各務原市議会 2013-09-20
平成25年 9月20日建設水道常任委員会-09月20日-01号
82ページをお願いいたします。
2項環境費から
環境水道部の所管分でございます。
環境費の決算の概要でございますが、当初予算額が25億8287万円、
補正予算額が1億4851万4000円の減額、流用が10万9000円の増額で、予算の合計は24億3446万5000円でございます。
支出済額は23億7283万9728円で、執行率は97.5%となっております。
また、支出済額の
歳出決算額全体に占める環境費の割合は5.5%となっております。
環境費といたしましては、対前年比2299万円余、1%の減となっております。
それでは、歳出決算の詳細につきまして、
決算認定資料の44ページから、主な施策の成果及び実績について、丸印のついている中事業ごとに給与費を除いた分について御説明申し上げます。
認定資料は44ページ、
歳入歳出決算書の
事項別明細書は82ページから83ページでございます。
2項環境費、1目
環境総務費でございます。
環境総務費283万3000円は、6月の環境月間に
環境映画上映会や
環境学習パネル展を実施しました経費、
環境市民会議を開催した経費でございます。また、環境施策及び部の総括する事務的経費などもここに含まれております。
2目
環境保全費でございます。
環境保全対策費4158万5000円では、
環境保全対策事業といたしまして、大気、水質、騒音などの
監視測定業務を実施し、また環境に関する苦情等の解決に努め、環境保全、公害防止に努めました。
地球温暖化防止関係では、7月に第5回
環境行動都市市民推進大会を開催し、市民、各種団体、企業、事業者が一丸となって
地球温暖化防止など環境保全に取り組むとともに、電力需要の安定を図るため、家庭や事業所で節電に取り組むことを再認識いたしました。また、
住宅用太陽光発電システムの
導入補助金を218件交付いたしました。
地下水対策事業では、地下水の汚染状況を把握するための観測業務を実施するとともに、年2回の一斉水位観測を実施いたしました。
決算認定資料45ページでございます。
環境衛生対策費5038万9000円では、道路側溝の蚊を駆除するための薬剤散布や、犬の登録及び
狂犬病予防注射を実施し、
水質汚濁防止のため、
浄化槽設置者に対しまして4415万8000円の補助金を交付いたしました。
アルゼンチンアリ対策では、各務原市
アルゼンチンアリ対策協議会を設立し、協議会による一斉防除を行いました。また、公衆浴場の
設備改善事業といたしまして1件122万2000円の補助金を交付いたしました。
3目
塵芥処理費でございます。
塵芥処理費4億7898万円では、一般廃棄物の収集事業といたしまして、家庭から排出されます可燃ごみ、不燃ごみなどの
収集運搬業務を委託し、適正なごみ処理に努めました。
不用家具リユース事業では、
北清掃センターに粗大ごみとして搬入されます家具類で、小規模な修繕で再利用可能なものにつきましては修繕して市民に販売することにより、リデュース・リユース・リサイクルへの意識の高揚に努めました。
決算認定資料46ページをお願いいたします。
資源集団回収奨励金交付事業では、古紙等の回収活動を実施されている
資源集団回収団体に奨励金として1351万8000円を交付いたしました。緑ごみ100%
リサイクル事業では、回収拠点や市民清掃などから排出されます緑ごみを、
バイオマス燃料として1286トンの再資源化を行いました。生
ごみ堆肥化容器等購入補助事業では、生ごみの減量やリサイクルに積極的に取り組む市民を支援するため、家庭用の生
ごみ堆肥化容器や
電気式生ごみ処理機を購入されました方に費用の一部を補助いたしました。
北清掃センター管理費12億6621万7000円では、収集や個人搬入された可燃ごみ、不燃ごみなどを適正に受け入れ、処理いたしました。また、施設の安全運転、コスト低減、リサイクルの推進を図り、適正な管理に努めました。ごみの
種類別搬入量及び処理実績はごらんのとおりでございます。
決算認定資料は47ページ、
事項別明細書は84、85ページでございます。
北清掃センター施設整備費の1021万4000円では、
北清掃センターの
運転管理業務用の車両について老朽化のため更新した経費でございます。
リサイクル施設管理費2087万2000円では、
不燃物ステーションでの分別収集や
北清掃センターへの自己搬入された
ペットボトルを、分別、減容、こん包などの中間処理を行い、廃棄物の再資源化に努めました。処理実績はごらんのとおりでございます。
リサイクル施設施設整備費2559万5000円は、
北清掃センターの敷地内に
太陽光発電設備を設置した経費でございます。
4目
し尿処理費でございます。
クリーンセンター管理費7723万円は、収集運搬されたし尿などを、周辺環境への影響に配慮し、適正に処理した経費でございます。
し尿処理実績はごらんのとおりでございます。
クリーンセンター施設整備費5066万2000円は、施設内の設備の計画的な
維持修繕工事や緊急的な修繕工事に要した経費でございます。
5目
火葬場墓地費でございます。
火葬場管理費5805万6000円は、瞑想の森市営斎場の火葬施設の適正な維持管理に努めた経費でございます。施設の利用状況はごらんのとおりでございます。
火葬場施設整備費354万9000円は、火葬炉の定期修繕の経費でございます。
決算認定資料48ページをお願いします。
墓地管理費1103万1000円は、公園墓地としての機能と良好な墓参環境を保全するため、清掃業務や土地の借り上げに要した経費でございます。
墓地施設整備費96万6000円は、
新規許可区画の縁石を修繕した経費でございます。
以上で環境費の説明を終わります。
◎管理課長(山田保君) それでは、
都市建設部所管の土木費の歳出決算について御説明申し上げます。
歳入歳出決算書の92ページをごらんください。
まず
土木費決算の概要でございますが、8款土木費、当初予算額が61億9761万8000円、
補正予算額が9090万7000円の減額、23年度からの繰越額が6億5657万5000円で、予算の合計は67億6328万6000円でございました。
支出済額は58億1373万83円で、予算の合計に対する割合は86%です。25年度への繰越額は6億9653万2000円でございまして、それを含めますと予算に対する割合は96.3%となります。不用額は2億5302万3917円で、不用額の予算に対する割合は3.7%となっております。
また、支出済額の
一般会計歳出決算額全体に占める割合は13.4%、土木費としましては対前年度2億3280万円余り、4.17%の増となっております。未来への基盤づくりのための
インフラ整備に努めております。
それでは、決算の詳細につきまして、
決算認定資料の主要な施策の成果及び実績に基づき、丸印のついている中事業ごとに給与費を除いた経費について説明させていただきます。
認定資料の63ページをお願いします。
歳入歳出決算書は92から93ページになります。
8款土木費、1項
土木管理費、1目
土木総務費でございます。
土木総務費(管理課)の5929万1000円は、土木費の総括的な経費でございまして、市道や普通河川等の適切な維持管理に努めたものでございます。主な経費としましては、道路照明等に係る光熱水費、
官民境界確認業務委託料、駅周辺における
自転車駐輪場管理委託料などでございます。
土木総務費(用地課)の13万4000円でございますが、用地取得に必要な経費や、
取得済み用地の適正な管理に努めた経費でございます。
土木総務費(道路課)の3578万2000円でございますが、道路交通の安全と円滑化を図るため、
交通安全施設を設置するとともに、自治会の要望に基づき防犯灯を設置し、夜間の犯罪防止に努めました。
続きまして、2項
道路橋梁費の2目
道路維持費でございます。
道路維持補修費の5億3085万円につきましては、総延長1172キロメートルに及ぶ市道の清掃、草刈り、側溝や舗装の補修といった維持管理に要した経費でございます。
道路維持補修工事件数は111件で、施工延長は1万4193メートルとなっております。
次に、1枚めくっていただきまして、認定資料の64ページをごらんください。決算書は94から95ページになります。
3目
道路新設改良費でございます。市単
道路改良費4795万9000円は、市単独で道路改良を行った経費でございます。市道鵜932号線(
にんじん通り)ほか2路線の道路改良の工事等を行いました。
防衛省調整交付金事業費の決算額は1億9499万8000円でございます。国から交付される
岐阜基地周辺調整交付金により、市道那837号線ほか3路線の
道路改良舗装工事等を実施しました。
地方道路整備事業費(国交省)2億6187万円でございます。市道那816号線、鵜1200号線ほか1路線などを
国土交通省所管の
社会資本整備総合交付金事業として実施いたしました。詳細は、認定資料の表のとおりでございます。
続いて、
決算認定資料の65ページ、中段でございますが、
地方道路整備事業費(防衛省)7315万2000円では、
岐阜基地周辺民生安定事業として市道稲676号線(三井東町地内)の
道路改良舗装工事等を実施しました。県道改良費296万3000円は、岐阜県が各務原市内で施行した扶桑各務原線ほか2路線の道路改良工事に伴う市の負担金でございます。
地方道路整備事業費(国交省・繰越分)2億1385万8000円は、平成23年度からの繰り越し予算により、市道那816号線(那加メーンロード)の道路改良舗装工事などを実施しました。
1枚めくっていただきまして、認定資料の66ページでございます。
防衛省調整交付金事業費(繰越分)3102万1000円は、平成23年度からの繰り越し予算により、緑苑南にある市道鵜439号線道路改良舗装工事を実施しました。市単
道路改良費(繰越分)937万8000円は、平成23年度からの繰り越し予算にて、市道鵜932号線(
にんじん通り)の裁決申請書作成業務及び市道川1387号線(川島小網町)道路改良舗装工事を実施しました。
続きまして、5目橋梁新設改良費でございます。橋梁新設改良費23億750万2000円でございます。各務原大橋を含む(仮称)那加小網線の整備を行うため、
国土交通省所管の
社会資本整備総合交付金事業として、橋梁上部工工事、橋面工工事及び道路改良工事等を実施いたしました。また、現場技術業務委託及び用地取得を実施いたしました。詳細は、認定資料の表のとおりでございます。
続いて、67ページでございます。
橋梁維持改良費1770万8000円でございます。橋梁長寿命化計画に基づき、地震等の自然災害への備え及び適正な維持管理を行いました。施工場所は、認定資料の表のとおりでございます。橋梁新設改良費(繰越分)2億9493万円でございます。平成23年度からの繰り越し予算により、国土交通省の
社会資本整備総合交付金事業として那加小網線道路改良工事を実施しました。
続きまして、3項河川費、1目河川総務費でございます。河川管理費908万5000円は、濃川補修工事など、市が管理する河川の適正な維持管理に努めました。
2目河川新設改良費でございます。河川改良費435万7000円は、那加第一小学校における校庭貯留施設の測量設計業務委託を行いました。排水路改良費7663万3000円でございます。大雨による住宅地の浸水被害や災害を防止するため、各務原町排水路改良工事、金属団地排水路改良工事を実施しました。また、市内各所でしゅんせつ工事を実施し、排水路の適切な維持管理に努めました。
続きまして、4項都市計画費、1目都市計画総務費でございます。都市計画総務費(管理課)167万1000円は、緑化政策プランナーとの打ち合わせ及び各種研修への参加などに要した経費でございます。都市計画総務費(都市計画課)61万4000円は、都市計画審議会の開催及び視察研修に要した経費でございます。都市計画調査費1407万7000円は、都市計画道路の見直しに伴う将来交通量の推計及び東日本大震災により公共測量基準点の座標値が変動しましたので、その座標変動に対応するため、変換業務の実施等の業務に要した経費でございます。土地対策事務費30万5000円は、国土利用計画法に基づく土地取引の届け出事務、遊休土地の調査を実施しました。
認定資料を1枚めくっていただきまして68ページ、決算書は96から97ページになります。
都市計画調査費(繰越分)777万5000円は、木曽川河畔のサイクリングロード整備事業の詳細設計業務を実施しました。
2目土地区画整理費、区画整理事業費の1億6975万4000円は、鵜沼駅東部土地区画整理区域周辺の道路工事や用地補償契約等、また鵜沼駅東部第2土地区画整理区域内の樋管・公園設計業務委託、新加納土地区画整理区域周辺の道路工事や用地補償契約等を行いました。また、鵜沼駅東部土地区画整理組合、新加納土地区画整理組合に対する補助金交付などを行いました。区画整理事業費(繰越分)6470万1000円は、鵜沼駅東部土地区画整理区域周辺の道路工事や下水道工事、鵜沼駅東部第2土地区画整理区域周辺の道路工事や道路用地契約、新加納土地区画整理区域周辺の道路用地買収を行いました。
続いて、認定資料の69ページでございます。
3目街路費でございます。街路管理費3373万3000円でございます。那加本町通りほかの歩道のタイル・ブロック及び街路樹のますなどの修繕を行いました。また、いちょう通りほか14路線の街路樹の剪定、害虫駆除等の作業や落ち葉清掃、除草等の作業を委託し、道路の美化に努めるなど、街路の適正な管理に努めました。街路整備事業費2億9524万9000円でございます。都市計画道路犬山東町線バイパスの事業用地の用地測量及び補償調査を行い、用地取得を行いました。
4目都市下水路費でございます。下水路管理費243万1000円は、都市下水路、雨水幹線などの雨水環境の適切な維持管理に努めた経費でございます。
5目公園費、公園管理費1億9939万6000円でございます。公園の本来の機能・目的が達成できるよう維持管理に努めました。公園整備事業費1億1087万9000円でございます。国庫補助事業で公園のリニューアル工事等をするとともに、既存の公園の施設の充実に努めました。主な事業は、認定資料のとおりでございます。
認定資料を1枚めくっていただきまして、70ページをお願いします。決算書は98から99ページになります。
6目都市開発費でございます。都市開発管理費2487万5000円は、鵜沼空中歩道、鵜沼駅前広場、新鵜沼駅前広場、駐輪場、鵜沼西町交流館及び宇留摩庵の管理に要する経費で、主なものは、駅前広場、駐輪場、空中歩道及びトイレの維持管理委託などでございます。都市開発事業費8万9000円は、鵜沼南町住みよいまちづくりを考える会、中山道間の宿新加納まちづくり会の視察研修費用でございます。景観形成推進費372万5000円は、無許可の屋外広告物の調査・指導を行った経費、違反簡易広告物の除去ボランティア・ビューレンジャー20団体の活動に必要な経費、景観審議会の開催経費などでございます。景観形成整備費1063万1000円は、木曽川夢と浪漫のまちづくり事業の基本構想策定と、中山道の町並みに調和した建物の外観整備に関する助成などの経費でございます。景観形成整備費(繰越分)131万3000円は、平成23年度からの繰り越し予算により、ごんぼ積み地区の調査及び整備方針の策定を行いました。
認定資料71ページをお願いします。
7目緑化推進費でございます。緑のまちづくり推進費1575万4000円でございます。緑豊かなまちづくりを推進するために、自治会等への年2回の花苗の配付、水と緑コンクールの開催、地元自治会等の協力によるいちょう通りなどの花苗植栽、そして緑のボランティア・パークレンジャー56団体1949名の認定をいたしました。また、民有地内の接道部の緑化に対する助成や、桜の苗木の寄贈を受けて桜並木の植栽などを実施しました。
8目地区計画費でございます。地区計画事業費6592万8000円は、各務原南地区4号、9号の測量設計、小伊木・古市場地区14号、各務原南地区2号、4号の道路工事、各務原南地区2号、4号、9号の用地買収を実施しました。
5項住宅費、1目住宅管理費でございます。公営住宅管理費702万9000円は、市営住宅3団地(計368戸)の維持管理に要した経費でございます。公営住宅施設整備費2420万8000円は、旭ケ丘住宅A棟屋上防水改修工事、雄飛ケ丘第1住宅C棟流し台改修工事、雄飛ケ丘第1住宅便器取りかえ工事、市営住宅公園遊具改修等工事を実施しました。
認定資料を1枚めくっていただきまして、72ページでございます。
2目住宅建築指導費、住宅建築指導費3706万6000円は、特定行政庁として建築確認業務、建築相談など、経済と社会情勢に即した建築指導と住民サービスに努めた経費でございます。また、市発注の公共建築物の設計監理と建築工事に対する技術指導、民間木造住宅の耐震診断、耐震補強助成事業を実施しました。件数等については、認定資料のとおりでございます。
以上、認第1号 平成24年度各務原市
一般会計決算の認定のうち、
環境水道部及び
都市建設部所管分についての説明とさせていただきます。
○委員長(足立孝夫君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許しますが、資料のページを示してから発言ください。
質疑はありませんか。
○副委員長(津田忠孝君)
決算認定資料44ページ、
環境保全費ですが、下段に、
住宅用太陽光発電システム設置について218件の補助を行ったと説明されましたが、設置されたパネルの発電能力というのはどれくらいでしょうか。
◎
環境政策課長(伏屋英和君) 発電能力ですが、能力の高い方で8.77キロワット、少ない方ですと1.9キロワットということになっておりまして、全体の平均では4.46キロワットというふうになっております。
○副委員長(津田忠孝君) そのうち、新築と既存建物の割合ってどれぐらいでしょうか。
◎
環境政策課長(伏屋英和君) 218件のうち、新築は48件で、パーセントで言いますと22.02%、既存の建物は残りの170件でございまして、パーセントで言いますと77.98%というふうになってございます。
◆委員(仙石浅善君)
決算認定資料45ページの
環境保全費の中で、アルゼンチンアリの対策協議会を設置されていますが、どういった構成メンバーですか教えてください。
◎
環境政策課長(伏屋英和君) 構成メンバーにつきましては、アリの生息地域であります自治会さん、鵜沼山崎町、鵜沼東町、鵜沼南町の区長さん、自治会長さん、それぞれの自治会から2名ずつ出していただいておりまして、あと市のほうからは
環境水道部長、この7名で協議会は構成されております。あと顧問といたしまして、アルゼンチンアリ発見当時から指導をいただいております元大垣北高等学校の先生を顧問としてお願いしてございます。以上でございます。
◆委員(吉岡健君) 関連で、アルゼンチンアリは国を挙げていろいろ問題が出ている部分があるんですが、やはり対策協議会というものを設立しないとこういった活動はしにくい、もしくは意気込みがちょっと違うというようなところがあるんでしょうか。
◎
環境政策課長(伏屋英和君) もちろん関係地域の住民さんの意見をまとめていただくということでも大切ですし、あと、国の交付金事業として行っておりますので、その要件として協議会を設立して傍聴に努めるという形になってございます。
○副委員長(津田忠孝君) 同じく認定資料44ページ、
環境保全費、
環境保全対策事業で、公害の防止を図るため観測業務として大気汚染5物質の大気測定を行っておりますが、これはたしかPM2.5も観測できるということでした。有害物質はどれくらいの観測結果が出ているんでしょうか。また、どれくらいの数値だと人体に影響が出るのかというのをわかる範囲で教えてください。
◎
環境政策課長(伏屋英和君) まず人体への影響ということなんですが、PM2.5、2.5マイクロメートル以下の物質ということで、髪の毛の30分の1ぐらいの大きさの非常に細かい粒子ということで、肺の奥深くへ入るおそれがあるという物質でございます。気管支の弱い方とか、小さなお子さん、あるいはお年寄りの方に影響が出るんではないかというふうに言われている物質です。測定の方法で、1時間値、1日平均値というふうな数値がございまして、一応、1日平均値で35マイクログラム/立米、そういった基準値がございまして、それを環境基準というふうにされております。
測定値は、岐阜県のほうのデータを頂戴しておるわけですが、欠測日等を除きまして356日で計測されております。それで、35マイクログラム/立米を超えたのが7日間ございました。ただ、7日間超えてございますけれども、98%値で評価されるという基準でございまして、そうしますと356日の98%、残り2%ですね、そうすると7.何日というふうになりまして、一応年間で判断いたしますとクリアされているという形になってございます。
○副委員長(津田忠孝君)
決算認定資料の46ページです。
北清掃センター管理費ですが、12億6600万円余りとあります。春の施設見学の際にお聞きしましたが、ごみ処理コスト低減に皆さん努力されているということで、そこで昨年の決算書を見せていただき見比べてみましたが、23年度は13億500万円弱でしたから、ざっと3800万円の縮減をされているということですよね。その主な理由を教えてください。
◎
北清掃センター所長(前田直宏君) おっしゃられた数字で、ざっと2.9%の減となっております。毎年それぞれの特殊事情がありますのでちょっと比較しづらいんですが、まず減額要因としては、需用費で1300万ほど、工事請負費で5400万が減っています。ことし24年でふえた増額要因としては、委託料で1300万、原材料費で1300万。減額の部分でマイナス6700万、ふえた部分でプラス2600万ですので、差し引きざっと4000万なんですけれども、そういう事情になっています。
工事は、2年前の23年度はちょっと特殊事情がありまして、通常、耐火物の工事は7000万ぐらいなんですけど、ちょっと緊急を要して5000万ほど高い工事をしました。ことし24年度は通常ベースに落としていますので、その分の差額、5000万ぐらいのマイナスとなったのはちょっとそこの特殊要因があります。
それと、原材料費の1300万は、飛灰を取るバグフィルターという最終的なフィルターがあるんですけれども、それを5年に1遍交換しますので、そこの費用が24年度は飛び出ていると。そういった部分でトータルで4000万弱なんですけど、その中でコスト削減してきているところは、需用費の中の、施設建設以来課題となっていますコークスと電気料の部分で、コークスも含めて600万ほど。電気料は、たまたま去年、全国で電力不足がありまして、中部電力さんが夏の7月から8月の指定された22日に節電に努めたら割引しますよと、特別な割引が時限立法的にありました。それで、通常は大体五、六百万ぐらい毎月電気代を払っているんですけど、そこをちょっと窮屈な運転をしたんですが、大体7月の1カ月分相当600万ほど割り引いてもらっていますので、ちょっとそれも特殊事情なんですけど、合わせて1300万をコスト削減しております。以上です。
◆委員(吉岡健君) 歳入のほうをお願いします。45ページ、土木手数料、
土木管理手数料25万6690円の収入未済額、この部分の内訳を教えてください。
◎
都市計画課長(服部隆君) 屋外広告物で収入調定を起こしまして、それで許可手数料を支払われていない方のお金になります。件数は34件になります。
◆委員(吉岡健君) 鋭意努力いただきたいと思います。
引き続き、認定資料の48ページの
墓地管理費、市営墓地の適正な維持管理を行った、この適正な維持管理について内容を教えてください。
◎
環境政策課長(伏屋英和君) まず墓地内の芝刈り、それから墓地内に設置してありますごみ箱の清掃、それから剪定、そういったものでございます。
◆委員(吉岡健君) 個人の区画の部分に非常に大きな木が生えていたり、漆が生えていたりしている部分なんかは、皆さんが手を下しにくい部分もあろうかと思うんですが、そのあたりはどのようにされておられましたか。
◎
環境政策課長(伏屋英和君) 個人で御使用していただいている区画について、草が生えているとか、樹木が大きくなって隣に迷惑をかけているといった場合には、墓地使用者にそこの部分の写真を添付した文書を送付して、清掃してくださいねという形で対応しております。
◆委員(仙石浅善君)
決算認定資料63ページ、2目の
道路維持費なんですけど、24年度の自治会要望の対応状況はどのようになっていますか。
◎道路課長(村瀬普君) 毎年多くの要望書をいただいております。24年度につきましては要望書としまして740件の要望をいただいておりまして、全て現場を見ております。工事対応しました111件も含めまして518件の対応をしております。割合としますと70%ということになります。また、要望書以外にも、電話とか、あるいは窓口等での御要望もいただきます。それも含めますと全体で1131件の御要望を昨年度はいただいておりまして、そのうちの909件について対応させていただいております。
○副委員長(津田忠孝君) 認定資料65ページ、3目
道路新設改良費ですが、市道那816号線(那加メーンロード)について無電柱化の工事が進められておりますが、その進捗状況等、今後の予定を聞かせてほしいです。市役所からかえで通り交差点までの区間の電柱というのは、いつなくなるんでしょうか。
◎道路課長(村瀬普君) メーンロードの無電柱化、平成20年、市民公園の前から東のほうへ向かって順番に施行しております。昨年度につきましては、市役所の東側にカラオケ屋さんがございますが、カラオケ屋さんから東の陸橋高架のかえで通りまでの区間を昨年度施行しております。電柱はいつなくなるのということですが、今年度中になくなるように、今現在、中部電力、NTTさんを初めとする電気通信事業者の方々が下へ線を入れていただいておると、そんな状況でございます。今後につきましては、今年度、那加橋を長寿命化で耐震工事を行います。それにあわせまして那加橋の上空にある架線を下へおろします。そのような計画でございます。
◆委員(三和由紀君) 認定資料の、ここに当てはまるかどうかはちょっとよくわからないんですけど、64ページの、いわゆる市道とか道路の改良についてです。このところの雨量の多い気候状態があって、道路の改良について、雨量が多いときの対応というのは、道路のますをどのぐらいの距離でつくっているのかというのをちょっと聞きたいんですけど。貯留ますというんですか、そんなのはないんですか。道路の側溝のますとかなんか、そういうのはどのぐらいの割合でつくっているのかということです。
◎道路課長(村瀬普君) どのぐらいの割合ということではございません、割合としては。ますを設置しておるんですけれども、目的としましては、側溝の中にたまっておる土砂を、流れてきたときにそこの土砂をためる、そういった意味合いでございます。どこにつけているのかということでございますが、交差点のたびというようなイメージでよろしいかと思います。
◆委員(三和由紀君) ちょっとそれはイントロで、知識がなかったもんですからね。このところの雨量が多いということで、例えば規格が変わったとか、24年度、その前からでもそうですが、そういう変移というのはありますか。つまり時間雨量が大変多くなっているということで、近年そういう変化はあるのかということをお聞きしたいんです。
◎道路課長(村瀬普君) 道路の側溝の構造物等を計画するときに、確率年、何年に1遍の雨が降るというような確率年がございます。一般的な道路につきましては確率年として5年、それはここ近年特に変わったということではなく、前からそのような数字でやっております。
◆委員(三和由紀君) ちなみに、5年って、いつそれをチェックを入れたんですか、今までで。例えば3年前とか。
◎道路課長(村瀬普君) 具体的に何年と言われますとちょっとお答えができませんけれども、構造物をつくるときに、道路構造令という我々で言うマニュアル書みたいなものがございます。それのところとか、あと県の仕様書等もございまして、その中で5年というのはもう随分前からでございます。ローテーションという意味合いではございません。
◆委員(三和由紀君) 今のますのことというか、非常に1時間雨量が多くなった現在、結構あふれているところがありますよね、このところの大雨のときとかなんかで。そういうのに対して道路の対応というのは、24年度とかなんかで、ああ、この辺はもう少しますが必要だとか、側溝の深さを深くしなきゃいけないとかいうところはありましたか。
◎道路課長(村瀬普君) 全体的なお話をさせてもらいますと、道路の側溝だけでそういった全体的な対応ができる部分、できない部分等がございます。状況につきましては、ことしも9月、あるいは8月の雨なんかでどこがどうやという現場の把握はしておりますので、それは順次対応していかないかんというふうに思っておりますけれども、もう少し大きな目で見る必要があるのかなということも考えております。
◆委員(三和由紀君) ということは、24年度は特にそういうことを対応しなかったと考えていいですか。
◎道路課長(村瀬普君) 特段、雨という因子に絞っての対応というのは特にはしておりません、道路改良工事を行う上で。
◆委員(三和由紀君) 河川の排水量についても、そういうことを勘案して一緒になって考えているということですか。
◎水と緑推進課長兼
みどり推進室長(澤田信浩君) 河川のほうでいきますと、例えば校庭貯留事業ということで、今、24年度ですと、23年度に稲羽西小学校で一時的に校庭の中に雨水をためて徐々に下へ流すという事業を行いまして下流側の軽減をやっております。大伊木雨水幹線も逐次やっておりまして、急激なゲリラ豪雨等にも対応できるように考えております。
◆委員(梅田利昭君) 認定資料の67ページなんですが、今の三和委員に関連したことになるかと思いますけれども、河川改良費というのがございまして、私はちょっと記憶がなくなっちゃっていたんでいかんのですが、那加第一小学校における校庭貯留施設の測量設計業務委託を行ったと書いてありますけれども、どれくらいの立方数の貯留施設という考え方で進められておるわけですか。
◎水と緑推進課長兼
みどり推進室長(澤田信浩君) 貯留量が800立米です。
◆委員(仙石浅善君)
決算認定資料67ページ、4項の1目都市計画総務費、都市計画調査費の中で、将来交通量の推計を実施したとあるが、見直しの路線はあるのでしょうか。
◎
都市計画課長(服部隆君) 現在見直ししている路線が3路線ございまして、1つ目は三柿野蘇原線といいまして、通称さかえ通りと呼ばれておりますけれども、国道21号の本屋さんかなんかで前に電気屋さんがあったその交差点から北へ向かいまして、いちょう通りまでの路線が1つ目です。2つ目としましては新加納住吉線ということで、通称は那加メーンロードということで、新加納の変則交差点から国道21号までのところが2つ目です。3つ目といたしまして、犬山笠松線ということで、犬山橋から伊木山に向かう木曽川沿いの県道がありますけれども、あそこの道路の3路線を現在見直しということで事務を進めております。以上です。
◆委員(吉岡健君) 同じページ、67ページですが、橋梁維持改良費で橋梁の長寿命化も含めた修補などなどやっておられますが、危険な橋がどんだけあって合計どんだけですと、長寿命にのせるのはどんだけで、かけかえなあかんなというのがどんだけで、24年度はそのうちどんだけやったというのを教えていただけますか。
◎道路課長(村瀬普君) 橋梁の長寿命化計画、橋梁の寸法といいますか、長さ15メートル以上というヒット項目がございます。市内でヒットする個数として40。それで、おかげさまで、すぐ緊急手術をしないかんというような橋はございません。それにつきましては、なしです。部分的な修繕等を要する橋梁というのが23ございますので、毎年順次施行しておるというところでございます。今までの実績は、23年度に稲羽本通りの清水橋をやっております。24年度はここに記載してありますように昭栄橋、内山橋というところでございまして、今後順次、整備・補修をしていきたいというふうに考えております。
◆委員(吉岡健君) ということは、計算で言いましたら、今、23の補修をしなきゃいけない。23年度は1個やった、24年度に2個やった、残り20ですと。それで、20を順次今年度も含めてやっていくよということでよろしいですね。
◎道路課長(村瀬普君) はい。
○副委員長(津田忠孝君) 認定資料69ページ、4項3目街路費ですが、犬山東町線バイパスが平成24年度についに事業化されました。用地取得が開始されましたが、地権者の反応と、用地取得の具体的な進捗状況を教えてください。
◎用地課長(大野宣幸君) 24年の6月26日に事業認可されまして、その後、測量とか補償調査を行いまして、それが終わって11月の末から用地交渉に入りました。11月末ですから年度末までに大体4カ月あったわけですけれども、その間に用地で433平米、建物で2件契約させてもらったんですけれども、地権者の皆さんが予想以上に協力的ということがありまして、土地開発公社の予算を使わせてもらいまして、さらに土地で1054平米、建物で4件契約させてもらいまして、合計で建物移転が住み家が19軒あるうちの6軒、それから事業面積で26.8%、あと事業費、用地補償費で21.6%の取得契約ができました。今年度も引き続き順調にいっております。以上です。
◆委員(仙石浅善君)
決算認定資料70ページ、6目景観形成推進費の中で、屋外広告物の追跡調査を実施したとお伺いしたんですが、追跡調査の件数と、新たに判明した違反屋外広告物にはどのように指導しているのか、またその件数はどれほどあるのか教えていただけませんか。
◎
都市計画課長(服部隆君) 屋外広告物の調査につきましては、2年の隔年ごとのローリング方式で交代交代ということでやっておりまして、24年度につきましては江南関線から東の部分(鵜沼方面)と川島地区のほうを対象に追跡調査ということで、既に調査済みの屋外広告物も確認という意味で全て調査をしております。その追跡調査をした件数としましては、箇所数としまして1180カ所ございます。新たに違反の屋外広告物が見つかった件数につきましては59カ所ございます。その59カ所につきましては、わかりましてから、市のほうから郵送で書面にて違反広告物の設置者に対して是正指導をお願いしております。以上でございます。
○副委員長(津田忠孝君) 71ページです、認定資料。7目の緑化推進費ですが、民有地接道緑化補助金について、利用件数と市民への周知というのはどうなっておるでしょうか。
◎水と緑推進課長兼
みどり推進室長(澤田信浩君) 都市の緑化を推進して緑豊かな各務原市をつくるために、民有地緑化補助金制度をつくっております。平成24年度の申請件数は20件でございます。金額的に言いますと83万6000円ぐらいです。今後、民有地の接道緑化の補助を広報紙、ホームページ等に掲載して、またパンフレット等で皆さんに周知していきたいと思っております。
○委員長(足立孝夫君) ほかはありますか。
(「なし」との声あり)
○委員長(足立孝夫君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
○副委員長(津田忠孝君) 今期定例会において付託を受けました認第1号、平成24年度
一般会計決算の認定中、当委員会が所管する事項について、賛成の立場で討論します。
環境費につきましては、ごみの減量施策やリサイクルを推進するなど、循環型社会への取り組み事業や、自然エネルギーの活用と
地球温暖化防止のための
北清掃センターへの太陽光設備の設置や、
住宅用太陽光発電システム導入補助金事業など、積極的な事業展開を図られております。
北清掃センターやクリーンセンターでは、定期的な施設整備が適切になされ、施設の運用に支障が出ないよう運営管理が行われております。また、環境に関する苦情といいますか要望に対しても適切に処理していただいており、評価するものです。今後も市民の立場に沿って業務に当たっていただくことを期待いたします。
土木費につきましては、限られた予算の中で、市民生活に密着した道路の新設改良や通常の維持管理にも努められました。特に各務原大橋を含む那加小網線の整備は、各務原市街地方面と川島地区をつなぐ新しいルートとして、国土交通省の
社会資本整備総合交付金を充当し、最小限の市民負担で完成させております。両地区、さらには岐阜県と愛知県の人・物の交流が盛んとなり、地域発展につながっていくものと期待するところです。
また、大雨による住宅への浸水被害や災害を防止するため、河川改良や排水改良、校庭貯留施設の整備など、市民が安全・安心に暮らせるような基盤整備を計画的に進められるとともに、土地区画整理事業の育成・指導をするほか、周辺地区を含めたまちづくりも行われ、快適な住環境の創出に努められております。今後も、誇り、優しさ、活力のある各務原市へ向けて一層の社会基盤整備を推進していくことを要望して、賛成の討論とさせていただきます。
○委員長(足立孝夫君) ほかに討論はありますか。
(「なし」との声あり)
○委員長(足立孝夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。認第1号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(足立孝夫君) 挙手全員であります。よって、認第1号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり認定すべきものと決しました。
続いて、認第5号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎下水道課長(清水幹生君) それでは、認第5号 平成24年度各務原市
下水道事業特別会計決算の認定について説明させていただきます。
なお、補足資料といたしまして供用区域図と整備状況表をお配りしておりますので、よろしくお願いいたします。
歳入歳出決算書は31ページからでございますが、
事項別明細書により説明をさせていただきますので、恐れ入ります、150ページ、151ページをお願いいたします。
まず予算の規模でございますが、歳入歳出とも同額でございまして、歳入予算につきましては、1枚めくっていただきまして152ページの合計欄にありますように、当初予算額が39億791万2000円、
補正予算額が2億9531万9000円の増額、また平成23年度からの繰越額が2億1211万5000円ありますので、予算の合計額は44億1534万6000円でございました。
歳出予算のほうでございますが、こちらは2枚めくっていただきまして156ページの合計欄に記載のとおり、歳入予算と同額でございます。
支出済額の合計は、157ページの左側、36億1820万4072円でございます。予算に対します割合は81.9%でございます。
なお、翌年度への繰越額は6億4756万8000円ございまして、これを含めますと予算に対する割合は96.6%となります。不用額は1億4957万3928円で、予算に対する割合は3.4%となっております。
それでは、主なものにつきまして歳入から説明をさせていただきますので、150ページ、151ページをお願いいたします。
1款1項1目の下水道受益者負担金でございます。環境整備により公共下水道が使用できる地域になった翌年に、その土地の面積に対しまして1平方メートル当たり500円、川島地区につきましては430円の御負担をお願いしているものでございます。調定額2億2218万2970円のところ、収入済額は1億8796万4000円でございます。現年度分の収納率は96.54%でございますが、滞納繰越分を含めました収納率は84.59%でございます。なお、470万円余の不納欠損が生じました。まことに申しわけございません。
次に、2款1項1目の下水道使用料は、調定額10億8118万3908円のところ、収入済額は10億7042万1006円でございました。現年度分の収納率は99.51%、滞納繰越分を含めた収納率は99.0%でございます。不納欠損額は13万323円でございます。
3款の国庫支出金は、下水道事業に対します国からの補助金で、汚水管渠布設費、雨水渠布設費、ともに補助率は2分の1でございます。23年度からの繰越分と
補正予算額を合わせまして調定額6億530万円のところ、3億6690万円の交付を受けております。なお、事業の一部を25年度に繰り越しをしておりますので、2億3840万円が収入未済となっておりますが、このうち1億3500万円は国の緊急経済対策による前倒しの追加補助金でございます。
4款の県支出金でございますが、これは起債の償還費用に対する県からの補助金で、調定額と同額の843万6000円でございます。
5款の繰入金13億1935万959円は、一般会計からの繰入金でございます。
6款の繰越金5210万6387円は、23年度からの繰越金でございます。
7款の諸収入のうち、主なものといたしまして、3項の受託事業収入がございます。152ページ、153ページをお願いいたします。那加メーンロード整備事業によります下水道管移設工事に伴う受託事業収入でございまして、現年度分34万6500円と、23年度の繰越分180万7050円でございます。
4項雑入の3目維持管理負担金還付金の1955万6449円は、23年度に支出いたしました流域下水道事業の維持管理負担金のうち、剰余金が還付されたものでございます。
また、4目の建設負担金還付金1515万7265円は、流域下水道の将来計画の見直しによりまして建設負担比率が変更になりましたが、これによって過去に支払いを行いました建設負担金の一部が精算還付されているものでございます。
8款の市債は、建設工事費等の財源の一部として借り入れたものでございまして、23年度からの繰越明許分を含めまして6億5500万円でございます。
以上、収入済額の合計は36億9974万8929円でございました。
続きまして、154ページから歳出になりますが、説明は
決算認定資料のほうで行いますので、認定資料の141ページをごらんください。
主な施策の成果及び実績について、職員給与費以外の主なものにつきまして説明をさせていただきます。なお、決算額につきましては1000円単位で整理した計数で読み上げますので、よろしくお願いいたします。
1款下水道費、1項公共下水道費、1目下水道管理費は、下水道事業を円滑に進めていくための経費でございます。まず一般管理費4282万2000円は、事務的な経費でございまして、関係機関への負担金や下水道管路情報システムの維持管理負担金を支出いたしました。また、消費税3896万600円を納付しております。次に、下水道普及費5574万6000円では、受益者負担金の納付の促進と収入の早期確保並びに収納事務の軽減のため、一括納付報奨金を支出いたしました。下水道使用料の徴収事務につきましては、上水道と合算して徴収することにより事務の効率化を図っております。また、下水道の早期接続を促し、水洗化率の向上を図るため、宅内排水設備工事に要する資金の融資あっせんを行い、融資に係る利子補給金を支出いたしました。川島地区につきましては改造助成金を交付しております。管渠維持管理費4178万4000円は、下水道本管を適切に維持管理していく経費でございまして、マンホールポンプ等の電気料金のほか、下水道管の修繕・清掃、また長寿命化計画に基づく実施設計業務委託等を行っております。
142ページをごらんください。
排水設備管理費4918万1000円では、下水道管を流れる汚水の定期的な水質検査の実施や、宅内排水設備工事に伴う公共汚水ますや取りつけ管の設置工事を行いました。
次に、2目下水道建設費でございます。汚水管渠布設費7億3276万1000円及び次の繰越分の1億9582万円は、汚水管渠を布設することにより普及率の向上を図った経費でございます。
お手元に配付させていただきましたA3の公共下水道の供用区域図、こちらをごらんください。桃色で着色されました部分は、23年度末までに整備・供用されている区域でございまして、24年度に汚水管の面整備が完了した箇所は黄色で着色しております。那加前洞新町、川島小網町、鵜沼各務原町、羽場町、西町などでございます。また繰越分では、蘇原野口町、東栄町、鵜沼三ツ池町、南町などを整備いたしまして、合計で105ヘクタール、1万9304.2メートルの管渠を布設いたしました。これによりまして、24年度末の下水道普及率は前年度比2.3ポイント増の75.4%になりました。
同じく、こちらのA4の整備状況表をごらんください。上の表でございますが、この網かけの部分でございます。なお、下の表は普及率の推移でございますが、全国平均と岐阜県平均値、これはまだ24年度末の発表がおくれておりますが、23年度では全国平均は75.8%、県平均が71.2%ということでございます。
決算認定資料に戻っていただきまして、次に、雨水渠整備事業費1億442万2000円でございます。これは、小伊木東雨水幹線や大伊木雨水幹線の築造によりまして、大雨による浸水被害を防止し、居住環境の向上を図ったものでございます。
次に、2目流域下水道費、1目流域下水道費5億9528万4000円は、岐阜県が行っております木曽川右岸流域下水道事業に各種負担金を支出することによりまして、事業を円滑に進め、木曽川や伊勢湾などの公共用水域の水環境の向上を図ったものでございます。当市が排水しました943万3588立方メートルの汚水処理に要する費用の維持管理負担金が5億2028万6000円、それと各務原浄化センターなどでの施設の増設や耐震補強工事等に対します建設負担金7456万4000円などでございます。
143ページをごらんください。
2款公債費、1項公債費は、市債の償還費用でございまして、元金12億2266万3000円、利子分4億3119万3000円で、合計が16億5385万6000円でございます。
以上、支出済額の合計は36億1820万4072円でございました。
最後になりますが、
歳入歳出決算書に戻っていただきまして158ページをお願いいたします。
実質収支に関する調書でございます。歳入総額は36億9974万8929円、歳出総額が36億1820万4072円、したがいまして歳入歳出差引額は8154万4857円でございますが、25年度への繰越明許費が5136万8000円ございますので、実質収支額は3017万6857円になっております。
以上で説明を終わります。
○委員長(足立孝夫君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許しますが、資料のページを示してから発言ください。
質疑はありませんか。
○副委員長(津田忠孝君)
決算認定資料141ページ、下水道普及費の中に、下水道の切りかえに当たり利子補給金や改造助成金を支出したとありますが、それらの補助金を受けた方が受益者負担金を納入していないということはないんでしょうか。
◎下水道課長(清水幹生君) この利子補給金や改造助成金につきましては要件がございまして、市税及び受益者負担金を滞納されていない方というものがございまして、交付の決定前にはそれらについて一応調査をさせていただいておりますので、そういったような事例はございません。
◆委員(三和由紀君) A4の公共下水道整備状況表のところですが、表の真ん中あたりの水洗化率というところで82.9%という接続率になっていますが、接続されていない人の理由を教えてください。
◎下水道課長(清水幹生君) 普及活動で職員が回っておりますが、そこで毎月報告が出てきております。その中で多い理由は、今、浄化槽が稼働していると。単独・合併にかかわらず、浄化槽が稼働しているので、とりあえず私は特に支障を感じていないということをおっしゃられる方が多い状況です。
◆委員(三和由紀君) その傾向というのは少し前から見てみてどんな感じですか。
◎下水道課長(清水幹生君) 傾向はあんまり変わっておりません。ただ、最近ふえてきているのが、御高齢の世帯で、今ここで改造しても私は何年おるかわからないというような、そういったお話も結構多くなってきております。
◆委員(三和由紀君) その82.9%の方たちは負担金は払っているんですか。
◎下水道課長(清水幹生君) 負担金と接続というのは、負担金を払わなければ接続を認めないというふうではございません。基本的には下水道の接続につきましては申請が出てくれば認めているということでございますので、中には負担金を払っていなくて下水道につないでいるという方がゼロではございません。
◆委員(吉岡健君) 歳入のほうに移ります。
歳入歳出決算書の151ページ、不納欠損について細かく教えてください。
◎下水道課長(清水幹生君) 不納欠損の内訳でございますが、御本人の死亡によりますものが1名の方で8万5500円、それから分納中に土地売買がございまして、そこでトラブルといいますか、それでお支払いいただけないというのが5万4600円、それから再三の督促等にもかかわらず納入していただけない方が14名、金額で456万5080円、合計で16名の方で470万5180円でございます。
◆委員(吉岡健君) 払わなかった人が14名おられたんですけど、水道はとまっているんですか、この方々は。
◎下水道課長(清水幹生君) 水道の給水とはまた別です。使用料のほうは払わないと給水停止という話がありますけれども、受益者負担金につきましてはちょっと別になりますので。
◆委員(吉岡健君) この方々に対する執行の仕方といいますか、先ほど言いました水道をとめるということも1つの手だと思いますし、どこまで強制力を持ってこの方々に納入いただく働きかけをされたんでしょうか。
◎下水道課長(清水幹生君) 強制力と言われますと、強制とまではいっておりません。あくまで任意でお支払いをお願いしているという状況でございます。
◆委員(吉岡健君) 払わない得ではいかんと思いますけど、以降、この25年度も含めて、これらの反省も踏まえながら工夫されているところ、まずこの24年度まででの反省点というのはありますか。
◎下水道課長(清水幹生君) 反省点の前に、受益者負担金をお支払いいただけないその土地の方につきましては、今度、下水道の接続の申請があったとき、通常ですと公共汚水ますであるとか取りつけ管は市のほうの費用でやっておるわけですけれども、基本的にはそれは、市の費用は出せないということで、私費での支払いをお願いしておるという状況でございます。
それから反省点といいますか、今のところ受益者負担金制度というのは多くの方に余り知られていない制度でございます。下水道の整備に入ったときに初めてそんな制度があるのかということでございますので、そこら辺の周知のために説明会とかをふやしているという状況で今のところまではやっております。
◆委員(吉岡健君) 計画が入って何年か前に下水道課の方が懇切丁寧に、非常に丁寧に説明をされておられますんで、それを積極的にやっていただきたいと思いますし、副市長、払わん得、これは全般にわたるかもわからんですけど、今回は下水道のことで話をしますけど、これらについては特にいいものを構築していただきたいなと思うんですが、このあたり、これも含めてどういう考え方がありますか。
◎副市長(磯谷均君) 税に関しては、不納欠損できる項目が決まっております。さらに差し押さえ、そういう手段にも訴えることができる。あとのほかの徴収金、例えば、いろんなのがありまして、給食、それから保育所の保育料、幼稚園はないんですが、あとは下水等々がありますが、根拠法令によってどこまでそういう手段に訴えれるかということが異なってきますので、それの法に従った形をとりたいと。
共通しておることは、その方たちの、例えば財産がないとか、たとえあったとしても、生活を確保する部分について手を入れるというのは非常に困難であるというふうに考えておりますが、横着いというか、あってもお支払いになられないというような方については、きちんと頂戴できるようにシステムをつくっていきたいと思います。
○委員長(足立孝夫君) ほかはありますか。
(「なし」との声あり)
○委員長(足立孝夫君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
○副委員長(津田忠孝君) 認第5号、平成24年度
下水道事業特別会計決算について、賛成の立場で討論いたします。
平成24年度の整備により本市の下水道普及率は75%を超え、全国平均の普及率に近づいてきています。市街化区域についてはかなり整備が進んでいるようですが、調整区域の整備については低い水準にあるので、よろしくお願いしたいと思います。
また、雨水整備につきましては、最近頻発しているゲリラ豪雨の対策も急がれているところですが、小伊木東雨水幹線や大伊木雨水幹線の築造工事を行うなど、安全で安心なまちづくりに努められております。
下水道事業は、多額の事業費を必要とし、財源も国からの補助金や起債などに依存しておりますが、起債残高も徐々に減ってきているなど適切に運営されており、賛成の討論とさせていただきます。
○委員長(足立孝夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。認第5号を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(足立孝夫君) 挙手全員であります。よって、認第5号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
続いて、議第74号並びに認第6号を一括し、議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎次長兼
水道総務課長(谷野好伸君) それでは、議第74号 平成24年度各務原市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分及び認第6号 平成24年度各務原市
水道事業会計決算について御説明いたします。
それでは、まず
水道事業会計の決算について御説明いたします。
平成24年度各務原市水道事業決算書の8ページをごらんください。
平成24年度の水道事業の総括事項を文章で記載してございます。かいつまんで御説明申し上げます。
5行目のところでございますが、平成24年度におきましては、川崎山配水池電磁流量計などの老朽設備更新事業、配水管布設がえ工事など、自己資金による事業を積極的に推進しますとともに、下水道工事、道路改良工事など、他工事に関連した水道管支障移転工事も事業者との協議により実施をいたしました。また、昨年度に引き続き、水道施設整備事業計画「命の水マスタープラン」に基づき、新三井配水池建設工事、各務原大橋水管橋添架工事も実施をいたしました。
事業規模では、平成24年度末の行政区域内人口が14万8926人、給水人口が14万7364人で、普及率は99.0%。また、年間総給水量は1768万1381立方メートル、年間有収水量は1597万3795立方メートルで、有収率は90.3%となり、前年度に比べまして1.6ポイント増加をいたしました。
次に、収支の状況でございますが、これにつきましてはお配りをしてありますカラープリントで御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
水道事業会計は、現金主義をとっております一般会計と異なりまして、発生主義による企業会計方式を採用するということが地方公営企業法に定められております。そして、経常的な収入・支出は3条予算と言われます収益的収支、また、投資的な収入・支出は4条予算と言われます資本的収支であらわすことになっております。
なお、この表の金額は、上段の収益的収支につきましては、損益計算書との整合を図るため消費税抜きの金額で、また、下段の資本的収支につきましては、水道事業決算書1ページの決算報告書の資本的収入及び支出に関する収支不足額の補填財源をあらわすため、消費税込みの決算額となっております。
まず、3条予算と言われますAの収益的収支でございます。
青色が収益でございまして、水道事業収益の合計は24億8822万9000円でございます。内訳としまして、給水収益、これは水道料金収入でございますが、21億7775万4000円で、それ以外の収益といたしましては、給水負担金1億7622万9000円、その他の収入が1億3424万6000円でございます。
その下の赤色が費用でございます。水道事業費用の合計は19億2278万2000円でございます。そのうちピンク色の部分、これは現金支出を伴う費用、合計12億987万5000円。グレーの部分の現金支出を伴わない費用、これは合計で7億1290万7000円でございます。
費用科目の金額と構成割合は記載のとおりでございますが、構成割合の多いものといたしましては、減価償却費が6億5797万4000円で34.22%、修繕費が3億6336万5000円で18.90%、その次に多いのが職員給与費の2億5103万円で13.06%、動力費が2億727万9000円で10.78%などとなっております。
次に、水道事業収益から水道事業費用を差し引いた残りが、右端の茶色の部分、これは平成24年度の純利益でございまして、その額は5億6544万7000円になりました。
次に、4条予算と言われますBの資本的収支でございます。
青色の資本的収入は、負担金が1億8207万9000円、固定資産売却代金が693万2000円で、合計は1億8901万1000円でございます。
一番下の赤色、これは資本的支出でございますが、建設改良費が14億1991万9000円、企業債償還金が3億3944万8000円、他会計借入金返還金が1億200万5000円、投資が48万2000円で、合計は18億6185万4000円でございます。
資本的収入から資本的支出を差し引きますと、資本的収入、右側の緑色の部分でございますが、16億7284万3000円の資本的収入不足額が生じましたが、この不足額を補填する財源といたしましては、1つは①の消費税及び地方消費税調整額5694万6000円、次に②及び③のところですが、減債積立金の3億3194万4000円と建設改良積立金の1億4000万円全額を充当いたしました。さらに不足する額は④と⑤で充当いたしました。これらは水道事業費用のうち現金支出を伴わない費用で、資金が企業内に留保されるため、一般に損益勘定留保資金と呼ばれるものでございまして、④の過年度分損益勘定留保資金は平成23年度の発生額の残りの6億6056万2000円を、また、下に水色で記載されておりますように、当年度分の損益勘定留保資金として平成24年度の発生額が7億1290万7000円ございますので、そのうち⑤の4億8339万1000円を補填財源として充当いたしました。
次に、右側の茶色の利益剰余金でございます。平成23年度からの繰越利益剰余金1683万3000円と、平成24年度の純利益5億6544万7000円の合計額は5億8228万円になりますので、このうちから3億5000万円を減債積立金に、2億2000万円を建設改良積立金に処分を予定しております。
以上が収支の状況でございます。
それでは、もう一度決算書をお願いいたします。
1ページ、2ページをごらんください。
ただいまの収益的収支、資本的収支の科目の款項について、予算額と決算額とを対比して記載してございます。この決算額は、収入には仮受消費税及び地方消費税、また支出には仮払消費税及び地方消費税をそれぞれ含めた金額で記載してありまして、仮受消費税及び地方消費税、仮払消費税及び地方消費税につきましては、一番右側の備考欄にそれぞれ記載しております。この決算額の数字につきましては、ただいまの説明と重複いたしますので、省略をさせていただきます。
3ページをごらんください。
損益計算書でございます。内容は、先ほどカラープリントで御説明申し上げました収益的収入及び支出の部分が損益計算書になります。一番下から3行目、当年度純利益は5億6544万7164円で、前年度繰越利益剰余金を加えました当年度未
処分利益剰余金は5億8227万9869円になります。
4ページ、5ページをお願いします。
剰余金計算書と剰余金処分計算書でございます。
まず剰余金計算書でございますが、資本金は、企業債と他会計借入金の償還によります借入資本金の減少と、減債積立金と建設改良積立金を使用したことによります自己資本金への組み入れがございまして、平成24年度末の残高は121億1411万5170円となりました。
剰余金のうち、資本剰余金は、工事負担金などにより取得した資産の除却による損失を補填するための処分と、工事負担金の受け入れがございまして、平成24年度末の資本剰余金の合計残高は116億8415万8523円となっております。
利益剰余金では、平成24年度に減債積立金3億3194万4098円と建設改良積立金1億4000万円の全額を補填財源に使用いたしましたので、平成24年度末の利益剰余金は、未
処分利益剰余金が前年度からの繰越利益剰余金1683万2705円に平成24年度の当年度純利益5億6544万7165円を加えた5億8227万9869円となりまして、資本の合計は243億8055万3562円となりました。
次に、下の剰余金処分計算書案をごらんください。平成24年度末の未
処分利益剰余金5億8227万9869円のうち、3億5000万円を減債積立金に、2億2000万円を建設改良積立金に積み立てようとするものでございます。
なお、この部分は議案集の25ページの部分でございます。
それでは、もう一度決算書にお戻りいただきまして、6ページ、7ページでございます。
平成24年度末の貸借対照表でございます。これは企業の財務状況を示すものでございまして、6ページは資産の部で、固定資産と流動資産を合わせまして、一番下にありますが、資産の合計は253億9159万7589円となります。
なお、1の固定資産につきましては、26、27ページに固定資産明細書として資産の種類ごとに増減額と年度末の残高を載せておりますので、また後ほどごらんをいただきたいと思います。
7ページは、負債及び資本でございますが、負債の合計は10億1104万4027円で、資本の合計は、一番下から2番目でございますけれども、243億8055万3562円で、負債資本の合計は資産の合計と同額で253億9159万7589円となります。
このうち、5の資本金の(1)自己資本金につきましては、平成24年度に減債積立金3億3194万4098円、それから建設改良積立金1億4000万円を使用いたしましたので、組入資本金が4億7194万4098円増額となり、78億1390万1378円になっております。また、(2)の借入資本金の企業債の年度末残高は、3億3944万7499円減少いたしまして、39億8181万7652円になっております。なお、企業債につきましては、借り入れ先の利率、残高等、詳細は決算書末尾の28ページ、29ページに載せておりますので、また後ほどごらんをいただきたいと思います。
また、6の剰余金、こちらは4ページの剰余金計算書の増減の内訳のとおりとなっておりますので、よろしくお願いをいたします。
以上御説明のとおり、平成24年度におきましても健全経営を維持することができました。今後も市民の皆様に安全・安心で良質な水を安定して供給するために、効率的な企業運営に努めてまいりたいと考えております。
以上で、平成24年度
水道事業会計の決算と未
処分利益剰余金処分の説明を終わります。
○委員長(足立孝夫君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許しますが、資料のページを示してから発言ください。
質疑はありませんか。
◆委員(仙石浅善君) 水道事業決算書の1ページ、2ページの第1款第2項固定資産売却代金の決算額693万1858円ですが、これは何を売却したのでしょうか教えてください。
◎次長兼
水道総務課長(谷野好伸君) 固定資産の売却代金693万1858円、このうち650万46円につきましては、鵜沼山崎町にございました旧東部水源地の用地、こちらの土地294平米を道路用地として都市計画課に有償で所管がえしたものでございます。なお、東部水源地につきましては、水質悪化により61年に使用を停止し、63年の変更認可で水源地として廃止をいたしております。
それから、残りの43万1812円でございますけれども、こちらは昭和63年に取得をいたしました自走式のバックホーを売却した代金でございます。この車両は大規模な掘削工事で使用しておりましたけれども、取得から25年を経過いたしましてオイル漏れが発生し、また直営工事の使用機会もなくなったということで、売却をしたものでございます。以上でございます。
○委員長(足立孝夫君) ほかはありますか。
(「なし」との声あり)
○委員長(足立孝夫君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
○副委員長(津田忠孝君) 平成24年度
水道事業会計決算について、賛成の立場で討論いたします。
一般家庭での節水型の家電製品等の普及や、大型店舗が使用水を自家用井戸に転換されたことなどにより、水道の使用水量が減少し、給水収益が減少いたしましたが、高金利企業債の繰り上げ償還などによる支払い利息の低減や、民間能力の活用、民間委託などにより職員給与を圧縮し、効率的な経営を進められた結果、昨年以上の利益を計上されました。
また、施設の整備では、命の水マスタープラン事業や、水道施設、管路の耐震化を自己資金で推進されました。今後も水道事業の健全経営を維持し、安全・安心な水を安定して供給していただくことを期待いたしまして、賛成討論とさせていただきます。
○委員長(足立孝夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
最初におはかりいたします。議第74号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(足立孝夫君) 挙手全員であります。よって、議第74号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いておはかりいたします。認第6号を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(足立孝夫君) 挙手全員であります。よって、認第6号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
続いて、議第72号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎管理課長(山田保君) それでは、議第72号 各務原市
都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について説明いたします。
議案22ページをごらんください。改正条例案の新旧対照表は6ページでございます。
国税の見直しにあわせ、市税に係る延滞金の利率の引き下げがございましたが、下水道事業受益者負担金につきましても同様に延滞金の割合等の特例を設けるために、この条例を定めようとするものでございます。
ちなみに、現在の金利水準で計算しますと、条例第10条に規定する延滞金は現在の年「14.5%」が「9.3%」になります。
施行は平成26年1月1日からとしております。
以上で説明を終わります。
○委員長(足立孝夫君) 以上で説明は終わりました。
これより質疑を許します。
質疑はありますか。
(「なし」との声あり)
○委員長(足立孝夫君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○委員長(足立孝夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第72号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(足立孝夫君) 挙手全員であります。よって、議第72号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第75号並びに議第76号を一括し、議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎管理課長(山田保君) それでは、議第75号及び議第76号の市道の認定について、一括して説明させていただきます。
各務原市議会定例会議案の26ページをごらんください。
議第75号 市道路線の認定については、開発行為により設置され、各務原市に帰属した路線を市道稲939号線として認定するものであります。位置及び形状については、27ページの資料のとおりでございます。
続きまして、28ページをごらんください。
議第76号 市道路線の認定については、既存の道路を市道蘇南124号線として認定しようとするものです。位置及び形状については、29ページの資料のとおりです。
説明は以上です。
○委員長(足立孝夫君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「なし」との声あり)
○委員長(足立孝夫君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○委員長(足立孝夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
最初におはかりいたします。議第75号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(足立孝夫君) 挙手全員であります。よって、議第75号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いておはかりいたします。議第76号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(足立孝夫君) 挙手全員であります。よって、議第76号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第61号中、当委員会に所管する事項を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎管理課長(山田保君) それでは、議第61号 平成25年度各務原市
一般会計補正予算(第3号)のうち、
環境水道部並びに
都市建設部所管分の衛生費及び土木費の予算について御説明させていただきます。
まず、歳入予算から御説明させていただきたいと思います。
各務原市補正予算書及び予算説明書の6ページ、7ページをごらんください。
15款国庫支出金、2項
国庫補助金、7目
土木費国庫補助金、1節
道路橋梁費補助金1045万円の増額補正は、国土交通省
社会資本整備総合交付金により道路ストック点検を実施するためのものでございます。4節
住宅費補助金550万円の増額補正は、木造住宅耐震補強工事の補助申請件数が当初の予定件数を超える見込みであるため、住宅・建築物耐震改修等事業補助金を増額補正するものでございます。
予算説明書を1枚めくっていただきまして、8、9ページをお願いします。
16款県支出金、2項県補助金、7目
土木費県補助金、5節
住宅費補助金300万円の増額補正は、木造住宅耐震補強工事の補助申請件数が当初の予定件数を超える見込みであるため、建築物等耐震化促進事業費補助金を増額補正するものでございます。
歳入予算は以上です。
◎次長兼
水道総務課長(谷野好伸君) 続きまして、歳出の補正予算について御説明いたします。
16、17ページをお願いいたします。
4款衛生費、2項環境費、5目
火葬場墓地費、15節工事請負費440万6000円の増額補正につきましては、公園墓地瞑想の森において、車椅子でお参りに来られる方が通行しやすいように通路の舗装工事を行うため、所要額を補正するものでございます。
◎管理課長(山田保君) 22、23ページをお願いします。
8款土木費、2項
道路橋梁費、3目
道路新設改良費、13節委託料1900万円の増額補正ですが、歳入の国庫支出金の増額補正に対応する歳出の増額補正でございます。内容としましては、道路ストックの点検に要する費用として、道路照明灯点検、道路防災点検、路面性状調査に係る委託業務費用でございます。
4項都市計画費、3目街路費、13節委託料1159万9000円の増額補正ですが、市内の大きくなった街路樹(いちょう通りほか8路線)の夏季剪定に要する費用で、隣接する住民の負担軽減に努めるものでございます。
5目公園費、15節工事請負費978万円の増額補正は、今回剪定対象の樹木は多くが巨木化しており、当初に予算化した高木剪定費用には未計上であるため、歳出補正を行うものでございます。
7目緑化推進費、8節報償費60万円及び9節旅費35万4000円の減額補正は、総合計画見直しに伴い、市の骨格となる計画が策定されることにより、方向性が確定するまでは緑化政策プランナーの委嘱を見送ることとし、その報償費並びに旅費の歳出補正を行うものでございます。19節負担金、補助及び交付金100万円の増額補正は、道路に面したブロック塀撤去補助金の標準事業費と補助金上限額を改め、さらに、小学校の通学路及び災害時の避難路に面したブロック塀について補助率を引き上げるため、歳出補正を行うものでございます。
5項住宅費、2目住宅建築指導費、19節負担金、補助及び交付金1150万円の増額補正ですが、木造住宅耐震補強工事の補助申請件数が当初の予定件数を超える見込みであるため、増額補正するものでございます。
説明は以上でございます。
○委員長(足立孝夫君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許しますが、資料のページを示してから発言ください。
質疑はありませんか。
(「なし」との声あり)
○委員長(足立孝夫君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○委員長(足立孝夫君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第61号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(足立孝夫君) 挙手全員であります。よって、議第61号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で当委員会に付託された案件は全部議了いたしました。
おはかりいたします。委員会報告書並びに委員長報告の作成はどのように取り扱ったらよろしいでしょうか。
(「正・副委員長一任」との声あり)
○委員長(足立孝夫君) よって、委員会報告書並びに委員長報告の作成は、正・副委員長に御一任願います。
以上で
建設水道常任委員会を閉会いたします。
(閉会) 午後0時8分
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この会議録は正当であることを認める。
建設水道常任委員会委員長 足 立 孝 夫...