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平成15年第3回定例会(第4日) 名簿 開催日:2003-06-13
平成15年第3回定例会(第4日) 本文 開催日:2003-06-13

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  1. 可児市議会 2003-06-13
    平成15年第3回定例会(第4日) 本文 開催日:2003-06-13


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2003-06-13: 平成15年第3回定例会(第4日) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 69 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 2 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 3 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 4 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 5 :  ◯総務企画委員長柘植 定君) 選択 6 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 7 :  ◯経済福祉委員長澤野隆司君) 選択 8 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 9 :  ◯文教委員長伊佐治昭男君) 選択 10 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 11 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 12 :  ◯6番(伊藤健二君) 選択 13 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 14 :  ◯総務企画委員長柘植 定君) 選択 15 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 16 :  ◯6番(伊藤健二君) 選択 17 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 18 :  ◯総務企画委員長柘植 定君) 選択 19 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 20 :  ◯6番(伊藤健二君) 選択 21 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 22 :  ◯総務企画委員長柘植 定君) 選択 23 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 24 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 25 :  ◯6番(伊藤健二君) 選択 26 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 27 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 28 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 29 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 30 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 31 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 32 :  ◯文教委員長伊佐治昭男君) 選択 33 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 34 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 35 :  ◯10番(冨田牧子君) 選択 36 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 37 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 38 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 39 :  ◯総務部長(長瀬文保君) 選択 40 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 41 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 42 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 43 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 44 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 45 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 46 :  ◯21番(渡辺重造君) 選択 47 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 48 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 49 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 50 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 51 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 52 :  ◯首都機能誘致対策特別委員長(可児慶志君) 選択 53 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 54 :  ◯可児駅周辺整備特別委員長(田口 進君) 選択 55 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 56 :  ◯東海環状自動車道周辺整備特別委員長(伊佐治昭男君) 選択 57 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 58 :  ◯可児市郡合併検討特別委員長(澤野隆司君) 選択 59 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 60 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 61 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 62 :  ◯6番(伊藤健二君) 選択 63 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 64 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 65 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 66 :  ◯3番(小川富貴君) 選択 67 :  ◯議長奥田俊昭君) 選択 68 :  ◯市長(山田 豊君) 選択 69 :  ◯議長奥田俊昭君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                 開議 午前9時30分   ────────────────────────────────────── ◯議長奥田俊昭君) 皆さん、おはようございます。  梅雨入り宣言されまして、本日はうっとうしい日でございますが、本日、会議を再開いたしましたところ、議員各位には御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。   ──────────────────────────────────────   開議の宣告 2: ◯議長奥田俊昭君) ただいまの出席議員は26名でございます。したがって、定足数に達しております。これより休会前に引き続き会議を再開いたします。  本日の日程は、お手元に配付しましたとおり定めましたので、よろしくお願いをいたします。   ──────────────────────────────────────   会議録署名議員の指名 3: ◯議長奥田俊昭君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、4番議員 可児教和君、5番議員 大雅清光君を指名いたします。   ──────────────────────────────────────   議案第45号から議案第49号までについて(委員長報告・委員長報告に対する質疑・討論   ・採決) 4: ◯議長奥田俊昭君) 日程第2、議案第45号から議案第49号までの5議案を一括議題といたします。  これら5議案につきましては、各常任委員会にその審査の付託がしてございますので、その審査の結果について報告を求めます。  総務企画委員長 柘植 定君。 5: ◯総務企画委員長柘植 定君) 総務企画委員会の審査結果の報告を申し上げます。  今期定例会におきまして当委員会に審査を付託されました案件は、平成15年度予算の補正が1件、条例の一部改正が4件の計5件でございました。
     去る6月9日に委員会を開催し、審査を行いました。  その結果、議案第45号 平成15年度可児市一般会計補正予算(第1号)の所管部分については、説明の後、質疑に付したところ、住民基本台帳カード交付についてのスケジュール及び手続の周知方法をどのように考えているのかとの質疑に対し、7月15日号の広報で住民基本台帳カードの申し込み手続の方法などの周知を図るつもりであるとの答弁。  住基ネットにおいてプライバシーの保護が一番重要だが、このカードに関して配慮されている点があるのかとの質疑に対し、利用者自身のパスワードと、このシステムでしかICカードが動かないという特有の暗号方式を使い、不正使用ができない形にしてあるとの答弁。  写真つきのものとそうでないものの2種類のカードがあるようだが、手数料は一律なのかとの質疑に対し、写真つきのものも含めて 500円ということで予定しているとの答弁。  その他種々の質疑がありましたが、適正な補正と認め、全会一致で原案を可決すべきものに決定しました。  次に、議案第46号 可児市税条例の一部を改正する条例の制定については、説明の後、質疑に付したところ、株式等の配当や譲渡益の特別徴収はどのようにされるのかとの質疑に対し、証券会社等が特別徴収義務者となり、県が特別徴収を行い、市へは交付金として入ってくることになるとの答弁。  上場株式等には何が含まれるのかとの質疑に対し、一定の上場株式等や特定投資法人の投資口の配当などであるとの答弁。  その他質疑がありましたが、全会一致で原案を可決すベきものに決定いたしました。  次に、議案第47号 可児市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第48号 可児市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第49号 可児市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定については、いずれの議案も全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  なお、その他として、近年市内で窃盗や車上ねらい等の刑法犯が急増しており、昨年は、10年前に比べるとその発生件数が 1.6倍となっております。このことに対して、総務企画委員会では深刻な問題であると受けとめ、本当に市民が安心して暮らせるまちづくりを目指すため、今後とも行政と議会が一体となった対応を考えていくことの協議をしたことを申し添えます。  以上で総務企画委員会の審査結果報告を終わります。どうぞ御審議のほどよろしくお願いします。 6: ◯議長奥田俊昭君) 経済福祉委員長 澤野隆司君。 7: ◯経済福祉委員長澤野隆司君) 経済福祉委員会審査結果報告を申し上げます。  今期定例会におきまして当委員会に審査を付託されました案件は、平成15年度の補正予算1件でございました。  去る6月10日に委員会を開催し、審査を行いました。  その結果、議案第45号 平成15年度可児市一般会計補正予算(第1号)についての所管部分は、説明の後、質疑に付したところ、児童クラブ保護者負担金として60人追加分との説明があったが、どんどんふえる傾向にあるのか、また増加に対する一定の基準は考えているのかとの質疑に対して、まだ年度中途でも若干ふえるところもある。今のところはどこの学校も多少中途で増加する分の人数余裕枠は持っている状況である。増加に対する一定の基準については、国庫補助基準の子供1人の目安を1.65平方メートルとする面積要件しかない状況であるが、児童数の推移や指導員の確保などを勘案しながら、いろいろな方向づけを検討したいとの答弁。  工業団地情報基盤整備事業について、現時点での加入見込みが可児工業団地全56社中15社程度との説明であったが、市としてこれだけの投資をしているのに、せめて半分ぐらいの利用がないと市民の納得が得られないのではないかとの質疑に対して、工業団地では第1号モデルとして整備されるため、県内にまだ情報スーパーハイウエーの設備が整っていないことや、企業間や関連会社の片方だけが整備をしても効率があまりよくないことなどから、整備の度合いを待っている企業もある。しかし、我々としても、支援するからには最低でも50%の利用を目指したいことや、県としても県内の通信網を充実する考えがあることなどから、企業が接続に参加するよう工業団地組合を通じて要望したいと考えているとの答弁がありました。  その他種々の質疑がありましたが、採決の結果、環境経済部、健康福祉部いずれの所管部分も適正な補正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  以上で経済福祉委員会の審査結果報告を終わります。 8: ◯議長奥田俊昭君) 文教委員長 伊佐治昭男君。 9: ◯文教委員長伊佐治昭男君) 文教委員会の審査結果の報告を申し上げます。  今期定例会におきまして当委員会に審査を付託されました案件は、平成15年度の予算の補正が1件でございました。  去る6月9日に委員会を開催し、審査を行いました。  その結果、議案第45号 平成15年度可児市一般会計補正予算(第1号)についての所管部分は、説明の後、質疑に付したところ、給食センター営繕工事費の補正に関連して、給食センターへのPFI方式の導入に関する調査後の進捗状況はどうなっているかとの質疑に対し、全体の調査は終わっているが、PFI方式を導入した場合に文部科学省からは補助金がどのような形で出るのか、また起債はどのようになるのかがVFMに大きく影響するため、現在確認中であるとの答弁。  PFI方式を導入した場合に、民間業者と市の間で現在使用している備品と新規設備との償却資産のあり方をどう考えているかとの質疑に対し、PFI方式の導入が決まれば、事業者との間で契約の上、どうするかの研究の必要があるとの答弁。  私立幼稚園施設整備補助金にかかわって、今渡幼稚園の教室の増設が行われるに至った経緯と完成予定時期はとの質疑に対し、特に預かり保育の部屋がないことが大きな問題のようであり、今年6月30日に完成予定であるとの答弁がありましたが、適正と認め、全会一致で原案を可決すベきものと決定しました。  以上が議案審査の報告となりますが、児童・生徒への嫌がらせ電話、痴漢行為等に関する地域市民への情報伝達について、早期に市民に知らせる手段の検討をすること。通学路等への街路灯を設置するについて建設部との調整を図ること。また、市内の中学校において教師が生徒にけがを負わせた事件について、教育委員会等において、本人及び学校への指導・教育をするようにとの要望がありましたことを申し添えます。  以上で文教委員会の審査結果報告を終わります。 10: ◯議長奥田俊昭君) 以上で各常任委員会の審査結果の報告は終わりました。  ただいまの各常任委員会の審査結果の報告に対する質疑を許します。                 〔挙手する者あり〕 11: ◯議長奥田俊昭君) 6番 伊藤健二君。 12: ◯6番(伊藤健二君) 6番議員 伊藤健二です。  総務企画委員会の報告につきまして、1点お尋ねをいたします。  議案の45号等にかかわりまして住基カードの問題が報告をされました。個人情報保護条例が可児市条例としてございますが、以前からこの12条については、エリアネットワークとして閉じたネットとしてやっていくということで説明をされてきましたし、今そのようになっておるはずであります。この問題につきまして、一般質問等の中でも問題点を指摘してきた議論が当議会でもございました。可児市の個人情報保護条例を見直すかどうかという点につきまして、市当局としては判断をしていきたいという答弁が3月議会等でございました。今回、本定例会には可児市条例を見直す条例制定等は提出されておりません。そうした点で、当局としましては、可児市条例の改正を必要でないと判断しているようでありますが、今総務企画委員会での討議としまして、この点について、どういった討議がおありになったのかについてお尋ねをします。  あわせて、その段で、可児市条例の改正についての必要性等に関する市の見解がどのように表明されたのか、その点についてお尋ねをします。  三つ目は、委員会の審議の内容としまして、その審査の責任は果たされたかどうかについてお尋ねをするところであります。明快にお答えをお願いしたいと思います。以上です。 13: ◯議長奥田俊昭君) 総務企画委員長 柘植 定君。 14: ◯総務企画委員長柘植 定君) 伊藤議員の質疑にお答えをします。  今回付託された45号議案につきましては、特に可児市の保護条例についての質疑はございませんでした。したがって、執行部からの答弁も出ることはございませんでした。ここにあるような報告の内容に尽きたものと思います。以上です。                 〔挙手する者あり〕 15: ◯議長奥田俊昭君) 6番議員 伊藤健二君。 16: ◯6番(伊藤健二君) 委員会での討議はなかったということでありました。市議会の会議録、先回、3月の定例会の96ページには明確に、市の執行部としては、個人情報保護法案が国で制定されようとしておるという状況の中で、今回の住基ネット接続に関しての市の条例改正の必要性を云々と答弁をしておられます。そういう点で、本市議会がこの案件の審査を行うんであれば、審査の責任は果たされているかどうか、その点は当然勘案されてしかるべきと思いますが、この点についてはどのように委員会としてはお考えになられて、十分な審議が尽くされたというふうにお考えなんでしょうか。その点について、もう少しはっきりお願いいたします。 17: ◯議長奥田俊昭君) 総務企画委員長 柘植 定君。 18: ◯総務企画委員長柘植 定君) 再質問にお答えしたいと思いますが、今の趣旨のような質疑、あるいは答弁もありませんでしたので、御了解を願いたいと思います。以上です。                 〔挙手する者あり〕 19: ◯議長奥田俊昭君) 6番議員 伊藤健二君。 20: ◯6番(伊藤健二君) 同じことを何度も聞いて恐縮ではありますが、住基カードを発行していくと、予算措置を含めて提起がされておるわけです。それを可とするという審査結果に立っているわけでありますから、それで住基ネット接続を含む、今回の一連の、昨年の夏から、そしてことしの夏に実施をしようとするこの措置について、市議会としての審査が責任を果たされたかどうか、どういう議論結果だったのかと、その点についてはどのように、委員長評価というのは以前の議論でないということは聞いておりますので、委員長評価でなくて結構ですが、審議が尽くされたというふうになったわけでしょうか。 21: ◯議長奥田俊昭君) 総務企画委員長 柘植 定君。 22: ◯総務企画委員長柘植 定君) 委員長の所見としては述べることはできませんが、総務企画委員会としては慎重審議、審議が尽くされたと解しております。以上です。 23: ◯議長奥田俊昭君) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」の声あり〕 24: ◯議長奥田俊昭君) 質疑もないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  通告がございますので、これを許します。  6番議員 伊藤健二君。 25: ◯6番(伊藤健二君) 6番議員 伊藤です。  本定例会に出されました議案のうちで、議案第45号及び関連します議案第48号の手数料条例等の改正にかかわる部分につきまして、反対の討論をさせていただきます。  直接の理由は、先ほど来確認をしてまいりました住基カード等の問題であります。  手数料条例によって、住基カードを 500円にしろ云々ということでありますが、今回問題にしたいと思いますのは、昨年来議論をしてまいりましたこの住基ネットワーク、これを全国ネットと結びつけるということの問題であります。個人保護条例が可児市にはございますが、この条例を確実に執行していくという観点に立てば、個人のプライバシー保護が不完全であるという点は以前より指摘をしてきた内容であります。その意味におきまして、この住基カードをさらに発行していくというのは危険な上にまた危険を重ねていく。そうした点で反対をするものであります。これに伴います条例、手数料関係についてもあわせて反対をするということであります。一般会計予算の中の住基カード発行の予算措置についても、同様の趣旨で反対でございます。  以上で、45号及び48号の反対を表明させていただきます。 26: ◯議長奥田俊昭君) 以上で通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ただいま議題となっております5議案のうち、議案第45号及び議案第48号の2議案を除く3議案を一括採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 27: ◯議長奥田俊昭君) 異議ないものと認めます。よって、これら3議案を一括採決いたします。  お諮りいたします。本3議案に対する総務企画委員長の報告は、原案のとおり可とするものです。よって、本3議案は、ただいま報告のとおり、それぞれ原案を可とすることに御異議ございませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 28: ◯議長奥田俊昭君) 異議ないものと認めます。よって、本3議案はそれぞれ原案のとおり決定いたしました。  次に、議案第45号 平成15年度可児市一般会計補正予算(第1号)及び議案第48号 可児市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についての2議案を一括採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 29: ◯議長奥田俊昭君) 異議ないものと認めます。よって、これら2議案を一括採決いたします。  お諮りいたします。本2議案に対する各常任委員長の報告は、それぞれ原案を可とするものであります。よって、本2議案を委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 30: ◯議長奥田俊昭君) 起立多数と認めます。よって、本2議案は原案のとおり決定いたしました。   ──────────────────────────────────────   請願第5号について(委員長報告・委員長報告に対する質疑・討論・採決) 31: ◯議長奥田俊昭君) 日程第3、請願第5号 教育基本法「改正」に反対する国への意見書提出を求める請願書を議題といたします。  本請願につきましては、文教委員会にその審査の付託がしてございますので、審査の結果の報告を求めます。  文教委員長 伊佐治昭男君。 32: ◯文教委員長伊佐治昭男君) 文教委員会の請願審査結果報告をいたします。  請願第5号 教育基本法「改正」に反対する国ヘの意見書提出を求める請願書について、本委員会で審査をいたしました。  各委員に意見を求めたところ、今回の拙速とも言うべき教育基本法の改正議論というのは、余りにも審議そのものが教育審議会の中においても不十分である。現行法を変えてつくるということについては改正の根拠理由がなく、反対意見などを含んだままで議論が無理やり絞り込まれている。もっとさまざまな人たちの意見を含めて大いに市民的議論が必要だとの意見。  国や行政が教育に関与することは当然だが、関与することと、直接踏み込み、介入するということは明確に区別する必要がある。国等は教育条件を整備していくことが基本任務であって、どういう教育を行うかというのは、教師、親、国民的運動であるとの意見。  過度な教育、競争教育に対し、教育基本法の改正、あるいは文言を切りかえ、徳目主義的に追加することでは現在の状況は改善されないのではないか。そういった点を踏まえ、改正案を拙速に強行しようとすることについて反対だという市民の声を勘案したいとの意見などの、採択とするべき意見。  また、答申の中で、「現在の教育基本法の理念は普遍的なものとして今後も大切にしていく」との一文が入っている。もとの教育基本法を尊重しながら、現場での混乱を避け、教育の統一化を図るためにも、今最も必要とされるものを加え、一定の方向性を導き出すべきとの意見。  家族、地域、国、文化を愛する心は日本国民として必要なものである。近年、公共心を失った若者がふえていると言われる中、可児市で既に実施されているEduce9のような、地域活動、学校での教育がもっと重要になってくる。請願の中で言われているような「戦前の軍国主義的な教育」という言葉に断定されるのは反対との意見。  グローバル化、大競争時代は現実問題である。今後、日本人としてのアイデンティティーを持ちながら国際社会の中で認められるようになるためにも、学校内での競争、または訓練を行い、政府とか財界の要請にこたえた人づくりというのもではなく、世界に共通する人材を学校教育として育成してほしいなどの、不採択とすベき意見。  以上のように、委員からは採択すべきと不採択すべきとのいろいろな意見が出されましたが、採決の結果、本請願については、賛成少数で不採択とすベきものと決定いたしました。  以上で、文教委員会に審査を付託されました請願の審査結果報告を終わります。 33: ◯議長奥田俊昭君) 以上で文教委員会の審査結果の報告は終わりました。  これより委員長の報告に対する質疑を許します。                 〔発言する者なし〕 34: ◯議長奥田俊昭君) 質疑もないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  通告がございますので、発言を許します。  10番議員 冨田牧子さん。 35: ◯10番(冨田牧子君) 10番、日本共産党、冨田牧子でございます。  請願第5号 教育基本法「改正」に反対する国への意見書提出を求める請願で、ただいまの委員長報告はこれを不採択とするというものでしたが、それに対する反対討論を、日本共産党可児市議団を代表いたしまして行いたいと思います。
     るる述べられておりました中で、この教育基本法の改正の必要性の理由というのが、あの中にはあらわれておりませんでしたが、委員会の討論を見ますと、ありました。そして1番の点は何かといえば、「愛国心」を盛り込むという、このことだったというふうに私は思います。  ぜひ議員の皆さんに私はお聞きをしたい。愛国心とは何かということです。愛国心の問題を考えますときに、戦前の経験というのが大変大きいのではないでしょうか。あの日本を戦争に導いたことに対して、戦犯の方はもちろん断罪をされました。しかし、多くの国民が日本を戦争に導く大政翼賛の体制になって、その中で賛成をしてまいりました。そして、我が党を初めとして、宗教者の指導者の方々がこの戦争には反対ということで非国民と呼ばれておりましたけれども、果たしてだれが愛国者であったかという問題をここで私は考えていきたいというふうに思っております。そして、その立場は、日本共産党だけが愛国者であった、このように言いたくはありません。私は、それぞれの立場で愛国ということを皆さんが考えていったということです。その中で、私どもはあの戦争に反対をして、これは愛国心の発露だということで反対をいたしたわけです。そしてまた、多くの方は、戦争をすることが愛国心につながる、愛国であるということで戦争に突き進んでいったという、そういった問題だったというふうに思います。ですから、愛国心というのは一律に規定をできるものなのかということが大変大きな問題ではないかというふうに考えております。そして、この愛国心の深さがはかれるのか。あなたの愛国心は私の愛国心より深いのか浅いのか、こういったことが本当にできるのかということをぜひ考えていただきたいというふうに思っております。  今、小泉内閣がアメリカの戦争に向かって政治を進めていっているというふうに感じているのは私だけではないと思います。有事法制が通りまして、そしてイラクへの自衛隊の派遣、また米軍への支援法、こういうものをつくっていくときに、日本の生きていく道はアメリカと一緒に行くしかない、こう考える人もその愛国心でありましょう。しかし、こうしたアメリカ言いなりの政治に反対をして、日本は独自の道で国際的な中で平和を進めていくと、そういうふうに日本の愛国心ということを考える人もあるというふうに私は思っております。時の為政者に迎合するのが愛国心ではないというふうに考えるとき、この教育基本法に「愛国心」を盛り込むということは大変危険なことであるというふうに考えております。  愛国心というのは、国民一人ひとりが思う方向はやはり違うと思います。しかし、国を愛するという点では同じというふうに、これを法で強制しようとしたり、また子供への評価に導入をしようとする、そのことは大変危険なことではないでしょうか。教育の目的というのは、人格の完成を目指し、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に満ちた、心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない。このように教育基本法の第1条にはうたわれております。これこそが教育の目的ではないかというふうに考えている中で、今、この教育基本法が改正をされようとしていることに反対をするものです。  この請願の中にも、私たちは子供たち一人ひとりの可能性が豊かに開く教育、平和と民主主義の担い手が育つ教育をと願っています。そのためには、今こそ憲法、教育基本法の理念や子供の権利条約の精神に沿った教育を求めています。このことこそがこの請願者の一番の気持ちでございます。ぜひそうした観点から、この請願を採択していただきますようにお願いを申し上げる次第です。以上です。 36: ◯議長奥田俊昭君) 以上で通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより本請願について採決いたします。  お諮りいたします。本請願に対する文教委員長の報告は不採択でございます。よって、本請願を委員長の報告のとおり不採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 37: ◯議長奥田俊昭君) 起立多数と認めます。よって、本請願は、委員長の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。   ──────────────────────────────────────   議案第50号及び議案第51号について(提案説明・質疑・討論・採決) 38: ◯議長奥田俊昭君) 日程第4、議案第50号 請負契約の締結について及び議案第51号 財産の取得についてを一括議題といたします。  提出議案の説明を求めます。  総務部長 長瀬文保君。 39: ◯総務部長(長瀬文保君) おはようございます。  それでは、2議案を追加上程させていただきましたが、その説明をさせていただきます。後ほど配りました議案書の14という、追加させていただきました議案書案をお願いします。  1ページでございます。  議案第50号 請負契約の締結について。  工事請負契約を次のとおり締結するということでございます。  1としまして、目的、今渡公民館増築事業、このうちの建築工事でございます。  2.方法としまして、指名競争入札。  3.金額でございますが、2億 3,079万円。これは税込みの金額でございます。  それから4.相手方、可児市今渡1852番地、吉田建設株式会社 代表取締役 後藤茂郎でございます。  御案内のように、今渡公民館につきましては昭和59年に現在の建物が建設されておるわけでございますが、それ以降、公民館活動の多様な要望ということで、地元からも御要望をいただいてきました。それで、増築をすることにいたしたわけでございますが、増築の総面積が 997平米としております。そのうち多目的室76平米、それから体育室が 500平米、ステージが 100平米というようなことで、あと倉庫だとか、ロビーだとかというのが併設されます。一応全体としてそういうことでございます。  それから、契約締結日から、工期としましては平成16年2月27日までを予定しております。  入札は5月29日に行ったわけでございますが、参加業者としまして、12社で入札を行いました。その結果、吉田建設株式会社が最低価格であったということでございます。以上のような内容でございます。よろしくお願いします。  それから次に、2ページでございます。  議案第51号 財産の取得について。  次のとおり物品を取得するということでございます。  1.内容、消防ポンプ自動車2台でございます。  2.目的としまして、消防団用消防車でございます。  3の方法は、指名競争入札。  4.金額は 3,423万円でございます。これにつきましても、税込みの金額でございます。  5.相手方、岐阜市金園町8丁目11番地、岐阜ヤナセ株式会社 代表取締役 近藤登志満でございます。  ポンプ自動車につきましては、一応15年程度をめどとして更新をいたしてきております。それで、今回は第2分団第2部、これは下恵土でございますが、現ポンプ車は昭和62年製でございます。それからもう1台は第2分団第3部、これは川合でございますが、現ポンプ自動車は昭和63年製ということで、ほぼ15年が経過しておるところでございます。  それで、6月5日に入札を行いました。消防自動車を扱う業者を中心に8社で入札を行ったところでございます。そこで、岐阜ヤナセ株式会社が最低価格を出されたということでございます。以上でございます。よろしくお願いします。 40: ◯議長奥田俊昭君) これより質疑を許します。                〔「なし」の声あり〕 41: ◯議長奥田俊昭君) 質疑もないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております2議案について、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 42: ◯議長奥田俊昭君) 異議ないものと認めます。よって、本2議案については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論を許します。                〔「なし」の声あり〕 43: ◯議長奥田俊昭君) 討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ただいま議題となっております2議案を一括採決いたします。  お諮りいたします。本2議案を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 44: ◯議長奥田俊昭君) 異議ないものと認めます。よって、本2議案については原案のとおり決定いたしました。   ──────────────────────────────────────   発議第2号について(提案説明・質疑・討論・採決) 45: ◯議長奥田俊昭君) 日程第5、発議第2号 可児市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  提出案件の説明を求めます。  21番議員 渡辺重造君。 46: ◯21番(渡辺重造君) 発議第2号 可児市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、提案説明をいたします。  平成12年4月の地方分権一括法の施行により地方自治法の一部が改正されたことに伴い、議員定数を次回の一般選挙から現行の26人から24人に変更する可児市議会の議員の定数を定める条例が昨年の8月臨時議会において議決され、平成15年1月1日から施行されております。それを受けて、常任委員会の定数も変更する必要が生じたため、議長の諮問機関である本会議委員会運営協議会において、委員会の構成を含めた検討がなされてきました。  議会運営委員会に報告された協議会での検討結果は、新年度における執行部の機構改革を確認した後、最終的な判断が行われ、常任委員会の構成、名称及び各所管事項については現行どおりとし、委員の定数については、経済福祉委員会及び建設水道委員会の定数「7人」を「6人」とするとの内容でございました。議会運営委員会では、協議会の報告を受け、協議した結果、全会一致で承認し、本日、次のとおり発案することといたしました。  発議第2号 可児市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について。  上記事件について、別紙のとおり発案する。  平成15年6月13日提出、提出者、可児市議会議員 渡辺重造。賛成者、同、田口 進、同、澤野隆司、同、亀谷 光、同、柘植 定、同、伊佐治昭男、同、可児教和、同、服部よね子。  可児市議会議長 奥田俊昭様。  可児市議会委員会条例の一部を改正する条例。  可児市議会委員会条例(昭和58年可児市条例第12号)の一部を次のように改正する。  第2条の表、経済福祉委員会の項及び建設水道委員会の項中「7人」を「6人」に改める。  附則、この条例は平成15年8月11日から施行する。  以上であります。よろしく御審議賜り、御議決いただきますようお願い申し上げます。 47: ◯議長奥田俊昭君) これより質疑を許します。                〔「なし」の声あり〕 48: ◯議長奥田俊昭君) 質疑もないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。  これより討論を許します。                〔「なし」の声あり〕 49: ◯議長奥田俊昭君) 討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより本発議について、採決いたします。  お諮りいたします。本発議を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 50: ◯議長奥田俊昭君) 御異議がないものと認めます。よって、本発議は原案のとおり決定いたしました。   ──────────────────────────────────────   首都機能誘致対策特別委員会報告、可児駅周辺整備特別委員会報告、東海環状自動車道   周辺整備特別委員会報告、可児市郡合併検討特別委員会報告 51: ◯議長奥田俊昭君) 日程第6、首都機能誘致対策特別委員会報告、可児駅周辺整備特別委員会報告、東海環状自動車道周辺整備特別委員会報告及び可児市郡合併検討特別委員会報告を議題といたします。  各特別委員長の報告を求めます。  首都機能誘致対策特別委員長 可児慶志君。 52: ◯首都機能誘致対策特別委員長(可児慶志君) 首都機能誘致対策特別委員会の報告を申し上げます。  御承知のように昨年7月に衆議院国会等の移転に関する特別委員会の申し合わせによりまして、移転規模、手法などの見直しを行い、今国会にて結論が出されることとなっておりました。その間の可児市議会首都機能誘致対策特別委員会活動状況として、昨年6月議会で御報告を申し上げました以降の分について、委員会の活動を中心に、関連する機関の動きもあわせて御報告を申し上げます。  平成15年1月15日には、多治見市のセラミックパークMINOにおいて開催されました東美濃・西三河北部新首都構想推進協議会、岐阜東濃首都機能誘致促進期成同盟会及び西三河首都機能移転推進協議会、3団体主催の首都機能移転講演会に参加をいたしました。講演会は、作家で元経済企画庁長官の堺屋太一氏を講師に迎えて行われました。  その中で堺屋氏は、日本の現状について、日本は今や経済、治安、教育などすべて悪くなってきている。日本が世界で生き残るにはこれまでと違う体制と考え方の改革こそが急務と分析し、改革のポイントは、東京一極集中に伴う官僚主義、規格文明、対面情報社会を変えることであると強調されました。さらに、日本で民間自発、情報発信多源化、通信情報社会を実現させる変革は首都機能移転と主張し、その方法として、行政機能の3分割移転と通信情報社会の構築を提言されました。首都機能誘致を推進する我々も堺屋氏の提言に強く共感を覚えました。  5月16日には第5回首都機能誘致対策特別委員会を開催しました。ここでは特に最近の国会などの動向について確認いたしました。4月9日に、岐阜県を初め、首都機能移転先候補地の8府県の知事が連名で、半径2~3キロ内に集中している首都機能は有事体制からも問題があるとする「我が国の有事体制と首都機能移転について」という首都機能移転先候補地3地域共同アピールを行ったことや、4月15日には、岐阜県東濃地域首都機能誘致促進期成同盟会や東美濃・西三河北部新首都構想推進協議会、西三河首都機能移転推進協議会の3団体が、岐阜県、愛知県選出の国会議員はもとより、衆・参両院の国会等の移転に関する特別委員会委員長ヘも個別要望を実施したことなどを確認しました。  また、同日、岐阜市において開かれた岐阜・愛知新首都推進協議会総会及び推進大会に参加いたしました。総会はまず、岐阜・愛知新首都推進協議会代表理事の梶原拓岐阜県知事による「今国会が日本の将来を決める大きな分かれ目であり、法律で決めた移転をもし廃案とするならば損害賠償訴訟も辞さない」とする力強いあいさつで始まり、今年度の予算案や事業計画を決めた後、推進大会が開催されました。大会では、西三河首都機能移転推進協議会会長の鈴木公平豊田市長が移転活動の積極的な展開を唱えた大会決議案を読み上げ、拍手で採択。岐阜東濃地域首都機能誘致促進期成同盟会会長の西寺雅也多治見市長の音頭で「頑張ろう」を全員で三唱しました。我々も今国会での決議に向け、力強く誘致の実現を呼びかけました。  また、5月29日には、可児市の文化創造センター「ala」において、岐阜東濃地域首都機能誘致促進期成同盟会の総会及び推進大会に参加いたしました。  推進大会では、株式会社ドリームインキュベータ社長の堀紘一氏による講演が行われ、閉塞感に覆われた今こそ首都機能移転による人心の一新が必要で、これほどの妙薬はない。また、東京の一極集中による弊害を是正し、後世に意味のある公共工事をする目的からも首都機能移転には大賛成であると強調されました。  しかし、こうした誘致活動とは裏腹に、衆議院の国会等移転特別委員会は、5月28日、今国会での首都機能移転候補地の絞り込みを断念する中間報告書を可決し、衆議院議長に提出しました。報告書では、衆・参両院の特別委員会を一本化した首都機能移転を論議する新協議機関を設置することや、複数の都市に首都機能を分散配置する方法を含め論議を進めることを求めていますが、移転の是非を含めた結論が再び先送りされることとなってしまいました。  私ども特別委員会としても、この4年間、来るべきときが来たときには大いに活躍するつもりで誘致を進めてまいりましたが、何分国家百年の大計は国会においても慎重に進められておるようで、結論がなかなか出ないことを非常に残念に思います。  今後は分散型の首都機能移転が検討されることと思いますが、国政全般の改革、東京一極集中の是正と再生、災害や有事対応力の強化はもちろんのこと、地球環境の保全にも多大な貢献をする首都機能移転が、現在の日本を覆う閉塞状況を打破するための究極の構造改革であることを認識してもらい、早期に国民が納得いく形で首都機能移転が確実に実現されることを強く望みます。  以上、簡単でございますが、首都機能誘致対策特別委員会報告とさせていただきます。ありがとうございました。 53: ◯議長奥田俊昭君) 可児駅周辺整備特別委員長 田口 進君。 54: ◯可児駅周辺整備特別委員長(田口 進君) 可児駅周辺整備特別委員会の報告をいたします。  当委員会は、昨年の報告以降、12月20日に第4回の委員会、先月26日に第5回の委員会と、2回の委員会を開催し、いずれも事業の現状報告を受け、その後現地視察を行ったところでございます。
     12月の第4回委員会におきましては、可児駅東土地区画整理事業について、昨年7月31日、仮換地指定を行い、移転交渉に入り、2ヵ所において工事発注を行ったとの報告をいただき、これからの工事内容について説明を受けました。  主なものは、道路計画の策定方針、道路の種類、可児駅東土地区画整理事業内においては3本の都市計画道路があります。可児駅前線、広見宮前線、今広東線であります。これらの道路構造、勾配、高さ、歩道の切り下げ等の説明を受けました。  次に、排水計画では、基本的には現状ある3ヵ所の太多線横断管をそのまま生かすものでありますが、JRアンダーの排水についてはポンプによるものでありました。また、宅盤造成につきましては、盛り土が3メートルを超えるところもあり、沈下対策に対し研究され、引き渡し時期には、戸建て住宅が必要とする地盤強度が確保される数値以上のものとして渡すとの説明を受けました。  引き続き、これから関係者の交渉に当たり、仮住宅、仮設倉庫が必要とのことで、先進地であります岡崎駅東土地区画整理事業と春日井市の勝川駅南口周辺土地区画整理事業の視察を行いました。どちらも大変大きな事業で、仮住宅、仮設倉庫がございました。それぞれ市の担当者から話を聞くとともに意見交換をいたし、可児市においても仮住宅、仮設倉庫が必要であることを認識いたしました。  次に、第5回委員会におきましては、現状報告として、仮換地指定後の土地利用状況を聞き、可児市が先買いした土地が、駅前の拠点施設用地、駐車場用地、駐輪場用地、そして防災ステーション用地として、まちづくりに生かされるものであります。  また、昨年、14年度の家屋等移転交渉状況と工事進捗状況及び15年度の家屋等移転交渉予定と工事予定についての説明を受けました。  まちづくりとして、区画整理地内を駅前商業地区、沿道商業地区、中低層住宅地区、低層住宅地区の4地区に分かれ、それぞれの地区のルールづくりとして地区計画決定に向けて、現在、地元の方々が地区ごとにリーダーをつくり、地元協議を進められております。  引き続き、委員会後に現地において現場の視察を行いました。工事による道路建設状況、宅盤整地状況及び、既に換地先で家屋建設が行われておる状況を見て、本格的に可児駅東土地区画整理事業が動き出したことを実感いたしました。  以上のように、可児駅東土地区画整理事業が本格的になってまいりました。特別委員会も今後ますます現状をよく見ながら、可児駅東土地区画整理事業が皆様の御協力と御理解により、可児市の玄関にふさわしい事業でありますように、積極的に取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げまして、特別委員会の報告とさせていただきます。 55: ◯議長奥田俊昭君) 東海環状自動車道周辺整備特別委員長 伊佐治昭男君。 56: ◯東海環状自動車道周辺整備特別委員長(伊佐治昭男君) 東海環状自動車道周辺整備特別委員会の昨年度以降の活動を報告させていただきます。  東海環状自動車道は、2005年の愛知万博、中部新国際空港などの国家的プロジェクトとリンクし、整備が進められています。当市内においても昨年度から本格的に着工され、市内の至るところで工事が進められています。  本年3月18日に委員会を開催し、地元で主催されております柿田地区道路問題協議会の活動報告を、また東部まちづくり委員会主催の市民会議が6月に開催され、当委員会からも参加したことを報告いたしました。続いて、東海環状自動車道及び国道21号線バイパス事業の進捗状況についての説明を受けました。あわせて、道の駅事業についても説明を受けました。  東海環状自動車道については、可児市内で延長が 7.1キロメートルありますが、一覧表で説明を受けたところによりますと、2月末現在で16件の工事が施工中であり、全体での東海環状自動車道の工事発注率は90%、完成度は80%とのことでした。  次に、図面と写真により説明を受けましたが、その重立ったところを御報告申し上げます。  まず、21号バイパス工事、大排水路樋門機械設備工事でございます。これは大排水路の下流で可児川への樋門工事を行っており、進捗率は67%でございます。  次に、21号バイパス石森改良工事ですが、現在は市道関係の工事を行っており、その進捗率は4%であります。  インターチェンジ工事は15年度中には盛り土が大体終了し、並行してバイパスの切り回しを行いながら、横断ボックスの工事を施工中であります。  柿田高架橋下部工工事については6月30日には完成する予定で、進捗率は91%であります。  久々利第1トンネルは掘削中であり、第2トンネルは先般貫通をいたしました。第3トンネルは既に13年度に貫通しており、小渕ため池では橋梁下部工工事が進行中であります。また、ため池南では、久々利改良土事のほか6件の工事が施工中であります。  大平トンネル工事は貫通まで約 200メートルであり、進捗率67%であります。懸念していた井戸がれも、一部で水位低下、あるいは大平簡易水道の水源水位の回復がおくれる等、幾分の影響が出ていますが、枯渇等の深刻な影響は出ておりません。飲料水については土岐市からの分水を受けており、市民生活への影響は出ておりません。  以上が、説明を受けた東海環状自動車道と国道21号バイパス工事の進捗状況でございます。  その後質問を受けましたところ、ストックヤードの残土を再利用してコストを下げる予定があるのか、またストックヤードの収支はとの質問に対して、今後はインター周辺の盛り土を行うが、残土の発生時期が少し早いので、親和開発の土地に一時仮置きをして利用する。また、ストックヤードは多少収入が多くなるだろうとの回答がございます。  施設名は決まったか、また小渕ため池の護岸でL字型のコンクリート擁壁はため池の美観に悪いので、対策をお願いしたい。大型ダンプの交通量の苦情が来ているとの質問に対して、施設名については、ほとんどの施設について市の要望として国土交通省に提出をしてある。ただし、可児・御嵩インター橋というものがあるが、インターに関連するということから日本道路公団で検討するとのことである。また、ため池護岸については、国土交通省に美観という観点からもよくお願いをしていく。ダンプの通行量についても改善を図るようにお願いをするとの回答がございました。  自然保全の状況について調査結果を記した本が2冊出されているが、どのようにリンクされているか説明を願いたいとの質問に対して、調査結果をいただいているので、他の関系資料とあわせて一つのデータブックにこれからつくっていきたい。組織についてはこれからの課題であり、環境団体の皆さんとの組織づくりが必要なことも認識しているとの回答。  多治見では、環境審議会の中に市内で一番の先鋒を入れている。そのことによって職員の体力もついてくる。可児市の地域資源として小渕ため池にかかわった人を生かしていける方策をとっていただきたいという要望がございました。  小渕周辺で保護団体の代表の方から、「あれだけ大きい工事をやって、河川があのように残っているのは、大変気を使ってやっていただいている。あるいは木一本もテープで巻いて保護している」という、そんな評価をいただいているとのことでした。  そのほかにも質問、意見をいただきましたが、大きくまとめて報告をさせていただきました。  続いて、道の駅事業であります。  2月24日の全員協議会の資料と同じもので説明を受けました。その後の進捗状況は、コンビニの募集の準備に入っているが、多治見砂防国道事務所からは、交通の流れ等の基本調査をする。その上で中部地方整備局と協議して進めていただきたいと言われており、現在、事務所の調査を待っている状況であるとのことでした。  コンビニの導入については、局としては反対ではないが、可児の道の駅で何を展開するのか柱が欲しいと言われており、このことについては、高齢化とか情報の多様化等により情報の集約化をしていきたいと言ってきておりますが、もう少し肉づけが必要であろうと思われます。  その後、意見を伺ったところ、コンビニに決まった経緯をいま一度説明願いたいとの質問に対して、まず道の駅の中には地域振興エリアがあるが、どういったものをつくるかが課題であり、市民からもいろんな意見をいただき、また花フェスタ、史跡といったこともアイデアとして出ましたが、こういったもので道の駅に多くの人が来ていただけるかというと若干弱いと考えられる。また、第三セクターによる運営は非常に厳しいであろうし、特に産業の収入により利益還元できるものを考えるのは厳しいと思われます。そこで、採算性についてのシミュレーションを実施したところ、その結果、公的施設の維持費として年間 1,000万円の経費が必要になる上に、さらなる経費負担を避ける方向で考え、物を売る専門家の方で採算性を重視したということが1点。もう一つは、可児の道の駅は都市型であることから、情報収集や発進の拠点という意味合いでの業種ということで考えたのがコンビニである。コンビニでは、公共料金の支払いから民間のイベント情報等をすべて窓口で行えるようになっておりますし、地震時の防災拠点としての見直しもなされています。そういったことからコンビニの方が活用度があるのではないかと考えます。懸念されるのは、事業者が採算が合わないことから早期に撤退するのではないかということですが、これには5年間は継続するという条件をつけることにしております。もう一つ、集客効果も加味し、常設のリサイクルステーションを、市民団体に運営をお願いする形で設置できないかと考えておりますとの回答。  5年間営業継続ということですが、コンビニのチェーン店は途中でやめると違約金を払わなければならないのでこれでよいと思う。選択肢としてはこれしかないかと思う。休憩所として利用される場合、最新型のトイレを設置するようにならないかとの意見に対し、国土交通省がトイレ、情報施設をつくるので、これから検討されることになる。トイレは現状ではなかなかウォシュレットまでは行かないと思われるが、引き続き要望していくとの回答。  それから、道の駅の特徴に関するアドバイス、委員会のあり方等にご意見をいただきました。  その後、現場視察に出向き、柿田トンネルの坑口からインターチェンジ方向を、また小淵ため池南の現場より久々利第3トンネルを、最後にストックヤードを視察いたしました。  以上が、昨年から1年間の特別委員会の報告となりますが、インターチェンジ及び高規格道路の建設という、可児市にとって経験をしたことがない一大プロジェクトに対し、議会としてできるだけかかわりを持ち、地域住民の方と連携をとりながら、よりよいまちづくりを目指さなければならないと考えております。  皆様におかれましても、今後ともなお一層の御協力をお願い申し上げ、本委員会の委員長報告とさせていただきます。 57: ◯議長奥田俊昭君) 可児市郡合併検討特別委員長 澤野隆司君。 58: ◯可児市郡合併検討特別委員長(澤野隆司君) 可児市郡合併検討特別委員会の活動につきまして、委員会の活動を中心に、関連する機関の動きもあわせて御報告申し上げます。  可児市・御嵩町・兼山町1市2町の合併問題につきましては、昨年10月24日に御嵩町長、兼山町長の連名で可児市長に「可児市郡合併協議について」の申し入れがあり、11月6日に可児市長が両町長あてに申し入れを受け入れる旨の回答をしたことから始まっております。  その後、市当局におきましては、昨年12月1日に可児市郡合併検討協議会設置準備室を設置する一方、議会におきましては、12月定例会において、可児市、御嵩町、兼山町の市町村合併の推進についての請願を採択するとともに、可児市議会可児市郡合併検討特別委員会を設置し、可児市郡の合併間題についての協議検討の体制を整えたところであります。  特別委員会は、任意の合併協議機関として、昨年12月19日に設置されました可児市郡合併検討協議会における協議項目についての議会への報告及び議会としての意見集約を図るため、同検討協議会の開催にあわせて、随時開催してまいりました。  可児市郡合併検討協議会におきましては、12月19日、1月22日、2月10日、2月27日、3月10日の合計5回開催され、それにあわせて可児市議会可児市郡合併検討特別委員会は、12月19日、1月17日、1月27日、2月12日、2月24日、2月28日、3月6日の合計7回開催したところであります。  その結果、可児市郡合併検討協議会におきましては、合併の方式は、編入方式とする。2合併の期日は、合併特例法の期限内とする。3市の名称は、可児市とする。4事務所の位置は、現在の可児市庁舎とする。5議員の定数・任期の取り扱いについては、地方自治法による規定を基本に法定協議会で協議する。6農業委員の定数・任期の取り扱いについては、すべて可児市農業委員に統合するが、選挙による委員は可児市の委員の残任期間まで在任し、その他必要な事項は法定協議会で協議する。7地方税の取り扱いについては、負担の公平を原則としながら、法定協議会で協議する。8一般職職員の身分の取り扱いについては、すベて可児市の職員として引き継ぐ。9地域審議会の設置については、御嵩町、兼山町の意向を基本とし、必要に応じて設置するなどが合意され、あわせて合併特例法に基づく法定の合併協議会を設置することが合意され、本年3月定例会において法定の合併協議会の設置が議決され、4月1日に可児市郡合併協議会が設置されたところであります。  4月以降の動きにつきましては、第1回合併協議会が5月9日に、第2回合併協議会が5月27に開催され、それにあわせて5月19日に第8回特別委員会を開催し、第1回合併協議会の報告及び第2回合併協議会の協議項目の検討を、また5月28日に第9回の特別委員会を開催し、第2回合併協議会の報告をしたところであります。  これまでの合併協議会で合意された協議項目は、1合併の方式は、編入方式とする。2市の名称は、可児市とする。3事務所の位置は、現在の可児市庁舎とする。4合併の目標期日は、平成17年2月1日とする。5農業委員の定数・任期の取り扱いについて、御嵩町及び兼山町の農業委員会は可児市農業委員会に統合する。御嵩町及び兼山町の農業委員のうち選挙による委員は、可児市農業委員会の委員の残任期間にあわせて、引き続き可児市農業委員会の委員として在任する。合併後の可児市農業委員会の選挙による委員の定数等については改めて協議する。6地域審議会の設置については、御嵩町及び兼山町の各区域に地域審議会を設置する。地域審議会の詳細については改めて協議するであります。  1議員の定数・任期の取り扱い、2地方税の取り扱い(個人市民税均等割・都市計画税)が継続協議となっており、今後は合併特例法による協定項目のほか、すり合わせが必要な項目や各種事務事業の取り扱いなどについて、順次合併協議会において協議が進められることとなっており、特別委員会といたしましても、協議会の進捗状況にあわせながら随時開催し、協議をしていきたいと考えております。  21世紀は地方の時代であると言われております。市町村は基礎的自治体であり、総合行政のサービス主体であります。住民との距離が最も身近であり、住民の声が最も反映しやすい組織であります。地方分権時代の本格的な到来の中において、市町村中心の地方行政を確立していくためには、社会情勢の変化等を踏まえ、福祉、環境、教育等の住民に身近な課題をみずから解決していくための自治能力の向上が不可欠であり、合併も一つの選択肢として検討していかなければならない課題であると認識しております。可児市郡1市2町の合併問題につきましては、常に可児市民の立場に立ち、市民の利益を最優先に取り組んでいかなければならないと考えており、特別委員会といたしましても、議員各位、市当局と連携しながら活動を進めてまいりたいと考えております。  以上、概略でございましたが、可児市郡合併検討特別委員会報告とさせていただきます。ありがとうございました。 59: ◯議長奥田俊昭君) 以上で各特別委員会の報告は終わりました。   ──────────────────────────────────────   閉会の宣告 60: ◯議長奥田俊昭君) 以上をもちまして今期定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。                 〔挙手する者あり〕 61: ◯議長奥田俊昭君) 6番議員 伊藤健二君。 62: ◯6番(伊藤健二君) 今の特別委員会報告についての質疑は許されませんでしょうか。東海環状特別委員会に尋ねたいことが1点あります。 63: ◯議長奥田俊昭君) お諮りいたします。今、動議が出されましたが、報告に対しましての質疑を許してもよろしいですか。  ここで採決いたします。質疑の発言を許可することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 64: ◯議長奥田俊昭君) 起立少数と認めますので、これを却下いたします。                〔「議長」の声あり〕 65: ◯議長奥田俊昭君) 3番。 66: ◯3番(小川富貴君) こういった場合は議長判断で裁定されるもので、多数決で発言していいのか悪いのかを問われるようなケースではないというふうに基本的に考えるわけですが、御見解をお聞かせ願いたいと思います。 67: ◯議長奥田俊昭君) これは私の権限によりまして、皆さんにお諮りをいたしましたので、お諮りした結果はただいま出ましたとおりでございます。以上です。  それで、質疑は却下いたします。  ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許します。  市長 山田 豊君。 68: ◯市長(山田 豊君) 平成15年第3回可児市議会定例会の閉会に際しまして、一言ごあいさつを申し上げます。  去る5月28日から本日まで、本会議並びに各委員会を通じまして、長期間にわたり慎重な御審議を賜りました議員各位の御労苦に対しまして、心より感謝の意を表する次第でございます。おかげをもちまして、本日、今年度の補正予算案を初め、各種重要案件を原案どおり御議決賜り、厚くお礼を申し上げます。議案審議の中で種々賜りました各位の御意見、御教示につきましては、十分にこれを尊重し、検討を重ねまして、9万 7,000市民の期待にこたえるべく、今後の市政運営に反映してまいる所存でございます。  さて、在任中、幾多の御功績を残されました議員各位の任期の満了する日が間近に迫ってまいりました。皆様御在任中のこの4年間はまさに世紀末から新世紀へと移行する歴史的な瞬間を刻み、また本市にとりましても、市制施行20周年という記念すべき時を刻んだ、大変重要な時期でありました。とりわけバブル崩壊後の景気の低迷は、新世紀を迎えてもなかなか好転することなく、財政事情が日増しに厳しさを増す中、本市が各分野におきまして着実に成果を上げることができましたのも、ひとえに議員各位の昼夜を問わない、まさに粉骨砕身、市政の進展に御尽力されましたたまものと深く敬意を表する次第であります。  また、地方分権一括法の施行から3年を経過し、いよいよ国においても地方においても徹底した行財政改革を断行し、真の分権型社会を実現させようと白熱した議論が展開されております。本市といたしましても、将来像を常に思い描きながら、市民本位のまちづくりを推し進めてまいる所存でありますので、議員各位のより一層の御支援をお願い申し上げるものであります。  皆様の任期満了に伴う次期市議会議員選挙が近づいてまいりますが、引き続き御出馬されます方々におかれましては、見事御当選の栄をかち取られ、再びこの議場においてお目にかかれますよう心より御検討をお祈り申し上げます。  また、今期を最後に御勇退されます方々もおありとお伺いいたしておりますが、どうか御在任中と変わることなく、本市の市政に対しまして御支援、御指導を賜りますようお願い申し上げます。  これからじめじめと湿った梅雨の季節を経て、一段と酷暑に向かう折でございます。くれぐれも健康に御留意され、御自愛いただきますようお祈り申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。 69: ◯議長奥田俊昭君) それでは、これをもちまして平成15年第3回可児市議会定例会を閉会いたします。  長期間にわたりまして、まことに御苦労さまでございました。                                 閉会 午前10時50分  前記のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     平成15年6月13日         可児市議会議長     奥  田  俊  昭         署 名 議 員     可  児  教  和         署 名 議 員     大  雅  清  光 発言が指定されていません。 Copyright (c) KANI CITY PLENARY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...