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令和 3年 3月24日経済教育常任委員会−03月24日-01号

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  1. 各務原市議会 2021-03-24
    令和 3年 3月24日経済教育常任委員会−03月24日-01号


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    最終取得日: 2021-09-30
    令和 3年 3月24日経済教育常任委員会−03月24日-01号令和 3年 3月24日経済教育常任委員会              経済教育常任委員会記録                  令和3年3月24日(水曜日)午前9時58分開議                             議事堂第3委員会室 【付託事項】 1.議第 3号 令和3年度各務原市一般会計予算の所管事項 2.議第23号 各務原市産業会館条例の一部を改正する条例 3.議第24号 各務原市火入れに関する条例の一部を改正する条例 4.議第25号 各務原市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部を改正する条例 5.議第26号 各務原市図書館条例の一部を改正する条例 6.議第27号 各務原市史編さん委員会条例 【協議事項】 1.議会閉会中の継続調査の申出について 〇出席委員(6名)                    委員長    瀬 川 利 生  君                    副委員長   水 野 岳 男  君
                       委 員    古 川 明 美  君                    委 員    井戸田 直 人  君                    委 員    津 田 忠 孝  君                    委 員    川 嶋 一 生  君 〇傍聴議員(3名)                   11 番    永 冶 明 子  君                   13 番    横 山 富士雄  君                   19 番    吉 岡   健  君 〇説明のため出席した者の職氏名               市 長         浅 野 健 司  君               副市長         磯 谷   均  君               副市長         小 鍋 泰 弘  君               企画総務部財政課長   南 谷 康 介  君               産業活力部長      中 野 浩 之  君               参与(公共交通政策室長事務取扱)                           前 田 直 宏  君               次長兼産業政策室長   片 桐 祐 子  君               次長兼観光交流課長   長 浦 淳 公  君               次長兼いきいき楽習課長 青 木 伸 泰  君               商工振興課長      進 藤 達 彦  君               農政課長        五 島 康 雅  君               教育長         加 藤 壽 志  君               教育委員会事務局長   横 山 直 樹  君               参与(教育施設整備推進室長事務取扱)                           牧 田 洋 之  君               次長兼総務課長     永 井   聡  君               次長兼中央図書館長兼川島ほんの家館長                           広 瀬 明 美  君               学校教育課長兼教育センター所長                           吉 村 嘉 文  君               青少年教育課長     奥 田 憲 司  君               少年自然の家所長    小 林 由 孝  君               文化財課長       西 村 勝 広  君               スポーツ課長      飯 沼 利 行  君               学校給食センター所長  和 田 雅 仁  君 〇職務のため出席した事務局職員               議会事務局長      村 井 清 孝               総務課長        奥 村 真 里               総務課主幹       河 瀬 憲 政               主任主査兼議事調査係長 五 島 竜 一               主任書記        阿 部 起 也               主任書記        横 田 直 也               書 記         河 手 美 季         ─────────────────────────── (開会) 午前9時58分 ○委員長(瀬川利生君) ただいまから経済教育常任委員会を開会いたします。  今期定例会に審査の付託を受けました各案件について、議案付託表に基づき順次審査願います。  発言は、委員長の許可を得て、一問一答形式により順序よく発言願います。  最初に申し上げておきますが、質疑をする際は、資料のページを示してから発言ください。  新型コロナウイルス感染症の予防及び拡大防止の観点から、議案の説明や質疑、答弁につきましては簡潔に発言ください。  また、マスクを着用したままの発言となりますので、マイクを口元に近づけてはっきりと発言ください。  なお、執行部におかれましては、それぞれの所管の議案の審査が終わりましたら、会議の途中で御退席いただいても結構です。  初めに、議第3号中、当委員会に所管する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 議第3号 令和3年度各務原市一般会計予算について、産業活力部及び教育委員会が所管しております事項について順次説明をさせていただきます。  まず、歳入でございます。  予算説明書38ページ、39ページを御覧ください。  2款地方譲与税です。4項森林環境譲与税、1目森林環境譲与税1284万円は森林環境譲与税でございます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 予算説明書は62ページ、63ページをお願いいたします。  14款分担金及び負担金でございます。2項負担金、1目民生費負担金3億1172万7000円のうち、放課後児童健全育成事業保護者負担金7185万1000円、それからその7行下になりますが、順番に放課後児童健全育成事業延長保護者負担金1917万2000円、それから同じく保護者負担金の過年度分50万7000円、そして同じく延長保護者負担金の過年度分24万8000円につきましては、放課後児童クラブの利用に係る保護者負担金でございます。  2目教育費負担金515万5000円は、日本スポーツ振興センター保護者負担金でございます。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 続いて64、65ページをお願いいたします。  15款使用料及び手数料です。1項使用料の中段辺り、5目農林水産業使用料1414万7000円のうち、1節農業使用料は岐阜中流用水使用料などでございます。  2節林業使用料は、林業施設敷地占有料です。  6目商工使用料283万円につきましては、産業振興施設使用料航空宇宙博物館使用料などでございます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 同じページの一番下になります。  9目教育使用料1625万5000円のうち、1節小学校使用料及び2節中学校使用料は、学校敷地の占用料でございます。  また、4節社会教育使用料は、ライフデザインセンターや少年自然の家などの使用料等でございます。  1枚おめくりいただきまして、66ページ、67ページをお願いいたします。  5節保健体育使用料は、小・中学校体育館使用料などでございます。  6節特別支援学校使用料は、学校敷地占用料でございます。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) ページの中ほどになります。  2項手数料のうち、3目農林水産業手数料7000円は、岐阜中流用水使用料の督促手数料でございます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 同じページの一番下になります。  6目教育手数料6万9000円は、図書館資料複写手数料でございます。  おめくりいただきまして、68ページ、69ページをお願いいたします。中段からやや下になります。  16款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、3節児童福祉費補助金5億6342万1000円のうち、おめくりいただきまして、70ページ、71ページになりますが、子ども・子育て支援交付金放課後児童健全育成事業)4491万2000円は、放課後児童健全育成事業に係る補助金でございます。  そしてその下、子ども・子育て支援整備交付金8129万7000円は、中央小学校の放課後児童クラブ室建設に係る補助金でございます。  それから、9目教育費国庫補助金3859万7000円のうち、2節小学校費補助金及び3節中学校費補助金は、特別支援教育の就学奨励費や防音関連維持費補助金等でございます。  そして、6節社会教育費補助金は、埋蔵文化財緊急発掘調査事業に係る補助金でございます。  7節保健体育費補助金は、市民プール特定天井及び屋内プールカーテンウオール改修工事に係る補助金でございます。  3項委託金は、おめくりいただきまして、72ページ、73ページをお願いいたします。3目教育費委託金、7節保健体育費委託金3085万円は、ナショナルトレーニングセンター事業委託金でございます。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 74ページ、75ページをお願いします。  17款県支出金です。1項県負担金、5目商工費県負担金519万8000円は、航空宇宙博物館整備事業に係る岐阜県の負担金でございます。  2項県補助金、1目総務費県補助金507万1000円のうち、所管分といたしましては、1節総務管理費補助金の下から2行目、岐阜県多文化共生推進事業に係る補助金53万円がございます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 2目民生費県補助金7億6763万1000円のうち、おめくりいただきまして、76ページ、77ページになりますが、3節児童福祉費補助金のうち、下から3行目の子ども・子育て支援交付金放課後児童健全育成事業)4491万2000円は、放課後児童健全育成事業運営に係る補助金でございます。  それから、8節児童福祉費交付金1956万1000円は、中央小学校の放課後児童クラブ室建設に係る補助金でございます。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 4目労働費県補助金163万9000円は、雇用調整助成金上乗せ助成事業に対する県からの奨励金です。  5目農林水産業費県補助金7541万7000円のうち、1節農業費補助金は、農業委員会費や新規就農者確保事業補助金など、以下79ページにかけまして、元気な農業産地構造改革支援事業などの県からの補助金でございます。  同じく2節畜産業費補助金では酪農振興対策支援事業補助金を、3節農地費補助金では県単土地改良事業費補助金多面的機能支払交付金を、4節林業費補助金では清流の国ぎふ森林・環境基金事業補助金などを収入計上してございます。  次に、6目商工費県補助金647万9000円は、1節商工業振興費補助金市町村自主運行バス運行費補助金などでございます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 9目教育費県補助金5828万5000円のうち、1節教育総務費補助金は、放課後児童子ども教室推進事業スクールサポーター配置事業等に係る補助金でございます。  3項委託金、1目総務費委託金2億5481万6000円のうち、所管分として、5節統計調査費委託金において学校基本調査費1万1000円を計上しております。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 5目商工費委託金、1節観光費委託金22万5000円は、東海自然歩道管理費委託金でございます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 8目教育費委託金287万5000円は、清流の国ぎふふるさと魅力体験事業の実施に係る県からの委託金でございます。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 80ページ、81ページを御覧ください。  18款財産収入です。1項財産運用収入、1目財産貸付収入3459万9000円の中には、所管分といたしまして、鵜沼西町の宇留摩庵のテナント料が含まれています。
     82ページ、83ページをお願いいたします。  19款寄附金です。1項寄附金、1目総務費寄附金6億8000万円は各務原市応援寄附金、いわゆるふるさと納税分になります。  少し後ろになります。88ページ、89ページをお願いいたします。  22款諸収入です。1項延滞金・加算金及び過料、1目延滞金2000万1000円のうち、所管分といたしまして、税外延滞金1000円は中流用水使用料収入に伴う延滞金でございます。  3項貸付金元利収入、3目労働費貸付金元利収入2730万円は、勤労者の住宅及び生活資金貸付の元金収入と生涯現役促進協議会への貸付金の元金収入でございます。  4目商工費貸付金元利収入4億円は、中小企業小口融資追認保証貸付金の元金収入でございます。  4項受託事業収入、2目農林水産業費受託事業収入13万6000円は、農業者年金事務受託事業収入でございます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 4目教育費受託事業収入9523万6000円は、文化財発掘調査の受託事業収入でございます。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 6項雑入、5目雑入4億3367万2000円でございます。  所管分といたしまして、91ページの中段になります。  5節労働費雑入では勤労会館光熱水費使用料を、6節農林水産業費雑入では各務野農業体験塾受講料を、7節商工費雑入では産業振興施設光熱水費使用料などを計上してございます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 10節教育費雑入につきましては、次の92ページ、93ページにかかりますが、各ライフデザインセンターの講座受講料でありますとか、グリーンスタジアム利用料、施設命名権料などを計上しております。  歳入は以上でございます。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 続きまして、歳出のほうになります。  予算説明書は108ページからとなります。各務原市予算の主な事業の5ページを御覧ください。  主な事業のほうでは、教育費を除きました白い丸印のついております中事業ごとに説明をしていきます。  2款総務費、1項総務管理費のうち、10目都市交流費は、予算額695万5000円でございます。  国際交流推進事業費691万5000円は、国際交流サロンでの相談窓口の設置や外国人市民のための窓口電話通訳の導入に係る経費のほか、各務原国際協会事業の助成などに係る経費でございます。また、新たに外国人市民にとっても住みやすいまちを目指し、長期的かつ庁内横断的に事業を実施するため、多文化共生推進プランを策定していこうとするものでございます。  都市交流推進事業費4万円は、友好都市である福井県敦賀市との打合せ経費でございます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 予算説明書は134ページ、135ページ、そして主な事業は12ページをお願いいたします。  3款民生費、3項児童福祉費、3目放課後児童健全育成費4億1480万円のうち、放課後児童健全育成事業運営費2億8268万5000円は、放課後児童クラブの業務委託費など放課後児童クラブの円滑な運営に係る経費でございます。  放課後児童健全育成事業整備費1億3211万5000円は、中央小学校の放課後児童クラブ室の施設整備費でございます。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 続きまして、主な事業は19ページ、予算説明書は156ページ、157ページをお願いいたします。  5款労働費になります。労働費の予算総額は1億569万8000円でございます。一般会計全体としての構成比は0.2%、前年度に比べ490万6000円の減、率にしてマイナス4.4%となります。  それでは、予算の中身について説明をいたします。  1項労働諸費、1目労働諸費、予算額9452万2000円は、市内労働者の福祉対策や雇用対策に係る経費でございます。このうち労政総務費566万3000円は、シティハローワーク各務原の運営や雇用・人材育成推進協議会の助成に要する経費のほか、シティハローワーク各務原を令和4年度に産業文化センターに移転し、リニューアルオープンするための準備経費を計上しています。  労働者金融対策費730万円は、勤労者向けに住宅資金や生活資金を融資するため、その原資を金融機関に預託する経費でございます。  雇用対策事業費3464万5000円は、雇用環境や就職活動の変化に対応するため、オンライン会社説明動画作成支援事業マッチングイベント出展事業学食トレイ広告事業のほか、緊急雇用維持助成事業として、雇用調整助成金の上乗せ補助を行っていこうとするものでございます。また、生涯現役促進地域連携事業では、協議会に貸付金を支出し、職場見学会や企業との交流会のほか、セミナーの開催などの事業を支援してまいります。  予算説明書は158ページ、159ページをお願いします。  2目勤労者活動施設費、予算額は1117万6000円でございます。こちらは、勤労会館管理費として勤労会館の維持管理に要する経費でございます。  続きまして、予算説明書は160ページから169ページまでとなります。主な事業は21ページをお願いいたします。  6款農林水産業費でございます。農林水産業費の予算の総額は4億4313万1000円でございます。一般会計全体としての構成比は0.8%、前年に比べ4477万6000円の増、率にして11.2%の増加でございます。  増加の要因は、新規就農者によるイチゴ栽培施設等の整備計画により、元気な農業産地構造改革支援事業を実施することなどによるものでございます。  それでは、予算の中身について説明をいたします。  1項農業費は1億4656万円、対前年度比4398万8000円の増額となります。  1目農業委員会費、予算額は2929万6000円でございます。このうち農業委員会運営費1272万4000円は、農業委員会を運営するための諸経費や国有農地の管理及び農業者年金の事務等に係る経費でございます。  2目農業総務費、予算額は5285万8000円でございます。このうち農政事務費15万9000円は、農業の振興に係る一般事務経費でございます。  地域農政推進対策費426万3000円は、農業の担い手の育成のほか、市民農園や各務野農業体験塾事業の実施により、地域農業の強化を図ろうとする経費でございます。  予算説明書は、162ページから163ページになります。  3目農業振興費、予算額は6440万6000円でございます。このうち生産調整推進対策費921万円は、米の生産調整に伴う水田の転作事業の推進に要する経費などでございます。  農業改良普及費5265万9000円は、農事改良組合や園芸振興会などの活動を支援していくとともに、JAぎふや各務原商工会議、地元大学との連携事業である各務原にんじん啓発事業や農業用施設内に生息いたします外来生物の駆除などのほか、農業次世代人材投資事業や元気な農業産地構造改革支援事業として、新規にイチゴ農業に就農するための支援を行っていこうとするものでございます。  地域農産物消費拡大総合対策費253万7000円は、学校給食の食材に県内産の農産物の活用を進めるため、学校給食地産地推進事業補助金に要する経費です。  2項畜産業費は、予算額3295万6000円、対前年度比109万6000円の減額となります。  予算説明書は、1枚おめくりいただき、164、165ページになります。  2目畜産振興費、予算額143万3000円でございます。家畜推進対策費といたしましては、岐阜大学や市畜産振興会と連携し、畜産体験教室を開催するとともに、畜舎周辺の環境改善や家畜の診療、人工授精に要する経費でございます。  次に、3項農地費は、予算額2億660万5000円、対前年度比129万4000円の減となっております。  主な事業は22ページを御覧ください。  1目農地総務費、予算額は9259万1000円でございます。このうち農地事務費638万7000円は、土地改良区等の関係機関と連携し、農地の保全及び維持管理に要する経費でございます。  農地総務費5898万8000円は、岐阜中流用水などの農業施設の適正な維持管理や多面的機能支払交付金に要する経費でございます。  予算説明書は166ページ、167ページ中ほどになります。  2目農業用施設維持費です。予算額1212万9000円につきましては、堰やポンプ、用排水路などの補修や修繕に要する経費となります。  3目農業用施設新設改良費、予算額は1億188万5000円でございます。このうち市単土地改良費3041万5000円は、農業用用排水路や堰の改修工事などに要する経費でございます。  県営土地改良費206万円は、県が実施する各務用水の農業水利施設保全対策事業の負担金となります。  県単土地改良費6351万円は、県補助を受け、かんがい排水施設の改良事業を行うもので、苺池ほか2か所で工事を行う予定でございます。  地域用水環境整備事業費590万円は、県が実施するため池の整備事業に伴う補助金で、苧ヶ瀬池や大安寺新池におきまして整備を計画いたしております。  4項林業費は、予算額5701万円、対前年度比317万8000円の増額でございます。  このうち、1目林業総務費の予算額は2433万2000円でございます。  予算説明書は、1枚おめくりいただきまして、168ページ、169ページになります。  林業事務費1万5000円は、林業事務に係る一般事務費でございます。林業推進費296万1000円は、岐阜県山林協会などへの負担金のほか、有害鳥獣や特定外来生物の駆除、鳥獣被害対策実施隊などに要する経費でございます。  2目林業振興費、予算額は3267万8000円でございます。このうち森林管理費2866万8000円は、日本ラインうぬまの森や伊木の森の森林管理及び森林環境譲与税を活用した市内森林の地権者特定業務などに要する経費でございます。  森林整備事業費339万9000円は、水質保全の涵養や自然環境の保全といった森林の多面化的機能の回復を図るため整備を行う経費でございます。  林道管理費61万1000円は、倒木の伐採など、良好な林道管理に要する経費でございます。  続きまして、予算書は170ページから177ページ、主な事業は23ページでございます。  7款商工費になります。商工費の予算総額は16億9571万円で、一般会計全体の構成比は3.2%となります。前年度に比べ2億7684万1000円の増、率にして19.5%の増となります。  増額の要因は、あすかホールの照明のLED化工事などによるものでございます。  それでは、予算の中身について説明をいたします。  1項商工費、1目商工総務費、予算額は2億5656万7000円でございます。このうち商工事務費72万5000円は、商工業振興に係る一般事務費でございます。  2目商工業振興費、予算額は7億368万5000円でございます。このうち商業振興対策費2582万2000円は、各務原商工会議経営改善普及事業や産業祭のほか、商店街の電灯料などへの助成に係る経費でございます。食品関連展示会出展事業につきましては、コロナ禍により開催が危ぶまれるところでございますが、引き続き販路拡大を図る出展支援を行っていこうとするものでございます。また、新規起業者が事業を軌道に乗せるための起業後支援事業についても引き続き取り組んでまいります。  工業振興対策費2893万9000円は、研修費助成による航空機産業の人材育成支援や立地企業の税負担を軽減する各務原市企業立地助成事業のほか、新たにオンライン寺子屋事業を実施し、小・中学生が自宅や学校で工場見学が行えるよう、市内の工場を紹介する動画を作成していこうとするものです。また、昨年度やむなく中止となった岐阜県工業会主催のものづくり岐阜テクノフェア2020を、今年度本市で開催するための経費を計上しているものでございます。  中小企業金融対策費4億230万2000円は、中小企業者の経営安定化を図るため、市小口融資に伴う預託原資のほか、保証料や利子の一部に対する補助金でございます。  公共交通機関対策費2億2861万円は、ふれあいバス等の運行に加え、2年目となりますチョイソコかかみがはら事業のほか、市内定期バス路線の維持や運転免許証の自主返納支援事業などの経費を計上しているものでございます。  主な事業は24ページを御覧ください。  産業振興対策費1801万2000円は、急速な技術革新が進む中、産業振興ビジョンに基づき、関係機関と連携して、生産性の向上や競争力強化に向けた事業を進めるとともに、引き続き国や県の制度の活用支援や先進技術の情報提供、ビジネスマッチング参画などによる支援を行ってまいります。具体的には、ITやIoTの導入に必要な知識・技術を習得するための研修やアドバイザーの活用、さらには導入に係る経費の補助を行うほか、機械要素技術展への出展支援などでございます。また、新ビジネス創出プログラム事業に加え、新たな取組といたしまして、自社の技術など、いわゆる強みを生かした製品やサービスをブランド化し、新たな市場を開拓していくための取組を支援していく中小企業ブランディング事業を進めてまいります。  なお、負担金の主な内訳につきましては、173ページにかけまして記載のとおりでございます。  予算説明書は172ページの中ほどになります。  3目観光費でございます。予算額は3億9142万2000円でございます。このうち観光施設管理費1567万6000円は、中山道鵜沼宿町屋館や脇本陣、公衆便所などの観光施設の維持管理等に要する経費でございます。  観光振興対策費3660万1000円は、例年、各種観光PR事業や、風物詩ともなっている多くのにぎわいや活力を創出する催事事業への負担金のほか、観光協会運営事業などへの助成に係る経費を計上しているものでございます。  令和3年度につきましては、コロナ禍による影響に鑑み、春の中山道鵜沼宿まつりを中止としたり、桜まつりや日本ライン夏まつりについては、規模を縮小したりするなどの対応を取らせていただいておるものでございます。  なお、それぞれの負担金につきましては、175ページに記載のとおりでございます。  観光施設整備費918万4000円は、令和4年度から大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送に合わせ、承久の乱ゆかりの地PR事業を行おうとするものでございます。  東海自然歩道管理費65万円では、市内を通る16.9キロの東海自然歩道の管理に要する経費でございます。  主な事業は25ページになります。  ふるさと納税啓発費3億2931万1000円は、引き続きふるさと納税啓発事業に要する経費でございます。  予算説明書は174ページ、175ページになります。  4目産業会館費、予算額は1億6502万円でございます。産業振興施設管理費2642万円は、指定管理者への指定管理料等で、商工振興センター、東亜町会館、南産業会館の維持管理や修繕に要する経費でございます。  産業振興施設整備費1億3860万円は、あすかホールの照明のLED化工事に要する経費でございます。  5目航空宇宙博物館費、予算額は1億7901万6000円でございます。  予算説明書は176ページ、177ページになります。  航空宇宙博物館管理費9736万8000円は、指定管理者である公益財団法人岐阜かかみがはら航空宇宙博物館への指定管理料でございます。  航空宇宙博物館施設整備費1039万8000円は、令和4年度に屋上防水工事を予定しており、そのための設計経費を計上しているものでございます。  航空宇宙博物館運営費2733万2000円は、周年イベントの実施や展示物の充実など、博物館のさらなる魅力向上を図るための経費でございます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 続きまして、教育費について御説明をさせていただきます。  予算説明書は200ページ、201ページ、主な事業につきましては33ページをお願いいたします。  10款教育費、予算額64億6456万円は、前年度との比較でマイナス0.6%、4103万8000円の減となっております。  1項教育総務費、1目教育委員会費379万円では、教育委員会運営費として教育委員会の委員報酬など、教育委員会の運営に係る経費を計上しております。  2目事務局費10億3970万3000円のうち、事務局運営費1812万円につきましては、GIGAスクール事業において導入しましたモバイルルーターの通信回線使用料が含まれております。  教育指導研究費1億6008万8000円は、小規模小学校短期臨時対応講師配置事業やスクールロイヤー配置事業、ICT支援員配置事業といった新規事業のほか、かかみがはら寺子屋事業の1つである基礎学力定着事業などの経費でございます。  予算説明書は202ページ、203ページ、主な事業は34ページをお願いいたします。  特別支援教育指導推進費3500万円は、特別な支援を必要とする児童生徒への指導に要する経費でございます。特別支援教育巡回相談事業、特別支援教育アシスタント配置事業などを実施いたします。  教育支援費1億3518万1000円は、経済的理由により就学困難な児童生徒の保護者や特別支援学校に在籍している児童生徒の保護者への補助を行う経費でございます。
     適応指導推進費781万6000円は、不登校児童生徒に対して適応支援や学習支援を行うあすなろ教室や教育支援センターさくらの運営等に係る経費でございます。  適応指導推進施設整備費407万4000円は、移転予定の前宮保育園を教育支援センターさくらの新しい拠点とするため、改修工事の設計委託料を計上しております。  教育センター事業費495万4000円は、教育センター「すてっぷ」で行う教育相談事業や教職員研修事業など、教育センターの運営に係る経費でございます。  予算説明書202ページの一番下から次の204、205ページにかけてとなります。  2項小学校費7億9467万2000円は、対前年度8674万8000円の減となっております。  主な事業は35ページをお願いいたします。  1目小学校管理費5億7885万4000円のうち、小学校管理費3億3974万円は、小学校の円滑な運営を図るための経費でございます。  主な事業として、情報教育やICT機器の活用を図る学校ICT化推進事業、GIGAスクール事業のほか、今年度はコロナ禍で実施を見送りしたかかみがはら検定事業などがございます。  小学校施設営繕費1億5015万6000円は、小学校の修繕を行うための経費でございます。  予算説明書は206ページ、207ページをお願いいたします。  2目小学校建設費、小学校建設事業費2億1581万8000円は、良好な教育環境を整備するため、防犯カメラ設置事業、校舎給水管更新事業、那加第一小学校体育館外構改修事業などの工事費や設計費を計上しております。  続いて、3項中学校費です。予算額5億7204万4000円は、対前年度4875万3000円の増となっております。  1目中学校管理費3億1116万1000円のうち、中学校管理費2億51万3000円は、中学校の円滑な運営を図るための経費でございます。  部活動運営費1397万円は、全国大会などへの出場激励金や中学校体育連盟の補助金など、部活動の充実化のための経費でございます。  中学校施設営繕費4972万1000円は、中学校の修繕に要する経費でございます。  予算説明書は208ページ、209ページをお願いいたします。  2目中学校建設費の中学校建設事業費2億6088万3000円は、小学校と同じく防犯カメラ設置事業や校舎給水管更新事業のほか、給食調理室の空調設備整備工事費等を計上しております。  主な事業は36ページをお願いいたします。  4項特殊学校費1億2404万1000円は、対前年度比6711万5000円の増となっております。  1目特別支援学校管理費2701万9000円のうち、特別支援学校管理費1379万7000円は特別支援学校の円滑な学校運営に要する経費でございます。  特別支援学校施設営繕費331万9000円は、特別支援学校の修繕に要する経費でございます。  予算説明書は210ページ、211ページをお願いいたします。  3目特別支援学校建設費の特別支援学校建設事業費9702万2000円は、令和3年度から建築及び造成の設計や用地取得に着手するため、新特別支援学校基本設計・実施設計業務委託料や造成・外構・グラウンド設計業務委託料等を計上しております。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 6項社会教育費になります。予算額は12億8222万1000円、前年度に比べ1億808万円、9.2%の増となっております。  1目社会教育総務費、予算額は1億7142万8000円でございます。社会教育管理費93万9000円は、社会教育全般について助言や指導を得るための社会教育委員会議などに係る経費でございます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 予算説明書は212ページ、213ページをお願いいたします。  4目青少年教育費1246万7000円のうち、青少年育成費783万4000円は、青少年育成市民会議事業や放課後子ども教室事業など、青少年の健全育成を推進するための経費でございます。  家庭教育支援費102万6000円は、子育て広場の開設やチューリップ大作戦の推進など、家庭の教育力向上等を支援するための経費でございます。  少年センター運営費360万7000円は、青少年の健全育成のため非行防止や相談活動を行うための経費でございます。  5目文化財保護費2074万5000円のうち、文化財保護管理費839万円につきましては、村国座や皆楽座などの指定文化財の保護管理に要する経費でございます。  文化財保護費1057万5000円は、埋蔵文化財の試掘調査や寺子屋事業の1つであるふるさと歴史発見事業などに要する経費でございます。  文化財施設整備費178万円は、村国座の修繕費等を計上しております。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 予算説明書は214ページから、主な事業は37ページからになります。  6目公民館費、予算額は1億7405万4000円でございます。  予算説明書は217ページになります。  ライフデザインセンター4館の管理費や運営費をそれぞれ計上しています。新たな取組といたしまして、中央と西ライフデザインセンターにおきまして、コロナ対策により、ライフカレッジ等の受講者数を絞り込んだことに伴う受講機会の補填策といたしまして、かかみがはら健やか楽習事業を実施していく予定でございます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 予算説明書は218ページ、219ページをお願いいたします。  8目少年自然の家費1億6966万4000円のうち、少年自然の家管理費3353万3000円は、少年自然の家の維持管理に要する経費でございます。  少年自然の家運営費283万2000円は、プラネタリウムやぼうけん王国等、主催事業に係る経費等を計上しております。  少年自然の家施設整備費3481万8000円は、冷温水発生機オーバーホール工事や分電盤の更新工事、エアコン取替え工事費等を計上しております。  予算説明書は220ページ、221ページをお願いいたします。  9目図書館費4億7295万8000円のうち、図書館管理費3630万8000円は、図書館施設の維持管理に要する経費でございます。  主な事業は38ページをお願いいたします。  図書館運営費3946万5000円は、図書の購入や各種講座の開催、電子図書館サービスの実施に係る経費のほか、中央図書館開館30周年記念事業として行う記念講演会の開催費用等を計上しております。  図書館施設整備費2億1163万7000円は、空調設備の改修工事や4階教育センターの改修工事費等でございます。  予算説明書の一番下から次の222、223ページにかけてとなります。  11目市史編さん費39万8000円は、令和7年度に刊行を予定しております各務原市史の制作に係る経費でございます。令和3年度は、編さん委員会を設置いたします。  12目歴史民俗資料館費5022万8000円のうち、歴史民俗資料館管理費339万9000円は、炉畑遺跡公園などの施設管理に要する経費でございます。  歴史民俗資料館運営費230万2000円は、歴史民俗資料の収集・保存や、歴史セミナー等の講座の開催、それからスマートミュージアム事業等の実施に要する経費でございます。スマートミュージアム事業では、川上貞奴の企画展や承久の乱に関する講演会を開催する予定でございます。  木曽川文化史料館管理費15万2000円、それから木曽川文化史料館運営費39万1000円につきましては、木曽川文化史料館の管理に要する経費や木曽川流域の歴史や文化に関する史料の展示、企画展を開催するための経費でございます。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 13目文化会館費、予算額は5038万1000円でございます。こちらは文化会館管理費といたしまして、市民会館及び文化ホールの指定管理料などで、市民の文化・芸術の諸活動を促進し、地域文化の振興を図るための経費でございます。  予算説明書は224ページ、225ページになります。  15目生涯学習費、予算額は564万3000円でございます。こちらは、各種の生涯学習事業や出前講座のほか、各務野自然遺産の森において自然体験塾を開催するなどの経費でございます。新しく立ち上げる学びの成果活用マッチング事業では、多彩なイベントを企画したり、ボランタリーハウスや高齢者施設等と日頃の活動の成果を発表したり、クラブ、サークルのマッチングを図る取組を行ってまいります。  16目文化振興費、主な事業は39ページになります。  文化振興費の予算額は1247万9000円でございます。公募による各美術展をはじめ、アートと様々な地域資源を掛け合わせるアートブリッジ事業、公園でアートと音楽を楽しむアートピクニック事業、また8回目となる各務原マーケット日和等を開催する経費でございます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 18目埋蔵文化財調査センター費1億4177万6000円のうち、埋蔵文化財保護費73万円は、文化財の展示・公開や「かかみがはら百科」の発行等に要する経費でございます。  予算説明書は、ページの一番下から次の226、227ページにかけてとなります。  文化財発掘調査費9774万1000円は、文化財の発掘調査や歴史セミナーの開催等の普及啓発に要する経費でございます。  7項保健体育費14億2792万1000円は、対前年度3億7512万9000円の減となっております。  1目保健体育総務費8378万7000円のうち、保健体育総務費251万円は、スポーツの普及振興のため、スポーツ推進委員活動を支援する経費等を計上しております。  主な事業は40ページをお願いします。  予算説明書は、ページの一番下から次の228、229ページにかけてとなります。  2目社会体育振興費4076万1000円は、各種スポーツスクールやシティマラソン等の開催に要する経費のほか、スポーツ協会、スポーツ少年団等の活動支援を通して地域に根差したスポーツ活動を推進するための経費でございます。また、ホストタウン事業など、延期となりました東京2020オリンピックの関連事業費については、来年度も引き続き計上してございます。  3目教育保健費6183万8000円のうち、教育保健費5043万3000円は、児童生徒や教職員の健康診断等に係る経費でございます。  日本スポーツ振興センター費1140万5000円は、児童生徒の学校管理下での災害に対して医療費や見舞金を支給する共済給付金の掛金でございます。  予算説明書は、ページの下から次の230ページ、231ページにかけてとなります。  4目学校給食費5億5611万4000円のうち、学校給食管理費2億1733万9000円は、給食単独調理校の衛生管理や調理器具などの整備に要する経費でございます。  学校給食センター管理費2億3267万1000円は、学校給食センターの調理業務委託や施設管理に要する経費でございます。  学校給食センター施設整備費81万9000円では、蒸気ボイラーを取り替えるための設計委託料を計上しております。  予算説明書は、次の232、233ページにかけてとなります。主な事業は41ページを御覧ください。  6目体育施設費5億6939万円のうち、体育施設管理費3億2584万2000円は、総合体育館や総合運動公園などの体育施設の指定管理料や土地の賃借料など、施設管理に係る経費でございます。  体育施設整備費2億4354万8000円は、市民プール改修事業や勤労者総合グラウンド防球ネット更新事業、飛鳥球場改修事業など、施設の老朽化した部分の更新や利便性の向上を図るための整備費等でございます。  7目総合体育館建設費の総合体育館建設事業費889万5000円は、新総合体育館整備基本計画策定業務委託料等を計上しております。  8目グリーンスタジアム費1億713万6000円のうち、グリーンスタジアム管理費6020万9000円は、施設の維持管理やナショナルトレーニングセンターの管理運営に要する経費でございます。  続きまして、予算説明書8ページ、9ページへお戻りください。  令和3年度以降にわたって債務を負担することができる事項を定める債務負担行為として、当委員会が所管する事項は、8ページ下から3段目から順に令和3年度貸付予定分の農業企業化資金利子補給補助金、それからふれあいタクシー運行事業、チョイソコかかみがはら事業、そして9ページ下から5段目から順に小学校受変電設備整備事業、新特別支援学校整備事業、城山用地取得事業、新総合体育館整備基本計画策定事業の7件となります。期間及び限度額につきましては、表のとおりとなっております。  以上で、令和3年度各務原市一般会計予算のうち、経済教育常任委員会に付託されました産業活力部及び教育委員会所管分の説明を終わらせていただきます。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 説明の漏れがございますので、追加をさせていただきます。  同じく債務負担行為、8ページでございます。  中ほどに書いてあります多文化共生推進プラン策定事業と、9ページの一番上、機械要素技術展出展事業もこちらの所管になりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川利生君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  なお、コロナ禍でありますので、質疑は自己の意見は述べず、予算に関して明瞭簡潔にお願いします。  質疑はありませんか。 ◆副委員長(水野岳男君) 予算書の82ページのふるさと納税ですけれども、コロナ禍においても安定的に増加ということですけど、この根拠というか、積算の理由をお願いします。 ◎次長兼観光交流課長(長浦淳公君) 令和3年度の当初予算の歳入の見込みとしましては、令和2年度の実績を基に作成したものでございます。ただ、令和3年度、今御指摘のございましたように、コロナの影響がやっぱり出ておりまして、現時点で4億5000万円ぐらいの寄附額というような形になっておりますので、それに伴って歳出も比例して下がりますから、また決算のときに御報告できると思います。以上です。 ◆副委員長(水野岳男君) 大体の人数的なものって分かりますか。 ◎次長兼観光交流課長(長浦淳公君) 寄附件数でいきますと、恐らく2万数千件かと思います。令和2年度の最終の数字はまだ出ておりませんので。 ◆委員(古川明美君) 関連です。  ふるさと納税の主な啓発事業として3億3700万円で、寄附金が6億8000万円というところで、確認なんですけれども、返礼金は、3分の1は超えていないということでいいですか。 ◎次長兼観光交流課長(長浦淳公君) 返礼品に係る経費としては、3割は超えておりません。 ◆委員(古川明美君) じゃあ、啓発事業としての経費の内訳、サイトの管理費とか、いろいろあると思いますけれども、教えてください。 ◎次長兼観光交流課長(長浦淳公君) 経費の総額としましては、これも総務省の指導で全体の寄附額の半額以下に収めるというようなことがあります。その中でいろいろ寄附を頂くに当たって、ポータルサイトというものを通してやっておるんですが、それが今全部で4つのポータルサイトにお願いしております。そちらのほうが、寄附額に対しての手数料というのが、ふるさとチョイスが5%、それから楽天ふるさと納税が5.1%、ふるなびが10%、それからANAのふるさと納税が8%というような形で、寄附金額に対して手数料を支払っております。以上です。 ◆副委員長(水野岳男君) 予算書72ページのナショナルトレーニングセンター、前年度に比べると500万円ほど増加になっている理由を教えてください。 ○委員長(瀬川利生君) 答弁できますか。 ◎スポーツ課長(飯沼利行君) 後ほどで、すみません。 ○委員長(瀬川利生君) じゃあ、そのほか。 ◆委員(古川明美君) 主な事業の19ページ、地域職業相談室リニューアル事業ですけれども、シティハローワークが産業文化センターへ移転するということですけれども、どこに移動するのか。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 予定でございますが、産業文化センター5階の現在の都市建設部の辺りに移転する予定でございます。 ◆委員(古川明美君) 新庁舎ができて、引っ越しして、その後だと思うんですけれども、実質いつ頃からスタートの予定ですか。
    商工振興課長(進藤達彦君) 移転のほうは、令和4年度の5月を予定しております。3月、4月が、ハローワークとしては非常に多忙期になりますので、年度またぎになるのは事業が忙しいということで、5月にしておるものでございます。 ◆副委員長(水野岳男君) 同じところで、ハローワークを移転する背景というか、どういったことがあったのかということを教えてください。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) ハローワークのほうは、現在東亜町会館でずっと事務をやっていただいておるんですけれども、東亜町会館のほうが、建物が建ってから非常に年数がたつ、50年以上たっているというようなことでございますので、そういったところが1つ。  また、東亜町会館が、非常に駐車場が少ないということもございまして、産業文化センターという駅のすぐ近くにあるところを選択したということだったり、あとは商工振興課なり、商工会議とも同じビルに入るというようなことで、なるべく機能的にやれるようにというのが問題になっていたので、それを解決するということでございます。 ◎スポーツ課長(飯沼利行君) 先ほどの増額の理由で、オリンピックということで少し上がっておるものと、大きくはこれまでと変わらないんですが、ナショナルトレーニングセンターの会計年度任用職員、スタッフの給与の部分がこれまで含まれていませんでした。それを改めさせていただいて、400万円ほど増えてございます。 ◆委員(古川明美君) 主な事業の19ページで、勤労者住宅資金の貸付事業と生活資金のほう、どちらも昨年度より減額になっている理由を教えてください。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 勤労者の住宅資金につきましては、平成28年度から利用者がございません。また、生活資金についても、平成24年度以降、利用者がありません。そんな状況が続いておりましたので、内容を銀行とも精査させていただいたんですが、創設当初の状況と変わって、現在では多種多様な金融商品がありまして、一般に勤労者の方たちが利用しやすい状況が整っておるというようなこともございますので、市のほうの制度の予算の枠につきましては、現利用者の枠を一定数補助するという形で、予算を縮小させていただいておるものでございます。 ◆委員(古川明美君) 時代の流れとともに、民間でいいものが出てきたということだと思うんですけれども、方向性として、この事業としてはどういうふうに考えていくのかというところと、こちらの金額を減らす根拠みたいなところが、微妙にこの2つ違うので、そこを教えてください。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 住宅資金につきましては、非常に借入れがないということもございますので、基本的に現借入れしてみえる方の融資を保証するという形で、残高保証分のみを予算化させていただいております。新規の申込みについては、行っていく予定はないという形で選択をさせていただいております。  生活資金のほうは、こういうコロナ禍の時代でもございますので、全く制度をなくすということは問題があるというようなことを判断させていただいた上で、利用者件数が少ないということから、想定される利用者を見込んだ形で予算を減額させていただいておるものでございます。 ◆副委員長(水野岳男君) 同じページの真ん中辺のオンライン会社説明動画作成支援事業ですけれども、今年度やられているのに同じようなものをプラスして増やすというイメージでよろしいですか。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 今年度実施させていただいたのは、3月に企業との情報解禁の日がありましたので、それに間に合うように一刻も早くという形で対応させていただいたものでございます。また新たに来年度実施するというのは、その次なり、その次の卒業者を対象にした動画を作成していくというものでございます。種類としては同様なものでございます。 ◆副委員長(水野岳男君) 予算の中では、新しく別の企業が載せられるというイメージですか。今まであったのが継続されるんじゃなくて、どちらなんですか。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 新規に申し込まれるのも多々出てくるかとは思っておりますが、現状の方も、ひょっとすると更新という形であるかもしれませんが、予定数が60社ということでございますので、そういったところで優先順位をつけていくならば、新規の方をまず優先していくという形になろうかと思います。 ◆委員(井戸田直人君) 今の関連でございますが、予定数60社ということですが、今現在何社ぐらいが参加企業かというのはお分かりでしょうか。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 今年度、補正予算で対応させていただいたものの実数でございますが、44社が実績として上がっております。 ◆委員(井戸田直人君) 今の関係で、昨年補正予算で事業化されておりますが、企業とか、学校なんかの反応はどんなような感じでしょうか。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) こちらの事業につきましては、非常にコロナ禍において、企業合同説明会が学校等でできないということに鑑みて、こちらの事業を開始したということでございます。学校のほうからは、非常にありがたい事業だということで、積極的にPRしたいということで、我々のほうもチラシを作って、そちらのほうで連携してやっておるという形で、学校からは非常に高評価でございます。  また、生徒につきましては、まだ始まったばかりではございますので、個々に声はお聞きしておりませんが、市のホームページに立ち上げたものについても、もう既に1000件を超えるアクセス数があるというようなことで、かなり多くの方が期待してみえるものでないかなということで理解をしております。 ◆委員(古川明美君) 主な事業の19ページで、キャリアデザインマガジン発行事業ですけれども、これは市内も市外も、大学生、高校生、中学生向けというふうで発行するということですけれども、どのぐらいの数を用意する予定ですか。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) トータルで1万5000部を用意する予定でございます。 ◆委員(古川明美君) 市外はどのエリアに、どんなふうに配付するのか。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 市外の大学等になります。近隣の大学になりますので、福井大学だとか、富山大学、富山県立大学、金沢大学、金沢工業大学、また広島大学等の通常我々が訪問させていただいたり、つながりがあるところに配付をさせていただくことを考えております。 ◆副委員長(水野岳男君) 同じところで、以前にもこれをやったことがあったと思いますけれども、そのときとの何か違いというのはありますか。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) エッセンスとしては同じもので、今まで広報紙等に載せていたものを再編集させていただいて、キャリア学習的なものも含めまして、働いている人の声だとか、各務原市のよさというものをPRしていこうというものでございます。 ◆委員(古川明美君) 主な事業の19ページで、生涯現役促進地域連携事業、これは先ほども説明ありましたけれども、2000万円の貸付けで、その金額がその年度に戻ってきているという流れで、ちょっと確認なんですけれども、運用方法、どういう収益があって、今回返済ができるのか、そこの仕組みみたいなところを確認します。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) こちらの事業につきましては、厚生労働省からの受託事業でございまして、運転資金がないという形のやりくりの中で、我々のほうの資金で貸付けを行うということでございます。年度末になりますと、厚生労働省のほうから実績に応じて資金が参りますので、その間の運転資金として貸付けを行うもので、収益を上げるものではございません。 ◆副委員長(水野岳男君) 同じページの学食トレイ広告事業で、前年度より若干金額が増えておりますけど、何か期間を増やすとかいうことがあるんでしょうか。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) こちらは2年度目の事業ということで、対象となる大学を増やしてございます。増やして新規で予定しておりますのは、岐阜大学、南山大学、愛知工業大学等の大学を含めた形になっておりますので、増額となっておるものでございます。 ◆委員(古川明美君) 主な事業の22ページ、森林整備全体計画調査事業ということで、これは森林環境譲与税を活用してということでしたけれども、財源に森林環境譲与税はなっているのかというところの……。 ○委員長(瀬川利生君) 古川委員の質問の意図がちょっと。 ◆委員(古川明美君) 意味が分からんですか。ごめんなさいね。  予算書の38ページに森林環境譲与税があって、主な事業のほうで、森林環境全体計画調査事業は森林環境譲与税を活用してというふうにあったので、財源の確認です。 ◎農政課長(五島康雅君) 活用して計画を立てます。 ◆委員(古川明美君) じゃあ、森林環境譲与税を活用しているということですけれども、その森林環境譲与税の対象となる森林というのはどういう森林になりますか。 ◎農政課長(五島康雅君) 人工林を対象に調査をします。 ◆委員(古川明美君) たくさん森林がある中で……。 ○委員長(瀬川利生君) 御自分の感想は結構です。明瞭にお願いします。 ◆委員(古川明美君) はい。どのぐらいの調査が進んでいるのかというところを。 ◎農政課長(五島康雅君) まだ市全体の所有者の特定までは至っていないので、これから所有者の特定を始めるという段階です。 ◆委員(古川明美君) 特定していく中で、恐らく手をかけていくことが難しいという方が多いとは思うんですけれども、そういう場合、どういうふうに整備をしていく予定なのか。 ◎農政課長(五島康雅君) 特定をした上で意向を確認して、森林環境譲与税の趣旨を踏まえた整備を今後検討していくということになります。 ◆副委員長(水野岳男君) その前ページの21ページの真ん中よりちょっと下の元気な農業産地構造改革支援事業、イチゴ農家の施設整備ということでございますけれども、詳しい場所とか、規模とかを教えてください。 ◎農政課長(五島康雅君) 場所は鵜沼真名越町、鵜沼第一小学校の西側辺りの畑の一帯のところの北寄りの部分になります。イチゴ農家に新規就農される方のハウス等の施設を建設するもので、面積は1600平米を予定しています。 ◆副委員長(水野岳男君) これは自己資本というか、自己負担というのはどのぐらいになるんでしょうか。 ◎農政課長(五島康雅君) 施設建設については、事業主体がJAでして、JAが全体の2分の1、残りの2分の1に対して県が3分の2、市が3分の1で、自己資金はなく、建てたものに対して、就業者がJAに対してリース料を払っていくというような形で進めていきます。 ◆委員(古川明美君) 関連です。就農者がこの助成を受けることができる条件みたいなのを教えてください。 ◎農政課長(五島康雅君) 当然地区の産地を形成するというのがこの事業の目的ですので、その地区に位置づけられた計画に入られるということで新規就農される方で、当然継続していく必要がございますので、事前にそういった経営の継続が成り立っていくのかとか、そういった計画が、地区の趣旨に合った計画にはまるものなのかということを審査した上で、この事業を使えるということで認定しています。 ◆委員(古川明美君) 事前の審査みたいなのが計画にはまるかどうかというところがあるのかと思うんですけれども、そういう有機でやりたいというような就農者がいても、そういうまず事前に相談してということであれば、検討はできるということですか。 ◎農政課長(五島康雅君) そうですね、その辺がまずは御相談いただいた上で、どのような御予定をされているかということは相談いただきたいです。 ◆委員(津田忠孝君) 主な事業の24ページです。  産業振興対策費、中小企業ブランディング事業ですけど、これは新たな市場を開拓する取組を支援するという事業ということみたいですけど、その具体的な支援の内容というのを教えてください。 ◎次長兼産業政策室長(片桐祐子君) 市場の開拓を支援ということなんですが、まず新たな仕事を獲得するために、自社のサービスや技術、そういった製品を誰に売るのかとか、また自社の強みをどういうふうに相手に伝えるかというところが、今まで既存の顧客としか取引をしていない事業者は、そういったところが少し弱いというところと、どういうふうに伝えていいのか分からないという企業の声がありましたので、まず自社の強みを他社との差別化ということで、どういうふうにブランド化していくのかという手法を学ぶ啓発セミナーを開催します。  その後、小規模の勉強会を5回シリーズで1回実施しまして、プラス個別企業に対しては個別指導やアドバイスを、これは商工会議と共催で実施していく予定です。 ◆委員(古川明美君) 主な事業の22ページです。  伊木の森整備費です。これは新たに設置した芝生広場の適正な運営管理を実施するということで、伊木の森の管理ですけれども、これは芝生管理とか、適正な管理というのは、誰がどういうふうに行っていくかというところの確認をお願いします。 ◎農政課長(五島康雅君) 芝生につきましては、業務委託して、業者で管理していただきます。その他の周辺トイレとか、そういった清掃は、嘱託の職員において適正に管理します。 ◆委員(古川明美君) 嘱託の職員は何名で、常駐するということですか。 ◎農政課長(五島康雅君) 2名常駐します。 ◆副委員長(水野岳男君) 主な事業の23ページの真ん中辺り、オンライン寺子屋事業ですけれども、イメージとして、児童生徒が見学できるようにということですけど、これはまずそもそも一般の人は見られますか。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) ホームページ等にアップしていくものでございますので、子ども以外にも、一般の方も御覧いただくことができます。 ◆副委員長(水野岳男君) その上で、何件ぐらいの企業がアップされるのか、教えてください。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 想定の企業件数としては、7社を予定しておるものでございます。 ◆委員(古川明美君) 関連ですけれども、小学生とかがタブレットを活用して工場見学ということで、イメージ的には社会見学みたいなイメージかなあと思ったんですけれども、社会見学に取り組むときというのは、やっぱりそのプロセス、事前の学校での下調べとか、勉強とかを深めていくという作業がすごく大事なんですけれども、そういうところはどのように考えているのか。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 動画の編集等につきましては、また教育委員会とも連携協力しながら進めていきたいと思っておりますので、そういったものの中にも活用していただけるものかなということで期待はしております。 ◆副委員長(水野岳男君) 同じページの一番下の市内バス交通系ICカード利用補助事業ですけれども、もう少し内容というか、補助率とか、そういったものを教えてください。 ◎参与[公共交通政策室長事務取扱](前田直宏君) 現在、岐阜バスは独自のayucaというカードでIC系のカードを運用しております。全国的にこの辺りですと、名鉄のmanacaだとか、JR東海のTOICAだとか、東京全体で言えばSuicaのいわゆる交通系のICカードが今使えない状況があります。それは以前から、これは当然ふれあいバスもそうなんですけれども、市民要望もありましたし、そういった中で、今回岐阜バスが国の補助金をもらいながら自主的に取り組んでいくということに対して、関係市町の皆さんと協調しながら補助していくという仕組みです。 ◆副委員長(水野岳男君) そうすると、岐阜バス自体は特に負担はないということですか。 ◎参与[公共交通政策室長事務取扱](前田直宏君) あります。国の補助で2分の1です。各市町は4分の1という形なんですけれども、営業単位で、路線ごとで各務原市に影響しておる分の距離案分をした形で今回出させていただいています。金額は。企業負担は、岐阜バスが4分の1です。 ◆委員(古川明美君) 関連ですけど、その整備までの見通しというか、来年度はできるのかとか。 ◎参与[公共交通政策室長事務取扱](前田直宏君) 全部で7営業あります。これを2年がかりかけてやっていきます。まず料金箱を改修する金額が今回の補助金です。それが一通り終わった後で、システム改修の補助を、経費をかけるというところが来ます。令和6年あるいは5年度中の後半ぐらいに使える状況になるかなということで聞いております。 ◆委員(古川明美君) 23ページのふれあいバス・ふれあいタクシー運行事業についてですけれども、ふれあいタクシーはちょっと一部エリアがチョイソコに移行していく中で、昨年度よりも2000万円ほど増額をしているんですけれども、その要因を教えてください。 ◎参与[公共交通政策室長事務取扱](前田直宏君) ふれあいバスのほうが、平成27年10月から、5年の協定が一段落して、今年度の10月から走行キロ単価が上がっています。今年度は半年分なんですけど、来年度は1年分、その分の金額でかかってくることと、毎年、走行ごとのキロ単価というのが、見直しが行われます。その分が2000万円ほど今回上がっていることが1点と、コロナで今2割ぐらいまで利用減、落ちていますけれども、通しますと3割ぐらいの収入をここで300万円ぐらい、昨年度と比べると300万円ぐらいちょっと減らしたということになっています。  実際にかかる経費から、運行収入、それと国の補助金が岐阜バスに直接入りますので、そこが毎年全体の補助率の5割ぐらいしかもらえないんですけれども、しっかりと精査する中で、国の補助金も、ちょっと今回我々の積算の中で上げましたので、トータルで2300万円ほど上が っております。 ◆副委員長(水野岳男君) 24ページの下のほう、承久の乱ゆかりの地PR事業で、ちょっと全体的なスケジュールもそうですけど、PR計画みたいなものというのは、この中にはあるんですか。 ◎次長兼観光交流課長(長浦淳公君) ここには、24ページの中には158万4000円ということで上がっておりますが、その内容を具体的に申し上げますと、前渡不動のあります矢熊山の展望台周辺の樹木の剪定業務委託、見晴らしをよくして、木曽川のほうがもう少しよく見えるようにしようということが1つ。それから、矢熊山の展望台に至るまでの間にいろいろちょっと道が分かれていたりして、分かりにくいところがあるんですね。そういうようなところに案内看板を設置したり、山頂に鳥瞰図みたいな看板を設置するという事業。それから、展望台のところに2か所ベンチ、それから供養塔のところにもベンチを1つ、それから仏眼院のところにもベンチを1つということで、以上今申し上げました3点の事業を観光協会の事業として、市が負担金を支出してやってもらうというような計画がまずあります。  それと、この予算の中に含まれておりますのはPRチラシです。これもまだNHKのドラマの実際の詳しいところが分かっておりませんので、まだ実際に具体的にどういうPRチラシになるか分からないんですが……。 ○委員長(瀬川利生君) 答弁簡潔にお願いします。 ◎次長兼観光交流課長(長浦淳公君) 分かりました。チラシのほうも3万枚ぐらい作る予定でございます。以上です。 ◆委員(津田忠孝君) 関連なんですけど、この事業、全国に本市の歴史的魅力を発信していくというようなことが言われておりました。どのような手法を用いて全国に発信していくんでしょうか。 ◎次長兼観光交流課長(長浦淳公君) 当然、観光協会のホームページですとかを通じて、あるいは先ほど教育委員会の予算のほうで、文化財課のほうでも講演会とか、そういうのを行うというようなことが上がっておりましたけど、そういった様々な手法で全国にPRしていきたいと思っております。 ◆委員(津田忠孝君) そもそもこの歴史的魅力ということなんですけど、具体的な内容というのは、もうお考えは決まっているのでしょうか。 ◎次長兼観光交流課長(長浦淳公君) もともと承久の乱というのが、関ケ原の合戦なんかと比べると、ちょっとマイナーなイメージがあるんですが、実際に日本の歴史の中で考えてみると、本当に武家社会に変わる一番の分岐点になった重要な戦いなんですね。そして、その戦いの非常に重要な合戦の舞台、勝敗が決まる重要な合戦の舞台になったのが、この前渡であるという、その辺りのことを伝えていきたいと思っております。 ◆委員(古川明美君) 主な事業の23ページで、チョイソコかかみがはら事業ですけれども、今年度は半年分ということで計上されていましたけれども、来年度は1年分で、倍としてもちょっと多いかなと思うんですけれども、そこの理由を教えてください。 ◎参与[公共交通政策室長事務取扱](前田直宏君) 2年目、10月からスタートするんですけれども、今度の2年目は、市内タクシー5社全部の輪番制でやります。それに伴って、月ごとで変えていきますので、そこのシステムの辺りの費用がプラスアルファになっています。 ◆委員(古川明美君) 10月からの実証実験ということで、一般質問でもありましたけれども、会員が268名で、延べ利用者が624人で、単純に計算すると、1日平均が3人から4人かなと思ったんですけれども、今、輪番制でまた変わっていくという中で、この実績を踏まえて、1日何人ぐらいを見込んでいるのですか。 ◎参与[公共交通政策室長事務取扱](前田直宏君) コロナが落ち着けば、最終年度、2年目なんですけど、年間2000人を目標としています。今、月に110人ぐらい。それが170人を超えればいいかなあと。1日当たりにすると、8人から9人というところを目標としています。現状は、そこの7割台ぐらいのところです。 ◆委員(津田忠孝君) 主な事業24ページ、また観光振興対策費ですけど、桜まつり事業、こちらのほう、間もなく規模を縮小して開催されるということなんですが、新型コロナ感染症への対策をしながら実施ということになります。この対策はどのような対策を講じられるのか、教えてください。 ◎次長兼観光交流課長(長浦淳公君) まずは、既に広報紙などで御存じかもしれませんが、開催の場所を市民公園の中だけに限りました。それで、木曽川沿いの堤防沿いに露天商が出たりとか、そういうことは一切なし。したがいまして、密の原因をつくる歩行者天国も一切行いません。公園の主な出入口では、全員にチェックというのは難しいと思うんですけど、体温測定をやったりだとか、あるいは看板だとか、そういったものを使って密にならないように、3密の回避であるとか、あるいは宴会をやらないようにとか、そういったようなPRを行って何とか無事に開催したいと思っております。 ◆委員(古川明美君) 関連ですけれども、お客さんがそこで食べたりとか、家族でシートを敷いたり、そういうのはどうなるんですか。 ◎次長兼観光交流課長(長浦淳公君) 基本的に、市内の業者を助けるという意図もありまして、15店舗だけ市内業者がお店を出すという形を取るんですが、全てテークアウト方式にします。そして、こちらからあらかじめ食べるための机だとか椅子は設置しません。ただ、今委員もおっしゃられたように、シートを敷いて、家族単位でそれを食べるぐらいのことは、ちょっとオーケーかなというようなことを思っております。 ◆副委員長(水野岳男君) 教育費のほうに行きたいと思いますが、33ページ真ん中、下のほうでスクールロイヤー配置事業ですけれども、文科省が進めているやつだと思いますが、具体的にどういったことを想定されているのか、教えてください。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 児童生徒の問題行動、例えば触法行為、非行行為、暴力行為等、またはいじめ事案が発生した場合の学校が行う事実調査等の対応等、重大な事案に対する相談を考えております。 ◆委員(津田忠孝君) 同じところですけど、そこでどういう相談というのが考えられるんでしょうか。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 内容的には、今申し上げたような内容ですが、電話による相談、または対面あるいはメール等で相談の上限は決めておりませんので、その都度、適宜相談をかけていきたいと思っております。 ◆委員(津田忠孝君) 保護者のほうからどのような相談が寄せられるのかという、分かりませんが、どんなことなのか。どのようなことを想定されているんですか。この取組というのは弁護士さんに頼むということなんですけど、複雑化している、多様化しているということなんですけど……。 ○委員長(瀬川利生君) 津田委員も簡潔にお願いします。 ◆委員(津田忠孝君) はい。その内容、どういうことが、今までも事例があったのか、どんな内容が寄せられるのかというのは分かりますか。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) これまでの例で申し上げますと、子ども間のトラブルが、保護者間の中で例えば法的にどのようにこれを解決するのか、あるいは償うのかというようなことに発展する場合がありますので、そういったことを想定しております。
    ◆副委員長(水野岳男君) 同じところですけど、自治体によっていろんなやり方があるというふうに聞いていますけど、本市の場合はどういった契約というか、弁護士さんが法律事務所にいて、その人に相談するという形なのか、学校教育課に来るのか、どういう形態でしょうか。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 2名の契約をしております。そして、こちらが必要だというふうに判断した場合は、先ほど申し上げました電話または訪問していただくことも考えております。 ◆副委員長(水野岳男君) 相談を弁護士にする人は、学校なのか、学校教育課の方なのか、先生なのか、その辺教えてください。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 学校の実態をつかみ、教育委員会と連携して相談をかけていきたいと考えております。学校教育課の担当と想定しております。 ◆副委員長(水野岳男君) ある意味、法律のプロではあるけれども、教育はやはり学校のほうがプロなわけで、その辺りの弁護士と学校との意識共有というのは結構一番課題になってくるかと思うんですが、その辺りはどういうふうに。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 今、委員がおっしゃられたように、学校の、特に学校長が直接弁護士に相談をするということも考えております。 ◆委員(古川明美君) 関連ですけど、私はそういう保護者から、いろんな法的観点から厳しい意見が言われるのかなというイメージだったんですけれども、そういうトラブルみたいなのが実際に増えているということで、こういう事業になったんですか。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) そのとおりでございます。 ◆委員(津田忠孝君) 主な事業の35ページから36ページにかけてですが、これは小・中学校と特別支援学校への防犯カメラ設置事業があります。これはどのような場所に防犯カメラを設置する予定なんでしょうか。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 校門近くの人の出入りの分かる場所に設置する予定です。 ◆委員(津田忠孝君) これは外ということなんですけど、その効果というのはどんなような効果が期待されているのでしょうか。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 主な効果としては、抑止効果が一番大きいものではないかと考えております。 ◆委員(古川明美君) 主な事業の33ページで、小規模小学校短期臨時対応講師配置事業ということですけれども、小規模小学校となる学校はどこですか。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 尾崎小学校、各務小学校、稲羽東小学校、緑苑小学校と考えております。 ◆委員(古川明美君) 短期臨時対応とは、どういう場合のことをいいますか。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 教職員が、例えば1か月以内程度の病気休暇を取った場合を想定しております。 ◆委員(古川明美君) 急に今日病気で休んだというときに対応できる方というのは、どういう方で、どの程度の役割を担ってくれる講師なんですか。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) その病気休暇を取られた方が、どういう役割を担っているかにもよりますが、教育事務所または市の教育委員会にも人材バンク登録がございますので、そういった方から当たっていこうと考えております。 ◆副委員長(水野岳男君) 予算書は分からなかったんですけど、別冊の予算概要のほうですけど、30ページの真ん中辺りに部活動指導員配置事業がございまして、拡充事業になっております。これまでの実績と効果について、どのように検証されて、拡充されるのか教えてください。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 本年度までは4名の方に担っておっていただきました。来年度、これを10名に拡充します。どういったところということですが、まずは顧問が1人しかいない場合は、その1人の顧問に大変負担がかかりますので、そういった学校を考えております。来年度の予定でいきますと、全中学校に1人ずつ、あと2つの中学校には2名配置する予定です。 ◆委員(井戸田直人君) 主な事業の33ページの真ん中よりやや下、ICT支援員配置事業とございますが、これは何人ぐらいの人員の計画をされているでしょうか。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 10名程度です。 ◆委員(井戸田直人君) どのような支援の仕方か、ちょっと具体的にお分かりになれば。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) まずは教職員への授業補助、授業立会い、またはICT機器の動作確認、事前作業、さらには授業参観や研究事業等での補助等を学校職員がまずは機器をきちっと使えるように、あるいは授業でどのように生かすかということの全面的なサポートを考えております。 ◆委員(古川明美君) 予算書9ページ、債務負担行為、新特別支援学校整備事業ですけれども、これの事業内容を教えてください。 ◎参与[教育施設整備推進室長事務取扱](牧田洋之君) 用地の取得と、あとは基本設計及び実施設計、造成設計等に入ってまいります。 ◆委員(古川明美君) 予算書の211ページ、特別支援学校建設事業費です。  用地取得費は債務負担行為にあるということでしたので、ここにいろいろ内訳がありますけれども、ソフト面については、今後専門的な作業部会を立ち上げていくというふうに、取り組んでいくというふうに一般質問の答弁がありましたけれども、そういう作業部会の予算というのは、ここの中に入っているのですか。 ◎参与[教育施設整備推進室長事務取扱](牧田洋之君) 入っております。 ◆委員(古川明美君) 金額的にどれぐらいになるのか、教えてください。 ◎参与[教育施設整備推進室長事務取扱](牧田洋之君) 報酬費といたしまして、9万7500円を入れてございます。 ◆委員(古川明美君) この編成に当たって部会を立ち上げていくのは、どういうふうに、いつやっていくかということはまだ決まっていないですか。 ◎参与[教育施設整備推進室長事務取扱](牧田洋之君) 現時点では決まっておりません。 ◆委員(古川明美君) 基本構想の学校の規模で、最大263名というふうになっていますけれども、その人数に対応できる施設整備ということを考えていますか。 ◎参与[教育施設整備推進室長事務取扱](牧田洋之君) 263名は最大入った場合を想定しておりまして、規模としましては250名を想定して設計する考えです。 ◆委員(古川明美君) また基本計画の中には、高等部に通う生徒が全て就学できるような積算になっていましたけれども、自らの意思で県立岐阜清流高等特別支援学校とかに進学する人もいる中で、いろんな事情も整理して、人数とかの妥当性とか、そういうのはどういうふうに考えていくのか。 ◎参与[教育施設整備推進室長事務取扱](牧田洋之君) ただいまの質疑は、予算とは関係がないと考えられますが。 ○委員長(瀬川利生君) 古川委員、ただいまの質疑は予算とは関係ないと思います。気をつけて質疑してください。 ◆委員(古川明美君) じゃあ、確認をさせていただきますね。  基本構想・基本計画には、基本計画における一案として示してあるので、その検討の結果、合理的に見直していく必要があるというふうに書かれていましたので、ソフト面はこれからということなので、十分検討の余地はあるというふうに思っていいですか。 ◎参与[教育施設整備推進室長事務取扱](牧田洋之君) 令和3年度に発注予定である基本設計・実施設計の基本設計の段階で、そういったことを確認してまいります。 ◆委員(古川明美君) 予算書の209ページ、特別支援学校整備維持補修費の中に、今の高等部のところで雨漏りがあるということが基本構想の策定委員会でも意見として出ていましたけれども、そういう校舎の雨漏りの修繕費はこの中に含まれていますか。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 雨漏りの修繕については、従来より聞いておりまして、今回200万円ほど、その修繕費用については計上しております。 ◎参与[教育施設整備推進室長事務取扱](牧田洋之君) 先ほどの古川委員の質疑の中で、専門的な方々に御意見を伺うための費用はというところで、私、9万7500円とお答えしましたが、正しくは31万2000円でございます。 ◎農政課長(五島康雅君) 先ほど古川委員が質問された元気な農業産地構造改革支援事業の補助の採択の要件につきまして補足させていただきます。主な事業21ページになります。  補助を受ける方の要件としまして、研修施設、イチゴですと1年間の研修を受けていただく必要がございます。あと、地域ごとの人・農地プランに将来の農業の担い手として位置づけをする必要がございますので、その際に県等の関係機関との協議が発生します。  あと、将来にわたって安定した営農が必要になってきますので、経営可能かどうか、営農計画を出していただいて、それらを踏まえて、新規就農される方に土地を御用意いただいて、そこに施設を建設するという事業になっております。以上です。 ◆委員(古川明美君) 主な事業の34ページ、不登校対策事業についてです。これは2つに分かれていますけれども、適応のほうと整備のほうで。前宮保育園のところを改修していくというところなんですけれども、ちょっと費用の内訳とか、教育支援センターさくらの補充の設計費とか、いろいろ含まれていると思うんですけれども、ちょっと内訳を教えてください。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) まず設計に関してで言いますと、本体工事、空調等がメインのものになっております。そういったものも含めまして、来年度まずこれは設計の段階を令和3年度からスタートするという予定になっております。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 設計に関する費用は407万4000円になっております。 ◆委員(古川明美君) それは、これを見れば分かるんですけれども、不登校対策事業費として概要では800万円になっているんですね。それから、設計費が400万円で、適応指導推進費として125万円で、あとちょっと残り、内訳が分からなかったので確認しています。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 残りは人件費になっております。 ◆委員(古川明美君) 自分のペースで過ごせる居場所づくりということなんですけれども、今本当に不登校の子どもたちが増えている中で、子どもが行きたいと思う場所になるためにも、当事者の意見とかを聞いていくことが必要だと思うんですけど、設計するに当たって、そういう場を設けていくということは考えていますか。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 児童生徒がそういった委員会に入るようなことは考えておりませんが、当然今既にさくらは始まっておりますので、そういった子どもたちの様子をきちっと参考にして、考えていきたいと思っております。 ◆委員(古川明美君) 主な事業の34ページ、教職員研修事業です。これは、教育センターの職員が講師なのか、外部講師の予算も入っているのか。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 外部講師も含まれております。 ◆委員(古川明美君) 夏期講習やトワイライト研修等の内容の充実、多様な研修の在り方を工夫するとありますけれども、どのように充実し、どう工夫していくのか。多様な研修とはどういうふうに工夫されるのか、教えてください。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 本年度までの研修後には必ず参加者にアンケートを取っております。そういった意見を基に改善していこうと考えております。 ◆委員(古川明美君) それは、じゃあ今までと変わりないということですか。今までもそうだったと思うんですけど、特に工夫というのはないということですか。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) iPad、タブレットが教職員にも配付されることから、そういったものも有効に活用して、方法等では変わってくることがあると思っております。 ◆委員(古川明美君) 34ページのあすなろ教室運営事業と学習支援センター運営事業、どちらも不登校の子どもたちに対応する事業ですけれども、予算案の概要(別冊)に学校復帰を支援するというふうにあるんですけれども、学校復帰のみが目的なのか、表記として適切と考えるか、教えてください。 ◎学校教育課長兼教育センター所長(吉村嘉文君) 学校復帰だけではありません。ただ、学校復帰を目指しながら自立を目指しております。 ◆委員(古川明美君) であれば、誤解があるので、ちょっと書き方を配慮したほうがいいかと思いますけど。 ○委員長(瀬川利生君) 御自分の意見は討論で言ってください。 ◆委員(古川明美君) 主な事業の39ページです。  マーケット日和ですけれども、来年度はどのように取り組んでいくのか、教えてください。 ◎次長兼いきいき楽習課長(青木伸泰君) マーケット日和につきましては、今年度現実のお店、出店等はなしで、オンライン上でのマーケット日和を行いました。名古屋市とか、東京などにあります同じようなマーケットと結んでの公園の使い方の懇談とか、そういったものも含めて行ってまいりましたけれども、来年度につきましては、そういったオンライン上の取組と現実のところとの組合せを考えておりますが、今後、運営委員会のほうで検討してまいりたいと思っております。 ◆委員(古川明美君) オンラインで去年と同じようにというところの中で、文化事業としての位置づけなので、その役割とかをどういうふうに果たしていくのかというところを教えてください。 ◎次長兼いきいき楽習課長(青木伸泰君) こちらのほうの事業は、中部学院大学とも連携しておりますし、出店者の皆さん、あるいは、令和元年度も3万5000人ほどの方々が見えたわけなんですけれども、そういった方々の中で、シティプロモーションの一環として各務原市の魅力を発信する、文化を使って発信するというような形を考えております。 ◆委員(古川明美君) 予算書9ページ、債務負担行為、城山用地取得事業についてですけれども、城山は各務原市の土地開発公社が所有をしています。土地開発公社の令和元年度の決算書に、土地保有明細として城山整備事業費、用地費が1億円、委託料が390万円、利息が665万円で合計1億1000万円となっていますが、債務負担行為との金額の違いの根拠を教えてください。 ◎文化財課長(西村勝広君) 債務負担行為の金額の積算根拠を申し上げますと、用地費、委託費に加えて諸経費、これまでの支払利息、それから公社に対する事務手数料が含まれて、この金額となっております。 ◆委員(古川明美君) 利息と委託費と諸経費ですね。それを計算しても1億1000万円なので、その差額を教えてください。 ◎文化財課長(西村勝広君) 現時点での積算根拠を、ちょっと具体的に内訳を申し上げますと、用地費が1億円と委託費が393万453円、それから諸経費が1万5000円、それから支払利息が2449万円、それから事務手数料が385万3000円ほどとなっております。 ◆委員(古川明美君) 支払利息をもう一回教えてください。 ◎文化財課長(西村勝広君) 2449万円余りでございます。 ◆委員(古川明美君) 平成30年10月に城山の土地の調定が成立して、各務原市一般会計予算で城山整備事業に伴う建設補償費が計上されて、でも相手方の都合によって、売買は至らなかったんですけれども、城山用地取得事業の所管が教育委員会である理由と今後の見通しについて教えてください。 ◎文化財課長(西村勝広君) この城山の用地の取得事業については、まず城山の岩山本体が、国指定の名勝木曽川という文化財に指定されていることで、買戻しについては文化庁の補助金を使うということが大きな理由でございます。将来的な計画としては、北側の用地も併せて、建物の撤去ですとか、用地の取得のめどがたった段階で一定の発掘調査を実施しまして、文化財課としての観点から公園整備に寄与していくというふうに考えております。 ◆委員(古川明美君) 主な事業の41ページです。  総合体育館建設費についてですけれども、債務負担行為が1億5000万円ぐらいで、歳出が1500万円と880万円ということで、2500万円が基本策定の事業費ということでよろしいですか。 ◎参与[教育施設整備推進室長事務取扱](牧田洋之君) 基本構想を策定するための業務委託料につきましては、約2300万円ほどです。 ◆委員(古川明美君) あと、じゃあ差額は。 ◎参与[教育施設整備推進室長事務取扱](牧田洋之君) 報酬報償費並びに旅費等でございます。 ◆委員(古川明美君) 基本計画策定の日程といつ頃の答申を目指していますか。 ◎参与[教育施設整備推進室長事務取扱](牧田洋之君) 答申そのものにつきましては、策定委員会のほうでお決めになることですので、私のほうから決められることではございませんが、令和3年度中に何らかの形の答申をいただければというふうに希望しております。 ◆委員(古川明美君) 防災機能を併せ持つ安心・安全なよりどころとなる新たな体育館整備ということですけれども、防災機能を持たせる予定かというところを。 ◎参与[教育施設整備推進室長事務取扱](牧田洋之君) そのような方針ではございますが、基本計画の中で決めてまいります。 ◆委員(古川明美君) 策定委員会の答申の中では、これから計画策定していくために、調査とか、審議をたくさんしていくのに、いろんな先進自治体とか、スポーツ団体とか、いろんなところの調査を行うということが具体的に書いてありましたけれども、そういうことが望ましいというふうに書いてありますが、この内容を調査して策定委員会で審議するということでいいですか。 ◎参与[教育施設整備推進室長事務取扱](牧田洋之君) はい。 ◆委員(古川明美君) この調査の予算が確保されているということでいいですか。 ◎参与[教育施設整備推進室長事務取扱](牧田洋之君) はい。 ○委員長(瀬川利生君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。 ◆委員(古川明美君) 議第3号 令和3年度各務原市一般会計予算について、当委員会に付託された案件につき、反対の立場で討論をいたします。  新総合体育館整備基本計画策定事業についてです。  建設費は約70億円、土地代を含めるともっと多くの費用がかかる大型の事業となります。  先日の一般質問の中でも、新型コロナウイルス感染症による影響、今後の市税等の税収入の額や動向を見定め、中期財政計画の見直しを検討するとの答弁もありました。コロナ禍により、税収は17億円の減収の見込みとなっています。新総合体育館建設については見直すべきと考え、反対いたします。  特別支援学校建設整備事業費についてです。  特別支援学校建設については、全国のモデルとなるような日本一の特別支援学校を目指すことを提案しています。しかし、令和7年度開校までに教職員の質を高めるために本気で研修を行う明確なビジョンは示されませんでした。そして、ランニングコストも分からないままです。一旦立ち止まって丁寧に考えていただくために、このスケジュールありきで進むことには反対をいたします。以上です。 ◆委員(井戸田直人君) 議第3号 令和3年度各務原市一般会計予算のうち、当委員会に審査の付託をされた事項について、賛成の立場で討論いたします。
     新型コロナウイルスの影響もあり、緊縮予算ではありますが、浅野市長からは堅守速攻型との方針を掲げられました。当委員会が所管する事業については、まさに将来の各務原市を担う人づくりの分野が多く、例えばかかみがはら寺子屋事業では、地元で活躍できる人づくりのための基礎学力定着事業、情報活用能力を生かして自ら学ぶ子どもの育成を目指したGIGAスクール事業など、本市の将来を担う子どもたちへの投資でございます。さらには、不登校対策事業、スクールロイヤー配置事業、スクールソーシャルサポーター配置事業など、現状の課題解消に向けた事業予算も入ってございます。  また、ハード面の整備といたしましては、新特別支援学校整備事業、新総合体育館整備基本計画策定事業などが予算化されており、市民の声が反映されたものになっております。  産業政策といたしましては、観光に力を入れた承久の乱ゆかりの地PR事業がございます。また、ふれあいバス・ふれあいタクシー運行事業、地域公共交通活性化事業に加え、地域住民からの期待も高いチョイソコかかみがはら事業を計上し、将来的にはより広い地域での導入により、これからの高齢化社会に期待されるものであります。  また、コロナ禍における対応事業としてのオンライン会社動画作成支援事業やオンライン寺子屋事業、地元の中小企業の潜在力をうまく引き出し、事業拡大の足がかりともなる中小企業ブランディング事業など、元気なまちづくりに必要な事業ばかりだと考えております。  いずれも本市の発展に必要な事業と判断し、議第3号中、当委員会に審査の付託を受けた事項について賛成いたします。 ◆委員(津田忠孝君) 議第3号中、当委員会が所管する事項に対し、賛成の立場で討論します。  令和3年度予算案におきましては、新型コロナウイルス感染症の終息が見えない中、この難局を乗り越えるため、守るところは堅く強固に守り、攻めるところはスピード感を持って果敢に攻めていく、まさに堅守速攻型予算と言えます。  産業関連事業では、新たな市場を開拓する中小企業ブランディング事業で、事業変化に対応するための新しいチャレンジがうかがえます。  ものづくりデジタル化推進事業は、企業の経営力向上・強化を図るためのITやIoTの活用を支援するため、航空宇宙産業競争力維持支援事業では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市内の航空宇宙産業関連企業が競争力を維持しながら、事業を継続的に行うための経費の一部を補助するというものづくり高度化支援事業は産業の強化が期待できます。  さらに、教育関連事業では、児童生徒の命の危機につながる問題行動を未然に防止するためのスクールソーシャルサポーターを増員し、セーフティーネットを強化するスクールソーシャルサポーター配置事業や、教職員だけでは対応困難な問題に対して法的観点からの適切な助言を得ることができるスクールロイヤー配置事業では、多様化する課題解決に向けての期待ができます。  新特別支援学校整備事業では、私のところへも障がいのある児童生徒の保護者さんからの声が寄せられています。現在の高等部で知的障がいのある生徒だけが通える学校から、小中高一貫で知的以外の障がいを持つ子も通える学校を整備してもらえることはとてもうれしいとのことでした。保護者からなどの希望をかなえるため、ソフト面は引き続き様々な協議を重ねて、よりよいスタイルを築き上げていただき、ハード面は令和7年春の開校に向けて迅速に進めるべきです。  新総合体育館整備基本計画策定事業では、私が議員になる前から議論がなされていた新総合体育館建設計画を、要望に沿い、いよいよ形にしていくことになります。基本計画での策定では、ぜひ大いに夢のある話合いがなされることを期待します。  その他の事業についても、本市の発展に必要な事業と判断し、議第3号中、当委員会に審査の付託を受けた事項に賛成します。 ◆副委員長(水野岳男君) 賛成討論します。  コロナ禍において、感染拡大防止と社会・経済活動を両立させる堅守速攻型予算と銘打たれた予算であります。  労働費では、シティハローワークを令和4年度に移転し、利便性を向上させる準備が進められ、オンライン会社説明動画作成支援事業やキャリアデザインマガジン発行事業など、コロナ禍においても学生や若者と市内企業をつなごうとする施策が随所に見られます。  農林水産業費では、認定新規就農者の設置するイチゴ栽培施設費用の助成などがあり、未来のイチゴ農園に期待をいたします。  商工費では、ふれあいバス・ふれあいタクシー運行事業やチョイソコかかみがはら事業の着実な推進で、市民の移動ニーズに対応する姿勢が見られます。  また、ものづくりのまちとしての企業支援を続けながら、オンライン寺子屋事業、中小企業ブランディング事業といった新規事業に挑戦し、起業後支援事業、ものづくりデジタル化推進事業などの拡充を行う予算も含まれています。  さらに、承久の乱ゆかりの地PR事業には、本市の魅力発信のチャンスがうかがえますし、本市の歴史を伝える岐阜かかみがはら航空宇宙博物館関連予算では、魅力の向上と郷土への愛着の醸成につながることを期待いたします。  教育費では、スクールソーシャルサポーターの増員でセーフティーネットを強化、部活動指導員の増員で教員の負担軽減や指導力アップにも期待できます。GIGAスクール事業は、生徒児童の個性に合わせた教育を進めるためICT支援員を各校に配置するもので、必要と認められます。  新特別支援学校整備事業は、市民の要望から形に近づいている小中高一貫で、知的障がいだけでなく、肢体不自由や病弱の児童生徒も対象とした念願の特別支援学校を整備するためのもの、また現在の総合体育館の課題解消とスポーツニーズへの対応に加え、防災機能を併せ持つ新総合体育館を整備するための基本計画策定事業は、市民の夢と安心・安全の拠点整備を期待できます。  その他の事業についても、いずれも本市の当面の行政需要に対応するものと判断でき、賛成をいたします。以上です。 ○委員長(瀬川利生君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第3号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(瀬川利生君) 挙手多数であります。よって、議第3号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第23号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 議案書は61ページ、62ページを御覧ください。新旧対照表は66ページとなります。  議第23号 各務原市産業会館条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。  各務原市商工振興センターの特別室の名称を第1特別会議室に改めるとともに、新たに貸館施設に第2特別会議室を加え、使用料を定めようとするものでございます。  施行期日は、令和3年10月1日でございます。  説明は以上でございます。 ○委員長(瀬川利生君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第23号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(瀬川利生君) 挙手全員であります。よって、議第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第24号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎商工振興課長(進藤達彦君) 議案書は63ページ、64ページを御覧ください。新旧対照表は67ページとなります。  議第24号 各務原市火入れに関する条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。  議第24号、火入れ条例の改正条例につきましては、押印を求める手続の見直しにより、申請書類である火入許可申請書に申請者の押印を求めないとすることに伴い、関係規定の整備を行うもので、施行期日は令和3年4月1日でございます。  説明は以上でございます。 ○委員長(瀬川利生君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第24号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(瀬川利生君) 挙手全員であります。よって、議第24号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第25号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 議案書は65ページ、66ページを御覧ください。新旧対照表は68ページとなります。  議第25号 各務原市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正によって、条例の附則第4項に定めた引用条項が削除されたことに伴いまして、新型コロナウイルス感染症の定義を具体的に書き表す形に改めるものでございます。  この条例は公布の日から施行いたします。  説明は以上です。 ○委員長(瀬川利生君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第25号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(瀬川利生君) 挙手全員であります。よって、議第25号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第26号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 議案書は67ページ、68ページを御覧ください。新旧対照表は69ページ、70ページとなります。  議第26号 各務原市図書館条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  中央図書館4階の会議室を教育センターの施設として使用することに伴い、同会議室を貸館施設から除外するため、「会議室等」を「多目的ホール等」に改めるなど、所要の改正を行うものでございます。  この条例の施行期日は、令和3年7月1日でございます。  説明は以上となります。 ○委員長(瀬川利生君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。
     討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第26号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(瀬川利生君) 挙手全員であります。よって、議第26号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第27号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎次長兼総務課長(永井聡君) 議案書は69ページから71ページにかけてでございます。  議第27号 各務原市史編さん委員会条例について御説明申し上げます。  各務原市史は、昭和62年刊行の通史編(近世・近代・現代)以降、刊行がございません。そこで、市制60周年を機会に、市史として空白となっている昭和の終わりから現在に至る歴史を分かりやすく後世に伝える資料を編さんするため、その基本方針について調査・審議する第三者機関として当委員会を設置することとし、委員会の組織や運営に関し、必要な事項を定めるものでございます。  70ページから条例の本文がございます。  第1条には設置の目的、第2条では所掌事務について定めております。第3条から第5条には、組織や委員の任期について定めておりまして、委員は8人以内とし、その中には公募による市民の方も含まれております。また、第6条と第7条では、会議について開催要件等を定めております。  この条例の施行期日は、令和3年4月1日でございます。  説明は以上でございます。 ○委員長(瀬川利生君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第27号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(瀬川利生君) 挙手全員であります。よって、議第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議会閉会中の継続調査について、おはかりいたします。当委員会の所管事務調査として、行政視察等を実施することとし、お手元に配付しました写しのとおり、議長に対し議会閉会中の継続調査の申出をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたします。  なお、調査事項、目的、方法、及び期間につきましては、協議会で協議いたします。  以上で当委員会に付託された案件は全部議了いたしました。  おはかりいたします。委員会報告書並びに委員長報告の作成は、どのように取り扱いますか。   (「正・副委員長一任」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) 正・副委員長一任との声がありましたので、委員会報告書並びに委員長報告の作成はそのように取り扱います。  以上で経済教育常任委員会を閉会いたします。 (閉会) 午後0時10分         ───────────────────────────  この記録は正当であることを認める。            経済教育常任委員会委員長  瀬 川 利 生...