各務原市議会 2021-06-04
令和 3年第 3回定例会−06月04日-01号
さて、
市長3期目のスタートに当たり、さきの
選挙戦を通じて
市民の皆様にお伝えした3つの
ビジョンを申し上げます。
1つ目の
ビジョンは「ひとを育む」であります。人は大きな
可能性を持っています。その
可能性はやがて夢となり、そして人生を豊かにします。この
各務原を、人と夢を育てる
まちにしていきたい。その思いを「ひとを育む」
事業として展開してまいります。
これまで以上に、安心して子どもを産み、そして育てることができる
環境づくりに力を入れます。さらに、地域の資源を最大限活用した
教育環境の充実を図るとともに、確かな学力、豊かな
人間性を育むための
事業を実施してまいります。
2つ目は「くらしを守る」を掲げました。笑顔があふれる元気な
まちをつくるには、人々の暮らしを守ること、そして安全・安心が欠かせません。
人生を充実させる健やかで元気な
まちづくりを進めるとともに、
各務原市で安心して暮らせる環境をつくります。そして、ゴールのない課題である災害に備える安全・安心な
まちづくりも着実に、そして積極的に進めてまいります。
3つ目は「
まちを支える」であります。魅力や活気のある
まちには多くの人が集います。
ふるさと各務原をそんな
まちにしてまいります。
各務原ならでは、そして「らしさ」を生かした
魅力づくりを進めます。また、充実した生活を支える産業の
活力づくりと、便利で快適に暮らせる都市の
基盤づくりも進めてまいります。これらに加え、プラスアルファとして、未来を見据えた
まちづくりを意識し実行してまいります。これまでと同様、
市民の皆様をはじめ、
自治会や企業の方、そしてNPOの方々などとの対話を大切にし、10年先、20年先の未来を見据えた一手先行く施策を進めてまいります。
これらの
ビジョンは、市の
総合計画で掲げた3つの理念、「誇り」「やさしさ」「活力」に基づき整理してきた
事業に、さらに横串を入れることで
事業の内容を充実させ、今後も
ブラッシュアップを重ねていく考えであります。
以上、3つの
ビジョンに込めた思いを申し上げましたが、その前提として、私の心には、常に
市民の皆様に寄り添い、つなぎ、お支えをしていくという、まさに
市民に近い
市長でありたいという思いがあります。
そして、
まちづくりの基礎は対話であるという私の政治信条に加え、将来への責任が持てる、責任を持たなければならない世代の一員としての自覚を持ち、
まちの未来をしっかりと見据え、正しい
情報を発信し、その場しのぎの政策や
事業を行うのではなく、
市民の皆様と手を携え、思いや目的を共有し、実直に歩みを進めてまいる所存であります。
今の日本、そして
各務原市にも言えることですが、私たちの目の前には大きなものから小さなものまで本当に多くの課題があります。猛威を振るい続ける
コロナウイルスもしかりであります。日常が大きく変化し、様々な活動にも影響を与え、先の見通しも不透明で不安になりがちであります。こんなときだからこそ夢や希望を持ち、揺るぎない情熱を持って力強く歩みを進め、「ずっとこの
まちで」と思える
まちへと育てていくことが私の夢であり使命であります。
この夢の実現のため、この先も果敢なる挑戦を続けてまいります。
議員各位におかれましても、引き続き闊達で大局的な御議論と御助言を賜りますことをお願い申し上げ、私の所信とさせていただきます。
それでは、
今期定例会に
提出いたしました議案につきまして、提案理由を御
説明申し上げます。
今回
提出した議案は、この後議題に上がる議案を含め、
・
専決処分の
承認 4件
・予算の補正 2件
・
条例の制定・改正 10件
・
工事請負契約の締結 1件
・
市道路線の認定・廃止 3件
・人事の案件 2件
の合計22案件です。
まず、
専第3号から
専第6号までの4案件は、
専決処分の
承認に関するものであります。
専第3号は、
令和2年度
一般会計補正予算(第17号)を定めたもので、地方交付税、市債等の確定、特別定額給付金給付
事業の
事業費の確定、財政調整基金への積立てなどによる歳入歳出予算、繰越明許費及び地方債の補正をしております。
歳入歳出予算の補正につきましては、11億7643万8000円を追加し、補正後の予算総額を785億3433万5000円としております。
歳入は、
・市税 11億6059万円
・地方交付税 1億5109万6000円
・国庫支出金 5億371万円
・庁舎等整備基金繰入金 減額 4億76万1000円
・市債 減額 2億8396万2000円
などを計上しております。
一方、歳出は、
・特別定額給付金給付
事業 減額 1億3529万4000円
・庁舎等建設
事業 減額 2億5243万3000円
・財政調整基金積立金 6億4800万円
などを計上しております。
繰越明許費の補正につきましては、年度末までに
事業が完了しない見込みとなったことから、救急廃棄物処理
事業ほか1件を追加したものであります。
地方債の補正につきましては、
事業費の確定等に伴う起債額の確定により、産業文化センター
施設整備
事業債ほか24件の変更をしたものであります。
専第4号は、地方税法等の一部改正に伴い、市
税条例などの関係
規定を整備したものです。
専第5号は、
令和3年度
一般会計補正予算(第1号)を定めたもので、低所得のひとり親の子育て世帯に対する生活
支援特別給付金給付
事業を行うため、歳入歳出予算にそれぞれ8589万7000円を追加し、補正後の予算総額を531億5589万7000円としております。
歳入は、
・国庫支出金 8589万7000円
を計上しております。
一方、歳出は、
・子育て世帯生活
支援特別給付金給付
事業 8589万7000円
を計上しております。
専第6号は、
令和3年度
一般会計補正予算(第2号)を定めたもので、県が岐阜県
新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金(第5弾)の支給をすることに伴い、歳入歳出予算にそれぞれ7488万円を追加し、補正後の予算総額を532億3077万7000円としております。
歳入につきましては、
・財政調整基金繰入金 7488万円
を計上しております。
一方、歳出は、
・
新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金支給
事業 7488万円
を計上しております。
次に、議第40号は、
令和3年度
一般会計補正予算(第4号)を定めようとするもので、里山林整備
事業をはじめ、チョイソコ運行負担金
事業、清流の国ぎふふるさと魅力体験
事業など、当面の行政需要に対応するため、歳入歳出予算、債務負担行為及び地方債の補正を行うものであります。
歳入は、
・国庫支出金 2795万円
・県支出金 252万5000円
・財政調整基金繰入金 3021万7000円
・市債 1470万円
などを計上しております。
一方、歳出は、
・里山林整備
事業 215万円
・チョイソコ運行負担金
事業 124万8000円
・清流の国ぎふふるさと魅力体験
事業 37万5000円
・修学旅行
感染症対策に係る
支援事業 3021万7000円
などを計上しております。
この結果、一般会計の歳入歳出予算にそれぞれ8898万7000円を追加し、補正後の予算総額を537億3339万6000円とするものであります。
債務負担行為の補正につきましては、路線バス実証運行
事業費補助
事業を追加するものであります。
地方債の補正につきましては、起債対象
事業費の追加により、
特別支援学校施設整備
事業債を追加し、道路橋梁
事業債ほか2件を変更するものであります。
次に、議第41号から議第50号までの10案件は、
条例の制定・改正に関するものであります。
議第41号は、多文化共生推進プラン策定委員会委員の報酬の額を定めるなどのため、議第42号は、
職員の服務の宣誓書への押印などを不要とするため、議第43号は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律などの施行に伴い、議第44号は、地方税法などの一部改正に伴い、議第45号及び議第46号は、自動交付機の廃止などに伴い、議第47号は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、議第48号は、内閣府令などの一部改正に伴い、それぞれ関係
規定を整備するため、議第49号は、多文化共生推進プラン策定委員会を設置するため、議第50号は、旅客特定車両停留
施設の構造の
基準を定めるなどのため、それぞれ
条例を制定・改正しようとするものであります。
次に、議第51号は、
各務原市庁舎解体工事を総合評価一般競争入札の結果に基づき7億1500万円で協和・足立特定建設工事共同企業体と
工事請負契約を締結しようとするものであります。
議第52号から議第54号までの3案件は、
市道路線の認定・廃止に関するものであります。
議第52号は、開発行為により設置された道路を市道として認定しようとするもので、議第53号は、鵜沼駅東部第三土地区画整理
事業に伴い、
市道路線の再編成をするため、議第54号は、一部を道路の用に供していない
市道路線の再編成をするため、それぞれ廃止及び認定をしようとするものであります。
最後に、議第55号及び議第56号の2案件は、人事の案件に関するものであります。
議第55号は、
各務原市
教育長 加藤壽志氏の任期が7月12日に満了するため、再び同氏を任命しようとするもので、議第56号は、
各務原市
固定資産評価員 田中幸広氏から辞任の申出があったため、その後任に永井昭徳氏を選任しようとするものであります。
いずれも人格、識見ともに優れ、その職務を全うされるに適任であると存じます。
以上、御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願いを申し上げます。
○
議長(
川嶋一生君) 以上で
説明は終わりました。
───────────────────────────
○
議長(
川嶋一生君) 質疑の発言通告書は6月7日午前10時までに御
提出ください。
───────────────────────────
△
日程第24、議第39号
○
議長(
川嶋一生君)
日程第24、議第39号を議題といたします。
───────────────────────────
○
議長(
川嶋一生君)
職員の朗読を省略し、
提出者の
説明を求めます。
市長 浅野健司君。
(
市長 浅野健司君登壇)
◎
市長(
浅野健司君) それでは、議第39号について、御
説明を申し上げます。
議第39号は、
令和3年度
一般会計補正予算(第3号)を定めようとするもので、低所得のひとり親以外の子育て世帯に対する生活
支援特別給付金給付
事業及び新型
コロナウイルスワクチン接種に係る
医療機関・医療従事者への
支援及び体制確保
事業を行うため、歳入歳出予算の補正を行うものであります。
歳入は、
・国庫支出金 1億4054万8000円
・県支出金 5882万円
・財政調整基金繰入金 2億1426万4000円
を計上しております。
一方、歳出は、
・子育て世帯生活
支援特別給付金給付
事業 1億4054万8000円
・新型
コロナウイルスワクチン接種に係る
医療機関・医療従事者への
支援及び体制確保
事業
2億7308万4000円
を計上しております。
この結果、一般会計の歳入歳出予算にそれぞれ4億1363万2000円を追加し、補正後の予算総額を536億4440万9000円とするものであります。
以上、御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願いを申し上げます。
○
議長(
川嶋一生君) 以上で
説明は終わりました。
───────────────────────────
○
議長(
川嶋一生君) 質疑の発言通告書は本日午前10時35分までに御
提出ください。
───────────────────────────
○
議長(
川嶋一生君) これより議案精読のため、午前10時45分まで休憩といたします。
(休憩) 午前10時29分
───────────────────────────
(再開) 午前10時42分
○
議長(
川嶋一生君) 休憩前に引き続き
会議を開きます。
───────────────────────────
○
議長(
川嶋一生君) これより質疑に入りますが、質疑の通告はありません。
これをもって質疑を終結いたします。
───────────────────────────
△1、
委員会付託省略(議第39号)
○
議長(
川嶋一生君) おはかりいたします。ただいま議題となっております議第39号については、
委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
川嶋一生君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の議第39号については、
委員会付託を省略することに決しました。
───────────────────────────
○
議長(
川嶋一生君) これより討論を行います。
討論はありませんか。
(「
議長」と呼ぶ者あり)
○
議長(
川嶋一生君) 7番 杉山元則君。
(7番 杉山元則君登壇)
◆7番(杉山元則君) 議第39号
令和3年度
各務原市
一般会計補正予算(第3号)に対して、
市民派・チームみらいを代表して賛成討論をいたします。
菅総理は、65歳以上の高齢者に対する新型
コロナウイルスワクチン接種を7月末までに終えることを明らかにしました。今回の
補正予算は、その目標を達成するために、医療従事者の協力金単価などを見直し、本来の診療が忙しい中で御協力をお願いする7月末までの予算となっています。高齢者からは、接種予約をしたいが電話がつながらないといった声を聞くことがよくありますが、予約ができ、接種ができることになって安心しているという声も多いと感じます。
感染拡大が広がる中で、待ちに待った
ワクチン接種に大きな期待を寄せる声が多くありますが、反面、新型
コロナウイルスワクチンについては、今までの鶏卵法ではなく遺伝子組替え
ワクチンということで、一定数不安に思っている人もいます。その有効性については様々な意見がありますが、長期的な安全性については実際は分からないのが現実で、
情報の在り方についてだけ述べさせてもらいます。
本市は、
ワクチン接種を受けることは強制ではないと。自らの意思で接種を受けること、接種を強要したり、接種を受けない人に差別的な扱いをしないことなどをしっかり
情報発信していると認識しています。しかし、安全性を問う
情報について平等に伝わっていないことを危惧しています。広報などの
情報のあるべき姿は、ミスリードとならないようなるべく両面からの考えを伝え、
市民が自ら考えるきっかけとなるよう
情報発信していく必要があると考えますので、かわら版やホームページに
ワクチンについての
情報提供をお願いいたします。
ワクチン接種は希望者に短期間に接種する必要があり、医療従事者の御協力が頼りになります。接種作業に関わる全ての方に感謝を申し上げて、この議案に賛成といたします。
(「
議長」と呼ぶ者あり)
○
議長(
川嶋一生君) 12番 波多野こうめ君。
(12番 波多野こうめ君登壇)
◆12番(波多野こうめ君) 議第39号
令和3年度
各務原市
一般会計補正予算(第3号)について、賛成討論を行います。
ひとり親世帯以外の低所得の子育て世帯に、子育て世帯生活
支援特別給付金として子ども1人につき5万円を支給するもので、全て国費です。対象となる児童扶養手当受給者や非課税世帯については市は把握できますが、公的年金給付等受給者で児童扶養手当の申請を行っていない世帯、確定申告をしていない低所得者、これまで児童扶養手当の所得制限限度額を上回っていた方で、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて収入が減少し、家計が急変している世帯は申請が必要です。
「広報かかみがはら」やホームページで周知することは当然です。より分かりやすく書いた1枚のチラシにして配布するとか、幼稚園、保育所、小・中学校を通してお知らせをするとか、子育て応援サイト「ポケット」や「キッズページ」など、SNSなどによる
情報発信などありとあらゆる媒体を使って広報をし、誰一人取り残さないという観点で周知を徹底することを求めます。
また、予防接種費については、
ワクチン接種に係る医師や看護師などの手当の単価の引上げを要望してきましたが、ようやく国・県が実施することとなり、それに伴う予算措置であり賛成をいたします。以上です。
○
議長(
川嶋一生君) ほか、討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○
議長(
川嶋一生君) これをもって討論を終結いたします。
───────────────────────────
○
議長(
川嶋一生君) これより採決を行います。
おはかりいたします。議第39号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(
川嶋一生君) 起立全員であります。よって、議第39号は原案のとおり可決されました。
───────────────────────────
△
日程第25、
請願第1号から
日程第29、
請願第5号まで
○
議長(
川嶋一生君)
日程第25、
請願第1号から
日程第29、
請願第5号までの5案件を一括し、議題といたします。
───────────────────────────
○
議長(
川嶋一生君)
職員の朗読を省略し、紹介
議員の
説明を求めます。
初めに、
請願第1号並びに
請願第4号、
請願第5号の3案件について、7番 杉山元則君。
(7番 杉山元則君登壇)
◆7番(杉山元則君)
請願第1号並びに
請願第4号並びに
請願第5号を続けて
説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
請願第1号です。
新
特別支援学校の建設に合わせて、現
各務原特別支援学校を軽度の知的障がい者のための
高等特別支援学校機能を持つ
施設に再生することを求める
請願であります。
請願趣旨です。要約して読ませていただきます。
(
請願趣旨)
各務原市は、
令和3年3月に
各務原市
特別支援学校整備基本構想・基本計画を策定し、
令和7年に既存の
各務原特別支援学校の機能は、鵜沼羽場町に新設する
特別支援学校に移転する方針を示しています。
岐阜県は、平成29年3月に新子どもかがやきプラン(平成29年度から
令和5年度の7年間)を策定し、その中で、
特別支援学校高等部において、卒業後企業への就職を目指す軽度知的障がいのある生徒が増えている現状に対応するため、重点施策で県内各地域への
高等特別支援学校機能の整備を進めています。
高等
特別支援学校とは、軽度知的障がいのある生徒を対象に、一般企業等への就労を目指して職業教育を中心的に行う新しいタイプの学校で、平成29年に岐阜清流高等
特別支援学校、平成30年に西濃高等
特別支援学校が開校しました。このような状況の中で、
各務原らしい特色のある特別
支援教育を実施するのであれば、
各務原市にも
高等特別支援学校機能があるべきです。
(
請願事項)
新
特別支援学校の建設に合わせて、現
各務原特別支援学校を軽度の知的障がい者のための
高等特別支援学校機能を持つ
施設に再生すること。
請願第4号
各務原市新
総合体育館整備基本構想(素案)に関する
パブリックコメントの
採用可否判断基準に関する
請願。
(
請願趣旨)
各務原市新
総合体育館整備基本構想(素案)に関する
パブリックコメントの募集が行われ5名の方から17件のコメントがあったと
報告及び公開がされました。しかしながら実態はそれ以外にもコメントが市にあったにもかかわらず公表をしていません。
公開された17件のうち1件は、他に比べ圧倒的に文章の量が多く「趣旨を損なわない程度に要約する」と市側の
基準がありますが要領を得ておりません。公表内容は意図的に作成されているとしか考えられません。
また、新総合体育館の整備の理由に「コートの規格に適合していないため、正式な大会が開催できない」とありますが、複数面での同時開催ができないだけであり、現体育館で全く大会が行えないわけではありません。これは一般
市民をミスリードするもので、公平さに欠けた
パブリックコメントの結果公表となっています。
(
請願事項)
当該
パブリックコメントは公平さを保つために全数公開とすること。
基準に反したと判断されるコメントは理由を公開すること。
請願第5号
各務原市
特別支援学校整備に関する
市民説明会における
退場発言の撤回と陳謝の意を
議会にて表明することを求める
請願。
(
請願趣旨)
去る
令和3年1月23日に、産業文化センターあすかホールで開催された
各務原市
特別支援学校整備に関する
市民説明会において、
市民が建設予定地についての自分の見識をもって発信している途中に教育委員会事務局牧田参与が、その
市民に向かって何の協議もなく、何の事前注意勧告もなしに発言を遮り、突然、退場要請の発言を行ったことは民主主義の根幹を揺るがす行為です。
このような行為を容認することは、今後この種の
説明会等において、有意義な
市民の御意見が発せられるのを心理的に抑制することとなり「開かれた市政」に逆行することとなります。
(
請願事項)
本人及び管理責任者は
退場発言の撤回と陳謝及び反省の意を
議会にて表明すること。
詳しくはお手元の
請願文書表をお読みください。
以上、賛同をよろしくお願いいたします。
○
議長(
川嶋一生君) 続いて、
請願第2号について、12番 波多野こうめ君。
(12番 波多野こうめ君登壇)
◆12番(波多野こうめ君)
請願第2号 18歳年度末までの
医療費助成制度拡充を求める
請願について
説明をいたします。
市民や医療関係者の運動で、子ども医療費助成制度が大きく広がっています。一方、対象年齢や所得制限など自治体間で制度の格差が生じています。
コロナ禍で困窮する家庭が急増する中、窓口負担が少額でも受診を我慢をせざるを得ない状況もあります。お金の有無で健康と命に格差が生じることはあってはいけない、安心して必要な医療が受けられるようにすることです。
そのために、
各務原市として18歳年度末まで医療費助成制度を窓口無料で実施し、同時に国や県にも18歳年度末までの窓口無料を求め、財政
支援を求めると同時に、自治体間格差をなくそうとするものです。
議員の
皆さんも、子どもの医療費助成の拡大は必要であると考えておられると思います。
議員発議の意見書を
提出する動きもあります。ぜひ、この
請願に御賛同いただきますことをお願いし、
説明といたします。
○
議長(
川嶋一生君) 続いて、
請願第3号について、11番
永冶明子君。
(11番
永冶明子君登壇)
◆11番(
永冶明子君) 日本共産党、
永冶明子です。
請願第3号
後期高齢者医療制度窓口負担2割化の撤回を求める
意見書採択についての
請願について紹介させていただきます。
現在、国会で75歳以上の医療費窓口負担を導入する医療費2倍化法案が強行されようとしています。
コロナ禍で、足りない年金を補うために働かざるを得ない高齢者や、その生活を支える現役世代は廃業・失業が広がっています。全世代が苦しんでいるときに、高齢者狙い撃ちの負担増など断じてやるべきではありません。
現役世代の負担軽減のためと政府は言いますが、軽減分は働く人1人当たり月平均33円にすぎず、公費負担は年1140億円の減額です。国会論戦などを通じて、高齢者の命と健康を脅かし、人権侵害でもあるということが浮き彫りになっています。
1割から2割負担の導入で恐ろしいのは、受診控えによる健康悪化です。負担増は平均でも年間3万4000円、
医療機関を頻繁に利用する高齢者ほど負担は大きくなります。この間、2度の消費税増税に加えて、年金は6月支給分から引き下げられて、高齢者の暮らしは単身年収200万円、夫婦で320万円の3割超えが現実です。現時点でも負担のところに窓口2倍負担では、受診控えをせざるを得なくなります。
国保料も介護保険料も値上がりが続いています。政府は応能負担を言いますが、
コロナ禍の下でも富を増やしている富裕層や大企業にこそ求めるべきですし、制度の持続
可能性を言うのなら、公費負担こそ増やすべきです。政府はやるべきことをやらず、これほどの危機的な状況の中で、このような高齢者を直撃する悪法を強行することは許せるものではありません。
各務原市
議会として容認できるものではないではありませんか。
全ての世代に関わる法の成立であり、
市民に寄り添い、不安なく元気に暮らせる日常の市政を実現することを目指すその意味でも、
議員各位の同法案への
意見書採択に心からの賛同を求めます。よろしくお願いいたします。
───────────────────────────
○
議長(
川嶋一生君) 以上で
説明は終わりました。
───────────────────────────
△1、
委員会付託(
請願第1号から
請願第5号まで)
○
議長(
川嶋一生君) ただいま議題となっております5
請願については、お手元に配付いたしました付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
なお、委員会は会期
日程表のとおり開催する旨、委員長に代わって告知いたします。
───────────────────────────
△
日程第30、岐阜県
後期高齢者医療広域連合議会議員の
選挙
○
議長(
川嶋一生君)
日程第30、岐阜県
後期高齢者医療広域連合議会議員の
選挙を行います。
(11番
永冶明子君、12番 波多野こうめ君退場)
○
議長(
川嶋一生君) おはかりいたします。
選挙の方法については、
地方自治法第118条第2項の
規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
川嶋一生君) 御異議なしと認めます。よって、
選挙の方法については、指名推選によることに決しました。
おはかりいたします。指名の方法については、
議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
川嶋一生君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法については、
議長において指名することに決しました。
これより指名いたします。
岐阜県
後期高齢者医療広域連合議会議員には、
市長 浅野健司君を指名したいと思います。
おはかりいたします。ただいま
議長において指名いたしました
市長 浅野健司君を当選人と定めることに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
川嶋一生君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
市長 浅野健司君が岐阜県
後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました
市長 浅野健司君が議場におられますので、本席から
会議規則第32条第2項の
規定により告知いたします。
(11番
永冶明子君、12番 波多野こうめ君入場)
───────────────────────────
△
日程第31、
木曽川右岸地帯水防事務組合議会議員の
選挙
○
議長(
川嶋一生君)
日程第31、
木曽川右岸地帯水防事務組合議会議員の
選挙を行います。
おはかりいたします。
選挙の方法については、
地方自治法第118条第2項の
規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
川嶋一生君) 御異議なしと認めます。よって、
選挙の方法については、指名推選によることに決しました。
おはかりいたします。指名の方法については、
議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
川嶋一生君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法については、
議長において指名することに決しました。
これより指名いたします。
市長の推薦に基づき、
選挙する
議員には、岐阜市前一色2丁目8番5号、平工泰聡君を指名いたします。
おはかりいたします。ただいま
議長において指名いたしました平工泰聡君を当選人と定めることに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
川嶋一生君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました平工泰聡君が
木曽川右岸地帯水防事務組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました平工泰聡君が議場におられますので、本席から
会議規則第32条第2項の
規定により告知いたします。
───────────────────────────
△
日程第32、
休会期間の決定
○
議長(
川嶋一生君)
日程第32、
休会期間の決定を議題といたします。
おはかりいたします。議案精読のため、6月5日から6月15日までの11日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
川嶋一生君) 御異議なしと認めます。よって、6月5日から6月15日までの11日間休会することに決しました。
質問の発言通告書は6月7日午前10時までに御
提出ください。
───────────────────────────
△1、散会
○
議長(
川嶋一生君) 以上で本日の
日程は全部終了いたしました。
本日はこれをもって散会いたします。
(散会) 午前11時5分
───────────────────────────
地方自治法第123条第2項の
規定により、ここに署名する。
各務原市
議会議長 川 嶋 一 生
各務原市
議会議員 瀬 川 利 生
各務原市
議会議員 永 冶 明 子...