各務原市議会 2021-03-25
令和 3年 3月25日建設水道常任委員会-03月25日-01号
令和 3年 3月25日
建設水道常任委員会-03月25日-01号令和 3年 3月25日
建設水道常任委員会
建設水道常任委員会記録
令和3年3月25日(木曜日)午前10時開議
議事堂第3委員会室
【付託事項】
1.議第 3号 令和3年度各務原市
一般会計予算の所管事項
2.議第 7号 令和3年度各務原市
水道事業会計予算
3.議第 8号 令和3年度各務原市
下水道事業会計予算
4.議第28号 各務原市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例
5.議第29号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例
6.議第32号 財産の取得(
特定公園施設)
7.議第33号 市道路線の認定(市道蘇北797号線ほか4路線)
【協議事項】
1.議会閉会中の継続調査の申出について
〇出席委員(6名)
委員長 横 山 富士雄 君
副委員長 指 宿 真 弓 君
委 員 杉 山 元 則 君
委 員 岩 田 紀 正 君
委 員 坂 澤 博 光 君
委 員 吉 岡 健 君
〇オブザーバー(1名)
議 長 川 嶋 一 生 君
〇傍聴議員(2名)
2 番 水 野 岳 男 君
12 番 波多野 こうめ 君
〇説明のため出席した者の職氏名
市 長 浅 野 健 司 君
副市長 磯 谷 均 君
副市長 小 鍋 泰 弘 君
企画総務部財政課長 南 谷 康 介 君
都市建設部長 服 部 隆 君
参与(
都市計画課長事務取扱)
澤 田 信 浩 君
技術調整監 中 村 勝 仁 君
次長兼道路課長 中 村 俊 夫 君
土地活用推進室長 遠 藤 徹 君
建設管理課長 山 田 雅 義 君
用地課長 河 田 俊 司 君
河川公園課長 奥 村 仁 志 君
建築指導課長 阿 部 匡 君
水道部長 村 瀬 普 君
次長兼
水道総務課長 小 島 剛 君
水道施設課長 野 田 元 司 君
下水道課長 小 島 敏 英 君
〇職務のため出席した
事務局職員
議会事務局長 村 井 清 孝
総務課長 奥 村 真 里
主任主査兼
議事調査係長 五 島 竜 一
主任書記 阿 部 起 也
主任書記 横 田 直 也
書 記 河 手 美 季
───────────────────────────
(開会) 午前10時
○委員長(
横山富士雄君) ただいまから
建設水道常任委員会を開会いたします。
初めに、皆様にお願いいたします。
新型コロナウイルス感染防止のため、当委員会も
マスク着用の御協力並びに出席者を極力減らして開催しております。発言する際は、
マスク着用のままマイクに近づいてはっきりと発言願います。
また、このような状況にありますので、議案の説明や質疑、答弁は簡潔明瞭に行っていただき、時間短縮に御協力いただきますようお願いいたします。
なお、執行部におかれましては、それぞれの所管の議案の審査が終わりましたら、会議の途中で退席いただいても結構です。
それでは、
今期定例会に審査の付託を受けました各案件について、議案付託表に基づき順次審査願います。
発言は、委員長の許可を得て、一問一答形式により順序よく発言願います。
なお、質疑をする際は資料のページを示してから発言ください。
初めに、議第3号中、当委員会に所管する事項を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎
建設管理課長(山田雅義君) それでは、議第3号 令和3年度各務原市
一般会計予算のうち、
都市建設部が所管いたします主な歳入予算から説明させていただきます。
予算説明書の64、65ページをお願いいたします。
15款使用料及び手数料、1項使用料、7目
土木使用料2億919万5000円は、
道路占用料や
公営住宅使用料などでございます。
続いて、66、67ページをお願いいたします。
2項手数料、4目
土木手数料1475万9000円は、開発許可に係る審査や
屋外広告物設置に伴う手数料などでございます。
次に、68ページをお願いいたします。
16
款国庫支出金、2項
国庫補助金でございます。
70、71ページをお願いいたします。
7目
土木費国庫補助金10億286万3000円は、
国土交通省所管の
社会資本整備総合交付金などでございます。
続いて、3項委託金、1枚おめくりいただき、72、73ページをお願いいたします。
4目
土木費委託金283万8000円は、川島地区内の樋管操作などに対する国土交通省からの委託金でございます。
次に、74ページをお願いいたします。
17款県支出金、2項県補助金でございます。78、79ページをお願いいたします。
7目
土木費県補助金797万2000円は、
建築物等耐震化促進事業への補助金などでございます。
続いて、3項委託金、6目
土木費委託金1122万6000円は、岐阜県が施行する犬山東町
線バイパス及び
主要地方道川島三輪線の
用地取得業務や、
上戸排水機場の操作及び
維持管理業務に対する県からの委託金などでございます。
次に、80、81ページをお願いいたします。
18款財産収入、1項
財産運用収入、2目利子及び配当金8388万5000円のうち、
出資配当金収入として、
ぎふ建築住宅センターの配当金でございます。
続いて、2項
財産売払収入、1目
不動産売払収入1729万6000円のうち、
土地売払収入として、市道那813号線
道路改良事業に伴い、市有地を
代替地用地として売却する費用でございます。
最後に、88、89ページをお願いいたします。
22款諸収入、6項雑入、5目雑入でございます。
1枚おめくりいただき、91ページを御覧ください。
8節土木費雑入702万7000円は、国道21号三
柿野高架下駐車場収入などでございます。
以上で主な歳入予算の説明を終わります。
次に、歳出予算について御説明いたします。
予算説明書の178、179ページをお願いいたします。
8款土木費は39億82万1000円で、総額530億7000万円の
一般会計予算における構成比は7.4%、前年度当初予算に比べ3億2858万7000円の減、比率では7.8%の減となっております。
それでは、この
予算説明書とともに令和3年度各務原市予算の主な事業を参照しながら、
職員給与費等を除いた主な経費について御説明いたします。
予算説明書はそのまま178、179ページを、主な事業は27ページを御覧ください。
1項
土木管理費、1目
土木総務費4億3355万円でございます。
予算説明書の右端の事業名、網かけの部分を御覧ください。
土木総務費2億2271万円は、道路、河川、
法定外公共物、駐輪場などの管理に要する経費、道路照明、
交通安全施設の管理や整備に要する経費、急傾斜地への対策に要する経費などでございます。
次に、180、181ページをお願いいたします。
2項
道路橋梁費、2目
道路維持費5億7035万1000円は、
道路維持補修費として道路舗装、側溝補修、道路施設の修繕などに要する経費でございます。
次に、3目
道路新設改良費10億7887万9000円でございます。このうち主な事業として、
地方道路整備事業費(国交省)7億9758万5000円は、国交省の
社会資本整備総合交付金を財源として行う事業で、
予算説明書の181ページの右下から183ページの右側中段にかけて、11の事業が記載してございます。
これらの概要を順に御説明いたしますと、まず
道路維持改良費は、道路施設の補修や更新を行うための費用で、主な事業としましては、那加中通りの市道那141号線の
舗装打ち換えを実施いたします。
1枚おめくりいただき、183ページの右側を御覧ください。
市道蘇南53号線
道路改良事業費は、六軒駅につながる
蘇原中央通りの歩道の
バリアフリー化を行う費用でございます。
市道那816号線
道路改良事業費は、
那加メインロードとかえで通りの交差点から東に向かって国道21号まで歩道の設置などを行う費用でございます。
防護柵設事業費は、通学路をはじめとした歩道の安全対策のために歩車道を分離する防護柵を設置する費用でございます。
市道鵜1118号線
道路改良事業費は、鵜沼南町通りの国道21号から南に向かって、県事業による犬山東町
線バイパスとの交差点までの区間において道路整備を行う費用でございます。
那加岩地町
周辺生活道路整備事業費は、
日野岩地大野線整備事業に伴い、生活道路が分断される路線について生活道路の再編成を行う費用でございます。
市道鵜985号線ほか3
道路改良事業費は、
特別支援学校の整備に合わせ、地区内の分断解消と主要道路への円滑な接続や、緊急車両が通行できるように道路整備を行うものでございます。
市道各378号線
道路改良事業費は、
各務山土地開発に伴う
アクセス経路の確保と、市内交通の円滑化に向けた新たな道路を整備する費用でございます。
市道那813号線
道路改良事業費は、飛行場通りの
那加メインロードとの交差点から南へ国道21号までの区間において、歩行者等の安全確保や新庁舎への
アクセス機能を向上を図るため、道路整備を行うものでございます。
市道川1号線
道路改良事業費は、歩道の未整備区間を改良して歩道を整備する事業で、実施設計を行います。
市道蘇北396号線
道路改良事業費は、
蘇原中学校北側の
岐阜鵜沼線からおがせ街道までの南北道路において、
蘇原中学校へ向かう通学路に新たに歩道を整備する費用でございます。
続いて、
地方道路整備事業費(防衛省)1億8583万5000円でございます。防衛省の
防衛施設周辺民生安定事業補助金を財源として行う事業で、2事業を予定しております。
市道蘇北390号線ほか2
道路改良事業費は、かえで通りと
岐阜鵜沼線の交差点から北へ向かっておがせ街道までを道路整備するもので、令和2年度から2か年の債務負担により
道路改良事業を行う費用でございます。
次に、市道鵜941号線
道路改良事業費は、
各務野通りの郷戸池西から
にんじん通りまでの交差点を道路拡幅するもので、用地取得や
物件移転補償、踏切の概略設計などに要する費用でございます。
続いて、
県道改良費9150万円は、
犬山東線バイパスや川島三輪線などにおける県施行の
道路改良事業に伴う負担金でございます。
次に、5目
橋梁新設改良費1億1350万8000円でございます。
主な事業のほうは、28ページを御覧ください。
橋梁や歩道橋の長寿命化を図るため、道路法に定められた定期点検を行うとともに、年次計画に基づき補修・耐震工事を実施するもので、令和3年度は3橋の設計、また耐震補強・補修など8橋の工事を実施いたします。
次に、3項河川費、1目
河川総務費5522万円でございます。
予算説明書を1枚めくっていただき、184、185ページをお願いいたします。
このうち
河川管理費2055万3000円は、普通河川の管理のほか木曽川に係る機関の管理業務や、
河川堤防除草業務などに要する経費でございます。
次に、2目
河川新設改良費5424万7000円は、
排水路維持改良費として排水路のしゅんせつ、除草や修繕などの維持管理や、ため池を活用した浸水への対策事業などに要する経費でございます。
次に、4項
都市計画費、1目
都市計画総務費1億9721万円でございます。このうち主なものといたしまして、
都市計画調査費1331万7000円は、コンパクトな
まちづくりを推進するための
立地適正化計画の策定に係る委託費として、令和2年度から2か年の債務負担による費用でございます。また、新鵜沼駅
西部土地区画整理事業に要する費用でございます。
予算説明書を1枚めくっていただき、186、187ページをお願いいたします。
3目街路費1億1906万3000円でございます。このうち
街路管理費4465万5000円は、街路樹の剪定、破損箇所の修繕など、街路管理に要する費用でございます。
続いて、
街路整備事業費7440万8000円は、
都市計画道路の整備に要する費用で、
日野岩地大野線整備事業2期として、
いちょう通り交差点から北へ岐阜市境界まで整備するもので、用地取得や
物件移転補償などに要する費用でございます。
次に、5目公園費3億8596万1000円でございます。
まず
公園管理費2億1046万9000円は、市民公園や学びの森、
各務野自然遺産の森などの維持管理に要する費用や、
リバーサイド21パターゴルフ場の
指定管理料などでございます。
続いて、主な事業は29ページを御覧ください。
公園整備事業費1億570万3000円でございます。街区
公園等整備事業費(補助)は、国交省の補助により前
渡地区木曽川周辺整備事業における公園の実施設計や、サイクリングロードの整備を実施する費用でございます。また、
つつじが丘東公園の
リニューアルに伴う実施設計に要する費用でございます。
市民公園リニューアル整備事業費は、
市民公園パークリノベミーティングを開催し、ワークショップや
簡易実証実験を行う費用でございます。
街区
公園等整備事業費(単独)は、
各務野自然遺産の森において、
自然体験塾棟のかやぶき屋根等を補修する費用でございます。
予算説明書を1枚めくっていただき、188、189ページをお願いいたします。
子ども広場整備助成費は、自治会にて管理している
子ども広場の
維持補修費等を一部助成するものでございます。
次に、6目
都市開発費8688万円でございます。このうち主なものとして、
都市開発管理費3427万5000円は、鵜沼駅前と新鵜沼駅前の両広場、
鵜沼空中歩道、新那加駅自由通路などの施設管理に要する費用でございます。
続いて、
都市再生整備事業費5221万5000円は、新那加駅周辺二期地区として、新那加駅北口に乗降場の整備や通学路のカラー舗装などの工事に要する費用でございます。また、蘇原駅周辺地区として、JR蘇原駅の駅前広場や駐輪場、周辺道路を整備するため、実施設計に要する費用でございます。
次に、7目
緑化推進費1659万4000円でございます。緑の
まちづくり推進費として、
パークレンジャー活動推進事業では
パークレンジャーの推進を、
緑化推進助成では民有地の緑化及び
ブロック塀撤去の助成を行います。また、
道端緑化運動事業、
花苗配布事業など、行政と市民が一体となって市民参加の緑の
まちづくりを推進します。
次に、
予算説明書を1枚めくっていただき、190、191ページをお願いいたします。
主な事業は、30ページをお願いいたします。
8目
地区計画費5841万6000円でございます。
地区計画事業費は、
地区計画道路各務原南7号と12号の実施設計及び
道路改良工事を実施する費用でございます。また、巾下6号ほか5路線の測量及び用地取得などに要する経費でございます。
次に、5項住宅費、1目
住宅管理費4億7154万1000円でございます。このうち、まず
公営住宅管理費1494万5000円は、市営住宅3
団地の維持管理に要する経費でございます。
公営住宅施設整備費4億5659万6000円は、
旭ケ丘住宅A・B棟の
耐震補強工事や雄飛ケ丘第2
住宅受水槽改修工事など、また雄飛ケ丘第1住宅A・B棟の
耐震補強工事等設計業務委託などに要する経費でございます。
次に、2目
住宅建築指導費1億6874万5000円でございます。
住宅建築指導費4076万7000円は、部管理の
住宅建築指導費として
住宅建築指導全般の事務的経費でございます。
予算説明書を1枚めくっていただき、192、193ページをお願いいたします。
住宅建築指導費は、狭あい
道路整備事業に要する経費のほか、
木造住宅耐震診断事業に係る派遣等の
業務委託費などでございます。
住宅建築指導助成費は、木造住宅以外の建築物の
耐震診断費用や木造住宅の
耐震補強工事に係る費用を、また
中山道鵜沼宿や新加納宿における景観形成のための助成金を計上しております。
以上で主な歳出予算の説明を終わります。
続きまして、
債務負担行為について説明させていただきます。
予算書8ページまでお戻り願います。
第2
表債務負担行為は、令和3年度以降にわたって債務を負担する行為をすることができる事項を定めようとするもので、
都市建設部が所管する事項は9ページ、
道路維持補修事業、
都市計画区域区分等変更事業、学びの森緑の
一括管理事業、
市営住宅耐震補強事業、
城山用地取得事業の5事業であり、各事業の期間、限度額につきましては、第2表に記載のとおりでございます。
以上で説明を終わります。
○委員長(
横山富士雄君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(杉山元則君)
債務負担行為なんですけれども、今城山とおっしゃいましたけれども、予算書の9ページですね、これは
教育委員会のほうでも
債務負担行為が上がったんだけど、確認します。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) 1億3200万円ですね、これは
教育委員会のほうの予算でございます。
◎
建設管理課長(山田雅義君) 先ほど
都市建設部所管ということで城山の説明をさせていただきましたけれども、
教育委員会ということですみませんでした。訂正いたします。
◆委員(杉山元則君) まず主な事業ですね、27ページです。
地方道路整備事業費(国交省)の市道蘇南53号線
道路改良事業、この内容を教えてください。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 蘇南53号線につきましては、今年度の工事がちょうど
セブンイレブンの交差点のところまで来ましたので、来年度につきましては、
セブンイレブンからJRの踏切へ向かって所要額に対応する部分の工事を実施してまいります。
◆委員(杉山元則君) この道路は街路灯が今まであったんですが、それの電気代が商店街が払えないということで消えていた部分が一部ありまして、今度防犯灯ということになるわけですけれども、暗い部分がまだあるんじゃないかというふうに思われますが、その防犯灯に変わることによって明るさですね、それはどういうふうに考えられますか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) これまでは商店街のほうが設置した照明ということで、非常に光量も多く視認性もよかったということだと思うんですが、今回は通常の防犯灯に替えるということになりますので、必要最低限の明かりは確保できるというふうに考えております。
◆委員(杉山元則君) 新たにコンビニのところから南のほうへ整備が進むということですけれども、その部分に関しても街路灯が今消えていて暗いという市民の意見があるんですが、防犯灯だけ先に設置すると、そういう計画というのはどう考えられますか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 防犯灯につきましては、どこまでいっても基本的には自治会長さんからの要望に基づいて行いますので、仮に自治会のほうからそういった要望があれば対応していくことになると思います。以上です。
◆副委員長(指宿真弓君) 今と同じところになります。主な事業の27ページの、市道各378号線
道路改良事業2億5892万6000円、こちらなんですけど、各務山西側に新設される南北道路でありますけれど、この事業内容を具体的に教えてください。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 今回の当初予算要求と、実は先日先議で補正予算で確認いただいた部分と合わせて工事を行うものですから、合わせて回答させていただきます。
今年度の追加補正、これは先議案件ですけれども、これが約1億6000万円分の工事がございました。工事費用が充てられることとなっております。それから、今回の当初予算要求のほうでの工事費については約1億5600万円ぐらい、合わせて3億1769万5000円の工事を行うこととなります。具体的には、各務山の北側にあります
各務排水路の付け替え工事、そしてこれに接続する道路側溝、これは約延長480メートルぐらいにわたって工事を行うことと、併せまして各務山の
工業団地内の道路工事、これは約500メートル分の道路を造るための基盤の造成、それから排水路の確保、排水路の整備ですね、そういったことを行っていく予定となっております。
◆副委員長(指宿真弓君) そうすると、来年度の工事における事業の進捗率を教えてください。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 来年度の当初予算分をこなしますと、大体おおむね7割から8割の工事の進捗が見込めるというところになっております。
◆委員(杉山元則君) 令和4年度完成という見込みでよろしいかと思うんですが、その見込みでよろしいですか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) はい、そのように見込んでおります。
◆委員(杉山元則君) これは以前から、南側の
テニスコートの
スポーツ広場前の道路との接続の交差点についていろいろ議論がされているんですけれども、その辺り、県との協議についてどのようになっているのか、信号機が設置されるとか、そういうことについてお聞きします。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 今回の当初予算要求の中には入りませんが、基本的に事業実施は信号設置を前提として整備を行っておりますので、基本的には設置されるものと思っておりますが、ただし最終的な判断はどうしてもやっぱり
公安委員会になりますということを付け加えさせていただきます。
◆委員(坂澤博光君) 27ページの急
傾斜地崩壊対策事業ですけど、工事の内容をちょっと説明してください。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) この事業ですけれども、尾崎地区なんですが、場所は尾崎中央ふれあい会館の北側の斜面です。ここがいわゆる
土砂災害特別警戒区域、
レッドゾーンと言われているところなんですけど、
レッドゾーンの斜面なんですけど、ここをのり面の地質に合わせた安定勾配で一度切り直しをします。そして、斜面の一番下の部分、これはのり尻というんですが、こののり尻には土砂をためるポケットを設けた重力式の待ち受け擁壁というものを設置して安定を図るという事業になっています。
◆委員(坂澤博光君) 関連ですけれども、その
レッドゾーンのところは全部そういう対象になるんですか、対象の条件といいますか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 市内の
レッドゾーンはこれ以外にもたくさんありまして、今回なぜ私どもがここをやるのかというと、
レッドゾーンののり尻のところに要配慮施設とか災害時の避難場所が指定されていますので、今回市が行うということです。ですから、逆に言うとそれ以外のところについては、今のところその予定はございません。
◆委員(坂澤博光君) そうすると、箇所としては令和3年度だけで終わりますか、それとも何か所ありますか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 今の予定は、来年度この尾崎地区の工事を行いますが、その次の令和4年、5年にかけまして那加石山地区、那加第一小学校の北側の斜面ですけれども、ここについて行う予定にしております。
◆副委員長(指宿真弓君) 同じページになりますが、防護柵設置事業について伺います。これは非常に関心も高く、浅野市長のほうも一生懸命取り組んでいただいていて、非常に市内各所で目に見えて防護柵設置されているねというようなお声もいただくんですけど、今回当初予算で4114万円上がっておりますけど、通学路以外交差点部の25か所とありますけど、具体的にどのような交差点か教えてください。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 今回整備にする交差点につきましては、県道と市道の交差点のうち、市道部分の交差点の25か所の防護柵を設置することになります。
◆副委員長(指宿真弓君) 確認です。この通学路における危険な交差点の防護柵設置というのは終了と考えていいんでしょうか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 交差点における防護柵の設置という意味に関しましては、来年度で設置する予定ということとしております。
◆委員(坂澤博光君) 同じページで、交通量及び路床調査というのがありますけれども、この調査の内容をちょっと教えてください。主な事業の27ページ。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) これは、舗装の工事を行うための調査なんですけれども、実際の交通量ですね、そこの道路を走る交通量の調査と、あとは大体おおむね200メートルから300メートル間隔に舗装の下の地質の調査を行ってまいります。
◆委員(吉岡健君) 確認です。防護柵25か所を令和3年度で完了ということでいいですか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 25か所については令和3年度で終わりますし、これまで2か年にわたってやっておりますので、これまでやったものも含めまして、令和3年度には交差点の設置については終わるということです。
◆委員(坂澤博光君) ちょっと先ほどの続きなんですけれども、この調査の対象というのは何かあるんですかね。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 調査の対象としましては、センターラインのある道路のうち、おおむね日当たりの交通量が6000台以上はあるであろうというような路線について調査を行っております。
◆副委員長(指宿真弓君) 同じページで、
県道改良費についてちょっとお尋ねします。
こちらは川島三輪線負担金と、あと犬山東町
線バイパス負担金のほうが計上されておりますけど、用地の取得状況を教えてください。
◎用地課長(河田俊司君) まず川島三輪線につきましては69.7%、犬山東町
線バイパスにつきましては81.5%ということで順調に取得できております。以上です。
◆委員(坂澤博光君) 主な事業の28ページをお願いします。橋梁長寿命化でちょっとさっき言われたけど、もう一回、管渠の設計ともう1つ何か言われたけど、ちょっともう一回確認でお願いします。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 設計の内容ということですか、この事業の内容ですか。
◆委員(坂澤博光君) 事業の内容です。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 事業の内容ですが、まずこれは設計と工事との合計額を当初予算要求させていただいております。設計につきましては耐震化を行う設計、これが3橋分です。内訳としましては、新境川に架かる橋が2橋と、大安寺川に架かる橋が1橋、この3橋を耐震化の設計を行います。
続きまして、工事につきましては、新境川に架かる15メートル以上の橋に西島橋というのがございまして、これについては補修と耐震の工事を行います。それ以外の新境川に架かる15メートル以上の橋が5橋、それから水路に架かる15メートル未満の橋が2橋、その計7橋については通常の長寿命化補修を行います。
◆委員(坂澤博光君) 関連ですけれども、その対象となる橋の基準というのはありますかね、今15メートル以上とか以下とかいう話をされたけど。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) これは道路法のほうで橋長2メートル以上というふうに決まっておりますので、その2メートル以上を対象としております。
◆副委員長(指宿真弓君) 予算書の65ページ、こちらのほうで7目
土木使用料の2節都市計画使用料の中で、学びの森・雲のテラス使用料がありますけれど、使用料の内訳と今回学びの森と南側にオープンする各務原パークブリッジ、これは今週土曜日にオープンかと思うんですけど、こちらの使用料も含まれているのかも併せて教えてください。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) この使用料につきましては、雲のテラスはかかみがはらスタンドが入っているんですけれども、そちらの使用料と、新しく今度建ちました各務原パークブリッジの使用料両方入っております。各務原パークブリッジのほうが年間で約238万円、雲のテラスのほうが年間約57万円となっております。
◆副委員長(指宿真弓君) 関連です。それぞれの積算根拠を教えてください。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) 根拠につきましては、各務原市都市公園条例に基づき決定しております。雲のテラスのほうが、こちらは1平方メートル当たり550円と記載されております。また、各務原パークブリッジのほうは100円以上という規定がございますので、こちらにつきましては、にぎわい拠点創出事業認定公募設置等計画に記載された額ということで、これは事業者から示された額なんですが、120円ということで規定の100円以上ということですので、そういうふうに決定しております。以上です。
◆委員(坂澤博光君) 主な事業の28ページ、ため池活用浸水対策事業というのがありますけど、これの事業内容をちょっと説明してください。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) こちらは下流に浸水被害がある農業用のため池を対象に、今の水位をちょっと低くしまして貯留機能を兼ね備えたことによりまして、下流の浸水被害を軽減するという目的でございます。
◆委員(坂澤博光君) 関連ですけど、対象地域というのは幾つかあるんですかね。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) 下流に被害があるということと、もう1つ、ため池の大きさが5000立方メートル以上というのを決めさせていただいております。5000立方メートル以下の小さな池になりますと、やはり水位を下げてしまいますと農業従事者の方々に大変な迷惑をかけるおそれもございますので、そういった大きなため池を対象としております。ため池は市内に約30か所ほどございますが、そのうちの14か所を対象としております。以上です。
◆委員(杉山元則君) 主な事業の27ページになります。市道那816号線
道路改良事業ですね、この内容を教えてください。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) この事業は商業施設があるんですけれども、816号線に、今ちょうど沿線では川崎重工さんの社宅を建設していますが、あの建設している社宅のところから東へ向かって、六軒通りの交差点までの区間について用地を取得し、両側歩道を整備していく工事になってございます。
◆委員(杉山元則君) 完全に両側歩道になると考えるんですか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 来年工事する部分につきましては両側歩道ということでありますが、まだ再来年度の工事につきましては、さらにそこから西側を行いますけれども、その西側については、今のところ南側だけの歩道を設置していく予定となっております。
◆委員(杉山元則君) 横断歩道と設置というものも要望されているんですが、横断歩道はどういうふうに考えていますか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 現在、地域の方の要望としましては、その途中にある商店への入り口のために横断歩道が欲しいということですので、市としては設置できるように
公安委員会と今協議しているところです。今のところ状況としましては、どうしても設置する横断歩道の両側の民地の方の御協力が必要なものですから、今それぞれに設置させていただきたいということと、若干の民地の入り口の制限がございますので、その辺りの今調整を行っているところとなっております。
◆副委員長(指宿真弓君) 主な事業の28ページ、4項の
都市計画費のところですけど、
都市計画調査費のところで
立地適正化計画策定事業、これは2か年にわたってやられていると思うんですけど、これまでの進捗状況と令和3年度の事業概要を教えてください。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 令和2年度は2回の策定委員会を開催しまして、本市の都市構造の課題の分析と
まちづくりの方針の検討を行いました。さらに人口を誘導する居住誘導区域と行政や商業、医療といった生活利便施設を誘導する都市機能誘導区域と誘導施設の設定の案を作成し、審議をしていただきました。
◆副委員長(指宿真弓君) 令和3年度の事業概要もお願いします。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 令和3年度の予定でございますが、居住誘導区域と都市機能誘導区域、誘導施設の設定、人口や生活利便施設の誘導施策と目標値の設定を行うとともに、県との事前調整、住民説明会やパブリックコメントを実施し、令和4年度当初に設置を公表する予定でございます。
◆副委員長(指宿真弓君) 関連ですけど、それでこれは実際、
立地適正化計画策定委員会の今ので進められている案件ですけれど、各務原市ならではの策定方針とか何かございますか。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](澤田信浩君)
立地適正化計画の核となる居住誘導区域については、市の中心を東西に貫く鉄道と国道の沿線に既に市街地が形成されてきたという本市の都市構造の特性を生かして、今後の人口の動向を踏まえた上で災害危険区域を除去し、設定していく方針でございます。
計画のもう1つの核であります都市機能誘導区域については、都市計画マスタープランで東西の拠点と地域生活拠点として位置づけられております駅周辺の徒歩圏をベースに検討を進めているところでございます。
◆委員(杉山元則君) 主な事業27ページになります。市道鵜985号線です。これは
特別支援学校の外周の道路工事ということになりますが、その内容を教えてください。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 基本的には
特別支援学校の予定される敷地の外周にぐるり1周市道を新たに整備する予定です。来年度から設計を始めますので、詳細についてはまだ決まっておりません。
◆委員(杉山元則君) 今、
特別支援学校のほうの計画の詳細が決まっていないということで、ちょっとその辺確認させてください。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君)
特別支援学校の整備状況は、私どもはまだ把握しておりませんけれども、少なからず道路の詳細がまだ決まっていませんのでということです。
◆委員(杉山元則君) その道路の詳細が決まってから道路課のほうでこの設計をすると、そういうことになりますか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 道路の詳細を決めるために道路の詳細設計を来年度実施するということです。
◆委員(杉山元則君) 水路があるんですけれども、その水路もこの予算の中に、水路の設計も含まれるかどうか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 今のところは含んでおります。
◆副委員長(指宿真弓君) また予算書184ページをお願いします。
下のほう
都市計画調査費の中で、土地活用推進事業費として新鵜沼駅
西部土地区画整理事業、これはそのお話がありましたけど、この事業の概要とか狙いとかあったら教えてください。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) 新鵜沼駅西部地区土地区画整理事業についてでございます。
新鵜沼駅の西部地区、こちらは新鵜沼駅の前の県道と、それから名鉄の線路の間のちょっといびつな形の区画でございます。こちらの駅前ということで、交通の利便性を生かしたさらなる都市機能の向上、そして土地の有効利用、高度利用、これらを促進するために土地区画整理事業を視野に入れた土地の現況整理ですとか、計画図面などの資料の作成を行うものでございます。
◆委員(杉山元則君) その主な事業27ページになります。市道蘇北390号線です。現況を見ますと、西側にちょっと振っている部分がありますが、なぜこのような形になったのか説明してください。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 道路の設計を行う際に、事業費を極力抑えるために、あえて道路のほうが下げていったということです。
◆委員(杉山元則君) 予算を抑えるためということですけれども、途中で店舗があるということで、恐らくその土地の取得の費用のことをおっしゃってみえるかと思いますが、その辺りで相手方との交渉というのはされなかったということでしょうか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 店舗といいますか、多分歯医者さんだと思うんですが、その方に話したことはございません。
◆副委員長(指宿真弓君) 主な事業の29ページのところです。市民公園
リニューアル整備事業の中で、波多野議員が質疑されておられましたけど、パークリノベミーティング開催について、今年度は5回開催されて意見聴取とか行われたと思うんですけど、令和3年度さらに3回開催との答弁ございましたけど、パークリノベミーティングの実施内容についてもう少し詳しく教えてください。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) パークリノベミーティングというのはワークショップのようなものでございまして、こういった市民公園の利活用を企画立案して社会実験を行っていくということでございまして、これは市民どなたでも参加できるという、そういう趣旨のものを令和3年度は2回と社会実験を1回やっていきたいというふうに考えております。
◆副委員長(指宿真弓君) 具体的に、社会実験ってどんなようなことを想定されていますか。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) これは、集まった方々が先ほど申しましたけれども、企画立案してやっていくということですので、我々がこういうものをやってくださいということではなくて市民の皆さんがこういうことをやりたい、例えば音楽をやりたいというとどこでやるんだとか、そこで例えば音楽をやるためには何が必要だと、例えば電源が必要だとか、あと周りの苦情はどうするんだとか、いろいろ問題等が出てくると思いますので、そういうものを検証してまいりたいなあというふうに思っております。
◆委員(吉岡健君) 今の関連ですけど、この社会実験がその将来的な継続した形にはなりにくいと思うんですけど、その辺いかがですか。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) なりにくいと申しますと……。
◆委員(吉岡健君) 例えば、今言われた音楽をやりますと、企画しますよね、音楽用につくったら毎年ずうっと音楽をしなきゃいけなくなりますね、今の答弁の仕方であれば。となったら変更が利かないじゃないですか。この一発で毎年毎年継続したような考え方をずばんと決めてしまうのか、どういった進め方をこの社会実験でされるのかというのをちょっとお伺いしたい、継続した形でね。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) この社会実験というのは1回だけではなくて、実はこの令和2年度の繰越事業につきましてもやります。こちらにつきましては、過去5回のミーティングを反映させて社会実験をやっていくんですが、やっぱりやらないと何をしていくかということは分かりませんので、いろいろなことをやってもらって、そこで検証していくといいますか、やっていただける方も、当然その1回単発ではなくて継続してやっていっていただきたいということを市のほうもお願いはしますけれども……。
◆委員(吉岡健君) いろんな例をワークショップで出てきました。それを一つずつ手探り状態でまず社会実験試行をしてみて、そしていいものがあったら継続的に施策展開すると、将来的に施策展開するという考え方でよろしいですか。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) パークリノベミーティングにつきましては、昨年度、市民公園
リニューアル基本計画の策定と並行して進めていたものの現在継続して行っているものでございます。パークリノベミーティングの実施のその理念としましては、市民の方々の公園の使い方、こちらの視点で御意見としてワークショップをやりながらやりたいこと、どんな場所をどんなふうに使いたいかということを御意見出していただいて、それを公園の
リニューアルに生かしていくということをやっていこうとしています。社会実験はその一環で、やりたいことを実現するために今の公園に足りないもの、設備的に必要なもの、やれるためにどんな仕掛けをしておいたらいいのか、そういうことを今後の整備に盛り込んでいく意味も含めまして実施をするというものでございます。あわせて、市民が公園の使い手の主体となっていただくということで、これを長期的に官民一体での公園の担い手の育成、こういうものにもつなげていきたいという思いも込めて実施をしております。以上でございます。
◆委員(杉山元則君) 今、関連ですけれども、いろいろやってやりたいことを見つけて公園の
リニューアルに生かすということをお聞きしました。ハード的な
リニューアルを計画してみえるんですけれども、なぜそのハードの
リニューアルをしないとこのやりたいことが実現できないかというのがよく分からないんですが、その辺り説明していただけますか。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) これは、基本計画の策定の時点で、パークリノベミーティングは、その策定委員会の発案もありまして行ったものですけれども、そこで市民の御意見とのいわゆるキャッチボールですね、お互いにその反映をしながら基本計画の策定にも意見を取り入れているということでございます。
◆委員(杉山元則君) 私が聞いたのは、その中でやはり市民の方からハード的に今の公園では駄目だと、
リニューアルしないと駄目だと、そういう声があったということになるわけですか。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) このパークリノベミーティングと、それからもう1つアンケートもやっておりますけれども、この両方の御意見で、公園の中の利用度の低い場所、存在感のない場所、こういうものも拾い上げておりまして、なおかつ使い勝手の悪い場所、こういうところを要は
リニューアルの必要性があるという判断をしたところを重点的に改修すると、そういう内容になっております。
◆委員(杉山元則君) じゃあ関連でお聞きしたいんですが、これは本会議のほうでも質疑がありまして、今の
リニューアル整備基本計画が明らかになっています。そこで、木の話が出たんですね、伐採をすると、この
リニューアル計画では何本伐採するかというのがちょっとよく分からないんですけれども、この計画では何本ぐらい伐採すると、今の公園の木を、そういう計画になっているということですか。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) ちょっと予算には直接関係ないかもしれませんが、本数についてはちょっと後ほどお答えをさせていただきます。
この樹木については、まず前提としては残せる限りものは残す、健全度の調査もやっておりまして、傷んでいる樹木を中心に植え替え、配置換え、そういうものを計画しております。
◆委員(杉山元則君) じゃあちょっともう一回、道路に戻っていただいて、主な事業28ページになりますね、街路の
日野岩地大野線整備事業です。この事業の内容を教えてください。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 来年度の予算に上げていますのは用地取得費、それから補償費を上げております。
◆委員(杉山元則君) この財源を見ますと都市計画税は含まれていないと思いますが、それはなぜでしょうか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 財源の内容につきましては、私どもは所管といいますか、把握はしておりません。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) 先ほどの基本計画における樹木の本数の話です。植え替えの対象は約50本でございます。
◆委員(杉山元則君) 植え替えの対象というふうにおっしゃいましたけれども、それは伐採と植え替えとどう違うんでしょうか。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) ごめんなさい、伐採でございます。実際に植樹をする本数、基本的に緑は減らさないので増える方向になると思いますが、これは詳細設計の中で確定をしていきます。
◆委員(杉山元則君) でも、本会議の中でも極力残すという答弁があったんですけれども、その50本から極力残すというふうに考えてよろしいですか。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) この50本は、現時点で老木になっていることを中心に伐採の必要性ありと判断された樹木の本数でございます。
◆委員(杉山元則君) 主な事業、
公園整備事業費ですね、29ページです。前
渡地区木曽川周辺整備事業です。これも本会議での質疑されましたが、もう一度ちょっと内容を説明していただけますか。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) 岐阜県の浄化センターの西側の約2ヘクタールの土地をサイクリングロードの拠点となるような公園整備を進めるための実施設計を行います。また、各務原大橋から公園整備予定地までの約900メートルのサイクリングロードの延伸工事を同時に行ってまいります。
◆委員(杉山元則君) その内訳を教えていただけますか。設計と、それからサイクリングロードの延伸の工事の内訳を教えていただけますか。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) 調べますので少しお待ちください。
◆委員(杉山元則君) 主な事業30ページになります。市営住宅の問題ですが、今度その市営住宅の耐震補強について内容を説明してください。
◎
建築指導課長(阿部匡君) 市営住宅の耐震補強事業につきましては、これまで雄飛ケ丘第2住宅の工事を行ってきまして今年度完成をしました。次、旭ケ丘住宅に移りまして、今年度A棟のほうを着手しております。来年度につきましては、そのA棟の工事の完成と引き続きB棟の着手、あと次の雄飛ケ丘第1住宅のA棟・B棟の実施設計のほうに移ってまいりたいというふうに考えております。以上です。
◆委員(杉山元則君) 関連ですが、旭ケ丘住宅というのは昭和44年建設ということですが、この耐震補強をして何年ぐらいまで、約50年経過しているという計算になりますけれども、耐震補強をして何年ぐらいまでこの使用し続ける予定なのか教えてください。
◎
建築指導課長(阿部匡君) 何年とまでは言えないんですけど、この耐震補強事業自体が多くのお金を使っているので、できるだけ長く使えるように適正に維持管理に努めていくというふうに考えております。以上です。
◆委員(杉山元則君) できるだけ長くということですけれども、コンクリートの調査もされたと思うんですけれども、何年ぐらい今のところもちそうだという見込みがありますか。
○委員長(
横山富士雄君) 杉山委員に申し上げます。少しずつ予算から外れていますので質疑を変えてください。
◆委員(杉山元則君) 少しでも長くということなんですが、それというのは何年か分かりますか。
◎
建築指導課長(阿部匡君) 先ほど申しましたように、何年というのは分かりません。取りあえず長くということですね、以上です。
◆委員(杉山元則君) この市営住宅というのは契約があって、その人が住み続けてみえれば何年間は維持しなければいけないという、そういう義務があるかと思うんですが、それは何年になるんですか。
◎
建築指導課長(阿部匡君) 何年維持というのはないんですけど、国土交通省のほうから、要は用途廃止は国土交通大臣の承認が要るんですけれども、それが要らないよと言われている期間が建設から70年というふうには言われております。以上です。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) 先ほどの杉山委員の御質疑でございますが、前
渡地区木曽川周辺整備事業の業務委託のほうが約1890万円、サイクリングロードの延伸工事が約3196万円でございます。
◆委員(杉山元則君) この前
渡地区木曽川周辺整備事業に係る公募設置管理者制度、Park-PFIのためのマーケットサウンディングの結果というのがホームページに公開されています。それを本会議のほうでも質疑がありました。民間の事業者を募集したんだけれども、なかなかいい返事がなかったという結果だったと思います。これにも総括で、やはり独立採算で事業を行うにはハードルが高いということが結果として書かれています。民間の事業者の方が参入していただけるのは非常にハードルが高いということですね。そこで今回は市のほうでやるということなんですけれども、市のほうでその事業を進めるということだと思うんですが、その事業を進めるに当たっての総意というのは、市民の方の総意というのはどういう形で今まで調査をしてきたのか教えてください。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) まだ市でやるというふうには決まっておりません。
◆委員(杉山元則君) じゃあ今後市でやる可能性もあるということですね、民間でやるかもしれないし市でやるかも。その総意をどういった形で、民間で一応募集するんだけれども、民間が例えばもう手を挙げなかった場合に市がやるかもしれない、そういった話合いというのはどういった話合いで行われるということなんですか、そういう市民の方の……。
○委員長(
横山富士雄君) 杉山委員に申し上げます。簡潔に申し上げてください。
◆委員(杉山元則君) どういった話合いでそれが決まるんですか。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) ワークショップなどもやる予定をしておりますので、そういったことも含めて、住民の意見も取り入れながら進めてまいります。
○委員長(
横山富士雄君) そのほか質疑よろしいですか。
(挙手する者なし)
○委員長(
横山富士雄君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
◆委員(杉山元則君) 議第3号 令和3年度各務原市
一般会計予算で、当委員会に付託された案件に反対します。
市道各378号線
道路改良事業は、各務山
工業団地の造成のための事業で反対をします。
それから、公園整備事業、前
渡地区木曽川周辺整備事業及び市民公園
リニューアル整備事業は、事業の必要性について議論が十分にされておらず、必要性が認められないことから反対をします。以上です。
◆副委員長(指宿真弓君) 議第3号 令和3年度各務原市
一般会計予算のうち、当委員会に審査の付託を受けました案件について、賛成の立場で討論いたします。
令和2年度は、コロナショックにより経済が大きく打撃を受け、就労環境にも影響を及ぼし、税収見込みも前年度比約17億円減と市の財政運営も厳しい局面を迎えています。浅野市長の新年度所信演説で力強く語られた、こんなときこそ大きな夢や希望を持ち、全ての方がずっと住み続けたいと思えるまちへ育てていく堅守速攻型予算と銘打たれた中で、まちの元気づくりである活力について、便利で快適に暮らせるまちの実現に向け、堅実かつ攻めの予算が計上されています。
各務山西側の南北交通の幹線道路となる市道各378号線をはじめ、市内各所で事業化されている主要幹線道路整備、また市民待望の日野岩地大野線、犬山東町
線バイパスなどについても事業進捗が確認できました。コロナの先にある経済再生にも大きく寄与する都市基盤、引き続き国・県からの財源確保にも御尽力お願いします。
また、都市再生の観点から、新那加駅に加え蘇原駅周辺地区の再整備に着手、令和3年度にはコンパクトな
まちづくりを推進する
立地適正化計画が策定されます。本市では、年間約200人の人口減、現状を踏まえ、戦略的に
まちづくりをする時期と捉え、その有効活用に期待します。
公園都市を掲げる各務原市には、大小160余りの特徴ある公園が点在し、市民の憩いの場として、近年は市外からの来訪者も多く、交流が生まれる市の魅力の一つとしてブランディングが進んでいます。市民公園での市民協働によるパークリノベミーティング、また新規事業として前渡地区木曽川周辺での公園計画、老朽化した小さな公園の集約化への取組など、市民の声を反映し、特に民間活力を積極的に導入するなどコストの縮減を図り、事業効果を得る手法です。
各務原パークブリッジは、公募型事業者による設置運営となり、市には公園使用料が毎月の収入となります。駐車場であった場所が新たな憩いと子どもたちの遊びの空間として活用され、子どもから大人までたくさんの笑顔があふれるのではと今からとても楽しみです。本市の新たな取組であり、にぎわいの創出の重点施策として評価します。
そのほか、市民の安全・安心のための各種事業も計画に進めておられます。このように令和3年度予算においては適時適切に予算措置がされ、当面の行政需要に対応するものであると判断します。
社会資本整備は、フロー効果とストック効果による雇用・消費、安全・安心、生活の質の向上など費用対効果の恩恵を長期的に享受できるものであり、市政発展に貢献できるものと歓迎いたします。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件について賛成といたします。
○委員長(
横山富士雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第3号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(
横山富士雄君) 挙手多数であります。よって、議第3号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第7号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎次長兼
水道総務課長(小島剛君) それでは、議第7号 令和3年度各務原市
水道事業会計予算について御説明いたします。
予算書の25ページを御覧ください。
第1条は総則です。
第2条は業務の予定量で、(1)給水戸数6万2500戸、(2)年間総給水量1694万8000立方メートル、(3)1日平均給水量4万6433立方メートルです。(4)主要な建設改良事業として、改良事業費の総額14億7482万6000円を予定しております。
第3条は、収益的収入及び支出の予定額です。
水道事業収益は合計28億3088万5000円で、水道事業費用は合計24億2773万9000円です。
次に、第4条は資本的収入及び支出の予定額です。
資本的収入は合計2億4602万7000円で、次のページ、26ページを御覧ください。資本的支出は合計17億8265万9000円でございます。
第5条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、営業費用及び営業外費用の間の流用と定めるものでございます。
第6条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費を定めるものでございます。
第7条は、棚卸資産の購入限度額で、5000万円と定めます。
予算説明書につきましては、369ページから水道事業について記載しております。また、別冊の令和3年度各務原市予算の主な事業の63ページから水道事業について記載しております。
これらの内容については、本日お配りしておりますカラー刷りのプリントで御説明いたします。
お手元の資料、令和3年度各務原市水道事業予算概要を御覧ください。
まず①は方針です。裏面に移りまして、②の予算額と③給水人口・戸数・給水量・有収水量については、内容が先ほどの予算書の説明と重複しますので省略しまして、次に④収支の内訳ですが、収益的収支、消費税抜きの金額です。
水道事業収益の合計は26億56万9000円です。
内訳としましては、給水収益、これは水道料金収入でございますが、20億6809万3000円で、それ以外の収益といたしましては、給水負担金等その他が3億2160万5000円、長期前受金戻入が2億1087万1000円です。その下の水道事業費用の合計は22億3449万円でございます。費用科目の金額と構成割合は、記載のとおりでございます。
次に、水道事業収益から水道事業費用を差し引いた残りが右端の薄だいだい色の部分、これが純利益でございまして、3億6607万9000円を予定しています。
次に、資本的収支でございますが、資本的収入は負担金等2億4602万7000円です。その下の資本的支出ですが、合計額は17億8265万9000円です。
資本的収入から資本的支出を差し引きますと、資本的収入右側のオレンジ色の部分でございますが、15億3663万2000円の資本的収支不足額が生じます。この不足額は、消費税等収支調整額、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金で充当します。
⑤主な事業につきましては、(1)水道管路の更新・耐震化として14億7000万円、これは市内全域で口径75ミリ以上の管路耐震化工事を1万600メートル施工します。このうち、重要な管路であります基幹管路耐震化工事1200メートルの施工も含みます。令和3年度末で管路の耐震化率は36.3%、基幹管路の耐震適合率は91.0%となる見込みです。
(2)水道施設の更新として2億3045万8000円、これは水道水の安定供給のため、八木山低区配水池非常用自家発電機・送水ポンプや、松が丘・八木山制御盤などの設備の更新整備を図ります。
(3)水道施設の維持改修として5925万7000円、これは経年劣化した施設や機器の改修を行います。実施内容は、尾崎受水池池内防水塗装、西市場取水場構外共架電線支持ケーブル張り替え、緑苑高区配水池屋上防水などです。
裏面に移りまして、参考として、水道施設の耐震化として、耐震診断に基づき水源地や配水池を順次耐震補強を行いました。令和2年度末で浄水施設の耐震化率100%、配水池の耐震化率100%となりました。
以上でございます。
○委員長(
横山富士雄君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(坂澤博光君) 今のカラー刷りのところの3ページをお願いします。ここの⑤主な事業の(1)のところに、管路耐震化率というのと基幹管路耐震適合率という、ちょっと区別を説明してください。
◎
水道施設課長(野田元司君) まず管路耐震化率につきましては、これは市内にあります管のうち、耐震管に布設されている状況をいいます。続きまして、基幹管路耐震適合率といいますのは、まず基幹管路と申しますのは、水道管路の中でも最も重要な管路で、導水管、送水管、配水本管をいいます。そして、耐震適合率とは、先ほどの耐震管と合わせまして、耐震管以外でも管路が布設された地盤の正常を勘案すれば耐震性能があると評価できる管を加えたものを耐震適合管といいます。基幹管路は、市内に約50キロメートル布設されておりまして、耐震適合管が布設されている割合のことを基幹管路耐震適合率というふうに言っております。
◆委員(杉山元則君) 今のカラー刷りの資料の2ページです。③ですね、有収率が90%を割ったということでございますが、これについてどういうふうに考えていますか。
◎次長兼
水道総務課長(小島剛君) これは、予算を作成のときに基礎資料となりますので、少し少なめに有収率、令和3年度の予算は有収率89.2%と設定しております。実際は、令和元年度の決算値ですと92.1%となっております。以上です。
◆委員(杉山元則君) 有収率は年々低下してくるという傾向にあるんですか。
◎次長兼
水道総務課長(小島剛君) どこか漏水したらそこを直す、それで次また有収率が上がる、それでまたどこか漏水するとまた有収率が下がるということなので、一長一短にはちょっと上がるとか下がるという傾向はありませんけれども、取りあえずこの令和元年度の決算値は92.1%ですけれども、岐阜県下では有収率が1位です。以上です。
○委員長(
横山富士雄君) ほかよろしいですか。
(挙手する者なし)
○委員長(
横山富士雄君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(挙手する者なし)
○委員長(
横山富士雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第7号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(
横山富士雄君) 挙手全員であります。よって、議第7号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第8号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎
下水道課長(小島敏英君) それでは、議第8号 令和3年度各務原市
下水道事業会計予算について御説明いたします。
予算書の27ページをお願いします。
第1条は総則です。
第2条は業務の予定量で、(1)排水戸数4万2302戸、(2)年間総排水量1152万3395立方メートル、(3)1日平均排水量3万1571立方メートルでございます。(4)主要な建設改良事業として、汚水管渠建設費13億645万8000円、雨水管渠等建設費3億9748万4000円、総額17億394万2000円を予定しております。
第3条は、収益的収入及び支出の予定額です。
下水道事業収益は、営業収益、営業外収益を合わせまして28億5265万3000円で、下水道事業費用は営業費用、営業外費用、特別損失、予備費を合わせまして28億1158万3000円でございます。
次に、第4条は資本的収入及び支出の予定額です。
資本的収入は、負担金、企業債、他会計出資金、補助金を合わせまして21億204万円です。
次に、28ページをお願いします。
資本的支出は、建設改良費、企業債償還金を合わせまして29億438万8000円でございます。
第5条は、
債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額は次のとおりと定めます。
事項は、水洗便所等改造資金の融資に係る利子補給金、期間は令和3年度から7年度までで、限度額は12万6000円とします。
次に、公共汚水ます等設置事業、期間は令和3年度から4年度までで、限度額は1400万円とします。
次に、流域関連公共下水道事業変更計画策定事業(雨水)、期間は令和3年度から4年度までで、限度額は99万円とします。
第6条は、企業債を起こすことができる目的を定めようとするものでございまして、各事業の限度額、起債の方法、利率、償還の方法につきましては表のとおりでございます。公共下水道事業ほか2件を計上しております。
次に、29ページをお願いします。
第7条、一時借入金は、一時借入金の最高額を20億円と定めようとするものでございます。
第8条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合を営業費用、営業外費用、特別損失との間と定めるものでございます。
第9条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費を定めるものでございます。
第10条は、他会計からの補助金は6億4900万円と定めます。
続きまして、予算書の399ページにつきまして、下水道事業について記載されております。
内容につきましては、本日お配りしましたA4の緑色のカラー刷りのプリントで説明させていただきます。
お手元の資料の令和3年度各務原市下水道事業予算概要をお願いします。
1番は、予算の方針で3点ほど上げさせていただいております。その下の2の予算額と裏面の3番、排水戸数・排水量につきましては、先ほど予算書の説明と同じとなりますので省略させていただきます。
4番、収支の内訳です。まず3条予算と言われます収益的収支でございますが、下水道事業収益の合計は27億1953万4000円です。
内訳としましては、下水道使用料13億1559万4000円、それ以外の収益といたしましては、繰入金等が7億7697万7000円、また現金収入を伴わない収益、長期前受金戻入が6億2696万3000円です。
その下の下水道事業費用の合計は、26億8051万8000円でございます。
費用科目の金額と構成割合は記載のとおりでございますが、構成割合の多いものとしましては、減価償却費、流域維持管理負担金、その次に多いのが償還利息、職員給与費となっております。
次に、下水道事業収益から下水道事業費用を差し引いた残りが右側の黄色い部分、これが純利益でございまして、その額は3901万6000円を予定しております。
次に、4条予算と言われます資本的収支でございますが、合計は21億204万円です。
内訳としましては、企業債13億2650万円、
国庫補助金5億2674万5000円、負担金等9379万2000円、繰入金1億5500万3000円です。
その下の資本的支出ですが、汚水建設改良費が13億645万8000円、雨水建設改良費が3億9748万4000円、償還元金が11億1456万2000円、流域建設負担金が8588万4000円で、合計が29億438万8000円です。
資本的収入から資本的支出を差し引きますと、資本的収入の右側の濃い灰色の部分でございますが、8億234万8000円の資本的収支不足額が生じます。この不足額は、収益的収入の長期前受金戻入と収益的支出の減価償却費の現金を伴わない収入・支出の差によって生じる内部留保資金により補填いたします。
続きまして、主な事業につきましては、予算書の主な事業のほうの最後のページ、68ページをお願いします。
1番、汚水管渠建設費ですが、下水道幹線管路流量調査事業としまして1578万3000円、これは下水道の不明水対策の検討を行うため、流量を計測し、現状の分析と解析を行う事業でございます。
汚水管渠布設事業としまして、7億7799万6000円は、下水道の普及のため汚水管渠の布設工事を行います。令和3年度は、上戸処理分区、蘇原第2処理分区において6515メートルの布設を行います。
次に、下水道長寿命化事業として2億6770万3000円、これは老朽化した管渠等の長寿命化工事を行うもので、令和3年度は翠沼処理分区、緑苑処理分区において2488メートルの延命化工事を行います。
管渠耐震化事業としまして9234万5000円は、これは総合地震対策計画に基づき、使用管渠の耐震補強を実施するもので、令和3年度は三柿野幹線などの耐震化工事を行います。
次に、マンホールトイレ整備事業として5673万8000円、これは避難所環境充実のため、総合地震対策計画に基づき1次避難所となっている市内の小・中学校18校のうち下水道が整備されている14校に、令和元年度から5年までの5か年でマンホールトイレ設置のための下水道整備を行うものでございます。令和3年度は尾崎小学校、稲羽東小学校、川島小学校、蘇原第一小学校の4校でマンホールトイレ設置のための下水道整備を行います。
続きまして、2番、雨水管渠建設費、流域関連公共下水道事業変更計画策定事業(雨水)として562万4000円、これは各務山の前雨水幹線の事業を実施するための費用計画変更計画を策定いたします。
次に、雨水管渠整備事業として1億4202万円、これは雨水の浸水被害を軽減するため雨水渠の整備工事を行うもので、令和3年度は鵜沼古市場第1雨水幹線、楠第1排水路、鵜沼南町排水路、那加東亜町地区排水路の整備を行います。
続きましては、3番、雨水貯留施設建設費、雨水貯留施設整備事業としまして2億4600万円、これは雨水の浸水被害を軽減するため、学校の校庭を利用した一時的な雨水貯留施設の整備を行うものでございます。令和3年度は、鵜沼第一小学校、中央小学校、中央中学校の整備を行います。
以上で令和3年度
下水道事業会計予算の説明を終わります。
○委員長(
横山富士雄君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(杉山元則君) 主な事業の68ページになります。不明水があるということで、この下水道幹線管路流量調査事業が行われるんですけれども、具体的に内容を説明してください。
◎
下水道課長(小島敏英君) 岐阜県浄化センター、岐阜県が管理しているんですけれども、岐阜県の管理している管渠に各務原市の管が接続する箇所がございまして、そこの合流点に流量計を設置しまして、そこで約2か月ほど予定しておりますが、流量を測って、その結果に基づいて今後の対応等を含めた分析、調査を行う事業でございます。
◆委員(杉山元則君) 今2か月ほどということをおっしゃいましたが、具体的に何月からというのは決まっているんでしょうか。
◎
下水道課長(小島敏英君) 今のところは6月と7月を予定しております。
◆副委員長(指宿真弓君) 関連ですけど、なかなか不明水の調査って非常に広域になるのかなあと思うんですけど、何か今回の事業の方向性というか、あと実施場所というのか地域というのか、その辺りも教えてください。
◎
下水道課長(小島敏英君) 一応不明水につきましては、市の東部が多いんではないかということで、市の東部につきまして、重点的に流量計を設置してエリアを絞り込んでいきたいというふうに考えております。
◆副委員長(指宿真弓君) ということは、来年度で終わらないかもしれないということもあり得るわけですか。
◎
下水道課長(小島敏英君) それは結果によって、令和3年度以降どのようになっていくかというのは、あくまでその流量を測った結果によって変わってきますので、できればその3年度中には絞り込みたいというふうには考えておりますが、先ほども言いましたけれども、結果によってまた分析等を行いますので、それによってまた年数は変わってくると思います。
◆委員(杉山元則君) 同じく主な事業の68ページですね、マンホールトイレについてですが、今回は4校にマンホールトイレを設置するということですけれども、その設置基準、それぞれ基数が違うわけですけれども、その設置基準を教えてください。
◎
下水道課長(小島敏英君) 各校に避難者想定数というのがありまして、その避難者想定数の75人に1基の割合で基数を決めております。以上です。
◆委員(杉山元則君) 今回の予算は、これはマンホールトイレだけになるかと思うんですけれども、防災のテントとか、あるいは便器なんかの予算というのはこの中に含まれるんでしょうか。
◎
下水道課長(小島敏英君) 予算には含まれません。以上です。
◆委員(坂澤博光君) 今の関連ですけど、マンホールトイレは3年度に4つですけど、それ以降の予定が分かったら教えてください。
◎
下水道課長(小島敏英君) 今現在のあくまで予定ですが、令和4年度は那加第三小学校、蘇原第二小学校、中央小学校、緑陽中学校、令和5年度が那加第二小学校、鵜沼第三小学校、八木山小学校、稲羽中学校の予定です。
◆委員(杉山元則君) 主な事業の流域関連公共下水道事業変更計画策定事業です。まず具体的な場所を教えてください。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) 場所につきましては、山の前地区でございまして、ちょっと非常に範囲が広いんですけれども、下流のほうですと後川と新境川の合流地点から、上流は新
特別支援学校のもうちょっと東のほうですね、その辺りまでがエリアになります。
◆委員(杉山元則君) 公共下水道の事業を変更するということですけれども、具体的に変更しなければいけない理由というのは何なんでしょうか。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) これは変更といいますか、要は今事業計画がございまして、それにつぎ足すといいますか、まだ認可を取っていないところがございますので、そこを足してということで、それが変更ということになります。今の計画と変わるという意味で変更と、要はちょっと今の言ったところにつきましては、事業計画のほうに入ってございませんでしたので足すということでございます。
◆委員(坂澤博光君) カラー刷りの1ページ目の予算のところですけれども、令和3年度収益的収入、これは2年度に比較すると約7900万円増となっていますが、これの理由をちょっと教えてください。
◎
下水道課長(小島敏英君) 主な要因ですけれども、まず下水道使用料と、それから他会計補助金、いわゆる繰入金の増加が主な要因です。以上です。
◆委員(坂澤博光君) 同じような関連で、今度は次の資本的収入、これは5億5000万円少なくなった理由は。
◎
下水道課長(小島敏英君) 令和3年度におきましては、建設事業費、汚水・雨水もそうですけれども、減少しましたので、それに伴う
国庫補助金であったり起債という額が減ったということによって資本的収入が減額したということになります。以上です。
○委員長(
横山富士雄君) ほかよろしいですか。
(挙手する者なし)
○委員長(
横山富士雄君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(挙手する者なし)
○委員長(
横山富士雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第8号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(
横山富士雄君) 挙手全員であります。よって、議第8号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第28号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎
建設管理課長(山田雅義君) 議第28号 各務原市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例について説明させていただきます。
市議会定例会議案の72、73ページを御覧ください。改正条例案新旧対照表は71ページになります。
市道を改築する場合の道路構造の技術的基準を定める本条例において、条例で定めるに当たり参酌すべき基準である道路構造令の一部改正に伴い、新たに自動運行補助施設及び歩行者利便増進道路に係る規定が追加されたため、条例の一部を改正するものでございます。
施行日は、令和3年4月1日からとしています。
説明は以上でございます。
○委員長(
横山富士雄君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(杉山元則君) この条例に具体的に関係する施設というのは、各務原市にあるんでしょうか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 現時点においてはありません。
◆委員(杉山元則君) 将来的にはどうなりますか。
◎次長兼道路課長(中村俊夫君) これは占用に関することにもなりますので、例えば民間事業者の方がそういった声を上げられたりとか、そういったことがあれば場合によっては適用されていくということになります。
○委員長(
横山富士雄君) ほかよろしいですか。
(挙手する者なし)
○委員長(
横山富士雄君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○委員長(
横山富士雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第28号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(
横山富士雄君) 挙手全員であります。よって、議第28号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第29号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎
建設管理課長(山田雅義君) 議第29号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例について説明させていただきます。
市議会定例会議案の74ページから84ページを御覧ください。改正条例案新旧対照表は72ページから97ページになります。
建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部施行に関連して、国土交通省より手数料の設定の見直しが示されたため、低炭素建築物新築等計画認定申請等の手数料の改正を行うものでございます。
施行日は令和3年4月1日からとしています。
説明は以上でございます。
○委員長(
横山富士雄君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(杉山元則君) この条例で、市内に関係するそういう施設というのはあるんでしょうか。
◎
建築指導課長(阿部匡君) 基本的に低炭素の住宅とか、省エネ基準に合わせなければいけない住宅というのは市内にたくさんあります。
○委員長(
横山富士雄君) ほかありませんか。
(挙手する者なし)
○委員長(
横山富士雄君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(挙手する者なし)
○委員長(
横山富士雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第29号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(
横山富士雄君) 挙手全員であります。よって、議第29号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第32号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎
建設管理課長(山田雅義君) 議第32号 財産の取得について説明させていただきます。
市議会定例会議案の87、88ページを御覧ください。
88ページの位置図に場所が示されてございますけれども、公募設置管理制度に基づき整備された施設のうち公共部分である公衆便所、広場等の
特定公園施設を取得しようとするものです。
相手方は、各務原市那加桐野町2丁目9番地1、各務原学びの森株式会社、取得の金額は4000万円です。
説明は以上でございます。
○委員長(
横山富士雄君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(杉山元則君) 上限4000万円ということなんですが、その上限4000万円に決めた根拠を教えてください。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) 上限4000万円の根拠でございます。これは、まず予算に関しては、令和元年9月議会におきまして、
債務負担行為の設定の議決をいただいております。あわせて、令和2年3月議会における令和2年度当初予算による議決をいただいております。
一方、募集の内容の中で上限4000万円を公募条件として設定をしておりまして、これに基づいて決定をしております。
◆委員(杉山元則君) 本会の質疑でも議論されましたが、民間が試算した建設費用に対して市の試算というものを計算して妥当だというふうにしたということですけれども、トイレの建設費はまず幾らになりますか。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) トイレの建設費用は、民間事業者の見積りで2620万円になります。
◆委員(杉山元則君) トイレですが、今の新しくオープンする施設の中にはトイレというのは入っているんですか。その施設の方も、今の市が取得するトイレを施設利用者の方も利用することになるんですか。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) 敷地の中の一番大きな建物、これは公募対象公園施設になります。この施設は有料ですので料金を払っていただいて入場するんですが、その中にもトイレがございます。一方、その外側、広場に面して敷地の一番端っこになりますが、こちらに公衆トイレがございます。このトイレは、市民の方どなたでも利用することができます。
○委員長(
横山富士雄君) ほかよろしいですか。
(挙手する者なし)
○委員長(
横山富士雄君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
◆委員(杉山元則君) 議第32号 財産の取得について反対をいたします。
学びの森周辺のにぎわい創出の社会実験が行われて、令和元年8月に各務原パークマーケットが2週間行われました。その2週間は連日気温が35度を超えて、突然の夕立に見舞われるなど条件としては厳しいものがあったと思います。市はこのような条件下でも一定のニーズがあったと、この事業を推進しようというふうに判断していますけれども、社会実験の結果では公園ににぎわいが創出できるという確証は得られなかったということで反対をさせていただきました。
また、今朝の新聞にも載っていましたけれども、この施設というのは高額な入場料が必要になって、休日は3歳以上原則として1人850円要るということが載っておりました。そもそも無料で遊べるべき学びの森に有料の施設を造ることには反対をしますので、この財産取得についても反対をさせていただきます。
○委員長(
横山富士雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第32号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(
横山富士雄君) 挙手多数であります。よって、議第32号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第33号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎
建設管理課長(山田雅義君) 市議会定例会議案の89ページを御覧ください。
議第33号 市道路線の認定につきましては、開発行為により設置され各務原市に帰属した5路線について、市道蘇北797号線、市道那1144号線、市道那1145号線、市道那1146号線、市道那1147号線として認定しようとするものです。
認定する路線の位置及び形状につきましては、90ページから93ページの資料のとおりでございます。
説明は以上です。
○委員長(
横山富士雄君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「なし」との声あり)
○委員長(
横山富士雄君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(挙手する者なし)
○委員長(
横山富士雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第33号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(
横山富士雄君) 挙手全員であります。よって、議第33号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議会閉会中の継続調査についておはかりいたします。
当委員会の所管事務調査として、行政視察等を実施することとし、お手元に配付しました写しのとおり、議長に対し議会閉会中の継続調査の申出をいたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○委員長(
横山富士雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたします。
なお、調査事項、目的、方法及び期間につきましては、協議会で協議いたします。
以上で、当委員会に付託された案件は全部議了いたしました。
おはかりいたします。委員会報告書並びに委員長報告の作成はどのように取り扱いますか。
(「正・副委員長に一任」との声あり)
○委員長(
横山富士雄君) 正・副委員長一任との声がありましたので、委員会報告書並びに委員長報告の作成はそのように取り扱います。
以上で
建設水道常任委員会を閉会いたします。
(閉会) 午後0時5分
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この記録は正当であることを認める。
建設水道常任委員会委員長 横 山 富士雄...