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  1. 各務原市議会 2020-03-17
    令和 2年第 1回定例会−03月17日-04号


    取得元: 各務原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    令和 2年第 1回定例会−03月17日-04号令和 2年第 1回定例会          令和2年第1回各務原市議会定例会会議録(第4日目)           議   事   日   程   (第4号)                       令和2年3月17日(火曜日)午前10時開議 日程第 1.会議録署名議員の指名 日程第 2.議第 1号 令和2年度各務原市一般会計予算 日程第 3.議第 2号 令和2年度各務原市国民健康保険事業特別会計予算 日程第 4.議第 3号 令和2年度各務原市介護保険事業特別会計予算 日程第 5.議第 4号 令和2年度各務原市後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第 6.議第 5号 令和2年度各務原市水道事業会計予算 日程第 7.議第 6号 令和2年度各務原市下水道事業会計予算 日程第 8.議第11号 各務原市職員定数条例の一部を改正する条例 日程第 9.議第12号 各務原市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 日程第10.議第13号 各務原市新総合体育館整備基金条例 日程第11.議第14号 各務原市土地開発基金条例を廃止する条例 日程第12.議第15号 各務原市公共施設等整備基金条例を廃止する条例 日程第13.議第16号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例 日程第14.議第17号 各務原市議会議員の選挙における選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例
    日程第15.議第18号 各務原市印鑑条例の一部を改正する条例 日程第16.議第19号 各務原市国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程第17.議第20号 各務原市伊木の森条例 日程第18.議第21号 各務原市特別支援学校建設基本構想基本計画策定委員会条例 日程第19.議第22号 各務原市新総合体育館建設基本構想基本計画策定委員会条例 日程第20.議第23号 各務原市立地適正化計画策定委員会条例 日程第21.議第24号 各務原市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第22.議第25号 各務原市公営住宅等の整備に関する基準を定める条例 日程第23.議第26号 各務原市営住宅条例の一部を改正する条例 日程第24.議第27号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例 日程第25.議第28号 市道路線の認定(市道那1137号線ほか4路線) 日程第26.議第29号 市道路線の廃止及び認定(市道那378号線) 日程第27.議第30号 市道路線の廃止及び認定(市道那429号線ほか3路線) 日程第28.議第31号 市道路線の廃止(市道稲517号線)           議   事   日   程   (第4号の2)                             令和2年3月17日(火曜日) 日程第 1.常任委員会の閉会中の継続調査 〇本日の会議に付した事件 日程第 1.会議録署名議員の指名 日程第 2.議第 1号 令和2年度各務原市一般会計予算 日程第 3.議第 2号 令和2年度各務原市国民健康保険事業特別会計予算 日程第 4.議第 3号 令和2年度各務原市介護保険事業特別会計予算 日程第 5.議第 4号 令和2年度各務原市後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第 6.議第 5号 令和2年度各務原市水道事業会計予算 日程第 7.議第 6号 令和2年度各務原市下水道事業会計予算 日程第 8.議第11号 各務原市職員定数条例の一部を改正する条例 日程第 9.議第12号 各務原市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 日程第10.議第13号 各務原市新総合体育館整備基金条例 日程第11.議第14号 各務原市土地開発基金条例を廃止する条例 日程第12.議第15号 各務原市公共施設等整備基金条例を廃止する条例 日程第13.議第16号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例 日程第14.議第17号 各務原市議会議員の選挙における選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例 日程第15.議第18号 各務原市印鑑条例の一部を改正する条例 日程第16.議第19号 各務原市国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程第17.議第20号 各務原市伊木の森条例 日程第18.議第21号 各務原市特別支援学校建設基本構想基本計画策定委員会条例 日程第19.議第22号 各務原市新総合体育館建設基本構想基本計画策定委員会条例 日程第20.議第23号 各務原市立地適正化計画策定委員会条例 日程第21.議第24号 各務原市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第22.議第25号 各務原市公営住宅等の整備に関する基準を定める条例 日程第23.議第26号 各務原市営住宅条例の一部を改正する条例 日程第24.議第27号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例 日程第25.議第28号 市道路線の認定(市道那1137号線ほか4路線) 日程第26.議第29号 市道路線の廃止及び認定(市道那378号線) 日程第27.議第30号 市道路線の廃止及び認定(市道那429号線ほか3路線) 日程第28.議第31号 市道路線の廃止(市道稲517号線) 1、日程追加(常任委員会の閉会中の継続調査) 日程第 1.常任委員会の閉会中の継続調査 1、発言の申出(市長 浅野健司君) 〇出席議員(24名)                     1 番   古 川 明 美  君                     2 番   水 野 岳 男  君                     3 番   黒 田 昌 弘  君                     4 番   塚 原   甫  君                     5 番   小 島 博 彦  君                     6 番   指 宿 真 弓  君                     7 番   杉 山 元 則  君                     8 番   永 冶 明 子  君                     9 番   五十川 玲 子  君                    10 番   大 竹 大 輔  君                    11 番   岩 田 紀 正  君                    12 番   津 田 忠 孝  君                    13 番   瀬 川 利 生  君                    14 番   仙 石 浅 善  君                    15 番   水 野 盛 俊  君                    16 番   坂 澤 博 光  君                    17 番   波多野 こうめ  君                    18 番   横 山 富士雄  君                    19 番   吉 岡   健  君                    20 番   川 嶋 一 生  君                    21 番   池 戸 一 成  君                    22 番   岡 部 秀 夫  君                    23 番   足 立 孝 夫  君                    24 番   川 瀬 勝 秀  君 〇欠席議員(なし) 〇説明のため出席した者の職氏名               市長          浅 野 健 司  君               副市長         磯 谷   均  君               市長公室長       山 下 幸 二  君               企画総務部長      植 田 恭 史  君               市民生活部長      三 輪 雄 二  君               健康福祉部参与福祉事務所長)                           山 下 修 司  君               産業活力部長      中 野 浩 之  君               都市建設部長      服 部   隆  君               水道部長        村 瀬   普  君               会計管理者       尾 関   浩  君               教育長         加 藤 壽 志  君               教育委員会事務局長   横 山 直 樹  君               監査委員事務局長選挙管理委員会事務局長兼公               平委員会書記長固定資産評価審査委員会書記                           苅 谷 直 文  君 〇職務のため出席した事務局職員               議会事務局長      村 井 清 孝
                  総務課長        奥 村 真 里               主任主査兼議事調査係長 五 島 竜 一               主任書記        阿 部 起 也               主任書記        横 田 直 也               書記          河 手 美 季         ─────────────────────────── △1、開議 (開議) 午前9時58分 ○議長(池戸一成君) ただいまから本日の会議を開きます。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 本日の日程は、お手元に配付したとおり定めました。         ─────────────────────────── △日程第1、会議録署名議員の指名 ○議長(池戸一成君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員には、会議規則第80条の規定により、議長において6番 指宿真弓君、7番 杉山元則君の両君を指名いたします。         ─────────────────────────── △日程第2、議第1号から日程第28、議第31号まで ○議長(池戸一成君) 日程第2、議第1号から日程第28、議第31号までの27案件を一括し、議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) これら27案件について、各委員会における審査結果の報告を求めます。  最初に、総務常任委員長 黒田昌弘君。   (総務常任委員長 黒田昌弘君登壇) ◆総務常任委員長(黒田昌弘君) 今期定例会において、総務常任委員会に審査の付託を受けました各案件について、去る3月12日、委員全員と関係理事者の出席を得て、審査を行いましたので、その経過と結果について、主なものを御報告いたします。  初めに、議第11号を議題とし、提出者の説明の後、質疑を許したところ、「公平委員会固定資産評価審査委員会の事務局は今後どうなるのか」との質疑に、「兼務または併任を命じられた職員を定数外としたことから、この2つの委員会については削除する形となったが、これまでと同様、選挙管理委員会及び監査委員の事務局職員が兼務し業務に当たることになる」との答弁がありました。  質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決を行ったところ、賛成全員で議第11号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第12号を議題とし、提出者の説明の後、質疑を許したところ、「自治委員と少年センター補導委員の削除の理由は」との質疑に、「平成29年の法改正により、令和2年4月からの非常勤特別職の任用要件に該当しないため削除した」との答弁。  質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決を行ったところ、賛成全員で議第12号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第13号を議題とし、提出者の説明の後、質疑を許したところ、「新総合体育館建設のために基金を創設するが、新総合体育館の建設を決めた市全体の議論はあったのか」との質疑に、「市体育協会各種スポーツ団体の方々との懇談を通して、現在の総合体育館では、大きな大会の公認記録が取れないことや、駐車場が非常に狭く、近隣にも御不便をかけているといった背景があり、市体育協会に加盟のスポーツ団体スポーツ振興議員連盟から要望書を頂いていた。それは、子どもたちや高齢者の方たちが体育館を通して様々な活動ができる、そういう思いの要望であると理解している。基金については、ある程度貯金をして建てよう、というのが今回の目的である」との答弁。  質疑を終結し、討論を許したところ、「そもそも現在の総合体育館を建て替えなければならないという、市民全体の合意形成はできていない。莫大な費用がかかる事業なのに、各務原市総合計画後期基本計画に具体的な記述はなく、どういった議論を経て決定されたのか明らかでない事業のために、基金を創設することは問題と考え反対する」との反対討論、「各務原市議会スポーツ振興議員連盟などの要望に対して、執行部側はそれにしっかりと応えられて建設を考えており、整備基金条例をつくることに賛成する」との賛成討論がありました。  討論を終結し、採決を行ったところ、賛成多数で議第13号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第14号を議題とし、提出者の説明の後、質疑を許したところ、「基金を廃止する理由は」との質疑に、「昨年度来、基金に対しての説明責任を果たそうと努力しているが、直近3年以上使っていないものを残しておくような事情もないと考える」との答弁。  質疑を終結し、討論を許したところ、「なぜ今廃止するのかという理由が明らかではなく、天狗谷土地を一般会計で取得する口実に利用され、天狗谷土地取得の問題が総括されていないと考え反対する」との反対討論、「直近3年間使用されず、当初目的は果たされ、時代背景を考えて今回廃止する決断になったと考え賛成する」との賛成討論があり、討論を終結し、採決を行ったところ、賛成多数で議第14号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第15号を議題とし、提出者の説明の後、質疑を許したところ、若干の質疑がありました。  質疑を終結し、討論を許したところ、「学校施設整備以外の基金として、残して利用することが可能であり、廃止する理由が明らかに理解できないため反対する」との反対討論。  討論を終結し、採決を行ったところ、賛成多数で議第15号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第16号を議題としましたが、質疑、討論ともになく、採決を行ったところ、賛成全員で議第16号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第17号を議題とし、若干の質疑はありましたが、討論はなく、採決を行ったところ、賛成全員で議第17号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第1号中、当委員会に所管する事項を議題とし、提出者の説明の後、質疑を許したところ、多数の質疑がありましたので、主なものを御報告いたします。  「都市計画税の使途である中央図書館改修等整備事業での地方債種別と充当率、地方財政措置は」との質疑に、「公共施設等適正管理推進事業債の活用を考えている、地方債の充当率は90%、後年度基準財政需要額への算入は元利償還金の3割である」との答弁。  「空き家等対策事業費が前年度と比べ増額した理由は」との質疑に、「特定空家等に対する行政代執行を1件予定しており、その取壊しに係る費用のほか、空き家対策計画の改定を行うための業務委託費や特定空家等の除却費の補助制度を創設したためである」との答弁。  「特定空家等の除却費補助制度の内容は」との質疑に、「周辺の生活環境に著しく悪影響を及ぼし、特定空家等に指定され、その所有者が除却をする費用を補助対象とし、補助率3分の1で、上限は30万円としている」との答弁。  「市公式ウェブサイトリニューアル事業の予算内訳と効果は」との質疑に、「業務委託で、現在のウェブサイトの分析や新たなウェブサイトの設計、デザイン、アクセシビリティへの対応、データの移行作業、コンテンツ管理システムの導入などの経費であり、サイト全体を暗号化しセキュリティーを高め、災害時や緊急時に安定的かつ迅速な情報提供体制のさらなる向上を図りたい」との答弁。  「高齢運転者交通安全対策補助事業の事業費の算出根拠は」との質疑に、「75歳以上の方を対象に、国土交通省が認定した後づけの急発進等抑制装置の購入及び設置費用に対して、1人上限1万円を400人分予定している」との答弁がありました。  次に、「まちづくり担い手マッチング事業の事業内容は」との質疑に、「NPO法人やまちづくり活動助成金を受けた異なる団体などのつながりづくりを目的として、基調講演やその後の団体間をマッチングする機会を予定している」との答弁。  「債務負担行為にある防災システム導入事業の内容は」との質疑に、「新庁舎の災害対策本部において、災害時の救援要請や被害情報、支援情報などの膨大な情報をシステムに入力・集約し、電子地図上に表示することで、市内の被災状況を可視化できる防災システムの構築である」との答弁がありました。  質疑を終結し、討論を許したところ、「庁舎等建設事業費43億8038万7000円は、新庁舎建設事業費であり反対する。債務負担行為の新庁舎建設事業(その2)や新庁舎移転事業は問題である。金融機関の土地開発公社に対する貸付金の債務保証40億円については、その大半が各務山工業団地造成事業であり、市や土地開発公社ほかから現状報告がされておらず、今後のスケジュールも明らかになっていない。そのような事業に多額の債務負担行為をすべきでなく反対する」との反対討論と、「新年度予算は、本格的に工事着手された新庁舎建設関連をはじめ、防災・緊急時対策、情報システム最適化などの行政機能の根幹を担い、将来にわたり市民サービスの向上に資するものである。改定防災ハンドブックの発行や、Net119緊急通報システムの導入は、多様な市民の安全・安心が一層担保され、さらに市民活動の活性化を図るためのマッチング交流会高齢ドライバーの安全対策、特定空家に自発的な除却を促す補助制度など、喫緊の課題と市民協働によるまちづくりを強力に推し進める新規事業が盛り込まれており、そのほか、当面の行政需要に配慮した予算であり賛成する」との賛成討論がありました。  討論を終結し、採決を行ったところ、賛成多数で議第1号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、総務常任委員会に付託された案件の審査の経過と結果についての御報告といたします。 ○議長(池戸一成君) 続いて、民生常任委員長 大竹大輔君。   (民生常任委員長 大竹大輔君登壇) ◆民生常任委員長(大竹大輔君) 今期定例会におきまして、民生常任委員会に審査の付託を受けました各案件について、去る3月9日、委員全員と関係理事者の出席を得て、審査を行いました。その経過と結果について御報告いたします。  最初に、議第18号を議題として、提出者の説明の後、委員の質疑を許したところ、「成年被後見人が印鑑登録する条件は」との質疑に、「申請の際、成年後見人が同行した上で、成年被後見人本人に窓口へ来ていただくことが条件となる」との答弁がありました。  質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、賛成全員で議第18号は可決すべきものと決しました。  続いて、議第19号を議題として、提出者の説明の後、質疑・討論ともになく、採決の結果、賛成全員で議第19号は可決すべきものと決しました。  続いて、議第1号中、当委員会に所管する事項を議題として、提出者の説明の後、質疑を許したところ、「墓地使用料を前年度比1490万円増額と見込んでいるが、その理由は」との質疑に、「一般墓地使用料は、最近の状況を鑑み、18区画540万円。合葬墓については、供用開始以来、既に500区画ほどの申請があり、令和2年度もある程度の申請があるものと見込まれることから、300区画2400万円とした」との答弁。  「税収に関して、新型コロナウイルスが与える影響は」との質疑に、「新型コロナウイルスの影響により、少なからず経済が低迷するものと思われ、企業収益に関係がある配当割交付金株式等譲渡所得割交付金、市税の収納率の低下が懸念される。影響額については、今後のウイルス流行期間等により変わるため、推測することは困難である」との答弁。  「市税等モバイル納付導入事業について、決済機能として予定しているものは何か」との質疑に、「PayPay、LINEPay、PayBの3つを予定している」との答弁。  「利用手数料は」との質疑に、「コンビニ納付と同額の1件当たり58円と消費税になる」との答弁。  「マイナンバーカードの来年度発行枚数の見込みは」との質疑に、「5700枚を見込んでいる」との答弁。  「幼保無償化によって市が負担をすることになる額は」との質疑に、「保育所・幼稚園合わせて、約7億3000万円になる」との答弁。  「基幹相談支援センター支援員拡充とあるが、何人になるのか」との質疑に、「1名増加の4名となる」との答弁。  「今年度までは、ハッピー子育てという出産期を迎える夫婦を対象に、親子の愛着形成を伝える事業が独立してあったが、来年度はマタニティー広場の中でそれを行う理由は」との質疑に、「今年度までは、マタニティー広場は助産師、ハッピー子育て東海中央病院の医師にお願いしていた。来年度は東海中央病院の医師にお願いすることが困難になったので、もともと助産師にお願いしている講座の中で愛着形成の部分を学ぶ機会とした」との答弁。  「産後ケア事業の宿泊型の宿泊施設はどのような施設になるか」との質疑に、「病院のほか、助産所を予定している」との答弁。  「訪問型、宿泊型それぞれの補助額と自己負担額は」との質疑に、「訪問型は9900円のうちの2250円、宿泊型は1泊3万3000円のうちの7500円を自己負担額と考えている」との答弁。  「利用決定となる判断基準はあるのか」との質疑に、「対象者としては生後5か月未満までの母子で、産後に家族などからサポートを十分受けられず、心身の不調または育児に不安のある方を考えている。この判断基準に基づきヒアリングをして、病院や助産所の意見も参考にする」との答弁。  「ごみ出しガイドブック作成事業ベトナム語版を作成するということだが、作成部数と配付方法は」との質疑に、「2000冊を予定している。配付は外国人を雇用している事業所、国際協会等に配付し、また、ベトナム人の方がお住まいの自治会等、希望があれば配付する」との答弁。  質疑を終結し、討論を許したところ、「戸籍住民基本台帳費個人番号カード関連事務等交付金は、ライフインフラとつながる情報をマイナンバーカードに一本化することで、国や地方自治体保有の個人情報を民間企業も活用できるようになり、一括化で政府の管理下に置くことができるということは、基本的人権の侵害に踏み込む危険があり、情報漏えいやカード持ち歩きによる危険性も大きい個人番号カードに反対し、関連事務等交付金に反対をします」との反対討論。  「市民生活部の所管する事業において、市民生活の利便性向上に資する事業、地域住民の快適な生活に資する事業展開がなされ、健康福祉部が所管する事業においても、救急医療体制維持に必要な予算も盛り込まれ、地域のつながりに意識した様々な事業展開がなされています。人と地域のつながりづくりに重点を置き、子育て・介護に関するニーズに対応するため、行政と地域との連携や主体的活動を推進する、まさに地域力推進予算である令和2年度各務原市一般会計予算に賛成します」との賛成討論がありました。  討論を終結し、採決を行ったところ、賛成多数で議第1号中、当委員会に所管する事項は可決すべきものと決しました。  続いて、議第2号を議題として、提出者の説明の後、質疑を許したところ、「国民健康保険料が前年度に比べて1億1500万円の減額としているが、その要因は」との質疑に、「被保険者数の減少によるもの」との答弁。  「社会保障・税番号制度システム整備費補助金について、どのように整備されることになるのか」との質疑に、「医療機関において、マイナンバーカードか保険証の提示により、オンラインで健康保険の資格確認ができるようになる」との答弁がありました。  質疑を終結し、討論を許したところ、「マイナンバーカードを健康保険証として使用可能にし、医療情報化で医療機関や薬局などのシステム整備を進めて行政手続のオンライン利用、個人情報の利活用を促進するものです。マイナンバーカードの健康保険証利用のためのシステム導入を進める予算であり、先ほどの情報漏えいの問題も大きいということで反対します」との反対討論がありました。  討論を終結し、採決を行ったところ、賛成多数で議第2号は可決すべきものと決しました。  続いて、議第3号を議題として、提出者の説明の後、質疑を許したところ、「フレイル予防サポーター養成研修事業の具体的な内容は」との質疑に、「フレイルの基礎からチェックの方法までの研修と実技を併せた4日間を予定している」との答弁。  「養成を見込んでいる人数は」との質疑に、「50名を予定している」との答弁。  「フレイルチェック大会開催事業の内容は」との質疑に、「令和3年度から予定している。住民に対するフレイルチェックのプレイベントとして、稲田園と総合体育館の市内2か所、各会場100名で予定している」との答弁。  「はたけサロン事業で農福連携ということだが、どのような連携を想定しているのか」との質疑に、「認知症の方や高齢者の憩いの場を中心とした連携を考えている」との答弁がありました。  質疑を終結し、討論はなく、採決を行ったところ、賛成全員で議第3号は可決すべきものと決しました。  続いて、議第4号を議題として、提出者の説明の後、質疑はなく、討論を許したところ、「75歳からの後期高齢者医療保険料が引き上がります。さらなる保険料値上げは暮らしを追い詰め、受診を控え重篤化、長期化する悪循環を招きます。後期高齢者医療保険制度そのものに反対し、保険料の引上げに反対します」との反対討論がありました。  討論を終結し、採決を行ったところ、賛成多数で議第4号は可決すべきものと決しました。  以上、民生常任委員会に付託されました案件の審査の経過と結果についての御報告といたします。 ○議長(池戸一成君) 続いて、経済教育常任委員長 五十川玲子君。   (経済教育常任委員長 五十川玲子君登壇) ◆経済教育常任委員長(五十川玲子君) 今期定例会において、経済教育常任委員会に審査の付託を受けました各案件について、去る3月10日、委員全員と関係理事者の出席を得て、審査を行いましたので、その経過と結果について御報告いたします。  初めに議第20号を議題とし、提出者の説明の後、委員の質疑を許したところ、「オープンはいつか」との質疑に、「7月上旬にオープン式典を予定している」との答弁。  「第1条に、自然環境を持つ里山を整備し、市民の交流の促進とともに里山の活用の推進を図ると目的が書かれているが、各務原市が考えているその里山の定義は」との質疑に、「生活の中に溶け込んだ豊かな自然が育まれ、農村も含めた環境をと考えている」との答弁。  質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決を行ったところ、賛成全員で議第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第21号を議題とし、提出者の説明の後、質疑・討論ともになく、採決を行ったところ、賛成全員で議第21号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第22号を議題とし、提出者の説明の後、質疑・討論ともになく、採決を行ったところ、賛成全員で議第22号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第1号中、当委員会に所管する事項を議題とし、提出者の説明の後、委員の質疑を許したところ、幾つかの質疑がありましたので、その主なものを報告いたします。  「外国人のための窓口通訳事業の内容は」との質疑に、「国際交流員が不在のときでも各窓口の対応ができる全11言語対応の電話通訳システムを導入する」との答弁。  「航空機産業新分野進出支援事業についての詳細は」との質疑に、「これまでは企業の視察など、可能性を探索する取組をやってきた。それを基に今後、需要獲得に向けた各企業の個別の状況に応じて、参入成功事例セミナーなどを岐阜県産業経済振興センターのコーディネーターとも連携しながら行う予定である」との答弁。  「新ビジネス創出プログラム事業の背景と具体的な活動内容は」との質疑に、「国内産業界の構造が大きく変化しており、各務原市の主要産業である製造業が将来にわたって大きく持続して成長していくためには、これまで以上に広範囲に交流して、新たなイノベーションを生み出すことが重要になっている。市内の中小企業は内部資源が限られており、中にある技術を生かす方たちとのネットワークを構築して新しい価値を生み出したいと考えている」との答弁。  「森林整備全体計画調査事業の詳細は」との質疑に、「相続が行われていないなど経営管理が適切にされていない市内の人工林について、地権者を調査したり、境界の確認を行う」との答弁。  「ふれあいタクシー事業からチョイソコかかみがはら事業に替わることで利用者がどれぐらい増えると見込んでいるのか」との質疑に、「昨年1年で鵜沼南エリアのふれあいタクシーを使っている方は延べ1600人ほどいる。チョイソコかかみがはら事業は会員制になるので、1000人以上を目指していきたい」との答弁。  「特別支援学校整備基本構想・基本計画策定事業を行うが、発注する仕様書はどのような内容か」との質疑に、「コンセプトとしては、小学部・中学部・高等部を持つ。障がい種別は、知的障がいに加え、肢体不自由、軽度の病弱まで含む予定である。場所は、小・中学校と交流ができ、市のなるべく中心部、ある程度の広さを持った場所で、100人程度の規模の学校を現在考えている」との答弁。  「川島スポーツ公園リニューアル整備事業について、主なものは何か」との質疑に、「公園の駐車場及び広場整備、多目的グラウンドの改修、屋外トイレの撤去・新設である」との答弁。  「新総合体育館整備基本構想策定事業を行うが、発注する仕様書はどのような内容か」との質疑に、「現在の総合体育館の駐車場が狭く、各種スポーツに適用しない部分があるため、そこを補うような設備を整え、防災機能を持たせたい。また、駅から交通の便がいい場所としたい」との答弁。  「インターンシップ費用助成事業について、宿泊日数等の補助要件を拡大とあるが、その内容は」との質疑に、「東京や大阪、北陸から来る学生に対して弱い部分があったことから、距離要件をこれまで一律だったものを、100キロメートル未満は5000円、100キロメートルから250キロメートル未満は1万円、250キロメートル以上は2万円と拡大し、学生にとって不足が出ないようにした。宿泊も、4泊を5泊に増やした」との答弁。  質疑を終結し、討論を許したところ、「かかみがはら寺子屋事業2.0では、基礎学力定着事業、各務原ものづくり見学事業の拡充、コミュニティ・スクール事業の拡充など、本市の将来を担う子どもたちへの投資でございます。さらに、ハード面の整備としては、特別支援学校整備基本構想・基本計画策定事業、新総合体育館整備基本計画構想策定事業などが予算化されており、これらの事業を着実に推進するべく教育施設整備推進室が新設されることなどから、新体制での強力な推進を強く期待するものであります。産業政策としては、チョイソコかかみがはら事業を計上し、新たに民間技術を活用したデマンド型交通システムを導入し、多様化する市民ニーズに応えるものであり、将来的には、より広範な地域での導入が期待されるものです。そのほかの事業についても、いずれも本市の発展に必要な事業と判断し、賛成いたします」との賛成討論。
     討論を終結し、採決を行ったところ、賛成全員で議第1号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、今期定例会において、経済教育常任委員会に審査の付託を受けた各案件の審査の経過と結果についての報告を終わります。 ○議長(池戸一成君) 続いて、建設水道常任委員長 津田忠孝君。   (建設水道常任委員長 津田忠孝君登壇) ◆建設水道常任委員長(津田忠孝君) 今期定例会において、建設水道常任委員会に付託を受けました案件について、去る3月11日、委員全員と関係理事者の出席を得て、慎重に審査を行いました。その経過と結果について報告いたします。  初めに、議第23号を議題とし、提出者の説明の後、委員に質疑を許したところ、「立地適正化計画をつくる必要性は何か」との質疑に、「将来、少子高齢化、人口減少が進展する中で、都市機能を緩やかに誘導して、持続可能なまちづくりを推進するために策定するものである」との答弁。  質疑を終結し、討論を許したところ、「立地適正化計画は、人口減少と高齢化に向き合う持続可能でコンパクトなまちづくりを装いつつも、その狙いは大企業や外資系企業の生産性向上、稼ぐ力に貢献する都市改造にあります。住民犠牲と一体に進められる巨大開発で、やめるべきであり反対します」との反対討論。  討論を終結し、採決を行ったところ、賛成多数で議第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第24号を議題とし、提出者の説明の後、委員に質疑を許したところ、若干の質疑がありました。  質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決を行ったところ、賛成全員で議第24号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第25号を議題とし、提出者の説明の後、委員に質疑を許したところ、若干の質疑がありました。  質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決を行ったところ、賛成全員で議第25号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第26号を議題とし、提出者の説明の後、委員に質疑を許したところ、「連帯保証人の条件は」との質疑に、「月額15万8000円以上の所得を有していること。現に市営住宅に入居していないこと。市税の滞納がないこと。などの規定になっている」との答弁。  質疑を終結し、討論を許したところ、「本市は連帯保証人を2人から1人としますが、「保証機関など、法人のみでも認めるので、問題の解決ができる」と言っています。本市でも国土交通省の通達に基づき、連帯保証人は明確に削除すべきことを強く求め、反対します」との反対討論。  討論を終結し、採決を行ったところ、賛成多数で議第26号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第27号を議題とし、提出者の説明の後、委員に質疑を許したところ、質疑・討論ともになく、採決を行ったところ、賛成全員で議第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第28号から議第31号までの4案件を一括して議題とし、提出者の説明の後、委員に質疑を許したところ、若干の質疑がありました。  質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決を行ったところ、賛成全員で議第28号、議第29号、議第30号、議第31号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第1号中、当委員会に所管する事項を議題とし、提出者の説明の後、委員に質疑を許したところ、幾つかの質疑がありましたので、主なものを紹介いたします。  「急傾斜地崩壊対策事業の内容は」との質疑に、「市の地域防災計画で指定されている災害時の活動拠点や避難関連施設が、レッドゾーンに指定されている尾崎地区や手力地区において、斜面の崩壊を防止する構造物を構築する事業である」との答弁。  「市道各378号線道路改良事業の内容は」との質疑に、「補償を含めて道路用地を6件取得する予定としている。また、各務山開発の造成工事に必要な進入路を確保するために、山の前の通りから北へ270メートル区間の道路整備工事を行うものである」との答弁。  「那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業や市民公園リニューアル整備事業は、新年度、何を行うのか」との質疑に、「那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業は、事業者が決定し、施設の建設を行う。市民公園リニューアル整備事業は、基本計画を受けての実施計画を行う」との答弁。  「那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業は、民間事業者との共同となるが、市と民間事業者は、それぞれどこまで行うのか」との質疑に、「施設の建設は全て民間事業者が行う。敷地を、民間事業者が収益を上げる部分と、市が管理すべき公園部分とに分け、市が管理する部分も民間業者に整備してもらうが、その分に関して負担金を支出する」との答弁。  「防護柵設置事業について、何か所整備するのか」との質疑に、「単路部への防護柵を予定しており、約4200メートル設置する予定である」との答弁。  質疑を終結し、討論を許したところ、「屋外広告物設置許可申請手数料は、事業者の営業広告を規制し、手数料を徴収するもので、表現の自由の規制であり反対します。市道各378号線の道路改良工事は、各務山土地開発事業に伴うもので反対します。前渡地区木曽川周辺整備事業については、今後、木曽川沿いのサイクリングロードを延伸し、その拠点に民間活力の導入も視野に入れてマーケットサウンディングを行うとしています。民間活力を導入した拠点づくりに反対します。那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業は民間活力を取り入れて公園施設を整備するものですが、Park−PFIは民間参入でもうけを中心とした手法で、収益が上がらなければ撤退することもあり得ます。市民の財産を民間のもうけの対象にすることはやめるべきで、反対します」との反対討論。  「市道各378号線道路改良工事は、地域住民の念願であった各務山を南北に縦断する道路を整備することで、市内交通の円滑化を図るものです。交通安全施設整備事業は、路肩のカラー舗装や交差点の待ち場スペースの確保を行うなど、市民が安心して暮らせるまちの実現のための予算です。那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業は、利用者のニーズを踏まえた市民公園リニューアル整備事業をはじめとした、市民公園から学びの森一帯のにぎわいの創出を図り、魅力ある都市の形成につながる予算です。その他の事業についても当面の行政需要に対応する予算となっており、賛成します」との賛成討論。  討論を終結し、採決を行ったところ、賛成多数で議第1号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第5号を議題とし、提出者の説明の後、委員に質疑を許したところ、若干の質疑がありました。  質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決を行ったところ、賛成全員で議第5号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第6号を議題とし、提出者の説明の後、委員に質疑を許したところ、「繰入金の汚水対策と雨水対策の内訳は」との質疑に、「雨水処理に係る負担金が1億22万3000円、汚水に係る部分が6億2824万8000円である」との答弁。  「基準内と基準外として繰り入れられている金額は」との質疑に、「基準外繰入れは2億8000万円ほど、基準内繰入れは5億4000万円ほどである」との答弁。  質疑を終結し、討論を許したところ、「下水道の施設整備及び維持管理に係る費用は、長期にわたり多額の投資が必要であり、下水道法に基づく公共性を図るには、負担能力に応じた税金、いわゆる一般財源を自治体の裁量によって繰り入れできる特別会計方式を継続すべきであり、企業会計方式へ移行したことに対して反対します」との反対討論。  「下水道事業を継続的かつ安定的な運営としていくため、また、施設を強靱化していくための工夫が見られる公営企業会計予算となっています。また、豪雨災害等に鑑み、雨水による浸水被害を軽減するための対策として、蘇原地区などの雨水渠整備事業を着実に実施するとともに、雨水貯留施設整備事業においても積極的に整備を行っており、賛成します」との賛成討論。  討論を終結し、採決を行ったところ、賛成多数で議第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、建設水道常任委員会に付託を受けました案件の審査の経過と結果についての報告といたします。 ○議長(池戸一成君) 以上で、委員長の報告は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) これより、各委員長報告に対し質疑を行います。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長(池戸一成君) これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 討論の発言通告書は、本日、午前10時50分までに御提出ください。  これより午前10時55分まで休憩いたします。 (休憩) 午前10時42分         ─────────────────────────── (再開) 午前10時54分 ○議長(池戸一成君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  8番 永冶明子君。   (8番 永冶明子君登壇) ◆8番(永冶明子君) 日本共産党各務原市議団、永冶明子です。  令和2年第1回各務原市定例会に提出された案件について、日本共産党市議団を代表して、反対の立場で討論をいたします。  昨10月の消費税率10%への増税の影響は、深刻な広がりを見せています。昨年10月から12月期の国内総生産(GDP)会計値は、7月から9月期に比べ7.1%も落ち込んでいます。家計消費3か月間の平均値で見ると、年間約32万円の低下となり、1か月分の消費が丸々消えてしまうことになります。社会保障のためと増税しましたが、社会保障関係費の自然増分を圧縮・削減し続け、安倍政権8年間で1兆8300億円も社会保障財源を縮小しました。さらに、マクロ経済スライドによる年金給付抑制、前期高齢者医療費2割化などなど、国民生活への負担は枚挙にいとまがありません。  市民生活は、消費増税の直撃、実質的な社会保障費の削減による負担と後退、そして、現時点では終息の見通しの立たない新型コロナウイルス感染症による経済活動の低下・縮小を受け、暮らしの全般について、所得や営業利益の見通せない中・長期にわたる不安を抱えています。地方自治体として、こうした不安が増大する中で、防波堤となっているのかが問われます。今後は、コロナ問題に対応する予算編成も必要になると思われます。  新年度予算について、問題となる次の点について、討論を行います。  議第1号 令和2年度各務原市一般会計予算についてです。  歳入、市税です。  2016年に法人市民税の税率を12.1%から8.4%に引き下げました。この改正に伴って、法人税割と均等割を合わせて、令和2年度は2億3000万円の減収になります。引き下げて交付税として財源規模を拡大するものです。交付税が不足するときは、税率の見直しで財源を生み出すべきです。よって、法人税率の引下げに反対をいたします。  岐阜中流用水使用料、家庭ごみ処理手数料の有料化、屋外広告物設置許可申請手数料に反対します。  自衛官募集事務委託費です。自衛官の募集事務は地方公共団体が請け負う必要のない事務です。市が委託された自衛官募集はがきの送付など、募集事務に反対をします。  歳出です。  議会費では、議長活動旅費は国内外を問わず予算化しており、海外出張に反対です。  総務費では、新たに会計年度任用職員制度が導入され、任期は最長1年です。1会計年度内を超えない範囲と任用期間を明確にしたことで、更新しないことにも根拠を与えるものになっています。公務は、任期の定めのない常勤職員が中心になって担うという無期限任用の原則を持っており、繰り返し雇用する必要がある部署は正規職員に切り替えることを求めます。  岐阜県防衛協会各務原支部活動事業補助金です。市民の税金で補助をする対象に当たらない事業であり、反対です。  新庁舎建設事業は、引き続き、庁舎整備基金と防衛省からの補助金を財源に、高層棟の工事が進みます。庁舎建替え事業に反対です。あわせて、債務負担行為の新庁舎建設事業、新庁舎移転事業、高層棟記念完成式典事業の債務負担行為に反対します。  戸籍住民基本台帳費個人番号カード関連事業について、社会保障・税番号制度システム整備費補助金、個人番号カード交付等事務委託費です。国民一人一人のライフインフラとつなげてマイナンバーカードに一本化することで、情報を政府の管理下に置くことになり、国や地方自治体保有の個人情報が一括化され、民間企業も利用できるようにします。個人情報の集積化で国民の基本的人権の侵害に踏み込むことになる危険性や、情報漏えい、カード持ち歩きの危険は回避できません。政府は、国民が使わざるを得ない状況をつくり出す狙いです。マイナンバー制度に反対し、同システム更新整備の補助金、カード交付事務委託金に反対します。  民生費、放課後児童健全育成事業について、新年度は民間業者が見直されましたが、引き続きシダックス株式会社が請け負うこととなり、子どもたちは慣れ親しんだ指導員の下で過ごせることになりほっとしていますが、民間委託は、採算を優先して人件費などを削り、支援員の不安定雇用や質の後退を招きかねず、放課後児童クラブの民間委託に反対です。  商工費では、企業立地促進助成事業等は、立地企業のみに特別な優遇をするものであり、反対です。  各務原キムチ推進事業は、まちおこし事業として十分知名度も上げ、一定の役割を終えており、負担金の支出は見直すべきです。  県営公園活性化事業、河川環境楽園は県営公園であり、市が補助金を出す道理のないもので、反対です。  岐阜かかみがはら航空宇宙博物館について、航空機産業が再び軍事利用されてはならない姿勢を発信するかかみがはら航空宇宙博物館事業にすべきです。  旅費について、誰がどこへ行く予定かと質疑をしても、誰がどこへ行くかは決まっていないと言いながら、昨年は閉会日の舌の根も乾かぬうちに、市長から「5月中旬にロシアの宇宙関係博物館を訪問する」という報告があり、唖然としました。予算審議の中で明らかにすべきであり、こんな予算の計上の仕方にも、海外出張にも反対します。  土木費、市道各378号線の道路改良事業です。各務山土地開発事業の工業団地造成計画に伴うものであり、反対します。  立地適正化計画策定事業費について、都市計画法第1条にある「都市の健全な発展と秩序ある整備を図り、もって国土の均衡ある発展と公共の福祉の増進に寄与することを目的とする」がまちづくりの基本です。これに対して、立地適正化計画は、人口減少と高齢化に向き合う持続可能でコンパクトなまちづくりを装いつつも、その最大の狙いは、大企業や外資系企業の生産性向上、稼ぐ力に貢献する都市改造にあります。だからこそ、安倍政権は立地適正化計画を民間投資を喚起する成長戦略に位置づけ、地方自治体に計画づくりを迫っているのです。  各地で進められている立地適正化計画は、住民犠牲と一体に進められる巨大開発です。国が進める立地適正化計画を忠実に適用すれば、地域を切り捨て、市場原理を最優先にする新自由主義的変質を進め、地方自治体の本質を捨て去るものであり、立地適正化計画はやめるべきであり、よって、この事業に反対します。  那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業です。民間活力を取り入れて公園施設を整備しようとするものです。事業者に4000万円を補助金として支払い、公募設置管理制度(Park−PFI)事業として実施します。市民からは使用料を取り、飲食店など公園内の施設から生じる収益を活用して、公園施設の整備・改修等を一体的に行うものです。民間参入でもうけを中心した手法で、収益が上がらなければ撤退することもあり得ます。そもそも、市民の財産を民間のもうけの対象にすることはやめるべきで、この事業に反対します。  前渡地区木曽川周辺整備事業は、昨年度から新たに計画を策定し直し、今度は木曽川沿いのサイクリングロードを延伸し、その拠点に民間活力の導入を視野に入れたマーケットサウンディングを行うPFI事業です。そもそもPFI事業は、本来、民間資金、技術などを使い、公共施設の整備を進めるものです。税財源に依存しない事業は全国的にも少なく、そのため、内閣府が決定した文書ですら、法の本来の目的が、必ずしも十分に達成されているとは言い難い状況にあると指摘しています。ここに根本的矛盾があります。サイクリングロードを愛岐大橋まで延伸しますが、PFI事業に反対します。  教育費では、学校給食の民間委託について、経費削減や民間活力の導入は、住民の命を守る自治体としてやってはならない方法です。学校給食の民間委託に反対をいたします。  各務野立志塾事業に反対し、中学生の部活動の市の施設使用料徴収に反対します。  議第2号 令和2年度各務原市国民健康保険事業特別会計予算についてです。  社会保障・税番号制度システム整備は、マイナンバーカードの普及率が相変わらず低いことから、国保における普及拡大を狙ったものです。これまで、保険の種類、限度額、期限などが外部システムへの連携情報でしたが、今回のオンライン資格確認制度によって、さらに患者個人の病歴、疾患、投薬、検査など、守られるべき私的な情報をビッグデータにつなげ、民間企業に開放することになります。情報の秘匿性を維持しようとすれば、特定のIT関連の大企業が長く受注し続けることなどの問題を生じることは必然です。システム改修などに莫大な費用がかかり続けることにもなります。  日本共産党は、これまでもマイナンバー制度の導入に強く反対をしてきましたが、今回の国民健康保険のオンライン資格確認制度は、さらなる情報を集約し、その漏えいや国民監視につながるものであり、反対します。  議第4号 令和2年度各務原市後期高齢者医療事業特別会計予算です。  新年度から、75歳以上の後期高齢者医療保険料が引き上げられます。均等割3197円、所得割を0.8ポイント引き上げ、平均保険料は4774円も増加します。後期高齢者医療は、年金生活者や低所得者が多いため、保険料を軽減する特別な措置、特例軽減を行わなければ成り立たない制度です。それを段階的に廃止し、さらに昨年10月からの消費税率の引上げですから、2重にも3重にも高齢者の生活に追い打ちをかけています。  後期高齢者医療保険制度そのものに反対し、保険料引上げに反対をいたします。  議第6号 令和2年各務原市下水道事業会計予算。  日本共産党の反対を押し切って、新年度からは公営企業会計が導入されます。国が進める下水道の企業会計への移行は、その狙いが一般財源の支出削減と独立採算制の強化にあることは明白です。国は使用料を150円に引き上げることを求め、一般会計からの繰入れに制限をかけています。既に今後も4年ごとの料金の引上げが計画されており、独立採算制を目指しています。使用料は負担能力に関係なく、家族が多ければより重くなります。  下水道の施設整備及び維持更新に係る費用は、長期にわたり多額の投資が必要であり、下水道法に基づく公共性を図るには、負担能力に応じた税金、いわゆる一般財源を自治体の裁量によって繰り入れできる特別会計方式を継続すべきであり、企業会計方式へ移行したことに反対します。  議第12号 各務原市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について。  この条例改正で、立地適正化計画策定委員会委員の報酬の額を定めるとしていますが、一般会計予算の立地適正化計画事業で述べた同様の理由で反対です。  議第13号 各務原市新総合体育館整備基金条例について。  この条例は、新総合体育館整備のみに特化したものになっています。今後、新総合体育館の建設に向けて議論がされる中で、今ある総合体育館も活用しながら、新総合体育館の建設に向けて進めるべきと考えます。この基金条例は、新総合体育館の整備事業に要する資金に充てる場合に限りとしていることから、現総合体育館などの修繕・改修には使えないことは問題であり、新総合体育館にのみ限定したこの条例に反対をいたします。  次は、議第14号、賛成の討論です。土地開発基金条例の廃止については、直近3年間も使われていないことから分かるように、既に先行取得の案件はほとんどなくなっており、役割は終えたと考え、土地開発基金の廃止は賛成です。あわせて、土地開発公社の解散も求めます。  次は反対です。  議第15号 各務原市公共施設等整備基金条例を廃止する条例について。  各務原市は、事業に応じて特化した特定目的基金を創設するスタンスを取っています。公共事業はいかに効率的かつ効果的に進めるか、有利な地方債の活用など、知恵と工夫が必要です。この条例は、公共施設全般に使えるもので、大変使い勝手のいいものになっていると言えます。よって、この条例を廃止すべきではないと考え、反対します。  議第23号 各務原市立地適正化計画策定委員会条例について。
     各務原市も立地適正化計画の策定を目的に、各務原市立地適正化計画策定委員会を立ち上げ、答申し、または建議を求めようとしています。一般会計でも述べました理由で反対です。  議第26号 各務原市営住宅条例の一部を改正する条例です。  国土交通省は、標準条例の保証人に関する規定を削除したので、各事業主体は、住宅困窮者への公営住宅入居に支障が生じないようにと通知が出されています。  各務原市は、連帯保証人を2人から1人としますが、「保証機関など、法人のみでも認めるので、問題の解決ができる」と言いました。しかし、例えばNPO法人などの保証機関は12万6000円の保証料が必要なんです。住宅困窮者・生活困窮者が支障ないとして問題ないの市の答弁は、とんでもないことです。生活困窮者の実態を見ていないことは問題です。  各務原市は、国土交通省の通知に基づき、連帯保証人は明確に削除すべきであることを求め、この条例改正に反対します。以上です。 ○議長(池戸一成君) 24番 川瀬勝秀君。   (24番 川瀬勝秀君登壇) ◆24番(川瀬勝秀君) 今期定例会に提出されました、議第1号から議第6号まで、議第11号から議第31号について、政和クラブを代表して、賛成の立場で討論いたします。  まず議第1号から議第6号までは、各務原市一般会計と各特別会計、企業会計の新年度予算であります。  令和2年度は後期基本計画の始まりであり、地域社会の役割や人間関係の重要性を再認識し、「つながりづくり」を掲げ、市民一人一人が「人のとつながり」「地域とのつながり」を感じられる事業が盛り込まれています。一般会計は過去最高の545億7000万円で、対前年度比11.6%の増となっております。  まずは一般会計の歳入について、固定資産税が増になるものの、法人市民税の減を見込み、市税は対前年度比0.1%の減となりますが、国の予算編成や地方財政対策の動向などを注視した適切な財源確保に努められたことが認められます。  歳出予算については、「誇り」「やさしさ」「活力」の3つの基本理念と9つの基本目標に体系づけられた予算編成となっていることが認められます。  まず、1つ目の基本理念である「誇り」での主要事業であるまちづくり担い手マッチング事業では、まちづくり活動を行う団体のつながりを目的に交流会を実施していくとのことで、多くの団体同士が有機的につながることを期待します。  他自治体からも多くの視察者がある、かかみがはら寺子屋事業2.0では、地域の皆さんとともにさらなる各種事業を展開されることを期待します。  また、基礎学力定着事業と各務原ものづくり見学事業においての、新規の取組や拡充する取組にも期待をするものです。  その他、特別支援学校整備基本構想・基本計画策定事業や新総合体育館整備基本構想策定事業には多くの市民の皆さんも期待していることと思いますので、早期の完成を目指してください。  2つ目の基本理念である「やさしさ」では、これまでの介護予防の取組に新しい事業のフレイル予防を加えるもので、フレイル予防事業での各種取組事業を評価します。  また、出産後5か月未満までの母子に対しての産後ケア事業では、産後も安心して子育てができるよう支援するものであり、母子へのきめ細かなサポートに期待します。  防災対策強化事業では、防災備蓄倉庫の建設とコンテナ式防災備蓄倉庫2基の整備、また、那加第一小学校と鵜沼第二小学校へのマンホールトイレの設置や、洪水ハザードマップを更新するものであり、必ず起こる災害への備えとなる、これらの環境整備に高く評価をします。  3つ目の基本理念である「活力」では、新たに民間技術を活用するチョイソコかかみがはら事業、本年度に引き続き、市民公園から学びの森一帯のにぎわいの創出を図る賑わい創出事業、人材確保に課題を抱える市内企業を支援するため、商工会議所やハローワークと連携しながら各種事業を展開する企業応援事業など、便利で快適に暮らせるまちの実現に向け、期待をいたします。  このように、「誇り」「やさしさ」「活力」の3つの基本理念と9つの基本目標に体系づけられた事業をバランスよく展開することにより、まさしく将来を見据えたまちづくりにつながる内容となっており、大いに期待できる予算と評価します。  このほか、令和2年度の予算編成に当たり、政和クラブが要望しました事項が的確に盛り込まれた予算となっており、議第1号に賛成いたします。  議第2号から議第6号までの各特別会計と企業会計の新年度予算は、市民生活に密着した重要な会計であり、どの予算も法令等に準拠した適正な予算編成がされていると認められます。  続いて、議第11号から議第27号までは条例の制定・改廃で、どれも今後の行政事務執行に必要不可欠なものと認めます。その中で、基金関連の議案である議第13号から議第15号までについては、基金設置の時代背景や運用実態等から判断し、所期の目的を終えたものは廃止に、そして一方で、個別の施設名をきちんと明記した新たな基金を設置しようとするもので、この市長の考えに、我々政和クラブも賛同いたします。  新総合体育館の整備を目的に設置する基金となる議第13号についても、基金創設の目的を市民に分かりやすく表記しています。市体育協会に加盟する各種スポーツ団体をはじめ、スポーツ振興議員連盟に所属する20名の議員も大きく期待する、新総合体育館の建設に向けた資金を積み立てるものであり、前回12月議会の吉岡議員の一般質問の答弁にて示された積立基金の創設をいち早く形にしようというものです。既存の総合体育館の老朽化や駐車場不足などの課題解消のみならず、市民のスポーツ需要に応え、市民の活躍、健康増進、防災機能をも兼ね備えた新総合体育館の建設に向け、将来世代に大きな負担をかけず、確実かつ効率的な財源確保をしていただくことを申し添え、賛成といたします。  議第28号から議第31号までの4案件は、市道路線の認定・廃止に関するもので、今後の業務事務執行に必要不可欠なものと認められます。  以上、議第1号から議第6号まで、議第11号から議第31号までについて賛成いたします。  さて、今月末をもって退職されます職員の皆さんには本当に長い間、大変お疲れさまでした。各務原市の発展のために御尽力いただき、誠にありがとうございました。引き続き市役所にお残りいただき、市の発展のために御尽力いただける方もお見えになると思いますが、まずは健康に御留意いただき、新たな職場や地域活動などに御活躍いただきますことを御祈念申し上げます。  最後に、先日WHOがパンデミックと表明した新型コロナウイルス感染症が一刻も早く終息することを祈って、政和クラブを代表しての賛成討論とさせていただきます。 ○議長(池戸一成君) 7番 杉山元則君。   (7番 杉山元則君登壇) ◆7番(杉山元則君) 市民派チームみらいを代表して、委員長報告に対して、反対の立場で討論をいたします。  議第13号 各務原市新総合体育館整備基金条例及び議第22号 各務原市新総合体育館建設基本構想基本計画策定委員会条例について。  各務原市総合体育館の建て替えを計画していますが、建て替えなければいけないという市全体の合意形成はできていないと考えます。  総合体育館の建て替えについて、浅野市長は、これまで体育協会やスポーツ振興議員連盟から施設に対する要望が届いたことを理由に、建設に向けて検討をしていく必要があると議会で答弁しました。  しかし、体育協会がどのような調査研究や議論を経て、どういった要望書を出されたのか、説明はありません。  また、市長自身も理解をされているように、スポーツ振興議員連盟は任意団体で、その要望は議会を代表した結論ではありません。そのような任意団体の声を、市を代表する議会全体の総意のように発言することは、市民に誤解を与えるものです。  新総合体育館建設は数十億円もの多額の予算が必要となる事業であり、建て替えありきではなく、現在の総合体育館を改修する案についても検討をして、市全体で議論をするべきです。数十億円の大きな事業なのに、昨年作成された各務原市総合計画後期基本計画には具体的な記述はありません。どういった議論を経て決定されたのか明らかでない事業を推進することは問題と考えます。  議第14号 各務原市土地開発基金条例を廃止する条例について。  今議会に提出された令和元年度一般会計補正予算に、土地開発基金で所有している天狗谷土地を取得する1億円の予算が計上され、3月3日に先議されました。このときに、「市の公式見解は、天狗谷土地の利用計画を作成してから一般会計に買い戻すことではなかったのか」と質疑をしたところ、「基金を廃止するので、天狗谷土地を一般会計で取得する」と繰り返し答弁がありました。つまり、基金の廃止が土地を取得する理由に利用されたことになります。  土地開発基金は既に存在する意義がなくなっており、廃止すること自体には問題ないと考えますが、なぜ今、このタイミングで廃止をするのか理由が明らかでないことと、天狗谷土地を一般会計で取得する口実に利用され、天狗谷土地取得の問題が総括されず、うやむやにされてしまうおそれがあると考えますので、反対します。  また、天狗谷土地を一般会計で買い戻す予算と、基金を廃止する条例が、2つ同時に提出されたことに違和感を覚えます。「基金を廃止するので、天狗谷土地を一般会計で取得する」という答弁は、裏を返せば、土地を一般会計で取得できないと基金が廃止できないということになります。一般会計補正予算は先議で必ず可決される。その後で基金を廃止する条例を審議するので問題はないと市は考えたのでしょうか。もし、令和元年度一般会計補正予算が否決された場合は、基金を廃止する条例は審議できたのでしょうか。一般会計補正予算が可決されることを前提として、基金を廃止する条例が提出されていると思われ、2つの議案を同時に提出することは、議会を軽視しており問題と考えます。  議第15号 各務原市公共施設等整備基金条例を廃止する条例について。  今後、老朽化が進む公共施設整備の基金として利用することは可能であり、この基金を廃止しなければならない明らかな理由が見当たらないと考えます。  議第1号 令和2年度各務原市一般会計予算について。  新庁舎建設事業、約43億円の予算には、問題が多くあると考えます。  新庁舎のコンセプトは、誰もが利用しやすい、市民に親しまれる庁舎となっています。であれば、会議室を使いたいと考える市民には施設を開放するべきと考えますが、開放する予定はないようです。新庁舎が開設されても、産業文化センターなどに分かれた市役所機能の集約化は図れず、職員や市民は今と同じように各庁舎を行き来しなければなりません。  また、経済性に配慮した庁舎とされていますが、維持管理費が幾らかかるかを聞いても、いまだに分からないという返事が返ってきます。将来負担が幾らになるかも明らかになっていない新庁舎建設は問題です。  那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業について。  学びの森に民間活力を取り入れた公園施設を整備する事業です。今回、事業を請け負う企業のホームページには、同様の施設の利用料金は、子ども・大人とも600円でした。市民の公園にお金を出さないと遊べない有料施設をつくることが、子育て支援やにぎわいの創出となるのか疑問です。市民公園や学びの森は、誰もがいつでも無料で利用できる市民の憩いの場であることが理想です。子どもが自然に触れながら、伸び伸びと遊ぶことのできるプレーパークなどを検討して、魅力的な市民の公園であることが、子育てしたい、住みやすいまちとして、にぎわい創出につながると考えます。  債務負担行為中、各務原市土地開発公社に対する貸付金の債務保証40億円は、各務山工業団地造成事業に対する債務負担です。  各務山工業団地造成事業は、市がつくった構想を実現するために土地開発公社が事業を行っていますので、市には事業内容や現状、今後のスケジュールを報告する義務があります。しかし、それらの報告は議会にもほとんどありません。そういった状況で40億円もの保証を市がすることは、市民への説明責任を果たせず認められません。この事業を精算したときに、もし赤字になれば、市の税金で補填をすることになります。各務山工業団地造成事業に反対の立場であり、多額の債務負担行為をすべきでないと考えますので、反対をいたします。  なお、現在猛威を振るう新型コロナウイルスにより、今後、多くの市民に深刻な影響が及ぶと予測されます。市民へ適切な情報を発信することや、悪影響を最小限に食い止めることを優先し、柔軟な予算措置や政策によってこの難局を乗り切っていけるよう取組をお願いいたします。 ○議長(池戸一成君) 18番 横山富士雄君。   (18番 横山富士雄君登壇) ◆18番(横山富士雄君) 市議会公明党、横山富士雄でございます。  市議会公明党を代表して、ただいまの各委員長報告に、賛成の立場で討論をいたします。  初めに、議第1号、令和2年度一般会計予算は、前年度に比べると56億9000万円、11.6%増の545億7000万円です。  歳入の状況は、庁舎等整備基金繰入金の増加などにより、繰入金が対前年度比168.5%増の75億4974万円の計上となり、際立っています。地方消費税交付金は6億円増の31億円、増加率24%が目を引きますが、市税、臨時財政対策債を含む市債、その他については、いずれも減少し、合計で4億9687万円の減となっています。  歳出の状況は、会計年度任用職員制度の開始、人事院勧告による給与等の増加により、人件費は対前年度比17.1%の91億4618万円が計上されています。扶助費につきましては、年々その負担が増える中で、幼児教育・保育の無償化の通年化等により、対前年度比5.6%増の126億4111万円の計上がされています。また公債費では、テールヘビー償還による17億円などにより、対前年度比43.1%、18億7084万円増の62億1075万円が計上されています。さらに、普通建設事業費は新庁舎や各種教育施設整備事業などにより、対前年度比41.2%、29億3284万円増の100億5850万円を計上しています。  さて、新年度新規事業の中では、高齢者による交通事故対策で、国のサポカー補助金制度とともに、本市においても75歳以上の高齢運転者による事故時の被害を軽減するため後づけのペダル踏み間違い時加速抑制装置を設置した場合に補助を行う事業は、設置費用の自己負担額の軽減になり、運転に不安がある高齢者ドライバーやその家族に喜ばれます。  市税等モバイル納付導入事業は、市税等納付者の納付手続の簡素化で、市税等納付率の向上につながると期待できます。  保育所等入所選考システム導入事業は、保育所等の入所選考事務の一部を自動化することで、入所決定通知の発送時期を早期化することができ、保護者の生活や職場復帰に向けての不安解消につながり、喜ばれます。  救急医療体制維持助成事業は、東海中央病院における救急医療体制の維持を目的とし、市民病院的に利用されている市民の緊急時の生命、身体を守っていく上で必要と考えます。  食品ロス削減啓発事業は、10月30日の食品ロス削減の日を中心に、食品ロス削減啓発活動を行うもので、日常から「もったいない」を多くの市民と共有しながら進めていかなければなりません。  ごみ出しガイドブック作成・配付は、日本語とベトナム語で作成して、ごみの分別とともに3Rを実践するもので、多文化共生社会の上でルールを維持する大切な事業です。今後、さらに多種言語で作成され、配付されることを期待します。  特別支援学校整備基本構想、基本計画策定事業は、新たに市内に小・中・高等部の一貫した特別支援学校を整備するための事業で、長年、岐阜県に小中特別支援学校の設置を要望してきた事業を、本市の独自事業として進めるものです。  さらに、新総合体育館整備基本構想策定事業は、老朽化や駐車場不足等の課題解決のため、新総合体育館の建設を目指すもので、多くの市民が待ち望んでいます。一日も早く整備基本構想を策定していただき、建設を願うものです。  チョイソコかかみがはら事業は、日常における外出時の移動手段要望に応えるため、ふれあいタクシー鵜沼南エリアで、民間技術を活用したデマンド型交通システムを導入して社会実験するものです。事業成果により、市内各地域に事業が展開され、外出時の移動ニーズに応えることを期待いたします。  急傾斜地崩壊対策事業は、要配慮者関連施設及び避難所が土砂災害特別警戒区域に指定されている地域の測量設計を実施し、豪雨被害や地震などから住民の生活の安全・安心を確保するものです。  那加住吉地区土地区画整理事業は、市道那813号線道路区画整備事業と一体のもので、歩行者の安全確保をするための歩道整備を進め、市役所周辺の土地利用の促進で地域のにぎわいを創出し、市役所周辺の活性化ができることに期待します。  立地適正化計画策定事業は、今後とも人口減少や少子高齢化が問題となる中、持続可能なまちづくり、安全・安心な地域づくりを推進する目的で、コンパクトなまちづくり計画を策定することに期待いたします。  Net119緊急通報システム事業は、聴覚・言語機能障がい者等に対して緊急通報が行えるように導入するもので、誰一人取り残さないことを目指す事業です。  防災ハンドブックの更新、洪水ハザードマップ更新事業は、マップを更新、配布することで、該当する地域の皆様、全市民の皆様の防災・減災意識を高めていただきたいと願うものです。  オリンピック・パラリンピックが開催される本年、各務原はホッケー王国の名にふさわしく、ホッケージュニアワールドカップ女子アジア予選大会が川崎重工ホッケースタジアムで開催される費用の一部負担や、オリンピックに出場する女子ホッケーオランダチームの事前合宿に伴うホストタウン事業、各務原市ゆかりのオリンピック選手が出場する試合をあすかホールで応援するオリンピックパブリックビューイング事業、また、パラリンピック聖火フェスティバルでは、8月に炉畑遺跡にてパラリンピック聖火フェスティバルの一環として採火式が行われるもので、大いに市民の応援・声援が高まると期待できます。  幾つかの新規事業に対して評価し、期待を述べましたが、令和2年度一般会計予算は、総合計画後期基本計画の開始の年度で、「つながりづくり」の方針の下、「人と人」「人と地域」のつながりを強めるための積極的な事業計画が展開されることを評価し、賛成いたします。  次に、議第2号、令和2年度国民健康保険事業特別会計予算は、40歳以上の国民健康保険被保険者を対象に、生活習慣病の早期発見、早期治療を目的とした特定健康診査の実施、19歳以上の国民健康保険被保険者を対象に、国保人間ドックの実施や、40歳以上の国民健康保険被保険者が検査医療機関で健康診査を受診した場合の費用の助成が継続して行われる予算となっています。賛成いたします。  次に、議第3号、令和2年度介護保険事業特別会計予算は、今後とも高齢者が増え続けていく中で、フレイル対策としてサポーター養成研修を実施します。  また、フレイルチェック大会の開催、介護予防手帳作成事業などで、自身の身体の状態を把握することで介護予防を進め、健康寿命を延ばしていただきたいと考えます。  さらに、2025年には5人に1人が認知症になると言われています。認知症サポーター養成事業を継続していただき、認知症に対する理解を深め、地域全体で見守り体制をさらに深めていただきたいと思います。賛成いたします。  次に、議第4号、令和2年度後期高齢者医療事業特別会計予算は、後期高齢者の生活習慣病の早期発見、早期治療を目的とした健康診査や口腔機能低下や肺炎等の疾病予防事業など、後期高齢者の健康を維持するために必要な予算です。賛成いたします。  次に、議第5号、令和2年度水道事業会計予算は、市民に安全・安心な水を確保・提供するために必要です。賛成いたします。  次に、議第6号、令和2年度下水道事業会計予算は、避難所環境充実のため、総合地震対策計画に基づき、一次避難所の中で下水道が整備されている市内小・中学校14校に対して、順にマンホールトイレを設置するマンホールトイレ整備事業や、雨水の浸水被害を軽減するため、学校の校庭を利用した一時的な雨水貯留施設整備事業があります。想定される災害に対し、被害軽減のための事業などがあり、賛成いたします。  次に、議第11号から議第31号までの議案は、条例の制定・改廃、市道路線の認定・廃止です。市民生活の安全・安心を確保し、住みよいまちづくりを推進する上で必要であると考え、賛成いたします。  最後に、本年度をもちまして定年退職されます山下公室長、尾関会計管理者はじめ17名の職員の皆様、長年にわたり福祉の向上、市政発展に従事していただきありがとうございました。いろいろな思い出がよみがえると思いますが、退職されてからも、市政発展並びに地域自治会への御尽力を頂けますよう、よろしくお願いをいたします。  以上をもちまして、市議会公明党を代表しての賛成討論といたします。 ○議長(池戸一成君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) これより採決を行います。  最初に、議第1号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第1号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立多数であります。よって、議第1号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第2号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第2号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立多数であります。よって、議第2号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第3号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。
     おはかりいたします。議第3号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立全員であります。よって、議第3号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第4号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第4号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立多数であります。よって、議第4号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第5号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第5号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立全員であります。よって、議第5号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第6号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第6号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立多数であります。よって、議第6号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第11号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第11号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立全員であります。よって、議第11号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第12号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第12号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立多数であります。よって、議第12号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第13号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第13号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立多数であります。よって、議第13号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第14号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第14号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立多数であります。よって、議第14号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第15号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第15号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立多数であります。よって、議第15号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第16号から議第21号までの6案件について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第16号から議第21号までの6案件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立全員であります。よって、議第16号から議第21号までの6案件は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第22号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第22号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立多数であります。よって、議第22号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第23号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第23号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立多数であります。よって、議第23号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第24号並びに議第25号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第24号並びに議第25号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立全員であります。よって、議第24号並びに議第25号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第26号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第26号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立多数であります。よって、議第26号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第27号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第27号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立全員であります。よって、議第27号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) 続いて、議第28号から議第31号までの4案件について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第28号から議第31号までの4案件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(池戸一成君) 起立全員であります。よって、議第28号から議第31号までの4案件は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(池戸一成君) これより、暫時休憩いたします。 (休憩) 午前11時52分         ─────────────────────────── (再開) 午前11時53分 ○議長(池戸一成君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── △1、日程追加(常任委員会の閉会中の継続調査) ○議長(池戸一成君) ただいまお手元に配付したとおり、常任委員会の閉会中の継続調査が提出されました。  おはかりいたします。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(池戸一成君) 異議なしと認めます。よって、この際、常任委員会の閉会中の継続調査を日程に追加し、議題とすることに決しました。         ─────────────────────────── △日程第1、常任委員会の閉会中の継続調査 ○議長(池戸一成君) 日程第1、常任委員会の閉会中の継続調査を議題といたします。  各常任委員長から、会議規則第103条の規定により、お手元に配付した調査事項について、閉会中の継続調査の申出がありました。  おはかりいたします。各常任委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(池戸一成君) 異議なしと認めます。よって、各常任委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。         ─────────────────────────── △1、発言の申出(市長 浅野健司君) ○議長(池戸一成君) 市長 浅野健司君から発言の申出がありますので、この際、特に発言を許します。
     市長 浅野健司君。   (市長 浅野健司君登壇) ◎市長(浅野健司君) 専決処分に関するお願いを申し上げます。  現在、国会におきまして、地方税法等の一部を改正する法律案が審議中でございますので、成立後に、それに伴う条例改正が必要となります。  また、介護保険料の軽減強化に係る政令改正が予定されておりますので、同政令の公布後、それに伴う条例改正が必要となります。  次に、年度末の事務事業の確定に伴いまして、国や県の補助金などが確定し、また、今般の新型コロナウイルス感染症に関して、緊急に対応する必要があります。したがいまして、各務原市税条例等の一部を改正する条例、各務原市介護保険条例の一部を改正する条例、令和元年度各務原市一般会計補正予算につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分を予定しておりますので、あらかじめ御報告を申し上げます。         ─────────────────────────── △1、閉会 ○議長(池戸一成君) 以上で、今期定例会に付議された事件は全て議了いたしました。  本日の会議はこれをもって閉じ、令和2年第1回各務原市議会定例会を閉会いたします。 (閉会) 午前11時56分         ─────────────────────────── (閉会式) ◎議会事務局長(村井清孝君) 御起立を願います。  ただいまから令和2年第1回各務原市議会定例会の閉会式を行います。  浅野市長から御挨拶を頂きます。   (市長 浅野健司君登壇) ◎市長(浅野健司君) 令和2年第1回各務原市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶をさせていただきます。  先月18日から本日にわたり、私どもから提出いたしました議案に対し、慎重に御審議を頂き、また、ただいまは適切な御議決を賜りまして、誠にありがとうございました。  今年度も、残すところあと約2週間ということでございまして、また4月1日からは今可決を頂きました新たな新年度予算に基づき、しっかりと執行していき、そして、市民の皆様方に一人でも多く、そして1つでも多くの幸せを実感していただける、そういったまちづくりに努めていきたいというふうに思っております。  さて、日に日に暖かさを増してきておりますが、逆に、コロナウイルスの猛威というものが全国各地、あるいは世界各地に及んでいる状況でございます。議員の皆様方におかれましては、コロナウイルスの感染に対する対策を、御自身が自らしていただくのと同時に、お身内の方、あるいは支援者の方々にもいろいろな形で周知をお願いしたいというふうに思います。市といたしましても、いろいろなイベント等々が中止となってしまったさなかでございますが、こういった重々しい空気に負けず、さらなる各務原市の発展のために努めていきたいと思っておりますので、今後も御指導・御鞭撻をお願い申し上げるのと同時に、議員各位のさらなる御活躍を御祈念申し上げ、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ◎議会事務局長(村井清孝君) 池戸議長が御挨拶を申し上げます。   (議長 池戸一成君登壇) ○議長(池戸一成君) 令和2年第1回各務原市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  今議会におきましては、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、出席者である全議員、また執行部の皆様、また傍聴者に皆様にもマスクを着用しての各種会議に始まりまして、出席者の制限、また発言者の皆様の簡潔な発言におおむね御協力を頂きまして、おかげをもちまして、令和2年度当初予算をはじめとする多数の議案を全て議了することができました。誠にありがとうございました。これを期に、これからも重要な議案について審議を深めるために、簡潔な発言にも御協力を頂きながら、円滑な議事運営に進めてまいりたいと思いますので、どうか御協力をよろしくお願いいたします。  さて、市内ではあちこちで桜も咲き始め、春が到来しております。新型コロナウイルスには重々警戒しながらも、議員各位には各地域でお過ごしになられる皆様が明るく過ごせるように、今後も御尽力を頂きますようお願い申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。お疲れさまでした。 ◎議会事務局長(村井清孝君) これをもちまして閉会式を終わります。         ───────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。            各務原市議会議長     池 戸 一 成            各務原市議会議員     指 宿 真 弓            各務原市議会議員     杉 山 元 則              総務常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。                   記 ┌─────┬─────────────────────────┬───────┐ │事件の番号│     件             名     │ 審査の結果 │ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第 1 号│令和2年度各務原市一般会計予算          │原案のとおり │ │     │ 第1条 歳入歳出予算              │可決すべきもの│ │     │  歳入中                    │       │ │     │   2款 地方譲与税              │       │ │     │    1項 地方揮発油譲与税          │       │ │     │    2項 自動車重量譲与税          │       │ │     │   10款 国有提供施設等所在市町村助成交付金  │       │ │     │   11款 地方特例交付税            │       │ │     │   12款 地方交付税              │       │ │     │   13款 交通安全対策特別交付金        │       │ │     │   14款 分担金及び負担金           │       │ │     │    2項 負担金中所管分           │       │ │     │   15款 使用料及び手数料           │       │ │     │    1項 使用料中所管分           │       │ │     │    2項 手数料中所管分           │       │ │     │   16款 国庫支出金              │       │ │     │    1項 国庫負担金中所管分         │       │ │     │    2項 国庫補助金中所管分         │       │ │     │    3項 委託金中所管分           │       │ │     │   17款 県支出金               │       │ │     │    1項 県負担金中所管分          │       │ │     │    2項 県補助金中所管分          │       │ │     │    3項 委託金中所管分           │       │ │     │   18款 財産収入               │       │ │     │    1項 財産運用収入中所管分        │       │ │     │    2項 財産売払収入            │       │ │     │   20款 繰入金                │       │ │     │   21款 繰越金                │       │ │     │   22款 諸収入                │       │ │     │    2項 市預金利子             │       │ │     │    6項 雑入中所管分            │       │ │     │   23款 市債                 │       │ │     │  歳出中                    │       │ │     │   1款 議会費                │       │ │     │   2款 総務費                │       │ │     │    1項 総務管理費中所管分         │       │ │     │    2項 徴税費中所管分           │       │ │     │    4項 選挙費               │       │ │     │    5項 統計調査費             │       │ │     │    6項 監査委員費             │       │ │     │   9款 消防費                │       │ │     │   12款 公債費                │       │ │     │   13款 諸支出金               │       │ │     │   14款 予備費                │       │ │     │ 第2条 債務負担行為中所管分          │       │ │     │ 第3条 地方債                 │       │ │     │ 第4条 一時借入金               │       │ │     │ 第5条 歳出予算の流用             │       │ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第11号│各務原市職員定数条例の一部を改正する条例     │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第12号│各務原市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関す│原案のとおり │ │     │る条例の一部を改正する条例            │可決すべきもの│
    ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第13号│各務原市新総合体育館整備基金条例         │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第14号│各務原市土地開発基金条例を廃止する条例      │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第15号│各務原市公共施設等整備基金条例を廃止する条例   │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第16号│各務原市手数料条例の一部を改正する条例      │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第17号│各務原市議会議員の選挙における選挙公報の発行に関す│原案のとおり │ │     │る条例の一部を改正する条例            │可決すべきもの│ └─────┴─────────────────────────┴───────┘  令和2年3月12日                       総務常任委員会委員長  黒田昌弘 印   各務原市議会議長  池戸一成 様              民生常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。                   記 ┌─────┬─────────────────────────┬───────┐ │事件の番号│     件             名     │ 審査の結果 │ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第 1 号│令和2年度各務原市一般会計予算          │原案のとおり │ │     │ 第1条 歳入歳出予算              │可決すべきもの│ │     │  歳入中                    │       │ │     │   1款 市税                 │       │ │     │   3款 利子割交付金             │       │ │     │   4款 配当割交付金             │       │ │     │   5款 株式等譲渡所得割交付金        │       │ │     │   6款 法人事業税交付金           │       │ │     │   7款 地方消費税交付金           │       │ │     │   8款 ゴルフ場利用税交付金         │       │ │     │   9款 環境性能割交付金           │       │ │     │   14款 分担金及び負担金           │       │ │     │    2項 負担金中所管分           │       │ │     │   15款 使用料及び手数料           │       │ │     │    1項 使用料中所管分           │       │ │     │    2項 手数料中所管分           │       │ │     │   16款 国庫支出金              │       │ │     │    1項 国庫負担金中所管分         │       │ │     │    2項 国庫補助金中所管分         │       │ │     │    3項 委託金中所管分           │       │ │     │   17款 県支出金               │       │ │     │    1項 県負担金中所管分          │       │ │     │    2項 県補助金中所管分          │       │ │     │    3項 委託金中所管分           │       │ │     │   22款 諸収入                │       │ │     │    1項 延滞金・加算金及び過料中所管分   │       │ │     │    6項 雑入中所管分            │       │ │     │  歳出中                    │       │ │     │   2款 総務費                │       │ │     │    1項 総務管理費中所管分         │       │ │     │    2項 徴税費中所管分           │       │ │     │    3項 戸籍住民基本台帳費         │       │ │     │   3款 民生費                │       │ │     │    1項 社会福祉費             │       │ │     │    2項 高齢福祉費             │       │ │     │    3項 児童福祉費中所管分         │       │ │     │    4項 生活保護費             │       │ │     │    5項 国民年金費             │       │ │     │    6項 災害救助費             │       │ │     │   4款 衛生費                │       │ │     │   10款 教育費                │       │ │     │    5項 幼稚園費              │       │ │     │ 第2条 債務負担行為中所管分          │       │ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第 2 号│令和2年度各務原市国民健康保険事業特別会計予算  │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第 3 号│令和2年度各務原市介護保険事業特別会計予算    │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第 4 号│令和2年度各務原市後期高齢者医療事業特別会計予算 │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第18号│各務原市印鑑条例の一部を改正する条例       │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第19号│各務原市国民健康保険条例の一部を改正する条例   │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ └─────┴─────────────────────────┴───────┘  令和2年3月9日                       民生常任委員会委員長  大竹大輔 印   各務原市議会議長  池戸一成 様             経済教育常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。                   記 ┌─────┬─────────────────────────┬───────┐ │事件の番号│     件             名     │ 審査の結果 │ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第 1 号│令和2年度各務原市一般会計予算          │原案のとおり │
    │     │ 第1条 歳入歳出予算              │可決すべきもの│ │     │  歳入中                    │       │ │     │   2款 地方譲与税              │       │ │     │    4項 森林環境譲与税           │       │ │     │   14款 分担金及び負担金           │       │ │     │    2項 負担金中所管分           │       │ │     │   15款 使用料及び手数料           │       │ │     │    1項 使用料中所管分           │       │ │     │    2項 手数料中所管分           │       │ │     │   16款 国庫支出金              │       │ │     │    2項 国庫補助金中所管分         │       │ │     │    3項 委託金中所管分           │       │ │     │   17款 県支出金               │       │ │     │    2項 県補助金中所管分          │       │ │     │    3項 委託金中所管分           │       │ │     │   18款 財産収入               │       │ │     │    1項 財産運用収入中所管分        │       │ │     │   19款 寄附金                │       │ │     │   22款 諸収入                │       │ │     │    1項 延滞金・加算金及び過料中所管分   │       │ │     │    3項 貸付金元利収入           │       │ │     │    4項 受託事業収入            │       │ │     │    6項 雑入中所管分            │       │ │     │  歳出中                    │       │ │     │   2款 総務費                │       │ │     │    1項 総務管理費中所管分         │       │ │     │   3款 民生費                │       │ │     │    3項 児童福祉費中所管分         │       │ │     │   5款 労働費                │       │ │     │   6款 農林水産業費             │       │ │     │   7款 商工費                │       │ │     │   10款 教育費                │       │ │     │    1項 教育総務費             │       │ │     │    2項 小学校費              │       │ │     │    3項 中学校費              │       │ │     │    4項 特殊学校費             │       │ │     │    6項 社会教育費             │       │ │     │    7項 保健体育費             │       │ │     │ 第2条 債務負担行為中所管分          │       │ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第20号│各務原市伊木の森条例               │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第21号│各務原市特別支援学校建設基本構想・基本計画策定委員│原案のとおり │ │     │会条例                      │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第22号│各務原市新総合体育館建設基本構想・基本計画策定委員│原案のとおり │ │     │会条例                      │可決すべきもの│ └─────┴─────────────────────────┴───────┘  令和2年3月10日                    経済教育常任委員会委員長  五十川玲子 印   各務原市議会議長  池戸一成 様             建設水道常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。                   記 ┌─────┬─────────────────────────┬───────┐ │事件の番号│     件             名     │ 審査の結果 │ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第 1 号│令和2年度各務原市一般会計予算          │原案のとおり │ │     │ 第1条 歳入歳出予算              │可決すべきもの│ │     │  歳入中                    │       │ │     │   15款 使用料及び手数料           │       │ │     │    1項 使用料中所管分           │       │ │     │    2項 手数料中所管分           │       │ │     │   16款 国庫支出金              │       │ │     │    2項 国庫補助金中所管分         │       │ │     │    3項 委託金中所管分           │       │ │     │   17款 県支出金               │       │ │     │    2項 県補助金中所管分          │       │ │     │    3項 委託金中所管分           │       │ │     │   18款 財産収入               │       │ │     │    1項 財産運用収入中所管分        │       │ │     │   22款 諸収入                │       │ │     │    6項 雑入中所管分            │       │ │     │  歳出中                    │       │ │     │   8款 土木費                │       │ │     │ 第2条 債務負担行為中所管分          │       │ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第 5 号│令和2年度各務原市水道事業会計予算        │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第 6 号│令和2年度各務原市下水道事業会計予算       │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第23号│各務原市立地適正化計画策定委員会条例       │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第24号│各務原市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を│原案のとおり │ │     │改正する条例                   │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第25号│各務原市公営住宅等の整備に関する基準を定める条例 │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第26号│各務原市営住宅条例の一部を改正する条例      │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第27号│各務原市手数料条例の一部を改正する条例      │原案のとおり │
    │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第28号│市道路線の認定(市道那1137号線ほか4路線)    │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第29号│市道路線の廃止及び認定(市道那378号線)      │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第30号│市道路線の廃止及び認定(市道那429号線ほか3路線) │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ ├─────┼─────────────────────────┼───────┤ │議第31号│市道路線の廃止(市道稲517号線)          │原案のとおり │ │     │                         │可決すべきもの│ └─────┴─────────────────────────┴───────┘  令和2年3月11日                     建設水道常任委員会委員長  津田忠孝 印   各務原市議会議長  池戸一成 様...