・
決算の
認定 6件
・予算の
補正 4件
・
条例の改正 5件
・
工事請負契約の
締結 2件
・
調停の成立 1件
・未
処分利益剰余金の
処分 1件
・人事の
案件 4件
の合計23
案件であります。
まず、
認第1号から
認第6号までの6
案件は、
平成29年度の
一般会計、
特別会計及び
企業会計の各
決算について、
認定を得ようとするものであります。
平成29年度は、我が国の経済において、
企業収益が増加する中で、雇用・
所得環境が改善し、所得の増加が消費や投資の拡大につながるという経済の好循環が感じられた年となりました。
一方で、
労働市場においては、
有効求人倍率が依然として高い水準で推移し、
企業の
人手不足感が高まるなど、
少子高齢化が進む中での
人材確保が課題と考えられております。
そのような中、本市におきましては、
人材確保に課題を抱える
企業を
支援するため、県外の大学と
人材育成や交流を目的とした
連携協定を
締結するとともに、大学生に
市内企業を紹介する
バスツアーを開催するなど、
雇用確保に努めてまいりました。
さらに、
地方創生の大きな一歩となる岐阜かかみがはら
航空宇宙博物館をリニューアルオープンさせ、
子どもたちの夢を育むとともに、本市の強みである
航空宇宙産業を市内、県内はもとより、国内外に強く情報発信してまいりました。
また、選ばれるまちを目指し、
イオンモール各務原に
移住定住総合窓口、かかみがはら
オープンクラスを開設し、
各務原市の魅力を発信するとともに、住まいや仕事などの情報を提供するなど、
シティプロモーションを積極的に推進いたしました。こちらは、実際に
移住者の方が出てきており、手応えを感じているところであります。
一方で、
市民お一人お一人にきめ細かな
サービスが求められる中、
市民の皆様がこれまで以上に安心して暮らしていけるよう、昨年7月に
基幹相談支援センター「すまいる」、
教育センター「すてっぷ」を、さらにことし4月には
母子健康包括支援センター「クローバー」を開設し、さまざまな課題に対応できる
相談支援の体制を整えました。
また、近年頻発する地震や豪雨などの災害への備えとして、
避難所環境の充実を図るとともに、
災害対策の拠点となる新
庁舎建設事業を着実に推進してきたところであります。
このように、挑戦とも言える施策を行うとともに、
市民生活に寄り添った
サービス提供を着実に進めた1年でありました。
次に、それぞれの
会計における
収入済額、
支出済額及びその
差引残額を申し上げます。
認第1号の
一般会計決算は、
・
収入済額 512億770万5867円
・
支出済額 487億5464万4452円
・
差引残額 24億5306万1415円
認第2号の
国民健康保険事業特別会計決算は、
・
収入済額 194億2176万3248円
・
支出済額 174億2296万9027円
・
差引残額 19億9879万4221円
認第3号の
介護保険事業特別会計決算は、
・
収入済額 105億6334万535円
・
支出済額 98億8953万9487円
・
差引残額 6億7380万1048円
認第4号の
後期高齢者医療事業特別会計決算は、
・
収入済額 30億2354万7272円
・
支出済額 29億8053万6068円
・
差引残額 4301万1204円
認第5号の
下水道事業特別会計決算は、
・
収入済額 34億7142万5445円
・
支出済額 34億3600万1445円
・
差引残額 3542万4000円
認第6号の
水道事業会計決算は、
・収益的収入
決算額 27億8905万9629円
・収益的支出
決算額 22億1845万7926円
・資本的収入
決算額 9669万6387円
・資本的支出
決算額 10億6265万1003円
となっております。
なお、各
会計における
事務事業の実績及び主要施策の成果につきましては、別冊の
決算認定資料及び
決算書に取りまとめております。
また、今回の
決算の
提出に先立ちまして、
各務原市
監査委員の慎重な御審査をいただき、その結果につきましては、別冊の
決算審査
意見書として
報告されておりますので、よろしく御審議のほどをお願いいたします。
次に、議第62号から議第65号までの4
案件は、予算の
補正に関するものであります。
議第62号は、
平成30年度
一般会計補正予算(第2号)を定めようとするもので、旭町ふれあいセンター屋上防水改修事業を初め、浸水対策方針検討事業、(仮称)城山公園外1整備事業など、当面の行政需要に対応するため歳入歳出予算、債務負担行為及び地方債の
補正を行うものであります。
歳入は、
・
財政調整基金繰入金 2億2865万9000円
・市債 470万円
を計上しております。
一方、歳出は、
・旭町ふれあいセンター屋上防水改修事業 528万2000円
・過誤納還付金 1億2040万2000円
・浸水対策方針検討事業 669万円
・(仮称)城山公園外1整備事業 9195万3000円
などを計上しております。
この結果、
一般会計の歳入歳出予算にそれぞれ2億3335万9000円を追加し、
補正後の予算総額を452億5306万1000円とするものです。
債務負担行為の
補正につきましては、(仮称)城山公園外1整備事業を追加するものです。
地方債の
補正につきましては、起債対象事業の追加により、学習等供用施設整備事業債を追加するものです。
議第63号は、
平成30年度
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めようとするもので、過年度の介護給付費等の確定による精算返還に伴い、歳入歳出予算にそれぞれ1億4151万2000円を追加し、
補正後の予算総額を104億297万8000円とするものです。
また、介護保険料コンビニ収納代行業務委託事業に係る債務負担行為を設定するものであります。
議第64号は、
平成30年度
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を定めようとするもので、後期高齢者医療保険料コンビニ収納代行業務委託事業に係る債務負担行為を設定するものであります。
議第65号は、
平成30年度
下水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めようとするもので、公共下水道事業計画の変更に伴い、歳入歳出予算にそれぞれ872万7000円を追加し、
補正後の予算総額を39億979万9000円とするものです。
次に、議第66号から議第70号までの5
案件は、
条例の改正に関するものです。
議第66号は、勤務1時間当たりの給与額の算出方法を改めるため、議第67号は、
個人番号の利用範囲を改めるため、議第68号は、各務ケ原駅南
自転車等駐車場を新設する等のため、議第69号は、建築基準法の一部改正に伴い手数料の額を定めるため、議第70号は、公共下水道の使用料の額を改めるため、それぞれ
条例を改正しようとするものであります。
次に、議第71号及び議第72号の2
案件は、
工事請負契約の
締結に関するものです。
議第71号は、
各務原市
クリーンセンター基幹的設備改良工事を15億1200万円で日立造船株式会社中部支社と、議第72号は、
雄飛ケ丘第2
住宅C棟耐震補強等工事(建築)を3億6396万円で天龍・大竹特定建設工事共同
企業体とそれぞれ一般競争入札の結果に基づき、
工事請負契約を
締結しようとするものであります。
議第73号は、(仮称)城山公園外1整備事業のため、相手方の土地の売り渡し、建物の撤去等を求めて申し立てた
調停につきまして、相手方、
各務原市土地開発公社及び市で協議が調いましたので、当該
調停を成立させようとするものであります。
議第74号は、
平成29年度
各務原市
水道事業会計未
処分利益剰余金の
処分に関するものであります。
最後に、議第75号から議第78号までの4
案件は、人事の
案件に関するものです。
議第75号は、
各務原市
固定資産評価審査委員会委員 永井誠氏の任期が9月30日に満了するため、その後任に森茂氏を選任しようとするものであります。
議第76号から議第78号までの3
案件は、
人権擁護委員候補者の
推薦に関するものです。
議第76号は、人権擁護委員 田中八宏氏の任期が12月31日に満了するため、その後任の候補者に岩田親典氏を、議第77号は、人権擁護委員 清水辰巳氏が5月31日に辞任したため、その後任の候補者に村上鐘治氏を、議第78号は、人権擁護委員 長谷川繁氏の任期が12月31日に満了するため、再び同氏をそれぞれ
推薦しようとするものであります。
いずれも人格、識見ともにすぐれ、その職務を全うされるに適任であると存じます。
以上御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
川瀬勝秀君) 続いて、
監査委員から
決算審査の意見並びにその経過について
報告を求めます。
代表監査委員 五島浩利君。
(
代表監査委員 五島浩利君登壇)
◎
代表監査委員(五島浩利君)
監査委員を代表いたしまして、
平成29年度
各務原市
水道事業会計決算、
各務原市
一般会計・
特別会計歳入歳出
決算及び基金運用状況、並びに
平成30年度に算定いたしました
健全化判断比率、並びに
水道事業会計及び
下水道事業特別会計の
資金不足比率の審査結果につきまして、御
報告申し上げます。
まず
水道事業会計決算審査に当たりましては、
決算報告書、財務諸表及び関係諸帳簿の全般にわたりまして、常に
企業の経済性を発揮するとともに、その本来の目的である公共の福祉を増進するように運営されているかどうかを念頭に置きまして審査をしてまいりました。
その結果、経営成績及び
財政状態は適正に表示されており、かつ計数においても正確であることを確認したところであります。
今後とも組織や
事務事業の効率化、施設
管理の見直しなど、経営基盤強化のための取り組みを一層推進し、将来にわたって安心・安全な水を安定的に提供されるよう要望いたします。
次に、
一般会計・
特別会計歳入歳出
決算及び基金運用状況につきまして、例月
現金出納検査等の結果を参考にいたしまして、関係
職員の説明を求めるとともに、さらに抽出による現地調査を行うなど、総括的な審査を実施いたしました。
その結果、書類はいずれも関係法令に準拠して作成されており、計数は関係諸帳簿と符合し、正確であることを確認いたしました。また、予算の執行状況は、おおむね適正かつ効率的に執行されているものと認めたところでございます。
今後の行
財政運営に当たりましては、国と地方の
財政状況が依然として厳しい中、将来世代に過度の負担を残さないよう健全な
財政を維持するために、
市民が真に必要としている行政
サービスとは何かを的確に把握し、
事務事業の効果を十分検証した上で、スクラップ・アンド・ビルドを徹底し、限られたマンパワーと財源をもって最少の経費で最大の効果を上げるとともに、
市民福祉の増進に一層努められることを望むものであります。
続いて、
健全化判断比率につきまして、実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、黒字であるため比率はなく、将来負担比率はマイナス表示となり、算定されておりません。実質公債費比率は、1.3%で早期
健全化基準内でありました。また、
水道事業会計及び
下水道事業特別会計の
資金不足比率につきましても、資金の不足額は発生しておらず、算定されておりません。
以上の結果、健全な
財政運営に努められているものと判断いたしました。
なお、審査の結果につきましては、
各務原市公営
企業会計決算審査
意見書並びに
各務原市
一般会計・
特別会計歳入歳出
決算及び基金運用状況審査
意見書等として
提出しておりますので、御参照のほどよろしくお願いいたします。
以上をもちまして、審査結果についての
報告とさせていただきます。ありがとうございました。
○
議長(
川瀬勝秀君) 以上で説明並びに
報告は終わりました。
───────────────────────────
○
議長(
川瀬勝秀君) なお、質疑の発言通告書は9月4日午前10時までに御
提出ください。
───────────────────────────
△
日程第26、市議第3号
○
議長(
川瀬勝秀君)
日程第26、市議第3号を議題といたします。
───────────────────────────
○
議長(
川瀬勝秀君)
職員の朗読を省略し、
提出者の説明を求めます。
13番
瀬川利生君。
(13番
瀬川利生君登壇)
◆13番(
瀬川利生君) 市議第3号について、
提案理由を御説明いたします。
市議会だよりの編集に関する調査のため、千葉県香取市と埼玉県鴻巣市にあります株式会社
会議録センターへ
平成30年10月30日から31日までの2日間、
市議会だより編集委員である古川明美議員、水野岳男議員、塚原甫議員、小島博彦議員、指宿真弓議員、津田忠孝議員を派遣するもので、
会議規則第158条の
規定により、議会の議決を求めるものです。以上
議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○
議長(
川瀬勝秀君) 以上で説明は終わりました。
───────────────────────────
○
議長(
川瀬勝秀君) これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」との声あり)
○
議長(
川瀬勝秀君) これをもって質疑を終結いたします。
───────────────────────────
△1、
委員会付託省略(市議第3号)
○
議長(
川瀬勝秀君) おはかりいたします。ただいま議題の市議第3号については、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
川瀬勝秀君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の市議第3号については、
委員会付託を省略することに決しました。
───────────────────────────
○
議長(
川瀬勝秀君) これより討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○
議長(
川瀬勝秀君) これをもって討論を終結いたします。
───────────────────────────
○
議長(
川瀬勝秀君) これより採決を行います。
おはかりいたします。市議第3号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(
川瀬勝秀君) 起立全員であります。よって、市議第3号は原案のとおり可決されました。
───────────────────────────
○
議長(
川瀬勝秀君) この際、おはかりいたします。ただいま可決されました
議員派遣の
内容に今後変更を要するときの取り扱いについては、
議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
川瀬勝秀君) 御異議なしと認めます。よって、そのように取り計らいます。
───────────────────────────
△
日程第27、
請願第1号
○
議長(
川瀬勝秀君)
日程第27、
請願第1号を議題といたします。
───────────────────────────
○
議長(
川瀬勝秀君)
職員の朗読を省略し、紹介議員の説明を求めます。
7番 杉山元則君。
(7番 杉山元則君登壇)
◆7番(杉山元則君)
請願第1号
下水道使用料の
引き上げをしないことを求める
請願について、説明させていただきます。
請願文を読み上げさせていただきます。
各務原市は、
下水道使用料の
引き上げをしようとしています。大部分の世帯が3割を超える大幅な値上げになるようです。値上げ幅が大きいことから市は2段階で
引き上げる予定です。
使用料の
引き上げの理由は、
一般会計から下水道
会計に毎年多額の繰り入れをしており、その繰り入れを削減して使用料の値上げで賄うことにするということです。
一般会計から繰り入れを続けると行政
サービスが圧迫される要因になるといいますが、具体的にどのように影響が出てくるのかは明らかにされていません。
値上げについての十分な
市民説明会がないということです。広報紙で2度広報されただけ、あるいはホームページで記載されただけということになって、
市民に対する十分な説明がないということです。
それから、
市民の意見を聞く努力も行われていません。
公共性の高いインフラ事業である下水道事業は、使用料の
引き上げで運営するのではなく、引き続き
一般会計から繰り入れで推進すべきです。
市民の暮らしは、物価の値上げや電気・ガスなども引き上がる中で、下水道料金まで大幅に引き上がるのでは家計に大きく響きます。
市民はとても受け入れることはできません。
(
請願項目)
1.
下水道使用料の
引き上げはしないこと。
これに関しては、8月24日現在の署名数が2531人の方が署名をしております。
以上、
議員各位の賛同をよろしくお願いをいたします。
○
議長(
川瀬勝秀君) 以上で説明は終わりました。
───────────────────────────
△1、
委員会付託(
請願第1号)
○
議長(
川瀬勝秀君) ただいま議題となっております
請願第1号については、お
手元に配付いたしました付託表のとおり、建設水道常任委員会に付託いたします。
なお、委員会は
会期日程表のとおり開催する旨、委員長にかわって告知いたします。
───────────────────────────
△
日程第28、
休会期間の
決定
○
議長(
川瀬勝秀君)
日程第28、
休会期間の
決定を議題といたします。
おはかりいたします。
議案精読のため、8月31日から9月11日までの12日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
川瀬勝秀君) 御異議なしと認めます。よって、8月31日から9月11日までの12日間休会することに決しました。
なお、質問の発言通告書は9月3日午前10時までに御
提出ください。
───────────────────────────
△1、散会
○
議長(
川瀬勝秀君) 以上で本日の
日程は全部終了いたしました。
本日はこれをもって散会いたします。
(散会) 午前10時36分
───────────────────────────
地方自治法第123条第2項の
規定により、ここに署名する。
各務原市議会議長 川 瀬 勝 秀
各務原市議会議員 瀬 川 利 生
各務原市議会議員 仙 石 浅 善...