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各務原市議会
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2018-02-21
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平成30年 2月21日議会運営委員会−02月21日-01号
平成30年 2月21日新庁舎建設調査特別委員会−02月21日-01号
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平成 元年第 3回定例会−06月28日-03号
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各務原市議会 2018-02-21
平成30年 2月21日新庁舎建設調査特別委員会−02月21日-01号
取得元:
各務原市議会公式サイト
最終取得日: 2021-09-30
平成30年 2月21
日新庁舎建設調査特別委員会
−02月21日-01
号平成
30年 2月21
日新庁舎建設調査特別委員会
新
庁舎建設調査特別委員会記録
平成30年2月21日(水曜日)午前8時59分開議 議事堂第3
委員会室
【
協議事項
】 1.新
庁舎基本設計
の
確認
について 2.新
庁舎建設調査特別委員会
の
中間報告
について 3.その他 (1)
講演会
について 〇
出席委員
(6名)
委員長
川 瀬 勝 秀 君 副
委員長
池 戸 一 成 君 委 員 黒 田 昌 弘 君 委 員 瀬 川 利 生 君 委 員 仙 石 浅 善 君 委 員 坂 澤 博 光 君
〇オブザーバー(2名) 議 長 岡 部 秀 夫 君 副議長 足 立 孝 夫 君 〇
傍聴議員
(16名) 1 番 古 川 明 美 君 2 番 水 野 岳 男 君 4 番 塚 原 甫 君 5 番 小 島 博 彦 君 6 番 指 宿 真 弓 君 7 番 杉 山 元 則 君 8 番 永 冶 明 子 君 9 番 五十川 玲 子 君 10 番 大 竹 大 輔 君 11 番 岩 田 紀 正 君 12 番 津 田 忠 孝 君 15 番 水 野 盛 俊 君 17 番 波多野 こうめ 君 18 番 横 山 富士雄 君 19 番 吉 岡 健 君 20 番 川 嶋 一 生 君 〇
説明
のため出席した者の
職氏名
副市長 磯 谷 均 君 副市長 小 鍋 泰 弘 君
企画総務部長
鷲 主 英 二 君
財政課長
倉 持 庸 二 君
管財課長
加 藤 雅 人 君 〇職務のため出席した
事務局職員
議会事務局長
土 川 孝
総務課長
進 藤 達 彦
総務課主幹
前 島 宏 和
主任主査
兼
総務係長
富 田 武 徳 主 査 戸 田 梨 恵
主任書記
阿 部 起 也 書 記 横 田 直 也 ─────────────────────────── (開会) 午前8時59分 ○
委員長
(
川瀬勝秀
君) ただいまから第11回新
庁舎建設調査特別委員会
を開会いたします。
黒田委員
より、つえを使用したいとの申し出が
議長宛て
にございましたので、
会議規則
第143条の規定により、議長においてこれを許可されましたので御承知おきください。 初めに、
執行部
より新
庁舎建設基本設計
を策定した旨の報告がございましたので、
概要版
をもとに
確認
を行いたいと思います。
執行部
の
説明
を求めます。 ◎
管財課長
(
加藤雅人
君) それでは、新
庁舎基本設計
の
確認
ということで、こちらの
概要版
で御
説明
のほうをさせていただきます。
概要版
は完成ということになります。先回の
変更
した
部分
も含めまして、御
説明
させていただきます。 それでは、A3の
基本設計概要版
を1枚おめくりいただきまして、1ページ目をごらんください。 こちらは、新
庁舎
のコンセプトとなっております。 ここにつきましては、
基本設計案
からほとんど変わっておりません。新
庁舎
の
基本理念
及び
基本方針
、こちらは新
庁舎建設基本計画
で定められたものでございまして、それをもとに
基本設計
に反映したものが
設計
の
考え方
としております。こちらで
変更
されている点につきましては、下の
パース図
の
屋上緑化
の
部分
が一部減っております。この
部分
が反映されているものでございます。 おめくりいただきまして2ページ目でございます。 こちらは
計画概要
となっております。こちらにつきましては、特に大きな
変更点
はございません。基本的には、
基本設計案
のほとんどそのままのとおりでございます。 3ページは
配置計画
となっております。 こちらにつきましても、
施設配置計画
、
歩行者動線計画
、
車両動線計画
と、特に変わったところはございません。変わりましたのは、来
庁者用駐車場
につきましては、
緑化駐車場
を予定しておりましたが、この面積をかなり縮小したことに伴います図面の
変更
でございます。
あと
、
緊急車両
の
出入り口
につきましては、それぞれ東西に1カ所ずつ設けておりまして、西側の
緊急車両出入り口
につきましては、
緊急車両出入り口
から入りまして、
低層棟
の北側を通って来
庁者用駐車場
へ入る形、
東側
につきましては、
東側
の
駐車場
の
出庫ゲート付近
から入る形でございます。通常は施錠し、こちらからは入れない形でございますが、緊急時にはこちらから出入りできるような形としているところでございます。
あと
は、
駐車場入り口
の
入庫ゲート
がある
部分
でございますが、この
部分
1カ所
駐車スペース
を削除しておりまして、ここから緊急時に出入りすることも可能となっているところでございます。 おめくりいただきまして4ページでございます。 こちらから
平面計画
となってまいります。こちら4ページにつきましては、
施設構成
でございますが、ここについても
変更点
はございません。 なお、右側の表は、
組織図
に基づく
配置計画
となっていますが、現行の組織に基づくもので、
変更
になる
可能性
があるものでございますので、よろしくお願いいたします。 5ページにつきましては、1階
平面図
となっております。
変更
になった
部分
について御
説明
させていただきます。 まず、
低層棟
でございますが、こちらは
ATMコーナー
、
出入り口
、
トイレ等
の使い勝手を考慮しまして、2階に上がる
階段
の
形状
を
変更
しているものでございます。
あと
、
高層棟
でございますが、
サポートエリア
につきましては、
形状等
を確定いたしました。
あと
は、
待ち合いロビー
の
南側中央あたり
に
階段
がございましたが、この
階段
を
高層棟南西
の角の位置に
変更
させていただきまして、
待ち合いロビー
を広くとるとともに、見通しがよい、または
総合案内
からも案内しやすいような形の
形状
と
変更
させていただいたものでございます。 おめくりいただきまして6ページでございます。 こちらは、2階、3階の
平面図
でございます。 2階
平面図
につきまして、
変更点
を御
説明
をさせていただきます。
低層棟
の
市民相談室
でございますが、
市民相談室
に来られた方が必ず
まちづくり推進課
のカウンターを通って中に入るような形にするため、
形状等
を
変更
したものでございます。また、
高層棟
でございますが、
サポートエリア
につきましては、1階と同様の
形状
とさせていただきまして、1階から2階に上がる
階段
を
南西
の角に移動させ、
待ち合いロビー
の
吹き抜け部分
を
待ち合いロビー
の
配置等
を考慮しまして
形状
変更
させていただいたものでございます。 3階
平面図
でございますが、ここの
変更点
につきましては、
屋上緑化部分
の縮小に伴う
変更
でございます。 7ページは4階
平面図
と5階
平面図
でございます。 まず、4階
平面図
でございますが、ここの
変更点
といたしましては、
防災無線機械室
を一部屋上に移動したことに伴い、南東の角の
執務室
でございますが、少し広くし、
東側
の
防災無線機械室
を少し狭めたものでございます。 5階
平面図
につきましては特に
変更点
はございません。 おめくりいただきまして8ページでございます。 こちらは6階
平面図
と
地階平面図
でございます。 6階につきましては、
トイレ
の
ブース数
の
変更
に伴います
配置
が
変更
されているもので、ほかに大きな
変更
はございません。 地階につきましては特に
変更点
はございません。 9ページ、
防災計画
でございます。
災害対策拠点
の
中枢機能
としての万全の備えといたしまして、特に大きな
変更点
はございませんが、通常時と途絶時の
インフライメージ
の
中央付近
に赤字で
緊急排水槽
の記載がありますが、このぐらいの位置に
緊急排水槽
を設置させていただくような
イメージ
ということで、つけ加えさせていただいたものでございます。 おめくりいただきまして10ページでございます。
環境配慮計画
でございます。 一次
エネルギー消費量
を
一般庁舎
より50%以上削減するZEBreadyを目指すとさせていただいておりますが、
変更点
といたしましては、右側に書いてございます
環境負荷低減手法
で
屋上緑化
の
項目
を削除させていただいたものでございます。また、一番下の
再生可能エネルギー
の
部分
で
雨水利用
の
項目
がございましたが、
屋上緑化
が縮小されたことに伴いまして、この
雨水利用
の
項目
につきましても削除させていただいたものでございます。 11ページの
ユニバーサルデザイン計画
でございます。 全ての人にわかりやすく、使いやすい
施設計画
として、誰もが利用しやすく快適な
庁舎
とするため、きめ細やかな
ユニバーサルデザイン
の実現を目指すというものでございまして、こちらにつきましては、
基本設計案
からは
変更点
はございません。 おめくりいただきまして12ページでございます。
外装計画
でございまして、
各務原
市の顔として、3つの
各務原
市らしさを実現した
外観イメージ
としますということでございますが、こちらも
基本設計案
から
変更点
はございません。 13ページにつきましては、
立面計画
でございます。 こちらは、
基本設計案
にはなかったものでございます。新しい
庁舎
の
東西南北
からの
立面図
を載せさせていただいたものでございます。 おめくりいただきまして14ページでございます。
ランドスケープ計画
でございます。
基本設計案
には入っていなかったものでございますが、
イメージ
といたしまして、このような
ランドスケープ
を
計画
しているものでございます。かかみのフォーラム(
仮称
)については、
ニンジン畑
を
イメージ
した
緑地帯
、また
みどり
の
駐車場
(
仮称
)、または来
庁者
の車路につ きましてはかかみの
ランウエイ
(
仮称
)ということで、このような
配置
を
計画
しているものでございますが、
実施設計
の中で詳細について決定していきたいと考えているところでございます。 15ページにつきましては、
構造計画
でございます。 ここにつきましては特に
変更点
はございません。 おめくりいただきまして16ページ、
設備計画
でございます。
変更点
といたしましては、
雨水利用設備
という
項目
が右側の給排水・
衛生設備計画
に載っておりましたが、こちらは
屋上緑化縮小
に伴いまして、削除させていただいているところでございます。 17ページ、
事業計画
でございます。 建てかえ
計画
及び
工程計画
については特に
変更
はございません。また、一番下の
概算事業費
につきましては、
基本設計案
では入っておりませんでしたが、今回載せさせていただいております。
概算事業費
は約79.2億円とさせていただきまして、こちらにつきましては、
基本設計
における
建設工事費
、
駐車場
、解体、
外構工事費
の積算、
消費税
8%を含むというものでございます。 ただし、
移転費
、
設計監理費
、
備品購入費
などは含んでいないというものでございます。
実施設計
の段階では、
仕様等
を具体化して経費の積み上げをさらに行いまして、より詳細な
事業費
を算出することとしておりますので、金額は変動する
可能性
があるというふうに報告させていただいているところでございます。 以上が
概要版
における、新
庁舎基本設計
の
確認
となります。 ○
委員長
(
川瀬勝秀
君) 以上で
説明
は終わりました。
委員
の御質問はありませんか。 ◆
委員
(
坂澤博光
君) 今、
説明
にあったかかみの
ランウエイ
(
仮称
)は、この区域に名前を決めて、一括して
整備
していこうという発想なんでしょうかね。 ◎
管財課長
(
加藤雅人
君)
駐車場
の
東側
の
入り口
から入って奥の車寄せまで通るところ、ここをかかみの
ランウエイ
(
仮称
)というような名称とさせていただいて、真っ直ぐ通るような
イメージ
として、そのままかか
みの庭
(
仮称
)まで真っ直ぐ通せるように
整備
していきたいというものでございます。どういった
配置
がいいか、またどのような木を植えたらいいのか、そういうこともまた
実施設計
の中で検討していきたいなというところでございます。 ◆
委員
(
黒田昌弘
君)
みどり
の
駐車場
(
仮称
)ということで、ツツジの
植栽
をするというのがありますけれども、市の花なので大変いいと思いますけれども、咲いて散った後、この花びらがすごい下に落ちるという、その辺は理解して
植栽
をされるんでしょうか。 ◎
管財課長
(
加藤雅人
君) 例えばかかみの
ランウエイ
(
仮称
)も常緑樹がいいのかというのは、いろいろ景観などもありますし、
維持管理費
も考慮しながら、もう少し検討が必要かなというふうには思っております。
考え方
として、このような形で
整備
していきたいというものでございまして、もう少しここについては検討が必要かなというふうに思っているところでございます。
◆副
委員長
(
池戸一成
君) 1階と2階の
平面図
の
変更点
ということで、当初、
階段
が
待ち合いロビー
の中央にあったものを、
南西
の角に移動させたという
変更
の
説明
を受けましたが、それに伴ってか、2階の
待ち合いロビー
に
吹き抜け
として残したということですが、この
吹き抜け
の目的というのは、
機能面
の目的か、デザイン的な目的か、お聞かせください。 ◎
管財課長
(
加藤雅人
君) こちらの
吹き抜け
につきましては、もともと南側に
階段
があったときも
南西
の角には
吹き抜け
はありまして、
吹き抜け
の数が特にふえたものではありません。
機能
といたしましては、当然、
広がり感
もあるというのもあるんですけれども、3階の2カ所の
光庭
に隣接して、2階の空気を
光庭
へ抜くような設備があります。1階の空気を循環させるには、1階から2階に空気の流れをつくる
吹き抜け
が必要になってきます。そのようなことから
配置
させていただいておるものでございます。 ○
委員長
(
川瀬勝秀
君) ほかよろしいでしょうか。 (挙手する者なし) ○
委員長
(
川瀬勝秀
君) 続いて、
基本設計
に対しての御
意見
、御要望、また今後、
特別委員会
として
調査
を必要とする事項に関しての
意見等
をお伺いいたします。
委員
の御
意見
はありませんか。 ◆
委員
(
瀬川利生
君) 今回の
委員会
で
執行部
から提案された
意見
には私は
賛成
の
意見
なんですが、そもそもこの
各務原
市の
庁舎
の建てかえというのはなぜ決まったかということを考えますと、それはやはり
耐震診断
をして倒壊のおそれがある
庁舎
では
市民サービス
が滞ってしまうからだと思います。新
庁舎
は、万が一に起きた
災害
時に、
災害
後の
罹災証明
などの発行や、
市民
がこれからどのように復興していくかの心強い味方になるべきであり、心のよりどころとできるための
各務原
市のシンボルだと思います。また、他
市民
に自慢できるような
庁舎
でなければいけないと思っています。また、平常時は、障がい者や
高齢者
に優しく、
子育て世代
に安心して
窓口
に来ていただけるような気配りがあり、また来庁したいなと思ってもらえるような明るい
環境
と笑顔あふれる
窓口
に温かい
コミュニケーション
が広がり、
市民
が笑顔であふれる
まちづくり
の中心になる
庁舎
であってほしいと思います。 今回の総点検で、
駐車場
から
低層棟
、かか
みの庭
(
仮称
)を通り、
エントランス
に広がる空間、
窓口
、各階の
トイレ
、
会議室
、
担当部署
は、お聞きしたところ、
市民
に寄り添った
計画
であり期待ができます。また、
地下駐車場
の提案、
防音サッシ
の
導入費
などで
事業費
に若干増減がありますが、単に数字を並べて比べるのではなく、
基本計画
は
平米単価
から
概算事業費
を積算し、
実施設計
は、我々
委員
や
パブリックコメント
など、広く
市民
の声を盛り込んだ結果であり、比べる
ベース
の根本が違うと思います。また、
地下駐車場
ができたことで
立体駐車場
が不要となり、
事業費
の削減になっております。さらに、次世代において、
ランニングコスト
を現状より軽くすることにも
配慮
しており、これは
環境
に
配慮
した
庁舎
にすること、これからの世代にツケを回さない取り組みとした上での積算であり、想定内と考えます。そこで、我々
委員
はもとより、傍聴の
議員
も、単に数字を並べるのではなく、その内容においても、
市民
に誤解のないように
説明
することが
市民
の負託に応える使命の1つと考えます。 最後に、これからも
市民
のための
庁舎
になるように、
実施設計
や運用においても
市民
の声に耳を傾けていただくことは当然ですが、大切な
市民
の税金を使うわけですから、無駄な経費は削減し、よりよい
庁舎
になることには、たとえ
事業費
が増加しても勇気と情熱を持って取り組んでいただき、今回の
委員
から出た提案も含めて対処いただくことを要望しまして
賛成
といたします。 ◆
委員
(仙石浅善君) 今回の
委員会
に
執行部
から提出された新
庁舎建設基本設計
について、
賛成
の
意見
を申し述べます。
新潟中越
大
地震
の発生時に、旧山古志村村長であった
長島忠美
氏の講演に参加をしたときに、
本庁舎
は何が何でも立っていなければいけない。なぜなら、
庁舎
は
市民
の心のよりどころで、かつ
防災拠点
であり、
市民
の安心・安全を支えるところだと言っていることを思い出しました。まさに、
各務原
市の
庁舎
もそのとおりだと思います。
庁舎
は、多くの
市民
が日常に利用する
施設
であるとともに、
災害
の発生の際には
危機管理拠点
として、また
災害復旧
の拠点としての役割を担う
施設
であることから、
地震等
の
災害発生
時には、
行政機関
を維持することだけではなく、
災害対策本部
や
災害活動拠点
として迅速に
機能
を発揮できるような
配慮
がなされています。新
庁舎
は東西に長い
庁舎
で、
入り口
が3カ所あり、
入り口付近
に
フロアアシスタント
を
配置
し、また来
庁者
の
動線調査
などを行い、
市民
の利用の多い
窓口
を1階と2階に
配置
して、より
市民
に寄り添った
計画
は評価できます。要望として、
庁舎建設
後、長年にわたり使う
庁舎
で、
利用者
に不便を感じさせない
庁舎
になるよう、
建設費用削減
に特化することなく、安心・安全を確保し、
スピード感
を持って
建設
に当たるべきだと考えます。 ◆
委員
(
坂澤博光
君)
執行部
より提出されました新
庁舎建設基本計画
に基づく
基本設計
は、新
庁舎建設
に必要な仕様が盛り込まれており、妥当との
意見
を表明します。
基本設計
では、
耐震化
の方法を
免震構造
としており、
熊本地震
のように数回に及ぶ大規模な揺れが発生する
地震
を考えると、この
設計
は極めて妥当であると言えます。新
庁舎
では、
防災対策課執務室
、
防災無線室
、
災害対策本部
となる
会議室
を集約しており、
関係機関
の
活動スペース
を設けることができることから、
市役所
に必要な機動的で効率的な
災害対策
を図ることができると思われます。
総合案内
や
フロアアシスタント
を
配置
し、
発券機
と連動した
番号案内
を表示する
大型ディスプレイ
の設置や、誰にでも使いやすい
ユニバーサルデザイン
に
配慮
された
待ち合い席
を選定しており、
窓口サービス
への
配慮
がうかがえます。 また、
子育て世代
の方には、安心して利用できる位置に
授乳室
を
配置
したり、キッズスペースを
配置
したりするようにしています。職員だけでなく、来
庁者
も多い1、2階の
トイレ
には、さまざまな来
庁者
に対応するため、十分な数のトレイを設置するだけでなく、多
機能トイレ
、
車椅子用トイレ
を設置するようにしています。来
庁者用駐車場
は162台分あり、そのうち、おもいやり
駐車場
8台、障がい
者用駐車場
7台を
整備
する予定になっています。おもいやり
駐車場
には、屋根を設置し、雨にぬれずに
庁舎
にアプローチできるようになっています。また、
一般道
から
駐車場
に至る
アクセス道路
の拡幅や
整備
も予定されており、車で新
庁舎
に訪れる方の
利便性
を高めるようにしています。 新
庁舎建設
の財源は、新
庁舎整備基金
を中心に、
関係省庁
からの
補助金
の
有効活用
を予定しており、後世に負担を残さない
計画
は評価できます。 新
庁舎建設基本設計
は、議会の
議決案件
ではありませんが、
市民
の
意見
を代表する議会が
市民
の
意見
を反映し、よりよい新
庁舎
を
建設
するため、新
庁舎建設調査特別委員会
を設け、
先進市役所
や
関連設備
などの視察、
本音ベース
での
意見交換
を重ねました。
基本設計
の策定は、期限が決められているため、急遽開催の
特別委員会
や
行政視察車中
における検討、並びに
議員
の
意見集約
などを行いました。
基本計画
の
概算事業費
の設定と
基本設計
の費用の
積算方法
などの
情報共有
にやや
コミュニケーション不足
を思われる事例もありましたが、各
議員
の
市民
の代表であるという強い自覚と
執行部
の誠実な対応により、
基本設計
に係る
特別委員会
の役割は果たせたと考えています。 子や孫の代にわたり、
各務原
市の顔となり、
市民
の安全・安心を確保し、
市民
に親しまれ、使いやすい新
庁舎
にするため、予測できない
仕様変更
や選択に迷うことが発生した場合、目先の
費用削減
にこだわり、新
庁舎建設
後に後悔しないよう留意することを要望し、新
庁舎建設基本設計
に対する私の
意見表明
とします。 ◆
委員
(
黒田昌弘
君) 本
委員会
において、
執行部
より提出をされました
基本設計
については、これからの
本庁舎
に求められるべきものとしての
機能
が十分に盛り込まれていると考えられます。やはり、まず第一に考えなければならないことは、
市民
の安全・安心な暮らしを支える
庁舎
でなければならないということであります。それは、
災害発生
時における
災害対策本部
を設置し、
災害
への迅速な
対応機能
、かつふだんと変わらず
市民サービス
を提供するという最大の使命である
機能
が十分に備わっているかどうかであり、その
機能
が備わった
基本設計
であると推察されます。さらに、
窓口
がわかりやすく、移動しやすいレイアウトやプライバシーに
配慮
した
環境
で
各種相談
ができる体制など、
市民
が望み、本市が目指すみんなに優しい
庁舎
を意識した
設計
がなされています。 また、これからの
都市間競争
において、選ばれるための魅力や活力の創造について考察してみますと、シンプルでありながら新しい
各務原
市を象徴するような魅力的な外観や
低層棟周辺
における
イベント場
の提供、休息できる快適な空間の
整備
など、
文化交流拠点
として多種多様な
人たち
の交流が期待でき、これからの
各務原
市らしい
市民
や来街者が集える
庁舎
となることは間違いないと確信するものであります。しかしながら、今後の
実施設計
におきましては、
費用面
において敏感な
市民
の皆様に御理解いただけるよう、
配慮
を忘れずに取り組むことが
市民
の信頼に応えることだとも確信をいたしますので、その点を要望し、
基本設計
に対しての
賛成意見
といたします。 ◆副
委員長
(
池戸一成
君) 今回、完成した新
庁舎基本設計
に対し、これまでの
委員会
の経緯を踏まえ
意見
を申し述べます。
災害対策
の面においては、実際に被災したことを想定したときの
考え方
、工夫に、阪神・淡路大震災を初めとした過去からの教訓が随所に感じられ、そもそも
庁舎
建てかえに至った目的を確実に達成する
計画
であると考えます。
環境
配慮
の面においては、100キロワットの太陽光パネルの設置は、国からの
補助金
を活用してイニシャルコストを抑えながら、
環境
面、
ランニングコスト
面の
配慮
がなされており、またデシカント空調などの新たな技術の導入などもあわせて、経済面、
環境
面で総合的に勘案しても、将来的な
市民
負担の低減を積極的に進める
設計
となっています。
機能面
においては、進められている国との交渉にあわせ、防音の仕様を1級にグレードを上げた
設計
にしたことは、
補助金
を
有効活用
しての検討結果であり、妥当であると考えます。また、職員のミーティングや各種作業に活用される
サポートエリア
の設置や、組織改正などの際の効率アップやコスト低減が期待できるユニバーサルレイアウトなど、職員の執務効率の向上が期待できる
設計
となっていることも評価できます。また、現
庁舎
に比べ、
庁舎
内のセキュリティーが大幅に向上しており、このことは、時間外や休日の
窓口
対応、
市民
ニーズの高い相談業務の実施など、将来の
市民サービス
向上への対応が可能となり、期待できるところです。
概算事業費
については、
基本計画
時における
概算事業費
は
平米単価
から概算したものであり、今回の
基本設計
における
概算事業費
はより具体化した
計画
に基づいて積算したものであり、根本的に算出方法も違い、単純比較するものではありませんが、
地下駐車場
の提案、
防音サッシ
の
導入費
などにおいて、
基本計画
時の
概算事業費
より増額があったことは、議会や
市民
の
意見
を広く集め、その中で必要なものを加えたり、修正したり、
補助金
を考慮した結果を積み上げ計算されたものであり、妥当なものであると考えます。 以上のようなことを理由として、
執行部
により提出された新
庁舎建設基本計画
は、新
庁舎建設
に必要な仕様が盛り込まれており妥当であると考えます。 次に、今後の実施
計画
などに向けた要望を申し述べます。 今回の
基本設計
策定に当たっては、新たに検討されたり、修正の検討がなされたりした際の議会との
情報共有
にやや不足があったことは否めないと考えます。これまでの
委員会
において、
委員
から出された
意見
の中には、
実施設計
や運用の時点で検討していくべき内容のものもありました。今後は、それらの
意見
に対する検討経過を随時報告いただくとともに、
事業費
の大幅修正にかかわるような機材の
変更
や仕様の選定、また財源
計画
の
変更
など、議会との
情報共有
に努めていただくことをお願いいたします。 その上で、事業全体として、
費用削減
に努めることは当然ですが、将来、長きにわたって
市民
ニーズを満たし得る後悔のない
庁舎
となるよう、
費用削減
にとらわれ過ぎないよう
計画
を進めていただくことをお願いいたします。また、
市民
負担の軽減のため、市議会議長会基地協議会などの場を活用して要望を行うなど、議会としても財源確保のためのバックアップを行っていくべきと考えます。 ○
委員長
(
川瀬勝秀
君) 御
意見
の多くは、この
基本設計
は
市民
はもちろんのこと、職員の執務空間や
環境
、財政
計画
などに対して
配慮
されており、今後もこの
基本設計
に基づき、着実かつ円滑に事業を進めていただきたいとの御
意見
でした。よって、新
庁舎建設調査特別委員会
として、この
基本設計
については、必要な仕様が盛り込まれており、妥当であるといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり) ○
委員長
(
川瀬勝秀
君) 御異議なしと認めます。よって、
特別委員会
として、この
基本設計
は妥当なものといたします。 続いて、
特別委員会
の
中間報告
について御協議願います。 本日を含め、これまで11回の
委員会
を開催してきました。これまでにいただいた御
意見
や御要望等を踏まえ、
基本設計
に対する
意見
報告(案)として、正・副
委員長
において取りまとめをいたしました。その
意見
報告(案)を読み上げます。
基本設計
に対する
意見
報告(案)。 新
庁舎建設調査特別委員会
では、11回にわたり協議を行い、途中、9月1日、議場において
中間報告
を行いました。
基本設計
の完成に際し、総点検を行い、次のように
意見
をまとめました。
災害対策
に関しては、大規模な
地震
後をも想定した
免震構造
を採用するなど、堅固で
機能
維持が可能な建物となり、
熊本地震
等の教訓を生かした
設計
になっていること。
市民サービス
に関しては、現
庁舎
以上の駐車台数が確保されており、屋根つきの思いやり
駐車場
や
授乳室
、キッズスペース、さらに多
機能トイレ
など、随所に
ユニバーサルデザイン
の具現化が図れていること。 経済性や
環境
面については、太陽光発電や照明制御システム、デシカント空調の導入など、
環境
並びに経済性に
配慮
した
設計
となっていること。
機能面
では、建物全体を防音仕様とし、執務空間と来
庁者
空間が区別され、セキュリティーの向上が図れているとともに、作業スペースとしてバックヤードや
会議室
のほか、待ち合いスペースや相談室が
配置
されるなど、執務効率や繁忙期の休日対応などを含め、
市民サービス
の向上が期待されること。 財源
計画
としては、
庁舎
等
整備
基金を主に活用するとともに、各種
補助金
の利用を可能にする
設計
となっており、一般財源の抑制に努めた後世に負担を残さない
計画
となっていること。 以上、新
庁舎建設基本設計
については、さまざまな角度から検証がなされ、必要な仕様が盛り込まれており、妥当であると結論づけるものである。
実施設計
策定時においても、
中間報告
で課題とした7
項目
、
利便性
と安全性への工夫、
ユニバーサルデザイン
の導入、サービス
機能
の向上、将来の行政需要への対応、セキュリティーの確保、
市民
負担の軽減、関係団体との相互理解に加え、次のことを要望し、引き続き
調査
、協議を行っていくものとする。 1.
仕様変更
や設備導入、財源
計画
の
変更
等については、議会に報告、協議を行うなど、情報の共有に努めること。 2.経費削減に努めることは当然であるが、それにとらわれ過ぎることなく、必要な設備、
機能
についてしっかり
調査
・研究を行うこと。 なお、当
委員会
としては、
市民
負担の軽減、財源確保のため、議会としても市議会議長会基地協議会等の場を活用し要望を行うべきであるとの
意見
を付し、
基本設計
に対する
意見
報告といたします。 ただいまの
基本設計
に対する
意見
報告(案)に対し、
委員
の御
意見
はありませんか。 (「なし」との声あり) ○
委員長
(
川瀬勝秀
君) この
意見
報告(案)については、この後に御協議いただく本会議における
中間報告
であわせて報告いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり) ○
委員長
(
川瀬勝秀
君) 御異議なしと認めます。よって、
基本設計
に対する
意見
報告として
中間報告
であわせて報告いたします。 それでは、
中間報告
について御協議願います。 本日の
委員会
におきまして、新
庁舎
の基礎となる重要な
基本設計
に対し、一定の結論を得ることができました。また、これまでの
基本設計
に対する
意見
をまとめた
基本設計
に対する
意見
報告も御
確認
いただきました。平成29年9月1日に
中間報告
を行っているところですが、それ以後の
特別委員会
での協議内容についても
基本設計
の策定を機に報告いたしたいと思います。 したがいまして、3月定例会の初日2月26日に、当
委員会
の
中間報告
ということで、これまでの検討経緯などとあわせて議会に報告いたしたいと考えております。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり) ○
委員長
(
川瀬勝秀
君) それでは、3月定例会の初日に当
委員会
の
中間報告
を行うことといたします。 なお、
中間報告
の内容につきましては、正・副
委員長
に御一任願います。 その他、
協議事項
はありませんか。 ◎
管財課長
(
加藤雅人
君) もう1つの資料でございますが、こちらの内藤廣氏
講演会
という資料をごらんください。 こちらは、3月17日土曜日でございますが、内藤廣氏の「
まちづくり
と公共建築」という題で
講演会
を実施する予定でございます。内藤廣先生につきましては、建築家、東京大学名誉教授でございまして、グッドデザイン賞の審査
委員長
、あるいは東京の国立競技場の選定
委員
、そういったことも務められた方でございまして、主な建築作品といたしましては、海の博物館、あるいは島根県芸術文化センターなど、またそのほかに市
庁舎
では、長野県の安曇野市
庁舎
、また現在、宮崎県の日向市
庁舎
が
建設
中でございまして、間もなく完成予定でございます。その内藤先生から今回
講演会
をいただくということでございまして、その場では、今回、
各務原
市新
庁舎基本設計
の発表もあわせてさせていただく予定でございます。 また、こちらの
講演会
の後、パネルディスカッションとして、題名は「新
庁舎建設
とこれからの
まちづくり
」という題で、コーディネーターは内藤先生に担当いただきまして、パネリストとして、今回の
基本設計
のプロポーザルの選定
委員長
と、その後のアドバイザー
委員
の
委員長
でございました名古屋工業大学の名誉教授の松本先生、また公共
施設
、あるいは新
庁舎
と
まちづくり
ということで研究をされております大阪産業大学の船曵先生、また浅野市長、今回の新
庁舎
の
設計
JVの構成メンバーでございます日本
設計
の近宮常務執行役員、大建
設計
の鈴木代表取締役、Meet’s
設計
工房の長尾代表取締役に御参加いただきまして、パネルディスカッションを実施する予定でございます。こちらのほう、ぜひとも御参加をいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○
委員長
(
川瀬勝秀
君)
あと
ほかありませんか。 (挙手する者なし) ○
委員長
(
川瀬勝秀
君) 以上で、第11回新
庁舎建設調査特別委員会
を閉会いたします。 (閉会) 午前9時43分 ─────────────────────────── この記録は正当であることを認める。 新
庁舎建設調査特別委員会
委員長
川 瀬 勝 秀...
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