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  1. 各務原市議会 2015-02-25
    平成27年第 1回定例会−02月25日-01号


    取得元: 各務原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    平成27年第 1回定例会−02月25日-01号平成27年第 1回定例会 各務原市告示第8号  平成27年第1回各務原市議会定例会を次のとおり招集する。   平成27年2月18日                           各務原市長  浅 野 健 司 1 期  日  平成27年2月25日 2 場  所  各務原市議会議事堂          平成27年第1回各務原市議会定例会会議録(第1日目)           議   事   日   程   (第1号)                  平成27年2月25日(水曜日)午前10時開議 日程第 1.会議録署名議員の指名 日程第 2.会期の決定 日程第 3.議第 1号 平成27年度各務原市一般会計予算 日程第 4.議第 2号 平成27年度各務原市国民健康保険事業特別会計予算 日程第 5.議第 3号 平成27年度各務原市介護保険事業特別会計予算 日程第 6.議第 4号 平成27年度各務原市後期高齢者医療事業特別会計予算
    日程第 7.議第 5号 平成27年度各務原市下水道事業特別会計予算 日程第 8.議第 6号 平成27年度各務原市水道事業会計予算 日程第 9.議第 8号 平成26年度各務原市一般会計補正予算(第9号) 日程第10.議第 9号 平成26年度各務原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第11.議第10号 平成26年度各務原市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 日程第12.議第11号 平成26年度各務原市下水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第13.議第12号 各務原市職員定数条例の一部を改正する条例 日程第14.議第13号 各務原市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 日程第15.議第14号 各務原市教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例 日程第16.議第15号 各務原市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 日程第17.議第16号 各務原市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例 日程第18.議第17号 各務原市行政手続条例の一部を改正する条例 日程第19.議第18号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例 日程第20.議第19号 各務原市介護保険条例の一部を改正する条例 日程第21.議第20号 各務原市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第22.議第21号 各務原市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第23.議第22号 各務原市地域包括支援センター包括的支援事業の実施に係る基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第24.議第23号 各務原市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例 日程第25.議第24号 各務原市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の保育料に関する条例 日程第26.議第25号 各務原市消防団条例の一部を改正する条例 日程第27.議第26号 各務原市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 日程第28.議第27号 各務原市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例 日程第29.議第28号 各務原市教育委員会委員の定数を定める条例の一部を改正する条例 日程第30.議第29号 各務原市いじめ防止対策に関する条例 日程第31.議第30号 各務原市体育施設条例の一部を改正する条例 日程第32.議第31号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例 日程第33.議第32号 各務原市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例 日程第34.議第33号 新市建設計画の変更 日程第35.議第34号 公の施設の指定管理者の指定の変更 日程第36.議第35号 市道路線の認定(市道那1122号線) 日程第37.議第37号 各務原市公平委員会委員の選任 日程第38.議第38号 人権擁護委員候補者の推薦 日程第39.本庁舎耐震化等特別委員会委員長報告 日程第40.議第 7号 平成26年度各務原市一般会計補正予算(第8号) 日程第41.議第36号 各務原市副市長の選任 日程第42.市議第1号 各務原市議会委員会条例の一部を改正する条例 日程第43.市議第2号 本庁舎耐震化基本計画策定に向けての要望決議 日程第44.市議第3号 本庁舎耐震化等特別委員会廃止決議 日程第45.請願第1号 米価対策の意見書を求める請願 日程第46.請願第2号 TPP交渉に関する請願 日程第47.常任委員の選任 日程第48.議会運営委員の選任 日程第49.休会期間の決定           議   事   日   程   (第1号の2)                             平成27年2月25日(水曜日) 日程第 1.議第39号 各務原市監査委員の選任 〇諸般の報告 1、議案の提出について 1、専決処分の報告について 1、例月出納検査の結果について 1、定期監査の結果について 1、工事監査の結果について 1、請願の提出について 1、陳情等の提出について 〇本日の会議に付した事件 日程第 1.会議録署名議員の指名 日程第 2.会期の決定 日程第 3.議第 1号 平成27年度各務原市一般会計予算 日程第 4.議第 2号 平成27年度各務原市国民健康保険事業特別会計予算 日程第 5.議第 3号 平成27年度各務原市介護保険事業特別会計予算 日程第 6.議第 4号 平成27年度各務原市後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第 7.議第 5号 平成27年度各務原市下水道事業特別会計予算 日程第 8.議第 6号 平成27年度各務原市水道事業会計予算 日程第 9.議第 8号 平成26年度各務原市一般会計補正予算(第9号) 日程第10.議第 9号 平成26年度各務原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第11.議第10号 平成26年度各務原市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 日程第12.議第11号 平成26年度各務原市下水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第13.議第12号 各務原市職員定数条例の一部を改正する条例 日程第14.議第13号 各務原市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 日程第15.議第14号 各務原市教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例 日程第16.議第15号 各務原市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 日程第17.議第16号 各務原市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例 日程第18.議第17号 各務原市行政手続条例の一部を改正する条例 日程第19.議第18号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例 日程第20.議第19号 各務原市介護保険条例の一部を改正する条例 日程第21.議第20号 各務原市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第22.議第21号 各務原市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第23.議第22号 各務原市地域包括支援センター包括的支援事業の実施に係る基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第24.議第23号 各務原市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例 日程第25.議第24号 各務原市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の保育料に関する条例 日程第26.議第25号 各務原市消防団条例の一部を改正する条例 日程第27.議第26号 各務原市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 日程第28.議第27号 各務原市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例 日程第29.議第28号 各務原市教育委員会委員の定数を定める条例の一部を改正する条例 日程第30.議第29号 各務原市いじめ防止対策に関する条例 日程第31.議第30号 各務原市体育施設条例の一部を改正する条例 日程第32.議第31号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例 日程第33.議第32号 各務原市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例 日程第34.議第33号 新市建設計画の変更 日程第35.議第34号 公の施設の指定管理者の指定の変更 日程第36.議第35号 市道路線の認定(市道那1122号線) 日程第37.議第37号 各務原市公平委員会委員の選任 日程第38.議第38号 人権擁護委員候補者の推薦 日程第39.本庁舎耐震化等特別委員会委員長報告 日程第40.議第 7号 平成26年度各務原市一般会計補正予算(第8号) 日程第41.議第36号 各務原市副市長の選任 日程第42.市議第1号 各務原市議会委員会条例の一部を改正する条例
    日程第43.市議第2号 本庁舎耐震化基本計画策定に向けての要望決議 1、委員会付託省略(議第7号並びに議第36号、市議第1号) 日程第44.市議第3号 本庁舎耐震化等特別委員会廃止決議 1、委員会付託省略(市議第3号) 日程第45.請願第1号 米価対策の意見書を求める請願 日程第46.請願第2号 TPP交渉に関する請願 1、委員会付託(請願第1号並びに請願第2号) 1、日程追加(議長の辞職) 1、議長の辞職 1、日程追加(議長の選挙) 1、議長の選挙 1、発言の申し出(21番 神谷卓男君) 1、日程追加(副議長の辞職) 1、副議長の辞職 1、日程追加(副議長の選挙) 1、副議長の選挙 1、発言の申し出(3番 横山富士雄君) 日程第47.常任委員の選任 日程第48.議会運営委員の選任 1、各常任委員会並びに議会運営委員会正・副委員長の互選結果 1、日程追加(議第39号) 日程第 1.議第39号 各務原市監査委員の選任 1、委員会付託省略(議第39号) 日程第49.休会期間の決定 〇出席議員(24名)                     1 番   黒 田 昌 弘  君                     2 番   五十川 玲 子  君                     3 番   横 山 富士雄  君                     4 番   大 竹 大 輔  君                     5 番   岩 田 紀 正  君                     6 番   津 田 忠 孝  君                     7 番   永 冶 明 子  君                     8 番   波多野 こうめ  君                     9 番   吉 岡   健  君                    10 番   瀬 川 利 生  君                    11 番   仙 石 浅 善  君                    12 番   水 野 盛 俊  君                    13 番   坂 澤 博 光  君                    14 番   川 嶋 一 生  君                    15 番   池 戸 一 成  君                    16 番   杉 山 元 則  君                    17 番   岡 部 秀 夫  君                    18 番   足 立 孝 夫  君                    19 番   三 和 由 紀  君                    20 番   梅 田 利 昭  君                    21 番   神 谷 卓 男  君                    22 番   三 丸 文 也  君                    23 番   古 田 澄 信  君                    24 番   藤 井 國 雄  君 〇欠席議員(なし) 〇説明のため出席した者の職氏名               市長          浅 野 健 司  君               副市長         磯 谷   均  君               市長公室長       山 下 幸 二  君               企画総務部長      五 島 伸 治  君               法令審査監       星 野 正 彰  君               市民部長        各 務 英 雄  君               健康福祉部長      津 田 義 彦  君               産業活力部長      村 井 清 孝  君               都市建設部長      広 瀬 正 輝  君               環境水道部長      永 田 昭 人  君               会計管理者       寺 嶋 健 司  君               消防長         神 谷 義 春  君               教育長         加 藤 壽 志  君               教育委員会事務局長   中 野 浩 之  君               監査委員事務局長選挙管理委員会事務局長               兼公平委員会書記長   田 島 元 一  君               企画総務部次長企画政策課長                           鷲 主 英 二  君               企画総務部次長総務課長                           三 輪 雄 二  君               企画総務部財政課長   西 崎   吏  君               教育委員会委員長    岩 田 重 信  君               代表監査委員      磯 野 孝 博  君 〇職務のため出席した事務局職員               議会事務局長      勝 野 公 敏               次長兼総務課長     土 川   孝               総務課主幹       小 川   晃               主任主査議事調査係長 前 島 宏 和               主査          五 島 竜 一               書記          阿 部 起 也         ─────────────────────────── (開会式) ◎議会事務局長勝野公敏君) 御起立を願います。  ただいまから平成27年第1回各務原市議会定例会の開会式を行います。  浅野市長から御挨拶をいただきます。 ◎市長(浅野健司君) 皆さん、おはようございます。  平成27年第1回各務原市議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位におかれましては、本当にお忙しいところ、全員の御出席を賜り、まことにありがとうございます。  後ほど提案申し上げます来年度の新年度予算等々非常に重要な案件ばかりでございますので、慎重に御審議をいただき、適切な御議決を賜りますことをお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。 ◎議会事務局長勝野公敏君) 神谷議長が御挨拶を申し上げます。 ○議長(神谷卓男君) 皆さん、おはようございます。  平成27年第1回各務原市議会定例会を招集しましたところ、公私ともに御多忙のところ御参集賜りまして、まことにありがとうございます。  本定例会には、新年度予算案を初め、重要議案が提出されてまいります。慎重に御審議の上、適切な御判断を賜りますようお願い申し上げますとともに、円滑な議会運営に御協力をよろしくお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。 ◎議会事務局長勝野公敏君) これをもちまして、開会式を終わります。  御着席を願います。         ───────────────────────────
    △1、開会 (開会) 午前10時5分 ○議長(神谷卓男君) ただいまから平成27年第1回各務原市議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。         ─────────────────────────── △1、諸般の報告 ○議長(神谷卓男君) 日程に先立って、諸般の報告を職員にいたさせます。         ─────────────────────────── (職員報告)  御報告いたします。 1、議案の提出について  市長から、本日付をもって、議第1号から議第38号までの38案件の提出がありました。 1、専決処分の報告について  市長から、地方自治法第180条第2項の規定により、損害賠償の額を定めることについて専決処分した報告が2件ありました。  内容は、お手元に配付した写しのとおりであります。 1、例月出納検査の結果について  監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定により、平成26年度11月分並びに12月分の現金出納検査を執行した結果の報告がありました。  内容は、省略させていただきます。 1、定期監査の結果について  監査委員から、地方自治法第199条第9項の規定により、平成26年度第3回定期監査を執行した結果の報告がありました。  内容は、省略させていただきます。 1、工事監査の結果について  監査委員から、地方自治法第199条第9項の規定により、平成26年度工事監査を執行した結果の報告がありました。  内容は、省略させていただきます。 1、請願の提出について  岐阜市徹明通7丁目13番地、教育会館301号、農民運動岐阜連合会代表者 小寺徹氏から米価対策の意見書を求める請願とTPP交渉に関する請願の提出がありました。  内容は、お手元に配付した請願文書表のとおりであります。 1、陳情等の提出について  横浜市中区本郷町3−287、荒木實氏から、地球社会建設決議に関する陳情の提出がありました。  内容は、お手元に配付した陳情文書表のとおりであります。  以上で報告を終わります。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) 以上で諸般の報告を終わります。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) 本日の日程は、お手元に配付したとおり定めました。         ─────────────────────────── △日程第1、会議録署名議員の指名 ○議長(神谷卓男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員には、会議規則第80条の規定により、議長において4番 大竹大輔君、5番 岩田紀正君の両君を指名いたします。         ─────────────────────────── △日程第2、会期の決定 ○議長(神谷卓男君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  おはかりいたします。今期定例会の会期は、本日から3月24日までの28日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(神谷卓男君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から3月24日までの28日間と決しました。         ─────────────────────────── △日程第3、議第1号から日程第38、議第38号まで ○議長(神谷卓男君) 日程第3、議第1号から日程第38、議第38号までの36案件を一括し、議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。  市長 浅野健司君。   (市長 浅野健司君登壇) ◎市長(浅野健司君) 平成27年第1回各務原市議会定例会に当たり、市政運営について所信の一端を述べますとともに、提案いたしました平成27年度予算を初めとする各議案の概要について御説明を申し上げます。  初めに、市長就任後、初の本格予算編成となりました平成26年度、市政を担う重責を感じつつも、議員の皆様、そして市民の皆様の御理解、御協力を賜りまして、その職責を全うできますことに、心から厚く御礼を申し上げます。  さて、今日の私たちを取り巻く環境は、都市部への人口集中や人々の社会経済活動等の広域化、東日本大震災の発生を契機とした防災意識の高まり、国と地方、県と市町村の役割の抜本的見直しなど、大きく変化をしております。さらに、市民の意識や価値観、地域の課題なども複雑化、多様化してまいりました。  このような情勢の中、昨年は、市民の皆様が幸せを実感でき、また将来の各務原市を担う子どもたちが確かな夢を持つことができるまちづくりを推進するため、平成36年度を目標年次とした、まちづくりの羅針盤となる総合計画を策定いたしました。  計画では、将来都市像、「笑顔があふれる元気なまち〜しあわせ実感かかみがはら〜」を掲げ、その実現のため、「誇り」「やさしさ」「活力」の3つの基本理念と9つの基本目標を設定いたしました。今後は総合計画のもと、市民お一人お一人が夢や目的、生きがいを持って生き生きと輝き、人生を謳歌し、幸せを感じられるまちづくりを進めてまいります。  昨年は、キーワードとして「積」という字を上げさせていただきました。市民の皆様からお聞きした声やアイデアを積み上げ、総合計画のスタートに向け、その礎を積み上げてまいりました。そして、ことしの1字は「挑」であります。  平成27年度予算では、次の2点に重点を置いて挑んでまいります。  1つ目は、総合計画を着実に実施するための予算。特に、子ども・子育て分野に継続的に取り組んでいくとともに、教育、医療、防災、産業等、各分野への取り組みを通じて、新しい各務原の基礎を確立することに果敢に挑みます。そこでは、市民との対話から得られる意見やアイデアも活用させていただきます。  2つ目は、将来世代に責任を持つ予算。自主財源の確保に努めると同時に、効果が低い事業や不要不急な事業については廃止も含めて検討するなど、事業のスクラップ・アンド・ビルドを徹底します。国・県の補助金を活用するとともに、従来の方法にとらわれず、合理化・効率化に最大限挑んでまいります。  理想のまちの実現は、行政のみの取り組みで達成できるものではありません。市民の皆様との対話を通じて継続的な連携を図り、思いを共有し、情熱を持ってまちづくりにみんなで挑む、市民協働が必要であります。笑顔があふれるまちには人来る、市民、自治会、NPO、企業、行政などがオール各務原として一丸となり、幸せを実感できるまちが実現できるよう全力で取り組む所存でございますので、皆様の一層の御理解、御協力をお願いいたします。  それでは、今期定例会に提出をいたしました議案について御説明を申し上げます。  今期定例会に提出いたしました議案は、  ・新年度予算              6件  ・本年度予算の補正           5件  ・条例の制定・改正           21件  ・新市建設計画の変更          1件  ・指定管理者の指定の変更        1件  ・市道路線の認定            1件  ・人事の案件              3件 の合計38案件であります。  以下、議第1号から議第6号までの新年度予算から順次御説明をいたします。  「笑顔があふれる元気なまち」、子どもたちの笑う声が響き、若者が生き生きと学び、働き、高齢者が安心して暮らすことができるまち。その実現を目指し、平成27年度から新しい総合計画が始まります。  平成27年度の予算は、新たな10年のスタートを切る最初の予算となります。  「笑顔があふれる元気なまち」の実現に向け、「誇り」「やさしさ」「活力」の3つをまちづくり基本理念に、それらにつながる9つの基本目標に沿って、幅広く事業を展開してまいります。  当初予算では、その第一歩として、将来の各務原を担う子どもたちが確かな夢を持って成長していけるよう、引き続き子ども・子育ての分野に、そして教育の分野には特に力を入れました。各世代、各分野の方々との対話から得られる御意見、御提案に広く耳を傾け、市民お一人お一人が幸せを実感し、内外に向けて元気を発信できるまちづくりを進めてまいります。  このような考え方に基づき、編成いたしました平成27年度の予算規模は、  ・一般会計       463億5000万円  ・特別会計     343億5561万3000円  ・企業会計        35億7251万円  ・総  額     842億7812万3000円 であります。  これを平成26年度の当初予算と比較いたしますと、一般会計で9.7%の増、特別会計で7.5%の増、企業会計で3.7%の減、総額では8.2%の増となります。  なお、国の緊急経済対策やまち・ひと・しごと創生の取り組みに対応し、各務原市版の地方創生へ果敢に挑んでいくため、一部事業を先行して実施してまいります。  一般会計において、合わせて3億2400万円の事業を26年度に前倒ししており、これらを含んだ13カ月予算では466億7400万円となります。  続きまして、一般会計の歳入の主なものについて順次御説明を申し上げます。  平成27年度において、国の予算編成や地方財政対策の動向などを注視し、歳入全般にわたって財源の適切な確保に努めました。  市税については、企業収益や個人の給与収入がマイナス基調となっていることなどを勘案し、対前年度当初比2.0%減の198億3199万5000円を計上しております。  地方交付税については、地方財政対策の状況などを勘案し、対前年度当初比7.9%増の30億2000万円を計上しております。  国庫支出金につきましては、小中学校の全教室に冷暖房設備の整備を推進するため、文科省の学校施設環境改善交付金、防衛省の防衛施設周辺防音事業補助金を活用することなどにより、対前年度当初比13.3%増の67億5057万円を計上しております。  県支出金につきましては、本市の特産品、ニンジンの生産力強化を図るために、農水省の強い農業づくり交付金を活用いたしますが、本交付金は県を経由して交付されることなどにより、対前年度当初比27.5%増の36億963万6000円を計上しております。  市債については、臨時財政対策債に加え、合併特例債、緊急防災・減災事業債の発行により、対前年度当初比16.6%増の28億8450万円を計上しております。  次に、一般会計の歳出予算から、新年度に実施する主要施策を「誇り」「やさしさ」「活力」、3つの基本理念につながる9つの基本目標に沿って、順次御説明を申し上げます。  まず、1つ目の基本理念は「誇り」、新しい人づくり、地域づくりであります。ここでは、市民協働、教育・文化・スポーツ、環境の3つを基本目標に掲げております。  主要事業といたしまして、市民との対話事業、教育環境充実事業、リサイクル再資源化事業などを展開してまいります。  市民との対話事業については、まちづくりの一丁目一番地である市民協働を推進していくものであります。市民の皆様との対話を継続的に行い、連携してまちづくりを進めていくため、エリア担当職員配置事業では、地域と行政のパイプ役として期待されるエリア担当職員を現在の1名から3名増員し、4名配置いたします。  教育環境充実事業では、ICT機器を効果的に活用することにより、もっと楽しく、もっとわかりやすい授業を目指すとともに、子どもたちの学ぶ意欲や学力の向上を図るため、全ての小中学校に電子黒板、書画カメラ、デジタル教科書等を配備する学校ICT化推進事業を実施いたします。  また、小中学校冷暖房設備整備事業により、快適な学習環境の整備を進めていくほか、各務原寺子屋事業を拡充し、未来を担う子どもたちの可能性を広げてまいります。  さらに、体験型プログラムを盛り込んだ防災キャンプ開催事業により、次代の地域防災リーダーを育ててまいります。  リサイクル・再資源化事業では、雑がみの分別・回収に対するモデル事業を実施し、リサイクル推進のための新たな仕組みづくりへとつなげてまいります。
     2つ目の基本理念は「やさしさ」、新しい安心づくりであります。ここでは、保健・医療、福祉・社会保障、防災・防犯の3つを基本目標に掲げております。  主要事業といたしましては、健康増進事業、子育て応援事業、地域安全安心事業などを展開してまいります。  健康増進事業では、幼少期における弱視の早期発見が治療効果に大きな影響があることから、全ての保育所・幼稚園で医師による視力検査を行います。対象児童に漏れがないよう、保育所・幼稚園に通っていないお子さんに対しましては、検査用紙を送付する4歳児視力検査事業を実施いたします。  また、歯周疾患検診事業では、新たに20歳、25歳、65歳の方々を対象に加えるほか、75歳以上の方々を対象に歯科健診事業を新規に実施することにより、切れ目のない健診の機会を提供し、生涯にわたって歯の健康づくりを支援してまいります。  子育て応援事業については、子ども・子育て会議などさまざまなところからいただいた御意見、御要望を形にいたしました。今年度、充実した学童保育事業などの各事業を着実に実施していくほか、妊娠期から始めるハッピー子育て講座事業、1歳おめでとう事業により、子育て中の方々、子ども同士が交流できるきっかけをつくり、地域で子育てを支援する輪を広げてまいります。  さらに、ファミリー・サポート・センター事業(産後お助け隊事業)では、対象者を拡大し、産後の育児・家事を地域で支える環境を充実させていきます。  地域安全安心事業では、不十分な管理により防災・防犯、衛生、景観など、生活環境にさまざまな悪影響を及ぼすおそれがある空き家について、まずは実態を調査・把握するため、空家等実態調査事業を実施し、今後の具体的な対策につなげてまいります。  また、高齢消費者被害防止推進モデル事業の実施により、安全・安心のまちづくりを推進してまいります。  3つ目の基本理念は「活力」、新しい元気づくりであります。ここでは、基盤整備、産業、行財政の3つを基本目標に掲げております。  主要事業といたしまして、公共交通充実事業、雇用確保促進事業、各務原ブランド力強化事業などを展開してまいります。  公共交通充実事業については、市民ニーズにマッチしたふれあいバスにリニューアルするため、住民懇談会などを実施し、多くの方々からいただいた御意見を形にしたものであります。路線を大幅に再編するとともに、運行時間もおおむね1時間に1本確保するなど、より便利になったふれあいバスが10月からスタートをいたします。  また、ふれあいバスのリニューアルにあわせて、利用促進の観点から、1日乗り放題チケットの販売や待合環境の整備を行うほか、ワークショップを開催し、市民の皆様と一緒になって、もっとわかりやすく、もっと使いやすいバスマップなどを作成いたします。  雇用確保促進事業については、雇用における人手不足の解消とものづくりのまち各務原を支える人材を確保、育成するため、まずはU・Iターン企業説明会出展事業、女性・高齢者雇用促進事業の2つの事業を実施し、雇用環境の整備を図ってまいります。  各務原ブランド力強化事業については、各務原ブランドをもっと多くの方々に知っていただくために、内外に向けて発信していくものであります。野菜産地強化施設整備事業、シティプロモーション戦略作成事業、地域発信型映画凱旋上映事業、CM制作ワークショップ事業の4つの事業を実施してまいります。  新年度予算以外の議案につきまして、御説明をさせていただきます。  議第8号から議第11号までの4案件は、本年度の予算の補正に関するものであります。  議第8号は、平成26年度一般会計補正予算(第9号)を定めようとするもので、国の補正予算に伴うプレミアム商品券発行事業のほか16件の実施を初め、庁舎等整備基金等への積み立て、その他既定の事業経費の確定など、当面の行政需要に対応するため、歳入歳出予算、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正を行うものであります。この結果、一般会計の歳入歳出予算にそれぞれ19億1334万3000円を追加し、補正後の予算総額を453億5757万円とするものであります。  繰越明許費の補正につきましては、国の補正予算に伴う事業の追加、その他事業の執行状況の見込み等により、エリア担当職員配置事業のほか25件を追加し、勤労青少年運動場再整備事業を変更するものであります。  債務負担行為の補正につきましては、国の補正予算に伴う事業の追加により、ふれあいバス運行事業ほか1件を追加するものであります。  地方債の補正につきましては、発行可能額の確定により、臨時財政対策債を変更するものであります。  議第9号は、平成26年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めようとするもので、過年度の療養給付費負担金等の精算確定に伴い、歳入歳出予算にそれぞれ1億3783万5000円を追加し、補正後の予算総額を166億3664万8000円とするものであります。  議第10号は、平成26年度介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を定めようとするもので、介護保険システムの改修に係る国庫補助額の内示に伴い、歳入予算の組み替えをするものであります。  繰越明許費につきましては、事業の年度内完了が見込めないことにより、介護保険システム改修事業を翌年度に繰り越して実施しようとするものであります。  議第11号は、平成26年度下水道事業特別会計補正予算(第3号)を定めようとするもので、社会資本整備総合交付金の追加交付決定に伴う汚水管渠整備事業の実施などにより、歳入歳出予算にそれぞれ6253万円を追加し、補正後の予算総額を36億1329万6000円とするものであります。  繰越明許費につきましては、事業の執行状況の見込み等により、那加成清処理分区第1工区ほか5管渠整備事業を翌年度に繰り越して実施しようとするものであります。  地方債の補正につきましては、社会資本整備総合交付金の追加交付決定に伴う事業の実施により、公共下水道事業債を変更するものであります。  次に、議第12号から議第32号までの21案件は、条例の制定・改正に関するものであります。  議第12号は、職員の定数を定める等のため、議第13号は、適正就学指導委員会の名称を改める等のため、議第14号は、教育公務員特例法の一部改正に伴い、関係規定を整備するため、議第15号は、職員の給料の額等を改めるため、議第16号は、特別職報酬等審議会の審議事項に教育長の給料の額を加えるため、議第17号は、行政指導の中止等を求める制度を定める等のため、議第18号は、土地証明書交付手数料等を見直すため、議第19号は、介護保険料額を改める等のため、議第20号、議第21号及び議第23号は、参酌基準である厚生労働省令の一部改正に伴い関係規定を整備するため、議第22号は、介護保険法の一部改正に伴い関係規定を整備するため、議第24号は、特定教育保育施設等の保育料を定めるため、議第25号は、消防団員の報酬の額の見直し等のため、議第26号は、児童扶養手当法の一部改正に伴い関係規定を整備するため、議第27号及び議第28号は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、教育長の職務専念義務の特例を定め、また教育委員会委員の定数を改めるため、議第29号は、児童等に対するいじめの防止等に係る基本理念を定め、市、学校、保護者等の責務を明らかにし、いじめ防止の基本方針を定めるため、議第30号は、勤労青少年運動場の再整備に伴い、関係規定を整備するため、議第31号は、住宅性能評価を受けた長期優良住宅建築等計画認定手数料を定めるため、議第32号は、管理職員特別勤務手当を改める等のため、それぞれ条例を制定・改正しようとするものであります。  次に、議第33号は、合併特例債の発行可能期間が5年間延長されたことに伴い、新市建設計画の一部を変更しようとするものであります。  議第34号は、指定管理者に管理を行わせている体育施設の名称を変更しようとするものであります。  議第35号は、開発行為により設置された道路を市道として認定しようとするものであります。  最後に、議第37号及び議第38号は、人事の案件に関するものであります。  議第37号は、各務原市公平委員会委員 猿渡要司氏の任期が3月31日に満了するため、再び同氏を選任しようとするものであります。  議第38号は、人権擁護委員 苅谷里美氏の任期が6月30日に満了するため、再び同氏をその候補者に推薦しようとするものであります。  いずれも人格、識見ともにすぐれ、その職務を全うされるに適任であると存じます。  以上、御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(神谷卓男君) 以上で、説明は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) なお、質疑の発言通告書は、3月2日午前10時までに御提出ください。         ─────────────────────────── △日程第39、本庁舎耐震化等特別委員会委員長報告 ○議長(神谷卓男君) 日程第39、本庁舎耐震化等特別委員会委員長報告を議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) 本庁舎耐震化等特別委員会のこれまでの調査経過と結果の報告を求めます。  本庁舎耐震化等特別委員長 古田澄信君。   (本庁舎耐震化等特別委員長 古田澄信君登壇) ◎本庁舎耐震化等特別委員長(古田澄信君) それでは、本庁舎耐震化等特別委員会の委員長報告をさせていただきます。  当委員会は、市役所本庁舎の耐震化に関する基本的な方針となる基本構想の策定に向け、策定委員会が協議・検討を行っていく中で、議会としても本庁舎の耐震化における整備方法や整備計画、事業費、財政計画などの諸問題について調査し、将来の各務原市を見据え、その方針を検討していく必要があるとのことから、平成26年9月定例会において設置が決定され、本日まで計7回の委員会を開催し、協議を重ねてまいりました。  今期定例会までに、本庁舎耐震化に向けての方針に関して、当委員会として結論をまとめましたので、これまでの調査経過と結果について御報告いたします。  まず、平成26年9月30日に第1回の特別委員会を開催いたしました。  委員会におきましては、市長の諮問機関である本庁舎耐震化基本構想策定委員会での検討・協議の経過や、今後のスケジュール、耐震についての基本的事項や課題、そして昨年3月から4月にかけて行った市民アンケートの結果などについて、執行部より説明がありました。  25年度に実施した本庁舎の耐震診断結果では、ほとんどの階でIs値0.6を下回っており、大地震に対し、倒壊または崩壊する危険性が高いということ、また、耐震性能を向上させる整備方法として、耐震補強、免震補強、建てかえのほか、Is値0.6程度の耐震補強を行うと同時に、新たに防災拠点庁舎を新設する方法などがあることを確認いたしました。  平成26年10月20日に開催した第2回特別委員会では、執行部が示した本庁舎耐震化に関する資料について、事前に質問事項を委員より提出していただき、それに対する執行部の回答を1つずつ順番に確認いたしました。  委員からの主な質問では、「本庁舎に災害対策本部を設置するとした理由は」との問いに、「市民サービスや災害対策の拠点である本庁舎から災害対策本部を他施設に移すと連携が困難になり、市民生活の復旧・復興活動に大きな支障となるためである」との答弁。  「災害対策本部を本庁舎以外に設置、あるいは建造する検討はしたのか」との問いに、「本庁舎の耐震化とあわせて隣接地に防災拠点を新設することも選択肢の1つとしている」との答弁。  「本庁舎と総合福祉会館を統合する案もあっていいのでは」との問いに、「産業文化センターを活用し、総合福祉会館の庁舎機能部分を本庁舎と統合することも、建てかえということになった場合、選択肢として考えられる」との答弁。  「2020年に東京オリンピックが行われるなど、今後建築需要の増加により、物価の上昇が続く可能性が高いのでは」との問いに、「その可能性もあるかと思われるが、想定が困難なため、現段階での時点修正により算定している」との答弁。  「本庁舎の5階、6階を減築すると耐震にはどの程度の効果があるか」との問いに、「本庁舎の最低Is値は0.28であるが、減築すると0.34という数字が示されている。また、減築工事については、減築にかかわる養生、解体、屋根防水工事とともに、屋上にあるエレベーター設備や換気設備、防災無線設備などの移設があるため、通常の耐震工法と比較し、さらに高額になると予想している」との答弁がありました。  続いて、平成26年10月31日に開催した第3回特別委員会では、本庁舎耐震化整備の要否や方針などについて協議を行いました。  耐震化整備の要否については、委員から、このような耐震診断結果で、このまま放っておくことはできないという意見や、Is値が0.3であるということは、地震が起きれば壁などが崩れる。やはり何らかの補強、耐震はしていかなければいけないという意見。南海トラフ大地震は、あすにでも起こるかもしれない。本庁舎以外の公共施設はほぼ耐震化済みになっており、いよいよ本庁舎を考えなければならない段階である。耐震化工事を早急に進めるべきなどの意見が出され、本庁舎の耐震化整備については必要であるとの意見で一致し、当委員会としては、耐震化整備を行うべきという考えのもと、今後の協議を進めていくことを確認いたしました。  次に、これまでの委員会での協議や視察などを踏まえて、耐震整備の方法、方針について各委員の意見を確認いたしました。  主な意見として、本庁舎の耐震化は多額の費用がかかるため、市民サービスの面と財政的な面の両方から考えなければならない。耐震補強では、庁舎内の各部屋が耐震ブレースで分断され、部署が分散化し、ますます市民サービスが後退する。庁舎耐震にかかるコストは、長い目で見て、あらゆる世代が平等に負担しなければならない。50年かけて平等に負担していくという考え方で見ると、財政的な面で考えても新築建てかえがよいという意見や、先に持ち越すのではなく、今耐震というのは絶対条件であり、また20年後に建てかえるとなれば大変なコストがかかってくる。財政が許されるのであれば建てかえがよいなど建てかえを求める意見や、一方、市民の財産であるこの庁舎を大事に使い、その間建てかえに向けて準備をしていく。いずれは建てかえなければならないが、今後の経済的な情勢が不透明な中で大きな事業になる建てかえは、市民サービスの面でも予算的にかなりの負担になる。耐震改修して別のところに防災拠点を置く方法を検討したいという意見や価格の高騰が読めない状況であり、新築で70億円と予想して、それが大幅な高騰になった場合に、市民の皆さんに説明がつかない。今の時点では、とりあえず20年、耐震補強あるいは免震をしてこの庁舎を使い、その後の経済状況、物価状況を勘案しながら次の世代のことを考えていくべきなど、耐震補強、免震補強を求める意見もあり、委員間で協議を行いましたが、この日には結論に至らず、次回に継続協議することになりました。  続いて、平成26年11月11日に開催した第4回特別委員会では、最初に執行部から基本構想策定委員会のこれまでの経過と今後のスケジュールについて報告があり、その後、耐震整備の方法、方針について、前回に引き続き委員間協議を行いました。  委員からは、ライフサイクルコストや現在の財政力、将来人口の動向等を考えたとき、耐震化はいち早く取り組まなければならない課題であり、早い段階で新築をしたほうが将来世代の負担は逆に少なくて済むという意見や、今回耐震補強をしたとしても20年後には建てかえを考えなければならないことを考えると、今この時点で建てかえという形で進んだほうがよいという建てかえを求める意見が出されました。  一方で、65年という耐久性がある中で、今後の経済情勢や建てかえに伴う費用などを総合的に考えて、解体、建てかえというリスクは非常に大きいなど、建てかえ以外の方法を求める意見も出されました。  前回に引き続き協議を重ねましたが、前回の委員間協議と同様な意見に終始し、意見の一致には至らず、今後、当委員会として調査・研究を進めていく上で、議論の方向性を決める必要があるため、建てかえとするのか、建てかえ以外とするのかで採決を行った結果、今後は建てかえの方向で議論を進めることに決定しました。  その後、耐震化策定委員会の検討資料に基づいて、執行部から内容の説明がありました。  続いて、平成26年12月8日に開催した第5回特別委員会では、前回執行部が示した本庁舎耐震化に関する資料について、事前に質問事項を委員より提出していただき、それに対する執行部の回答を1つずつ順番に確認いたしました。  その主な内容として、「エスカレーターの設置予定は」との問いに、「多くの市民が利用する部署を2階に配置する場合は、エスカレーターの設置も検討していく」との答弁。  「雨水の有効利用とあるが、どのように利用していくのか」との問いに、「地下タンクなどに貯留し、トイレの洗浄などに利用できると考えている。設備の導入については、費用対効果を考慮しながら検討していく」との答弁。  「市民協働ゾーンの面積を1800平方メートルとしているが、その根拠は」との問いに、「最近の他市の事例を参考にした。実際に必要な面積は検討していく」との答弁がありました。  その後、事業手法や整備スケジュール、財源のほか、本庁舎耐震化基本構想の素案などについて、内容を確認いたしました。  続いて、平成27年1月6日に開催した第6回特別委員会では、前回執行部が示した本庁舎耐震化基本構想の素案について、事前に質問事項を委員より提出していただき、それに対する執行部の回答を順次確認をいたしました。  その主な内容として、「庁舎等整備基金の予定している積立額と防衛省の補助金の見込み額は」との問いに、「基本計画で具体的な機能や規模の検討を行い、事業費を算定した上で財政計画を策定していく。防衛省の補助金については、現時点での見込み額の算定は困難である」との答弁。  「現段階で考えられる整備スケジュールは」との問いに、「最低でも基本計画、基本設計、実施設計が各1年程度、工事は2年程度の期間が必要と考えられる。完成時期は、現時点では不明である」との答弁。  「今後、どのように市民の意見を収集し、反映していくのか」との問いに、「基本計画の策定時にワークショップを開催する予定である。また、パブリックコメントを実施し、意見を取り入れていく」との答弁がありました。  続いて、平成27年2月13日に開催した第7回特別委員会では、昨年12月から今年1月にかけて行ったパブリックコメント及び1月に開催した地区別説明会の結果等について執行部から説明があり、その後委員から質問がありましたので、その主なものを御報告いたします。  「地区別説明会への市民参加が非常に少ないが、その現状をどう考えているのか」との問いに、「広報紙や市長のフェイスブックなどでもお知らせをしているが、集まっていただくのはなかなか難しい」との答弁。  また、「パブリックコメントの意見を聞くのに、耐震化ではあるけれど、建てかえについてどう考えるかという設定の仕方・やり方についてどう捉えているのか」との問いに、「パブリックコメントの本来の趣旨が条例や計画について、市民の御意見を聞くというものなので、ある程度方針的なものを出した上で皆さんの意見を伺うというのが必要ではないかと考えている」との答弁がありました。  その後、来年度以降に進められる耐震化の基本計画の策定に当たり、当委員会としての要望事項の取りまとめを行いました。  基本計画策定に向けての要望内容は、さまざまな視点から多くの意見が出されましたが、内容を精査し、決議案として議会に提出することに決定しました。これにつきましては、後ほど提案をさせていただきたいと思いますが、市長におかれましては、昨日、基本構想策定委員会から「建てかえによる整備が適当」とする答申を受けられ、建てかえか耐震補強かの結論を出されることだと思いますが、市民、議会の意見、要望をしっかりと受けとめ、決議事項に十分御配慮いただきながら耐震化計画の策定をされるよう、よろしくお願いをいたします。  委員会の終わりに、計7回にわたり委員会を開催し、また他市への行政視察も行いながら本庁舎の耐震化について調査・研究してまいりました。当委員会として、耐震化の方法を建てかえとする結論を出し、これまでの調査・研究の成果として基本計画策定に向けて要望決議をまとめることができ、ここで当委員会の役割を終了したことを委員全員で確認いたしました。また、特別委員会の成果としては、市政において非常に重要な問題である本庁舎の耐震化について、市民から市政に関する負託を受けた我々議会が、市民全体の代表として庁舎の状況把握や今後の課題、構想等について認識を新たにできたこと、また執行部及び同僚議員と策定過程でさまざまな意見交換ができたことが成果ではないかと思います。  今後も、それぞれのお立場でよりよい各務原市に向けてお力添えをいただければと存じます。  最後に、特別委員会の運営に関しまして、議員各位の御協力と、基本構想策定中にもかかわらず、貴重な時間を割き、真摯に私どもの意見、提言に耳を傾けていただいた執行部の皆さんに対し、感謝とお礼を申し上げます。  以上、本庁舎耐震化等特別委員会の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(神谷卓男君) 以上で、委員長の報告は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) これより委員長報告に対し、質疑を行います。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長(神谷卓男君) これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── △日程第40、議第7号から日程第43、市議第2号まで ○議長(神谷卓男君) 日程第40、議第7号から日程第43、市議第2号までの4案件を一括し、議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。  最初に、議第7号並びに議第36号について。  市長 浅野健司君。   (市長 浅野健司君登壇) ◎市長(浅野健司君) それでは、議第7号並びに議第36号について説明をさせていただきます。
     議第7号は、平成26年度一般会計補正予算(第8号)を定めようとするもので、国の補正予算に伴い、勤労青少年運動場再整備事業を実施するため、歳入歳出予算、繰越明許費及び地方債の補正を行うものであります。  この結果、一般会計の歳入歳出予算にそれぞれ1億2000万円を追加し、補正後の予算総額を434億4422万7000円とするものであります。  繰越明許費につきましては、国の補正予算に伴う事業の追加により、勤労青少年運動場再整備事業を翌年度に繰り越して実施しようとするものであります。  地方債の補正につきましては、国の補正予算に伴う事業の追加により、勤労青少年運動場再整備事業債を変更するものであります。  議第36号は、各務原市副市長に新たに小鍋泰弘氏を選任しようとするものであります。  同氏は、平成9年に自治省に入省され、総務省自治財政局、消防庁で御活躍をされたほか、京都府、そして本市において財政課長として2年間、地方自治体の業務に直接携わられるなど、財政、地域振興、消防などの分野で豊富な知識と経験を有しておられます。  この豊富な行政経験を生かして、本市の発展に尽力していただける人材であると期待しておりますので、御賛同賜りますようお願いを申し上げます。  以上、御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(神谷卓男君) 続いて、市議第1号について、14番 川嶋一生君。   (14番 川嶋一生君登壇) ◆14番(川嶋一生君) 市議第1号 各務原市議会委員会条例の一部を改正する条例について、趣旨説明いたします。  改正内容は、第4条第2項にある議会運営委員の定数「7人」を「6人」に、また地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、第21条にある「教育委員会の委員長」を「教育委員会の教育長」に改めるものです。  なお、この条例につきましては、公布の日より施行いたします。  ただし、第21条の改正規定は、平成27年4月1日より施行とし、経過措置を設けております。  以上、議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(神谷卓男君) 続いて、市議第2号について、本庁舎耐震化等特別委員長 古田澄信君。   (本庁舎耐震化等特別委員長 古田澄信君登壇) ◆本庁舎耐震化等特別委員長(古田澄信君) 本庁舎耐震化基本計画策定に向けての要望決議を申し上げます。          本庁舎耐震化基本計画策定に向けての要望決議  本庁舎の耐震化は建替えによる整備を基本とし、基本計画の策定にあたっては、下記の事項を要望する。                     記  1.来庁者の安全確保並びに行政情報の保全を最優先するとともに、災害発生時には防災拠点として、速やかな対応が可能となるよう整備されたい。  2.高齢者や障がい者、子どもを連れた家族などへ配慮したユニバーサルデザインを採用するとともに、駐車場の確保や安全面にも十分配慮されたい。  3.文化・芸術の発信スペースや憩いの場を整備するなど快適性を向上させ、市民から親しまれるよう努められたい。  4.今後の行政需要の増大にも対応できる執務環境とするほか、職員の福利厚生面などにも十分配慮されたい。  5.省エネルギーの推進や自然エネルギーの積極的な活用など、環境対策にも十分配慮されたい。  6.華美な設計を避け、建設費用や維持管理においても低コストとなるよう財政的な負担の抑制に努められたい。  7.計画策定にあたっては、市民に丁寧に説明するとともに、市民の声を取り入れるよう努められたい。  8.巨大地震の到来に備え、可能な限り早期に着工し、工期中に災害が発生した場合には、柔軟な対応ができるよう努められたい。  以上決議する。  平成27年2月25日                                    各務原市議会  御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(神谷卓男君) 以上で説明は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) なお、質疑の発言通告書は、本日午前11時10分までに御提出ください。  これより議案精読のため、午前11時20分まで休憩いたします。 (休憩) 午前11時3分         ─────────────────────────── (再開) 午前11時22分 ○議長(神谷卓男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) これより質疑に入りますが、質疑の通告はありません。  これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── △1、委員会付託省略(議第7号並びに議第36号、市議第1号) ○議長(神谷卓男君) おはかりいたします。ただいま議題となっております議第7号並びに議第36号、市議第1号の3案件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(神谷卓男君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の議第7号並びに議第36号、市議第1号の3案件については、委員会付託を省略することに決しました。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) これより討論を行います。  討論はありませんか。   (「議長、8番」と呼ぶ者あり) ○議長(神谷卓男君) 8番 波多野こうめ君。   (8番 波多野こうめ君登壇) ◆8番(波多野こうめ君) 日本共産党の波多野こうめでございます。  次の案件について反対討論を行います。  議第36号 各務原市副市長の選任について。  2人目の副市長に小鍋泰弘氏を任命しようとしています。そもそも副市長2人制に反対をいたします。  人口が減り、税収が減り、福祉予算が増大する中で、今やらなければならないことは管理職をふやすことではなく、現場で市民に責任を持って仕事をしてくれる正規職員をふやすことです。真の行政改革を言うのなら、副市長2人制にすべきではありません。よって、この議案に反対をいたします。  続いて、市議第1号 各務原市議会委員会条例の一部を改正する条例について。  これまで議会運営委員会は申し合わせ事項として「交渉団体から選出された者で組織し、原則として各交渉団体所属議員3人をもって1人を選出し、さらに3人を増すごとに1人を増すことができる。ただし、所属議員が2人の会派においても委員1人を選出できる」となっていました。このただし書き部分を3人以下の交渉団体以外の会派等の議員は3人以上の推薦をもって委員1人を選出することができると変更し、これに伴って委員数を7人から6人に変更しようとするものです。  そもそも会派とは、思想、心情や政策等で考え方が一致している議員同士が集まって1つの会派をつくっています。それぞれの考え方がある会派等の代表で構成するのが議会運営委員会です。数合わせで議運の委員を出すなど本末転倒です。また、地方自治法には議案提出権や動議などの提出権を12分の1としています。ここに準拠し、2人の会派等で1人選出を基本とすべきです。他市もこの基準です。  平成24年、議員定数が26人から24人に2人減少することとなりました。このことによって、地方自治法で定める議案提出権等を3人から2人に変更しました。日本共産党は、この時点で交渉会派の人数もこれに合わせて2人にしてはどうかと提案しましたが、現行のまま3人でとなりました。ただし書きで2人会派からも選出するとして、見直しは不要とした結論を出した経緯があります。その後、何ら変更しなければならない必要性は起きておらず、わずか2年足らずで変更する理由はありません。少数意見を排除するただし書きの変更は、民主的な議会運営とは言えず、反対します。  市議第2号 本庁舎耐震化基本計画策定に向けての要望決議に対する反対討論を行います。  本庁舎耐震化等特別委員会は、9月に立ち上げて以来、7回の審議が行われましたが、わずか半年足らずです。市民への説明の前に、策定委員会から示された事業構想に基づく協議において、慎重論や反対意見がある中建てかえを選択し、散会しました。  100億円もかけるような大型予算を見込む公共事業となる本庁舎建てかえ事業は、財政的裏づけが最大の課題です。東日本の震災復興もまだ道半ばであり、オリンピック、リニア新幹線と今後大型事業の増大が見込まれています。資材の高騰、人件費の高騰など、既に本市を初め、全国の自治体で入札不況が相次いでいます。市は建てかえに備えて基金の積み増しを行っています。財政計画は基金を基本に、補助金や合併特例債など交付税参入のある起債を行うと言いますが、具体的ではなく詳細は基本計画でと言うばかりです。合併特例債は5年延長されたとはいえ、残りは15億円です。建てかえのための補助金も示さず、全体の財政計画も示さないまま建てかえだけを決めたということです。これだけのお金を捻出しようとすれば、当然市民生活にしわ寄せがあります。市民は福祉が後退するのではと心配していますが、当然です。今後税収の減少、高齢化、人口減少、道州制などを考慮して考えるなら、こんなに早急に結論が出せるものではありません。市内4カ所で地区説明会が行われましたが、たったこれだけでいいのか、パブリックコメントに寄せられた意見はどのように酌み尽くして生かしていくのか見えていません。ふれあいバス事業の見直しの取り組みがいいお手本です。市民の意見を酌み尽くすことが、誰もが納得できるものになるのです。  人知を超え、多発する災害に対応し、防災事業や避難場所、避難経路計画など、市民の立場に立った防災施策が市全体にわたって行き届く行政の役割を果たすべきです。不安のある市庁舎は、いつ来るかわからない災害に備えて一刻も早く耐震補強をすべきです。防災拠点は水道庁舎などを活用するなど、知恵と工夫で今ある公共施設を有効に使い、もしものときに備えることです。  市にとっても、市民にとっても大きな負担を抱えることは必至で、建てかえは歴史的な決断となる事案であることは間違いありません。市長は、建てかえか耐震補強かの結論を大局に立って、市民の暮らし、安全を最優先した施策を実行しつつ、多方面の意見を総合した上で結論を導くべきでしょう。市民をないがしろにした一方通行型の進め方は、市民とのあつれきを生み、市長が公約した市民の声を聞くスタンスを放棄するものです。市長の判断が市民なおざりで、一方的に進められること、事業が市民生活の新たな負担になること、福祉や暮らしの予算が削られることは避けなければなりません。建てかえのための要望決議であり、建てかえありきの決議は市民をないがしろにするものです。よって、この決議に反対をいたします。以上です。   (「議長、17番」と呼ぶ者あり) ○議長(神谷卓男君) 17番 岡部秀夫君。   (17番 岡部秀夫君登壇) ◆17番(岡部秀夫君) 議第36号 副市長の選任について、政和クラブを代表して賛成討論をいたします。  昨年の12月、副市長を2人とする条例改正に対して、人口減少、超高齢社会を迎えており、地方は生き残りをかけた転換期であり、地方がみずから考え、そして責任を持って実行していくことの重要性が増している。市長とともにこれらの増大する多種多様な行政需要や課題解決のために、また今後10年の総合計画の着実な実行に対し、市長のトップマネジメント機能を強化し、スピード感を持ってさまざまな施策を推進することができることや、国・県との調整、対外交渉などの役割を果たしていただく体制は重要なことであり、的を射たもので、副市長を2人とすることは事宜を得たものであると賛成いたしました。  今回の議案は、4月より就任いただく新たな副市長を選任する議案です。市長も国等との折衝交渉をする中で御苦労されたと思いますが、各務原市に迎え入れるに適任の副市長を人選されたと考えます。  小鍋氏は、略歴にありますように、総務省で財政、地域振興、消防など、幅広い分野を経験されており、何よりも各務原市で財政課長として2年間活躍していただいておりますので、本市の情勢に精通しており、さまざまな課題の解決に向けて大きな力を発揮していただけるものと期待できます。  小鍋氏とは、私も市職員として1年間一緒に仕事をさせていただいております。その中で、国の動向などの早期把握、知識、情報力などすぐれた方でありました。そして、議員となったときには、最初の議会での委員会での答弁など、大変丁寧に受け答えいただいたと記憶しております。人柄もまた大変誠実な方だと思います。  2人目の副市長として、若さとその情熱を生かし、各務原市のために、市長とともにその手腕を十分発揮していただくことを期待して、賛成討論といたします。  また、ほかの2案件についても同様に賛成といたします。   (「議長、16番」と呼ぶ者あり) ○議長(神谷卓男君) 16番 杉山元則君。   (16番 杉山元則君登壇) ◆16番(杉山元則君) 志政かかみのを代表して、議第36号、市議第1号、市議第2号について反対の立場で討論いたします。  まず、議第36号 各務原市副市長の選任については、昨年12月議会で各務原市副市長定数条例の一部を改正する条例について反対をしました。副市長の人件費は給与と負担金も含め、年間1900万円、4年間で7600万円となり、固定的経費が増加することになります。まずは現体制の改善策を徹底的に追求し、ほかに方策がないことを確認し、市民にもよく説明してから実施すべきで、いまだ市民の理解が得られていないと考えます。副市長2人制については必要性の議論が足らず、必要な固定経費を上回る成果を十分に理解されていないことから、見送るべきと考えます。よって、各務原市副市長の選任について、反対とします。  次に、市議第1号 各務原市議会委員会条例の一部を改正する条例については、今まで議会運営委員会の委員数は、原則として議員3人で委員1人を選出できるとしながらも、ただし書きに所属議員が2人の会派においても委員1人を選出できるとなっていました。地方自治法第112条、議員の議案提出権には議員定数の12分の1以上の者で提出できるとあり、議員定数が24人の本市においては2人で議案が提出できることになりますので、議運の委員も2人で1人選出できるべきであります。県内他市のほとんどが議案提出権の人数で議運の委員を1人選出できています。ところが、このただし書きを削除して、3人の議員がいないと議運の委員が選出できなくなり、2人の会派だけでは委員が出せなくなることが提案をされました。  民主主義とは、多数派の意思を尊重する一方で、少数派の基本的な権利を擁護する考えのもとに成り立つものであります。今回の改正は、その原則に反しており、少数派の意見が議会運営において尊重されず、議会に市民の意見が反映しづらくなってしまいます。  本来必要であったただし書きは、以前のまま存続すべきであり、各務原市議会委員会条例の一部を改正する条例に反対します。  次に、市議第2号 本庁舎耐震化基本計画策定に向けての要望決議については、この決議は、本庁舎の耐震化は建てかえによる整備としましたが、本庁舎耐震化の議論には幾つかの問題点がありました。  1つ、耐震補強の場合、コンクリート寿命を65年とし、おおむね20年後には耐用年数を迎えることから、建てかえの必要があるとするのは間違いであること。2つ、建てかえまでの5年間の耐震補強計画が盛り込まれておらず、今後30年間で約70%の確率で起きるとされている南海トラフを震源とする大震災に対して、市民や職員の生命を守る対策が考慮されていないこと。3つ、建築資材や人件費の高騰が懸念され、建てかえ予算の正確な見通しが立たないことや、合併特例債などによる国の補助はほとんど期待できず、市の財政に大きな負担となること。4つ、本庁舎の建てかえについて市民の理解が得られておらず、本庁舎の耐震補強をして、そのまま使い続けるべきだとする意見が多く寄せられていること。  以上の問題点があることから、本庁舎耐震化は耐震補強を優先とすることが望ましいと考えます。よって、本庁舎耐震化基本計画策定に向けての要望決議に反対をいたします。   (「議長、1番」と呼ぶ者あり) ○議長(神谷卓男君) 1番 黒田昌弘君。   (1番 黒田昌弘君登壇) ◆1番(黒田昌弘君) 市議会公明党の黒田昌弘でございます。  市議会公明党を代表して、議第36号 各務原市副市長の選任について、賛成の立場で討論いたします。  昨年、副市長2人制の条例案が可決されたことを受け、各務原市は新たに4月1日より副市長 小鍋泰弘氏を選任しようと同意を求める議案を提出しました。  小鍋氏は、自治省行政局市町村課を皮切りに、京都府総務部地方課、総務省自治行政局地域振興課、自治財政局財政課、地方債課、そして平成19年から2年間、各務原市の財政課長を立派に務められ、総務省に戻られてからは、自治財政局地方債課企画係長、消防庁予防課主幹、そして、現在は自治財政局地方債課主幹として地方自治行政の財政にかかわる部局を中心に務めてこられた地方行政のエキスパートであります。今や中央集権という言葉は死語となり、地方分権が着実に進んできております。  今後、人口減少、少子高齢化は速いスピードで進行し、その結果、地方の財政を大きく圧迫していく状況になっていくと考えられます。特に、医療・福祉、そして子育て支援の財源確保が急務な課題となってまいります。そんな中、総務省でも自治財政局主体に務めてこられ、ましてや各務原市の財政課長の経歴を持つ小鍋氏が各務原市の副市長として選任されることは、今後ますます国とのパイプを太く持ち、財政はもとより、地域課題の解決と地方創生にチャレンジしていくための最適な人選であると考えます。したがいまして、副市長に小鍋泰弘氏を選任する議第36号に賛成いたします。  なお、市議第1号、第2号につきましても、賛成をいたします。以上でございます。
    ○議長(神谷卓男君) ほかに討論はございませんか。   (挙手する者なし) ○議長(神谷卓男君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) これより採決を行います。  最初に、おはかりいたします。議第7号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(神谷卓男君) 起立全員であります。よって、議第7号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) 続いて、おはかりいたします。議第36号を原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(神谷卓男君) 起立多数であります。よって、議第36号は原案のとおり同意されました。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) 続いて、おはかりいたします。市議第1号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(神谷卓男君) 起立多数であります。よって、市議第1号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) 続いて、おはかりいたします。市議第2号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(神谷卓男君) 起立多数であります。よって、市議第2号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────── △日程第44、市議第3号 ○議長(神谷卓男君) 日程第44、市議第3号を議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。  14番 川嶋一生君。   (14番 川嶋一生君登壇) ◆14番(川嶋一生君) 市議第3号 本庁舎耐震化等特別委員会廃止決議について趣旨説明いたします。  本庁舎の耐震化について調査・研究するため、平成26年9月30日に本庁舎耐震化等特別委員会を設置しました。先ほどの委員長の報告にもありましたが、本庁舎耐震化等特別委員会として耐震化の方法を建てかえとする結論を出し、市議第2号の本庁舎耐震化基本計画策定に向けての要望決議も原案可決となりました。よって、本庁舎耐震化等特別委員会の任務も終了したため、廃止を提出するものです。  以上、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(神谷卓男君) 以上で説明は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) これより質疑を行います。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長(神谷卓男君) これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── △1、委員会付託省略(市議第3号) ○議長(神谷卓男君) おはかりいたします。ただいま議題の市議第3号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(神谷卓男君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の市議第3号については委員会付託を省略することに決しました。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) これより討論を行います。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長(神谷卓男君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) これより採決を行います。  おはかりいたします。市議第3号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(神谷卓男君) 起立全員であります。よって、市議第3号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────── △日程第45、請願第1号並びに日程第46、請願第2号 ○議長(神谷卓男君) 日程第45、請願第1号並びに日程第46、請願第2号を一括し、議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) 職員の朗読を省略し、紹介議員の説明を求めます。  7番 永冶明子君。   (7番 永冶明子君登壇) ◆7番(永冶明子君) 日本共産党の永冶明子でございます。  請願の紹介をさせていただきます。  まず初めに請願第1号、若干説明を付して、紹介をさせていただきます。米価対策の意見書を求める請願です。  (請願趣旨)  2014年産米価格は、JA概算金、つまり仮渡金になりますけれども、最低水準になったのに加え、2014年11月の相対価格が1万1261円と前月をさらに下回る異常な価格で推移しています。  労賃はもとより、物財費さえ確保できない価格では、どんな経営努力を講じても経営は維持できず、そのしわ寄せが大規模経営や集落営農組織等の担い手層の経営に集中します。  しかも、政府が米直接支払交付金を半減し、「米価変動補填交付金」を廃止したために、生産者に二重、三重に困難をもたらしています。この米直接支払交付金というのは、昨年から半額の7500円にされ、2018年から廃止されることになっております。それから米価変動補填交付金の廃止ですが、これは農林水産省は2014年産で交付しないと公表しており、2015年産から廃止が決まっているものです。  政府は、多くの農家や関係者の米価対策を求める世論に押されて融資やコスト削減への助成などを打ち出していますが、米価本体に影響を与える対策を打ち出さず、需給にかかわる対策については専ら民間任せに終始しています。  今回の米価暴落は、このまま何も手を打たなければ、最も影響を受ける大規模農家を含め離農が雪崩を打つように進み、地域農業の維持や農村集落にも深刻な影響をもたらしかねません。それは、また、日本の食料自給率の一層の低下を招くことになることは明らかです。  政府がさらなる緊急対策を打ち出すとともに、米の需給対策を放棄する方針を撤回し、需給と価格の安定に責任を持つ米政策を確立することが強く求められています。ついては、下記の事項の実現を求める意見書を政府・関係機関に提出することを求めます。  (請願事項)  1.価格の暴落と流通の停滞の原因は過剰米にあることは明らかであり、過剰米の市場隔離を官民挙げて実施するなど、米穀の需給調整に直ちに乗り出し、米価の回復を図ること。  2.米直接支払交付金の半減措置と米価変動補填交付金の廃止を撤回し、農家の経営安定対策をとること。  各議員におかれましては、米つくりに頑張る農業者の声を真摯に受けとめ、請願趣旨を十分御検討の上、御賛同をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。  続きまして、請願第2号 TPP交渉に関する請願です。  同じく、農民運動岐阜県連合会から出されています。  昨年末に合意を目指したTPP交渉は、日米間はもとより、交渉参加国の深刻な利害対立から、合意を断念せざるを得ませんでした。TPPは農林漁業への甚大な影響のみならず、食の安全、医療制度、保険など、国民生活に広く影響を及ぼし、ISD条項によって国家主権が脅かされるなど、TPPに対する国民の懸念が広がっているもとで、合意を断念したことは当然のことでした。  しかし、春の段階でのTPP合意を目指すオバマ政権は、年明けから日米事務レベル協議を重ね、安倍内閣も日米が連携して交渉を促進する立場を繰り返し表明しています。  政府はこの間、交渉に当たっては農産品5品目の関税撤廃が除外できない場合は交渉から離脱すること等を明記した衆参両院の農林水産委員会決議を遵守することを約束し、与党も一連の選挙公約で繰り返し同様のことを国民に約束してきました。  ところが現実は、日本政府が国益を明け渡す譲歩を繰り返し、アメリカはさらなる譲歩を要求しています。こうした交渉を続ければ日本がより譲歩し、国益を全面的に投げ捨てることにつながりかねません。また、その交渉内容が国会や国民に公開されていないことは認めることができません。もはや国益を守るためには交渉から撤退する以外にありません。  以上の趣旨から、下記の事項についての意見書を政府関係機関に提出することを請願します。  (請願事項)  1.TPP交渉に関する国会決議を遵守し、守れない場合は交渉から撤退すること。  真の国益のために、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(神谷卓男君) 以上で、説明は終わりました。         ─────────────────────────── △1、委員会付託(請願第1号並びに請願第2号) ○議長(神谷卓男君) ただいま議題となっております2請願については、お手元に配付いたしました付託表のとおり、経済教育常任委員会に付託いたします。  なお、委員会は会期日程表のとおり開催する旨、委員長にかわって告知いたします。         ─────────────────────────── ○議長(神谷卓男君) これより午後1時50分まで休憩いたします。 (休憩) 午前11時56分         ─────────────────────────── (再開) 午後1時52分 ○副議長(横山富士雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── △1、日程追加(議長の辞職) ○副議長(横山富士雄君) 議長 神谷卓男君から議長の辞職願が提出されております。  おはかりいたします。この際、議長の辞職についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○副議長(横山富士雄君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長の辞職についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。         ───────────────────────────
    △1、議長の辞職 ○副議長(横山富士雄君) 議長の辞職を議題といたします。  21番 神谷卓男君に申し上げます。本件は、地方自治法第117条の規定に抵触いたしますので、議場からあなたの退席を求めます。   (21番 神谷卓男君退場) ○副議長(横山富士雄君) 議長の辞職願を、事務局長に朗読いたさせます。 (事務局長朗読)               辞   職   願  私は、このたび一身上の都合により議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により許可されるよう願い出ます。  平成27年2月25日 各務原市議会副議長様                     各務原市議会議長 神 谷 卓 男         ─────────────────────────── ○副議長(横山富士雄君) おはかりいたします。21番 神谷卓男君の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○副議長(横山富士雄君) 御異議なしと認めます。よって、21番 神谷卓男君の議長の辞職を許可することに決しました。  21番 神谷卓男君の除斥を解きます。   (21番 神谷卓男君入場)         ─────────────────────────── △1、日程追加(議長の選挙) ○副議長(横山富士雄君) ただいま議長が欠員となりました。  おはかりいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○副議長(横山富士雄君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。         ─────────────────────────── △1、議長の選挙 ○副議長(横山富士雄君) これより議長の選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。   (議場閉鎖) ○副議長(横山富士雄君) ただいまの出席議員は24名であります。  投票用紙を配付いたさせます。   (投票用紙配付) ○副議長(横山富士雄君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。   (「なし」との声あり) ○副議長(横山富士雄君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。   (投票箱点検) ○副議長(横山富士雄君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。  点呼を命じます。 ◎議会事務局長勝野公敏君) 1番 黒田昌弘君から順に点呼を行ったが、これの記載を省略する。   (点呼に応じ各議員投票) ○副議長(横山富士雄君) 投票漏れはありませんか。   (「なし」との声あり) ○副議長(横山富士雄君) 投票漏れはなしと認めます。  投票を終了いたします。   (投票箱閉鎖) ○副議長(横山富士雄君) 議場の閉鎖を解きます。   (議場開鎖) ○副議長(横山富士雄君) 開票を行います。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に2番 五十川玲子君、12番 水野盛俊君を指名いたします。よって、両君の立ち会いを願います。   (開票) ○副議長(横山富士雄君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数24票。これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち   有効投票     24票         無効投票     0票  有効投票中  古田澄信君    20票         波多野こうめ君  2票         杉山元則君    2票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は6票であります。よって、古田澄信君が議長に当選されました。         ─────────────────────────── ○副議長(横山富士雄君) ただいま議長に当選されました古田澄信君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。  議長 古田澄信君の挨拶があります。   (議長 古田澄信君登壇) ○議長(古田澄信君) 皆様に一言御礼を申し上げたいと思います。  このたびは、議長の重責を担わせていただくように皆さんから御推挙をいただきました。今年度から新総合計画も始まりまして、我々市議会のほうも総合計画の特別委員会をつくって、いろんな提言、要望もしてまいりました。それを着実に実行していただけることだというふうに思っております。我々も新総合計画をしっかりチェックして、市民のためになるような計画推進に努力していただきたいと、このように思っております。  今後とも、また議会の皆様方のいろいろ御指導を賜りながら、議会運営を進めてまいりたいと、このように思っておりますので、今後ともよろしくお願いを申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○副議長(横山富士雄君) これより議長 古田澄信君と交代いたします。         ─────────────────────────── △1、発言の申し出(21番 神谷卓男君) ○議長(古田澄信君) 21番 神谷卓男君から発言の申し出がありますので、この際、特に発言を許します。  21番 神谷卓男君。   (21番 神谷卓男君登壇) ◆21番(神谷卓男君) 一言お礼の挨拶を申し述べます。  平成25年度、26年度と2カ年間にわたりまして議長の重責を務めさせていただきました。これもひとえに皆様のお支えがあってのことだと思っております。ちょうど市政のほうも浅野新市長が誕生いたしまして、いろいろと市政の方向性も変化してきた、そういった時期ではなかったかなと思っております。その中、皆様の御協力によりまして、各務原市の新しく進む方向性というのは、多少見えてきたと思っております。  これからは一議員といたしまして、各務原市に貢献すべく邁進してまいりますので、今後とも皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、お礼の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)         ─────────────────────────── △1、日程追加(副議長の辞職) ○議長(古田澄信君) 副議長 横山富士雄君から副議長の辞職願が提出されております。  おはかりいたします。この際、副議長の辞職についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(古田澄信君) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の辞職についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。         ─────────────────────────── △1、副議長の辞職 ○議長(古田澄信君) 副議長の辞職を議題といたします。  3番 横山富士雄君に申し上げます。本件は地方自治法第117条の規定に抵触いたしますので、議場からあなたの退席を求めます。   (3番 横山富士雄君退場) ○議長(古田澄信君) 副議長の辞職願を、事務局長に朗読いたさせます。 (事務局長朗読)               辞   職   願  私は、このたび一身上の都合により副議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により許可されるよう願い出ます。  平成27年2月25日 各務原市議会議長様                    各務原市議会副議長 横 山 富士雄         ─────────────────────────── ○議長(古田澄信君) おはかりいたします。3番 横山富士雄君の副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(古田澄信君) 御異議なしと認めます。よって、3番 横山富士雄君の副議長の辞職を許可することに決しました。  3番 横山富士雄君の除斥を解きます。   (3番 横山富士雄君入場)         ───────────────────────────
    △1、日程追加(副議長の選挙) ○議長(古田澄信君) ただいま副議長が欠員となりました。  おはかりいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(古田澄信君) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。         ─────────────────────────── △1、副議長の選挙 ○議長(古田澄信君) これより副議長の選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。   (議場閉鎖) ○議長(古田澄信君) ただいまの出席議員は24名であります。  投票用紙を配付いたさせます。   (投票用紙配付) ○議長(古田澄信君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長(古田澄信君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。   (投票箱点検) ○議長(古田澄信君) 異状なしと認めます。  念のために申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。  点呼を命じます。 ◎議会事務局長勝野公敏君) 1番 黒田昌弘君から順に点呼を行ったが、これの記載を省略する。   (点呼に応じ各議員投票) ○議長(古田澄信君) 投票漏れはありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長(古田澄信君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。   (投票箱閉鎖) ○議長(古田澄信君) 議場の閉鎖を解きます。   (議場開鎖) ○議長(古田澄信君) 開票を行います。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に1番 黒田昌弘君、10番 瀬川利生君を指名いたします。よって、両君の立ち会いを願います。   (開票) ○議長(古田澄信君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数24票。これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち   有効投票     24票         無効投票     0票  有効投票中  吉岡健君     20票         永冶明子君    2票         杉山元則君    2票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は6票であります。よって、吉岡健君が副議長に当選されました。         ─────────────────────────── ○議長(古田澄信君) ただいま副議長に当選されました吉岡健君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。  副議長 吉岡健君の挨拶があります。   (副議長 吉岡健君登壇) ○副議長(吉岡健君) ただいまは御推挙いただきましてありがとうございました。  各務原市議会が培ってまいりました議会制民主主義をしっかりと意識しながら、古田議長のもと、円滑な議会運営に努めてまいりたいと考えておりますので、引き続き皆様方の叱咤激励を賜りますようお願いを申し上げます。今回は、ありがとうございました。(拍手)         ─────────────────────────── △1、発言の申し出(3番 横山富士雄君) ○議長(古田澄信君) 3番 横山富士雄君から発言の申し出がありますので、この際、特に発言を許します。  3番 横山富士雄君。   (3番 横山富士雄君登壇) ◆3番(横山富士雄君) 副議長辞任に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。  昨年、皆様の御推挙をいただきまして副議長に就任させていただき、3月議会一般質問の日にインフルエンザにかかり、議会を欠席し、大変に申しわけございませんでした。就任早々から皆様には大変御迷惑をおかけいたしましたが、浅野市長神谷議長を初め、議員の皆様、執行部の皆様にうつらなかったことが何よりでありました。  副議長として、市内での各種行事への参加、中濃十市議会議長会、岐阜県市議会議長会、日本ライン議長協議会、全国市議会議長会基地協議会東海部会、全国市議会議長会評議委員会、全国高速自動車道路市議会協議会等での意見交換は、大変に有意義で勉強になりました。1年間副議長を務めさせていただき、議長の補佐が幾分なりともさせていただけたかと思いますが、これも神谷議長を初め、議員の皆様方、そして執行部の皆様の御協力のたまものと感謝申し上げます。  今後は一議員といたしまして、議員各位とともに、市政発展に努めさせていただきますので、引き続き皆様方におかれましては、御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。1年間、本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(古田澄信君) これより暫時休憩いたします。 (休憩) 午後2時25分         ─────────────────────────── (再開) 午後2時38分 ○議長(古田澄信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── △日程第47、常任委員の選任並びに日程第48、議会運営委員の選任 ○議長(古田澄信君) 日程第47、常任委員の選任並びに日程第48、議会運営委員の選任を行います。  おはかりいたします。委員会条例第8条第1項の規定により、常任委員の選任については、1番 黒田昌弘君、4番 大竹大輔君、7番 永冶明子君、16番 杉山元則君、17番 岡部秀夫君、23番 古田澄信、以上6人を総務常任委員に、6番 津田忠孝君、9番 吉岡健君、11番 仙石浅善君、18番 足立孝夫君、19番 三和由紀君、20番 梅田利昭君、以上6人を民生消防常任委員に、3番 横山富士雄君、8番 波多野こうめ君、10番 瀬川利生君、15番 池戸一成君、21番 神谷卓男君、22番 三丸文也君、以上6人を経済教育常任委員に、2番 五十川玲子君、5番 岩田紀正君、12番 水野盛俊君、13番 坂澤博光君、14番 川嶋一生君、24番 藤井國雄君、以上6人を建設水道常任委員に、続いて議会運営委員の選任については、3番 横山富士雄君、8番 波多野こうめ君、12番 水野盛俊君、14番 川嶋一生君、17番 岡部秀夫君、21番 神谷卓男君、以上6人を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(古田澄信君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の諸君をそれぞれの常任委員並びに議会運営委員に選任することに決しました。         ─────────────────────────── ○議長(古田澄信君) これより各常任委員会並びに議会運営委員会を開催し、正・副委員長を互選の上、その結果を議長まで御報告願います。  これより暫時休憩いたします。 (休憩) 午後2時40分         ─────────────────────────── (再開) 午後3時6分 ○議長(古田澄信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── △1、各常任委員会並びに議会運営委員会正・副委員長の互選結果 ○議長(古田澄信君) 各常任委員会並びに議会運営委員会の正・副委員長が決まりましたので、これより御報告いたします。  総務常任委員長には岡部秀夫君、同じく副委員長には黒田昌弘君、民生消防常任委員長には足立孝夫君、同じく副委員長には津田忠孝君、経済教育常任委員長には横山富士雄君、同じく副委員長には瀬川利生君、建設水道常任委員長には藤井國雄君、同じく副委員長には岩田紀正君、議会運営委員長には神谷卓男君、同じく副委員長には川嶋一生君がそれぞれ選出されました。  以上、御報告申し上げます。         ─────────────────────────── △1、日程追加(議第39号) ○議長(古田澄信君) お手元に配付したとおり、議第39号が提出されました。  おはかりいたします。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(古田澄信君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議第39号を日程に追加し、議題とすることに決しました。         ─────────────────────────── △日程第1、議第39号 ○議長(古田澄信君) 日程第1、議第39号を議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長(古田澄信君) 15番 池戸一成君に申し上げます。本件は地方自治法第117条の規定に抵触いたしますので、議場からあなたの退席を求めます。   (15番 池戸一成君退場)   (「配付漏れあり」との声あり) ○議長(古田澄信君) 暫時休憩します。 (休憩) 午後3時9分         ─────────────────────────── (再開) 午後3時9分 ○議長(古田澄信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  再度確認いたします。議案はお手元にありますか。   (「はい」との声あり) ○議長(古田澄信君) それでは、職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。
     市長 浅野健司君。   (市長 浅野健司君登壇) ◎市長(浅野健司君) 本日、追加提出いたしました議案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議第39号は、市議会議員のうちから選任されておりました各務原市監査委員 足立孝夫氏の辞任に伴いまして、その後任に池戸一成氏を選任しようとするものであります。  同氏は人格、識見ともにすぐれ、その職務に適任であると存じますので、御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(古田澄信君) 以上で、説明は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長(古田澄信君) これより質疑を行います。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長(古田澄信君) これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── △1、委員会付託省略(議第39号) ○議長(古田澄信君) おはかりいたします。ただいま議題の議第39号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(古田澄信君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の議第39号については、委員会付託を省略することに決しました。         ─────────────────────────── ○議長(古田澄信君) これより討論を行います。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長(古田澄信君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(古田澄信君) これより採決を行います。  おはかりいたします。議第39号を原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(古田澄信君) 起立全員であります。よって、議第39号は原案のとおり同意されました。  15番 池戸一成君の除斥を解きます。   (15番 池戸一成君入場)         ─────────────────────────── △日程第49、休会期間の決定 ○議長(古田澄信君) 日程第49、休会期間の決定を議題といたします。  おはかりいたします。議案精読のため、2月26日から3月10日までの13日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(古田澄信君) 御異議なしと認めます。よって、2月26日から3月10日までの13日間休会することに決しました。  なお、質問の発言通告書は2月27日午前10時までに御提出ください。         ─────────────────────────── △1、散会 ○議長(古田澄信君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。 (散会) 午後3時12分         ───────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。            各務原市議会議長     神 谷 卓 男            各務原市議会議長     古 田 澄 信            各務原市議会副議長    横 山 富士雄            各務原市議会議員     大 竹 大 輔            各務原市議会議員     岩 田 紀 正...