第3日) 名簿 開催日:2018-06-08

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  1. 可児市議会 2018-06-08
    平成30年第2回定例会(第3日) 本文 開催日:2018-06-08


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◯議長(川上文浩君) 選択 33 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 34 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 35 :  ◯市民部長(杉山 修君) 選択 36 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 37 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 38 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 39 :  ◯市民部長(杉山 修君) 選択 40 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 41 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 42 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 43 :  ◯市民部長(杉山 修君) 選択 44 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 45 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 46 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 47 :  ◯市民部長(杉山 修君) 選択 48 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 49 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 50 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 51 :  ◯市民部長(杉山 修君) 選択 52 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 53 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 54 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 55 :  ◯市民部長(杉山 修君) 選択 56 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 57 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 58 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 59 :  ◯市民部長(杉山 修君) 選択 60 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 61 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 62 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 63 :  ◯市民部長(杉山 修君) 選択 64 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 65 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 66 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 67 :  ◯市民部長(杉山 修君) 選択 68 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 69 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 70 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 71 :  ◯市民部長(杉山 修君) 選択 72 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 73 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 74 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 75 :  ◯市民部長(杉山 修君) 選択 76 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 77 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 78 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 79 :  ◯市民部長(杉山 修君) 選択 80 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 81 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 82 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 83 :  ◯市民部長(杉山 修君) 選択 84 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 85 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 86 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 87 :  ◯企画部長(牛江 宏君) 選択 88 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 89 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 90 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 91 :  ◯こども健康部長(井上さよ子君) 選択 92 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 93 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 94 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 95 :  ◯こども健康部長(井上さよ子君) 選択 96 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 97 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 98 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 99 :  ◯こども健康部長(井上さよ子君) 選択 100 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 101 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 102 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 103 :  ◯こども健康部長(井上さよ子君) 選択 104 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 105 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 106 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 107 :  ◯こども健康部長(井上さよ子君) 選択 108 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 109 :  ◯15番(山田喜弘君) 選択 110 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 111 :  ◯17番(中村 悟君) 選択 112 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 113 :  ◯市長(冨田成輝君) 選択 114 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 115 :  ◯17番(中村 悟君) 選択 116 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 117 :  ◯企画部長(牛江 宏君) 選択 118 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 119 :  ◯17番(中村 悟君) 選択 120 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 121 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 122 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 123 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 124 :  ◯総務部長(前田伸寿君) 選択 125 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 126 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 127 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 128 :  ◯総務部長(前田伸寿君) 選択 129 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 130 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 131 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 132 :  ◯総務部長(前田伸寿君) 選択 133 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 134 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 135 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 136 :  ◯総務部長(前田伸寿君) 選択 137 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 138 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 139 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 140 :  ◯総務部長(前田伸寿君) 選択 141 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 142 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 143 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 144 :  ◯福祉部長(吉田隆司君) 選択 145 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 146 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 147 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 148 :  ◯福祉部長(吉田隆司君) 選択 149 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 150 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 151 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 152 :  ◯福祉部長(吉田隆司君) 選択 153 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 154 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 155 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 156 :  ◯福祉部長(吉田隆司君) 選択 157 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 158 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 159 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 160 :  ◯福祉部長(吉田隆司君) 選択 161 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 162 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 163 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 164 :  ◯福祉部長(吉田隆司君) 選択 165 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 166 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 167 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 168 :  ◯福祉部長(吉田隆司君) 選択 169 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 170 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 171 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 172 :  ◯福祉部長(吉田隆司君) 選択 173 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 174 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 175 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 176 :  ◯福祉部長(吉田隆司君) 選択 177 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 178 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 179 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 180 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 181 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 182 :  ◯企画部長(牛江 宏君) 選択 183 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 184 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 185 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 186 :  ◯企画部長(牛江 宏君) 選択 187 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 188 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 189 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 190 :  ◯教育長(篭橋義朗君) 選択 191 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 192 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 193 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 194 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 195 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 196 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 197 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 198 :  ◯企画部長(牛江 宏君) 選択 199 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 200 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 201 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 202 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 203 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 204 :  ◯4番(渡辺仁美君) 選択 205 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 206 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 207 :  ◯16番(山根一男君) 選択 208 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 209 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 210 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 211 :  ◯16番(山根一男君) 選択 212 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 213 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 214 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 215 :  ◯16番(山根一男君) 選択 216 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 217 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 218 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 219 :  ◯16番(山根一男君) 選択 220 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 221 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 222 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 223 :  ◯16番(山根一男君) 選択 224 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 225 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 226 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 227 :  ◯16番(山根一男君) 選択 228 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 229 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 230 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 231 :  ◯16番(山根一男君) 選択 232 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 233 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 234 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 235 :  ◯16番(山根一男君) 選択 236 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 237 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 238 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 239 :  ◯16番(山根一男君) 選択 240 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 241 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 242 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 243 :  ◯16番(山根一男君) 選択 244 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 245 :  ◯16番(山根一男君) 選択 246 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 247 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 248 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 249 :  ◯16番(山根一男君) 選択 250 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 251 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 252 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 253 :  ◯16番(山根一男君) 選択 254 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 255 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 256 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 257 :  ◯16番(山根一男君) 選択 258 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 259 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 260 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 261 :  ◯16番(山根一男君) 選択 262 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 263 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 264 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 265 :  ◯16番(山根一男君) 選択 266 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 267 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 268 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 269 :  ◯16番(山根一男君) 選択 270 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 271 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 272 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 273 :  ◯16番(山根一男君) 選択 274 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 275 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 276 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 277 :  ◯16番(山根一男君) 選択 278 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 279 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 280 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 281 :  ◯16番(山根一男君) 選択 282 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 283 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 284 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 285 :  ◯16番(山根一男君) 選択 286 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 287 :  ◯観光経済部長(渡辺達也君) 選択 288 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 289 :  ◯16番(山根一男君) 選択 290 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 291 :  ◯16番(山根一男君) 選択 292 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 293 :  ◯16番(山根一男君) 選択 294 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 295 :  ◯福祉部長(吉田隆司君) 選択 296 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 297 :  ◯16番(山根一男君) 選択 298 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 299 :  ◯福祉部長(吉田隆司君) 選択 300 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 301 :  ◯16番(山根一男君) 選択 302 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 303 :  ◯こども健康部長(井上さよ子君) 選択 304 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 305 :  ◯16番(山根一男君) 選択 306 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 307 :  ◯福祉部長(吉田隆司君) 選択 308 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 309 :  ◯16番(山根一男君) 選択 310 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 311 :  ◯こども健康部長(井上さよ子君) 選択 312 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 313 :  ◯16番(山根一男君) 選択 314 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 315 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 316 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 317 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 318 :  ◯総務部長(前田伸寿君) 選択 319 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 320 :  ◯13番(野呂和久君) 選択 321 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 322 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 323 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 324 :  ◯議長(川上文浩君) 選択 325 :  ◯議長(川上文浩君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                 開議 午前9時00分   ────────────────────────────────────── ◯議長(川上文浩君) おはようございます。  本日、会議を再開しましたところ、議員各位には御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。  本日もバラ議会に際し、市内の花フェスタ記念公園及び岐阜県立国際園芸アカデミーの御協力をいただいております。   ──────────────────────────────────────   開議の宣告 2: ◯議長(川上文浩君) ただいまの出席議員は22名です。したがって、定足数に達しております。  これより昨日に引き続き会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付しましたとおり定めましたので、よろしくお願いいたします。   ──────────────────────────────────────   会議録署名議員の指名 3: ◯議長(川上文浩君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、17番議員 中村悟君、18番議員 伊藤健二君を指名します。   ──────────────────────────────────────   一般質問 4: ◯議長(川上文浩君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。  通告がございますので、質問を許します。  15番議員 山田喜弘君。 5: ◯15番(山田喜弘君) 15番議員、可児市議会公明党の山田喜弘です。
     本日は、大項目2点にわたり質問をさせていただきます。  まず、1項目めの質問に入る前に、今の国の動きについて述べさせていただきたいと思います。  今通常国会でバリアフリー法、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の改正案が参議院で平成30年5月18日に全会一致で可決、成立し、5月25日に公布されました。衆議院では14項目、参議院では13項目の附帯決議がつけられました。法の施行に当たり、しっかりと生かしていただきたいというふうに思っております。  そして、今回の法改正は平成18年6月21日公布、同年12月20日に施行以来、11年ぶりの改正であります。「行きたい」を「行ける」社会にするため、取り組みを強化するものです。法の理念に、共生社会の実現、社会的障壁の除去を明確化し、国及び国民の責務に、心のバリアフリーの重要なポイントとして、高齢者、障がい者等に対する支援、鉄道駅利用者による声かけ等が明記されました。  さらに、利用しやすさ確保に向けた情報の充実として、高齢者、障がい者等の利用に資するため、建築物、道路、都市公園、路外駐車場のバリアフリー情報の提供を新たに努力義務とし、市町村のバリアフリーマップ作成に事業者等が協力する仕組みも制度化します。  公明党では、この法案審査の前に、全国手をつなぐ育成会連合会、全日本ろうあ連盟、日本身体障害者団体連合会、主婦連合会、全国老人クラブ連合会、その他多くの関係団体の皆様から御意見・御要望をいただき、法案成立を期したところであります。  それでは、質問させていただきます。  地区センターについてお尋ねをさせていただきます。  本年4月1日より、市内14カ所の公民館が地区センターとなりました。移行した理由として、必ずしも有効に活用されているとは言えない状況をより有効に活用してもらうため、社会教育法の適用を受けない施設となりました。変更点は、営利を目的とした使用などが可能、使用料の変更、使用申請の受け付け期間の拡大、定期の休館日の廃止の4点です。  また、地区センターには社会教育・生涯学習活動の拠点としての役割のほか、地域の課題解決の拠点としての役割なども期待されるようになり、地域の皆さんのための施設であることがより一層明確になりますとしています。  有効活用については、地区センターへ移行したばかりなので、後日に譲るとして、今回、地区センターの施設、ホームページの記載内容について伺います。  一問一答で質問をさせていただきます。  各地区センターのトイレについてです。  以前の一般質問において、地区センターは避難所となるので、トイレを全面的に洋式化してはどうかと提案しましたが、今回指摘したいのは、特に通路とトイレの床との段差の問題です。介護関係者に聞いたところ、高齢者にとって日常生活の中で段差が3センチあれば、転倒の危険があると伺いました。5センチあれば、かなり危険とのことでした。  そこで、各地区センターの通路とトイレの床との段差について実測をしてきました。はかったのは男性トイレだけですが、女性用も同様と考えています。  5センチ以上段差がある地区センターを上げると、まず一番段差が大きかったのが、土田地区センターの1階及び2階トイレ、春里地区センター1階の10センチです。2番目に、今渡地区センター2階トイレの7センチです。3番目に、兼山地区センター1階及び2階トイレ及び平牧地区センター2階トイレの6センチでした。4番目に、春里地区センター1階、事務室横の5.5センチ、そして姫治地区センター1階及び2階トイレ及び下恵土地区センター2階トイレの5センチでした。  3センチから4センチの段差がある地区センターもあり、久々利地区センターのトイレはほとんど段差がありませんでした。そして、全ての地区センターは段差があることの注意喚起の表示がなく、唯一、帷子地区センター1階トイレに「滑りやすいので注意してください」との表示があるだけでした。もちろん各地区センターには段差のない、誰でも利用できる多目的トイレが整備されていることは理解をしています。しかしながら、現在の高齢社会において、少しでも危険を回避し、利用しやすいバリアフリー施設が求められているものと考えます。  1項目めの小項目であります。  段差解消及び注意喚起について、本市の取り組みをお伺いいたします。 6: ◯議長(川上文浩君) 執行部の答弁を求めます。  市民部長 杉山修君。 7: ◯市民部長(杉山 修君) それでは、お答えいたします。  現在、地区センターのトイレのほとんどは床がぬれてもいい湿式のトイレでございまして、掃除等の衛生管理上、段差のある構造となっております。これまでには、こうした段差に起因する事故や苦情等の情報はございませんが、今後地域の拠点としてより多くの皆さんに御利用いただく中で、乾式のトイレに改修し、段差をなくすことがバリアフリーの観点からは理想と考えます。  一方で、市内の14地区センターの維持管理費は経年劣化により年々増加する傾向にある中、個別箇所の対応として、施設の安全管理上、現に補修が必要な緊急性の高い箇所を優先しておりまして、施設改修がそこまで及ばないというのが現状でございます。  乾式に変更する場合には、床面全体の改修に伴い、老朽化している給排水設備の更新も必要となるため、施設の長寿命化のための大規模改修時に、地域の皆様に施設のあり方についての御意見をお伺いしながら、トイレの段差等、バリアフリー化に向けた改善についても検討していきたいと考えています。  障がいのある方などへの対応といたしましては、各地区センターに岐阜県福祉のまちづくり条例の整備基準に適合する多目的トイレを1カ所ずつ整備しておりますので、まずはそれらの活用をお願いしたいと考えています。  なお、段差の注意喚起につきましては、各地区センターに表示してまいります。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 8: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 9: ◯15番(山田喜弘君) ありがとうございました。  地区センターができてそれぞれ30年、35年とたってきましたので、大規模改修が当然必要になってくるとは思いますが、その計画に基づいてやっていくとは思いますけれども、今みたいに乾式に変えるとなると、費用的にどのくらいかかるよとかいうのは想定してあるんでしょうか。 10: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 11: ◯市民部長(杉山 修君) 広さとか、あとは便器数いろいろございますけれども、ざっと数百万円から大きいところで1,000万円というふうに聞いております。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 12: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 13: ◯15番(山田喜弘君) わかりました。費用の面もありますので、効果的にやっていたければというふうに思いますが、1点だけ、注意喚起をやっていただけるということですけれども、これはすぐにやっていただけるということでよろしいでしょうか。 14: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 15: ◯市民部長(杉山 修君) はい、既に各地区センターに指示は出しておりまして、すぐやってもらっておりますので、よろしくお願いいたします。                  〔15番議員挙手〕 16: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 17: ◯15番(山田喜弘君) 地元のことを言ってあれですけれども、今みたいな滑りやすいというのはありましたけれども、今週利用させていただきましたけど、まだなっていませんでしたので、ぜひとも各地区センターにもう一度念を押しておいていただきたいというふうに思います。  では、2番目の小項目に移りたいと思います。  次に、男性用の小便器についてであります。  小便器に一つも手すりのない帷子・春里・姫治・桜ケ丘・久々利・広見及び兼山地区センターの手すりの設置について、本市の取り組みをお伺いいたします。 18: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 19: ◯市民部長(杉山 修君) 男子用小便器の手すりにつきましては、固定作業の容易さ、設置スペース、利用者の声などを勘案してこれまで取りつけを行ってまいりましたが、現在、帷子・春里・姫治・桜ケ丘・久々利・広見・兼山地区センターにおいて未設置となっております。これら地区センターの中には、トイレ壁面の材質やスペースにより、手すりを固定することが容易でない場所もございますが、今後、地区センターとしてより多目的な使用が見込まれ、使用者の高齢化等も進んでいくと見込まれますので、未設置の地区センターへ順次設置できるよう検討してまいります。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 20: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 21: ◯15番(山田喜弘君) 検討していただけるということですけど、スケジュール感でいうとどんな感じになりますかね。計画を立てて実際に工事できるような検討状況というか、どんな感じでしょうか。 22: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 23: ◯市民部長(杉山 修君) こちらは乾式トイレ化等に比べて、それほど大きな費用は必要ございませんので、できる限り速やかに対応をさせていただければというふうに考えております。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 24: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 25: ◯15番(山田喜弘君) ぜひよろしくお願いいたします。  では続きまして、3番目の小項目に移ります。  各地区センターには、最低限1つの洋式トイレがあります。ドアに洋式と表示されていない地区センターがあります。全てのトイレに洋式・和式の表示をしてはどうでしょうか、本市の見解をお伺いいたします。 26: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 27: ◯市民部長(杉山 修君) トイレの洋式と和式の区分につきましては、現在表示のない地区センターがございますが、全ての地区センターにおいて区別が一見してわかるように表示してまいります。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 28: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 29: ◯15番(山田喜弘君) ありがとうございます。普通、民間施設では当然の取り組みだというふうに思っておりますが、ぜひよろしくお願いいたします。  4つ目の小項目です。  土田地区センターを初め自動販売機のない地区センターについて、自動販売機の設置をどのように考えているのか、お伺いいたします。 30: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 31: ◯市民部長(杉山 修君) 自動販売機の設置につきましては、昨年度までは、各公民館運営審議会からの設置要望に基づきまして、市内の福祉関係団体に公民館施設の目的外利用を認めた上で、目的外使用料及び電気料を負担していただき設置をしていただいております。  地区センター移行後につきましても、同様に各地区センター運営審議会からの設置要望に基づき設置を進めてまいります。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 32: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 33: ◯15番(山田喜弘君) 具体的に今要望が上がっているというところはあるんでしょうか、ないんでしょうか。 34: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 35: ◯市民部長(杉山 修君) 今のところは、新たな設置要望という形ではいただいておりません。                  〔15番議員挙手〕 36: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 37: ◯15番(山田喜弘君) わかりました。  では、5番目の小項目に移ります。  各地区センター駐車場に描かれている国際シンボルマーク、通称車椅子マークの正しい理解、誰が利用できるかと、普及について、本市はどのように取り組んでいるのかをお伺いいたします。 38: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 39: ◯市民部長(杉山 修君) 国際シンボルマーク、通称車椅子マークは、公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会が国際リハビリテーション協会から使用管理を委ねられ、普及に努めているものでございまして、障がいのある方に配慮された建物・施設であることを示す世界共通のマークでございます。障がいのある方への利用の配慮を促すものですが、障がいのある方の範囲には特に定義はございません。あくまで配慮を求めるという性質のものであって、法律で誰が使えるかということが定められているわけではございません。  岐阜県福祉のまちづくり条例では、設置数について、各公共的施設に少なくとも1スペース以上の車椅子使用者用駐車場を確保することを定めておりまして、現在、庁舎を初め、総合会館、福祉センター、ala、mano、各地区センターなど、市の各施設にこうした駐車スペースを設けております。  これらの駐車スペースの利用につきましては、利用される際に、お体に不自由を抱える方などが、遠方の駐車スペースに駐車をされることへの負担を軽減するためのものでありまして、市として厳格に利用者を限定する趣旨のものではないと考えます。したがって、その利用については、利用される方のお体の状況によるものであり、運用については市民の皆様のモラルに委ねられるべきものと考えますので、障がいのある方を初め、優先駐車場を真に必要とする方々の利用に御配慮をいただければと考えております。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 40: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 41: ◯15番(山田喜弘君) 今、部長が答弁されていたように、真に必要な方が使っていただければいいんですけれども、一見、車椅子マークなので、車椅子を利用する人だけしか利用できないという勘違いというものもあるかというふうに思います。その辺をしっかりと広報していたければというふうに思っております。  1点、そういうこともありますけれども、大都会ではやっているところもあると思いますけれども、パーキングパーミットについてはどのように考えているのか、御答弁ください。 42: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 43: ◯市民部長(杉山 修君) パーキングパーミット、各施設において特定の方に許可証をお持ちいただいて、その方に特定の場所におとめいただくということかと理解をしておりますが、現在、都会部、特に大都市部の非常に駐車場が少ない場所において、そういったものが現実には行われているというふうに認識をしております。  現在、可児市におきまして、そこまで要るのかということになりますと、まだそこまでの状況ではないのかなあというふうに考えておりまして、きちんと障がい者マーク、あるいはいわゆる妊産婦等マークのほうを整備することで、市民の皆様にそちらをお使いいただくということを、こうした一般質問をしていただくことでも普及をさせていただければというふうに考えております。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 44: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 45: ◯15番(山田喜弘君) わかりました。幸い可児市の公共施設には今それなりの台数の駐車場がありますので、そこへとめていただけるということもありますので、理解をしました。  次、6番目の質問をさせていただきます。  兼山地区センター駐車場に、ほとんど消えかかっている妊産婦の優先マークについて、どうするのかをお伺いいたします。 46: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 47: ◯市民部長(杉山 修君) 現在14地区センター駐車場の白線等の引き直し工事を毎年順次進めておりまして、兼山地区センターについては今年度更新する予定としております。  お尋ねの妊婦優先マークについても、あわせて更新してまいります。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 48: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 49: ◯15番(山田喜弘君) わかりました。  それと、このマークがあるところとないところとありますけれども、それを含めて白線を引き直すということなんですけれども、特に何か考えていることがあるんでしょうか。 50: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。
    51: ◯市民部長(杉山 修君) 実は、現在、当市の地区センターにおきましては、車椅子マークが14カ所全ての地区センターに1つから4つ設置してございますが、妊産婦等優先マークについては、14地区センターのうち7地区センターにしか設置がないということでございまして、これも優先順位、広い狭いということもございますが、順次新規設定を検討していきたいというふうに考えておりまして、そうしたマークを市民の皆さんにごらんいただくことで、市民の皆様の優先駐車場に対する認識を醸成していただいて、障がいのある方や妊産婦等への配慮を深めていただければというふうに考えております。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 52: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 53: ◯15番(山田喜弘君) ぜひ、このマークのない7地区センターについて、順次進めていっていただきたいというふうに思います。  では、次に7項目めの質問をさせていただきます。  各地区センターのホームページの記載内容についてをお伺いいたします。  川合地区センターでは、アクセスマップを従前より岐阜県域統合型WebGISを採用していましたが、今回全ての地区センターがこれを採用したというのはどんな理由なんでしょうか。 54: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 55: ◯市民部長(杉山 修君) 昨年度までは各公民館で作成した地図を市のホームページ上に掲載してございましたが、表示がまちまちとなり見づらいということから、今回県域統合型GISぎふを活用し、全地区センターの地図表示を統一いたしました。  この県域統合型GISぎふでは、利用者の方自身で地図が拡大・縮小できたり、場所の特定がしやすいことや、地図内の施設名等の各種表示が県により順次更新されるなど、使い勝手もよく、非常に利便性が高いということから、これを用いることといたしました。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 56: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 57: ◯15番(山田喜弘君) 1点確認ですが、そうすると、今回可児市みたいに公民館から地区センターと名称が変更になったときは、岐阜県で自動的にやってもらえるということでいいんでしょうか。 58: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 59: ◯市民部長(杉山 修君) 今回は結果としてそういう形になっております。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 60: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 61: ◯15番(山田喜弘君) では、8番目の質問をさせていただきます。  地区センター移行に伴い、ホームページにおける更新について、平成30年4月に更新した地区センターもありましたが、ホームページにおける全ての更新が5月25日になったというふうに聞いています。どのような準備をしてきたのか、見解を求めたいと思います。 62: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 63: ◯市民部長(杉山 修君) 各種表示の変更につきましては、案内看板や地区センター施設本体の標示物などの変更を初め、順次進めてまいりました。各地区センターのホームページ中にある公民館の表示についても、可能な限り移行時に修正するよう各公民館に周知しながら更新を進めてまいりましたが、見落としもございまして、再度全地区センターのホームページ内を確認した上で修正を行いました。  今後も、各地区センターのホームページの表示につきましては、地域振興課で定期的にチェックし、各地区センターと協議しつつ適宜更新を図ってまいります。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 64: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 65: ◯15番(山田喜弘君) 定期的にチェックしていただけるということですけれども、これは各地区センターがやるということなんですけれども、実際やるのは連絡所長なんでしょうか。 66: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 67: ◯市民部長(杉山 修君) 現実にその作業をするのは、連絡所長になるかと認識しております。                  〔15番議員挙手〕 68: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 69: ◯15番(山田喜弘君) 地域振興課がチェックしていただけるということなので、御提案申し上げておきますが、各地区センターの施設の利用に当たってということで、部屋の広さやら1時間当たりの利用料金とか、写真もついて、そういうふうな案内が載っていますけれども、地区センターによっては平面図がついているところ、また、ないところもあります。そして、平面図に多目的トイレが表示してあるところとないところもあります。そもそも平面図がないところもありますが、それと、情報として補助犬、地区センターのドアには書いてありますけれども、そういうのがホームページにはないということもありますので、そういう点も含めて再度チェックをしていただきたいと思うんですけど、どうでしょうか。 70: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 71: ◯市民部長(杉山 修君) 確かに、お尋ねの各地区センターの多目的トイレの所在等をホームページや館内案内などに載せるべき内容を、主に地域振興課のほうで精査をさせていただきまして、少なくとも最低限載せるべきものは各地区センターに統一して表示できるように、また表示の仕方も利用者の皆様にわかりやすいように研究をしてまいりたいと考えております。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 72: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 73: ◯15番(山田喜弘君) 今、部長が答弁していただいたとおり、利用者にとって、また障がい者等も含めまして、最低限これだけは統一して載せていただきたいということはありますので、どうぞよろしくお願いいたします。  9番目の小項目をお尋ねします。  地区センターの使用に関する遵守事項及び留意事項の提出を求める理由は何でしょうか。 74: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 75: ◯市民部長(杉山 修君) かつて公民館では、社会教育法の規定による使用制限があるなど、施設の使用に際してはさまざまな規制がございましたが、地区センターへの移行により、営利や飲食を目的として施設をお使いいただくことができるようになるなど、より幅の広い目的での施設利用が可能となりました。施設利用に際しての自由度が高まった分、使用者の方に円滑に施設を使用していただくためにも、使用に際してのルールを相互に理解し守っていただくことが大切となってまいります。  また、各地区センターは災害時の第1次避難所及び選挙時には投票所となるなど、緊急的に施設の使用をお断りする可能性のある施設でもございます。こうしたことについて、あらかじめ十分に御認識と御理解をいただくことが施設の円滑な運営上必要であり、それらを確認していただいた上で使用申請をしていただくために、遵守事項及び留意事項を御精読の上、署名をしていただいたものを御提出いただくということにさせていただきましたので、御理解、御協力をお願い申し上げます。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 76: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 77: ◯15番(山田喜弘君) そうすると、それは毎回使用をするたびに提出するということでしょうか、それとも、登録団体は1回すればいいですけれども、随時何回か年に分けて、2回か3回使用するときでも毎回必要ですか。 78: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 79: ◯市民部長(杉山 修君) 現在のところは、使用申請をしていただくごとにお願いをしております。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 80: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 81: ◯15番(山田喜弘君) そうすると、お尋ねしたいんですけれども、桜ケ丘の地区センターには書式の提供がPDFで張りついているんですけれども、ほかのところは張りついていない。毎回出さなければならないということなら、それを一遍ダウンロードして署名を事前にするということもできるんですけれども、ほかのところはその都度窓口でもらって書いてこなきゃならないということになるんでしょうか。 82: ◯議長(川上文浩君) 市民部長。 83: ◯市民部長(杉山 修君) ちょっとその実態をまだ私は把握してございませんが、ちょっとその辺のやりとりも精査をさせていただいて、桜ケ丘地区センターのやり方で十分その目的が達成できるということでしたら、そのやり方を全地区センターに広めたいというふうに考えます。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 84: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 85: ◯15番(山田喜弘君) ぜひ利用者の方の利便性を図っていただきたいというふうに思います。  最後に、10番目の質問をさせていただきます。  その他市の公共施設に対して、同様の段差解消や和式・洋式の表示について点検・改修を行ってはどうかと思います。本市の見解をお伺いいたします。 86: ◯議長(川上文浩君) 企画部長 牛江宏君。 87: ◯企画部長(牛江 宏君) それではお答えします。  トイレの和式・洋式の表示につきましては、各施設管理担当部署において対応を進めてまいります。  段差解消につきましては、それぞれの施設状況をまず把握するということで、調査から始めてまいります。よろしくお願いします。                  〔15番議員挙手〕 88: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 89: ◯15番(山田喜弘君) わかりました。段差解消はぜひ、まず実態を把握していただけるということなので、それからということになるとは思います。  全体的に、地区センターも含めて、公共施設について、今、企画部長から答弁がありましたけれども、段差解消以外にも、ぜひ検討していただきたいということだけ御提案を申し上げますので、よろしくお願いいたします。  それは、先ほどもトイレについてお願いをしたところでありますけれども、今、多目的トイレというのが各地区センターに1つずつあるということですが、それについては、その中でベビーシートは当然ついているということであります。ただ、多目的トイレは当然障がい者の方も利用されるということで、今だんだんふえつつあるのがユニバーサルシートというのがあります。これは、障がい者、大人の方も使えるというシートで、そういう方を、特に下肢機能が麻痺しているという方は、トイレへ行くときに、まずは当然衣服を脱がなきゃならないということなので、そのユニバーサルシートに一遍乗って、自分の洋服を脱いでトイレをする、また洋服をもとに戻すというような、そういうシート、ユニバーサルシートというものもあります。ぜひ今後点検のときに、それもあわせて検討していただきたいというふうに思います。  政府は平成29年2月に、関係閣僚会議において決定されたユニバーサルデザイン2020行動計画に基づき、バリアフリー法の改正を含むバリアフリー施策の見直しを進めているというふうに聞いております。今回のバリアフリー法の改正でもそういうことが考慮されているというふうに思っております。障がい者の参画のもと、施設内容の評価等を行う会議の開催も明記されたところであります。ぜひ他市に先駆けて、こういうことも可児市に取り組んでいただきたいということを御提案申し上げまして、第1項目めの質問は終わりたいというふうに思います。  2項目めの大質問をさせていただきます。  一括質問、一括答弁でお願いいたします。  清流の国ぎふ健康ポイント事業を活用した本市の健康ポイント制度についてお伺いをいたします。  岐阜県では、平成30年度から平成35年度までの6年間を計画期間とする岐阜県健康増進計画「第3次ヘルスプランぎふ21」を策定しました。本計画は、健康増進法第8条に基づき、同法第7条による国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針、健康日本21を踏まえ、県民の健康寿命の延伸を目指し、健康づくりに関する取り組みと目標を定めたものです。  岐阜県の健康寿命は、健康日本21によると、平成22年、男性70.89歳で全国13位、女性74.15歳で全国15位、平成25年、男性71.44歳で全国19位、女性74.83歳で全国12位でした。平成28年、男性72.89歳で全国4位、女性75.65歳で全国7位でした。  そして、平成22年の男性の平均寿命が79.22歳で全国11位、女性86.29歳で、平成22年は平均寿命と健康寿命の差が、男性で9.03歳、女性で12.11歳出ています。同様に、平成28年の男性の平均寿命は81.00歳で全国14位、女性86.82歳で全国34位、平均寿命と健康寿命の差が、男性8.11歳、女性11.17歳でした。平成22年と平成28年では差の伸びは若干減少しましたが、平均寿命と健康寿命の差の拡大は不健康な期間の拡大を意味し、これによる医療費の増大や個人の生活の質の低下が懸念されるところです。  そこで、県では本年度、清流の国ぎふ健康ポイント事業を創設し、県民の健康意識向上や健康診断の受診率の向上を目指します。健康づくり事業は、健康増進法第17条第1項及び第19条の2に基づき、市町村が実施することとされており、この事業は県民の自主的な健康づくりの取り組みを推進するもので、県と市町村が共同で推進するとしています。  県内では、既に岐阜市、関市、羽島市が健康ポイント事業を先行実施しています。岐阜市では、健康診査及びがん検診で各1ポイント、健康づくりイベント等への参加で各1ポイント、メニューから自身が選択した日常の健康づくり活動の実施に1ポイントを付与し、5ポイントをためたら指定の応募用紙に岐阜市に郵送し、抽せんで景品が当たる仕組みです。  関市では、「せき*しあわせヘルスマイレージ事業」として、同様にがん検診や特定健診、ポイント対象事業への参加によりスタンプやシールをもらい、所定のカードに30ポイントたまったら市に応募し、抽せんで協賛企業や店舗から提供された割引券やサービス券がもらえ、外れても500円分の検診無料クーポン券がもらえる仕組みとなっています。  岐阜県では、先行実施している他の都道府県や県内市町村の調査の結果、参加者の増加につなげるため、事業の対象として推進する健康づくりの取り組みや、それに対する得点の設定が重要であり、県が設定する際、市町村と連携したいという意見が多くあったということでした。岐阜県は、この事業では検診受診に加え、運動教室や健康講座など、県民の健康づくりにおいて効果的な取り組みをポイントの対象にできるよう、市町村とともに検討していきたいとしています。  さらに、所定のポイント獲得者に提供する特典は、県の協賛店に加え、市町村が独自に設定するということで制度設計を考えているようです。  本市の取り組みについて伺います。  1つ、本市の健康寿命延伸への取り組みをお伺いいたします。  2番目、県では、この事業の目標達成の指標として、特定健診受診率、習慣的に運動する人、野菜摂取量としています。ポイント設定や指標及び県との連携について、本市の取り組みをお伺いいたします。 90: ◯議長(川上文浩君) 執行部の答弁を求めます。  こども健康部長 井上さよ子さん。 91: ◯こども健康部長(井上さよ子君) それでは、1点目の本市の健康寿命への取り組みの御質問についてお答えいたします。  市では、第2期健康増進計画「健康かにプラン21」に沿って、「1・2・3・4で健康づくり」をスローガンにさまざまな施策を進めてまいりました。今年度からは、子育て健康プラザmanoという拠点を得て、健康づくりを推進する食及び運動実践のための常設のスタジオで新たな取り組みを開始したところでございます。  今年度は、岐阜県健康増進計画「第3次ヘルスプランぎふ21」を受けて、可児市第3期健康増進計画・食育推進計画を策定する予定でございます。計画では、食生活・栄養、身体活動と運動、休養・こころの健康、歯と口腔の健康など、国や県が示す分野ごとにライフステージに応じた取り組みを推進していく計画とする予定でございます。  次に、2点目の健康ポイント設定や指標及び県との連携についての取り組みの御質問についてお答えいたします。  今年度開始する岐阜県の健康ポイント事業につきましては、5月中旬に県の説明会がございました。特定健診を担当する国保年金課には5月下旬に説明会が開催されたところでございます。この事業の目標は、運動習慣づくりや食生活改善、特定健診やがん検診の受診者増などによる県民の健康度向上を目指しており、9月から開始する予定であるとのことでした。  当市としましても、市民の健康づくりの実践と継続のための働きかけを強化したいと考えており、県事業の内容について福祉部とともに精査した上で、県との連携を進めていきたいと考えております。取り組みを進めた結果の達成指標につきましては、健診受診率が重要になってくると見込んでおります。ポイント設定の詳細なども含め、県から示されている県の設定目標などを参考にしたいと考えております。以上でございます。                  〔15番議員挙手〕 92: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 93: ◯15番(山田喜弘君) 昨日の酒井議員の質問にもありました健康寿命の延伸ということで、市独自の健康寿命というのは出せないということでしたので、そのかわりちょっとお尋ねしますが、この延伸について特に何か指標とか評価についてお考えがあるんでしょうか。 94: ◯議長(川上文浩君) こども健康部長。 95: ◯こども健康部長(井上さよ子君) 昨日、酒井議員からお尋ねいただいた、全国的に活用されおります国民生活基礎調査の大規模調査を経てまとめられている3年ごとの指標というものに相当するものは、可児市としては出してはおりませんけれども、国が簡易算定プログラムというものも出しておったり、また国保データベースでの試算というような方法もございます。そういうものを検討はしておりますけれども、どの指標をとりましても今活用されている全国基準と10歳程度の差が出る、それをどう読み取っていくか、市民の方にどの指標をお示しすることがわかりやすいのか、そういった点で、可児市が算定の簡易プログラムを使って行っていくという健康寿命については慎重に考えたいとは思っておりますが、その最終目標の健康寿命に直接つながるであろう要因、健康増進計画等で示されている分野ごとの実践の結果の指標、運動を週に2回30分行った人の割合であるとか、喫煙しない人の割合であるとか、そういった影響するであろう各分野の行動実践を健康アンケート等で確認してまいりたいというふうに思っております。                  〔15番議員挙手〕 96: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 97: ◯15番(山田喜弘君) 健康寿命については、今、部長が御答弁いただきましたんで、そういうことだというふうに思いますが、これはどこでも、どの地域でも大変関心が、今の時代、健康寿命を延ばさなければならないということであります。  その中で、埼玉県では平成24年からモデル事業として7市で取り組みをして、毎日1万歩運動とか筋力アップトレーニングの参加で身体の状況を改善して、医療費の抑制につながったということを県議会のほうで知事が発表をしていました。毎日1万歩運動では年間約2万4,000円、筋力アップトレーニングでは年間約7万9,000円の医療費の抑制の効果が実証されたとしていますけれども、本市としてこういう医療費の抑制の金額を目標にするというようなことは考えがありますか、それとも、とにかく健康寿命を延ばしてもらいたいということで、施策をして、市民の皆さん一人一人にやっていただきたいというふうな考えなんでしょうか。 98: ◯議長(川上文浩君) こども健康部長。 99: ◯こども健康部長(井上さよ子君) やはり大規模なところでの医療費との関連という調査等はあるとは思いますけれども、可児市の場合、医療費ということになりますと、国保の医療費をデータでいただくということになりますが、やはり点数の推移であるとか、使用薬剤の推移などで大きく、健康のために行動した人がふえたから医療費が下がったという、その相関関係をはっきり確認することは非常に難しいと思っております。そういう意味でやはり、地道になりますけれども、行動実践をする人がどれだけふえていくか、また事業ごとの手応えのアンケート等も行っております。また、特定健診の問診項目のお答えになっている変化等もいろんな方面から見ておりますので、そういった形で可児市なりのとれる数値を経年的に見ていきたいというふうに思っております。                  〔15番議員挙手〕 100: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。
    101: ◯15番(山田喜弘君) あと、先ほどの岐阜県の健康ポイントに参加するのに当たり、平成30年9月からということでしたけれども、もう一度確認させてもらいます。  それのためには、可児市としてはどんな準備が必要なんでしょうか。 102: ◯議長(川上文浩君) こども健康部長。 103: ◯こども健康部長(井上さよ子君) 今後のスケジュールとしましては、9月から事業を開始されるということを申し上げましたが、県のほうとしましては6月中に市町村からの実施計画書を求めるというふうに聞いておりますので、それに合わせて、ポイント付与の取り組みは何にするか、またポイントはどの項目に何点とするのか、健康診断が一番重要になってきておりますし、必須とされておりますので、国民健康保険のほうとも相談いたしまして、特定健診受診の場合は何ポイントとか、そういった詳細を6月中に詰め、提出してまいりたいというふうに思っています。                  〔15番議員挙手〕 104: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 105: ◯15番(山田喜弘君) わかりました。最後になりましたが、ぜひこれは進めていきたいというふうに思います。この健康ポイント、健康マイレージに関して今回3度目の質問になりますが、県がやるということで可児市も参加していただけるということでありました。  医療の進歩で平均寿命というのは延ばせるかもしれませんけれども、健康寿命はどこまで行っても国民一人一人が努力しないと延ばすことが困難だというふうに思っております。そういうことで、この健康ポイントを利用していただいて、一人一人が、自分自身が健康になっていただけるという、インセンティブが働くというようなことだというふうに思います。  最後、このことについて井上部長としては何かコメントがあれば、聞いて終わりたいというふうに思いますけど。 106: ◯議長(川上文浩君) こども健康部長。 107: ◯こども健康部長(井上さよ子君) 健康マイレージという、インセンティブというような考え方についてということでございますが、やはり一人一人の健康づくりということは、人生にかかることだというくらい、やっぱり生活を変える、意識を変えるということの難しさは大変感じております。そういう善意的な働きかけをしてまいりましても、なかなか動かない無関心層を是が非でも動かそうという動きは非常に出ていると思っています。そこを、やはりまず行動していただこうというふうな働きかけをどんな方法でやっていくか、それが一つ県の連携のもとにポイント事業の案が浮かんでいるところでございます。  当市としましても、マイナンバーカード、以前もお尋ねいただきましたけれども、マイナンバーカードと連携してのポイントの可能性であるとか、そういったことの検討は内部的には持っておりますが、やはり一事業単独で行うということには限界もあると思いますので、市のボランティアポイントであるとか、国民健康保険事業であるとか、市全体の中で健康に向かう要素として、市民がこれなら関心が持てるといった要素を確認しながら、マイレージの事業であったり、このポイントも試行になると思いますが、そういった面で総合的には考えていきたいというふうに思っております。                  〔15番議員挙手〕 108: ◯議長(川上文浩君) 山田議員。 109: ◯15番(山田喜弘君) ありがとうございました。  ぜひ市民の健康増進のために施策を進めていっていただきたいということを御期待申し上げまして、私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。(拍手) 110: ◯議長(川上文浩君) 以上で、15番議員 山田喜弘君の質問を終わります。  次に、17番議員 中村悟君。 111: ◯17番(中村 悟君) おはようございます。  17番、真政会、中村悟でございます。  今、一生懸命声を出したつもりでして、天羽議員に挑戦して出したつもりでしたが、どうでしたか、全然響きませんでしたか。ちょっと残念でした。やっぱり年には勝てませんね。済みませんでした。  それでは、早速質問に入ります。  本日は大項目で2つ質問を出しております。  1つは、この秋の市長選に向かいまして、3期目に挑戦されるということで、市長も表明されておりまして、3期目に向けての市長の決意をお伺いしております。  2つ目には、東美濃への取り組みについて問うということで、先日来いろいろ観光についての一般質問が出ておりますが、その一部についてお伺いをしたいというふうに思います。  それでは早速ですが、1問目の、3期目に向けての市長の出馬の決意を問うということでお伺いをします。  観光におきましては、東美濃の広域連携ということは市長も口に出しておられまして、きのうの板津議員に対する答弁の中でも、単独の一市ではなかなか全国的、あるいは世界からのお客を呼ぶ力はなかなかない。だから、連携を組むんだというような趣旨のお話をされたというふうに思います。そういうことで、他の市町との日ごろからの友好な関係を構築しながら、観光事業におきましても連携を進めていく、そうしたある意味地道な長期的な対応がこれからも必要であるだろうというふうに思います。  また、岐阜医療科学大学の問題につきましても、これも先日、酒井議員が大変厳しい質問をされておりましたけれども、まさに開校後の大学と本市、あるいは地域の人とのいろんな協力体制、連携づくりという大きな課題があるかというふうに思います。  また、この4月から行われました、公民館から地区センター化へということでございますけれども、地区センターというのは、まさに地域課題の解決の仕組みづくり、新しい自治の仕組みづくりが始まったんだなあというふうに私は考えております。新しいことへの取り組みでありますので、市民の皆さん方のやはり十分な理解が必要であり、そのためには行政の適切なリード、主導が必要であるだろうというふうにも思っております。  また、先月オープンしましたmanoにおきましては、私どもの孫も早速利用させていただいておりまして、大変好評で、どうですかね、2日に一遍は今通っておるんじゃないかなあと思いますが、本当に子育て、あるいは健康づくりという面におきましては、多分いろいろ情報が広がるにつれてどんどんと利用者もふえ、有効に利用される施設になるんじゃないかなあというふうに思いますが、健康づくり、子育て、そしてもう一つの目的であったにぎわいづくりという面におきましては、これからまだまだ対応をしていかなければならないんじゃないかなあというふうに思います。市民が気楽に楽しめる場所であり、また委託されて出店というか、その施設に入られた利用者の方々が事業の展開がしやすく、活気のある施設となるようには、これもまた行政の皆さん方の企画力が問われることになるというふうに思います。  そういったことで、ますます行政の強い企画力、指導力というのが問われることになっていくだろうというふうに思います。そうしたときに、市長の担われる役割というのは大変重大であるというふうに思いますが、そういうことも踏まえた上で、市長の3期目に向けての決意をお伺いしたいというふうに思います。お願いします。 112: ◯議長(川上文浩君) 執行部の答弁を求めます。  市長 冨田成輝君。 113: ◯市長(冨田成輝君) おはようございます。  中村議員が大きな声を出されたんで何があったのかと心配しましたが、大したことはなかったと安心しております。  それではお答え申し上げます。  平成22年10月、対話と共感による市民中心のまちづくりを公約に掲げまして、可児市長選挙に初挑戦をいたしました。その直前に起きました7・15豪雨災害において3名のとうとい命を失ってしまったことを強く、重く受けとめ、まずは災害に強く、市民の皆さんが安心して住み続けられる、そんなまちづくりのための市の基盤整備を市政運営の最重点というふうにいたしました。  その上で、超高齢社会を迎えて、長年本市を支えてきていただいた高齢世代の皆様が、これからも安心して楽しく住み続けていただくための仕組みづくり、急激な少子化、人口減少が進む中で、本市に生まれ育つ子供たちをしっかりと育て、将来、本市を支える次世代として本市に住み続け、働き続けてもらうための施策、そして福祉の糧となる地域経済の活性化、地域を支えるさまざまな市民の皆さんによるコミュニティー活動の支援を進める取り組み、そしてさらには、障がいの有無、国籍の違いにかかわらず、市民みんなが安心して暮らせるまちづくりなど、4つの重点施策を進め、住みごこち一番・可児、安心なまち、元気なまち、そして楽しいまちと表現させていただきました。基本的には8年間、この目標、施策をぶれることなく進めてきたつもりでございます。  市勢の基準となる人口、住民基本台帳人口について数字を申し上げますが、平成26年4月1日現在の10万599人を最小値としまして、直近の平成30年6月1日現在で10万1,553人と約1,000人の増加に転じております。その大きな要因は外国籍市民の増加ではございますが、我が国全体で人口減少が進む中、日本人もそれほど当市では減少していない状況となっております。  一方で、私の市長就任以来、新規企業7事業所、増築9事業所と企業立地を進め、従業員数でいうとトータル1,386人の従業員が働いていただくようになっております。これも本市の人口増の大きな要因であると考えております。  他方で、老朽化する公共施設の大規模改修に備えて、当時、約10億円しかなかった公共施設整備基金を平成29年度末までに45億4,800万円ふやし、56億979万円にしてきたのを初め、基金全体で74億1,200万円ふやし、134億8,085万円としております。そのうちから、想定外でありました名城大学の移転に対応した新大学の誘致で財政調整基金を18億円使わせていただきますが、将来への備えも進めているところであります。  4つの重点施策ごとに、新規事業も含め、数々の取り組みを行い、それぞれに数値的な成果もございますが、ここで一つ一つ御紹介することはいたしませんが、重点施策ごとに進捗に差がありますものの、トータルすると、8年間進めてきてやっとそれぞれの重点事項のベースができかけたところであると、そのように認識しております。  高齢者の安心づくりの核となる地域包括ケアシステムは、医療・介護関係者を初め、多様な皆様に御協力・御努力いただいておりますが、具体的な形として開始できるまでには至っておりません。  マイナス10カ月からの子育ても、拠点となる子育て健康プラザmanoを中心に、具体的に動き出したところではあります。動き始めたところと言えると思います。  その他、御指摘いただきました東美濃広域連携、岐阜医療科学大学可児キャンパス、さらには各地区の拠点となっていく地区センターの推進なども今後の大きな課題であります。  本市の税収は、市長就任時点の約139億円が現在146億円となり、約7億円、5%増となっておりますが、他方で、社会保障費は71億円から88億円と約17億円、24%増となるなど、今後一層厳しい財政状況となってくることが予想されます。高齢者の数が増大することによって高齢化となってきた時代から、高齢者が減少に転じても、それ以上に社会を支える世代が減少することで高齢化が進む段階、まさに社会を支える人口そのものが減少してしまう、いわゆるネクストステージを我が国が迎えようとしております。  今から1,300年前の713年、時の元明天皇が全国に向けて発令した諸国郡郷名著好字令、いわゆる好字令に基づいて3つの野と示した「三野」が、現在の美しい濃いという「美濃」に表記が変わり、現在の可児の表記も、よいという意味の「可」、新しい命、小さな命という意味の「児」、つまり、よい新たな命が、そしてかわいい小さな命が生まれ育つまちという意味の漢字表記に変わったそうであります。あたかも現在の少子化、人口減少のネクストステージを乗り越えるヒントを与えていただいたような1,300年前の御先祖様の思いに応えられるまちづくりを、市民の皆様の御理解と御支援を賜ることができれば、本格化してまいりたいと決意しております。以上でございます。                  〔17番議員挙手〕 114: ◯議長(川上文浩君) 中村議員。 115: ◯17番(中村 悟君) ありがとうございます。  日ごろの市長の熱い答弁と思うと、かなりあっさり言われたかなあという気はしますが、過去8年の実績を踏まえ、数字もつかまれた上で、これからの問題もしっかりつかんでおみえになった上で、やるというお言葉をいただいたというふうに思います。ぜひ頑張っていただきたいなあというふうに思います。そういうことで、再質問はございません。  2つ目の、東美濃への取り組みについてということについてお伺いをいたします。  1つ目が、NHKの朝の連続ドラマ「半分、青い。」がこの4月から始まっております。そしてまた、きのう板津議員、田原議員からも出ました2020年のNHKの大河ドラマ、可児ゆかりの明智光秀が取り上げられるということでございまして、まさにこの東美濃一帯に関する外からの大きな波が、それもいい波が押し寄せてきているなあというふうに、まさに千載一遇のチャンスが起こったなあというふうに私は思っておりますけれども、今のこうした好条件に対して、執行部のほうはどのような受けとめをしてみえるのかということをお伺いいたします。  2つ目には、一番身近な問題点、東美濃ナンバーについて、わかりやすいのでお伺いをしますが、先般、国土交通省が図柄を入れた全国41地域の自動車用のナンバープレートのデザインを発表されました。また、新しい地名を表示する、俗に言う御当地ナンバーについても、17の地域について追加するというのを決めたというような新聞報道を読ませていただきました。今回見させていただきますと、多くの地域がこうした図柄入りのナンバー、あるいは御当地ナンバーの採用をされている。こうした状況を見ると、東美濃ということは別にしましても、こうしたナンバーにするという、そうした運動をするということが、該当する地域に何か大きな意味があるのではないかなあというのを、この記事を見てちょっと考え直しました。  3月にこの東美濃ナンバーについていろいろ討議されましたが、私は個人的には、例えば東美濃の名前になじみがないだとか、いろんな事務的な手続がどうのこうのとかという、そういったところにちょっと気持ちが行ってしまいまして、これは私個人だけの問題かもしれませんが、こうしたナンバーの持つ本当の意味というのか、それぞれの地域に与える効用とか、そういったことについて余り考えていなかったなあということを今反省しておりますが、そうしたことについて改めてお伺いをしたいなあというふうに思います。  以上、2点です。よろしくお願いをします。 116: ◯議長(川上文浩君) 執行部の答弁を求めます。  企画部長 牛江宏君。 117: ◯企画部長(牛江 宏君) それでは、お答えします。  まず1問目の御質問、東美濃のPRについてお答えします。  本市は、自動車、航空機産業といった優良な多くの製造業に支えられ、まちが発展してきました。一方、現代のような成熟社会の中では、本市の将来に向け、製造業の振興と同時に新しい産業の確立も求められています。  このような中、本市では観光グランドデザインを策定し、観光振興に力を傾注し始めたところでございます。戦国城跡めぐりでは、市民の皆さんの御協力をいただいて、山城跡の整備を進め、その中心となる美濃金山城跡が平成25年に国指定に指定され、平成29年には続日本100名城にも選定され、同年9月には「岐阜の宝もの」に認定されたところでございます。この美濃金山城跡を初めとした山城跡、美濃桃山陶の聖地、木曽川左岸、鳩吹山周辺といった本市が誇る観光資源を市民の皆さんの参画を得て整備を進めているところですが、現実には本市の観光資源単体で全国から多くの人を誘客していくのは難しいと言えます。  そこで、山城跡や陶芸など、歴史、文化でつながりの深い東美濃の地域と連携することで、この課題を解決していくこととしました。その始まりが平成28年に実施した山城に行こうという催しで、東美濃の山城関係団体が一堂に会するという初めての企画でした。そして、これが現在の「ひがしみの歴史街道協議会」における「ひがしみのの山城推進部会」での連携につながっています。  こういった中で、NHK朝の連続ドラマの「半分、青い。」が始まり、東美濃の観光振興にとって追い風となっております。  さらに、2020年のNHK大河ドラマの主人公が明智光秀になると発表されました。現時点では、大河ドラマにおいて本市がどの程度かかわってくるかわかりませんが、本市を含む東美濃がゆかりの地として確かなことであるため、放送時期の2020年までに整備が必要なハード面やイベントなどのソフト面について、整理した上で進めていきたいと考えております。  続きまして、2点目の御質問、東美濃ナンバーを採用することは地域にとって意味があるのかについてお答えします。  さきの3月議会では、東美濃の国づくりという観光連携については積極的に進めるべきとの御意見をいただきました。これも踏まえ、本市では、県及び7市町の行政と観光協会による「ひがしみの歴史街道協議会」を軸に、東美濃の観光広域連携を進めております。同時に、経済界においては、東美濃6市の商工会議所と中部経済連合会が連携したツーリズム東美濃協議会により広域連携をされているところでございます。御当地ナンバーは、この観光広域連携のシンボルとして、この協議会から御提案いただいたものでございます。これを戦略的に使うことにより、一つの経済文化交流圏として東美濃地域が一丸となって活動し、東美濃の歴史や伝統文化、地場産業等の地域資源を全国にPRし誘客につなげることができます。  東美濃という言葉は、まだ多くの方になじみがないということも事実です。歴史的、文化的背景からも、本市は古くから東美濃という地域でくくられ、歴史からも東美濃の中心であったと考えることができます。  可児は古くから人々が居住していた地域であることは約2万年前の石器の発見からもわかっており、その後の歴史につながっております。国史跡の長塚古墳は約1,600年前につくられ、東美濃地方では最大の前方後円墳であったことや、出土品から長塚古墳は東美濃一帯を支配していたリーダーの墓と考えられております。  約450年前の戦国時代には、美濃金山城主の森長可が、次々と東美濃の城を攻め落とし、支配地を広げ、その領地は、恵那、土岐、可児、加茂の東美濃4郡に及び、森氏が城を構えた可児は東美濃の拠点だったと考えられています。  明治時代には、高等学校の前身となる中学校は、岐阜県内で現在の岐阜高校、斐太高校、大垣北高校、東濃高校の4校のみでした。現在の東濃高校が東美濃地域唯一の学校であったことは、東美濃の中心であったと言えます。  子供から大人まで市民が可児市に誇りと愛着を持ち、魅力あるまちづくりを進めていくためには、今こそ歴史的に価値のある東美濃という地名をブランド化することが、この地域の活性化につながっていくものと考えます。以上でございます。                  〔17番議員挙手〕 118: ◯議長(川上文浩君) 中村議員。 119: ◯17番(中村 悟君) 1番目の質問ですが、きのう細かいところ、いろんなところで板津議員がお聞きになっていて、大体の話はお聞きしていましたので、同じような話といえば同じような話ですが、その中で、プロジェクトチームを早々に立ち上げられて、準備万端、来るのを待っておるというような感じかなあというふうに思っておりますので、ぜひ積極的にこの機会を利用して活用していけるように、どんどん企画をしていたければありがたいなあというふうに思います。  また、東美濃ナンバーにつきましては、3月と同じような説明であり、1つは、東美濃の地域連携の中でもシンボルとしてナンバーを利用できる、そして、またそれが地域の経済等にも影響、団結ができて広がるという意味合いがあるんだなあというふうに受け取りました。そういうことだろうなあというふうには思いますが、まあそういうことだろうと思います。これもまた、今回補正予算にも出ておりますが、ぜひ頑張って、この動きもしっかりとPRしてほしいというか、情報を伝えていただいた中で進めていただきたいなあというふうに思います。  何か注文だけですが、これもあえて再質問はございませんので、頑張っていただきたいと思います。以上で終わります。(拍手) 120: ◯議長(川上文浩君) 以上で、17番議員 中村悟君の質問を終わります。  ここで午前10時30分まで休憩をいたします。                                 休憩 午前10時13分   ──────────────────────────────────────                                 再開 午前10時30分 121: ◯議長(川上文浩君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。  13番議員 野呂和久君。 122: ◯13番(野呂和久君) 13番議員、可児市議会公明党の野呂和久です。  今回は大項目2つについて質問をさせていただきます。  1つ目が、同報系の防災行政無線についてお伺いをいたします。  本市は、現在、市内の防災、全国瞬時警報システムを含みますが、また防犯や行政事務等の情報など、市民や本市を訪れた方にいち早く情報を知らせる情報伝達ツールとして運用をしております。  世界無線通信会議において、無線通信規則のスプリアス発射、必要周波数帯の外側に発射される不要な電波のことですが、その強度の許容値が改正されたのを受け、総務省は2005年、平成17年12月1日に、不必要な電波をできる限り低減させることによって、電波利用の環境の維持、向上及び電波利用の促進を図る目的で関係省令等を改正し、2007年、平成19年に経過措置を10年間延長するなどの改正を行いました。これにより、改正前の無線設備規則、旧スプリアス規格に基づきます無線機器の使用期限は、平成29年11月30日までに免許等を受けた場合、旧規則の無線設備は使用期限が平成34年11月30日までとされています。  新スプリアス規格への対応方法については、新規格に適合した無線機器へ取りかえる、運用中の無線機器にフィルターを挿入する、運用中の無線機器のスプリアスを実測し新規格への適合を確認するとしております。  今回の質問内容の中で、今年第1回の定例議会での天羽議員の一般質問等と重なる部分もありますが、改めて御答弁をよろしくお願いいたします。  1問目です。  本市の同報系の防災行政無線の新スプリアス規格対応について、どのような対応をされるお考えなのかをお伺いします。  同報行政無線は、非常災害時には市民等の安全を守る災害情報等の伝達手段として、また正常時には行政と市民とを結ぶ連絡、周知、広報のツールとして運用されています。2001年、平成13年には、従来のアナログ方式の同報無線から、多チャンネル、高機能、高性能のデジタル同報無線が制度化されました。  2問目は、新規格に適合した無線機器への取りかえとして、デジタル化のお考えはないのかをお伺いします。  2017年、平成29年3月発行の可児市地震時業務継続計画においてお伺いします。  災害発生時、被災者に罹災証明書の迅速な交付が求められます。地震時、業務継続計画の中で、1週間以内の業務の着手として、被災者台帳の作成や罹災証明書の発行となっています。発行に際し、遅滞なく業務が行えるよう、被災者支援システムの運用がスムーズに活用できるかが問われると思います。  3問目は、被災者支援システムを初め、被災者関連システム、緊急物資管理システム、仮設住宅管理システム、犠牲者遺族管理システム、倒壊家屋管理システムの6つのシステムを掲げ、操作方法の研修を毎年1回行い、実際に発災した場合に備え準備をしておくと記載されておりますが、現状の準備状況と研修は予定どおり行われているのか、以上、3点をお伺いいたします。 123: ◯議長(川上文浩君) 執行部の答弁を求めます。
     総務部長 前田伸寿君。 124: ◯総務部長(前田伸寿君) それでは、お答えをいたします。  小項目、質問1の本市の同報系の防災行政無線の新スプリアス規格対応について、どのように対応を考えているかの御質問についてお答えをします。  防災行政無線については、平成29年度にスプリアス発射の強度測定を行いました。この結果、新スプリアス規格を満たしておりました。したがいまして、現在の市の防災行政無線を継続して使用することは可能でございますので、今後も使用をしてまいります。  小項目の質問2の新規格に適合した無線機への取りかえとしてデジタル化のお考えはないのかの質問についてお答えします。  今後、防災行政無線をデジタル化していく予定はなく、当面、現在のシステムを保守点検し、軽微な修繕を行いながら有効に活用してまいります。  小項目、質問3つ目の被災者支援システム等計6つのシステム現状の準備状況と研修は予定どおり行われているのかの御質問についてお答えをいたします。  このシステムは、阪神・淡路大震災の経験をもとに、西宮市が日常業務の復旧とあわせて被災者を支援するために開発しましたシステムで、全国の地方公共団体に無償で公開、提供されているものでございます。市では、平成28年度の防災訓練から実際に運用をしております。防災訓練を行う前には関係課を集め、システムの操作方法について研修し訓練に臨んでおるところでございます。  訓練におきましては、被災者支援システムによる被災家屋の登録、罹災証明の発行を中心に行っております。今年度の9月に行います防災訓練においては、避難所関連システムや緊急物資管理システムも使用し、実践的な訓練を行っていくという予定でございます。また、仮設住宅管理システム、犠牲者遺族管理システム、倒壊家屋管理システム、こちらにつきましては、今年度、研修を行っていくという予定でございます。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 125: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 126: ◯13番(野呂和久君) 御答弁ありがとうございました。  1つ目の質問については、平成29年度中に調査を実施して、新スプリアス規格に適合しているので、以降も継続して使っていくということの答弁でありました。  それでは、2つ目のデジタル化ということについて質問をさせていただきます。  初めに、平成27年の決算資料でいただいております可児市重点事業点検報告書の中には、今後の取り組みのポイントという項目がございますが、この中に、国のデジタル化方針を見据えた同報無線全体の計画策定が必要となると、デジタル化ということが記載されております。そうしますと、平成28年の時点ではデジタル化方針も含まれていたというふうに思いますが、その後どのような検討がなされデジタル化はしないと決定をされたのか、デジタル化の費用が算出された時期も含めまして御答弁をいただきたいと思います。 127: ◯議長(川上文浩君) 総務部長。 128: ◯総務部長(前田伸寿君) ではお答えしますが、一応ことしの3月の総務企画委員会で御説明をさせていただきました。近年は、住宅の気密性、それから防音性がかなり向上しておるということで、窓を閉め切った室内では放送が大変聞こえにくくなっておるということ、それから特に豪雨・暴風時にはほとんど聞こえないという状態でございます。この傾向につきましては、今後はさらに住宅の省エネ基準が向上するということで、今よりもさらに一層強くなっていくという状態になるというふうに推測されます。  どういうふうに意思決定したかということにつきましては、平成29年度に入りまして部内で検討を行った上、実際に無線を使用している所管課との協議、その後、幹事会、市の中の決定機関の課長組織でございます幹事会、最終的には三役、部長で組織する庁議の中で説明をした上で決定をしたという流れでございまして、それが2月でございますが、その決定を受けて3月の総務企画委員会で御説明をさせていただいたという流れでございます。  概算につきましては、総務企画委員会の中で5億8,000万円という御説明をさせていただきましたが、これにつきましては、スプリアスの委託による調査を行う際に、実際に満たしていなければデジタル化をしないといけませんので、その時点で見積もりをとってということで、概算で5億8,000万円が必要であるということでございました。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 129: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 130: ◯13番(野呂和久君) わかりました。金額については、適用するかどうかの検査をしたときにということと、ことしの2月に最終決定がなされたということで、総務企画委員会で3月の委員会時にそうした説明があったということで、わかりました。  それで、現在運用しておりますアナログ式の同報系の防災行政無線を修繕しながら今後使っていくということでした。確かに住宅がエコ化ということで、ますます気密性ということもあって、ますます聞きづらくなるのではないかという指摘も今お話がありましたけれども、デジタル化をしないということになりますと、同報系の防災行政無線は現行機器の部品の調達という課題があると思うんですけれども、これが後々生産中止等ということも心配をされるところです。実際、そういうことでの部品調達ができなくなったというようなことになってきますと、修繕もかなわなくなってくるということから、将来的には修繕もできない。そうなってくると、できない子局から順次使用ができなくなるということが心配され、将来的には一定の子局が使えなくなった段階で、行政無線そのものが廃止になるのではないかという心配をしておりますが、この認識について間違いはないでしょうか。 131: ◯議長(川上文浩君) 総務部長。 132: ◯総務部長(前田伸寿君) 先ほどの答弁の中で、デジタル化はしないということで答弁させていただきました。今後についても、保守点検、それから軽微な修繕を継続し、できるだけ現機器の延命を図りながら使用をしていくということでございますので、使用できる間は扱っていくということでございます。  この現在の機器がいつまで使えるかは、現段階ではちょっと明確ではございませんが、基本的に子局の一部が使えなくなっても使用はしていくということでございます、現段階では。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 133: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 134: ◯13番(野呂和久君) 現段階では修繕をしながらということなので、将来、部品供給できなくなるという段階もわからないので、今の段階では使用して、部品を調達し、修繕できる間は使っていきますよという、そこまでの答弁しか今はできませんよということかと思いますが、済みません、実際その部品調達、今、保守点検をしながら部品交換をしなきゃいけないところについては修繕をしていると思うんですけど、実際、部品調達がメーカーのところでできないというようなお話は現段階ではないということでしょうか。 135: ◯議長(川上文浩君) 総務部長。 136: ◯総務部長(前田伸寿君) 済みません、詳細な部分については細かくは把握しておりませんが、毎年毎年保守点検をしている中でやっぱり機器の故障とかはありますが、そういったものについても当然部品等を手当てして保守をしておりまして、使っておりますので、これについても、今後すぐに使用ができなくなるということはないというふうには認識しております。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 137: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 138: ◯13番(野呂和久君) 同報系の防災行政無線については、使っていく中でいろいろな課題もあるわけですが、その同報系の無線は、例えばメールの場合ですと、本人の意思で登録をして、そしてその情報が入ってくるということですし、ラジオということになりますと、まず持っているということ、そしてラジオを聞いているということが前提になります。  また、聞き取りにくいという課題もありますけれども、実際全く聞こえていないということではなくて、何らかの音は最低でも聞こえているのじゃないかなあというふうに思いますし、何よりも市内一斉に行政無線というのは、音が耳に入ってくるということで、何か市内であった場合に緊急で知らせるということはできているのではないかと思います。  あとは、今さまざまなメールやラジオ等、さまざまな情報伝達手段ということで言われているんですけれども、その情報伝達は1つ2つではなく、いろんな、多様なそうした情報伝達というのがすごい必要ではないかと思っていまして、そういう意味では、行政無線というのはある意味では半永久的に、できればこの行政無線を継続していけるようにしていただきたいということと、あと、音を聞くことで、市民で聞いた方は、何かあったんだということで情報を今度は取りに行こうとする、今、市がおっしゃっている情報を取りに来てもらう仕組みということを言っていますが、聞くことによって、今度は市民が情報を取りに行くということも可能じゃないかというふうに考えておりますので、行政無線というのは、先ほど言いましたが、半永久的に活用というか、使っていただけるように進めていただきたいというふうに思っております。  あと、アナログ子局、3月の総務企画委員会での御説明の中で、アナログ子局が186局中85%に当たる158局が20年以上の経過をしていて、耐用年数を大幅に超過しているという説明がありました。保守点検の中で必要に応じて部品交換をしながら維持をしていきますとのことですが、今は保守点検、そして部品交換ということなので、すぐに行政無線が利用できなくなるということは思っておりませんけれども、防災行政無線にかわる、先ほどちょっと説明させていただきましたが、代替の情報伝達ツールということを考えていきますと、若干不安を感じております。  デジタル化をすることによって部品調達が今度は可能になってきますので、これから部品調達そのものが生産中止ということにはならないと思いますので、そういう意味でデジタル化を進めてほしいということなんですけれども、このデジタル化についてもう一度考えていただく、再考する、または、経費がたくさんかかるということであれば、必要な子局を選定しながらデジタル化をして残していくなどのお考えはありませんでしょうか。 139: ◯議長(川上文浩君) 総務部長。 140: ◯総務部長(前田伸寿君) デジタル化につきましては、先ほど答弁で申し上げたとおりでございます。繰り返しになりますけれども、できるだけ現機器の延命を図って有効活用していきたいということとあわせまして、災害時の情報伝達につきましては、すぐメールかに、FMらら、それからインターネット等を活用したあらゆる手段を使って周知をしていくということでございます。  おっしゃるとおり、現機器の耐用年数は一部には2倍を超過していると、経過をしているという機器もございます。現時点でいつまでもつかというのは明確にはちょっと申し上げることはできませんが、先ほど言いましたように、毎年保守点検を行っておりますので、すぐに使えなくなるということはございません。  今後も、インターネットの環境等が進展をしてまいります。その時点で最適な代替手段を選択していくということが必要になってこようかと思いますので、今の時点でデジタル化ということにつきましては、答弁で申し上げたとおりでございます。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 141: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 142: ◯13番(野呂和久君) わかりました。  車にワイパーがあります。これはすごい原始的な、雨が降ったときのガラスの雨の露を除去するものですけど、これは車ができた最初のときからあって、新しくこれにかわるものをずうっと研究、開発していこうとしているんですけど、これにかわるものってなかなか見つからなくて、今現在においてもこのワイパー、原始的ですけど、これが今使われています。行政無線も、確かにある意味ではいろんな課題もありますけれども、一番最初に、災害時等を含めて、市民の方に広く情報伝達をしていくというツールとして、今は可児市内でも数多く子局も建っておりますので、ぜひ継続というか、若干心配しているのは、本当にどうかなあという心配もありますので、またいろいろ御検討いただければというふうに思いまして、1問目の質問は終了させていただきます。  それでは、2つ目の質問をさせていただきます。  2つ目は、在宅医療・介護連携推進事業についてです。  これは進捗が、今、可児市としてはどこまで進んでいるのかという確認の意味でちょっとお聞きをさせていただいております。よろしくお願いします。  団塊の世代が全て75歳以上になり、医療・介護などの需要が急増することが予想される2025年を見据え、住みなれた地域でサービスを切れ目なく受けられる地域包括ケアシステムの仕組みづくりが進められています。そのために、患者やその支え手となる家族、地域のコミュニティー、医療機関と介護事業者などが連携を密にした一体的なサービス提供の構築が望まれております。  在宅医療・介護連携推進事業は、平成27年度より介護保険法の地域支援事業として位置づけられ、介護保険の保険者である市区町村のもとで事業展開されている取り組みです。  具体的な取り組み内容として、以下の事業項目が国から示されております。  1つが地域の医療・介護の資源の把握、2つ目が在宅医療・介護連携の課題と抽出の対応策の検討、3つ目が切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築推進、4つ目が医療・介護関係者の情報共有の支援、5つ目が在宅医療・介護関係者に関する相談支援、6つ目が医療・介護関係者の研修、7つ目が地域住民への普及啓発、8つ目が在宅医療・介護連携に関する関係市区町村の連携の8つです。これは平成30年4月以降、全ての自治体がこの8つの事業を実施するということとなっております。  1つ目の質問です。  済みません、これは一問一答で行いますので、よろしくお願いします。  地域包括ケアシステムの地理的な枠組みは市全体としているのか、地域包括支援センターの6地域ごとか、あるいは14連絡所ごとか、それ以外の枠組みをお考えか、市のお考えをお伺いします。 143: ◯議長(川上文浩君) 執行部の答弁を求めます。  福祉部長 吉田隆司君。 144: ◯福祉部長(吉田隆司君) 市の行政施策を展開する上での基本的地域の枠組みは、14の連絡所単位でございます。地域包括ケアシステムを進めていく上でも、地域の単位は14の連絡所単位として実施してまいります。  ただし、昨年策定いたしました第7期の高齢者福祉計画及び介護保険事業計画の中では、日常生活圏域を6地区に区分いたしました。これは、現在設置している地域包括支援センターの数に合わせたもので、14の連絡所単位を近接する地域などで6つに再区分したものでございます。  なお、地域包括支援センターも14地区にそれぞれ設置することも考えられますが、現時点では、人的な問題、効率性の問題から6カ所としております。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 145: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 146: ◯13番(野呂和久君) 御答弁ありがとうございました。  ここは、お聞きさせていただきまして、ありがとうございました。  では、2つ目の質問に行きます。  地域包括ケアシステム構築には、現状の把握、課題の抽出、目指す理想像の検討、そのための取り組み内容の検討が考えられます。8つの事業項目の、地域の医療・介護の資源の把握と、在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討がそれに当たると思います。  2つ目の質問です。  在宅医療・介護連携推進会議や地域ケア推進会議などの会議の実効性の向上に向けて、市はこれまでどのようなかかわり、例えば基礎資料の提供などを行ってきたのか、お聞かせください。 147: ◯議長(川上文浩君) 福祉部長。 148: ◯福祉部長(吉田隆司君) 平成28年8月に医療関係者、こちらは医師、薬剤師、訪問介護事業所、ケアマネジャーをメンバーとする在宅医療・介護連携推進会議を組織いたしまして、その準備会議を計7回、推進会議を3回実施し、それぞれの立場から現状把握と課題の抽出を行いました。また、講演会の実施や、医療・介護関係者の情報連携シートの素案づくり等を行ってまいりました。  平成29年7月には、情報交換をより密にするため、医師、歯科医師、薬剤師、訪問介護事業所、ケアマネジャー等、関係者115人が参加するワンコイン交流会を開催いたしました。この交流会以降は、55人のメンバーで広報・研修・連携の3つのプロジェクトチームをつくり、在宅医療・介護連携の推進に向けて、在宅医療・介護連携プロジェクトチーム会議を毎月行っております。市はチームの構成員及び事務局として会議に出席し、国の方針や市の現状等の説明や資料提供、例えば人口推計とか、市の在宅医療・介護連携推進の概念図などを示しまして、市の立場からの意見を述べております。  次に、地域ケア推進会議につきましては、14地区の連絡所単位で、地区社会福祉協議会が実施しています地域福祉懇話会の場を活用させていただき、平成29年度には各地区で年1回ほど開催をいたしました。今年度からは、各地区において定期的、これは年3回ぐらいを想定しておりますが、開催できるように取り組んでまいります。  また、地域の取り組みを紹介するために、本年2月に「可児あんしんづくりフォーラム」を開催したり、地域支え合い活動を紹介する冊子の配布もいたしました。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 149: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 150: ◯13番(野呂和久君) 御答弁ありがとうございました。  準備会議を7回と、あと推進会議を3回実施されたということで御答弁をいただきました。ありがとうございました。  この地域包括ケアシステムの構築に、今後こうした会議、医療と介護の連携ということで、重要な部分を今後担っていくということになってくると思いますが、そうした会議の話し合いの進みぐあいといいますか、この辺が今どの辺まで構築に向けて進んでいるのかというのが漠っとしていて、私もちょっとわからないところなので、今どの程度進んでいるのか、その進捗状況というか、何か示せるものがありましたらお願いしたいと思います。 151: ◯議長(川上文浩君) 福祉部長。 152: ◯福祉部長(吉田隆司君) 先ほどの説明で、プロジェクトチームをつくって検討しているということを申し上げました。プロジェクト会議は昨年8月1日に第1回目を開きまして、毎月1回ずつ開催をしてきております。まずこういった会議の目的というか、まず最初にやるべきことは、医療関係者、介護事業者等の顔が見える関係ということで、お互いがよく知り合えないとなかなか検討が進まないという中で、まずは顔の見える関係づくりをしてきましょうということを検討されたそうです。  それと同時に、各担当のほうで事例検討というのがありまして、医療者のほうとか介護者のほうから事例をいろいろ出していただいて、こういう場合は医療サイド、介護サイドでどうやってやるかという、そういった事例検討を出すことによる相互理解ということもやっていらっしゃるようで、まずは顔の見える関係をしっかりつくりましょうということで、つくってきて、昨年の8月からですので、まだ余り時間がたっていないということでございます。  まずは、こういったことをしっかり進めていって、その後に、形に何かできるものがあれば、それはそれとして、そのもう一つの上位の機関である推進会議に上げて、市全体としてできればいいなあという構想を持っていらっしゃって、現時点において何かでき上がったものがあるかというと、そこまでは現在進んでいないという状況でございます。  ただ、あと1つは、後ほど申し上げることになるかもしれませんが、入退院時に使う連携シートというのがあるんですけれども、これについては、この会議を当初に立ち上げたときから既にもう何か話題になっていたようで、これは早くできるのかなあということで、この分野だけは早く進んでおるようでございます。連携シートはできて、稼働しているような状況と、今はそのような状況でございます。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 153: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 154: ◯13番(野呂和久君) ありがとうございました。昨年8月から第1回のプロジェクト会議の立ち上げをされて、人間関係というか、そこからスタートして進めていらっしゃるという状況だということで確認をさせていただきました。  それでは、3つ目に移らせていただきます。  3つ目です。切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供体制の構築推進についてお伺いをいたします。  安心・安全の在宅での療養生活には時間的に切れ目がなく、急変時にも夜間・休日を含めた対応ができる医療体制が求められております。  3つ目の質問です。  市はどのように切れ目のない体制を構築していくお考えなのか、現状認識とあわせてお聞かせください。 155: ◯議長(川上文浩君) 福祉部長。 156: ◯福祉部長(吉田隆司君) 現在、市内4病院、可児とうのう病院、藤掛病院、濃成病院、東可児病院にはメディカルソーシャルワーカー、これは略してMSWと申しますけれども、またはその役割を担う方がお見えになります。その役割は、入退院の調整、患者や家族からの相談、退院後の在宅療養生活や在宅で受けることのできるサービス情報の提供、関係機関との連携など患者の支援を行うことでございます。  可児市では、MSWの方と各ケアマネジャーをつなぐ医療・介護連携情報提供書、これを略して連携シートと言っておりますけれども、この使用の試行を平成29年11月から行っております。この連携シートは、入院時にケアマネジャーから医療機関に情報を提供し、関係者で情報を共有することを目的としております。平成29年11月から本年2月までの試行期間に407件の利用があり、その利用について関係者にアンケートを実施し改良を加えて、本年4月から正式運用といたしました。現在、入院時にはケアマネジャーから病院への情報提供がなされております。  退院時におきましては、現在各病院が独自の様式でケアマネジャーに情報提供がされておりますが、厚生労働省からは退院時の情報提供様式(案)が示されておりますので、今後、共通の様式が検討されることになっております。  病院から自宅に戻り、訪問看護師や訪問診療を行う医師にかかる方もあり、緊急時にも訪問看護師が対応するケースもあります。支援を要する方については、MSWを交え、地域包括支援センター、ケアマネジャーなど関係者と個別ケア会議などを実施するとともに、連携シートの活用などにより支援の必要な状況を把握し、切れ目のない在宅医療と在宅介護を図ってまいります。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 157: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 158: ◯13番(野呂和久君) 御答弁ありがとうございました。
     4病院にはメディカルソーシャルワーカーがいらっしゃって、退院のときにそうした連携をしっかりと今やっていらっしゃるということでした。  退院をされて在宅で療養生活をという場合の、先ほど急変時や夜間・休日を含めてということで、よく耳にします356日24時間対応が可能な医療・介護体制というような話もありますけれども、そうした構築をしていくお考えがあるのか、またその方向性があれば、その辺についてお聞きしたいと思います。 159: ◯議長(川上文浩君) 福祉部長。 160: ◯福祉部長(吉田隆司君) 24時間365日ということですけれど、まず市内に対応できる病院と、それから介護関係、そういった事業所はゼロではありません、今ありますけれど、非常に少ない状況でございます。そういった状況の中で、可児市全域としてどう対応していくかというところはよくよく検討が必要かなあというふうには思っております。  先ほどは一つの例として連携シートの話をさせていただきましたけれど、今後については、そういった機関、先ほどプロジェクトチームの話もいたしましたけれども、そういったところで事例研究を出していきながら、具体的に今後連携強化をどうしていくかというところを詰めていくということになると思います。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 161: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 162: ◯13番(野呂和久君) 御答弁ありがとうございました。  それでは、4つ目に行きます。  在宅医療・介護連携に関する相談支援についてお伺いいたします。  地域の在宅医療と介護の連携を支援する相談窓口の運営を行い、地域の医療・介護関係者や、地域包括支援センターなどからの在宅医療・介護サービスに関する相談の受け付けや、必要に応じて退院の際の地域の医療関係者と介護関係者の連携の調整や、患者またはその家族の要望を踏まえた、地域の医療関係、介護事業者、相互の紹介を行うことを担うものです。  4つ目の質問です。  相談窓口をどこに設置するのか、相談窓口の名称は、医療・介護関係者等への周知などをお伺いいたします。 163: ◯議長(川上文浩君) 福祉部長。 164: ◯福祉部長(吉田隆司君) 現在のところ、相談窓口の設置場所・名前については決まっておりません。厚生労働省の在宅医療・介護連携推進事業の手引によりますと、在宅医療・介護連携支援センター等の名称を設定し、周知するのが望ましいとされていますが、配置する人材として、看護師、医療ソーシャルワーカーなど医療に関する知識、介護支援専門員資格を持つ者など、介護に関する知識も有し、実務経験がある者が望ましいとされておりますので、今後は医師会等と検討してまいります。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 165: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 166: ◯13番(野呂和久君) 今後は設置に向けてということでした。わかりました。  次に、質問の5つ目です。  医療・介護関係者の研修についてお伺いいたします。  医療・介護関係者に対する研修について、本市の実施してきた実績及び今後の計画をお聞かせください。 167: ◯議長(川上文浩君) 福祉部長。 168: ◯福祉部長(吉田隆司君) 平成27年3月に、「在宅医療・介護の連携推進について」をテーマに、国立長寿医療研究センター在宅連携医療部医師 千田一嘉氏を講師として講演会を実施いたしました。参加者は、医師、薬剤師、ケアマネジャー、地域包括支援センター職員など62名でございました。  平成29年4月に、「在宅医療・介護連携推進における他職種の連携について」をテーマに、岐阜県北西部地域医療センター国保白鳥病院病院長 後藤忠雄氏として講師として講演会を実施いたしました。参加者は119名でございました。  今後の予定といたしましては、来年3月に講演会を予定しておりますが、詳細は未定でございます。  次に、在宅医療・介護連携推進プロジェクトチーム会議においての研修を申し上げます。  平成29年11月には、お互いの仕事を知るための職種紹介を、本年2月には、それぞれの職種の仕事内容を知るための事例検討会を実施いたしました。  本年度の計画といたしましては、事例検討会を3回、職種紹介、特に在宅連携に絞った業務内容の紹介を1回、生活支援コーディネーターの活動紹介1回、地域の支え合い活動紹介、これは若葉台の活動を予定しておりますけれども、1回を実施する予定でございます。  なお、来年度以降については、今後プロジェクトチームで検討をしていく予定でございます。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 169: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 170: ◯13番(野呂和久君) わかりました。研修のほうは随時毎年実施をされて進められているということで確認をさせていただきました。  それでは、最後の質問です。  介護保険住宅改修費の受領払いについて最後お伺いをいたします。  介護保険では、要介護・要支援を受けた人が、自宅での生活を送るために必要な住宅の改修や福祉用具の購入などを1割または2割の自己負担の費用で受けることができます。介護保険による住宅改修では、対象、例えば手すりの取りつけや床の段差の解消などとなる改修費用の20万円を上限に申請することで、改修費の9割分または8割分の払い戻しが受けられるということになっています。  工事の着工前にケアマネジャーさん等が作成をします理由書、改修前の写真、見積書など改修内容がわかるもの、住宅改修同意書を添えて申請をし、完成後も領収書や完成後の写真などの提出が必要となってきます。利用額は20万円以内であれば、20万円に達するまで何度でも制度を利用することができます。福祉用具も、貸与になじまない一部の商品、例えば腰かけ便座などについて、購入費用の10万円、これは年度内ですが、それを上限に9割または8割の払い戻しが受けられるとなっています。  現在、本市においては、介護制度による住宅改修と福祉用具の購入は償還払いとなっています。改修前の費用の全額を払った後から、9割または8割が払い戻されるという仕組みとなっております。  6つ目です。  受領委任払いは、岐阜県下で現在21市中何市で行われているでしょうか、また利用者の負担軽減の観点から、受領委任払いの制度を導入するお考えはないかをお伺いいたします。 171: ◯議長(川上文浩君) 福祉部長。 172: ◯福祉部長(吉田隆司君) 受領委任払いを実施している岐阜県下の市の状況は、本年4月現在で、住宅改修費については21市中11市、福祉用具購入費については21市中5市となっております。  次に、本市における受領委任払いの実施につきましては、現在は市民や事業者から意見・要望はほとんどなく、実施しておりませんが、御指摘のとおり、住宅改修や福祉用具購入費用につきましては、利用者が一旦全額の費用を事業者に支払っていただく必要があり、経済状況によっては一時的に大きな負担となる可能性があります。  今後は、利用者やケアマネジャーの意見集約、並びに他自治体の制度内容の検討を行った上で本市の制度設計を行うとともに、関係事業者等への周知を図り、来年度には住宅改修費と福祉用具購入費について、受領委任払いができるよう事務を進めていきたいと考えております。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 173: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 174: ◯13番(野呂和久君) 御答弁ありがとうございました。  来年度から実施をという方向ですが、例えば年内とか、事務的な準備等ということだと思うんですけど、もう少し早くするというような、時期を早めるというようなことはいかがでしょうか。 175: ◯議長(川上文浩君) 福祉部長。 176: ◯福祉部長(吉田隆司君) 先ほど申し上げましたように、若干調整をすることがございまして、今年度の途中というのはちょっと無理でございます。来年度から実施したいと考えております。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 177: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 178: ◯13番(野呂和久君) わかりました。ありがとうございました。  今回は2点について質問をさせていただきました。特に介護と医療の連携ということは、そうした関係者の方の御尽力、またその地域においても支え合い活動ということで、地域のいろんな方が御活躍をしていただいて、みんなで支え合って住みやすい可児市にしていければというふうに思っております。  以上で、私の質問を終わらせていただきます。 179: ◯議長(川上文浩君) 以上で、13番議員 野呂和久君の質問を終わります。(拍手)  次に、4番議員 渡辺仁美さん。 180: ◯4番(渡辺仁美君) 4番議員、市民の声、渡辺仁美です。  観光交流の今後の展望について伺ってまいります。  可児市の観光交流を語るときに忘れてならないのが美濃桃山陶の聖地、これが来週6月13日から可児市郷土歴史館において、可児市無形文化財の方々の作品展が開催されます。初日には私たちは委員会の開催がありますので、その展示を見ることはできませんが、7月まで開催しているので、何度か足を運びたいと思っております。  この東美濃の地で昔25メートルにも及ぶ登り窯があって、そこに日常食器が大量に生産され、その登り窯の中には、一部には茶人好みの茶器なども一緒に入れられ、そして京都の商人が買い付けに来たりしておりました。そんな伝統を守る可児市に、そういった方々が住んでおられることも可児市の誇りであります。  そんな中、私はこれで3度目の観光交流についての一般質問をさせていただくわけでございます。今回については、2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」を、この可児市においてどう活用していくか、どうかかわっていくかを積極的に質問させていただくつもりでおりました。昨日、先輩議員の卓越した質問でほとんど聞きたいことは出そろっております。ですので、私は今回真っさらな気持ちで、過去の私の一般質問も振り返りながら尋ねてまいりたいと思います。  きのう、明智城址の御紹介がモニターに本当に鮮明にありました。そして、国史跡美濃金山城址の説明もありました。私は、美濃金山城址のほうのちょっとした魅力について、さらにつけ加えておきたいと思います。  美濃金山城址にまつわるボランティアの方々がたくさんおられまして、月に1回パトロールをされております。私はたまたまことしの3月にそこに、毎月大抵2人か3人の方で、当番制なんですけれども、まちの神社のあたりからルートがちゃんと決まっていまして、そしてチェックポイントも決まっていて、きちっとそこをチェックして、目視して、そして古城山のこちらから登り、向こうまでおりるという2時間ぐらいかけてのパトロールになります。  そんな中で、きのうも出ておりました、鹿に遭遇することがあります。子鹿もおりまして、それは普通の人が通る道ではなくて、けもの道というのがちゃんと横を見ますとありまして、いろんなけものが恐らく通っているんではないかなあと思います。そんな鹿の話ですとか、それから、朝早くにパトロールをしますので、犬の散歩をしている人がいたりします。そうするとその女性は、犬が鹿を見つけると追っていって得意げな顔をするんだと、そんなふうに話しておられました。地域の誇りの古城山、美濃金山城であります。  また、こういった観光交流のことを語ると本当に尽きないんですけれども、今回NHK大河ドラマ「麒麟がくる」、これが来ることについて、岐阜県内でロケ地が恐らく想定されておりますので、そのことをどう積極的にかかわっていかれるのか、これが私の質問の趣旨ではあります。  それから、ここで子供の目線を少し皆さんに共有したいと思います。  小学校では郷土の歴史を学びますけれども、どういうふうに、これが一つの、「麒麟がくる」が来ることが、またチャンスではないかと、子供たちが自分の郷土のことを知り、誇りに思う、自慢に思うチャンスではないかと、こんなふうにも私は捉えております。  それから、東美濃、美濃国可児郡には、かつて武将で住んでおったわけです。明智光秀も、史実がない中にも、やはり深いかかわりがあったと思いますし、森家の武将たち、森蘭丸ですとか、そういった人たちもおりました。それから生駒家の姫君が、土田御前ですね、そういった歴史の中の史実の人物がこの可児の地に存在したということを、今後、このNHK大河ドラマも含めて、この可児の観光交流の一つに取り上げていってほしいと、こんなふうに考えております。  さて、先ほどの子供の見方というものなんですけれども、たまたま私、地域でお子さんのお母さんから聞いた話を、ここでちょっと、仮名のカニハナコちゃんでちょっと再現してみたいと思うので、お聞きください。  「お母さん、ただいま」「ハナちゃん、お帰り」「マルちゃんのところで宿題やってきたんだよね」「はい。あのね、マルちゃんちのおばあちゃんが、蘭丸どら焼きと、それから光秀まんじゅうをくれたの。マルちゃんと半分こずつして食べた。甘くておいしかった」「ハナちゃんよかったねえ。ちゃんとお礼言えたかな」「あのね、マルちゃんのおばあちゃんね、すごい歴史のこと詳しいんだよ。ハナコね、ちょっと興味持っちゃったの。明智光秀って誰。それから、えっと、美濃国可児郡って何」「うーん、お母さんね、余り詳しく知らないんだけど、今度の日曜日にお父さんに頼んで、可児市にはいっぱい見て歩くところがあるから、一緒に行こうか」「うん、ありがとうお母さん、一緒に行きたい」というちょっとした日常の会話なんですけれども、4年生になるハナちゃんはすごく興味を持ち始めている。可児市にこんな魅力があるというのをどうも知り始めて、お友達とも話をしているようです。そんなときに、こんなチャンス到来と思っております。  それで、市外からのボランティアも含めて、多数のボランティアの方々が観光交流にかかわってきてくださっています。企業の参画も徐々にふえてきています。私が平成27年12月に最初にこの観光交流について一般質問をさせていただいたときも、観光交流課が新設されたときでありました。そのときに、その目的についてもお尋ねしたことを記憶しております。また、私が触れたのは高齢者の居場所づくり、高齢者の安気づくり、居場所づくりにもこの観光交流が一役を買うのではないかというようなことを申し上げたのを記憶しております。そんなわけで、ボランティアの必要性を強く感じております。  また、観光交流には、ここ数年企業や、それから市外からのボランティアの方々、先ほども申し上げましたが、多数の市民がかかわってきています。それでも、今後、観光交流を盛んにするには、そして持続可能なものにするには、持続可能なサステナ観光を実現していくためには、さらなる地域の地域力・市民力が必要と考えます。  また、ふさわしい広報戦略も大切な要素ではないかと思っております。そして、今までの取り組みを生かしつつ、今までのボランティアの方々もさらに活動していただきつつ、どのようにさらに展開していかれるのか期待をしつつ、この一般質問をするところであります。  では、通告に従いまして、一括御答弁でお願いいたします。  1項目めです。  大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公が明智光秀であり、ロケ地が岐阜県内に想定されていることを本市はどう捉えていますか。  2項目めです。  過去の大河ドラマのロケ地となった自治体が、どのように受け入れ、どのように対応をしてきたのか、それを参考にしていかれますか、また、そこへの視察など、既に行かれているとは思いますけれども、検討されていますか。  3つ目です。  これは、同じ趣旨の質問を平成27年の時点でもしておりますが、今後さらなる企業や市民ボランティアの参画が必要となってくると考えられます。ついては、市民を募り、歴史ヒストリー、これは同じ意味の言葉を重ねておりますけれども、歴史ヒストリーというのはNHKのテレビ番組の「歴史秘話ヒストリア」を意識したもので、強調語のつもりです。歴史ヒストリーを説明できるボランティアガイドを養成するなどの企画が必要と考えます。また、本市内で生産や販売が既に行われているもの、あるいは今後商品開発されていく中から精査したものを、可児市の当地ブランドとして内外に広めていく必要があると考えます。  ここで質問です。  本市としてはどのように対応していかれますか、今後の展望とともにお聞かせください。  以上です。 181: ◯議長(川上文浩君) 執行部の答弁を求めます。  企画部長 牛江宏君。 182: ◯企画部長(牛江 宏君) それではお答えしますが、先ほど議員のほうからも御案内がありましたように、これまでにほかの議員さんからもこの御質問、同様のことをいただいておりますので、重複することもありますので、よろしくお願いいたします。  まず1つ目、大河ドラマのロケ地が岐阜県内に想定されていることをどのように捉えているかの御質問にお答えします。  本市は、自動車、航空機産業など優良な多くの製造業に支えられ、まちが発展してきました。一方、現代のような成熟社会の中では、本市の将来に向け、製造業の振興と同時に新しい産業の確立も求められています。  このような中、本市では観光グランドデザインを策定し、観光振興に力を傾注し始めたところでございます。戦国城跡めぐりでは、市民の皆さんの御協力をいただいて、山城跡の整備を進め、その中心となる美濃金山城跡が平成25年に国史跡に指定され、平成29年には続日本100名城にも選定され、同年9月には「岐阜の宝もの」に認定されました。  この美濃金山城跡を初めとした山城跡、美濃桃山陶の聖地、木曽川左岸、鳩吹山周辺といった本市が誇る観光資源を、市民の皆さんの参画を得て整備を進めているところですが、現実には本市の観光資源単体で全国から多くの人を誘客していくのは難しいと言えます。  そこで、山城跡や陶芸など、歴史、文化の面でつながりの深い東美濃の地域と連携することで、この課題を解決していくこととしました。その始まりが平成28年に実施した「山城に行こう」という催しで、東美濃の山城関係団体が一堂に会するという初めての企画でございました。そして、これが現在の「ひがしみの歴史街道協議会」における「ひがしみのの山城推進部会」での連携につながっています。  こういった中で、NHK朝の連続ドラマの「半分、青い。」が始まり、東美濃の観光振興にとって追い風となっております。  さらに、2020年のNHK大河ドラマの主人公が明智光秀になると発表されました。現時点では、大河ドラマにおいて本市がどの程度かかわってくるかわかりませんが、本市を含む東美濃がゆかりの地として確かなことであるため、放送時期の2020年までに整備が必要なハード面やイベントなどのソフト面について、整理した上で進めてまいります。  2つ目の、過去の大河ドラマのロケ地となった自治体を参考にするかの御質問でございます。  先ほどお答えしましたとおり、まだ本市がどの程度かかわってくるかわからない状況でございます。過去のロケ地等となった鹿児島市や浜松市から情報は集めておりますが、視察も含め、まだこれからのことと考えております。まずは多くの観光客が訪れることを想定して、先ほど申し上げましたとおり、必要なハード面・ソフト面の整備を進めてまいります。  3つ目、ボランティアガイドの養成、可児市のお土産・特産品などの周知拡大への対応についての御質問でございます。  現在、企画部、観光経済部、教育委員会事務局、市長公室の4部、6課におけるプロジェクトチームを立ち上げ、大河ドラマによる今後のまちづくりへの効果や関連施設の整備方針、市民、団体、企業の協力体制、県や他市町村との連携などの検討を始めているところでございます。市民ボランティアや企業協力などにつきましては、本市のまちづくりを進める上で重要であると考えます。今回の大河ドラマに係るイベント企画はもちろん、多くの場面で地域の皆さんなどと連携する機会が出てくると考えておりますが、ボランティアガイドを含めた、さらなる市民ボランティアや企業協力などを、どのような形でお願いしていくのかも含めて、今後検討してまいります。  また、お土産や特産品などの開発やブランド化も、今回の大河ドラマを機会に、これまで以上に急ピッチで取り組むとともに、それらの情報は積極的に広く提供していく予定ですが、具体的には今後検討していきます。  本市は、これまでも山城跡や美濃桃山陶、木曽川左岸を中心に観光施策に力を傾注しており、今回の大河ドラマを契機に全国から多くの来訪者が訪れる可能性がありますので、その効果を最大限に生かし、地域の誇りづくり、交流人口の増加、観光産業、地域経済の発展へとつなげてまいりたいと思っております。以上でございます。                  〔4番議員挙手〕
    183: ◯議長(川上文浩君) 渡辺議員。 184: ◯4番(渡辺仁美君) 二、三再質問させていただきます。  まず最初に、これは千載一遇の好機と私は申しました。それで、板津議員も千載一遇のチャンスと通告に書かれ、そしてきのうもおっしゃっていました。チャンスというのは、取りに行かねばと思います。  ロケ地なんですけれども、例えば全国のほかの地で、由緒あるところで、もし仮にそのストーリー立てがあったとしても、ロケ地としてここを使ってくださいということは言えるでしょうか。例えば木曽川左岸、整備されていますし、木曽川左岸遊歩道については地域のボランティアの方がとても見事に竹林を、600メートルですか、すごいことを、あそこはいいんじゃないかなあと思ったりするんですけれども、そういったちょっと細かい点ですが、お願いします。 185: ◯議長(川上文浩君) 企画部長。 186: ◯企画部長(牛江 宏君) そのようなことも想定しながら、今プロジェクトチームでいろんなことを検討しておる段階ですので、もちろんそんなようなルートが特別にあれば別でしょうけれども、今のところは特にそれ以上NHKのほうからは、既存の資料のみの発表ということでございますので、いろんな準備はしていきたいというところでございます。                  〔4番議員挙手〕 187: ◯議長(川上文浩君) 渡辺議員。 188: ◯4番(渡辺仁美君) あと、先ほどもちょっと触れました、児童・生徒たちが可児市を誇りに思うために、この機を捉えてほしいというのは思います、すごく前向きな明るい話題になると思うので。  それで、歴史について知る、知りたがるよいきっかけなので、現状どんなふうに、子供向けの、例えば「可児市のじまんとほこり」ですとか、そういったものを活用されているのでしょうか。 189: ◯議長(川上文浩君) どちらが答弁されますか。  教育長。 190: ◯教育長(篭橋義朗君) 学校の子供のほうについては、今の「可児市のじまんとほこり」は、可児市に住んでよかったというふうに思ってもらえるように、学校のほうで特別な授業の中で普及してまいりたいと思っております。  ただし、それとこの今回のNHKのお話とはリンクはしておりません。連想して考えるのは自由だと思いますけれども。以上です。                  〔4番議員挙手〕 191: ◯議長(川上文浩君) 渡辺議員。 192: ◯4番(渡辺仁美君) コスプレというとあれですけど、試着できますね、よろい、かぶと。あれの子供向けのは今どの程度、何着とかありますか。 193: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 194: ◯観光経済部長(渡辺達也君) 今、観光交流館には実際の甲冑、大人が着るようなものもありますが、子供の着るようなものも数着用意してございます。以上です。                  〔4番議員挙手〕 195: ◯議長(川上文浩君) 渡辺議員。 196: ◯4番(渡辺仁美君) 済みません、つい細かい質問にはなってしまうんですけれども、ただ、本当に今までのボランティアの方々、この方たちは生かしてほしいと思います。  ただ、先ほど申し上げたボランティアガイド、歴史を語ることのできる人とか、外から来られた方、あるいは市内へ観光交流の方でも、ちょっと興味を持たれた方が足を運ばれたときに、例えば駅頭ですとか、現地ですとかに時間を決めて、その方たちがいてくださっておせっかいをする、観光客の方ですかといって声をかけられる、そんな人がふえることを私は、持論ですけれども、望んでおりますが、そういったプランなどはプロジェクトチームでは御検討はされますでしょうか。 197: ◯議長(川上文浩君) 企画部長。 198: ◯企画部長(牛江 宏君) これもきのうの板津議員の御質問にもお答えしておりまして、いろんな意味でボランティアの方の力は必須であるという表現もさせていただいておりますし、一つのいい例が、今お話が出ております美濃金山城をいかに皆さんに知っていただくかということで、観光交流館をスタートとした中にもありますボランティアガイドの方であったり、それは久々利城でも今城でも地域の方が頑張っておられますので、それが広がっていくというのが通常の流れの中で私たちとしては願っているということですので、それを当然どういう形にしていくかは、地域の方が出てこられないと当然だめなんですけれども、地域の方にぜひ御協力をいただいて進めることができれば、それは全体に広がっていくのではないかなあと。それが、プロジェクトチームの中ではしっかり議論の対象としては上がってくるというふうに理解しております。                  〔4番議員挙手〕 199: ◯議長(川上文浩君) 渡辺議員。 200: ◯4番(渡辺仁美君) よくわかりました。大体今までの観光交流を盛んにするためのいろんな御企画ですとか、ずうっと粛々とやってこられた中で今回のことが突然起こって、今プロジェクトチームを立ち上げられて、そこにも目を向けておられるという理解でよろしかったと思いますが。  そうしましたら、最後の質問にします。山城へ行こう、これは私も過日参加させてもらって、とても盛り上がりを見せました。そのことが連携につながったというのも本当によかったと思うんですけれども、あれの次、次回の予定というか、どんなふうになっているかという点と、関連して、全国山城サミットへのかかわりはどう考えておられるか、お聞かせをください。 201: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 202: ◯観光経済部長(渡辺達也君) 観光グランドデザインにも掲げてございますが、広域連携の中で全国山城サミットというのがございます。これは平成31年度に誘致予定ということで今考えております。また、ことしはプレのような形でイベントも検討してまいりたいと思っております。以上でございます。                  〔4番議員挙手〕 203: ◯議長(川上文浩君) 渡辺議員。 204: ◯4番(渡辺仁美君) それは大変喜ばしい、うれしい答弁です。観光交流、大河ドラマのみにかかわらず、サステナ観光、持続可能な観光を可児市が続けていくことで、地域力、市民力を沸き起こし、そして若い方の転入ですとか、そういったことも狙っていけたらというふうに虎視たんたんと、麒麟のように、これからも見ていきたいと思いますし、議員の中でもこれだけ、私を含め4人の議員が観光交流について触れたという、私たち自身も協力してかからねばならないと、このように腹をくくっておりますので、今後とも引き続きお願い申し上げて、私の一般質問を終わります。ありがとうございます。(拍手) 205: ◯議長(川上文浩君) 以上で、4番議員 渡辺仁美さんの質問を終わります。  ここで午後1時まで休憩といたします。                                 休憩 午前11時51分   ──────────────────────────────────────                                 再開 午後1時00分 206: ◯議長(川上文浩君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。  16番議員 山根一男君。 207: ◯16番(山根一男君) 16番議員、市民の声、山根一男です。  本日も通告に従いまして、大項目2点につきまして一般質問をいたします。  まず、1問目ですけれども、可児そだちの認知度を広げていくにはというテーマです。  当然、認知度を上げるだけでなくて売り上げも上がり、可児市の経済活性化に貢献することが望まれます。  事業名としては、ブランド化推進事業です。平成30年度の予算では442万4,000円となっています。事業目的は、さまざまな経済効果を図るため、地域資源を生かした特産品・名産品の創出やブランド化を推進するとされています。  可児そだちとは、可児市地産地消実行委員会の認定を受けた可児市で生産された安心・安全で品質のよい農産物及びその農産物を使用した加工品のことで、現在までに68品目が認定されてきているようです。取り組みを始めてから8年目となりますが、これまでの経緯について、また可児そだちの認定制度や実績、宣伝方法などについて少し検証できたらと思います。  この目的は達成されているんでしょうか。まだまだこれからなんでしょうか。市民の立場から見て、この制度はどれくらい認知されているんでしょうか。実際の購入や商品の紹介にどれくらい結びついているのでしょうか。生産者の立場から現状の制度は必要を満たしているのか、数値的な推移はどのようになっているのかを踏まえて、次なる一歩についてお聞かせ願えればと思います。  では、具体的な質問に移ります。一問一答でお願いいたします。  まず1番目、当市における可児そだち認定制度についての情報、その推移について御説明いただければと思います。 208: ◯議長(川上文浩君) 執行部の答弁を求めます。  観光経済部長 渡辺達也君。 209: ◯観光経済部長(渡辺達也君) お答えします。  可児そだちの認定制度は、農産物及び加工品に対する消費者の安全と信頼の確保及び地域資源としての活用を推進し、地産地消を中心とした消費拡大を図るとともに、農産物の生産、加工、販売による市内産業の活性化、農業用施設の多面的機能の維持を図ることを目的として平成23年度から実施しております。  事業開始当初28件でありました認定件数は、その後、新規追加、3年ごとの更新を経て平成29年度末には56件と倍増になっております。以上でございます。                  〔16番議員挙手〕 210: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 211: ◯16番(山根一男君) この認定制度につきまして、これを業者といいますか生産者にとって、これがどのようなメリットにつながるかというところの御見解を簡単にお聞かせいただけませんでしょうか。 212: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 213: ◯観光経済部長(渡辺達也君) この認定制度の一つの大きな目的といいますのは、この農産物の安心・安全、それが確保、担保されているというところでございます。  それの認証によって、市民、消費者の皆様が安心してお買い求めいただけるということでは、そういう観点においては、その売り上げの増に結びついているというふうに考えております。以上でございます。                  〔16番議員挙手〕 214: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 215: ◯16番(山根一男君) もちろん売り上げの増に結びつくことは非常に大きなメリットだと思います。  今年度の予算でいえば、例えば可児ブランド推進事業補助金200万円というふうになっていますけれども、これはメリットとして生産者にとってどのような使われ方をしているか、ざくっとしたところでも結構ですけど、教えていただけませんか。 216: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 217: ◯観光経済部長(渡辺達也君) ブランド推進補助金のお尋ねかと思いますが、このブランド推進補助金につきましては、可児市の魅力を市内外へ発信していくということで、可児市のブランドを推進していくと。その目的でございますが、どのような目的と申し上げますと、商品の開発・改良及び生産性向上に関することとか、それとあわせまして商品の販促、いわゆる販売促進に関する、そういったことにも充てられるようになっております。以上です。                  〔16番議員挙手〕 218: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 219: ◯16番(山根一男君) それは今言われた58品目ですか、認定されているところはどこでも申請できるというか、どのような申請のもとにそういう分け方をされているかわかりますか。 220: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 221: ◯観光経済部長(渡辺達也君) 可児そだち全てがブランドのこの補助金を使うというものではございませんので、このブランド推進対象になる補助金につきましては、また推進協議会によりまして審査がございますので、決してイコールというわけではございません。  ちなみに過去の、これはブランド推進事業補助金としてスタートいたしましたのは、平成28年度からでございます。その中で、平成28年度、平成29年度と8件補助対象となっておりますが、そのうちの半分が可児そだちとなっております。以上でございます。                  〔16番議員挙手〕 222: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 223: ◯16番(山根一男君) わかりました。  次の質問ですけれども、実際の可児そだちの売上規模やその推移について、先ほど売り上げ増になっているというような発言もありましたけれども、どのように把握されているのか何か教えていただけるとと思いますけど。 224: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 225: ◯観光経済部長(渡辺達也君) 可児そだち認定品目ごとの各事業者や個人の売上額については、事業者の御負担を考慮し把握いたしておりません。  ただし、市が参加する物販販売や観光PRを行う場において可児そだちの商品を販売しており、例えば平成28年度は29イベント延べ38日間参加し、総売上高は61万8,376円、平成29年度は34イベント延べ51日で、総売上高56万2,515円でした。  また、売り上げをその一つの推察といいますか、増加につながっていると思われますのは、この認定されたものにつきましては可児そだちのシールを張ることになっております。平成28年度のこのシールの配付につきましては、大体1シート8枚のシートになっておるわけでございますが、平成28年度はこのシールが6,500シート、これは個数にしますと5万2,000個、平成29年度は7,300シートということで5万9,000個ほどということでふえてはおりますので、そういうところから見ましても売り上げにもつながっているというふうに判断しております。                  〔16番議員挙手〕 226: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 227: ◯16番(山根一男君) なるほど。シートの数で把握することができるというのもちょっとわかりました。本来ですと、やはり何らかの、経済波及効果という言葉をよく使いますけれども、そういうものがあるといいなあと思うんですけれども、とりあえず質問を続けてまいります。  3問目ですね。ホームページでは毎年年度末に更新されているようでございますが、認定期間は3年というふうになっていましてですね。今まで更新されなかった可児そだち、現在まで68番まであるかと思います。登録されているのを数えたら55品目でした。13品目は更新されなかったということになりますけれども、どのような理由で更新されなかったか、把握されている限りお願いしたいと思います。 228: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 229: ◯観光経済部長(渡辺達也君) 更新されなかった理由は、商品自体の取り扱いをやめた。または事業の廃業や生産者の方がお亡くなりになったことが理由でございます。                  〔16番議員挙手〕 230: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 231: ◯16番(山根一男君) 登録はしたけれども特に影響がなかったとか、そういうようなことは考えられませんか。そういう声はないですか。 232: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 233: ◯観光経済部長(渡辺達也君) 今、申し上げました理由以外にそういった御指摘のような理由で取り下げられたとか、そういうことはございません。                  〔16番議員挙手〕 234: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 235: ◯16番(山根一男君) ホームページを見ますと、最新の更新日が去年、2017年3月17日とあって、でも表示は68番まであるんですけれども、1番から14番、15番から21番、22番から28番とか、7つに区切られて載せられています。ちょっと検索しにくいなあと思うんですけど、この7つに区切った意味といいますか、何かあるんでしょうか。ちょっと非常に使いにくいなというのが印象なんですけど。 236: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 237: ◯観光経済部長(渡辺達也君) 今御指摘の7つの範疇ということでございますけど、それには特に意味はございません。以上です。                  〔16番議員挙手〕 238: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。
    239: ◯16番(山根一男君) わかりました。  番号も四角のくくりの数字も違いますし、ちょっと見にくいんで、ちょっとそれは御指摘させていただきます。  それから、では4番目です。地産地消推進店について、その情報とその推移について、あるいは目標、何件ぐらいにしていこうかとか、そういうような設定みたいなものはありますでしょうか。 240: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 241: ◯観光経済部長(渡辺達也君) 地産地消推進店につきましては、市または周辺地域に店舗を有する直売場、小売店、量販店、宿泊施設、飲食店等が一定の認定基準を満たす場合に地産地消実行委員会で地産地消推進店として認定し、積極的な可児そだちのPRや消費拡大につなげていくことを目的としております。  推移につきましては、事業開始当初14件であった認定件数は、その後、新規追加、3年ごとの更新を経て平成29年度末には13件となっていますが、目標設定は特段にしておりません。以上です。                  〔16番議員挙手〕 242: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 243: ◯16番(山根一男君) 次の5番とも全く同じといいますか、つながりますので一緒に質問しますけど、余りふえていないというような印象なんですね。一応この可児そだちのチラシの中の一番最後のほうに3行ぐらいで13店舗が入っています。これが登録上、ホームページ上では19番まであるんですけれども、6つ欠番が生じています。これにつきましても先ほどと同じ理由なんでしょうか。  それともう一つ言えば、おみやげ一覧ですとかぐるっと可児グルメのこのチラシとかいろいろとあるんですけど、そことの連携といいますか。 244: ◯議長(川上文浩君) 山根議員、通告書に従ってその質問をまずしていただかないと。 245: ◯16番(山根一男君) ああ、そうですか。ごめんなさい、そうですね、再質問ではありません。  とりあえず、じゃあそのふえていかない理由。私の感覚かもしれません、余りふえていないようですが、その理由は何でしょうか。 246: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 247: ◯観光経済部長(渡辺達也君) これまで可児そだちの商品の開発、発掘、認定を優先し取り組んでまいりました。そのため推進店の目標は掲げてまいりませんでした。御指摘のとおり、推進店をふやしていくPRが十分にできていなかったかなという反省はしております。  今後は、認定商品を取り扱う店舗やぐるっと可児グルメ店参加店舗、おみやげ一覧に掲載の店舗などを推進店に誘導するように改善してまいりたいと思っております。                  〔16番議員挙手〕 248: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 249: ◯16番(山根一男君) 済みません、先走った質問をして失礼しました。  この大変よく見やすいチラシができているわけなんですけれども、看板みたいなもの、よく店舗なんか、この推進店であるとか可児そだちを扱っていますよとかいうステッカーというんでしょうか、看板というか、何か載っているようですけれども、例えば可児ッテに行ってもそれが張られていないんですね。余り認識されていないみたいですけど、この店が可児そだちを扱っていますよとか地産地消推進店ですよというような、一目でわかるような看板というのは過去つくられているとは思うんですけれども、今それはどのように普及されているかわかりますか。 250: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 251: ◯観光経済部長(渡辺達也君) ここにお持ちしましたこの大きさのシールで可児そだち、地産地消の推進店というのは、こういうものはお配りはしております。ただその後、その配られた先が目立つところに張っておられるかどうか、そこら辺までは把握しておりませんので、そこら辺の張り方につきましては任意にお任せいただいておるという現状でございます。                  〔16番議員挙手〕 252: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 253: ◯16番(山根一男君) そうしますと先ほどの可児そだち、55でしょうか、あるいはその店舗が13ありますけれども、経済政策課の職員の方が訪問していろいろと相談したり、何かしたりというような機会というのは余りないんでしょうか。 254: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 255: ◯観光経済部長(渡辺達也君) いろいろなイベント等で事業者の方から御意見を伺う等はしておりましたが、個別にそういった状況把握のために組織立って対応しておるということはこれまでございませんでした。                  〔16番議員挙手〕 256: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 257: ◯16番(山根一男君) わかりました。  ちょっと質問がまだ続きますんで続けます。  6番目の先ほど少し走ってしまいましたけど、可児そだちの利用促進策の一つとしてぐるっと可児グルメや可児市おみやげコンテストがあります。それを使ってお土産とかグルメというふうに誘導することができるんじゃないかと思うんですけれども、その貢献度や今後の開催、ぐるっと可児グルメやおみやげコンテスト、どのような予定にあるかどうかお聞かせいただけるとありがたいですけど。 258: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 259: ◯観光経済部長(渡辺達也君) 6番目の御質問の御答弁ということで申し上げます。  ぐるっと可児グルメは昨年までに2回開催しております。昨年は16品目がエントリーされ、約1,600票の投票がございました。これに伴いまして一部の認定事業者から売り上げがふえたとの声もお聞きしております。  また、昨年度はおみやげコンテストも実施し、エントリーされた品から金賞・銅賞などに可児そだちの認定品が選ばれ、産業フェアにおいて表彰式も行いました。  両事業の結果につきましては、「広報かに」や市ホームページを初め新聞などのメディアなどにも取り上げられ、徐々に認知度を上げていると思われます。  今年度もぐるっと可児グルメの開催を予定しております。事業者や市民が参加しやすく、地域の農産品等のブランド力と魅力を高めるよう努めるとともに、SNS等を効果的に使いPRしていきたいと考えております。以上です。                  〔16番議員挙手〕 260: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 261: ◯16番(山根一男君) ぐるっと可児グルメ、このチラシだと思います。とてもいい企画だと思いますし、これにいろんな方が参加することで売り上げもふえるということですけれども、やり方等は同じなんでしょうか。1店舗にこの投票用紙を置いて、いいところを推薦するという形みたいですけれども、何かそれだと広がりが見られないような気もしないでもないんですけれども、何かこのやり方については皆さんの中で議論したり、皆さんの声を聞いて、もうちょっと売り上げが広がるような、認知が広がるような方法はないか検討されているようなことはありますか。 262: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 263: ◯観光経済部長(渡辺達也君) 公募をした中から皆さんで投票していただくというようなことをこの2回ほどやってまいりましたが、今、議員御指摘のように、もっと広がりのあるものにするためにもそういった最初の公募というような縛りをなくしてSNS等を通じまして市民の皆さんからお声を拾うといいますか、投票していただくような、そういうのも内部では検討しております。まだ最終的にはどうなるかわかりませんが、より広く皆さんの御意見、お気持ちが反映されるような、そういう制度設計を今練り直しているところでございます。以上です。                  〔16番議員挙手〕 264: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 265: ◯16番(山根一男君) ぜひまたいろんな工夫をしながらさらに続けていただきたいと思いますけれども、7番目の質問です。  可児そだちの出品者たちとの交流や意見交換、意見聴取の場などは設定されていますでしょうか。 266: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 267: ◯観光経済部長(渡辺達也君) 現在、可児そだち認定者が一堂に会する場はございませんが、イベントごとに出店を募集し、参加いただいております。そのイベントで認定者が交流し、平常時も連絡を取り合うなどの情報の収集を行っていると伺っております。  また、農産物の生産者はとれったひろばの出品者やJAの農産物部会等の研修会や交流会を通して情報交換を行っていただいております。以上です。                  〔16番議員挙手〕 268: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 269: ◯16番(山根一男君) 生産者の皆さんもお忙しいとは思いますけれども、ぜひそういう場は当初はあったというふうに聞いていますけれども、もちろんイベント等で出会ったりすることもあるかもしれませんけれども、全員が全員出ることではなくても、やはりより積極的な気持ちのある方だけでもそういう場を設定すると、例えば私、この質問をするのであるお菓子屋さんを訪ねたんですけれども、この可児そだちの中のお酒がありますですよね、羽崎のお酒ですけれども、そことタイアップできないのかなあとか、こういうお菓子をつくれないのかなあとか、生産者の方でも可児そだち等のさらに連携を模索している方もいらっしゃいますけれども、自分でそれはやればいいのかもしれませんけれども、そういう設定という場にも今後ぜひ検討いただきたいなあと思います。  続きます。  8番目、可児そだちや地産地消推進店についての市民の認知度がどれぐらいあるかというのははかられていますか。 270: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 271: ◯観光経済部長(渡辺達也君) 可児そだちや推進店の情報については、市民に対して「広報かに」や市ホームページ、物産販売などでのPR、認定品にシールを張るなどして周知させていただいておりまして、認知度は少しずつ上がってきていると思っております。以上です。                  〔16番議員挙手〕 272: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 273: ◯16番(山根一男君) 数値的なアンケートをとったりしたということはないというふうに私も認識しておりますけれども、やはりやるからにはどれぐらいこれが広がっているかというどこかで数値的なものも含めまして、言い方は悪いですけど、自己満足に終わらないように、とにかくこれはいろんな方に広がることによって機能を果たすわけですから、ぜひそういったことも数値で把握できるような方法を考えていただきたいなと思います。  じゃあ、最後の質問ですけれども、さらに可児そだちの認知度を上げ、実際に売り上げをふやしていくための方策、特にネットやメディアを使った方策など、今後の展開について、具体的な案がありましたらお聞かせいただきたいと思います。 274: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 275: ◯観光経済部長(渡辺達也君) 認知度を上げるために、現在ケーブルテレビ可児のいきいきマイタウンのシリーズ番組「おいしい!うれしい!可児そだち」で可児そだちのよさを放映中でございます。ぜひごらんいただければと存じます。  また、「広報かに」や市ホームページ、SNSなどを使った情報の発信の仕方や見せ方を工夫し、メディアに取り上げられるような発信をするとともに、「ふるさとチョイス」や自治体ポイントを使って買い物できる「めいぶつチョイス」などのインターネット販売と連携も強化していきたいと考えております。  また、集客の高い場所での物産販売や観光PRを継続するほか、岐阜の名産を販売する企業と連携し新たな販路拡大を図り、市のブランド力向上を目指してまいります。                  〔16番議員挙手〕 276: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 277: ◯16番(山根一男君) ありがとうございます。  この可児そだちのチラシ、まだもしかしたら見たことない方も多いかもしれませんし、3月13日、ことしできたということで、これもあるお店に持っていったら初めて見たと言われまして、要するに自分の商品が出ていますので、これをお客さんに配ったりすることは全く違和感がないとおっしゃるんですけれども、どの程度印刷されて、これをどこに置かれてやられているか、余り細かいことは言うつもりはないんですけれども、使い方につきましてお答え願えますか。 278: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 279: ◯観光経済部長(渡辺達也君) この可児そだちのパンフレットでございますが、認定されたところに幾つか置いてあるというようなことはしておりませんが、確かにこれから周知を図るためにはそういった店頭でお客様にも周知させていただくというような意味では、そういう方面にも配るような、そういうほうも検討してまいりたいと思っております。以上です。                  〔16番議員挙手〕 280: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 281: ◯16番(山根一男君) それと、このチラシ、見た目はすごくさわやかでいいんですけれども、これを見て、商品が書いていますけど、会社名が書いてあるだけでどこへ行ったら買えるのかというのが皆目わからないんですね。それで最後に問い合わせは可児市役所経済政策課となっています。どの程度この件で問い合わせが来たかというのは把握されていますか。 282: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 283: ◯観光経済部長(渡辺達也君) 特にそういったお尋ねで役所のほうにあったかどうかの把握までは具体的にはしておりませんが、確かに御指摘のとおり、これを見てすぐ、じゃあそこへ買いに行くかという形にはありませんので、そこら辺はこれからの課題として考えてまいりたいと思っております。以上です。                  〔16番議員挙手〕 284: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 285: ◯16番(山根一男君) あとホームページにしましても、トップページにはないですよね。トップページに載せるほどではないという位置づけでしょうか。非常に検索が難しいという感じがするんです。ネットを使った、ネットもホームページの入り口ですけれども、その辺の戦略みたいなところは今考えられていませんか。 286: ◯議長(川上文浩君) 観光経済部長。 287: ◯観光経済部長(渡辺達也君) アピールしていくという意味では、今のようなホームページのトップに載せていくような、そういったのも一考かと思います。同じような考え方の中で、例えば可児市の公式インスタグラムの中でも見ばえのいい写真や商品情報、店舗情報などを投稿して、若い世代が可児そだちを目にするような、そういうようなこれから検討をしていきたいというふうに考えております。                  〔16番議員挙手〕 288: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 289: ◯16番(山根一男君) ぜひ、営業と言ってはおかしいんですけれども、多分市役所の中でも営業に近いような部分だと思いまして、シティプロモーション課なんていう課を置いている市役所もありますけれども、たまたま研修で行ったところがありまして、愛川町というほとんど聞いたことがない町、神奈川県ですけれども、やはり知名度がないばかりに一生懸命そういうことをやられていて、こちらが同じようなチラシなんですけれども、ここには生産者がどのようにこれをつくっているかという顔が見えるような、そういうチラシです。それとこれとリンクしてフェイスブック等で映像を含まれて、物語ですが、きのうも市長の話の中で、ハードも大事だけれどもソフト面、どういうふうにしてそれに対して皆さんが興味を持てるかというところを深掘りしていくことによって広がっていくということが可能だと思います。  これからいろいろと検討されるということですのでこれぐらいにしておきますけれども、ぜひせっかくの可児そだちという、8年間も温めてきたブランドですから、さらに多くの市民に、あるいは市外の人たちにも愛されるようになるように工夫して、我々議員ももちろんその責任の一端を持っていると思いますけど、育てていけたらと思います。  1問目はこれで終わります。  それでは、2番目の質問ですけれども、可児市障がい者福祉計画によりますと、児童発達支援の対象となる児童は、平成29年度169名から平成32年度には206名と約20%増加する見込みとなっています。  当市にはこども発達支援センターくれよんを初め、全体で8カ所の児童発達支援事業所があります。それぞれ地域性や特色を生かした療育を行っています。  こども発達支援センターくれよんとほかの児童発達支援事業所は規模や条件が大きく違います。こども発達支援センターくれよんは定員126名で多数の児童が通えます。ほかの7つの児童発達支援事業所は定員10名となっています。こども発達支援センターくれよんは使用は無料ですが、ほかの7つの児童発達支援事業所は所得水準によっては変わりますけれども、おおむね4,600円の、これは上限ですけれども、費用が必要となります。公だから無料という考え方は当然あると思いますけれども、県の登録上はこども発達支援センターくれよんもほかの7つの事業所も全く同じ児童発達支援センター以外というくくりで同一になっています。したがって、利用料の1割負担が原則ですが、こども発達支援センターくれよんに通う子に関しては市がその分を肩がわりしているという状況だと思います。  障がいのある子供の早期発見、早期療育は当市の重点的な取り組みの一つであり、こども発達支援センターくれよんと市内の児童発達支援事業所の持つ役割は同一ではないかと思っています。選択する施設によって負担が変わるというのは不公平ではないのかというのが私の今思っている視点です。  このことを踏まえて、ちょっと質問をします。  1番目、児童発達支援を必要とする子供の人数はどのように推移していますか。また、そのうちこども発達支援センターくれよんを利用する子とその他の発達支援事業所を利用する子はどれぐらいでしょうか、お願いします。  一括ですので行きます。  こども応援センターぱあむではどのような基準で。 290: ◯議長(川上文浩君) 山根議員、一問一答方式の通告になっていますが。 291: ◯16番(山根一男君) そうですね。間違えました。 292: ◯議長(川上文浩君) 一問一答でよろしいですか。 293: ◯16番(山根一男君) はい、結構です。 294: ◯議長(川上文浩君) 執行部の答弁を求めます。  福祉部長 吉田隆司君。
    295: ◯福祉部長(吉田隆司君) それでは、児童発達支援事業所を利用している子供の人数について、過去3年間の給付の実績に基づく状況をお答えいたします。  平成27年度が、こども発達支援センターくれよん利用者201人、民間利用者17人、こども発達支援センターくれよんと民間の両方を利用する併用利用者29人、計247人。平成28年度が、こども発達支援センターくれよん利用者200人、民間利用者24人、併用利用者43人、計267人。平成29年度が、こども発達支援センターくれよん利用者214人、民間利用者34人、併用利用者50人、計298人でございます。以上です。                  〔16番議員挙手〕 296: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 297: ◯16番(山根一男君) わかりました。  その件はじゃあだんだんにふえてきているというような傾向ですね。  2番目の質問です。こども応援センターぱあむでは、どのような基準で児童発達支援事業所を選ぶのかという書き方ですけれども、一応アドバイスされるのかというような意味合いです。その際、料金体系の違いは支障にはならないのかという質問です。お願いします。 298: ◯議長(川上文浩君) 福祉部長。 299: ◯福祉部長(吉田隆司君) こども応援センターぱあむでは、乳幼児発達等相談や巡回相談、連携強化などを主に実施しております。未就学児の療育の要否判定も行っていますが、児童発達支援事業所を指定しているわけではございません。児童発達支援事業所は、利用者が自分で見学したり相談したりして利用者自身が選んでいます。  利用者が児童発達支援事業所を選ぶ際に料金体系の違いが支障になるのではないかということでございますけれども、児童発達支援事業所はそれぞれに療育の内容や利用時間が異なりますので、利用者はそれらを総合的に判断して利用しており、また複数の事業所の併用も可能であるため、利用に支障はないと考えております。以上でございます。                  〔16番議員挙手〕 300: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 301: ◯16番(山根一男君) 県への登録の形では8つの施設は平等のはずなんですけれども、かなり偏りがある。それはもちろん使い方といいますか使える時間も含めまして、あるいは送迎があるとかないとかによっても違ってくると思います。その中で選ばれるのは当然利用者であるということも間違いないと思いますけれども、その中で違いがあるということについて、料金が発生するかしないかということについての説明、あるいは位置づけ、どういう場合にこちらを利用したらいいかとか、そのようなアドバイス的なことまでは踏み込まないということなんでしょうか、ちょっと確認です。 302: ◯議長(川上文浩君) こども健康部長。 303: ◯こども健康部長(井上さよ子君) それは、ぱあむで相談をお受けした場合の児童発達支援が必要だとなった場合にどういった事業所の紹介をするかということでの場面になるかと思いますけれども、ぱあむで相談をお受けいただいたときに、公平に全ての事業所のパンフレットは御紹介しまして、そのパンフレットに沿って載っている個性を御紹介するということで一律な情報提供をしているということでございます。                  〔16番議員挙手〕 304: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 305: ◯16番(山根一男君) わかりました。  もちろん選ぶのは利用者だと思いますので、多くの方がこども発達支援センターくれよんをお選びになると。こども発達支援センターくれよんの場合は、就園の場合、月に3回だけですよね、使えるとしては。  そのことを踏まえまして3番目です。  当市は長年未就学児の発達障がいに対する早期発見、早期療育について無償で対応してきたわけなので、こども発達支援センターくれよん以外の児童発達支援事業所を利用する児童にも適用すべきではないかということに対してはいかがでしょうか。 306: ◯議長(川上文浩君) 福祉部長。 307: ◯福祉部長(吉田隆司君) 児童福祉法に基づく児童発達支援事業につきましては、原則利用者負担が1割であり、残りの事業費を国・県・市による公費により給付する仕組みとなっています。したがいまして、利用者はこの制度に基づき児童発達支援事業所に利用者負担分を支払っているものでございます。  ただし、こども発達支援センターくれよんにつきましては、障がい児の療育を市が直接実施する施設として市が条例に基づき設置しており、施行規則に基づき、保護者が属する世帯が市内に住所を有する場合は、その利用者負担分を市が負担することとしております。  制度上利用者負担は必要でございますし、経済的な面からいえばその軽減措置もありますので、民間が実施する児童発達支援事業の利用者負担分を市が負担することについては考えておりません。  なお、国では障がい児の発達支援について無償化を進めていく方針とのことでございますので、今後国の動向も注視してまいります。以上でございます。                  〔16番議員挙手〕 308: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 309: ◯16番(山根一男君) あくまでも市がやっているので無償という考え方だと思いますけれども、より広範囲に療育の幅を広げていくという意味でもう少しバランスがとれてもいいんではないかなと思ってはいるんですけれども、例えば1つだけ附帯する質問になりますけれども、こども発達支援センターくれよんはもう県下でも有数の規模ですね。1番か2番かというぐらいの人数だと思いますけれども、それでも児童発達支援センター以外という登録になっています。県下には7つの児童発達支援センターがありまして、かなり、9つだったかな、ありまして、センターとして登録されているんですけれども、こども発達支援センターくれよんはまさにセンターとして登録すればその差別化ということの納得もつきやすいとは思うんですけれども、その辺の理由があれば教えていただけますか。 310: ◯議長(川上文浩君) こども健康部長。 311: ◯こども健康部長(井上さよ子君) 児童発達支援センターの役割ということにおいて、既に可児市のこども発達支援センターくれよんのみならずこども健康部全体の状況において、児童発達支援センターが果たさなければならない役割は既にもう機能しております。児童発達支援センター化するということは、施設基準、それから人材の要員、栄養士が必要であるとかいろんな基準がまた付加されてきます。そういったことをしなくても、今、可児市の状態は機能が十分に果たされているというふうに考えております。                  〔16番議員挙手〕 312: ◯議長(川上文浩君) 山根議員。 313: ◯16番(山根一男君) わかりました。  新たな費用も発生することだし、別に名目上はもう完全なセンターで通っているわけですから問題ないという考え方だと思います。  目的として、とにかく可児市の子供たちが早期に発達障がいがあった場合には発見されて、それが療育にこぎつけて、それがよりよい市の療育ができるという体制ができればそれでいいと思います。  以上のことだけ指摘して私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 314: ◯議長(川上文浩君) 以上で、16番議員 山根一男君の質問を終わります。  以上で通告による質問は全て終了しました。  これをもって一般質問を終了します。   ──────────────────────────────────────   議案第36号から議案第39号までについて(質疑・委員会付託) 315: ◯議長(川上文浩君) 日程第3、議案第36号から議案第39号までの4議案を一括議題とします。  これより質疑を行います。  通告がございますので、これを許します。  13番議員 野呂和久君。 316: ◯13番(野呂和久君) 13番議員、可児市議会公明党の野呂和久です。  それでは、通告書に従いまして質疑をさせていただきます。  議案番号が議案第36号です。  可児市税条例の一部を改正する条例の制定について、第1条、可児市税条例の一部を次のように改正するで、第19条の3、前年の合計所得金額が2,500万円以下であるの条文が追加されることで本市の税収への影響は。  2つ目です。第56条の軽自動車の取得者に環境性能割によって、ちょっと飛ばしますが、課するとありますが、環境性能割は軽自動車の購入時にかかる税と考えてよいか。  附則の第16条の2、3、4の条文にあります当分の間とした理由は何ですか。  附則の第16条の5は、環境性能割の賦課徴収に要する事務費用分を本市が負担するという意味ですか。  以上、お願いします。 317: ◯議長(川上文浩君) 執行部の答弁を求めます。  総務部長 前田伸寿君。 318: ◯総務部長(前田伸寿君) それでは、議案第36号 可児市税条例の一部を改正する条例の制定についての質疑にお答えをさせていただきます。  まず、御質問1点目の第19条の3の改正ですが、これは個人市民税における所得控除を定める条文でございます。従来、市民税の所得割がかかる方に対して適用しています基礎控除について、平成33年度からは控除額を33万円から43万円に引き上げるとともに、合計所得金額が2,500万円を超える方には適用しないこととなる旨を定めるものでございます。  また、条文には出てまいりませんが、地方税法で規定する中で、合計所得金額2,400万円を超え2,450万円以下の方の基礎控除額は29万円、2,450万円を超え2,500万円以下の方の基礎控除額は15万円へと低減していく仕組みとなります。  平成30年の現時点で平成33年度の本市の税収への影響額を正確に計算することはできませんが、平成30年度当初課税の段階で合計所得金額の区分ごとに該当となる方の人数を調べてみますと、2,400万円を超え2,450万円以下の方が11名、2,450万円を超え2,500万円以下の方が3名、2,500万円を超える方が163名となっております。これらの方々については、基礎控除額が減額となる金額に対して税率10%分の税額が上昇するということになるということが影響でございます。  それから、御質問2点目の第56条の改正については、軽自動車税の納税義務者を定める条文でございます。  環境性能割は軽自動車の取得者に課することを定めております。議員御指摘のとおり、購入時に係る税となります。平成28年度の税制改正において消費税10%導入時に自動車の取得時にかかる自動車取得税を廃止すること及び環境性能割の導入が決まりました。これまで軽自動車の取得時には県税として取得税が課せられていましたが、平成31年10月からは市税として軽自動車の環境性能割が課されることになります。  それから、御質問3点目の附則第16条の2、3、4につきましては、軽自動車税の環境性能割の賦課徴収、減免、申告納付について特例を定めるものでございます。それぞれ市が行うとした本則ですが、当分の間は県が自動車税の環境性能割に即して行うことを特例として定めるものでございます。御質問2点目でお答えしましたように、従前、軽自動車の取得時には取得税を県が課しておりましたので、当面はその仕組みで運用していくと、こういうものでございます。なお、この当分の間がいつまでかの見通しについては、現在明確に示されたものはございません。  御質問4点目、附則第16条の5については、軽自動車税の環境性能割に係る徴収取扱費について定めるものでございます。  軽自動車税の環境性能割の賦課徴収について県で行うこととなりますので、その事務に要する費用相当分を市から県に交付するということになります。以上でございます。                  〔13番議員挙手〕 319: ◯議長(川上文浩君) 野呂議員。 320: ◯13番(野呂和久君) わかりました。  以上で終わります。 321: ◯議長(川上文浩君) 以上で、13番議員 野呂和久君の質疑を終わります。  以上で通告による質疑は終了しました。  これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております各議案につきましては、配付しました付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会へその審査を付託します。   ──────────────────────────────────────   議員派遣について 322: ◯議長(川上文浩君) 日程第4、議員派遣についてを議題とします。  お手元に配付しましたとおり、地方自治法第100条第13項及び可児市議会会議規則第167条の規定により議員を派遣します。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 323: ◯議長(川上文浩君) 御異議がないものと認めます。よって、議員派遣についてはお手元に配付のとおり議員を派遣することに決定いたしました。   ──────────────────────────────────────   散会の宣告 324: ◯議長(川上文浩君) 以上で本日の日程は終わりました。  お諮りします。委員会審査のため、明日から6月21日までの13日間を休会としたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 325: ◯議長(川上文浩君) 御異議がないものと認めます。よって、明日から6月21日までの13日間を休会とすることに決定いたしました。  本日はこれをもって散会します。  次は6月22日午前9時から会議を再開しますので、よろしくお願いいたします。                                 散会 午後1時49分  前記のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     平成30年6月8日         可児市議会議長     川  上  文  浩         署 名 議 員     中  村     悟
            署 名 議 員     伊  藤  健  二 発言が指定されていません。 Copyright (c) KANI CITY PLENARY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...