各務原市議会 > 2018-03-16 >
平成30年 3月16日経済教育常任委員会−03月16日-01号

ツイート シェア
  1. 各務原市議会 2018-03-16
    平成30年 3月16日経済教育常任委員会−03月16日-01号


    取得元: 各務原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    平成30年 3月16日経済教育常任委員会−03月16日-01号平成30年 3月16日経済教育常任委員会              経済教育常任委員会記録                  平成30年3月16日(金曜日)午前9時58分開議                              議事堂第3委員会室 【付託事項】 1.議第29号 各務原市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例を廃止する条例 2.議第30号 各務原市小口融資条例の一部を改正する条例 3.議第 1号 平成30年度各務原市一般会計予算の所管事項 【協議事項】 1.議会閉会中の継続調査の申し出について 〇出席委員(6名)                    委員長    水 野 盛 俊  君                    副委員長   黒 田 昌 弘  君                    委 員    指 宿 真 弓  君                    委 員    杉 山 元 則  君                    委 員    瀬 川 利 生  君
                       委 員    川 嶋 一 生  君 〇オブザーバー(1名)                    議 長    川 瀬 勝 秀  君 〇傍聴議員(17名)                    1 番    古 川 明 美  君                    2 番    水 野 岳 男  君                    4 番    塚 原   甫  君                    5 番    小 島 博 彦  君                    8 番    永 冶 明 子  君                    9 番    五十川 玲 子  君                   10 番    大 竹 大 輔  君                   11 番    岩 田 紀 正  君                   12 番    津 田 忠 孝  君                   14 番    仙 石 浅 善  君                   16 番    坂 澤 博 光  君                   17 番    波多野 こうめ  君                   18 番    横 山 富士雄  君                   19 番    吉 岡   健  君                   21 番    池 戸 一 成  君                   22 番    岡 部 秀 夫  君                   23 番    足 立 孝 夫  君 〇説明のため出席した者の職氏名               市 長         浅 野 健 司  君               副市長         磯 谷   均  君               副市長         小 鍋 泰 弘  君               企画総務部長      鷲 主 英 二  君               法令審査監       星 野 正 彰  君               企画政策課長      平 工 泰 聡  君               財政課長        倉 持 庸 二  君               産業活力部長      中 野 浩 之  君               参与(航空宇宙科学博物館リニューアル推進室長               事務取扱)       平 野 昌 彦  君               参与(観光交流課長事務取扱)                           稲 川 和 宏  君               次長兼商工振興課長   前 田 直 宏  君               次長兼産業政策室長   稲 垣 香代子  君               次長(航空宇宙科学博物館リニューアル担当)                           長 浦 淳 公  君               いきいき楽習課長    福 田 尚 已  君               農政課長        小 林 由 孝  君               会計管理者       村 井 清 孝  君               教育長         加 藤 壽 志  君               教育委員会事務局長   尾 関   浩  君               次長兼中央図書館長兼川島ほんの家館長                           広 瀬 明 美  君               総務課長        横 山 直 樹  君               学校給食センター所長  横 山 素 明  君               学校教育課長      広 瀬   良  君               青少年教育課長     小 川   晃  君               少年自然の家所長    二 瓶 将 成  君               文化財課長       西 村 勝 広  君               スポーツ課長      飯 沼 利 行  君               監査委員事務局長選挙管理委員会事務局長               兼公平委員会書記長   谷 野 好 伸  君 〇職務のため出席した事務局職員               議会事務局長      土 川   孝               総務課長        進 藤 達 彦               総務課主幹       前 島 宏 和               主任主査兼総務係長   富 田 武 徳               主 査         戸 田 梨 恵               主任書記        阿 部 起 也               書 記         横 田 直 也         ─────────────────────────── (開会) 午前9時58分 ○委員長(水野盛俊君) ただいまから経済教育常任委員会を開会いたします。  今期定例会に審査の付託を受けました各案件について、議案付託表に基づき、順次審査願います。  発言は、委員長の許可を得て、一問一答形式により、順序よく発言願います。  なお、最初に申し上げておきますが、質疑をする際は資料のページを示してから発言ください。また、発言は簡潔明瞭に願います。  初めに、議第29号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) それでは、議案書は72ページ、73ページをごらんください。  議第29号 各務原市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例を廃止する条例につきまして、御説明申し上げます。  産業集積の形成または産業集積の活性化に関する基本的な計画期間が満了するため、この条例を定めようとするものです。法の効力が切れるに伴いまして、いわゆる工場緑地緩和の特例に関する条例廃止と今後の経過措置の取り扱いを定めております。  附則におきまして、経過措置として、この条例による廃止前の条例の適用を受けた特定工場につきましては、この条例施行の日から10年間は、旧条例で定めた地域及び地域内の緑地面積及び環境面積率の特例を適用する旨を定めております。  さらに、旧条例第3条の表の区域の範囲に掲げられた区域に存する既存工場等につきましては、この条例の施行の日から10年間は、生産施設の面積の変更が行われる場合の緑地及び環境施設の面積の算定は、旧条例附則第2条を適用する旨を定めております。  なお、この条例は平成30年4月1日から施行します。  説明は以上となります。 ○委員長(水野盛俊君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆委員(瀬川利生君) この経過措置期間はなぜ10年としたか、その理由をお聞かせください。 ◎次長兼産業政策室長(稲垣香代子君) 経済産業省から、今回の条例制定、条例廃止等に当たっての基本的な考え方、条例の参考モデルを記載しましたガイドラインが出されております。このガイドラインのほうで、廃止の際の経過措置適用期間の目安ということで10年が示されております。これを参考とし、10年とさせていただいております。 ○委員長(水野盛俊君) ほかにありませんか。   (挙手する者なし) ○委員長(水野盛俊君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(水野盛俊君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第29号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(水野盛俊君) 挙手全員であります。よって、議第29号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第30号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) 議案書は、74ページから75ページをごらんください。あと、改正条例案新旧対照表68ページから69ページをごらんください。
     小口融資の貸付限度額及び貸付期間を改めるため、この条例を定めようとするものです。  平成29年6月に公布されました中小企業の経営の改善発達を促進するための中小企業信用保険法等の一部を改正する法律による、いわゆる中小企業信用保険法の一部改正に伴いまして、平成30年4月1日から、特別小口保険の限度額が1250万円から2000万円に引き上げられます。また、この引き上げに伴いまして、岐阜県信用保証協会が定める小口融資の貸付期間の上限が96カ月から120カ月に延長されるため、市の小口融資制度も同様の改正を行うために条例改正を行うものです。  また、連帯保証人につきましては、これまでは一定の条件、例えば法人の市県民税が均等割の場合などにつきましては、その法人の代表者を連帯保証人とするということを必要としておりましたけれども、今回、法改正に伴いまして、中小企業庁からの依頼によりまして、連帯保証人を要する要件につきましては、県の信用保証協会が必要と認める場合に限り連帯保証人を要すると要件を緩和することとします。  改正案の主な点を説明します。  申込人資格を定めている第4条です。  これまでは、先ほどお話ししたとおり、連帯保証人を必要とする場合もありまして、申込人も含め、連帯保証人が市税滞納者でないことなども規定しておりましたが、第4条では、申込人本人の資格に特化した内容に整理をし直しております。  融資条件を定めている第6条です。  融資限度額を2000万円に引き上げるとともに、貸付期間を120カ月に延長しまして、連帯保証人については原則不要と定めております。  なお、県信用保証協会連帯保証人を必要とする場合、その連帯保証人についても市税を滞納していないことを定めております。  この条例は、平成30年4月1日から施行します。  また、施行日以降の申し込みに係る融資から適用する旨の経過措置を定めておりまして、3月中の融資申し込みで融資実行が4月1日以降となるものにつきましては、改正前での条例の適用となります。  説明は以上となります。 ○委員長(水野盛俊君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆委員(指宿真弓君) この条例改正のきっかけとなった中小企業信用保険法の改正の背景を教えてください。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) 今回の改正の背景は、中小企業、特に小規模事業者資金繰り支援を拡充するというふうに聞いております。そういう法律の趣旨になっております。 ◆副委員長(黒田昌弘君) この返済期間の変更、96カ月から120カ月、運転資金は今までの60カ月と変わらないですか。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) 運転資金も延ばしております。5年から7年に延ばしています。 ○委員長(水野盛俊君) ほかにありませんか。   (挙手する者なし) ○委員長(水野盛俊君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(水野盛俊君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第30号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(水野盛俊君) 挙手全員であります。よって、議第30号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第1号中、当委員会に所管する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎総務課長(横山直樹君) 議第1号 平成30年度各務原市一般会計予算について、産業活力部及び教育委員会が所管しております事項について順次説明いたします。  まず歳入でございます。  予算説明書62ページ、63ページをごらんください。  13款分担金及び負担金になります。2項負担金、2目教育費負担金545万円につきましては、日本スポーツ振興センター保護者負担金でございます。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) 続いて64ページ、65ページをお願いします。  14款使用料及び手数料です。1項使用料の中段あたり、4目労働使用料13万7000円は、伊木の森の敷地占用料です。  5目農林水産業使用料1401万2000円のうち、1節農業使用料は、岐阜中流用水使用料などでございます。また、2節林業使用料は、林業施設敷地占用料です。  6目商工使用料358万2000円につきましては、航空宇宙博物館使用料などでございます。 ◎総務課長(横山直樹君) 同じページの一番下になります。  9目教育使用料1868万5000円のうち、1節小学校使用料及び2節中学校使用料につきましては、学校の敷地占用料でございます。また、4節社会教育使用料につきましては、ライフデザインセンターや少年自然の家などの使用料等を計上しております。  1枚おめくりいただきまして、66、67ページになります。  5節保健体育使用料につきましては、小・中学校体育館使用料などでございます。6節特別支援学校使用料につきましては、特別支援学校敷地占用料でございます。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) 同じ66ページをお願いします。  続きまして、2項手数料、3目農林水産業手数料7000円は、岐阜中流用水使用料の督促手数料でございます。 ◎総務課長(横山直樹君) 同じページの一番下になります。  6目教育手数料9万1000円につきましては、図書館資料複写手数料でございます。  1枚おめくりいただき、68、69ページになります。  15款国庫支出金、2項国庫補助金のうち、次の70、71ページをごらんください。  9目教育費国庫補助金1億3680万円のうち、2節小学校費補助金及び3節中学校費補助金につきましては、要保護児童生徒の援助費や、小学校の防災機能強化事業に係る校舎給水管改修工事補助金防音関連維持費補助金などでございます。6節社会教育費補助金は、埋蔵文化財発掘調査事業に係る補助金でございます。7節保健体育費補助金につきましては、社会資本整備総合交付金により、川島スポーツ公園再整備事業の設計業務に係る補助金でございます。  3項委託金、3目教育費委託金3114万6000円につきましては、ナショナルトレーニングセンター事業委託金でございます。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) 74ページ、75ページをお願いします。  16款県支出金です。1項県負担金、中段あたりの5目商工費県負担金56万9000円は、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館運営事業に係る負担金です。  76ページ、77ページをお願いします。  2項県補助金、中段あたりの5目農林水産業費県補助金6586万6000円のうち、1節農業費補助金は、元気な農業産地構造改革支援事業補助金新規就農者確保事業補助金経営所得安定対策推進事業補助金などでございます。2節畜産業費補助金につきましては、酪農振興対策支援事業補助金でございます。3節農地費補助金は、県単土地改良事業費補助金多面的機能支払交付金です。4節林業費補助金につきましては、清流の国ぎふ森林・環境基金事業補助金などでございます。  次に、6目商工費県補助金768万9000円のうち、1節商工業振興費補助金市町村自主運行バス運行費補助金でございます。  続いて78、79ページをお願いします。  2節観光費補助金ひがしみの歴史街道観光振興事業補助金でございます。 ◎総務課長(横山直樹君) 同じページになります。  9目教育費県補助金3231万9000円のうち、1節教育総務費補助金につきましては、放課後子どもプラン推進事業及び地域未来塾推進事業に係る補助金でございます。  その下、3項委託金、1目総務費委託金2億2857万7000円のうち、所管分といたしまして、5節統計調査費委託金において学校基本調査費1万1000円を計上してございます。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) 5目商工費委託金、1節観光費委託金21万4000円は、東海自然歩道管理費委託金でございます。  80ページ、81ページをお願いします。  17款財産収入です。1項財産運用収入、2目利子及び配当金1億3890万6000円のうち、出資配当金収入には川崎重工業配当金も含まれます。  82ページ、83ページをお願いします。  18款寄附金です。1項寄附金、1目総務費寄附金4億2000万円は、各務原市応援寄附金、いわゆるふるさと納税分です。  88ページ、89ページをお願いします。  21款諸収入です。1項延滞金・加算金及び過料、1目延滞金2000万1000円のうち1000円は、岐阜中流用水使用料収入に伴う延滞金です。  3項貸付金元利収入、3目労働費貸付金元利収入2000万円は、勤労者住宅及び生活資金貸付金元金収入です。  4目商工費貸付金元利収入4億円は、中小企業小口融資追認保証貸付金元金収入でございます。  4項受託事業収入、2目農林水産業費受託事業収入17万3000円は、農業者年金事務受託事業収入です。  6項雑入、5目雑入3億9598万8000円のうち、90ページ、91ページをお願いします。5節労働費雑入は、勤労会館光熱水費使用料などです。6節農林水産業費雑入は、土地改良維持管理適正化事業交付金などでございます。7節商工費雑入は、産業振興施設光熱水費使用料などでございます。 ◎総務課長(横山直樹君) 10節教育費雑入につきましては、各ライフデザインセンター講座受講料グリーンスタジアム利用料施設命名権料などを計上しております。  以上が歳入となります。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) 歳出です。  予算説明書は106ページから109ページをお願いします。それと、予算の主な事業、5ページをごらんください。  主な事業、職員給与費を除いた経費、白い丸印がついています中事業ごとに説明します。  2款総務費、1項総務管理費のうち、10目都市交流費です。予算額1579万7000円です。国際交流推進事業費1576万9000円は、市内在住外国人の相談窓口として国際交流員を配置し運営する国際交流サロン事業を初め、各務原国際協会事業の助成、外国籍市民のための生活支援など、国際交流、多文化共生の推進に係る経費です。  都市交流推進事業費2万8000円は、友好都市である福井県敦賀市との打ち合わせ経費となります。  続きまして、主な事業は19ページをごらんください。予算説明書は152ページ、153ページをお願いします。  5款労働費です。予算額は9715万5000円、一般会計全体としての構成比は0.2%となります。対前年度比1130万円の増、率にして13.2%の増となっております。伊木の森の再整備事業と雇用対策事業新規分が主な増額要因となります。  1項労働諸費、1目労働諸費、予算額6440万7000円です。市内労働者の福祉増進事業や市内企業の雇用対策に係る経費でございます。このうち労政総務費419万3000円では、各務原市地域職業相談室、いわゆるシティハローワーク各務原の運営や雇用人材育成推進協議会の助成に要する経費です。  労働者金融対策費2000万円は、勤労者への住宅及び生活資金融資のため、その原資を金融機関に預託する経費でございます。  雇用対策事業費589万1000円では、高どまりする有効求人倍率を背景に、人材確保に課題を抱える市内企業の支援を商工会議所や大学・高校などと連携しながら展開をしていきます。インターンシップ費用助成事業学内合同企業説明会等出展費用助成事業、また、保護者向け就職セミナー開催事業や、普通科高校生も対象とした高校生市内企業見学事業などを新たに展開するとともに、引き続き雇用確保広域展開事業、U・Iターン企業説明会の出展などに要する経費です。  予算説明書は154、155ページをお願いします。  2目勤労者活動施設費です。予算額3274万8000円でございます。  伊木の森管理費1472万9000円は、指定管理者への指定管理料等、伊木の森の維持管理に要する経費です。伊木の森施設整備費879万円は、勤労者の余暇施設として一定の目的を果たした伊木の森を身近な自然と親しめる憩いの場へと再整備する実施設計費用でございます。  勤労会館管理費922万9000円は、指定管理者への管理料等、勤労会館の維持管理に要する経費でございます。  続きまして、6款農林水産業費でございます。  予算説明書は156ページから165ページまでとなります。主な事業は21ページ、22ページをお願いします。まずは21ページです。  6款農林水産業費、予算額4億1215万6000円で、一般会計全体としての構成比は0.9%です。対前年度比1036万2000円の増、率にして2.6%の増です。増額理由は、農業施設新設改良費の工事請負費の増などによるものです。  1項農業費は1億3061万8000円、対前年度比1928万2000円の減、12.9%の減でございます。  1目農業委員会費は予算額2746万1000円です。このうち農業委員会運営費712万5000円は、農業委員会を運営するための諸経費や国有農地の管理費及び農業者年金事務等に係る経費でございます。  2目農業総務費は予算額3149万2000円です。このうち、農政事務費16万1000円は一般事務的経費でございます。  地域農政推進対策費296万2000円は、農業の担い手の育成に努めるとともに、市民農園の開設や各務野農業体験塾事業を実施するなど、地域農業の強化を図るための経費でございます。  続いて、説明書158ページをごらんください。  3目農業振興費、予算額7166万5000円です。このうち生産調整推進対策費1213万円では、米の生産調整に伴う水田の転作事業の推進に要する経費などでございます。  農業改良普及費5707万9000円は、昨年より引き続き各務原にんじんをPRし、地産地消推進のため各務原にんじん啓発事業を、またイチゴ栽培温室施設への建設助成などの元気な農業産地構造改革支援事業、農業次世代人材投資事業に取り組むとともに、農事改良組合や園芸振興会の活動の支援、新規就農支援のほか、農業用施設に生息いたします外来生物の駆除などでございます。  地域農産物消費拡大総合対策費245万6000円では、学校給食の食材に岐阜県内産農林水産物の活用を促進するための学校給食地産地消推進事業補助金に要する経費です。
     2項畜産業費は予算額2817万5000円、対前年度比210万1000円の増、8.1%の増です。  予算説明書は160ページ、161ページをごらんください。  2目畜産振興費は予算額140万1000円です。家畜推進対策費では、岐阜大学や市畜産振興会と連携して、小学生を対象とした畜産体験教室の開催、畜産農家に対して畜舎周辺の環境改善や家畜の診療、人工授精に要する経費です。  次に、3項農地費は予算額2億2393万8000円、対前年度比2278万1000円の増、率にして11.3%の増となります。  1目農地総務費は予算額7996万6000円です。このうち農地事務費607万4000円は、国営・県営事業の推進を図るため、土地改良区等関係機関と連携し、農地の保全及び維持管理に要する経費でございます。  農地総務費5327万4000円は、岐阜中流用水などの農業用施設の適正な維持管理、多面的機能支払交付金に要する経費です。  予算説明書は162ページ、主な事業は22ページをごらんください。  2目農業用施設維持費は予算額1212万9000円、堰、ポンプ、用排水路などの補修や修繕に要する経費です。  3目農業用施設新設改良費は予算額1億3184万3000円です。このうち、市単土地改良費5531万9000円は、農業用排水路や堰の改修工事などに要する経費です。  県営土地改良費1255万2000円は、県事業の羽島用水の暗渠化事業及び各務用水農業水利施設保全対策事業の負担金です。  県単土地改良費4897万2000円では、県補助を受け、かんがい排水事業を行うものです。  地域用水環境整備事業費1500万円は、県事業の農業用ため池 ── 郷戸池になりますけれども ── のしゅんせつ事業に対する負担金です。  4項林業費は予算額2942万5000円、対前年度比476万2000円の増、率にして19.3%の増です。  1目林業総務費は予算額1471万2000円です。このうち林業事務費は1万7000円です。  林業推進費292万7000円は、岐阜県山林協会などへの負担金や、カラス、イノシシなどの有害鳥獣やアライグマなどの特定外来生物の駆除などに要する経費です。  予算説明書は164ページをごらんください。  2目林業振興費は予算額1471万3000円です。このうち森林管理費1104万8000円は、散策や森林浴などで親しまれております日本ラインうぬまの森などの森林管理に要する経費です。  森林整備事業費306万円は、森林の有する水質保全の涵養や自然環境の保全など、多面的機能の回復を図るための森林整備などを行う経費です。  林道管理費60万5000円は、良好な林道管理に要する経費でございます。  続きまして、7款商工費です。  予算説明書は166ページから、主な事業は23ページをごらんください。  7款商工費の予算額13億4890万3000円となりまして、一般会計全体としての構成比は3.0%となります。前年度比マイナス28億640万9000円、率にして67.5%の減となります。減額の要因は、29年度には、航空宇宙博物館リニューアル事業に係る約28億円分が計上されておりましたので、ほぼその差額となります。  1項商工費、1目商工総務費は予算額1億8497万2000円です。このうち商工事務費488万4000円は、商工業の振興のための必要な経費を計上しております。  2目商工業振興費は予算額6億5983万8000円です。このうち商業振興対策費2650万9000円は、各務原商工会議所の経営改善普及事業や商店街等に対するテント料助成や、産業祭などの開催に係る経費負担でございます。また、フードセレクション2018への出展支援も引き続き行うとともに、国内外のバイヤーが訪れる食品関連企業の大規模見本市岐阜県出展事業に要する経費です。  工業振興対策費6360万8000円は、5年目となりますかかみがはら寺子屋事業2.0、各務原ものづくり見学事業、発明工夫の奨励を初め、各務原市企業立地助成制度に基づく誘致企業に対する助成のほか、国や県と連携し、航空機等の設計製造技術力の向上や製造現場における研修費助成を通した人材育成、企業の海外展開支援を行います。そして、次世代を担うロボット産業の人材育成支援を行う次世代人材育成事業を新たに行います。また、引き続き関市で開催するビジネスプラス展や、30年度大垣市で開催されますものづくり岐阜テクノフェアに係る経費です。  中小企業金融対策費4億248万4000円は、中小企業者の経営安定化を図るため、市小口融資に伴います預託原資や保証料及び利子の一部に対する補助金等でございます。  公共交通機関対策費1億6061万1000円は、ふれあいバスの運行負担金、市内定期路線バス運行への助成に要する経費のほか、運転免許証の自主返納支援事業を含む各務原市地域公共交通会議への負担金などでございます。策定から前期5年間が満了し、31年中に更新を予定しております各務原市地域公共交通網形成計画の改定をにらみまして、住民アンケート調査を含み、次回以降の改正にも反映し、よりセーフティネットとしての公共交通網の形成を目指していきます。  予算説明書は次の168ページ、主な事業は24ページをごらんください。  産業振興対策費662万6000円では、3市連携によるクラウドファンディング運営事業を初め、改定版の各務原市産業振興ビジョンをベースに、引き続き市内企業が持つ技術開発や販路拡大を促すため、国施策の活用支援や先端技術の情報提供、ビジネスマッチングシステムへの参画などを通じた支援を行ってまいります。具体的には、国際航空宇宙展2018、次世代ものづくり基盤技術産業展(TECH Biz)、ジャパンロボットウイークへの出展支援などです。また昨年の夏、第3弾地方版IoT推進ラボの地域選定により、VRテクノセンターが設置しました岐阜県ロボットSIセンターと連携して、市内産業のIoT化を促進します。  3目観光費は予算額3億4366万2000円です。このうち観光施設管理費2111万4000円は、公衆便所などの観光施設の維持管理等に要する経費でございます。  観光振興対策費4770万6000円は、近隣の市町村と連携し推進する広域観光事業の実施のほか、桜まつり事業、日本ライン夏まつり、河川環境楽園夏フェスなどの各種イベント事業への負担金や観光協会運営事業などへの助成に係る経費です。  観光施設整備費200万円は、県補助金、補助率10分の10で行いますひがしみの歴史街道観光振興事業で、県内中山道ぎふ17宿で順次進められている解説案内看板の設置事業で、このたび鵜沼宿における看板設置工事に係る経費となります。  東海自然歩道管理費59万円は、市内を通る16.9キロの東海自然歩道の管理に要する経費です。  予算説明書は170ページ、171ページをごらんください。  ふるさと納税啓発費2億7225万2000円は、引き続きふるさと納税啓発事業に要する経費です。ふるさと納税で寄附をしていただいた人に対して地元の特産品等をお礼の品としてお届けすることで、市内産業の振興、市のPRを担うものでございます。  主な事業は25ページをごらんください。  4目産業会館費、予算額2304万8000円です。産業振興施設管理費は、指定管理者指定管理料等で、商工振興センター、東亜町会館、南産業会館の維持管理や修繕に要する経費でございます。  産業振興施設整備費は、あすかホールつり物の機構装置を更新するための設計に要する経費でございます。あすかホールのつり物機構装置は、平成5年の開館以来、装置本体の更新が行われていないため、全10台のつり物のうち、緊急性の高いものを精査し、31年度中に更新を予定しているところです。  予算説明書は172ページをごらんください。  5目航空宇宙博物館費、予算額1億3738万3000円です。航空宇宙博物館管理費8021万4000円は、間もなく全面リニューアルします博物館運営について、指定管理者である一般財団法人岐阜かかみがはら航空宇宙博物館への指定管理料等です。  航空宇宙博物館運営費1739万7000円は、リニューアル1周年を迎える来年のこの時期に、県と共同で実施する記念イベントや、さらなる博物館の魅力向上や認知度を上げるための経費でございます。 ◎総務課長(横山直樹君) では、続きまして教育費について説明いたします。  予算説明書196ページ、197ページ、主な事業は33ページをお開きください。  まず、予算説明書196ページをごらんください。  教育費について御説明いたします。  10款教育費、予算額49億5045万9000円で、一般会計全体の構成比は11.1%です。対前年度比2億7678万6000円の増額で、5.9%の増となっております。この要因は、学校来客用トイレや体育館トイレの洋式化やバリアフリー化による整備事業、あるいは学校施設給水管更新、また市民会館空調設備改修工事など、学校や社会教育施設の環境整備事業に多くの費用を計上していることによるものでございます。  それでは、1項教育総務費7億4254万1000円、対前年度比489万3000円、0.7%の増額となっております。  主な事業は33ページになります。  1目教育委員会費386万9000円は、教育委員会運営費として教育委員会の委員報酬や表彰式の開催など教育委員会の運営に係る経費でございます。  2目事務局費7億3867万2000円のうち、事務局運営費637万7000円は、教育委員会事務局の運営に要する経費でございます。  教育指導研究費2億599万9000円は、心豊かでたくましい子を育成するための教育指導に要する経費で、学校経営振興事業、人づくり講師の配置など学校支援事業や理科教育充実事業である各務原サイエンスアシスタント配置事業、英語教育の充実事業であるKET配置事業、児童生徒の基礎的な学力定着を図るためのかかみがはら寺子屋事業2.0の1つである基礎学力定着事業などを実施するものでございます。  予算説明書は198、199ページになります。  特別支援教育指導推進費3201万5000円は、教育的な支援を必要とする児童生徒への適切な指導・活動に要する経費でございます。専門家チームが小・中学校へ訪問して、発達が気になる児童生徒などについて相談・助言を行う特別支援教育巡回相談事業、小・中学校において生活や学習上の支援を要する児童生徒をサポートする特別支援教育アシスタント配置事業などに要する経費でございます。  主な事業は34ページをお願いいたします。  教育支援費8831万4000円は、経済的理由により就学が困難と認められる児童生徒の保護者に対する援助と、特別支援学級に在籍している児童生徒の保護者の経済的負担を軽減するために補助を行う経費でございます。  適応指導推進費1483万8000円は、不登校の児童生徒に対して適応支援や学習支援を行うあすなろ教室運営事業や、学びの教室運営事業に係る経費でございます。  教育センター事業費3505万2000円は、教育センター「すてっぷ」の教育相談事業や教職員研修事業などのセンター運営に係る経費でございます。  2項小学校費7億9417万2000円、対前年度比1億3064万5000円、19.7%の増となっております。  1目小学校管理費4億8443万2000円のうち、小学校管理費3億8620万8000円は、小学校における教育の円滑な運営を図るため、学校図書や教育教材を購入するなどの経費でございます。主な事業といたしまして、情報教育や教科指導における効果的なICT機器の活用を図る学校ICT化推進事業、ふるさと発見事業として、各務原市の歴史や風土を写真や地図などを使ってわかりやすく解説したポスターを作成し、学校等に掲示する図解「各務原の風土」作成事業などの経費を予算計上しております。  予算説明書は200ページ、201ページになります。  小学校施設営繕費8234万4000円は、児童に安全で快適な学習環境を提供するために、小学校17校の修繕や改修を行う経費でございます。  2目小学校建設費3億974万円は、小学校の建設事業費として、良好な教育環境を整備するため、屋上防水改修事業や校舎給水管の更新、避難所である体育館のトイレ改修などの工事費を計上しております。  続きまして、主な事業は35ページになります。予算説明書は200から203ページにまたがります。  3項中学校費3億9079万5000円、対前年比6322万4000円、13.9%の減となっております。  1目中学校管理費2億7794万2000円のうち、中学校管理費2億1461万4000円は、中学校における教育の円滑な運営を図るための管理経費で、学校図書や教育教材の購入等を行うものでございます。先ほど小学校管理費と同様で、学校ICT化推進事業などを計上しております。  部活動運営費1406万3000円は、全国大会などへの出場に伴う激励金の経費や中学校体育連盟に補助金を交付するなど、部活動環境の充実に努める経費でございます。  中学校施設営繕費3492万円は、生徒に安全で快適な学習環境を提供するため、老朽化した箇所を修繕するための経費などでございます。  予算説明書202ページ下段から205ページになります。  2目中学校建設費1億1285万3000円は、中学校建設事業費として校舎の給水管更新工事や、給食調理室の環境整備といたしまして空調設備の整備の設計業務などの経費でございます。  4項特殊学校費2319万8000円、対前年度比772万3000円、50%の増となっております。  主な事業35ページの中段になります。  1目特別支援学校管理費2319万8000円のうち、特別支援学校管理費1325万6000円は、各務原特別支援学校の円滑な運営に要する経費でございます。  特別支援学校施設営繕費85万円は、学校施設の修繕を行うための経費でございます。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) 続きまして、予算説明書は206ページ、主な事業はそのまま35ページをごらんください。  6項社会教育費は12億444万8000円、対前年度比2億152万8000円の20.1%の増となっております。  1目社会教育総務費、予算額1億4175万3000円です。社会教育管理費66万7000円では、社会教育全般について助言や指導を得るための社会教育委員会に係る経費でございます。 ◎総務課長(横山直樹君) 4目青少年教育費4150万2000円のうち、青少年育成費2954万2000円は、家庭、地域、学校が一体となって青少年の健全育成を推進するための経費で、放課後子ども教室事業を初め、青少年育成活動事業や中学生海外派遣事業などを実施するための経費でございます。  主な事業は36ページになります。  家庭教育支援費119万2000円は、市内の幼・保・小・中学校の保護者を対象に子育て広場を開設し、子育てに関する学習や新入学児童を対象とした望ましい生活習慣をつける取り組みなどの経費でございます。  少年センター運営費1076万8000円は、関係機関と連携を図りながら、青少年健全育成のために非行防止や環境浄化、相談活動に努めるための経費でございます。  予算説明書208ページから209ページになります。  5目文化財保護費2654万9000円のうち、文化財保護管理費1304万8000円は、炉畑遺跡住居カヤぶき屋根の改修事業や皆楽座、村国座などの指定文化財の保護管理に要する経費でございます。  文化財保護費1350万1000円は、埋蔵文化財の試掘調査、寺子屋事業の1つであるふるさと歴史発見事業や、9年ぶりに本市で開催されます飛騨・美濃歌舞伎大会事業に係る予算を計上してございます。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) 引き続き同じページをごらんください。  6目公民館費、予算額1億6576万3000円です。このうち、西ライフデザインセンター運営費1838万2000円、中央ライフデザインセンター運営費1255万2000円、川島ライフデザインセンター管理費712万8000円、川島ライフデザインセンター運営費1520万9000円、東ライフデザインセンター管理費571万6000円、東ライフデザインセンター運営費1638万9000円、中央ライフデザインセンター管理費30万円につきましては、成人講座やライフカレッジなど、市民の多様な学習ニーズを捉えた魅力ある講座の開催やクラブサークル発表会など、各種団体の活動機会の提供に努める経費です。  また、川島ライフデザインセンターでは、引き続き寺子屋事業、子ども起業家育成講座事業を行いまして、未来の起業家を育成する事業を展開していきます。 ◎総務課長(横山直樹君) 主な事業は37ページをごらんください。  8目少年自然の家費1億4025万7000円のうち、少年自然の家管理費5930万7000円は、キュービクル設備更新工事等、設備の維持管理に要する経費でございます。  少年自然の家運営費1054万円は、小・中学校や少年団体の受け入れや主催事業に必要な経費で、年間を通じて、宿泊研修やぼうけん王国等開催事業などの主催事業を実施するものでございます。  予算説明書214ページ、215ページになります。  9目図書館費3億6504万7000円のうち、図書館管理費4213万4000円は、図書館施設の維持管理に要する経費でございます。  図書館運営費8851万2000円は、図書の購入や市民の読書を推進するための経費などでございます。  図書館施設整備費1億5366万8000円は、中央図書館の老朽化した空調設備の更新に伴う改修工事に要する経費などでございます。  予算説明書の216から217ページをごらんください。  12目歴史民俗資料館費3510万5000円のうち、歴史民俗資料館管理費312万9000円は、炉畑遺跡公園などの施設管理に要する経費でございます。  歴史民俗資料館運営費642万円は、歴史民俗資料を収集・保存するとともに、市民の文化再発見のための歴史セミナーなどの講座や、既存施設を活用しながら歴史・文化・自然を学ぶ機会を提供するスマートミュージアム事業などの開催に要する経費でございます。  木曽川文化史料館管理費16万3000円及び木曽川文化史料館運営費435万2000円は、木曽川中流域を中心とする史資料を調査・研究、収集・展示するとともに、木曽川文化史料館の管理に要する経費でございます。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) 続きまして、予算説明書の218ページをお願いします。  13目文化会館費は予算額2億1783万7000円です。このうち文化会館管理費4759万4000円は、市民会館及び文化ホールの指定管理料などで、市民サービスの向上を図るために要する経費です。  文化会館施設整備費1億7024万3000円は、公共施設等長寿命化計画に基づく市民会館の空調設備や舞台照明改修工事に要する経費などでございます。30年度から31年度の2カ年事業となります。総工事費の4割、後ほど債務負担行為でも説明しますが、31年度は6割分となります。
     主な事業は38ページをごらんください。  15目生涯学習費、生涯学習推進費、予算額1059万2000円は、市民の学習活動を支援する生涯学習事業や出前講座を開催するとともに、各務野自然遺産の森での自然体験塾などを開催する経費でございます。  16目文化振興費、文化振興費、予算額1960万2000円では、美術展や文芸祭などの公募展や、5回目となるマーケット日和を開催するとともに、新たに小学生高学年を対象とする写真講座、アートコミュニケーション事業に伴う経費などでございます。 ◎総務課長(横山直樹君) 予算説明書は220ページから221ページをお願いいたします。主な事業は38ページ下段になります。  18目埋蔵文化財調査センター費4044万1000円のうち、埋蔵文化財保護費470万5000円は、史料収蔵施設等の管理運営、史料の展示・公開などに要する経費でございます。  文化財発掘調査費1063万7000円は、坊の塚古墳の発掘調査事業や土器づくりなど、古代文化の体験講座などを通しての啓発事業に要する経費でございます。  7項保健体育費11億5960万8000円、対前年度比8107万5000円、6.5%の減額となっております。  1目保健体育総務費7165万2000円のうち、保健体育総務費542万5000円は、各小学校区にスポーツ推進委員34名を委嘱し、市民の健康保持増進を図るとともにスポーツの普及振興に努めるための経費でございます。  予算説明書222ページから223ページ、主な事業は39ページをごらんください。  2目社会体育振興費4460万円のうち、社会体育振興費3753万9000円は、各種スポーツスクール、かかみがはらDEウオーキング、スポーツげんき祭、かかみがはらシティマラソンなどの事業開催に要する経費のほか、体育協会、スポーツ少年団、各小学校区体育振興会の活動支援や地域に根差した各種スポーツ活動の推進に要する経費などでございます。  全国高等学校総合体育大会費706万1000円は、平成30年度に開催されますインターハイにおいて、各務原市はホッケー競技の会場となるため、その競技開催に係る経費などでございます。  3目教育保健費6401万円のうち、教育保健費5211万円は、児童生徒や教職員の健康診断に係る経費などを計上しております。  予算説明書224ページから225ページになります。  日本スポーツ振興センター費1190万円は、児童生徒の学校災害に対して医療費や見舞金を支給する共済給付金の掛金でございます。  4目学校給食費5億973万2000円のうち、学校給食管理費1億8148万3000円は、児童生徒の健全な発育を図るため、給食単独校の衛生管理や調理器具などの整備に要する経費でございます。  学校給食センター管理費2億777万円は、学校給食センターが所管する学校に対し、児童生徒の健全な発育を図り、安全でおいしい給食の提供に努めるための経費でございます。  続きまして、予算説明書226ページから227ページになります。主な事業は39ページの下段からになります。  6目体育施設費3億7725万6000円のうち、体育施設管理費2億6886万1000円は、体育施設運営の効率化を図るため、総合体育館や総合運動公園などの体育施設の運営管理を指定管理者に委託するために要するの経費やトレーニング機器の更新など、スポーツ環境充実事業に係る経費などでございます。  主な事業40ページをごらんください。  体育施設整備費1億839万5000円は、川島スポーツ公園再整備、弓道場建てかえ並びに稲羽地区体育館改修に伴う設計業務や、総合運動公園における豪雨時などの避難所としても利用できる更衣室の設置など、体育施設の整備に要する経費でございます。  7目グリーンスタジアム費9235万8000円のうち、グリーンスタジアム管理費6319万1000円は、利用者に快適な環境を提供できる施設の維持管理や、文部科学省指定のナショナルトレーニングセンター・ホッケー競技強化拠点施設としての運営管理に要する経費でございます。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) 次に、予算説明書の8ページ、9ページにお戻りください。  債務負担行為の説明です。  平成30年度以降にわたって債務を負担することができる事項を定める債務負担行為としまして当委員会が所管する事項は、8ページ上から7段目の平成30年度貸し付け予定分の農業企業化資金利子補給補助金と、その下のふれあいタクシー運行事業、それと9ページになりますけれども、2段目の市民会館空調・舞台照明設備改修事業の3件となります。期間及び限度額につきましては、表のとおりでございます。  以上で、平成30年度各務原市一般会計予算のうち、経済教育常任委員会に付託されました産業活力部及び教育委員会所管分の御説明を終わります。 ○委員長(水野盛俊君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆委員(指宿真弓君) 予算説明書の83ページをお願いします。  こちらの歳入のほうで、寄附金のうち、ふるさと納税の件なんですけど、こちらが各務原市応援寄附金と、いわゆるふるさと納税が4億2000万円となっていますけれども、こちらは29年度と比べてふえているのでしょうか。また、29年度の実績についても教えてください。 ◎参与[観光交流課長事務取扱](稲川和宏君) ふるさと納税の寄附額ですけれども、29年度の予算は4億円でしたので、2000万円増額となっております。  あと2つ目、29年度の寄附額の実績ということですけれども、今のところ、2月末現在で4億1000万円となっております。これは、前年度が3億8500万円ですから、それを上回っております。 ◆委員(指宿真弓君) 増額した理由をどのように分析されていますでしょうか。 ◎参与[観光交流課長事務取扱](稲川和宏君) 先ほど言いましたとおり、今年度の実績が2月末現在で4億1000万円ですので、それに合わせまして、新年度は4億2000万円ぐらいだろうというふうに想定しまして、この金額といたしました。 ◆委員(杉山元則君) 主な事業の24ページになります。  ふるさと納税、新年度の予算が4億2000万円の予算です。それに係る経費が2億7000万ぐらい計上されております。この内訳を教えてください。 ◎参与[観光交流課長事務取扱](稲川和宏君) いわゆる返礼品などの報償費が2億1408万円ほどです。郵送料が613万円、広告料500万円、賃金、共済費等が631万円、あと手数料3609万円でございます。 ◆委員(杉山元則君) 返礼品などの報償費が約2億ということですね。4億2000万円のふるさと納税に対して、返礼品の割合というのは、これを割ればいいんですけれども、ちょっと教えていただけますか。 ◎参与[観光交流課長事務取扱](稲川和宏君) 返礼品自身は、国の指導で3割以下としておりますが、それ以外にいわゆる手数料とか、送料は別になっておりますので、合わせてこの金額ということになります。 ◆副委員長(黒田昌弘君) 主な事業の21ページ、農林水産業費ですが、農業改良普及費が29年度と比べると2300万円ほど減額になっておりますが、その理由を教えてください。 ◎農政課長(小林由孝君) 元気な農業産地構造改革支援事業で事業が減ったことと、あとは6次産業化支援事業でも事業がなくなったという状況です。 ◆委員(瀬川利生君) 同じくこの21ページ農業次世代人材投資事業ですけど、この750万円の具体的な内容というのを教えてください。 ◎農政課長(小林由孝君) 従来の青年等就農給付金事業でございまして、国の要綱改正で事業名が変わっております。30年度につきましては、前年度から継続している新規就農者5名に対しまして、農業の確立を支援するために、1人最大で150万円給付を予定しております。 ◆委員(瀬川利生君) その予定者の中の作物というのは、どんなものをつくられるんですか。 ◎農政課長(小林由孝君) コマツナ、イチジク、イチゴ、あとはニンジン、キャベツとかの野菜です。 ◆委員(指宿真弓君) 同じく21ページ各務原にんじん啓発事業、今回新規事業となっておりますけれども、こちらの来年度の取り組み計画はどのようなものか、教えてください。 ◎農政課長(小林由孝君) 今年度、産学官連携協定を締結いたしましたので、その協定に基づきまして開発いたしましたお菓子の販売、あとは料理メニューの飲食店での提供、こういったことを11月24日の「各務原にんじんの日」を中心に、市民の方に特産品のニンジンをPRしてまいりたいと思っております。  あとは、東海学院大学の学生が考案いたしました料理レシピ集、これを1冊の本にまとめまして市内の小・中学校に配付させていただいたり、小売店に置いて、地産地消と消費拡大のほうに努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(杉山元則君) きのうも民生消防常任委員会の中でニンジンの取り組みが東海学院大学とやるということで、それとの連携というのはどうなるんですか。 ◎農政課長(小林由孝君) 介護保険課の事業だと思いますが、この連携協定の中の事業という位置づけです。 ◆副委員長(黒田昌弘君) 同じ21ページで、畜産体験学習事業、先ほど御説明いただきましたけれども、岐阜大学と提携・連携してということの説明がありましたが、どこでやるのかというのは決まっているんでしょうか。 ◎農政課長(小林由孝君) 岐阜大学に農場がございますので、そこでやる予定です。 ◆委員(瀬川利生君) 主な事業の23ページ、公共交通機関対策費の中のふれあいバス・ふれあいタクシーですけど、リニューアルから2年半ぐらいが経過しておると思うんですけど、リニューアル後の利用者数の傾向というのはどうなんでしょうか。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) 本会議でも答弁を部長からしてもらっていますけれども、まず27年度、17万2151人、これはリニューアル前後をはさみます。28年度、19万8632人。29年度は、30年の1月末時点ですけれども、17万8776人です。具体的に1月で比較したときに、リニューアル後の28年1月と30年の1月で、もう既に1.18倍、月単位のベースですけれども、約2割近くふえているという傾向にあります。 ◆委員(瀬川利生君) ふえていっているということなんですけど、ということは、さまざまな利用者からさまざまな声が上がっていると思うんですが、今回予算の中に、例えば声を吸い上げるような仕組みというのは何かつくって入っているのでしょうか。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) これまで毎年、リニューアル前から含めて5年、各地区で12会場、13回というのをベースに地区懇談会という形で回っておりますし、ことしも今後もやるつもりなんですけれども、それプラス、30年度は3000人を対象とした世帯アンケートを予定しています。そういったことで吸い上げしようと思っておりますし、あと、日ごろからバスの中に意見箱も設置しておりますので、そういったところで意見集約はしているつもりです。 ◆副委員長(黒田昌弘君) 主な事業の23ページをお願いします。  工業振興対策費の中の航空機産業等総合人材育成事業2048万8000円の予算の内訳を教えていただけますか。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) まず、これまでやってきましたVRテクノセンターで行われる各種研修なんですけれども、CAD/CAMの研修だとかを含めて、従来部分がまず1400万円。それと、今回から非破壊検査の研修を組み込みますので、それが214万5000円、その他海外支援等も予定しておりまして、合わせて2048万8000円となっています。 ◆委員(指宿真弓君) 同じく23ページの商工費の次世代人材育成事業についてですけど、こちらの事業で、具体的にどのような企業に、また何名程度対象とする予定でしょうか、教えてください。 ◎次長兼産業政策室長(稲垣香代子君) 対象ということでございますが、市内に集積しております産業用ロボットのシステムインテグレーター企業、それとロボット導入する市内企業の操作取扱者、そういった方々を対象とし、延べ57名対象ということになっております。 ◆委員(瀬川利生君) 主な事業の37ページの少年自然の家管理費の中のキュービクル設備更新事業というのは、どういったものなんでしょうか。 ◎少年自然の家所長(二瓶将成君) キュービクルというのは電気の受電設備なんですけれども、昭和55年5月5日の開所当初から、もうすぐ満38年、かえていない状態で老朽化しています。それを老朽化に伴って更新することによって、電気の安定受電と、あと所内への安定供給を目指すような事業となっております。 ◆委員(瀬川利生君) 同じく37ページの文化会館施設整備費の中の市民会館空調・舞台照明設備改修事業ですが、この改修事業の工事内容や期間と、あとこの工事をやることによっての休館予定があるかと思うんですが、その辺のところを聞かせてください。 ◎いきいき楽習課長(福田尚已君) 主に空調設備改修では、冷温水発生機のオーバーホールであったり、控室内の機器の更新です。あと、エアコンのPC動力制御盤の更新を行います。  舞台照明の設備改修では、老朽化しています舞台照明の調光主幹盤とか、分岐盤、あとはそれぞれのライトのほうの更新を行っていきます。  工事期間は31年1月から7月を予定しているんですが、利用者の方になるべく迷惑がかからないように、休館期間は31年3月から6月を予定しております。 ◆委員(指宿真弓君) 同じ37ページ、歴史民俗資料館費の中でスマートミュージアム事業が今回新規事業で発表されておりましたけど、この事業内容について教えてください。 ◎文化財課長(西村勝広君) ここで「スマート」という言葉は、賢明なとか、気のきいた、機敏な、活発な、洗練されたという意味で用いております。当市には、人文系の博物館はございませんが、歴史資料は豊富にございます。その活用のために、既存の施設を利用して博物館事業を展開していこうとするのが、このスマートミュージアム事業でございます。 ◆委員(指宿真弓君) こういった事業に、今既にいろんな各種団体の方、ボランティア等、あられるかと思うんですけど、どういった団体を巻き込んで活動される予定でしょうか。 ◎文化財課長(西村勝広君) 市内には、各務原市文化財を守る会や各務原歴史研究会など、複数の歴史研究団体がございます。その方々とタイアップしながら、企画、調査、準備、発表、解説などに御協力をいただき、市民と一体となって展開していきたいと考えております。 ◆副委員長(黒田昌弘君) 37ページの図書館施設整備費ですが、中央図書館改修等整備事業、これの期間と、その期間の来館者への配慮はどのようになっていますでしょうか。 ◎次長兼中央図書館長兼川島ほんの家館長(広瀬明美君) 30年度は、空調設備の地下の熱源や、また中央監視装置の更新をしていく予定です。5月ぐらい、入札が終わり次第、工事に数カ月入るんですけれども、もちろん音が出るような工事については休館日を活用しながら、この工事によっての休館はせず、実施してまいる予定です。 ◆委員(指宿真弓君) 主な事業の38ページをお願いします。  埋蔵文化財調査センター費の中で、坊の塚古墳調査整備事業が720万円ぐらいあるんですけど、たしか前年、29年度は、古墳のほうの石室のということで伺っていたと思うんですけれども、30年度はどういったところを発掘される予定でしょうか。 ◎文化財課長(西村勝広君) 来年度は第4次調査ということになりますけれども、前方後円墳の前方部、四角いほうの調査と、それから外周にあります周濠の部分の調査を行う予定でございます。 ◆委員(杉山元則君) 主な事業33ページになります。  基礎学力定着事業、この予算の内訳を教えてください。 ◎学校教育課長(広瀬良君) 小・中学校の放課後学習室と、あとは基礎基本定着問題集に係る経費でございます。 ◆委員(杉山元則君) 問題集というのは、どのくらいの予算で、何冊ぐらい、対象児童生徒に対してどのくらいの割合を作成するんですか。 ◎学校教育課長(広瀬良君) 小学校の3年生から中学校3年生まで全員に配付しております。小学校3年生から小学校6年生までは国語と算数、中学生については5教科になっております。1冊当たり、小学生が予算上は150円、中学生が110円になっております。 ◆委員(杉山元則君) この基礎学力定着事業の対象になる児童生徒というのは、どういう児童生徒が対象になるんですか。 ◎学校教育課長(広瀬良君) 基礎基本定着問題集を配るのは全員対象としています。放課後学習室は、小学生については、小学校3年生で、希望した者になります。中学生に関しては、学習塾に通っていらっしゃらない方で、保護者の同意を得て、学習室に通える方というふうになっております。 ◆委員(杉山元則君) 今の放課後学習室ですね。塾へ行っていない子ということですけれども、一般的に塾へ通うお金が家庭的に出せない、そういうような条件という意味合いですか。 ◎学校教育課長(広瀬良君) 経済的にどうかということではなくて、通っていないということが前提となるだけです。 ◆委員(杉山元則君) 基礎基本定着問題集を全3年生以上の児童生徒に配付するわけですけれども、それはどのように使われるんですか。自主学習ということですか。 ◎学校教育課長(広瀬良君) 原則自主学習になります。放課後学習室でその基礎基本定着問題集を使ったりもしますので、それを見ながら継続して指導していくということになります。 ◆委員(指宿真弓君) 同じく33ページ、基礎学力定着事業なんですけれども、昨年度よりも予算が増額となっておりますけれども、何か変わったところがあったのでしょうか、教えてください。 ◎学校教育課長(広瀬良君) 今も申し上げましたように、中学校のららら学習室の会場を4カ所から6カ所に拡充しております。それに伴いまして、指導ボランティアに係る経費が増額となっているということです。学習時間帯が夜ということもありますので、より自宅に近い場所を選択できることで、少しでも安心して学ぶ環境を整えたいということでございます。 ◆委員(杉山元則君) 同じく33ページです。  コミュニティ・スクール事業ですけれども、どのような委員を選ぶということなんでしょうか。 ◎学校教育課長(広瀬良君) コミュニティ・スクールにつきましては、学校運営協議会の中で、地域の有識者、自治会の方、学識経験者など、そういった方に参画をしていただくということになります。 ◆委員(杉山元則君) 中学校単位でコミュニティ・スクールを運営するということですが、初年度は川島と稲羽をモデル地区とするということで、非常にエリアが広いわけです。その広いエリアの中でコミュニティ・スクールについてどのように市民の皆さんに啓発をしていくのか、その啓発の方法についてお尋ねします。 ◎学校教育課長(広瀬良君) 各学校区の特性もあると思うんですけれども、その地域の歴史であるとか、校区の持つ歴史、それから人材等もあると思います。そういうものをどのように生かして、9カ年で地域の子どもをどうやって育てていくかというのを考えて、それを周知していくということになると思います。 ◆委員(杉山元則君) 例えば、何か広報みたいなもので周知するとか、そういうことは考えないということですか。 ◎学校教育課長(広瀬良君) それについては、各校区でこれから工夫していくものですので、今ここで述べられるものではないと思います。 ◆委員(指宿真弓君) 主な事業の19ページで、30年度は多くの雇用対策事業が、新規事業も含めて幾つか出てきていると思うんですけれども、そのポイントと、その取り組みへの意気込みあたりも一緒にあわせて教えていただければと思います。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) 30年度、新規事業が6事業あるんですけれども、ポイントは大きく3つあって、ポイントの1つ目は、大企業はいいんですが、市内の中小企業がインターンシップをやりたいけどやれないというところがあるので、後押しできるような助成をしたり、あとやり方について、セミナーを開催したりすることです。高校生の保護者も対象としたセミナーを仕掛けていきたいなあということが2つ目です。3つ目は、これまで工業高校、商業高校の子を対象としていたんですけど、人口減少の中、普通科高校の子にも企業見学をしてもらって、それが大学進学後、すぐはないんですけれども、4年後あるいは6年後にこちらに出てとかいう形でターゲットにしようかなという施策として柱を立てています。 ◆副委員長(黒田昌弘君) 主な事業の40ページをお願いします。  総合運動公園の更衣室設置事業ですけれども、どのようなものをどのあたりに設置する予定をしているのか、教えてください。
    スポーツ課長(飯沼利行君) 現在のところ、コンテナハウス2棟、男女各1棟を設置する予定で、電気を引き込んでいる場所から近い場所、今のところ、メーン駐車場の東側を候補地としておりますが、最終的には、平成28年度までの補助事業との兼ね合いですとか、河川管理者、競技団体と協議して決定したいと思っております。 ◆委員(瀬川利生君) 同じく40ページで弓道場整備事業とあるんですけど、これの具体的な場所なんかもわかったら教えてください。 ◎スポーツ課長(飯沼利行君) 弓道場につきましては、スポーツ広場東側の芝生広場を候補地としております。 ◆委員(指宿真弓君) 同じくこの40ページ、川島スポーツ公園整備事業で、30年度は設計ということですが、具体的にどのような整備を行うか、また、そのスケジュール感まで教えていただければと思います。 ◎スポーツ課長(飯沼利行君) まず、駐車場不足を解消するために現在の駐車場を改修いたしまして、駐車可能台数をふやしたいと思っています。さらにはプール解体後に駐車場とテニスコートを増設、あと現在ある屋内外のトイレを洋式化、管理棟の改修を行いまして、管理棟内には多目的トイレも設置します。多目的グラウンドにつきましては、土壌改良や防球フェンスの改修、野球場についても防球フェンスの改修、あと園路や森の芝生広場も改修を行いまして、利便性の向上に努めたいと考えております。来年度、設計いたしまして、31年度と32年度に分けて工事をしていきたいと考えております。 ◆委員(杉山元則君) 主な事業の25ページになります。  航空宇宙博物館ですが、いよいよオープンということですが、来年度は一般財団法人岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に運営委託ということになります。入場者の見込みというのは、1年間で来年度は何人ぐらいを、入場者数を見込んでいますか。 ◎参与[航空宇宙科学博物館リニューアル推進室長事務取扱](平野昌彦君) 初年度目標として、50万人を見込んでおります。 ◆委員(杉山元則君) これから運営に関して県と本市で共同で運営していくということになるわけですけれども、本市として、その財団に対してどのように意見を申し上げることができるか、そういう体制が整うかどうかについて、ちょっと教えてください。 ◎参与[航空宇宙科学博物館リニューアル推進室長事務取扱](平野昌彦君) 県と市の共同運営でございまして、県と市の間では運営管理協議会というものを既に設けております。あわせまして、来年度新しく指定管理が始まった以降につきましては、指定管理者と県と市の定期的な会合を設ける予定でございます。 ◆委員(杉山元則君) 主な事業の24ページになります。  クラウドファンディング運営事業についてお伺いをいたします。今、来年度の予算は122万円ということですけれども、この予算の内容、これはどういうお金なのか、例えば委託金だとか、負担金だとか、そういうものに対してちょっと教えてください。 ◎次長兼産業政策室長(稲垣香代子君) この費用の内容ということでございますけれども、このFAAVOの運営を行います株式会社サーチフィールドに払いますライセンス費用、負担金と申しますか、それと相談窓口になっております美濃加茂市の姫bizの事務運営費となっております。 ◆委員(杉山元則君) 30年度は何件くらいのクラウドファンディングの事業を予定しているか、教えてください。 ◎次長兼産業政策室長(稲垣香代子君) 30年度におきましては、市の総合計画、実施計画書にも目標を掲載させてもらっていますけれども、成立件数として2件を目標としております。 ◆委員(杉山元則君) 2件というのが多いのか少ないのか、ちょっとよくわからないんですけれども、120万円という費用に対して成立が2件というのは、ちょっと費用対効果が問われるところなんですけど、その辺に関してはどういうふうに思われますか。 ◎次長兼産業政策室長(稲垣香代子君) 成立件数2件目標ということでございますが、もちろんチャレンジするプロジェクトが全て成立するわけではございませんので、それに向けて、チャレンジするプロジェクトというのは何件か出てまいります。  あと、やはりクラウドファンディングは新しい資金調達方法ということですから、まだ十分に浸透していないということもあります。そういったことが、件数が、まだ2件目標といったところに落ちついているところではございます。  あと、ただ、チャレンジしてだめだったプロジェクトというのがあるんですけれども、そういったプロジェクトというのも、目標金額を達成できなかったんですが、その内容に興味を持った人たちと多くつながることができまして、ニーズの把握とか、情報収集、そういったことで非常に役立ったという声のほうも聞いております。 ◆委員(杉山元則君) 主な事業19ページの伊木の森再整備事業です。  30年度、設計をするということで、今まであった施設は一体どういうふうになるということですか。どういう構想があるということですか。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) これまで2回ほど、この場で御説明させていただいていますが、基本は老朽化した施設を撤去するところをやりつつ、名勝木曽川もありますので、伊木の森の自然の魅力発見をする形です。どちらかというと施設撤去のほうに力が入っています。 ◆委員(杉山元則君) 撤去というのは、全部撤去してしまうということですか。 ◎次長兼商工振興課長(前田直宏君) フィールドアスレチックとサイクルモノレールは、安全性のためにもう既に撤去しているんですけれども、今後はローラースケート場とテニスコート場、あとセンターハウス(管理棟)を撤去します。 ○委員長(水野盛俊君) ほかにありませんか。   (挙手する者なし) ○委員長(水野盛俊君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。 ◆副委員長(黒田昌弘君) 議第1号 平成30年度各務原市一般会計予算のうち、当委員会に所管する事項について、賛成の立場で討論いたします。  今月24日は、本市並びに当委員会関係者の皆様が全力で準備推進されてきた本市の新たな魅力となる岐阜かかみがはら航空宇宙博物館が、いよいよリニューアルオープンを迎えます。今日までの皆様方の御努力に敬意を表するとともに、空に憧れ、宇宙に挑戦してきた諸先輩方に感謝し、未来を担う子どもたちに夢と希望、憧れを与えられるような博物館となることを心より願っております。  さて、教育費においては、その子どもたちの学びやである学校の老朽化した給水管を更新し、児童生徒に安全な飲料水を提供する給水管更新事業や、安定した給食を提供するため調理室に空調設備を設置するなど、子どもたちの安全・安心に配慮した学校環境整備の事業が盛り込まれていることを評価いたします。また、子どもたちがこの生まれ育った地域に愛着を持ち、この地域で縦横無尽に活躍できる人材に育ってほしいとの思いでスタートしたかかみがはら寺小屋事業2.0の各種事業は、本市の誇るべき目玉事業となっており、特に各務原ものづくり見学事業は、教育委員会と産業活力部が連携した本委員会ならではの事業として高く評価するとともに、子どもたちからますます喜んでもらえるような事業に発展することを期待しております。  次に、本市の活力を支えていただいているのは、農林業、商業、工業などさまざまな職種に従事している皆様でありますが、とりわけものづくり産業都市として本市が抱える喫緊の課題である雇用対策には、国や県、商工会議所と連携を密にした各種セミナーを展開し、新規の起業や就職につなげる事業予算を計上しています。また、市内企業の商談、PRの場を創出する各種出展事業では、フードセレクション、ジャパンロボットウイーク、国際航空宇宙展の出展、次世代ものづくり基盤技術産業展出展事業など、市内企業に活力を与え、次世代人材育成事業では、次世代のロボット産業を担う人材を育成するという一歩先を見据えた事業予算として評価いたします。そのほか、各務原にんじん啓発事業、畜産体験学習事業の新規事業も、ものづくり産業だけではない本市の産業を広めるための予算として評価いたします。  最後に、ただいま審議しました予算は、全て本市発展のための大切な予算であることを念頭に、それぞれの事業が成功することを願い、議第1号中当委員会に所管する事項について、賛成いたします。 ○委員長(水野盛俊君) ほかにありませんか。   (挙手する者なし) ○委員長(水野盛俊君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第1号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(水野盛俊君) 挙手全員であります。よって、議第1号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議会閉会中の継続調査についておはかりいたします。当委員会の所管事務調査として、行政視察を実施することとし、お手元に配付しました写しのとおり、議長に対し、議会閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○委員長(水野盛俊君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたします。  なお、調査事項、目的、方法及び期間につきましては協議会で協議いたします。  以上で当委員会に付託された案件は全部議了いたしました。  おはかりいたします。委員会報告書並びに委員長報告の作成はどのように取り扱いますか。   (「正・副委員長一任」との声あり) ○委員長(水野盛俊君) 正・副委員長一任との声がありましたので、委員会報告書並びに委員長報告の作成はそのように取り扱います。  以上で経済教育常任委員会を閉会いたします。 (閉会) 午前11時28分         ───────────────────────────  この記録は正当であることを認める。            経済教育常任委員会委員長  水 野 盛 俊...