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平成25年第 2回定例会−06月19日-04号

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  1. 各務原市議会 2013-06-19
    平成25年第 2回定例会−06月19日-04号


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    平成25年第 2回定例会−06月19日-04号平成25年第 2回定例会          平成25年第2回各務原市議会定例会会議録(第4日目)           議   事   日   程   (第4号)                   平成25年6月19日(水曜日)午前10時開議 日程第 1.会議録署名議員の指名 日程第 2.一般質問 日程第 3.休会期間の決定 〇本日の会議に付した事件 日程第 1.会議録署名議員の指名 日程第 2.一般質問 日程第 3.休会期間の決定 〇出席議員(24名)                     1 番   黒 田 昌 弘  君                     2 番   五十川 玲 子  君                     3 番   横 山 富士雄  君                     4 番   大 竹 大 輔  君
                        5 番   岩 田 紀 正  君                     6 番   津 田 忠 孝  君                     7 番   永 冶 明 子  君                     8 番   波多野 こうめ  君                     9 番   吉 岡   健  君                    10 番   瀬 川 利 生  君                    11 番   仙 石 浅 善  君                    12 番   水 野 盛 俊  君                    13 番   坂 澤 博 光  君                    14 番   川 嶋 一 生  君                    15 番   池 戸 一 成  君                    16 番   杉 山 元 則  君                    17 番   岡 部 秀 夫  君                    18 番   足 立 孝 夫  君                    19 番   三 和 由 紀  君                    20 番   梅 田 利 昭  君                    21 番   神 谷 卓 男  君                    22 番   三 丸 文 也  君                    23 番   古 田 澄 信  君                    24 番   藤 井 國 雄  君 〇欠席議員(なし) 〇説明のため出席した者の職氏名               市長          浅 野 健 司  君               副市長         磯 谷   均  君               都市戦略部長      各 務 英 雄  君               総務部長        五 島 伸 治  君               環境水道部長      永 田 昭 人  君               健康福祉部長      津 田 義 彦  君               産業文化部長      勝 野 公 敏  君               都市建設部長      広 瀬 正 輝  君               都市建設部参与               (東西新2眼レフ都市基盤整備担当)                           石 原   篤  君               会計管理者       星 野 正 彰  君               消防長         足 立 全 規  君               教育長         高 根 靖 臣  君               監査委員事務局長選挙管理委員会事務局長               兼公平委員会書記長   中 野 浩 之  君               都市戦略部次長企画財政総室長兼都市戦略課長                           鷲 主 英 二  君               総務部次長総務課長  三 輪 雄 二  君               企画財政総室財政課長  常 木 孝 浩  君               教育委員会委員長    岩 田 重 信  君               代表監査委員      松 尾   裕  君               教育委員会事務局次長総務課長                           植 田 恭 史  君 〇職務のため出席した事務局職員               議会事務局長      村 井 清 孝               次長兼総務課長     土 川   孝               議事調査係長      前 島 宏 和               主任書記        五 島 竜 一               書 記         浅 野 善 弘         ─────────────────────────── △1、開議開議) 午前10時3分 ○議長神谷卓男君) ただいまから本日の会議を開きます。         ─────────────────────────── ○議長神谷卓男君) 本日の日程は、お手元に配付したとおり定めました。         ─────────────────────────── △日程第1、会議録署名議員の指名 ○議長神谷卓男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員には、会議規則第80条の規定により、議長において15番 池戸一成君、16番 杉山元則君の両君を指名いたします。         ─────────────────────────── △日程第2、一般質問議長神谷卓男君) 日程第2、一般質問を行います。  昨日に引き続き、順次発言を許します。  13番 坂澤博光君。   (13番 坂澤博光質問席へ) ◆13番(坂澤博光君) おはようございます。  13番 坂澤博光です。3日目の質問になりますが、最後まで気を抜くことなく頑張りたいと思います。  議長の許可を得ましたので、通告に基づき、2点ほど質問いたします。  まず第1点です。年初から風疹流行の兆候があり、岐阜県内でも、6月12日付新聞によりますと、12人の患者が医療機関から報告されています。患者の4分の3が男性で、ワクチン接種機会がなかったと見られる20代から40代が流行の中心だそうです。  風疹ウイルス性感染症で、子どもから大人までかかり、大人になってからの発病は重度になる可能性があると報告されています。特に妊婦が感染すると、胎児に難聴や心疾患、白内障などの障がいが出る可能性があり、感染予防対策が重要です。感染は予防接種により防ぐことができるので、予防接種を受けていない人に予防接種受診を促すことが大切です。  このたびの補正予算で、予防接種公費助成制度創設に伴い所要額助成したことは、予防接種意欲を高めることにつながり、極めてタイムリーであったというふうに考えています。助成は県と市で2500円ずつ補助され、さらに市単独補助として3000円が提案されています。接種費用が1万円と見積もり、個人負担は2000円の予定です。しかし、25年度予算で可決された高齢者肺炎球菌ワクチン接種助成事業では、接種費用が8000円のうち4000円が補助され、個人負担は4000円になっています。  予防接種に対する補助の目的は、対象者予防接種を促すことにあると思います。しかし、予防接種を促すためには、接種費用補助することが全てでしょうか。予防接種を促すには、次の4つのプロセス効果的にすることが必要だと考えています。  まず、第1番目が知らせるという行為です。  内容的には、風疹危険性風疹流行の兆候、予防接種効果予防接種費用補助、こういったことを知らせるという段階がまずあると思います。  次に、啓発するという行為があると思います。  まず、自分の健康は自分で守る。だから、接種を受けるのはあなたの責任ですよということの啓発です。それから、予防接種重要性予防接種を受けることにより、風疹からかなりの確率で逃れることができますよということの啓発です。  そして、経済的に受診しやすい費用の設定。  さらには、これが4つ目になりますが、時間外、休日を含めた受診体制整備。この4つのプロセスが大事だというふうに考えております。  費用の設定だけでなく、周知、啓発、受診体制整備にもアイデアや知恵、予算を使うべきではないかと考えています。  今回の場合、予防接種効果のお知らせや受診体制整備効果的かもしれません。予防接種費用が安くなることは、対象者にとってはありがたいことではありますが、市単独補助には補助費用効果公平性継続性透明性が要求され、限りある財源を有効に活用するには、補助に関する基準が必要ではないかと考えています。  さらには、ウイルス性感染症はいつ発生し、急速に拡大するかわかりませんし、予防接種が緊急に必要になる場合も予想されます。例えば、議会に助成費用の審議を待つ余裕のない場合もあり得ると思います。これは、今6月議会ですが、7月にいきなり起きた場合はどうするんでしょうかという問題です。いかなる場合でも迅速に対応をし、ウイルス性感染症の拡大から市民の健康を守るためにも、基準の設定は必要ではないかというふうに考えています。このような観点から質問いたします。  第1点、予防接種などの補助基準はどのようになっていますか。  2番目、健康診査の場合はどうでしょうか。  以上2点、よろしくお願いいたします。 ○議長神谷卓男君) 健康福祉部長 津田義彦君。   (健康福祉部長 津田義彦君登壇) ◎健康福祉部長津田義彦君) 予防接種費用についてお答えいたします。  まず、補助基準についてでございますが、予防接種には、予防接種法に基づく定期接種と、それに基づかない任意接種がございます。  定期接種は、結核、ポリオなど集団感染予防や重篤な疾患予防につながるものが対象であり、接種対象者保護者などに接種努力義務が課されるため、全額を公費で負担しております。任意接種については、個人の判断で接種するもので、全額自己負担を原則としております。ただし、高齢者肺炎球菌ワクチンについては、健康に与える影響や経済的負担が大きいため、半額助成といたしました。  風疹については、全国的な流行を踏まえて、県が実施する風しんワクチン接種促進緊急対策事業に合わせて実施するもので、胎児に対する先天性疾患につながるという特殊性子育て世帯に与える不安を考慮し、市独自で上乗せ助成を行うものでございます。  議員から何点か基準のことについて御提案をいただきました。それにつきましては、また改めて検討させていただきたいと思いますが、ただ補助基準額に関しましては、将来発生するだろう感染症の状況を今想定することは非常に困難ではないかと思います。それにつきましては、任意接種に対する補助必要性やその額については、流行の状況でありますとか、疾病にかかった場合の重篤化、社会に与える不安感などを考慮して、総合的に判断すべきであると考えております。  なお、周知等につきましても御意見をいただきました。  昨日も県より文書が届きまして、幾つかの自治体で風疹予防接種に対する助成が始まったこともあって、夏以降にワクチンの不足が懸念されて、本来、子どもへの定期接種にも支障が生じかねない事態であるということでございます。そのため、妊娠希望者などをまずは優先して接種するようにと、広報に努めてほしいということがございました。  まさに各務原市が助成対象とする方を優先とするということでございますので、この件につきましても市民の皆様が不要な不安を抱かないように、知恵とアイデアを絞りまして、周知に努めたいと考えております。
     次に、健康診査についてでございます。  平成9年度以前に開始した健診については、当時、国が定めた健康診査における費用徴収基準額に基づき、自己負担額を設定しております。  平成10年度以降に開始した前立腺がん肝炎ウイルス検診については、検診に係る費用や他の健診における負担額を総合的に判断し、負担額を設定しております。   (「議長、再質問」と呼ぶ者あり) ○議長神谷卓男君) 13番 坂澤博光君。 ◆13番(坂澤博光君) ありがとうございます。  将来起こるであろう感染症について、今決めるのはちょっと早計だというふうにお伺いしたんですが、私が言っているのは、そういう場合も含めた基準が要るんではないかということを言っております。  例えば、県と市が半々で負担をして80%ぐらいにして、残りの20を緊急性重要性、そういうものに当てるというものが基準だというふうに考えております。ですから、まず大もとの原則というか、基準があって、それにそぐわないものに対応するという考え方です。  そういったところで、もう1つは、そのときになって総合的に判断すると言われますけど、その総合的というのは、聞こえはいいんですが、エイヤアというところがありますよね。ちょっといい言葉ではないかもしれません。ですから、なるべく透明性を高めるためにも、補助はこういう基準でやるんですよと。一旦決めて、そこから外れる場合、違う場合が出るので、それについてはこういう処理をしますと、それを決めて、それを議会にはかって審議しておくと。  そうすれば、例えばこの件はちょっと質問とは違って提案になるんですけれども、何もないときは基準に沿って、正々とやればいいと思います。ところが、緊急に接種が必要になった。あるいは間に合わないというような場合に、一々議会を招集して対応するのか。それよりは、基準を決めておいて、その基準にのっとってやりましたという事後報告にするのか。私は、その緊急の場合も含めると、あらかじめ大枠で決めておいたほうが間違いがないんではないかというのが1つです。  もう1つは、補助をした場合の総額というんですか、例えば県と市が負担をして、単独にこれぐらいやりますと。で、トータルの枠として何人に補助するかということで額は変わってくると思うんですね。今回は多分500人くらいですか、考えておられると思いますけど、急速に拡大してくる、1000人とか2000人とかいうふうになってきた場合に、とりあえずの額は500万なんですよと。だから、承認しておいてくださいね。でも、それを超えるような場合には、これ緊急事態ですから、それは会議を招集しますとか、基準というより手続的なものになるかもしれませんが、そういったことを考えております。  ですから、再質問というよりは提案というふうに受け取っていただいて、今後、より市民サービスが柔軟に行き渡るような方向で検討していただければ幸いかと思います。そういったことを申し上げ、この質問については終わりたいと思います。  2番目の質問に行きます。  2番目は、夏期巡回ラジオ体操についてということであります。  今年度は、各務原市制50周年記念事業として、夏期巡回ラジオ体操が計画されています。各務原市民ラジオ体操参加への気持ちが高まり、3世代が本会場だけでなく各会場に多数集まり、本企画を成功させたいと思っています。  ラジオ体操は、小学生からお年寄りまでほとんどの人が知っており、スポーツ前の準備運動夏休みラジオ体操職場体操健康維持のための体操などに活用されています。  ラジオ体操には規則性があり、開始は左側からです。行進の開始は左足から、ダンスは右足から一歩を踏み出します。風呂に入るのはどちらからでも構いません。失礼しました。  そして、心臓から遠い部分を動かし、中心の部位を動かし、また遠い部分を動かします。これはウオームアップ、強く大きく動かし、クールダウンするようにつくられています。曲げたり伸ばしたりする際も、伸ばす方向、速さ、位置、こういったことが決められています。なぜ細かく決められているかというと、ラジオ体操効果が一番高くなるからです。  また、多くの人が一緒にラジオ体操を合わせてすることで、美しさが出てきます。統一された美しさとしては、集団行動、テレビで時々放映されていますけれども、有名になってきています。自分勝手に体操をしても合いませんから、協調性も同時に培われていきます。たかがラジオ体操、されどラジオ体操というふうに思っています。  本企画を一過性イベントとして終わらせるだけでなく、より効果的な体操技術の学びの機会にすることにより、ラジオ体操効果を一段と高めることができると考えています。このことは、夏期巡回ラジオ体操の成功の質を高めるというふうに考えています。このような観点から、3つほど質問をしたいと思います。  まず1番目です。本計画の概要について。  2番目、小・中学校におけるラジオ体操実施状況をお知らせください。  3番目、より効果的なラジオ体操をするための市としての方策はありますか。  以上3点です。よろしくお願いします。 ○議長神谷卓男君) 市長 浅野健司君。   (市長 浅野健司君登壇) ◎市長(浅野健司君) 坂澤議員夏期巡回ラジオ体操について、私からは総論を、各項目につきましては勝野産業文化部長、また高根教育長のほうから御答弁をさせていただきます。  市では、市民の健康の保持、また増進を図る生涯スポーツ活動の普及・啓発に努め、さまざまなスポーツイベントスクール講座にも、誰もが気軽に参加できる機会を創出しているところでございます。特に、本格的な高齢社会を迎え、誰もがスポーツを通じまして、健康で生きがいにあふれた生活を送ることができる、明るく活気ある長寿社会の実現を目指しております。  今回、市制施行50周年記念事業といたしまして、夏休み期間中に実施されている夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会市民公園にて開催をする予定でございます。  ラジオ体操は、今、議員おっしゃられたとおり、負荷が少ない、また誰でも気軽にできる体操ということであり、近年、見直しがされているところであります。当日は、市民公園メーン会場といたしまして、全市民が各地域で一斉にラジオ体操を行う計画としておるところでございます。  議員、冒頭におっしゃられたように、成功させたいという御意思をいただきましたので、議員皆様方におかれましても、8月9日6時、各会場、またメーン会場市民公園にお集まりをいただきまして、皆さんでラジオ体操をしていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○議長神谷卓男君) 産業文化部長 勝野公敏君。   (産業文化部長 勝野公敏君登壇) ◎産業文化部長勝野公敏君) 私からは、夏期巡回ラジオ体操計画概要についてお答えいたします。  夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会は、毎年7月20日から8月31日までの夏休みの間、かんぽ生命保険、NHK、NPO法人全国ラジオ体操連盟、そして開催の市町村との協同で実施されておるところでございます。  今年度、岐阜県では各務原市が市制施行50周年記念事業として、8月9日金曜日になりますが、早朝6時から市民公園メーン会場に開催いたします。参加者は、市民公園周辺子ども会シニアクラブを初め、市民の皆様に呼びかけ、約2000名の方の参加を予定しておるところでございます。また、当日は各地におきまして、市内子ども会235単位、約8000人の子どもたちの参加もございます。さらに、今後ポスター掲示やチラシを自治会へ回覧するなど、市民総参加の大会となるよう、市内全域ラジオ体操が実施される運びとなっております。以上でございます。 ○議長神谷卓男君) 教育長 高根靖臣君。   (教育長 高根靖臣君登壇) ◎教育長高根靖臣君) まず、私のほうから2点お話し申し上げます。  まず最初は、小・中学校におけるラジオ体操実施状況についてお答えを申し上げます。  ラジオ体操は、運動前に行うと、心肺機能柔軟性を高める等の効果があり、多くの小・中学校において、プールや運動会等準備運動として実施しております。少し補足をさせていただきますと、議員も御承知だろうと思いますが、昔はラジオ体操、その後にストレッチ体操というのが随分とはやりまして、しかし学校現場では、このラジオ体操はやっぱりいいねということで、今、戻りつつあるというふうに考えていただければいいかなあと思っています。  2つ目のほうですが、より効果的な体操をするための方策についてお答えを申し上げたいと思います。  小・中学校では、教員が子どもたちにとって効果的な体操になるよう、正しい体操の仕方について指導しております。  一方、市民の皆様には、より効果的なラジオ体操をするため、スポーツ推進委員の協力を得ながら、市民運動会などの準備運動として行い、地域ぐるみ普及促進を図ります。また、各イベント時の準備運動としても実施してまいりたいと考えております。  今後、市で開催するスポーツスクールの種目の1つとして普及に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。   (「議長、再質問」と呼ぶ者あり) ○議長神谷卓男君) 13番 坂澤博光君。 ◆13番(坂澤博光君) 御答弁ありがとうございました。  ちょっと確認をしたいと思います。  今ありました、子どもたちラジオ体操を指導する際のスポーツ推進委員ということですけれども、各務原市に何名ほどおられて、どのような感じになっているのかということと、スポーツスクールの種目の1つという、ちょっとよくわからないので説明していただきたいです。 ○議長神谷卓男君) 産業文化部長 勝野公敏君。 ◎産業文化部長勝野公敏君) スポーツ推進委員でございますが、各小学校区2名で、34名の方にお願いをしておるところでございます。  あと、スポーツ推進委員の方にラジオ体操の講習を受けていただいて、しっかりとした基礎知識を身につけていただいて、それを市民運動会、あるいは各スポーツイベントで実施をしていただくということになっております。以上でございます。   (「議長、再質問」と呼ぶ者あり) ○議長神谷卓男君) 13番 坂澤博光君。 ◆13番(坂澤博光君) ありがとうございます。  スポーツ推進委員の件は承知しました、34名。  先ほどのスポーツスクールの種目というところをちょっと。 ○議長神谷卓男君) 産業文化部長 勝野公敏君。 ◎産業文化部長勝野公敏君) 失礼いたしました。  スポーツ課で実施しておりますスポーツスクールラジオ体操の種目を入れまして、今後普及してまいりたいと思っております。  一般公募により公募して、その方を対象ラジオ体操スクールを開いて、普及に努めていくということでございます。   (「議長、再質問」と呼ぶ者あり) ○議長神谷卓男君) 13番 坂澤博光君。 ◆13番(坂澤博光君) ありがとうございます。  何となくちょっとよくわからないんですが、ラジオ体操を種目の1つに加えるという、ただそれだけのことなんでしょうかね。ちょっとスポーツスクールというところがかみ合わないので。 ○議長神谷卓男君) 産業文化部長 勝野公敏君。 ◎産業文化部長勝野公敏君) 各種目のスポーツスクールがございますので、その前の準備体操であるとか、そういうことにも取り入れていくということも含めてということでございます。   (「議長、再質問」と呼ぶ者あり) ○議長神谷卓男君) 13番 坂澤博光君。 ◆13番(坂澤博光君) 各種目の前に準備運動としてラジオ体操をするという意味で言ってみえるんでしょうか。 ○議長神谷卓男君) 産業文化部長 勝野公敏君。 ◎産業文化部長勝野公敏君) 私、最初に申し上げましたが、ラジオ体操という種目のスポーツスクールを公募いたしまして、ラジオ体操というスクールをこれから開始していくということでございます。   (「議長、再質問」と呼ぶ者あり) ○議長神谷卓男君) 13番 坂澤博光君。 ◆13番(坂澤博光君) ありがとうございます。やっとわかりました。よく理解していませんでしたので。  ラジオ体操という種目を1つ加えるということでよろしいんですね。はい、わかりました。  ラジオ体操も、また学校でもストレッチから見直しされているということで、全市民一堂に会して8月9日にやりますので、市民総参加のラジオ体操をぜひ成功させることを祈念いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長神谷卓男君) 16番 杉山元則君。   (16番 杉山元則君質問席へ) ◆16番(杉山元則君) 議長から発言のお許しをいただきましたので、16番、政和クラブ、杉山元則でございます。  大項目で4項目について質問させていただきます。今議会の最後の質問者になりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  本市が推進をする行財政改革について。  今、問題になっております地方公務員の給与削減について、まずお尋ねをしますので、よろしくお願いいたします。  国は、平成24年の2月に、国家公務員の給与を東日本大震災の復興財源に充てるということで、平成24年と25年の2年間、平均で7.8%引き下げるということを決定しておるということでございます。  その結果として、引き下げた後の国家公務員の給与と、それから地方公務員の給与が、一時的に平成24年度、25年度、特例として引き下げた国家公務員の給与と、それから地方公務員の給与は、国を100として、地方公務員の給与が100を超えたということで、ラスパイレス指数が100を超えたということですね。地方公務員の給与が高いんだということで、地方交付税を減額するということを国は決定しておるということでございます。  しかし、地方自治体というのは、この10年余りの間、国をはるかに上回る行財政改革というものに取り組んできているわけであります。例えば、各務原市においては、およそ10年ほど前は1200人ぐらいの職員の方がいたわけであります。それをこの間に840人ぐらいまで職員数を削減しておると、350人ぐらい職員数を削減しておるということでございます。その結果として、人口1万人当たりの職員数というものは、この各務原市は54人というふうになっておりますので、岐阜県下でも3番目に低い数字になっておるわけであります。  我々議員に関しても、旧川島町と合併する前は、議員定数が30人でございました。そういったところをこの合併後に26人、そして今回の選挙で24人まで議員定数を削減しておるということでございます。  また、人事院勧告のたびに給与を削減しておるということなんですね。人件費の総額を削減するという努力を、身を切る改革をこの各務原市は行ってまいりました。  こうした努力というものを国は考慮しないで、ラスパイレス指数という大変国にとって都合のいい数字だけをもとにして、地方公務員の給与が高いんだと、地方公務員の給与を減額するということを前提にして、地方交付税の減額を決めておるということでございます。  このラスパイレス指数というのは、非常に問題がある指数でございます。それは、一時的に24年と25年の特例として給与を減額した国家公務員の給与と地方公務員の給与を比較しておるということでございますので、一時的に地方公務員の給与が国家公務員に比べて高くなったということにすぎないわけであります。  そして、この計算というのは、国家公務員のほうは、給与の高い幹部職員の方はこの計算には含まれていない。一方で、地方公務員というのは、管理職、全ての職員の方の給与が含まれているということで、大変不公平な計算方法となっております。それと、人件費の総額の削減については、全くこの指数というのは考慮していない。こういった指数をもとにして、国が地方公共団体の行財政改革の努力というものを図るということは、大変不公平で一方的な考え方だというふうに思っております。  そもそも地方交付税というのは、地方固有の財源であります。地方固有の財源であって、地方の行政サービスというものを維持していくための必要な財源であります。そういった財源を国が勝手に、国の目標を達成するために財源として使うということは、そもそも間違っているということであります。  今回のようなこの国の一方的なやり方というのは、やはり国と地方の信頼関係を壊す行為だというふうに思っております。地方分権という流れの中で、やはり地方自治体が自主的に行財政改革を進めていくという流れを妨げるものだというふうに思っております。以上のようなことから、やはり地方公務員の給与というのは、地方の実情に合わせて地方が決定をするということだというふうに思っております。  そこでお伺いします。  1点目、各務原市は、今まで行財政改革をどのように進めてきましたか。そして、今後もどのように進めていきますか、お尋ねをいたします。 ○議長神谷卓男君) 市長 浅野健司君。   (市長 浅野健司君登壇) ◎市長(浅野健司君) 杉山議員の御質問お答えをさせていただきます。  本市が推進する行財政改革についてということでございますが、今までと、そして今後ということで御質問かと思います。
     各務原市では、昭和60年度に各務原市行政改革大綱を策定して以来、不断の努力で行財政改革に取り組んでまいりました。  現在は、平成22年度に策定されました5カ年計画の各務原市第2次新行財政改革大綱に基づきまして、事務事業の見直しや公共工事のコスト縮減を初め、組織や職員定数を見直し、職員マンパワーの強化、次世代の人材育成など、あらゆる分野での抜本的な改革に取り組んでおります。  職員数は、平成10年度の1229人をピークといたしまして、平成24年度末には869人、現時点では836人でございますが、まで減らしてきておりまして、単年度比較では360人の減、金額では27億3869万円の削減を達成してきたところであります。  これは、自治体みずからの権限と責任において、地域の行政を処理していくこととする地方自治の本旨に基づき、積極的に行財政改革を進めてきた結果であり、今後も市民、民間、行政、それぞれの役割分担を踏まえまして、総事業の再構築を進めることで、全国有数の財政体力を維持、向上しつつ、一方で必要な事業に関しましては、これまで以上に人、物、予算などの行政資源を積極的に投入をしてまいります。元気な活気あふれる新しい各務原市をつくっていくところでございます。   (「議長、再質問」と呼ぶ者あり) ○議長神谷卓男君) 16番 杉山元則君。 ◆16番(杉山元則君) 市長、御答弁ありがとうございます。  本市は、積極的に行財政改革に努めてまいりました。非常にその成果も出ておるというふうに思っております。  今回、私は地方公務員の給与削減ということもお話をさせていただきましたが、市民の皆さんの市民感情というものもやはり同時に考慮しなきゃいかんということになります。そういったことを考慮しますと、公務員給与を据え置くということは、やはり御批判も当然あるというふうに思います。しかし、今市長も御答弁していただいたように、今まで我が市は、他市に負けないような積極的な行財政改革を行ってきた。その結果として、今の健全財政を築いてきたというふうに私は理解をしております。そういったことを考慮していただきたいということをお願いさせていただきたいと思います。  県内では、多治見市、土岐市、美濃加茂市などは給与を削減しないという意向を表明しております。そういったことを考慮していただきたいというふうに思います。  今後も行財政改革をしっかりと進めていくということでございます。そういった中で、職員のやる気というものをそがないように考慮していただきたいと、そのことを要望させていただき、次の質問に移らせていただきます。  次の質問です。外郭団体の改革と関係の見直しについてお尋ねをいたします。  さらに、本市においても大変厳しい財政状況というものが今後も予想されるということであります。人口減少によって予算が非常に厳しくなる、税収が減っていく。そして、国も地方交付税というものを削減するということを言ってきているわけであります。そういった中で、本市もさらに行財政改革を進めていかなければいけないということであります。  そこで、各務原市は民間委託ということを積極的に進めてまいりました。民間でできることは民間に任せると、そういった考えで人件費を削減するということを行ってきました。今後もそういう考え方で、人件費の削減というものに取り組んでいくということになります。そういった中で、市と密接な関係にある外郭団体の改革について議論をさせていただきたいと思います。  本市には幾つかの外郭団体があります。市が行うべき仕事を市と一緒になって支援してもらって、大きな役割というものを担ってきてもらっています。例えば、施設振興公社は、指定管理を受けた施設を市と連携を保ちながら管理運営をして、市民サービスの向上に努めてきています。また、社会福祉協議会、あるいはシルバー人材センターというものは、市の業務を委託を受けて、そして市と連携を保ちながら、地域福祉、あるいは市民サービスの向上に努めてきているわけであります。  指定管理者制度というのは、地方自治法の改正によって、民間事業者でも委託を受けられるようなった。民間にも委託を出せるようになったということであります。ということで、今まで委託を受けていた団体であっても、さらにその団体の基盤強化、あるいは市民サービス向上を目指していくという積極的な取り組みをしなければ、民間に移行してしまうということも考えられるということであります。そこで、外郭団体の改革や見直しを行わなければいけないんではないかということを考えます。  例えば現在、外郭団体の役員を市役所の幹部が兼務をしていると、そういった問題があるんではないかというふうに考えております。仕事を受ける側、市役所から仕事を受ける側の団体の役員が市役所幹部というのは、やはり公正な判断の妨げになるんではないかというふうに考えます。仕事を出す側と、それから受ける側の役員が同じであるということは、公正な判断が妨げられるんじゃないかということであります。そして、指定管理者の指定についても、やはりその団体の役員が市役所幹部であれば、そちらのほうに気持ちが向いてしまうと、公正な指定ができなくなるんではないか、そんなことを思います。ですから、市としては監督的な立場に立つことで、やはり代表兼務というのは避けるべきではないかというふうに感じております。そうしたことで、その団体の改革というものがより進んでいくんじゃないかというふうに考えております。  我々市議会も、昨年、いろんな委員会に出席をさせていただくということですけれども、本当に出席する必要性があるものだけに改革をしたということでございます。それは、やはりその会の自主性というものを尊重するということですね。その会の委員の方が改革をしていただく、そういった考え方を尊重させていただく、そういうこともありますし、やはり市議会議員にとっては、本来するべき仕事は何だということで、そういった仕事に専念をするということで、そういった見直しを行わせていただきました。  それと同様に、外郭団体に関しても本市の関与というものをやはり最小限にとどめて、そして団体みずからが効果的で効率的な運営ができるようにするという必要があるんではないかというふうに思っております。その団体が市民ニーズというものをしっかりと受けとめて改革できるような、そういった力を持つ必要があるんではないかというふうに考えております。  福祉会館などの公共施設、今年度末をもって指定管理者の更新時期を迎えるという時期になりました。今年度中には次の指定管理者を選定するということになるわけであります。ですから、この外郭団体に関しては、早急な改革が私は必要であるというふうに思っております。  今までの習慣となっていたことを見直して改革することで、私は各務原市の行財政改革が進むというふうに考えております。  そこでお伺いします。  1点目、外郭団体の改革や関係の見直しをどのように考えますか、お尋ねをいたします。 ○議長神谷卓男君) 都市戦略部長 各務英雄君。   (都市戦略部長 各務英雄君登壇) ◎都市戦略部長(各務英雄君) 杉山議員からの外郭団体の改革に関する御質問お答えいたします。  市長を初め、現役職員等が役員を兼務しております外郭団体といたしましては、土地開発公社、施設振興公社、社会福祉協議会、社会福祉事業団の4団体が上げられます。これらの団体の役員就任には、市が出資者として団体の設立に深く関与していたり、団体が行う事業の公益性の高さなどを鑑みまして、団体の健全な経営体制の確保や行政の責務といたしまして、市としてその団体運営に大きくかかわってまいっていました。  また、その一方で、先ほど御指摘のように、国による一連の公益法人制度改革により、平成24年4月に、財団法人施設振興公社が一般財団法人化されるなど、公益性を確保しながらも独立性を保ち、より効果的な運営を図ることが求められてきております。  杉山議員から御指摘のありました、市職員の外郭団体役員の就任につきましては、その団体の事業活動の公共性、公益性を十分に確保していくためにも、今後とも御指摘のとおり、必要最低限の人的関与にとどめてまいりたいと考えております。  また、本市の市公共施設における指定管理者の選定に当たりましては、公募及び提案協議を経た後に、指定管理者選定委員会において選定されておりますが、その選定過程につきましても、今後さらなる公平性透明性の確保に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。   (「議長、再質問」と呼ぶ者あり) ○議長神谷卓男君) 16番 杉山元則君。 ◆16番(杉山元則君) 御答弁ありがとうございました。  やはり外郭団体の改革ということは必要であるというふうに思っております。  まず、仕事を出す側と受ける側が同じ役員であるということは、やはり市民の皆さんから見ても公正な判断ができにくいんではないかと、そういう疑惑を持たれる可能性があるということでございます。  もう1つは、やはり地方自治法が変わって、民間でも指定管理者を受けられるようになったということでございます。ですから、そういった時代の流れにちゃんとついていけるような外郭団体に改革をしなければいけないということが大きなことであると思います。  今後も必要最低限の関与にとどめるという非常に抽象的な御意見でございましたけれども、具体的にどこをどういうふうに、どの団体、今回、今4つ上げていただきましたけれども、そのうちのどの団体のどの役員を改革するという、そういう具体的な検討というのは、今現在はなされておるんでしょうか、再質問でお伺いしたいんですが。 ○議長神谷卓男君) 都市戦略部長 各務英雄君。 ◎都市戦略部長(各務英雄君) 今後、団体の組織、そのほかの役員等々と相談、検討して、改革に努めてまいりたいと考えております。   (「議長、再質問」と呼ぶ者あり) ○議長神谷卓男君) 16番 杉山元則君。 ◆16番(杉山元則君) ぜひ早急に、今年度中にはもう次の指定管理者を選定するということをしなきゃいけませんので、早急に改革のほうをお願いしたいというふうに思います。  指定管理者ということでは、最近話題になっているのは、佐賀県の武雄市、ツタヤを図書館の指定管理にしたというような話題もあります。ひとつ象徴的な事例ではありますけれども、やはり民間でも指定管理を受けられるということでございます。それを含めて、しっかりと外郭団体の改革というものを進めていただきたい。  この秋には選定委員会が開かれて、次の指定管理者が選定をされるという段取りだと思います。12月議会には、その決まった指定管理者が議案として上程されて、議会の承認を得ると、そういった流れになるというふうに認識をしております。そのときには、議会も含めて皆さんが納得できるような、そういった改革を行っていただいて、選定を行っていただきたいということをお願い申し上げて、次の質問に移らせていただきます。  伊木の森の再整備についてお伺いをいたします。  去る5月3日に、伊木の森にあるフィールドアスレチックで木製遊具が破損し、市内の会社員の42歳の男性が落下をされて、尾てい骨骨折ということで重傷を負われました。おけがをされました方には、心からのお見舞いを申し上げたいと思います。  フィールドアスレチックは、昭和57年に設置されましたので、約30年が経過をしております。今回の事故になる前は、職員が毎日の目視や打音による点検、毎月1回の工具での点検・補修、毎年9月に業者による点検が行われていたんですけれども、残念ながら今回の異常は見つからなかったということでございました。  この施設は、雇用促進事業団と各務原市が勤労者の体力増進というものを目指してつくられた施設であります。その後に各務原市に譲渡されたということを聞いております。  フィールドアスレチック、ローラースケート、テニスコート、バーベキュー、サイクルモノレール等の施設があって、平成24年度の実績で、この施設を利用された方が約3万人、1年間で利用されているということであります。また、伊木山を散策して、健康増進や周りの景色を楽しむ人が多く訪れているということであります。伊木の森フィールドアスレチックは、近隣では珍しい施設で、市内の人はもちろん、愛知県からも訪れる施設となっております。  伊木山は、名勝木曽川、そして木曽川国定公園というものにも指定されておりまして、大変眺めがいい、木曽川と一体になって美しい景観を形成しております。また、山頂からの眺めもよくて、眼下には木曽川が見え、そして広大な濃尾平野を望むことができるということであります。このような地区の保全を図る必要があるために、各務原市は平成17年に風致地区ということで指定をしています。  現代は、子どもが屋内で遊ぶことが多くて、外で遊ぶということがだんだん減ってまいりました。そういった中で、この伊木の森の施設というのは体を動かし、そして市民の皆さんが楽しく利用できる施設であります。フィールドアスレチックは、1年間に約1万人の方が利用されてみえるということでございますので、訪れる方の3人に1人はフィールドアスレチックを利用なさっているという計算になります。フィールドアスレチックを目的にして来場される方も多いというふうに考えております。体を動かした後に、お昼には芝生の上に腰かけて、弁当を広げて、家族団らんをすると、そういったことができる施設となっております。フィールドアスレチックの再開を望んでいる市民の方も多いんじゃないでしょうか。  フィールドアスレチックの再開には、幾つかの課題があると考えます。安全面、あるいは費用面も考えて、今ある遊具の中で傷みの目立つものは撤去や未使用にして、安全な遊具だけにして再開できないものかというふうにも考えます。フィールドアスレチックをこのまま閉鎖してしまうのは、大変残念な施設だというふうに思っております。  最近は、子どもが自由に遊べる場所をつくる取り組みが岐阜県内でも広がっております。プレイパークと呼ばれておりまして、子どもたちが遊びを通じて自主性や冒険心を育て、ルールづくりを学んでいきます。幅広い世代が集まって、大人の遊び場にもなるそうであります。伊木の森再整備の参考になるのではないかというふうに考えております。  今年度予算に再整備を実施するための予算が、基本計画の予算が盛り込まれております。伊木山地区は本市の貴重な財産であって、隣接する少年自然の家と一体利用することも考慮しながら再整備を行うことで、魅力ある施設に再生できるというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。それで、お伺いをいたします。  1点目、伊木の森の利用客をふやすために、どのような努力をしていますか。  2点目、フィールドアスレチックの再開の見通しはどうですか。  3点目、伊木の森再整備をどのように考えていますか、お尋ねをいたします。 ○議長神谷卓男君) 産業文化部長 勝野公敏君。   (産業文化部長 勝野公敏君登壇) ◎産業文化部長勝野公敏君) 伊木の森の再整備について、3点の御質問に順次お答えいたしますが、まずもって、このたび事故によっておけがをされました方、並びに御家族の方には大変な御迷惑をおかけいたしましたことを心よりおわび申し上げます。また、利用者の皆様にも御心配、御迷惑をおかけいたしましたことを重ねておわび申し上げます。まことに申しわけございませんでした。  それでは、1点目の伊木の森の利用者をふやすために、どんな努力をしているのかのお尋ねでございます。  伊木の森の利用者数は、開所当時は年間12万人を超える皆様に御利用していただいておりましたが、近年、人々の余暇の過ごし方や娯楽の多様化に伴い、年間利用者も3万人程度で推移しているところでございます。  こうした中、伊木の森では毎年11月3日に伊木の森まつりを開催しております。移動動物園、ポニーの乗馬体験による動物との触れ合いやミニSL乗車、木の工作教室などを楽しみに訪れるファミリーに定着した人気のイベントとなってございます。また、少年自然の家と連携し、市内外の小・中学生を中心とした利用者向けの伊木の森の遊歩道や施設を活用したオリエンテーリングなどのモデルプランを提供するなど、伊木の森の利用の促進に努めておるところでございます。  続きまして、伊木の森のフィールドアスレチックの再開の見通しでございます。  現在、フィールドアスレチックにつきましては、事故以来、利用を見合わせておるところでございます。定期的に点検整備を行っていたにもかかわらず、今回このような事故が起きたことは、まことに残念でなりません。  今後、事故の再発を防止し、安全性を確保すべく、現在、今後の対応を検討しているところであります。利用を心待ちにしている方々には大変申しわけございませんが、現時点での再開のめどは立っていない状況でございます。  最後でございますが、伊木の森の再整備をどのように考えるかでございます。  伊木の森は、議員からお話もありましたとおり、開所から30年以上が経過し、施設の老朽化と同時に、レジャーの多様化などによって、伊木の森に求められるものも当時とは変わりつつございます。  伊木の森再整備につきましては、市民のニーズも踏まえながら、伊木山の自然と一体となった現在の利用形態を生かしつつ、小さな子どもからお年寄りの方までが、誰もが自然に触れ合いながら楽しく体を動かし、健康づくりができる場所となるような方向で計画を検討してまいりたいと思っております。以上でございます。   (「議長、再質問」と呼ぶ者あり) ○議長神谷卓男君) 16番 杉山元則君。 ◆16番(杉山元則君) 御答弁ありがとうございます。  再開のめどは、残念ながら、今のところはフィールドアスレチックに関しては立たないということでございますが、今後しっかりと御検討いただいて、安全なんかも考慮していただき、再開ができるように期待をさせていただいております。  最近は、やはり子どもの体力といいますか、運動神経がちょっと不安になるというような話題もあります。倒れたときに手がつけないというようなことも聞きますし、あるいはスキップができない、両足跳びができない、そんなお子さんが見えるということで、ちょっと心配な情報もございます。そういった中で、この伊木の森ということで、小さいころから遊びを通じて運動神経を養ったり、あるいはルールづくりを学ぶということは非常に意義のあることではないかというふうに思っております。  要望だけつけ加えさせていただきますと、今度の再整備、健康な体をつくる場所として、しっかりとした施設を検討しておるということで期待をさせていただきます。  先ほど申し上げたプレイパークというものも、県内でもいろいろ取り組まれているみたいですので、1つの案ではないかなあというふうに考えます。  何といっても伊木山周辺というのは、本市の貴重な財産でございます。私も子どもが小さかったころ、今から十何年前の話になりますけれども、伊木山へ行って、今の話で、フィールドアスレチック、あるいはサイクルモノレールを楽しませていただいたと、そういった記憶があります。そういった思い出ができるようないい施設になるように整備をお願いしたい。市民の憩いの場になるような、そういった再整備をお願いしたいということでございますので、お願いをいたします。  次に、最後の質問に移ります。  この風疹の件に関しては、何人かの議員が既に御質問をされてみえますので、途中、重複するところは省かせていただきながら質問をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  風疹は、ことしに入って非常に全国的に流行しているということでございます。きのうの報道では、ことしに入ってからの患者数は1万人に達したということでございます。昨年の1年間の患者数の4倍ということでございますので、非常な勢いでことしは風疹が流行しているということでございます。  風疹にかかってしまうと、妊娠中の女性が感染すると、先天性風疹症候群ということで、目、耳、心臓に障がいが残ってしまうというような、大変悲しい病気でございます。そういったものを防ぐために、国はワクチン接種ということで呼びかけておるわけであります。  そして、岐阜県も2500円ということでワクチン接種助成を決めました。各務原市も2500円プラス3000円ということで、合計8000円の助成を決定して、自己負担はおよそ2000円だろうということでございます。  これは私の家族の体験でございますけれども、その免疫があるかどうかというのは、大体20歳から30歳、40歳ぐらいの方が対象になるわけですけれども、自分が免疫があるかどうかというのは、なかなかわからないんです。私も自分の子どもの母子手帳を見て、判こを押してありますので、果たして免疫があるのかどうかということを調べましたけれども、結果的にはわかりませんでした。本人が、自分が免疫があるかどうかわかるためには、免疫の抗体の検査を受けるということでございます。それには4000円か5000円ぐらいの費用がまたかかってしまうということになりますので、そういう意味では予防接種を受けたほうが、各務原市の場合は2000円で済むということで、予防接種を受けるほうが手っ取り早いと、そういう選択になるかと思います。  そこで、2000円が自己負担ということで、それがどうだということになるんですけれども、やはり私は少しでもワクチン接種の方をふやすためには、全額補助ということが求められるんではないかというふうには感じております。そういうことを要望される市民の方も多いんではないかなあというふうに思っております。ワクチン接種が進めば、風疹の流行がおさまりますので、緊急避難的な今年度限りの措置として、全額の接種というものも検討していただきたいというふうに思っております。そこでお尋ねをいたします。  1点目、風疹に対する予防接種の啓発活動をどのように行っていますか。また、行っていきますか。  2点目、対象者に対する風疹予防接種を全額助成することを考えてはどうですか。  以上、2点お尋ねをいたします。 ○議長神谷卓男君) 健康福祉部長 津田義彦君。   (健康福祉部長 津田義彦君登壇) ◎健康福祉部長津田義彦君) 風疹予防接種についてお答えいたします。  まず、啓発活動について答弁する前に、今、議員のお尋ねの中に、とりあえずわからない場合は打ったほうがという話だったんですけれども、県の基準では、年齢的なものはもちろんございます。それで、対象外がございまして、過去に風疹にかかったことがある方、または風疹予防接種履歴がある方で、男性のほうについては、妊婦健診で風疹の抗体が十分にあると判定された妊婦の夫は対象外となります。母子健康手帳を見ていただいて、履歴がある方は対象外です。ただ、わからないという方は確かにお見えになると思います。過去に風疹にかかったのか、予防接種したのかわからない方、その方については対象とさせていただくというのが基準でございます。  では、答弁に入ります。  風疹予防に対する啓発活動につきましては、風疹の流行が首都圏から愛知県などに広がり始めた本年3月より、ホームページや広報紙で周知を図ってまいりました。  今後は、風疹予防の啓発に加え、予防接種助成の実施についても、広報紙やホームページへの掲載、予防接種実施医療機関子ども館でのポスター掲示、イオンのかかみがはらインフォメーションコーナーや市役所に設置してあるモニターを活用するなど、さまざまな方法により周知徹底に努めてまいります。ワクチン不足の件につきましても、不安を感じることがないように周知に努めたいと思います。  また、婚姻届及び妊娠届け出書の提出時に、対象となる方へは直接勧奨チラシを配付するなどの啓発も実施してまいります。  次に、全額助成についてございますが、成人の風疹予防接種は、予防接種法に定められておらず、個人の判断で任意に接種する任意予防接種です。任意接種は、全額自己負担を原則としております。  ただし、今回の風疹ワクチン予防接種は、現在の全国的な風疹の流行を踏まえ、胎児に対する先天性疾患につながるという特殊性子育て世帯に与える不安などを総合的に勘案し、岐阜県風しんワクチン接種促進緊急対策事業基準額に、市独自の助成額を上乗せして助成するものでございます。   (「議長、再質問」と呼ぶ者あり) ○議長神谷卓男君) 16番 杉山元則君。 ◆16番(杉山元則君) どうも御答弁ありがとうございます。
     岐阜県内では、とりあえず21市町村が全額の補助ということを決めております。各務原市も、岐阜県の半分の市町村が既に全額補助をするということを決めておるということでございますので、各務原市としてもぜひ御検討していただきたいということでございます。  啓発活動をしっかりと風疹に関してはしていただきまして、そして風疹症候群ということで障がいが残るお子さんが各務原市からは一人も出ないように、啓発活動、それからそういった活動をしっかりとお願いを申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。 ○議長神谷卓男君) 以上で通告による一般質問は終わりました。  これをもって一般質問を終結いたします。  なお、一言申し上げますが、非常に私語の目立つ面もございますので、以後、注意してください。         ─────────────────────────── △日程第3、休会期間の決定 ○議長神谷卓男君) 日程第3、休会期間の決定を議題といたします。  おはかりいたします。6月20日から6月25日までの6日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長神谷卓男君) 御異議なしと認めます。よって、6月20日から6月25日までの6日間休会することに決しました。         ─────────────────────────── △1、散会 ○議長神谷卓男君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。 (散会) 午前11時17分         ───────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。            各務原市議会議長     神 谷 卓 男            各務原市議会議員     池 戸 一 成            各務原市議会議員     杉 山 元 則...