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平成29年 3月27日建設水道常任委員会-03月27日-01号

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  1. 各務原市議会 2017-03-27
    平成29年 3月27日建設水道常任委員会-03月27日-01号


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    平成29年 3月27日建設水道常任委員会-03月27日-01号平成29年 3月27日建設水道常任委員会               建設水道常任委員会記録                    平成29年3月27日(月曜日)午前9時59分開議                               議事堂第3委員会室 【付託事項】 1.議第19号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例 2.議第20号 各務原市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例 3.議第23号 市道路線の廃止及び認定(市道川2272号線) 4.議第 1号 平成29年度各務原市一般会計予算の所管事項 5.議第 5号 平成29年度各務原市下水道事業特別会計予算 6.議第 6号 平成29年度各務原市水道事業会計予算 〇出席委員(6名)                    委員長    岩 田 紀 正  君                    副委員長   五十川 玲 子  君                    委 員    水 野 岳 男  君                    委 員    塚 原   甫  君                    委 員    吉 岡   健  君
                       委 員    池 戸 一 成  君 〇オブザーバー(1名)                    議 長    岡 部 秀 夫  君 〇傍聴議員(17名)                    1 番    古 川 明 美  君                    3 番    黒 田 昌 弘  君                    5 番    小 島 博 彦  君                    6 番    指 宿 真 弓  君                    7 番    杉 山 元 則  君                    8 番    永 冶 明 子  君                   10 番    大 竹 大 輔  君                   12 番    津 田 忠 孝  君                   13 番    瀬 川 利 生  君                   14 番    仙 石 浅 善  君                   15 番    水 野 盛 俊  君                   16 番    坂 澤 博 光  君                   17 番    波多野 こうめ  君                   18 番    横 山 富士雄  君                   20 番    川 嶋 一 生  君                   23 番    足 立 孝 夫  君                   24 番    川 瀬 勝 秀  君 〇説明のため出席した者の職氏名               市 長         浅 野 健 司  君               副市長         磯 谷   均  君               副市長         小 鍋 泰 弘  君               企画総務部長      鷲 主 英 二  君               法令審査監       星 野 正 彰  君               企画政策課長      平 工 泰 聡  君               財政課長        西 崎   吏  君               都市建設部長      服 部   隆  君               参与(都市計画課長事務取扱)                           村 瀬   普  君               次長兼道路課長     澤 田 信 浩  君               技術調整監       矢 橋 正 彦  君               管理課長        安 藤 信 明  君               用地課長        河 田 俊 司  君               河川公園課長      相 澤   毅  君               建築指導課長      牧 田 洋 之  君               下水道課長       山 本 卓 哉  君               環境水道部長      永 田 昭 人  君               参与(北清掃センター所長事務取扱)                           足 立 全 規  君               参与          松 田 鉄 郎  君               環境政策課長      恒 川 伸 二  君               クリーンセンター所長  矢 井 隆 之  君               水道総務課長      小 島   剛  君               水道施設課長      野 田 元 司  君               会計管理者       寺 嶋 健 司  君               監査委員事務局長選挙管理委員会事務局長               兼公平委員会書記長   田 島 元 一  君 〇職務のため出席した事務局職員               議会事務局長      中 野 浩 之               次長兼総務課長     土 川   孝               総務課主幹       前 島 宏 和               主任主査兼総務係長   長谷部 実輝彦               主 査         戸 田 梨 恵               書 記         阿 部 起 也               書 記         横 田 直 也         ───────────────────────── (開会) 午前9時59分 ○委員長(岩田紀正君) ただいまから建設水道常任委員会を開会いたします。  今期定例会に審査の付託を受けました各案件について、議案付託表に基づき順次審査願います。  発言は、委員長の許可を得て、一問一答形式により順序よく発言願います。  なお、最初に申し上げておきますが、質疑をする際は、資料のページを示してから発言願います。また、発言は簡潔明瞭に願います。  初めに、議第19号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎管理課長安藤信明君) それでは、議第19号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例について御説明させていただきます。  各務原市議会定例会議案の28ページから32ページをごらんください。改正条例案新旧対照表は、27ページから33ページまでとなっています。  建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴い、特定建築行為をしようとする者は、建築物エネルギー消費性能適合性判定を受けることが義務づけられ、その申請における各種審査手数料を定めるため、関係規定を整備しようとするものです。  なお、施行日は平成29年4月1日としています。  説明は以上でございます。 ○委員長(岩田紀正君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(岩田紀正君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(岩田紀正君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第19号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、議第19号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第20号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎水道総務課長(小島剛君) 各務原市議会定例会議案33ページをごらんください。  議第20号 各務原市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。  人事院勧告に基づく、国家公務員の給与制度の見直しや仕事と育児、介護の両立支援制度を受けて、本市一般職の給与制度の見直しにあわせ、企業職員の給与もこれに準じて、介護時間に係る給与の減額を定める等のため、この条例を定めようとするものでございます。  以上でございます。 ○委員長(岩田紀正君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(岩田紀正君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。
     討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(岩田紀正君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第20号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、議第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第23号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎管理課長安藤信明君) 次に、議第23号 市道路線の廃止及び認定について説明させていただきます。  42ページをごらんください。  議第23号 市道路線の廃止及び認定につきましては、ごんぼ積み地区都市再生整備事業に伴い、市道路線の再編成をするため、市道川2272号線について起点が変更されるため、市道川2272号線を廃止し、新たに市道川2272号線を認定しようとするものです。廃止する道路の位置及び形状につきましては43ページ、新たに認定する路線の位置及び形状につきましては、44ページの資料のとおりです。  説明は以上でございます。 ○委員長(岩田紀正君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(岩田紀正君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(岩田紀正君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第23号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、議第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第1号中、当委員会に所管する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎環境政策課長恒川伸二君) それでは、議第1号 平成29年度各務原市一般会計予算のうち、環境水道部都市建設部が所管いたします歳入予算から御説明をいたします。  予算説明書の62、63ページをお願いいたします。  14款使用料及び手数料でございます。  1項使用料、3目衛生使用料5075万6000円には、所管分として墓地使用料火葬場使用料などを計上しております。 ◎管理課長安藤信明君) 7目土木使用料1億9906万8000円は、道路占用料などでございます。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 1枚おめくりいただきまして、64、65ページをお願いいたします。  2項手数料、2目衛生手数料の1億783万6000円は、廃棄物処理手数料などでございます。 ◎管理課長安藤信明君) 4目土木手数料1140万5000円は、建築確認申請手数料などでございます。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 1枚おめくりいただきまして、66、67ページをお願いいたします。  15款国庫支出金でございます。  下のほうでございますが、2項国庫補助金、3目衛生費国庫補助金1730万6000円のうち、所管分として、循環型社会形成推進交付金浄化槽設置補助金などを計上しております。 ◎管理課長安藤信明君) 一番下、7目土木費国庫補助金8億1247万2000円は、国土交通省所管社会資本整備総合交付金などでございます。  1枚おめくりいただきまして、68、69ページをお願いいたします。  3項委託金、4目土木費委託金288万4000円は、川島地区内にある樋管操作などに対する国道交通省からの委託金でございます。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 1枚おめくりいただきまして、70、71ページをお願いいたします。  16款県支出金でございます。  2項県補助金、72、73ページに参りまして、3目衛生費県補助金2229万1000円のうちには、所管分として岐阜県浄化槽設置補助金を計上しております。 ◎管理課長安藤信明君) 一番下になります。  7目土木費県補助金851万6000円は、建築物等耐震化促進事業への補助金などでございます。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 1枚おめくりいただきまして、74、75ページをお願いいたします。  3項委託金、3目衛生費委託金25万2000円は、岐阜県が設置しております大気汚染自動測定局管理測定業務委託費でございます。 ◎管理課長安藤信明君) 6目土木費委託金2305万8000円は、県管理河川の堤防除草などに対する県からの委託金などでございます。  続いて、1枚めくっていただきまして、76、77ページ、17款財産収入、1項財産運用収入、1目財産貸付収入3002万8000円のうち、土地建物貸付収入として、鵜沼西町の旧中山道沿いにある宇留摩庵のテナント料を計上しています。  同じく、2目利子及び配当金1億6656万1000円のうち、出資配当金収入として、株式会社ぎふ建築住宅センター株主配当金を計上しております。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 84、85ページをお願いいたします。  21款諸収入、6項雑入、5目雑入でございます。  86、87ページに参りまして、4節衛生費雑入5312万9000円のうちには、所管分としまして、金属ガラス類の売払代金などを計上しております。 ◎管理課長安藤信明君) 8節土木費雑入1521万円では、国道21号三柿野高架下駐車場収入などを計上しております。  以上で、歳入の説明を終わります。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 続きまして、環境水道部所管歳出予算について御説明いたします。  予算説明書は140、141ページをお願いいたします。  平成29年度の環境費全体は23億6768万3000円で、一般会計の総歳出額467億3000万円に占める割合は5.07%でございます。対前年度比は5160万1000円の減額で、率にいたしまして2.1%の減額となっております。  それでは、主な事業に基づきまして、予算説明書を参考にしながら職員給与費を除いた経費について御説明をいたします。  主な事業は16ページを、予算説明書は、同じく140、141ページでございます。  環境費は、4款衛生費に属してございます。  2項環境費、1目環境総務費1億1929万3000円でございます。  環境総務費の1403万4000円は、臨時職員の賃金などの管理的経費のほか、6月の環境月間に行う各種事業や市民会議の開催などに要する経費でございます。  主な事業にございます環境基本計画策定事業は、平成21年3月に策定しました各務原市環境基本計画が平成30年3月で計画期間が満了することから、新たな計画を策定するものでございます。  同じく、し尿処理施設改修事業は、平成2年3月の稼働から27年を経過しておりますクリーンセンターの処理工程の見直しや設備の改修を行うもので、平成32年度の稼働を目指すものでございまして、29年度は施設の詳細な仕様書の作成を行うものでございます。  予算説明書は1枚おめくりいただきまして、142、143ページをお願いいたします。  2目環境保全費8793万3000円でございます。  環境保全対策費の1358万3000円は、子どもたちが環境へ関心を持つきっかけとする親子環境教室事業や、こども環境教室事業、公害の未然防止や監視のための大気、騒音などの環境測定事業、地下水の水質や水位を測定する地下水対策事業、空き缶のポイ捨てなどの防止など、地域の環境美化を促進する美しいまちづくり推進事業などに要する経費でございます。  主な事業は17ページをお願いいたします。  続きまして、環境衛生対策費5201万円でございます。  水環境の保全のために、合併浄化槽の設置費用の一部を助成する浄化槽設置補助事業や鵜沼地区で生息が確認されております特定外来生物アルゼンチンアリの防除事業などに要する経費でございます。  予算書は1枚おめくりいただきまして、144、145ページをお願いいたします。  3目塵芥処理費19億732万円でございます。  塵芥処理費4億8577万5000円は、家庭から出されたごみの収集運搬事業や緑ごみや紙ごみなどの資源ごみのリサイクルに要する経費でございます。  北清掃センター管理費13億1771万7000円は、市内から排出される廃棄物の適正処理及びリサイクルに要する経費でございます。  リサイクル施設管理費2172万2000円は、ペットボトルの中間処理などに要する経費でございます。  予算書は1枚おめくりいただきまして、146、147ページをお願いいたします。  し尿処理費1億6300万4000円でございます。  クリーンセンター管理費7908万円は、市内から収集されるし尿及び浄化槽汚泥の適正処理に関する経費でございます。  クリーンセンター施設整備費1712万9000円は、し尿処理施設の機械設備の定期修繕工事や取りかえ工事など、施設の適正な維持管理に要する経費でございます。  続きまして、5目火葬場墓地費9013万3000円でございます。  予算書は1枚おめくりいただきまして、148ページ、149ページをお願いいたします。  火葬場管理費5576万9000円は、市営斎場の円滑な火葬業務及び施設の維持管理に要する経費でございます。  火葬場施設整備費892万8000円は、火葬炉の定期修繕や建物、設備の修繕に要する経費でございます。  墓地管理費1220万9000円は、公園墓地瞑想の森の適正な管理に要する経費でございます。  墓地施設整備費556万円は、主な事業の17ページの一番下にございます合葬墓整備事業に係る地質調査や実施設計に要する経費でございます。昨年7月、墓地に関する市民アンケートを行いましたところ、継承の心配の要らないお墓を希望される方が33%ほどございました。また、お墓の継承に不安のある方が51%ございましたことから、このような市民の皆さんの御要望にお応えするため、瞑想の森の敷地内に合葬型のお墓を整備するもので、平成29年度は建設に必要な実施設計などを行ってまいります。竣工は平成30年度末の平成31年3月を予定しております。  以上で、環境水道部所管歳出予算の説明を終わります。 ◎管理課長安藤信明君) 予算説明書172、173ページをお願いいたします。  8款土木費になります。  土木費は35億8615万円で、総額467億3000万円の一般会計予算における構成比は7.7%、前年度当初予算32億6325万9000円に比べ、3億2289万1000円の増、比率では9.9%の増となっております。  財源内訳につきましては、特定財源として国県支出金が9億3793万円、その他2億2694万円、一般財源は24億2128万円となっております。  それでは、この予算説明書とともに、主な事業を参照しながら、職員給与等を除いた経費につきまして御説明いたします。  主な事業は27ページになります。  1項土木管理費、1目土木総務費3億783万1000円でございます。  土木総務費1億2229万3000円は、道路、河川、法定外公共物、駐輪場などの管理に関する経費、道路照明に関する経費、交通安全施設の整備や管理に関する経費、用地取得に関する事務的経費などを計上しております。  続いて、174、175ページをごらんください。  2項道路橋梁費、2目道路維持費5億5257万5000円でございます。  道路維持補修費として、道路舗装、側溝補修等の工事、道路草刈り等清掃委託道路施設の修繕などに要する経費を計上しております。
     次に、3目道路新設改良費8億7211万6000円でございます。  このうち、まず市単道路改良費851万2000円でございますが、市単独事業として道路改良を行うものでございます。  主な事業といたしまして、鵜沼南町通りであります市道鵜1118号線の概略検討業務に要する費用と、狭隘道路の整備に伴う委託料などを計上しております。  防衛省調整交付金事業費7098万6000円でございます。  これは、防衛省の特定防衛施設周辺整備調整交付金を財源として実施する事業で、平成29年度は尾崎中央通りであります市道那837号線、スチールロードであります市道那255号線、稲羽本通りであります市道稲804号線の3つの路線にて、道路改良、舗装工事を予定しております。  地方道路整備事業費(国交省)6億7512万9000円でございます。これは、国交省の社会資本整備総合交付金を財源として行う事業で、6事業を予定しております。道路維持改良費は、市道鵜932号線、にんじん通りの舗装打ちかえ、前渡東町西歩道橋道路照明灯など、道路ストックの修繕などに要する費用です。市道蘇北735号線ほか1道路改良事業費は、蘇原中央通りいちょう通りの交差点を改良するもので、用地取得物件移転補償などの費用です。日野岩地大野線整備事業費は、市西部の南北軸となる広域幹線道路を整備するもので、JR、名鉄踏切拡幅工事委託道路改良などの費用です。市道那1043号線ほか1道路改良事業費は、新境川左岸道路の苧ケ瀬街道からいちょう通りまでの道路改良用地取得などの費用です。市道那168号線道路改良事業費は、境川左岸のいちょう通りから境川橋までの道路改良に要する費用です。  予算説明書1枚おめくりいただきまして、176、177ページをごらんください。  市道那616号線道路改良事業費は、雄飛ケ丘第2住宅西側の南北道路で、ユーエス通り以北道路改良用地取得などの費用です。  地方道路整備事業費(防衛省)1億798万9000円でございます。これは、防衛省の防衛施設周辺民生安定事業補助金を財源として行う事業で、2事業を予定しております。市道蘇北390号線ほか2道路改良事業費は、かえで通り北で、岐阜鵜沼線からおがせ街道までを道路改良するもので、用地取得物件移転補償などの費用を、市道鵜1087号線ほか1道路改良事業費は、鳥居之本橋から鵜沼南町通りまでを道路改良するもので、鳥居之本橋拡張工事(下部工)、用地取得などの費用です。  県道改良費950万円でございますが、県道岐阜那加線などにおける県施行の道路改良事業に伴う負担金でございます。  次に、5目橋梁新設改良費9079万3000円でございます。  橋梁維持改良費として、橋梁の長寿命化を図るため、年次計画に基づき、順次耐震補強、補修工事を実施するとともに定期点検を行うもので、平成29年度は、那加新橋など2橋の耐震補強、補修工事及び那加水道橋など4橋の耐震補強、補修設計と、179橋の定期点検を実施する予定です。  次に、3項河川費、1目河川総務費6890万6000円でございます。  このうち、河川管理費3869万6000円につきましては、普通河川の管理に関する経費のほか、木曽川に係る樋管管理業務や上戸排水機場管理業務、三井川整備などに要する経費を計上しております。  予算説明書を1枚おめくりいただきまして、178、179ページをお願いします。  2目河川新設改良費1億288万2000円でございます。  排水路改良費として、排水路のしゅんせつや除草、修繕などの維持管理費や、那加甥田町地内の百曲第2排水区浸水対策工事に要する経費を計上しております。  次に、4項都市計画費、1目都市計画総務費2億972万2000円でございます。  このうち、まず都市計画総務費232万5000円は、都市計画に関する総括的な事務費、都市計画審議会に関する経費を、都市計画調査費3233万4000円は、まちづくりシンポジウム、都市計画基礎調査事業、各務山地区基本構想などの業務に関する経費を、土地対策事務費37万7000円は、国土利用計画法に基づく確認事務及び開発事業に係る許認可指導を行うための事務的経費を計上しています。  次に、3目街路費2億7937万5000円でございます。  予算説明書を1枚おめくりいただきまして、180、181ページをお願いいたします。  このうち、まず街路管理費3714万1000円については、街路樹の剪定、破損箇所の修繕など、街路管理に必要な経費です。  街路整備事業費2億558万1000円は、犬山橋と国道21号坂祝バイパスを結ぶ市東部の重要な南北軸として、都市計画道路犬山東町線バイパスを整備するもので、道路改良用地取得、地籍調査などに要する費用を計上しています。  次に、4目都市下水路費362万4000円は、下水路管理費として、都市下水路や雨水幹線などにおけるしゅんせつや除草などの維持管理のほか、マンホールぶたやフェンスなどの修繕に関する経費を計上しております。  次に、5目公園費4億1810万9000円でございます。  このうち、まず公園管理費2億686万8000円は、公園、道路など、公共施設の剪定枝や落ち葉の緑ごみを堆肥化するグリーンリサイクル推進事業費、市民公園や学びの森などの維持管理に要する経費、各務原リバーサイド21の指定管理料、さらには公園を活用した各種イベント経費などでございます。  公園整備事業費1億7172万5000円でございます。  主な事業は29ページになります。  街区公園等整備事業費(補助)では、防衛省の補助を受けて緑苑南公園のリニューアル工事を、国交省の補助を受けて公園施設長寿命化工事と桐野公園整備事業に伴う用地の取得を行います。  予算説明書を1枚めくっていただいて、182、183ページをお願いいたします。  街区公園等整備事業費(単独)では、都市公園の補修、改築工事として、トイレやあずまやの設置工事などに要する経費を計上しています。子ども広場整備助成費は、自治会にて管理している子ども広場の維持補修費等の一部を助成するものです。  6目都市開発費1億5076万3000円でございます。  このうち、まず都市開発管理費3785万4000円は、鵜沼駅前広場、新鵜沼駅前広場、鵜沼空中歩道などの施設管理に要する経費を、都市開発事業費11万6000円は、まちづくり活動推進事業費として、まちづくりの会の視察研修に係る経費などを計上しております。  景観形成推進費236万1000円ですが、景観形成計画費として景観審議会などに係る経費と、景観形成助成費として景観形成助成金を計上しています。  都市再生整備事業費1億1043万2000円については、地区ごとの予算額を記載してございます。  予算説明書を1枚めくっていただいて、184、185ページをお願いいたします。  新加納地区につきましては、公園の設計、公園用地、道路用地の買収及び土地区画整理組合への助成を、木曽川~夢と浪漫~まちづくり事業につきましては、事後評価のフォローアップ業務委託を、ごんぼ積み地区につきましては、市道川40号線の用地買収と、それに伴う補償費等を計上しています。  次に、7目緑化推進費1322万2000円でございます。  緑のまちづくり推進費として、パークレンジャー活動推進事業ではパークレンジャーの推進を、緑化保全事業では市が指定する保存樹木などの保全を、緑化推進助成では、民有地の緑化及びブロック塀撤去の助成を行います。  また、花と緑コンクール事業、道端緑化運動事業、花苗配布事業など、行政と市民が一体となって、市民参加の緑のまちづくりを推進してまいります。  次に、8目地区計画費8238万4000円でございます。  主な事業は30ページになります。  地区計画事業費として、地区計画道路各務原南1号、17号、巾下16号の設計業務と土地購入費を、各務原南11号の工事などの費用を計上しております。  次に、5項住宅費、予算説明書1枚おめくりいただきまして、186、187ページをお願いいたします。  1目住宅管理費2億5762万1000円でございます。  このうち、まず公営住宅管理費776万2000円は、市営住宅3団地の維持管理に要する経費でございます。  公営住宅施設整備費2億4985万9000円は、雄飛ケ丘第2住宅A棟、B棟の耐震補強工事、C棟の耐震補強工事等の設計業務委託、D、E、F棟の耐震補強計画業務委託及び市営住宅の給排水管など、施設の改修などに要する経費でございます。  次に、2目住宅建築指導費1億4532万2000円でございます。  このうち、住宅建築指導費3947万3000円は、部管理の住宅建築指導費は住宅建築指導全般の事務的経費を、住宅建築指導費は狭隘道路整備事業に要する経費のほか、木造住宅耐震診断事業に係る派遣等業務委託などを計上してございます。住宅建築指導助成費は、木造住宅以外の建築物の耐震診断費用、木造住宅の耐震補強工事に係る費用、さらにはアスベスト調査に係る費用の一部を助成するための予算を計上しております。  続きまして、債務負担行為について説明をさせていただきますので、予算書8ページまでお戻り願います。  第2表 債務負担行為は、平成29年度以降にわたって債務を負担する行為をすることができる事項を定めようとするもので、当委員会が所管する事項は、上から5行目の市道那813号線用地取得事業、市道那378号線道路改良事業、百曲第2排水区浸水対策事業、都市計画基礎調査事業、各務山土地開発事業、市営住宅耐震補強事業の6事業であり、各事業の期間、限度額につきましては、第2表に記載のとおりであります。  以上で説明を終わります。 ○委員長(岩田紀正君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆委員(池戸一成君) まず衛生費から、主な事業の17ページです。  塵芥処理費の中の緑ごみリサイクル事業、資源集団回収奨励事業ですけれども、この回収量の新年度の見込み、見通しなどはどのようにお考えですか。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 緑ごみにつきましては、ここ数年来1100トン前後で推移をしております。その程度の回収量を見込んでおります。あと、資源集団回収量でございますが、これはここ数年来かなり減っておるような状況になっております。 ◆委員(池戸一成君) 一般廃棄物の収集量については、どのように見込んでいらっしゃいますでしょうか。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 一般廃棄物の収集運搬量につきましても、ここ数年来はもう横ばいか、やや減少傾向というような状況でございます。 ◆委員(水野岳男君) 主な事業16ページの環境費、下から8番目、し尿処理施設改修事業と、その隣にあるし尿処理費クリーンセンター施設整備費の違いを教えていただきたいと思います。 ◎クリーンセンター所長(矢井隆之君) 16ページの分につきましては、30年から始まります改修事業の設計料です。17ページ分につきましては、クリーンセンターの純粋な管理費と維持補修に要する工事費です。 ◆委員(水野岳男君) そうすると、し尿処理施設の長寿命化という意味では、両方とも同じという意味でいいですか。 ◎クリーンセンター所長(矢井隆之君) 長寿命化ということは、主に16ページの改修事業のほうでやるんですけど、17ページ分につきましては従来の維持補修、若干施設整備費のほうに長寿命化を見越した分もありますけれど、基本は悪くなったところを直すという方針でおります。 ◆副委員長(五十川玲子君) 主な事業17ページの北清掃センターの管理費の中のごみ処理施設基幹的設備改良事業ですが、これを改良することによって、CO2の削減とかを見込んでおられますでしょうか。 ◎参与[北清掃センター所長事務取扱](足立全規君) 予算の概要では、北清掃センターについて、周辺の環境に配慮し安全に操業を続けていくため、適切な延命化のための方策を検討するということで予算化をしております。その中で、検討していく中で、国の交付金を活用するということになりますと、CO2の削減が条件となりますので、そのあたりも検討してまいりたいと、そのように考えております。 ◆委員(塚原甫君) 主な事業の17ページのところで、アルゼンチンアリの防除事業というところで、平成29年度、来年度はどこを対象としているか、鵜沼地区のどのあたりかを教えてください。 ◎環境政策課長恒川伸二君) このアルゼンチンアリの防除事業につきましては、平成19年度に鵜沼東部地区を中心としました地域で発見されました。ずうっとそれ以降継続的にやっておりまして、29年度も鵜沼の東部地区と、あと緑苑小学校周辺でも平成24年に確認がされておりますので、その2地区について継続的に防除をしていきます。 ◆委員(吉岡健君) 本会議の質疑で、緑ごみの集積場を減らすという中で、アルゼンチンアリも見受けられることもあるので減らすというような話があったように思います。となりますと、緑ごみというのはたくさんありますね、集積場。今、言われた鵜沼東部と緑苑小、そのあたりだけでこの予算は済むんですか。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 鵜沼東部地区につきましては、かなり広範囲に生息範囲が広がっておりまして、そこの部分に多くの費用が費やされるということでございます。緑苑小学校の周辺につきましては、非常に生息区域が限られておりまして、ことしの調査では、緑苑小学校周辺に見受けられるというところでございますので、その部分の費用が鵜沼東部地区に比べれば、かなり少なく防除ができますので、この経費でやっていけるものと考えております。 ◆委員(吉岡健君) となりますと、その緑ごみの集積場のチェックには、この費用は当たらないということでよろしいですか。 ◎環境政策課長恒川伸二君) アルゼンチンアリの防除事業はそれとは関連はありません。 ◆委員(吉岡健君) となりますと、そこの集積場周辺の調査というのは、環境のほうは関係ないよということで認識してよろしいですか。 ◎環境政策課長恒川伸二君) アルゼンチンアリの生息状況の調査につきましては、私どもで担当しております。 ◆委員(吉岡健君) となると、その集積場を廃止するというのは本会議で聞いたんですけど、やめますということになっているんですよね。そこにアルゼンチンアリがおるからやめるんですよね、集積場。そのあたりの調査はされなくていいんですか。 ◎環境政策課長恒川伸二君) アルゼンチンアリは、緑ごみの回収拠点の変更に伴いましては、私ども環境政策課の所管でございますので、環境政策課が確認をして、アルゼンチンアリの拡大のおそれがあるようなところ、例えば今回ですと、宝積寺町公民館が近くまで来ておりますので、予防的措置としてそこを廃止するというような判断をしたわけでございます。 ◆委員(水野岳男君) 単純に分布、数がふえているというふうに考えたほうがいいですか。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 鵜沼東部につきましては、個体数につきましては多くなっておりませんが、残念ながら生息区域については多少広がっておるという状況でございます。 ◆委員(池戸一成君) 同じ17ページ一番下の合葬墓整備事業についてですけれども、来年度の予算では実施設計という御説明がありましたが、何年ぐらいから運用が開始されるか、もう一度御説明ください。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 31年3月の竣工予定でございますので、29、30年度で整備をしますので、31年度から募集をしていきたいと思っております。 ◆副委員長(五十川玲子君) 合葬墓のパース図の案を見せていただいたんですけど、例えばお盆とか、彼岸とか、夏場でまた雨天時に、要するに礼拝する焼香の部分とか、そういった人がたくさん集まる時点での想定を考えての設計でございますか。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 五十川委員がおっしゃったのは、多分、参拝者がたくさん来た際に、パース図をごらんいただきますと、屋根が非常に小そうございますので、その辺をお聞きになっていらっしゃるかと思いますけど、そういった時期はやはり参拝者が集中しますので、それはちょっと順番待ちをしていただくような形で、お線香を上げたり、お参りするところの部分に必要最小限の屋根を設けさせていただいたということでございます。 ◆委員(池戸一成君) 土木費です。  主な事業の27ページ、地方道路整備事業(国交省)の日野岩地大野線に関してですけれども、新年度の予算で想定されています進捗の予定をお聞かせください。 ◎次長兼道路課長(澤田信浩君) 日野岩地大野線ですが、23年度より事業を着手しまして、平成27年度より工事に着手しました。拡幅部の用水路や排水路等、約1200メートルぐらいをやっております。現在の総事業費ベースの進捗率は約40%、用地取得は約95%が終了しております。平成29年度は、JR、名鉄の拡幅工事を行う予定です。それに伴う踏み切り付近の道路改良も行いますので、早期の供用を図ってまいりたいと思います。 ◆委員(塚原甫君) 主な事業の28ページでございます。  橋梁維持改良費というところで、橋梁長寿命化事業として9079万3000円を今回計上されておりますけれども、この橋梁長寿命化事業全体の計画とその進捗状況について教えてください。 ◎次長兼道路課長(澤田信浩君) 橋梁長寿命化事業というのは、長さ15メートル以上の橋、各務原市は52橋あるんですけど、そのうち40橋を対象として、平成20年度に橋梁長寿命化修繕計画を立てました。それに伴う工事と、あと平成25年度の道路法の一部改正に伴いまして、各務原市には2メートル以上の橋が467橋ございますが、それを5年ごとに定期的に点検するということで、その2つを並行して行っております。工事のほうは、28年度に着工したり、もうやっておる橋梁が15橋ございまして、29年度は那加新橋、会本橋を工事する予定です。  あと、詳細設計ということで、工事の前の設計なんですけど、それは那加水道橋のほか、3橋を予定しております。  あと、定期点検は、29年度は179橋を予定しております。28年度末にもう250橋点検をしておりますので、それにあわせて179橋をやるということになります。 ◆委員(池戸一成君) 主な事業27ページ、先ほどの日野岩地の1つ下の蘇北735号線、蘇原中央通りいちょう通りの交差点の件ですけれども、29年度はどのぐらいまで進みそうか、その見通しを御説明ください。 ◎次長兼道路課長(澤田信浩君) 市道蘇北735号線ほか1道路改良事業ですが、国土交通省の社会資本整備総合交付金を活用しまして、今年度から4カ年の整備予定で計画をしております。今年度は、測量及び詳細設計と5筆の用地取得を行いまして、事業費のベースでいきますと約3割、用地取得の面積では約48%を用地取得しました。引き続いて29年度、来年度は、用地取得を進めていくことと、その後、買えたところを一部、官民境界側の側溝等を行いまして、早期に安全な歩行空間を確保するという予定でございます。 ◆委員(塚原甫君) 主な事業の28ページになりまして、犬山東町線バイパス整備事業に2億509万3000円を計上されておりますけれども、その進捗状況と今後の見込みについて、先ほど用地取得ということでありましたけれども、完成のめどとか、事業のめどというのはどの程度か、教えてください。 ◎次長兼道路課長(澤田信浩君) 犬山東町線バイパスについては、平成24年度より、市の事業区間、犬山橋から名鉄新鵜沼駅の前までに着手しました。平成28年度末の現在の進捗率というのは、事業費ベースで約88%となる見込みです。用地取得は、もう既に土地開発公社での先行取得を含めると100%ですが、現在、市のものになっているのは92%です。今年度は事業認可の延伸を行いまして、平成30年度まで延伸を行いました。しかし、今の社会資本整備総合交付金のつきぐあいを眺めまして、できる限り平成29年度の事業の完了を目指していきたいというふうに思っております。以上です。 ◆委員(池戸一成君) 主な事業28ページ、河川新設改良費の百曲第2排水区の事業ですけれども、那加甥田町と言われましたが、まず具体的な場所を教えていただけますでしょうか。 ◎河川公園課長(相澤毅君) 御質問の百曲第2排水区の場所でございますが、ちょうど那加甥田町の那加第二小学校、それから養護学校の付近から北側の部分、いちょう通りに向けてですね。ちょうど地形的には、新境川と各務原台地の段丘地に囲まれた地形のちょっと低いところですが、このエリアが一応百曲第2排水区ということになってございます。 ◆委員(池戸一成君) そこは、低いということで大体想像はつくんですけど、現状どのような状況にあって、それをどのような対策工事を行っていく予定かという説明をお願いします。 ◎河川公園課長(相澤毅君) 現状の状況ですけれども、地形が低いということで、昨今のゲリラ豪雨とか集中豪雨のときには、高いところから当然低いところへ水が集まってまいりますので、床下、場合によっては床上浸水が毎年1回か2回程度起こるような状況でございます。新境川の水位が上がることもあるんですが、それを抜本的に解決するために、今は那加第二小学校の中にポンプ施設をつくりまして、新境川に向かって強制的に排水するという内容で整備を進めてございます。 ◆委員(水野岳男君) 主な事業27ページの市道那1043号、これはいちょう通りよりも北側、新境川の左岸だと思いますけれども、桜の非常にきれいなところですけれども、この事業の進捗と、どういったビジョンを持って整備されるのかということをお伺いしたいと思います。 ◎次長兼道路課長(澤田信浩君) 市道那1043号線ですが、今年度、28年度の予算で、おがせ街道から瑞穂橋まで道路改良が進んでおります。そこから先ですが、それは29年度に予定をしております。
     先ほど言われましたビジョンですが、東側に歩道をつけまして、安全な歩行空間を保ちながら、車両も安全に通行していただくということで考えております。 ◆委員(塚原甫君) 主な事業の28ページ、各務山土地開発事業1656万円計上されておりますけれども、これは一般質問でも浅野市長から御答弁いただきましたけれども、もう一度事業の概要等々について御説明いただければと思います。お願いします。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](村瀬普君) ここで上げさせていただいております1656万円ですけれども、山全体で大体100ヘクタールぐらいの面積がございます。まずもって、29年度に100ヘクタールについての基本構想、基本的な構想を立てたいと思っております。それを立てた後になりますけれども、29年度の途中から、西側部分には20ヘクタールから25ヘクタールぐらいの平場ができておりますので、基本構想に基づいて、その西側部分についての基本設計を行いたい、より少し踏み込んだ細かな設計を行いたいというふうに考えております。この西側の部分の基本設計につきましては、29年度単年度では行えませんので、予算書8ページのところで債務負担の御説明を差し上げましたが、そこのところで、30年度にかけて720万円の債務負担もあわせてお願いをしておるところでございます。 ◆委員(池戸一成君) その1つ上の都市計画基礎調査事業というのはどのような事業でしょうか。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](村瀬普君) この調査は、都市計画法、法律に基づいて、おおむね5年に1回行われる調査です。主体は岐阜県が行うわけですけれども、岐阜県が行う調査にあわせて、市のほうでもより細かな調査を行いたいと思っております。具体的には、どんな調査かといいますと、例えば人口調査ですとか、土地の利用がどのような形態で使われておるとか、どういった用途の建物が市内にあるのかというような調査を行うわけですが、例えば人口調査につきましては、県より、より細かく市のほうでは小学校単位での動向調査ですとか、土地の利用につきましては、農地転用がどこでどんなふうに行われておるかとか、建物については、新築がどこでどんなふうに行われておるかという、より細かな調査をこの調査で行います。  この調査を行いますと、都市計画の基礎の本当の基本的なデータをこの調査で集めるわけですので、今後の都市計画をどのようにやっていくかということについての大変重要な項目調査ということになります。これも、先ほどの各務山とあわせてですけれども、29年度に調査を行いまして、29年度から30年度にかけて、その調査についての解析業務も行いたいと思っておりますので、この解析業務につきましては、予算書の8ページの債務負担のところで、各務山と同様に債務負担のお願いをしておるところでございます。 ◆委員(池戸一成君) その調査の結果であるとか、解析された結果のようなものは、都計審で発表されるというか、説明されるような流れになっていくんですかね。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](村瀬普君) まだ、そこまでのことはちょっと考えておりませんけれども、必要に応じて、その辺のところの御報告はさせていただきたいというふうに思っております。 ◆副委員長(五十川玲子君) 主な事業29ページの緑化推進費の中の道端緑化運動事業というのが入ってきていますけれども、これもちょっと詳しく教えていただけますでしょうか。 ◎河川公園課長(相澤毅君) 道端緑化事業ですが、市内の主に街路、幹線道路ですが、幹線道路の植樹帯の部分を維持管理していただいている、主にパークレンジャーと言われる方々なんですけれども、その方々に花の苗を配布いたしまして、道がきれいになるというところで花を植えていただいたり、あるいはふだんの清掃業務をやっていただいたりというところで、そこに係る経費でございます。 ◆委員(池戸一成君) 主な事業29ページの都市再生整備事業費の中の新加納地区都市再生整備事業ですけれども、これは鍋屋バイテックの跡地の再生整備事業だと思うんですが、先ほどの御説明の中では、土地取得であるとか、助成であるとかというようないろいろな事業をやるような御説明だったんですけど、事業の全体の概要を御説明いただけますか。 ◎参与[都市計画課長事務取扱](村瀬普君) 現在、鍋屋バイテックの跡地につきましては、建物が大体壊されておりまして、埋蔵文化財の調査も今年度終わっております。来年度以降、そこの土地について、道路をつけたりとか、あるいは公園をつくったりという仕事を組合施行でやっておりますので、組合施行でやられておる部分について、私どものほうから組合に対して補助金を出すというのが区画整理についての費用ですが、ここで計上させていただいております新加納地区の都市再生整備事業は、そのほかにも、新加納駅の東側に南北の道路がございます。子どもさんたちが多く通学をしてみえるところですが、先ほどの用地買収と申し上げましたのは、一番北のところで、県道に当たるところに横断歩道橋がかかっていますよね。一番北の新田町との境あたりのところに。広いエリアです。そこの横断歩道橋について待ち場がない状態ですので、そこのところの待ち場確保のために用地も購入したいといったことも含めて、この都市再生整備事業の中の新加納地区ということで、区画整理のほかにそういった事業もやりたいというふうに考えております。 ◆委員(吉岡健君) 衛生費で、主な事業の16ページ、美しいまちづくり推進事業なんですが、この66万5000円は、従来どおり、声かけ、PR、啓発、そういう活動ということでよろしいですか。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 主にそういった事業を計画しております。 ◆委員(吉岡健君) 今までの実績で上がってきているから、同じような活動を今年度も積んだということで理解してよろしいですか。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 委員御指摘のとおり、啓発事業でございまして、なかなか効果の見方というのは非常に難しいところはございます。必要な看板ですとか、そういったものの購入、あと年に1回、6月に環境美化活動の日というのがあります。そういった際の用品の支給とか、そういった費用を計上しております。 ◆委員(池戸一成君) 主な事業17ページ、一番上の浄化槽設置補助事業ですが、来年度はどのぐらいの件数を見込まれていらっしゃいますか。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 29年度は110件分の設置を見込んでおります。 ◆委員(池戸一成君) これは、ここ数年の傾向であったり、予測をもとに大体110件というふうに想定をされたんでしょうけれども、ここ数年の傾向としてはどのような傾向がございますか。 ◎環境政策課長恒川伸二君) 平成25年から少しお話を差し上げたいと思います。  平成25年は132基ございました。この年度につきましては、消費税増税前ということで、駆け込み需要が多うございまして、132基というような補助件数になっておりますが、それ以降、ほぼ100基程度で推移しておりまして、平成28年度につきましては、見込みとしましては70基ほどというふうで減ってきております。これは、下水道の関係のエリアが調整区域に広がっていくというようなところもございまして、今後も減少していくような傾向になるのではないかと分析しております。 ○委員長(岩田紀正君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。 ◆副委員長(五十川玲子君) 議第1号 平成29年度各務原市一般会計予算のうち、当委員会に付託されました項目について、賛成の立場で討論いたします。  総合計画、前期基本計画の折り返し地点となる平成29年度は、さらなる市民の安全・安心な暮らしを守るための構想に向けた計画となっております。土木費においては、便利な快適に暮らせるまちへの都市基盤整備事業に向けた予算が組み込まれ、東西南北軸道路整備事業では、犬山東町線バイパスの整備、また日野岩地大野線の整備が進められ、都市の活性化に寄与する交通ネットワークが広がります。  そして、もとの風景を思い出せないくらい建設ラッシュで、市内各地に新しい民家が立ち並び、若いファミリー層がふえています。そのため、これまで見通しのよかった交差路周辺で注意喚起の必要性もふえており、主要道路の整備、防災、安全対策修繕などを行うことで、交通の利便性と安全性の向上を図るとともに、子どもや高齢者の安全確保のためにも、道路整備事業は重要だと考えます。  また、若い方から高齢者の方まで、気軽に立ち寄り、遊び、運動、交流などが楽しめる憩いの場を提供していく街区公園等整備事業は期待できます。そして、橋梁長寿命化事業の充実や百曲第2排水区浸水対策事業は、近年の大地震や記録的豪雨、大規模災害などに備えるために欠かせないものです。いよいよ市の中心部に位置する各務山土地開発事業の利用方針の検討が始まります。幾重にも広がる土地活用は、産業の振興、交通利便性など、大きく影響していくものとして期待できます。  衛生費においては、自然の豊かさと調和のとれたまちづくりのために、北清掃センターが安全に操業を続けるための適切な延命化の施策を検討するため、ごみ処理施設基幹的設備改良事業が計上されております。  合葬墓整備事業では、社会情勢の変化により、お墓を後継者に託せない方々に配慮した合葬型の施設を市営墓地地区内に整備する事業で、今後は実施計画を行うもので、安心につながる大切な施策でございます。  このように、平成29年度の予算は、環境に優しいまちづくりと安全・安心な生活基盤の確立を推進する事業になっており、評価できる内容です。新しいものと古いものとがバランスよく融合し、各年代層が住んでよかったと実感できる本市の魅力をさらに引き出す対話重視のまちづくり計画をしていただくことを要望し、議第1号中、当委員会に付託されました項目について賛成いたします。 ○委員長(岩田紀正君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第1号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、議第1号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第5号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎下水道課長(山本卓哉君) それでは、議第5号 平成29年度各務原市下水道事業特別会計予算について説明させていただきます。  予算説明書は353ページから392ページでございます。ほかに資料としまして、お手元に、平成29年度の予算の概要を表にしたA4のホチキスどめ印刷物と、A3カラーの公共下水道計画図をお配りいたしましたので、よろしくお願いをいたします。  それでは、主なものにつきまして説明をさせていただきます。  予算説明書の353ページから355ページは、総括でございます。  平成29年度におきましては、歳入歳出それぞれ38億5822万4000円、対前年度当初比で7.8%、2億7774万6000円増の予算額としております。  予算説明書356、357ページをお願いいたします。  歳入でございます。  A4の予算の概要は1ページからでございます。  1款分担金及び負担金、1項負担金、1目下水道受益者負担金、予算額7865万8000円でございますが、これは下水道の整備工事により、新たに受益地となった土地につきまして、その翌年度に1平方メートル当たり500円、川島地区につきましては430円で受益者負担金をお願いしているものでございます。  次に、358、359ページをお願いいたします。  2款使用料及び手数料、予算額12億2965万5000円でございます。  内訳は、1項使用料、1目下水道使用料12億2964万1000円と、2項手数料、1目下水道手数料1万4000円でございます。  360、361ページ、3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道事業費国庫補助金、予算額5億2583万2000円は、下水道整備に対する国からの補助金でございまして、社会資本整備総合交付金でございますけれども、補助率は2分の1でございます。  続きまして、362、363ページ、5款繰入金でございます。  予算の概要では2ページになります。  一般会計からの繰入金としまして、10億6454万9000円を計上しております。  364、365ページは、繰越金として3000万円を計上しております。  366、367ページ、7款諸収入は、延滞金と預金利子を合わせまして53万円を計上しております。  368、369ページ、8款市債でございます。  事業費の財源の一部として、公共下水道債、流域下水道債を合わせて9億1760万円と、公営企業会計適用債の1140万円、合計9億2900万円を計上しております。  以上が歳入でございます。  続きまして、予算説明書370、371ページ、歳出でございます。  平成29年度各務原市予算の主な事業の61、62ページにも、下水道特別会計の主な事業が掲載されておりますので、あわせて御参照ください。  歳出の説明につきましては、歳入と同様に、予算説明書と予算の概要に沿って説明させていただきます。  予算の概要は3ページになります。  給与費を除く主なものにつきまして説明をさせていただきます。  1款下水道費、1項公共下水道費、1目下水道管理費、予算額は2億9801万6000円でございます。  このうち、371ページ、一番右の事業名欄の2つ目になるんですけれども、一般管理費、予算額4759万6000円は、下水道事業を進めていくために必要な事務的な経費でございまして、日本下水道協会などへの会費、それから下水道管路情報システムの管理費、地方公営企業法適用等業務委託費を計上させていただいております。  また、下水道事業につきましては、準公営企業会計ということでございますので、消費税の納税予定額3211万6000円を計上しております。  次に、下水道普及費、予算額6319万円は、下水道の普及促進のための経費でございまして、8節報償費では、受益者負担金の早期収納や事務作業の削減のため、一括納付に対する報償金を、13節委託料では、水道料金と一緒に下水道使用料を収納する徴収事務委託料などを計上しております。  管渠維持管理費、予算額2528万1000円は、管渠施設の適切な維持管理に要する費用でございまして、マンホールポンプの保守管理委託や修繕料、電気代等の日常の管理費でございます。  排水設備管理費、予算額9250万5000円は、公共汚水ますや取りつけ管の設置、清掃などの管理に要する費用でございます。  続きまして、予算説明書は372、373ページ、予算の概要は4ページをごらんください。  2目下水道建設費、予算額15億8203万2000円でございますが、このうち、汚水管渠布設費、予算額9億9544万5000円は、汚水管渠を布設することにより、整備区域の拡大を図るとともに、老朽化した管渠の補修、更正をすることにより、耐用年数を延ばしていく長寿命化事業を進めてまいります。  お手元に配付いたしましたA3、平成29年度公共下水道計画図をごらんください。  灰色に着色した部分は、平成28年度末の時点で供用開始となっている、もしくは供用開始となる区域でございます。青色の部分は、28年度から29年度に繰り越しをさせていただいた事業を行っている区域でございます。赤色塗り潰しの部分が29年度予算によって整備を行う区域で、汚水管の面整備は、那加新加納町、大野町、蘇原持田町、上戸町、鵜沼三ツ池町と鵜沼羽場町の各一部の区域、全体で22.7ヘクタールの整備を計画しております。これにより、29年度末の普及率は80.4%程度となるものと見込んでおります。さらに、汚水幹線の整備といたしましては、上戸幹線で266メートルの整備を計画しております。  長寿命化事業においては、新鵜沼台の残りの部分とつつじが丘の各一部で既設管の更生工事を、鵜沼古市場町地内で、マンホールポンプ施設の通報装置の更新を行う予定でございます。  続きまして、雨水渠布設費、予算額5億1854万7000円は、大雨による浸水被害を防止するため、雨水幹線等を整備するものでございます。29年度は、前年度に引き続き、川島小網町の小網樋管を改築するため、国交省に工事を委託する費用や蘇原中学校の校庭に豪雨の際の雨水を一時的に貯留する施設の実施設計などを計画しております。また、工事では、蘇原野口町地内の浸水被害を解消するための伊吹第2雨水幹線の築造や前年度に引き続き、北山雨水幹線、那加第2雨水幹線の各幹線と、稲羽中学校の校庭に雨水貯留施設の整備を計画しております。  予算説明書の374、375ページ、予算の概要は5ページをお願いいたします。  2項流域下水道費、1目流域下水道費、予算額は7億658万4000円でございます。  このうち、流域下水道維持管理費、予算額6億3335万6000円は、岐阜県の各務原浄化センターでの汚水処理等のための負担金でございまして、当市からの流入量に対しまして、1立方メートル当たりの単価を掛けたものでございます。なお、この単価については、昨年度見直しが行われまして、人件費の高騰や電気料金、排水量に対する汚泥割合の伸びなどを理由に1立方メートル当たり53円から、28年度からは56円に変更となっております。  続きまして、流域下水道建設事業費、予算額7278万5000円では、流域下水道事業における建設負担金を計上しております。こちらも見直しが行われておりまして、関係4市6町の計画汚水料の見直しによりまして、本市の負担率は全体の22.613%となっております。  次に、376、377ページ、2款公債費でございます。  市債の償還費用として、元金分9億1891万6000円、利子分3億5167万6000円、計12億7059万2000円を計上しております。  378、379ページでは、予備費といたしまして100万円を計上させていただいております。  以上が歳出でございます。  次に、予算説明書の392ページをごらんください。  地方債の各年度末における現在高及び見込額に関する調書を掲載しております。  補正予算後の平成28年度末の見込額は178億5417万3000円、平成29年度末の見込額は178億6425万7000円でございます。  最後に、予算書26ページをお願いいたします。  予算書26ページの第2表でございます。  債務負担行為は、平成29年度以降にわたって債務を負担することができる事項を定めようとするもので、下水道事業特別会計のうち、当委員会が所管する事項は、地方公営企業法適用事業、受益者負担金システム更新事業、水洗便所等改造資金の融資に係る利子補給金の3件でございまして、期間及び限度額につきましては表のとおりでございます。  以上で、下水道事業特別会計予算の説明を終わります。 ○委員長(岩田紀正君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆委員(池戸一成君) 主な事業の61ページの汚水管渠布設費の中の管路ストックマネジメント基本計画策定事業3100万円とありますが、これはどのような事業でしょうか。 ◎下水道課長(山本卓哉君) 現在、下水道課では、平成25年度から5年間の計画で長寿命化事業、主に市内の団地地区を中心に、下水道管渠の長寿命化事業をやっておりますけれども、それが29年度末で一旦この計画は終わるということでございます。また、平成28年度からの5年間の計画がありまして、それが平成32年度いっぱいで終わるので、33年度以降も長寿命化事業を続けようとすると29年度中に管路ストックマネジメント基本計画の策定が必要となります。市内にはまだ長寿命化事業を進めていかなければならないところがあるので、33年度からも長寿命化工事を続けるために、まずはストックマネジメント計画を策定するということでございます。 ◆委員(水野岳男君) 予算の概要の1ページの一番上、下水道受益者負担金なんですけど、旧川島町と旧各務原市で負担の額が違うのはなぜですか。 ◎下水道課長(山本卓哉君) これは、受益者負担金の1平方メートル当たりの単価を算出するに当たりまして、各務原市の区域があるんですけれども、その末端管渠の整備費の面積割を各務原市で計算したときには500円でした。川島町で、それを同様な計算方法で計算したら430円で、これは川島町時代に決められた金額でございます。 ◆委員(水野岳男君) そうすると、今後整備が進められると変わってくるということですか。 ◎下水道課長(山本卓哉君) 新しく負担区をふやすときには、その負担区内で末端工事価格を計算して、1平方メートル当たりの単価を決めますので、今第3負担区まであって、第3負担区がたまたま500円なんですけれども、例えば第4負担区ができたとして、そのときに計算をしたら600円になったり、400円になったりというようなことは可能性としてはあります。
    ◆委員(吉岡健君) お配りいただきました予算の概要の2ページの繰入金なんですが、下水道課として、この繰入金に対する見方、見解というのは、29年度を組まれて以降、どのような推移を考えておられますか。 ◎下水道課長(山本卓哉君) 繰入金というものは、極力減らす方向で効率的な下水道経営に当たっていきたいと思います。そのために、下水道事業そのものを企業会計にして、例えば固定資産の減価償却の考え方を取り入れて、経営を明らかにして効率的な経営を図っていきたいと考えております。 ○委員長(岩田紀正君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(岩田紀正君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第5号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、議第5号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第6号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎水道総務課長(小島剛君) それでは、議第6号 平成29年度各務原市水道事業会計予算について御説明いたします。  予算書の29ページをごらんください。  第1条は総則です。  第2条は業務の予定量で、1から3については後ほど御説明いたします。  4の主要な建設改良事業として、改良事業費の総額7億5795万円を予定しております。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額です。  収益的収入は、営業収益、営業外収益、特別利益を合わせまして27億7108万3000円で、収益的支出は、営業費用、営業外費用、特別損失、予備費を合わせまして24億3649万2000円です。差し引きは3億3459万1000円で、黒字予算になっております。  次に、第4条は、資本的収入及び支出の予定額です。  資本的収入は、負担金、固定資産売却代金を合わせまして1億3222万8000円です。  1枚おめくりいただきまして、次の30ページをごらんください。  資本的支出は、建設改良費、企業債償還金を合わせまして11億3878万1000円でございます。  29ページに戻っていただきまして、第4条の括弧書きでございますが、資本的収入額が資本的支出額に対して10億655万3000円の不足額が生じますが、この不足額につきましては、損益勘定留保資金ほかで補填することとしております。  また、30ページにお戻りいただきまして、第5条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合を、営業費用と営業外費用との間と定めるものでございます。  第6条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費と交際費を定めるものでございます。  第7条は、棚卸資産の購入限度額を3770万円と定めるものでございます。  予算説明書につきましては、393ページから水道事業について記載しております。  また、別冊の平成29年度各務原市予算の主な事業の63ページから、水道事業について記載しておりますが、これらの内容については、本日お配りしましたカラー刷りのプリントで御説明させていただきます。  カラー刷りのプリントをごらんください。  ①の表は、水道事業の収入、支出の積算の基礎となります水道事業の規模の推移を示したものでございます。  一番右が平成29年度の事業規模でございます。  給水人口、給水戸数、年間総給水量、年間有収水量などを載せております。  1番目の行政区域内人口と、2番目の給水人口は同数を見込んでおりますが、3番目の給水戸数は増加傾向にありますことから、800戸の増加を見込みました。  次に、4番目の年間総給水量と5番目の年間有収水量については、微減を見込んでおります。  その下の②の表は、平成29年度の主な事業でございます。  左側の項目からですが、項目が緑色の事業は、配水管、配水補助管の工事です。  1つ目は、下水道工事による支障移転に伴う管路更新事業でございまして、1億107万4000円を計上しております。  2つ目は、下水道以外の工事による支障移転に伴う管路更新事業でございまして、1916万5000円を、3つ目は、開発事業に伴う配水管等布設事業で4191万6000円を、4つ目、5つ目は、受託関連配水管等布設事業で、大口径が5793万5000円を、小口径は4477万4000円をそれぞれ計上しております。  6つ目の配水管、配水補助管整備及び給水管更新事業は、水道事業単独で行う配水管等の工事でございまして、7億4244万7000円を計上しています。  これらの事業については、備考欄に記載してありますように、原因者からの工事負担金などの収入がございます。  その下、水道料金等徴収業務・給水装置工事申請等受付補助等業務委託は、平成27年度から平成31年度までの5年間の長期継続契約のうち、平成29年度分1億283万9000円を計上しております。  次に、公用車購入434万3000円については、平成12年と平成13年に購入し、老朽化している作業用の車両を2台更新します。  次に、水道事業庁舎改修・修繕等事業6376万5000円については、水道庁舎の機能を維持するための費用です。水道庁舎の屋上、内壁、外壁の破損部分を補修し、防水処理を行います。これは、長年使用したことによる修繕工事ですので、平成29年度だけの費用とせずに、修繕引当金2475万円を取り崩して対応します。そのほかに、水道庁舎の内装部分の破損補修や開閉に支障のある資材置き場の門扉の交換、水道庁舎の受電設備、非常用発電機始動用蓄電池などの交換をします。  次に、右側の項目に移ります。  水道施設の耐震化事業でございます。耐震性能が低い水源地や配水池の水道施設について、順次耐震補強対策を行っています。平成29年度は、西市場水源地No.2浄水池・尾崎受水池耐震補強工事として7101万7000円を計上しています。  その次の老朽施設等更新事業は、水道水の安定供給のため、老朽施設等の設備機器を計画的に更新しているもので、ことしは三井水源地ほか電気設備等更新として5251万8000円を計上しています。  次に、配水池施設解体工事等5316万9000円は、耐震性の低い鵜沼台配水池を解体し、更地にする費用です。鵜沼台配水池の土地は、小林住宅株式会社から借りている土地ですので、更地にした後、返却します。鵜沼台配水池から、現在水を送っている地区については、ほかの配水池から水を送れるように、配水管の整備を進めております。  その下、職員給与費は、28年度より1人多い31人分で、2億6833万5000円を計上しております。  その次に、水道事業用地取得事業等1400万円は、三井東町1丁目90番地の土地、約480平方メートルを取得します。場所は、水道庁舎から北へ行ったところで、国道21号すぐ南側になります。この土地の隣接地に、地下水をくみ上げる取水ポンプ場があります。この取水ポンプ場と三井水源地を連絡している導水管は、国道21号歩道に現在布設されており、回り道をして布設されております。この土地を取得できれば、将来、導水管の布設がえをするときに、より短い距離で導水管を布設することができ、費用の軽減ができます。また、この取水ポンプ場のポンプなどの取りかえなどの維持管理をするときは、今は国道21号を交通規制して、国道21号の車道に作業用大型車両を設置して、取水ポンプ場の維持管理をしています。この土地を取得できれば、作業用大型車両をこの取得しようとする土地に設置して安全に作業ができるようになります。  次に、その下は、借入企業債の償還利息と償還元金です。平成28年度は、7187万円ほどを繰り上げ償還しております。平成29年度は、通常の償還のみで、繰り上げ償還はしておりませんので、金額が少なくなっております。  次に、裏面をごらんください。  ③の表は、平成29年度の事業内容を性質別の予算科目でまとめて記載したものです。  上の表が収益的収支の消費税抜きの金額を、下の表が資本的収支の消費税込みの金額で、収入は緑色で、支出はピンク色で示しております。  まず、水道事業収益ですが、その大部分を占める給水収益は、28年度に比べ、988万8000円減の21億2000万2000円を見込んでおります。  長期前受金戻入は、工事負担金等で取得した資産の減価償却に見合う長期前受金の収益化分でございまして、2億2584万円を計上しております。  水道事業収益の合計は、28年度に比べ2940万2000円減の25億8607万4000円となります。  また、水道事業費用の合計は、22億5913万1000円となっております。  黄色の部分の当年度損益につきましては、1741万6000円減の3億2694万3000円の純利益を見込んでおりますが、このうち、2億2584万円は長期前受金戻入で、現金収入を伴わない収益で、資金の裏づけのない利益となります。使用できる利益は、これを差し引いて1億110万3000円となります。  次に、最後に資本的収支でございますが、資本的収入は主に負担金で、合計は1億3222万7000円です。  資本的支出は、建設改良費と企業債の償還金で、合計は11億3878万1000円です。  一番下の欄でございますが、資本的収入から資本的支出を差し引きますと、10億655万3000円の資金不足を生じますが、この金額につきましては、損益勘定留保資金などで補填することとしております。  以上で、平成29年度水道事業会計予算の説明を終わります。 ○委員長(岩田紀正君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆委員(吉岡健君) 予算書の399ページなんですが、手当、時間外勤務で234万円マイナスになっているんですけど、大分大きい金額なんですけど、どのような努力をされるんですか。 ◎水道総務課長(小島剛君) 個々の職員の努力の積み重ねにより、時間が減っておるというふうに認識しております。 ◆委員(池戸一成君) ちょっとわからないんですけど、水道管の耐震化というのはどこに含まれているんでしょうか。 ◎水道総務課長(小島剛君) カラー刷りのプリントで、②の表一番初めの下水道工事による支障移転に伴う管路更新事業といったところから、一番下の合計、平成29年度は10億731万1000円というふうになっていますけれども、このうちの受託関連配水管等布設事業の大口径、小口径を除いたものというのは、結局、管を更新しますので、今現在、管を更新したものというのは全て耐震化ということで事業は進んでいっています。 ◆委員(池戸一成君) 来年度、管が更新されて、耐震化が完了する割合はどのくらいになりますか。 ◎水道施設課長(野田元司君) 現在、管路の耐震化を進めております28年度末の見込みは28.3%です。こちらは、市の総合計画の水道管路耐震化率、31年の33.4%を目指して、現在耐震化を進めているところでございます。  もう1つ、指標といたしまして、基幹管路の耐震適合率というものがございます。こちらは、全国的な指標でございます。本市の場合、28年度末で83.6%を見込んでおります。全国平均は、平成27年度で37.2%ですので、全国に比べると耐震化は進んでいると考えております。 ○委員長(岩田紀正君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。 ◆副委員長(五十川玲子君) 議第6号 平成29年度水道事業会計の予算につきまして、賛成の立場で討論いたします。  家庭用節水機器の普及などにより、水道の使用料や収益が減少している中で、耐震、災害に備えた水道施設や水道管路の整備、また経年化した電気設備等の更新を推進するなど、効率的な事業経営を堅持される取り組みを高く評価いたします。今後も、水道事業の健全経営を維持し、安全・安心な水の供給に継続的に取り組んでいただくことをお願いし、水道事業会計予算に賛成いたします。 ○委員長(岩田紀正君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第6号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(岩田紀正君) 挙手全員であります。よって、議第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議会閉会中の継続調査についておはかりいたします。  当委員会の所管事務調査として、行政視察を実施することとし、お手元に配付しました写しのとおり、議長に対し、議会閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○委員長(岩田紀正君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたします。  なお、調査事項、目的、方法及び期間につきましては、協議会で協議いたします。  以上で当委員会に付託された案件は全部議了いたしました。  おはかりいたします。委員会報告書並びに委員長報告の作成はどのように取り扱いますか。   (「正・副委員長一任」との声あり) ○委員長(岩田紀正君) 正・副委員長一任との声がありましたので、委員会報告書並びに委員長報告の作成は、そのように取り扱います。  以上で建設水道常任委員会を閉会いたします。 (閉会) 午前11時56分         ─────────────────────────  この記録は正当であることを認める。            建設水道常任委員会委員長  岩 田 紀 正...