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  1. 各務原市議会 2017-09-01
    平成29年第 3回定例会−09月01日-01号


    取得元: 各務原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    平成29年第 3回定例会−09月01日-01号平成29年第 3回定例会 各務原市告示第126号  平成29年第3回各務原市議会定例会を次のとおり招集する。   平成29年8月25日                           各務原市長  浅 野 健 司 1 期  日  平成29年9月1日 2 場  所  各務原市議会議事堂          平成29年第3回各務原市議会定例会会議録(第1日目)           議   事   日   程   (第1号)                       平成29年9月1日(金曜日)午前10時開議 日程第 1.会議録署名議員の指名 日程第 2.会期の決定 日程第 3.専第 3号 専決処分の承認(平成29年度各務原一般会計補正予算(第2号)) 日程第 4.認第 1号 平成28年度各務原一般会計決算認定 日程第 5.認第 2号 平成28年度各務原国民健康保険事業特別会計決算認定
    日程第 6.認第 3号 平成28年度各務原介護保険事業特別会計決算認定 日程第 7.認第 4号 平成28年度各務原後期高齢者医療事業特別会計決算認定 日程第 8.認第 5号 平成28年度各務原下水道事業特別会計決算認定 日程第 9.認第 6号 平成28年度各務原水道事業会計決算認定 日程第10.議第48号 平成29年度各務原一般会計補正予算(第3号) 日程第11.議第49号 平成29年度各務原介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第12.議第50号 各務原集会場設置条例の一部を改正する条例 日程第13.議第51号 各務原個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例 日程第14.議第52号 各務原個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例 日程第15.議第53号 各務原地域包括支援センター包括的支援事業の実施に係る基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第16.議第54号 各務原介護保険条例の一部を改正する条例 日程第17.議第55号 各務原土地改良事業分担金徴収条例及び各務原岐阜中流用水使用料徴収条例の一部を改正する条例 日程第18.議第56号 工事請負契約の締結(雄飛ケ丘第2住宅B棟耐震補強等工事(建築)) 日程第19.議第57号 工事委託契約の変更(平成28年度木曽川小網樋管改築工事日程第20.議第58号 土地処分 日程第21.議第59号 平成28年度各務原水道事業会計処分利益剰余金処分 日程第22.議第60号 市道路線認定市道鵜1389号線ほか2路線) 日程第23.議第61号 市道路線廃止及び認定市道蘇北757号線) 日程第24.議第62号 市道路線廃止及び認定市道鵜718号線) 日程第25.議第63号 各務原固定資産評価審査委員会委員の選任 日程第26.議第64号 人権擁護委員候補者推薦 日程第27.議第65号 人権擁護委員候補者推薦 日程第28.議第66号 人権擁護委員候補者推薦 日程第29.議第67号 人権擁護委員候補者推薦 日程第30.議第68号 人権擁護委員候補者推薦 日程第31.議第69号 人権擁護委員候補者推薦 日程第32.市議第4号 議員派遣の件(市議会だより編集に関する調査) 日程第33.請願第6号 「改正組織犯罪処罰法」の廃止を求める意見書提出についての請願 日程第34.請願第7号 日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書提出を求める請願 日程第35.新庁舎建設調査特別委員会中間報告 日程第36.休会期間の決定 〇諸般の報告 1、議案提出について 1、健全化判断比率報告について 1、資金不足比率報告について 1、専決処分報告について 1、例月出納検査の結果について 1、教育委員会事務事業の点検・評価結果報告書提出について 1、請願提出について 1、陳情等提出について 〇本日の会議に付した事件 日程第 1.会議録署名議員の指名 日程第 2.会期の決定 日程第 3.専第 3号 専決処分の承認(平成29年度各務原一般会計補正予算(第2号)) 日程第 4.認第 1号 平成28年度各務原一般会計決算認定 日程第 5.認第 2号 平成28年度各務原国民健康保険事業特別会計決算認定 日程第 6.認第 3号 平成28年度各務原介護保険事業特別会計決算認定 日程第 7.認第 4号 平成28年度各務原後期高齢者医療事業特別会計決算認定 日程第 8.認第 5号 平成28年度各務原下水道事業特別会計決算認定 日程第 9.認第 6号 平成28年度各務原水道事業会計決算認定 日程第10.議第48号 平成29年度各務原一般会計補正予算(第3号) 日程第11.議第49号 平成29年度各務原介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第12.議第50号 各務原集会場設置条例の一部を改正する条例 日程第13.議第51号 各務原個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例 日程第14.議第52号 各務原個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例 日程第15.議第53号 各務原地域包括支援センター包括的支援事業の実施に係る基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第16.議第54号 各務原介護保険条例の一部を改正する条例 日程第17.議第55号 各務原土地改良事業分担金徴収条例及び各務原岐阜中流用水使用料徴収条例の一部を改正する条例 日程第18.議第56号 工事請負契約の締結(雄飛ケ丘第2住宅B棟耐震補強等工事(建築)) 日程第19.議第57号 工事委託契約の変更(平成28年度木曽川小網樋管改築工事日程第20.議第58号 土地処分 日程第21.議第59号 平成28年度各務原水道事業会計処分利益剰余金処分 日程第22.議第60号 市道路線認定市道鵜1389号線ほか2路線) 日程第23.議第61号 市道路線廃止及び認定市道蘇北757号線) 日程第24.議第62号 市道路線廃止及び認定市道鵜718号線) 日程第25.議第63号 各務原固定資産評価審査委員会委員の選任 日程第26.議第64号 人権擁護委員候補者推薦 日程第27.議第65号 人権擁護委員候補者推薦 日程第28.議第66号 人権擁護委員候補者推薦 日程第29.議第67号 人権擁護委員候補者推薦 日程第30.議第68号 人権擁護委員候補者推薦 日程第31.議第69号 人権擁護委員候補者推薦 日程第32.市議第4号 議員派遣の件(市議会だより編集に関する調査) 1、委員会付託省略(市議第4号) 日程第33.請願第6号 「改正組織犯罪処罰法」の廃止を求める意見書提出についての請願 日程第34.請願第7号 日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書提出を求める請願 1、委員会付託請願第6号並び請願第7号) 日程第35.新庁舎建設調査特別委員会中間報告 日程第36.休会期間の決定 〇出席議員(24名)                     1 番   古 川 明 美  君                     2 番   水 野 岳 男  君                     3 番   黒 田 昌 弘  君                     4 番   塚 原   甫  君                     5 番   小 島 博 彦  君                     6 番   指 宿 真 弓  君                     7 番   杉 山 元 則  君                     8 番   永 冶 明 子  君                     9 番   五十川 玲 子  君                    10 番   大 竹 大 輔  君                    11 番   岩 田 紀 正  君                    12 番   津 田 忠 孝  君                    13 番   瀬 川 利 生  君                    14 番   仙 石 浅 善  君                    15 番   水 野 盛 俊  君                    16 番   坂 澤 博 光  君                    17 番   波多野 こうめ  君
                       18 番   横 山 富士雄  君                    19 番   吉 岡   健  君                    20 番   川 嶋 一 生  君                    21 番   池 戸 一 成  君                    22 番   岡 部 秀 夫  君                    23 番   足 立 孝 夫  君                    24 番   川 瀬 勝 秀  君 〇欠席議員(なし) 〇説明のため出席した者の職氏名               市長          浅 野 健 司  君               副市長         磯 谷   均  君               副市長         小 鍋 泰 弘  君               市長公室長       山 下 幸 二  君               企画総務部長      鷲 主 英 二  君               法令審査監       星 野 正 彰  君               市民部長        三 輪 雄 二  君               健康福祉部長      植 田 恭 史  君               健康福祉部参与福祉事務所長)                           山 下 修 司  君               産業活力部長      中 野 浩 之  君               都市建設部長      服 部   隆  君               環境水道部長      村 瀬   普  君               会計管理者       村 井 清 孝  君               消防長         永 井   覚  君               教育長         加 藤 壽 志  君               教育委員会事務局長   尾 関   浩  君               監査委員事務局長選挙管理委員会事務局長               兼公平委員会書記長   谷 野 好 伸  君               企画総務部総務課長   永 井 昭 徳  君               企画総務部財政課長   倉 持 庸 二  君               代表監査委員      松 村 昌 明  君 〇職務のため出席した事務局職員               議会事務局長      土 川   孝               総務課長        進 藤 達 彦               総務課主幹       前 島 宏 和               主任書記        阿 部 起 也               書記          横 田 直 也         ─────────────────────────── (開会式) ◎議会事務局長土川孝君) 御起立を願います。  ただいまから平成29年第3回各務原市議会定例会開会式を行います。  浅野市長から御挨拶をいただきます。 ◎市長浅野健司君) 皆さん、おはようございます。  本日は平成29年第3回の各務原市議会定例会をお願いいたしましたところ、この暑かった夏を乗り越えていただき、元気に活動していただいた、本当に元気な姿を見せていただいた議員の各位に全員の御出席をいただき、まことにありがとうございます。  後ほど提出、また報告をさせていただく議案につきましては、非常に重要な案件ばかりでございますので、しっかりと適切な御審議をいただき、適切な御議決をいただきますことをお願いし、私からの挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◎議会事務局長土川孝君) 岡部議長が御挨拶を申し上げます。 ○議長岡部秀夫君) おはようございます。  本日は、平成29年第3回各務原市議会定例会が開催されましたところ、議員各位には公私極めて御多忙のところ、全員の出席を賜りまして、まことにありがとうございます。  今期定例会におきましては、市長より平成28年度一般会計決算認定を初めとする29の議案提出されることになっております。特に決算認定議案の上程に当たりましては、監査委員皆様方に大変お骨折りいただきまして、ありがとうございます。ここでお礼を申し上げます。  今回提案されます議案につきましては、いずれも重要な案件ばかりでございますので、議員各位におかれましては、慎重に御審議の上、適正な議決と、そして円滑な議事運営に御協力を賜りますようお願い申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ◎議会事務局長土川孝君) これをもちまして、開会式を終わります。  御着席を願います。         ─────────────────────────── △1、開会 (開会) 午前10時3分 ○議長岡部秀夫君) ただいまから平成29年第3回各務原市議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。         ─────────────────────────── △1、諸般の報告議長岡部秀夫君) 日程に先立って、諸般の報告を職員にいたさせます。         ─────────────────────────── (職員報告)  御報告いたします。 1、議案提出について  市長から、本日付をもって、専第3号、認第1号から認第6号まで、議第48号から議第69号までの29案件提出がありました。 1、健全化判断比率報告について  市長から、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、監査委員の意見をつけ、健全化判断比率報告がありました。  内容は、お手元に配付した写しのとおりであります。 1、資金不足比率報告について  市長から、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、各務原下水道事業特別会計各務原水道事業会計資金不足比率報告がありました。  内容は、お手元に配付した写しのとおりであります。 1、専決処分報告について  市長から、地方自治法第180条第2項の規定により、損害賠償の額を定めることについて専決処分した報告が4件と、航空宇宙博物館建設に係る土地の取得をすることについて専決処分した報告が1件ありました。  内容は、お手元に配付した写しのとおりであります。 1、例月出納検査報告について  監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定により、平成28年度、平成29年4月分、5月分、平成29年度、平成29年4月分から6月分の現金出納検査を執行した結果の報告がありました。  内容は、省略させていただきます。 1、教育委員会事務事業の点検・評価結果報告書提出について  教育長から、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定により、事務事業の点検・評価結果報告書提出がありました。  内容は、お手元に配付した写しのとおりであります。 1、請願提出について  各務原尾崎北町7丁目7番地、各務原平和委員会代表者 加納義久氏から、「改正組織犯罪処罰法」の廃止を求める意見書提出についての請願と、各務原尾崎北町7丁目7番地、各務原平和委員会代表 加納義久氏ほか1名から、日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書提出を求める請願提出がありました。  内容は、お手元に配付した請願文書表のとおりであります。 1、陳情等提出について  横浜市中区本郷町3−287、荒木實氏から、地球社会建設希望決議に関する陳情の提出がありました。  内容は、お手元に配付した陳情文書表のとおりであります。  以上で報告を終わります。         ─────────────────────────── ○議長岡部秀夫君) 以上で諸般の報告を終わります。         ─────────────────────────── ○議長岡部秀夫君) 本日の日程は、お手元に配付したとおり定めました。         ─────────────────────────── △日程第1、会議録署名議員の指名 ○議長岡部秀夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員には、会議規則第80条の規定により、議長において17番 波多野こうめ君、18番 横山富士雄君の両君を指名いたします。         ─────────────────────────── △日程第2、会期の決定 ○議長岡部秀夫君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
     おはかりいたします。今期定例会の会期は、本日から9月27日までの27日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長岡部秀夫君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から9月27日までの27日間と決しました。         ─────────────────────────── △日程第3、専第3号から日程第31、議第69号まで ○議長岡部秀夫君) 日程第3、専第3号から日程第31、議第69号までの29案件を一括し、議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長岡部秀夫君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。  市長 浅野健司君。   (市長 浅野健司君登壇) ◎市長浅野健司君) 平成29年第3回各務原市議会定例会提出いたしました議案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  今回提出いたしました議案は、  ・専決処分の承認           1件  ・決算認定             6件  ・予算の補正             2件  ・条例の改正             6件  ・工事請負契約の締結         1件  ・工事委託契約の変更         1件  ・土地処分             1件  ・未処分利益剰余金処分       1件  ・市道路線認定廃止        3件  ・人事の案件             7件 の合計29案件であります。  まず、専第3号は、平成29年度一般会計補正予算(第2号)を定めたもので、市税過誤納還付金について、歳入歳出予算補正をしております。  歳入歳出予算にそれぞれ6922万6000円を追加し、補正後の予算総額を470億5142万4000円としております。  歳入は、  ・繰越金                    6922万6000円 を計上しております。  一方、歳出は、  ・市税過誤納還付金               6922万6000円 を計上しております。  この件につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分いたしましたので、同上第3項の規定により、これを報告し、承認を得ようとするものであります。  次に、認第1号から認第6号までの6案件は、平成28年度の一般会計特別会計及び企業会計の各決算について、認定を得ようとするものであります。平成28年度は、我が国においては、経済財政政策、アベノミクスの推進等により、企業収益が回復し、雇用・所得環境も着実に改善し、景気の緩やかな回復、拡大への転換をうかがわせる年でありました。  また、地方創生の2年目となった平成28年度には、人口減少少子高齢化時代に突入した我が国において、本市は「しあわせ実感かかみがはら総合戦略」のもと、人口減少に歯どめをかけ、将来にわたって元気で豊かな地方を創生するという大きなテーマを掲げ、本格的な挑戦を始めました。  地方創生を推進するため、また子どもたちの夢と誇りを育み、世界に誇れる博物館とするため、県と共同で、かかみがはら航空宇宙科学博物館リニューアル事業を実施したほか、移住定住事業支援シティープロモーションに向けた取り組みを推進してまいりました。  また、平成28年度も、日本列島熊本地震を初め多くの自然災害に見舞われた年でありましたが、本市においては、鵜沼市民サービスセンターの整備を完了させるとともに、本庁舎建てかえに向けて基本設計に着手するなど、来るべき大規模災害を想定し、その活動拠点となる施設整備に関する取り組みを推進いたしました。  このように、平成28年度は地方創生に向けた取り組みに対して積極果敢に挑むとともに、市民の皆様と対話しながら、総合計画に掲げたさまざまな分野の取り組みを着実に推進し、まちと人の安心・元気につながる施策を展開した1年であります。  次に、それぞれの会計における収入済額支出済額及びその差引残高を申し上げます。  認第1号の一般会計決算は、  ・収入済額                     507億6979万9426円  ・支出済額                     479億3429万3068円  ・差引残額                      28億3550万6358円  認第2号の国民健康保険事業特別会計決算は、  ・収入済額                      193億744万5179円  ・支出済額                     178億2240万4782円  ・差引残額                      14億8504万397円  認第3号の介護保険事業特別会計決算は、  ・収入済額                      100億3028万753円  ・支出済額                      93億9810万5217円  ・差引残額                      6億3217万5536円  認第4号の後期高齢者医療事業特別会計決算は、  ・収入済額                      28億8550万9133円  ・支出済額                      28億4526万1651円  ・差引残額                        4024万7482円  認第5号の下水道事業特別会計決算は、  ・収入済額                      36億9417万8318円  ・支出済額                      36億4833万783円  ・差引残額                        4584万7535円  認第6号の水道事業会計決算は、  ・収益的収入決算額                  27億8839万3014円  ・収益的支出決算額                  22億6219万7973円  ・資本的収入決算額                    7914万5810円  ・資本的支出決算額                  12億5301万1687円 となっております。  なお、各会計における事務事業実績及び主要施策の成果につきましては、別冊の決算認定資料及び決算書に取りまとめております。  また、今回の決算提出に先立ちまして、各務原監査委員の慎重な御審査をいただき、その結果につきましては、別冊の決算審査意見書として報告されておりますので、よろしく御審議のほどお願いをいたします。  次に、議第48号及び議第49号の2案件は、予算の補正に関するものであります。  議第48号は、平成29年度一般会計補正予算(第3号)を定めようとするもので、産業文化センター冷温水発生機更新事業を初め、高齢者施設スプリンクラー等整備支援事業、文化会館舞台照明更新事業など、当面の行政需要に対応するため、歳入歳出予算及び債務負担行為の補正を行うものであります。  歳入は、  ・国庫支出金                          1384万円  ・繰越金                        2億8127万3000円 を計上しております。  一方、歳出は、  ・産業文化センター冷温水発生機更新事業           2809万1000円  ・市税過誤納還付金                       3797万円  ・高齢者施設スプリンクラー等整備支援事業          1030万9000円  ・市民会館舞台照明更新事業                 634万8000円 などを計上しております。  この結果、一般会計歳入歳出予算にそれぞれ2億9511万3000円を追加し、補正後の予算総額を473億4653万7000円とするものです。  債務負担行為の補正につきましては、産業文化センター冷温水発生機更新事業ほか2件を追加するものです。  議第49号は、平成29年度介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めようとするもので、過年度の介護給付費等の精算返還を行うため、歳入歳出予算にそれぞれ1億9293万7000円を追加し、補正後の予算総額を104億5681万3000円とするものです。  次に、議第50号から議第55号までの6案件は、条例の改正に関するものであります。  議第50号は、東新町ふれあいセンターを新設する等のため、議第51号及び議第52号は、内閣府、総務省令の一部改正に伴い、関係規定を整備するため、議第53号は、主任介護支援専門員の定義を改めるため、議第54号は、介護保険法の一部改正に伴い、関係規定を整備するため、議第55号は、土地改良法の一部改正に伴い、関係規定を整備するため、それぞれ条例を改正しようとするものであります。  次に、議第56号は、雄飛ケ丘第2住宅B棟耐震補強等工事(建築)を一般競争入札の結果に基づき、2億1891万6000円で天龍・大竹特定建設工事共同企業体と工事請負契約を締結しようとするものであります。  議第57号は、工事委託契約の変更に関するもので、平成28年度木曽川小網樋管改築工事工事委託契約の金額を変更しようとするものであります。  議第58号は、川島小網町地内の土地を一般競争入札の結果に基づき、5744万円で株式会社ヤマモトに売却しようとするものです。  議第59号は、平成28年度各務原水道事業会計処分利益剰余金処分に関するものです。  次に、議第60号から議第62号までの3案件は、市道路線認定廃止に関するもので、議第60号は、開発行為により設置された道路を市道として認定しようとするものであります。  議第61号は、開発行為により設置された道路を市道とするため、議第62号は、市道改良事業の変更に伴い、市道路線の再編成をするため、それぞれ廃止及び認定しようとするものです。  最後に、議第63号から議第69号までの7案件は、人事の案件に関するものであります。  議第63号は、各務原固定資産評価審査委員会委員 長尾則子氏の任期が9月30日に満了するため、その後任に松岡伸浩氏を選任しようとするものであります。  議第64号から議第69号までの6案件は、いずれも12月31日に任期が満了する人権擁護委員候補者推薦に関するものです。  議第64号は、人権擁護委員 宮崎邦夫氏の後任の候補者に清水辰巳氏を推薦しようとするもので、議第65号は勝野武雄氏を、議第66号は深尾友一氏を、議第67号は安東節子氏を、議第68号は遠藤久美子氏を、議第69号は浅野清美氏をそれぞれ再び人権擁護委員候補者推薦しようとするものです。  いずれも人格、識見ともにすぐれ、その職務を全うされるに適任であると存じます。  以上、御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長岡部秀夫君) 続いて、監査委員から決算審査の意見並びにその経過について報告を求めます。  代表監査委員 松村昌明君。   (代表監査委員 松村昌明君登壇) ◎代表監査委員(松村昌明君) 監査委員を代表いたしまして、平成28年度各務原水道事業会計決算各務原一般会計特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況、並びに平成29年度に算定いたしました健全化判断比率、並びに水道事業会計及び下水道事業特別会計資金不足比率の審査結果につきまして御報告申し上げます。  まず、水道事業会計決算審査に当たりましては、決算報告書、財務諸表及び関係諸帳簿の全般にわたりまして、常に企業の経済性を発揮するとともに、その本来の目的である公共の福祉を増進するように運営されているかどうかを念頭に置きまして審査をしてまいりました。
     その結果、経営成績及び財政状態は適正に表示されており、かつ計数においても正確であることを確認したところでございます。  今後とも事務事業を効果的、効率的に運営することなどによりまして、経費の節減に努め、経営の安定を図るとともに、安心・安全な水の供給という重要な使命を果たされることを要望いたします。  次に、一般会計特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況につきましては、例月現金出納検査等の結果を参考にいたしまして、関係職員の説明を求めるとともに、さらに抽出による現地調査を行うなど、総括的な審査を実施いたしました。  その結果、書類はいずれも関係法令に準拠して作成されており、計数は関係諸帳簿と符合し、正確であることを確認いたしました。また、予算の執行状況はおおむね適正かつ効率的に執行されているものと認めたところでございます。  今後の行財政運営に当たりましては、国と地方の財政状況が依然として厳しい中、将来世代に過度な負担を残さないよう健全な財政を維持するために、市民が真に必要としている行政サービスとは何かを的確に把握し、事務事業の効果を十分検証した上でスクラップ・アンド・ビルドを徹底し、限られたマンパワーと財源をもって最少の経費で最大の効果を上げるとともに、市民福祉の増進に一層努められることを望むものであります。  続いて健全化判断比率につきましては、実質赤字比率、連結実質赤字比率については黒字であるため比率はなく、将来負担比率はマイナス表示となり、算定されておりません。実質公債費比率は1.6%で、早期健全化基準内でありました。また、水道事業会計及び下水道事業特別会計資金不足比率についても、資金の不足額は発生しておらず、算定されておりません。  以上の結果、健全な財政運営に努められているものと判断いたしました。  なお、審査の結果につきましては、各務原市公営企業会計決算審査意見書並びに各務原一般会計特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書等として提出させていただいておりますので、御参照のほどよろしくお願いいたします。  以上をもちまして審査結果について報告といたします。 ○議長岡部秀夫君) 以上で説明並びに報告は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長岡部秀夫君) なお、質疑の発言通告書は9月5日午前10時までに提出ください。         ─────────────────────────── △日程第32、市議第4号 ○議長岡部秀夫君) 日程第32、市議第4号を議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長岡部秀夫君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。  10番 大竹大輔君。   (10番 大竹大輔君登壇) ◆10番(大竹大輔君) 市議第4号について、提案理由を御説明いたします。  市議会だよりの編集に関する調査のため、東京都小金井市、東京都多摩市へ平成29年10月26日から27日までの2日間、市議会だより編集委員である古川明美議員、水野岳男議員、塚原甫議員、小島博彦議員、指宿真弓議員、津田忠孝議員を派遣するもので、会議規則第158条の規定により、議会の議決を求めるものです。  以上、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長岡部秀夫君) 以上で説明は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長岡部秀夫君) これより質疑を行います。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長岡部秀夫君) これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── △1、委員会付託省略(市議第4号) ○議長岡部秀夫君) おはかりいたします。ただいまの議題の市議第4号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長岡部秀夫君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の市議第4号については、委員会付託を省略することに決しました。         ─────────────────────────── ○議長岡部秀夫君) これより討論を行います。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長岡部秀夫君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長岡部秀夫君) これより採決を行います。  おはかりいたします。市議第4号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長岡部秀夫君) 起立全員であります。よって、市議第4号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────── ○議長岡部秀夫君) この際、おはかりいたします。ただいま可決されました議員派遣内容について、今後変更を要するときの取り扱いについては、議長に御一任願いたいと思います。 これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長岡部秀夫君) 御異議なしと認めます。よって、そのように取り計らいます。         ─────────────────────────── △日程第33、請願第6号並び日程第34、請願第7号 ○議長岡部秀夫君) 日程第33、請願第6号並び日程第34、請願第7号を一括し、議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長岡部秀夫君) 職員の朗読を省略し、紹介議員の説明を求めます。  8番 永冶明子君。   (8番 永冶明子君登壇) ◆8番(永冶明子君) おはようございます。  ただいま議長から御紹介ありましたように、請願第6号、請願第7号を続けて紹介させていただきます。  請願第6号。  「改正組織犯罪処罰法」の廃止を求める意見書提出についての請願です。  趣旨・理由を述べて、請願を紹介させていただきます。  請願趣旨と理由。  改正組織犯罪処罰法、 ── これは一般に共謀罪法とも言われています ── は、警察や検察の恣意的判断で一般市民や団体が捜査対象とされ、市民の思想や良心の自由を抑圧することにつながる悪法であり、廃止すべきです。  1.政府は、共謀罪法(改正組織犯罪処罰法)を東京オリンピック等を開催するための「テロ対策」に必要だと主張しましたが、共謀罪の対象となる277の犯罪のほとんどはテロとは関係なく、同法がテロ対策だというのは口実にすぎず、国会の審議の中でも破綻しています。「テロ対策」の法制度は既に整備されています。  2.共謀罪法は、処罰の対象をテロリストや暴力団に限定するものではなく、一般市民・団体も対象としています。また、「計画」、「準備行為」、「組織犯罪集団」の定義は曖昧で、何が罪に当たり処罰の対象となるのか知ることもできず、市民の言論・表現・行動を萎縮させ自由を奪うものです。  3.共謀罪法により、警察や検察の恣意的判断で一般市民や団体が捜査対象とされたり、プライバシーを侵害されたりする市民監視・言論弾圧の危険が現実化します。  4.日本の刑法は、既遂処罰が原則であり、「意思」を処罰することはありません。共謀罪法は、刑法の原則を根本から破壊する憲法違反の悪法です。  (請願項目)  1.市民の思想や良心の自由の抑圧につながる「改正組織犯罪処罰法」(共謀罪法)は廃止すべきであるとの意見書を政府に提出されたい。  国会では、強行する形で採決をされたこの同法ですけれども、その後、政府からの詳しい説明もありません。やはり国民の多くが反対もし、納得もしていません。ぜひとも議員の皆さんの真摯な受けとめで審議をしていただいて、この意見書提出していただきますよう、心からお願いをいたします。  続きまして、請願第7号 日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書提出を求める請願です。  (請願趣旨)  核兵器の禁止は日本の国民的悲願と言っても過言ではありません。国連で核兵器禁止条約が採択され、9月20日から署名が開放されます。日本政府が速やかに禁止条約に調印することを求める意見書提出されたい。  悲惨な体験をした被爆者が地球上から核兵器をなくしてほしいと訴えています。核兵器は、人類の生存と相入れない兵器であることも周知のことです。戦後72年、ようやくこの悪魔の兵器を禁止する条約が国連で採択されたことは、歴史的にも画期的なことです。  戦争による唯一の被爆国である日本は、核兵器禁止条約の締結に先頭に立って努力をするべきです。  請願項目として、1.日本政府核兵器禁止条約に署名をし、条約の発効に真剣に努力するよう求める意見書提出されたい。被爆者の悲願でもあり、また先月8月には、戦争を考えるとき、やはり核兵器の廃止・禁止につながるこの条約は、本当に人類の大きな前進だと思います。ぜひとも議員の皆さんにはこれを審議されて、意見書提出されますようにお願い申し上げまして、紹介といたします。 ○議長岡部秀夫君) 以上で説明は終わりました。         ─────────────────────────── △1、委員会付託請願第6号並び請願第7号) ○議長岡部秀夫君) ただいま議題となっております2請願については、お手元に配付いたしました付託表のとおり、総務常任委員会に付託いたします。  なお、委員会は会期日程表のとおり開催する旨、委員長にかわって告知いたします。         ─────────────────────────── △日程第35、新庁舎建設調査特別委員会中間報告議長岡部秀夫君) 日程第35、新庁舎建設調査特別委員会中間報告を議題といたします。  新庁舎建設調査特別委員長から、これまでの調査経過と結果について中間報告をいたしたいとの申し出がありました。  おはかりいたします。これを許可することに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長岡部秀夫君) 御異議なしと認めます。よって、新庁舎建設調査特別委員会中間報告を許可することに決しました。  新庁舎建設調査特別委員長 川瀬勝秀君。   (新庁舎建設調査特別委員長 川瀬勝秀君登壇) ◆新庁舎建設調査特別委員長(川瀬勝秀君) 平成29年3月定例会において設置された新庁舎建設調査特別委員会では、これまで6回にわたり新庁舎建設に係る課題について協議してまいりました。本日は、その審議内容と経過等について御報告いたします。  第1回の特別委員会を4月25日に開催しました。  ICT関連部会からの検討内容報告に加え、庁舎建設にかかわる基本設計や市民ワークショップ、パブリックコメントの計画日程のほか、庁舎建設に伴う関係部局の移転など、今後のスケジュールについて確認をしました。  特に、平成31年度の建設工事着工に向け、29年度には7月末を目途に平面計画を確定、そして10月までにパースを完成させ、11月にパブリックコメントを実施し、最終的に2月末までに基本設計を完了する旨確認しました。  また、引っ越しや解体日程についても、市民サービスに配慮しつつ、平成30年10月からの現庁舎の一部解体工事にあわせ、29年10月ごろから順次計画的に関係部局の引っ越しを行っていくことを確認しました。  第2回の特別委員会は5月30日に開催しました。  各部課局をどの階へ配置するのかといった庁舎の平面計画の概要のほか、庁舎敷地への車両の出入りを円滑に行うため、庁舎敷地東側の道路の拡張についても協議し、確認を行いました。  第3回の特別委員会を6月28日に開催しました。  庁舎各階の平面計画案と配置計画案が示され、平成29年4月にまとめられた来庁者動線調査などにより、高齢者や子ども連れの来庁者の訪問部署等を検証し、各部局の配置が検討されたこと、排煙に係るコストやダクトスペースなどを勘案し、吹き抜けを設けるようにしたことなど、検討内容とその結果について報告がなされました。  さらに検証を進めるため、全ての会派、議員を対象に意見等を整理し、次回の特別委員会にて協議することとしました。  第4回の特別委員会は7月19日に開催しました。
     本委員会に属していない会派も含め、各会派等から提出された意見・要望について協議を行いました。  主な協議内容としては、利便性と災害時の対応も考えて、1、2階にエスカレーターを導入してはどうかとの意見に対して、他市の事例でも利用需要が低く、車椅子の対応も難しいこと、エレベーターに対し、費用対効果が低いことから、整備しない計画とするとの説明がありました。  総合案内の場所について、エレベーター付近にあったほうが便利ではないかとの意見に対しては、総合案内はどこから入ってもわかりやすく、見通しのきく場所に設置し、案内サインについても迷うことのないよう検討していくとの説明がありました。  エレベーターや各通路など、車椅子に対応できる広さはあるのかとの意見に対し、バリアフリー基準に基づき、十分な広さを確保していくこととし、エレベーターについても大型ストレッチャーに対応できるものを導入していく予定であるとの説明がありました。  4階に会議室が集中しているが、各階に分散していたほうが使いやすいのではとの意見に対し、会議室を集約することで時間外使用時のセキュリティー確保や災害対策フロアとして一体的に活用する計画であり、各階に少人数での打ち合わせができるミーティングスペースも配置していく計画であるとの説明がありました。  庁舎をより広く使う観点から、書庫の面積や場所等について、さらに検討できないかとの意見に対し、現庁舎の文書量調査をもとに、産業文化センターの地下倉庫の書庫化も検討していくとの説明がありました。  授乳室やキッズスペースの確保の予定はあるのかとの質疑に対し、子育て支援課を配置する1階に計画するとの説明がありました。  駐車場について、2層階の立体駐車場にしてはどうかとの意見に対し、自走式で駐車台数が平面に比べ1.5倍となるが、事業費として約3億円となることから、費用対効果を考慮し、平面駐車場の整備を考えているとの説明がありました。また、駐車場のゲートなど配置計画については、渋滞緩和、安全確保、車と人の動線など検討要素が多いため、現在も検討中とのことでした。  執務環境の整備の観点から、職員が食事をとることができるスペースの確保はされているのかとの意見については、各フロアにバックヤードとしてサポートゾーンを設け、書庫や更衣室のほか、職員が食事や休憩をとったり、ミーティングを行ったりするスペースを計画しているとの説明がありました。  低層棟の機能として、市民ギャラリーや喫茶スペースを設けてはどうかとの意見については、まちの活力を発信するスペースとして、喫茶コーナーや市民ギャラリー、証明書の自動交付機やATM等の設置を検討していくとの説明がありました。  このほか、第4回の特別委員会では、受電方式や空調設備などの導入予定設備についても報告がなされました。導入予定設備については、さらに検証を進めるため、前回と同様に各会派等で意見等を整理し、次回の特別委員会にて協議することとしました。  第5回の特別委員会を8月2日に開催しました。  前回報告があった導入設備について、各会派等からの意見について協議を行いました。改めてデシカント空調を採用した理由について確認したところ、環境配慮型庁舎ZEB、いわゆるネット・ゼロ・エネルギー・ビルを目指し、建物の運用段階でのエネルギー消費量を省エネや再生可能エネルギーの利用により削減し、限りなくゼロにする方針が明らかにされました。  デシカント空調については、一般的に建物の6割を占める空調に係るエネルギー消費量を削減する手段の1つであるとの説明があり、さらに他市での導入実績や効果については、島根県雲南市庁舎に導入され、28度の温度設定でも快適な環境が保たれ、消費エネルギーも一般庁舎の50%以下となっているとの説明がありました。故障のリスクについても、一般の空調機と大きな違いはないとの説明がありました。  続いて、これまで行われてきた市民ワークショップでの意見について報告がありました。  基本設計を進める中で、平面計画が確定しつつあることから、これまでの協議内容を踏まえ、全議員を対象に会派等での総括意見の取りまとめをお願いしました。  第6回の特別委員会は8月25日に開催しました。  平面計画の確定に向け、これまでの協議を踏まえて、平面計画全体に対し、庁舎、駐車場、敷地周り、その他に区分けし、協議を行いました。  庁舎については、1、2階については、窓口が南向きに1列に配置される計画となっている。庁舎の主玄関は北側に面しており、来庁者は窓口に対し背後から回り込む形となるが、そうした理由と利用者の動線対策はとの意見に対し、新庁舎は那加メーンロードとけやき通りに面した開放的なファサードを計画しており、1、2階は庁舎南側に面して見通しのよい、わかりやすい窓口カウンターを配置し、外からも中の様子がよく見える構成を計画している。主玄関を入ってすぐエントランスホールやエレベーターを配置し、正面に総合案内を設置することでわかりやすい動線を確保していく。また、駐車場を含め、来庁者の利便性に十分配慮した配置計画とし、サブエントランスにもわかりやすい案内設備の設置を検討していくとの答弁がありました。  執務室エリアについて、各課の割りつけや将来の組織の改編に対応できるものとして検証されているのかとの意見に対し、図面上で什器を配置し、各課の割りつけが実際に可能かを具体的に検証している。変化に対応できるよう、ユニバーサルレイアウト、OAフロア、建築モジュールに適合した什器配置、什器規格の統一などによりスペースの有効活用を図り、変化への対応力の向上を図っていくとの答弁がありました。  駐車場についてでは、緊急時にも対応できるよう、出入り口を複数設置すべきではないかとの意見に対し、予備スペースや駐車場の東西両方向に緊急時の出入り口の設置を計画していくとの答弁がありました。  思いやり駐車場について、8台分で十分なのか、またバス等への対応はとの意見に対し、思いやり駐車場については、低層棟西側に隣接したゲート内駐車場スペースにも設置する計画を進めている。バスについても、臨時的に駐車できるスペースを確保したいと考えているとの答弁がありました。  敷地周りについてでは、周辺道路の安全対策についての意見に対し、消防署東側道路の出入り口付近については、道路拡幅し、敷地内に滞留スペースを設けること、那加メーンロード消防署東側の交差点については、那加メーンロードに右折レーンを設けるとの答弁がありました。  このほか、財源計画についての意見に対しては、防衛省補助の要望を進めておりますが、そのほかにもさまざまな補助金の活用を検討し、可能な限り市民負担の軽減を図っていくとの答弁がありました。  協議を終了し、これまでの協議内容を踏まえ、総括意見として、以下のとおりまとめました。  新庁舎の建設については、まちづくりミーティングやワークショップ、来庁者動線調査など多くの協議の機械が設けられるとともに、基礎データを参考にされ、計画が練り上げられてきました。これまでに示された平面計画では、駅からのアプローチを意識した庁舎配置が行われ、低層棟などによる市民活動の一拠点としての位置づけがされており、新しい市のシンボルとして期待されるところです。  部課等の配置についても、市民課や税、子育て、福祉などの来庁者の多い部署を1、2階に配置し、利便性の向上が期待されます。  会議室についても、4階に集約することで時間外での活用の幅を広げ、防災担当課も同じ階に配置するなど、危機管理の上でも機能性の向上が期待されます。  また、サポートエリアと執務室を区別するなど、執務環境の整備も進められています。  駐車場やその周りについても、170台ほどの駐車スペースが確保され、道路の拡幅を含め利便性や安全対策に配慮がなされています。  今後、これまでの協議・検討を踏まえて、各パースの設計に入られ、基本設計としてまとめられていくことになりますが、以下の点について十分な協議とさらなる工夫を要望するとともに、議会としてもこれらの課題について検証を行っていくことといたします。  1.庁舎内外を含め、動線に配慮した来庁者の利便と安全に向けた工夫。  2.高齢者、障がい者にも優しいユニバーサルデザインの導入。  3.窓口などサービス機能の向上。  4.将来の行政需要にも対応できる会議室や執務スペース、駐車場などの確保。  5.セキュリティーの確保。  6.補助金の有効活用など市民負担の軽減。  7.市役所周辺のまちづくりも含め、市民、議会、地域、関係団体などとの対話による協議と相互理解。  以上、新庁舎建設調査特別委員会中間報告といたします。 ○議長岡部秀夫君) 以上で新庁舎建設調査特別委員会中間報告は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長岡部秀夫君) これより中間報告に対し、質疑を行います。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長岡部秀夫君) これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── △日程第36、休会期間の決定 ○議長岡部秀夫君) 日程第36、休会期間の決定を議題といたします。  おはかりいたします。議案精読のため、9月2日から9月12日までの11日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長岡部秀夫君) 御異議なしと認めます。よって、9月2日から9月12日までの11日間休会することに決しました。  なお、質問の発言通告書は、9月4日午前10時までに御提出ください。         ─────────────────────────── △1、散会 ○議長岡部秀夫君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。 (散会) 午前10時54分         ───────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。            各務原市議会議長     岡 部 秀 夫            各務原市議会議員     波多野 こうめ            各務原市議会議員     横 山 富士雄...