各務原市議会 2017-03-08
平成29年第 1回定例会−03月08日-01号
市長 浅野健司君。
(
市長 浅野健司君登壇)
◎
市長(
浅野健司君)
平成29年第1回
各務原市議会定例会に当たり、市政運営に対する基本的な考え方について申し述べますとともに、提案いたしました
平成29年度予算を初めとする各議案の概要について御説明を申し上げます。
まず、2月26日に行われました市議
会議員
選挙において、厳しい
選挙戦を勝ち抜き、見事当選を果たされました
議員の
皆様方に心からお祝いを申し上げます。おめでとうございました。私自身、さきの12月
定例会において、2期目にかける決意表明をさせていただいたところでありますが、今後も
議員、
市長、それぞれの立場で切磋琢磨し、ともに
各務原市のますますの発展のために力を尽くしてまいりたいと考えております。引き続き市政運営に当たり、
議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。
さて、オリンピック・パラリンピックイヤーとなった昨年、多くの日本人選手の活躍に日本中が歓喜の渦に包まれました。我が
各務原市からも、ホッケーを初め水球、車椅子テニスの選手が出場し、世界の強豪相手に健闘を見せてくれました。残念ながらメダルには届きませんでしたが、戦う選手の姿は、ふるさとで応援する私たちの胸を熱くし、東京オリンピックへの期待を抱かせるものでありました。
その反面、全国各地で想定外の大災害が頻発し、その被害の大きさに心の痛むことが多い年でもありました。4月に発生した熊本地震では、多くのとうとい命が犠牲となり、家屋の倒壊、土砂崩れや道路崩壊など甚大な被害をもたらしております。相次ぐ大地震や記録的豪雨、未曽有の大規模火災など、繰り返される災害の脅威の中で、いつ起きても不思議ではない最悪の事態を想定し、それに対応できる防災力を構築することが急務であることを改めて強く認識をしたところであります。
災害に強いまちづくりを推進する本市では、公共施設100%耐震化に向けて、順調に整備を進めております。昨年リニューアルした川島市民サービスセンターに続き、今月13日には、鵜沼市民サービスセンターの竣工式を迎えます。従来の4倍以上の面積となる4544平方メートルの敷地の中に建設された切妻屋根の趣のある庁舎は、ギャラリーとしても活用できる広々とした交流ホールを備え、乳幼児から高齢者の方まで安心して御利用いただけるように、施設全体のバリアフリー化を徹底するなど、利用者の皆様に心地よさを感じていただける空間に仕上がりました。今後は、東保健相談センター・うぬま子ども館が入る複合型施設として、地域に密着した市民サービス、健康づくり、子育て支援の拠点へと生まれ変わります。
また、市政の要であり防災拠点でもある本庁舎の耐震化につきましては、喫緊の重要課題として、市
議会、そして市民の皆様の御意見等を十分に踏まえながら進めてまいりました。昨年5月に策定した
各務原市新庁舎建設基本計画を踏まえ、12月には基本設計の業務委託契約を締結したところであります。設計者の選定においては、代表企業応募者による公開プレゼンテーションに先駆け、全国的に例を見ない技術提案書の展示と市民アンケートを実施するなど、市民の皆様への積極的な情報発信と選考過程の透明化に努めてまいりました。今後も
議員各位の御意見を慎重に承り、市民の皆様にもこれまで同様、正確かつ積極的な情報提供に努めるとともに、ワークショップなどさまざまな対話の機会を通して、アイデアをいただきながら、誰もが利用しやすい愛される新庁舎の完成を目指して邁進する所存であります。
さて、早いもので、私が
平成25年5月に
市長に就任してから間もなく4年の任期を終えようとしております。思い起こせば初登庁の日、集まってくださった大勢の皆様を目の前にして、私に対する期待の高さをひしひしと感じるとともに、
市長として大役を担う重責を痛感し、全身全霊をかけ市政運営に当たる決意を強くした当時の初心は色あせることなく、今なお心に深く刻み込まれております。
議員各位の御理解と市民の皆様の温かい励ましや後押しに支えられながら、歩みを緩めることなく、実直に市政運営に取り組んでまいりました。
この4年間におきましては、理想として掲げた「しあわせを実感できるまち」の実現に向けて、「誇り」「やさしさ」「活力」を基本理念とした新しい総合計画によって、まちづくりの方向性と施策体系をお示しするとともに、市民の皆様との対話を重ねながら、これからの
各務原市の発展につながる基礎を整えた大変意義深い期間であったと考えております。これまで進めてきたまちづくりの取り組みは、市民の皆様の信頼と御協力をいただきながら、一歩一歩着実に成果へと結びついている確かな手応えを感じているところであります。
一方、国や地方自治体を取り巻く社会経済環境は依然として厳しい状況が続いており、今後もその厳しさは増していくことが危惧されております。人口減少と少子高齢化が急速に進みつつある日本は、今、大きな転換期を迎えており、一昨年に実施をした国勢調査では、1920年の調査開始以来、初めて人口が減少に転じました。本市におきましても、既に人口減少の局面に差しかかっております。そして、これから先10年以内、具体的に申し上げますと、2025年には団塊世代の皆様が後期高齢者の年齢域となり、その15年後の2040年には団塊ジュニア世代の皆様が65歳以上となり、本市の高齢化率が急激に上昇いたします。さらには、2045年以降には、全ての世代において人口が減少するとされております。急速な人口構造の変化は、これまで以上に複雑化する行政課題の発生や、さまざまな地域課題の顕在化によって、地方自治体に大きな影響を及ぼすことが予測されております。各自治体には、新たな課題に応じた解決策をみずから考え、地域の実情に即した持続可能な行政運営を行うことが求められております。
地方創生の実現に向けた自治体運営の真価が問われる時代を迎えるに当たり、今後も
各務原市が持続的に発展していくためには、健全な財政基盤の一層の充実化を図ることで、しっかりと足元を固め、将来を見据えた、堅実で安定した行政運営を継続して推進することが極めて重要であると確信をしております。
平成29年度は、総合計画前期基本計画の折り返し地点となります。市民の皆様がこのまちに住んでよかった、このまちに住み続けたいと心から実感していただけるよう、多様化する行政需要、潜在的な行政需要の正確な把握に努め、事務事業の実施状況や施策の有効性などを的確に評価し、課題については継続的な改革・改善につなげていくことで推進力を高め、前期基本計画で掲げた目標値を上回る成果が得られるように、全力で取り組んでまいる所存であります。
本年、年頭の挨拶におきまして、人を「育む」ことでまちが育ち、理想とする「しあわせを実感できるまち」が内側から広がっていくよう、地道に、実直に歩みを進めてまいりたいとの思いを述べさせていただきました。地域の課題と向き合い、地域をよりよくしようと意欲的に活動されている方がふえてきており、さまざまなまちづくり活動が活発化していることを肌で感じております。人は人のつながりによって育まれます。今後も市民の皆様には、対話を通して、まちづくりの現状と課題をわかりやすくお伝えし、ともに目指していく理想の共有化に努めるとともに、子育て支援、教育、雇用、福祉、防災などあらゆる分野で、将来のまちの姿を見据えた地域におけるつながりや支え合う仕組みを構築いたします。そして、全ての市民の皆様が、みずからの生活の中で培った経験や能力を発揮し、互いに支え合いながら、お一人お一人が主役となり、積極的、継続的にまちづくり活動に取り組むことができる環境を整え、地域力を原動力とした活力あるまちづくりを目指してまいります。
以上、
平成29年度の市政運営に対する基本的な考え方を述べさせていただきました。
議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
それでは、
今期定例会に提出をいたしました議案について、御説明を申し上げます。
今期定例会に提出いたしました議案は、
・新年度予算 6件
・本年度予算の補正 4件
・
条例の制定・改正 10件
・協
議会の設置 1件
・事務委託の
協議 1件
・
市道路線の廃止・認定 1件
・人事の案件 4件
の合計27案件であります。
以下、議第1号から議第6号までの新年度予算から順次御説明をいたします。
子どもたちの笑う声が響き、若者が生き生きと学び、働き、高齢者の方も安心して暮らすことができるまち。そんな笑顔があふれる元気なまちの実現を目指し、
平成27年度から新しい総合計画をスタートさせました。市民の皆様との対話を重ね、ともに考え、形にしてきた施策や事業にひたむきに取り組むことによって、10年、20年さきの未来へとつながる基礎を着実に積み上げてまいりました。
平成29年度は、これまでの歩みを緩めることなく、さらに元気で光輝くまちとするため、子育て支援、教育の分野の充実はもちろん、防災や福祉、産業・雇用などあらゆる分野に力を入れ、その基礎を確固たるものとしてまいります。
人を「育む」ことでまちが「育つ」。市民の皆様とともに育むまちづくりが、「しあわせを実感できるまち」につながると信じて、これからも地道に、そして実直に歩みを進めてまいります。
このような考え方に基づき編成をいたしました
平成29年度の予算規模は、
・一般会計 467億3000万円
・特別会計 359億866万7000円
・企業会計 35億7527万3000円
・総 額 862億1394万円
であります。
これを
平成28年度当初予算と比較いたしますと、一般会計で2.8%の増、特別会計で1.7%の増、企業会計で2.9%の減、総額では2.1%の増となります。
続きまして、一般会計の歳入の主なものについて、順次御説明を申し上げます。
平成29年度においては、国の予算編成や地方財政対策の動向などを注視し、歳入全般にわたって適切な財源の確保に努めました。
市税については、個人給与所得や企業収益の状況などから、個人市民税は横ばい、法人市民税については減収を見込んだほか、家屋・償却資産といった固定資産税の増収を見込むなど、対前年度当初比0.8%増の206億6426万1000円を計上しております。
地方交付税については、地方財政対策の状況などを勘案し、対前年度同額の30億円を計上しております。
国庫支出金については、国土交通省の社会資本整備総合交付金を活用した道路・公園などの整備、維持補修を計画的に推進するなど、対前年度当初比5.2%減の62億3208万5000円を計上しております。
県支出金については、かかみがはら航空宇宙科学博物館リニューアル事業負担金を活用し、博物館のリニューアルを推進するなど、対前年度当初比64.5%増の48億7079万2000円を計上しております。
市債については、臨時財政対策債のほか、合併特例債などを発行するため、対前年度当初比8.5%減の18億8990万円を計上しております。
次に、一般会計の歳出予算から、新年度に実施をいたします主要施策を「誇り」「やさしさ」「活力」の3つの基本理念と9つの基本目標に沿って、順次御説明を申し上げます。
まず1つ目の基本理念は「誇り」。新しい人づくり・地域づくりであります。ここでは、市民協働、教育・文化・スポーツ、環境の3つを基本目標に掲げております。
主要事業といたしましては、まちづくり支援事業、かかみがはら寺子屋事業2.0、ふるさと発見事業、生活環境向上事業などを展開してまいります。
まちづくり支援事業は、まちづくりの一丁目一番地である市民協働を推進していくものであります。地域の課題解決のため、さまざまなまちづくり活動に取り組んでくださる皆様を継続的にサポートするとともに、新たな担い手育成にも取り組んでまいります。
かかみがはら寺子屋事業2.0では、この地域で将来にわたって活躍できる人材を育成したい、生まれ育ったこの地域への郷土愛を育んでほしいとの思いから、地域の皆様とともにつくり上げていく各種事業を展開してまいります。
平成29年度は、基礎学力定着事業(放課後学習室)、福祉体験学習事業、
各務原ものづくり見学事業を拡充して実施することにより、
子どもたちの夢や豊かな感性を育み、将来への可能性を広げてまいります。
また、市の歴史や文化、産業などを知り、学ぶことによって、
子どもたちの郷土への愛着や誇りの醸成につなげるふるさと発見事業を実施いたします。
そして、児童生徒や保護者の方々などの悩み・相談にワンストップで対応できる相談機能と、教
職員の授業力・指導力の向上を図る研修機能を集約した(仮称)
各務原市教育センターを設置し、御利用される方々が安心していただけるような支援体制を整備するとともに、質の高い教育を推進してまいります。
生活環境向上事業では、生活排水の効率的な処理を行うため、クリーンセンターの改修に向けた詳細設計などを実施いたします。
2つ目の基本理念は「やさしさ」。新しい安心づくりであります。ここでは、保健・医療、福祉・社会保障、防災・防犯の3つを基本目標に掲げております。
主要事業といたしましては、東保健相談センター事業、相談体制充実事業、生活支援体制整備事業、新庁舎建設事業などを展開してまいります。
市東部地区の拠点施設として、
平成29年3月21日にオープンする予定の鵜沼市民サービスセンター内に東保健相談センターを開設し、マタニティー広場や乳幼児健診などの各種保健・相談事業を拡充して実施することにより、市民の皆様の健やかな暮らしを支えてまいります。
相談体制充実事業は、複雑化・多様化している子育て、障がいの分野に係る相談に適切に対応するため、支援体制の充実・強化を図っていくものであります。
子育て相談体制強化事業では、子育て支援課に相談員を1名増員し、支援が必要な御家庭の早期発見、早期対応を行うとともに、関係機関との連携を強め、より適切な支援へとつなげてまいります。
また、総合的かつ専門的な相談窓口としての機能を備えた基幹相談支援センターを設置し、障がいを持った方々のライフステージに応じた、切れ目のない支援を行ってまいります。
新庁舎建設事業は、市民の安全・安心な暮らしを支え、みんなに優しい庁舎を目指して、新庁舎の基本設計に取り組んでまいります。その過程におきましても、市民ワークショップ、ユニバーサルデザイン意見交換会のほか、パブリックコメントなどを実施することにより、市民の皆様の御意見・御提案を幅広くいただきながら丁寧に進めてまいります。
3つ目の基本理念は「活力」。新しい元気づくりであります。ここでは、基盤整備、産業、行財政の3つを基本目標に掲げております。
主要事業といたしましては、都市基盤整備事業、シティプロモーション推進事業、かかみがはら航空宇宙科学博物館リニューアル事業、地育地就事業などを展開してまいります。
都市基盤整備事業では、安心で快適に暮らせる都市空間の形成や、暮らしを支える道路などの整備を着実に推進し、犬山東町線バイパスについては、一部暫定供用の開始を目指してまいります。
また、将来のまちづくりを見据え、各務山の採石場跡地を有効的に活用するため、各務山土地開発事業により、土地利用に関する検討を開始いたします。
シティプロモーション推進事業では、イオンモール
各務原の2階に移住定住に関するワンストップ相談窓口を設置し、本市の住まい・仕事・魅力に関する情報を総合的に発信する移住定住総合窓口設置事業を実施いたします。
かかみがはら航空宇宙科学博物館リニューアル事業は、
子どもたちの空・宇宙への夢や憧れを育むとともに、日本の航空宇宙分野の中心地の1つである本市にふさわしい人材育成の拠点施設とするため、岐阜県と連携した施設整備に引き続き取り組み、
平成30年3月のリニューアルオープンを目指してまいります。
そして地育地就事業では、本市出身者の多くが岐阜県内や愛知県内の大学等へ進学していることから、この地域の学生をターゲットに、市商工
会議所とも連携をしながら、市内企業への就職を促進する各種事業を展開いたします。企業人材全力応援室を新設するなど、人材確保に課題を抱える企業の支援に全力で取り組んでまいります。
続きまして、新年度予算以外の議案について御説明をいたします。
議第7号、議第8号及び議第10号の3案件は、本年度予算の補正に関するものであります。
議第7号は、
平成28年度
一般会計補正予算(第5号)を定めようとするもので、国の補正予算に伴う地域介護・福祉空間整備等施設整備補助事業を初め、福祉医療費助成事業、障がい児通所支援事業、地域経済循環創造事業など、当面の行政需要に対応するため、歳入歳出予算、繰越明許費及び地方債の補正を行うものであります。
歳入歳出予算の補正につきましては、それぞれ1億6559万7000円を追加し、補正後の予算総額を493億7054万5000円とするものであります。
繰越明許費の補正につきましては、国の補正予算に伴う事業の追加、その他事業の執行状況の見込みにより、個人番号カード交付事業ほか11件を追加、道路ストック補修事業ほか3件を変更するものであります。
地方債の補正につきましては、起債対象事業費の追加、発行可能額の確定により、鵜沼市民サービスセンター施設整備事業債ほか2件を変更するものであります。
議第8号は、
平成28年度
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を定めようとするもので、事業の執行状況の見込みにより、介護保険システム改修事業を翌年度に繰り越して実施しようとするものであります。
議第10号は、
平成28年度
下水道事業特別会計補正予算(第4号)を定めようとするもので、木曽川右岸流域下水道事業維持管理負担金に不足が見込まれることから、歳入歳出予算にそれぞれ4756万円を追加し、補正後の予算総額を37億9584万8000円とするものであります。
繰越明許費の補正につきましては、事業の執行状況の見込みにより、おがせ幹線第1工区外6管渠整備事業を翌年度に繰り越して実施しようとするものであります。
次に、議第11号から議第20号までの10案件は、
条例の制定・改正に関するものであります。
議第11号は、識見を有する
監査委員の報酬の額を改める等のため、議第12号は、休暇の種類に介護時間を加える等のため、議第13号は、地方公務員の
育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、関係規定を整備するため、議第14号は、地方税法等の一部改正に伴い、関係規定を整備するため、議第15号は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、関係
規定を整備するため、議第16号は、
平成29年度における介護保険料の額の特例を定めるため、議第17号は、市に教育センターを設置するため、議第18号は、中央図書館の第1研修室を廃止する等のため、議第19号は、建築物省エネ法の施行に伴い、適合性判定申請手数料等を定めるため、議第20号は、介護時間に係る給与の減額を定めるため、それぞれ
条例を制定・改正しようとするものであります。
次に、議第21号は、岐阜県と岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に関する事務を共同して管理し、及び執行するため、規約を定め、協
議会を設置しようとするものであります。
議第22号は、山県市及び下呂市から受託している
電子情報処理による
戸籍事務に関し、新たに美濃加茂市から受託しようとするものであります。
議第23号は、都市再生整備計画事業に伴い、
市道路線を再編成するため、それぞれ廃止及び認定しようとするものであります。
最後に、議第24号から議第27号までは、人事の案件に関するものであります。
議第24号は、
各務原市副
市長 磯谷均氏の任期が3月31日に満了するため、再び同氏を
選任しようとするものであります。
議第25号は、
各務原市
監査委員 磯野孝博氏の任期が4月1日に満了するため、その後任に五島浩利氏を
選任しようとするものであります。
議第26号は、
各務原市
公平委員会委員 森川幸江氏の任期が3月31日に満了するため、再び同氏を
選任しようとするものであります。
議第27号は、人権擁護委員 梶原上氏の任期が6月30日に満了するため、その後任の候補者に島田和敏氏を推薦しようとするものであります。
いずれも人格・識見ともにすぐれ、その職務を全うされるに適任であると存じます。
以上御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願いを申し上げます。
○
議長(
岡部秀夫君) 以上で説明は終わりました。
───────────────────────────
△
日程第34、市議第2号
○
議長(
岡部秀夫君)
日程第34、市議第2号を議題といたします。
───────────────────────────
○
議長(
岡部秀夫君)
職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。
7番 杉山元則君。
(7番 杉山元則君登壇)
◆7番(杉山元則君) 市議第2号
市役所の
耐震補強か
建て替えかを選択する
住民投票条例について、提案理由を説明させていただきます。
昨年ですけれども、
平成28年12月
議会で有効署名8676名とともに、
市役所の
耐震補強か
建て替えかを選択する
住民投票条例が提出されましたが、議論の結果、否決をされました。しかし、その後、建てかえに反対の市民はもちろんですけれども、建てかえに賛成の市民も、なぜ
住民投票条例を否決したのか、住民
投票を行えばいいんじゃないか、そういう声が多く聞かれました。
今回の
選挙でも、
市役所建てかえに反対を表明した私のような候補者も当選をしています。ですから、今回
議会の改正もございました。新しい
議員の方もお見えになりますので、そういった方も含めて、改めて
議会の意思を問いたいというふうに考えますので、この
条例の提出をいたしました。
以下に関しては、提案理由をお読みください。各
議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○
議長(
岡部秀夫君) 以上で説明は終わりました。
───────────────────────────
○
議長(
岡部秀夫君) なお、質疑の発言通告書は、3月10日午前10時までに御提出ください。
───────────────────────────
△
日程第35、議第9号
○
議長(
岡部秀夫君)
日程第35、議第9号を議題といたします。
───────────────────────────
○
議長(
岡部秀夫君)
職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。
市長 浅野健司君。
(
市長 浅野健司君登壇)
◎
市長(
浅野健司君) 議第9号は、
平成28年度
下水道事業特別会計補正予算(第3号)を定めようとするもので、事業の執行状況の見込みにより、桜町処理分区第3工区外1管渠整備事業を翌年度に繰り越して実施しようとするものであります。
よろしく御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願いいたします。
○
議長(
岡部秀夫君) 以上で説明は終わりました。
───────────────────────────
○
議長(
岡部秀夫君) なお、質疑の発言通告書は、本日午後2時までに御提出ください。
これより議案精読のため、午後2時10分まで休憩いたします。
(休憩) 午後1時46分
───────────────────────────
(再開) 午後2時10分
○
議長(
岡部秀夫君) 休憩前に引き続き
会議を開きます。
───────────────────────────
○
議長(
岡部秀夫君) これより質疑に入りますが、質疑の通告はありません。
これをもって質疑を終結いたします。
───────────────────────────
△1、
委員会付託省略(議第9号)
○
議長(
岡部秀夫君) おはかりいたします。ただいま議題の議第9号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
岡部秀夫君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の議第9号については、委員会付託を省略することに決しました。
───────────────────────────
○
議長(
岡部秀夫君) これより討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○
議長(
岡部秀夫君) これをもって討論を終結いたします。
───────────────────────────
○
議長(
岡部秀夫君) これより採決を行います。
おはかりいたします。議第9号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(
岡部秀夫君) 起立全員であります。よって、議第9号は原案のとおり可決されました。
○
議長(
岡部秀夫君) これより暫時休憩いたします。
(休憩) 午後2時10分
───────────────────────────
(再開) 午後2時11分
○
議長(
岡部秀夫君) 休憩前に引き続き
会議を開きます。
───────────────────────────
△1、
日程追加(議第28号)
○
議長(
岡部秀夫君) ただいまお手元に配付したとおり、議第28号が提出されました。
おはかりいたします。この際、これを
日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
岡部秀夫君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議第28号を
日程に追加し、議題とすることに決しました。
───────────────────────────
△
日程第1、議第28号
○
議長(
岡部秀夫君)
日程第1、議第28号を議題といたします。
15番
水野盛俊君に申し上げます。本件は、
地方自治法第117条の
規定に抵触いたしますので、議場からあなたの退席を求めます。
(15番
水野盛俊君退場)
───────────────────────────
○
議長(
岡部秀夫君)
職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。
市長 浅野健司君。
(
市長 浅野健司君登壇)
◎
市長(
浅野健司君) 本日追加提出いたしました議案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
議第28号は、市議
会議員のうちから
選任されておりました
各務原市
監査委員 川嶋一生氏の任期が3月3日に満了したため、その後任に
水野盛俊氏を
選任しようとするものであります。
同氏は、人格・識見ともにすぐれ、その職務に適任であると存じますので、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
岡部秀夫君) 以上で説明は終わりました。
───────────────────────────
○
議長(
岡部秀夫君) これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」との声あり)
○
議長(
岡部秀夫君) これをもって質疑を終結いたします。
───────────────────────────
△1、
委員会付託省略(議第28号)
○
議長(
岡部秀夫君) おはかりいたします。ただいま議題の議第28号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
岡部秀夫君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の議第28号については、委員会付託を省略することに決しました。
───────────────────────────
○
議長(
岡部秀夫君) これより討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○
議長(
岡部秀夫君) これをもって討論を終結いたします。
───────────────────────────
○
議長(
岡部秀夫君) これより採決を行います。
おはかりいたします。議第28号を原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(
岡部秀夫君) 起立全員であります。よって、議第28号は原案のとおり同意されました。
15番
水野盛俊君の除斥を解きます。
(15番
水野盛俊君入場)
───────────────────────────
△
日程第36、
休会期間の決定
○
議長(
岡部秀夫君)
日程第36、
休会期間の決定を議題といたします。
おはかりいたします。議案精読のため、3月9日から3月20日までの12日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○
議長(
岡部秀夫君) 御異議なしと認めます。よって、3月9日から3月20日までの12日間休会することに決しました。
なお、質問の発言通告書は3月9日午前10時までに御提出ください。
───────────────────────────
△1、散会
○
議長(
岡部秀夫君) 以上で本日の
日程は全部終了いたしました。
本日はこれをもって散会いたします。
(散会) 午後2時15分
───────────────────────────
地方自治法第123条第2項の
規定により、ここに署名する。
各務原市
議会臨時議長 足 立 孝 夫