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  1. 各務原市議会 2021-03-08
    令和 3年第 2回定例会−03月08日-01号


    取得元: 各務原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    令和 3年第 2回定例会−03月08日-01号令和 3年第 2回定例会 各務原市告示第19号  令和3年第2回各務原市議会定例会を次のとおり招集する。   令和3年3月1日                           各務原市長  浅 野 健 司 1 期  日  令和3年3月8日 2 場  所  各務原市議会議事堂          令和3年第2回各務原市議会定例会会議録(第1日目)           議   事   日   程   (第1号)                       令和3年3月8日(月曜日)午前10時開議 日程第 1.仮議席の指定 日程第 2.議長の選挙 〇本日の会議に付した事件 日程第 1.仮議席の指定 日程第 2.議長の選挙
    出席議員(24名)                     1 番   古 川 明 美  君                     2 番   水 野 岳 男  君                     3 番   黒 田 昌 弘  君                     4 番   井戸田 直 人  君                     5 番   塚 原   甫  君                     6 番   小 島 博 彦  君                     7 番   杉 山 元 則  君                     8 番   五十川 玲 子  君                     9 番   指 宿 真 弓  君                    10 番   瀬 川 利 生  君                    11 番   永 冶 明 子  君                    12 番   波多野 こうめ  君                    13 番   横 山 富士雄  君                    14 番   大 竹 大 輔  君                    15 番   岩 田 紀 正  君                    16 番   仙 石 浅 善  君                    17 番   水 野 盛 俊  君                    18 番   坂 澤 博 光  君                    19 番   吉 岡   健  君                    20 番   津 田 忠 孝  君                    21 番   池 戸 一 成  君                    22 番   川 嶋 一 生  君                    23 番   足 立 孝 夫  君                    24 番   川 瀬 勝 秀  君 〇欠席議員(なし) 〇説明のため出席した者の職氏名               市長          浅 野 健 司  君               副市長         磯 谷   均  君               副市長         小 鍋 泰 弘  君               企画総務部長      植 田 恭 史  君               教育長         加 藤 壽 志  君 〇職務のため出席した事務局職員               議会事務局長      村 井 清 孝               総務課長        奥 村 真 里               総務課主幹       河 瀬 憲 政               主任主査議事調査係長 五 島 竜 一               主任書記        横 田 直 也               書記          河 手 美 季         ─────────────────────────── (開会式) ◎議会事務局長村井清孝君) 御起立を願います。  ただいまから令和3年第2回各務原市議会定例会開会式を行います。  浅野市長から御挨拶をいただきます。   (市長 浅野健司君登壇) ◎市長(浅野健司君) 皆さん、改めましておはようございます。  本日は、令和3年第2回各務原市議会定例会をお願いいたしましたところ、さきの選挙から、投票日から10日しかたっていない状況といった御多忙の中、そしてまたお疲れのところ、議員全員の御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。  本当に厳しい選挙戦を勝ち抜いたということで、改めて皆様方に心からのお祝いを申し上げますのと同時に、私自身、さきの12月定例会におきまして、3期目にかける決意表明をさせていただいたところでありますが、今後も議員、市長、それぞれの立場で切磋琢磨し、共に各務原市のますますの発展のために努めていきたいというふうに思っておりますので、引き続き市政運営に当たり、議員各位の御理解と、そして御協力、またアドバイスを賜れればというふうに思います。  さて、今回の提出議案につきましては、新年度の当初予算等々、非常に多く、そして重要な案件ばかりでございます。しっかりと御審議をいただき、そして適切な御議決を賜りますことをお願いして、挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎議会事務局長村井清孝君) これをもちまして開会式を終わります。  御着席願います。         ─────────────────────────── ◎議会事務局長村井清孝君) 一般選挙後、最初の議会でございます。議長が選挙されるまでの間、地方自治法第107条の規定により、年長の議員が臨時に議長の職務を行うことになっております。  御紹介申し上げます。出席議員中、年長の議員は足立孝夫議員でございます。  それでは足立孝夫議員議長席にお願いいたします。   (臨時議長 足立孝夫議長席に着席) ○臨時議長足立孝夫君) ただいま紹介されました足立孝夫でございます。  地方自治法第107条の規定により、臨時に議長の職務を行います。何とぞよろしくお願いを申し上げます。         ─────────────────────────── △1、開会 (開会) 午前10時1分 ○臨時議長足立孝夫君) ただいまから令和3年第2回各務原市議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。         ─────────────────────────── △日程第1、仮議席の指定 ○臨時議長足立孝夫君) 日程第1、仮議席の指定を行います。  仮議席は、ただいま御着席の議席といたします。         ─────────────────────────── △日程第2、議長の選挙 ○臨時議長足立孝夫君) 日程第2、議長の選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。   (議場閉鎖) ○臨時議長足立孝夫君) ただいまの出席議員は24名であります。  投票用紙を配付いたさせます。   (投票用紙配付) ○臨時議長足立孝夫君) 投票用紙配付漏れはありませんか。   (「なし」との声あり) ○臨時議長足立孝夫君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。   (投票箱点検) ○臨時議長足立孝夫君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。なお、同姓の方もおられますので、投票用紙には被選挙人の氏名をしっかりと記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。  点呼を命じます。 ◎議会事務局長村井清孝君) 1番 古川明美君から順に点呼を行ったが、これの記載を省略する。   (点呼に応じ各議員投票) ○臨時議長足立孝夫君) 投票漏れはありませんか。   (「なし」との声あり) ○臨時議長足立孝夫君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。   (投票箱閉鎖) ○臨時議長足立孝夫君) 議場の閉鎖を解きます。   (議場開鎖) ○臨時議長足立孝夫君) 開票を行います。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に1番 古川明美君、5番 塚原甫君を指名いたします。よって、両君の立会いを願います。   (開票) ○臨時議長足立孝夫君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数24票。これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち   有効投票     24票
            無効投票     0票  有効投票中  川嶋一生君    20票         波多野こうめ君  2票         杉山元則君    2票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は6票であります。よって、川嶋一生君が議長に当選されました。         ─────────────────────────── ○臨時議長足立孝夫君) ただいま議長に当選されました川嶋一生君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。  議長 川嶋一生君の挨拶があります。   (議長 川嶋一生君登壇) ○議長川嶋一生君) ただいま議長に御推挙賜りまして、誠にありがとうございました。  各務原市議会が脈々と続く中、今、就任させていただいたことの喜びと重責であることの重みをひしひしと感じながら、ここに立たせていただいております。何分人生経験のまだまだ少ない私でございますので、第16期の市議会議員皆様方の御理解と御協力を賜りまして、この職務を全うしていく所存でございますので、どうか御理解、御協力のほどお願い申し上げながら、御就任させていただきましたことに対しての御挨拶と代えさせていただきます。  誠にありがとうございました。よろしくお願いいたします。(拍手) ○臨時議長足立孝夫君) これより議長 川嶋一生君と交代いたします。   (臨時議長 足立孝夫君が議長席を退席し、議長 川嶋一生議長席に着席)         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) これより暫時休憩いたします。 (休憩) 午前10時19分         ───────────────────────────           議   事   日   程   (第1号の2)                             令和3年3月8日(月曜日) 日程第 1.議席の指定 日程第 2.会議録署名議員の指名 日程第 3.会期の決定 日程第 4.副議長の選挙 日程第 5.市議第1号 各務原市議会委員会条例の一部を改正する条例 日程第 6.市議第2号 各務原市議会会議規則の一部を改正する規則 日程第 7.常任委員の選任 日程第 8.議会運営委員の選任 日程第 9.議第 3号 令和3年度各務原一般会計予算 日程第10.議第 4号 令和3年度各務原国民健康保険事業特別会計予算 日程第11.議第 5号 令和3年度各務原介護保険事業特別会計予算 日程第12.議第 6号 令和3年度各務原後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第13.議第 7号 令和3年度各務原水道事業会計予算 日程第14.議第 8号 令和3年度各務原下水道事業会計予算 日程第15.議第 9号 令和2年度各務原一般会計補正予算(第15号) 日程第16.議第10号 令和2年度各務原後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号) 日程第17.議第11号 令和2年度各務原市下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第18.議第12号 各務原非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 日程第19.議第13号 各務原情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例 日程第20.議第14号 各務原行政財産使用料徴収条例の一部を改正する条例 日程第21.議第15号 各務原固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例 日程第22.議第16号 各務原消防団条例の一部を改正する条例 日程第23.議第17号 各務原国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程第24.議第18号 各務原介護保険条例の一部を改正する条例 日程第25.議第19号 各務原指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第26.議第20号 各務原指定地域密着型介護予防サービス事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第27.議第21号 各務原指定介護予防支援等事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例 日程第28.議第22号 各務原指定居宅介護支援等事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第29.議第23号 各務原産業会館条例の一部を改正する条例 日程第30.議第24号 各務原火入れに関する条例の一部を改正する条例 日程第31.議第25号 各務原放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部を改正する条例 日程第32.議第26号 各務原図書館条例の一部を改正する条例 日程第33.議第27号 各務原史編さん委員会条例 日程第34.議第28号 各務原市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第35.議第29号 各務原手数料条例の一部を改正する条例 日程第36.議第30号 財産の取得(新庁舎高層棟事務机等日程第37.議第31号 財産の取得(新庁舎高層棟収納庫等日程第38.議第32号 財産の取得(特定公園施設日程第39.議第33号 市道路線の認定(市道蘇北797号線ほか4路線) 日程第40.議第34号 各務原市副市長の選任 日程第41.議第35号 各務原監査委員の選任 日程第42.議第36号 各務原公平委員会委員の選任 日程第43.休会期間の決定           議   事   日   程   (第1号の3)                             令和3年3月8日(月曜日) 日程第 1.議第37号 各務原監査委員の選任 〇諸般の報告 1、議案の提出について 1、例月出納検査の報告について 1、陳情の提出について 〇本日の会議に付した事件 日程第 1.議席の指定 日程第 2.会議録署名議員の指名 日程第 3.会期の決定 日程第 4.副議長の選挙 日程第 5.市議第1号 各務原市議会委員会条例の一部を改正する条例 日程第 6.市議第2号 各務原市議会会議規則の一部を改正する規則 1、委員会付託省略(市議第1号並びに市議第2号) 日程第 7.常任委員の選任 日程第 8.議会運営委員の選任 1、各常任委員会並びに議会運営委員会の正・副委員長の互選結果 日程第 9.議第 3号 令和3年度各務原一般会計予算 日程第10.議第 4号 令和3年度各務原国民健康保険事業特別会計予算 日程第11.議第 5号 令和3年度各務原介護保険事業特別会計予算 日程第12.議第 6号 令和3年度各務原後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第13.議第 7号 令和3年度各務原水道事業会計予算 日程第14.議第 8号 令和3年度各務原下水道事業会計予算 日程第15.議第 9号 令和2年度各務原一般会計補正予算(第15号) 日程第16.議第10号 令和2年度各務原後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号) 日程第17.議第11号 令和2年度各務原市下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第18.議第12号 各務原非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 日程第19.議第13号 各務原情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例 日程第20.議第14号 各務原行政財産使用料徴収条例の一部を改正する条例 日程第21.議第15号 各務原固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例 日程第22.議第16号 各務原消防団条例の一部を改正する条例 日程第23.議第17号 各務原国民健康保険条例の一部を改正する条例
    日程第24.議第18号 各務原介護保険条例の一部を改正する条例 日程第25.議第19号 各務原指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第26.議第20号 各務原指定地域密着型介護予防サービス事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第27.議第21号 各務原指定介護予防支援等事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例 日程第28.議第22号 各務原指定居宅介護支援等事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第29.議第23号 各務原産業会館条例の一部を改正する条例 日程第30.議第24号 各務原火入れに関する条例の一部を改正する条例 日程第31.議第25号 各務原放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部を改正する条例 日程第32.議第26号 各務原図書館条例の一部を改正する条例 日程第33.議第27号 各務原史編さん委員会条例 日程第34.議第28号 各務原市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第35.議第29号 各務原手数料条例の一部を改正する条例 日程第36.議第30号 財産の取得(新庁舎高層棟事務机等日程第37.議第31号 財産の取得(新庁舎高層棟収納庫等日程第38.議第32号 財産の取得(特定公園施設日程第39.議第33号 市道路線の認定(市道蘇北797号線ほか4路線) 日程第40.議第34号 各務原市副市長の選任 日程第41.議第35号 各務原監査委員の選任 日程第42.議第36号 各務原公平委員会委員の選任 1、日程追加(議第37号) 日程第 1.議第37号 各務原監査委員の選任 1、委員会付託省略(議第37号) 日程第43.休会期間の決定 〇出席議員(24名)                     1 番   古 川 明 美  君                     2 番   水 野 岳 男  君                     3 番   黒 田 昌 弘  君                     4 番   井戸田 直 人  君                     5 番   塚 原   甫  君                     6 番   小 島 博 彦  君                     7 番   杉 山 元 則  君                     8 番   五十川 玲 子  君                     9 番   指 宿 真 弓  君                    10 番   瀬 川 利 生  君                    11 番   永 冶 明 子  君                    12 番   波多野 こうめ  君                    13 番   横 山 富士雄  君                    14 番   大 竹 大 輔  君                    15 番   岩 田 紀 正  君                    16 番   仙 石 浅 善  君                    17 番   水 野 盛 俊  君                    18 番   坂 澤 博 光  君                    19 番   吉 岡   健  君                    20 番   津 田 忠 孝  君                    21 番   池 戸 一 成  君                    22 番   川 嶋 一 生  君                    23 番   足 立 孝 夫  君                    24 番   川 瀬 勝 秀  君 〇欠席議員(なし)         ─────────────────────────── (再開) 午前10時20分 ○議長川嶋一生君) 休憩前に続き会議を開きます。         ─────────────────────────── △1、諸般の報告 ○議長川嶋一生君) 日程に先立って、諸般の報告を職員にいたさせます。         ─────────────────────────── (職員報告)  御報告いたします。 1、議案の提出について  市長から、本日付をもって、議第3号から議第36号までの34案件の提出がありました。 1、例月出納検査の報告について  監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定により、令和3年1月分の現金出納検査を執行した結果の報告がありました。  内容は省略させていただきます。 1、陳情の提出について  各務原市前渡西町1丁目12番地、足立全規氏から、鵜沼羽場町二丁目地内に設置する特別支援学校都市計画に定めること等に関する陳情の提出がありました。  内容はお手元に配付した陳情文書表のとおりであります。  以上で報告を終わります。         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) 以上で諸般の報告を終わります。         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) 本日の日程は、お手元に配付したとおり定めました。         ─────────────────────────── △日程第1、議席の指定 ○議長川嶋一生君) 日程第1、議席の指定を行います。  議席は、会議規則第4条第1項の規定により、議長において指定いたします。  1番 古川明美君、2番 水野岳男君、3番 黒田昌弘君、4番 井戸田直人君、5番 塚原甫君、6番 小島博彦君、7番 杉山元則君、8番 五十川玲子君、9番 指宿真弓君、10番 瀬川利生君、11番 永冶明子君、12番 波多野こうめ君、13番 横山富士雄君、14番 大竹大輔君、15番 岩田紀正君、16番 仙石浅善君、17番 水野盛俊君、18番 坂澤博光君、19番 吉岡健君、20番 津田忠孝君、21番 池戸一成君、22番 川嶋一生、23番 足立孝夫君、24番 川瀬勝秀君、以上のとおり、議席を指定いたします。         ─────────────────────────── △日程第2、会議録署名議員の指名 ○議長川嶋一生君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員には、会議規則第80条の規定により、議長において1番 古川明美君、2番 水野岳男君の両君を指名いたします。         ─────────────────────────── △日程第3、会期の決定 ○議長川嶋一生君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。  おはかりいたします。今期定例会の会期は、本日から3月30日までの23日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長川嶋一生君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から3月30日までの23日間と決しました。         ─────────────────────────── △日程第4、副議長の選挙 ○議長川嶋一生君) 日程第4、副議長の選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。   (議場閉鎖) ○議長川嶋一生君) ただいまの出席議員は24名であります。  投票用紙を配付いたさせます。   (投票用紙配付) ○議長川嶋一生君) 投票用紙配付漏れはありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長川嶋一生君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。
      (投票箱点検) ○議長川嶋一生君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。なお、同姓の方もおられますので、投票用紙には被選挙人の氏名をしっかりと記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。  点呼を命じます。 ◎議会事務局長村井清孝君) 1番 古川明美君から順に点呼を行ったが、これの記載を省略する。   (点呼に応じ各議員投票) ○議長川嶋一生君) 投票漏れはありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長川嶋一生君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。   (投票箱閉鎖) ○議長川嶋一生君) 議場の閉鎖を解きます。   (議場開鎖) ○議長川嶋一生君) 開票を行います。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に2番 水野岳男君、4番 井戸田直人君を指名いたします。よって、両君の立会いを願います。   (開票) ○議長川嶋一生君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数24票。これは先ほどの出席議員数に符合いたします。  そのうち   有効投票     24票         無効投票     0票  有効投票中  黒田昌弘君    20票         杉山元則君    2票         永冶明子君    2票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は6票であります。よって、黒田昌弘君が副議長に当選されました。         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) ただいま副議長に当選されました黒田昌弘君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。  副議長 黒田昌弘君の挨拶があります。   (副議長 黒田昌弘君登壇) ○副議長黒田昌弘君) ただいまは多数の皆様の御推挙をいただきまして、副議長の職に就かせていただくことになりました黒田昌弘でございます。  職責柄、川嶋議長をしっかりとサポートして、常備不懈、何かあったときのためにしっかり準備を怠らず取り組んでまいる決意でございます。何とぞ皆様の今後も温かい御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上でございます。ありがとうございました。(拍手)         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) これより暫時休憩いたします。 (休憩) 午前10時39分         ─────────────────────────── (再開) 午後0時58分 ○議長川嶋一生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── △日程第5、市議第1号並びに日程第6、市議第2号 ○議長川嶋一生君) 日程第5、市議第1号並びに日程第6、市議第2号を一括し、議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。  16番 仙石浅善君。   (16番 仙石浅善君登壇) ◆16番(仙石浅善君) 市議第1号並びに市議第2号について、提案理由を説明いたします。  初めに、市議第1号 各務原市議会委員会条例の一部を改正する条例については、第4条第2項にある議会運営委員の定数「7人」を「6人」に改めるものです。この条例につきましては、公布の日より施行いたします。  続いて、市議第2号 各務原市議会会議規則の一部を改正する規則については、市議会への女性をはじめとする多様な人材の参画を促進する環境整備を図る観点から、本会議や委員会への欠席事由として、育児、看護、介護等を明文化し、出産については、産前産後の期間にも配慮した規定を整備するほか、行政手続等において原則として押印を廃止する政府の方針を踏まえ、請願の署名押印を見直すものなどです。この規則につきましても、公布の日より施行いたします。  以上、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長川嶋一生君) 以上で説明は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) これより質疑を行います。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長川嶋一生君) これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── △1、委員会付託省略(市議第1号並びに市議第2号) ○議長川嶋一生君) おはかりいたします。ただいま議題の2案件については委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長川嶋一生君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の2案件については委員会付託を省略することに決しました。         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) これより討論を行います。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長川嶋一生君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) これより採決を行います。  最初におはかりいたします。市議第1号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長川嶋一生君) 起立全員であります。よって、市議第1号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) 続いておはかりいたします。市議第2号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長川嶋一生君) 起立全員であります。よって、市議第2号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────── △日程第7、常任委員の選任並びに日程第8、議会運営委員の選任 ○議長川嶋一生君) 日程第7、常任委員の選任並びに日程第8、議会運営委員の選任を行います。  おはかりいたします。委員会条例第8条第1項の規定により、常任委員の選任については、3番 黒田昌弘君、6番 小島博彦君、11番 永冶明子君、17番 水野盛俊君、21番 池戸一成君、24番 川瀬勝秀君、以上6人を総務常任委員に、5番 塚原甫君、8番 五十川玲子君、12番 波多野こうめ君、14番 大竹大輔君、16番 仙石浅善君、23番 足立孝夫君、以上6人を民生常任委員に、1番 古川明美君、2番 水野岳男君、4番 井戸田直人君、10番 瀬川利生君、20番 津田忠孝君、22番 川嶋一生、以上6人を経済教育常任委員に、7番 杉山元則君、9番 指宿真弓君、13番 横山富士雄君、15番 岩田紀正君、18番 坂澤博光君、19番 吉岡健君、以上6人を建設水道常任委員に、続いて、議会運営委員の選任については、7番 杉山元則君、13番 横山富士雄君、16番 仙石浅善君、21番 池戸一成君、23番 足立孝夫君、24番 川瀬勝秀君、以上6人を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長川嶋一生君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の諸君をそれぞれの常任委員並びに議会運営委員に選任することに決しました。         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) これより各常任委員会並びに議会運営委員会を開催し、正・副委員長を互選の上、その結果を議長まで御報告願います。  これより午後2時まで休憩いたします。 (休憩) 午後1時5分         ─────────────────────────── (再開) 午後1時59分 ○議長川嶋一生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── △1、各常任委員会並びに議会運営委員会の正・副委員長の互選結果 ○議長川嶋一生君) 各常任委員会並びに議会運営委員会の正・副委員長が決まりましたので、これより御報告いたします。  総務常任委員長には水野盛俊君、同じく副委員長には小島博彦君、民生常任委員長には仙石浅善君、同じく副委員長には塚原甫君、経済教育常任委員長には瀬川利生君、同じく副委員長には水野岳男君、建設水道常任委員長には横山富士雄君、同じく副委員長には指宿真弓君、議会運営委員長には川瀬勝秀君、同じく副委員長には仙石浅善君がそれぞれ選出されました。  以上、御報告いたします。         ─────────────────────────── △日程第9、議第3号から日程第42、議第36号まで ○議長川嶋一生君) 日程第9、議第3号から日程第42、議第36号までの34案件を一括し、議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。  市長 浅野健司君。   (市長 浅野健司君登壇) ◎市長(浅野健司君) 令和3年第2回各務原市議会定例会に当たり、市政運営に対する基本的な考え方について申し述べますとともに、提案いたしました令和3年度予算案をはじめとする各議案の概要について御説明を申し上げます。  令和元年11月下旬、中国武漢市で原因不明のウイルス性肺炎が初めて確認され、それ以降、ウイルスは瞬く間に世界中に広がりました。そして、我が国にも感染は拡大し、昨年は猛威を振るい続ける新型コロナウイルス感染症対策に奔走した一年でありました。現在も終息に向け感染拡大を阻止する過程のさなかにあり、これまで当たり前であった日常生活が大きく変化した年であったというふうに認識をしているところであります。各種イベントや大会の中止、そして学校の臨時休業や公共施設の一部休館、2度にわたる国の緊急事態宣言の発令など、刻一刻と変わる状況に戸惑い、そして大きな不安に襲われたことと思います。議員各位をはじめ、市民の皆様におかれましては、お一人お一人が新しい生活様式を徹底し、責任ある行動を今もなお辛抱強く続けていただいておりますことに対し、心より感謝を申し上げます。
     また、社会生活を維持するため、昼夜を問わず医療や介護現場の最前線において懸命に職務に当たっていただいている方々への感謝も忘れてはなりません。特に、感染者が増え大変苛酷な状況のときでも、医療崩壊、あるいは介護崩壊という事態に至らぬよう日々奮闘されている皆様の御努力に対して、心より感謝と敬意を表します。本当にありがとうございます。  さて、昨年の市政に目を向けますと、やはりコロナ対応に終始した一年であったと言えます。市政運営を預かる者として、市民の皆様の生命と健康を守るため、最優先すべき業務の選定と中止や延期をする事業の抽出を即座に行い、その時々に真に必要とされる業務に対して全力を注ぐ体制に切り替えました。この考えは現時点においても変わらず、後ほど御説明をいたします令和3年度予算案に関係する事業も、この点に配慮した内容となっております。  感染拡大防止と社会・経済活動の両立、これはかつて経験したことのない課題であり、慎重な判断が求められる一方で、待ったなしの状況下において、迅速かつ大胆な決断を下すのも私の使命でありました。このような中、国や県の支援策を関係する方々に的確にお知らせし、確実に実行するよう、職員に指示を出しました。その上で、国や県の支援の隙間になる部分については、スピード感を持って市独自の支援策を創設するなど、この難局をオール各務原で乗り越えるべく、柔軟かつ迅速に対応してまいりました。  新年度予算案を御議論いただく今期定例会の開会に当たり、これまでの施策を振り返るとともに、新年度における施策の方向性について申し上げます。  1つ目は、各務原市プレミアム付商品券、通称らららチケットであります。この事業は、昨年末の市政10大ニュースでもトップに掲げた事業であります。新型コロナウイルス感染症により市内経済にも影響が出ていることを受け、各務原市の総力、オール各務原で市内事業者の皆様を応援するため、1万円分の商品券を5000円で購入できるというプレミアム率100%の商品券、らららチケットを発行したものであります。販売開始前から期待を寄せる声を多くいただき、販売も順調に推移いたしました。最終的には、実に13万4000人分に相当する販売実績を上げることができました。購入率は91.4%となっており、まさにオール各務原で市内経済の活性化を力強く後押しできたものと確信をしております。  現在も第3波の影響を受け、日常生活の一部に制約が残っておりますが、アフターコロナ、ポストコロナのタイミングを冷静に見極め、国や県の施策を確認しつつ、新たな経済活性化の施策を検討してまいります。  そして、インフルエンザの重症化と新型コロナウイルスの同時流行を防ぐため、中学3年生までのお子さんと妊婦の方への費用助成を行ったインフルエンザ予防接種費用助成。昨年来の新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、インフルエンザワクチンについても接種希望者が大幅に増加するということが予想されました。特に13歳未満のお子さんは2回接種する必要があり、費用面での負担も大きくなるため、少しでも接種しやすい環境を用意したところであります。こちらにつきましては、多くの方々に御利用いただき、季節性のインフルエンザの大流行といった事態は発生せず、一安心しているところでありますが、今期以降の支援の在り方についても慎重に判断していく必要があるというふうに考えております。  また、長期間にわたる学校の臨時休業、そして保育所や幼稚園の登園自粛要請も大きな出来事でありました。これまで経験したことのない休業等の措置に対し、特に保護者の皆様には大変な御苦労があったかと思います。例えば学習面への不安、そして各種行事の中止に伴う戸惑いや育児面における新たな負担の発生など、相当な困難が生じたことであったと思います。そのような先の見通しのつかない不安な状況に対し、少しでも明るい光を届けようと、市から図書カードの配付を行いました。外出が制限されている未就学児のお子さんに対しては、絵本を通じて親子の触れ合いを深めていただくため、絵本で応援ステイホーム支援事業と銘打ち、お薦めの絵本リストと一緒に配付をいたしました。児童生徒の皆さんには、今こそ読書、ステイホーム支援事業として、課題図書や学校の先生の推薦する本、図鑑や参考書などを購入してもらい、家庭での生活が豊かで充実したものとなるよう、子どもたちを応援してまいりました。これらは、未来を担う子どもたち一人一人に心豊かでたくましく成長してほしいという願いを込めた事業であり、今後もその時々に必要かつ効果的な施策を検討してまいります。  そのほかにも、不要不急の外出を控え、家庭での生活時間が長期化する傾向に配慮し、家庭での手洗い徹底を促すとともに、お子さんとの料理やお菓子作り、趣味の家庭菜園など、御自宅で有意義な時間をお過ごしいただくことを推奨する点から、お家で手を洗おう!Wash!Wash!Wash!キャンペーン事業として、上水道の基本料金を4か月間免除いたしました。コロナ禍における生活支援について、その必要性を含め、適時適切な支援策の検討を継続してまいります。  また、事業者向けの支援策も、国や県の施策のほか、市独自の施策を数多く実施してまいりました。一例といたしまして、創業直後の最も不安定な環境下での事業継続を支援する創業者向け持続化給付金の給付事業を挙げたいと思います。この事業は、国の支援策の隙間に当たる方々を市独自の施策で対応したものであります。令和2年に事業を開始した創業間もない方で、新型コロナウイルス感染症の影響により売上げが一定程度以上減少した方に対し、事業活動の維持、持続のために給付金を支給いたしました。市民の皆様、事業者の皆様に一番身近な存在である市が直接意見を伺い、対話を通して実現させた事業であり、多くの事業者の皆様に御活用をいただいているところであります。今後も、多くの御意見にしっかりと耳を傾け、市民の皆様に寄り添い、そして一つでも多くの幸せを実感していただけるよう、知恵を出してまいります。  そして、決して忘れてならないのは、温かい心の籠もった多くの御寄附であります。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のためにと、本当に多くの方々からマスクや消毒液をはじめとする衛生用品、感染拡大防止のための資材などの御寄附をいただきました。  特に私の心に残っているのは、学校の臨時休業中に自宅で新型コロナウイルスのニュースを目にする機会が増えたことで、自分たちにできることはないかと、中学生、小学生の兄妹が手作りマスクの寄附をしてくれたことであります。材料費はお小遣いから出し、一日でも早く安心して暮らせる日が来ることを願いながら、裁断や縫製も含め、全てが手作り。頂いたマスクは市内の高齢者施設などで活用させていただきました。これは、全ての世代が一丸となってコロナウイルスに立ち向かうという、まさにオール各務原の頼もしい底力を感じた出来事でありました。改めて、多くの御寄附をいただきました企業の皆様、そして市民の皆様に心より厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。  また、政府が新型コロナウイルスの感染症対策の決め手と位置づけているワクチンの接種。円滑な接種に向け、その体制整備を急ピッチで進めております。全ての国民にワクチンを提供するという国家プロジェクトであります。市も、医師会や東海中央病院の先生方をはじめ、看護師や福祉、介護施設関係者の皆様など、この事業に関わる方々としっかりと協力体制を築き、全ての市民の皆様に安全で有効なワクチンを確実にお届けできるよう、市を挙げて万全の体制で臨んでまいります。  いまだ新型コロナウイルス感染症の終息の見通しは立っておりませんが、目下の厳しい状況を踏まえ、新年度も正しい情報を冷静に見極め、コロナ対策の強化を図るとともに、新型コロナウイルスと共にあるという新しい時代に求められる施策を着実に、そしてスピード感を持って実施してまいります。  そして、コロナ禍における市政運営において、新たな動きも出てきております。言うなれば、攻めの市政運営であります。令和2年度にスタートした市の総合計画後期基本計画では、人と人や団体同士などのつながりづくりに力を入れる方針を掲げました。その矢先、新型コロナウイルスの影響で、人との交流や地域の行事、団体の活動は制限されることとなりました。私たちが大切に育んできたつながりが突然断ち切られる、そういった場面もありましたが、目指す将来都市像、笑顔があふれる元気なまちの実現に向けた歩みは決して止めてはなりません。コロナ禍の中で何ができるのか、どのようにすれば目下の厳しい状況を打破できるのか、この答えを模索する中で、人と人とのつながりづくりの大切さを改めて認識するなど、多くの気づきもありました。そして、様々な制限がある中でも知恵を絞り、新しい形態によるつながりづくりに挑んだところであります。  例えば市内企業と就職を控えた学生さんをオンラインでつないだ合同企業説明会の開催やオンライン会社説明動画の作成であります。対面型の採用面接ができなくなるなど就職活動にも制限が出てきた中、積極的に採用活動を進める意欲的な市内企業と就職活動ができない学生等とのマッチングを支援してまいりました。また、ウェブ会議システムを活用したまちづくりミーティングにトライするなど、新しい方法を導入して、でき得る限りつながりづくりに資する事業を展開してまいりました。  そのほか、新たな手法を導入した事例として、新型コロナウイルス感染症の拡大や災害の発生などで図書館が休館した場合でも図書館サービスを利用することができるよう、電子図書館サービスを導入したところであります。インターネットを経由し、デジタル化された書籍をいつでもどこでも読むことができます。密集、密接を避けることもでき、自宅で安全・安心に図書館サービスを利用することができるようにもなりました。この先も多くの知恵を出し合い、果敢なる挑戦を続け、一歩一歩力強く歩みを進めてまいります。  これらのほか、コロナ禍においても、喫緊の課題に対しては着実に成果を出してまいりました。誰もが住み慣れた地域でいつまでも健康に、そして安心して暮らしていけるよう、公共交通の充実を図り、生活しやすい環境を整えるため、乗合送迎サービス、チョイソコかかみがはらの実証実験を昨年の10月1日にスタートいたしました。今後、この事業に御協力をいただいているスポンサー事業所と連携し、利用者向けのお知らせや、またイベントなどを通して、高齢者の方の外出促進や健康増進などに取り組むとともに、日頃から利用者の皆様の声に耳を傾け、停留所の拡充や運行エリアの拡大など、より多くの市民の方が使いやすいよう、さらなる公共交通サービスの充実を目指してまいります。  また、これまでの介護予防の取組に加え、身体機能や認知機能の状態をチェックし、早期に対策を講じるフレイル予防事業にもより一層力を入れてまいります。フレイル予防の重要性を広く周知するとともに、認知症予防などに関する啓発にも力を入れ、楽しく、手軽に、そして継続的に事業に参加できる環境を整え、健康寿命の延伸を図ってまいります。  これらの事業は一例でありますが、新年度以降も地域の皆様や関係諸団体の方々と手を携え、一緒になって、笑顔があふれずっと住み続けたいまちと思えるまちへ育ててまいります。  そして、安全・安心なまちへ向けた取組も着実に前進しております。頻発、そして激甚化する自然災害に迅速かつ的確に対応するため、防災体制の強化を図ることはゴールのない課題であります。  昨年は、防災備蓄倉庫の建設に着手をいたしました。南海トラフ巨大地震が発生した際、市内では最大で1万5000人程度の避難者が出ると想定しています。この想定に基づき、必要な物資を備蓄することは長年の課題でありましたが、これらの不安を軽減させる防災備蓄倉庫が間もなく完成をいたします。  さらに、突如として発生した課題、避難所における新型コロナウイルスの感染防止対策であります。従来の避難所運営を検証し、人との距離を確保した運営方法の在り方を検討し、必要な資機材を充実させるなど、万全の体制確保に向けて準備を進めているところであります。  これらに加え、新たな総合体育館の整備事業もスタートいたしました。この体育館の整備に当たり、スポーツやレクリエーションでの利用に対して、誰もが快適に使用できる施設を目指すことは当然でありますが、基本方針の一つに、安全・安心の拠点にするという考えを掲げました。体育館に防災拠点としての機能を持たせ、市民の皆様の安全・安心のよりどころとなる拠点として整備してまいります。  私は、常日頃から職員に対して、災害は来るかもしれないではなく、必ず来るといった認識を持つこと、そして防災意識の向上と地域における防災体制の充実をしっかりと支援することを一貫して指示しております。その上で、自助、共助、公助のそれぞれがしっかりと役割を果たし、それらが有機的に機能すれば、必ずや災害に強いまちに成長していきます。ゴールのない課題ではありますが、地道に取組を続けることが大切であり、この先もその考えに変わりはありません。  そして、災害対策の拠点となる新庁舎の建設工事も着実に進んでいます。今年9月には高層棟が完成し、令和5年3月には全面完成の予定であります。工事期間中はいろいろと御不便や御迷惑をおかけしますが、いましばらくの間、御理解と御協力をお願いいたします。  さらにもう一点、長年の課題に対して新たな道筋をつけた事業があります。小中高一貫の特別支援学校整備事業の着手であります。現在は、基本構想・基本計画の策定に全力を注いでいるところであり、令和7年度の開校に向け、引き続き保護者や地域の皆様、学識経験を有する方や関係団体の方々と丁寧な議論を重ね、愛される学校の設置に向け、その歩みを加速させていきます。  そのほか、子どもたちの学習環境の充実にも取り組んでまいります。小・中学校のICT環境整備を進め、学習内容の一層の定着や情報活用能力の育成を図っていきます。未来を担う子どもたちには多くのことに関心を持ってもらい、いろいろな学習や体験を通してたくましく成長していってほしいと常に願っております。  さらには、子育てについても全力でサポートしてまいります。全ての子どもを大切に守り育てるため、現在の子育て支援課を、幼保支援を行う子育て応援課と家庭支援を行う子ども家庭支援課に分割、再編をし、子育て施策に関する諸課題に対して迅速に対応できる体制を整備いたします。特に、子ども家庭支援課は、子ども家庭総合支援拠点と母子健康包括支援センタークローバーの機能を併せ持つ課として、妊娠期から子育て期にわたる総合的な相談や支援を実施するとともに、DV、児童虐待、子どもの貧困対策等に係る専門的で継続的な支援を行ってまいります。  さて、私は本年の年頭挨拶において「力」という一字を掲げました。今の日本、そして各務原、私たちの目の前には大きなものから小さなものまで本当に多くの課題があります。例えば少子高齢化、既に団塊の世代が75歳以上となる2025年問題のさなかにあり、その先の2040年問題も既に迫ってきております。そして、猛威を振るう新型コロナウイルスもしかりであります。これまで当たり前であった日常が大きく変化し、企業活動や経済活動にも大きな影響を与え、先の見通しも暗く不安になりがちであります。  そんなときこそ、大きな夢や希望を持ち、揺るぎない情熱を持って、力強く歩みを進めていきたい。そして、この各務原を笑顔があふれ、全ての方がずっと住み続けたいと思えるまちへ育てていくことが私の夢であり、使命であります。この夢の実現のために、市民の皆様、自治会、各種団体、NPO、企業、行政のそれぞれが持てる力を発揮し、オール各務原の底力を示すのが今であります。そのような強い思いを込めた一字「力」であります。この字に込めた思いを現実のものにするため、各々がしっかりと役割を担い、このコロナ禍の中にあっても一つでも多くの幸せを感じ取っていただけるよう、議員各位並びに市民の皆様とともに全力で市政運営に邁進してまいることをお約束いたします。  それでは、今期定例会に提出いたしました議案について御説明を申し上げます。  今回提出した議案は、  ・新年度予算             6件  ・本年度予算の補正          3件  ・条例の制定・改正          18件  ・財産の取得             3件  ・市道路線の認定           1件  ・人事の案件             3件 の合計34案件です。  以下、議第3号から議第8号までの新年度予算から順次御説明をいたします。  先ほど申し上げましたとおり、新型コロナウイルス感染症はいまだに終息の見通しが立っておりません。この難局を乗り越えるべく、令和3年度当初予算は、守るべきところはしっかりと守る、そして攻めるべきところは果敢に攻めることを意識した堅守速攻型予算を編成いたしました。  その予算規模は、  ・一般会計          530億7000万円  ・特別会計        295億1624万7000円  ・企業会計        99億2636万9000円  ・合計          925億1261万6000円 であります。  これを令和2年度当初予算と比較いたしますと、一般会計で2.7%の減、特別会計で0.2%の減、企業会計で1.8%の減、総額では1.9%の減となります。  続きまして、一般会計の歳入の主なものについて順次御説明を申し上げます。  まず、歳入のうち、市税については、新型コロナウイルス感染症の影響による個人所得や企業収入の減少に伴う市民税の減少、厳しい経営環境にある中小企業者等に対する固定資産税の軽減措置などの影響による減少を見込んだ結果、対前年度当初比8.0%減、17億655万7000円の減の196億6333万1000円を計上しております。  これまで最悪の状況を想定し、固定資産税の軽減措置や地方税の徴収猶予が大きく膨らむことで30億円程度の減収になることも覚悟して常々発信してまいりましたが、結果的に最悪の事態は回避できそうな見通しとなりました。しかしながら、依然として大幅な減収であることについては変わりはありません。地方自治体の財源保障機能を有する普通交付税については、直近数年の決定額や地方財政対策などを踏まえて、対前年度当初比12.2%減の18億円を計上し、普通交付税の代替措置である臨時財政対策債については、対前年度当初比73.9%増の20億円を計上いたしました。それでもなお足りない部分については、財政調整基金から対前年度当初比6億円増の14億5000万円を繰り入れるとともに、コロナ禍における不要不急の事業の抜本的な見直しによる歳出抑制により対応したところであります。このコロナ禍にあっても市民サービスに必要な財源をしっかりと確保し、状況に応じて臨機応変に財政出動を行うことがまさにしっかりとした守りであり、堅守速攻型予算の堅守の部分に当たります。  そのほか、国庫支出金については、私立の保育所の施設整備に係る保育所等施設整備交付金などにより、対前年度当初比4.4%増の89億957万9000円を計上しております。  県支出金については、障害者自立支援介護・訓練給付事業費の県負担分を計上するなど、対前年度当初比0.4%増の36億1410万8000円を計上しております。  市債については、先ほど申し上げました臨時財政対策債の増のほか、あすかホール照明設備改修事業に伴う地域活性化事業債の増などにより、対前年度当初比36.6%増の42億9850万円を計上しております。  次に、歳出予算について御説明をいたします。  先ほども申し上げましたが、現在、政府が新型コロナウイルス感染症対策の決め手と位置づけているワクチンの円滑な接種に向け、市といたしましても、その準備に総力を挙げて対応してまいります。したがいまして、少なくとも9月頃までは各種イベントの開催を控えさせていただく方針で予算編成を行っております。これは、市民の皆様の楽しむ笑顔を思い浮かべますと、まさに苦渋の決断でありました。しかし、私たちがオール各務原の底力で新型コロナウイルスに打ちかち、安心して楽しめるその日まで、何とぞ御理解賜りますようお願いを申し上げます。  それでは、新年度に実施する主要施策について、誇り、やさしさ、活力の3つの基本理念と9つの基本目標に沿って、順次御説明を申し上げます。  まず1つ目の基本理念は、誇り。みんなの躍進、ひとづくり・地域づくりであります。ここでは、市民協働、教育・文化・スポーツ、環境の3つを基本目標に掲げております。  主要事業といたしましては、多文化共生社会推進事業、かかみがはら寺子屋事業・オンライン寺子屋事業、新特別支援学校整備事業・新総合体育館整備基本計画策定事業、不登校対策事業、食品ロス削減啓発事業などを展開してまいります。  市民協働の取組である多文化共生社会推進事業は、多文化共生推進プランの策定やごみ出しガイドブックの外国語版の作成などにより、外国人の方も含めた全ての市民にとって住みやすいまちづくりの実現を目指します。  教育・文化・スポーツの観点からは、この地域で将来にわたって活躍できる人材を育成したい、生まれ育ったこの地域への郷土愛を育んでほしいとの思いの下、地域の皆様とともに展開してまいりましたかかみがはら寺子屋事業を、新型コロナウイルスと共にあるという新しい時代にふさわしい形にし、かかみがはら寺子屋事業・オンライン寺子屋事業の2本立てとして実施をいたします。これにより、従前の基礎学力定着事業や放課後子ども教室事業に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により現地でのものづくり見学事業ができない状況であっても、来年度から児童生徒に導入されるタブレットを早速活用することで、自宅や学校からも工場見学を行えることになり、御自宅で保護者の方とともに閲覧することができ、児童生徒の理解促進や市内企業への親しみの醸成が期待できます。  また、先ほども少し申し上げましたが、新特別支援学校整備事業や新総合体育館整備基本計画策定事業を行います。新特別支援学校は、令和3年度は建築及び造成の設計や用地取得に着手いたします。新総合体育館は、防災機能を併せ持ち、安全・安心のよりどころとなるよう、令和3年度から4年度にかけて基本計画の策定を行います。両施設とも市民の皆様の御期待に沿えるよう、着実に事業を推進してまいります。  また、不登校対策といたしまして、こちらにも力を入れてまいりますが、現在、様々な理由により登校していない児童生徒が一歩を踏み出す場所として、不登校支援施設さくらがあります。さくらでは、児童生徒の実態に応じて、明日も行きたいなあと思える活動を展開しておりますが、令和3年度は、このさくらの終日実施を週5日に増やすほか、前宮保育園の移転新築により、現在の園舎を令和4年度に改修し、拠点を1か所増やすための設計を行ってまいります。  そのほか、環境の観点からは、食品ロスの削減に向けて、市民の皆様の御理解と関心を深めていただくための食品ロス削減啓発事業などを行ってまいります。  2つ目の基本理念は、やさしさ。みんなで進める、安心づくりであります。ここでは、保健・医療、福祉・社会保障、防災・防犯の3つを基本目標に掲げております。  主要事業といたしましては、フレイル予防事業、母子保健充実事業、地域型保育事業所整備事業、ひとり親家庭等支援事業、認知症者外出支援事業、防災対策強化事業、消防団員確保・処遇改善事業などを展開してまいります。  保健・医療の取組であるフレイル予防事業は、先ほども御説明いたしましたが、介護予防と生活習慣病予防を一体的に実施し、令和3年度は令和2年度からさらに進化させた事業を予定しております。具体的には、高齢者の通いの場などにおいて、市独自の指標を用いたフレイルチェックを実施するとともに、保健師や理学療法士などによる健康相談や健康体操などを通じて、フレイル予防の重要性を市民に広く周知をいたします。そのほか、フレイル予防を普及・啓発するための講演会、認知症予防・運転寿命延伸に関する講演会の開催や、令和2年度から実施しているフレイル予防サポーター養成研修を引き続き実施いたします。さらなる市民サポーターの育成に努めます。  また、市民の皆様が安心して妊娠・出産・子育てをしていただくために、母子保健充実事業を拡充いたします。出産後の母子が健康診査を受けた場合の助成や、出産後に家族などから十分な支援が受けられない母子に対して、心身のケアや育児サポートを行い、産後も安心して子育てができるよう支援をいたします。  福祉・社会保障の観点からは、新規事業といたしまして地域型保育事業所整備事業、ひとり親家庭等支援事業、認知症者外出支援事業などを行います。  まず、地域型保育事業所整備事業でありますが、これはゼロ歳児から2歳児の保育定員が不足する市内東部に5施設の地域型保育事業所を新たに開設し、保育定員を約100名増加させるものであります。保育定員を適切に確保し、保護者の就労支援を行うなど、安心して子どもを産み、育てることができる子育て環境の整備に努めてまいります。  そして、ひとり親家庭等支援事業といたしましては、離婚した御家庭の子どもが経済的に安心した生活を送るため、養育費を確実に受け取ることができるよう、離婚時に公正証書の作成を勧め、一定の所得以下の方についてはその作成費用について補助をする養育費確保支援事業と、ひとり親家庭等の経済的な負担の軽減や子どもの将来の自立に向けた支援のため、高校生がいる児童扶養手当受給世帯を対象に、公共交通機関を利用した通学に係る交通費を補助するひとり親家庭等高校生通学支援事業の2事業を新規事業として実施いたします。  そのほか、認知症者外出支援事業も行います。これは、認知症者の方の衣服などに二次元バーコードを張りつけることで、一人歩きで行方不明になった際に御家族等へ発見通知メールが届く見守りシール配布事業や、日常生活における偶然の事故に備える個人賠償責任保険加入事業を実施いたします。  また、防災対策についてでありますが、私はこれまでも、そして先ほども申し上げましたが、災害は来るかもしれないではなく、必ず来るといった危機感というものの下に取り組んでおります。令和3年度もその意識の下、引き続き防災対策強化事業に取り組んでまいります。特に、令和3年度は、新たに土砂災害ハザードマップ更新事業や、災害発生時に通常人が立ち入ることが困難な場所での情報収集を行うためのドローンの導入を行います。  さらに、地域における防災力の充実・強化を目的として、消防団員確保・処遇改善事業を実施いたします。これらは、消防団員を引き続き積極的に確保するとともに、処遇改善の観点から災害及び火災における出動手当を引き上げるものであります。消防団員の皆様におかれましては、これまでにも地域住民に最も身近な存在として多くの市民の方々の生命や財産を守っていただいてまいりました。市民の安全・安心を預かる身といたしましては、常日頃より敬意と感謝の念を抱いております。そういった消防団員の皆様の御尽力に対して少しでも報いるため、このたび出動手当の引上げを行うことといたしました。引き続き地域住民の安全・安心のためにお力添えをいただきますようお願いを申し上げます。  そして、3つ目の基本理念は、活力。まちの進化、元気づくりであります。ここでは、基盤整備、産業、行財政の3つを基本目標に掲げております。  主要事業といたしましては、チョイソコかかみがはら事業、蘇原駅周辺地区都市再生整備事業、承久の乱ゆかりの地PR事業、デジタル化推進事業などを展開してまいります。  基盤整備の取組でありますチョイソコかかみがはら事業は、日常の外出に係る様々な移動ニーズに対応するため、AIを活用したデマンド型交通システムであります。令和2年度は、鵜沼南エリアで運行の実証実験を行いました。令和3年度も引き続き実証実験を行い、市民の皆様の交通手段の確保に努めてまいります。  また、皆様にとってずっと住み続けたいまちと思える便利で快適に暮らせるまちを目指して、都市基盤整備事業にも力を入れてまいります。令和3年度は、新たに蘇原駅周辺地区都市再生整備事業を実施し、JR蘇原駅の駐輪場や乗降場の整備を行うとともに、駅周辺道路の歩行者空間を整備し、利便性の向上や安全・安心なまちづくりの形成を図ります。  そして、産業の観点からは、市の魅力の創出の取組である承久の乱ゆかりの地PR事業を行います。令和4年に放送される大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に承久の乱が描かれることを契機とし、承久の乱の激戦地・木曽川で両軍の主力が激突した前渡への来訪者の増加を見込んでおります。この好機を逃さないよう、特別記念講演会の実施やパンフレットの作成、案内看板の設置、トイレ改修等を行い、各務原市の歴史的魅力を全国に発信してまいります。  また、効率的な行財政を目指すデジタル化推進事業は、コロナ禍におけるつながりづくりの推進に向け、各分野において幅広く展開してまいります。具体的には、AIチャットボット総合案内サービス事業として、自動応答システムを導入し、市民の方々がパソコンやスマートフォンから時間にとらわれずいつでも問合せができるよう、新しい形での情報発信を行います。  また、コロナ禍における厳しい経営環境下にあっても前向きに採用活動を行おうとする市内企業を支援するため、令和2年度に引き続き企業説明動画を作成・取りまとめ、ウェブ上で配信する予定であります。  以上、新年度予算の中でも主要な事業について、新規事業を中心に御説明をさせていただきました。たとえコロナ禍であっても、やるべきことは迅速に実行し、新しい事業にも果敢に挑戦しております。これはまさに攻めであり、堅守速攻型予算の速攻の部分に当たります。令和3年度は堅守速攻型予算の下、私たちが目指す将来都市像、笑顔があふれる元気なまちの実現に向け、力強く進んでまいりたい、このように考えております。  続きまして、新年度予算以外の議案について御説明をいたします。  議第9号から議第11号までの3案件は、本年度予算の補正に関するものであります。  議第9号は、令和2年度一般会計補正予算(第15号)を定めようとするもので、国の補正予算に伴う地方道路整備事業をはじめ、公園施設長寿命化事業、橋梁維持改良事業、感染症対策等教育活動継続支援事業など、当面の行政需要に対応するため、歳入歳出予算、繰越明許費及び地方債の補正を行うものであります。  歳入歳出予算の補正につきましては、それぞれ26億9476万3000円を追加し、補正後の予算総額を773億5789万7000円とするものです。  繰越明許費の補正につきましては、事業の執行状況の見込みなどにより、新庁舎建設事業のほか30件を翌年度に繰り越して実施しようとするものであります。  地方債の補正につきましては、起債対象事業費の追加及び減少に伴い、河川改修事業債ほか1件を追加し、し尿処理施設整備事業債ほか8件を変更するものであります。  議第10号は、令和2年度後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)を定めようとするもので、システム改修に係る費用に国庫補助金が交付されることとなったため、歳入予算の繰入金及び国庫支出金の組替えをするものであります。  議第11号は、令和2年度下水道事業会計補正予算(第2号)を定めようとするもので、今年度の当初予算に計上した特例的収入について、令和2年第6回定例会に提出した補正予算において、令和元年度決算により確定した額で御議決をいただきましたが、その特例的収入の金額に修正があったことに伴い、補正をするものであります。  次に、議第12号から議第29号までの18案件は、条例の制定・改正に関するものであります。  議第12号は、市史編さん委員会委員の報酬の額を定めるなどのため、議第13号は、情報通信技術を利用する方法により手続などを行うために必要な事項を定めるため、議第14号は、行政財産の使用料の額を改めるため、議第15号は、審査の申出の手続等における書面の押印などを不要とするため、議第16号は、消防団員の費用弁償の額を改めるため、議第17号は、国民健康保険法施行令などの一部改正に伴い、関係規定を整備するため、議第18号は、介護保険料額を改めるため、議第19号から議第22号までは、介護サービス事業の運営などに関する基準を改めるため、議第23号は、商工振興センターの第2特別会議室の使用料を定めるため、議第24号は、申請書などの様式を規則において定めることとするため、議第25号は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、関係規定を整備するため、議第26号は、中央図書館の会議室を廃止するため、議第27号は、市史編さん委員会を設置するため、議第28号は、歩行者利便増進道路の構造の基準を定めるなどのため、議第29号は、低炭素建築物新築等計画認定申請手数料などの額を改めるため、それぞれ条例を制定・改正しようとするものであります。  次に、議第30号から議第32号までの3案件については、財産の取得に関するものであります。  議第30号は、新庁舎高層棟事務机等を株式会社岐東オフィスから6402万円で、議第31号は、新庁舎高層棟収納庫等を株式会社インフォファーム各務原支店から6050万円で、議第32号は、特定公園施設各務原学びの森株式会社から4000万円で、それぞれ取得しようとするものであります。  議第33号は、開発行為により設置された道路を市道として認定しようとするものであります。  最後に、議第34号から議第36号までの3案件は、人事の案件に関するものであります。  議第34号は、各務原市副市長 磯谷均氏の任期が3月31日に満了するため、再び同氏を選任しようとするものであります。  議第35号は、各務原監査委員 五島浩利氏の任期が4月1日に満了するため、再び同氏を選任しようとするものであります。  最後に、議第36号は、各務原公平委員会委員 森川幸江氏の任期が3月31日に満了するため、再び同氏を選任しようとするものであります。
     いずれも人格、識見ともに優れ、その職務を全うされるに適任であると存じます。  以上、御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長川嶋一生君) 以上で説明は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) 質疑の発言通告書は、3月10日午前10時までに御提出ください。  これより暫時休憩いたします。 (休憩) 午後2時50分         ─────────────────────────── (再開) 午後2時52分 ○議長川嶋一生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── △1、日程追加(議第37号) ○議長川嶋一生君) ただいまお手元に配付したとおり、議第37号が提出されました。  おはかりいたします。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長川嶋一生君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議第37号を日程に追加し、議題とすることに決しました。         ─────────────────────────── △日程第1、議第37号 ○議長川嶋一生君) 日程第1、議第37号を議題といたします。  15番 岩田紀正君に申し上げます。本件は、地方自治法第117条の規定に抵触いたしますので、議場からあなたの退席を求めます。   (15番 岩田紀正君退場)         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。  市長 浅野健司君。   (市長 浅野健司君登壇) ◎市長(浅野健司君) 本日追加提出いたしました議案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議第37号は、市議会議員のうちから選任しておりました各務原監査委員 瀬川利生氏の任期が3月3日に満了したため、その後任に岩田紀正氏を選任しようとするものであります。  同氏は、人格、識見ともに優れ、その職務に適任であると存じますので、御賛同賜りますようお願いいたします。 ○議長川嶋一生君) 以上で説明は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) これより質疑を行います。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長川嶋一生君) これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── △1、委員会付託省略(議第37号) ○議長川嶋一生君) おはかりいたします。ただいま議題の議第37号については委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長川嶋一生君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の議第37号については委員会付託を省略することに決しました。         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) これより討論を行います。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長川嶋一生君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長川嶋一生君) これより採決を行います。  おはかりいたします。議第37号を原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長川嶋一生君) 起立全員であります。よって、議第37号は原案のとおり同意されました。  15番 岩田紀正君の除斥を解きます。   (15番 岩田紀正君入場)         ─────────────────────────── △日程第43、休会期間の決定 ○議長川嶋一生君) 日程第43、休会期間の決定を議題といたします。  おはかりいたします。議案精読のため、3月9日から3月17日までの9日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長川嶋一生君) 御異議なしと認めます。よって、3月9日から3月17日までの9日間休会することに決しました。  質問の発言通告書は、3月9日午前10時までに御提出ください。         ─────────────────────────── △1、散会 ○議長川嶋一生君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。 (散会) 午後2時55分         ───────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。            各務原市議会臨時議長   足 立 孝 夫            各務原市議会議長     川 嶋 一 生            各務原市議会議員     古 川 明 美            各務原市議会議員     水 野 岳 男...