各務原市議会 2020-12-15
令和 2年12月15日建設水道常任委員会−12月15日-01号
(再開) 午前10時41分
○副
委員長(
仙石浅善君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
◎
建設管理課長(
山田雅義君) 地元の方々に
説明会を開きまして、そこで合意をいただいているというふうに考えております。
○副
委員長(
仙石浅善君) ほかにありませんか。
(挙手する者なし)
○副
委員長(
仙石浅善君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(挙手する者なし)
○副
委員長(
仙石浅善君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
最初におはかりいたします。議第95号を原案のとおり可決すべきものに賛成の
委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○副
委員長(
仙石浅善君) 挙手全員です。よって、議第95号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いておはかりいたします。議第96号を原案のとおり可決すべきものに賛成の
委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○副
委員長(
仙石浅善君) 挙手全員であります。よって、議第96号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いておはかりいたします。議第97号を原案のとおり可決すべきものに賛成の
委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○副
委員長(
仙石浅善君) 挙手全員であります。よって、議第97号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、請願第3号を議題といたします。
紹介議員の補足
説明があれば許します。
◆
代表紹介議員(永冶明子君)
下水道使用料の
引き上げ計画の撤回を求める請願について紹介させていただきます。
既に
下水道料金は、平成31年4月から15%近く引き上げられているわけなんですけれども、今回この請願が出されましたのは、この
事業もう既に始まって、次の
令和4年度に2回目の引上げが予定されている中で、請願を出されたということは、何と言っても
コロナの感染の影響で市民の生活、あるいは営業、本当に大きな打撃を受けている中で、市のほうでも水道料金の基本料金を徴収しなかったという対策を取ったわけです。それほどまでして、この市民生活を支える命の水です。それに関わる
下水道、これをこのまま例え2年後であっても予定どおり引上げをするのかと。とても年を越せないような状況を迎えていて、この1年、2年で経済が回復するとは思われない。そういう中で、もう一度見直してほしい、撤回はできないのかという切実な請願です。これは、本当に市民の声を聴く、そしてそれに対するどうするかということを審議する議会として、
委員会として、本当にこれをしっかり受け止めて、もう一度見直すことに力を入れて審議していただく。議員の皆さんの市民の声に応える、負託を受けてきた議員の皆さんの姿勢が問われると思います。ぜひ、そんな視点で今回の請願、何としても見直しを。また、撤回する方向で、あるいはこの請願に求められている何とか値上げを今後10年間また10%ずつ上がります。そういうことにおいては、国の言いなりで
公営企業会計に移行するのではなくて、市独自でここを頑張るというふうに見直していただきたい。その真摯な審議をよろしくお願いしたいと思います。
○副
委員長(
仙石浅善君) 以上で
説明が終わりました。
これより
委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
(挙手する者なし)
○副
委員長(
仙石浅善君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
◆
委員(足立孝夫君)
下水道使用料の
引き上げ計画の撤回を求める請願について、不採択の立場で討論をさせていただきます。
平成29年11月の
各務原市下
水道事業運営審議会の答申を受け、同年12月の建設水道常任
委員協議会での
説明以降、国が示す基準の使用料単価である1立米150円を目指した改定案を、平成30年第3回定例会までの9か月余りにわたり、市民の代表が集まった議会の場で24名の議員が責任を持って議論しました。市広報、市ホーム
ページのほか、我々も各議員の市政報告会や会報を通じ、市民の皆様に丁寧な
説明がなされてきたと思いますが、平成30年第3回定例会議決事項、平成31年と
令和4年の2回の使用料改定の必要性を議会として認めました。また、請願の中で、
下水道は生活インフラであり、必要不可欠な
事業ですと述べております。私も賛同できます。
各務原市の下
水道事業は、昭和50年代の建設
事業開始以降、順次汚水管路及び雨水管路の整備を進めており、
令和元年度末で処理人口普及率が81.7%となっております。しかし、今後も引き続き未普及地域の解消、老朽化管路の改築、都市型水害対策などの施策を行っていく必要があります。
また、
各務原市下
水道事業経営戦略は、現時点での将来的な方向性として示されたものであり、30年という非常に長期な
計画であるため、4年ごとに定期的な検証、見直しを行い、さらに
計画への影響が大きいと思われる要因が生じた場合は、随時の見直しを行うこととしています。実際に使用料改定を行うに当たっては、その時々の情勢等も踏まえた上で、市から審議会への諮問答申を経て、先ほども述べましたが市民の代表である私たち議員が責任を持って議論し、判断します。公営企業の目標として、独立採算という高い目標を掲げて、受益者負担による持続可能な
事業を推進する必要があると考え、本請願を採択することに反対をいたします。以上であります。
◆
委員(
波多野こうめ君) 請願に賛成の討論を行います。
この請願は、
令和4年の引上げ、その後の30年間の
計画とした下
水道事業経営戦略による引上げ
計画の撤回を求めています。2019年の
消費税増税が実施される前から、内需の柱である個人消費の低迷が続いていました。それに冷や水を浴びせるように
消費税10%増税が強行され、
消費税増税後、政府や民間が発表した経済指標でも、家計の消費支出も大幅に下落し、同年10月から12月の実質GDPは年率換算で7.1%減と大幅に低下しました。内閣府の景気動向指数も5か月連続で悪化という判断が続いていました。そこに
コロナショックが襲いかかり、
コロナ恐慌すらも危惧される状況になっています。こうした中、
新型コロナウイルス感染症の第3波により医療崩壊の危機が現実のものとなり始めています。また、感染拡大の影響は、飲食業をはじめ、多くの
事業者やひとり親家庭や勤労学生などこのままでは年を越せないとの悲鳴が上がっています。廃業、倒産、雇い止めなどによる生活困窮への対策も一刻の猶予もない状況にあります。
ところが、
各務原市は
コロナ禍の最中、6月に長期経営戦略を発表し、連続して使用料の引上げをする
計画を発表したのです。市議会は、行政の代弁者ではありません。市議会は市民の代弁者です。今こそ市民の暮らしに目を向け、特に生活弱者の声に耳を傾ければ、この請願は至極真っ当な願いです。下
水道事業は、生命維持に欠かすことのできない
事業です。お金の心配なく利用できるようにすべきであり、使用料の値上げ
計画は撤回すべきであり、この請願に賛成をいたします。
○副
委員長(
仙石浅善君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。請願第3号を採択すべきものに賛成の
委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○副
委員長(
仙石浅善君) 挙手少数であります。よって、請願第3号は不採択すべきものと決しました。
以上で、当
委員会に付託された案件は全部議了いたしました。
おはかりいたします。
委員会報告書並びに
委員長報告の作成はどのように取り扱いますか。
(「正・副
委員長一任」との声あり)
○副
委員長(
仙石浅善君) 正・副
委員長一任という声がありましたので、
委員会報告書並びに
委員長報告の作成はそのように取り扱います。
以上で
建設水道常任委員会を閉会いたします。
(閉会) 午前10時53分
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この記録は正当であることを認める。
建設水道常任委員会副
委員長 仙 石 浅 善...