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平成21年 9月16日建設水道常任委員会-09月16日-01号

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  1. 各務原市議会 2009-09-16
    平成21年 9月16日建設水道常任委員会-09月16日-01号


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    平成21年 9月16日建設水道常任委員会-09月16日-01号平成21年 9月16日建設水道常任委員会              建設水道常任委員会会議録                   平成21年9月16日(水曜日)午前10時開議                            議事堂第3委員会室 【付託事項】 1.認第 1号 平成20年度各務原市一般会計決算の認定の所管事項 2.認第 6号 平成20年度各務原市下水道事業特別会計決算の認定 3.認第 7号 平成20年度各務原市水道事業会計決算の認定 4.議第62号 平成21年度各務原市一般会計補正予算(第3号)の所管事項 5.議第70号 各務原市都市景観条例の一部を改正する条例 6.議第71号 市道路線の認定(市道鵜1322号線ほか2路線) 7.議第72号 市道路線の廃止及び認定(市道稲821号線ほか2路線) 8.議第73号 市道路線の廃止及び認定(市道稲18号線ほか8路線) 9.議第74号 市道路線の廃止(市道稲152号線) 〇出席委員(7名)                    委員長    梅 田 利 昭  君                    副委員長   岡 部 秀 夫  君
                       委 員    横 山 富士雄  君                    委 員    水 野 岳 男  君                    委 員    尾 関 光 政  君                    委 員    今 尾 泰 造  君                    委 員    長 縄 博 光  君 〇オブザーバー(1名)                    議 長    神 谷 卓 男  君 〇委員外議員(15名)                    3 番    永 冶 明 子  君                    4 番    川 嶋 一 生  君                    6 番    杉 山 元 則  君                    7 番    高 島 貴美子  君                    8 番    吉 岡   健  君                    9 番    波多野 こうめ  君                   12 番    足 立 孝 夫  君                   14 番    浅 野 健 司  君                   15 番    川 瀬 勝 秀  君                   17 番    太 田 松 次  君                   19 番    中 村 幸 二  君                   21 番    角   弘 二  君                   23 番    三 丸 文 也  君                   24 番    古 田 澄 信  君                   25 番    藤 井 国 雄  君 〇説明のため出席した者の職氏名               市長          森     真  君               副市長         松 岡 秀 人  君               都市戦略部長(企画財政総室長事務取扱)                           磯 谷   均  君               次長兼企画財政総室都市戦略課長                           勝 野 公 敏  君               企画財政総室財政課長  天 野 秀 亮  君               都市建設部長      鈴 木 昭 二  君               管理課長        加 藤 一 幸  君               用地課長        大 野 宣 幸  君               次長兼都市計画課長   広 瀬 正 輝  君               都市計画課参事景観政策室長事務取扱                           北 川 貴 敏  君               次長兼道路課長     柘 植 藤 和  君               水と緑推進課長     金 武 祐 司  君               建築指導課長      伊 藤 久 志  君               水道部長        磯 野 孝 博  君               次長兼下水道課長    河 田 敏 弘  君               総務課長        寺 嶋 健 司  君               施設課長        廣 井 文 啓  君               会計管理者       河 田 昭 男  君               監査委員事務局長選挙管理委員会事務局長               兼公平委員会書記    星 野 正 彰  君 〇職務のため出席した事務局職員               議会事務局長      村 井 清 孝               総務課長        山 下 幸 二               課長補佐        前 嶋 智 宏               主任主査兼議事調査係長 進 藤 達 彦               主任書記        戸 田 梨 恵               書 記         五 島 竜 一         ――――――――――――――――――――――――――― (開会) 午前10時 ○委員長(梅田利昭君) ただいまから建設水道常任委員会を開会いたします。  今期定例会に審査の付託を受けました各案件について、議案付託表に基づき、順次審査願います。  発言は、委員長の許可を得て、一問一答形式により、順序よく発言願います。  初めに、認第1号中、当委員会に所管する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎管理課長(加藤一幸君) それでは、認第1号 平成20年度各務原市一般会計決算の認定のうち、都市建設部所管の総務費及び土木費について御説明申し上げます。  まず総務費についてです。  平成21年度の組織改正により、20年度まで総務部で所管しておりました交通安全施設の設置、維持に係る業務が、平成21年度から都市建設部所管となっておりますので、関係する予算について御説明申し上げます。  なお、決算額は1000円単位で整理した計数で読み上げますので、よろしくお願いいたします。  それでは、決算認定資料の10ページ及び歳入歳出決算書の70、71ページをごらんください。  まず2款総務費、1項総務管理費、8目交通安全対策費でございます。  決算認定資料の上から二つ目の白丸、中事業、交通安全施設管理費の2743万6000円は、交通安全施設の維持管理を行った経費でございまして、道路照明灯、街路灯の電気代、故障による修理、灯部交換に要した経費でございます。また、市内8カ所に設置している自転車等駐車場を維持管理するための委託費等でございます。  続きまして、その下でございますが、交通安全施設整備費2401万5000円は、交通安全施設の整備に要した費用でございまして、道路照明灯10カ所、道路反射鏡76カ所、道路区画線約44キロメートルを整備いたしました。道路反射鏡の設置につきましては、自治会からの要望に基づき、現地の状況や緊急性を考慮して設置しております。  次に、9目自治振興費でございますが、決算認定資料の11ページをごらんください。  上から三つ目の白丸、中事業、生活安全施設整備費270万6000円は、夜間の犯罪防止のために防犯灯を設置した経費でございまして、平成20年度は110基を設置いたしました。防犯灯も道路反射鏡と同様、自治会からの要望に基づき、設置しているものでございます。  以上が総務部関係の決算でございます。  続きまして、都市建設部所管分の土木費について御説明申し上げます。  歳入歳出決算書の98ページをごらんください。  まず土木費決算の概要でございますが、8款土木費、当初予算額は68億8086万3000円、補正予算額が5億2053万2000円、19年度からの繰越額が6億1525万1000円、予備費の流用が413万1000円ございまして、予算の合計は80億2077万7000円でございました。支出済額は68億528万8977円で、予算に対する割合は84.8%です。21年度への繰越額は9億8919万9000円ございまして、それを含めますと、予算に対する割合は97.2%となります。不用額は2億2628万9023円で、不用額の予算に対する割合は2.8%となっております。また、支出済額の歳出決算額全体約399億円に占める割合は17.1%、土木費といたしましては、対前年度比9億7849万円余、14.4%の増となっております。  このように増額となっておりますが、これは市道那643号線(欅通り)の道路改良事業、鵜沼駅周辺市街地整備事業、河跡湖公園整備事業など、20年度内に概成するための事業費の増があったこと、さらに(仮称)各務原大橋を含む(仮称)那加小網線整備事業を本格的に実施した結果でございまして、平成20年度も未来への基盤投資というものを積極的に推進いたしました。  その未来の基盤投資、いわゆる普通建設事業費は、普通会計決算ベースで総額89億4万2000円ございますうち、土木費は58億6654万円でございまして、全体の65.9%を占めております。詳細につきましては、各務原市決算認定資料別冊普通会計決算の状況の13ページから15ページに、主な普通建設事業、その決算額及び財源内訳を掲載してございますので、御参照いただきたいと思います。  それでは、決算の詳細につきまして、決算認定資料の主要な施策の成果及び実績に基づき、白丸印のついている中事業ごとに、給与費を除いた経費について説明させていただきます。  決算認定資料の63ページをごらんください。  8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費でございます。  中事業、土木総務費(管理課)の2324万8000円は、土木費の総括的な経費でございまして、市道や普通河川の適切な管理等に要した経費でございます。主なものとしましては、岩坂トンネルの照明、大安寺橋のガス灯のほか、地下道などの光熱水費や、官民境界確認業務委託料などでございます。  次に、中事業、土木総務費(用地課)52万1000円でございますが、用地取得に必要な経費や取得済み用地の適正な管理に努めた経費でございます。  続きまして、2項道路橋梁費の2目道路維持費でございますが、中事業、道路維持補修費、決算額は5億6717万3000円となっております。これは、総延長1161キロメートルの市道の維持管理に要した経費でございまして、市民生活に密着した道路の維持に努めた経費でございます。道路維持補修工事件数は138件で、施工延長は1万3613メートルとなっております。  なお、北島橋歩道橋の新設につきましては、河川協議に不測の日数を要し、年度内完了が見込めなくなったため、工事請負費1299万5000円を21年度へ繰り越しました。  次に、3目道路新設改良費でございます。事項別明細書は、100から101ページになります。  中事業の市単道路改良費、決算額4億6468万8000円につきましては、市単独で道路改良を行った経費でございまして、市道那837号線ほか7路線の測量設計業務を実施いたしました。また、市道那472号線ほか7路線の道路改良工事を実施いたしました。さらに市道各15号線ほか3路線の道路用地を取得しております。主な経費としましては、委託料が4140万5000円、工事請負費が1億8883万6000円、公有財産購入費が2億1695万8000円などでございます。  なお、テクノプラザ3期取りつけ道路改良事業は、用地買収に不測の日数を要したため工事の発注がおくれ、年度内完成ができなくなったことにより、工事請負費3012万9000円を21年度へ繰り越しいたしました。また、市道鵜45号線は、電柱等の支障移転に不測の日数を要したため、年度内完成ができなくなったことにより、工事請負費912万円を21年度へ繰り越しいたしました。  続きまして、決算の認定資料64ページでございます。  中事業の防衛省調整交付金事業費、決算額が1億7744万9000円でございます。国から交付される岐阜基地周辺調整交付金により、市道鵜1042号線ほか4路線の道路改良舗装工事を実施、また、市道稲685号線ほか1路線の用地買収、物件補償を実施いたしました。詳細は、認定資料の表のとおりでございます。  続きまして、地方道路整備事業費(国交省)、決算額2億1224万5000円でございます。市道那816号線、川2号線、鵜782号線、各416号線を、国土交通省所管地方道路整備臨時交付金事業として実施いたしました。詳細は、認定資料の表のとおりでございます。  なお、市道那816号線は、NTTとの電線共同溝設置協議に不測の日数が生じ、年度内完成が見込めなくなったため、委託費及び工事費1億2413万1000円を21年度へ繰り越しいたしました。また、市道各416号線は、代替地の農振除外申請に不測の日数を要し、物件移転が年度内にできなくなったため、土地購入費6117万7000円と補償金の8400万円を21年度へ繰り越しいたしました。  続きまして、決算認定資料65ページでございますが、中事業の地方道路整備事業費(防衛省)でございますが、決算額は7億3502万9000円でございます。岐阜基地周辺民生安定事業として、市道蘇北333号線及び市道蘇北84号線の整備を行うため、用地買収、物件移転補償道路改良工事を実施。また、防衛施設周辺整備統合事業として、市道那643号線(欅通り)の整備を行うため、用地買収、中電鉄塔移転補償及び道路改良工事を実施いたしました。詳細は、認定資料の表のとおりでございます。  なお、市道那643号線道路改良事業は、JRとの工程調査の結果、年度内完成ができなくなったため、各種業務委託料3850万円と土地購入費1300万円を21年度に繰り越しいたしました。また、市道蘇北84号線道路改良事業は、用地取得に不測の日数を要したことから、土地購入費134万円及び補償金191万6000円を21年度へ繰り越しいたしました。  続きまして、中事業の県道改良費、決算額1億3845万1000円でございますが、これは岐阜県が各務原市内で実施した岐阜鵜沼線、芋島鵜沼線の改良工事に伴う市の負担金でございます。  続きまして、地方道路整備事業費(防衛省)の繰り越し分、これの決算額が1億3622万1000円でございます。19年度から繰り越しいたしました市道那643号線の横断歩道橋設置工事及び市役所前北駅舎の設置工事を実施いたしました。  続きまして、防衛省調整交付金繰り越し分、決算額4121万5000円でございますが、19年度から繰り越した市道稲685号線の道路改良舗装工事を実施したものでございます。
     続きまして、決算認定資料66ページでございます。  市単道路改良費繰り越し分、決算額が9752万6000円でございます。19年度から繰り越した市道那538号線の第2農大踏切拡幅事業を実施したものでございます。  続きまして、5目橋梁新設改良費でございます。  中事業の橋梁新設改良費、決算額7億8533万4000円となっております。(仮称)各務原大橋を含む(仮称)那加小網線の整備を行うため、国土交通省所管地方道路整備臨時交付金事業として道路改良工事を実施いたしました。また、物件調査業務委託及び用地取得と物件補償を実施いたしました。詳細は、認定資料の表のとおりでございます。  なお、年度内完成が見込めなくなった委託補償工事などにつきましては、21年度へ繰り越しをいたしました。  続きまして、橋梁維持改良費、決算額1116万9000円となっております。既設の橋梁をより長く使うため、市内の40橋梁についての長寿命化計画策定業務などを委託いたしました。また、那加メーンロード電線共同溝事業に伴い、那加橋電線共同溝橋梁添架工法検討業務を委託いたしました。  続きまして、橋梁新設改良費(繰越分)、決算額が1億6032万4000円でございます。19年度から繰り越した各務原大橋詳細設計業務委託及び那加小網線の用地取得と物件移転補償を実施いたしました。  続きまして、3項の河川費、1目の河川総務費でございます。  河川管理費、決算額787万8000円でございます。大安寺川護岸石積み工事など、市が管理する河川の適正な維持管理に努めた経費でございます。主な内訳といたしましては、河川施設の修繕料が106万3000円、河川施設のひ管や排水機場の管理、除草や清掃の委託料が482万8000円となっております。  続きまして、2目の河川新設改良費でございます。河川改良費、決算額2424万5000円となっております。天神川改修工事や河田ひ管排水設備設置工事など、河川施設の改良に努めました。  続きまして、決算認定資料の67ページでございます。  排水路改良費、決算額6972万7000円となっております。大雨による住宅地の浸水被害や災害を防止するため、鵜沼羽場排水路ほか2カ所の改良工事を実施いたしました。また、市内各所で浚渫工事を実施し、排水路の適切な維持管理に努めております。  続きまして、事項別明細書の102ページから103ページとなります。  4項の都市計画費、1目都市計画総務費でございます。  中事業、都市計画総務費(管理課)で、決算額が259万4000円です。全国都市計画協会を初め、各種都市計画関係団体への負担金など、都市計画に係る経常的事務経費でございます。  都市計画総務費(都市計画課)、決算額78万2000円でございます。都市計画審議会の開催3回、及び視察研修を実施した経費でございます。  次に、都市計画調査費、決算額2733万3000円でございます。都市の動向把握のための都市計画基礎調査・解析業務、都市計画マスタープランの改定及び都市計画定期見直し業務等を委託いたしました。  土地対策事務費、決算額82万5000円でございます。国土利用計画法に基づく土地取引の届け出事務、遊休土地の調査と各種開発事業について、都市計画法及び開発指導要綱に基づき、秩序ある土地利用を図るよう指導した経費でございます。処理件数は、認定資料の表のとおりでございます。  続きまして、決算認定資料の68ページでございます。  2目土地区画整理費でございます。  土地区画整理費、決算額1829万5000円でございます。鵜沼駅東部土地区画整理組合の設立認可及び補助金交付、新加納土地区画整理組合設立準備委員会立ち上げ経費、また鵜沼南町住みよいまちづくりを考える会との研修視察、犬山東町線バイパスの地権者に事業計画の報告会を実施した経費でございます。  なお、鵜沼駅東部土地区画整理事業の一環である市道鵜327号線の用地取得ができなかったことから、用地費及び補償費6774万円を21年度に繰り越しました。  続きまして、3目の街路費。街路管理費、決算額2039万円でございます。尾崎中央通りほか9路線の車道・歩道の舗装や側溝及び街路樹の支柱などの修繕を行いました。また、いちょう通りほか14路線の街路樹の剪定・害虫駆除等の作業や、落ち葉清掃・除草等の作業を委託し、道路の美化に努めました。また、岐阜鵜沼線ほか4路線の街路樹補植工事を実施いたしました。  続きまして、4目都市下水路費。下水路管理費、決算額224万2000円でございます。都市下水路、雨水幹線などの雨水管渠の適切な維持管理に努めた経費でございます。  続きまして、5目公園費。公園管理費、決算額1億9474万2000円でございます。市民公園を初めとする159の都市公園、リバーサイド21などの公園の本来の機能、目的が達成できるよう維持管理に努めた経費でございまして、主な経費の内訳といたしましては、自然環境専門指導員都市公園管理人の人件費等で3724万7000円余、市民公園、リバーサイド21などの公園管理委託料などが6683万5000円、消耗品、電気、水道代等光熱水費、修繕料などで2970万3000円、借地料として963万7000円余、公園修繕工事が2979万9000円余となっております。  続きまして、中事業、公園整備事業費、決算額6億397万3000円でございます。国庫補助事業で公園を新設するとともに、既存公園の施設の充実に努めました。国庫補助事業といたしましては、国土交通省所管の補助事業で、河跡湖公園整備事業、住吉公園の整備事業、三井山公園の整備事業、それから防衛省所管の補助事業としまして、羽場南公園の整備事業、また市単独事業といたしまして、前洞新町公園、各務野櫻苑の用地を取得しているほか、東新公園ほか3カ所の実施設計を実施しております。  続きまして、中事業、公園整備事業費繰り越し分、決算額が879万6000円でございます。平成19年度からの繰り越しにより、各務原リバーサイド21練習場改修工事を実施いたしました。平成20年9月に完成して、供用をしております。  続きまして、6目都市開発費、決算認定資料の69ページでございます。事項別明細書につきましては、104から105ページになります。  中事業の都市開発管理費、決算額579万1000円は、JR鵜沼駅前広場の管理に要した諸経費でございます。主な支出としましては、165万円余の光熱水費と、304万円余の管理委託料でございます。  中事業、都市開発事業費、決算額12億4306万4000円です。鵜沼空中歩道整備、JR鵜沼駅橋上化事業につきましては、JR東海、名古屋鉄道との工事協定に基づき負担金を支出し、完成させるとともに、新鵜沼駅前広場の用地補償を完結し、竣工いたしました。この事業は、国土交通省所管まちづくり交付金事業で行っております。  なお、鵜沼駅空中歩道の中間乗降口であります市道鵜1309号線の用地費、補償費及び新鵜沼駅前広場整備事業の工事費合わせて1億7523万8000円を21年度へ繰り越しました。  続きまして、景観形成推進費、決算額1600万3000円です。無許可の屋外広告物の調査・指導を行い、違反簡易広告物の除去業務をボランティアのビューレンジャー18団体に委託いたしました。また、市民の景観意識の高揚を図るため、景観シンポジウムを開催し、良好な景観の形成に必要な事項を審議するため、景観審議会を開催いたしました。さらに、18地区の重点風景地区風景形成基準を決定するために、ワークショップや地元説明会を実施いたしました。  続きまして、景観形成整備費、決算額1億3654万4000円です。脇本陣広場の整備、中山道鵜沼宿町屋館の駐車場の整備、及び旧大垣城鉄門の移築を行いました。また、沿道の景観重要建造物を保存するため、外観を整備する所有者に対して、その一部を助成いたしました。これらの事業も、国土交通省所管まちづくり交付金事業で行っております。  続きまして、決算認定資料の70ページ、事項別明細書は104から105ページになりますが、景観形成推進費繰り越し分、決算額が756万円でございます。19年度からの繰り越しにより、18地区の重点風景地区風景形成基準を策定いたしました。  都市開発事業費繰り越し分、決算額が1億3146万8000円でございます。19年度からの繰り越しにより、新鵜沼駅前広場整備事業の用地取得及び物件移転補償を実施いたしました。  続きまして、7目の緑化推進費です。緑のまちづくり推進費、決算額2390万8000円でございます。緑豊かなまちづくりを推進するために、自治会等への年2回の花の苗の配布、水と緑コンクールの開催、地元自治会等の協力によるいちょう通りの花苗植栽、そして緑のボランティア、パークレンジャー53団体1745名の認定をいたしました。また、民有地内の接道部の緑化に対する助成や、桜の苗木の寄贈を受けて、新境川桜並木などの植栽を実施いたしました。さらに、川の回廊アクションプログラムを作成するため、業務委託により現状把握と施策検討を行いました。  続きまして、事項別明細書は106から107ページになりますが、8目の地区計画費でございます。  中事業の地区計画事業費、決算額が1853万3000円でございます。地区計画道路、各務原南地区3号2期について、土地開発公社取得用地の買い戻しを実施いたしました。  第5項住宅費の1目住宅管理費でございます。  公営住宅管理費、決算額734万2000円でございます。市営住宅3団地、計368戸の維持管理に要した経費でございます。そのほかに、市営住宅地上デジタル放送電波調査を実施いたしました。  決算認定書71ページでございますが、公営住宅施設整備費、決算額2909万7000円でございます。市営住宅を良好に維持管理するとともに、利便性を図り、住みよい住環境にするため、雄飛ヶ丘第1・第2住宅の地上デジタル整備工事や、雄飛ヶ丘、旭ヶ丘住宅の防災機器設置工事などを施工したものでございます。  続きまして、特定優良賃貸住宅助成費、決算額44万円でございます。民間の賃貸住宅4棟52戸の入居者の家賃に対する補助金でございます。  続きまして、2目の住宅建築指導費でございます。  住宅建築指導費、決算額1037万8000円です。特定行政庁として、建築確認審査件数229件、中間・完了等検査件数204件、道路位置指定4件など、経済と社会情勢に則した建築指導と住民サービスに努めた経費でございます。また、市発注の公共建築物の設計監理80件と、建築工事に対する技術指導75件を行い、安全かつ景観に配慮した公共施設の整備に努めました。さらに、民間木造住宅の耐震診断、耐震補強助成事業を実施し、安全性の向上を図り、地震に強いまちづくりに努めました。  以上で、第1号の説明を終わらせていただきます。 ○委員長(梅田利昭君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許しますが、資料のページを示してから発言ください。  質疑はありませんか。 ◆委員(今尾泰造君) 決算書の70ページの交通安全対策費の扶助費は、当該委員会の所管ですか。   (「総務委員会所管」との声あり) ◆委員(今尾泰造君) これは、だって、ここの所管でしょう、交通安全は。   (「交通安全施設管理費以下が所管」との声あり) ◆委員(今尾泰造君) はい、わかりました。  土木費ですが、先ほどの説明で、課長が総括的に報告されたので、その全段で質問をします。だから全般になるの。それは何かというと、繰越金です。これは土木費の予算執行の中で、随分と前年度からの繰り越しがあるんですね。ちょっと漏れておるかもしれないけれども、前期19年度からの繰り越しの事業費、7件で5億8000万円余あるんですけど、ちょっと漏れているかもしれない。だけど、今、課長の説明では、今年度の決算でも、新たに次年度に繰り越している事業が幾つかあるんですね。19年度から繰り越しのは5億余だと思うんですが、今繰り越してずうっと報告されたのは、金額的に何件で幾らなんですか、21年度に繰り越す事業は。 ◎企画財政総室財政課長(天野秀亮君) 土木費でいいますと、21年度に繰り越す事業は12事業でございます。 ◆委員(今尾泰造君) 繰越額は。 ◎企画財政総室財政課長(天野秀亮君) 今足し上げますので、しばらくお時間を下さい。 ◆委員(今尾泰造君) 数字は後から報告していただけばいいけれども、多分、件数が前年度よりも多いだけに、金額もふえていると思うんですね。なぜ当年度の中で事業ができなかったか。いろいろと買収の問題とか報告をされましたけれども、そのできなかった理由ですね、もう一度全体の特徴として。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) 20年から21年ということでよろしいですね。 ◆委員(今尾泰造君) 19年から20年ということだけれども、私はそれをこの決算の中で聞きたかったんですけれども、今の報告を聞くと、21年度に繰り越す分が随分ある、12件もあると、どこに問題があるか。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) 例えば、先ほども管理課長からも説明がございましたけれども、那加福祉センターの前のJRの踏切等でございますけれども、踏切事業については、JRの方は冬場の寒い時期、10月、11月ぐらいからしか着工できないというような理由の中で、結局、当初契約したときから、年度内にやるつもりが、どうしても工期的に繰り越さざるを得ないということとか、我々、道路新設改良のような用地絡みの仕事をしていますと、どうしても当該年度にまだ工事をやるところで用地補償が残っておって、例えば契約はできておっても、建物の移転がやはりずれ込んで、工事の着工がおくれるというような事態でもって繰り越す例が多々あるということでございます。 ◆委員(今尾泰造君) 今のような説明を聞くと、それはもちろんJRとの関係とか、あるいは用地買収の問題もあるんでしょうけれども、突然に事業が計画されて、もちろん発注するのもおくれるし、事業の完成もおくれると、そういうものがありはしないかと。本来だったら、当年度で計画し、当年度で完成させる。もちろん用地買収だったらずうっと前からの対応をしているから、そういうことだけれども、この期に及んで相変わらず用地買収がおくれていたとか、そういうことというのは、何か非常に目立つもんで、その億という単位の事業ができなかったからといって次々に繰り返されてくるわけですけれども、問題だと思うんだけれども、どうしてもその事業がおくれてくる理由、例えば発注するのがおくれてきたとか、そういう本来の予定が狂ってきたというのは、買収とかそういった相手方との交渉、JRとのかかわりもあるけれども、そういうことばっかりじゃないと思うんですけど、どうでしょうか。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) 道路事業、例えば防衛省の補助を受けてやる事業、それから国交省の補助事業でやる事業、これは何年間という事業計画の中で計画的に事業執行をしております。そういう中で、用地の、来年度、例えばこれだけの用地を取得して、工事はこれだけやりますというふうに予算要求をして、国の方から補助金を受け入れて、交付申請をしてという流れになるわけですけれども、どうしても先ほど言いましたように、例えば家屋の移転が伴うような物件については、やはり契約してから移転まで、例えば6カ月とか10カ月とかという、そういう年度をまたぐようなものを扱っておりますので、当初からある程度繰り越しというのも想定した中でやむを得ずやっている、計画的にやっているということでございますし、例えば那加メーンロードで電線地中化等の仕事をやっています。この事業などは、電線地中化の仕事をする前段階である、例えばガス管の支障移転であるとか、水道管の支障移転とか、そういうもろもろの移転補償工事がございます。そういうものを済ませた後で本体工事に入っていくということで、どうしても年度をまたいでしまう、そういう作業スケジュールになっていってしまうというのが現状でございます。 ◆委員(今尾泰造君) 今の説明を聞いていて思うのは、いろいろ国の補助金の関係とか用地買収の問題があるけれども、それは長年月、年度をまたがって計画しているけれども、結局、完成時を見誤っているということじゃないですか。この何月に完成するという予定でやってきたけれども、それを早めてくるために、極めて事務的にも合わないような、そういうことから結局幾つか次年度へ繰り越すというような事業、昨年度から繰り越されてきて、またことしも来年度に繰り越すというような、そういうことじゃないの。市の方が早く完成時を設定しているためにそういう問題が起きてくるんじゃないですか。 ○委員長(梅田利昭君) 今尾委員、質問ですか。 ◆委員(今尾泰造君) 質問です。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) 我々の事業は、先ほども言いました、国の例えば臨時交付金事業であるとか、そういう補助金をいただいてやっております。例えば臨時交付金事業というのは、当初から、例えば通常の補助事業であれば、要するに債務負担行為をとって2カ年でやるとか、例えば防衛省の事業であれば公示国債でもって2カ年で計画する、これが補助金を受ける上で合法的にできるわけですけれども、例えば、今言いました臨時交付金事業については、単年度交付になっております。そういう関係で、4月にスタートして3月末で事業完了するという前提で交付申請をし、やっていくわけですけれども、どうしても3月末で完了できない、当初からある程度難しいと思われているようなものも、臨時交付金という制度の中では、繰り越しという手続は合法的にできるわけですけれども、最初から数年での予算要求とかそういうものができないもんですから、そういうところで、若干議員のおっしゃるような矛盾点はあるということは我々も感じております。 ◎企画財政総室財政課長(天野秀亮君) 先ほどお尋ねのありました繰り越し事業につきましてですが、さきの議会で御報告しておりますが、土木費関係につきましては、12件で9億8919万円余でございます。 ○副委員長(岡部秀夫君) 認定資料の63ページ、道路維持費でございますが、これは当然、地域とか自治会等から要望があっていろいろやられておると思うんですが、どの程度要望があって、どのぐらいできたのかということをちょっとお尋ねいたします。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) 毎年自治会要望をいただいて、それを年度末に整理をさせていただいております。平成20年度の自治会要望の処理状況ということでございますけれども、平成20年度につきましては、自治会要望件数295件、箇所数でいきますと690カ所の要望がございました。そのうち処理いたしましたのは465カ所で、要望箇所数からすると67.4%、これは自治会から文書にて要望いただいたものの実施率については67.4%実施しておりまして、その他、例えば電話とか来庁とか、そういう関係で緊急で、例えばふたが割れておるとか、道路が大きく破損しておるとか、そういうようなことの処理もそういう要望にもたれてやっておりますけれども、そういうようなものを367件やっておりまして、全体、そういう要望件数に対して処理したかという話になると、78.7%という、これ小さなものもたくさんありますからそういう数字になりますが、実質、自治会の要望書をいただいたものについては67.4%実施しておるというのが答えでございます。 ○副委員長(岡部秀夫君) 今のその数字、全体だと78.7ですかね。これは、いわゆるその前年、例えば19年度に比べて同じような数字なんですか。大きくふえておるのか、減っておるのか、どんなもんでしょうか。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) 20年度の今の78%という達成率に対する19年度の数字は、75.4%と出しております。 ◆委員(水野岳男君) 今の関連ですけど、老朽化とか、要望に対しての判断基準というか、優先順位の基準というのは、どんなものがあるんですか。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) あくまでも全市内的に現地を見させていただいた中で優先的に整備をするということですけれども、基本的には、まず危険な箇所については即刻やりますし、あと、やっぱり維持補修というのは大体200万円ぐらいを目安に考えておるわけですけれども、やはりそれ以上大きくなるような改良については、市単道路改良で予算要求をきちっとしてやっていくとか、経年的に計画を立ててやっていくということになりますので、我々は、あくまでも現地を全部見させていただく中で優先順位を、危険な箇所、それからふぐあいな箇所、汚い箇所、要するに水がたまってしまっておるところとか、そういう順番でやっております。 ◆委員(横山富士雄君) 認定資料の67ページ、排水路改良費というところですけれども、昨年8月28日から29日にかけて、前線停滞による大雨が降りました。市内各所で床下浸水が多数発生したわけですけれども、今回の議会で、6月ゲリラ豪雨に対して上戸雨水幹線の上流部での浸水があったと。排水路の計画をするという答弁がありましたけれども、昨年の前線の停滞によって市内各所、床下浸水がありましたけれども、水路の計画ということで、上戸の雨水幹線の上流部の排水の改良工事以外に考えてみえるところはあるんでしょうか。 ◎水と緑推進課長(金武祐司君) 今現在、鵜沼羽場の排水路と川島北山、金属団地を整備、順次しております。この工事がある程度めどを立てた段階で、例えば今、議会でも今回質問ございましたところを計画するとか、順次、現地を見ながら順番をつけながら考えてまいっております。 ◆委員(横山富士雄君) 今回、上戸の上流部における床下浸水ということは、これはゲリラ豪雨ということで起きたわけですけれども、市内においてゲリラ豪雨が発生した場合に危険であると思われる排水路というのは認識してみえるんでしょうか。 ◎水と緑推進課長(金武祐司君) いわゆる排水路、河川も含めて排水路、側溝も含めてですが、数年に1回とかそういうことで迷惑をかけるということがある地区もあります。ただ、新境川とかそういうところが満水状況になった場合には、排水路上断面に余裕があっても流れないということもありますので、そういうことは御勘弁を願うということになると思いますが、基本的に、なるべく早くそういうところをなくしたいというのが我々の思いでございますので、順次改良をしていきたいと思っています。 ◆委員(横山富士雄君) よろしくお願いします。  続きまして69ページ、都市開発費の中の景観形成推進費ということで、屋外広告物のことでお聞きします。  屋外広告物の調査・指導を行ったということで、屋外広告物に対しての手数料あるいは使用料ということで、広告物を出してみえる方にそれぞれ市の方から書類が届くわけですけれども、屋外広告物に対しての認識そのものがまだまだ低いと思われます。そうした中で、この調査地域が幹線ごとに行われているということで、平成20年度は市内全域で行われた調査なのか、特定の幹線のみで行われたものなのか、まずお聞きします。 ◎都市計画課参事景観政策室長事務取扱(北川貴敏君) 平成20年度までで市内全域をやりました。特定のところということではなくて、全域をやりました。 ◆委員(横山富士雄君) その調査件数は何件になっていますでしょうか。 ◎都市計画課参事景観政策室長事務取扱(北川貴敏君) 約2400件でございます。 ◆委員(横山富士雄君) その2400件で、回答があった件数は。 ◎都市計画課参事景観政策室長事務取扱(北川貴敏君) 1211件の回答がございました。 ◆委員(横山富士雄君) それは2400件に対して1211件があったということで、許可申請を受けられたということでよろしいんですか。 ◎都市計画課参事景観政策室長事務取扱(北川貴敏君) はい、そうです。 ◆委員(横山富士雄君) じゃあその下の、18地区の重点風景地区風景形成基準を決定するために、ワークショップ、地元説明会を開催したとありますけれども、いわゆるこの屋外広告物もそうですけれども、なかなかその説明会に参加してみえなくて、後から「おれは聞いていなかった」ということを言われる方が多いわけですけれども、この地元説明会の出席率はどのくらいだったんでしょうか。 ◎都市計画課参事景観政策室長事務取扱(北川貴敏君) これは地域によってまちまちでございますもんで、何%くらいということは、10%くらいのところもあれば、30%、40%出てきてみえるところもありますもんで、これは一概にはちょっと言えないんですけど。 ◆委員(横山富士雄君) 今お聞きした部分で、その出席率が違うことが、屋外広告物のいわゆる許可申請云々という部分の数字に反映されていると思われるでしょうか。 ◎都市計画課参事景観政策室長事務取扱(北川貴敏君) これは、屋外広告物の方はまた別でございますもので、今の重点風景地区のワークショップ等におきましては、屋外広告物等の規制もやるということで説明はしておるんですけど、これとは一概には関連していないと思っております。 ◆委員(横山富士雄君) 地元にしてみれば、やはりより丁寧な説明をしていただくことによって、屋外広告物の撤去、あるいは許可申請という部分に対しての協力もしていただけると思いますし、また、18地区の景観形成地域におきましても、より丁寧な説明をしていただいて、地域住民の皆さんの参加、また協力をしていただけるように努力していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(今尾泰造君) ちょっと戻ります。認定資料の65ページ、県道改良費です。これはちょうど同じ事業内容で、当初予算では8000万円だったんですね。この決算して1億を超えているんですけれども、これ事業内容が変わったのか、ちょっと説明してください。 ◎用地課長(大野宣幸君) 県道改良費でございますけれども、1億3800万、この大半なんですけれども、1億二千九百数十万、これが岐阜鵜沼線に対する負担金になっております。岐阜鵜沼線の負担金といいますのが、県道のその年の事業費に対する9%ということになっておりまして、県で岐阜鵜沼線を当初よりも事業をたくさんやっていただけたということで、負担金もふえております。以上です。 ◆委員(今尾泰造君) 9%が市の負担ということですね。 ◎用地課長(大野宣幸君) 岐阜鵜沼線は都市計画街路になっておりまして、都市計画街路の場合は、県の支出の20%。これ国庫補助ですから、県の支出が事業費の45%ですから、それの20%で掛け算しますと、9%が市の負担金になります。 ◆委員(今尾泰造君) ということは、当初予定していたよりも事業はふえたということなんですね。 ◎用地課長(大野宣幸君) そのとおりです。 ○副委員長(岡部秀夫君) その次のページですが、認定資料の66ページ、橋梁新設改良費の中、これいわゆる那加小網線の整備云々ということで書いてございますが、今実際、いわゆるこの20年度というのはどの程度の進捗というか、今順調に行っておると思うんですが、進捗はどんなような状況でしょうか。
    ◎用地課長(大野宣幸君) 那加小網線は、今、用地と工事と並行しておるんですけど、用地についてちょっとお話しさせてもらいます。  この66ページには、76筆1万2973.15平米となっておりますけれども、この路線につきまして、非常に地権者の皆様は協力的でして、先ほどもちょっと繰り越しで事業がおくれるという話がありましたけど、逆に、どうせかかるんなら早い方がいいということで、前倒しで、そのせいで繰り越しがちょっとできておるというのもあるんですけれども、まず現在の進捗率、20年度末の進捗率を申しますと、稲羽地区で、面積的に言いますと77.17%、建物は24分の15ですから62.5%、小網側は、一部境界が確定していないことがありまして多少おくれておるんですけれども、32.56%が用地の取得率、建物に関しましては17分の9ということで52.94%、合計いたしますと、用地で62.9%、建物で58.54%。ただし、これは本線だけでして、関連して行う県道との交差点改良の分は入っておりません。以上です。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) 今、用地課長の方から用地の進捗状況ということで答えましたんですが、工事につきましてでございますけれども、362メーター完了しているよということが決算認定資料66ページに書いてございます。全体総延長は2625メーター、計画路線がございますので、362メーターは13.8%という進捗状況に工事の方はなります。以上です。 ◆委員(横山富士雄君) 66ページの橋梁維持改良費についてお伺いします。  橋の長さ15メートル以上の40の橋について長寿命化計画を策定するとありますけれども、この長寿命化計画の内容を教えてください。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) 今、国が進めております橋梁の長寿命化計画を道路管理者が策定して、その長寿命化計画に基づいて、国の補助を受けて、一定期間の中で補修事業をやっていこうよと。今回、たくさん橋梁が市内にはあるわけですけれども、そのうち、国の補助で定めた15メートル以上の橋が40橋ございまして、この40橋について詳しく今の状態を調査しましたのと、その調査結果に基づいて、学識経験者等の長寿命化検討委員会というところにおはかりして、今後の修繕計画とか、それから今の橋の現状とかというものを審議していただきました。今後20年間の中で、計画的な、毎年維持補修費を配分する中で健全な維持補修に努めていくということで、来年度、22年度をスタート年度にいたしまして、予算要求し、維持補修にかかっていきたいと思っております。その結果、特に今すぐに危険な状態にあるという橋はございませんが、来年度から逐次改修していくということでございます。 ◆委員(横山富士雄君) 具体的な長寿命という部分で、寿命を延ばすというふうに解釈をするわけですけれども、現在の橋が、例えば100年もつものであればそれプラス何年とか、そういう規定があるんでしょうか。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) そういう規定はございませんが、要は橋の現状を見過ごすことによって、本来適正に管理しておれば100年もつものが、適正な管理を怠ったために、これが50年になる、60年になるということを避けるために今回全部調査して、その橋一つ一つについての計画的な補修スケジュールを長期にわたって策定すると、それが長寿命化計画ということになっております。 ◆委員(今尾泰造君) 今の関連ですけれども、ちょっと説明を聞いたのかわからないので。その40橋の点検をして、問題あったところ、対策をとったところというのは何件あるんですか。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) 今すぐに補修が必要なところは、危険なところはありません。ただ、例えば床版がさびてきておって、これを早急に塗装しなければいけないとか、支承の部分という、橋台部と床版をつなぐ部分のあたりのところが腐食してきておるとか、土砂が堆積しておるとか、そういうようなこと等がございまして、それが将来的には橋の劣化につながっていくということでございますので、来年度から、例えば橋の高欄、要するに手すりの部分の塗装をするとか、けたの補強をするとか、そういうようなことをやっていくことを計画しております。来年度からです。 ◆委員(今尾泰造君) 次、67ページです。ここの都市計画調査費ですが、当初予算では、サイクリングネットワーク策定事業が調査費に組まれていたんですが、それはどうなっているんでしょうか。 ◎次長兼都市計画課長(広瀬正輝君) 当初予算でサイクリングネットワーク事業をやりまして、基礎調査と、特に、御存じだと思いますけど、木曽三川のかさだ広場から弥平島の方に向かう基礎調査とルートの基本的な方向を調査・検討いたしました。 ◆委員(今尾泰造君) その方向は出ているんですか。 ◎次長兼都市計画課長(広瀬正輝君) すべて民地のところですので、今後の検討課題となろうかと思います。 ○副委員長(岡部秀夫君) 68ページ、区画整理事業で、今度新たに鵜沼駅東部土地区画整理事業ですか、いわゆる認可されたということですが、この概要についてちょっと教えていただけますか。 ◎次長兼都市計画課長(広瀬正輝君) 面積は2万2000平米、地権者は17名でございます。  現在の状況は、区画整理の組合が立ち上がりまして、今、仮換地計画を立てておるということで、次の総会にはかるようなことで聞いております。 ○副委員長(岡部秀夫君) いわゆる完了予定というのは、見込みはいつごろでしょうか。 ◎次長兼都市計画課長(広瀬正輝君) 5年間の事業でやっておりますので、24年の予定でございます。 ◆委員(横山富士雄君) 71ページの一番下ですけれども、住宅建築指導費の中の木造住宅の耐震診断・補強助成事業を実施したとありますけれども、その件数をまず教えてください。 ◎建築指導課長(伊藤久志君) 20年度におきましては、耐震診断が22件、補強工事は1件でございました。 ◆委員(横山富士雄君) 市内では、木造住宅の密集地帯が何カ所かありますけれども、その住宅地での耐震診断を希望される方はどのくらいお見えでしょうか。 ◎建築指導課長(伊藤久志君) ちょっと地区別には把握しておりませんので、後ほど資料を出したいと思いますけれども、多いのは、やはり旧部落、それから新興住宅団地が多いということです。 ◆委員(今尾泰造君) 68ページの街路費です。これは毎回というか、街路樹の問題で市民の苦情もあるわけですが、それに対して市の新たな手だてとして、すかし剪定を始めたということですが、この当年度というのはどういう状況、実績というか、面積というのか、どういう範囲でやったんですか。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) 20年度につきましては春先と冬に行っておりまして、このすかし剪定は、20年度についてはいちょう通りの大体3分の1ぐらいのすかし剪定を実施しました。 ◎建築指導課長(伊藤久志君) 先ほどの横山委員の質問の中で、補強工事1件と申し上げましたけれども、5件の間違いですので、訂正をお願いいたします。 ◆委員(今尾泰造君) 同じ街路費です。今、いちょう通りをすかし剪定をされたということですが、これから問題になってくるのは、いつもそうですが、イチョウのちょうど落葉の時期に入ってくるんです。一番問題なのは、その清掃を近所の人がやるということが、どうもやっぱり市民からの苦情がありますね。だんだん高年齢化するということで、おっくうだし、毎日毎日やってもなかなか切りがないんで、だからその点は、ちょうどこれからその時期になってくるもんで、この20年度はそういう問題はどういうふうにしていたんですか。あくまでもやっぱり地元民の対応で。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) 20年度につきましては、毎年葉っぱの落ち方ってそれぞれ年によって違いますけれども、たまたま昨年は一気に落葉したということで、清掃回数も一、二回ほど市の方は実施したということで、例年になく、昨年は短期間で完了させることができました。 ◆委員(今尾泰造君) そうすると、今、市がやったと言われましたので、地元民、付近のちょうど道路に面している家々が清掃するという、そういう負担を軽くするということでは、市にそれを要請するということがあったんですか、やってくださいと。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) 我々は、落葉のシーズンになりますと、やはり気をつけて道路を見ております。出勤時とかそういうときに見ながら、これはたくさんだなという、そういう状況に応じて、当然、やっていただくのは業者さんに委託してやっておりますので、そういうことを踏まえながら適時掃除をしておるということです。当然、市民からの、落ち葉が落ちたので掃除してほしいという話もないわけではございませんけれども、件数としては昨年度も2件とか3件とか、そういう状況でした。 ◆委員(今尾泰造君) それに対応してきたの。それとも無視してきたの。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) もちろん、必要があれば対応しておるということです。 ◆委員(今尾泰造君) そうですか。わかりました。  同じ街路費の一番下の欄のところ、岐阜鵜沼線等の街路樹補植工事ですが、補植ですから、もう既にあるわけですね、これは。ところが、あえて補植するということは、さらに植樹の間隔が詰まってくるということじゃないの。そういう解釈じゃない。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) これは枯れたり倒木したりという、あったけれどもなくなってしまったところに補植をしたということでございます。 ○副委員長(岡部秀夫君) ちょっと戻って、認定資料の11ページ、自治振興費の中の生活安全施設整備費の中の防犯カメラ1基含むということですが、防犯カメラをどこに設置されたのか、そしてかつ映像はどこが管理しておるのか、ちょっとお尋ねいたします。 ◎管理課長(加藤一幸君) 防犯カメラの設置は、JRの那加駅につけておりますが、実際にはダミーでございまして、映像はありません。 ◆委員(横山富士雄君) 今の部分に関連してですけれども、今回、自治会の要望に基づき防犯灯を設置したということで、110基設置されておりますけれども、今、市内で防犯灯の総数は幾つあるんでしょうか。 ◎管理課長(加藤一幸君) 防犯灯の総数は、20年度末現在6005基でございます。 ◆委員(横山富士雄君) 防犯灯をつけるのに、電信柱に取りつけられる場合が多いわけですけれども、今後、毎年100基から150基つけていただいておりますけれども、あとどのぐらい予定してみえるんでしょうか。 ◎管理課長(加藤一幸君) 防犯灯につきましては、地域の皆様からの要望に対して設置するものでございまして、幾つというふうにはなかなか決められませんが、予算の範囲内でできるところで今やっております。 ◆委員(横山富士雄君) いわゆる防犯灯の設置数も、今後、電信柱等という部分で減ってくると思うんです。そうしたときに、各自治会からの要望があるわけですけれども、防犯灯のいわゆる電灯費用を市の方で持っていただけないかという御意見があるわけですけれども、防犯灯の設置数が減ってくれば、設置する費用を防犯灯の電気代の方に回すことができないだろうかというふうに考えるんですけれども。 ○委員長(梅田利昭君) 横山委員、今は一般会計決算の認定でございますので、慎重にお願いします。 ◆委員(今尾泰造君) 70ページ、地区計画費の開発公社から買い戻した土地ですが、これは何に使う、計画があるんですね、当然。どういう内容ですか。 ◎次長兼都市計画課長(広瀬正輝君) 土地開発公社の所有地が地区計画道路にかかっておりますので、その部分を地区計画道路として買ったということです。 ◆委員(今尾泰造君) 道路整備にひっかかっている土地だということで買い戻したということですから、すぐに事業が始まるわけですね。 ◎次長兼都市計画課長(広瀬正輝君) 本件の地区計画道路は完成済みです。 ◆委員(今尾泰造君) 公営住宅の管理、これは本会議でお尋ねしておるんですけれども、ここに「住宅に困窮する低所得者に対し提供する云々」と書いてあるんですね。だから、答弁では、市営住宅の募集によって対応しておるということですけれども、実際にはそれで入り切らないんですね、低所得者が。だから、これを書く限りは提供するということですから、対策がなければならないと思うんですが、そういう問題で、抽せんに漏れた人が毎回大勢おられるわけですけれども、対応策というのはどうとったんですか。 ◎建築指導課長(伊藤久志君) 本会議でも回答をさせていただきましたが、20年度でいきますと、34件中、入れなかった方が5名ということで、その前が6名の方が入ることができなかったんです。そうして見ますと、市内に1500近くある県と市営住宅、公営住宅というのは、市営住宅も県営住宅も合わせて考えるべきものですので、そのうちの5名、6名というのが、果たして数が足らないのかという議論になってくると思うんですけれども、市の方としましては、その全体の5件、6件という数は不足しておるというふうには考えないというふうに思っております。 ◆委員(今尾泰造君) その5件、6件の人が、住宅が困っておられる人だけじゃないんですね。市営住宅の募集は、今のところは毎年1年に1回やるだけだから、それにたまたま忘れたためにまた次1年待たなければならないという、そういう人たちも数えると、決して低所得者、困窮者というのは、そういう市営住宅に申し込みをする人だけカウントすることはできないと思うんで、だから、本当に住宅に困っておられる人を確保する対策をとろうと思うと、今の市営住宅ではできないと思うし、そういう声になってきたんじゃないですか、昨年度は。 ◎建築指導課長(伊藤久志君) 市営住宅にこだわるということではなくて、県の住宅もありますし、民間の安い住宅もあるわけなんです。実際に低所得者で住宅に困ってみえるという言い方をされますけれども、実際には住むところもありますし、波多野議員の質問でもありましたけれども、いわゆる離職者のための施策ということなら話がわからなくもないと思うんですけれども、それは公営住宅の範疇以外の話になってきます。国の方からも、公営住宅につきましては、住宅困窮者というと、生保を初め低所得者の方を対象にしておりまして、離職者の収入がなくなった方につきましては、公営住宅に入れようとしますと、目的外使用という言葉を使われてしまいます。本来の公営住宅に入るべき方が入らない場合、こういう場合で空き家になっておる場合に限って優先的に入れられるということの制度でございます。  先ほどの横山委員さんの資料なんですけれども、これからデータを拾うことになりますので、後ほどの資料提出でよろしいでしょうか。   (「はい」との声あり) ◆委員(尾関光政君) 橋梁新設改良費の中の委託料の中に、各務原大橋に係る環境調査業務委託が1950万ぐらいされておると思うんですが、間もなく各務原大橋がいよいよ橋脚の起工式を迎えるということで、待ち遠しいんでございますけれども、その中に、環境調査をされた中で、昨年の5月から8月にかけて調査されてみえますが、春、夏、秋、冬と4回ほどの四季を通じてやってみえますが、その調査結果、環境調査報告がありましたら、ちょっと教えていただきたいと思います。お願いします。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) 今、御質問ございましたように、昨年7月からことし7月までにかけて、昨年の夏、秋、冬、ことしの春までかけて、1年間環境調査をいたしました。この調査は、植物、哺乳類、それから鳥類、爬虫類、両生類、昆虫類、魚類、底生動物類というような、ありとあらゆるものを調査させていただきまして、ただ、特に今回架橋予定箇所につきましては、平成16年に架橋位置を選定する場合にも、一番川幅の狭いところ、それから河畔林が少ないところ、要するに環境に優しいところというような場所選定をした結果、注目種というのは結構何種類かございましたんですけれども、特に例えば猛禽類のオオタカであるとかサシバであるとか、そういうものについては、どちらかというと営巣地は勤労青少年グラウンドから南とか、向山グラウンドの方とか、あちらにございまして、飛来していく個体はたくさん確認できましたし、その付近をえさ場にしているということも確認できましたんですが、橋をつくることによってその猛禽類が生息する環境に著しく影響を与えるということはないということで、この調査につきましては、検討委員会という、動物とか、植物とか、昆虫類の専門家に集まっていただきまして、委員会の中でも報告し、その対策等を検討していただきましたんですが、工事の中で、例えば濁水の発生を抑えるとか、それから騒音を少しでも抑えながら工事をするとか、それから地形の改変部分を最小限にするとか、そういうことでもって自然に与える影響は少ないというふうに委員会で判断していただきましたので、このたび無事に下部工事の着工にこぎつけられるということになりました。以上です。 ◆委員(尾関光政君) 小網側もやられたわけね。 ◎次長兼道路課長(柘植藤和君) もちろん架橋位置の上下流500メートル、当然左岸側も右岸側も含めてやっております。 ○委員長(梅田利昭君) 以上で質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。 ◆委員(今尾泰造君) 認第1号 平成20年度各務原市一般会計決算認定のうち、本委員会に所管の歳出について反対し、討論を行います。  桜回廊都市事業については、これが日本一という売り込みが先行し、議会に報告もなく市長の思いで進められてきたことが、市民からの異論の声が聞かれるものとなっています。チェック機関であり議決機関の議会を軽視、無視のこの事業には反対です。  市単道路改良費5000万円余の執行は、テクノプラザ3期整備事業としての企業の誘致に、その進出する企業の負担を市が持つものです。そのほかにも固定資産相当分の税金をまける優遇措置もあります。景気悪化のこのとき、中小企業の支援こそ急務であるのに、誘致企業にのみ手厚く支援するこの税金の使い方には反対です。  鵜沼空中歩道整備、JR鵜沼駅橋上事業については、本来、鉄道事業者が負担すべき工事を我が市の財政負担で実施する、その施設についても利用者の声を十分に聞いていない事業内容になっているものです。きれいになったけれど不便になったとの市民の批判があります。この予算執行は容認できません。  景観形成推進事業は、まずそこに住む市民のことが第一に考えられなければならないのに、景観形成のために重点風景地区の指定、屋外広告物条例などによって、十分な市民の理解、納得を得ないまま進めてきたことには同意できません。  以上によって反対いたします。 ○副委員長(岡部秀夫君) 認第1号 平成20年度各務原市一般会計決算の認定のうち、建設水道常任委員会に付託された部分について、賛成の立場で討論いたします。  地域の環境整備、安心・安全なまちづくりのため、道路や河川等の維持管理、新設に積極的に取り組まれており、市民生活に密着した生活道路につきましては、答弁にもありましたように、78%も実施されております。また、地方道や都市計画道路の整備、各務原大橋の順調な進捗状況なども十分行われており、また、都市公園については、河跡湖公園、各務野櫻苑の整備などが完了しております。また、鵜沼駅周辺の市街化整備のための自由通路に続き、区画整理事業の設立などもされており、この各務原市、明るい、人に優しいまちづくりを進められていることは高く評価するところでございます。  ただ、街路整備等は順調に行われているものの、街路樹の剪定、そして公園の管理等につきましては、やはり市民要望等にありますところの管理については若干今後検討いただくようなことを要望して、賛成討論といたします。以上です。 ○委員長(梅田利昭君) ほかにありませんか。   (発言する者なし) ○委員長(梅田利昭君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。認第1号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(梅田利昭君) 挙手多数であります。よって、認第1号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり認定すべきものと決しました。  続いて、認第6号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎次長兼下水道課長(河田敏弘君) それでは、認第6号 平成20年度各務原市下水道事業特別会計決算の認定について御説明いたします。  歳入歳出決算書の37ページから42ページ、事項別明細書は165ページから174ページ、決算認定資料は147ページから151ページに記載されております。ほかに資料といたしまして、お手元に公共下水道供用区域図を用意しましたので、よろしくお願いいたします。  それでは、歳入から御説明をいたします。  事項別明細書166ページをお願いいたします。  まず第1款第1項1目の下水道受益者負担金でございます。これは、1平方メートル当たり500円、川島地区につきましては430円を、それぞれ受益者に負担をお願いするものでございます。調定額2億7484万1850円のところ、収入済額が2億2672万6550円でございます。  次に、2款使用料及び手数料でございます。下水道使用料は、下水道を使っておられる市民の方々から使用料をいただいておりますが、調定額9億8167万4366円のところ、収入済額が9億7409万7958円となっております。  3款の国庫支出金、下水道事業の国庫補助金でございます。平成19年度からの繰り越し分を含めまして、調定額6億1750万345円のところ、5億8730万345円の交付を受けております。  4款の県支出金は、下水道事業に対する県の補助金でございます。助成といたしまして2238万3000円の交付を受けております。  5款の繰入金は、一般会計からの繰入金で、9億9293万4451円でございます。  7款の諸収入は1億1212万2416円で、主なものといたしまして、4項の雑入で消費税還付金、維持管理負担金還付金、建設負担金還付金等でございます。  続きまして、8款の市債でございます。繰越明許分を含めまして31億1360万円となっております。  以上、平成20年度における歳入の収入済額の合計は、60億9367万8279円となりました。  続きまして、歳出について説明をさせていただきます。  事項別明細書は170ページからでございます。  まず第1款第1項1目公共下水道費の下水道管理費でございます。8節の報償費の主なものといたしましては、下水道受益者負担金の一括納付に対しまして、報償金1278万6300円を支出しております。負担金納付の促進と収入の早期確保を図ったものでありまして、件数は1103件ございました。工事請負費の主なものといたしましては、公共汚水ます及び取りつけ管設置工事に3998万6372円を支出し、水洗化の向上に努めるとともに、既設の公共ます等の破損箇所を補修し、維持管理に努めました。公共ます設置に773カ所、取りつけ管設置工事に209カ所、公共汚水ます等修繕に14カ所実施しております。また、負担金補助及び交付金では、下水道の早期接続を図るため、宅内排水工事に要する資金の融資あっせん及び融資に係る利子補給金を支出しました。また、川島地区につきましては、排水設備の改造助成金といたしまして、1件当たり3万円を交付しますが、平成20年度につきましては39件ございました。  次に、1款1項2目下水道建設費でございます。工事請負費を説明させていただきますが、お手元に配付させていただきました公共供用区域図で説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  平成20年度に面整備を実施しました箇所は黄色で着色しております。那加地区では、那加西市場町、那加山後町、那加巾下町、そして蘇原地区では、蘇原花園町になります。鵜沼地区ですが、鵜沼川崎町、鵜沼三ツ池町、鵜沼東町、鵜沼山崎町、鵜沼南町でございます。川島地区につきましては、川島小網町について整備を実施いたしました。また、幹線管渠の整備といたしまして、東山ニュータウン、清住団地等を迎え入れる各務幹線は、蘇原の外山町から蘇原東門町にかけて整備いたしました。また、おがせ池の東側の団地及びおがせ町8丁目周辺の市街化区域を迎え入れる各務山幹線は、鵜沼三ツ池町から各務山の前町にかけて整備いたしました。  以上の工事請負費といたしまして、補助事業は7億3519万5300円、単独事業は3億4489万6650円で、合計10億8009万1950円を支出しております。平成20年度に、管渠2万2070.15メーター、整備面積97.5ヘクタールを整備いたしました。平成20年度末の累計実績は、管渠延長は47万8532.22メーター、整備面積は1938.9ヘクタールとなります。平成20年度末の普及率は66%となっております。  さらに、雨水の工事請負費といたしまして、上戸雨水幹線、上中屋雨水幹線、中川第2雨水幹線、及び上戸雨水幹線上部利用工事などに2億7436万7500円を支出しております。  続きまして、2項の流域下水道費は6億3365万6668円支出しております。そのうち、流域下水道の維持管理負担金は5億3639万6791円を支出しております。平成20年度の流入量は798万695立方メートルでございます。ちなみに、木曽川右岸流域下水道全体の処理汚水量は約3818万立方メートルでございます。また、流域下水道建設負担金は9682万6877円を支出しております。  次に、2款公債費は、元金27億8795万2327円、利子といたしまして5億7717万3658円で、合わせて33億6512万5985円でございます。  以上で、歳出の支出済額の合計は60億3211万8060円となりました。
     次に、174ページに実質収支に関する調書がございます。歳入総額は60億9367万8279円、歳出総額60億3211万8060円、歳入歳出差引額は6156万219円、繰越明許費は377万2000円、実質収支額は5778万8219円になっております。下水道課といたしましては、下水道事業の効率的な運営を目指す上で、平成19年度は自治会を通しまして、平成20年度からは関係する全土地所有者の皆様に案内を送付しまして、供用開始のおおむね2年から3年前に下水道事業概要説明会を開催し、市民の皆様に下水道への理解をいただけるように努力しております。  また、水洗化率の向上のため、平成20年度より、嘱託職員1名と下水道課職員による戸別訪問を実施しております。  以上で説明を終わります。よろしく御審議願います。 ○委員長(梅田利昭君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆委員(今尾泰造君) 事項別明細書の166、167ページですが、歳入のところです。これは受益者負担金と使用料、それぞれ不納欠損を出しているんですけれども、通常だと、水道と同じように不納欠損は出ないという認識でおるんですけれども、何件ぐらいあってどう対応したのか、ちょっとお尋ねします。 ◎次長兼下水道課長(河田敏弘君) 今の受益者負担金と使用料の不納欠損に対する件数ですね。 ◆委員(今尾泰造君) はい。 ◎次長兼下水道課長(河田敏弘君) 受益者負担金の件数は5件あります。使用料ですが、9件ございます。 ◆委員(今尾泰造君) 欠損処理をした経過ですね、滞納になっておったもんで、それをどう欠損したかということ。 ◎次長兼下水道課長(河田敏弘君) 受益者負担金の欠損処理は、5件のうち1件が差し押さえ、倒産ですね。あと4件は、居所不明等で時効により落としました。使用料につきましては、居所不明ということから徴収不納ということで、使用料については上水の方へ委託しておりますので、そちらの方から報告いただきましたので、処理いたしました。 ○副委員長(岡部秀夫君) 認定資料の148ページの雨水渠布設費、これで完了なんですか、継続でしょうか。 ◎水と緑推進課長(金武祐司君) 20年度行いましたところが、上戸雨水幹線、上中屋、中川第2の3路線行いました。上戸と中川につきましては、平成20年度で完了させました。上中屋につきましては、来年度までの継続事業として行っております。 ◆委員(今尾泰造君) 事項別明細書ですが、168、169ページの歳入のところで、これは結構頻繁にお尋ねしているんですけれども、流域下水道への負担金、これは歳入のところは還付金として戻されてきているんで、結構9900万と大きいんですし、それとあわせて、次のページの、今度は歳出の方の流域下水道の3000万円、金額的に多いし、毎回この処理の仕方については検討するべきじゃないかということを提言しているんですけれども、この決算の中ではそういう対応をされているんですか。 ◎次長兼下水道課長(河田敏弘君) まず歳入の維持管理負担金の還付金ですが、ここに記載されております9995万3000円につきましては、平成19年度に伴う還付金です。したがいまして、歳出の3000万円とはちょっと意味合いが違うと思いますが、歳出の方の3005万2332円の不用額につきましては、まず右側の流域下水道の補正予算額3032万2000円とありますけれども、これは3月議会で市の方の前年度に予測をしまして、予測を立てた結果、これぐらい落とせるだろうということで、そのうち約2200万円ほど落としております。やはりあと残りの不測の事態がございますので、大きく落とすことはできませんから、前年度並みで補正減をしております。そうした中、また不用額として3000万出たということになりますので、これについては大きな事故がなかったというふうに考えております。  それで、今の維持管理負担金については、考えですが、これは3月議会、また12月の本会議でも説明させていただきましたが、現在、流域下水道、4市6町の中で、このことについて協議しております。そういう今の状況ですが、各務原市が提案しまして、岐阜市がまとめ役ですので、4市6町連名で岐阜県の方へ要望いたしまして、こういう還付金がないような、当年度処理していただけるように要望しているところで、この秋から検討会をされる予定です。 ◆委員(今尾泰造君) 認定資料147ページの管渠維持管理費の、ここにマンホールの補修とかマンホールポンプの点検という、20年度に実施した内容が書かれているんですけど、ここのところ、昨年も、とりわけ大量に雨が降ると、マンホールから噴き上げるということが依然として起きているんですね。20年度にこうした対策をとる予算を組んだけれども、なおかつ起きているということでは、どのように対応を、今後も含めてだけれども、今年度、その防止策として行ってきたか、説明してください。 ◎次長兼下水道課長(河田敏弘君) 平成20年度、マンホールからの噴き上げについては、市の方へ苦情等は入っておりません。しかし、マンホールポンプを設置してあるところでは、警戒水位を超えたということで警報が鳴るようになっていますので、そこについては職員が出向いて手動で操作するという形をとっております。下水道課の中では、そういう緊急対応できるような体制をとっていますので、第1、第2連絡網をとりまして、即対応できるようにしております。  いずれにしましても、マンホールから噴き上げる原因というのは、やっぱり外からの浸入の原因がございますので、3月議会でも説明させていただきましたが、下水道の長寿命化計画を策定しまして、やはり不明水を少なくしていくという調査を、今年度から流域下水道事務所の指導を仰ぎながら、特に不明水が考えられる場所、尾崎と琴が丘ですが、そちらの管渠の中の調査をして、今後の整備計画、補修計画を立てながらやっていきたいと考えております。  また、大型団地につきましても、かなり老朽化も来ておりますので、随時計画を立てながら整備してまいります。 ○副委員長(岡部秀夫君) 先ほど、いわゆる早期接続等を図るために人も配置したようなことを言われたんですが、今実際に供用開始地域の中での接続率、そして実際に人を配置したことによって効果があったというようなことでしょうか。 ◎次長兼下水道課長(河田敏弘君) 嘱託職員と職員1名、2名の体制ですが、戸別訪問しております。3月議会でも報告させていただきましたが、1113件を訪問いたしまして、そのうち392件お会いしております。そうした中で、議会の中では80件見込みということで報告させていただきましたが、4月にずれ込んだことがありますので、最終的には51件の接続がございました。ちなみに、平成21年度の8月末でございますが、402件回りまして64件の接続をいただいておりますので、戸別訪問による効果は出ておりますし、いろいろ接続できない理由とかいうのは教えていただけますので、今後のその整備方針にも生かせるかなと考えております。 ○委員長(梅田利昭君) ほかにありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(梅田利昭君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」の声あり) ○委員長(梅田利昭君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。認第6号を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(梅田利昭君) 挙手全員であります。よって、認第6号は原案のとおり認定すべきものと決しました。  続いて、認第7号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎総務課長(寺嶋健司君) それでは、認第7号 平成20年度各務原市水道事業会計決算について御説明申し上げます。  平成20年度各務原市水道事業決算書の8ページ、9ページをごらんいただきたいと思います。  平成20年度の水道事業の総括事項を文書で記載してございますが、要約して申し上げますと、5行目のところでございます。本市水道事業では、安全・安心・安定をキーワードとして、平成20年度も尾崎受水池電気設備・発電機更新工事などの老朽設備更新事業、鉛給水管取りかえ事業と関連する配水管路整備事業、情報整備事業など、自己資金による事業を積極的に推進するとともに、下水道工事、道路改良工事など他工事に関連した水道管支障移転工事も事業者との協議により実施をいたしました。また、地震対策事業として、八木山低区配水池に緊急遮断弁を設置いたしました。さらに、水道施設整備事業計画「命の水マスタープラン」に基づき、新三井配水池取りつけ道路工事、川島松倉町地内導水管布設工事、河田バルブ室築造及び設備工事などを実施いたしました。  事業規模では、年度末の行政区域内人口15万24人、給水人口14万8394人で、普及率は98.9%、また、年間総給水量は1870万3662立方メートル、年間有収水量は1669万4362立方メートルで、有収率は89.3%となり、前年度に比べまして0.3ポイント減少いたしました。  次に、収支状況でございますが、これにつきましては、お配りをしてございますA4のカラープリントによって御説明をさせていただきます。  水道事業会計は、現金主義をとっております一般会計と異なりまして、発生主義による企業会計方式を採用することが地方公営企業法に定められております。そして、経常的な収入、支出は、3条予算と言われる収益的収支で、投資的な収入、支出は、4条予算と言われる資本的収支であらわすことになっております。このプリントの表は、1000円単位で、かつ消費税抜きの金額での決算額となっております。  そこで、まず経常的な収入、支出で3条予算と言われるAの収益的収支でございますが、青色が収益でございまして、水道事業収益の合計は25億6544万8000円でございます。  内訳は、その大部分が市民の皆様からいただきました水道料金で、その給水収益の額は22億9199万円になりました。それ以外の収益といたしましては、給水負担金1億5018万3000円、受託工事収益30万9000円、その他収入1億2296万6000円でございます。その下の赤色、これが費用でございまして、水道事業費用の合計は21億5560万1000円です。費用の中には、現金支出を伴う費用と伴わない費用がございまして、現金支出を伴う費用はピンクの色で、現金支出を伴わない費用はグレーの色であらわさせていただいております。費用科目の金額と構成比は記載のとおりでございますが、構成比の多い順に、減価償却費6億3470万8000円で29.44%、修繕費4億3542万4000円で20.20%、職員給与費3億7041万5000円で17.18%、そして支払い利息の2億3625万6000円で10.96%となっておりまして、この4つで総費用の約8割を占めております。青色の水道事業収益から赤色の水道事業費用を差し引いた残り、茶色の部分になりますが、これが平成20年度の純利益で、その額は4億984万7000円になりました。  次に、投資的な収入、支出で4条予算と言われますBの資本的収支でございます。青色の資本的収入は、工事負担金が9850万3000円、他会計負担金が3531万1000円で、合計は1億3381万4000円になりました。その下の赤色の資本的支出は、建設改良費が7億8357万4000円、企業債償還金が3億3818万円、他会計借入金返還金が9801万5000円、そして投資が488万7000円で、合計は12億2465万6000円になりました。  資本的収入から資本的支出を差し引きますと緑色の部分になりますが、10億9084万2000円の資本的収入不足額が生じます。この不足額を補てんする財源といたしまして、まず薄い黄色の①減債積立金、そして濃い黄色の②の建設改良積立金、これらは平成19年度の決算で、利益剰余金を減債積立金に3億3000万円、建設改良積立金に2000万円積み立てておりますので、それを全額充当いたしております。さらに不足する額につきましては、水道事業費用の中に減価償却費や資産減耗費などの現金支出を伴わない費用がございますが、これが企業内に留保され、一般的に損益勘定留保資金として資本的収入不足額の補てん財源に使われ、その資金のうち、濃いグレーの③の過年度分損益勘定留保資金である平成19年度発生額7232万2000円を充当し、さらに不足額がございますので、当年度分損益勘定留保資金、右側の薄いグレーのところですが、6億8174万5000円のうち、④の6億6852万円を充当いたしております。  平成20年度決算により平成21年度に繰り越されます資金は、その右側の中段の薄いグレーの当年度分損益勘定留保資金から、先ほど資本的収入不足額に充当いたしました6億6852万円を引いた残りの1322万5000円になります。  次に、その下の茶色の部分の利益剰余金でございますが、平成19年度の未処分利益剰余金1491万1000円が20年度に繰り越されており、それと平成20年度に発生をいたしました4億984万7000円の当年度純利益は利益剰余金となります。このうち2900万円を減債積立金に、1億2000万円を建設改良積立金に積み立てようとするもので、残りの1475万8000円が未処分利益剰余金として平成21年度へ繰り越されます。  以上が、平成20年度決算額の状況でございます。  今御説明をいたしました決算額が、薄い緑色の決算書ですが、これの1ページ、2ページに、予算と対比をして記載をさせていただいております。この決算額は消費税込みの額で、仮受消費税及び仮払消費税につきましては、備考欄にその金額を載せております。この決算額の数字につきましては、ただいまの説明とダブりますので省略をさせていただきます。  3ページをごらんいただきたいと思います。  先ほど御説明申し上げました収益的収入及び支出の部分、これが損益計算書になります。一番下から3行目の当年度純利益は4億984万7280円で、前年度繰越利益剰余金を加えました4億2475万8269円が当年度未処分利益剰余金になります。  4ページは、剰余金計算書です。  利益剰余金の部では、減債積立金3億3000万円と、建設改良積立金2000万円、この全額を資本的収入不足額の補てん財源に使用いたしましたので、20年度末の残高はゼロ円というふうになります。また、当年度未処分利益剰余金は4億2475万8269円となります。  資本剰余金の部では、受贈財産評価額、工事負担金、補助金などの平成20年度の移動をここに載せております。一番下のところでございますが、翌年度繰越資本剰余金は112億9113万557円というふうになっております。  次に、5ページをごらんください。剰余金処分計算書です。  先ほど3ページで申し上げました平成20年度の未処分利益剰余金4億2475万8269円のうち、2億9000万円を減債積立金に、1億2000万円を建設改良積立金に積み立てようとするものでございます。  6ページ、7ページが、平成20年度末の貸借対照表です。  これは、企業の財政状態を示すものでございます。6ページは資産の部で、固定資産、流動資産、繰延勘定を合わせまして、一番下にございますが、資産合計は244億7843万8219円となります。このうち、1の固定資産の合計は234億1471万895円でございますが、その内訳等につきましては、決算書の28ページ、29ページに、固定資産明細書といたしまして資産の種類ごとに平成20年度の増減額と年度末残高を載せております。  続きまして、6ページの2の流動資産のうち(3)の有価証券2億9930万9800円は、資金運用のため政府短期証券を購入いたしたものでございます。3の繰延勘定の(1)開発費は、平成18年度に策定をいたしました命の水マスタープランの策定業務委託料1700万円につきまして資産として繰り延べたもので、平成19年度以降5年間、均等に償却をいたしまして、残り1020万円というふうになっております。  次の7ページでございますが、負債及び資本でございまして、負債の合計は6億1383万7196円、資本合計は、一番下から2番目のところでございますが、238億6460万1023円となっております。負債資本合計は、資産合計と同じ244億7843万8219円でございます。このうち6の資本金の(1)自己資本金でございますが、前年度に利益剰余金のうち3億3000万円を減債積立金に、2000万円を建設改良積立金に積み立て、20年度にそれぞれ全額使用いたしましたので、組み入れ資本金が3億5000万円増加となりまして、60億9390万1378円になりました。また、(2)の借入資本金の企業債は、前年度に比べて3億3817万9829円減少いたしまして、53億3442万9678円に、他会計借入金は、前年度に比べまして9801万4999円減少し、4億198万5001円になりました。借入先ごとの利率、残高等、詳細につきましては、決算書の末尾、30ページと31ページでございますが、そこに記載をさせていただいております。  また、7の剰余金でございますが、これは4ページの剰余金計算書の増減の内訳のとおりでございます。平成20年度におきましても、水道事業の健全経営を維持することができました。今後もさらに企業努力を重ね、市民の皆様へ安全・安心な生活用水を安定して供給するため、より高いサービスの提供と、万全な体制づくりに取り組んでいくことをお誓いいたしまして、平成20年度水道事業会計決算の説明とさせていただきます。以上で終わります。 ○委員長(梅田利昭君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。 ◆委員(横山富士雄君) 決算書の3ページ、営業外費用ですけれども、昨年に比べますとかなりの額が減っておりますけれども、これは繰上償還による結果として考えてよろしいでしょうか。 ◎総務課長(寺嶋健司君) 4の営業外費用のところですね。繰上償還に伴います支払い利息の減少が大きなものです。 ◆委員(今尾泰造君) 意見書の中の2ページに、施設の効率性というところが監査委員が述べられているんですね。それは最大稼働率は67.4%と前年度よりも1.9ポイント低下と。施設の利用率は、これは59.6%と前年度より低くなっているということですけれども、この最大稼働率とか施設の利用率とかいうと、これだけ落ちているということは、つまり施設が過大になってきているんじゃないですか。どういう判断したらいいでしょうか。 ◎施設課長(廣井文啓君) 最大給水量と1日当たりの給水量、それは余裕を持って運営しておりますので、ポイントが落ちたといっても過大ではございません。 ◆委員(今尾泰造君) しかし、稼働率がどっちも半分近いし、そういうことから見ると、そう判断せざるを得ないんじゃないですか。 ◎施設課長(廣井文啓君) 能力に対する稼働率ということでございますので、どう言ったらいいんでしょうかね、容量に対する通常の利用率というふうに考えていただければよろしいかと思いますけれども。 ◆委員(今尾泰造君) 続いて、意見書の5ページに、下の方ですけど、未収金の問題を述べております。これは未収金が大きいのは、3月期調定分が翌年に回ったと、2億ですけど、回ったということが述べられているんですけれども、実際にその後、3月調整分では、この未収金はどれだけになったんですか。 ◎総務課長(寺嶋健司君) 水道料金につきましては、20年度分につきまして、8月末現在では99.93%収入をいたしておりますので、ほとんど未収金はなくなっておるということです。 ◆委員(今尾泰造君) 滞納金の問題、料金の滞納の問題ですけれども、先ほどもお聞きになっている下水道料金の滞納処理については不納欠損で処理するんですけれども、水道料金の、さっきの99.93%収納しているということですけれども、0.07%、それだけの未収金というか、料金を滞納している部分はどう対応しているんですか。 ◎総務課長(寺嶋健司君) その方がずうっと市内にお見えになれば、ずうっと請求をいたしております。電話をかけて、滞納の催促をしております。 ◆委員(今尾泰造君) そうすると、不納欠損という処理はしないんですか。いつまでも滞納金で残るの。 ◎総務課長(寺嶋健司君) 例えば債務者が亡くなって、相続者が相続権を放棄したとか、例えば企業ですと倒産をされたとか、例えば居所不明、現地へ行って、お住まいの状態でなく、御近所に聞いてもどこへ行かれたかわからんとか、そういう方については、そういう調査をいたしまして、一応2年間経過したものについては、水道の方は過年度分の修正損ということで、そこで費用化をしているということです。 ◆委員(今尾泰造君) 意見書の8ページに述べられていることです。これの下の方ですけれども、水道事業経営審議会からの答申を基本とし、料金改定で示した経営計画の数値目標の達成を図る云々とあるんですけれども、この経営審議会の答申を受けて、それで料金の改定も行われてきたわけですけれども、その経営計画の数値目標の達成ということでは、20年度はどれだけの達成ということになっておりますか。 ◎総務課長(寺嶋健司君) 達成といいますか、一応中期の財政経営計画に基づいて経営をいたしておりまして、その収支状況を見ますと、具体的な数字はちょっと手元にないんであれなんですが、前年度に比べて、計画時、経営審議会で示された、承認をいただいた財政計画よりも収益的には費用の削減努力をしまして、収益的には増加をいたしました。 ◆委員(今尾泰造君) 有収率の問題です。ここでも有収率向上に努められたいということが意見書でも述べられているんですけれども、89.3%で、前年よりも減少しているんですね、有収率は落ちているんです。19年度も、18年度よりも減っているわけ。2年連続して有収率が落ちているという原因をどう把握しているんですか。 ◎総務課長(寺嶋健司君) 20年度に特に下がった理由といたしましては、川崎山低区の配水区域におきまして、100ミリの本管の漏水がちょっとございました。それがございました関係上、有収率が下がったということになりまして、それは本年の1月に発見をいたしましたので、それはもう既に修理をいたしております。その後につきましても、市内漏水箇所の調査を随時いたしております。 ◆委員(今尾泰造君) 決算書の1ページ、下の資本的収入及び支出の中の支出の部分ですね。この欄の建設改良費、当初予算では9億8800万円だったんですが、決算では8億2000万。ところが、26条の規定で繰越額を3800万持っていって、結果的には1800万の不用額を出しているんですけれども、これの予算を組みながら、結局繰り越すというその理由ですね。工期とか、あるいは発注する時期が遅かったとか、こういう問題なのか、その理由をちょっと教えてください。 ◎総務課長(寺嶋健司君) 今の26条の方の繰り越しの理由でございますが、当然配水管の布設がえということで、道路改良工事と同調いたしましてやるものがございます。改良工事の方がおくれたりなんかした場合は、うちの方もおくれてしまうということになります。それとか、あと中水申請がございまして、それについては、中水申請者からの例えば開発の許可の申請が遅かったとか、遅かったから遅延による工期延長、そういうものもございまして、繰り越しというふうになっております。 ○委員長(梅田利昭君) まだ質疑たくさんございますか。   (「あります」との声あり) ○委員長(梅田利昭君) そうしましたら、これより午後1時15分まで休憩いたします。 (休憩) 午後0時14分         ――――――――――――――――――――――――――― (再開) 午後1時15分 ○委員長(梅田利昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き質疑を許します。  質疑ございませんか。 ◆委員(今尾泰造君) 決算書の25ページですが、表の支出の部です。繰り越しのことで聞くんですが、施設整備事業費2億9000万円の予算を組んでいるんですけど、これをずうっと見ていくと、継続費繰越金が8400万円あるんですね。非常に繰り越しとしては大きくなっているもんで、本来、その事業を計画されているんだと思いますけど、半分近くを繰り越すというのは、その理由をお尋ねします。 ◎総務課長(寺嶋健司君) まず一番大きいのは工事請負費のところでございますが、工事を当初計画をいたしまして、当然道路の、川島の方へ持っていくところの導水管の布設とか、川島地内の導水管ですね、小網の方へ持っていく間の用地買収、当然小網線との兼ね合いがございまして、そちらの方との工事等、用地の買収がちょっとできなかったところについて工事ができなかったということもございまして、買えた時点でやるということで継続繰り越しをいたしております。 ◆委員(今尾泰造君) 全体の事業費の半分近くを繰り越しているわけで、そのことによって本来の施設整備事業全体から、20年度の事業に対して影響が出てくるんじゃないかと思うんですね。金額的に言うと半分の事業が繰り越されてしまうということでは、本来の計画からおくれてくるわけですから、そういう全体の事業計画の中では影響は出ていないのでしょうか。 ◎総務課長(寺嶋健司君) 全体の事業計画ということでございますので、それはおくれないように事業を進めてまいります。 ◆委員(今尾泰造君) 決算書の8ページです。ここで総括事項の中で3分の1ぐらいのところに地震対策費ということで、八木山低区配水池の緊急遮断弁を設置したということですけれども、これで何立方の水が確保できたわけですか。 ◎施設課長(廣井文啓君) 八木山低区配水池におきましては、容量は1500トンでございます。 ◆委員(今尾泰造君) 市全体では、この遮断弁、装置ですね、何カ所あるんですか。 ◎施設課長(廣井文啓君) 5カ所ございます。
    ◆委員(今尾泰造君) それで、今回のこの八木山も含めると、応急手だてとして水量はどれぐらい確保できて、何日分耐えられるという水量になるわけですか。 ◎施設課長(廣井文啓君) 今集計しておりますので、しばらくお待ちください。 ◆委員(今尾泰造君) はい。  じゃあ次、耐震化、この年報の14ページに用途別管路延長ということで、それぞれ導水管、送水管、配水管が、平成20年度の延長が記されているんですけれども、それぞれの用途別の管について、耐震はどれぐらい行われたのでしょうか。 ◎施設課長(廣井文啓君) 全延長が735キロメートルございまして、そのうち約……。 ◆委員(今尾泰造君) それぞれ別に、導水管、送水管、配水管、わかれば。 ◎施設課長(廣井文啓君) 導水管におきましては811メートル、送水管におきましては1771メートル、配水管におきましては9万703メートルでございます。 ◆委員(今尾泰造君) いずれにしても、耐震化率からいうと非常におくれているんですね。ですもんで、先ほどどれぐらいの水量が確保できたかということもありますけれども、どのように耐震化率を向上させるという計画が、いつまでにやるとかという、そういうことがあるんですか。 ◎施設課長(廣井文啓君) いつまでにやるということではございませんで、管を布設しまして数十年たちますと、老朽化ということになります。だから、ずうっとついて回ることになると考えております。 ◆委員(今尾泰造君) そうすると、現在、配水管の中での経過年数が老朽化していなければずうっとやらないということかしらと思って、もう一回尋ねます。 ◎施設課長(廣井文啓君) 水道管につきましては、永久的に大丈夫だということはございませんで、新しく布設したものが、例えば40年、50年たったものが老朽管というふうに考えておりますけれども。 ◎水道部長(磯野孝博君) 今の各務原市の水道設備等の耐震化につきましては、今も施設課長が言いましたように、水道管についてもやっぱり耐用年数がございます。おおむね40年から50年ぐらいが大体耐用年数と言われておりますが、かといって、それまでを待っているということじゃなくて、必要に応じて、そのときの一番いいものを使って耐震化を進めております。  今、今尾委員が言われました、非常に少ない。確かに全国的にもまだ水道管、配水管、送水管、導水管において耐震化率がなかなか進んでいない状況、全国的にも十数%というような状況ではございます。これはまだ最近になって、レベル2の基準に基づいたものに追いつくのがその程度ということになっておりまして、これは配水管においてNS管という継ぎ手の問題なんですが、簡単に抜ける状況のものから、加工されて非常に強固なものになってきたというものが出て、まだそれほど時間がたっていないということになりますので、それ以前に、現在で言われるレベル1、震度5台まではほぼ大丈夫であろうということでつくってまいりましたものが、既に各務原では80%ぐらいの耐震化率は進めてまいりました。ただし、その新しいものができたおかげで基準が変わってまいりましたので、現在は、取りかえるにはすべてそれを活用して取りかえております。  そんなことから、今後さらにレベル2についての耐震化を上げていくということになりますが、現在、各務原市の地盤は非常に、本会議等でもいろいろ御質問がありますように、各務原市の地盤は非常に強固なところでございますので、現在まで使われております継ぎ手においても、震度5と言われますレベル1よりもさらに各務原市の場合は耐震化率が高いであろうと。これはあくまでも想定の段階になりますので、必ずしもそうとは言い切れないかもわかりませんが、そういうような一般的な状況の中で図られておりますので、割と強固なものであるというふうには思っておりますが、いずれにしましても大事なライフラインですので、可能な限り今後も耐震化を進めていくと。その使用材料につきましては、その都度、そのときに出ている一番強固なものと言われるものを使用していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◎施設課長(廣井文啓君) 先ほどの緊急遮断弁が設置された配水池、合計の容量でございますけれども、2万9500トンでございます。それで、7日から10日間ぐらいの応急給水が可能ということになっております。 ◆委員(今尾泰造君) 意見書の8ページで指摘をされておりますが、ここで鉛給水管取りかえ事業云々と書いて指摘もされておりますので、その現況ですね、取りかえた鉛管の進捗状況。 ◎施設課長(廣井文啓君) 鉛給水管取りかえ事業は平成9年から始めておりまして、ことしと来年、来年度で完了する予定でございます。 ◆委員(今尾泰造君) 決算書の16ページで、ここの業務量というところです。年間の総給水量が今年度は昨年度よりも減っているわけですね、0.7。一方、総電力量、これもやっぱり減っているんですけれども、1.3%減っている、そういう数字なんですが、これはもちろん電力量が消費を削減されるということでは、それなりの対策をとったという事業の結果でしょうか。つまりエコの問題も含めての対応策がとられたということ。 ◎施設課長(廣井文啓君) 総電力量につきましては、取水ポンプの1カ所につきましてインバーター形式を採用しまして、電力費の削減になっております。 ◆委員(今尾泰造君) 決算書の8ページ、ここで総括のところに書いてあるように、ここで指摘を、先ほどもちょっと述べられておりましたけれども、多様化する利用者のニーズに合ったサービスの提供と、常に経済性、効率性を発揮することが求められるということですが、現在、水道料金の徴収業務、フューチャーインとの委託契約を結んで、ことしが3年目ですね。一応期限が来るわけですけれども、今のこの指摘を受けるとなれば、このフューチャーインの業務委託ということでは、その経済性、もちろん効率性ということが求められて、それを行ってきたと思いますけれども、実際に委託することによって、メリットはこの3年間、どんなところがあるかということをまずお尋ねします。 ◎総務課長(寺嶋健司君) 委託したことによりまして、職員数が少なくて済んだということがございます。 ◆委員(今尾泰造君) 市民にとってサービスということ、もちろん水の提供もあるんですけれども、このフューチャーインの委託、料金の徴収業務の中で、当然、市民からの苦情が、いろいろ意見があると思うんですけれども、そういうものはあったのか、そして、そういう市民からの苦情はどういう形で処理されてくるのか。 ◎総務課長(寺嶋健司君) 苦情というのは、委託したことによる苦情じゃなくて、その日常の……。 ◆委員(今尾泰造君) いやいや、水道の。 ◎総務課長(寺嶋健司君) そういう苦情につきましても、当然、現に土・日もやっておりますので、そちらで受け付けをして、その場で対応できるものについては、土曜、日曜においても対応をしております。 ◆委員(今尾泰造君) そうすると、そういう委託業者が処理して対応した問題は、市の方にはどういうふうにかかわってくるんですか。 ◎総務課長(寺嶋健司君) 必ず報告がございます。 ○委員長(梅田利昭君) ほかにございませんか。   (発言する者なし) ○委員長(梅田利昭君) 以上で質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。 ◆委員(今尾泰造君) 認第7号 平成20年度各務原市水道事業会計決算の認定について反対し、討論を行います。  各務原市との合併に伴って、市水道の料金体系による川島地域の負担軽減のために取り入れていた給水条例の適用経過措置の廃止をしました。合併した後、こんなはずではなかったと川島住民からの声が上がっていました。その合併によるマイナスの部分がまた1つふえたのです。料金値上げとなったこの給水条例の適用経過措置の廃止を内容とした決算には反対します。 ○委員長(梅田利昭君) ほかにありませんか。   (発言する者なし) ○委員長(梅田利昭君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。認第7号を原案のとおり認定すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(梅田利昭君) 挙手多数であります。よって、認第7号は原案のとおり認定すべきものと決しました。  続いて、議第62号中、当委員会に所管する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎管理課長(加藤一幸君) 議第62号 平成21年度各務原市一般会計補正予算(第3号)について説明いたします。  お手元の各務原市補正予算書及び予算説明書の22ページをごらんください。  8款土木費ですが、総額で2000万円の補正増となっております。これは、2項道路橋梁費、3目道路新設改良費の増額によるもので、本年度に完成する県施行の主要地方道江南関線の交差点改良に合わせて、市道各536号線 ―― テクノプラザ2期取りつけ道路ですが ―― の整備を行うため、市単道路改良費2000万円を増額するものです。以上でございます。 ○委員長(梅田利昭君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(梅田利昭君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(梅田利昭君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第62号中、当委員会に所管する事項を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(梅田利昭君) 挙手全員であります。よって、議第62号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第70号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎管理課長(加藤一幸君) それでは、議第70号について御説明させていただきます。  各務原市議会定例会議案14ページをごらんください。  議第70号 各務原市都市景観条例の一部を改正する条例について。  これは、重点風景地区における行為の届け出について、景観法第16条第7項第11号の届け出の適用除外に関する事項を改めるものでございます。  なお、この条例は、平成21年10月1日から施行することとしております。  改正の内容について御説明いたします。  各務原市都市景観条例第20条第2項第1号の規定により、重点風景地区内の新築に関する行為は、すべて届け出が必要になっております。今回、新たな行為の制限として、屋外広告物だけを定めようとする木曽川沿い、大安寺川沿いなどの10地区があります。これらの地区は、延べ床面積1000平方メートル以下などの新築に関する行為の届け出は必要ありません。そのため、各務原市都市景観条例第20条第2項第1号中、「(新築を除く。)」を削除するものでございます。  議第70号につきましては、以上でございます。 ○委員長(梅田利昭君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。  質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(梅田利昭君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。 ◆委員(今尾泰造君) 議第70号 各務原市都市景観条例の一部を改正する条例について反対し、意見を述べます。  都市景観条例により重点風景地区の指定を受け、さらに屋外広告物の規制が住民の主権を大きく制約する状況をつくり出しています。しかも、この条例に基づく地区指定が、今後議会にはからなくても拡大できる仕組みになったのは問題です。  今回の条例改正は、重点風景地区について、適用除外の届け出は別途規則に定められていることから不要という内容の改正です。しかし、いずれにしても市民の主権を制限するものであり、今後は議会にもはからず事は進んでいくことになり、同意できません。よって反対します。 ○委員長(梅田利昭君) ほかにありませんか。   (発言する者なし) ○委員長(梅田利昭君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第70号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(梅田利昭君) 挙手多数であります。よって、議第70号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第71号から議第74号までの4案件を一括して議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ◎管理課長(加藤一幸君) それでは、議第71号から74号までをまとめて説明させていただきます。  各務原市議会定例会議案の16ページをごらんください。  議第71号 市道路線の認定については、開発行為により設置され、各務原市に帰属した3路線を市道鵜1322号線ほか2路線として認定するものであります。位置及び形状等は、17から19ページの資料のとおりでございます。  次に20ページをごらんください。  議第72号 市道路線の廃止及び認定については、(仮称)那加小網線改良事業に伴い市道路線の再編成を行うもので、市道稲821号線ほか2路線を廃止し、新たに市道稲821号線ほか1路線を認定するものです。位置及び形状等は、21、22ページの資料のとおりであります。  次に23ページをごらんください。  議第73号 市道路線の廃止及び認定については、羽島用水路の地中化に伴い市道路線の再編成を行うもので、市道稲18号線ほか6路線を廃止し、新たに市道稲18号線ほか8路線を認定するものです。25から28ページには廃止路線の位置及び形状、29ページから32ページにおきまして、認定路線の位置及び形状を資料のように上げております。  次に33ページをごらんください。  議第74号 市道路線の廃止については、道路の用に供されていない市道を廃止するものであります。市道稲152号線は、幅員1.3メートル程度の砂利道で、行きどまり道路となっております。利用者もないことから、近隣住民の承諾を得て廃止することとしたものでございます。位置及び形状等は、34ページの資料のとおりでございます。  以上で説明を終わります。 ○委員長(梅田利昭君) 以上で説明は終わりました。  これより委員の質疑を許します。
     質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(梅田利昭君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を許します。  討論はありませんか。   (「なし」との声あり) ○委員長(梅田利昭君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  おはかりいたします。議第71号から議第74号までの4案件を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長(梅田利昭君) 挙手全員であります。よって、議第71号から議第74号までの4案件は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託された案件は全部議了いたしました。  おはかりいたします。委員会報告書、並びに委員長報告の作成は、どのように取り扱ったらよろしいですか。   (「正・副委員長一任」との声あり) ○委員長(梅田利昭君) 正・副委員長一任との声がありましたので、よって、委員会報告書、並びに委員長報告の作成は、正・副委員長に御一任願います。  以上で建設水道常任委員会を閉会いたします。 (閉会) 午後1時41分        ────────────────────────────  この会議録は正当であることを認める。            建設水道常任委員会委員長  梅 田 利 昭...