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  1. 各務原市議会 2018-11-29
    平成30年第 4回定例会-11月29日-01号


    取得元: 各務原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    平成30年第 4回定例会-11月29日-01号平成30年第 4回定例会 各務原市告示第203号  平成30年第4回各務原市議会定例会を次のとおり招集する。   平成30年11月22日                           各務原市長  浅 野 健 司 1 期  日  平成30年11月29日 2 場  所  各務原市議会議事堂          平成30年第4回各務原市議会定例会会議録(第1日目)           議   事   日   程   (第1号)                       平成30年11月29日(木曜日)午前10時開議 日程第 1.会議録署名議員指名 日程第 2.会期決定 日程第 3.議第 80号 平成30年度各務原一般会計補正予算(第4号) 日程第 4.議第 81号 平成30年度各務原介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第 5.議第 82号 平成30年度各務原下水道事業特別会計補正予算(第2号)
    日程第 6.議第 83号 各務原学校施設整備基金条例 日程第 7.議第 84号 各務原国際交流振興基金条例廃止する条例 日程第 8.議第 85号 各務原市議会議員及び各務原市長選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部を改正する条例 日程第 9.議第 86号 各務原市営墓地条例の一部を改正する条例 日程第10.議第 87号 各務原地区計画区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例 日程第11.議第 88号 工事請負契約締結市民会館空調設備改修工事日程第12.議第 89号 工事請負契約締結市民会館舞台照明設備改修工事日程第13.議第 90号 財産無償譲渡認定こども園各務保育園(旧各務保育所)) 日程第14.議第 91号 公の施設指定管理者指定各務原那加福祉センターほか13施設日程第15.議第 92号 公の施設指定管理者指定各務原福祉の里) 日程第16.議第 93号 公の施設指定管理者指定各務原高齢者生きがいセンター稲田園日程第17.議第 94号 公の施設指定管理者指定各務原高齢者生きがいセンター川島園日程第18.議第 95号 公の施設指定管理者指定各務原商工振興センターほか3施設日程第19.議第 96号 公の施設指定管理者指定各務原指定文化財皆楽座) 日程第20.議第 97号 公の施設指定管理者指定各務原総合体育館ほか17施設日程第21.議第 98号 公の施設指定管理者指定各務原リバーサイド21) 日程第22.議第 99号 市道路線認定市道鵜1402号線ほか2路線日程第23.議第100号 市道路線認定市道那1132号線) 日程第24.議第101号 市道路線廃止及び認定市道鵜1081号線ほか3路線日程第25.請願第 2号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願 日程第26.請願第 3号 所得税法第56条の廃止を求める意見書採択を求める請願 日程第27.休会期間決定 〇諸般の報告 1、議案提出について 1、専決処分報告について 1、定期監査の結果について 1、例月出納検査の結果について 1、請願提出について 1、陳情等提出について 1、意見書の処理結果報告について 〇本日の会議に付した事件 日程第 1.会議録署名議員指名 日程第 2.会期決定 日程第 3.議第 80号 平成30年度各務原一般会計補正予算(第4号) 日程第 4.議第 81号 平成30年度各務原介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第 5.議第 82号 平成30年度各務原下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第 6.議第 83号 各務原学校施設整備基金条例 日程第 7.議第 84号 各務原国際交流振興基金条例廃止する条例 日程第 8.議第 85号 各務原市議会議員及び各務原市長選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部を改正する条例 日程第 9.議第 86号 各務原市営墓地条例の一部を改正する条例 日程第10.議第 87号 各務原地区計画区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例 日程第11.議第 88号 工事請負契約締結市民会館空調設備改修工事日程第12.議第 89号 工事請負契約締結市民会館舞台照明設備改修工事日程第13.議第 90号 財産無償譲渡認定こども園各務保育園(旧各務保育所)) 日程第14.議第 91号 公の施設指定管理者指定各務原那加福祉センターほか13施設日程第15.議第 92号 公の施設指定管理者指定各務原福祉の里) 日程第16.議第 93号 公の施設指定管理者指定各務原高齢者生きがいセンター稲田園日程第17.議第 94号 公の施設指定管理者指定各務原高齢者生きがいセンター川島園日程第18.議第 95号 公の施設指定管理者指定各務原商工振興センターほか3施設日程第19.議第 96号 公の施設指定管理者指定各務原指定文化財皆楽座) 日程第20.議第 97号 公の施設指定管理者指定各務原総合体育館ほか17施設日程第21.議第 98号 公の施設指定管理者指定各務原リバーサイド21) 日程第22.議第 99号 市道路線認定市道鵜1402号線ほか2路線日程第23.議第100号 市道路線認定市道那1132号線) 日程第24.議第101号 市道路線廃止及び認定市道鵜1081号線ほか3路線日程第25.請願第 2号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願 日程第26.請願第 3号 所得税法第56条の廃止を求める意見書採択を求める請願 1、委員会付託請願第2号並び請願第3号) 日程第27.休会期間決定出席議員(24名)                     1 番   古 川 明 美  君                     2 番   水 野 岳 男  君                     3 番   黒 田 昌 弘  君                     4 番   塚 原   甫  君                     5 番   小 島 博 彦  君                     6 番   指 宿 真 弓  君                     7 番   杉 山 元 則  君                     8 番   永 冶 明 子  君                     9 番   五十川 玲 子  君                    10 番   大 竹 大 輔  君                    11 番   岩 田 紀 正  君                    12 番   津 田 忠 孝  君                    13 番   瀬 川 利 生  君                    14 番   仙 石 浅 善  君                    15 番   水 野 盛 俊  君                    16 番   坂 澤 博 光  君                    17 番   波多野 こうめ  君                    18 番   横 山 富士雄  君                    19 番   吉 岡   健  君                    20 番   川 嶋 一 生  君                    21 番   池 戸 一 成  君                    22 番   岡 部 秀 夫  君                    23 番   足 立 孝 夫  君                    24 番   川 瀬 勝 秀  君 〇欠席議員(なし) 〇説明のため出席した者の職氏名               市長          浅 野 健 司  君               副市長         磯 谷   均  君               副市長         小 鍋 泰 弘  君               市長公室長       山 下 幸 二  君               企画総務部長      鷲 主 英 二  君               法令審査監       星 野 正 彰  君               市民生活部長      三 輪 雄 二  君               健康福祉部長      植 田 恭 史  君               健康福祉部参与福祉事務所長
                              山 下 修 司  君               産業活力部長      中 野 浩 之  君               都市建設部長      服 部   隆  君               水道部長        村 瀬   普  君               会計管理者       村 井 清 孝  君               消防長         横 山 元 彦  君               教育長         加 藤 壽 志  君               教育委員会事務局長   尾 関   浩  君               監査委員事務局長選挙管理委員会事務局長兼公               平委員会書記長固定資産評価審査委員会書記                           谷 野 好 伸  君               企画総務部総務課長   永 井 昭 徳  君               企画総務部財政課長   倉 持 庸 二  君 〇職務のため出席した事務局職員               議会事務局長      土 川   孝               総務課長        奥 村 真 里               総務課主幹       前 島 宏 和               書記          横 田 直 也               書記          河 手 美 季         ─────────────────────────── (開会式) ◎議会事務局長土川孝君) 御起立を願います。  ただいまから平成30年第4回各務原市議会定例会開会式を行います。  浅野市長から御挨拶をいただきます。 ◎市長浅野健司君) 皆さん、おはようございます。  本日は、お忙しいところ、平成30年第4回各務原市議会定例会をお願いいたしましたところ、議員全員の御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  ここ数日、非常に天候不順が続いておりましたけれども、この秋のイベントは皆様方お楽しみをいただけたでしょうか。後ほど御提出申し上げます議案につきましては、全てが重要なものばかりでありますので、慎重に御審議をいただき、適切な御議決を賜りますことをお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。 ◎議会事務局長土川孝君) 川瀬議長が御挨拶を申し上げます。 ○議長川瀬勝秀君) おはようございます。  平成30年第4回各務原市議会定例会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、年末を控え、公私とも大変お忙しい中定刻にお集まりをいただきまして、ありがとうございます。後ほど、市長より平成30年度補正予算を初め、22議案提出される予定となっております。いずれも重要な案件ばかりでございますので、慎重に審議をいただき、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げるとともに、その間の円滑な議事運営に御協力いただきますようお願い申し上げ、御挨拶といたします。よろしくお願いします。 ◎議会事務局長土川孝君) これをもちまして開会式を終わります。  御着席を願います。         ─────────────────────────── △1、開会 (開会) 午前10時1分 ○議長川瀬勝秀君) ただいまから平成30年第4回各務原市議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。         ─────────────────────────── △1、諸般の報告議長川瀬勝秀君) 日程に先立って、諸般の報告職員にいたさせます。         ─────────────────────────── (職員報告)  御報告いたします。 1、議案提出について  市長から、本日付をもって、議第80号から議第101号までの22案件提出がありました。 1、専決処分報告について  市長から、地方自治法第180条第2項の規定により、損害賠償の額を定めることについて専決処分した報告が5件ありました。  内容は、お手元に配付した写しのとおりであります。 1、定期監査の結果について  監査委員から、地方自治法第199条第9項の規定により、平成30年度第1回定期監査並びに第2回定期監査を執行した結果の報告がありました。  内容は、省略させていただきます。 1、例月出納検査の結果について  監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定により、平成30年度7月分、8月分、9月分の現金出納検査を執行した結果の報告がありました。  内容は、省略させていただきます。 1、請願提出について  各務原那加信長町2丁目74番地、各務原民主商工会会長 野村和義氏から、国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願と、各務原那加信長町2丁目74番地、各務原民主商工会婦人部 塚田豊子氏から、所得税法第56条の廃止を求める意見書採択を求める請願提出がありました。  内容は、お手元に配付した請願文書表のとおりであります。 1、陳情等提出について  東京都千代田区神田小川町3-28昇龍館ビル4F、公益社団法人日本理科教育振興協会会長 大久保昇氏から、平成31年度理科教育設備整備費等補助金予算増額計上についての要望と、各務原市那加東亜町106番地、公益社団法人各務原シルバー人材センター理事長 和田勝博氏から、各務原シルバー人材センター支援に関する要望と、岐阜市吉野町6-14三井生命岐阜駅前ビル6F、岐阜保険医協会会長 浅井德光氏から、「後期高齢者の医療の窓口負担見直し」にあたり、原則1割負担の継続を求める」意見書採択に関する陳情と、愛知県名古屋市熱田区沢下町9-7労働会館東館405、全国福祉保育労働組合東海地方本部執行委員長 薄美穂子氏から、保育士人材定着・確保のため、職員配置基準公定価格の抜本的な改善にむけて国に対し意見書提出を求める陳情の提出がありました。  内容は、お手元に配付した陳情文書表のとおりであります。 1、意見書の処理結果報告について  さきの定例会において議決されました精神障がい者に対する公共交通機関運賃割引制度の適用を求める意見書厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書につきましては、それぞれお手元に配付いたしました報告書のとおり衆参両院議長、並びに各関係行政長宛てに送付いたしました。  以上で報告を終わります。         ─────────────────────────── ○議長川瀬勝秀君) 以上で諸般の報告を終わります。         ─────────────────────────── ○議長川瀬勝秀君) 本日の日程は、お手元に配付したとおり定めました。         ─────────────────────────── △日程第1、会議録署名議員指名議長川瀬勝秀君) 日程第1、会議録署名議員指名を行います。  本日の会議録署名議員には、会議規則第80条の規定により、議長において22番 岡部秀夫君、23番 足立孝夫君の両君を指名いたします。         ─────────────────────────── △日程第2、会期決定議長川瀬勝秀君) 日程第2、会期決定を議題といたします。  おはかりいたします。今期定例会会期は、本日から12月21日までの23日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長川瀬勝秀君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会会期は本日から12月21日までの23日間と決しました。         ─────────────────────────── △日程第3、議第80号から日程第24、議第101号まで ○議長川瀬勝秀君) 日程第3、議第80号から日程第24、議第101号までの22案件を一括し、議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長川瀬勝秀君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。  市長 浅野健司君。   (市長 浅野健司君登壇) ◎市長浅野健司君) 平成30年第4回各務原市議会定例会提出いたしました議案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  今回提出いたしました議案は、  ・予算補正              3件  ・条例の制定・改廃           5件  ・工事請負契約締結          2件  ・財産無償譲渡            1件  ・指定管理者指定           8件  ・市道路線認定廃止         3件 の合計22案件であります。  まず、議第80号から議第82号までの3案件は、予算補正に関するものであります。  議第80号は、平成30年度一般会計補正予算(第4号)を定めようとするもので、県議会議員選挙費を初め、犬山東線バイパス整備事業サイクリングロード復旧事業など、当面の行政需要に対応するため、歳入歳出予算繰越明許費債務負担行為及び地方債補正を行うものであります。  歳入は、  ・支出金                  1516万3000円  ・財産収入                  5588万3000円  ・市債                       170万円
    などを計上しております。  一方、歳出は、  ・職員給与費             減額  4455万1000円  ・県議会議員選挙費              1450万3000円  ・犬山東線バイパス整備事業         6779万9000円  ・サイクリングロード復旧事業           2130万円  ・児童援助費                   1250万円 などを計上しております。  この結果、一般会計歳入歳出予算にそれぞれ7340万3000円を追加し、補正後の予算総額を453億9590万9000円とするものです。  繰越明許費につきましては、事業執行状況見込みにより、市民会館屋上修繕事業を翌年度に繰り越して実施しようとするものであります。  債務負担行為補正につきましては、県議会議員選挙事務補助業務派遣委託等事業ほか18件を追加するものです。  地方債補正につきましては、起債対象事業費の追加により消防施設整備事業債を変更するものです。  議第81号は、平成30年度介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めようとするもので、平成29年度の決算の確定に伴い、剰余金介護給付費準備基金に積み立てるため、歳入歳出予算にそれぞれ5億2968万9000円を追加し、補正後の予算総額を109億3266万7000円とするものです。  議第82号は、平成30年度下水道事業特別会計補正予算(第2号)を定めようとするもので、職員給与費減額等に伴い、歳入歳出予算からそれぞれ141万3000円を減額し、補正後の予算総額を39億838万6000円とするものです。  繰越明許費につきましては、事業執行状況見込みにより、蘇原中学校貯留施設ほか1雨水渠整備事業を翌年度に繰り越して実施しようとするものです。  次に、議第83号から議第87号までの5案件は、条例の制定・改廃に関するものです。  議第83号は、本市の学校施設整備を円滑に行うことを目的に学校施設整備基金を設置するため、議第84号は、国際交流振興基金廃止するため、議第85号は、公職選挙法の一部改正に伴い関係規定整備するため、議第86号は、市営墓地内に新たに合葬式墓地を設置するため、議第87号は、鵜沼西町第二地区地区計画の区域内における建築物等に関する制限を定めるため、それぞれ条例を制定・改廃するものであります。  次に、議第88号及び議第89号の2案件は、工事請負契約締結に関するものであります。  議第88号は、市民会館空調設備改修工事を2億3976万円で川崎・石田特定建設工事共同企業体と、議第89号は、市民会館舞台照明設備改修工事を1億5120万円で丸茂電機株式会社名古屋営業所と、それぞれ一般競争入札の結果に基づき工事請負契約締結するものです。  次に、議第90号は財産無償譲渡に関するもので、平成21年に民営化した旧各務保育所である認定こども園各務保育園の建物などを、安定的かつ良質な保育の実施を図るため、現在同保育園を運営している学校法人長屋学園に無償で譲渡しようとするものです。  次に、議第91号から議第98号までの8案件は、公の施設指定管理者指定に関するものです。  議第91号は、各務原那加福祉センターほか13施設について、議第94号は、各務原高齢者生きがいセンター川島園について、議第95号は、各務原商工振興センターほか3施設について、議第96号は、各務原指定文化財皆楽座について、議第97号は、各務原総合体育館ほか17施設について、議第98号は、各務原リバーサイド21について、一般財団法人各務原施設振興公社を、議第92号は、各務原福祉の里について、議第93号は、各務原高齢者生きがいセンター稲田園について、社会福祉法人各務原社会福祉事業団を、それぞれ指定管理者指定しようとするものであります。  最後に、議第99号から議第101号までの3案件は、市道路線認定廃止に関するものです。  議第99号は、開発行為により設置された道路を市道として認定しようとするもので、議第100号は、市道那378号線道路改良事業に伴い、整備する周辺道路市道として認定しようとするもので、議第101号は、商業拠点の形成に伴い市道路線の再編成をするため、それぞれ廃止及び認定をしようとするものです。  以上御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長川瀬勝秀君) 以上で説明は終わりました。         ─────────────────────────── △日程第25、請願第2号並び日程第26、請願第3号 ○議長川瀬勝秀君) 日程第25、請願第2号、並びに日程第26、請願第3号を一括し議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長川瀬勝秀君) 職員の朗読を省略し、紹介議員の説明を求めます。  最初に、請願第2号について、8番 永冶明子君。   (8番 永冶明子君登壇) ◆8番(永冶明子君) おはようございます。  請願第2号について御紹介をさせていただきます。読み上げて、内容を、趣旨を御紹介いたします。  国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願。  請願趣旨。  今、私たちの暮らしや地域経済は大変深刻な状況です。8%増税によって戦後初めて2年連続で個人消費がマイナスになりました。増税と、年金カット・医療・介護など社会保障費負担の増、そして実質賃金低下、物価上昇の三重苦のもとで、「これ以上節約するところがない」と悲鳴が上がっています。ところが政府は、2019年10月に消費税率10%への引き上げを強行する姿勢を崩していません。税率10%への引き上げで5.6兆円の増税となり、「軽減」分を差し引いても4.6兆円イコール1世帯当たり8万円の増税という試算も出ています。このような状況で消費税を引き上げれば、税率が5%から8%になったときの大不況が再来します。  加えて、税率引き上げと同時に実施を狙う「複数税率」には、重大な問題があります。飲食料品と週2回以上発行の新聞代は税率8%に据え置かれますが、運送費や加工費、広告宣伝費など10%の分は値上がりします。また、8%と10%の線引きは単純ではありません。そして、2023年に導入される「インボイス(適格請求書)制度」は地域経済を担う中小業者にとって大きな負担となり、免税業者が商取引から排除されるという重大な問題があります。各務原市内の申告業者のうち青色申告4978人、白色申告1万9201人と青色申告が2割ほどしか普及していない現状でインボイス制度が導入されれば、煩雑な記帳が求められる白色申告業者は廃業に追い込まれます。事業者数の多くを占める白色申告者を苦しめ、追っては廃業に追い込み、市の税収に影響を及ぼすおそれがあります。インボイスを実施させないためにも消費税増税は行うべきではありません。日本商工会議所もインボイス制度については「廃止を含め、慎重に検討すべき」と公表しています。  そもそも消費税は、所得の少ない人ほど負担が重く、貧困と格差を拡大する根本的な欠陥を持つ税制です。増税されるたびに消費税の滞納額がふえ、国税滞納額に占める消費税の割合が高くなっているのはその証拠です。  日本国憲法は応能負担原則にのっとった税制の確立を要請しています。  消費税増税ではなく、税金の集め方、使い方を見直し、大企業や富裕層を優遇する不公平税制をただすべきです。軍事費や不要不急の大型公共事業への歳出を減らし、暮らしや社会保障、地域経済振興を優先に税金を使い、内需主導で家計を温める経済政策をとるべきです。そうすれば、社会保障制度の拡充も、財政再建の道も開かれます。  私たちは、住民の暮らしと地域経済、そして地方自治体に深刻な打撃を与える消費税増税を中止することを強く求めます。  以上の趣旨から、次の事項について請願をいたします。  請願事項。  1、2019年10月の消費税率10%への引き上げ中止を求める意見書を政府に上げてください。  1、インボイス導入中止を求める意見書を政府に上げてください。  以上です。  中小・零細小売業者などを苦境に追い込む増税に対し、国へ意見書提出する請願に各議員の御理解・御賛同をよろしくお願いしたいと思います。  提出は、民主商工会会長の野村和義さんでした。  どうぞ、よろしくお願いをいたします。 ○議長川瀬勝秀君) 続いて、請願第3号について、17番 波多野こうめ君。   (17番 波多野こうめ君登壇) ◆17番(波多野こうめ君) 請願第3号について。所得税法第56条の廃止を求める意見書採択を求める請願書について、請願文書を朗読して説明にかえさせていただきます。  請願趣旨。  地域経済の担い手である中小業者の営業は、家族全体の労働によって支えられています。しかし、日本の税制は、家族従業者の働き分(自家労賃)を、所得税法第56条「事業主の配偶者とその親族が事業に従事したとき、対価の支払いは必要経費に算入しない」(条文趣旨)により、必要経費として認めていません。  家族従業者の働き分は事業主の所得となり、配偶者86万円、配偶者以外の家族50万円が控除されるのみで、最低賃金にも達していません。このことによって、社会保障や行政手続などの面で弊害が生じています。  青色申告にすれば給料を経費にできるという所得税法第57条は、税務署長への届け出と記帳義務などの条件つきであり、申告の仕方で納税者を差別するものです。2014年1月に、全ての中小業者に記帳が義務化されており、所得税法第57条による差別は認められません。  家族の人権を認めない所得税法第56条は廃止すべきと、全国で504自治体(2018年7月現在)が国に意見書を上げています。世界の主要国では、家族従業者の働き分を必要経費と認めています。国連女性差別撤廃委員会は2016年、「所得税法第56条が家族従業女性の経済的自立を妨げていること」を懸念し、「所得税法の見直し」を日本政府に勧告しました。政府は56条廃止に向けて検討を始めていると答弁していますが、いまだ実現していません。  よって、家族従業者の人権保障の基礎をつくるため、貴議会で「意見書」として可決され、国に対して働きかけてください。  請願事項。  1.所得税法第56条を廃止するよう、国に意見書提出すること。  以上、皆さんの御賛同をお願いいたします。 ○議長川瀬勝秀君) 以上で説明は終わりました。         ─────────────────────────── △1、委員会付託請願第2号並び請願第3号) ○議長川瀬勝秀君) ただいま議題となっております2請願については、お手元に配付いたしました付託表のとおり、民生常任委員会に付託いたします。  なお、委員会は会期日程表のとおり開催する旨、委員長にかわって告知いたします。         ─────────────────────────── △日程第27、休会期間決定議長川瀬勝秀君) 日程第27、休会期間決定を議題といたします。  おはかりいたします。議案精読のため、11月30日から12月11日までの12日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長川瀬勝秀君) 御異議なしと認めます。よって、11月30日から12月11日までの12日間休会することに決しました。  なお、質疑・質問の発言通告書は12月3日午前10時までに御提出ください。         ─────────────────────────── △1、散会 ○議長川瀬勝秀君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。 (散会) 午前10時27分         ───────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。            各務原市議会議長     川 瀬 勝 秀            各務原市議会議員     岡 部 秀 夫            各務原市議会議員     足 立 孝 夫...