各務原市議会 2017-09-21
平成29年 9月21日建設水道常任委員会-09月21日-01号
副委員長 五十川 玲 子 君
委 員 水 野 岳 男 君
委 員 塚 原 甫 君
委 員 吉 岡 健 君
委 員 池 戸 一 成 君
〇オブザーバー(1名)
議 長 岡 部 秀 夫 君
〇傍聴議員(17名)
1 番 古 川 明 美 君
3 番 黒 田 昌 弘 君
5 番 小 島 博 彦 君
6 番 指 宿 真 弓 君
7 番 杉 山 元 則 君
8 番 永 冶 明 子 君
10 番 大 竹 大 輔 君
12 番 津 田 忠 孝 君
13 番 瀬 川 利 生 君
14 番 仙 石 浅 善 君
15 番 水 野 盛 俊 君
16 番 坂 澤 博 光 君
17 番 波多野 こうめ 君
18 番 横 山 富士雄 君
20 番 川 嶋 一 生 君
23 番 足 立 孝 夫 君
24 番 川 瀬 勝 秀 君
〇説明のため出席した者の職氏名
市 長 浅 野 健 司 君
副市長 磯 谷 均 君
副市長 小 鍋 泰 弘 君
企画総務部長 鷲 主 英 二 君
法令審査監 星 野 正 彰 君
企画政策課長 平 工 泰 聡 君
財政課長 倉 持 庸 二 君
契約経理課長 横 山 泰 和 君
都市建設部長 服 部 隆 君
参与(
都市計画課長事務取扱)
澤 田 信 浩 君
技術調整監 青 木 繁 幸 君
次長兼下水道課長 山 本 卓 哉 君
管理課長 相 澤 毅 君
用地課長 河 田 俊 司 君
道路課長 中 村 俊 夫 君
河川公園課長 奥 村 仁 志 君
建築指導課長 牧 田 洋 之 君
環境水道部長 村 瀬 普 君
次長兼
環境政策課長 恒 川 伸 二 君
北清掃センター所長 安 藤 信 明 君
クリーンセンター所長 櫻 井 雅 文 君
水道総務課長 小 島 剛 君
水道施設課長 野 田 元 司 君
会計管理者 村 井 清 孝 君
監査委員事務局長兼
選挙管理委員会事務局長
兼
公平委員会書記長 谷 野 好 伸 君
〇職務のため出席した事務局職員
議会事務局長 土 川 孝
総務課長 進 藤 達 彦
総務課主幹 前 島 宏 和
主任主査兼総務係長 富 田 武 徳
主 査 戸 田 梨 恵
主任書記 阿 部 起 也
書 記 横 田 直 也
─────────────────────────
(開会) 午前9時59分
○委員長(岩田紀正君) ただいまから
建設水道常任委員会を開会いたします。
あらかじめ傍聴人に申し上げます。委員会の傍聴に当たっては、係員の指示に従い、委員会中は静粛にお願いいたします。
今期定例会に審査の付託を受けました各案件について、議案付託表に基づき、順次審査願います。
発言は、委員長の許可を得て、一問一答形式により、順序よく発言願います。
なお、最初に申し上げておきますが、質疑をする際は資料のページを示してから発言ください。また、発言は簡潔明瞭に願います。
初めに、認第1号中、当委員会に所管する事項を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) それでは、認第1号 平成28年度各務原市
一般会計決算の認定についてのうち、環境水道部及び都市建設部が所管いたします歳入決算から御説明申し上げます。
平成28年度各務原市
歳入歳出決算書の42、43ページをお願いいたします。
中ほどでございますが、14款使用料及び手数料でございます。
1項使用料、3目衛生使用料のうち、1節
保健衛生使用料、収入済額7036万2544円の中には、所管分といたしまして、墓地使用料が900万円、墓地管理料が1665万4000円、
火葬場使用料が233万4000円ございます。なお、収入未済額の59万2000円は、墓地管理料の未収分でございます。2節環境使用料、収入済額26万1740円は、中部電力及びNTTの
敷地占用使用料及び
ごみ処理施設の保守点検業務に伴う現場事務所などの行政財産の目的外使用料でございます。
◎管理課長(相澤毅君) 同じく42、43ページ、下から3番目でございますが、7目土木使用料、1節
道路橋梁使用料、収入済額1億2345万118円につきましては、道路占用料でございます。2節
都市計画使用料、収入済額101万9222円につきましては、公園使用料5万1300円、
公園敷地占用料62万7722円、学びの森・雲の
テラス使用料32万6700円、電柱の敷地占用料1万3500円でございます。3節住宅使用料、収入済額6641万617円につきましては、市営住宅の家賃が6634万3717円、電柱等の土地占用料が6万6900円でございます。4節
法定外公共物使用料、収入済額502万72円につきましては、法定外道路・水路の使用料でございます。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) 1枚おめくりいただきまして、44、45ページをお願いいたします。
2項手数料、2目衛生手数料、1節
保健衛生手数料、収入済額540万3420円は、犬の登録及び
狂犬病予防注射済み票の交付手数料でございます。2節環境手数料、収入済額1億238万6640円は、北清掃へ搬入されたごみの処理手数料として7987万6040円、指定ごみ袋の
ごみ処理手数料などとしまして2251万600円でございます。
◎管理課長(相澤毅君) 4目土木手数料、1節
都市計画手数料、収入済額292万2250円につきましては、開発許可審査の手数料292万1350円と市街化区域及び
市街化調整区域の証明手数料が900円でございます。2節住宅手数料、収入済額970万8600円につきましては、
確認申請等手数料422万5600円、
屋外広告物設置許可申請手数料548万3000円でございます。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) 15款国庫支出金でございます。1枚おめくりいただきまして、46、47ページをお願いいたします。
中ほどでございますが、2項国庫補助金、3目
衛生費国庫補助金、4節
環境費交付金、収入済額847万2000円は、
浄化槽設置事業及び
クリーンセンター改修事業に伴う国庫補助金でございます。
◎管理課長(相澤毅君) 7目
土木費国庫補助金、1節
道路橋梁費補助金、収入済額5億4125万3000円につきましては、国土交通省の
社会資本整備総合交付金が4億9286万4000円、防衛省の
民生安定施設整備事業補助金が4838万9000円となっております。3節
都市計画費補助金、収入済額3563万6000円につきましては、防災・
安全交付金事業及び
地籍整備推進調査費に対する国費分でございます。4節
住宅費補助金、収入済額1223万4000円につきましては、住宅・
建築物耐震改修等事業補助金でございます。5節
道路橋梁費補助金(繰越分)、収入済額1793万円につきましては、平成27年度からの繰り越しによるもので、国土交通省の
社会資本整備総合交付金でございます。13節
都市計画費交付金、収入済額1億1785万5000円につきましては、
社会資本整備総合交付金事業に係る国費分でございます。14節
住宅費交付金、収入済額2778万円につきましては、
市営住宅耐震補強事業交付金でございます。15節
都市計画費交付金(繰越分)、収入済額1142万4000円につきましては、平成27年度からの繰り越しによるもので、
社会資本整備総合交付金事業に係る国費分でございます。
1枚おめくりいただきまして、48、49ページでございます。
3項委託金、4目
土木費委託金、2節
河川費委託金、収入済額244万5440円は、川島地区内にございます木曽川への樋管操作に対する国土交通省からの委託金でございます。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) 16款県支出金でございます。
1枚おめくりいただきまして、50、51ページをお願いいたします。
2項県補助金、3目
衛生費県補助金、1節
保健衛生費補助金、収入済額769万5920円には、所管分といたしまして、公衆浴場の設備改善に伴う県補助金112万1000円がございます。2節
環境費補助金、収入済額1030万307円は、
浄化槽設置事業に伴う県補助金及び
アルゼンチンアリ防除対策事業に伴う清流の
国ぎふ森林環境基金事業補助金でございます。
◎管理課長(相澤毅君) 1枚おめくりいただきまして、52、53ページでございます。7目
土木費県補助金、3節
都市計画費補助金、収入済額27万5000円は、
土地利用規制等事務に係る補助金でございます。5節
住宅費補助金、収入済額1102万9890円につきましては、
建築物等耐震促進事業に係る補助金でございます。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) 3項委託金、3目
衛生費委託金、1節
保健衛生費委託金、収入済額25万2184円は、岐阜県が設置しました
大気汚染自動測定局の管理に係る委託金でございます。
◎管理課長(相澤毅君) 6目
土木費委託金、1節
土木管理費委託金、収入済額32万9432円につきましては、
県道岐阜那加線用地取得事務に係る県からの委託金でございます。3節
河川費委託金、収入済額1368万5145円につきましては、県管理河川の堤防除草1097万1720円、
上戸排水機場操作維持管理271万3425円で、河川等管理に係る県からの委託金でございます。
続いて、17款財産収入でございます。1項
財産運用収入、1目
財産貸付収入、1節
土地建物貸付収入、収入済額3068万2482円の中には、所管分として、
土地建物貸付収入、中山道鵜沼宿の宇留摩庵のテナント料100万2150円がございます。
2目利子及び配当金、1枚おめくりいただきまして、54、55ページでございますが、2節
出資配当金収入、収入済額368万7040円の中には、所管分として
株式会社ぎふ建築住宅センターの株主配当金25万5000円がございます。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) 2項財産売払収入、2目物品売払収入、1節物品売払収入、収入済額120万円は、
霊柩車運転事業の廃止に伴い、保有しておりました霊柩車の売却によるものでございます。
◎管理課長(相澤毅君) 各務原市
歳入歳出決算書56、57ページになります。
21款諸収入です。4項
受託事業収入、3目
土木費受託事業収入、収入済額65万7165円につきましては、
県道岐阜那加線用地取得事務に係る岐阜県土地開発公社からの受託金でございます。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) 続きまして、21款諸収入でございます。1枚おめくりいただきまして、56、57ページをお願いいたします。
中ほどでございます。6項雑入、5目雑入、4節衛生費雑入、収入済額6063万8886円の中には、所管分といたしまして、
北清掃センターで処理された瓶、缶、メタル、スラグなどの売り払い代金として3837万1392円、ペットボトルの再
商品化合理化拠出金などとしまして768万2704円、
北清掃センターにおけるごみ発電及び太陽光発電による余剰電力の売却収入290万106円などがございます。収入未済額2万1300円は、小型家電の売却先の事業者の
破産手続申し立てによるものでございます。
◎管理課長(相澤毅君) 続きまして、8節になります。土木費雑入、収入済額1831万5221円は、国道21号三
柿野高架下駐車場収入、
東日本大震災塩竈市・釜石市
派遣職員給与費負担金、
都市計画地図等販売代金でございます。
以上で歳入の説明は終わらせていただきます。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) それでは、続きまして、
環境水道部所管の環境費の歳出予算について御説明いたします。
歳入歳出決算書の80、81ページをお願いいたします。
環境費は4款衛生費の中に属しておりまして、1項保健衛生費は健康福祉部の所管でございます。
1枚おめくりいただきまして、82、83ページをお願いいたします。
2項環境費からが環境水道部の所管でございます。
環境費の決算の概要でございますが、当初予算が24億1928万4000円、補正予算が1646万8000円の減額、予備費支出及び流用が49万6000円で、予算の合計は24億331万2000円でございます。これに対して、支出済額は22億7249万1539円で、執行率は94.6%、支出済額の
歳出決算総額に占める環境費の割合は4.7%でございます。また、29年度への繰越額は、繰越明許費1023万9000円でございます。環境費といたしましては、対前年度比3819万円の減、率にして1.7%の減となっております。
それでは、歳出決算の詳細につきまして、
決算認定資料の51ページから、主要な施策の成果及び実績について、丸印のついている中事業ごとに給与費を除いた分について御説明をいたします。
認定資料は51ページ、
歳入歳出決算書の
事項別明細書は82、83ページをお願いいたします。
2項環境費、1目環境総務費の環境総務費1422万3000円では、6月の環境月間に環境パネル展を開催し、本市の環境に関する取り組みを紹介しました。また、環境市民会議を開催し、
環境基本計画に基づく事業の実施状況などの報告をしました。
環境基本計画策定事業では、計画策定のための
アンケート調査や
市民ワークショップを行いました。
し尿処理施設改修事業では、長寿命化計画を策定するとともに、基本設計及び施設の改修が周辺の環境へ及ぼす影響を調査します
生活環境影響調査を行いました。
続きまして、2目環境保全費でございます。
環境保全対策費1211万6000円では、6月25日に環境についての学習と工作を行う親子環境教室と
環境パフォーマーによる
ECO実験パフォーマンスを開催しました。
また、7月には、水質・生物・地球温暖化の3分野に関する
子ども環境教室を開催し、子どもたちの
環境保全意識の高揚に努めました。
認定資料は、1枚おめくりいただきまして、52ページをお願いいたします。
地下水対策事業費では、地下水の汚染状況を把握するため、90カ所の自家用井戸と7つの観測井について水質調査を実施するとともに、
地下水保全対策として、市内120カ所で年2回、8月と3月でございますが、水位の一斉観測を行いました。
大気、
騒音等環境測定事業では、環境保全と公害防止のために、大気測定や河川などの水質測定、道路・航空機の騒音測定を行いました。
美しい
まちづくり推進事業では、
環境美化監視員による市内の巡回や、土地所有者に対して、ごみの散乱防止の依頼などを行いました。
環境衛生対策費3875万7000円では、犬の登録・
狂犬病予防事業として、犬の登録及び
狂犬病予防注射済票の交付事務を行いました。
また、
アルゼンチンアリ防除事業では、年2回の一斉防除と冬季防除を行いました。
認定資料は53ページをお願いいたします。
市補助金の執行では、
浄化槽設置整備事業として、水質汚濁防止のために74件の
合併浄化槽設置者に対して補助金を交付しました。
公衆浴場設備改善事業として、1件168万2000円の補助金を交付しました。
続きまして、3目塵芥処理費でございます。塵芥処理費4億8410万8000円では、一般家庭から出されるごみの
収集運搬事業として、家庭から出された可燃ごみ、不燃ごみの収集運搬業務を委託し、適正なごみ処理に努めました。
緑ごみリサイクル事業では、回収拠点や市民清掃などから排出されました緑ごみ1169トンを
バイオマス燃料として再資源化をしました。
資源集団回収奨励事業では、古紙などの回収活動を実施された
資源集団回収実施団体に対して奨励金を交付いたしました。
不用家具リユース事業では、
北清掃センターに粗大ごみとして搬入された家具のうち、小規模な修繕で再利用が可能なものを修繕して、市民に販売をしました。
認定資料、
事項別明細書とも1枚おめくりいただきまして、認定資料は54ページ、
事項別明細書は84、85ページをお願いいたします。
北清掃センター管理費12億3345万6000円では、収集や自己搬入された可燃ごみ、不燃ごみなどを適正に受け入れ、処理をいたしました。また、施設の安全運転、コスト低減、リサイクルの推進を図り、適正な管理に努めました。ごみの種類別搬入量及び処理実績はごらんのとおりでございます。
認定資料は55ページをお願いいたします。
リサイクル施設管理費2148万2000円では、
不燃物ステーションでの分別収集や
北清掃センターへ自己搬入されたペットボトルを、分別、減容、こん包などの中間処理を行い、廃棄物の再資源化に努めました。処理実績はごらんのとおりでございます。
4目し尿処理費でございます。
クリーンセンター管理費7368万2000円では、搬入されましたし尿、浄化槽汚泥を周辺環境への影響に配慮し適正に処理をいたしました。処理実績はごらんのとおりでございます。
クリーンセンター施設整備費4310万5000円では、設備の計画的な維持修繕工事、緊急的な修繕工事を行いました。
5目
火葬場墓地費でございます。
火葬場管理費5265万8000円では、瞑想の森市営斎場の火葬施設の適正な維持管理に努めました。施設の利用状況はごらんのとおりでございます。
認定資料は1枚おめくりいただきまして、56ページをお願いいたします。
火葬場施設整備費1004万4000円では、火葬炉の定期修繕や空調設備の改修を行いました。
墓地管理費1550万3000円では、市営墓地の適正な維持管理を行いました。
墓地区画番号改修事業では、墓参者の利便性の向上を図るために、全ての区画に区画番号表示を行いました。
墓地施設整備費396万2000円では、今後の市営墓地の整備の参考とするため、市民1000世帯を対象に墓地に関する意識調査を行いました。
以上で環境費の歳出決算の説明を終わります。
◎管理課長(相澤毅君) それでは、
都市建設部所管の土木費の歳出決算について御説明申し上げます。
歳入歳出決算書の92ページをごらんください。
まず、土木費決算の概要でございますが、8款土木費、当初予算額が32億6325万9000円、補正予算額が7億6701万7000円の増額、27年度からの繰越金が1億5232万1000円、予備費からの充当が44万8000円で、予算の合計は41億8304万5000円でございました。支出済額は33億6399万6951円で、予算の合計に対する割合は80.4%でございます。29年度への繰越額は、繰越明許費5億5501万6000円でございまして、それを含めますと、予算に対する割合は93.7%となります。不用額は2億6403万2049円で、不用額の予算に対する割合は6.3%となっております。また、支出済額の
一般会計歳出決算額全体に占める割合は7.0%で、土木費につきましては、対前年度比3億5233万4968円、11.7%の増となっております。
認定資料の79ページをお願いいたします。
歳入歳出決算書は92から93ページになります。
決算の詳細につきましては、
決算認定資料の主要な施策の成果及び実績に基づき、丸印のついている中事業ごとに、給与費を除いた経費について説明させていただきます。
8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費でございます。
土木総務費(管理課)5518万3000円は、土木費の総括的な経費でございまして、市道や普通河川等の適切な維持管理に努めたものでございます。主な経費としまして、道路照明灯に係る光熱費、
官民境界確認業務委託料、駅周辺における自転車駐輪場の管理委託料などでございます。
土木総務費(用地課)35万4000円は、用地取得に必要な経費や取得済み用地の適正な管理に努めた経費でございます。
土木総務費(道路課)3297万6000円でございますが、自治会の要望等に基づき、道路反射鏡、区画線、防護柵等の交通安全施設を整備して交通事故の防止に努めるとともに、夜間の犯罪防止を図るため防犯灯を設置しております。
続きまして、2項道路橋梁費、2目道路維持費でございます。
道路維持補修費5億5765万9000円については、自治会要望に基づき、道路維持補修工事、除草、清掃、破損箇所の修繕などを行い、道路の適切な維持管理に努めました。
次に、1枚おめくりいただきまして、認定資料80ページ、決算資料は94から95ページをごらんください。
3目道路新設改良費でございます。
市単道路改良費3816万円は、市単独事業として、那加中通りの市道那141号線の道路改良工事等を行いました。
防衛省調整交付金事業費8483万9000円でございます。防衛省の調整交付金を活用して、尾崎中央通りの市道那837号線など2路線において、バリアフリー歩道を整備するために測量設計や道路改良工事を行いました。
地方道路整備事業費(国交省)3億2323万4000円でございます。国土交通省の
社会資本整備総合交付金を活用して、認定資料80ページから81ページの記載のとおり、道路改良事業としては、日野岩地大野線の市道那378号線のほか5つの事業で用地取得や物件移転補償、道路改良工事等を行いました。また、道路施設の長寿命化を目的とする道路ストック補修事業では、道路のり面の点検や市道稲803号線山脇町ののり面補修、堤防道路の稲517号線ほか1路線の舗装打ちかえ工事、道路照明灯の取りかえ工事、関市と連携して、岩坂トンネルの補修を行いました。
地方道路整備事業費(防衛省)7222万4000円でございます。防衛省の
民生安定施設整備事業補助金を活用して、郷戸池の西の各443号線の道路改良工事とかえで通りとおがせ街道を結ぶ蘇北390号線ほか2路線の測量設計などを行いました。
県道改良費411万6000円は、岐阜県が各務原市内で施行した岐阜那加線、長森各務原線、岐阜鵜沼線、扶桑各務原線の道路改良事業に伴う市の負担金でございます。
認定資料の82ページをごらんください。
5目橋梁新設改良費でございます。
橋梁維持改良費6294万円でございますが、橋梁の長寿命化の推進と地震等の自然災害による橋梁の重大事故を避けるために、国土交通省の
社会資本整備総合交付金を活用して、橋梁定期点検を146橋について実施するとともに、宮代新橋ほか4橋、大島橋で耐震補強、補修工事などを行いました。
橋梁維持改良費(繰越分)3593万5000円でございます。平成27年度からの繰り越しにより、同島橋ほか2橋の耐震補強、補修工事を行いました。
続きまして、3項河川費、1目河川総務費でございます。
河川管理費3486万7000円は、三井川や中屋川の防護柵改修工事など、市が管理する河川の適切な維持管理に努めました。
2目河川新設改良費でございます。
排水路改良費6575万8000円は、大雨による住宅地の浸水被害や災害を防止するため、山の前排水路改良工事や百曲第2排水区実施設計業務委託などを実施しました。また、市内各所でしゅんせつ工事を実施し、排水路の適切な維持管理に努めております。
認定資料の83ページをごらんください。
4項都市計画費、1目都市計画総務費でございます。
都市計画総務費(管理課)140万6000円は、各種研修への参加などに要した経費、都市計画協会ほか8団体への負担金などでございます。
都市計画総務費(都市計画課)55万7000円は、都市計画審議会の開催及び視察研修に要した費用でございます。
都市計画調査費704万1000円は、まちづくりシンポジウムの開催や、業務委託として、各務山西部地区土地利用検討業務などを実施いたしました。
土地対策事務費36万6000円は、国土利用計画法に基づく土地取引の届け出事務などを実施いたしました。
認定資料の84ページをお願いします。
都市計画調査費(繰越分)345万6000円でございます。27年度からの繰り越しにより、都市計画用途地域の見直し業務を行いました。
2目土地区画整理費、区画整理事業費(繰越分)216万円でございます。平成27年度からの繰り越しにより、土地区画整理事業候補地の事業計画案を作成し、地権者に説明会等を行いました。
次に、認定資料はそのまま84ページで、決算資料は96から97ページをごらんください。
街路費、街路管理費3556万3000円でございます。いちょう通りなど10路線の街路樹の剪定、落ち葉清掃、枯損木の補修、破損箇所の修繕などを実施し、街路の適正な維持管理に努めました。
街路整備事業費5億6198万6000円でございます。国土交通省の
社会資本整備総合交付金を活用して、犬山東町線バイパスを整備するため、事業用地の取得、遺跡発掘調査、道路新設工事などを行いました。
続きまして、4目都市下水路費でございます。下水路管理費308万2000円は、都市下水路、雨水幹線などの雨水管渠の適切な維持管理に努めた経費でございます。
次に、5目公園費、公園管理費2億651万6000円でございます。公園の本来の機能、目的が達成できるよう維持管理に努めております。
続いて、認定資料85ページでございます。
公園整備事業費1億1082万9000円でございます。国土交通省の防災安全交付金等を活用して、緑苑北第2公園などの公園のリニューアル工事を、また公園施設長寿命化計画に基づき、鵜沼台中央公園などの公園の長寿命化工事を実施しました。自治会が管理する子ども会の遊具等の修繕に係る費用の一部も助成しております。
1枚めくっていただきまして、認定資料86ページをごらんください。
6目都市開発費でございます。
都市開発管理費2563万5000円は、鵜沼空中歩道、鵜沼駅前広場、新鵜沼駅前広場、駐輪場及び宇留摩庵の維持管理に要した経費でございます。
都市開発事業費10万2000円は、鵜沼南町住みよいまちづくりを考える会、新加納まちづくり会との視察研修に要した経費でございます。
景観形成推進費43万4000円は、景観審議会の開催と、第6回都市景観賞開催に要した経費でございます。
続きまして、都市再生整備事業費2億3169万6000円は、国土交通省の
社会資本整備総合交付金を活用して、新加納地区都市再生整備区域内の道路整備やごんぼ積み地区都市再生整備区域内の道路新設に伴う用地取得、木曽川~夢と浪漫~まちづくり事業での木曽川河畔遊歩道整備等を実施したものでございます。
認定資料87ページでございます。
都市再生整備事業費(繰越分)1億209万2000円は、平成27年度からの繰り越しにより、国土交通省の
社会資本整備総合交付金を活用して、新加納地区都市再生整備区域内の道路整備や土地区画整理組合に対する補助金の交付、木曽川~夢と浪漫~まちづくり事業で木曽川河畔遊歩道整備等を実施したものでございます。
次に、7目緑化推進費でございます。決算書は98から99ページになります。
緑のまちづくり推進費1188万3000円でございます。緑豊かなまちづくりを推進するため、自治会等への年2回の花苗の配付、水と緑コンクールの開催、地元自治会等の協力によるいちょう通りなどの花苗植栽、そして緑のボランティアとして、パークレンジャー55団体、1722名の認定を行いました。また、民有地内の接道部の緑化に対する助成などを実施しています。
次に、8目地区計画費でございます。認定資料は88ページになります。
地区計画事業費2722万3000円は、国土交通省の
社会資本整備総合交付金を活用して、各務原南地区11号ほか2路線の道路改良工事や用地取得を行いました。
続いて、認定資料89ページです。
5項住宅費、1目住宅管理費、公営住宅管理費808万5000円は、市営住宅3団地の維持管理に要した経費でございます。
公営住宅施設整備費9901万9000円は、雄飛ケ丘第2住宅B棟耐震補強工事等設計業務委託、雄飛ケ丘第2住宅A棟耐震補強工事及び雄飛ケ丘第2住宅D・E・F棟流し台改修等の工事を実施いたしました。
2目住宅建築指導費でございます。
住宅建築指導費4259万6000円は、特定行政庁として、建築確認業務、建築相談など、社会情勢に即した建築指導と住民サービスに努めた経費でございます。また、市発注の公共建築物の設計・監理と建築工事に対する技術指導、民間木造住宅の耐震診断・耐震補強助成事業を実施いたしました。件数については、89から90ページに記載されております。
住宅建築指導費(繰越分)350万1000円は、内閣府の地方創生加速化交付金を活用して、空き家の利活用と移住・定住促進を図るため、空き家リノベーションモデル事業の事業スキームなどの検証を実施するための業務委託に要した経費でございます。
以上、認第1号 平成28年度各務原市
一般会計決算の認定のうち、環境水道部及び
都市建設部所管についての説明とさせていただきます。
○委員長(岩田紀正君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(塚原甫君)
歳入歳出決算書の42ページと43ページで、
保健衛生使用料についてなんですけど、墓地900万円という話がありましたけど、墓地の使用料について、1区画幾らするのか、教えてください。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) 墓地の区画使用料は1平方メートル当たり単価20万円で頂戴をしております。昨年度は1.5平方メートルの墓地を30区画募集しましたので、900万円ということでございます。
◆委員(吉岡健君) 同じところですが、未済額59万2000円の説明をお願いします。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) 3年に1度、年額2000円で6000円ずつ管理料を頂戴しております。残念ながら、納めていただけない方がございます。内訳でございますが、平成19年度から管理料を徴収しました。19年度─21年度分の未納者が1名、22年度─24年度分の未納者が3名、25年度─27年度分の未納者が11名、28年度─30年度分、これは昨年、納入をお願いしたものでございますが、82名という内訳となっております。
◆委員(吉岡健君) 御努力されていると思うんですけど、年々ふえているような気がするんですけど、そのあたり、どういうふうに見ておられますか。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) 28年度の未納者といいますのは、28年度、全墓地の使用区画者に対しまして、使用料の納付をお願いしましたものですから、10月に発行しておりまして、年度内になかなか納付していただける方が見えなかったということで、未納者の方につきましては、催告書というものを1月ごろ発行いたします。それでかなり納めていただいております。2月には、職員が戸別に未納者のお宅を訪問いたしまして、徴収を行っておるというようなことでございます。
◆委員(池戸一成君) 同じく決算書の46ページ、国からの補助金ですけれども、前年度に比べてどのように変わりましたか。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) これは浄化槽とクリーンセンターの改修に伴うものでございます。クリーンセンターの改修につきましては、新たに頂戴したものということでございます。浄化槽につきましては、年々、浄化槽の補助金の対象区域が減ってきておりますので、補助金についてもそれに応じて減ってきているということでございます。
◆委員(池戸一成君) 土木費の補助金をお聞きしたかったです。
○委員長(岩田紀正君) 資料のページは何ページになりますか。
◆委員(池戸一成君) 46ページです。これはふえたか減ったか。
◎財政課長(倉持庸二君) 歳入歳出決算
事項別明細書46ページ、47ページをお願いいたします。
7目
土木費国庫補助金、御質問の内容といたしましては、27年度と28年度の7目の額を比較してどうかということだったかと思われます。こちらにつきましては、28年度は7億6411万2000円ですけれども、27年度は5億7754万5000円となっております。差し引きいたしますと、プラスで1億8656万7000円となっております。
◆委員(池戸一成君) 執行部の皆さんの御努力もあって約1億8000万円上がったということもおありでしょうけれども、主だったふえた理由を解説してください。
◎財政課長(倉持庸二君) 内訳を見ていただきますと、例えば1節道路橋梁費ですとか、3節、4節、5節、そのあたりが軒並みふえております。このあたりなんですけれども、要因はと聞かれますと、なかなか難しい面もあるんですけれども、土木費全体といたしまして、やはり27年度、28年度の歳出で比較いたしますと、増減率で10.7%というふうにふえておりますので、そのあたり土木関係の事業がふえたということに伴って、国庫補助もついてきていると考えております。
◆委員(塚原甫君) 認定資料の51ページですけれども、環境総務費で
環境基本計画策定事業が行われたということでございますけれども、この内容について、概要等を教えてください。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君)
環境基本計画は、基本的に計画期間は10年でございます。前回の
環境基本計画の満期が来年の3月まででございますので、新たな第2期と申しますか、そういった
環境基本計画を策定するものでございます。
現在の策定の状況は、私ども環境市民会議という組織がございますので、私どもでつくりました原案を環境市民会議で御議論いただいておるというところでございます。
策定の手順としましては、昨年度、こちらにも書いてございますように、市民アンケートを行いました。また、ワークショップなども開催をいたしまして、広く市民の皆様から各務原市の環境に関する状況ですとか課題をいただいておりまして、昨年度についてはそういったものを整理したというようなところでございます。
今後のスケジュールといたしましては、11月に最終的な素案を私どもから環境市民会議にお出しして御審議をいただくと。来年の1月にはパブリックコメントを行いまして、3月に策定をするというようなスケジュールを考えております。
◆委員(池戸一成君) 認定資料52ページの一番上、地下水対策事業ですけれども、一斉水位測定をされたということですが、水質、水位のそれぞれの結果を教えてください。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) まず水位でございますが、水位はやや上昇傾向を示しておるという結果になっておりますので、今後も現状のような地下水の利用状況であれば、問題なく地下水は活用できていくものと思っております。
あと水質でございますが、皆さん御存じのとおり、鵜沼東部の畑作地域で硝酸性窒素の濃度が環境基準、これは10PPMでございますが、これを超えておるということで、農業従事者の皆様の御協力を得ながら対応をしておるところでございます。現在の汚染状況ですが、10ミリグラムの環境基準を超えているところは減少傾向でございまして、今は3地点となっております。硝酸性窒素のほかにも、有機溶剤の汚染も一部の地域で見られておりまして、テトラクロロエチレンといいまして、これは工場なんかで油を落としたり、クリーニングの溶剤として使われるものですが、こういったものの汚染が那加地区で1地点ございます。あとは四塩化炭素、これも同じようなものでございますが、これが環境基準を超えている地点が3カ所ございます。この2つのテトラクロロエチレン、四塩化炭素につきましては、汚染の広がりというものは今のところ見られておりませんので、現状、基準は超えておりますが、汚染は広がっていないという結果が出ております。
◆委員(池戸一成君) 硝酸性窒素に関しては、肥料、農薬の系統だと思うんですけれども、それ以外に言われたところに関しては、特定の企業であるとか工場がその原因かとは思うんですけれども、そういう原因究明とか、そういうことはされているんでしょうか。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) 原因としましては、工場なんかがあった跡地もありますけど、そういった溶剤を不法投棄されて起きているというようなことも考えられますので、その要因については特に究明をしているということではございません。
◆委員(水野岳男君) 51ページ、先ほどありました
環境基本計画策定事業の
アンケート調査とワークショップの結果、どのような意見があったのかということを教えてください。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) まず
アンケート調査は、市内の2000名の方を無作為抽出いたしまして、18歳以上の方でございますが、
アンケート調査を行いました。
その内容としましては、環境に対する関心度であるとか、満足度、あとは環境の重要度はどんなものかというようなお話と、環境保全の活動への参加の意向はどうであるとか、実際に環境行動の実践、いわゆる環境に優しい、環境負荷の低減につながるような行動はやってみえますかと、そんなようなことをお聞きしております。
アンケート調査の結果としましては、約85%の方が環境に関心があるというような結果が出ておりますが、残念ながら10代、20代の方は、少し関心が薄いのではないかなというような結果も出ております。あと、重要度、満足度につきましては、各務原はこのように自然豊かなまちでございますので、緑が非常にあっていいとか、空気がさわやかであるというような意見をいただいております。また、今後取り組むべきものの重要度としましては、温暖化対策、暑さ対策などを上げておられます。あと、環境保全活動の参加の意向につきましては、約5割の方ができれば参加をしてみたいというようなお答えがございます。
あと、最後の環境行動の実践でございますが、実際に何かしらやっておられるという方は80%を超えていらっしゃいます。主なものとしましては、買い物の際のマイバックの持参ですとか、生ごみの水切りなどをしっかりやっているというような御意見をいただいております。あと、
市民ワークショップでございますが、こちらは、昨年の11月と12月の2回開催しております。御参加いただきましたのは、市民グループ、事業者グループ、各1グループでございます。この中では、環境に関する現状と、これからできることとして、市民・事業者目線での御提案をいただいております。ちなみに出席者は1回目が17名、2回目が18名ございました。
御意見としましては、生物多様性の保全とか、生活環境の保全、省エネ活動について、こんなことをやったらいいよというようなお話がありました。あと、廃棄物のごみの発生抑制ですとか、循環型社会の形成について、こういったものは取り組むといいというような御意見もいただいております。あと、環境というのは継続的にやはり保全をしていくものでございますので、次世代に対する環境学習とか人材育成についても御意見をいただいております。
○委員長(岩田紀正君) 執行部に申し上げます。
答弁のほうは簡潔にお願いいたします。
◆委員(塚原甫君) 認定資料の84ページですけれども、街路整備事業費というところで、犬山東町線バイパス整備事業についてなんですけど、この進捗状況等について教えてください。
◎道路課長(中村俊夫君) 平成24年度から事業着手しました犬山東町線バイパスにつきましては、順調に事業は執行しておりまして、土地の用地の買い戻しを初め工事のほうを行っております。平成28年度につきましては、2484平方メートルの土地の買い戻しを行っております。
また、工事実施に先立ちまして、平成26年からは、埋蔵文化財の発掘調査も順次進めておりまして、平成28年の調査をもって、これも完了したところでございます。
また、この発掘調査につきましては、現場説明会というものを行いまして、考古学ファンが約200名ぐらい見えたということで、そういった参加者の声としましては、こんなに近くに大規模な遺跡があると知らなかったとか、各時代の暮らしがわかったなんていう声をいただいております。
その後、平成28年度からは、順次工事に入っておりまして、現在の事業費ベースの進捗率としましては87%となっております。今年度中の完了に向けて、鋭意整備に努めています。
◆委員(吉岡健君) 同じところの街路管理費の街路樹の剪定について教えてください。
浅野市長になられてから、特に西から順次計画的に剪定が進んでおられるということですので、この評価、それから、今後の計画などありましたら教えてください。
◎道路課長(中村俊夫君) 街路の適正管理という質問かと思うんですけれども、樹種に応じて、やはり日ごろの伸びぐあいは変わってきますものですから、やはり適正な管理をしていこうと思うと、樹種の特性に合った管理の方針がよろしいのかなということで、現在はイチョウ、カエデに関していいますと、非常に成長が早いということですから、年1回、落葉の前に剪定をするように努めております。こうすることで、落ち葉が落ちる時期に実際の落ち葉の量が減りまして、地元の方にも、今まで非常に大きな負担をかけていたと思うんですけれども、そういった負担が軽減されたというふうに聞いております。
これ以外の樹木につきましては、現地の状況に応じて柔軟に対応しているというところですけど、目安としましてはおおむね2年に1回ぐらいは手を入れていきたいというふうに考えて対応しております。
やはり大きく切るのではなく、大きな樹木と共生していくというような思いでやっております。やはり緑豊かなまち各務原というのも一つの私どものシティーセールスポイントとなりますので、そういった気持ちを持って保全をしていきながら、かつ大きな樹木と共生していくというまちづくりを目指しております。
◆副委員長(五十川玲子君) 認定書の79ページなんですけれども、2目の道路維持費の補修のほうで、自治会長からの要望、またほかからの要望がたくさんあるかと思いますけれども、対応の状況を教えていただきたいと思います。
◎道路課長(中村俊夫君) 平成28年度に自治会から御要望いただきました道路維持補修に関する要望件数としましては847件ございます。そのうち669件について対応をさせていただきましたので、対応率としましては79%となってございます。
また、電話や通報などで直接要望いただく場合もありますので、この事案を含めますと、総計で1605件の要望に対応したというところであります。限りある予算の範囲内ではありますけれども、できるだけ市民の皆様や自治会からの御要望に応えようというふうに努めているところでございます。
◆副委員長(五十川玲子君) 82ページです。河川の要望の状況、対応についてはいかがでしょうか。
◎河川公園課長(奥村仁志君) 自治会などからいただきました要望書86件のうち79件について対応させていただきました。要望書の92%を実施しております。
主な要望の内容としましては、除草やしゅんせつですね。あと補修、改修などでございます。実施できない要望につきましては、自治会へ電話や回答書を送付するなどして対応しております。
◆副委員長(五十川玲子君) 認定書の79ページ、先ほどの道路維持補修のほうで、清掃とか草刈り業務ですね。これが大分皆さんできなくなってきているわけですけど、前年に比べて、市で行う箇所の数とか費用がどのぐらいふえたか、ちょっと教えていただけませんでしょうか。
◎道路課長(中村俊夫君) 平成27年度の除草・清掃については496件ございました。平成28年度につきましては390件で、件数的にはちょっと減っているのかなと思うんですけれども、実際、除草・清掃につきましては、面積であったり、そういったところもございますので、一概に減っているということではありません。何度も草刈りを要望されている、しかも非常に大きな面積を除草しなければいけないというところにつきましては、事前に防草シートを張ったり、そういった措置も順次行っております。そういった効果があって、件数としては減っているのかなというふうに考えております。
◆委員(水野岳男君) その上の土木総務費の中の道路課の部分ですね。整備数と書いてあるところ、これについての自治会要望に対して、それぞれどれだけ対応されたのかというのはわかりますか。
◎道路課長(中村俊夫君) 全体の数として把握はしておりますけれども、要望書に対してということではありません。ただ、基本的にほぼほぼこれは要望書に応えるような形で行った数の実数と御理解いただければと思います。
◆委員(塚原甫君) 認定資料の89ページですけれども、市営住宅改修等整備事業で雄飛ケ丘第2住宅A棟耐震補強工事を実施されておりますけれども、この工事の内容について教えてください。
◎建築指導課長(牧田洋之君) 雄飛ケ丘第2住宅耐震補強等工事につきましては、28年度中に耐震補強のフレームの設置工事を全て完了してございます。新年度に移りましてからは、エレベーター等工事に入りまして、工事は順調に進んでおります。9月末が工期でございますので、10月になれば住民待望のエレベーター使用が可能だと見込んでおります。
◆委員(塚原甫君) この市営住宅の改修の整備事業の全体の中で28年度の進捗を教えてください。
◎建築指導課長(牧田洋之君) 市営住宅3団地ございまして、建物の構造体としましては、全部で12棟ございます。それにつきまして、現在、雄飛ケ丘第2住宅A棟は1棟目でございます。
◆委員(池戸一成君) 80ページの道路整備事業費の中の日野岩地大野線の用地取得等、工事の進捗状況を教えてください。
◎用地課長(河田俊司君) 取得状況について説明をさせていただきます。
都市計画道路日野岩地大野線は、国道21号、岐阜各務原インターチェンジと国道156号を結び、岐阜市の金町那加岩地線の東西軸とも連携する広域幹線道路でもあることから、市民からも早期完成を切望されております。日野岩地大野線の関連の道路事業につきましては、この表の市道那378号線、次ページ記載の市道那168号線、そして県道の岐阜那加線でございます。どの路線につきましても、平成26年度より用地取得を進めております。いちょう通りから南、県道岐阜那加線までの間の市道那378号線につきましては、平成28年度末での取得率は、面積比で95.3%、現時点で踏切用地以外、残り1件でございます。残り1件につきましても丁寧に説明を進めたことで、おおむね理解を得ることができました。いちょう通りから北、那加山後町までの間の市道那168号線は、平成27年度で全ての用地取得を完了しております。また、市道那378号線から国道21号までの県道岐阜那加線の取得率は、平成28年度末で71.7%、9月1日時点では80.6%でございます。合意を得られている案件を除きますと、残り3件となります。今後も県と協力して、地権者の御理解、御協力をいただきながら、積極的に用地取得を進めてまいります。
◎道路課長(中村俊夫君) では、私からは、工事の進捗状況ということで説明させていただきます。
平成27年度から工事に着手をいたしまして、平成28年度には道路拡幅に伴う用排水路のつけかえ工事、あるいは土どめ擁壁の設置などを行いまして、28年度末の事業費ベースの進捗率としましては30%となっております。本年度といたしましては、11月から来年の7月にかけて、全面通行どめによって、JRと名鉄の踏切拡幅工事、それからそれに合わせる前後の道路改良工事を実施していきながら、平成31年度の完成に向けて順次進めてまいりたいというふうに考えております。
◆委員(池戸一成君) 今、表中の御説明をいただいた日野岩地大野線の下の市道那616号線に関しても進捗状況を教えてください。
◎用地課長(河田俊司君) 市道那616号線の用地取得状況ということですが、市道那616号線は、いちょう通りとユーエス通りを結ぶ南北道路で、かえで通りを補完する生活幹線道路でございます。平成7年度より事業を進めておりましたが、一旦事業を凍結しておりました。その後、地元からの強い整備要望を受け、平成27年度に改めて事業化し、用地取得を進めてまいりました。平成28年度末での取得率は73.6%で、残り2件となっております。この2件につきましては、現在も継続して交渉を重ねており、慎重かつ丁寧に説明に努めたことで、おおむね地権者から理解を得ることができました。ということで、順調に事業の進捗が見込まれております。
◆委員(水野岳男君) 今の表の一番下の岩坂トンネル亀裂補修工事ですけど、この亀裂というのはどういったものでしょうか。
◎道路課長(中村俊夫君) この亀裂といいますのは、ちょっと文字的には亀裂ということで非常に大きな感覚がするのかなと思うんですけれども、実際は、トンネルの内壁内に亀裂が生じまして、その亀裂から水がたらたらと漏れているような状態、漏水をしているという状態です。亀裂としましてもそんなに大きくはございませんものですから、早期発見によりまして、早目の補修を行ったということでございます。
◆委員(水野岳男君) ちなみに関市との連携ということですけど、負担率はどのぐらいですか。
◎道路課長(中村俊夫君) 2分の1ずつとなっております。
◆委員(吉岡健君) 認定資料52ページ、美しい
まちづくり推進事業なんですが、先ほど御説明の中で、ごみ散乱について依頼を指導されたということなんですが、その状況を教えてください。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) ごみの散乱の依頼ということで、私どもは除草のお願いをしておるところでございます。要するに、草が生えて土地の管理がきちんとしていないと、そこへごみのぽい捨て等が発生するというようなことから、土地の管理が行き届いていない地主の皆さんに草刈りを促す文書を送付いたしまして、対応をお願いしておるというところでございます。
◆委員(吉岡健君) となりますと、多分一般の土地の部分は環境政策課でやられて、農地でいっぱい雑草が生えている。そこにごみが捨てられているというのは、所管が農政課に変わるということでよろしいですか。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) そのとおりでございます。
◆委員(池戸一成君) 認定資料83ページの一番上の表中に百曲第2排水区の改良事業が載っていますけれども、この事業の内容とか計画を教えてください。
◎河川公園課長(奥村仁志君) 百曲第2排水区の実施設計業務でございます。こちらにつきましては、百曲第2排水区に位置します那加甥田町地内ですね。こちらのほうは、先ほど委員が申し上げられましたように非常に土地が低いところでございまして、浸水がよく起こる地域でございます。こちらは、雨水排水を新境川へ放流しておりますが、当地区の地盤高は新境川の計画高水位よりも低く、洪水時に新境川の水位が上昇しますと、逆流防止用のゲートが閉まる構造になっておりまして、排水ができなくなることが、浸水被害の大きな原因となっております。そのため、新境川への排水方法につきまして、河川管理者の岐阜県と協議を重ねてきた結果、排水ポンプによる強制排水を行うことにつきまして同意が得られたということで、平成28年度に排水ポンプの実施設計を行いました。平成29年度から工事に着手しまして、平成30年度の出水期までには完成させる予定でございます。これによりまして、当地区の浸水被害を軽減できるものと期待しております。
◆委員(吉岡健君) 認定資料86ページ、犬山市と連携している施策という部分もあろうかと思うんですが、木曽川~夢と浪漫~まちづくり事業、建水の委員で雨の中、視察をさせていただきましたが、すばらしい整備状況だったと思いますが、住民の皆さん、利用者の皆さんの評価、その活用方法についてお教えください。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 木曽川遊歩道の整備は、近隣自治会の長年の御要望でございました。その要望が達成したというか、完成したということで、大変喜んでみえまして、ことしの3月25日には、鵜沼第1自治会主催の開通記念式典が行われました。地元のおはやしなどを披露されて、遊歩道の完成をお祝いしていただきました。現在もかなり多くの市民の方に御利用されておりますが、今後は鉄道事業者とタイアップして、さらなる観光客の呼び込み、ちょうど犬山城が背景に見えますので、そういうことでPRをしていきたいということを思っております。
◆委員(池戸一成君) 83ページ、各務山西部地区土地利用検討事業ですが、この土地利用について検討された内容を教えてください。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 各務山は、全体面積で約100ヘクタールございます。それで、土を取るのが終わっておるところ、平場になっておるところが西側に15ヘクタールあります。その西側の15ヘクタールに関して、関係の法規制、これは航空法、森林法等々ありますが、そのような法規制や周辺道路交通や公共交通機関などの調査のほかに、例えば工場用地としての活用を想定した場合の造成計画とか道路計画など開発に伴う基本的な条件を検討したということです。
◆委員(池戸一成君) ということは、工業用地としての利用を前提として検討を進められているということですか。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](澤田信浩君) 今は工業用地を前提として検討しているということです。
◆副委員長(五十川玲子君)
決算認定資料の82ページの橋梁維持改良費で、改良を進めているわけですけど、具体的な内容と進捗状況を教えていただきたいと思います。
◎道路課長(中村俊夫君) この橋梁長寿命化事業なんですけれども、平成20年度にまずもって、市内の主要の40橋について調査を行って、補修が必要となった22橋について、橋梁長寿命化修繕計画を立てました。その後、平成25年6月には道路法が改正されまして、それを受けまして、市が管理する2メートル以上の全ての橋、全部で492橋というふうになっておりますけれども、これを5年ごとに点検していけということが義務づけられました。これを受けまして、平成27年には105橋を点検しまして、平成28年度には146橋点検したというところとなっております。残りの241橋につきましては、平成30年までに点検する予定としております。
この結果なんですけれども、ぽつぽつと悪いところがありまして、長寿命化修繕計画につきましても、もともとの22橋から28橋に対象を広げて整備を行っているというところです。その実施の状況なんですけれども、平成27年度までには10橋を補修工事、長寿命化を終わりました。平成28年には、今回繰越分も含めて5橋新たに追加したということで、全部で15橋をさばきましたので、残り13橋をやっていきたいと思うんですが、当然今後も点検を継続し続けていきますので、そうすればまた補修が必要な箇所が積み上がってきます。こういったものもありますので、そういった結果を放置することなく、今後は点検結果をしっかり長寿命化修繕計画に反映させていくように、適宜計画を見直していきたいというふうなことをやりまして、市民の財産を今後もしっかり守っていきたいと考えております。
◆副委員長(五十川玲子君) 56ページなんですけれども、環境のほうで、墓地管理の区画番号の改修事業をされておりますけれども、市民の反応はいかがでしょうか。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) これは、ことしの冬場に設置をいたしました。設置しましたサイズは名札ぐらいのもので、ステンレス製のものをつけさせていただきました。春のお彼岸とお盆を迎えたわけでございますが、設置前は墓地の区画がわからないというようなお問い合わせをいただいておりましたが、それがなくなりました。
また、最近でございますが、市民の方から匿名ではございましたが、区画番号ですとか、ブロックごとの案内看板が設置されましたので、非常にわかりやすくなったというようなお手紙をいただいております。
◆副委員長(五十川玲子君) もう一つ、墓地施設整備のほうですね。市民1000世帯を対象に意向調査を行っておりますけれども、意識調査の結果はいかがだったでしょうか。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) これは昨年の8月に行いまして、今後の市営墓地の整備の方針を定めるというようなことで
アンケート調査をさせていただきました。その中で主な内容としまして、どのようなお墓を求められるかというような質問につきましては、やはり従来型の区画があって、そこに墓石が立っておるというようなお墓を求められる方が35%ほどいらっしゃいました。
あと2番目が、共同で祭られるお墓がいいというような方もほぼ同じ33%ございました。
あともう一点、主なものとしまして、墓地の今後の引き継ぎについてもお尋ねしましたところ、墓地をお持ちの方も50%以上の方が今後の墓地の引き継ぎについて、負担をかけたくないとか、不安があるというようなお話がございました。こういった
アンケート調査を見まして、私どもといたしましては、現在進めております合葬型の墓地を整備するというようなことに至ったものでございます。
◆委員(水野岳男君) 54ページの一番下、
北清掃センター施設維持補修事業ですけど、下の表の中の2つの事業を合わせても1億6000万円ぐらいなんですが、全体で2億7000万円ということなので、あと1億円はどういったことに使われたんでしょうか。
◎
北清掃センター所長(安藤信明君) そちらのほうに書かれておりますのは、溶融炉の耐火物で9936万円、ごみクレーンで5832万円ということでございますが、そのほか、自動燃焼の装置の工事で2214万円、スラグコンベアーというのがございまして、そのスラグコンベアーの補修工事で1285万円、あといろんな電動機がございまして、そういうもののオーバーホールで182万円、それから溶融炉の中央監視設備の更新工事なんかで74万5000円。以上で、いわゆる工事請負費が1億9524万円ということでございます。その他原材料費が約7400万円、修繕費が約400万円あり、合計で2億7300万円となります。
○委員長(岩田紀正君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
◆副委員長(五十川玲子君) 認第1号 平成28年度各務原市
一般会計決算の認定のうち、当委員会が所管する事項について、賛成の立場で討論いたします。
人口減少、少子高齢化時代を見据えた地方創生に向け、本格的な取り組みが推進されました。環境費につきましては、10年ごとに更新される基本計画策定事業では、住みよい生活環境づくりに向け、アンケートや
市民ワークショップ等が行われました。
また、
墓地区画番号改修事業では、区画番号プレートを設置し、墓地案内の看板が設置されたことで、墓参者の利便性が図られました。
さらに、合葬墓整備事業に向けた市民の意向調査を行い、基本方針が策定されたところでございます。市民が望まれる合葬墓になるよう期待をいたしております。
土木費につきましては、木曽川~夢と浪漫~まちづくり事業が完成し、木曽川河畔遊歩道広場、大安寺川河畔広場が整備されました。木曽川河畔遊歩道は、水辺が近く、そこから臨む犬山城の景観は、市民や来場者の新たなスポットになっています。また、各務山西部地区土地利用検討事業が始まり、市の新たな開発に向けて期待が高まるところでございます。広域幹線道路の日野岩地大野線と犬山東町線バイパスなどの整備事業も完成に向け、計画どおり進捗しております。
市営住宅におきましては、耐震補強工事が実施され、入居者の安全性、そして利便性を考慮し、エレベーターが設置され、高齢者への配慮がうかがえます。また、橋梁の劣化、損傷による重大事故を避けるため、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、蘇原地内の宮代新橋ほか4橋の耐震補強工事や公園施設長寿命化計画において、鵜沼8カ所の長寿命化工事が実施され、持続管理が進められております。
そして、熊本地震を初め、集中豪雨による想定外の被害が各地で起きており、自然災害に備えるため、市内においては、下切町排水路、山の前排水路の改良工事が実施されました。引き続き市民の生命、安全性が保たれる取り組みが行われているところです。
このような魅力あるまちづくりに向け、安全・安心な整備事業に期待いたします。今後も市民目線に立った業務に従事していただき、限りある予算を効果的な整備に努めていただきますことをお願いし、賛成の討論といたします。
○委員長(岩田紀正君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。認第1号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、認第1号中、当委員会に所管する事項は、原案のとおり認定すべきものと決しました。
続いて、認第5号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) それでは、認第5号 平成28年度各務原市
下水道事業特別会計決算の認定について説明させていただきます。
なお、補足資料としまして、各務原市公共下水道供用区域図、A3の図面と、公共下水道整備状況表、A41枚をお配りさせていただきましたので、よろしくお願いをいたします。
初めに概要を説明させていただきます。
まず、予算の規模でございますが、歳入・歳出とも同額でございまして、歳出予算で御説明をさせていただきます。歳入歳出決算
事項別明細書154ページ、155ページをお開きください。
154ページの合計欄にございますように、当初予算額が35億8047万8000円、補正予算額が2億1537万円の増、また平成27年度からの繰越額が2億8906万2000円ございますので、予算の合計額は40億8491万円でございました。支出済額の合計は155ページの一番左にございますように、36億4833万783円でございまして、予算に対する割合は89.3%でございます。
なお、翌年度への繰越額は2億7366万円でございまして、これを含めますと、予算に対する割合は96.0%となります。不用額は1億6291万9217円でございまして、予算に対する割合は4%となっております。
それでは、主なものにつきまして、歳入から説明をさせていただきますので、
事項別明細書の148から149ページをごらんください。
1款1項1目下水道受益者負担金でございます。管渠整備により公共下水道が使用できる地域になった翌年に、その土地の面積に対して1平方メートル当たり500円、川島地区につきましては430円の御負担をお願いしているものでございます。
調定額1億6137万9995円に対しまして、収入済額1億5164万446円、収入未済額903万9849円でございまして、収納率は現年度分で97.76%、滞納繰越分を含めますと94.37%となっております。なお、69万9700円を不納欠損処分とさせていただきました。
2款1項1目下水道使用料は、下水道を使用している方々からいただいている使用料でございまして、調定額12億1338万1393円に対しまして、収入済額12億193万2880円、収入未済額1092万3904円で、収納率は現年度分で99.52%、滞納繰越分を含めますと99.10%となっております。なお、52万4609円を不納欠損処分とさせていただきました。
続きまして、3款国庫支出金は下水道事業に対する国からの補助金でございまして、
社会資本整備総合交付金でございますけれども、汚水管渠布設費、雨水渠布設費ともに補助率は2分の1でございます。27年度からの繰越分を合わせまして、調定額6億910万円のところ、5億160万円の交付を受けております。なお、事業の一部を29年度に繰り越ししておりますので、1億750万円が収入未済となっております。
5款繰入金9億8712万3145円は、一般会計からの繰入金でございます。
6款繰越金4860万9640円は、27年度からの繰越金でございます。
7款諸収入803万207円は、受益者負担金の納付に伴う延滞金や預金利子のほか、
受託事業収入として、川協団地自治会汚水処理施設の公共下水道への接続負担金でございます。
148ページから151ページへまたがりますけれども、8款市債は、建設工事費の財源の一部として借り入れたもので、27年度からの繰越明許分、公営企業会計適用債分を含め7億9520万円でございます。
以上、収入済額の合計は36億9417万8318円でございました。
続きまして、152ページから歳出になりますが、説明は
決算認定資料により行いますので、
決算認定資料の155ページをお開きください。
155ページから主要な施策の成果及び実績について、職員給与費以外の主なものを説明させていただきます。なお、決算額は1000円単位で整理した計数で読み上げますので、よろしくお願いをいたします。
1款下水道費、1項公共下水道費、1目下水道管理費は、下水道事業を円滑に進めていくための経費でございます。一般管理費3849万円は事務的な経費でございまして、主な支出としまして、消費税、それから関係機関への負担金、下水道管路情報システムの管理負担金などを支出しております。また、平成32年4月からを予定しております地方公営企業法の適用に向けて、基本計画を策定いたしました。
下水道普及費5186万5000円では、公共下水道への早期接続を促すなどの普及促進のために要した費用で、下水道受益者負担金の納付の促進と収入の早期確保のため、一括納付報奨金を支出しております。また、下水道の早期接続を促し、水洗化率の向上を図るため、宅内排水設備工事に要する資金の融資あっせんを行いまして、融資に係る利子補給金を支出しております。なお、下水道使用料の徴収事務につきましては、上水道と合算して徴収することにより、事務の効率化を図っております。
156ページをごらんください。
管渠維持管理費2389万7000円は、下水道本管を適切に維持管理していく経費でございまして、マンホールポンプなどの電気料金のほか、下水道管渠、マンホールなどの修繕・清掃等を行いました。
排水設備管理費8186万9000円は、公共汚水ますや取りつけ管の適切な管理や設置に要する費用でございまして、下水道管を流れる汚水の定期的な水質検査の実施や宅内排水設備工事に伴う公共汚水ますや取りつけ管の設置工事を行っております。
2目下水道建設費は、汚水管渠、雨水渠の整備に係る経費でございます。汚水管渠布設費7億3467万3000円及び157ページの汚水管渠布設費(繰越分)2億1534万7000円は、汚水管渠を布設することにより普及率の向上を図った経費と管渠の長寿命化を図った経費でございます。
お手元に配付させていただきましたA3の各務原市公共下水道供用区域図をごらんください。
桃色で着色された部分は、27年度末までに整備・供用されている区域でございまして、平成28年度に汚水管の面整備が完了した箇所は黄色で着色しております。鵜沼各務原町、鵜沼三ツ池町、那加大東町、上戸町、鵜沼西町のそれぞれ各一部でございます。
また、繰越分では、蘇原東島町、鵜沼各務原町、上戸町の主に幹線を整備いたしまして、合計で6.24ヘクタール、2707メートルの管渠を埋設しました。
配付させていただきました公共下水道整備状況表をごらんください。
御説明させていただきました整備によりまして、28年度末の下水道普及率は、上段の表中に人口普及率を記載させていただいておりますが、前年度比0.4ポイント増の79.8%となっております。なお、下段の表をごらんください。全国平均値、岐阜県平均値と比較しますと、当市は上回っている状況でございます。
また、下水道管渠の長寿命化事業として、翠沼(よしいけ)処理分区の松が丘地内において、管渠更生工事やマンホールポンプの改修工事を、繰越分では、宝積寺処理分区の新鵜沼台地内において、管渠更生工事を行いました。
決算認定資料に戻っていただきまして、157ページの中ほどより少し下でございます。
雨水渠布設費3億3087万4000円及び158ページの雨水渠布設費(繰越分)5992万7000円は、大雨による浸水被害を防止し、居住環境の向上を図ったものでございます。平成28年度は小網樋管の工事委託や北山雨水幹線の築造工事などを行いました。繰越分では、鵜沼第三小学校の校庭貯留施設の工事を行っております。
2項流域下水道費、1目流域下水道費7億3743万1000円は、岐阜県が行っている木曽川右岸流域下水道事業に各種負担金を支出することによりまして事業を円滑に進め、木曽川や伊勢湾などの公共用水域の水環境の向上を図っております。
主なものとしては、当市が排水した1093万4962立方メートルの汚水の処理に対する維持管理負担金6億5947万円、各務原浄化センターなどでの施設の増設や耐震補強工事などに対する建設負担金7683万3000円などがございます。
159ページをごらんください。
2款公債費、1項公債費は、市債の償還費用で、元金8億9220万7000円、利子分3億6263万8000円で、合計12億5484万5000円でございます。
以上、支出済額の合計は、
事項別明細書155ページのとおり、36億4833万783円でございました。
最後になりますが、
歳入歳出決算書に戻っていただきまして、156ページをごらんください。
156ページには、実質収支に関する調書が記載してございます。
歳入総額は36億9417万8318円、歳出総額は36億4833万783円、歳入歳出差引額は4584万7535円でございますが、そのうち、29年度への繰越明許費繰越額が1446万円ございますので、実質収支額は3138万7535円になっております。
以上で説明を終わります。
○委員長(岩田紀正君) 以上で説明が終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(吉岡健君) 決算書149ページをお願いします。
下水道受益者負担金、それから下水道使用料の不納欠損、収入未済額それぞれありますので、件数も含めまして御説明願います。
◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 受益者負担金につきましては、28年度は29件ございました。そして、下水道使用料については14件ございました。
下水道受益者負担金の総滞納件数は270件ございまして、これにつきましては、引き続き粘り強く徴収事務を行っていく予定でございます。
下水道使用料につきましては、現在滞納しておられる方が185件ございまして、こちらについても差し押さえなども含めまして、徴収事務を一生懸命行っておるところでございます。
◆委員(吉岡健君) 不納欠損が下水道受益者負担金については29件、下水道使用料については14件あるということですが、主な理由をお願いします。
◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 下水道受益者負担金の29件については、無財産と生活困窮者でございます。そして、下水道使用料につきましては、無財産の方と居所不明の方でございます。
◆委員(吉岡健君) 生活困難者の方にはどのように対応されましたか。
◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 生活困難者の方のところにも足を運びまして、または催告するなどして、来ていただくなどして、粘り強くお話をさせていただきました。ただ、ないものは払えんということで、生活費ぎりぎりでやっておられるということで、なかなか取るということが難しゅうございました。
◆委員(吉岡健君) 下水道ですので、おわかりになられたらでいいですけど、水道も同じようなことになっているんですよね、そうしたら。
◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 水道の場合は、メーター機を取ってしまう。要は給水停止にするということができるんですけれども、下水道の場合はメーター機がありませんので、使用料がそのままということになります。
◆委員(池戸一成君)
決算認定資料155ページの一番上、一般管理費の中で、平成32年度までに公営企業会計を適用することが要請されたことに伴い、法適化基本計画の策定業務を委託したとありますが、この法適化基本計画の内容を教えてください。
◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 平成32年4月1日を目標に事務事業を進めておるわけですけれども、28年度、32年3月までのロードマップをつくりました。その基本計画でございまして、内容といたしましては、会計方式が複式簿記になるんですけれども、それを変更するための事務手続の洗い出しであるとか、固定資産台帳を整備しなければなりませんので、その資料の洗い出し、整理、それから法適化の移行に関しまして、円滑に作業を進められるように、機構なども検討していかなければなりませんので、そういう課題の洗い出しということをまとめております。
◆委員(池戸一成君)
水道事業会計と違いまして、下水道事業特別会計は、現在は一般会計から今回の決算も10億円弱の繰入金が入っていますよね。会社でいうと赤字な会社で、親会社から補填をしてもらわないとやっていけないような会計で、その上で企業会計というのが成り立っていくのか、ちょっとわからないんですけど、でも国からやれという指令でやるということですか。
◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 平成27年1月27日付の総務大臣通知におきまして、人口3万人以上の市区町村については、平成27年度から平成31年度の集中取り組み期間内に移行することが必要というふうにされたところでございます。
○委員長(岩田紀正君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
◆副委員長(五十川玲子君) 認第5号 平成28年度各務原市
下水道事業特別会計決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。
平成28年度の下水道普及率は79.8%を超え、順調に高い水準まで整備が進められております。今後は
市街化調整区域も下水道管渠の布設について検討を進めていただきますようお願いいたします。
また、長寿命化事業として老朽化した汚水管渠の更新を計画的に進められておられることは評価できます。また、雨水管渠布設においても近年は局地的な豪雨が多発しており、さらなる充実が求められていますので、浸水被害の防止に取り組んでいただくことをお願いし、賛成の討論といたします。
○委員長(岩田紀正君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。認第5号を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、認第5号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
続いて、認第6号並びに議第59号を一括し、議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎
水道総務課長(小島剛君) それでは、認第6号 平成28年度各務原市
水道事業会計決算の認定及び議第59号 平成28年度各務原市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について御説明いたします。
最初に、平成28年度各務原市水道事業決算書の8ページをごらんください。
本文の上から5行目のところですが、平成28年度は、鵜沼台地内配水管耐震化工事(第2工区)、西市場水源地No.1浄水池耐震補強工事など、計画的に管路及び設備の更新・耐震化を推し進めるとともに、下水道事業などに関連した水道管支障移転工事を事業者との協議により施行しました。
事業規模では、当年度末行政区域内人口が14万8272人、給水人口が14万6713人で、普及率は98.9%、給水件数は5万3557件で、前年度末に比べ572件の増加となりました。また、年間総給水量は1736万8145立方メートルで、前年度に比べ19万286立方メートルの減少、年間有収水量は1560万3976立方メートルで、前年度に比べ2万7871立方メートルの増加となり、有収率は89.8%で、前年度に比べ1.1ポイント上昇しました。
次に、収支状況でございますが、これにつきましては、お配りしてありますカラー刷りの資料で御説明いたします。
表示金額につきましては1000円単位でまとめてございます。
まず、3条予算と言われますAの収益的収支でございますが、青色が収益でして、水道事業収益の合計は26億372万2000円です。内訳としましては、給水収益、これは水道料金収入でございますが、21億2399万4000円で、それ以外の収益といたしましては、給水負担金1億1401万3000円、その他の収入が1億1860万8000円、また現金収入を伴わない収益、長期前受金戻入が2億4710万7000円です。
その下の赤色が費用でございまして、水道事業費用の合計は21億3614万円でございます。そのうち、ピンク色の部分の現金支出を伴う費用は合計12億5205万1000円で、グレーの部分の現金支出を伴わない費用は合計で8億8408万9000円です。
費用科目の金額と構成割合は記載のとおりでございますが、構成割合の多いものとしましては、減価償却費、修繕費、その次に多いのが職員給与費、動力費などとなっております。
次に、水道事業収益から水道事業費用を差し引いた残りが、右側の茶色の部分、これが平成28年度の純利益でございまして、その額は4億6758万2000円となりました。
次に、4条予算と言われますBの資本的収支でございますが、青色の資本的収入は負担金の7914万6000円です。一番下の赤色は資本的支出ですが、建設改良費が8億1771万7000円、企業債償還金が4億3529万5000円で、合計額は12億5301万2000円です。資本的収入から資本的支出を差し引きますと、資本的収入右側の緑色の部分でございますが、11億7386万6000円の資本的収入不足額が生じました。この不足額を補填する財源としましては、1つ目が①の消費税収支調整額5526万8000円、次に②の減債積立金の3億8000万円、さらに不足する額は、③の過年度分損益勘定留保資金で充当しました。これらは、水道事業費用のうち、現金支出を伴わない費用で資金が企業内に留保されるため、一般的に損益勘定留保資金と呼ばれるものでございます。
次に、右側の茶色の平成27年度からの繰越金1261万円と、平成28年度の純利益4億6758万2000円ですが、このうち、長期前受金戻入の計上によって増加した利益は現金収入を伴わない収益で、資金の裏づけがありません。これは議会の議決を経て、資本金に振りかえる予定です。
処分できる未
処分利益剰余金2億3308万5000円のうち、2億2000万円を減債積立金に積み立てる予定にしております。
以上が収支状況でございます。
決算書にお戻りください。
1ページ、2ページ目は、ただいまの収益的収支、資本的収支の科目の款項について、予算額と決算額とを対比して記載してあります。この決算額は、収入には仮受消費税及び地方消費税を、また支出には仮払消費税及び地方消費税をそれぞれ含めた金額となっております。
次に、3ページをごらんください。
損益計算書でございますが、内容は今のカラープリントで1000円単位で説明したとおりです。資本的収入及び支出の部分が損益計算書となっております。
下から4行目の当年度純利益は4億6758万1593円で、前年度繰越利益剰余金1260万9998円、その他未
処分利益剰余金変動額3億8000万円を加えまして、当年度未
処分利益剰余金は8億6019万1591円になります。
次に、4ページ下の剰余金処分計算書(案)をごらんください。
これは、議第59号 各務原市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についてを表であらわしたものです。
一番右の列の未
処分利益剰余金8億6019万1591円のうち、資本金に組み入れとして6億2710万7258円。この6億2710万7258円の内訳は、1つ目は、平成28年度に減債積立金3億8000万円を取り崩したものです。2つ目が、現金収入を伴わない収益で、長期前受金戻入2億4710万7258円です。この2つの合計が6億2710万7258円となります。そのほかに、減債積立金として2億2000万円を積み立てまして、残りの1308万4333円を繰り越そうとするものでございます。
次に、6ページ、7ページをごらんください。
平成28年度末の貸借対照表でございます。これは企業の財政状態をあらわすものでございまして、6ページは資産の部で、固定資産と流動資産を合わせまして、一番下にあります資産合計は225億1598万4940円となります。
7ページ目は負債及び資本でございますが、中段下あたり、負債の合計は83億2858万345円で、資本合計は、一番下から2番目ですが、141億8740万4595円で、負債資本合計は資産合計と同じで225億1598万4940円です。
以上で平成28年度
水道事業会計の決算と未
処分利益剰余金の処分の説明を終わります。
○委員長(岩田紀正君) 以上で説明が終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(塚原甫君) 決算書の17ページですけれども、給水原価が今年度は8.51円上昇したということで、その内訳を見ると、営業費用が約1億4400万円増加しておりますけれども、その理由について教えてください。
◎
水道総務課長(小島剛君) 主に修繕費の増加が大きく影響しておりまして、同じく附属資料で水道事業年報というのがあるんですけど、これの24ページをごらんください。
24ページの13番目に修繕費とありまして、平成28年度と平成27年度と比べますと、前年度との差が1億5979万7000円とあります。これが主な原因となっております。
○委員長(岩田紀正君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○委員長(岩田紀正君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
最初におはかりいたします。認第6号を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、認第6号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
続いておはかりいたします。議第59号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、議第59号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第56号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎管理課長(相澤毅君) それでは、議第56号 工事請負契約の締結について御説明させていただきます。
各務原市議会定例会議案の21ページ及び22ページをごらんください。
議第56号 工事請負契約の締結については、雄飛ケ丘第2
住宅B棟耐震補強等工事(建築)につきまして、一般競争入札を行い、2億1891万6000円で天龍・大竹特定建設工事共同企業体と契約を締結しようとするものでございます。
説明は以上でございます。
○委員長(岩田紀正君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(池戸一成君) 現在、A棟の工事が進められていますけれども、同様の仕様の工事でしょうか。
◎建築指導課長(牧田洋之君) A棟の工事に追加されるべき工事がございまして、B棟につきましては、重たいコンクリートの手すりが廊下部分、階段部分にございますので、それをA棟と同様な軽いアルミ製の手すりにかえる工事がございます。そのほかにも、住みながらの工事でございますので、B棟はたまたまABCの真ん中の棟でございまして、居住者の駐車場が不足しますので、代替の駐車場を3DK、DEF棟の真ん中にある公園に仮の駐車場を設ける。さらには、洗濯室がなくなりますので、仮設の洗濯室を設けるなどの工事が今回B棟で新たに発生をいたします。
◆委員(池戸一成君) A棟の契約金額よりも5000万円ぐらい高いんですけれども、それは今御説明された費用が全て含まれているということでしょうか。
◎建築指導課長(牧田洋之君) そのとおりでございます。
◆委員(水野岳男君) 工事期間は、いつからいつまでになりますか。
◎建築指導課長(牧田洋之君) 本契約、10月を予定しておりますが、10月から12カ月間の予定でございます。
○委員長(岩田紀正君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○委員長(岩田紀正君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第56号を原案のとおり同意すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、議第56号は原案のとおり同意すべきものと決しました。
続いて、議第57号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎管理課長(相澤毅君) それでは、議第57号 工事委託契約の変更について御説明させていただきます。
各務原市議会定例会議案の23ページをごらんください。
平成28年度から29年度までの債務負担行為により、平成28年6月27日付にて、国土交通省中部地方整備局と工事委託の契約をしております
木曽川小網樋管改築工事につきまして、工事内容に変更が生じたため、契約金額2億7208万5124円を3億1708万8073円に変更しようとするものでございます。
説明は以上でございます。
○委員長(岩田紀正君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(吉岡健君) 議第57号につきまして、事前の勉強会でお知らせいただいている部分もありまして、また議会でも質疑がございましたが、この増額理由等々、細かい部分をちょっと教えてください。
◎河川公園課長(奥村仁志君) まず答弁の前に、小網樋管工事委託契約の変更につきまして、間違った情報提供をしていたことにつきまして、御説明させていただきたいと思います。
工事委託契約の主な変更内容につきましては、国土交通省木曽川河川上流事務所から、平成29年7月に矢板打ち込み工法の変更であるという説明を聞いておりましたので、事前の議案説明時におきましても、その旨を御説明してまいりました。
その後、国土交通省との連絡調整の中で、先方より工法の変更ではなく、矢板打ち込み時に必要な仮設盛り土の追加などであるという報告を受けましたので、ここに改めて工事請負契約の主な変更内容は、矢板打ち込み工法の変更ではなく、仮設盛り土の追加などであることと訂正させていただきたいと思います。
次に、御質問に対してお答えさせていただきたいと思います。
4500万円の増額の詳細についてでございますが、矢板打ち込み時に必要な仮設盛り土の追加や、あと樋管周辺の埋め戻しにつきまして、通常は発生土を使用しますが、土質試験の結果、発生土は埋め戻しには適さないということが判明いたしましたので、購入土で対応いたします。
また、河川内の陸地部分に川まで雨水を導く導水路が設置されておりまして、その周辺の支障となる雑木の撤去、また矢板打ち込み時に振動が発生いたしますので、近隣への影響を考慮するために家屋調査の実施、また増額に伴い国への事務費がふえることなどによります。
◆委員(吉岡健君) 先ほどの埋め戻しの土の関係ですけど、発生土が使えんようになった。これは当初の設計のときといいますか、わかっておりそうな気がするんですけど、そのあたりはいかがですか。
◎河川公園課長(奥村仁志君) この工事は、市から国への委託事業でありまして、国で適切に設計されていると我々は認識をしております。
○委員長(岩田紀正君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(挙手する者なし)
○委員長(岩田紀正君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第57号を原案のとおり同意すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、議第57号は原案のとおり同意すべきものと決しました。
続いて、議第60号から議第62号までの3案件を一括し、議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎管理課長(相澤毅君) それでは、議第60号、議第61号、議第62号までの市道路線の認定及び廃止について、順次説明させていただきます。
各務原市議会定例会議案の27ページをごらんください。
まず議第60号 市道路線の認定につきましては、開発行為によって設置され、各務原市に帰属した3路線をそれぞれ市道鵜1389号線、市道鵜1390号線、市道那1129号線として認定しようとするものでございます。
位置及び形状については、28ページから30ページの資料のとおりでございます。
次に、議第61号の市道路線の廃止及び認定について、31ページをごらんください。
議第61号 市道路線の廃止及び認定につきましては、開発行為によって設置され、各務原市に帰属した道路を市道蘇北757号線として認定するため、終点の変更に伴い、市道蘇北757号線を廃止し、新たに市道蘇北757号線を認定しようとするものでございます。廃止する道路の位置及び形状につきましては、32ページ、新たに認定する路線の位置及び形状につきましては、33ページの資料のとおりでございます。
次に、議第62号の市道路線の廃止及び認定について、34ページをごらんください。
議第62号 市道路線の廃止及び認定につきましては、市道改良工事の変更に伴い、市道鵜718号線について、起終点を変更するため、市道鵜718号線を廃止し、新たに市道鵜718号線を認定しようとするものです。廃止する道路の位置及び形状につきましては、35ページ、新たに設定する路線の位置及び形状につきましては、36ページの資料のとおりでございます。
説明は以上でございます。
○委員長(岩田紀正君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
(挙手する者なし)
○委員長(岩田紀正君) 以上で質疑を終結いたします。
これより委員の討論を許します。
討論はありませんか。
(挙手する者なし)
○委員長(岩田紀正君) 以上で討論を終結いたします。
これより採決を行います。
最初におはかりいたします。議第60号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、議第60号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いておはかりいたします。議第61号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、議第61号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いておはかりいたします。議第62号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、議第62号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第48号中、当委員会に所管する事項を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎次長兼
環境政策課長(恒川伸二君) それでは、議第48号 平成29年度各務原市
一般会計補正予算(第3号)のうち、
環境水道部所管分の衛生費の予算について御説明いたします。
各務原市補正予算書及び予算説明書の13ページ、14ページをお願いいたします。
4款衛生費、2項環境費、5目
火葬場墓地費、19節負担金、補助及び交付金の27万9000円は、各務原市墓地整備事業補助金交付要綱に基づき、共同墓地管理者が行います給水設備整備事業に対する補助金でございます。補助率は2分の1でございます。手押しポンプ式の井戸を墓地内に設置されて給水をされるということです。長いほうの棒を上下に動かすことによって、水が出てくると。こんなようなものを設置されるということでございます。
以上で説明を終わります。
◎管理課長(相澤毅君) 引き続き第2表、
都市建設部所管の債務負担行為の補正について御説明させていただきます。
お手元の各務原市補正予算書及び予算説明書の4ページ、詳細は17、18ページをごらんください。
第2表、債務負担行為は、平成29年度以降にわたって債務を負担することができる事項を定めようとするもので、当委員会が所管する事項は、市道鵜1087号線用地取得事業で、債務の期間は本年度から平成31年度まで、限度額は1491万1000円でございます。
以上で、補正予算に関する説明を終わります。
○委員長(岩田紀正君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(塚原甫君) 4ページの市道鵜1087号線についてですけれども、当初予算でも計上されていたと思いますが、改めて債務負担とする理由について教えてください。
◎道路課長(中村俊夫君) 本事業は、防衛省の民生安定施設整備補助事業で行っております。全体事業用地25筆のうち、本年度の補助対象から外れて当初予算に計上していない7筆、これが約1006平方メートルあります。この用地について、各務原市土地開発公社が先行して土地を取得しようとするものであります。このようなことをすることで、補助金の追加交付があったときには即時に対応できるようになりますので、事業を円滑に推進するために、今回、債務負担を備えるよう準備するものであります。
○委員長(岩田紀正君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○委員長(岩田紀正君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第48号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、議第48号中、当委員会に所管する事項は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 先ほど認第5号、
下水道事業特別会計決算の認定の中で、吉岡委員から下水道使用料の未済の状況ということで御質疑があったんですけれども、その中で、私、185件とお答えしましたが、実はこの中には28年度分が算入されておりませんでしたので、28年度分1225件を合計しますと、決算時現在で1410件残っているということで、訂正をさせていただきたいと思います。
◆委員(吉岡健君) 今言われたのは、28年度分の千幾つが入ってなかったですという説明で、それを足したら、28年度決算に合う数字は1410件ということでよろしいですか。
◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) そうでございます。
◆委員(吉岡健君) ということは、28年度だけで1200件どんと出たということでよろしいですか。
◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) さようでございます。
◆委員(吉岡健君) 何かありましたか。
◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) 何かあったということではなくて、毎年これぐらい出るんですけれども、その次の年度までに、27年度でいうと41件残っておるんですけれども、ほとんどを徴収してくるということでございます。
◆委員(吉岡健君) 27年度末にもどっとふえている。そして、28年度中にどんどん減らすけど、年度末にはまた残念ながらふえてしまうと、こういうのを繰り返しているということでよろしいですか。
◎次長兼下水道課長(山本卓哉君) おおむねそうでございます。
○委員長(岩田紀正君) 以上で、当委員会に付託された案件は全部議了いたしました。
おはかりいたします。委員会報告書並びに委員長報告の作成はどのように取り扱いますか。
(「正・副委員長一任」との声あり)
○委員長(岩田紀正君) 正・副委員長一任との声がありましたので、委員会報告書並びに委員長報告の作成はそのように取り扱います。
以上で
建設水道常任委員会を閉会いたします。
(閉会) 午後0時29分
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この記録は正当であることを認める。
建設水道常任委員会委員長 岩 田 紀 正...