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令和 2年 9月17日建設水道常任委員会−09月17日-01号

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  1. 各務原市議会 2020-09-17
    令和 2年 9月17日建設水道常任委員会−09月17日-01号


    取得元: 各務原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    令和 2年 9月17日建設水道常任委員会−09月17日-01号令和 2年 9月17日建設水道常任委員会               建設水道常任委員会記録                     令和2年9月17日(木曜日)午前9時57分開議                                議事堂第3委員会室 【付託事項】 1.認第 1号 令和元年度各務原市一般会計決算の認定の所管事項 2.認第 5号 令和元年度各務原市下水道事業特別会計決算の認定 3.認第 6号 令和元年度各務原市水道事業会計決算の認定 4.議第66号 令和元年度各務原市水道事業会計処分利益剰余金の処分 5.議第62号 令和2年度各務原市一般会計補正予算(第8号)の所管事項 6.議第65号 各務原市地区計画区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例 7.議第67号 市道路線の認定(市道鵜1409号線ほか1路線) 8.議第68号 市道路線の廃止及び認定(市道各3号線ほか1路線) 9.議第69号 市道路線の廃止及び認定(市道那54号線) 10.議第70号 市道路線の廃止及び認定(市道那483号線) 11.議第71号 市道路線の廃止(市道鵜275号線) 12.議第78号 工事請負契約の締結(旭ケ丘住宅A棟耐震補強等工事
    〇出席委員(6名)                    委員長    津 田 忠 孝  君                    副委員長   仙 石 浅 善  君                    委 員    坂 澤 博 光  君                    委 員    波多野 こうめ  君                    委 員    横 山 富士雄  君                    委 員    足 立 孝 夫  君 〇オブザーバー(1名)                    議 長    池 戸 一 成  君 〇傍聴議員(3名)                    2 番    水 野 岳 男  君                    7 番    杉 山 元 則  君                   19 番    吉 岡   健  君 〇説明のため出席した者の職氏名               副市長         磯 谷   均  君               副市長         小 鍋 泰 弘  君               企画総務部財政課長   南 谷 康 介  君               契約経理課長      杉 岡 エリカ  君               都市建設部長      服 部   隆  君               参与(都市計画課長事務取扱)                           澤 田 信 浩  君               技術調整監       中 村 勝 仁  君               次長兼道路課長     中 村 俊 夫  君               土地活用推進室長    遠 藤   徹  君               建設管理課長      山 田 雅 義  君               用地課長        河 田 俊 司  君               河川公園課長      奥 村 仁 志  君               建築指導課長      阿 部   匡  君               水道部長        村 瀬   普  君               次長兼水道総務課長   小 島   剛  君               水道施設課長      野 田 元 司  君               下水道課長       小 島 敏 英  君               監査委員事務局長選挙管理委員会事務局長兼公               平委員会書記長固定資産評価審査委員会書記                           苅 谷 直 文  君 〇職務のため出席した事務局職員               議会事務局長      村 井 清 孝               総務課長        奥 村 真 里               総務課主幹       河 瀬 憲 政               主任主査兼議事調査係長 五 島 竜 一               主任書記        阿 部 起 也               主任書記        横 田 直 也               書 記         河 手 美 季         ─────────────────────────── (開会) 午前9時57分 ○委員長(津田忠孝君) ただいまから建設水道常任委員会を開会いたします。  今期定例会の審査の付託を受けました各案件について、議案付託表に基づき順次審査願います。  発言は、委員長の許可を得て、一問一答形式により順序よく発言願います。  最初に申し上げておきますが、質疑をする際は資料のページを示してから発言ください。  新型コロナウイルス感染症の予防及び拡大防止の観点から、議案の説明や質疑、答弁につきましては、簡潔に発言していただくようお願いいたします。  なお、執行部におかれましては、それぞれの所管の議案の審査が終わりましたら、会議の途中で御退席いただいても結構です。  初めに、認第1号中、当委員会に所管する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎建設管理課長(山田雅義君) それでは、認第1号 令和元年度各務原市一般会計決算の認定についてのうち、都市建設部が所管いたします歳入決算から御説明させていただきます。  令和元年度各務原市歳入歳出決算書の42ページを御覧ください。  15款使用料及び手数料、1目使用料でございます。  1枚めくっていただきまして、44、45ページをお願いいたします。  7目土木使用料、1節道路橋梁使用料、収入済額1億2702万5020円につきましては、道路占用料でございます。2節都市計画使用料、収入済額169万6775円につきましては、公園使用料41万6700円、公園敷地占用料69万9095円、学びの森・雲のテラス使用料56万8980円、鵜沼駅西駐輪場などの電柱占用料1万2000円でございます。3節住宅使用料、収入済額6478万6514円につきましては、市営住宅の家賃が6472万2614円、電柱等の敷地占用料が6万3900円でございます。4節法定外公共物使用料、収入済額519万4472円につきましては、法定外道路及び水路の使用料でございます。  2項手数料、4目土木手数料、1節都市計画手数料、収入済額373万8850円につきましては、開発許可審査の手数料373万5250円、市街化区域及び市街化調整区域の証明手数料が3600円でございます。2節住宅手数料、収入済額1032万6200円につきましては、確認申請等手数料247万5700円、屋外広告物設置許可申請手数料785万500円でございます。  続いて、16款国庫支出金でございます。  1枚めくっていただきまして、46、47ページをお願いいたします。  2項国庫補助金、7目土木費国庫補助金、1節道路橋梁費補助金、収入済額4億2527万5150円につきましては、道路維持改良事業など国土交通省の社会資本整備総合交付金が2億4781万7150円、防衛省の民生安定施設整備事業補助金が1億7745万8000円となっております。3節都市計画費補助金、収入済額3858万円につきましては、公園整備事業に係る防災・安全交付金2700万円、社会資本整備総合交付金1158万円でございます。4節住宅費補助金、収入済額1494万1000円につきましては、住宅・建築物耐震改修等事業補助金458万9000円、住宅・建築物アスベスト改修事業補助金1035万2000円でございます。5節道路橋梁費補助金(繰越分)、収入済額7828万円につきましては、道路維持改良事業に係る平成30年度からの繰越しによるもので、国土交通省の社会資本整備総合交付金でございます。13節都市計画費交付金、収入済額2126万5000円につきましては、都市再生整備事業地区計画道路事業における社会資本整備総合交付金でございます。14節住宅費交付金、収入済額1億9396万8000円につきましては、市営住宅耐震補強事業の交付金でございます。  1枚めくってただきまして、48、49ページをお願いいたします。  15節都市計画費交付金(繰越分)、収入済額6503万円につきましては、平成30年度からの繰越しによるもので、都市再生整備事業における社会資本整備総合交付金でございます。3項委託金、4目土木費委託金、2節河川費委託金、収入済額237万8302円は、川島地区内の木曽川樋管操作に対する国土交通省からの委託金でございます。  次に、17款県支出金、1項県負担金でございます。1枚めくってただきまして、50、51ページをお願いいたします。  7目土木費県負担金、1節土木総務費負担金、収入済額330万円は、地籍調査事業に係る県負担金でございます。  続いて、2項県補助金、1枚めくっていただきまして、52、53ページをお願いいたします。  7目土木費県補助金、3節都市計画費補助金、収入済額27万5000円は、土地利用規制等対策事務に係る県補助金でございます。5節住宅費補助金、収入済額403万6005円は、建築物等耐震化促進事業における県補助金でございます。  続いて、3項委託金、6目土木費委託金、1節土木管理費委託金、収入済額1227万509円につきましては、都市計画道路犬山東町線バイパスの用地取得事務に係る県からの委託金でございます。3節河川費委託金、収入済額1689万9791円につきましては、県管理河川の堤防除草1378万8500円、上戸排水機場操作維持管理311万1291円で、いずれも河川等の管理に係る県からの支出金でございます。  1枚めくっていただきまして、54、55ページをお願いいたします。  18款財産収入でございます。1項財産運用収入、2目利子及び配当金、2節出資配当金収入、収入済額249万2040円の中には、所管分として株式会社ぎふ建築住宅センターの株主配当金25万5000円がございます。  続いて、2項財産売払収入、1目不動産売払収入、1節土地建物売払収入1億961万7680円の中には、所管分として、先行して取得しておいた都市計画道路犬山東町線バイパスの事業用地を岐阜県に対して売却した費用931万9991円がございます。2節物品売払収入315万950円の中には、所管分として、平成30年度にグリーンリサイクル事業が廃止となったことに伴い、緑ごみの堆肥化に係る機械器具を一般競争入札により売却した費用237万4950円がございます。  次に、22款諸収入、1枚めくっていただきまして、56、57ページをお願いいたします。  6項雑入、5目雑入、8節土木費雑入、収入済額2068万3096円は、東日本大震災による塩竈市・釜石市への派遣職員給与費神明小網橋定期点検業務に伴う負担金、またパターゴルフ場のネーミングライツ命名権などでございます。  以上で歳入の説明を終わらせていただきます。  続いて、都市建設部所管の土木費の歳出決算について御説明いたします。  歳入歳出決算書の92ページを御覧ください。  まず土木費決算の概要でございますが、8款土木費、当初予算額42億4757万4000円、補正予算額が3億4114万6000円の増額、平成30年度からの繰越額が5億4428万8000円で、予算の合計は51億3300万8000円でございました。支出済額は43億8844万5744円で、予算の合計に対する割合は85.5%です。令和2年度への繰越額は、繰越明許費4億2504万3000円でございまして、それを含めますと予算に対する割合は93.8%となります。不用額は3億1951万9256円で、不用額の予算に対する割合は6.2%となっております。また、支出済額の一般会計歳出決算額全体に占める割合は8.7%で、土木費としましては、対前年度7億9074万621円、18%の増となっております。  それでは、決算認定資料の83ページをお願いいたします。歳入歳出決算書はそのまま92ページからになります。  決算の詳細につきまして、決算認定資料の主要な施策の成果及び実績に基づき、丸印のついている中事業ごとに、給与費を除いた経費について説明させていただきます。  8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費でございます。  土木総務費(建設管理課)6852万4000円は、土木費の総括的な経費として、市道や普通河川等の維持管理に努めたもので、主な経費としましては、道路照明灯に係る光熱水費、官民境界確認業務委託料、駅周辺における自転車駐輪場の管理委託料などでございます。  土木総務費(用地課)282万2000円は、嘱託職員の賃金及び共済費でございます。  土木総務費(道路課)3720万1000円は、自治会の要望等に基づき、道路反射鏡、区画線など交通安全施設の設置や、夜間の犯罪防止のため防犯灯を設置いたしました。  続いて、2項道路橋梁費、2目道路維持費でございます。認定資料は83から84ページを、決算書はそのまま92ページを御覧ください。  道路維持補修費6億2960万7000円は、自治会要望などに基づき、道路維持補修工事、市道の清掃や草刈りなどを実施いたしました。  次に、道路維持補修費(繰越分)619万円は、新境川河川敷の仲良し歩道の維持補修工事を実施いたしました。  続いて、3目道路新設改良費でございます。認定資料は84から87ページを、決算書は92ページから95ページを御覧ください。  市単道路改良費3246万2000円は、市単独事業として、那加新加納町地内の市道那1130号線などの道路改良工事や用地取得を実施いたしました。  次に、防衛省調整交付金事業費4748万3000円は、防衛省の調整交付金を活用して、那加桐野町地内の市道那28号線などにおいて、老朽化した舗装の打ち換え工事を実施いたしました。  次に、認定資料は85ページです。  地方道路整備事業費(国交省)3億8474万円は、国土交通省の社会資本整備総合交付金を活用して、市内交通の円滑化に向けた新たな道路、市道各378号線のほか8つの事業で用地取得や物件移転補償、道路改良工事などを実施いたしました。また、道路施設の長寿命化を目的とする道路ストック修繕事業では、鵜沼台地内の市道鵜694号線ののり面補修工事や市道那28号線ほか2路線において、舗装の打ち換え工事を実施いたしました。  1枚めくっていただき、認定資料の86ページを御覧ください。  地方道路整備事業費(防衛省)2億5451万4000円は、防衛省の民生安定施設整備事業補助金を活用して、かえで通りとおがせ街道を結ぶ市道蘇北390号線や大安寺川にかかる鳥居之本橋から鵜沼南町通りまでの市道鵜1087号線の用地取得や物件移転補償、道路改良舗装工事などを実施いたしました。  次に、決算書は94から95ページを、認定資料はそのまま86ページを御覧ください。  県道改良費8573万6000円は、岐阜県が各務原市内で施行した扶桑各務原線、岐阜那加線、芋島鵜沼線、川島三輪線、岐阜鵜沼線、犬山東町線バイパスの道路改良事業に伴う市の負担金でございます。
     地方道路整備事業費(国交省・繰越分)5779万1000円は、国土交通省の社会資本整備総合交付金を活用して、市道蘇北735号線ほか2路線の道路改良工事と、道路照明灯などの道路ストック補修工事を実施いたしました。  次に、認定資料87ページを御覧ください。  市単道路改良費(繰越分)3016万8000円では、平成30年度からの繰越しにより市道各378号線の概略設計や市道那813号線道路改良に合わせた那加住吉地区のまちづくりに関する計画業務を実施いたしました。  続いて、5目橋梁新設改良費でございます。橋梁維持改良費1億4940万1000円は、橋梁の長寿命化の推進と地震などの自然災害による橋梁の重大事故を避けるため、国土交通省の社会資本整備総合交付金を活用して、80橋の定期点検と4橋の補修設計、また正福寺川6号橋の架け替え工事や、瑞穂橋ほか4橋で耐震・補修工事を実施いたしました。  認定資料を1枚めくっていただき、88ページを御覧ください。  橋梁維持改良費(繰越分)1億635万1000円は、前渡東町西歩道橋や中屋大橋などについて、長寿命化計画に基づく耐震・補修工事を実施いたしました。  続いて、3項河川費、1目河川総務費でございます。河川管理費3305万5000円は、上戸排水機場や木曽川樋管など河川の維持管理に要した経費でございます。  河川管理費(繰越分)862万3000円は、境川流域総合治水対策関連による三井川の溢水対策として、特殊堤の整備を実施いたしました。  次に、2目河川新設改良費でございます。排水路改良費8401万5000円は、大雨による住宅地などの浸水被害や災害を防止するため、各務東町工業団地調整池改良工事や間無下川排水路改良工事などを実施いたしました。また、市内各所で排水路のしゅんせつを実施いたしました。  次に、認定資料の89ページを御覧ください。  排水路改良費(繰越分)3008万1000円は、前野町排水路改良工事や排水路の維持補修工事などを実施いたしました。  続いて、4項都市計画費、1目都市計画総務費でございます。都市計画総務費(建設管理課)109万4000円は、各種研修への参加などに要した経費、都市計画協会ほか9団体への負担金などでございます。  都市計画総務費(都市計画課)51万7000円は、都市計画審議会の開催及び視察研修に要した経費でございます。  都市計画調査費土地活用推進室)417万4000円は、各務山の採石場跡地の有効利用を図るため、地区計画の策定を行いました。また、那加福祉センター勤労会館駐車場の活用を検討するため、事業者へのサウンディングやエリアのにぎわい創出を検証する社会実験を実施いたしました。  都市計画調査費(都市計画課)263万9000円は、都市計画区域マスタープラン及び区域区分の定期見直しに向け、県原案の策定を行いました。  続いて、認定資料を1枚めくっていただき、90ページを御覧ください。  土地対策事務費37万7000円は、国土利用計画法に基づく土地取引の届出事務や、秩序ある土地利用を図るよう開発事業に対する指導を行いました。なお、処理件数等につきましては記載のとおりでございます。  次に、3目街路費でございます。街路管理費3840万4000円は、いちょう通りなど10路線の街路樹の剪定、落ち葉清掃、枯損木の補植、破損箇所の修繕など、街路の維持管理に要した経費でございます。  次に、決算書は96から97ページを、認定資料はそのまま90ページを御覧ください。  街路整備事業費4億4664万2000円は、岐阜県が整備する都市計画道路犬山東町線バイパスの道路用地を県に売却するため、土地開発公社から事業用地の買戻しを行いました。  続いて、4目都市下水路費でございます。下水路管理費334万円は、都市下水路や雨水幹線の除草、しゅんせつなど維持管理に要した経費でございます。  次に、5目公園費でございます。認定資料の91ページを御覧ください。  公園管理費1億9661万8000円は、都市公園の除草、樹木剪定、遊具修繕などの維持管理や、指定管理者制度を活用し、リバーサイド21の管理運用に要した経費でございます。  公園整備事業費土地活用推進室)31万7000円は、各務原市民公園リニューアル整備基本計画策定業務に要した経費でございます。  公園整備事業費(河川公園課)9482万2000円は、国土交通省の社会資本整備総合交付金を活用し、公園施設長寿命化計画に基づき、新鵜沼南公園など18公園の長寿命化工事や桐野公園の実施設計などを行いました。また、自治会が管理する子ども広場において、遊具などの修繕に係る費用の一部を助成いたしました。  認定資料を1枚めくっていただき、92ページを御覧ください。  公園整備事業費(繰越分)1189万4000円は、木曽川の河岸崩落により通行止めになっていたサイクリングロードの復旧工事を実施いたしました。  続いて、6目都市開発費でございます。  都市開発管理費2845万7000円は、鵜沼空中歩道、鵜沼駅・新鵜沼駅前両広場及び駐輪場の維持管理に要した経費でございます。  次に、都市開発事業費6万8000円は、鵜沼南町住みよいまちづくりを考える会、新加納まちづくり会との視察研修に要した経費でございます。  次に、景観形成推進費127万6000円は、景観審議会の開催に要した経費と中山道鵜沼宿の景観重要建造物の保全のため、新築に係る費用の一部を助成いたしました。  次に、都市再生整備事業費でございます。認定資料の92から93ページを御覧ください。  都市再生整備事業費6223万7000円は、国土交通省の社会資本整備総合交付金を活用して、新加納地区都市再生整備区域内の公園整備や道路整備などを、また新那加駅周辺地区では道路整備を実施いたしました。また、新加納土地区画整理事業を施行する組合に対して補助金を交付いたしました。  次に、景観形成推進費(繰越分)194万4000円は、社会情勢への変化への対応と上位計画との整合を図るため、平成18年度に策定した景観計画の改定を行いました。  次に、都市再生整備事業費(繰越分)でございます。認定資料の93から94ページを御覧ください。  都市再生整備事業費(繰越分)2億415万2000円は、新加納地区都市再生整備区域内の公園整備工事や川島のごんぼ積み地区都市再生整備区域内の道路整備工事や、新那加駅周辺地区都市再生整備区域内の地下連絡通路にエレベーター設置工事などを実施いたしました。  続いて、7目緑化推進費でございます。認定資料の94から95ページを御覧ください。  緑のまちづくり推進費1777万7000円は、緑豊かなまちづくりを推進するため、自治会などへ年2回の花苗配付、花と緑コンクールの開催、地元自治会等の協力による岐阜鵜沼線などの花苗植栽に要した経費でございます。また、緑のボランティアとしてパークレンジャー63団体、1966名を認定いたしました。そのほかに、民有地内の接道部の緑化や、地震等の災害によるブロック塀の倒壊事故を防止するため、撤去費用に対する補助なども行いました。  次に、8目地区計画費でございます。決算書の98から99ページを御覧ください。  地区計画事業費2572万5000円は、市街化区域拡大地区都市基盤整備を推進するため国土交通省の社会資本整備総合交付金を活用し、地区計画道路各務原南17号など3路線において道路改良工事や用地取得を実施いたしました。  続いて、5項住宅費、1目住宅管理費でございます。認定資料の95から96ページを御覧ください。  公営住宅管理費1524万7000円は、市営住宅3団地の維持管理に要した経費でございます。  次に公営住宅施設整備費5億3172万1000円は、旭ケ丘住宅A棟耐震補強工事等設計業務、雄飛ケ丘第1住宅耐震補強計画に伴う地質調査業務、雄飛ケ丘第2住宅C棟耐震補強等工事及び工事監理業務、雄飛ケ丘第2住宅DEF棟の耐震補強等工事給排水設備改修等工事を実施いたしました。  最後に、2目住宅建築指導費でございます。認定資料96から97ページを御覧ください。  住宅建築指導費3691万6000円は、特定行政庁として、建築確認業務、建築相談など社会経済情勢に即した建築指導と住民サービスに努めた経費でございます。また、市発注の公共建築物の設計・監理と建築工事に対する技術指導、屋外広告物是正指導、民間木造住宅の耐震診断・耐震補強助成事業を実施いたしました。なお、受付件数や業務等については、認定資料96ページの記載のとおりでございます。  以上で認第1号 令和元年度各務原市一般会計決算の認定のうち、都市建設部所管分についての説明とさせていただきます。 ○委員長(津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆副委員長(仙石浅善君) 認定資料の83ページの中ほどのところに市内10か所に設置されている自転車等駐車場の維持管理を努めたというのがあるが、この10か所の総収容台数と、その中に放置自転車というのがあると思うんですが、その台数が分かれば教えてください。 ◎建設管理課長(山田雅義君) 建設管理課が所管しております駐輪場の全体の台数は2553台、放置自転車の台数は、令和元年度は143台でございました。以上でございます。 ◆副委員長(仙石浅善君) 同じページのちょっと下のところなんですが、自治会の要望等とありますが、どのぐらい件数がありましたか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 令和元年度に自治会のほうから道路維持の補修に関係する要望書は1131件ございました。 ◆委員(波多野こうめ君) 関連です。今のところで、要望件数も結構上がってくるわけですけれども、その要望に対して事業ができるかできんかを判断して発注をしていくという業務になってくると思いますけれども、要望が出されてから実際工事が行われるまでの期間は、それぞれだと思いますけれども、平均的にどのぐらいかかっているのか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 緊急性の高いものは、もう速やかに実施しております。  その後、工事の発注ということで契約行為を結ぶようなものにつきましては、やっぱり要望を受けてから3か月4か月後ぐらいから工事が始まるというような感じで進んでおります。 ◆委員(波多野こうめ君) 緊急性の高いものというのは、例えばどういうものですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 例えば道路の穴ぼこ、これは第三者被害にもつながりますので、こういったものは速やかに行います。あと、通学路の関係することについても、子どもの安全を守るということで、できる限り迅速に対応しているというところです。 ◆委員(波多野こうめ君) 例えば、道路反射鏡のようなものを要求しても、年度末に集中的にやられるというようなことが多いような気がするんですけれども、そういうものの発注はある程度まとめると思うんですけれども、大体どのぐらいの間隔でいくのか。今言われたように、三、四か月でいくのか、どういうふうですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 今おっしゃられた道路反射鏡なんですけれども、今委員がおっしゃられたとおり、数年前まではやっぱり年度末に集中してやっていたという実態がございます。その辺りを我々事業課のほうも反省点というふうに踏まえておりまして、要望が上がって現地を確認して、どうせつけるならば早めにつけようということを思っておりまして、今は大体3か月に1回のペースで工事事業者のほうから報告を受けて、支払いのほうまでしております。  契約の体系としましてはいわゆる単価契約ということをしておりますので、本当に3か月に1回工事の報告を受けて支払いをするという中身でもって、年間を通じて速やかに対応するような体制を整えたところです。 ◆委員(波多野こうめ君) 要望をいただいたものの中には実現できなかったものもあると思いますけれども、それはどういうものですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 道路反射鏡については一件一件現場のほうを我々職員が確認をしております。例えば、道路反射鏡をつけることによって、実は新たに死角が生まれることもございます。  具体的には歩道のあるところでの反射鏡の設置につきましては、どうしても進行方向を照らしますので、目先の歩道が反射鏡では見られないということとなります。そうすると、歩道を歩く歩行者に気づかずに重大事故が発生することがございますので、そういったところについての設置については見送っているということです。 ◆委員(波多野こうめ君) ストック点検になるかもしれないですけれども、そういうミラーが結構あっち向いたほいになっている場所もあるんですけれども、それは市民からの要望を待っているのではなくて、そういうストック点検なんかのときも併せてやっているのでしょうか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 限られた職員の中で全てのものを見るわけにいかないものですから、どうしてもやはり自治会、地元の方のお声を中心に行っております。 ◆委員(横山富士雄君) 認定資料87ページの橋梁の点検業務についてお伺いします。  橋梁80橋の点検をやられたわけですけれども、まず点検業務の内容を教えてください。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) いわゆる道路法に基づいて実施される橋梁点検なんですけれども、令和元年度は2サイクル目の1年目としまして、市内530橋のうち、この80橋というのは実は業務委託で発注したものが80橋です。これ以外に、我々職員が直接点検を48橋行っておりますので、合計128橋の橋梁の点検を行いました。  その結果ですが、判定Vということでいわゆる早期に補修が必要と判断されたものがそのうち4橋ございました。あと、予防的に補修が必要となる判定Uというものが55橋という結果となりました。 ◆委員(横山富士雄君) 530橋を点検していくということですけれども、あとの橋梁については計画として何年かかる予定でしょうか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 530橋を5年間にかけて点検をする予定です。 ◆副委員長(仙石浅善君) 認定資料の86ページの囲みの部分の市道鵜1087号線の整備効果というのはどのようにあったんですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) もともとこの道路なんですが、通学路にもかかわらず国道21号の抜け道として多くの通過交通がありまして非常に危険な状況でした。よって、市としても、拡幅をして歩道を設置するという計画を持っていたということなんですけれども、タイミングよく民間企業の出店計画が上がりまして、それぞれ協力して道路整備を実施していこうということができました。  結果的に民間企業が314メートル、市のほうで311メートルを整備しまして、歩道と車道の分離を図りまして通学路の安全が確保されたと。そして、歩道のネットワークが整ったという整備効果がございます。 ◆委員(坂澤博光君) 認定資料の96ページですけれども、住宅建築指導費の中の確認申請件数39に対して検査済件数が27になっておりますが、この差というのは、引き続き検査をするという意味ですか。それとも、もう一回検査をやり直すという、どちらなんでしょうか。 ◎建築指導課長(阿部匡君) 建築確認申請の件数と検査の件数が違うのは、建物を建てる工期が長い場合にその当年度に出てきた確認が翌年度に検査というのもあるので、そういうことで差が出てくると、そういうことでございます。以上です。 ◆副委員長(仙石浅善君) ページ戻りますが、86ページの下の囲みの部分の市道那616号線の整備についても整備効果を教えてください。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) この道路なんですけれども、これまで一部区間におきまして用地交渉が難航しまして、道路拡幅が断念されていたという経緯がございます。このたび地権者の協力が得られまして、ようやく完成することができました。  南北交通の円滑化が図られた一方、雄飛ケ丘のほうへ抜けていく東西道路なんですけれども、こちらの優先方向を入れ替えましたものですから、そうした必要性が生じましたので停止線の発光びょうであったりカラー舗装などを設置しまして、安全対策を行ったというところです。 ◆委員(波多野こうめ君) 同じページです。  その上の県道改良費についてですけれども、それぞれ県が行う事業に対して市町村の負担金ということであるわけですけれども、この負担率には幅があったように思うんですけれども、それぞれどの率で支払ったのか。 ◎用地課長(河田俊司君) 負担金につきましては、県議会のほうで昭和49年に決まっておるんですけれども、内訳は道路建設事業と街路事業に分かれております。  道路建設事業のほうにつきましては、補助ある分については負担金がございません。県単独事業につきましては10%でございます。  あと、街路事業につきましては、補助ある分につきましては10%、県単独事業につきましては20%でございます。以上でございます。 ◆委員(横山富士雄君) 認定資料97ページお願いします。  耐震の診断を64件行ったということですけれども、診断の結果はどのようになっていましたか。 ◎建築指導課長(阿部匡君) 64件のうち、ほぼ全部と言っていいほど耐震補強の必要があるという結果が出ております。以上でございます。 ◆委員(横山富士雄君) 64件受けられて64件耐震補強しないといけないということですけれども、実質的に費用面が非常にかかるということで耐震補強をされる方は少ないと思いますけれども、その辺をどのように指導してみえるんでしょうか。 ◎建築指導課長(阿部匡君) 診断を受けられた方に対しては、その補助制度を丁寧に御説明をさせていただきながら補強工事をしていただくように啓発活動をしております。以上でございます。 ◆委員(横山富士雄君) その64件の中で、昭和56年以前という部分になるわけですけれども、主にいわゆる昭和30年代とか40年代という部分で、どの年代の建物が多いんでしょうか。 ◎建築指導課長(阿部匡君) おおむね昭和40年代から50年代ですね、そういうものが診断を受けられるのが多いですね。以上でございます。 ◆委員(横山富士雄君) そういうことになってきますと、そこに住んでみえる方そのものも高齢化ということが考えられるわけですけれども、高齢者そのものが費用的負担をするという部分も大変ですので、その後、どのように市として、当然指導はしてみえるわけですけれども、住んでみえる方そのものがどのように対応すればいいかという指導はどのようにしてみえるのか。 ◎建築指導課長(阿部匡君) 費用の負担がきついんですという方も見えるんですけど、要は自分の命を守るのと、地震が来たときに道路を塞ぐ等があると避難経路等を塞ぐ可能性があるので、そういうことも考慮して耐震補強をしていただけないでしょうかというお話をさせていただいております。 ◆委員(横山富士雄君) それぞれ耐震診断する際に、各地域分けてやってみえると思うんですけれども、今回この64件というのはどの地域でしょうか。 ◎建築指導課長(阿部匡君) 地域を分けてやっているわけではなくて、広報紙等で広く市内に募集をかけておりまして、64件は市内全体になります。以上でございます。 ◆委員(波多野こうめ君) 同じく関連です。旧耐震基準の住宅のうち、耐震補強済み、あるいは耐震補強ができているという住宅は何戸あるのか。逆に言うと、耐震補強できていないところはどのぐらいあるのか。 ◎建築指導課長(阿部匡君) 件数については把握をしておりません。以上でございます。 ◆委員(波多野こうめ君) 平成32年度までに95%の目標で耐震補強をやっているはずですよね。それが令和元年度ではどこまでいっていますか。 ◎建築指導課長(阿部匡君) そのパーセンテージにつきましては、土地住宅統計調査に基づいて算出しておりまして、各年ごとに出るわけではないので5年に1度になりますので、前年度末でということは把握はしておりません。
    ◆委員(波多野こうめ君) 目標をそれに向かっていっていたわけですけれども、だんだん関心も薄れてくるとどうしても薄くなってくるという問題だとか、今言われたようなお金の問題なんかも発生してなかなか進まないということですけれども、この目標は達成できそうですか。 ◎建築指導課長(阿部匡君) 現在、達成できるかどうかというのはちょっと分からないですけど、現時点で5年前につくった計画よりは進んでおりまして、90%近くは現在いけるのではないかというふうに推測はできます。以上でございます。 ◆委員(横山富士雄君) 認定資料、同じく97ページの下のところですけれども、公共施設の吹付アスベスト含有調査事業ということで、まずどの公共施設を調査されたのか。 ◎建築指導課長(阿部匡君) 令和元年度におきましては、集会場、地区体育館、中学校、あと公園の公衆便所等を行っております。 ◆委員(横山富士雄君) その結果はいかがでしたか。 ◎建築指導課長(阿部匡君) 令和元年度につきましては、その用途で215施設調査を行いまして、そのうち87施設に対して外壁の仕上げ塗材の中にアスベストが含有されているということが認められております。以上でございます。 ◆委員(横山富士雄君) この87施設については、どのように改善をされていく予定ですか。 ◎建築指導課長(阿部匡君) 外壁の仕上げ塗材ですので、今固まっている状態なので、今の状態では特に人体に害があるということではございません。ただ、解体とか外壁の改修等をする際には飛散のおそれがありますので、そのときに撤去をしていくことになってくると思われます。以上でございます。 ◆委員(坂澤博光君) 認定資料の95ページの補助金の執行状況のブロック塀の撤去補助ですけれども、基本的に個人でブロック塀を撤去されるのに対する補助ということですが、市側から見て、撤去したほうがいいというふうなものでまだ残っているものというのはどれぐらいありますかね。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) 件数のほうは把握しておりません。 ◆副委員長(仙石浅善君) ブロック塀ですが、前年度に比べて減っていると思うんですが、今後どのような啓発をしていくのか教えてください。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) 平成30年度に、小学校より半径500メートルの通学路に面して建つ対象となるブロック塀のある土地につきましては、診断結果をポスト投函しましたが、今年度はまだ実施されていない方につきましてパンフレットを投函する予定でございます。  また、通学路の合同安全プログラムとの連携を図りまして、例年の道路パトロールの箇所にブロック塀の見回りを加えまして、危険なブロック塀がないか調査を進めてまいります。以上です。 ◆委員(波多野こうめ君) 関連です。今、調査を進めると言われたんですけれども、通学路のブロック塀の危険性が言われたときに関連する人たちで調査したはずですよね。その調査の件数は把握していないんですか。 ◎建築指導課長(阿部匡君) 後ほどお答えさせていただきます。 ◆委員(波多野こうめ君) 決算書の45ページ、都市計画使用料ですかね、雲のテラスの使用料が入っていると思うんですけれども、ここは10月から消費税が上がったんですけれども、その分が増えていますか。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) はい、そのとおりです。 ◆委員(波多野こうめ君) 同じく、4節の法定外公共物使用料です。ここに、収入未済額があるんですけれども、この法定外水路あるいは道路、そういうものの使用料であるわけですけれども、収入未済になっているのはどういうものですか。 ◎建設管理課長(山田雅義君) 収入未済となっているものについて道路橋梁使用料が2件ございまして、これは574円ということなんですけれども、現時点は回収済みになっております。  もう1つ、法定外公共物使用料につきまして5件ございまして、3万8050円という金額ですけれども、こちらにつきましても現在は全て納めていただいているということです。 ◆委員(横山富士雄君) 認定資料91ページの公園管理費について伺います。  公園の本来の機能、目的を達成できるように除草、樹木の剪定、遊具の修繕とありますけれども、費用の内訳を教えていただけますか。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) ちょっと資料がございませんので、後ほどお答えさせていただきます。 ◎建築指導課長(阿部匡君) 先ほどのブロック塀の調査の件数でございますが、389件の調査を行っております。以上でございます。 ◆委員(波多野こうめ君) それで、これ何年にやった調査であったのかというのと、この389件の危険なブロック塀のうちに改善をされたものがあればお答えください。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) ちょっと手元に資料がございませんので、後でお答えさせていただきます。 ◆委員(横山富士雄君) 84ページの道路補修費という部分でお伺いします。  道路そのものの補修をしていただいたわけですけれども、豪雨対策という部分で透水性あるいは排水性の舗装というのが現在されているわけですけれども、今回、この道路補修という部分で透水性・排水性を使われたところはあるんでしょうか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 透水性・排水性舗装は、地下浸透という意味からしても大事なものだという認識はあるんですが、その一方では、どうしてもはがれることが多くて舗装の状態が悪くなるのが早い、すなわち舗装の寿命が短いというところも同時にございますので、現在はそういった排水性舗装については、都市計画道路のようなところで、かつ住宅が貼り付いているようなところに限定してやっていこうというふうにして、通常のところでは基本的には排水性舗装の採用は見送っているというのが実態です。 ◆委員(波多野こうめ君) 今の関連ですけれども、民家が貼り付いているというふうに言われたんですけれども、そうすると飛んだりというようなこともちょっと危惧するんですが、その辺については大丈夫ですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 排水性舗装はまさに民家に飛ばないようにするための舗装だもんですから、ですから民家が連担してあるようなところで、かついわゆる車のスピードが速くなりそうなところについて排水性舗装を採用して、水が飛ばないようにするということです。 ◆委員(波多野こうめ君) 例えば、新加納の整備をしましたよね、排水性のあれで。あそこは住宅が貼り付いているものですから、あそこに水は飛ばないかもしれないけれども欠けたものが飛んでくるというような話も聞いたんですけれども、その点については大丈夫ですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 新加納につきましては、もともと排水性舗装で施工させてもらいました。ただ、その結果、やはりすぐ表層が割れてめくれ上がっていって、結果的に言うと飛び石による、例えば車への被害とか、そういったことも散見されるようになりました。ですので、あそこにつきましては改めて、いわゆる排水性ではない通常の舗装にしております。  その結果、水に跳ねるというような事例も残念ながらありますけれども、雨降りのときは通常の車もスピードを緩めますので、そういったところで御理解いただくことになるのかなあというふうに思っております。 ◆委員(波多野こうめ君) 85ページです。  日野岩地大野線についてですけれども、植栽工事を行ったということですけれども、市道と県道の部分があるわけですけれども、この県道の部分については県が植栽をしたということですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) はい、そういうことであります。 ◆委員(波多野こうめ君) 費用も県ですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) はい。費用も県のほうで支払っていただいております。 ◆委員(波多野こうめ君) 今後の維持管理についてはどうですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 維持管理のほうは、協定を結びまして市が緑化の管理をしていくこととなります。 ◆委員(波多野こうめ君) 田んぼの中ですけれども、植栽が必要だというふうに判断したのはなぜですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 各務原市の緑化政策ということで、やはりどういった道路であっても植栽することで緑豊かなまちづくりに貢献していくということのために植栽をしております。 ◆委員(波多野こうめ君) 今、大分枯れていますが、この補償はどういうふうになっていますか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 今回の連続する日照りで、やはりかなり弱まってきているということを我々も確認をしております。昨年行った工事だもんですから、いわゆる保証期間ということでございますので、基本的には植え替えのほうを業者にお願いするような形になると思います。 ◆委員(波多野こうめ君) 保証期間は何年ですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 植栽の場合は1年です。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) 先ほどのブロック塀の平成30年度の半径500メートルの通学路を調査した件で、調査件数は389件でそのうち危険なブロック塀があるところは303件ございました。その303件のうち32件が取壊し済みということでございます。そして、今後残りの271件につきましては、ポスティングをしてまいります。  もう1つ、横山委員の御質疑ですが、主なものとしまして市民公園ほか8か所の清掃業務、これで例えば1100万円、あと夢の雫公園ほか7か所の維持管理業務で1300万円、これは除草とか芝刈りなどでございます。あとは、緑地等もございますので、そういった除草や芝刈り、樹木の剪定などでも1000万円ほど、それからリバーサイド21の指定管理料ということで1500万円ほど、もろもろ合わせると約1億3000万円になるということでございます。 ◆委員(横山富士雄君) 知りたかったのは遊具の修繕費なんです。遊具修繕という部分で、下に子ども広場の設置に対しても費用負担をということで出ているわけですけれども、まず遊具そのものがこの市内ずっと見ていって、遊具の数が少なくなってきているんですよね。そうした中で遊具修繕ということで、どのような遊具の修繕がされているのか知りたかったんです。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) ちょっとお待ちいただいてよろしいでしょうか。 ◆委員(波多野こうめ君) 94ページです。  ごんぼ積み地区都市再生整備事業についてですけれども、ここに事後評価作成業務委託というのがあるんですけれども、この内容を教えてください。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) ごんぼ積みの地区再生整備事業は、国交省の補助金を頂いて都市再生整備事業でやったわけなんですけど、それに伴いまして、まず最初に目標を立てます。その目標に対してどのぐらいの達成率があって、今後の課題ということで整理していくということでやっております。  例えば、ごんぼ積み地区の啓発とか認識とか、あと消防車の出入り等指標がございまして、消防車の出入りは道路が拡幅されて入っていけますということで地元からかなりよくなったという評価を受けております。 ◆委員(波多野こうめ君) これは、国交省の補助をもらうために求められているものですか。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 都市再生整備事業はこれが必須ということになっていますので、そのとおりです。 ◆委員(波多野こうめ君) 委託をされたということなんですけれども、委託しなきゃいけないような複雑なものなんですか。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) いろんなアンケート調査とか、目標を立てたりデータ分析がございますので、委託をしました。 ○委員長(津田忠孝君) ほかよろしいですか。   (挙手する者なし) ○委員長(津田忠孝君) 暫時休憩します。 (休憩) 午前11時4分         ─────────────────────────── (再開) 午前11時4分 ○委員長(津田忠孝君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) 先ほど横山委員の遊具等の修繕費用でございますが、全部で約6800万円ほどでございます。以上です。 ◆委員(横山富士雄君) 遊具そのものにつきましては子どもが遊ぶものですから、やはり安全という部分が一番大事になりますし、その点検という部分もどのように点検が行われているのか教えてください。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) これは、目視点検やあと打音点検など、年4回やってございます。以上です。 ◆委員(横山富士雄君) 目視、打音という部分で、いろんな遊具があると思うんです。遊具そのものも木のものが結構あって、地元の方から、もうひびが入って非常に危険だけれども大丈夫でしょうかという問合せがあったときに、目視で大丈夫だからという簡単な返答があったわけですけれども、やはり目視そのものにしても、目視してひびが入って危ないなと思えば樹脂を入れるとか、何か補強するという考えはないんでしょうか。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) 専門家が見ておりまして、専門家がまだ遊べるというふうに判断しておりますので、うちのほうはそれに従っております。 ◆副委員長(仙石浅善君) 認定資料の89ページの上の排水路改良費(繰越分)のため池の浸水対策とありますが、これの進捗状況を教えてください。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) この浸水被害対策方針検討業務では、雨水幹線や貯留施設以外の新たな浸水対策として何ができるのかという手法を洗い出すための事業でございます。  その結果を踏まえまして、この9月の補正におきましてため池に着目した浸水対策実施業務のほうを発注しまして、ため池の低水管理などを行うために農事組合の代表の方と概要を説明しまして、事業の必要性について一定の御理解をいただけたというふうに感じております。  今後は、低水管理などの早期実現に向けて、農事組合と詳細を詰めてまいりたいというふうに思っております。以上です。 ○委員長(津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。 ◆委員(波多野こうめ君) 反対討論を行います。  まず歳入で、屋外広告物設置許可申請手数料は事業者の営業広告を規制し、屋外広告の設置許可申請や更新時に手数料を徴収します。特に、小規模な事業者にとって広告活動の足かせになり、表現の自由を規制するものであり反対です。  歳出の土木費ですけれども、市道各378号線の道路改良事業各務東山工業団地内調整池改修事業、各務山土地開発事業など一連の事業費は、各務山の工業団地開発計画を進めるための土地造成企業誘致に向けた準備であり、文教地域を工業団地にすることは住民合意がされておらず、工業団地開発そのものに反対をいたします。  那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業は、学びの森周辺エリアにぎわい創出の社会実験が行われました。結果的には、民間活力を取り入れて、公募設置管理制度、Park−PFIの事業として実施することにつながってまいりました。民間企業を参入させ、市民の財産を民間のもうけの対象にすることは反対です。以上です。 ◆副委員長(仙石浅善君) 認第1号 令和元年度各務原市一般会計決算認定のうち、当委員会に所管する事項について賛成の立場で討論いたします。  土木費については、限られた財源の中、市民の安全で快適な暮らしを支えるインフラ整備事業が計画どおり着実に進捗しています。国土交通省の社会資本整備総合交付金や防衛省の民生安定施設整備事業補助金を活用し、市道那616号線や市道鵜1087号線の道路改良事業などの幹線の整備や、新那加駅周辺地区の都市再生整備事業では、利用者の利便性も確保されており評価できます。  また、大規模な地震に備えるため、市営住宅耐震補強事業、中屋大橋と前渡東町西歩道橋については、耐震補強工事などを完了しています。  排水路改良事業は、近年の記録的な豪雨等による内水氾濫が発生しないよう農業ため池を活用する浸水対策などが多くなり、豪雨時においても集中的に下流域に流さない事業に評価できます。  今後も安心で安全なまちづくりに向け整備事業を進めていただくことをお願いし、賛成討論といたします。以上です。 ○委員長(津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。認第1号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(津田忠孝君) 挙手多数であります。よって、認第1号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり認定すべきものと決しました。  続いて、認第5号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎下水道課長(小島敏英君) それでは、認第5号 令和元年度各務原市下水道事業特別会計決算の認定について説明させていただきます。  なお、補足資料としまして各務原市公共下水道供用開始区域図と公共下水道整備状況表をお配りさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。  歳入歳出決算事項別明細書は147ページから156ページ、決算認定資料は161ページから165ページになります。  なお、令和元年度においては、令和2年4月1日からの公営企業法の適用に当たり、法適用日の前日をもって従前の特別会計の会計年度を終了させ打切り決算を行う必要があることから、令和元年度の決算は3月31日をもって会計年度を終了させております。したがって、例年であれば4月、5月の出納整理期間に発生していた下水道使用料や受益者負担金の入金や委託料、工事費などを中心に支払いが行われていない状態での決算となります。  決算状況調書においては、歳入では収入未済額、歳出では不用額の中に含まれる形で4月以降の未収入分、未払い分が計上されております。  会計上の処理といたしましては、その分の収入は令和2年度の特例的収入として収入します。支払いは、令和元年度の下水道特別会計から令和2年度の下水道事業会計への未払い分が引き継がれ、特例的支出として支出しています。
     それでは、歳入歳出決算事項別明細書154、155ページを御覧ください。  154ページの合計欄にございますように、当初予算が41億8630万9000円、補正予算額が9105万円の増、また平成30年度からの繰越額が6億933万1000円ございますので、予算の合計額は48億8669万円でございました。支出済額の合計は155ページの一番左にございますように36億1262万820円で、予算に対する割合は73.9%でございます。  なお、翌年度への繰越額は3億3655万5000円でございまして、これらを含めますと、予算に対する割合は80.8%となります。不用額は9億3751万4180円で、予算に対する割合は19.2%となっております。  なお、この不用額には、打切り決算による未払い分8億345万611円が含まれております。  それでは、主なものにつきまして、歳入から説明をさせていただきますので、事項別明細書の148ページ、149ページを御覧ください。  1款1項1目下水道受益者負担金でございます。管渠整備により公共下水道が使用できる地域になった翌年に、その土地の面積に対して1平方メートル当たり500円、川島地区につきましては430円の御負担をお願いしているものでございます。  調定額1億5017万6094円に対し、収入済額1億4397万3717円、収入未済額620万2377円で、収納率は現年分で98.24%、滞納繰越分を含めますと95.87%となっております。  2款1項1目下水道使用料は、下水道を使用している方々から頂いている使用料で、調定額14億1880万388円に対し、収入済額11億6814万8836円、収入未済額2億4989万9353円で、収納率は現年分で82.49%、滞納繰越分を含めますと82.33%となっております。なお、75万2199円を不納欠損処分とさせていただきました。  3款国庫支出金は下水道事業に対する国からの補助金で、社会資本整備総合交付金でございますが、汚水管渠布設費、雨水渠布設費ともに補助率は2分の1でございます。30年度からの繰越分を合わせますと、調定額8億2507万6000円のところ、6億9587万6000円の交付を受けております。なお、事業の一部を令和2年度に繰越ししておりますので、1億2920万円が収入未済となっております。  5款繰入金7億9645万6497円は、一般会計からの繰入金でございます。  6款繰越金6940万1580円は、30年度からの繰越金でございます。  7款諸収入3558万3747円は受益者負担金の納付に伴う延滞金、預金利子のほか、消費税還付金とそれに伴う還付加算金でございます。  148ページから151ページになりますが、8款市債は、建設工事費等の財源の一部として借り入れたもので、30年度からの繰越明許分、公営企業会計適用債分を含め12億8110万円でございます。  以上、収入済額の合計は41億9059万6377円でございました。  続きまして、152ページからの歳出になりますが、資料は決算認定資料により行いますので、決算認定資料の161ページを御覧ください。  主要な施策の成果及び実績について、職員給与費以外の主なものを説明させていただきます。なお、決算額は1000円単位で整理した計数で読み上げますので、よろしくお願いいたします。  1款下水道費、1項公共下水道費、1目下水道管理費は、下水道事業を円滑に進めていくための経費でございます。一般管理費4062万1000円は事務的な経費でございまして、主な支出といたしまして、関係機関への負担金、下水道管路情報システムの管理負担金などを支出いたしました。また、令和2年4月からの地方公営企業法の適用に向けて、移行支援等業務を委託しました。  下水道普及費5619万9000円は、公共下水道への早期接続を促すなど普及促進のために要した費用で、下水道受益者負担金の納付の促進と収入の早期確保のため、一括納付報奨金を支出しいたしました。また、下水道の早期接続を促し、水洗化率の向上を図るため、宅内排水設備に要する資金の融資あっせんを行い、融資に係る利子補給金を支出いたしました。なお、下水道使用料の徴収事務につきましては、上水道と合算して徴収することにより、事務の効率化を図っております。  162ページを御覧ください。  管渠維持管理費2943万5000円は、下水道本管を適切に維持管理していく経費でございまして、マンホールポンプ等の電気料金のほか、下水道管渠、マンホール等の修繕・清掃等を行いました。  排水設備管理費6837万5000円は、公共汚水ますや取付管の適切な管理や設置に要する費用でございまして、下水道管を流れる汚水の定期的な水質検査の実施や、宅内排水設備工事に伴う公共汚水ますや取付管の設置工事を行いました。  2目下水道建設費は、汚水管渠、雨水渠の整備に係る経費でございます。汚水管渠布設費7億3238万6000円及び163ページの汚水管渠布設費(繰越分)3億2687万9000円は、汚水管渠を布設することにより普及率の向上を図った経費と管渠の長寿命化を図った経費でございます。加えて、総合地震対策計画に基づく耐震化及びマンホールトイレの整備に係る実施設計を行っております。  お手元に配付させていただきました各務原市公共下水道供用開始図、A3の図面ですけれども、桃色で着色された部分は、平成30年度末までに整備・供用開始されている区域でございます。令和元年度における汚水管面整備箇所は、上中屋町、蘇原島崎町、蘇原大島町、蘇原瑞穂町、鵜沼各務原町、那加新加納町、大野町及び各務船山町で、供用開始された地区が黄色に着色されています。  また、繰越分では、大野町、鵜沼各務原町、蘇原古市場町、蘇原大島町及び蘇原坂井町を整備し、未普及解消事業として合計で1万567メートルの管渠を埋設しました。  次に、配付させていただきましたA4の公共下水道整備状況表を御覧ください。  御説明させていただきました整備によりまして、令和元年度末の下水道の普及率は、上の表の中ほどの網かけ部分に普及率を記載させていただいておりますが、前年度比0.8ポイント増の81.7%になりました。なお、下の表を御覧いただきますと、全国平均値、岐阜県平均値ともに上回っている状況でございます。  また、下水道管渠の長寿命化事業として、つつじが丘及び尾崎西町地内の5285メートルの管渠更生工事を行いました。  決算認定資料に戻っていただきまして、164ページを御覧ください。  一番上の雨水渠布設費1億8428万7000円及びその下の雨水渠布設費(繰越分)1億4051万円は、大雨による浸水被害を防止し、居住環境の向上を図ったものでございます。令和元年度は伊吹第2雨水幹線や北山雨水幹線の築造工事などの雨水管渠の整備や、鵜沼中学校の貯留施設整備工事を行いました。また、楠第1排水路実施設計業務や那加第一小学校、中央小学校、中央中学校の貯留施設実施設計業務などを委託いたしました。また、繰越分では、伊吹第2雨水幹線築造工事と蘇原中学校貯留施設整備工事などを行いました。  2項流域下水道費、1目流域下水道費7億19万円は、岐阜県が行っている木曽川右岸流域下水道事業に各種負担金を支出することにより事業を円滑に進め、木曽川や伊勢湾などの公共用水域の水環境の向上を図っております。  主なものとしては、当市が排出した1132万2571立米の汚水の処理に対する維持管理負担金6億2421万3000円、各務原浄化センターなどでの施設の増設や耐震補強工事等に対する建設負担金7553万4000円などでございます。  165ページをお願いします。  2款公債費、1項公債費は市債の償還費で、元金9億2015万2000円、利子分2億9928万3000円で、合計12億1943万5000円でございます。  再度、歳入歳出決算書に戻っていただきまして、155ページを御覧ください。  以上、支出済額の合計は、36億1262万820円でございました。  156ページを御覧ください。  実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は41億9059万6377円、歳出総額は36億1262万820円、歳入歳出差引額は5億7797万5557円でございますが、そのうち令和2年度への繰越明許費繰越額が1985万5000円ございますので、実質収支額は5億5812万557円になっております。  以上で説明のほうを終わらせていただきます。 ○委員長(津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆副委員長(仙石浅善君) 認定資料の161ページの一般管理費の中の法適用移行支援等業務ということなんですが、その内容をちょっと教えてください。 ◎下水道課長(小島敏英君) 令和2年4月から公営企業移行に伴いまして、平成29年から移行業務委託を行っております。元年度につきましては平成30年度の資産評価の調査、それから法適用に向けて条例の改正等を行いますので関係条例の整理、それから経営戦略を策定するに当たりまして必要なデータ収集と、あと原案の作成、そういった業務を行いました。以上です。 ◆委員(足立孝夫君) 認定資料の164ページ、上のほうの表ですが、楠第1排水路実施設計業務委託、これが1097万円、楠第1排水路築造工事が563万円、この辺の関係はどういう関係ですか。説明していただきたいと思います。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) 楠町という本庁舎南の那加メインロードの浸水被害を軽減するために、市民公園の西の駐車場から本庁舎まで約505メートル業務委託を行いまして、そのうちこの工事の563万円というのは前払金でございまして、残りの6割は次の翌年度に払っております。以上です。 ◆委員(足立孝夫君) 162ページ、ここの排水設備管理費、ここにある流域下水道接続点19か所と、特定事業場4か所の水質検査を実施したとありますけれども、具体的には19か所というのは大体どこを指しておるのか。また、特定事業場4か所はどこですか。 ◎下水道課長(小島敏英君) 流域下水道接続点19か所といいますのは、各務原市内に岐阜県の管が流域事務所に向かって、東は坂祝のほうから流れてきますし、北は芥見、西は岐南町のほうから流れてくるんですけれども、その岐阜県の流域の管にそれぞれ各務原市の管がつないでいるところが市内に19か所あるということで、各務原市と岐阜県の接続しているところで水質検査を行っているというところです。  あと、特定事業場4か所につきましては、東海中央病院、それから健康科学センター、それからクリーンセンター、あと西友、これは民間ですけれども、その4か所でございます。 ◆委員(足立孝夫君) 今の県の管に各務原市の管をつないだところで水質検査ということやけど、具体的な方法としてはどういう方法を取っておるんですか。 ◎下水道課長(小島敏英君) 検査は公衛研がやっておりまして、その合流点の手前で市のマンホールを開けまして、そこから水をくみ取っているという、供試体ですけれどもくみ取って、その水質の検査を行っているという状況です。 ◆委員(波多野こうめ君) まず、決算書の148、149ページです。  下水道使用料がこの年、値上げになっていますけれども、ちょっと打切り決算なんかもあってよく分からないんですけれども、その使用料の値上げによる負担増になった分は幾らでしょうか。 ◎下水道課長(小島敏英君) 今回、打切り決算となっていますので単純に比較はできませんけれども、令和元年度の調定額、この149ページにありますけれども14億845万円、30年度の調定額ですけれども約12億2240万円ほどで、率にいたしますと約15%なんですけれども、実際令和元年度に新たにつないだ方も見えますので単純に15%ということではないですが、ここは推定ですけれども、例年1%前後ぐらい使用料の収入が上がっていますので、その1%を除くと14%前後ぐらいが、増えた額というふうに考えています。以上です。 ◆委員(波多野こうめ君) 10月から消費税が10%になっていますけれども、その増税分は幾らですか。 ◎下水道課長(小島敏英君) その消費税の増税分につきましては計算はしておりませんが、消費税増税する前の9月までを月平均として、それを年額8%で年の全体で計算して出した場合ですけれども、おおむね1100万円ほどが増税分というふうで、これも推定ですけれども約1100万円ということです。以上です。 ◆委員(波多野こうめ君) 受益者負担の分ですけれども、ここも打切りが影響しているんだというさっきの説明でしたけれども、実際滞納をしていらっしゃるという方、打切りの分じゃなくて滞納をされているという方というのはどのぐらいいらっしゃいますか。 ◎下水道課長(小島敏英君) 平成30年度ですと、収入未済件数としては72件で、例年どおり4月、5月を加えたものとして計算しますと、収入未済の件数としては50件ということです。  あと、滞納分につきましては、平成30年度が80件、令和元年度が78件ということになっております。以上です。 ◆委員(波多野こうめ君) そうすると、受益者負担の滞納者は減っているということですか。この傾向は、減りつつあるのか、たまたま減っただけなのか。 ◎下水道課長(小島敏英君) 滞納者そのものは減りつつあるということです。以上です。 ◆委員(波多野こうめ君) 使用料についてですけれども、打切りがやられて、それで2か月分は収入未済ということであるわけですけれども、例えば1年以上滞納しているというような人の人数ですか。 ◎下水道課長(小島敏英君) はい、78名というのはその滞納者です。 ◆委員(波多野こうめ君) 154、155ページの合計のところですけれども、この合計に対しても打切り決算が影響しているわけですけれども、具体的にどういうものが影響しているのか、御説明ください。8億円余が影響してくると、こういうふうに言っていらっしゃるので、その細目というか、どこの何の項目で幾らなのか。 ◎下水道課長(小島敏英君) 不用額9億円に対しては未払い分が8億円ございますので、その内訳ということですか。 ◆委員(波多野こうめ君) 例年と見ても分からないし、ちょっとこれは不用額の金額だけ見るとすごい金額になっていますので、やっぱりその打切りというのをきちんと見ないとなかなか分からないので、御説明してください。 ◎下水道課長(小島敏英君) 不用額8億円の内訳ですけれども、主なものですけれども、工事請負費が4億5000万円、あと建設事業負担金が1億7000万円、それから流域下水道、これは建設負担金ですけれども、6900万円、あとこれも流域下水道に対する経費、維持管理費ですけれども5600万円が主なものです。以上です。 ◆委員(波多野こうめ君) 148、149ページの繰入金です。  一般会計繰入金がありますけれども、そのうち都市計画税は幾らですか。 ◎企画総務部財政課長(南谷康介君) 一般会計繰入金のうち、都市計画税は7億7702万2000円となっております。 ◆委員(波多野こうめ君) その都市計画税は、どこに充当していますか。 ◎下水道課長(小島敏英君) 主な経費といたしましては、雨水処理に関する経費が8000万円ほど、あと分流式下水道に要する経費が2億4000万円、あと基準外としまして3億7000万円ほどが主なものです。以上です。 ◆委員(波多野こうめ君) 今、都市計画税の7億七千七百何万のうち、その幾らを雨水処理に入れた、あるいは基準外に入れたというところで御説明いただきたいんですが。 ◎下水道課長(小島敏英君) 雨水処理に要する経費といたしまして8300万円、あと分流式下水道に要する経費といたしまして2億4000万円、あと基準外の繰入れが3億7000万円。 ◆委員(波多野こうめ君) 都市計画税、もう一遍説明してください。幾らですか。 ◎企画総務部財政課長(南谷康介君) 都市計画税といたしましては、7億7702万2000円となっております。 ◆委員(波多野こうめ君) 認定資料の161ページです。  負担金の執行状況が書かれていますけど、日本下水道協会ほか2団体への負担金、下水道施設情報管理負担金、公営企業会計システム運営負担金とそれぞれあるんですけれども、この負担金のそれぞれの役割とそれから効果と金額の積算根拠を教えてください。 ◎下水道課長(小島敏英君) 日本下水道協会ほか2団体、そのほか2というのは中部地方下水道協会と岐阜県下水道協会の3団体でございます。  費用の積算根拠につきましては、まず人口によって基本額が決まっておりまして、それに有収水量に応じて加算されるということで負担金の額は決まっております。  それから、その効果ですけれども、こういう協会が主催します研修とかそういったものがありますので、そういったものに積極的に参加をして意見交換であったり情報交換、それから技術の向上なんかを図るために、そういった効果でこういう協会に加盟しております。  それから、下水道施設情報管理負担金につきましては、これは受付業務などで行ういわゆる下水道台帳、そういったものの管理負担金でございます。金額につきましては、管路の延長で上水道も使っておりますので、それで案分して出しております。  それから、公営企業会計システム運営負担金につきましても、それぞれ上水道と2分の1ずつで負担割合を決めております。  それから、水道事業庁舎使用負担金につきましては、水道庁舎の光熱費とか賃借料を、上水道のほうと職員の数で案分して金額のほうを算定しております。以上です。 ◆委員(波多野こうめ君) 金額がそれぞれ毎年変わってくるわけですけれども、例えば日本下水道協会等については人口が増えたり減ったり、あるいは有収水量によって変化していくということであるわけですけれども、人口とは下水道の加入人口ですか。 ◎下水道課長(小島敏英君) 人口につきましては、その都市の人口です。 ○委員長(津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。 ◆委員(波多野こうめ君) 認第5号についてです。  平成31年4月から下水道使用料の引上げが行われました。市民生活は、10月からの消費税増税に加え、コロナの影響も受け大変厳しいものになっていることからも、引上げはすべきではありませんでした。下水道使用料は、2回目も令和4年に引き上げるということが決まっていますけれども、市民生活を鑑みれば引上げなどすべきではなく、凍結をすべきであると思います。  下水道事業は、市民生活の根底を支える生活インフラ事業です。どんなに苦しくても絶対に削減できない部分です。使用料の引上げを認めることはできません。使用料の引上げをしなければならないそもそもの理由は、独立採算制が求められる公営企業会計に切り替えるためです。  国は市町村の補助金を減らしたいがために、公営企業会計に切り替えることを求めてきました。当該年度は国の言いなりで、公営企業会計法導入のための準備を進めました。公営企業会計の導入に反対であり、この決算の認定に反対をいたします。 ◆副委員長(仙石浅善君) 認第5号 令和元年度各務原市下水道事業特別会計の認定について、賛成の立場で討論いたします。  令和元年度末の下水道普及率は81.7%であり、順調に高い水準まで整備が進められております。また、長寿命化事業として老朽化した汚水管渠の更新を計画的に進めており、高く評価できます。今後も少子高齢化が進む中、下水道経営の環境は一層厳しくなると推測しますが、令和2年度より公営企業会計に移行をされたので、引き続き収納率の向上と経費削減による効率的な運営に進められることを要望し、賛成討論といたします。以上です。 ○委員長(津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。認第5号を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(津田忠孝君) 挙手多数であります。よって、認第5号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
     これより13時10分まで休憩いたします。 (休憩) 午前11時52分         ─────────────────────────── (再開) 午後1時7分 ○委員長(津田忠孝君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  認第6号並びに議第66号を一括し、議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) それでは、認第6号 令和元年度各務原市水道事業会計決算の認定と議第66号 令和元年度各務原市水道事業会計処分利益剰余金の処分について御説明いたします。  最初に、表紙が黄色の決算書の8ページを御覧ください。  令和元年度の水道事業の総括事項でございます。  本文の上から5行目のところですが、令和元年度は、西市場水源地ナンバー5、8、9取水ポンプ場電気計装設備更新工事、上中屋町地内配水管耐震化工事など、計画的に設備及び管路の更新・耐震化を推し進めるとともに、下水道工事などに関連した水道管支障移転工事を事業者との協議により施行しました。  事業規模では、当年度末行政区域内人口が14万7413人、給水人口が14万5857人で普及率は98.9%、給水件数は5万4972件で前年度に比べ470件の増加となりました。また、年間総給水量は1675万1139立方メートルで前年度に比べ1万7919立方メートルの増加、年間有収水量は1543万3611立方メートルで、前年度に比べ5万7882立方メートルの減少となりました。有収率は92.1%となりました。  次に、収支状況でございますが、これは、お配りしてありますカラープリントで説明いたします。  金額は1000円単位に丸めて表示しております。  まず、Aの収益的収支でございますが、青色が収益で、水道事業収益の合計は26億8169万2000円です。内訳としましては、給水収益、これは水道料金収入でございますが、21億426万1000円で、それ以外の収益といたしましては、給水負担金1億4636万4000円、その他の収入が1億9919万5000円、そして現金収入を伴わない収益、長期前受金戻入が2億3187万2000円です。その下の赤色が費用でございまして、水道事業費用の合計は22億3784万7000円でございます。このうち、桃色の部分の現金支出を伴う費用は合計13億2883万円で、グレーの部分の現金支出を伴わない費用は合計で9億901万7000円です。  費用科目の金額と構成割合は記載のとおりでございますが、構成割合の多いものとしましては、減価償却費、修繕費、職員給与費、動力費などとなっております。  次に、水道事業収益から水道事業費用を差し引いた残りが、右端のオレンジ色の部分、これが令和元年度の純利益でございまして、その額は4億4384万5000円になりました。  次に、Bの資本的収支でございますが、青色の資本的収入は、負担金の2億1060万5000円です。  一番下の赤色は資本的支出ですが、建設改良費が10億8298万7000円、企業債償還金が3億1113万5000円で、合計額は13億9412万2000円です。  資本的収入から資本的支出を差し引きますと、資本的収入右側の緑色の部分でございますが、11億8351万7000円の資本的収入不足額が生じました。この不足額を補填する財源としましては、@消費税調整額、次にA減債積立金、そしてB建設改良積立金。さらに、不足する額はC過年度分損益勘定留保資金で充当しております。  また、右下の水色で表示しておりますように過年度分損益勘定留保資金が4億2369万3000円と当年度分損益勘定留保資金として、令和元年度の発生額が9億901万7000円ございまして、翌年度へ繰越しできる損益勘定留保資金は13億3271万円でございます。  次に、右側のオレンジ色の前年度からの繰越額1258万6000円と、令和元年度の純利益4億4384万5000円についてですが、このうち長期前受金戻入の計上によって増加した利益は、現金収入を伴わない収益で、各種積立金に処分することなく資本金に振り替える予定です。また、未処分利益剰余分2億2455万9000円のうち2億1000万円を減債積立金に処分することを予定しております。  以上が、収支状況でございます。  もう一度、決算書にお戻りいただき、1ページ目、2ページ目を御覧ください。  ただいま御説明いたしました収益的収支、資本的収支の科目の款及び項について、予算額と決算額とを対比して記載してあります。  この決算額は、収入には仮受消費税及び地方消費税を、また支出には仮払消費税及び地方消費税をそれぞれ含めた金額で、一番右の備考欄に仮受消費税及び地方消費税、仮払消費税及び地方消費税を、それぞれ記載してあります。  次に、3ページを御覧ください。  損益計算書でございます。  これは円単位になっております。  下から4行目、当年度純利益は4億4384万5113円で、次の前年度繰越利益剰余金1258万6432円、その他未処分利益剰余金変動額3億3000万円を加えまして、当年度未処分利益剰余金は、7億8643万1545円になります。  次に、4ページを御覧ください。  4ページの下の表は、剰余金処分計算書(案)でございます。  あわせて、各務原市議会定例会議案の11ページの議第66号を御覧ください。  令和元年度末の未処分利益剰余金7億8643万1545円のうち、資本金に組入れとして5億6187万2675円ございまして、この内訳は、令和元年度に使用しました減債積立金3億1000万円と建設改良積立金2000万円、もう1つが、令和元年度の長期前受金戻入2億3187万2675円の合計となります。そして、令和2年度の企業債償還金の財源に充てるため、減債積立金を2億1000万円積み立てようとするものでございます。  これが議第66号の内容となります。  次に、6ページ、7ページは令和元年度末の貸借対照表でございます。  これは企業の財政状態を示すものでございまして、6ページは、資産の部で、固定資産と流動資産を合わせまして、一番下にありますように、資産合計は230億1675万2175円となります。  なお、1の固定資産につきましては、決算書の27ページと28ページに固定資産明細書として、資産の種類ごとに増減額と年度末現在高を載せております。今回は初回までといたします。  7ページは、負債及び資本でございます。  中段少し下辺り、負債の合計は73億652万9783円で、資本合計は、下から2番目ですが、157億1022万2392円で、負債資本の合計は、左側の資産合計と同じで、230億1675万2175円です。  以上で、決算書の説明を終わります。 ○委員長(津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆副委員長(仙石浅善君) 黄色の水道事業決算書の17ページの(3)の事業費に関する事項でのアの部分の営業費用が前年度に比べて約5000万円ぐらいアップしているんですが、これはどういった理由ですか。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) 営業費用の中の修繕費が前年度に比べて約1億8428万6000円増加したことによります。  決算書の15ページを御覧ください。  決算書の15ページは、主な修繕工事の概況になります。  この中で一番下のその他工事で、緑苑ポンプ池耐震補強工事6124万4700円、次の松が丘受水池耐震補強工事5934万8300円とかが、金額が大きくなっております。以上です。 ◆委員(波多野こうめ君) 決算書の8ページです。  8ページの収支状況についてですけれども、給水負担金が増加となりということで、その原因、要は新規加入者、家が建ったとか、そういうことは例年もあるわけですけれども、当該年度はどういう状況であったのか。 ◎水道施設課長(野田元司君) 令和元年度の加入件数ですけれども、前年度より約70件増加しております。特に、元年度につきましては、事業所などで使用されます口径40ミリから150ミリの加入が多かったことが要因となっております。 ◆委員(波多野こうめ君) 収支状況の中で、長期前受金戻入が増加したというふうに言っていますけれども、その理由について説明してください。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) 長期前受金戻入は、負担金とか補助金を伴って取得した資産を減価償却するときに、その減価償却の見合い分が長期前受金戻入になります。  あと、工事などで水道管を更新するときに、前あった管については除却という形になりますので、除却に伴っても長期前受金戻入が増えますので、これが主な要因です。 ◆委員(波多野こうめ君) その一方というか、こちらも同じように、今度、収益的支出についてですけれども、資産減耗費、これが増加したと言っているわけですけれども、この資産減耗費については、帳簿と一致しない場合だとか、それから資産としての価値がなくなった場合とかということで出てくるわけですけれども、どちらですか。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) 資産の価値がなくなったという場合になります。  具体的には、工事で水道管を替えるときに、以前あった古い管、この残存価格がなくなりますので、それが資産減耗費になります。以上です。 ◆委員(波多野こうめ君) この収益的支出で、もう1つ増加となった原因が、職員の給与費ということで、1人職員を増やしていますよね。  16ページを見ていただくと、職員1人増やしたことによって、この表、下から9行目ですけれども、職員1人当たり給水人口というのがあるんですけれども、この給水人口が当然減ったわけですけれども、全国平均と比べると、全国平均3580人というふうに言われて、30年度の平均ですけど、ということから考えると、まだまだ大変な業務を担っていただいているんだなというのをここからも読み取れるわけですけれども、労働者の立場からすれば、仕事量が多いんではないかということで、残業とか、それから仕事の限界を超えているというようなことにはなっていないのか、伺います。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) 時間外勤務とかについては、各務原市役所の中でも水道部というのは比較的低いというか、あまりやっていない部署になります。あと有給休暇についても、皆さんそれぞれ取っておりますので、そんなに負担というふうには、特に今のところはなっておりません。以上です。 ◆委員(波多野こうめ君) 全国平均と私、今、比較してお尋ねしたわけですけれども、時間外もやっていないということになると、能力がすばらしいというふうには思うんですけれども、そういうことだと思うんですけれども、でも、これ、あまりにも開きがありませんか。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) 波多野委員が言われた全国平均3580人ですけれども、これについては、水道にも規模があります。例えば市町村で5万人よりも下、各務原市というのは10万人から15万人の中に入りますので、そちらのほうの平均値が、この水道事業年報の30ページを御覧ください。  30ページの上から4行目のところに全国平均というのが載っておりまして、これというのは各務原市と同じ規模の水道事業体だと4721人ですので、各務原市はそれよりもちょっとだけ上ですけれども、そんなに変わっていないので、過度に負担とか、そういうふうには、この表からも言えるんじゃないかなと思います。以上です。 ◆委員(波多野こうめ君) 職員の皆さん、頑張っていただいているんだなと思います。  もう一点ですけれども、年報の22ページの下の表ですけど、ここに、収益計と費用計というのが、下のグラフであるんですけれども、これ見ると、大体横ばいを推移してきたんですけれども、元年度になってから、今指摘したような収支状況の中で、ちょっと上がってきたということが見えるんですけれども、これは今後も続いて上がっていくのかどうかですね。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) 収益については、長期的に見るとだんだん下がっていくという傾向になるかと思います。費用については、やっぱり人件費とかも少しずつ上がっていますので、あと水道管の修繕とかもどんどんやっていかないといけませんので、費用はやっぱり多くなっていくというふうに考えております。以上です。 ○委員長(津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。 ◆副委員長(仙石浅善君) 認第6号 令和元年度各務原市水道事業会計決算の認定について賛成の立場で討論いたします。  令和元年度末における本市の基幹管路耐震適合率は85.6%、また管路の耐震化率は33.5%と目標値を着実に達成しています。引き続き、「災害は来るかもしれないのではなく、必ず来る」という意識の下、管路や水道施設の耐震化を進めるとともに、市民生活や経済活動に不可欠な安心・安全でおいしい水を定期的に供給していただくことを要望し、賛成討論といたします。以上です。 ○委員長(津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  最初に、おはかりいたします。認第6号を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(津田忠孝君) 挙手全員であります。よって、認第6号は原案のとおり認定すべきものと決しました。  続いて、おはかりいたします。議第66号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(津田忠孝君) 挙手全員であります。よって、議第66号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第62号中、当委員会に所管する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎建設管理課長(山田雅義君) 議第62号 令和2年度各務原市一般会計補正予算(第8号)について説明させていただきます。  補正予算書及び予算説明書の24ページから25ページを御覧ください。  歳出でございます。  8款土木費、2項道路橋梁費、3目道路新設改良費1505万2000円の増額補正です。これは、神置町地内の市道稲100号線(スチールロード)と堤防道路(県道下中屋笠松線)を安全に接続させるための交差点改良について、国や県との協議が調ったため、委託料を補正するものでございます。  次に、4項都市計画費、3目街路費につきましては、先ほどの市道稲100号線道路改良事業を前倒しで実施するため、街路事業で充当を予定していた国庫補助金を市道稲100号線に振り替える財源更正を行うものございます。  続きまして、債務負担行為について御説明いたします。  補正予算書及び予算説明書の4ページ、詳細は28から29ページを御覧ください。  第2表の債務負担行為は、令和2年度以降にわたって債務を負担することができる事項を定めようとするもので、都市計画道路犬山東町線バイパスの第3期事業区間、にんじん通りから国道21号に接続する区間において、先行して事業用地を取得することができるよう整えるものでございます。  債務の期間は、本年度から令和7年度まで、限度額は1億8362万4000円でございます。  説明は以上でございます。 ○委員長(津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆副委員長(仙石浅善君) 市道稲100号線の道路改良事業なんですが、工事期間は。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 工事につきましては、令和3年度単年度で施行する予定です。 ◆副委員長(仙石浅善君) また、その工事に当たって用地買収とか、そういう予定はありますか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 現在のところ予定はございません。 ◆委員(波多野こうめ君) ここは住民要望が大変強かったところで、危険は回避できるかと思うと、ちょっとほっとするんですけれども、まずこの工法、どういう形で安全策を取っていくのか説明してください。
    ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 堤防道路との取付け区間に車両が滞留できるような平たんな区間を設けます。あわせまして、交差点のいわゆる交角を緩くしまして視認性の向上を図って安全性を確保していこうというような計画としております。 ◆委員(波多野こうめ君) のり面のところがありますよね。こののり面のところを使って緩やかにするということですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 北側に大型ブロックを積みまして、早い段階で堤防道路の高さまで車両が入って、そこで平たんな区間を設けていくという予定をしております。 ◆委員(波多野こうめ君) のり面の角度というのは、ある程度必要なものかなと思っていたんですけれども、そこにブロックを積み上げるということになると、その堤防の角度が少なくなるんじゃないかと思うんですけど、問題ないですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 通常、のり面角度が緩やかなのは、土の状態で納めているものですから緩やかになるんですけれども、今回は急に立ち上げるということで、大型積みブロックという構造物で持ち上げることで、勾配は急にはなりますけれども、安全性の高いものとしております。 ◆委員(波多野こうめ君) 来年度の完成を目指すということですが、工事費はどのぐらいですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 今のところ、工法によってはかなり変わってくるんですけれども、おおむね5000万円から7000万円ぐらいを見込んでおります。 ◆委員(波多野こうめ君) 5000万円から7000万円ということですが、国庫補助はどのぐらい見込めるんですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) そのうち50%となっております。 ◆副委員長(仙石浅善君) そもそも9月議会に補正予算を出した理由というのは、何かあるんですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) まず1つに、これまで安全性を高めてほしいという御要望がございましたけれども、なかなか工法的に、いわゆる河川管理者の許可が得られなかったというところです。道路管理者としましては、我々も何とか改修できるように、関係する機関と協議を重ねたところ、幸い承諾的なことをもらえましたもんですから、今回思い切って早期に危険箇所改修を図るために事業を実施するというところです。 ◆委員(横山富士雄君) この工事期間中ですけれども、道路の使用はできるんでしょうか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 部分的な拡幅になりますので、基本的には既設の道路を使いながら拡幅事業を行っていきます。ただ、最後の舗装とか、そういった部分につきましては、一時的な通行止めをかける予定でおります。 ○委員長(津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第62号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(津田忠孝君) 挙手全員であります。よって、議第62号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第65号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎建設管理課長(山田雅義君) 議第65号 各務原市地区計画区域内における建設物等の制限に関する条例の一部を改正する条例について説明させていただきます。  市議会定例会議案の9ページから10ページを御覧ください。  改正条例案新旧対照表は、2ページから3ページになります。  各務山の前町地区地区計画の決定に当たり、当該地区整備計画の区域内における建築物に関する制限を定めるなどのため、条例の一部を改正するものでございます。  施行日は、令和2年10月1日からとしています。  説明は以上でございます。 ○委員長(津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆委員(波多野こうめ君) 今回、地区整備計画を進めようとする場所の周りですけれども、どういう状況になっていますか。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 地区計画を定めようとするところの周りですけど、今、江南関線の北側で準工業地域というふうで定めるんですけど、その江南関線の南側も既に準工業地域ということになっております。  中央中学校のところも、第二種中高層ということで、地区計画を定めようとしておりますけど、その西側も同じく第二種中高層住居専用地域というふうで、小学校までを打っております。 ◆委員(波多野こうめ君) 今回定めようとする周りは準工業地帯になっているわけですけれども、何でここだけこういうふうに残っておったんですか。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) これは現況が準工業地域にしてもいいというふうな土地利用が図られておりますが、今までこれら、そのようになってなく、市街化調整区域ということになっておりますけど、なぜということですが、今回の見直しに伴いまして、そのように市街化区域の拡大ということで、土地利用に合わせて拡大をしたということです。 ◆委員(波多野こうめ君) それで、周りはそういう準工業地域になっておると。今回ここも定めるよということで、各務山も定めました。その南側、江南関線の北側の道路で一部定められていないところがありますよね。それはどうしてですか。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 今の一部定められていないというところがちょっと分からないんですけど。 ◆委員(波多野こうめ君) 江南関線の北側で、カーブしていくところの北側の一部です。  地名はちょっと知らないですけど、ラーメン屋さんがある辺りです。その辺りはどうなっていますか。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 三角のところですね。  ここは今回入っていません。今回、準工業地域で打つところは、それに合わせたというか、そうなってもいいような土地利用がもう図られておりまして、南側とのにじみ出しということで、市街化の拡大を図っていくところということになっております。 ◆委員(波多野こうめ君) それは分かりましたけれども、そうすると、そっち側もにじみ出しで、一緒にそのうちにはなるのか、それともそこは用途としては違うので、それはしないということなのか。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 区域区分を決めておりますのは県ですので、市が素案を出しまして、それが通りましたら変えるということですので、ここのところが今、準工業で打ってもおかしくないという地域ですので、そのようにさせていただくという考え方です。 ◆副委員長(仙石浅善君) 条例の部分の(3)幼保連携型認定こども園を加えた理由というのはどういう理由ですか。 ◎建築指導課長(阿部匡君) 幼保連携型認定こども園を加えた理由といたしましては、就学前の子どもに関する教育・保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律によりまして、新たにこの幼保連携型認定こども園というものが創設されましたので、もともと保育所等が制限されていることもありまして、この用途を追加したということでございます。以上です。 ○委員長(津田忠孝君) ほか、よろしいですね。   (「なし」との声あり) ○委員長(津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第65号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(津田忠孝君) 挙手全員であります。よって、議第65号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第67号から議第71号までの5案件を一括し議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎建設管理課長(山田雅義君) それでは、議第67号から第71号までについて説明させていただきます。  市議会定例会議案の12ページから25ページになります。  まず、議第67号 市道路線の認定につきましては、開発行為により設置され、各務原市に帰属した2路線をそれぞれ市道鵜1409号線、市道那1142号線として認定しようとするものです。  位置及び形状については13ページから14ページの資料のとおりでございます。  続いて、議第68号 市道路線の廃止及び認定につきましては、橋梁点検結果により老朽化した洞橋1号橋を撤去することに伴い、市道路線の再編成をするため、市道各3号線を廃止し、新たに市道各3号線、市道各547号線を認定しようとするものです。  廃止する位置及び形状につきましては16ページ、新たに認定する路線の位置及び形状につきましては、17ページの資料のとおりでございます。  次に、議第69号 市道路線の廃止及び認定につきましては、道路改良事業により、行き止まり道路を整備することに伴い、市道路線の再編成をするため、市道那54号線を廃止し、新たに認定しようとするものです。  廃止する位置及び形状につきましては19ページ、新たに認定する路線の位置及び形状につきましては、20ページの資料のとおりでございます。  次に、議第70号 市道路線の廃止及び認定につきましては、道路の用に供していない市道路線の再編成をするため、路線の一部を廃止し、新たに認定しようとするものです。  廃止する位置及び形状につきましては22ページ、新たに認定する路線の位置及び形状につきましては、23ページの資料のとおりでございます。  最後に、議第71号 市道路線の廃止につきましては、犬山東町線バイパス整備事業に伴い、市道鵜275号線を廃止しようとするものです。  廃止する位置については25ページの資料のとおりでございます。  説明は以上でございます。 ○委員長(津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆委員(横山富士雄君) 議第68号についてお伺いします。  洞橋1号橋の撤去に伴い、各務東町から車洞まで行くことは可能なんでしょうか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 並行して、各務原パークウエーという観光道路がございますので、行くことは可能です。 ◆委員(横山富士雄君) パークウエーはいいんですけれども、実際、この道、認定されるわけですから、市道各3号線、市道各547号線、これ、橋があって1本の道としてつながって使っていたわけですけれども、今回橋を撤去することによって、この道路そのものを使用することはできるかということを聞いているんですけど。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) いわゆる洞橋1号橋を撤去することで、できるようになるとかではなくて、現在市道各3号線ということで既に市道認定されていますので、その状態のものから、真ん中にある橋を撤去するという行為だけになりますので、今後、そこを利用される方が、例えば草刈りしてほしいとかという御要望を言われれば、当然それは対応していくことになると思います。 ◆委員(横山富士雄君) 現在、ハイキングコースとして使われているわけですよね。地域の方も使っておみえになるわけですけれども、橋がなくなることによって、いわゆるハイキングコースとして使用することができなくなると思いますけれども、その点はどのようにお考えですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 基本的に、まずこの道路自体の利用というのが、我々地元のほうからお聞きするのは、山仕事される方の作業通路というふうに聞いております。その後、恐らくそれ以外の目的というのがハイキングというお話だと思うんですが、正直、我々調査のほうに出向いて1時間ぐらい調査していますけれども、そのときも歩行者は全く見当たらなかったというところで、地元の方にお聞きするにしても、たまにハイキングの方はいるよということですが、ほとんどの方が使わないということですし、現地の状況も見ても、ほとんど通行がなされているような跡がやっぱりないということもありますので、それでもハイキングができるようにという要望にも応えるためにも、今回は橋を落としても川を渡れるような構造にはしていきたいなあというふうには考えております。 ◆委員(横山富士雄君) 橋を壊しても川を渡れるようにということですけど、昨日も現地、60センチぐらい水がたまっている状態なんです。そのたまっている状態の中で、どのように川の中を歩けるようにするのか教えてください。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 実際、この川自体が水なし川みたいなもので、いわゆる出水期の一定の時期には水が発生することもありまして、たまたま今、水がたまっていると思います。ただ我々、例えば10日ぐらい前に現地確認している際には、水がありませんでした。また、一月ぐらい前に見たときには水があったりということで、基本的に渇水期は水がなく、出水期はある一定の雨、雨量があると水が出るのかなあというところです。  現地で考えていますのは、橋を壊して、いわゆる河床、川の中に入って行けるような階段を造って、例えば飛び石であったりだとかいうものを造るだけで十分親水的に使えるなあということもありますので、川の水深が深いときには、確かに飛び石とかですと埋もれる場合がありますが、そういったときは逆に引き返していただくというようなことをお願いすることにはなるとは思います。 ◆委員(横山富士雄君) じゃあ、続きまして、議第70号、この市道那483号線ですけれども、廃止をするということですけど、まず認定されたのはいつですか。市道として認定されたのは。 ◎建設管理課長(山田雅義君) 少し調べさせてください。 ◆委員(横山富士雄君) 引き続き、吾妻町の32番地という状況が書かれております。ただ、実際に現地を見ますと、31番地と32番地になるわけですけれども、今まで民地として使用されていたわけですけれども、境界線そのものは間違いないんでしょうか、32番地で。 ◎建設管理課長(山田雅義君) 32番地です。 ◆委員(横山富士雄君) 大丈夫ですか。  これ、地図を見ましても、南から北へ行くわけですけど、その突き当たりの場所になります。地図上で確認しても、31番地、32番地両方に当たる場所になりますので、今まではちょうどその中心部分にカーブミラーが設置されていまして、全く道路として使用されているケースでもなかったですし、旧那加町時代から、この吾妻町道路ということで、ここには呉服屋さんがありましたし、隣は隣でおうちが建っていた、そういう状況でしたので、それがなぜ市道那483号線として、いつから認定されたかということがまず聞きたかったんです。 ○委員長(津田忠孝君) 先ほどと同じ質疑ですので、後ほど答弁してもらいます。 ◆委員(波多野こうめ君) 議第68号のまず洞橋1号橋の撤去ですけれども、これ、老朽化しているということだったんですけれども、石の橋で、コンクリート、結構頑丈な感じに見えたんですけれども、どこが問題ですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) いわゆる主部材と言われます主桁、横桁にコンクリートが剥離し、主筋が露出し、さびて破断しているという状況です。 ◆委員(波多野こうめ君) これって、修繕は不可能なんですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 当然、修繕をするということは可能だと思いますが、それなりの費用がかかるということです。 ◆委員(波多野こうめ君) あそこを見て、市道って何なんだろうなという疑問を持ったんですけれども、手入れがされていないので、草はぼうぼうで向こうへ渡り切ることができなくて、こっちから行くのと、こっちから行くのでという感じで、真ん中辺は草ぼうぼうの中を渡るということなんですけれども、そもそも市道というのは定義は何ですか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 定義と言いますよりも、ちょっと流れから言いますと、歴史をちょっと振り返ると、この市道各3号線という道路は昭和54年に認定されていますが、この54年の認定というのは、実は市内の道路を軒並み同時に認定したときなんです。ということは、すなわち、その前からもうずうっとあったということで、実はこのパークウエーが昭和57年に認定されていますので、もうその前からあったということだと思うんですね。そうすると、恐らく当時の山仕事される方が、ここを作業通路として通っていて、その際には橋も架けてということなのかなあということの経緯があって、市道認定されているというところだと思います。
    ◆委員(波多野こうめ君) 今、ほとんど使われていないというふうに言われましたけれども、使えないです、あれでは。管理がされていないので、枝もそのまんまですし、草もそうやって生えている状況ですので、通り抜けにも通り抜けられないわけですので、それは使えないからほとんどの人が来ないということになっていますけど、でも以前は、学生さんがマラソンコースとして使っておられたり、それから団地のほうから自然歩道を歩きに来たりとか、そういう活用がされていたということをお聞きしましたけれども、それは、そういう歩ける状況になっていないので利用されていないだけであって、きちんと管理していたら利用される人も増えていくんじゃないかと思うんですが、どうですか。 ○委員長(津田忠孝君) 波多野委員、今、市道の廃止と認定についてというところなので、そのような波多野委員の意見と、また求める答弁というのは、ちょっと議案から外れておりますので。 ◎建設管理課長(山田雅義君) 先ほどの議第70号 市道路線の認定時期につきまして、これは昭和55年1月22日でございます。 ◆委員(横山富士雄君) この昭和55年1月22日に認定されて、今まで道路として使われていなかったわけですけれども、その使われていない32番地、31番地のちょうど境界線のところにカーブミラーが建っていたわけです、今まで。そういう状況ということは、認定されて、道路であるというふうに認定されたわけですけれども、民有地として31番地、32番地の方が使ってみえた状況なんです。そうした中で、今回なぜ廃止をして、新たな認定をするかというところを教えてください。 ◎建設管理課長(山田雅義君) 今回、廃止しようとしております路線のすぐ西側なんですけれども、これ、市有地がございます。ここを売却しようという計画がございまして、現在使われていない市道につきましても、隣接の方々に同意をいただきましたので、合わせて一体として売却するという予定をしております。そのために廃止します。 ◆委員(横山富士雄君) 今までは一応道路認定されていましたけれども、その隣接する、隣接というよりも本当に道路からすると、31番地の方のおうちがこの道路上に建っていたわけですよね。そうなってくると、道路認定はされたものの、民地として使われていたんじゃないかなということが私は聞きたいんです。 ◎建設管理課長(山田雅義君) 現地のほうを確認いたしましたけれども、一応市道路線の認定上は幅員が3メートルということになっております。現地へ行きますと、草木が生えて、道路の形状はほとんどない状況でございます。それから、官民境界をきちんとやって、この道路が実際どんだけかという幅をきちっと出しておりませんので、今の御質問の建物がかかっていたかどうかというのは、ちょっと確認できておりません。 ◆委員(横山富士雄君) もう一度確認していただくということで理解しますけれども、現地へ行っていただくと、この32番地になっていますけれども、道路そのものが廃止する前の道、廃止する前の状況でいきますと、カーブミラーと大木が建っていてという部分で、全く道路として使われていなかった、当然使われなかったわけですけれども、それを今まで放っておいたという部分が問題ではないかなという思いがあるものですから、お伺いしているんです。 ○委員長(津田忠孝君) もういいですね。ほか、ありませんか。 ◆委員(波多野こうめ君) 議第68号です。  川底を入って渡れるようにすると言われましたけど、これ結構深いですよ、あの川。水なし川かもしれないですけど、あそこを下りるだけでも、結構な深さがあると思うんですけれども、そこを歩いていくということで、問題ないと考えていますか。 ◎次長兼道路課長(中村俊夫君) 使う頻度にもよると思いますし、まず現状は、非常に雨が降ったときの量は水深としては一時的には深くなると思います。ただ、雨降りの中を歩くことはまず考えられませんので、雨が上がってその後散策されるということだと思いますが、そのときには、水位は基本的には下がっていると思います。ただ、やっぱりその水位の下がり具合というのを我々が想定する以外の状況には起こり得ることではありますので、我々が、例えば仮に飛び石みたいなもので渡れるようにしたものが、水没している可能性はあると思います。ただ、それをもって、そういう造り方が悪いとかということではなくて、やはりこういった道路が、例えば散策、ウオーキングで使いたいという方が見えたときに、通れなくなるんではなくて、少しでも通してあげられるように改善をしていこうという試みの中で、実施をしていきたいということで、そういった結論に至っております。 ◎建設管理課長(山田雅義君) 先ほどの議第70号の横山委員の件ですけれども、地番について補足といいますか、一部訂正をさせていただきます。  市道路線の起終点の決め方につきましてですけれども、今この廃止しようとしている土地については、番地がなく無番地になっておりまして、市道路線の表記としまして、左側の地番を使うというふうになっておりますので、32番という記載をさせていただいています。以上でございます。 ◆委員(横山富士雄君) それでは確認という部分で教えてください。  この市道認定する際の市道の幅というのは決められているわけですか。 ◎建設管理課長(山田雅義君) 認定をするときに、最小最大幅は決めておりますし、幅員は決めております。 ◆委員(横山富士雄君) それ、幅何メーターですか。 ◎建設管理課長(山田雅義君) 3メートルです。 ◆委員(横山富士雄君) そうすると、確実にこの31番地、32番地に3メーターという部分がひっかかっています。ひっかかっている中に、建物が建っていたというのが、今まで。先ほど昭和55年に認定されたと言いましたけれども、昭和55年以前にこの呉服屋さんがあるんです、既に。だから、呉服屋さんの建っているところが市道認定されたということ自体がおかしいのではないかなという、その疑問から今質問をさせていただいているわけですので、市道認定する際に、幅3メートルが確保されていないのに、この昭和55年には認定されたと。ましてや、家が建っているのに認定されたということが問題であると。今、その問題提起もしながら、お伺いしているわけです。確認してください。 ○委員長(津田忠孝君) 暫時休憩いたします。 (休憩) 午後2時9分         ─────────────────────────── (再開) 午後2時10分 ○委員長(津田忠孝君) 休憩前に引き続き、会議を始めます。  今回の議案と離れていますので、この程度にいたします。  ほかございますか。   (「なし」との声あり) ○委員長(津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。 ◆委員(波多野こうめ君) 議第68号についてです。  洞橋1号橋を撤去し、市道を2つに分けます。現場を見てきましたけれども、舗装はされていない自然歩道です。管理ができていなくて、草が伸び放題、枝も自然に任されていました。この道に入ると、ひんやりと涼しく、豊かな自然に覆われています。以前は、学生さんがランニングコースとして使用をされたり、自然を求めて散策に訪れる人もあったそうです。地元の方も利用されていたそうです。昨今は手入れがされていないため、通れなくなってしまって、この道路に入るという人も少なくなってきていると思われます。地元の人は、この橋を止めるのではなく、川向こうへ行けるようにしてほしいというふうに言っていました。この橋を撤去し、市道各3号線を分断して、新たに市道各547号線として認定しますが、市道のていをなしていません。この橋を撤去するのではなく、むしろ安全策を講じて1本の道として手入れをして、遊歩道として使えるようにすべきだと思います。よって、この議案に反対をいたします。 ◆副委員長(仙石浅善君) 議第68号 市道路線の廃止及び認定について賛成の立場で討論いたします。  洞橋1号橋については、利用される方が少なく限定的であり、撤去について地元の方に説明の上、おおむね了解を得ていることとして、撤去しても通れなくなるわけではなく、橋の下の部分を通れるようになり、この橋を修繕することになると何千万円ほど費用がかかり、さらに今後の維持補修費も考えると、使用頻度から見ても合理的ではないという理由から、橋の撤去は妥当だと考えます。市道路線の廃止及び認定について賛成いたします。以上です。 ○委員長(津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  最初に、おはかりいたします。議第67号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(津田忠孝君) 挙手全員であります。よって、議第67号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、おはかりいたします。議第68号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(津田忠孝君) 挙手多数であります。よって、議第68号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、おはかりいたします。議第69号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(津田忠孝君) 挙手全員であります。よって、議第69号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、おはかりいたします。議第70号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(津田忠孝君) 挙手全員であります。よって、議第70号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、おはかりいたします。議第71号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(津田忠孝君) 挙手全員であります。よって、議第71号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第78号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎建設管理課長(山田雅義君) それでは、議第78号 工事請負契約の締結について説明させていただきます。  市議会定例会議案の追加議案を御覧ください。  議第78号 工事請負契約の締結については、旭ケ丘住宅A棟耐震補強等工事を総合評価一般競争入札の結果に基づき2億9700万円で、天龍・大竹特定建設工事共同企業体と工事請負契約を締結しようとするものでございます。  説明は以上でございます。 ○委員長(津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆委員(波多野こうめ君) 総合評価一般競争入札の方法を取った理由を説明してください。 ◎契約経理課長(杉岡エリカ君) 理由につきましては、本工事は、これまでの雄飛ケ丘住宅耐震補強工事より各戸に対するはつり工事が増えていること、また入居者が生活する中で施工するものであるため、これまでの工事での経験を踏まえた上で、より入居者等の負担軽減を目指すためでございます。具体的には、騒音・振動対策、入居者に対する負担軽減に配慮した総合仮設の技術提案等を求めた総合評価落札方式といたしました。 ◆委員(波多野こうめ君) 今回、天龍・大竹特定建設工事共同企業体が落札ということなわけですけれども、ここのJVが優れていた部分について説明してください。 ◎契約経理課長(杉岡エリカ君) 今回は金額だけではなく、それ以外の施工能力、企業能力、技術者の能力、地域要件等、そういったものを加算して評価をさせていただいております。こちらのほうで優れていたというところで上げさせていただきますと、施工能力、企業能力、技術能力がほかの2社よりも優れていたということでございます。 ○委員長(津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第78号を原案のとおり同意すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(津田忠孝君) 挙手全員であります。よって、議第78号は原案のとおり同意すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託された案件は全部議了いたしました。  おはかりいたします。委員会報告書並びに委員長報告の作成はどのように取り扱いますか。   (「正・副委員長に一任」との声あり) ○委員長(津田忠孝君) 正・副委員長一任との声がありましたので、委員会報告書並びに委員長報告の作成はそのように取り扱います。  以上で建設水道常任委員会を閉会いたします。 (閉会) 午後2時18分         ───────────────────────────  この記録は正当であることを認める。            建設水道常任委員会委員長  津 田 忠 孝...