各務原市議会 2020-03-10
令和 2年 3月10日経済教育常任委員会−03月10日-01号
委 員 吉 岡 健 君
委 員 池 戸 一 成 君
〇傍聴議員(2名)
1 番 古 川 明 美 君
8 番 永 冶 明 子 君
〇説明のため出席した者の職氏名
市 長 浅 野 健 司 君
副市長 小 鍋 泰 弘 君
企画総務部財政課長 倉 持 庸 二 君
産業活力部長 中 野 浩 之 君
次長兼
商工振興課長(
航空宇宙博物館運営推進室
長事務取扱) 前 田 直 宏 君
次長兼
産業政策室長 片 桐 祐 子 君
次長兼
観光交流課長 長 浦 淳 公 君
次長兼いきいき楽習課長 青 木 伸 泰 君
農政課長 小 林 由 孝 君
教育長 加 藤 壽 志 君
教育委員会事務局長 横 山 直 樹 君
次長兼
総務課長 永 井 聡 君
次長兼
中央図書館長兼川島ほんの家館長
広 瀬 明 美 君
学校給食センター所長 井 上 裕 二 君
学校教育課長兼
教育センター所長
佐 藤 幹 彦 君
青少年教育課長 小 川 晃 君
少年自然の家所長 奥 田 憲 司 君
文化財課長 西 村 勝 広 君
スポーツ課長 飯 沼 利 行 君
〇職務のため出席した
事務局職員
議会事務局長 村 井 清 孝
総務課長 奥 村 真 里
総務課主幹 河 瀬 憲 政
主任主査兼
議事調査係長 五 島 竜 一
主任書記 阿 部 起 也
主任書記 横 田 直 也
書 記 河 手 美 季
───────────────────────────
(開会) 午前10時
○委員長(
五十川玲子君) ただいまから
経済教育常任委員会を開会いたします。
今期定例会に審査の付託を受けました各案件について、
議案付託表に基づき順次審査を願います。
発言は、委員長の許可を得て、一問一答形式により順序よく発言願います。
最初に申し上げておきますが、質疑をする際は、資料のページを示してから発言ください。
なお、本会議同様、
新型コロナウイルス感染症の予防及び拡大防止のため、
マスク着用の御協力を頂いております。発言する際は、着用のままでも結構でございますが、大きな声で発言していただくようお願いいたします。
また、このような状況にありますので、当委員会における議案の説明や質疑、答弁につきましては、簡潔に発言していただくようお願いいたします。
円滑な議事を行うためにも、予算の質疑については歳入から順序よくお願いいたします。
初めに、議第20号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) 議案書は21ページから24ページを御覧ください。
議第20号 各務原市伊木の森条例につきまして御説明申し上げます。
自然に親しめる里山として再整備した各務原市伊木の森を公の施設として位置づけるため、その設置及び管理について条例を新たに設置、制定するものです。
第1条は、設置の目的です。豊かな自然環境を持つ里山を整備し、市民の交流の促進とともに里山の活用の推進を図ることを目的とします。
第2条は、位置を示しております。
第3条では、使用の許可について。芝生広場の全部または一部を独占して使用する者は市長の許可を受けなければならないとしております。
第4条では、使用の不許可について。
第5条は、使用権の譲渡等の禁止を、また第6条では、使用許可の取消しや使用の中止について定めております。
第7条では、使用料の額、減免等について定めています。使用料の額は23ページから24ページの別表のとおりで、
各務原市民広場設置条例と同様としております。
第8条では、使用者の
原状回復義務を、第9条では、使用中の故意もしくは過失等による事故等の賠償について定めています。
第10条では、使用者が施設設備を損傷した場合などの損害賠償の義務を、第11条では、不許可に関しての意見聴取を、そして第12条では、条例施行に関し必要な事項を規則に委任するための規定となります。
なお、この条例は、公布の日から起算して6月を超えない範囲内において規則で定める日から施行します。
説明は以上となります。
○委員長(
五十川玲子君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆副委員長(塚原甫君) オープンはいつぐらいになりますでしょうか。
◎
農政課長(小林由孝君) 芝生の養生等の関係がございまして、7月上旬に
オープン式典を予定しております。
◆委員(水野岳男君) 第1条に、自然環境を持つ里山を整備し、市民の交流促進と里山の活用推進を図ると目的が書かれているんですけど、まずこの各務原市が考える里山というものの定義みたいなものがあれば教えてください。
◎
農政課長(小林由孝君) 一般的に、生活の中に溶け込んだ豊かな自然が育まれている、農村も含めたそういった環境ということで考えております。
◆委員(水野岳男君) そうすると、里山の活用の推進を図るということは、普通の一般的な公園を利用されるということとちょっとニュアンスが違うということなのか、利用者にしたら同じでいいのか、ちょっとその辺の目的の部分をはっきりしたかったのでお願いします。
◎
農政課長(小林由孝君) 伊木の森ということで整備しておりますが、その南側に伊木山がございますので、そういった伊木山の自然を十分散策していただいて、その下にございます今回整備した伊木の森でちょっと弁当を広げていただくという、そういった山と併せた活用を考えております。
○委員長(
五十川玲子君) ほかにございませんか。
(挙手する者なし)
○委員長(
五十川玲子君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありますか。
(「なし」との声あり)
○委員長(
五十川玲子君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第20号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○委員長(
五十川玲子君) 挙手全員であります。よって、議第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第21号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎次長兼
総務課長(永井聡君) 議案書は25ページから26ページをお願いいたします。
議第21号 各務原市
特別支援学校建設基本構想・
基本計画策定委員会条例について御説明させていただきます。
各務原市
特別支援学校の建設に向けて基本構想や
基本計画を策定する委員会を設置するため、新たに条例を制定するものでございます。
第1条は、設置の目的でございます。
第2条は、所掌事務について。委員会は
教育委員会の諮問に応じて計画策定のために必要な事項を調査審議し、答申または建議するものとしております。
第3条では、組織について。委員10人の構成について定めております。
第4条では、委員の任期。
第5条では、委員長等の選出方法や役割等を定めております。
第6条では、会議の招集や議事の決定について。
ページをおめくりいただいた第7条では、委員以外の者への意見の聴取について定めております。
また、第8条では、庶務を
教育委員会事務局で処理すること。
第9条では、委任について定めております。
なお、この条例は、公布の日から起算して6月を超えない範囲内において
教育委員会規則で定める日から施行いたします。
説明は以上となります。
○委員長(
五十川玲子君) 以上で説明は終わりました。
7節
商工費雑入は、
産業振興施設光熱水費使用料などでございます。
◎次長兼
総務課長(永井聡君) 10節
教育費雑入につきましては、各
ライフデザインセンター講座受講料や
グリーンスタジアム利用料などを計上しております。
以上が歳入でございます。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) 歳出です。
予算説明書は114ページから115ページをお願いします。予算の主な事業は6ページを御覧ください。
主な事業では、給与費を除いた経費、白い丸印のついております中事業ごとについて説明いたします。
2款総務費、1項
総務管理費のうち、10目
都市交流費、予算額486万3000円です。
国際交流推進事業費484万1000円は、
国際交流サロンでの相談窓口の設置、外国人のための
生活ハンドブック作成や外国人のための
窓口電話通訳支援システムの導入経費、
各務原国際協会事業の助成、セリトス市との交流20周年関連事業などに係る経費となります。
都市交流推進事業費2万2000円は、友好都市である福井県敦賀市との
打合せ経費となります。
◎次長兼
総務課長(永井聡君)
予算説明書は140ページ、141ページ、主な事業につきましては12ページをお願いいたします。
3款民生費、3項
児童福祉費、3目
放課後児童健全育成費2億6395万4000円につきましては、
放課後児童クラブの
業務委託費など、学童保育の円滑な運営に係る経費でございます。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) 続きまして主な事業は19ページ、
予算説明書は162ページ、163ページをお願いいたします。
5款の労働費です。予算額は1億1060万4000円、一般会計全体としての構成比は0.2%となります。対前年度マイナス2億1985万8000円の減、率にしてマイナス66.5%となります。今年度ですけれども、伊木の森の再
整備事業工事費が2億2000万円ほどありましたので、その分が減額要因となります。
1項労働諸費、1目労働諸費、予算額1億21万4000円です。
市内労働者の
福祉増進事業や市内企業の雇用対策に係る経費でございます。このうち
労政総務費185万7000円では、
シティハローワーク各務原の運営や雇用・
人材育成推進協議会の助成に要する経費です。
労働者金融対策費2000万円は、勤労者への住宅及び
生活資金融資のため、その原資を金融機関に預託する経費でございます。
雇用対策事業費2923万5000円では、高止まりする
有効求人倍率を背景に、引き続き
就職マッチングイベント出展事業、
学食トレイ広告事業、
雇用確保広域展開事業などを積極的に実施します。
インターンシップ費用助成事業は、学生がより活用しやすいよう距離要件などを緩和します。また、
保護者向け就職セミナー開催事業や
工業高校生を対象の
高校生市内企業見学事業、新たに女性向けの
企業見学会を実施します。今年度順調にスタートしております55歳以上の高年齢者が対象の生涯現役促進地域連携事業では、新たに企業と高年齢者の交流会を開催し、就労マッチングを支援します。
予算説明書は164、165ページをお願いします。
2目勤労者活動施設費です。予算額1039万円でございます。
勤労会館管理費、指定管理者の管理料、勤労会館の維持管理に要する経費でございます。
続きまして、6款農林水産業費でございます。
予算説明書は166から167ページです。主な事業は21ページ、22ページをお願いします。
6款農林水産業費、予算額3億9835万5000円、一般会計全体としての構成比は0.7%となります。前年度比マイナス3524万4000円の減、率にしてマイナス8.1%の減となります。
減額の理由は、令和2年度におきましては元気な農業産地構造改革支援事業の要望がなく、今年度のようなイチゴ栽培施設等の整備計画がないこと、県が進めてきました郷戸池のしゅんせつ工事等が完了したことなどによるものです。
1項農業費は1億257万2000円、対前年度比マイナス3304万6000円の減額となります。
1目
農業委員会費は予算額3553万8000円です。このうち農業委員会運営費1276万7000円は、農業委員会を運営するための諸経費や国有農地の管理費及び農業者年金事務等に係る経費でございます。
2目農業総務費は予算額3919万4000円です。このうち農政事務費15万9000円は、一般事務的経費でございます。
続いて、説明書は168ページから169ページまでまたがりますけれども、地域農政推進対策費426万2000円は、担い手の育成に努めるとともに、市民農園や各務野農業体験塾事業を実施するなど、地域農業の強化を図ります。また、計画的に農業振興を図ることを目的に、農業振興地域整備計画見直しに伴う基礎調査を実施するための経費でございます。
3目農業振興費、予算額2784万円です。このうち生産調整推進対策費930万7000円では、米の生産調整に伴う水田の転作事業の推進に要する経費などでございます。
農業改良普及費1616万5000円は、昨年度好評の各務原ものづくり見学事業、各務原にんじんコースを実施するとともに、商工会議所や地元大学等と連携した各務原にんじん啓発事業、そして農業次世代人材投資事業、農事改良組合や園芸振興会の活動支援、新規就農支援のほか、農業用施設内に生息いたします外来生物の駆除などを含んでおります。
地域農産物消費拡大総合対策費236万8000円では、学校給食の食材に県内産農林水産物の活用を進めるため学校給食地産地消推進事業補助金に要する経費です。
2項畜産業費は、予算額3405万2000円、対前年度比マイナス50万3000円の減となります。
予算説明書は170ページ、171ページにもまたがってきますけれども、2目畜産振興費は、予算額168万8000円です。家畜推進対策費では、岐阜大学や市畜産振興会と連携し、畜産体験教室の開催、畜舎周辺の環境改善や家畜の診療、人工授精に要する経費です。
次に、3項農地費は、予算額2億789万9000円、対前年度比マイナス2275万3000円の減となっております。
主な事業は22ページを御覧ください。
1目農地総務費は、予算額8768万円です。このうち農地事務費636万円は、土地改良区等関係機関と連携し、農地の保全及び維持管理に要する経費でございます。
農地総務費5735万6000円は、岐阜中流用水などの農業施設の適正な維持管理、
多面的機能支払交付金に要する経費です。
予算説明書は172ページ、173ページ。
2目農業用施設維持費は、予算額1212万9000円、堰、ポンプ、用排水路などの補修や修繕に要する経費となります。
3目農業用施設新設改良費は、予算額1億809万円です。このうち市単土地改良費5005万8000円は、農業用用排水路や堰の改修工事などに要する経費です。
県営土地改良費491万2000円は、県事業の羽島用水の暗渠化事業及び各務用水農業水利施設保全対策事業の負担金となります。
県単土地改良費5312万円では、県補助を受け、かんがい排水事業を行うものです。那加西浦地区ほか3か所で県単農業用排水路改修工事を行います。
予算説明書は174ページ、175ページにもまたがりますけれども、4項林業費は、予算額5383万2000円、対前年度比2105万8000円の増となります。
1目林業総務費は、予算額2070万8000円です。このうち林業事務費は1万5000円です。林業推進費303万9000円は、岐阜県山林協会などへの負担金や、有害鳥獣や特定外来生物の駆除、鳥獣被害対策実施隊などに要する経費です。
2目林業振興費は、予算額3312万4000円です。このうち森林管理費2914万8000円は、日本ラインうぬまの森に新たに伊木の森を加え、森林管理及び
森林環境譲与税を活用した市内森林の地権者特定業務等に要する経費です。
森林整備事業費336万5000円は、森林の有する水質保全の涵養や自然環境の保全など、多面的機能の回復を図るため森林整備などを行う経費です。
林道管理費61万1000円は、良好な林道管理に要する経費でございます。
続きまして7款商工費です。
予算説明書は176ページから183ページ、主な事業は23ページでございます。
7款商工費の予算額14億1886万9000円となりまして、一般会計全体としての構成比は2.6%となります。前年度比マイナス2億1348万1000円の減、率にしてマイナス13.1%となりますけれども、減額要因は今年度、名鉄新那加駅のバリアフリー工事に伴う名鉄への補助金、JR各務ケ原駅トイレ整備工事、それとあすかホールの吊物機構装置改修などのハード工事がありましたので、その分が相対的に減額する要因となります。
1項商工費、1目商工総務費は、予算額2億279万5000円です。このうち商工事務費72万5000円は、商工業の振興のための必要な事務経費を計上しております。
予算説明書は178ページ、179ページにもまたがってきますけれども、2目商工業振興費は、予算額6億7699万7000円です。このうち商業振興対策費2612万9000円は、各務原商工会議所経営改善普及事業や、商店街電灯料、産業祭などへの助成に係る経費でございます。食品関連展示会出展事業は、これまで首都圏での大規模展示会に加え、新たに東海地区での展示会への出展支援を行います。また、新規起業者、創業者における事業定着、軌道に乗せるための起業後支援事業に要する経費を新たに組んでおります。
工業振興対策費5370万5000円は、7年目となります各務原ものづくり見学事業、各務原市企業立地助成事業、国や県と連携し、航空機等製造現場における研修費助成を通した人材育成支援を行います。そして、ロボット産業の人材育成支援を行う次世代人材育成事業を引き続き行います。また、本年秋、本市で開催されます岐阜県工業会主催のものづくり岐阜テクノフェア2020に係る経費もあります。
中小企業金融対策費4億209万2000円は、中小企業者の経営安定化を図るため、市小口融資に伴う預託原資や保証料及び利子の一部に対する補助金でございます。
公共交通機関対策費1億8988万8000円は、社会実験としてのチョイソコかかみがはら事業、引き続きふれあいバスの運行負担金、市内定期路線バス運行への助成に要する経費のほか、運転免許証の自主返納支援事業を含む各務原市地域公共交通会議への負担金などがあります。
主な事業は24ページをごらんください。
産業振興対策費518万3000円では、エンジンフォーラム神戸、ジャパンロボットウイークへの出店支援などです。また、新ビジネス創出プログラム事業を通し、市内ものづくり中小企業等の競争力強化に必要な新たなビジネスを創出するためのネットワークづくりを進めます。
予算説明書は180ページの後段から181ページも御覧ください。
3目観光費は、予算額3億5495万2000円です。このうち観光施設管理費1760万8000円は、中山道鵜沼宿町屋館や脇本陣、公衆便所などの観光施設の維持管理等に要する経費でございます。
観光振興対策費4398万7000円は、市への誘客を推進するための各種観光PR事業や、中山道鵜沼宿まつり事業の実施、近隣の市町村と連携し推進する広域観光事業の実施のほか、桜まつり事業、日本ライン夏まつり、河川環境楽園夏フェスなど、各種イベント事業への負担金や、観光協会運営事業などへの助成に係る経費です。
観光施設整備費351万2000円は、鵜沼宿脇本陣など、観光施設設備改修等に係る経費です。
東海自然歩道管理費65万円では、市内を通る16.9キロの東海自然歩道の管理に要する経費です。
主な事業は25ページを御覧ください。
ふるさと納税啓発費2億8919万5000円は、引き続きふるさと納税啓発事業に要する経費です。
4目産業会館費は、予算額2277万5000円です。産業振興施設管理費は、指定管理者の指定管理料等で、商工振興センター、東亜町会館、南産業会館の維持管理や修繕に要する経費でございます。
予算説明書は182ページ、183ページを御覧ください。
5目航空宇宙博物館費、予算額1億6135万円です。航空宇宙博物館管理費9037万9000円は、指定管理者である公益財団法人岐阜かかみがはら航空宇宙博物館への指定管理料等です。
航空宇宙博物館運営費2991万1000円は、リニューアル3周年記念イベント、展示物の充実、博物館のさらなる魅力向上や、認知度を上げるため、国内外の航空宇宙関連の博物館などと連携を推進する経費です。
◎次長兼
総務課長(永井聡君) 続きまして、教育費について御説明をさせていただきます。
予算説明書は206ページ、207ページ、主な事業につきましては33ページをお願いいたします。
10款教育費、予算額65億559万8000円、対前年度比16.5%増、金額にして9億2114万9000円増額となっております。
幼児教育の無償化に伴う費用でありますとか中央図書館の改修に係る費用、弓道場や
川島スポーツ公園リニューアルなど、体育施設の整備などに多額の費用を計上していることが増額の主な要因でございます。
主な事業は33ページをお願いいたします。
1目
教育委員会費388万2000円は、
教育委員会運営費として
教育委員会の委員報酬など、
教育委員会の運営に係る経費などでございます。
2目事務局費9億5578万9000円のうち、事務局運営費803万2000円の中には、新たに実施する統合型校務支援システムの経費も含まれております。
教育指導研究費1億7446万8000円は、夢づくり講師配置事業、
スクールサポーター配置事業等の学校支援事業や、英語教育充実のためのKET配置事業、日本語指導を行うFuturo教室運営事業のほか、かかみがはら寺子屋事業2.0の1つである基礎学力定着事業などの経費でございます。
予算説明書は208ページ、209ページをお願いいたします。
特別支援教育指導推進費3505万1000円につきましては、特別な支援を必要とする児童生徒への指導に要する経費でございます。
特別支援教育巡回相談事業、
特別支援教育アシスタント配置事業などを実施いたします。
主な事業は34ページをお願いいたします。
教育支援費1億3537万8000円は、経済的理由により就学が困難な児童生徒の保護者でありますとか、特別支援学級に在籍している児童生徒への保護者への補助を行う経費でございます。
適応指導推進費870万5000円につきましては、新規事業であります不登校の児童生徒に対して新しい居場所づくりを行う不登校対策事業などの経費を計上しております。
教育センター事業費546万円は、教育センター「すてっぷ」の教育相談事業や教職員研修事業など、教育センター運営に係る経費でございます。
予算説明書はページの一番下から次のページにまたがります。
2項小学校費8億8142万円は、対前年度比1億1828万6000円の増となっております。
主な事業は34ページをお願いいたします。
1目小学校管理費5億3140万1000円のうち、小学校管理費3億5273万3000円は、小学校の円滑な運営を図るための経費でございます。
主な事業には、情報教育やICT機器の活用を図る学校ICT化推進事業、ふるさと発見事業として実施する図解「各務原の風土」作成事業、また昨年初めて実施して好評だったかかみがはら検定事業などがございます。
小学校施設営繕費1億324万円は、小学校の修繕を行うための経費でございます。
予算説明書は212ページ、213ページをお願いいたします。主な事業は35ページをお願いいたします。
2目小学校建設費、小学校建設事業費3億5001万9000円は、良好な教育環境を整備するため校舎給水管の更新、給食調理室の空調設備整備工事や那加第一小学校体育館外構改修事業などの工事費や設計費を計上しております。
続きまして、3項中学校費です。予算額5億2329万1000円は、対前年度比3610万1000円の減となっております。
1目中学校管理費3億4678万1000円のうち、中学校管理費1億8589万8000円は、中学校の円滑な運営を図るための経費でございます。
部活動運営費1462万8000円は、全国大会などへの出場激励金や中学校体育連盟への補助金など、部活動を充実するための経費でございます。
中学校施設営繕費8842万6000円につきましては、中学校の修繕に要する経費でございます。
予算説明書は214ページ、215ページをお願いいたします。
2目中学校建設費の中学校建設事業費1億7651万円は、給食調理室の空調設備整備工事や学校体育館のトイレ改修事業などの経費でございます。
4項特殊学校費5692万6000円は、対前年度比3378万円の増となっております。
1目
特別支援学校管理費4258万3000円のうち、
特別支援学校管理費1214万2000円は
特別支援学校の円滑な学校運営に要する経費でございます。
特別支援学校施設営繕費2097万4000円は、
特別支援学校の修繕に要する経費でございます。
予算説明書は216ページ、217ページをお願いいたします。
3目
特別支援学校建設費の
特別支援学校建設事業費1434万3000円は、新たに
特別支援学校を建設するため
特別支援学校整備基本構想・
基本計画を策定するための業務委託料や、各委員への報酬等でございます。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) 同じページをお願いします。主な事業は36ページをお願いします。
6項社会教育費は11億7414万1000円、対前年度比マイナス1374万4000円、マイナス1.2%となっております。
1目社会教育総務費、予算額1億7223万2000円です。社会教育管理費81万円では、社会教育全般について助言や指導を得るための社会
教育委員会議などに係る経費でございます。
◎次長兼
総務課長(永井聡君)
予算説明書は218ページ、219ページをお願いいたします。
4目青少年教育費2701万7000円のうち、青少年育成費2223万7000円は、青少年の健全育成を推進するための経費として、青少年育成市民会議事業、放課後子ども教室事業や中学生海外派遣事業等を実施いたします。
家庭教育支援費115万2000円は、中学校までの保護者を対象に子育て広場を開設するなど、子育てや家庭の教育力向上等を支援するための経費でございます。
少年センター運営費362万8000円は、青少年の健全育成のため非行防止や環境浄化、相談活動を行うための経費でございます。
5目
文化財保護費2365万6000円のうち、
文化財保護管理費799万9000円は、村国座や皆楽座などの指定
文化財の保護管理に要する経費でございます。
文化財保護費965万3000円は、
埋蔵文化財の試掘調査や寺子屋事業の1つであるふるさと歴史発見事業などの経費でございます。
文化財施設整備費600万4000円には、昨年の台風で被害を受けた炉畑遺跡の復元住居・屋根のふき替え工事費を計上しております。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) めくっていただきまして、
予算説明書は220ページから223ページ、主な事業は36ページ一番下段からとなります。
6目公民館費、予算額1億6892万5000円です。このうち、西
ライフデザインセンター運営費579万8000円、中央
ライフデザインセンター運営費341万6000円、同管理費61万7000円、川島
ライフデザインセンター管理費447万8000円、同運営費460万6000円、東
ライフデザインセンター運営費448万8000円、同管理費481万5000円は、成人講座やライフカレッジなど、市民の多様な学習ニーズを捉えた魅力ある講座の開催やクラブサークル発表会など、各種団体の活動機会の提供に努める経費です。
また、川島
ライフデザインセンターでは、引き続き寺子屋事業、子ども起業家育成講座事業を開催いたします。
◎次長兼
総務課長(永井聡君)
予算説明書は224ページ、225ページをお願いいたします。
8目少年自然の家費1億5081万3000円のうち、少年自然の家管理費3698万6000円は、少年自然の家の維持管理に要する経費でございます。
少年自然の家運営費396万9000円は、小・中学校や少年団体の受入れや事業の実施に係る経費で、年間を通しての宿泊研修やぼうけん王国等の主催事業を実施しております。
少年自然の家施設整備費1334万9000円は、空調設備の冷温水発生機のオーバーホール工事等に要する経費でございます。
予算説明書は226ページ、227ページをお願いいたします。
9目図書館費3億9067万4000円のうち、図書館管理費3673万6000円は、図書館施設の維持管理に要する経費でございます。
図書館運営費3519万4000円は、図書の購入やジュニア司書養成講座や岐阜弁講座など、各種講座の開催により読書を推進するための経費でございます。また、中央図書館開館30周年記念事業として、絵本ライブや朗読リレー、記念しおりの作成を実施いたします。
主な事業は38ページをお願いいたします。
図書館施設整備費1億3845万7000円は、外壁の防水改修工事費や空調改修工事の設計費等を計上しております。
予算説明書の一番下から次の228ページ、229ページにまたがります。
11目市史編さん費32万円は、令和5年度に各務原市が市制60周年を迎えることから、各務原市史に続く平成編を新たに編さんするための新規事業費でございます。
12目歴史民俗資料館費3556万7000円のうち、歴史民俗資料館管理費332万1000円は、炉畑遺跡公園などの施設管理に要する経費でございます。
歴史民俗資料館運営費148万4000円は、歴史民俗資料を収集・保存や、歴史セミナーなどの講座の開催、スマートミュージアム事業等の実施に要する経費でございます。
木曽川文化史料館管理費15万2000円及び木曽川文化史料館運営費42万1000円につきましては、木曽川文化資料館を管理する経費と、木曽川流域の歴史や文化に関する資料の展示や企画展を開催するための経費でございます。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) 13目文化会館費は、予算額5489万6000円です。このうち文化会館管理費5016万6000円は、市民会館及び文化ホールの指定管理料などで、市民の文化・芸術の諸活動を促進し、地域文化の振興を図るために要する経費です。
次の230ページから231ページを御覧ください。
15目生涯学習費、生涯学習推進費、予算額648万1000円は、市民の学習活動を支援する生涯学習事業や出前講座を開催するとともに、各務野自然遺産の森での自然体験塾などの開催経費でございます。現在、産業文化センター1階で開催中の本年度からスタートした学びの成果活用啓発事業は、クラブ、サークルの方が行っている地域活動をテーマとした写真展を通し、地域活動の活性化、地域活動を必要とする方々とのマッチングを推進する取組ですが、本年度の成果や改善等を踏まえ、引き続き行っていきます。
16目文化振興費、文化振興費、予算額1262万5000円では、美術展や文芸祭などの公募展や、芸術をより身近に感じていただくためにアーティストの創作過程を見学できるアートブリッジ事業を開催するとともに、7回目となる各務原マーケット日和を開催する経費などでございます。
◎次長兼
総務課長(永井聡君)
予算説明書は230ページ、231ページから次のページにまたがります。
18目
埋蔵文化財調査センター費1億3093万5000円のうち、
埋蔵文化財保護費150万2000円は、史料の収蔵施設等の管理運営、展示・公開などに要する経費でございます。
文化財発掘調査費8808万9000円は、
文化財の発掘調査や歴史セミナーの開催等、普及啓発に要する経費でございます。
7項保健体育費18億305万円は、対前年度比4億7786万8000円の増となっております。
1目保健体育総務費8443万2000円のうち、保健体育総務費321万円は、市民の健康の保持増進を図るとともに、スポーツの普及振興に努めるための経費でございます。
予算説明書は234ページ、235ページをお願いいたします。主な事業は40ページをお願いいたします。
2目社会体育振興費4990万9000円は、各種スポーツスクール、シティマラソンなどの事業開催に要する経費のほか、体育協会、スポーツ少年団等の活動支援や、地域に根差したスポーツ活動の推進に要する経費でございます。また、東京2020オリンピックに関連して、ホストタウン事業やパラリンピック聖火フェスティバル事業なども実施いたします。
3目教育保健費6308万5000円のうち、教育保健費5161万4000円は、児童生徒や教職員の健康診断に係る経費などを計上しております。
日本スポーツ振興センター費1147万1000円は、児童生徒の学校災害に対して医療費や見舞金を支給する共済給付金の掛金でございます。
予算説明書は次の236ページ、237ページにかけてとなります。
4目学校給食費5億7132万円のうち、学校給食管理費2億1289万3000円は、給食単独校の衛生管理や調理器具などの整備に要する経費でございます。
学校給食センター管理費2億3738万円は、学校給食センターの調理業務委託や施設管理に係る経費でございます。
学校給食センター施設整備費441万9000円は、老朽化した施設の改修を行うなど、学校給食センターの長寿命化に要する経費でございます。
予算説明書は次のページにかけてとなります。主な事業は41ページを御覧ください。
6目体育施設費9億1885万円のうち、体育施設管理費2億8850万6000円は、総合体育館や総合運動公園などの体育施設の指定管理に係る経費や、トレーニング機器の更新などスポーツ環境を充実するための経費でございます。
体育施設整備費6億3034万4000円は、大きなものでは弓道場整備事業でありますとかスポーツ広場整備事業、
川島スポーツ公園リニューアル整備事業などがございますが、体育施設の利便性向上や延命化を図るための整備に要する経費でございます。
7目
総合体育館建設費の
総合体育館建設事業費1128万3000円は、新たに総合体育館を建設するため、新総合体育館整備基本構想を策定するための業務委託料や各委員への報酬等でございます。
8目グリーンスタジアム費1億417万1000円のうち、グリーンスタジアム管理費5667万8000円は、施設の維持管理やナショナルトレーニングセンターの運営管理に要する経費でございます。
続きまして
予算説明書8ページ、9ページにお戻りください。
令和2年度以降にわたって債務を負担することができる事項を定める債務負担行為として、当委員会が所管する事項は、一番下段の令和2年度貸付予定分の農業企業化資金利子補給補助金、そして9ページになりますが農業振興地域整備計画策定事業、そしてふれあいバス運行事業、メディカルメッセ出展事業と、同じページの一番下段になりますが、小学校受変電設備整備事業、ページをおめくりいただいて10ページの一番上になります那加第一小学校体育館外構改修事業の6件となっております。期間と限度額につきましては、表のとおりでございます。
以上で、令和2年度各務原市
一般会計予算のうち、
経済教育常任委員会に付託されました
産業活力部及び
教育委員会所管分の御説明を終わります。
○委員長(
五十川玲子君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
まず、歳入について質疑はありませんか。
◆副委員長(塚原甫君) 予算書の40ページの
森林環境譲与税について、増額になっている理由について説明してください。
◎
農政課長(小林由孝君) これは国のほうからこういった予算がついてきたわけなんですが、近年頻繁に発生しております自然災害に関して、森林の状況が非常に悪いというようなことも、保水力が低下しているというようなことも要因の1つというふうに考えておりまして、そういったことを前倒しで手をつけたいという国の考えの下に、当初609万円の予定だったのが1284万円と、そういったふうに増額されております。
○委員長(
五十川玲子君) ほかよろしいでしょうか。
(挙手する者なし)
○委員長(
五十川玲子君) 次に、歳出について質疑はありませんか。
◆委員(岩田紀正君) まず最初の総務費のほうですけれども、この令和2年度各務原市予算の概要(別冊)のほうになりまして、12ページですけれども、外国人のための窓口通訳事業というところがありまして、この事業の内容についてお伺いしたいんですけれども、何名体制で、あと利用時間と日時について教えてください。
◎次長兼
観光交流課長(長浦淳公君) 体制については、今現状のポルトガル語、ブラジル人対応の相談員が2名、それから英語圏の対応をする相談員が1名というような対応になりますが、この窓口の通訳業務は全11言語が対応できるような電話通訳システムのほうを導入します。国際交流員がほかのところの対応とかで不在のときでも各窓口の対応ができるようなシステムを導入することを考えております。
◆委員(岩田紀正君) そうすると、特に利用時間とか利用日時ということは、特にはそういったことはないんでしょうか。
◎次長兼
観光交流課長(長浦淳公君) はい。現行どおり市役所の開庁しておる時間、実際には9時から17時までです。
◆副委員長(塚原甫君) 主な事業で19ページなんですが、
学食トレイ広告事業について、具体的にどこの大学で来年度はやるかとか、もう少し詳しく教えてください。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) 今年度は中部大学と大同大学をやっていますが、それに併せて日本福祉大学を加えます。
◆委員(水野岳男君) 主な事業19ページの上のほう、地域職業相談室事業なんですけど、105万7000円。さっきの概要別冊のほうのこっちは19ページの同じところが369万9000円になっていて、この差額についてはどこになっているのか、ちょっと教えてください。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) 今年度から会計年度任用職員の分が移っていますので、そこの分を除いていると。
◆副委員長(塚原甫君) 主な事業の24ページですが、航空機産業新分野進出支援事業について、もう少し詳しく教えてください。
◎次長兼
産業政策室長(片桐祐子君) これまでのエンジン研究会の取組をやってまいりまして、それを基に、これまでは企業の視察だったり、そういった可能性を探索するという取組をやってまいりました。それを基に、今後、需要獲得に向けた各企業の個別の状況に応じて、具体的にはティア1とかティア2のニーズのヒアリングだとか、あと専門家によるニーズの説明とか、あと参入成功事例セミナーなど岐阜県の産業経済振興センターのコーディネーター等とも連携しながら行う予定です。
◆委員(岩田紀正君) この予算概要の中の23ページのところにありますけれども、新ビジネス創出プログラム事業というのが新規事業としてあるんですけれども、この背景と具体的な活動内容についてちょっと教えてください。
◎次長兼
産業政策室長(片桐祐子君) まず今、急速に経済とか世界の情勢とか変わっております。まず、デジタル化とかグローバル化がかなり進んでおりまして、多くの産業分野において企業間の競争力が激しくなっているということと、もう1つ、新しい価値の創出というところが活発化しております。
その中で、国内も産業界の構造が大きく変化して、今までのものづくりではなくサービスとくっついたり、いろんな構造変化をしておりまして、各務原市の主要産業である製造業がこれから将来にわたって大きく持続して成長していくためには、これまで以上に広範囲で知恵とかアイデアとか、あと技術を有する人たちと交流して新たなイノベーションということを生み出すということが重要になってくるということで、まず市内の中小企業はやっぱり内部資源が限られておりまして、中にある技術をいかに外のそういったものを生かす方たちとネットワークを構築して新しい価値を生み出すのかといったところで、本事業を実施したいというふうに考えております。
◆委員(池戸一成君) 目的は分かったんですけれども、具体的にどんなことをやられますか。
◎次長兼
産業政策室長(片桐祐子君) まず、来年度は初年度ですので、啓発セミナーというか、皆さんに地域交流とか外部との連携が生み出す効果とか、必要性を知っていただくようにセミナーを開催する予定です。それと、先進事例として、ほかにそういった取組をされている地域に商工会議所等と一緒に連携して、そこでそういう活動がされている状況の背景だとか、その活動に至るまでの手法だとか、目指す将来とか、そういったところをヒアリングして、また当地域との交流を促進していくところにつなげたいというふうに思っております。
◆副委員長(塚原甫君) 主な事業の22ページで、森林整備全体計画調査事業について、先ほど地権者特定とかありましたけど、もう少し詳細を説明してください。
◎
農政課長(小林由孝君) 経営管理が適切にされていないという森林が多うございますので、そういったところの管理を市町村が中に入ってやるという森林経営管理法に基づいた制度なんですが、市がそういった市内の人工林につきまして地権者を調査、委託をかけてやります。相続が行われていない森林が多うございますので、そういったところの相続調査とか、場合によっては境界の確認とか、そういったものを考えております。
◆委員(岩田紀正君) 予算概要の22ページですけれども、チョイソコかかみがはらについてちょっとお伺いします。これは本会議の質疑でもありましたけれども、ちょっと新規ということで改めてお伺いいたします。
ふれあいタクシーからこのチョイソコ事業へ切り替えるということになるんですけれども、その理由についてお聞かせください。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) これまで平成27年10月からふれあいバスを拡充して新たにふれあいタクシーを入れてやってきたんですが、最近免許返納を考えた方から、やっぱりもう少しサービスを増やしてほしいという声がありまして、そこを我々としてはデマンドのほうで充実していこうということをちょっと取り組みました。
ふれあいタクシーのエリアは、デマンドで慣れていらっしゃるので、そこの置き換えだということがやりやすいということが今回の取組です。
◆委員(岩田紀正君) これはたしか鵜沼南エリアのほうを想定されているということですけれども、そちらのほうはふれあいタクシーからチョイソコのほうに変わるということで、この利用者の方がどれぐらい増えるというふうに見込まれていますか。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) 昨年1年で鵜沼南エリアのふれあいタクシーを使っていらっしゃる方は1600人ほどで、今回そこのエリアの65歳以上の方が3200人ほどいらっしゃいます、10月1日の人口です。75歳以上にすると1500人ぐらい。
チョイソコは会員制になります。現状の年間を通して1600人というのは延べ人数なので、実際はもっと少ないんで、我々としては会員制として1000人以上を目指していきたいなと思っています。
◆委員(岩田紀正君) 同じ鵜沼南エリアとして考えた場合に、今やっている予算からこのチョイソコに変わることによって予算のほうはどういうふうにして、増えるとか減るとか、増えるかなと思うんですけれども、教えてください。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) 今回の701万円は、まず半年分のチョイソコ分です。そこは、内訳としてはコールセンター含んで200万円ほど、それとタクシー会社に運行経費として約500万円ほどあるんですけれども、それはそれ。ふれあいタクシーのほうは半年分なくなるんですけれども、運行経費分は減にしていますが、須衛・各務のほうの配車センターのほうの人件費は要りますので、単純にそこはばくっと2つに割れるわけじゃなくて、そこはしっかりと精査した結果でふれあいタクシーのほうの経費を今回ははじいております。我々の目標としては令和3年の4月に須衛・各務も全部チョイソコに置き換えようと思っています。その時点では、ふれあいタクシーの経費が全部こちらに置き換わる感じで積算はしているところです。
(「増えるんか、減るんか」との声あり)
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) 増えます。
そういう意味では、オペレーションシステム分が増えます。アイシン精機(株)の技術を使って、アイシンのオペレーションシステムとかコールセンターの部分を上乗せしていこうということになりますので、結果的には増えます。
◆副委員長(塚原甫君) 主な事業の33ページで、KET配置事業なんですが、これ前年度に比べると1700万円増えていて、予算の概要の別冊を見ると人数を増やしているということなんですけど、基本的にこれは人件費の要因ということでよろしいでしょうか。
◎
学校教育課長兼
教育センター所長(佐藤幹彦君) そのとおりでございます。
令和2年度よりまた委託契約業者を変えまして、(株)インタラックというところから(株)アルティアセントラルというところに変えまして、3名増員分ということでございます。
◆副委員長(塚原甫君) 今回1700万円ぐらい増えていて、3人増やしたその増員分なのか、もともとのそれ以外の人たちもいてその人たちも金額として増えているか、全体で見ればよろしいんですかね、これは。
◎
学校教育課長兼
教育センター所長(佐藤幹彦君) まず、一人一人の単価も当然上がっているような状況でございますが、3人増えた15名体制での総額を、3年間契約になりますので3年で割った分という計算になります。
◆副委員長(塚原甫君) 主な事業の35ページで、校舎給水管更新事業で、これは小学校、中学校ありますけど、あとどれぐらいこの事業は残っているんでしょうか。
◎次長兼
総務課長(永井聡君) 後ほど回答させていただきます。
◆委員(池戸一成君) その上の吹きつけアスベスト含有調査事業ですけれども、対象となる小学校を教えてください。
◎次長兼
総務課長(永井聡君) 全17小学校が対象になります。
◆委員(岩田紀正君) 予算概要の32ページに戻りますけれども、一番上にあります不登校対策事業で、たしか拠点のほうは「そらーら」と教育センターだったかと思うんですけれども、人員の体制と予算の内訳について教えてください。
◎
学校教育課長兼
教育センター所長(佐藤幹彦君) これにつきましては新規事業というような形で、現在あすなろ教室ということで学校復帰を目途とした適正就学教室があるんですが、こちらのほうにつきましては、国が不登校児童生徒に対して学校復帰というよりも社会的自立をというようなことを打ち出してきておりまして、その分本市としましても新たな居場所づくりとしてこちらを新規として立ち上げさせたものでございます。
会場としましては、「すてっぷ」と「そらーら」で週に2日とか3日というような形で開設をしまして、どの程度まず児童生徒が活用するかちょっと分からないんですけれども、そういうようなことで立ち上げているところでございます。
想定人数につきましては、まだなかなか想定できていないんですけれども、取りあえず那加中校区と蘇原中校区に拠点をまず設けようというようなことで考えております。理由は、蘇原、那加中校区は、不登校児童生徒数がちょっと多いもんですから。
職員は2人ずつ体制です。
◆副委員長(塚原甫君) 主な事業の36ページで、中学生海外派遣事業について、前年度比だと630万円ぐらい増えているかと思うんですけど、その理由について教えてください。
◎
青少年教育課長(小川晃君) こちらの増額分についてですが、例年、こちらは参加費の半分を参加者のほうから負担していただいております。市の予算分のみ計上しておりましたが、これだと事業の総額が見えにくいということで、その分を含めた予算計上となっております。収入のほうにもその分を計上しておりますので、内容的には特に変化はございません。
◆委員(吉岡健君) 主な事業35ページ一番下、
特別支援学校の建設事業で基本構想策定事業を行います。発注する仕様書は、どのような仕様書の内容を考えておられますか。
◎次長兼
総務課長(永井聡君) まだ発注する仕様書の具体的な内容まではこちらのほうで精査はしておりませんが、基本構想で決めるような部分、通常、場所であるとか規模であるとか、あと施設のレイアウトであるとか日程的なこととか、あと図面ですね、具体的な配置であるとか、概略図であるとか、そういったものについて定めるような仕様書になってくると思います。
◆委員(吉岡健君) ということは、ある程度のこんな特支を造りたいというようなざっくりとした構想はお持ちなわけですか。
◎次長兼
総務課長(永井聡君) 基本構想の策定の中で固めていきたいと考えております。
◆委員(吉岡健君) その土台となるざっくりとした考えはお持ちなんですね。
◎次長兼
総務課長(永井聡君)
特別支援学校については、小・中・高まで入るような
特別支援学校というようなイメージをしております。
◆副委員長(塚原甫君) 主な事業の41ページで、
川島スポーツ公園リニューアル整備事業について、この事業の中身のもので、金額ベースで上位3つの内訳について教えてください。
◎
スポーツ課長(飯沼利行君)
川島スポーツ公園のリニューアル事業ですが、社会資本整備総合交付金を活用いたしますので、その採択状況にもよりますが、公園の駐車場及び広場整備と多目的グラウンドの改修、あと屋外トイレの撤去・新設が主なものになります。
◆副委員長(塚原甫君) 予算の概要の別冊のほうを見ているんですけど、こちらの説明では利用者のニーズを踏まえ、誰もが気軽に健康づくりができる施設となるようリニューアル整備を実施するとあるんですが、昨年のを見ると利用者のニーズを踏まえリニューアル整備を実施するということなので、今年度から誰もが気軽に健康づくりができる施設となるようという文言が追加されているんですが、その辺の理由等について教えてください。
◎
スポーツ課長(飯沼利行君)
川島スポーツ公園では、現在壁打ちテニスがあるんですけど、そちらをリニューアルしたりですとか、あと健康遊具などの配置を計画しておりますので、そのような文言にさせていただきました。
◆委員(吉岡健君) 同じく41ページ、新総合体育館の基本構想についてなんですが、どのような仕様書の案で発注する予定ですか。
◎次長兼
総務課長(永井聡君) 先ほどお答えしたとおりの内容になってくると思うんですが、体育館の場所であるとか、規模であるとか、機能であるとか、そのようなことを、もちろんコンセプトがあってのことですが、そういったことを基本構想の中で定めたいと考えております。
なので、仕様書については、それに見合うような内容について規定することになると思います。
◆委員(吉岡健君) 今言われたコンセプトというのがあるわけですよね。何か持ってはるんですよね、コンセプト。そのコンセプトを業者に言って、基本構想つくってと言うんじゃないんですか。
◎次長兼
総務課長(永井聡君) スポーツ推進計画の中では、多くの方から愛される体育館というようなところで一応触れられておりますが、具体的なこうこうこういった体育館というコンセプトまではまだ出来上がってはおりません。
◆委員(水野岳男君) ちょっとお戻りいただいて、概要のほうの20ページ、インターンシップ費用助成のところです。
宿泊日数等の補助要件を拡大とあるんですが、この拡大した部分についてもう少し詳しく教えてください。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) これまで我々が行ってきた中で、東京、大阪とか北陸から来る学生さんの部分が弱いなということがありましたので、距離要件を少し増やしました。学生さんの足が出ないような形。あと宿泊ももう1泊できるような形にして、そこも含めて足が出ないような形として、企業さんに助成する補助金なんですけれども、今回用意した感じになります。
◆委員(水野岳男君) 具体的に何泊までとか、そういうのは。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) 4泊5日を5泊までというのと、距離要件はこれまで一律だったものを100キロ未満は5000円、100キロから250キロを1万円、250キロ以上を2万円という形で1つの要件を設けました。
◆委員(水野岳男君) これは何社ぐらいで、何人ぐらい見込んでいるのか教えてください。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) 今年度の実績として7社8件で17人で35万円ほどです。今回は90万円を組んでおりますので、3倍近くという感じです。
具体的にはもう少し細かい積算もあるんですけれども、東京、大阪、北陸から来られるような形で大学ごとで何人、何人というのは積んでおります。
◆委員(水野岳男君) その下の合同企業説明会のほうも拡充した、女性を対象とした
企業見学会等実施とありますが、これの参加の見込みとか、何社ぐらい参加されるのか、ちょっと教えてください。
◎次長兼
商工振興課長[
航空宇宙博物館運営推進室長事務取扱](
前田直宏君) これまでまちづくり推進課と一緒になってやってきたセミナーを、秋から冬にかけてやる最後の締めとして、お仕事座談会をやってきました。その次の新しい今回の事業としては、女性向けの
企業見学会を2回開催しようかなというところで思っているところです。
そこの企業さんの数についてはちょっとまだ検討中ですけれども、2回新たにこの事業をやろうかなというところです。
◎次長兼
総務課長(永井聡君) 先ほど塚原副委員長から頂きました給水管の工事の終わっていない学校についてなんですが、現状実施した学校が中学校が3校、小学校が4校になりますので、終わっていない学校が中学校が5校、そして小学校が13校になります。
◎教育長(加藤壽志君) 先ほどの吉岡委員の、
特別支援学校のコンセプトについて簡単に触れたいと思いますが、よろしいですか。
○委員長(
五十川玲子君) はい。
◎教育長(加藤壽志君) コンセプトとしましては、小学部・中学部・高等部の3つの学部を持ったところになります。それから、障がい種別は、現在は各務原
特別支援学校は知的障がいだけですが、知的障がいに加えて肢体不自由、そして軽度の病弱まで入ってくると思っています。
場所なんかにつきましては、小・中学校と交流ができるような場所で、そして市のなるべく中心部、そしてスクールバスが入りますので、ある程度の広さを持ったところということで、規模としては100人規模程度の学校を現在考えています。以上です。
◎
教育委員会事務局長(横山直樹君) もう1点、新総合体育館についてのコンセプトについても補足で説明させていただいてよろしいでしょうか。
○委員長(
五十川玲子君) はい。
◎
教育委員会事務局長(横山直樹君) 既存の総合体育館が駐車場が狭いですとか、各種スポーツに適応しないという部分がございますので、そこを補うような設備を整えたいと考えております。
また、併せて防災機能を持たすというようなこともコンセプトには入れていきたいと。
また、駅に近いようなところ、駅から交通の便がいいようなところについても、場所もそういうコンセプトで選定していきたいというふうに考えております。以上でございます。
○委員長(
五十川玲子君) よろしいでしょうか。
(挙手する者なし)
○委員長(
五十川玲子君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
◆副委員長(塚原甫君) 議第1号中、令和2年度各務原市
一般会計予算のうち、当委員会に審査の付託をされた事項について、賛成の立場で討論をいたします。
本年からは総合計画後期
基本計画がスタートし、全般的な方向性としての人と地域のつながりづくりが掲げられました。当委員会が所管する事業については、まさに人づくりの分野が多く、例えばかかみがはら寺子屋事業2.0では基礎学力定着事業、各務原ものづくり見学事業の拡充、コミュニティ・スクール事業の拡充など、本市の将来を担う子どもたちへの投資でございます。
さらにハード面の整備としては、
特別支援学校整備基本構想・
基本計画策定事業、新総合体育館整備
基本計画構想策定事業などが予算化されております。これらの事業を着実に推進するべく、機構改革として教育施設整備推進室が新設されることなど、新体制での強力な推進を強く期待するものであります。
産業政策としては、これまでのふれあいバス・ふれあいタクシー運行事業、地域公共交通活性化事業に加え、チョイソコかかみがはら事業を計上し、新たに民間技術を活用したデマンド型交通システムを導入し、多様化する市民ニーズに応えるものであり、将来的にはより広範な地域での導入が期待されるものです。こちらについても、公共交通政策室が新設され、将来的に傾斜地にある高齢化した団地などの課題解決に取り組んでいただけるものと考えております。
金額が大きなものとしては、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館運営・利用促進事業がありますが、今後ともより多くの方々に来館いただき、航空宇宙に関する技術や歴史について学んでいただくことで、航空機産業のまちである本市の魅力向上につながるものと考えます。
その他の事業についても、いずれも本市の発展に必要な事業と判断し、議第1号中、当委員会に審査の付託を受けた事項について賛成いたします。
○委員長(
五十川玲子君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第1号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○委員長(
五十川玲子君) 挙手全員であります。よって、議第1号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議会閉会中の継続調査についておはかりいたします。当委員会の所管事務調査として行政視察を実施することとし、お手元に配付しました写しのとおり、議長に対し、議会閉会中の継続調査の申出をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○委員長(
五十川玲子君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたします。
なお、調査事項、目的、方法、及び期間につきましては、協議会で協議いたします。
以上で当委員会に付託されました案件は全部議了いたしました。
おはかりいたします。委員会報告書並びに委員長報告の作成はどのように取り扱いますか。
(「正・副委員長一任」との声あり)
○委員長(
五十川玲子君) 正・副委員長一任との声がありましたので、委員会報告書並びに委員長報告の作成はそのように取り扱います。
以上で
経済教育常任委員会を閉会いたします。
(閉会) 午前11時25分
───────────────────────────
この記録は正当であることを認める。
経済教育常任委員会委員長 五十川 玲 子...