各務原市議会 2016-10-03
平成28年10月 3日建設水道常任委員会-10月03日-01号
平成28年10月 3日
建設水道常任委員会-10月03日-01号平成28年10月 3日
建設水道常任委員会
建設水道常任委員会記録
平成28年10月3日(月曜日)午前9時59分開議
議事堂第3委員会室
【付託事項】
1.認第 1号 平成27年度各務原市
一般会計決算の認定の所管事項
2.認第 5号 平成27年度各務原市
下水道事業特別会計決算の認定
3.認第 6号 平成27年度各務原市
水道事業会計決算の認定
4.議第95号 平成27年度各務原市
水道事業会計未
処分利益余剰金の処分
5.議第93号 工事請負契約の締結(雄飛ケ丘第2
住宅A棟耐震補強等工事(建築))
6.議第94号 損害賠償の額を定めること
7.議第96号 市道路線の認定(市道鵜1385号線ほか4路線)
8.議第97号 市道路線の廃止及び認定(市道川40号線)
9.議第84号 平成28年度各務原市
一般会計補正予算(第2号)の所管事項
〇出席委員(6名)
委員長 池 戸 一 成 君
副委員長 瀬 川 利 生 君
委 員 横 山 富士雄 君
委 員 波多野 こうめ 君
委 員 神 谷 卓 男 君
委 員 三 丸 文 也 君
〇オブザーバー(1名)
議 長 古 田 澄 信 君
〇傍聴議員(17名)
1 番 黒 田 昌 弘 君
2 番 五十川 玲 子 君
4 番 大 竹 大 輔 君
5 番 岩 田 紀 正 君
6 番 津 田 忠 孝 君
7 番 永 冶 明 子 君
9 番 吉 岡 健 君
11 番 仙 石 浅 善 君
12 番 水 野 盛 俊 君
13 番 坂 澤 博 光 君
14 番 川 嶋 一 生 君
16 番 杉 山 元 則 君
17 番 岡 部 秀 夫 君
18 番 足 立 孝 夫 君
19 番 三 和 由 紀 君
20 番 梅 田 利 昭 君
24 番 藤 井 國 雄 君
〇説明のため出席した者の職氏名
市 長 浅 野 健 司 君
副市長 磯 谷 均 君
企画総務部長 鷲 主 英 二 君
法令審査監 星 野 正 彰 君
企画政策課長 平 工 泰 聡 君
財政課長 西 崎 吏 君
管財課長 加 藤 雅 人 君
契約経理課長 永 井 昭 徳 君
都市建設部長 服 部 隆 君
参与(
都市計画課長事務取扱)
村 瀬 普 君
次長兼道路課長 澤 田 信 浩 君
技術調整監 矢 橋 正 彦 君
管理課長 安 藤 信 明 君
用地課長 河 田 俊 司 君
河川公園課長 相 澤 毅 君
建築指導課長 牧 田 洋 之 君
下水道課長 山 本 卓 哉 君
環境水道部長 永 田 昭 人 君
参与(
北清掃センター所長事務取扱)
足 立 全 規 君
参与(
水道施設課長事務取扱)
松 田 鉄 郎 君
環境政策課長 恒 川 伸 二 君
クリーンセンター所長 矢 井 隆 之 君
水道総務課長 小 島 剛 君
会計管理者 寺 嶋 健 司 君
監査委員事務局長兼
選挙管理委員会事務局長
兼
公平委員会書記長 田 島 元 一 君
〇職務のため出席した事務局職員
議会事務局長 中 野 浩 之
次長兼総務課長 土 川 孝
総務課主幹 前 島 宏 和
主任主査兼総務係長 長谷部 実輝彦
主 査 戸 田 梨 恵
書 記 阿 部 起 也
書 記 横 田 直 也
─────────────────────────
(開会) 午前9時59分
○委員長(池戸一成君) ただいまから
建設水道常任委員会を開会いたします。
今期定例会に審査の付託を受けました各案件について、議案付託表に基づき、順次審査願います。
発言は、委員長の許可を得て、一問一答形式により順序よく発言願います。
なお、最初に申し上げておきますが、質疑をする際は資料のページを示してから発言ください。また、発言は簡潔明瞭に願います。
初めに、認第1号中、当委員会に所管する事項を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) それでは、認第1号 平成27年度各務原市
一般会計決算の認定のうち、環境水道部及び都市建設部が所管いたします歳入決算から御説明申し上げます。
平成27年度各務原市
歳入歳出決算書42、43ページをお願いいたします。
14款使用料及び手数料でございます。1項使用料、3目衛生使用料のうち、1節
保健衛生使用料、収入済額5648万7627円の中には、所管分といたしまして、墓地使用料が955万8000円、墓地管理料が8万6000円、火葬場使用料が217万8000円ございます。なお、収入未済額の12万円は墓地管理料の未収分でございます。
続きまして、2節環境使用料、収入済額26万1680円は、中部電力及びNTTの
敷地占用使用料と
ごみ処理施設の保守点検業務に伴う
現場管理事務所等の
行政財産目的外使用料でございます。
◎管理課長(安藤信明君) 同じく42、43ページ、7目土木使用料、1節
道路橋梁使用料、収入済額1億2005万3549円につきましては、道路占用料でございます。
2節
都市計画使用料、収入済額94万8847円につきましては、公園使用料5万6810円、
公園敷地占用料63万3797円、学びの森・雲のテラス使用料24万6240円、電柱の敷地占用料1万2000円でございます。
44、45ページでございます。
3節住宅使用料、収入済額6695万2825円につきましては、市営住宅の家賃が6688万5925円、電柱等の土地占用料が6万6900円でございます。なお、不納欠損額68万3462円は、市営住宅の家賃で債権放棄を行ったものでございます。
4節
法定外公共物使用料、収入済額514万1707円につきましては、法定外道路・水路の使用料でございます。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 2項手数料、2目衛生手数料、1節
保健衛生手数料、収入済額528万4700円につきましては、犬の登録及び
狂犬病予防注射済み票の交付手数料でございます。
続きまして、2節環境手数料、収入済額1億562万510円につきましては、
北清掃センターへ搬入された廃棄物の処理手数料として8045万4760円、
ごみ処理手数料などといたしまして2516万5750円でございます。
◎管理課長(安藤信明君) 4目土木手数料、1節
都市計画手数料、収入済額487万5340円につきましては、開発許可審査の手数料487万3190円と、市街化区域及び
市街化調整区域の証明手数料が2150円でございます。
2節住宅手数料、収入済額1214万7100円につきましては、
確認申請等手数料492万1100円、
屋外広告物設置許可申請手数料722万6000円でございます。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 続きまして、15款国庫支出金でございます。
46、47ページをお願いいたします。
2項国庫補助金、3目
衛生費国庫補助金、4節
環境費交付金の収入済額1708万1000円は、浄化槽設置に伴う国庫補助金でございます。
◎管理課長(安藤信明君) 7目
土木費国庫補助金、1節
道路橋梁費補助金、収入済額4億7154万4500円につきましては、国土交通省の
社会資本整備総合交付金が3億8829万7500円、防衛省の
民生安定施設整備事業補助金が8324万7000円となっております。
3節
都市計画費補助金、収入済額3010万円につきましては、防災・
安全交付金事業などに係る国費分でございます。
4節
住宅費補助金、収入済額1006万2000円につきましては、住宅・
建築物耐震改修等事業補助金でございます。
5節
道路橋梁費補助金(繰越分)、収入済額726万円につきましては、平成26年度からの繰り越しによるもので、国土交通省の
社会資本整備総合交付金でございます。
13節
都市計画費交付金、収入済額5663万9500円につきましては、
社会資本整備総合交付金事業に係る国費分でございます。
14節
住宅費交付金、収入済額193万9000円につきましては、
市営住宅耐震補強事業交付金でございます。
48、49ページでございます。
3項委託金、4目
土木費委託金、2節
河川費委託金、収入済額251万8409円は、川島地区内の樋管操作に対する国土交通省からの委託金でございます。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 16款県支出金でございます。
50、51ページをお願いいたします。
2項県補助金、3目
衛生費県補助金、1節
保健衛生費補助金、収入済額751万1920円には、所管分といたしまして、公衆浴場の設備改善に伴う県補助金28万2000円がございます。
また、2節
環境費補助金、収入済額1430万5050円は、浄化槽設置に伴う県補助金及び
アルゼンチンアリ防除事業に伴う清流の
国ぎふ森林環境基金事業補助金でございます。
◎管理課長(安藤信明君) 52、53ページでございます。
7目
土木費県補助金、3節
都市計画費補助金、収入済額24万4000円は、
土地利用規制等事務に係る補助金でございます。
5節
住宅費補助金、収入済額733万4270円につきましては、
建築物等耐震促進事業に係る補助金でございます。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 3項委託金、3目
衛生費委託金、1節
保健衛生費委託金、収入済額28万5968円につきましては、岐阜県が設置いたします
大気汚染自動測定局の
管理測定委託金でございます。
◎管理課長(安藤信明君) 6目
土木費委託金、1節
土木管理費委託金、収入済額131万9350円につきましては、
県道岐阜那加線用地取得事務に係る県からの委託金でございます。
3節
河川費委託金、収入済額1334万5018円につきましては、県管理河川の堤防除草1049万4360円、
上戸排水機場操作維持管理285万658円で、河川等管理に係る県からの委託金でございます。
5節
住宅費委託金、収入済額6万6000円につきましては、
建築物実態調査に係る県からの委託金でございます。
続いて、17款財産収入でございます。
1項財産運用収入、1目財産貸付収入、1節
土地建物貸付収入、収入済額4209万1091円の中には、所管分として、
土地建物貸付収入、中山道鵜沼宿の宇留摩庵のテナント料100万2150円がございます。
2目利子及び配当金、2節
出資配当金収入、収入済額38万4040円の中には、所管分として
株式会社ぎふ建築住宅センターの株主配当金25万5000円がございます。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 54、55ページをお願いいたします。
21款諸収入でございます。
56、57ページの中ほどをお願いいたします。
6項雑入、5目雑入、4節衛生費雑入、収入済額7158万6097円の中には、所管分といたしまして、
北清掃センターで処理された瓶、缶、メタル、スラグなどの売り払い代金として4829万8593円、ペットボトルの再
商品化合理化拠出金といたしまして965万4230円、
北清掃センターにおけるごみ発電と太陽光発電による余剰電力の売却収入275万5771円などがございます。
◎管理課長(安藤信明君) 続いて、8節土木費雑入、収入済額1389万9074円は、国道21号三
柿野高架下駐車場収入、
東日本大震災塩竈市・釜石市
派遣職員給与費負担金、
都市計画地図等の販売代金などでございます。
以上で歳入の説明を終わらせていただきます。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) それでは、引き続きまして、
環境水道部所管の環境費の歳出決算について御説明いたします。
歳入歳出決算書の78、79ページをごらんください。
環境費は、4款衛生費の中に属しておりまして、1項保健衛生費は健康福祉部の所管でございます。
80、81ページをお願いいたします。
2項環境費からが環境水道部の所管分でございます。
環境費の決算の概要でございますが、当初予算が24億4398万6000円、補正予算額が1732万7000円の減額、予算の合計は24億2665万9000円でございます。支出済額は23億1068万2117円で、執行率は95.2%、また支出済額の歳出決算総額に占める環境費の割合は5.0%でございます。環境費といたしまして、対前年比4682万円、率にしまして2.0%の減となっております。
それでは、歳出決算の詳細につきまして、
決算認定資料の51ページから、主な施策の成果及び実績について、丸印のついている中事業ごとに給与費を除いた分について御説明いたします。
決算認定資料は51ページ、
歳入歳出決算事項別明細書は80、81ページでございます。
2項環境費、1目環境総務費の環境総務費604万4000円では、6月の環境月間に
環境学習パネル展を実施し、本市の環境に関する取り組みを紹介しました。また、環境市民会議を開催し、環境基本計画に基づく事業の実施状況などの報告をいたしました。
続きまして、2目環境保全費でございます。2目環境保全費、
環境保全対策費1234万5000円では、7月4日に環境についての学習と工作を行う親子環境教室と
環境パフォーマーによる
ECO実験パフォーマンスを開催しました。
また、7月には、水質・生物・地球温暖化の3分野に関する
子ども環境教室を開催いたしました。
地下水対策事業では、地下水の汚染状況を把握するために、90カ所の自家用井戸と7カ所の観測井について水質観測を実施するとともに、
地下水保全対策として、市内119カ所で年2回の一斉水位観測を行いました。
決算認定資料は、52ページをお願いいたします。
大気、
騒音等環境測定事業では、環境の保全と公害防止のために、大気測定や河川などの水質調査、道路・航空機の騒音測定を実施しました。
美しい
まちづくり推進事業では、
環境美化監視委員による市内の巡回や、土地所有者に対して、ごみの散乱防止の指導などを行いました。
環境衛生対策費5078万円では、犬の登録・
狂犬病予防事業では犬の登録と
狂犬病予防注射を行いました。また、
アルゼンチンアリ防除事業では、年2回の一斉防除と冬季防除を行いました。
市補助金の執行では、
浄化槽設置整備事業として、水質汚濁防止のために浄化槽設置者に対して105件の補助金を交付しました。
53ページをお願いいたします。
公衆浴場設備改善補助金として、1件42万3000円の補助金を交付いたしました。
鳥害防止対策事業として、1件162万円の補助金を交付しました。
続きまして、3目塵芥処理費でございます。
3目塵芥処理費、塵芥処理費4億9054万3000円では、一般廃棄物の収集運搬事業として、家庭から排出された可燃ごみ、不燃ごみなどの収集運搬業務を委託し、適正なごみ処理に努めました。
緑ごみリサイクル事業では、回収拠点や市民清掃などから排出された緑ごみ1225トンを
バイオマス燃料として再資源化しました。
資源集団回収奨励事業では、古紙などの回収活動を実施された
資源集団回収団体に対して奨励金を交付いたしました。
決算認定資料は、54ページをお願いいたします。
不
用品リユース事業では、
北清掃センターに粗大ごみとして搬入された家具類のうち、小規模な修繕で再利用可能なものを修繕して、市民の皆さんに販売をいたしました。
北清掃センター管理費でございます。12億6146万8000円では、収集や自己搬入された可燃ごみ、不燃ごみなどを適正に受け入れ、処理をいたしました。また、施設の安全運転、コスト低減、リサイクルの推進を図り、適正な管理に努めました。ごみの種類別搬入量及び処理実績はごらんのとおりでございます。
55ページをお願いいたします。
リサイクル施設管理費2154万9000円では、
不燃物ステーションでの分別収集や
北清掃センターへ自己搬入されましたペットボトルを、分別、減容、こん包などの中間処理を行い、廃棄物の再資源化に努めました。処理実績はごらんのとおりでございます。
4目し尿処理費でございます。
クリーンセンター管理費7716万7000円では、搬入されたし尿及び浄化槽汚泥を周辺環境への影響に配慮し適正に処理いたしました。処理実績はごらんのとおりでございます。
歳入歳出決算事項別明細書は82、83ページをお願いいたします。
クリーンセンター施設整備費4221万9000円では、設備の計画的な維持修繕工事、緊急的な修繕工事を行いました。
続きまして、5目
火葬場墓地費でございます。
火葬場管理費6138万9000円では、瞑想の森市営斎場の火葬施設の適正な維持管理に努めました。施設の利用状況はごらんのとおりでございます。
火葬場施設整備費1513万8000円では、火葬炉の定期修繕や空調設備の改修を行いました。
決算認定資料は、56ページをお願いいたします。
墓地管理費1217万9000円では、市営墓地の適正な維持管理を行いました。
墓地施設整備費668万5000円では、墓参者への利便性の向上を図るため、墓地の上部にある駐車スペースを9台分整備するとともに、墓地区画の改修工事などを行いました。
以上で環境費の歳出決算の説明を終わります。
◎管理課長(安藤信明君) それでは、
都市建設部所管の土木費の歳出決算について御説明申し上げます。
歳入歳出決算事項別明細書は90ページをごらんください。
まず、土木費決算の概要でございますが、8款土木費、当初予算額が36億1712万4000円、補正予算額が189万2000円の増額、26年度からの繰越額が8421万4000円で、予算の合計は37億323万円でございました。支出済額は30億1166万1983円で、予算の合計に対する割合は81.3%です。28年度への繰越額は、繰越明許費1億5232万1000円でございまして、それを含めますと、予算に対する割合は85.4%となります。不用額は5億3924万7017円で、不用額の予算に対する割合は14.6%となっております。また、支出済額の
一般会計歳出決算額全体に占める割合は6.5%で、土木費としましては、対前年度4億699万3644円、11.9%の減となっています。
決算認定資料の81ページをお願いいたします。
歳入歳出決算事項別明細書は、同じ90から91ページになります。
それでは、決算の詳細につきまして、
決算認定資料の主要な施策の成果及び実績に基づき、丸印のついている中事業ごとに、給与費を除いた経費について説明させていただきます。
8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費でございます。
土木総務費(管理課)6273万8000円は、土木費の総括的な経費でございまして、市道や普通河川等の適切な維持管理に努めたものでございます。主な経費といたしまして、道路照明等に係る光熱水費、官民境界の確認業務の委託料、駅周辺における
自転車駐輪場管理委託料などでございます。
土木総務費(用地課)8万2000円は、用地取得に必要な経費や取得済み用地の適正な管理に努めた経費でございます。
土木総務費(道路課)3647万円でございますが、自治会の要望等に基づき、道路反射鏡、区画線、防護柵等の交通安全施設を整備して交通事故の防止に努めるとともに、夜間の犯罪防止を図るため防犯灯を設置しました。
続きまして、2項道路橋梁費の2目道路維持費でございます。
道路維持補修費5億2420万7000円については、自治会要望等に基づき、
道路維持補修工事、除草、清掃、破損箇所の修繕などを行い、道路の適切な維持管理に努めました。
次に、
決算認定資料82ページをごらんください。
3目
道路新設改良費でございます。
市単道路改良費3081万9000円は、市単独事業として、那加中通りの市道那141号線の用地取得及び
道路改良工事、市道蘇北485号線ほか2路線の用地取得を行いました。
防衛省調整交付金事業費1億906万5000円でございます。防衛省の調整交付金を活用して、尾崎中央通りの市道那837号線など3路線において、
バリアフリー歩道を整備する
道路改良工事を行いました。
地方道路整備事業費(国交省)4億7368万7000円でございます。国土交通省の
社会資本整備総合交付金を活用して、
決算認定資料83ページに記載のとおり、
道路改良事業として、
日野岩地大野線の市道那378号線を初め、さくら通りの市道那1043号線ほか1路線、那加山後町の市道那168号線、那加昭南町の市道那616号線、鵜沼南町周辺生活道路の用地取得や
道路改良工事を行いました。また、
道路ストック補修事業として、新加納歩道橋の補修工事、にんじん通りの市道鵜932号線の舗装打ちかえなどを行いました。
地方道路整備事業費(防衛省)1億213万4000円でございます。防衛省の
民生安定施設整備事業補助金を活用して、1枚めくっていただき、84ページに記載のとおり、鵜沼朝日町と前渡東町を結ぶ市道鵜36号線、郷戸池西の市道各443号線の道路整備を行うため、道路改良舗装工事、用地取得、物件移転補償などを行いました。
県道改良費151万1000円は、岐阜県が各務原市内で施行した岐阜那加線、長森各務原線、岐阜鵜沼線の
道路改良事業に伴う市の負担金でございます。
地方道路整備事業費(国交省・繰越分)1500万6000円は、平成26年度からの繰り越しにより、国土交通省の
社会資本整備総合交付金を活用して境川橋の拡幅工事を行いました。
5目橋梁新設改良費でございます。
橋梁維持改良費7075万円でございます。国土交通省の
社会資本整備総合交付金を活用して、橋梁定期点検を102橋について実施するとともに、那加新橋ほか3橋の耐震補強・補修設計、那加東陸橋、同島橋、天王橋、清水橋の耐震補強・補修工事を行いました。
続きまして、
決算認定資料の85ページ、決算事項別明細書は92から93ページになります。
3項河川費、1目河川総務費でございます。
河川管理費2562万7000円は、百曲水路補修工事や三井川防護柵改修工事など、市が管理する河川の適切な維持管理に努めました。
2目河川新設改良費でございます。
排水路改良費8063万6000円は、大雨による住宅地の浸水被害や災害を防止するため、下切町排水路改良工事や山の前排水路改良工事などを実施しました。また、市内各所でしゅんせつ工事を実施し、排水路の適切な維持管理に努めました。
続きまして、4項都市計画費、1目都市計画総務費でございます。
都市計画総務費(管理課)179万7000円は、各種研修への参加などに要した経費、都市計画協会ほか8団体への負担金などでございます。
都市計画総務費(都市計画課)56万5000円は、都市計画審議会の開催及び視察研修に要した経費でございます。
都市計画調査費364万4000円は、まちづくりシンポジウムの開催や、業務委託として都市計画(区域区分)の見直し事業、都市計画マスタープラン改訂作業などを実施しました。
次に、1枚めくっていただきまして、
決算認定資料86ページをお願いします。
土地対策事務費35万7000円は、国土利用計画法に基づく土地取引の届け出事務などを実施しました。
都市計画調査費(繰越分)1046万7000円でございます。平成26年度からの繰り越しにより、都市計画マスタープランの改訂を行いました。
2目土地区画整理費、区画整理事業費については、候補に上げた地区の地権者の合意が得られず、当該年度での組合を立ち上げるまでには至らなかったため、次年度に繰り越しとしています。
次に、3目街路費、街路管理費3439万7000円でございます。いちょう通りなど10路線の街路樹の剪定、落ち葉清掃、破損箇所の修繕などを実施し、街路の適正な維持管理に努めました。
街路整備事業費2億2155万4000円でございます。国土交通省の
社会資本整備総合交付金を活用して犬山東町線バイパスを整備するため、事業用地の取得、遺跡発掘調査、排水整備工事などを行いました。
続きまして、
決算認定資料の87ページ、
歳入歳出決算事項別明細書は94から95ページになります。
4目都市下水路費でございます。下水路管理費278万9000円は、都市下水路、雨水幹線などの雨水管渠の適切な維持管理に努めた経費でございます。
5目公園費、公園管理費2億387万3000円でございます。公園の本来の機能、目的が達成できるよう維持管理に努めたものでございます。
公園整備事業費1億4215万6000円でございます。国土交通省の防災安全交付金などを活用して、緑苑中公園など公園のリニューアル工事などをするとともに、公園施設長寿命化計画に基づき、松田公園、六軒公園などの公園の長寿命化工事を実施しました。また、自治会が管理する子ども広場の遊具等の修繕に係る費用の一部を助成しております。
決算認定資料88ページでございます。
6目都市開発費でございます。
都市開発管理費3045万4000円は、鵜沼空中歩道、鵜沼駅前広場、新鵜沼駅前広場、駐輪場及び宇留摩庵の維持管理に要した経費でございます。
都市開発事業費11万1000円は、鵜沼南町住み良いまちづくりを考える会、新加納まちづくり会との視察研修に要した経費でございます。
景観形成推進費52万9000円は、景観審議会の開催と、中山道新加納立場地区風景形成基準の改訂業務などに要した経費でございます。
続いて、
決算認定資料89ページになります。
都市再生整備事業費2億565万7000円は、国土交通省の
社会資本整備総合交付金を活用して、新加納地区都市再生整備区域内の道路整備や鵜沼駅東部第二地区都市再生整備区域内の公園整備、木曽川~夢と浪漫~まちづくり事業で木曽川河畔遊歩道整備などを実施したものです。
決算認定資料90ページでございます。
都市再生整備事業費(繰越分)1687万2000円は、平成26年度からの繰り越しにより、国土交通省の
社会資本整備総合交付金を活用して、鵜沼駅東部第二地区都市再生整備区域内の公園整備などを実施したものです。
次に、7目緑化推進費でございます。
緑のまちづくり推進費1972万円でございます。緑豊かなまちづくりを推進するために、自治会等への年2回の花苗の配付、水と緑コンクールの開催、地元自治会等の協力によるいちょう通りなどの花苗植栽、そして緑のボランティアとして、パークレンジャー57団体、1747名の認定をいたしました。また、民有地内の接道部の緑化に対する助成などを実施しております。
続いて、
決算認定資料91ページです。
緑のまちづくり推進費(繰越分)297万8000円につきましては、平成26年度からの繰り越しにより緑の基本計画の改訂を行いました。
次に、8目地区計画費でございます。
歳入歳出決算事項別明細書は96から97ページとなります。
地区計画事業費674万2000円は、国土交通省の
社会資本整備総合交付金を活用して、各務原南地区13号の地区計画道路の用地取得ほかの事業を行っております。
続いて、
決算認定資料92ページです。
5項住宅費、1目住宅管理費、公営住宅管理費984万6000円は、市営住宅3団地の維持管理に要した経費でございます。
公営住宅施設整備費2777万3000円は、雄飛ケ丘第2住宅A棟耐震補強工事等設計業務委託、雄飛ケ丘第2住宅B・C棟流し台改修等工事及び雄飛ケ丘第1住宅B棟屋上防水改修工事などを実施しました。
2目住宅建築指導費、住宅建築指導費3784万2000円は、特定行政庁として、建築確認業務、建築相談など、社会経済情勢に即した建築指導と住民サービスに努めた経費でございます。また、市発注の公共建築物の設計・監理と建築工事に対する技術指導、民間木造住宅の耐震診断・耐震補強助成事業を実施しております。件数等については、92から93ページまでに記載されております。
以上、認第1号 平成27年度各務原市
一般会計決算認定のうち、環境水道部及び
都市建設部所管分についての説明を終了させていただきます。
○委員長(池戸一成君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(波多野こうめ君)
歳入歳出決算書の歳入のところで44、45ページです。
衛生手数料の2節環境手数料についてですけれども、
ごみ処理手数料ですが、家庭用のごみ袋の分とか、それから
北清掃センターへ直接廃棄処理として持ち込まれた分の手数料とかというふうにあると思いますけれども、それぞれ金額をお示しいただきたい。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 家庭用のごみ袋の手数料が2305万5750円、あと、事業用のごみ袋、小規模事業者がごみステーションに出す際のごみ袋が208万円、
北清掃センターへ自己搬入されましたごみの処分手数料として8045万4760円でございます。
◆委員(波多野こうめ君) 家庭用のごみ袋については増加傾向にあるのかどうか。昨年と比較してどうなっているのか。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) ごみ袋の販売枚数につきましては昨年よりもふえております。
◆委員(波多野こうめ君) どのくらいふえていますか。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 家庭用のごみ袋でいいますと、約1700枚ほどふえております。金額にいたしまして260万円ほどの増額となっております。
◆委員(横山富士雄君)
歳入歳出決算書45ページ、住宅使用料ですけれども、今回、債権放棄ということで不納欠損が68万3462円で、収入未済額が56万6500円になっているんですけれども、26年度と比べると、不納欠損をしなかった場合、収入未済額がふえているんですけれども、ふえている理由を教えてください。
◎建築指導課長(牧田洋之君) 現年分と申しまして、26年度までの家賃の支払いと、27年度中の家賃の支払いがおくれている方につきまして、その分がふえておりまして、そのためでございます。
◆委員(横山富士雄君) おくれている件数を教えてください。
◎建築指導課長(牧田洋之君) 15件の方でございます。
◆委員(横山富士雄君) この15件の方は今までもおくれてみえた方なのか、新たにこの15件の方がおくれるようになったのか、教えてください。
◎建築指導課長(牧田洋之君) この方々のほとんどが定期的に支払いがおくれることがございまして、重点対象者としております。
◆委員(三丸文也君)
歳入歳出決算書の90ページ、土木費が昨年度より11%減という御説明でしたけど、その主な要因は何ですか。
◎管理課長(安藤信明君) 主な要因というよりも、全般的に減っておるということでございます。
◆委員(三丸文也君) 全般的に11%減った要因は何ですかね。
◎管理課長(安藤信明君) 国庫補助金が要望どおりつかなかったということが大きいと思います。
◆委員(波多野こうめ君)
決算認定資料の55ページにペットボトルのトン数が示されています。この206トンというのは、実際に搬入された分だけですね。
◎参与[
北清掃センター所長事務取扱](足立全規君) そのとおりです。
◆委員(波多野こうめ君) ペットボトルの処理の仕方ですけど、我が家でいうと、主にスーパーに出してしまうということをしていて、
北清掃センターには出していないので、実際ここの206トン分は持ち込まれた分ですけれども、そのほかの方法でペットボトルの処理をしたものはありますか。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) ペットボトルですが、ごみの出し方としまして、今、波多野委員おっしゃいましたように、民間事業者の回収に協力されるという方もいらっしゃいますし、市の分別収集に出される方もいらっしゃいます。あと、直接
北清掃センターへお持ち込みになる方もいらっしゃいますので、市の分別収集と
北清掃センターへ搬入された量を処理した結果がこの206トンということでございます。
◆委員(波多野こうめ君) そうすると、ここに市の収集した分も入ってきておるということでいいわけですね。わかりました。
それで、ペットボトルの処理費ですけれども、27年度は幾らですか。
◎参与[
北清掃センター所長事務取扱](足立全規君)
決算認定資料の55ページですね。
リサイクル施設管理費2154万9000円というのがペットボトルに係る経費そのものでございます。
◆委員(波多野こうめ君) 古紙とか紙パックもまぜての金額じゃないんですか。
◎参与[
北清掃センター所長事務取扱](足立全規君) 基本的にそこには費用はかかっておりませんので、ペットボトルの減容施設に係る経費が2154万9000円と御理解ください。
◆委員(波多野こうめ君) ペットボトルの処理トン数というのは、減っていますか、ふえていますか。
◎参与[
北清掃センター所長事務取扱](足立全規君) 26年度の実績が210トンですので、4トン減っているというような状況でございます。
◆委員(波多野こうめ君) 処理費はどうなっていますか。
◎参与[
北清掃センター所長事務取扱](足立全規君) 処理費はほぼ同じでございます。
◆委員(波多野こうめ君) 要は、市のこういう収集に出したほうが、処理費と歳入歳出の分もありますけど、その分としては得なのか損なのか。私みたいに民間の処理業者に依頼しちゃったほうが経費もかからないし、そっちのほうがいいのか、どっちなんでしょうか。決算上から見れないかなと思ったんですけど。
◎参与[
北清掃センター所長事務取扱](足立全規君) 確かに減っております。施設の稼働も若干余裕があると思っております。だから、収集されてくる量がもう少し多くてもうちの施設の稼働は問題ないということなので、それで、それにかかる経費は2100万円で変わらないというふうに理解できますので、もうちょっと来てもよくて、それは逆に売り上げ、ペットボトルは960万円ほどの収入が27年度はあったということで、前年度はもうちょっとそれより多かったんですね。うちとしては、もう少しあって、それがプラスになるというふうに理解をしております。
◆委員(神谷卓男君)
決算認定資料の52ページ下段のほうにアルゼンチンアリの防除事業というのがのっております。この中で緑苑地区で防除を行ったとありますけれども、その緑苑地区でも東、西、南、北、中といろいろ地区があるわけですね。これはどの地区を指しておりますか。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 緑苑北地区でございます。
◆委員(神谷卓男君) 北地区ということになりますと、もともとこのアルゼンチンアリの発生は鵜沼東町で発見されて、それから北上してきたということになりますと、緑苑の中で北地区というのは、例えばその下には南、中、西とあるわけですね。これを飛び越えてきたようなふうに受け取れますけど、そういう現象なんでしょうか。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) ここにつきましては、緑陽中学校と緑苑小学校のあたりが飛び地でアルゼンチンアリの生息が確認されておるということで、鵜沼の駅前からずうっとつながっておるというわけではございません。
◆副委員長(瀬川利生君)
決算認定資料の92ページの住宅管理費の中の市営住宅改修等整備事業の中で、雄飛ケ丘第2住宅A棟の耐震補強工事等設計業務を実施しておりますが、設計の概要を教えてください。
◎建築指導課長(牧田洋之君) 市営住宅耐震補強の概要といたしましては、建物の南側、外側にアウトフレームという耐震の枠を組んで設計をしておりますが、入居者の方が住んでおみえであるということを大前提といたしまして、入居者の生活上の御負担を極力少なくできるような設計方法を盛り込むように指示をして、そのように設計が上がっております。なお、エレベーターの設置につきましては、敷地全体の配置も見ながら、できるだけ北側の共用廊下の中心部に来るように配置を計画して設計を仕上げております。
◆副委員長(瀬川利生君)
決算認定資料93ページの木造住宅耐震補強助成事業ですが、27年度の実績と26年度からの増減は何件だったんでしょうか。
◎建築指導課長(牧田洋之君) 27年度につきましては20件ございまして、前年が12件でしたので、8件増となっております。
◆副委員長(瀬川利生君)
決算認定資料の51ページですけど、環境費、
環境保全対策費の中にこども環境教室事業というのがあるんですが、これの内容をちょっと教えてください。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) この事業は、次世代を担っていただきますお子さんたちが、主に3分野ですけど、水質、生物、地球環境の3つの分野につきまして、専門の講師の方によりまして勉強していただきまして、環境保全の難しさ、必要性について学んでいただくものでございます。通常夏休みの時期に開催をしております。今年度は延べ102名の方の御参加がございました。
◆委員(横山富士雄君)
決算認定資料の52ページ、
環境衛生対策費のところで狂犬病予防という部分があるんですけれども、この登録の部分で、26年度よりも27年度は登録の頭数がふえておりますけれども、近年登録、この5年ぐらい犬の数はふえているんでしょうか、まず教えてください。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 犬の登録件数についてはほぼ横ばいでございます。8700頭ぐらいでございます。
◆委員(横山富士雄君) そうした横ばいの中で予防注射の頭数なんですけれども、平成26年度は6609頭、昨年、27年度が6485頭ということで接種頭数が減っているんですけれども、どのように考えておみえでしょうか。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 予防注射接種率につきましては低下傾向を示しております。それで、今年度初めて、犬の
狂犬病予防注射済み票の発行を受けていらっしゃらない方に対しまして、約二千七、八百頭ほどでございますが、その方に対して、
狂犬病予防注射の接種をするようにというような案内状を出しました。実際に注射を打っていないという方よりも、注射は接種していらっしゃるんですが、注射済み証の発行の手続をされていないという方がかなりございますので、今後もそういった統計を見ながら、接種の督促等を今後も継続していきたいと考えております。
◆副委員長(瀬川利生君)
決算認定資料の82、83ページの3目
道路新設改良費の中の
日野岩地大野線整備事業なんですが、これの進捗状況をお知らせください。
◎次長兼道路課長(澤田信浩君)
日野岩地大野線整備事業についてですが、平成24年度から事業に着手しました。平成27年度までに事業用地の91%を取得し、道路工事にも着手したという状況です。平成27年度末現在において事業費ベースの進捗率は32%となっております。
◆委員(横山富士雄君) 同じく83ページ、市道那616号線用地買収ということで進められているわけですけれども、進捗状況を教えてください。
◎次長兼道路課長(澤田信浩君) 市道那616号線ですが、平成27年度用地買収の残があと3筆ということになっております。今の予定でいきますと29年度を目標に事業を進めております。
◆委員(波多野こうめ君)
歳入歳出決算事項別明細書56ページの衛生費雑入について、太陽光発電の余剰電力の売却費を先ほど言われましたけれども、実際に太陽光発電として電気をどのぐらい生み出しているのかということです。施設の電気代として使っていますので、その余った分がここの歳入に入ってくると思いますので、もとの数字を教えていただきたいと思います。
◎参与[
北清掃センター所長事務取扱](足立全規君) 25年度から太陽光発電しておりまして、27年度の実績は、発電電力量が3万9150キロワットアワーで、所内全体で使っているのが13万7410キロワットアワー、買っている電力がそのうち10万5004キロワットアワーで、売っているのが6744キロワットアワーというような実態になっています。
委員言われたとおり、日常は発電施設で施設が動いていれば電力は使っていますので、売っているのは大体日曜日とか休日、リサイクル施設が動いてなくて、発電ができているものはほとんど売電になっているというような状況です。
発電量の25%前後は売っているという実態になります。75%は使っているというようなことです。発電の電力量は3万9150キロワットアワーということでございます。
◆委員(横山富士雄君)
決算認定資料53ページ、
資源集団回収奨励事業ですけれども、実績として3342トンとありますけれども、26年度は3717トンありましたので、約1割減っていますけれども、この原因はどのようにお考えでしょうか。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 資源集団回収につきましては、PTA、子ども会がやっていただいておるんですけど、現状を見てみますと、いろんな企業が店頭でやっていらっしゃるようなものもございますし、皆さんごらんになったと思いますけれども、無人で24時間365日出せるような拠点も整備をされてきております。そういった状況でございますので、出される方が、より利便性の高いそういったところを御活用になられて、PTAとか市民団体の分が減少してきておるということだと考えております。
◆委員(横山富士雄君) それで、
決算認定資料の54ページの主な処理実績というところで、焼却処理ということが書いてありますけれども、この焼却処理については、26年度よりも27年度が約2000トンほどふえているんです。この中に、いわゆる回収という部分での古紙が含まれているんじゃないかなと思うんですけれども、この辺はいかがお考えでしょうか。
◎参与[
北清掃センター所長事務取扱](足立全規君) ごみ質のサンプルをとって、年4回、専門の機関で分析してもらっています。その数値、ごみを採取したときによってばらつきはありますけれども、平均すると前年度もほとんど変わらないと思います。たまたま26年度と27年度の焼却量はちょっと27年度のほうが多かったです。というのは、ピットの残量が調整になりますので、ちょっと27年度は多く処理したということで、多く見えているということでございます。
◆委員(波多野こうめ君) そうすると、ごみ量そのものはふえていないと見ていいですか。
◎参与[
北清掃センター所長事務取扱](足立全規君) ごみの量はほとんど横ばい、0.2%ぐらいふえている。これは誤差の範囲内ぐらいの話だと思います。私ども、処理するときに、ピットに、例えば1000トンとか2000トンとかあるわけですよね。その量が上下するということで年度間の誤差ということはありますので、直接搬入された量イコールではないということは御理解ください。
◆委員(波多野こうめ君)
決算認定資料の51ページに地下水の水質の観測がありますけれども、この結果はどうなったんでしょうか。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 地下水を測定しております大きな目的としましては、鵜沼南部の畑作地域の硝酸性窒素による汚染が過去にございましたので、それに関する監視をしておるということでございます。
その状況でございますが、硝酸性窒素につきましては基準を超えた地点は大分減ってきておりますが、残念ながらまだ数カ所残っております。あと、有機塩素化合物の四塩化炭素、テトラクロロエチレンといった物質も観測をされております。状況としましては、なくなってはおりませんが、汚染の範囲に広がりはないというような状況で、現状を維持しておると見ております。
◆委員(波多野こうめ君) そういう硝酸性窒素が含まれている井戸水を実際に飲んでいらっしゃるということですよね。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 飲料水として使われる際には、飲料水として適切かどうかという基準もございますので、それはお使いになる方が検査をされるということになると思います。
◆委員(波多野こうめ君) あわせて水位の測定もされていますよね。これについてはどういうことですか。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) これも、市全体で見ますと、水位が上がってきているところもございますし、低下傾向のところもございます。全体としては水位については維持をしておる状況ではなかろうかなというふうに分析をしております。
◆委員(波多野こうめ君)
決算認定資料52ページの大気、
騒音等環境測定事業ですけれども、ここで航空機騒音の測定をされていますけれども、うるささ指数75を超える日というか、回数というのか、率的にはどのぐらいあるのかわかりますか。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 航空機騒音につきましては、春秋1回ずつ1週間を測定しまして、その平均値ということで数値を出しております。したがいまして、1週間の平均値の間で何日超えたかとか、そういったところは把握をしておりません。
◆委員(波多野こうめ君) 平均値は幾つですか。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 4カ所測定をしておりまして、順次数字を述べさせていただきます。まず陵南福祉センターが、春が60、秋が58、各務原市水道事業庁舎が、春が64、秋が61、那加中央保育所ですが、春が60、秋が62、市役所本庁舎ですけど、春が69、秋が69です。
◆委員(横山富士雄君) 同じく52ページの大気汚染、騒音のところですけれども、苦情処理件数が49件とありますけれども、この苦情内容はどのような内容だったか教えてください。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 49件の内訳でございますが、大気汚染関係が1件、悪臭が6件、騒音・振動などが22件、水質が20件でございます。
◆委員(横山富士雄君) この苦情に対して、きちんと対応できたんでしょうか。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 苦情につきましては、そういった御通報をいただいて、実際にそういった状況が確認できる場合とできない場合がございます。現場へ行って確認をするんですけど、規制基準を超えていないような場合もございますので、そういったものについてはお願いをしております。それ以外については事業者を指導しておるというところでございます。
◆委員(横山富士雄君) その指導方法はどのようにされているんでしょうか。
◎
環境政策課長(恒川伸二君) 規制基準を超えている場合につきましては、私どもと岐阜県等で指導を守るように、例えば音ですと操業時間を考えるとか、防音壁等の設置を依頼するというようなことでございます。
◆副委員長(瀬川利生君)
決算認定資料の90ページ、緑化推進費の緑のまちづくり推進費、この緑の基本計画改訂事業の内容を教えてください。
◎河川公園課長(相澤毅君) 緑の基本計画の改訂事業の内容ということで、簡単に御説明させていただきます。
昨年度改訂された緑の基本計画というのは、今後はより洗練された質の高い緑を創出し、成熟したゆとりある各務原市独自の緑のライフスタイルを確立するために、3つの柱となる緑の保全、緑の整備、緑の管理・育成の計画を定めております。
主なものについて、簡単に御説明させていただきます。
保全については、都市計画マスタープランと連動いたしまして、駅から離れたところ、市街化区域縁辺部の農地の活用等を定めております。また、家庭菜園とか福祉農園、体験農園など、農を楽しめる暮らしを推進するようにまとめてございます。
それから、緑の整備につきましては、主に都市公園の内容でございます。都市公園の再整備、長寿命化、都市公園の統合・再編ということを新たに盛り込ませていただいてございます。
それから最後に、管理・育成につきましては、民間活力の導入による公園の利活用の検討を盛り込み、健康、福祉、子育て、歴史・文化など他分野との連携と、企業、市民と連携しまして、公園自体を新たな地域コミュニティーの居場所づくりに活用していきたいというふうに定めております。
いずれにしても、もともとありました水と緑の基本計画を都市計画マスタープランと融合させまして、一部緑の基本計画ということで、主な施策を追加させていただく改訂でございます。
◆委員(波多野こうめ君)
決算認定資料89ページ、90ページですけれども、鵜沼駅東部第二地区都市再生整備事業が行われています。この中で、宝積寺南4号公園整備工事、それから90ページにも1号、3号の公園整備がありますので、4つの公園を土地区画整理組合内でつくったわけですけれども、それぞれこの4つの公園の整備費と、それから国費についても金額をお知らせいただきたいと思います。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](村瀬普君) 鵜沼駅東部第二地区都市再生整備事業ですけれども、5カ年の計画でやっておりまして、27年度が最終年度でございます。委員御質問の公園の件ですが、27年度で、89ページに記載してありますように、約3000万円弱。同じく26年度からの繰り越しにつきまして、90ページに記載させていただいておりますように、550万円ほど。ここの地区には公園が4つございます。4号公園は木曽川沿いの帯状の公園です。26年度から繰り越しました1号と3号については若干小さ目の公園です。地域の東側と西側にそれぞれございまして、ど真ん中に第2号公園という大きな公園がございまして、全部で4つの公園を整備しております。
4つトータルの金額でございますが、9200万円ほどの費用を要しております。うち、国費分、国土交通省の
社会資本整備総合交付金をいただいておりますが、それが3000万円弱という内訳でございます。
◆委員(波多野こうめ君)
決算認定資料81ページですけれども、一番下に
道路維持補修費がありますけれども、前年と比較をすると5000万円ほど減ということになっていますけれども、その理由というか、もうちょっと経年で話ししていただかないといけないかもしれないですけれども、説明していただきたいと思います。
◎次長兼道路課長(澤田信浩君)
道路維持補修費のほかに、国交省の維持補修、例えば舗装用の打ちかえ等に
社会資本整備総合交付金を充てられるとか、そういうことをやりまして、幹線道路、例えばにんじん通りですね。市道鵜932号線もその中でやっておりますので、そういうのに充当できる。また、橋なんかの維持補修も橋梁長寿命化の橋の工事でやっておりますということで、そちらのほうも広義な意味では維持補修ということで、これは単独の維持補修のお金が今の
道路維持補修費ですので、あわせ持って余り変わらないというような状況でございます。
◆委員(波多野こうめ君) それと、ストック補修というのもやっていますので、それらもあわせた形でどうなんだろうなというふうに見たいんですけれども、全体的に余り前年度と変わらないというふうに見ていいでしょうか。
◎次長兼道路課長(澤田信浩君) 先ほど言いました国の補助ですが、つきぐあいによって使える金額が限られてきますので、そういうことを考えて、全体としては余り変わらないような感じで今推移しております。
◆委員(波多野こうめ君) 破損箇所等の修繕というのが601件と書かれていますけれども、前年と比較すると倍近くになっているんですが、カウントの仕方が変わったとか、そういう変化みたいなものがあるんですか。
◎次長兼道路課長(澤田信浩君) 実際舗装を打ってから、点々補修で破損をするところは実際舗装の年数がたってくると増の傾向にはございますが、そういうことで、いろいろな苦情等、見守りをされている方とか、いろんな業者の点々補修のときに点検していただくとかということで、この件数はしっかり対応すると伸びてくるということになると思います。
○委員長(池戸一成君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
◆委員(波多野こうめ君) 認第1号についてですけれども、当委員会に付託された案件について、反対討論を行います。
まず、環境手数料ですが、市の責任で行うべき収集を市指定ごみ袋に内包する形でごみの有料化をしており、決算額2300万円に反対をいたします。
屋外広告物設置許可申請手数料700万円余を徴収いたしました。看板等の申請手数料の負担が重く、設置を諦めた業者も多くおられます。今や中小零細業者の看板はほとんど見なくなりました。申請手数料徴収に反対をいたします。
鵜沼駅東部第二地区都市再生整備事業は、これまで国や区画整理組合がやるべき事業を市が行ってきました。1号、2号、3号、4号の公園整備は本来区画整理組合が行うべき事業です。市が行う事業ではありません。認められません。
木曽川~夢と浪漫~まちづくり事業についてですが、部分的には必要な事業も含まれていますが、暮らしが大変な市民にとって優先して進めなければならない事業ではなく、不要不急の事業であり、反対をいたします。
◆副委員長(瀬川利生君) 今定例会におきまして、当委員会に付託されました認第1号 平成27年度各務原市
一般会計決算の認定のうち、当委員会が所管する事項につき、賛成の立場で討論します。
人口減少問題が喫緊の課題となり、都市の魅力をいかに打ち出していくか、都市間競争が始まる中、各務原市では新たな総合計画がスタートし、「笑顔があふれる元気なまち」を目指す将来都市像としてさまざまな事業が展開されているところであります。
環境費について、こども環境教室事業では、河川環境楽園のアクア・トトのバックヤードとナイトツアーを開催し、子どもたちがふだん見られない施設の中で、自然界に生息する生物から環境の大切さを学ぶ機会を開催しています。
瞑想の森施設改修事業では、利用者の利便性を図る駐車場整備でこれからの需要に応える整備が行われております。
土木費については、都市計画マスタープランの改訂を基盤に、緑の
まちづくり推進事業では、老朽化が進む市民の憩いの場である公園のリニューアルを図り、「笑顔があふれる元気なまちづくり」のために期待いたします。
広域幹線道として整備事業が進んでいる
日野岩地大野線と犬山東町線バイパスも、その完成に向けて計画どおり工事が進捗しております。
また、市営住宅改修等整備事業では、耐震補強工事の設計業務に取りかかり、入居者の安全性の確保と、さらにエレベーターの設置で利便性が向上し、入居者の夢が広がるところです。いつ起こるかわからない南海トラフ地震などの地震対策に配慮した木造住宅耐震補強助成事業とあわせて、市民の安全・安心の施策として評価します。
ことしも、不安定な天候から局地的なゲリラ豪雨が発生しており、大雨による住宅地の浸水被害や災害を防止するため、緊急性及び事業効果の高い下切町排水路改良工事、山の前排水路改良工事を実施しております。
このように、子どもたちの笑顔があふれ、市民の憩いの場を構築し、老後も安心して暮らせる魅力あるまちづくりのための施策と、環境に優しく、安全・安心な生活基盤を確立する施策内容に期待いたします。
以上のことから、本委員会が所管する事項について賛成いたします。
○委員長(池戸一成君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。認第1号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(池戸一成君) 挙手多数であります。よって、認第1号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり認定すべきものと決しました。
続いて、認第5号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎下水道課長(山本卓哉君) それでは、認第5号 平成27年度各務原市
下水道事業特別会計決算の認定について説明をさせていただきます。
なお、補足資料といたしまして、供用区域図と整備状況表をお配りしましたので、よろしくお願いをいたします。
歳入歳出決算書は31ページからでございますが、
歳入歳出決算事項別明細書により説明させていただきますので、146ページ、147ページをお願いいたします。
まず、予算の規模でございますが、歳入歳出とも同額でございまして、歳入予算につきましては、148ページの合計欄にありますように、当初予算額が33億8993万1000円、補正予算額が3億3809万8000円の増、また平成26年度からの繰越額が2億1292万円ありますので、予算の合計額は39億4094万9000円でございました。
歳出予算でございますが、152ページの合計欄記載のとおり、歳入予算と同額でございます。支出済額の合計は153ページの左側で、34億1512万9958円でございます。予算に対する割合は86.7%でございます。なお、翌年度への繰越額は2億8906万2000円でございまして、これを含めますと、予算に対する割合は94.0%となります。不用額は2億3675万7042円でございまして、予算に対する割合は6.0%となっております。
それでは、主なものにつきまして、歳入から説明をさせていただきますので、
歳入歳出決算事項別明細書の146ページ、147ページにお戻りください。
1款1項1目の下水道受益者負担金でございます。管渠整備により公共下水道が使用できる地域になった翌年に、その土地の面積に対して1平方メートル当たり500円、川島地区につきましては430円の御負担をお願いしているものでございます。
調定額2億2409万8900円のところ、収入済額は2億1026万8905円でございます。現年度分の収納率は97.61%でございますけれども、滞納繰越分を含めた収納率は93.82%でございます。なお、168万5700円の不納欠損が生じました。
次に、2款1項1目の下水道使用料は、調定額11億8423万8207円のところ、収入済額は11億7231万4538円でございました。現年度分の収納率は99.53%、滞納繰越分を含めた収納率は98.99%でございます。不納欠損額は89万2801円でございます。
3款の国庫支出金は下水道事業に対する国からの補助金で、
社会資本整備総合交付金でございますが、汚水管渠布設費、雨水渠布設費ともに補助率は2分の1でございます。26年度からの繰越分と補正予算額を合わせまして、調定額5億6131万円のところ、4億4291万円の交付を受けております。なお、事業の一部を28年度に繰り越しをしておりますので、1億1840万円が収入未済となっております。
5款の繰入金9億1001万4110円は、一般会計からの繰入金でございます。
6款の繰越金4479万854円は、26年度からの繰越金でございます。
7款の諸収入のうち、主なものとして、3項の受託事業収入がございます。蘇原東栄町自治会の汚水処理施設、熊田団地でございますけれども、を公共下水道へ移管するための接続負担金でございまして、438万1200円を納付いただきました。
4項雑入は、148ページ、149ページをお願いいたします。4目建設負担金還付金1515万7265円は、流域下水道の将来計画の見直しにより、過去に支払いを行った建設負担金の一部が精算還付されているものでございます。
8款の市債は、建設工事費等の財源の一部として借り入れたものでございまして、26年度からの繰越明許分を含め6億6290万円でございます。
以上、収入済額の合計は34億6373万9598円でございました。
続きまして、150ページから歳出になりますけれども、説明は
決算認定資料により行いますので、
決算認定資料の161ページをごらんください。
主要な施策の成果及び実績について、職員給与費以外の主なものを説明させていただきます。なお、決算額は1000円単位で整理した係数で読み上げますので、よろしくお願いいたします。
1款下水道費、1項公共下水道費、1目下水道管理費は、下水道事業を円滑に進めていくための経費でございます。一般管理費2187万7000円は事務的な経費でございまして、関係機関への負担金や下水道管路情報システムの管理負担金を支出しました。また、消費税1931万7700円を納付しております。
下水道普及費5445万円では、受益者負担金の納付の促進と収入の早期確保、並びに収納事務の軽減のため一括納付報奨金を支出しました。下水道使用料の徴収事務につきましては、上水道と合算して徴収することによりまして事務の効率化を図っております。また、下水道の早期接続を促し、水洗化率の向上を図るため、宅内排水設備工事に要する資金の融資あっせんを行いまして、融資に係る利子補給金を支出しました。川島地区につきましては、改造助成金を交付しております。
162ページをごらんください。
管渠維持管理費2145万8000円は、下水道本管を適切に維持管理していく経費でございまして、マンホールポンプ等の電気料金のほか、下水道管渠、マンホール等の修繕・清掃等を行いました。
排水設備管理費7912万9000円では、下水道管を流れる汚水の定期的な水質検査の実施や宅内排水設備工事に伴う公共汚水ますや取りつけ管の設置工事を行いました。
2目下水道管理費でございます。163ページをごらんください。
汚水管渠布設費9億4102万1000円及び繰越分1億9167万2000円、これらは汚水管渠を布設することによりまして、普及率の向上を図った経費と管渠の長寿命化を図った経費でございます。
お手元に配付させていただきましたA3の公共下水道供用区域図をごらんください。
桃色で着色された部分は、平成26年度末までに整備、供用されている区域でございまして、平成27年度に汚水管の面整備が完了した箇所は黄色で着色しております。鵜沼各務原町、那加土山町、蘇原東栄町、蘇原東島町などでございます。
また、繰越分では、那加西市場町、鵜沼三ツ池町、鵜沼羽場町などを整備いたしまして、合計で21.87ヘクタール、6203メートルの管渠を埋設しました。
これによりまして、27年度末の下水道普及率は前年度比0.3ポイント増の79.4%になりました。
配付させていただきました整備状況表をごらんください。
上段の表中の網かけ部分に普及率を記載しております。なお、下の表の全国平均値と岐阜県平均値につきましては、27年度末は全国平均は77.8%、岐阜県平均は74.8%でございます。
また、下水道管渠の長寿命化事業として、尾崎北町、松が丘、新鵜沼台の各地区を、繰越分では、松が丘町地内において、合計で1万619メートル、約10キロの管渠更生工事を行いました。
決算認定資料に戻っていただきまして、163ページです。
雨水渠布設費8361万5000円は、大雨による浸水被害を防止し、居住環境の向上を図ったものでございます。平成27年度は北山樋管の設計、小学校の校庭貯留施設の工事と設計、下水道台帳の作成などを行いました。
続きまして、164ページをごらんください。
2項流域下水道費、1目流域下水道費6億5146万7000円は、岐阜県が行っている木曽川右岸流域下水道事業に各種負担金を支出することにより、事業を円滑に進め、木曽川や伊勢湾などの公共用水域の水環境の向上を図っております。
当市が排水した1103万41立米の汚水の処理に対する費用といたしまして、維持管理負担金6億2046万1000円でございます。また、各務原浄化センターなどでの施設の増設や耐震補強工事等に対する建設負担金3057万2000円などでございます。
165ページをごらんください。
2款公債費、1項公債費は、市債の償還費用で、元金8億6504万2000円、利子分3億8617万8000円で、合計12億5122万円でございます。
以上、支出済額の合計は、
歳入歳出決算事項別明細書153ページのとおり、34億1512万9958円でございました。
最後になりますが、
歳入歳出決算書に戻っていただきまして、154ページをごらんください。
実質収支に関する調書でございます。
歳入総額は34億6373万9598円、歳出総額は34億1512万9958円、したがいまして、歳入歳出差引額は4860万9640円でございますが、そのうち、28年度への繰越明許費繰越額が1676万2000円ございますので、実質収支額は3184万7640円になっております。
以上で
下水道事業特別会計決算認定についての説明を終わります。
○委員長(池戸一成君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(波多野こうめ君) まず、歳入の下水道の受益者負担についてお伺いをいたします。不納欠損額がありますけれども、これは何件分なのか。そして、不納欠損とした理由もあわせてお尋ねをいたします。
◎下水道課長(山本卓哉君) 受益者負担金の不納欠損の件数ということでございますが、55件でございます。そのうち、13件については受益者本人が死亡したため、代相人や納管人、または相続人に納付を促しましたが、納入が実施されることがなかったということでございます。それから、残りの42件につきましては、払えるお金がないという方です。
◆委員(波多野こうめ君) 13件の死亡の中で、相続人も払わないということなのか。土地ですから、土地を相続しておられる人がいるはずですよね。そういったことから考えるとちょっと不思議な気がしたんですが、この辺はどうなっておるんですか。
◎下水道課長(山本卓哉君) 相続人はいらっしゃっても、受益者変更届というのがあるんですけれども、その提出がなければ、従前の受益者の地位を継承したことにはなりませんので、相続人イコール受益者ということにはなりません。
◆委員(波多野こうめ君) 今の答弁、私、あんまりよくわからなかったんですけれども、要は土地に対しては相続をするわけですよね。でも、受益者変更届を出さない限りは受益者負担を求めることはできないということなんですけど、普通に考えると、私たち、土地を持っているだけで受益者負担は払わなきゃいけないわけで、受益者ですよという届け出はしていないと思うんですが、ここの違いは何ですか。
◎下水道課長(山本卓哉君) 受益者負担金というものは、そのときのその土地の所有者の方に賦課されるものでございまして、受益者の変更届が出なければ、それを切りかえることができないということでございます。
◆委員(波多野こうめ君) 普通、変更届というのを求めるわけですよね。変更届を出してくださいということが必要であれば、それを出してくださいと求めるわけですけれども、この13件については、それを求めてもだめだったということでしょうか。
◎下水道課長(山本卓哉君) そういうことでございます。
◆委員(波多野こうめ君) 次、国庫補助金について伺いますが、汚水のほうの国庫補助金についてですが、2分の1の補助が出ているということですけれども、
決算認定資料の、要は幹線に対して国庫補助金が出ると思うんですけれども、その部分というのはどこなのか、教えていただけますか。
◎下水道課長(山本卓哉君) 幹線の部分というか、汚水の場合、管渠が受け持つ流量によって補助対象となるか、ならないかということが決められます。目安として、補助対象とならないのは、例えばルートの一番上流部分が今現在は補助とならないというような目安でございます。
◆委員(波多野こうめ君) ルートの上流部分というのは、各家庭のほうが下流ですか。ここが上流ですか。
◎下水道課長(山本卓哉君) 各家庭に一番近い部分の管渠です。
◆委員(波多野こうめ君) そうすると、いろんな処理分区がありますけれども、ここで補助対象となったのはどれですか。
◎下水道課長(山本卓哉君) このそれぞれに補助対象部分と単独部分があります。
◆委員(波多野こうめ君) 補助対象となっている部分の工事費ですけれども、例えば1メートル当たり幾らかかるとか、そういう形で出していますか。
◎下水道課長(山本卓哉君) 工事費というものは、1メートル当たり幾らというふうには出しません。掘削に幾らかかった、管渠を埋設するのに幾らかかったということでやっております。
◆委員(波多野こうめ君) よく幹線部分について、1メートル当たりの単価が幾らかかっているとかという話が全国的にも出たりしていますので、各務原市としてはそういう出し方はできないですか。
◎下水道課長(山本卓哉君) 例えば全体の工事費を工事した延長で割って、メーター当たり幾らぐらいの単価でこの工事はできていますということは出ます。
◆委員(波多野こうめ君) 今わかりますか。
◎下水道課長(山本卓哉君) その工事工事によって条件が全然違いまして、一概に幾らというふうには言えません。
◆委員(波多野こうめ君) 平均的なものは出してないんですか。
◎下水道課長(山本卓哉君) 平均的なものというのはなかなか難しいんですけれども、例えばここで言う幹線のこういったものは非常に高くなります。面整備、サービス管の場合には安くなりますので、平均的なという、その箇所その箇所に合わせて、ここは幾らぐらいという見積もりはやろうと思えばできるかもしれませんが、そういう数値は把握しておりません。
○委員長(池戸一成君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○委員長(池戸一成君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。認第5号を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(池戸一成君) 挙手全員であります。よって、認第5号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
続いて、認第6号並びに議第95号を一括して議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎
水道総務課長(小島剛君) それでは、認第6号 平成27年度各務原市
水道事業会計決算の認定及び議第95号 平成27年度各務原市
水道事業会計未処分利益剰余金の処分について御説明いたします。
最初に、表紙が桜色の平成27年度各務原市水道事業決算書の8ページをごらんください。
平成27年度の水道事業の総括事項を文章で記載してございます。
本文の上から5行目のところですが、今年度は、緑苑地内送水管布設及び耐震補強工事、西市場水源地No.1浄水池耐震補強工事(ポンプ地)など、計画的に管路及び設備の更新・耐震化を推し進めるとともに、下水道工事などに関連した水道管支障移転工事を事業者との協議により施行しました。
また、平成20年度から着手した水道施設整備事業計画「命の水マスタープラン」に係る工事が完成しました。
事業規模では、当年度末行政区域内人口が14万8446人、給水人口が14万6887人で、普及率は98.9%、給水件数は5万2985件で、前年度末に比べ696件の増加となりました。また、年間総給水量は1755万8431立方メートルで、前年度に比べ3万2282立方メートルの増加、年間有収水量は1557万6105立方メートルで、前年度に比べ9923立方メートルの減少となり、有収率は88.7%となりました。
次に、収支状況でございますが、これにつきましては、お配りしてありますカラー刷りの資料で御説明いたします。
表示金額の単位につきましては1000円単位にまとめてございます。
まず、3条予算と言われますAの収益的収支でございますが、青色が収益でして、水道事業収益の合計は26億4169万5000円です。内訳としましては、給水収益、これは水道料金収入でございますが、21億2105万9000円で、それ以外の収益といたしましては、給水負担金1億6314万9000円、その他の収入が1億272万4000円、また現金収入を伴わない収益、長期前受金戻し入れが2億5476万3000円です。
その下の赤色が費用でございまして、水道事業費用の合計は20億579万5000円でございます。そのうち、ピンク色の部分の現金支出を伴う費用は合計11億3534万8000円で、グレーの部分の現金支出を伴わない費用は合計で8億7044万7000円です。
費用科目の金額と構成割合は記載のとおりでございますが、構成割合の多いものとしましては、減価償却費、修繕費、その次に多いのが職員給与費、動力費などとなっております。
次に、水道事業収益から水道事業費用を差し引いた残りが、右側の茶色の部分、これが平成27年度の純利益でございまして、その額は6億3590万円になりました。
次に、4条予算と言われますBの資本的収支でございますが、青色の資本的収入は負担金の8394万5000円です。一番下の赤色は資本的支出ですが、建設改良費が9億6154万7000円、企業債償還金が4億3298万7000円で、合計額は13億9453万4000円です。資本的収入から資本的支出を差し引きますと、資本的収入右側の緑の部分でございますが、13億1058万9000円の資本的収入不足額が生じました。この不足額を補填する財源としましては、1つ目は①の消費税調整額が6380万円、次に②の減債積立金の3億1000万円で充当いたしました。さらに不足する額は、③の過年度分損益勘定留保資金及び④の当年度分損益勘定留保資金で充当いたしました。
次に、右側の茶色の平成26年度からの繰越金1147万3000円と、平成27年度の純利益6億3590万円ですが、このうち、長期前受金戻し入れの計上によって増加した利益は現金収入を伴わない収益で、資金の裏づけがありません。これは議会の議決を経て、資本金に振りかえる予定です。
また、処分できる未処分利益剰余金3億9261万円のうち、3億8000万円を減債積立金に積み立てるということで、議会の議決を経て処分する予定にしております。
以上が収支の状況でございます。
もう一度、各務原市水道事業決算書をごらんください。
1ページ目、2ページ目をごらんください。
ただいまの収益的収支、資本的収支の科目の款項について、予算額と決算額とを対比して記載してあります。この決算額は、収入には仮受消費税及び地方消費税を、また支出には仮払消費税及び地方消費税をそれぞれ含めた金額でありまして、仮受消費税及び地方消費税、仮払消費税及び地方消費税は、一番右の備考欄にそれぞれ記載してあります。
次に、3ページ目をごらんください。
損益計算書でございますが、内容は先ほどのカラー刷りの資料で御説明したとおりでございます。資本的収入及び支出の部分が損益計算書になります。
当年度純利益は6億3590万81円で、前年度繰越利益剰余金1147万3247円、その次がその他未処分利益剰余金変動額3億1000万円を加えまして、当年度未処分利益剰余金は9億5737万3328円になります。
次に、4ページの剰余金処分計算書(案)をごらんください。
これは、議第95号 平成27年度各務原市
水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてを表にしたものでございます。
未処分利益剰余金9億5737万3328円のうち、資本金に組み入れとして5億6476万3330円。この内訳は、1つは、平成27年度に減債積立金3億1000万円を取り崩して使用した分です。減債積立金を取り崩した場合は、旧会計制度では資本金に組み入れるというルールでしたが、新会計制度では組み入れ資本金制度が廃止されまして、一旦未処分利益剰余金に振りかえることになっております。また、2つ目が、現金収入を伴わない収益でございます長期前受金戻し入れ2億5476万3330円です。この2つの合計が5億6476万3330円となります。そのほうに、減債積立金3億8000万円を積み立てまして、残りの1260万9998円を繰り越そうとするものでございます。
次に、6ページ、7ページをごらんください。
平成27年度末の貸借対照表でございます。これは企業の財政状態をあらわすものでございまして、6ページ目は資産の部で、固定資産と流動資産を合わせまして、資産合計は227億1509万1434円となります。
7ページ目は負債及び資本でございますが、負債の合計は89億9526万8432円で、資本合計は、137億1982万3002円で、負債資本合計は資産合計と同じで227億1509万1434円です。
以上で平成27年度
水道事業会計の決算と未処分利益剰余金の処分の説明を終わります。
○委員長(池戸一成君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(波多野こうめ君) 決算書12ページの工事についてですけれど、配水管の耐震化工事が行われていますけれども、この耐震化はどのぐらい進んでいるのか。また、逆にどのぐらいまでやらなければならないのか、お答えいただきたいと思います。
◎参与[
水道施設課長事務取扱](松田鉄郎君) 平成27年度に実施しました耐震工事で、耐震管を約11キロメートル布設いたしました。27年度末の耐震管の総延長約808キロメートルのうち、耐震管の布設延長は約215キロとなりまして、総延長の比から求められます耐震化率は26.6%となりました。
厚生労働省は、近年、重要な管路であります基幹管路を耐震適合性のある管に求めております。その率は基幹管路の耐震適合率と言われますが、本市におきましては、平成27年度は総延長が約49キロメートル、そのうち40キロメートルが耐震適合性を有しておりまして、その比率は82%です。ちなみに全国平均は、26年度末しか出ていませんけれども、まだ27年度末は出ていませんが、26年度末の全国平均は36%ですので、当市については、基幹管路につきましては進んでおると思っております。
◆委員(波多野こうめ君) 次に、18ページに供給単価と給水原価について示されていますので、給水単価というのは必要な経費ですよね。供給が使用料として支払うということですけれども、「27年度決算より給水原価算出方法が変更されました」というふうに書かれていますので、この数字を前年と単純に比較してはいけないのか、どういうふうに見たらいいのか教えていただきたいんですが。
◎
水道総務課長(小島剛君) 平成26年度から会計制度が変わりまして、そのときから長期前受金戻し入れとか、そういった新しい勘定科目が出てきました。これというのは、減価償却に見合い分を収益化するということで、現金収入を伴わない収益というので出てきたんですけれども、これが全国的に統一していませんでしたので、こういったことで、みなし償却という関連もあるんですけれども、みなし償却が全国的に26年度からその処理をすることができなくなりまして、全国的に統一化できたということになっております。そうすることによって、減価償却費が多少上がるという面もありますので、その分で長期前受金戻し入れを差し引いて計算するということになっております。
◆委員(波多野こうめ君) それで、給水原価が昨年と比較すると19.71円減額になったよと書いてあるんですが、これはそういう影響を受けているのかどうかです。
◎
水道総務課長(小島剛君) 26年度も既に長期前受金戻し入れというのがありましたので、その分、例えば去年と同じような計算式でいきますと、平成27年度の給水原価が127.27円となりまして、そんなに去年と変わっていないというふうになっております。
○委員長(池戸一成君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(挙手する者なし)
○委員長(池戸一成君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
最初におはかりいたします。認第6号を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(池戸一成君) 挙手全員であります。よって、認第6号は原案のとおり認定すべきものに決しました。
続いて、おはかりいたします。議第95号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(池戸一成君) 挙手全員であります。よって、議第95号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第93号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎管理課長(安藤信明君) それでは、議第93号 工事請負契約の締結について御説明させていただきます。
議案集の25ページ及び26ページをごらんください。
議第93号 工事請負契約の締結については、雄飛ケ丘第2
住宅A棟耐震補強等工事(建築)を一般競争入札で行ったところ、当初の入札で落札者がなく、再度入札においても落札者がなかったため、随意契約にて、予定価格範囲内の1億6858万8000円で沢井・日鋼特定建設工事共同企業体と工事請負契約を締結しようとするものです。
なお、入札参加者は全部で5共同企業体でありました。
説明は以上でございます。
○委員長(池戸一成君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(波多野こうめ君) 今回も不落随契というのが出てきましたけれども、これは原則禁止をされている方法ですよね。厳正化というのも求められているものであるわけなんですけれども、やむを得ない場合だけ認められているということになるわけですけれども、このやむを得ない理由は何ですか。
◎契約経理課長(永井昭徳君) まず、先ほど不落随契については厳格化ないし禁止されているというお話をされましたが、それは国の内部の通達であって、地方公共団体等について出しているものではないと認識しております。
◆委員(波多野こうめ君) それは知りませんでしたけれども、国ではそういうことを言われているけれども、じゃあ市町村はこういう方法は認められているというふうに受けとめていいんですか。
◎契約経理課長(永井昭徳君) 不落札随意契約については、地方自治法施行令第167条の2第1項第8条に規定されておりますので、その規定に基づいて行っておりますので、問題ないと思っております。
◆委員(波多野こうめ君) ごめんなさい。今の167条の2を教えていただきたいんですが。
◎契約経理課長(永井昭徳君) 競争入札に付し、入札者がないとき、または再度の入札に付し、落札者がないときについて、随意契約ができるとなっております。
◆委員(波多野こうめ君) 今のは、随意契約について認められているという文書ですね。今、2回入札を行ったわけですけれども、予定価格を全てが上回っていたということで不落随契になったんですけれども、その原因というのは何かということですけれども、どういうものが考えられるのか説明してください。
◎契約経理課長(永井昭徳君) 特にどの理由かということはこの案件については確定できませんけれども、ただ、工事の内容、工種、それから参加業者の事情、それぞれありますし、例えば鉄骨とか、そういったものの単価というのもありますので、そういったものでいろいろな要因でこういう結果になったと思っております。
◆委員(波多野こうめ君) 入札参加者というのは、適正な価格で見積もって、札を入れるということになりますし、市も当然適正な価格で予定価格を出すということになるわけですよね。でも、それでも落札者が出ないということなわけですけれども、どこかが適正じゃないということになるのか、再三出てくるんですけれども、なぜこんなふうに何回か出てこなきゃいけないのか、その辺のところがわからないんですが、それぞれの参加者、それから市の価格設定についてどのように考えていますか。
◎契約経理課長(永井昭徳君) 市につきましては、予定価格は決められた算出方法で適正な積算をしておると思っております。それで、先ほども申し上げましたように、入札業者の方はまたそれなりの事情で入札されてまいりますので、そこの部分が合わないという場合も、今回の入札につきましては予定価格が非公表となっておりますので、そういった場合も出てくると思っております。事前公表であれば、そういったことは出てきませんけれども、事後公表ということでございますので、そういったことも出てくるかと思っております。
◆委員(波多野こうめ君) 今回の落札率ですけれども、99.94%ですよね。非常に高い落札ということになっているわけなんですけれども、随意契約としては当然認められた制度であると言われますけれども、こんなに高い落札率で、競争性というか、そういうものはほとんど失われているということで、この不落随契をやるということですけれども、もう少し対策がないのかどうか聞きます。
◎契約経理課長(永井昭徳君) まず、市の積算については適正な積算をしておると思っております。ただ、先ほどもお話をさせていただきましたように、相手はまた相手の都合で計算をしております。その上で、不落随契がないようにということでいきますと、一番簡単なのは相手の見積もりどおりに予定価格をつくるとすれば、不落随契というのはないということも考えられますけれども、市としては、市の決められた積算でやっている以上は、こういった不落随契というものはあるものと思っております。
◆委員(横山富士雄君) 工事期間を教えてください。
◎建築指導課長(牧田洋之君) 契約の日から平成29年9月29日までを予定しております。
○委員長(池戸一成君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(挙手する者なし)
○委員長(池戸一成君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第93号を原案のとおり同意すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(池戸一成君) 挙手多数であります。よって、議第93号は原案のとおり同意すべきものと決しました。
続いて、議第94号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎管理課長(安藤信明君) それでは、議第94号 損害賠償の額を定めることについて御説明させていただきます。
議案集の27ページをごらんください。
議第94号 損害賠償の額を定めることについては、本年6月定例会の建設水道常任委員協議会において経過報告をさせていただきました事案でございますが、平成25年10月22日午前10時5分ごろ、都市建設部下水道課職員が公用車を運転中、市内蘇原伊吹町1丁目地内の市道交差点において、西進してきた車両と衝突し、同車両及び相手方に損害を与えたもので、このたび和解が成立する運びとなりましたので、27ページに記載のとおり、損害賠償の額を定めようとするものです。
説明は以上でございます。
○委員長(池戸一成君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(波多野こうめ君) 損害賠償の内訳を説明してください。
◎管財課長(加藤雅人君) 治療費でございますが、100万6432円、入院雑費でございますが、35万1400円、交通費でございますが、59万2000円、慰謝料として151万5000円、合計346万4832円。これに車両費である33万1500円を合計いたしました379万6332円が今回の議案に出させていただいたものでございます。
◆委員(波多野こうめ君) 事故発生から3年ぐらいが経過をしているわけですけれども、その中でいろいろ話し合われてきたと思うんですが、弁護士とか、そういう人は間に入っていたんですか。
◎管財課長(加藤雅人君) 今回の案件に関しては弁護士は入っておりません。
○委員長(池戸一成君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(挙手する者なし)
○委員長(池戸一成君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第94号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(池戸一成君) 挙手全員であります。よって、議第94号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第96号並びに議第97号を一括し議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎管理課長(安藤信明君) それでは、議第96号の市道路線の認定について説明させていただきます。
議案集の29ページをごらんください。
議第96号 市道路線の認定につきましては、開発行為により設置され、各務原市に帰属した5路線をそれぞれ市道鵜1385号線、市道那1125号線、市道那1126号線、市道那1127号線、市道川2371号線として認定しようとするものです。
位置及び形状については、30ページから33ページの資料のとおりです。
続きまして、議第97号 市道路線の廃止及び認定について説明させていただきます。
34ページをごらんください。
議第97号 市道路線の廃止及び認定につきましては、ごんぼ積み地区都市再生整備事業に伴い市道路線の再編成をするため、市道川40号線について、終点が変更されるため、市道川40号線を廃止し、新たに市道川40号線を認定しようとするものです。
廃止する道路の位置及び形状につきましては35ページ、新たに認定する路線の位置及び形状につきましては36ページの資料のとおりです。
説明は以上でございます。
○委員長(池戸一成君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(波多野こうめ君) 議第97号についてですけれども、用地買収は終わったんですか。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](村瀬普君) 今議会でこの議案が通りましたら、用地買収に着手したいと考えております。
○委員長(池戸一成君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○委員長(池戸一成君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
最初におはかりいたします。議第96号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(池戸一成君) 挙手全員であります。よって、議第96号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、おはかりいたします。議第97号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(池戸一成君) 挙手全員であります。よって、議第97号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第84号中、当委員会に所管する事項を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎管理課長(安藤信明君) それでは、議第84号 平成28年度各務原市
一般会計補正予算(第2号)について御説明させていただきます。
お手元の各務原市補正予算書及び予算説明書の5ページ、6ページをごらんください。
まず、歳入でございます。
15款国庫支出金、2項国庫補助金、7目
土木費国庫補助金411万円、それから、次のページをめくっていただきまして、16款県支出金、2項県補助金、7目
土木費県補助金300万円の増額補正につきましては、4月に熊本地震が起きたことから市民の耐震化に対する意識が高まり、木造住宅の耐震補強工事に係る補助金について、当初予定していた件数を上回る申請が見込まれるため、これに伴う国庫補助金及び県補助金を補正するものです。
続きまして、歳出でございます。
21ページ、22ページをごらんください。
8款土木費、4項都市計画費、3目街路費410万4000円の増額補正ですが、これは犬山東町線バイパスの暫定供用について、地域住民から暫定形の見直しを強く要望され、県等の協議を実施するため、修正設計及び事業認可変更に係る委託料を補正するものです。
5項住宅費、2目住宅建築指導費1011万円の増額補正ですが、これは、歳入でもお話ししましたが、4月に熊本地震が起きたことから市民の耐震化に対する意識が高まり、木造住宅の耐震補強工事に係る補助金について、当初予定していた件数を上回る申請が見込まれるため補正するものです。
以上で補正予算に関する説明を終わります。
○委員長(池戸一成君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「なし」との声あり)
○委員長(池戸一成君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○委員長(池戸一成君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第84号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(池戸一成君) 挙手全員であります。よって、議第84号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で当委員会に付託されました案件は全部議了いたしました。
おはかりいたします。委員会報告書並びに委員長報告の作成はどのように取り扱いますか。
(「正・副委員長一任」との声あり)
○委員長(池戸一成君) 正・副委員長一任との声がありましたので、委員会報告書並びに委員長報告の作成はそのように取り扱います。
以上で
建設水道常任委員会を閉会いたします。
(閉会) 午後0時31分
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この記録は正当であることを認める。
建設水道常任委員会委員長 池 戸 一 成...