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平成31年 3月19日建設水道常任委員会-03月19日-01号

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  1. 各務原市議会 2019-03-19
    平成31年 3月19日建設水道常任委員会-03月19日-01号


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    最終取得日: 2021-09-30
    平成31年 3月19日建設水道常任委員会-03月19日-01号平成31年 3月19日建設水道常任委員会               建設水道常任委員会記録                     平成31年3月19日(火曜日)午前9時59分開議                                議事堂第3委員会室 【付託事項】 1.議第26号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例 2.議第27号 各務原市布設工事監督者配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者資格基準に関する条例の一部を改正する条例 3.議第29号 市道路線の認定(市道鵜1405号線) 4.議第30号 市道路線の廃止及び認定(市道各378号線ほか1路線) 5.議第 1号 平成31年度各務原市一般会計予算の所管事項 6.議第 5号 平成31年度各務原市下水道事業特別会計予算 7.議第 6号 平成31年度各務原市水道事業会計予算 【協議事項】 1.議会閉会中の継続調査の申し出について 〇出席委員(6名)                    委員長    瀬 川 利 生  君
                       副委員長   指 宿 真 弓  君                    委 員    黒 田 昌   君                    委 員    杉 山 元 則  君                    委 員    水 野 盛 俊  君                    委 員    川 嶋 一 生  君 〇オブザーバー(1名)                    議 長    足 立 孝 夫  君 〇傍聴議員(17名)                    1 番    古 川 明 美  君                    2 番    水 野 岳 男  君                    4 番    塚 原   甫  君                    5 番    小 島 博 彦  君                    8 番    永 冶 明 子  君                    9 番    五十川 玲 子  君                    10番    大 竹 大 輔  君                    11番    岩 田 紀 正  君                    12番    津 田 忠 孝  君                    14番    仙 石 浅 善  君                    16番    坂 澤 博 光  君                    17番    波多野 こうめ  君                    18番    横 山 富士雄  君                    19番    吉 岡   健  君                    21番    池 戸 一 成  君                    22番    岡 部 秀 夫  君                    24番    川 瀬 勝 秀  君 〇説明のため出席した者の職氏名               市 長         浅 野 健 司  君               副市長         磯 谷   均  君               副市長         小 鍋 泰   君               企画総務部長      鷲 主 英 二  君               法令審査監        野 正 彰  君               企画政策課長      大 矢   貢  君               財政課長        倉 持 庸 二  君               都市建設部長      服 部   隆  君               参与(都市計画課長事務取扱)                           澤 田 信 浩  君               技術調整監       青 木 繁 幸  君               建設管理課長      相 澤   毅  君               用地課長        河 田 俊 司  君               道路課長        中 村 俊 夫  君               河川公園課長      奥 村 仁 志  君               建築指導課長      牧 田 洋 之  君               水道部長        村 瀬   普  君               次長兼水道総務課長   小 島   剛  君               次長兼下水道課長    山 本 卓 哉  君               水道施設課長      野 田 元 司  君               会計管理者       村 井 清 孝  君               監査委員事務局長選挙管理委員会事務局長兼公               平委員会書記長固定資産評価審査委員会書記                           谷 野 好 伸  君 〇職務のため出席した事務局職員               議会事務局長      土 川   孝               総務課長        奥 村 真 里               総務課主幹       前 島 宏 和               課長補佐兼総務係長   富 田 武 徳               主任書記        阿 部 起 也               書 記         横 田 直 也               書 記         河 手 美 季         ─────────────────────────── (開会) 午前9時59分 ○委員長(瀬川利生君) ただいまから建設水道常任委員会を開会いたします。  今期定例会に審査の付託を受けました各案件について、議案付託表に基づき順次審査願います。  発言は、委員長の許可を得て、一問一答形式により順序よく発言願います。  なお、最初に申し上げておきますが、質疑をする際は資料のページを示してから発言ください。また、発言は簡潔明瞭に願います。  初めに、議第26号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎建設管理課長(相澤毅君) では、議第26号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例について説明させていただきます。  市議会定例会議案の34ページから36ページをごらんください。  改正条例案新旧対照表は17ページから21ページとなってございます。  平成30年6月27日に交付された建築基準法の一部を改正する法律により、用途変更興行場等一時使用許可等を行う事務について、当該許可等の審査に係る手数料を定めるものでございます。  施行日は、公布の日または建築基準法の一部を改正する法律の施行の日のいずれか遅い日からとしてございます。  説明は以上でございます。 ○委員長(瀬川利生君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第26号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(瀬川利生君) 挙手全員であります。よって、議第26号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第27号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) それでは、定例会議案の37ページ、それから新旧対照表は22ページをごらんください。  議第27号 各務原市布設工事監督者配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者資格基準に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。  布設工事監督者等の資格要件を改めるため、この条例を定めようとするものでございます。  具体的には2つありまして、1つは平成31年4月1日から新たに専門職大学の制度が創設されることに伴い、資格要件に専門職大学の前期課程において特定の学科目を修めた後、一定の年数以上水道に関する技術上の実務に従事した経験を有する者を加えることと、もう一つは技術士第2次試験の選択科目、水道環境が上水道及び工業用水道に統合されることに伴い、選択科目「水道環境」を削ることです。  この条例は、平成31年4月1日から施行するものでございます。  以上で説明を終わります。 ○委員長(瀬川利生君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。
      (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第27号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(瀬川利生君) 挙手全員であります。よって、議第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第29号並びに議第30号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎建設管理課長(相澤毅君) それでは、議第29号、議第30号について説明させていただきます。  市議会定例会議案の41ページから42ページをごらんください。  まず、議第29号 市道路線の認定につきましては、開発行為により設置され、各務原市に帰属した1路線を市道鵜1405号線として認定しようとするものでございます。  認定する路線の位置及び形状については、42ページの資料のとおりでございます。  次に、議第30号の市道路線の廃止及び認定について説明させていただきます。  市議会定例会議案の43ページから45ページをごらんください。  議第30号 市道路線の廃止及び認定につきましては、市道各378号線道路改良事業に伴い、市道路線の再編成を行うもので、現在の市道各378号線を廃止し、新たに市道各378号線、各546号線として認定しようとするものでございます。  廃止する路線の位置及び形状につきましては44ページを、新たに認定する路線の位置及び形状につきましては、45ページの資料のとおりでございます。  説明は以上でございます。 ○委員長(瀬川利生君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆委員(黒田昌弘君) 今、議第29号は開発行為によって、議第30号は整備する前に認定をしようということですが、これから整備をする道路を市道として認定する効果を教えてください。 ◎道路課長中村俊夫君) 効果といいますと、メリットになってくるかと思うんですが、今後、道路用地を取得する際には、地権者が租税特別措置法第33条の4に規定されます5000万円の控除の適用が受けられますように、市道の認定をすることで区域決定の手続が可能になるということです。以上です。 ◆委員(杉山元則君) 議第30号のほうです。新しく市道各378号線を認定するわけですけれども、その一番南の先端が市道各404号線に接地していないんですけれども、これはどういう意味なんでしょうか。 ◎道路課長中村俊夫君) 今回市道認定を行います終点のほうが市道各400号線に接地しております。既に市道各400号線という路線がこの接地点にございますので、この部分に接地するということになります。以上です。 ◆委員(杉山元則君) 今後市道各378号線を整備していくわけですけれども、今おっしゃいました市道を認定することによって、いろいろメリットがあるんだと。この部分というのは、そのメリットから除外されるということはないんでしょうか。 ◎道路課長中村俊夫君) 既に市道認定になっていない部分のことをおっしゃられていると思うんですけど、ここについてはもう市道認定されていますので、同様の効果が得られるように区域変更という手続を行っていく予定でおります。以上です。 ○委員長(瀬川利生君) そのほかありませんか。   (挙手する者なし) ○委員長(瀬川利生君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。 ◆委員(杉山元則君) 本会議でも申し上げましたけれども、市道各378号線の整備については問題があると考えますので、反対をさせていただきます。 ○委員長(瀬川利生君) そのほかありませんか。 ◆委員(黒田昌弘君) 議第30号 市道路線の廃止及び認定についての賛成討論です。  市道各378号線の起点である各務西町地内の通称おがせ街道から山の前町まで改良するための再編でありますけれども、現在、車などで各務西町から南方へ移動するには中央中学校、また中央小学校の校門前を通り、中央町の団地を抜け、そして江南関線に出なければならなかったわけですけれども、登下校の児童・生徒や中央町の住人の方々の安全を少なからず脅かす状況でありました。この議案が認定され、事業実施されれば、小・中学校の児童・生徒や中央町の方々に交通上の迷惑をかけず、スムーズに南方へ移動できることになり、特に各務西町の住人の皆様からすれば、45年、50年来の念願であった各務山を抜ける道路が実現に向けて動き出すこととなります。今後、補償交渉などあるかと思いますけれども、公共事業に対しての御理解と丁寧な交渉の実施、また交通安全に十分配慮した道路設計公安委員会への要望をお願いし、議第30号に賛成をいたします。 ◆副委員長(指宿真弓君) 議第30号、市道各378号線ほか1路線に関する市道路線の廃止及び認定について、賛成の立場で討論いたします。  同路線は、各務山地区基本構想に基づき、工業団地内を走る南北幹線道路となる市道認定であります。各務山開発については、地元議員より一般質問にて幾度となく提案、提言がされた案件です。約50年の歳月を経て採石が行われた各務山の中央部100ヘクタールのうち、西端エリア15.6ヘクタールの事業化に伴い、初動となる事業がこのアクセス道路です。先日の地区計画説明会でも地元の自治会長さんから50年越しの思いがかなったとの意見もあったように、各務地区住民の方の悲願であったとも聞いております。住民の交通利便性が図られる生活道路として、あるいは災害時緊急物資輸送道路として、完成が期待される岐阜鵜沼線とつながることで、命の道路としての緊急搬送道路、さらには各務原市の新たな活力を生み出す、工業誘致を促すなど、重要かつ有益な道路であります。  今後、着実に整備されることを切望し、賛成討論といたします。 ○委員長(瀬川利生君) そのほかありませんか。   (挙手する者なし) ○委員長(瀬川利生君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  最初に、おはかりいたします。議第29号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(瀬川利生君) 挙手全員であります。よって、議第29号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いておはかりいたします。議第30号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(瀬川利生君) 挙手多数であります。よって、議第30号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第1号中、当委員会に所管する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎建設管理課長(相澤毅君) それでは、議第1号 平成31年度各務原市一般会計予算のうち、都市建設部が所管いたします歳入予算から説明させていただきます。  予算説明書の66、67ページをお願いいたします。  15款使用料及び手数料でございます。  1項使用料、7目土木使用料1億9874万4000円は、道路占用料公営住宅使用料などでございます。  1枚おめくりいただきまして、68、69ページをお願いいたします。  2項手数料、4目土木手数料1198万4000円は、建築確認の申請手数料などでございます。  2枚おめくりいただきまして、72ページ、16款国庫支出金、2項国庫補助金でございます。  さらに1枚おめくりいただきまして、74、75ページ、7目土木費国庫補助金7億8115万8000円は、国土交通省所管社会資本整備総合交付金などでございます。  続いて、3項委託金、1枚おめくりいただきまして、76、77ページになります。  4目土木費委託金246万円は、川島地区内にございます樋管操作に対する国土交通省からの委託金でございます。  78ページをお願いいたします。  17款県支出金でございます。1項県負担金、7目土木費県負担金337万5000円は、地籍調査の負担金でございます。  続いて、2項県補助金、2枚おめくりいただきまして、82、83ページをお願いいたします。  7目土木費県補助金854万8000円は、建築物等耐震化促進事業への補助金などでございます。  次に、3項委託金、6目土木費委託金2146万6000円は、県管理河川の堤防除草などに対する県からの委託金でございます。  続いて、1枚おめくりいただきまして、84、85ページをお願いいたします。  18款財産収入、1項財産運用収入、2目利子及び配当金1億3369万7000円のうち、出資配当金収入として株式会社ぎふ建築住宅センター株主配当金を計上してございます。  続きまして、92、93ページをお願いいたします。  22款諸収入でございます。  6項雑入、5目雑入で、1枚おめくりいただきまして、94、95ページの中段あたり、8節土木費雑入1884万7000円では、国道21号三柿野高架下駐車場収入などを計上してございます。  以上で歳入の説明は終わります。  続きまして、歳出予算について、予算説明書の182、183ページをお願いいたします。  8款土木費は42億4757万4000円で、総額488億8000万円の一般会計予算における構成比は8.7%、前年度当初予算の38億7032万7000円に比べ3億7724万7000円の増、比率では9.7%の増となってございます。財源の内訳につきましては、特定財源として国県支出金が8億7100万7000円、地方債4億5210万円、その他2億2983万円、一般財源は26億9463万7000円となってございます。  それでは、この予算説明書とともに平成31年度各務原市予算の主な事業を参照しながら職員給与費等を除いた経費について説明いたします。  予算説明書は、そのまま182、183ページを、主な事業のほうは27ページをごらんください。  1項土木管理費、1目土木総務費3億3773万円でございます。  予算説明書の右端、事業名、網かけ部分をごらんください。  土木総務費1億1051万4000円は、道路河川法定外公共物、駐輪場などの管理に関する経費、道路照明交通安全施設の管理や整備に関する経費、また地籍調査に関する経費等も計上してございます。  続いて184、185ページをお願いいたします。  2項道路橋梁費、2目道路維持費5億6337万2000円でございます。  こちらは道路維持補修費として、道路舗装側溝補修等の工事、または草刈り等清掃委託道路施設の修繕などに要する経費を計上してございます。  次に、3目道路新設改良費8億9665万6000円でございます。  このうち、まず市単道路改良費2813万5000円でございますが、市単独事業として道路改良を行うものでございます。主な事業である市道那1130号線道路改良事業として、各務原市寄附による道路整備要領に基づき、那加新加納町の狭隘道路拡幅事業を計画してございます。  次に、防衛省調整交付金事業費7436万8000円でございます。  これは、防衛省の特定防衛施設周辺整備調整交付金を財源として実施する事業で、平成31年度は東海学院大学西の市道那28号線、北部幹線と呼ばれる市道蘇北559号線、かかみ・すえ通りの市道各1号線、北清掃センター前の市道各8号線の4つの路線にて交付金充当額に応じて老朽化した舗装の打ちかえ工事を予定してございます。  続いて、地方道路整備事業費(国交省)4億4262万円でございます。  これは、国交省の社会資本整備総合交付金を財源として行う事業で、予算説明書の185ページの右下から187ページの右上にかけて9つの事業が記載してございます。  概要を順に説明いたしますと、道路維持改良費は、道路照明灯の更新や木曽川堤防道路の市道稲517号線、前渡東町の市道稲890号線の老朽化した舗装の打ちかえなど、道路ストックの修繕に要する費用でございます。  市道蘇南53号線道路改良事業費は、六軒駅につながる蘇原中央通りのうち、蘇原沢上町3丁目から1丁目に至る区間において、歩道のバリアフリー化を進める工事でございます。  緊急対策踏切改良事業費は、踏切前後の道路に歩道がある市内4カ所の踏切において、踏切拡幅を行う事業で、蘇原六軒町2丁目のJR三柿野踏切で歩道を新設するための概略設計に係る費用でございます。  1枚おめくりいただきまして、186、187ページをお願いいたします。  市道各378号線道路改良事業費は、各務山土地開発に伴うアクセス路線の確保と市内交通の円滑化に向けた新たな道路を整備するもので、用地取得に要する費用でございます。  日野岩地大野線整備事業費は、市西部の南北軸となる広域幹線道路を整備するもので、道路改良工事などに要する費用でございます。  市道那713号線外1道路改良事業費は、新庁舎建設に伴う安全な進入路を確保するために道路拡幅を行うものでございます。  市道那813号線道路改良事業費は、市役所前のにぎわいを創出するために区画整理事業と連携しながら飛行場通りに歩道を整備する事業で、測量や設計など調査に要する費用でございます。  市道川1号線道路改良事業費は、道幅の狭い区間を拡幅し安全性を高める事業で、用地取得道路改良工事などに要する費用でございます。
     市道蘇北396号線道路改良事業費は、蘇原中学校へ向かう通学路に新たに歩道を整備する事業で、測量設計と用地取得などに要する費用でございます。  次に、地方道路整備事業費(防衛省)2億8303万3000円でございます。  これは、防衛省の防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を財源として行う事業で、2事業を予定してございます。  市道蘇北390号線外2道路改良事業費は、かえで通りと岐阜鵜沼線の交差点からおがせ街道までの道路改良をするもので、用地取得道路改良工事などに要する費用でございます。  市道鵜1087号線道路改良事業費は、鵜沼東町4丁目の通学路に指定されている鳥居之本橋から鵜沼南町通りまでを道路拡幅するもので、債務負担行為により発注済みの橋梁拡幅工事道路改良工事に要する費用でございます。  主な事業のほうは28ページをごらんください。  県道改良費6850万円でございますが、県道岐阜那加線や犬山東町線バイパスなどにおける県施行の道路改良事業に伴う負担金でございます。  続いて、5目橋梁新設改良費2億1103万8000円でございます。  これは、橋梁や歩道橋の長寿命化を図るため、道路法に定められた定期点検を行うとともに、年次計画に基づき補修・耐震工事を実施するもので、平成31年度は76橋の点検と4橋の設計、8橋の耐震補修工事を実施いたします。  次に、3項河川費、1目河川総務費6607万6000円でございます。  このうち、河川管理費3307万5000円につきましては、普通河川の管理に関する経費のほか、木曽川に係る樋管管理業務や上戸排水機場管理業務などに要する経費を計上してございます。  予算説明書を1枚おめくりいただきまして、188、189ページをお願いいたします。  2目河川新設改良費1億1849万6000円でございます。  排水路維持管理費として、排水路のしゅんせつや除草、修繕などの維持管理や那加東亜地区の浸水対策、各務東町工業団地内の調整池工事などに要する経費を計上してございます。  次に、4項都市計画費、1目都市計画総務費1億9988万円でございます。  主な事業は、引き続き28ページをごらんください。  このうち、まず都市計画総務費204万8000円は、都市計画に関する総括的な事務費や都市計画審議会に関する経費を、都市計画調査費736万5000円は、各務原市区域マスタープランの素案作成、各務山地区計画策定、那加福祉センター、勤労会館駐車場の活用方法を検討する業務などに関する経費を計上してございます。  土地対策事務費41万5000円は、国土利用計画法などの適切な運用を図るための事務的経費を計上してございます。  予算説明書を1枚おめくりいただきまして、190、191ページをお願いいたします。  3目街路費5億2274万7000円でございます。  このうち街路管理費3840万6000円については、街路樹の剪定、破損箇所の修繕など、街路管理に必要な経費でございます。  次に、主な事業、29ページになります。  街路整備事業費4億8434万1000円は、都市計画道路の整備に要する費用で、犬山東町線バイパス整備事業費は、各務原市土地開発公社が先行取得した事業用地を買い戻す費用、日野岩地大野線整備事業費は、現在整備中の路線を北に延伸して整備するため、測量と道路橋梁の予備設計に要する費用を計上してございます。  続いて、4目都市下水路費371万3000円です。  下水路管理費として都市下水路や雨水幹線などにおけるしゅんせつや除草などの維持管理のほか、マンホールぶたやフェンスなどの修繕に要する経費を計上してございます。  次に、5目公園費3億5647万4000円でございます。  公園管理費2億167万7000円は、市民公園や学びの森などの維持管理に要する経費、各務原リバーサイド21の指定管理料などでございます。  続いて、公園整備事業費1億470万1000円でございます。  街区公園等整備事業費(補助)では、国交省の補助を受けて桐野公園整備事業に伴う用地の取得と公園施設長寿命化工事を行います。  市民公園リニューアル整備事業費では、市民公園におけるリニューアル整備の基本計画策定業務を行います。  街区公園等整備事業費(単独)では、前渡地区木曽川周辺整備に伴う基本計画修正業務と遊具などの設置工事に要する経費を計上してございます。  子ども広場整備助成費は、自治会にて管理している子ども広場の維持補修費の一部を助成するものでございます。  予算説明書を1枚めくっていただき、192、193ページをお願いいたします。  6目都市開発費1億584万8000円でございます。  このうち、まず都市開発管理費3033万2000円は、鵜沼駅前、新鵜沼駅前の両広場、鵜沼空中歩道などの施設管理に要する経費を、都市開発事業費13万1000円は、まちづくり活動推進事業費として、まちづくりの会の視察研修に係る経費などを計上してございます。  景観形成推進費238万1000円ですが、景観形成計画費として景観審議会などに係る経費を、景観形成助成費として景観形成助成金を計上してございます。  続いて、都市再生整備事業費7300万4000円については、地区ごとの予算額を記載してございます。新加納地区につきましては、浜見町広場整備、市道那422号線道路改良工事などを、新那加駅周辺地区につきましては、市道那468号線道路改良工事などを計上してございます。  次に、7目緑化推進費1882万3000円でございます。  主な事業は30ページをごらんください。  緑のまちづくり推進費として、緑化推進事業では公園を活用した各種イベントを、パークレンジャー活動推進事業では、パークレンジャーの推進を、緑化保全事業費では、市が指定する保存樹木の保全を、緑化推進助成費では、民有地緑化及びブロック塀撤去の助成などを行います。  予算説明書を1枚めくっていただき、194、195ページをお願いいたします。  右上になります。花と緑コンクール事業、道端緑化運動事業、花苗配布事業など、行政と市民が一体となって市民参加の緑のまちづくりを推進いたします。  次に、8目地区計画費3164万5000円でございます。  地区計画事業費として、地区計画道路各務原南19号の測量業務と土地購入費を、同じく南17号と南20号の工事などの費用を計上してございます。  次に、5項住宅費、1目住宅管理費5億5768万3000円でございます。  このうち、まず公営住宅管理費1085万5000円は、市営住宅3団地の維持管理に要する経費でございます。  公営住宅施設整備費5億4682万8000円は、雄飛ケ丘第2住宅C棟、D、E、F棟の耐震補強工事、旭ケ丘住宅A棟の耐震補強工事等設計業務委託及び市営住宅の給排水管など施設の改修に要する経費でございます。  次に、2目住宅建築指導費1億7785万9000円でございます。  このうち、住宅建築指導費6587万5000円は、部管理の住宅建築指導費として住宅建築指導全般の事務的経費を、住宅建築指導費は、狭隘道路整備事業に要する経費のほか、木造住宅耐震診断事業に係る派遣等業務委託及び市所有施設の吹きつけアスベスト調査委託などを計上してございます。  住宅建築指導助成費は、木造住宅以外の建築物の耐震診断費用、木造住宅の耐震補強工事に係る費用、民間アスベスト調査に係る費用の一部を助成するための予算を計上してございます。  以上で、歳出の説明は終わらせていただきます。  続きまして、債務負担行為について説明をさせていただきます。  恐縮でございますが、予算書8ページまでお戻りください。  第2表 債務負担行為は、平成31年度以降にわたって債務を負担する行為をすることができる事項を定めようとするもので、都市建設部が所管する事項は、下から3行目の道路維持補修事業、学びの森緑の一括管理事業、市営住宅耐震補強事業の3事業でございまして、各事業の期間、限度額につきましては第2表に記載のとおりでございます。  以上で説明を終わります。 ○委員長(瀬川利生君) 以上で説明は終わりました。  先ほど歳入歳出に分けて説明がありましたが、これより委員の質疑を許します。  まず、歳入について質疑はありませんか。   (挙手する者なし) ○委員長(瀬川利生君) 続いて、歳出について質疑はありませんか。 ◆副委員長(指宿真弓君) 主な事業の29ページをお願いします。  こちらの一番上のところの街路整備事業費の2ぽつ目の日野岩地大野線整備事業(Ⅱ期)と書いてありますが、これは一般質問のほうで川嶋議員のほうからもされておりましたが、もう一度確認させていただきたくて、この事業に至った経緯であったりとか、もう少しその辺を教えていただければと思います。 ◎道路課長中村俊夫君) 日野岩地大野線の経緯というところを含めてというお話ですので、まずもって各務原市の道路の考え方というところをさらっと説明をさせていただきますと、岐阜県が設置した県の総合医療センターへの直通ルートとなる岐阜鵜沼線と岐阜市の金町那加岩地線が接続する区間が今回整備を行おうとする日野岩地のⅡ期区間となっております。この受け入れ先を整えていくことで、この2路線を含めて整備が推進されていくと期待しております。  整備の内容というところですけれども、これも議会で質問があってお答えさせてもらったとおりなんですが、いちょう通りからおがせ街道に至る940メートル区間のうち各務原市の市域に当たる700メートルを整備させていただきます。この間には、境川と岩地川を渡る橋を2カ所整備する必要がありますし、また東海北陸自動車道の下を抜けていく計画となっております。  整備の経緯ということなんですけれども、これにつきましては平成26年度から岐阜県、岐阜市、各務原市の3者で整備促進に向けた研究会が発足しております。この中では、将来交通量のすり合わせとか、事業効果、あるいは県道の将来道路網について広く議論しまして、各種課題の共有を図ってきたところであります。  このような中、29年度には岐阜市と各務原市と地元の自治会が建設推進に向けた協議会というものを立ち上げまして、早く整備をしてほしいという事業化の要望があったところであります。こういったことを受けまして、県と岐阜市、各務原市との3者で話し合ったところ、関連性の高い3つの都市計画道路については、しっかり整備を推進していきたい。そして、それぞれの役割をしっかり果たしていこうということがおおむね決まりましたもんですから、このたび各務原市としては日野岩地大野線の第Ⅱ期区間を整備するというふうに向けて進めることになります。以上であります。 ◆委員(杉山元則君) 関連です。おおよその総事業費というのはどのぐらいかかるというふうに予測してみえますか。 ◎道路課長中村俊夫君) 現時点では、都市計画道路の車線幅が決まっていますが、やはり当時の社会情勢等変わってきておりますので、改めて車線数の見直しが適正であるかどうかということの確認が必要になろうかと思います。ですので、総事業費につきましては改めてその路線数が決定次第算定をしていきたいというふうに考えております。以上です。 ◆委員(杉山元則君) 車線数が事業費に大きく影響をするということになるわけですけれども、今の日野岩地大野線のⅡ期というのはどういう車線の構造なんですか。 ◎道路課長中村俊夫君) 現在の都市計画決定では、ちょうど岐阜市の金町那加岩地線と各務原市の岐阜鵜沼線の接続する区間については、都市計画上は6車線で規定しております。以上です。 ◆委員(杉山元則君) 6車線ということは、片側2車線の歩道がそれぞれ両側につくと、そういう意味で6車線になるわけですか。 ◎道路課長中村俊夫君) 片側3車線ずつで、両側に歩道がつくということです。 ◆委員(水野盛俊君) 主な事業の27ページ、地方道路整備事業費(国交省)の上から3つ目、緊急対策踏切改良事業、これ新規だと思うんですが、先ほどの説明の中で4カ所という言葉が出てきたと思うんですが、1つは六軒、JRのということで聞いたんですが、ちょっと4カ所の確認をさせていただいていいですか。 ◎道路課長中村俊夫君) では、順に申しますと、蘇原中央通りのJR六軒踏切、それから栄通りの名鉄4号踏切、もう一つが川重東のJR新明踏切、合わせまして全部で4つということです。 ◆委員(水野盛俊君) 今、蘇原中央と栄と川重と、これ今3カ所でなかったかと思うんですが。 ◎道路課長中村俊夫君) 失礼しました。今回、予算で上げさせてもらっています栄通りのJR三柿野踏切が追加されて、全部で4つです。 ◆副委員長(指宿真弓君) 今の緊急対策踏切改良事業ですけど、今回新規で上がっていますけど、このタイミングで新規で上がったというか、今までの経緯なんかも教えていただけると。 ◎道路課長中村俊夫君) もともと各務原市は非常に踏切が多いまちです。平成19年度に通行面とか安全面などに課題がある踏切市内19カ所を、実は緊急対策踏切として整備していきたいというふうに考えておりました。これまでに道路改良に合わせた踏切拡幅を行ったりであるとか、実際に現地の状況を確認しまして路肩のカラー化とか、あるいは縁石を設置するとか、そういった軽微な改良で対応してきた事案もございます。  そんなような中、平成27年度には、やはり抜本的に改良が必要な踏切を絞り込んで、今説明させていただいた4カ所の踏切に絞り込んで、抜本的に歩道を整備していくと。ただ、この場所につきましては、基本的に前後に既に歩道が整備されている箇所というふうに絞り込んでやっていこうと、計画的に実施していこうということとなります。以上です。 ◆委員(水野盛俊君) 関連ですが、今回の改良事業というのは、どういう工事をされるという予定ですか。 ◎道路課長中村俊夫君) 基本的に、前後に歩道が整備されておりますので、車道については十分な幅員構成がとれているという前提になります。こういう場合ですと、廃止踏切を求められない可能性が非常に高いもんですから、ある程度JR、名鉄の鉄道事業者と事前の話をさせてもらって、まずもって廃止踏切を求められないところだけの踏切拡幅、すなわち歩道設置だけを改めて実施していくということになろうかと思います。以上です。 ◆副委員長(指宿真弓君) 主な事業の29ページのところをお願いします。  こちらの一番上の街路整備事業費ですけど、先ほど日野岩地を聞きましたけど、この上の犬山東町線バイパス整備事業のほうで4億4000万円ぐらいになっていますけど、こちらで土地購入費となっていますけど、この事業の内容を教えてください。 ◎用地課長(河田俊司君) こちらは、前回12月補正にも一部予算執行をさせていただいておりますが、各務原市土地開発公社で先行取得したものについての買い戻しの費用でございます。県のほうに必要に応じて売却をしていきます。以上でございます。 ◆委員(杉山元則君) この4億4000万円の用地取得の筆数と面積を教えてください。 ◎用地課長(河田俊司君) まず筆数ですが、9筆でございます。面積につきましては、3111.56平米でございます。以上でございます。 ◆委員(杉山元則君) この予算は用地取得だけなのか、あるいはその他の経費というものも含まれているのか、その金額を教えてください。 ◎用地課長(河田俊司君) こちらは12月補正にも同様に土地開発公社の土地を買い戻しておるわけですけれども、こちらについては、当然金利であったり、事務手数料であったり、そういった手数料等も込みで入っております。以上でございます。 ◆委員(杉山元則君) 単純計算をしますと、この土地が1平米当たり大体14万円ちょっとという金額になっちゃうんですけれども、坪単価にすると47万円ぐらいかなというふうに私が計算したんですが、今の相場と比べるとかなり高いということなんですが、これに関してはいかがでしょうか。 ◎用地課長(河田俊司君) 先ほども言いましたように、手数料関係が含まれておりますので、当然その金利分等で金額は上乗せになっております。以上でございます。 ◆委員(杉山元則君) 公社から市が買い戻して、それを県に買っていただくということですが、県としてはこの金額で買ってくれるのかどうかについてお伺いをしたいと思います。 ◎用地課長(河田俊司君) 県は当然、売却する時点での価格で買い戻しいたしますので、この金額ではないです。 ◆委員(杉山元則君) そうすると、現在の相場で買うということになると思うんですが、そのときに逆ざやが発生すると思われますが、それに関してはいかがでしょうか。 ◎用地課長(河田俊司君) 逆ざやとはどういうことですか。 ◆委員(杉山元則君) つまり公社から市が買うお金と、それから市が県に売るお金と、ある意味市が負担する部分が出てくるんではないかというふうに思うんですけれども、それに関してはどうでしょうか。 ◎用地課長(河田俊司君) 当然、県は必要な金額でしか買いませんけれども、ただ仮に先行して買わずに、この買った土地に建物等が建てば、当然かなりの補償費等はかさみますので、事前に買ったことについては問題ないと考えております。以上です。 ◆副委員長(指宿真弓君) ちょうど第2工区分の事業の中になっていくと思うんですけど、これをひっくるめてこちらの犬山東町線バイパスの進捗状況を教えてください。 ◎用地課長(河田俊司君) 現在、県のほうから業務委託を受けまして、用地取得を進めております。今後、今の予定でいきますと、平成36年度末に完了する予定ということで進めております。以上でございます。 ◆委員(水野盛俊君) 27ページの市道各378号線道路改良事業についてですが、この費用面に当たっての事業内容について、改めてこの費用においてどこまでの工事を行うのか確認させてください。 ◎道路課長中村俊夫君) 平成31年度に予算要求させていただいています内容は、まず用地費なんですが、全体の31%ぐらいを取得できるような用地補償費を計上させてもらっています。また、あわせて3件分の補償調査の内容となってございます。以上です。
    ◆委員(杉山元則君) 関連です。立ち退きをしなければならないという方は出てくるんでしょうか。 ◎道路課長中村俊夫君) 現在のところ、まだ確定はしておりません。以上です。 ◆副委員長(指宿真弓君) 主な事業の27ページの土木総務費のところですが、こちらで地籍調査事業460万円ほど上がっておりますけれど、どこの地籍調査を行うのか、面積とその目的について教えてください。 ◎用地課長(河田俊司君) 場所につきましては、犬山東町線バイパスの近辺ということで、国道21号線の各務原東町郵便局がございますが、そこから南側のJR線路までとなっております。面積でいきますと約10ヘクタールでございます。  目的等に関しましては、各務原市の場合は、地籍調査を行う目的としましては、社会資本整備ということを目的にしておりまして、犬山東町線バイパスの整備事業促進という目的で地籍調査を行っております。ということで、現在、バイパス事業に関する地域のみを地籍調査しておるという現状でございます。 ◆副委員長(指宿真弓君) それは、3工区分予定と考えていいでしょうか。今、第2工区だと思うので。 ◎用地課長(河田俊司君) そのとおりでございます。3工区のみでございます。 ◆委員(杉山元則君) 主な事業の27ページになります。地方道路整備事業費(国交省)、2項目め、市道蘇南53号線道路改良事業ですが、この道路はもともと県道であって、それを市が受け入れたということで、街路灯なんかは商店街が整備をしたという道路なんですけれども、今後どういうような整備をする計画でしょうか。 ◎道路課長中村俊夫君) まさに来年度そういった部分について地元と話し合いながら決めていこうということになります。以上です。 ◆委員(杉山元則君) 道路面とか側溝だとか、あるいは街路灯だとか歩道だとか、いろいろ課題はあると思うんですけれども、そういった中でどういう整備をしていくのか、全て整備をしていくという予定なのか教えてください。 ◎道路課長中村俊夫君) 先ほどの説明でもありましたが、目的はバリアフリー化を進めるということですので、高齢化社会の到来に向けて、安全快適な歩行面の確保をしていくという目的のために必要な措置を市民の皆さんと話し合って決定していきたいということを考えております。以上です。 ◆委員(黒田昌弘君) 主な事業の28ページをお願いします。  排水路改良費の各務東町工業団地内調整池改修事業の概要を教えてください。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) 各務東町工業団地は、開発指導要綱に従いまして造成地内に調整池と沈砂池をそれぞれ2カ所設置しております。ちなみに、沈砂池というのは、宅地から出た土砂を下流の水路などに流さないための貯留施設を設けることでございますが、その後に下流の排水路が改修されたことを踏まえまして、調整池の再検討を行ったところ、片方の沈砂池を調整池にかえることによって、もう片方の調整池及び沈砂池を廃止しても必要な容量を確保できるということがわかりました。さらに当地区は洪水被害の報告がないことや、維持管理費の縮減を図ることから、側溝の排水を1つの調整池に集約することや、あと調整池のしゅんせつ工事を行うことでございます。以上でございます。 ◆副委員長(指宿真弓君) 今、浸水対策のほうが出ましたので、同じく28ページの排水改良費のほうで、今回新規で那加東亜地区浸水対策事業が上がっておりますが、これ具体的に場所とどのような対策を行うのか教えてください。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) 事業内容ですが、こちらは那加第三小学校南の住宅密集地区におきまして、大雨時には道路冠水などの浸水被害がたびたび発生している地区でございます。この被害を軽減するために、道路側溝の改修などの整備を行う予定でございます。なお、事業につきましては、現在、国庫補助事業で対応が可能か否かを県と協議しておるところでございます。以上でございます。 ◆委員(水野盛俊君) 主な事業の27ページの下から2つ目、市道蘇北390号線外2道路改良事業に関しての費用のことですが、ここの道路はそのすぐ東側に農業用の用水路が走っておって、ふたがけがしてない状態で、かねがねこの道路を通過するに当たって、狭いということは聞いておった道路ですけれども、今回、この事業は2年目に当たると思うんですが、この費用で今回31年度事業でどのあたりまでの進捗になるかということを教えてください。 ◎道路課長中村俊夫君) 来年の状況なんですけれども、まず用地を取得、残った方が見えますので、その方への用地取得ということと、実は工事を平成31年度から着手していきたいというふうに思っております。具体的な場所は、かえで通りと岐阜鵜沼線の交差点から北へ向かって約130メートル区間について整備していこうというふうに考えております。  全体の進捗率ということですが、用地のほうはおおむね90%ぐらいはもう既に買えております。事業費ベースの進捗率としましては約40%ぐらいというふうになってございます。  最終的には平成33年の完成を目指して進めていきたいというふうに考えております。以上です。 ◆副委員長(指宿真弓君) 主な事業の28ページをお願いします。  こちらの5目の橋梁新設改良費ですが、橋梁長寿命化事業がございますが、対象となる設計とかの具体的な橋梁名と、あと工事の具体的な橋梁名のほうもあわせてお願いします。 ◎道路課長中村俊夫君) 設計と工事に係る具体的な橋梁の場所と内容ということでしょうか。  まず、設計のほうからお話しさせていただきます。設計は全部で4橋梁ございます。  1つ目が那加長塚町1丁目で境川にかかる橋、境川1号橋という橋です。これについては撤去の設計を行います。  2つ目が、那加日新町3丁目三井川にかかる三井川側道橋、これについては補修の設計を行います。  3つ目が、三井町4丁目の新境川にかかる橋、応蓮寺橋というんですが、これが補修に関する設計を行います。  続きまして4つ目、三井町4丁目、水道庁舎の北西に当たるんですが、新境川にかかる三井橋、これについても補修の設計を行います。  続きまして、工事のほうは全部で8カ所予定をしております。  1カ所目は、那加前洞新町5丁目で、新境川にかかる瑞穂橋、これは補修と耐震の工事を行います。  2つ目に、蘇原昭栄町2丁目、新境川にかかる才撫橋、これは補修の工事を行います。  3つ目ですが、三井町5丁目の新境川にかかる那加水道橋、これは補修と耐震の工事を行います。  4つ目、神置町の木曽川北派生にかかる弥平島橋、ここにつきましても補修と耐震の工事を行います。  5つ目ですが、鵜沼西町1丁目、大安寺川にかかる大安寺大橋、これにつきましては補修の工事を行います。  6つ目ですが、須衛町5丁目、丁田川にかかる丁田川5号橋、これについては補修の工事を行います。  7つ目ですが、蘇原新生町1丁目正福寺川にかかる橋で、正福寺川6号橋、補修の工事を行います。  そして最後8つ目ですが、蘇原熊田町3丁目の後川にかかる後川3号橋で、補修の工事を行います。以上です。 ◆委員(杉山元則君) 主な事業の30ページをお願いします。  市営住宅の件でお伺いします。  今、雄飛ケ丘の第2住宅が順次耐震補強ということです。その中で、今度旭ケ丘をいよいよ耐震補強していくということになりますが、旭ケ丘の今の築年数、あるいは耐震診断結果を教えていただけませんか。 ◎建築指導課長(牧田洋之君) 旭ケ丘住宅につきましては、昭和43年度事業で昭和44年3月に完成しております。ですから、50年ということでございます。  なお、耐震診断を実施した結果につきましては、Is値と呼ばれる指標0.6が標準となっておりますが、これに関しまして0.3未満であるということがわかっております。以上です。 ◆委員(杉山元則君) どういった耐震補強と、それからエレベーター等の工事はどういうふうになるのか教えてください。 ◎建築指導課長(牧田洋之君) 今年度実施いたしました補強計画の中で、外側に補強の枠をつけるアウトフレームという工法が決まっております。  なお、エレベーターは住民要望に基づき設置をいたします。以上です。 ◆委員(杉山元則君) そういった耐震補強、それからエレベーターの設置をしていただいて、あと何年ぐらいを耐用年数と予定していますか。 ◎建築指導課長(牧田洋之君) 耐用年数と耐震補強とは理論が異なりますが、それを踏まえた上でお答えいたします。  耐震補強をしたからといって、建築構造体の寿命が延びることはございません。しかしながら、税金投入をいたしますので、1年でも長く使えるように随時努力をしてまいります。以上です。 ◆副委員長(指宿真弓君) 同じく、主な事業の30ページ、今回、新規事業で公共施設吹付アスベスト含有調査事業が上がっておりますけれど、どのような事業なのかというのと、対象となる施設はどこなのか教えてください。 ◎建築指導課長(牧田洋之君) この公共施設吹付アスベスト含有調査事業につきましては、本市が所有管理する建物、施設、例えば市民会館とか、中央図書館であるとか、市民プールなどの建物の外壁に吹きつけ塗材で仕上げてあるものにつきまして、アスベストが含有されているかどうかを調査する事業でありまして、2カ年で実施する予定です。以上です。 ◆委員(水野盛俊君) 主な事業の29ページ、そのちょうど真ん中あたりです。5目の公園費の中にあります前渡地区木曽川周辺整備事業、先ほど若干の説明はあったかと思うんですが、改めてもう一度説明をお願いできますか、どういった事業か。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) 平成26年に各務原浄化センター西側の河川敷敷地内において、スポーツレクリエーション施設整備を中心とした基本計画を策定しました。その後、平成31年度に実施する修正業務では、この平成26年度の計画策定後、各務原市総合運動公園の完成など、周辺環境の変化を勘案しまして、計画規模や整備内容の見直しを行うものでございます。以上です。 ◆委員(水野盛俊君) その見直しというベースは、どういうベースで見直されるんかお願いします。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) 今言いましたように計画規模ですね。もともとの規模は10ヘクタール、実は平成26年度当時はございます。今の周辺環境の変化を勘案しまして、どの程度縮小するかとか、どういった施設を設置するか、総合的に検討していきたいなというふうに思っております。以上です。 ◆委員(水野盛俊君) ベースとなるようなものはないんですかという確認をしたかったんですが、それが26年のころのものがベースになってということでよろしいんですか。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) はい、そのとおりでございます。 ◆副委員長(指宿真弓君) 主な事業の29ページのほうですが、一番下の都市開発費のところで、都市再生整備事業費として新那加駅周辺地区都市再生整備事業、こちらは多分5カ年で最終年に31年がなるのかなと思いますが、予定どおり完了するのかということと、最終的にはどんな事業をされるのか教えてください。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 新那加駅周辺地区都市再生整備事業ですけど、31年度は新那加駅から那加メインロードに通じる西野町通りの市道那468号線の今、歩道は整備されておるんですけど、その車道がまだ未整備ですので、車道の舗装工事を250メートル行います。以上です。 ◆委員(杉山元則君) 主な事業の29ページになります。  学びの森緑の一括管理事業ということで、学びの森を一括管理するということなんですが、業者に委託をするということなのか、この内容について説明してください。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) 学びの森緑の一括管理事業につきましては、3年間試行期間としまして、管理委託をさせます。そして、検証を行った上で、もしよければほかの公園にも波及していきたいなというふうに考えております。以上です。 ◆副委員長(指宿真弓君) 関連ですけど、今の事業もひっくるめて、にぎわい創出事業とされておりますが、同じく29ページのところで、公園整備事業費のところで市民公園リニューアル整備事業であったり、那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業なんかもひっくるめて一般質問でも津田議員のほうがされておりましたけど、改めてもう一度、結構大きな事業になると思いますので、これに至った経緯というか、今後どんなような都市公園となるのか、コンセプトとスケジュールがもしわかれば教えていただきたいと思います。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 私のほうから、那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業として答えさせていただきます。  現在、臨時的に駐車場として利用している区域において、民間の活力の導入により利便施設を設置運営し、市民公園、学びの森エリアにおける緑の中のにぎわいの新しいまちの顔をコンセプトに新たなにぎわいを創出するものです。  平成31年度上半期には、にぎわいの形を公募型プロポーザルによって1カ月程度の社会実験によって具現化し、事業効果を検証します。そして、上半期には社会実験の検証結果を踏まえて、利便施設を設置運営する事業者を選定するための有識者で組織する選定委員会を立ち上げまして、手続を進めていきたいと思います。以上です。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) 市民公園のリニューアル事業のほうでございますが、こちらのほうは平成31年度事業につきましては市民ワークショップを開催いたしまして、また有識者等で組織する策定委員会を立ち上げまして、市民の意見を反映させた基本計画を策定するという内容でございます。  今後の予定としましては、平成32年度に実施設計業務、そして平成33年からはリニューアル工事のほうを予定しております。以上です。 ◆委員(杉山元則君) 今の関連ですが、那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業と、それから学びの森一括管理事業というのは、これは一体ということなんでしょうか。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) ここの地区は、都心ルネサンス地区で今にぎわいが創出しつつあります。この3つの事業を一括してやることによって、さらなるにぎわいを創出したいというふうに考えております。以上です。 ◆委員(杉山元則君) 今、利便施設をつくられるとか、あるいは新たなにぎわいを創出されるという言葉だけ聞いていても、なかなか実感が私らのほうにはわからないんですけれども、具体的に例えば何かわかっているものがあったら教えていただけませんか。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 今、民設民営ということで進めておる計画ですが、これからそのような市の方針を踏まえてやっていただく企業の方を募集をかけるということですので、今の那加福祉センターの臨時駐車場のエリアはそのように考えております。 ◆委員(杉山元則君) じゃあ、今後いろいろ設計とか企画をされて、何か想像図というか、こういうふうになるようなというようなイメージ図というのは、我々にできた時点で、いつごろ公開されるということになるのでしょうか。 ○委員長(瀬川利生君) 杉山委員に申し上げます。今、予算からちょっと逸脱しておるような感じなので、予算に関して質疑していただけると。 ◆委員(杉山元則君) ある程度明らかになるというのはいつごろになるんですか。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 上半期に1カ月程度社会実験を行いますので、そこで具現化していこうというふうに思っております。そのぐらいをめどにしたいというふうに思っております。 ◆副委員長(指宿真弓君) 同じく主な事業29ページ、今の公園整備の話が続いておりますが、これはほかにも各務原市は結構公園があります。この公園施設長寿命化事業ですが、毎年結構予算が上がっているんですけど、31年度の事業の概要と具体的にどこの公園を予定しているのか教えてください。 ◎河川公園課長(奥村仁志君) 概要につきましては、公園施設の老朽化に対する安全性の確保、また維持管理に係る予算の縮減及び平準化を目的として実施しておりますが、こちらの施設の改築・更新を行っております。対象となる161カ所の公園施設につきまして、優先順位を決めまして順次行っておりますが、平成31年度整備箇所につきましては、新鵜沼西公園、吉新公園、赤星第2公園、鵜沼台北公園、鵜沼台西公園、鵜沼台南第1公園、大牧第2公園、各務原町第1公園、川崎公園、桑原野山東公園、新鵜沼南公園、住吉東公園、蘇原古市場公園、東栄1丁目公園、学びの森の15公園の整備を予定しております。以上です。 ◆委員(杉山元則君) 主な事業28ページ、都市計画費の中の各務山土地開発事業の予算の内容を教えてください。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 内容ですが、各務山西端1工区を工業団地として整備するに当たり、都市計画法第34条第10号に基づき地区計画を策定する必要があるため、今年度に引き続き債務負担行為による予算を計上しております。以上でございます。 ◆委員(杉山元則君) 地区計画をつくらなければいけないということで、それをつくるための予算ということですか。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) そのとおりです。 ○委員長(瀬川利生君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。 ◆委員(杉山元則君) 議第1号 平成31年度各務原市一般会計予算中、当委員会に付託された各務山土地開発事業及び市道各378号線道路改良事業に反対をします。  各務山土地開発事業の根拠となる各務山地区基本構想には、各務山は採土事業が継続中であり、目覚ましい事業の進捗は期待できない。また、各務山中央には採土・採石事業の計画がなされていない地域もあり、基本構想の実現性は厳しい状況と考えられると事業実現性の評価がされています。各務山地区全体の基本構想の実現性は厳しいと指摘されているにもかかわらず、1工区だけ先行して進めることは問題だと考えます。  次に、市道各378号線道路改良事業については、この道路を建設する理由に、地元の要望があったというふうに説明していますけれども、地元の方からは要望していないという声も聞かれ、議会答弁では自治会の要望書は存在していないと答えています。この事業に対する費用対効果が期待できないと考えますので、反対をさせていただきます。 ◆副委員長(指宿真弓君) 議第1号 平成31年度各務原市一般会計予算のうち、当委員会に付託されました項目について、賛成の立場で討論いたします。  新年度は、平成27年にスタートした総合計画の前期基本計画5年間の最終年度であり、これまで取り組んできた施策を丁寧に検証し、後期基本計画につなぐ大切な年度であります。  人の活躍、まちの活気と題した幸せ実感かかみがはらの3つ目の基本理念、活力においては、便利で快適に暮らせるまちの実現に向けた予算が計上されています。暮らしの根幹を担う都市ネットワーク化を構築する上で大きな役割を担う都市基盤、地域住民の願いである都市計画道路日野岩地大野線、犬山東町線バイパスの全線開通に向け、着実に路線が延伸されています。さらに早期の実現に向けた他市との連携や地籍調査など、事業化に向け事前措置を講じるなど評価いたします。  また、市道各378号線道路改良事業は、(仮称)各務山工業団地開発に伴うアクセス道路であり、同地区における南北交通の軸となる主要道路の設計です。そのほか主要道路の整備、改良など、市内各所でも順調に工事が進み、交通利便性の向上が図られています。  さらに通学路指定されている幅員狭小の踏切内における歩行者の安全を確保するため、鉄道会社と協議し、適切な改良を推進する緊急対策踏切拡幅事業が加わりました。踏切改良は規制や諸条件など、容易でないと認識しておりますが、踏切事故防止の一環として期待しております。  また同時に、市として自治会要望を真摯に受けとめ、課題解決に継続性を持って取り組む姿に市民の一人として心強く感じております。  橋梁につきましては、法定点検を終え、診断後の結果に基づき、計画的に修繕、耐震などを実施されております。新加納地区都市再生整備事業も平成31年度で完了することで、新たなまちが誕生します。  新那加駅周辺地区都市再生整備事業においては、5年計画の最終年度を迎え、高齢者、障がい者等の移動の円滑化を図るためのエレベーター設置に加え、バリアフリー化など、順調に整備も進んでいます。  また、近年、若い世代のかかわりにより新たなにぎわいが創出されている市民公園について、開園後30年を迎え、公園周辺一帯のリニューアルを図り、常設のマーケット日和をコンセプトに都市公園としての魅力をアップする取り組みにも期待が高まります。  市内の公園につきましても、適切な管理と長寿命化対策を計画的に進め、多様な世代が集える市民の憩いの場として整備されています。  また、前渡地区木曽川周辺整備については、有効な土地利用を図り、人口減少の著しい地域において、人が集まる新たな場所として整備されることを期待します。  市営住宅の耐震化については6年目を迎え、老朽化に伴う配管の取りかえや修繕を図りながら、安心を第一に住宅環境の整備も進んでおります。  新たな公共施設吹付アスベスト含有調査の取り組みは、今後公共施設の改修、撤去事案の発生に対して、事前にアスベスト含有を把握するもので、市民の健康被害に配慮するものとしています。
     また、昨今の豪雨による浸水対策に新たに那加東亜地区が加わり、さらに校庭貯留施設整備も順調に進んでおります。  このように、平成31年度予算においては、市民の暮らしを守り、新たにまちのにぎわいを創出する新規事業など、適時適切に予算措置がされ、当面の行政需要に対応するものと評価いたします。  以上により、当委員会に付託されました項目について賛成をいたします。 ○委員長(瀬川利生君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第1号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(瀬川利生君) 挙手多数であります。よって、議第1号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第5号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) それでは、議第5号 平成31年度各務原市下水道事業特別会計予算について説明させていただきます。  予算説明書は349ページから388ページです。  ほかに資料としまして、お手元にA3カラーの各務原市公共下水道計画図(汚水)をお配りしておりますので、よろしくお願いをいたします。  予算説明書の349ページから351ページは、総括でございます。  平成31年度におきまして歳入歳出それぞれ41億8630万9000円、対前年度当初比で7.3%、2億8523万7000円増の予算額としております。  それでは、歳入から御説明いたします。  予算説明書352、353ページをごらんください。  1款分担金及び負担金、1項負担金、1目下水道受益者負担金、予算額1億1049万9000円は、下水道の整備工事により新たに受益地となった土地につきまして、その翌年度に1平方メートル当たり500円、川島地区につきましては430円で受益者負担金をお願いしているものでございます。  1枚おめくりいただきまして、354ページ、355ページをごらんください。  2款使用料及び手数料、予算額13億9815万8000円でございます。  内訳は1項使用料、1目下水道使用料13億9814万4000円と2項手数料、1目下水道手数料1万4000円でございます。  1枚おめくりいただきまして、356ページ、357ページをごらんください。  3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道事業費国庫補助金、予算額5億8257万7000円は、下水道整備に対する国からの補助金、社会資本整備総合交付金及び防災安全交付金でございまして、補助率は2分の1でございます。  1枚おめくりいただきまして、358、359ページをごらんください。  5款繰入金は、一般会計からの繰入金としまして、9億4277万4000円を計上しております。  1枚おめくりいただきまして、360、361ページをごらんください。  6款繰越金3000万円は、前年度からの繰越金でございます。  1枚おめくりいただきまして、362、363ページをごらんください。  7款諸収入は、延滞金と預金利子を合わせまして、30万1000円を計上しております。  1枚おめくりいただきまして、364、365ページをごらんください。  8款市債でございます。  事業費の財源の一部として公共下水道債、流域下水道債を合わせて10億8670万円と公営企業会計適用債の3530万円、合計11億2200万円を計上しております。  以上が歳入でございます。  続きまして、歳出の説明をさせていただきます。  予算説明書366ページ、367ページをごらんください。  平成31年度各務原市予算の主な事業の63、64ページにも下水道事業特別会計の主な事業が掲載されていますので、あわせて御参照ください。  歳出の説明につきましては、給与費を除く主なものにつきまして、予算説明書に沿って進めさせていただきます。  1款下水道費、1項公共下水道費、1目下水道管理費、予算額は3億8603万円でございます。  このうち367ページ、一番右の事業名欄の網かけの2つ目になりますけれども、一般管理費、予算額7077万1000円は、下水道事業を進めていくために必要な事務的な経費でございまして、日本下水道協会などへの会費、下水道管路情報システムの管理費、地方公営企業法適用事業などを計上しております。  また、下水道事業につきましては、準公営企業会計になりますので、消費税の納税予定額804万8000円を計上しております。  次に、下水道普及費、予算額6851万6000円は、下水道の普及促進のための経費でございまして、8節報償費では、受益者負担金の早期収納のため一括納付に対する報奨金を、13節委託料では、水道料金と一緒に下水道使用料を収納する徴収事務委託料などを計上しております。  次に、管渠維持管理費、予算額3433万2000円は、下水道本管を適切に維持管理していく経費でございまして、マンホールポンプ保守管理委託や修繕料、電気代などの日常的な管理費を計上しております。  次に、排水設備管理費、予算額1億2423万8000円は、公共汚水ます及び取りつけ管の設置や保守清掃などの管理に要する費用を計上しております。  1枚おめくりいただきまして、368、369ページをごらんください。  2目下水道建設費、予算額17億6664万8000円でございます。  このうち、369ページ、一番右の事業名欄の網かけの1つ目になりますが、汚水管渠布設費、予算額12億7972万9000円は、汚水管渠を布設することによりまして、整備区域の拡大を図る未普及解消事業、老朽化した管渠の補修、更正をすることにより耐用年数を延ばしていく長寿命化事業、そして1次避難所に設置するマンホールトイレの整備や、地震に強い幹線管渠を構成するための地震対策事業を進めてまいります。  別に配付いたしましたA3、各務原市公共下水道計画図(汚水)をごらんください。  まず、未普及解消事業についてでございますが、灰色の部分は平成30年度末の時点で供用開始となっている、もしくは供用開始になる区域でございます。  青色塗り潰しの部分は、30年度から31年度に繰り越しをして事業を行っていく予定の区域、赤色塗り潰しの部分が、31年度予算によって整備を行う区域でございまして、汚水管の面整備は西から大野町、それから上中屋町、蘇原へ行きまして、蘇原島崎町、蘇原大島町、それから鵜沼では鵜沼各務原町の各一部の区域、全体で34.86ヘクタールの整備を計画しております。これにより、31年度末の普及率は81.3%程度となるものと見込んでおります。  次に、長寿命化事業では、つつじが丘と尾崎西町の各一部で既設管の更正工事を行う予定でございます。  また、地震対策事業として、1次避難所に設置するマンホールトイレと既設幹線管渠の耐震化の設計を行う予定でございます。  予算説明書にお戻りいただきまして、368、369ページを再度ごらんください。  雨水渠布設費、予算額4億4531万6000円は、大雨による浸水被害を軽減するため、雨水幹線等を整備するものでございます。  31年度は、那加第1小学校、中央小学校中央中学校の校庭に豪雨の際の雨水を一時的に貯留する施設と、那加桜町地内及び那加楠町地内の浸水被害を軽減するための楠第1排水路の実施設計を計画しております。  また、工事では蘇原熊田町周辺地区の浸水被害を軽減するための伊吹第2雨水幹線や楠第1排水路、北山雨水幹線の築造及び鵜沼中学校の校庭に雨水貯留施設の整備を計画しております。  1枚おめくりいただきまして、370、371ページをごらんください。  2項流域下水道費、1目流域下水道費、予算額は7億9997万6000円でございます。  このうち、流域下水道維持管理費、予算額7億1460万1000円は、岐阜県の各務原浄化センターでの汚水処理などのための負担金でございまして、当市からの流入量に対して1立米当たりの単価を掛けたものでございます。  流域下水道建設事業費、予算額8493万2000円は、流域下水道事業における建設負担金を計上しております。  1枚おめくりいただきまして、372ページ、373ページをごらんください。  2款公債費でございます。  市債の償還費用として元金分9億2256万1000円、利子分3億1009万4000円、計12億3265万5000円を計上しております。  1枚おめくりいただきまして、374、375ページをごらんください。  3款予備費として100万円を計上しております。  以上が歳出でございます。  続きまして、恐れ入りますが予算書の28ページまでお戻りください。  第2表 債務負担行為は、平成31年度以降にわたって債務を負担することができる事項を定めようとするもので、水洗便所等改造資金の融資に係る利子補給金の1案件でございまして、期間及び限度額につきましては記載のとおりでございます。  続きまして、予算書の29ページをごらんください。  第3表 地方債は、地方債を起こすことができる目的を定めようとするものでございまして、各事業の限度額、起債の方法、利率及び償還の方法につきましては、第3表 地方債のとおりでございます。公共下水道事業ほか2件を計上しております。  続きまして、予算書は25ページにお戻りいただきますようお願いをいたします。  25ページ中、第4条一時借入金は、一時借入金の借り入れの最高額を1億円と定めようとするものでございます。  以上で、議第5号 平成31年度各務原市下水道事業特別会計予算についての御説明を終わります。 ○委員長(瀬川利生君) 以上で説明は終わりました。  これより質疑を許します。  まず、歳入について質疑はありませんか。 ◆委員(杉山元則君) 予算書354ページをお願いします。  手数料が昨年と比べて1億3729万1000円増額になるということで、この要因には排水量がふえるということも考えられますし、4月1日から下水道使用料が値上げされるということもあると思います。それから、消費税10%による10月からの増額分も考えられると思いますが、まずは排水量がふえるということで、どれだけ増収分を見込んでいるのか、お尋ねします。 ◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) その純増する部分の予算との比較については、純増する部分の金額は出しておりませんのでわかりません。 ◆委員(杉山元則君) じゃあ、使用料が値上げされることによって、平成30年度と比較して新年度がどれだけ増収を見込んでいますか。 ◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 純増する部分もありますので簡単に比較はできないんですけれども、仮に31年度が30年度と同じ有収水量といたしますと、1.6億円の増収になります。 ◆委員(杉山元則君) それで、消費税が10月から10%に上がるということで、その部分に関して使用料が増加する分は、その部分の金額はわかりますか。 ◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) その部分については、約850万円を見込んでおります。 ◆委員(杉山元則君) 今のところですけど、使用料が上がるということで、市民の方にどうやって説明をするかというところなんですが、それはどういうふうに考えていますか。 ◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 市民への周知の予算としてはございませんで、4月1日の広報紙でお知らせをしております。それと、この3月までに各戸配布のチラシを配って周知を図っております。以上です。 ◆委員(杉山元則君) 予算書358ページ、繰入金です。値上げのときに議論させていただいたんですけれども、最終的に約32%上がると、基準外の繰り入れが4億円減るという議論をさせていただいたんです。今回、その半分が上がると。値上げが半分ということで、比較すると、繰り入れが、減少分が2億円になるんではないかという単純計算ができるんですけれども、この比較がマイナス約1億1000万円ということで、その差というのはどういうふうに考えたらよろしいでしょうか。 ◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) それは、基準内繰り入れが増加しておりますので、その分により相殺されて、この金額になっております。 ○委員長(瀬川利生君) それでは、続いて歳出について質疑はありませんか。 ◆副委員長(指宿真弓君) 主な事業の63ページをお願いします。  こちらで汚水管渠布設費のところで、今回新規事業でマンホールトイレ整備事業が上がっておりますけど、こちらは一般質問等もありましたけど、防災対策としてトイレの整備に当たるわけですけれど、18校学校があるうちの14校に設計計画とありましたけど、1カ所当たりの設置数の基準を教えてください。 ◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 防災担当がお答えしましたように、そこに集まってくる皆さんの75人に1基というのが基準でございます。 ◆委員(黒田昌弘君) 同じく63ページの流域下水道費、木曽川右岸流域下水道維持管理負担金、これは2200万円ぐらい上がっていますけど、これは消費税、あとは流入量がふえるという予想で立ててみえると思いますけれども、どれぐらいふえるという予算でしょうか。 ◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) お見込みのとおりでございます。排水量の増と消費税を見込んでおります。 ◆委員(黒田昌弘君) 排水量の増分は。 ◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 調べまして後ほどお答えします。 ◆副委員長(指宿真弓君) 先ほどのマンホールトイレの件にもう一度戻らせていただきたいんですけど、75人に1基学校に設置されるわけですけど、この水利の確保とか、何かイメージ的にいま一つ、マンホールトイレって下水とのかかわり合いであったり、その辺を詳しく教えていただければと思います。 ◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) マンホールトイレを設置いたしましても、流す水がないとそこにたまってしまいますので、水の確保というのは非常に重要な課題でございます。今考えておりますのは、やはりプールの水の利用であるとか、プールの水の利用ができないというか、非常に困難なところにおいては、簡易井戸を掘るということもこれから考えていかなきゃならないと考えております。その学校学校に合わせて調査いたしまして、最適な方法を選択していきたいと考えております。以上です。 ◆委員(杉山元則君) 主な事業の63ページになります。  一番上ですけれども、今後は公営企業会計のほうに移行していくということですが、これからのスケジュールを教えてください。 ◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 全体の法適化までのスケジュールの大体53%が終わっております。今年度中に100%まで移行ということですけれども、今、主に会計システムの構築をやっておりまして、これを9月末までに使えるようなものにしていって、残りの半年で条例改正などをしていくというようなことで考えております。以上です。 ◆委員(水野盛俊君) 63ページの真ん中あたり、下水道建設費の真ん中あたりの下水道長寿命化事業と管渠耐震化事業の2つですが、大事な部分かなと思いますので、わかる範囲で詳しく事業の場所も含めて、わかればで結構ですけれどもちょっと。先ほどの説明とこの場所が違っていた部分もあって、改めて確認します。
    ◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 長寿命化事業につきましては、現在、皆様に一番近いところ、各家庭の前の道路に入っている管渠を長寿命化することによって耐震性能も若干ありますので、そのためにやっておりまして、31年度に実施いたしますのは、つつじが丘と尾崎西町を予定しております。  そして、管渠の耐震化のほうは、例えばマンホールトイレを各校につけたとしても、それから皆様の家の前の管渠に耐震性能を持たせたとしても、これが集まってくる幹線管渠が強靭化されておりませんと全く意味がありませんので、そのことについて今年度は大野町、岩地幹線というのがあるんですけれども、那加の西部のほうを集めてくる幹線管渠、それからここの自衛隊の前の国道を横断している幹線管渠、これはこのあたり桜町全体を集めてきます。そしてもう一つは、鵜沼の朝日町であるとか各務原町の汚水を集めてくる大伊木の幹線管渠を耐震化設計していく予定でございます。以上です。 ◆委員(水野盛俊君) 関連です。今言われた管渠耐震化事業ですが、とてつもない長い管が入っておると思うので、それによって何%ぐらいかということまでは出してみえますか。 ◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) これを実施することによって何%という数字は出しておりませんのでわかりません。 ○委員長(瀬川利生君) 先ほどの排水量のほうは出ましたか。 ◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 浄化センターの排水量、純増する量は30万立米というふうに見込んでおります。以上です。 ○委員長(瀬川利生君) そのほかありませんか。   (挙手する者なし) ○委員長(瀬川利生君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。 ◆委員(杉山元則君) 下水道使用料値上げに反対ですので、この議案に反対します。 ◆副委員長(指宿真弓君) 議第5号 平成31年度各務原市下水道事業特別会計予算について、賛成の立場で討論いたします。  下水道は日常生活では目につきづらいインフラですが、私たちの快適で衛生的な生活と水環境の保全、浸水対策など、安全安心な暮らしには欠かせないものです。これまでの水洗化率の向上、長寿命化対策などに加え、平成31年度は新たに災害時の避難所の環境整備を図る防災対策としての管渠耐震化とマンホールトイレ整備に関する予算措置がなされています。  また、下水道事業の継続的かつ安定的な運営と独立採算制による財政マネジメントの向上に資する公営企業会計への移行、平成32年度運用に向け、地方公営企業法適用事業も盛り込まれております。  受益者負担の観点、公平・公共性の高い下水道事業として、将来にわたり質の高い市民サービスが提供されることを期待し、賛成討論といたします。 ○委員長(瀬川利生君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第5号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(瀬川利生君) 挙手多数であります。よって、議第5号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第6号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) それでは、議第6号 平成31年度各務原市水道事業会計予算について御説明いたします。  予算書の31ページをごらんください。  第1条は総則です。  第2条は業務の予定量で、1.給水戸数、6万1400戸、2.年間総給水量、1718立方メートル、3.1日平均給水量、4万6940立方メートルです。4の主要な建設改良事業として、改良事業費の総額10億3134万6000円を予定しております。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額です。  水道事業収益は、営業収益、営業外収益、特別利益を合わせまして28億2379万8000円で、水道事業費用は、営業費用、営業外費用、特別損失、予備費を合わせまして25億7777万1000円です。差し引き額は2億4602万7000円で黒字予算になっております。  次に、第4条は、資本的収入及び支出の予定額です。  資本的収入は、負担金、固定資産売却代金を合わせまして1億8690万1000円です。  1枚おめくりいただきまして、次の32ページをごらんください。  資本的支出は、建設改良費、企業債償還金を合わせまして13億8801万7000円でございます。  第5条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合を、営業費用と営業外費用との間と定めるものでございます。  第6条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費と交際費を定めるものでございます。  第7条は、たな卸資産の購入限度額は3970万円と定めます。  予算説明書につきましては389ページから水道事業について記載しております。  また、別冊の平成31年度各務原市予算の主な事業の65ページから水道事業について記載しておりますが、これらの内容については、本日お配りしておりますカラー刷りのプリントで御説明いたします。  お手元の資料、平成31年度各務原市水道事業予算概要をごらんください。  まず、①は方針です。  裏面に移りまして、②の予算額と③給水人口・戸数・給水量・有収水量については、内容が先ほどの予算書説明と重複しますので、省略しまして、次の④収益的支出・資本的支出についてですが、収益的支出は、前年度予算対比106.82%の25億7777万1000円を計上しています。主な要因は、消費税抜きの金額で修繕費が約9613万円、動力費が約2006万円増加しております。なお、支払利息は約1267万円の減少です。資本的支出は、前年度予算対比100.55%の13億8801万7000円の計上しております。金額はほぼ前年と同じです。  ⑤収支の内訳ですが、まず収益的収支でございますが、消費税抜きの金額です。水道事業収益の合計は26億2123万円です。  内訳としましては、給水収益、これは水道料金収入でございますが、20億9495万6000円で、それ以外の収益といたしましては、給水負担金とその他が3億1376万3000円、長期前受金戻入が2億1251万1000円です。その下の水道事業費用の合計は23億7513万6000円でございます。費用科目の金額の構成割合は記載のとおりでございますが、構成の多いものとしましては減価償却費、修繕費、職員給与費、動力費となっております。  次に、水道事業収益から水道事業費用を差し引いた残りが右端の肌色の部分、これが純利益でございまして、その額は2億4609万4000円を予定しております。  次に、4条予算と言われます資本的収支でございますが、資本的収入は、負担金の1億8690万1000円です。その下の資本的支出ですが、建設改良費が10億7688万2000円、企業債償還金が3億1113万5000円で、合計額は13億8801万7000円です。資本的収入から資本的支出を差し引きますと、資本的収入右側のオレンジ色の部分でございますが、12億111万6000円の資本的収入不足額が生じます。この不足額は消費税調整額、過年度分損益勘定留保資金で充当します。  裏面に移りまして、⑥主な事業につきましては、(1)水道管路の更新・耐震化として13億5523万5000円、これは水道管路を更新し、地震等の災害に強い管種、継ぎ手などに布設がえします。施工延長は口径75ミリ以上の水道管1万5082メートルです。また、重要な管路であります基幹管路の補強継ぎ手施工延長は414メートルです。31年度末で管路の耐震化率は33.4%、基幹管路の耐震適合率は86.1%となる見込みです。  (2)水道施設の耐震化として1億3748万2000円、これは耐震診断に基づき水源地や配水池等の水道施設を順次耐震補強します。31年度は松が丘受水池、緑苑ポンプ池の耐震工事を行います。31年度末で浄水施設の耐震化率は99.8%、配水池の耐震化率は99.1%となる見込みです。  (3)水道施設設備の更新として1億222万5000円、これは水道水の安定供給のため、老朽化した西市場水源池No.5、8、9取水ポンプ場電気計装設備と西市場水源地川崎山送水ポンプ流量調整弁などの更新を行います。  (4)水道施設機器の新設・更新として3466万円、これは災害等に備えた施設機器の新設や経年化した機器の更新を行います。実施内容は、水源地地震計、次亜塩素酸タンク緊急遮断弁、濁度計等設置などです。  (5)情報機器・システムの更新として3603万6000円、これは平成25年に導入した水道会計システムを更新します。また、平成26年度に導入した職員用パソコン20台を更新します。以上でございます。 ○委員長(瀬川利生君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆委員(黒田昌弘君) 予算書の31ページでございますけれども、水道事業会計予算の一番下の資本的収入が、概要では飛ばしましたけど、1億8690万円の負担金を予算として上げているんですけれども、昨年と比べると約5800万円ぐらい高いんですけど、どのように見込んで上げられたのか教えてください。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) 工事負担金として新規に水道管を布設するときに負担していただく金額の増加を見込んでおります。  また、ガスとか下水の支障移転の負担金の増加を見込んでおります。以上です。 ◆委員(黒田昌弘君) 負担金が入るというのは、もう既に決まっているのはあるわけですか。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) 大体、ある程度、31年度どことどこをやるかというのは決まっておりますので、それに基づいて予算立てしております。以上です。 ◆副委員長(指宿真弓君) カラープリントの3ページ目の5.収支の内訳の一番下のところですけれど、企業債償還金が3億1100万円ぐらいあるんですけど、31年度の企業債の残高は幾らになりますでしょうか。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) 31年度末で14億3876万5919円です。以上です。 ◆副委員長(指宿真弓君) 企業債の残高がゼロになるのは何年ぐらいでしょうか。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) 予定としまして、10年後を予定しております。以上です。 ◆委員(黒田昌弘君) 今、説明はなかったんですけど、予算書を見ていたら載っておりましたので、ちょっと確認をしたいんですけれども、403ページ、30年度各務原市水道事業予定損益計算書が載っておりました。それで、29年度と比較をすると約1億円当年度純利益がよかったという計算書が載っておりますけれども、これが、決算ではありませんけど、30年度、昨年度より1億もうかったよという形で見てとれるんですけど、それを今年度の予算にどのように反映をされているのでしょうか。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) 31年度の予算を決定するときに、どのくらいの予算規模で組み立てるかを確認するために、とりあえず前年度の予定損益計算書を作成して、それに基づいての今回の予算規模となっております。以上です。 ◆委員(黒田昌弘君) 純利益が昨年度よりよかったよという形なんですけど、その分事業としてこれだけの支出を予定しているとか、そういったものがありましたら、分散されていると思うんですけど、特にという部分でありましたら教えてください。 ◎次長兼水道総務課長(小島剛君) 今のカラープリントの6番の主な事業で、水道管路の更新・耐震化ということで13億5523万5000円、31年度予定しております。これが去年に比べて1億何千万というふうに多くなっていますので、これで工事をやっておるということになります。以上です。 ◆委員(水野盛俊君) 今のカラーの4ページ、(2)水道施設の耐震化ということで、31年度、要は来年度ですよね。それぞれ施設の耐震化率が99.8%、ほぼ100に近い。その下が99.1%ということで、その次の年でもう100%を目指すという形になっておると思うんですが、ある意味来年度予算との兼ね合いでないという御指摘もあるかもわからんですけれども、若干残るということで解釈していいんですかね。 ◎水道施設課長(野田元司君) この計画は、32年度で100%ということを目指しております。ですので、あと残る施設があるわけですけれども、それが終わりますと100%という形になります。以上でございます。 ◆委員(水野盛俊君) 来年度予算との絡みではないんだけれども、参考までに聞くというのはおかしいですかな、予算上。 ◎水道施設課長(野田元司君) 32年度は鵜沼東受水池、それから弥平島水源地、あと残り2カ所を行いまして、100%になる見込みでございます。 ○委員長(瀬川利生君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (挙手する者なし) ○委員長(瀬川利生君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第6号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(瀬川利生君) 挙手全員であります。よって、議第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議会閉会中の継続調査についておはかりいたします。  当委員会の所管事務調査として、行政視察を実施することとし、お手元に配付しました写しのとおり、議長に対し、議会閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたします。  なお、調査事項、目的、方法及び期間につきましては、協議会で協議いたします。  以上で、当委員会に付託された案件は全部議了いたしました。  おはかりいたします。委員会報告書並びに委員長報告の作成はどのように取り扱いますか。   (「正・副委員長一任」との声あり) ○委員長(瀬川利生君) 正・副委員長一任との声がありましたので、委員会報告書並びに委員長報告の作成はそのように取り計らいます。  以上で建設水道常任委員会を閉会いたします。 (閉会) 午後0時13分         ───────────────────────────  この記録は正当であることを認める。            建設水道常任委員会委員長  瀬 川 利 生...