各務原市議会 2019-06-28
令和 元年第 1回定例会−06月28日-04号
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○議長(
足立孝夫君) これら15案件について、各委員会における審査結果の報告を求めます。
最初に、
総務常任委員長 大竹大輔君。
(
総務常任委員長 大竹大輔君登壇)
◆
総務常任委員長(
大竹大輔君)
今期定例会におきまして、
総務常任委員会に審査の付託を受けました各案件について、去る6月25日、
委員全員と
関係理事者の出席を得て、審査を行いました。その経過と結果について御報告いたします。
最初に、専第1号を議題として、提出者の説明の後、質疑を許したところ、「
臨時財政対策債が3月補正にて増額して、専決で大幅に減額する理由は」との質疑に、「3月補正の際には、
普通交付税も一緒に出している。一般財源というところで
普通交付税の代替として
臨時財政対策債というものがあるということを踏まえると、
普通交付税を出した際に、一緒に
臨時財政対策債の
発行可能額を出すほうがわかりやすいということから3月補正で出した経緯がある。また、専決で
減額補正をしていることに関しては、平成30年度の
決算見込みが、3月31日時点で歳入歳出が見えてくるのを踏まえてこのような形で
減額補正をした」との答弁などがありました。
質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で専第1号は承認すべきものと決しました。
続いて、議第3号を議題として、提出者の説明の後、質疑、討論ともになく、採決の結果、
賛成全員で議第3号は可決すべきものと決しました。
続いて、議第4号を議題として、提出者の説明の後、質疑を許したところ、「市内に民泊はあるのか」との質疑に、「民泊の施設に関しては県に登録がされており、市内では2件ある」との答弁などがありました。
質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で議第4号は可決すべきものと決しました。
続いて、議第11号を議題として、提出者の説明の後、質疑を許したところ、幾つか質疑がありましたので、その主なものを御報告いたします。
「2台一括で購入した理由は」との質疑に、「2台とも同時期の発注、納品、そして同じ場所に配備するということと、入札参加の対象となる業者が同じであること、装備品、附属品等で2台に共通の製品が複数品目あり、それらを複数─括購入することで企業努力により少しでも安価になると考えた」との答弁。
「機能や性能はどのように変わるのか」との質疑に、「
水槽付消防ポンプ自動車には、消火薬剤と水と圧縮空気を混合させて泡を発生させ、その泡により空気を遮断して消火するキャフスを搭載している。これは、出火階の下の階の水損防止を図る効果がある。
消防ポンプ自動車は、今回は
電動式ホースカーを設置搭載する。通常、職員の1人が装備する重量25キロ、そして
ホースカーはおよそ60キロあり、これを1人で運ぶとかなり体力の消耗になるが、これを電動式にかえて装備する」との答弁。
「落札率は何%か。何者による
競争入札か」との質疑に、「99.99%であり、4者である」との答弁などがありました。
質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で議第11号は可決すべきものと決しました。
続いて、議第1号中、当委員会に所管する事項を議題として、提出者の説明の後、質疑を許したところ、幾つか質疑がありましたので、その主なものを御報告いたします。
「基金費5801万5000円の内訳は」との質疑に、「
職員給与費充当分として1978万9000円、水質検査に関して298万円、雨水処理に要する経費として365万1000円、繰越金分として3020万6000円等である」との答弁。
「
学校施設整備基金に充当することは、法的に問題はないのか」との質疑に、「
都市計画税は地方税法に基づいて
都市計画事業等に充当するために課税するものであり、将来の
都市計画事業、
学校整備事業に活用するものであり法的に問題はないと考える」との答弁。
「充当誤りが判明した経緯は」との質疑に、「一般市民の方がホームページの掲載内容を確認し、指摘があった。理由としては、平成29年度決算で初めて
都市計画税に余剰金が発生したためであり、充当する際、各事業の内容を精査すべきであった」との答弁。
「広報広聴費400万円について、具体的な
事業内容は」との質疑に、「東京圏から各務原市へ移住し、岐阜県が選定する
中小企業等に就職した方などに対して、その移転に伴う
経済的負担を軽減するために、県と市町村で共同して
移住支援金を支給する事業である」との答弁などがありました。
質疑を終結し、討論を許したところ、「
都市計画税は、
都市計画法による
都市計画事業、または
土地区画整理事業の整備に使うことができる目的税である。議第1号の
学校施設整備基金は、平成29
年度各務原市
一般会計で不適切な財務処理を行ったものを修正するものであり、予算書には
都市計画税分と明記されていない。ずさんな
会計処理を行うという指摘をせざるを得ない」との
反対討論。
「平成29年度
下水道事業特別会計繰出金について、財源充当の事務的な誤りがあったため、その誤りをケアするため
学校施設整備基金へ積み立てるもので、間違ったものを正しくするための措置であり、今回の措置が法的にも問題ないこと、今後このような事案が発生しないよう1つ1つの項目について精査していく等の対策をとっていくことから、今後、このような事務的な誤りが起こらないよう要望を付して賛成する」との賛成討論がありました。
討論を終結し、採決を行ったところ、賛成多数で、議第1号中、当委員会に所管する事項は可決すべきものと決しました。
以上、
総務常任委員会に付託された案件の審査の経過と結果の御報告といたします。
○議長(
足立孝夫君)
民生常任委員長 岩田紀正君。
(
民生常任委員長 岩田紀正君登壇)
◆
民生常任委員長(
岩田紀正君)
今期定例会において、
民生常任委員会に審査の付託を受けました各案件について、去る6月24日、
委員全員と
関係理事者の出席を得て審査を行いましたので、その経過と結果について御報告いたします。
初めに、専第2号を議題とし、提出者の説明の後、委員の質疑、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で専第2号は原案のとおり承認すべきものと決しました。
続いて、専第3号を議題とし、提出者の説明の後、委員の質疑を許したところ、「この改正によって
介護保険料が減額となる方はどれぐらいの人数を見込んでいるのか」との質疑に、「約1万人を見込んでいる」との答弁。
「第1号被保険者の何%に当たるのか」との質疑に、「約25%である」との答弁。
質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で専第3号は原案のとおり承認すべきものと決しました。
続いて、議第5号を議題とし、提出者の説明の後、委員の質疑、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で議第5号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第6号を議題とし、提出者の説明の後、委員の質疑を許したところ、「
経過措置期間を5年から10年に延ばす背景は」との質疑に、「当初、国は5年間の猶予期間を設け、3歳以上児を預ける幼稚園、保育所等の認可施設との連携確保を見込んでいたが、全国的に進んでいない状況であるため、国が地方からの提案を受け、省令改正を行ったところである」との答弁。
質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で議第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第1号中、当委員会に所管する事項を議題とし、提出者の説明の後、委員の質疑を許したところ、「
母子保健情報連携システムについて、自治体間の
情報連携はどのような場合に行われるのか」との質疑に、「転入時における転出元と転入先との
情報連携をするときである」との答弁。
「具体的にどのような情報がやりとりされるのか」との質疑に、「4カ月健診、1歳6カ月健診、3歳児健診等における身長・体重などの発育状況や身体的な発育状況などである」との答弁。
「このシステムが改修される前後で、連携の仕方や内容はどう変わるのか」との質疑に、「従来、転入届を出されるときや健診時に母子手帳を見せていただいて、その内容を確認して情報を得ていた。今後も母子手帳を見せていただくか、国で統一されたデータを全国的に入力し
情報連携することで、より正しい、より多いデータの連携ができるということになる」との答弁。
質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で議第1号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第2号を議題とし、提出者の説明の後、委員の質疑を許したところ、若干の質疑がありました。
質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で議第2号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、
民生常任委員会に付託された案件の審査の経過と結果についての御報告といたします。
○議長(
足立孝夫君)
経済教育常任委員長 坂澤博光君。
(
経済教育常任委員長 坂澤博光君登壇)
◆
経済教育常任委員長(
坂澤博光君)
今期定例会において、
経済教育常任委員会に審査の付託を受けました各案件について、去る6月24日、
委員全員と
関係理事者の出席を得て審査を行いましたので、その経過と結果について御報告いたします。
初めに、議第7号を議題とし、提出者の説明の後、委員の質疑を許したところ、「
条例改正の理由は何か」との質疑に、「特に都市部においては支援員の不足が近年叫ばれていたので、国で対応したものと考えられる」との答弁がありました。
質疑を終結し、討論を許したところ、「
放課後児童支援員認定資格研修の講義内容には大きなばらつきがあることが受講者の
アンケート調査から明らかになりました。一定の水準が担保されていない現状で、
研修実施者を指定都市の長にまで広げることは、質的向上が保障されないおそれがあるので、規制を緩和すべきではありません。よって、この
条例改正に反対します」との
反対討論。
討論を終結し、採決を行ったところ、賛成多数で議第7号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第10号を議題とし、提出者の説明の後、委員の質疑を許したところ、若干の質疑がありましたので、その主なものを報告します。
「伊木の森再整備(
広場造成ほか)の工事概要は」との質疑に、「広場の
施設撤去工、広場の整備工、休憩棟の改修工、給水・汚水、電気の設備工があり、今年度中に整備を終える予定」との答弁。
「通常の
一般競争入札で行った理由は何か」との質疑に、「今回は工期の関係もあり、
総合評価方式ではさらに時間がかかるため、通常の
一般競争入札をした」との答弁。
「高い落札率について、どのように検討されたのか」との質疑に、「
一般競争入札で、条件つきではあるが、公募型、そして予定価格は事後公表としているので、そういった点が
談合防止策になっていると考えている」との答弁がありました。
質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決を行ったところ、
賛成全員で、議第10号は原案のとおり同意すべきものと決しました。
以上で、
今期定例会において、
経済教育常任委員会に審査の付託を受けた各案件の審査の経過と結果についての報告を終わります。
○議長(
足立孝夫君)
建設水道常任委員長 瀬川利生君。
(
建設水道常任委員長 瀬川利生君登壇)
◆
建設水道常任委員長(
瀬川利生君)
今期定例会におきまして、
建設水道常任委員会に審査の付託を受けました各案件につきまして、去る6月25日、
関係理事者と委員の出席のもと、審査を行いました。その経過と結果につきまして、主なものを御報告いたします。
初めに、議第8号を議題とし、提出者の説明の後、質疑を許しましたところ、「工事内容については」との質疑に、「既に実施済みのA・B・C棟と同様に大きな窓がある開口部に
耐震補強フレームを設置し、エレベーターを2基設置する」との答弁。
「コの字型になっているが、
耐震補強として問題ないのか」との質疑に、「D・E・F棟は1つの建物のようにつながっているが、実際は構造上別の棟となっており、地震などで揺れても問題がない旨検証がされている」との答弁。
質疑を終了し、討論を許しましたところ、討論はなく、採決を行い、
賛成全員にて議第8号は原案のとおり同意すべきものと決しました。
続いて、議第9号を議題とし、提出者の説明の後、質疑、討論を許しましたところ、ともになく、採決を行い、
賛成全員にて議第9号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第1号中、当委員会に所管する事項を議題とし、提出者の説明の後、質疑を許しましたところ、「予定していた公園の整備はどれぐらいふえるのか」との質疑に、「
宝積寺東公園と三ツ池第1公園、山後公園の3公園ふえ、18公園になる」との答弁。
質疑を終了し、討論を許したところ、討論はなく、採決を行ったところ、
賛成全員で議第1号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、請願第1号を議題とし、
代表紹介議員の補足説明の後、質疑を許したところ、幾つかの質疑があり、その主なものを御報告いたします。
「既に実施した説明会はどれぐらいあるか」との質疑に、「道路の説明会は2月5日に2部構成で実施し、1部は道路が通る各務西組第1自治会、山の前自治会、2部は土地や建物の権利者に対して実施した。
地区計画の説明は2月26日に各務西組第1及び第2、山の前、中央町の自治会と地権者に対して実施した。
土地開発公社は、昨年の7月6日に
地元自治会と地権者を対象に、11月30日に地権者を対象に、また中央町の自治会からの要望により、
自治会役員を対象に別途説明が行われたと聞いている」との答弁。
「具体的にどのような説明をしたのか」との質疑に、「公社の説明会では、各務山全体の
土地利用構想や
基本計画、そして地図を示して区画道路や調整池の配置とスケジュールの提示を行ったと聞いている。道路の説明では新設道路のルートを示しており、得られるであろう整備効果を説明した。また、
スポーツ広場通りとの交差点については、安全確保の観点から信号機を設置すること、3方向に横断歩道を設置する方向で
公安委員会と協議する。あわせて
通学路マップに新しい道路のルートを落とし込んで危険箇所を抽出し、横断歩道や防護柵を設置することで安全な待ち場を確保、あるいは安全な歩道を確保する安全対策を行っていく方針であることを説明した。
地区計画の説明会では、
地区計画の制度と各務山地区の
地区計画の案及び今後のスケジュールについて説明した」との答弁。
「参加者の意見はどのようなものがあったか」との質疑に、「公社の説明会では、工業団地としての競争力や採算性、セールスポイントなどについて、また中央中学校に隣接して工業団地ができることへの影響など、特に緑地帯について質問や意見をいただいた。
地区計画の説明会では、中学校の騒音による学習環境や雨水排水、調整池の規模や配置などの質問が出た。騒音については、緩衝緑地を15メートル設け、企業を選定する際には、騒音や振動も考慮して審査する。雨水は一旦調整池にためて小さい放流口から徐々に放流をする。その調整池はゲリラ豪雨にも対応できるような降雨強度に基づいて大きさを決める。そのほかにも各務西組第1自治会長から、ようやく今回の各務山造成事業が実施に向けて動き出して評価したいとの声をいただいた。道路の説明会では、中央町の自治会を呼ばなかった理由はなぜかという意見に対し、必要があれば別途説明会を開催するとお話しした。スポーツ広場の前を通るお子さんの心配をしている声もあり、信号や横断歩道を設置したいと考えているが、この判断は
公安委員会にあり、整備されるように協議していくことを話した」との答弁。
「中央小・中央中学校からの要望をどのように聞いたのか」との質疑に、「小学校については、平成30年9月に事業説明を行い、通学路に関する安全対策の問題や要望について、可能な限り取り入れていく計画で進めている。最近の意見交換では、通過交通の車両がこの新しい道路に転換することになれば、学校前の道路は、交通量が減って安全につながることが期待されるという意見もいただいている」との答弁。
「広報紙への掲載についてどのように考えているか」との質疑に、「今回のような事業においては、生活への影響が及ぶであろう周辺住民の方、利害関係にある権利者の方へ説明していくことが有効と考えており、今のところ広報紙で全ての市民にひとしく意見を聞くものではないと考える。事業が完成して、でき上がった旨を広く市民に周知するようなときに、必要があれば広報紙の活用も検討したい」との答弁。
「小・中学校や自治会から再度説明会をしてほしいという要望があった場合は、どのように対応するか」との質疑に、「
地元自治会や周辺地権者、学校などの関係者から要請があれば説明会を開催する。個人的な意見や要望についても、今までどおり各担当者窓口で対応する」との答弁。
質疑を終結し、討論を許したところ、「
各務山土地造成事業及び市道各378号線事業について、住民説明会をこれまでに公社分を含め計5回開催し、中央小・中学校に事業説明を行っている。現時点では、事業に当たって生活に影響が及ぶ周辺住民や、地権者などに対して説明会の実施が妥当であると思う。また、事業が完成した折には、広報紙などを利用して市民に広く周知することも検討していることが確認できた。今後も地元住民の方、小・中学校の保護者に対し、希望に応じて
地元自治会、学校単位に対応していくなど、説明を求める声にしっかりと応える姿勢がうかがえる。
各務山土地造成事業及び市道各378号線事業を計画段階で広報紙などで市民に情報提供し、意見徴収を求める必要はないと判断し、不採択」とする
反対討論と、「6月議会一般質問では、この道路説明会で道路は必要ないという意見はなかったや、市としては、合意形成を図ることができていると判断したと答弁しているのには驚いた。市民の声に寄り添わない市の姿勢は残念。
各務山土地造成事業についてもさまざまな疑問が出されており、市民が直接市役所を訪れて疑問に答えてほしいという声を上げている。あさけんポストにも各務山工業団地建設について、わかりやすく説明してくださいという投稿が寄せられている。今回の請願には、各務山周辺を含む540名以上の方がこの請願に賛同して署名をした。もしこのまま説明会を行われず、広報紙にも掲載されずにこの事業を進められるようなことがあれば、議会に対する信頼や市長に対する信頼は落ちる。市民説明会を開催し、この事業に対して市民の同意を得る努力をすることを強く望み、請願に賛成する」と賛成討論。
「この市道各378号線が完成すれば、私たち議員や中央町の方からの要望であった市道各378号線を学校方向に接続せず、緑地帯で分断するわけであり、市道各378号線から直接中央小・中学校前並びに中央町に車は流入できない。このことを小学校、中学校の校長と教頭とお話をさせていただき、新しい道路と学校が分断されれば、現在よりも通過交通が減少して、より安全になるというお話をいただいた。両学校ともに説明を行い、要望もいただき、安全確保を行っていくとのことであり、中央小・中学校や
地元自治会から再び説明会の要望があればそれに応じるとのことである。市の事業に対しては、今回4人もの紹介議員がついているので、紹介議員には、市民と行政とのパイプ役として、本事業に対して住民からの要望をしっかりと聞き取り、行政に対して要望活動を行うことを望み、答弁にもあったように、
地元自治会や地権者に対して説明会を実施し、多くの要望を聞き取っていくことを確認でき、説明会の対象も適正であると判断し、不採択」とする
反対討論がありました。
討論を終結し、採決を行ったところ、賛成少数、念のために不採択に賛成の採択を行ったところ、不採択に賛成多数となり、請願第1号は不採択すべきものと決しました。
以上で、
建設水道常任委員会に審査の付託を受けました各案件の審査の経過と結果の御報告といたします。
○議長(
足立孝夫君) 以上で委員長の報告は終わりました。
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○議長(
足立孝夫君) これより各委員長報告に対し、質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」との声あり)
○議長(
足立孝夫君) これをもって質疑を終結いたします。
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○議長(
足立孝夫君) 討論の発言通告書は、本日、午前10時50分までに御提出ください。
これより午前10時55分まで休憩いたします。
(休憩) 午前10時42分
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(再開) 午前10時53分
○議長(
足立孝夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(
足立孝夫君) これより討論を行います。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
8番 永冶明子君。
(8番 永冶明子君登壇)
◆8番(永冶明子君) 日本共産党各務原市議団、永冶明子です。
ただいまの委員長報告に対し、日本共産党市議団を代表して討論をいたします。
今議会に提出された専第2号、専第3号、議第2号、議第5号には、ことし10月からの消費税増税を財源とする介護保険の低所得者対策、住宅ローン減税の控除期間の延長、自動車税の恒久減税及び環境性能割の新設等、消費税増税に伴う景気対策が含まれています。消費税増税を財源に求めることは問題です。しかし、住民にとっては、増税に伴っての必要な措置であり賛成をいたします。
このような景気悪化の中で大増税を強行したら、日本の経済も国民の暮らしもどん底になってしまいます。日本共産党は消費税に頼らない別の道を示しています。
1つ目に、大企業に中小企業並みの法人課税をすること、2つ目に、大株主優遇をただして最高税率を上げること、3つ目に、米軍への思いやり予算など廃止をすること。こうした政策の切りかえで7.5兆円の財源が生み出せます。この3つのプランで消費税3%減税と同規模の経済効果を生み出せます。消費税10%増税の中止を強く求めます。
議第1号 令和元
年度各務原市
一般会計補正予算(第1号)についてです。
諸支出金の基金費として
学校施設整備基金に積み立てられる5801万5000円についてです。
これは、下水道事業繰越金や職員給与費など、目的外に流用していたことが市民の方からの指摘で判明をし、今回の補正予算に改めて計上し修正をしたものです。
都市計画税は、地方税法第702条、市町村は
都市計画法に基づいて行う
都市計画事業、または都市計画整理法に基づいて行う都市区画事業に要する費用に充てるため、当該土地、または家屋の所有者に
都市計画税を課すことができるとしており、裏を返せば、使途について限定していると解釈できることから、地方税法第702条を逸脱していることは明らかであり、市として事務的誤りがあったと認めています。このことは市民に対してきちんと謝罪をすべきです。それがなかったことは残念です。さらに、今回の補正予算に
都市計画税であることをきちんと明記をするべきです。市は財務処理に誤りがあったことを認め、再発防止には1つ1つ丁寧に適正に処理をするとの答弁がありましたので、この補正に賛成をいたします。
衛生費の母子保健費について、乳幼児健診等の母子保健情報のマイナンバー制度を活用した市町村間連携及びマイナポータルによる自己の健康情報の閲覧開始に伴い、母子保健
情報連携のシステム改修を行うものです。
マイナンバー制度は、個人情報、人権、プライバシーにかかわるもので、これらは厳しく保護されるべきものであり、制度の事務手続上の利便性などが優先されるべきではありません。行政が持っている個人情報を自治体間の事務連携のために全国的な規模で入力展開します。マイナンバーによって個人の生活実態、内容を国がひもつきにして管理ができることにつながり、人権侵害であり、マイナンバー制度そのものに反対です。
議第6号 各務原市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてです。
子ども・子育て支援新制度で、ゼロ歳から2歳児の保育の受け皿として地域型保育事業の
家庭的保育事業等の連携施設の特例を定めるとして無認可施設でも可能になることや、自園調理ができないときは、外部事業者から給食をとってもよいとするなどの期間が5年から10年に延長されました。連携施設の確保に係る適用猶予期間も10年に延長するなど、従うべき基準の緩和をするものです。
ところが、各務原市の
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例には、第3条第2項、市長は最低基準を超えてその設備及び運営を向上させるように勧告することができる。第3項には、市は最低基準を常に向上させるように努めるものとするとうたわれており、最低基準を低下させてはならないと明記されています。
岩手県盛岡市は、保育の質を確保するため国の基準の改正に伴う
条例改正を行わず、現行の条例で規定している基準を引き続き運用することにしています。盛岡市は条例を改正しないことを検討し、広く市民から意見募集を行っています。最低基準を向上させることこそが自治体に課せられた責務であり、保育の質の低下につながりかねない緩和策である
条例改正に反対します。
議第7号 各務原市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてです。
放課後児童支援員は、受講要件を満たすものであって、都道府県知事が実施する研修を修了した者ではなければならないを、今度は「指定都市の長が行う研修を修了した者」を加え、規制を緩和する
条例改正です。
放課後児童支援員認定資格研修は、ガイドラインに基づいて全国一律の研修を課し、放課後児童クラブの水準を全国的に向上させることが目的です。しかし、実際に行われている認定資格研修は大きなばらつきがあります。中には、本来の児童健全育成・学童保育事業をよく理解していない講師による講義内容があるなどが明らかになりました。
日本学童保育学会は、
放課後児童支援員認定資格研修の質的向上に関する意見書を上げています。今でも一定水準が担保されていない現状があるのに、さらに指定都市の長にまで広げることは、質的向上が保障されないおそれがあり、規制緩和をするべきではありません。よって、規制緩和に反対し、
条例改正に反対をします。
続いて、請願第1号
各務山土地造成事業と市道各378号線の説明会及び意見聴取を求める請願について、ただいまの請願を不採択とした委員長報告に対し、反対の立場で討論をいたします。
500名以上の署名を付して、本事業を進めている市並びに
土地開発公社に対し、事業を知って地域の今後をみんなで考えるため丁寧な説明や情報公開、意見聴取を引き続き求める請願です。市は住民の要求に応え、何度でも説明会を開催すべきです。市民の十分な理解を得ないまま進める大型公共事業に納得されていないことから、請願が出されているのです。
市は、住民には理解いただいているという認識ですけれども、こうした請願が出されるということは、そうではないということをあらわしています。請願にある市広報紙等で市民に情報提供することについては、市は、広報紙への情報提供や意見募集は行わないとしていることから、この部分については否定をしています。しかし、一方で生活への影響が及ぶ周辺住民や利害関係のある地権者に対して説明会を実施し、丁寧な説明を行うとともに、御意見、御要望をお聞きし、合意形成を得ることが重要と述べています。
さらに、市は、
地元自治会からの再度の開催要請や周辺地権者や自治会、学校などの関係者から要請があれば、説明会を開催させていただき対応する。個人的な意見や御要望についても、今までどおり各担当窓口で対応すると言っています。これは、この請願項目そのものであり、請願の全ての採択ではなく部分的な採択は十分にできるものです。こうした市民の要求に応えて市が対応する考えでいるにもかかわらず、この請願を不採択とした委員会は、市の意向とのずれが生じることになります。市民の要望に応え、市の姿勢に沿うならば、この請願は採択すべきものです。不採択とした委員長報告に反対をします。
なお、市道各378号線について、私たち日本共産党市議団は、かねてから南北の幹線道路を要求される住民の声に応えるべきとして、当初、道路事業に賛成しましたが、その後、工業団地のためにつくられる市道であって、通学路との兼ね合いからも、生活道路としての危険リスクも高く、工業団地造成事業と一体のものであることから反対をしました。このことを申し添えておきます。
討論は以上です。
○議長(
足立孝夫君) 4番 塚原甫君。
(4番 塚原甫君登壇)
◆4番(塚原甫君) 政和クラブ、塚原です。
今期定例会において、委員会に付託されました各議案に対し、政和クラブを代表して、委員長報告に賛成の立場で討論いたします。
まず初めに、議第1号 令和元
年度各務原市
一般会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ8962万7000円を加えるものであり、基金費5801万5000円は、平成29年度の
下水道事業特別会計繰出金において、財源充当の際に事務的な誤りがあったため、その誤りをケアすべく、
学校施設整備基金へ積み立てるものであります。今回の補正は、間違ったものを正しくするための措置であり、再発防止に努めるといった対策も講じられるとのことであり、その他の内容についても、道路改良事業や公園整備事業など、いずれも必要な予算であり賛成します。
また、議第8号、10号は、雄飛ケ丘第2住宅に係る
耐震補強等工事、伊木の森再整備工事に関する
工事請負契約、議第11号は、
水槽付消防ポンプ自動車及び
消防ポンプ自動車に係る財産の取得でありますが、1.
一般競争入札であること、2.予定価格は事後公表であることなど、必要な対策が講じられていると考え、賛成します。
請願第1号については、各務山の土地開発事業に関し、住民や小・中学校の保護者に対し、説明会を開催するように求めるなどの内容でありますが、さきの
建設水道常任委員会において、1.これまで
土地開発公社を含め、計5回の説明を行っていること、2.中央小学校及び中央中学校に事業説明を行っていること、3.事業が完成した折には、広報紙などを使用して市民に広く周知することを検討していることが確認できました。
また、開発の際は適切に指導を行い、学習環境、通学への配慮を行うなど、道路が新たにできることで、中央小学校・中央中学校の通学路は現行より安全性が高まること、調整池の設置により、下流の排水路に現状以上の負担がかからないこと、今後も地元住民、学校の保護者に対し、希望に応じて適切に説明を行っていくことが確認できましたので、不採択とすることに賛成します。
その他の議案についても、今後の行政需要に応えるもの、国の法改正に伴い、
条例改正を行うものなどであり、適切な対応と判断し、賛成します。
先日、ある新聞への投書で、一生を終えて後に残るのは、我々が集めたものではなくて我々が与えたものであるという言葉がありました。手元に集めたものはみずからの死とともに消えてなくなるでしょう。でも、与えたものはそうではない。両親から受け取った有形・無形の施しをみずからの肥やしにするだけでなく、たすきリレーのように次の世代に伝えていく。これこそ自分が生を受けた意味なのかもしれない。自分のしがない人生は、何百年と続く人類の営みのほんの一瞬です。残したいものは何なのか、考えながら子どもと接する日々ですという言葉です。
我々の役割は何なのでしょうか。我々が先人からこれまで受けた施しを子や孫の世代に伝え、さらに顔を見ることもかなわないその次の世代に残していくべきものは何なのか、常に悩み考え抜き、行動することが、その職責を果たすことになるのかもしれません。
私は説明会をやるやらない、信号機がつくつかない、言った言わないの話に明け暮れるのではなく、住民が求めていることの本質は何なのか、例えば信号機がつくためにはどのような努力をすべきなのか、市民の思いを形にするための方法を考え出していくことこそが議員の職務と考えると同時に、そんな議員に私はなっていきたいと思います。人口減少社会に突入した今、いかに本市の魅力を向上させ、また発信して多くの人を呼び込み、まちとしての活力を生み出していくのかが重要であります。
我々政和クラブは、これから待ち受けるさまざまな課題、これは学校規模適正化や人口減少などでございますが、これらに対して、大衆迎合に陥ることなく、真正面から向き合い、最大会派としての誇りと責任を自覚し、市民に寄り添いながら最良の判断をしていくことを申し上げて賛成討論といたします。
○議長(
足立孝夫君) 1番 古川明美君。
(1番 古川明美君登壇)
◆1番(古川明美君) 市民派・チームみらいを代表し、ただいまの委員長報告に反対の立場で討論いたします。
請願第1号
各務山土地造成事業と市道各378号線の説明会及び意見聴取を求める請願を不採択とした委員長報告に反対いたします。
この請願では、説明会及び意見聴取を求めています。6月25日、
建設水道常任委員会で審議がありました。執行部からは、今までの説明会は、生活への影響が及ぶ周辺住人と利害関係のある地権者を優先して行ってきたと説明されました。さらに説明会では、事業そのものへの大きな反対意見はなく、おおむね計画に御理解をいただいているという市の認識も報告されました。今後、
地元自治会や周辺地権者、学校等の関係者から説明会の要請があった場合は、説明会を開催し、対応しますというお答えもいただきました。
委員会の審議に対し、3点の疑問があります。
1点目は、生活への影響が及ぶ方とは誰のことなのか。それを決めるのは誰なのか。市道各378号線は、子どもたちの通学に影響を与えるおそれのある道路です。ところが多くの保護者はもちろん、PTA会長及び本部役員の中にも詳細を知らない現状があると思います。先日の委員会終了後、その疑問に対し、執行部に確認をすると、学校への説明は済んでいます。PTAへの説明は学校から行うもので、行政としてはそこまでは考えていないと言われました。
事業計画を決める前に市民に広く情報を伝え、子どもたちの安全や教育環境をしっかり守り、地域に気持ちよく受け入れられる工業団地や道路を計画することが大切だと考えます。通学路の影響のある道路ができること、中学に隣接して工業団地ができることを、教育委員会と協力して、少なくとも保護者に事前に説明するべきではないでしょうか。影響が及ぶ周辺住民には、地域の未来を担う子どもたちも当然含まれています。事故が起こってからでは遅いのです。その配慮が欠けていると思います。
2点目は、事業そのものへの大きな反対意見はなく、おおむね計画に御理解をいただいている認識の報告です。
私は昨年の7月6日、ことしの2月5日に行われた説明会の会場に参加しておりましたが、一般的に工業誘致は低迷しているのではありませんかと事業の見通しに厳しい意見もありました。また、こんな危ない道路をつくっていいのですか。工業団地のための道路ではありませんかなど、子どもたちの安全を本当に守れるのかと、声を荒げて心配する保護者の方もいらっしゃいました。それは、この議場にいらっしゃるほかの議員さんもお聞きになっていたと思います。
平日の夜の開催にもかかわらず多くの市民が集まってくださり、勇気を持って厳しい意見を訴えてくださったことがまるでなかったかのように、おおむね御理解をいただいていると、行政側の都合のいい解釈を報告されてしまっては、行政の信用を失ってしまいます。そのような報告をもとにして、行政も議会も正しい判断ができるはずもありません。
3点目です。市は要請があれば説明会を開催するとおっしゃいました。そうであるのなら、540人の請願があったのですから、説明会を行えばいいのではないかという疑問と、説明会、意見聴取を求める請願がなぜ提出されたのか、請願者の気持ちを図る視点が感じられないということです。説明会の呼びかけがあったのは、一部の地域の一部の住民に限られています。生活に影響があるかもしれないのに、まだ知らない方がまだまだ多いことも事実です。これが問題だと思うからこそ、請願という形で市民が意思表示をしているのです。
各務原市に工業団地ができること、市道各378号線ができることには、賛成・反対、両方の方がいます。それぞれの立場があり、考え方も違います。だからこそ意見を交わし、合意形成を図る場が必要です。後で執行部とお話をしたときに、説明会は現在の自治会長やPTA会長など代表的な立場の人が中心となり、ある程度の人が集まれば行うと伺いました。説明会を開催するためには一定の肩書のある方の存在が必要なことなど、ハードルの高さを感じました。
請願を出すまでには、それぞれの葛藤や思いがあります。市も議員もあらゆることを見通すことはできません。時には間違えることもあります。それを補ってくれるのが市民一人一人であり、今回の請願です。540人の声に思いをはせる各務原市であってほしいと思います。
今回の事業は、広報紙で全ての市民にひとしく意見を聞くものではなく、事業が完成してでき上がった旨を、広く市民に周知することが有効な手段と市は認識していると説明されましたが、決まってから伝えればいいという上から目線の姿勢は問題です。ここには、市民との協働という視点が欠けていると強く申し上げたいと思います。工業団地と市道の合計で約37億円もの大きな費用を投入しての事業です。主権者である市民が、自分の生活に影響が及ぶかもしれないことを決めるときに、当たり前に参画ができるまちでありたい。説明会を開催してほしい、意見を届けたい、この請願がかなわない各務原市でいいのでしょうか。
最後に、議員の役割は力の弱い立場の方の声に寄り添い、行政とのかけ橋になることであると思うと申し上げ、反対の討論といたします。
(「議長、議事進行」との声あり)
○議長(
足立孝夫君) 19番 吉岡健君。
◆19番(吉岡健君) 申しわけございません。
ただいまの討論が、委員会の運営につきまして根幹をなす部分ですので、ちょっと状況を確認いただきたいなというふうに思います。
まず委員会の後で担当者に聞いたら、PTAへの説明は学校がする、それからPTA会長や自治会長なり、肩書がなければ説明会を行わないという趣旨の討論がございました。委員会の中では、小まめに要望に対して応えていく、窓口も含めて説明をしていくということを言っておりますが、今の討論の内容であれば、これは違うわけですよね。委員会の根幹を揺るがす話ですので、委員会の後で確認をされた部分につきまして、執行部がそのように本当に言ったのかどうか、そういった部分を確認する必要があると思いますので、議長のほう、采配をよろしくお願いいたします。
○議長(
足立孝夫君) 暫時休憩します。
(休憩) 午前11時20分
───────────────────────────
(再開) 午前11時54分
○議長(
足立孝夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
先ほど正・副議長及び関係者出席のもと、議事進行の内容の確認をいたしました。吉岡議員の御発言は、委員会で行われた審査内容を超える情報に基づく発言があったとのことを御指摘されたものでございます。それにつきましては、古川議員も認められましたので、議長において注意をいたします。
引き続いて討論を行います。
9番 五十川玲子君。
(9番 五十川玲子君登壇)
◆9番(五十川玲子君) 市議会公明党、五十川玲子でございます。
今期定例会に提出されました市長提出議案に対しまして、市議会公明党を代表して各委員長報告に賛成の立場で討論させていただきます。
初めに、専第1号は、平成30年度
一般会計補正予算(第8号)を定めたもので、歳入歳出予算の補正額は7億円を追加し、補正後の予算額を481億1508万5000円としています。歳入では、地方交付税の確定により3億2007万6000円、市債の減債12億739万6000円等の確定により計上されています。
一方、歳出では、財政調整基金積立金4億4252万8000円、
学校施設整備基金積立金2億5747万2000円などが計上されています。地方債の補正は、事業費の確定等に伴う起債額の確定により、学習等供用施設整備事業債ほか16件の変更したもので承認いたします。
次に、議第1号は、
令和元年度各
一般会計補正予算(第1号)を定めようとするもので、歳入歳出予算にそれぞれ8962万7000円を追加し、補正後の予算総額を489億6962万7000円としています。歳入では、国庫支出金992万6000円の減額、繰越金545万3000円、市債9110万円が計上されています。
一方、歳出は、地方道路整備事業費(防衛省)公園整備事業費1768万円は、当初見込み額を超える防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金の内示に伴い、市道蘇北390号線外2道路の改良の道路拡幅が延長されています。また、当初見込み額を超える社会資本整備総合交付金の交付内定により、公園施設の長寿命化を図るため18公園が整備されることになり、より安全が確保されることから賛成いたします。
洪水浸水想定区域の指定に伴う避難所適正調査事業544万2000円は、近年の豪雨災害が多発する中、本市の想定区域の指定、緊急避難所及び指定避難所の適正調査を行うもので賛成いたします。
学校施設整備基金積立金5801万5000円は、学校施設の老朽化、また今後の少子化に備え、円滑な学校施設の運営ができるための積立金であることから賛成をいたします。
また、地方債の補正につきましては、起債メニューの変更などにより、し尿処理施設整備事業債のほか1件を変更するものです。行政事業を適正に対応するためのものであり、賛成いたします。
議第2号は、
令和元年度
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めようとするもので、消費税率引き上げに合わせ、介護報酬が改定されることによるシステム改修に伴い、歳入歳出予算にそれぞれ73万5000円を追加し、補正後の予算総額を109億2241万7000円とするものであり賛成いたします。
次に、請願第1号に不採択の立場で討論いたします。
各務山土地造成事業と市道各378号線の建設について、このたびの
建設水道常任委員会でも詳細の説明がございました。現在の各務西町から南方の県道江南関線に向かう場合に、中央中・中央小学校の校門前及び中央町団地を通過する車両も多く、児童生徒、住民の方々の安全が少なからず脅かされている状況ですが、市道各378号線ができることで通過車両が減少し、安全な方向に進むと考えられます。また、市道各378号線は、通学路と接続する場所もあることを踏まえ、両学校ともに説明を行い、要望もいただき、安全確保を行っていくとのことです。
また、これまで
地元自治会や地権者などに対しては説明を行い、多くの要望を聞き取っていることが確認できました。最近起きているブレーキとアクセルの踏み間違えによる事故、また5月8日に起きた大津市県道交差点での保育園児らの列に突っ込み、16人が死傷した事故を受け、どこよりも早く反応し、横断歩道がある交差点など、安全対策が必要な箇所に防護柵を設置する指示をされた市の対応を見ても、到底通学路の危険性を考えないわけがなく、生命を守る対策には、神経をとがらせ対応していく姿勢がうかがえます。
以上の点を踏まえ、請願第1号
各務山土地造成事業と市道各378号線の説明会及び意見聴取を求める請願に対し、不採択として委員長報告に賛成いたします。そのほかの議案におきましても、今後の各務原市政運営において、必要かつ適切な措置を講ずるものと判断して賛成といたします。
以上、市議会公明党を代表としての賛成討論とさせていただきます。
○議長(
足立孝夫君) これをもって討論を終結いたします。
───────────────────────────
○議長(
足立孝夫君) これより採決を行います。
最初に、専第1号から専第3号までの3案件について、委員長報告は原案のとおり承認であります。
おはかりをいたします。専第1号から専第3号までの3案件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
足立孝夫君) 起立全員であります。よって、専第1号から専第3号までの3案件は委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────────
○議長(
足立孝夫君) 続いて、議第1号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。
おはかりいたします。議第1号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
足立孝夫君) 起立多数であります。よって、議第1号は委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────────
○議長(
足立孝夫君) 続いて、議第2号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。
おはかりいたします。議第2号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
足立孝夫君) 起立全員であります。よって、議第2号は委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────────
○議長(
足立孝夫君) 続いて、議第3号から議第5号までの3案件について、委員長報告は原案のとおり可決であります。
おはかりいたします。議第3号から議第5号までの3案件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
足立孝夫君) 起立全員であります。よって、議第3号から議第5号までの3案件は委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────────
○議長(
足立孝夫君) 続いて、議第6号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。
おはかりいたします。議第6号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
足立孝夫君) 起立多数であります。よって、議第6号は委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────────
○議長(
足立孝夫君) 続いて、議第7号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。
おはかりいたします。議第7号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
足立孝夫君) 起立多数であります。よって、議第7号は委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────────
○議長(
足立孝夫君) 続いて、議第8号について、委員長報告は原案のとおり同意であります。
おはかりいたします。議第8号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
足立孝夫君) 起立全員であります。よって、議第8号は委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────────
○議長(
足立孝夫君) 続いて、議第9号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。
おはかりいたします。議第9号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
足立孝夫君) 起立全員であります。よって、議第9号は委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────────
○議長(
足立孝夫君) 続いて、議第10号について、委員長報告は原案のとおり同意であります。
おはかりいたします。議第10号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
足立孝夫君) 起立全員であります。よって、議第10号は委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────────
○議長(
足立孝夫君) 続いて、議第11号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。
おはかりいたします。議第11号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
足立孝夫君) 起立全員であります。よって、議第11号は委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────────
○議長(
足立孝夫君) 続いて、請願第1号について、委員長報告は不採択であります。
おはかりいたします。請願第1号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
足立孝夫君) 起立多数であります。よって、請願第1号は委員長報告のとおり決しました。
───────────────────────────
△1、発言の申し出(市長 浅野健司君)
○議長(
足立孝夫君) 市長 浅野健司君から発言の申し出がありますので、この際、特に発言を許します。
市長 浅野健司君。
(市長 浅野健司君登壇)
◎市長(浅野健司君) 議長に発言のお許しをいただきましたので、来月7月6日と7日にマレーシア、クアラルンプールで開催されますアジアホッケー連盟の役員会議等への参加及びトップセールスの実施について御報告させていただきます。
議員各位には既に御案内のとおり、従前より本市は「ホッケー王国かかみがはら」を目指し、さまざまな世代に対するホッケー競技の普及、世界で活躍できる選手の育成並びに国際大会の誘致等を推進しているところであります。
今回の渡航は、アジアホッケー連盟からの招待を受け、それに応じる形で渡航するものであり、現地では同連盟の幹部役員らとの面談及び意見交換を行う予定であります。また、今回の渡航中にマレーシア国王であり、アジアホッケー連盟の前会長であられますアル・サルダン・アブドゥラ・アハマド・サー氏への謁見の機会が設けられると聞いております。
これらの機会を活用し、マレーシア国王やアジアホッケー連盟の役員各位に対し、本市のホッケーによるまちづくりの取り組みの紹介を初め、2020年に開催される東京オリンピックのホッケー競技会場と同じ仕様の人工芝にリニューアル整備中の川崎重工ホッケースタジアムのPRや今後の国際大会の開催、そして東京オリンピックの事前合宿を初めとしたさまざまな合宿等の誘致を視野に入れたトップセールスを行ってまいりたいと考えております。
私にとりましては、トップセールスは対話の1つであり、さまざまな事案に対して積極的にトップセールスを行うことこそが市の発展や市民の幸せに直結するものと考えており、引き続き全力で取り組んでまいりますことをお約束し、私からの御報告とさせていただきます。
───────────────────────────
△1、閉会
○議長(
足立孝夫君) 以上で、
今期定例会に付議された事件は全て議了いたしました。
本日の会議はこれをもって閉じ、
令和元年第1回各務原市議会定例会を閉会いたします。
(閉会) 午後0時9分
───────────────────────────
(閉会式)
◎
議会事務局長(村井清孝君) 御起立を願います。
ただいまから
令和元年第1回各務原市議会定例会の閉会式を行います。
浅野市長から御挨拶をいただきます。
(市長 浅野健司君登壇)
◎市長(浅野健司君)
令和元年第1回各務原市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
今回上程をいたしました全議案に対し、慎重に御審議をいただき、適切な御議決を賜りましてまことにありがとうございました。執行に当たりましては速やかに、そして丁寧に進めていきたいと思っております。
さて、もう梅雨も入りまして、きのうも雨できょうはちょっとじっとりとした、そういった気候であります。これからしばらくの間はこのような気候が続くということでありますので、議員各位におかれましては健康に十分御留意いただき、この梅雨が明ければ子どもたちにとっても楽しい夏休みが始まります。夏休みには夏休みで、子どもたちの笑顔を皆様方の新たなる活力につなげていただけるよう、皆様方のさらなる御活躍を御祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。
◎
議会事務局長(村井清孝君) 足立議長が御挨拶を申し上げます。
(議長
足立孝夫君登壇)
○議長(
足立孝夫君)
令和元年第1回各務原市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。
6月5日より本日までの24日間にわたりまして、予算の補正や条例の改正など、多数の重要議案につきまして適切な御審議を賜りました。その間、円満な議会運営ができましたことは、ひとえに皆様方の御指導・御協力のたまものと深く感謝を申し上げるものでございます。
いよいよ梅雨らしくなってまいりました。蒸し暑い日が続きますが、議員各位におかれましては健康に十分留意され、市政発展のため、ますますの御活躍を御祈念申し上げ、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。御苦労さまでした。
◎
議会事務局長(村井清孝君) これをもちまして閉会式を終わります。
───────────────────────────
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
各務原市議会議長 足 立 孝 夫
各務原市議会議員 水 野 岳 男
各務原市議会議員 黒 田 昌 弘
総務常任委員会審査報告書
本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。
記
┌─────┬───────────────────────────┬───────┐
│事件の番号│ 件 名 │ 審査の結果 │
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│専第 1 号│
専決処分の承認(平成30
年度各務原市
一般会計補正予算(第│原案のとおり │
│ │8号)) │承認すべきもの│
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│議第 1 号│令和元
年度各務原市
一般会計補正予算(第1号) │原案のとおり │
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │可決すべきもの│
│ │ 歳入中 │ │
│ │ 17款 県支出金 │ │
│ │ 20款 繰入金 │ │
│ │ 23款 市債 │ │
│ │ 歳出中 │ │
│ │ 2款 総務費 │ │
│ │ 9款 消防費 │ │
│ │ 13款 諸支出金 │ │
│ │ 第2条 地方債の補正 │ │
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│議第 3 号│各務原市
行政不服審査法施行条例の一部を改正する条例 │原案のとおり │
│ │ │可決すべきもの│
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│議第 4 号│各務原市
火災予防条例の一部を改正する条例 │原案のとおり │
│ │ │可決すべきもの│
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│議第11号│財産の取得(
水槽付消防ポンプ自動車・
消防ポンプ自動車)│原案のとおり │
│ │ │可決すべきもの│
└─────┴───────────────────────────┴───────┘
令和元年6月25日
総務常任委員会委員長 大 竹 大 輔 印
各務原市議会議長 足 立 孝 夫 様
民生常任委員会審査報告書
本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。
記
┌─────┬───────────────────────────┬───────┐
│事件の番号│ 件 名 │ 審査の結果 │
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│専第 2 号│
専決処分の承認(各務原市
税条例等の一部を改正する条例)│原案のとおり │
│ │ │承認すべきもの│
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│専第 3 号│
専決処分の承認(各務原市
介護保険条例の一部を改正する条│原案のとおり │
│ │例) │承認すべきもの│
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│議第 1 号│令和元
年度各務原市
一般会計補正予算(第1号) │原案のとおり │
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │可決すべきもの│
│ │ 歳入中 │ │
│ │ 16款 国庫支出金 │ │
│ │ 2項 国庫補助金中所管分 │ │
│ │ 歳出中 │ │
│ │ 4款 衛生費 │ │
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│議第 2 号│令和元
年度各務原市
介護保険事業特別会計補正予算(第1 │原案のとおり │
│ │号) │可決すべきもの│
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│議第 5 号│各務原市税条例の一部を改正する条例 │原案のとおり │
│ │ │可決すべきもの│
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│議第 6 号│各務原市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定│原案のとおり │
│ │める条例の一部を改正する条例 │可決すべきもの│
└─────┴───────────────────────────┴───────┘
令和元年6月24日
民生常任委員会委員長 岩 田 紀 正 印
各務原市議会議長 足 立 孝 夫 様
経済教育常任委員会審査報告書
本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。
記
┌─────┬───────────────────────────┬───────┐
│事件の番号│ 件 名 │ 審査の結果 │
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│議第 7 号│各務原市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基│原案のとおり │
│ │準を定める条例の一部を改正する条例 │可決すべきもの│
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│議第10号│
工事請負契約の締結(伊木の森再整備(
広場造成他)工事)│原案のとおり │
│ │ │同意すべきもの│
└─────┴───────────────────────────┴───────┘
令和元年6月24日
経済教育常任委員会委員長 坂 澤 博 光 印
各務原市議会議長 足 立 孝 夫 様
建設水道常任委員会審査報告書
本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。
記
┌─────┬───────────────────────────┬───────┐
│事件の番号│ 件 名 │ 審査の結果 │
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│議第 1 号│令和元
年度各務原市
一般会計補正予算(第1号) │原案のとおり │
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │可決すべきもの│
│ │ 歳入中 │ │
│ │ 16款 国庫支出金 │ │
│ │ 2項 国庫補助金中所管分 │ │
│ │ 歳出中 │ │
│ │ 8款 土木費 │ │
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│議第 8 号│
工事請負契約の締結(雄飛ケ丘第2住宅D・E・F棟耐震補│原案のとおり │
│ │強等工事(建築)) │同意すべきもの│
├─────┼───────────────────────────┼───────┤
│議第 9 号│
市道路線の認定(市道鵜1406号線) │原案のとおり │
│ │ │可決すべきもの│
└─────┴───────────────────────────┴───────┘
令和元年6月25日
建設水道常任委員会委員長 瀬 川 利 生 印
各務原市議会議長 足 立 孝 夫 様
建設水道常任委員会請願審査報告書
本委員会に付託された請願は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第134条第1項の規定により報告します。
記
┌───┬─────┬─────────┬──────────┬──────┬───┐
│請 願│受理年月日│ 件 名 │ 請願者の │ 紹介議員 │審 査│
│番 号│ │ │ 住所・氏名 │ │結 果│
├───┼─────┼─────────┼──────────┼──────┼───┤
│請 願│
令和元年 │
各務山土地造成事業│各務原市蘇原中央町2│杉山元則 │不採択│
│第1号│ 5月30日 │と市道各378号線の │−51 │古川明美 │とすべ│
│ │ │説明会及び意見聴取│
各務山土地造成事業を│
波多野こうめ│きもの│
│ │ │を求める請願 │考える住民の会代表 │永冶明子 │ │
│ │ │ │高橋 明丈 ほか │ │ │
│ │ │ │540名 │ │ │
└───┴─────┴─────────┴──────────┴──────┴───┘
令和元年6月25日
建設水道常任委員会委員長
瀬川利生 印
各務原市議会議長
足立孝夫 様...