各務原市議会 > 2006-03-24 >
平成18年第 1回定例会−03月24日-04号

  • 港湾消防(/)
ツイート シェア
  1. 各務原市議会 2006-03-24
    平成18年第 1回定例会−03月24日-04号


    取得元: 各務原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    平成18年第 1回定例会−03月24日-04号平成18年第 1回定例会          平成18年第1回各務原市議会定例会会議録(第4日目)           議   事   日   程   (第4号)                      平成18年3月24日(金曜日)午前10時開議 日程第 1.会議録署名議員の指名 日程第 2.議第 1号 平成18年度各務原市一般会計予算 日程第 3.議第 2号 平成18年度各務原市国民健康保険事業特別会計予算 日程第 4.議第 3号 平成18年度各務原市老人保健特別会計予算 日程第 5.議第 4号 平成18年度各務原市介護保険事業特別会計予算 日程第 6.議第 5号 平成18年度各務原市下水道事業特別会計予算 日程第 7.議第 6号 平成18年度各務原市水道事業会計予算 日程第 8.議第17号 各務原市用品調達基金条例を廃止する条例 日程第 9.議第18号 各務原市職員定数条例の一部を改正する条例 日程第10.議第19号 各務原市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 日程第11.議第20号 各務原市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例 日程第12.議第21号 各務原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例 日程第13.議第22号 各務原市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例 日程第14.議第23号 各務原市国民保護協議会条例 日程第15.議第24号 各務原市国民健康保険条例の一部を改正する条例
    日程第16.議第25号 各務原市障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例 日程第17.議第26号 各務原市百歳祝い金条例 日程第18.議第27号 各務原市介護保険条例の一部を改正する条例 日程第19.議第28号 各務原市健やか手当金支給条例の一部を改正する条例 日程第20.議第29号 各務原市保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 日程第21.議第30号 各務原市子ども館条例の一部を改正する条例 日程第22.議第31号 各務原市火災予防条例の一部を改正する条例 日程第23.議第32号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例 日程第24.議第33号 各務原市歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例 日程第25.議第34号 各務原市図書館条例の一部を改正する条例 日程第26.議第35号 各務原市都市景観条例 日程第27.議第36号 各務原市屋外広告物条例 日程第28.議第37号 各務原市下水道条例の一部を改正する条例 日程第29.議第38号 各務原市水道事業給水条例の一部を改正する条例 日程第30.議第39号 各務原市水道事業基金条例 日程第31.議第40号 岐阜県市町村職員退職手当組合規約の変更 日程第32.議第41号 木曽川右岸地帯水防事務組合規約の変更 日程第33.議第42号 公の施設の指定管理者の指定(各務原市ふれあいセンター前野) 日程第34.議第43号 市道路線の認定(市道蘇北745号線) 日程第35.議第44号 市道路線の廃止及び認定(市道川41号線) 日程第36.議第45号 市道路線の廃止及び認定(市道鵜693号線) 日程第37.議第46号 市道路線の廃止及び認定(市道那965号線) 日程第38.議第47号 市道路線の廃止(市道稲668号線) 日程第39.議第13号 各務原市教育委員会委員の任命 日程第40.議第14号 各務原市監査委員の選任 日程第41.議第15号 各務原市公平委員会委員の選任 日程第42.議第16号 人権擁護委員候補者の推薦 日程第43.請願第1号 施設利用料と利用時間の見直しを求める請願           議   事   日   程   (第4号の2)                             平成18年3月24日(金曜日) 日程第 1.議第49号 各務原市監査委員の選任 日程第 2.議第50号 各務原市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程第 3.議第51号 各務原市国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程第 4.議第52号 工事請負契約の締結(養護老人ホーム慈光園改築工事(建築)) 日程第 5.議第53号 工事請負契約の締結(養護老人ホーム慈光園改築工事(機械)) 日程第 6.市議第1号 道路特定財源制度に関する意見書 〇本日の会議に付した事件 日程第 1.会議録署名議員の指名 日程第 2.議第 1号 平成18年度各務原市一般会計予算 日程第 3.議第 2号 平成18年度各務原市国民健康保険事業特別会計予算 日程第 4.議第 3号 平成18年度各務原市老人保健特別会計予算 日程第 5.議第 4号 平成18年度各務原市介護保険事業特別会計予算 日程第 6.議第 5号 平成18年度各務原市下水道事業特別会計予算 日程第 7.議第 6号 平成18年度各務原市水道事業会計予算 日程第 8.議第17号 各務原市用品調達基金条例を廃止する条例 日程第 9.議第18号 各務原市職員定数条例の一部を改正する条例 日程第10.議第19号 各務原市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 日程第11.議第20号 各務原市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例 日程第12.議第21号 各務原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例 日程第13.議第22号 各務原市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例 日程第14.議第23号 各務原市国民保護協議会条例 日程第15.議第24号 各務原市国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程第16.議第25号 各務原市障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例 日程第17.議第26号 各務原市百歳祝い金条例 日程第18.議第27号 各務原市介護保険条例の一部を改正する条例 日程第19.議第28号 各務原市健やか手当金支給条例の一部を改正する条例 日程第20.議第29号 各務原市保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 日程第21.議第30号 各務原市子ども館条例の一部を改正する条例 日程第22.議第31号 各務原市火災予防条例の一部を改正する条例 日程第23.議第32号 各務原市手数料条例の一部を改正する条例 日程第24.議第33号 各務原市歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例 日程第25.議第34号 各務原市図書館条例の一部を改正する条例 日程第26.議第35号 各務原市都市景観条例 日程第27.議第36号 各務原市屋外広告物条例 日程第28.議第37号 各務原市下水道条例の一部を改正する条例 日程第29.議第38号 各務原市水道事業給水条例の一部を改正する条例 日程第30.議第39号 各務原市水道事業基金条例 日程第31.議第40号 岐阜県市町村職員退職手当組合規約の変更 日程第32.議第41号 木曽川右岸地帯水防事務組合規約の変更 日程第33.議第42号 公の施設の指定管理者の指定(各務原市ふれあいセンター前野) 日程第34.議第43号 市道路線の認定(市道蘇北745号線) 日程第35.議第44号 市道路線の廃止及び認定(市道川41号線) 日程第36.議第45号 市道路線の廃止及び認定(市道鵜693号線) 日程第37.議第46号 市道路線の廃止及び認定(市道那965号線) 日程第38.議第47号 市道路線の廃止(市道稲668号線) 日程第39.議第13号 各務原市教育委員会委員の任命 日程第40.議第14号 各務原市監査委員の選任 日程第41.議第15号 各務原市公平委員会委員の選任 日程第42.議第16号 人権擁護委員候補者の推薦 1、委員会付託省略(議第13号から議第16号まで) 日程第43.請願第1号 施設利用料と利用時間の見直しを求める請願 1、日程追加(議第49号から市議第1号まで) 日程第 1.議第49号 各務原市監査委員の選任 1、委員会付託省略(議第49号) 日程第 2.議第50号 各務原市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程第 3.議第51号 各務原市国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程第 4.議第52号 工事請負契約の締結(養護老人ホーム慈光園改築工事(建築)) 日程第 5.議第53号 工事請負契約の締結(養護老人ホーム慈光園改築工事(機械)) 日程第 6.市議第1号 道路特定財源制度に関する意見書 1、委員会付託省略(議第50号から市議第1号まで) 1、可決した意見書の取り扱いについて 1、発言の申し出(市長 森真君) 〇出席議員(26名)                     1 番   横 山 富士雄  君                     2 番   永 冶 明 子  君                     3 番   波多野 こうめ  君                     4 番   梅 田 利 昭  君
                        5 番   浅 野 健 司  君                     6 番   川 瀬 勝 秀  君                     7 番   高 島 貴美子  君                     8 番   太 田 松 次  君                     9 番   吉 岡   健  君                    10 番   尾 関 光 政  君                    11 番   三 和 由 紀  君                    13 番   神 谷 卓 男  君                    14 番   角   弘 二  君                    15 番   三 丸 文 也  君                    16 番   古 田 澄 信  君                    17 番   今 尾 泰 造  君                    19 番   阿 部 靖 弘  君                    20 番   中 村 幸 二  君                    21 番   平 松 幹 正  君                    22 番   小 島 軍 司  君                    23 番   末 松 誠 栄  君                    24 番   藤 井 国 雄  君                    25 番   横 山 隆一郎  君                    26 番   川 島 勝 弘  君                    27 番   長 縄 博 光  君                    28 番   白 木   博  君 〇欠席議員(1名)                    18 番   関   浩 司  君 〇欠員(1名)12番 〇説明のため出席した者の職氏名               市長          森     真  君               助役          五 藤   勲  君               収入役         河 田 昭 男  君               都市戦略企画推進部長  松 岡 秀 人  君               総務部長        五 島 仁 光  君               市民部長        熊 崎 敏 雄  君               環境部長        臼 井 壮 一  君               健康福祉部長      紙 谷   清  君               産業部長        岡 部 秀 夫  君               都市建設部長      大 中 武 易  君               文化創造部長      岩 井 晴 栄  君               水道部長        飯 沼 一 義  君               監査委員事務局長選挙管理委員会事務局長兼公               平委員会書記長     竹 山 幸 市  君               教育長         高 根 靖 臣  君               消防長         梶 浦 信 雄  君               川島振興事務所長    野 田 凱 夫  君               都市戦略企画課長    磯 谷   均  君               財政課長        目 貫   誠  君               総務部次長兼総務課長  星 野 正 彰  君               選挙管理委員会委員長  川 嶋 棟 治  君               代表監査委員      永 田 義 孝  君               教育委員会委員長    横 山 勢津男  君 〇職務のため出席した事務局職員               議会事務局長      金 武   久               総務課長        後 藤 秀 人               主任主査兼議事調査係長 山 下 幸 二               主任主査        土 川   孝               主査          小 川   晃         ─────────────────────────── △1、開議 (開議) 午前10時18分 ○議長(藤井国雄君) ただいまから本日の会議を開きます。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 本日の日程はお手元に配付したとおり定めました。         ─────────────────────────── △日程第1、会議録署名議員の指名 ○議長(藤井国雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員には、会議規則第80条の規定により、議長において19番 阿部靖弘君、20番 中村幸二君の両君を指名いたします。         ─────────────────────────── △日程第2、議第1号から日程第38、議第47号まで ○議長(藤井国雄君) 日程第2、議第1号から日程第38、議第47号までの37案件を一括し、議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これら37案件については、各委員会における審査の結果の報告を求めます。  最初に、総務常任委員長 阿部靖弘君。   (総務常任委員長 阿部靖弘君登壇) ◎総務常任委員長(阿部靖弘君) おはようございます。  今期定例会において総務常任委員会に審査の付託を受けました各案件につきまして、去る3月20日、委員全員と関係理事者の出席のもと審査をいたしました。その経過と結果につきまして、御報告いたします。  初めに、議第17号については、説明の後、質疑・討論ともになく、採決の結果、挙手全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第18号から議第20号の3案件を一括して議題とし、説明の後、議第18号については、「職員定数を平成22年までに10%削減する計画だが、事務移譲などで仕事量の増大が予想されることへの対応は」との質疑があり、「パート職員・市民ボランティアとの連携・アウトソーシングなどで対処する予定である」との答弁がありました。  討論では、「議第18号に対して、国は5年間で4.6%以上の削減を求めており、それを大幅に上回る削減計画であり、事務移譲により本来なら増員すべきであるが、削減はパート、派遣などの不安定雇用を増大させることになる。市民の奉仕者として安定的に責任を持って働くには、職員定数を削減すべきではない。また、議第19号に対して、国民保護計画で役に立たない具体的な対応を定めておくことより、むしろ憲法9条を変えないようにすることが市民を守る唯一の手段であり、保護計画を策定する国民保護協議会の委員・専門委員・幹事の費用弁償を定めるものであり、反対する」との討論があり、採決の結果、議第18号並びに議第19号は挙手多数で、さらに議第20号は挙手全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第21号については、説明の後、「雇用計画・方針などに基づいた条例の制定か」との質疑があり、「高度な専門性を有する職員を必要とする場合を想定しての条例制定である」との答弁がありました。  討論では、「16年の法改正に基づく条例制定であり、今になって提案することは何らかの雇用計画があってとしか思えない。具体的な採用を明らかにされない条例制定は反対である」との討論があり、採決の結果、議第21号は、挙手多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第22号並びに議第23号を一括して議題として、説明の後、「保護計画策定に当たっての留意点、想定は」との質疑に、「基地が存在すること、県南部の経済・人口の集中する地域であること、交通の要衝地であることなどが留意点であり、県の保護計画に基づき策定することになるが、武力攻撃は、船舶や航空機からの着上陸、航空機による空襲、空爆・ミサイル攻撃を想定している」との答弁がありました。  さらに、「市民の命を守るとはどんな計画になるのか」との質疑には、「県の保護計画策定後、協議会で検討して、市民の安全を保護することや被害の軽減を目的に定めるものであり、策定後、議会への報告と市民への公表を行う」との答弁がありました。  討論では、「議第19号と同様に反対する」との討論があり、採決の結果、議第22号並びに議第23号は、挙手多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第24号、議第40号、議第41号、議第42号については、説明の後、質疑・討論ともになく、採決の結果、挙手全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第1号中、当委員会に所管する事項については、説明の後、まず歳入についての質疑では、「個人市民税の定率減税半減など制度改正に伴う増加分は」との質疑には、「定率減税半減で約3億2000万円、老年者控除の廃止で約8100万円、妻の均等割見直しで1400万円、65歳以上の所得125万円以下の非課税廃止で約1000万円増収となる」との答弁がありました。  また、「定率減税半減による保育料への影響は」との質疑には、「保育料収入全体は、保育児の人数や年齢構成の変動により変化するが、保育料の算定では所得が大きな要因であり、所得の変動により影響はある」との答弁がありました。  また、「「学びの森 雲のテラス」などの行政財産の使用料の根拠は」との質疑には、「条例で定めており、食堂や売店で平米当たり500円、事務所で250円としている」との答弁がありました。  また、「今までに合併特例債は限度額の何割ぐらい利用したのか。また、今後の発行で借金がかさんでくるのではないか」との質疑には、「全体で170億円発行可能だが、16年度から18年度で約50億から60億円事業化した。合併特例債は充当率95%、交付税算入70%であり、ほかにも交付税措置がある起債があり、比較検討して充当していく。公債費負担については、プライマリーバランスの均衡のとれた新規借り入れや返済に努め、償還年数を変更したりしながら負担の平準化、軽減に努めている」との答弁がありました。  続いて、歳出についての質疑では、「提言・実践首長会教育リレーフォーラムの内容は」との質疑には、「21世紀の教育、ゆとり教育の反省に立って、子どもが身につけるべき真の学力についての議論や将来に向けての教育制度改革などの議論をし、地方で実践していることを提言しながら、地方から文部科学省に上げていく趣旨で開催している。会長は長岡市長で、教育について問題意識、志のある全国の市町村首長50名前後で組織し、8市7会場での開催を予定している。各務原市は、新年度に犬山市との共催を予定しており、教育委員会などの教育関係者、PTAなどにもフォーラムヘの参加を呼びかけたい」との答弁がありました。  「屋外の同報無線の有用性と情報伝達手段について」の質疑には、「屋外の拡声局で全市的に強制的な一斉の情報伝達ができる機能的にすぐれた設備であり、住宅防音施工地域での音圧計算値では120デシベルで放送したものが、距離による減衰と防音施工効果で75デシベルとなる。住宅防音を施工している地域、していない地域にかかわらず、家庭にはテレビ・ラジオなどいろんな雑音があり、暴風雨などで聞き取れない場合もあり、サイレンなどを鳴らし、放送があることを周知して注意してもらうような聞き手側の体制も同時に考えていく。情報伝達手段については、同報無線では、屋外の拡声局、自主防災組織の代表者である自治会長の宅内に個別受信機を置き、以前設置したデジタル無線や放送事業者との緊急の場合の協定やインターネット、携帯サイトなどあらゆる方法を検討して情報伝達手段を導入していく」との答弁がありました。  「男女が輝く都市づくり推進事業補助金の内容は」との質疑には、「「女性会議ほっとねっと事業」は、女性会議の活動を支援する補助金で、「生活学校環境にやさしいまちづくり事業」は、女性の生活者の視点で環境にやさしいまちづくりに取り組む生活学校に補助するものである」との答弁がありました。  さらに、「職員研修は何名を対象にしているのか」との質疑には、「職員研修助成費で、主に海外自主研修が1人20万円を限度に5人予定しており、職員研修費で自治大学、市町村アカデミー市町村圏研修などの参加で150人ほど予定している」との答弁がありました。  質疑を終わり、討論では、「歳入では、定率減税の半減による増額で、サラリーマンなどに増税を強いるもので、保育料も連動して引き上げになる場合もある。公共施設の利用時間の設定・利用料金の新たな負担や引き上げにより約2000万円の負担を市民に強いている。川島地区のごみ手数料はそのまま負担させている一方で、激変緩和はあるが、保育料や都市計画税は引き上げて旧各務原市に合わせていくことは川島地区に負担増であり、反対である。歳出では、防衛協会負担金、市長や議員の海外視察、業務委託や正規職員を減らすこと、国民保護計画策定各務原大橋付近の環境デザインをテーマとする調査・研究をハーバード大学に委託することに反対する」との反対討論と、「厳しい財政状況の中で、健全財政を堅持した積極的な事業推進が図られ、新総合計画や新市建設計画を着実に実現していく予算となっている。独立都市自治体を目指し、行財政構造改革やカイゼン運動を推し進め、市民サービスの品質や安全を落とすことなく、さらなる効率化を進めていただきたい」との賛成討論や、「本市の予算は、全国の同規模の都市平均予算と比べても低くなっている。予算は市民生活に直結するものであり、産業文化センターの駐車場や同報無線など、本当に市民のためになっているのか考えていただきたい。いろいろな改善がされることを期待して賛成する」との討論がありました。  採決の結果、挙手多数で、議第1号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第2号を議題とし、説明の後、質疑を許したところ、「保険料が昨年度と比べ減っているが、その要因は」との問いに、「一般被保険者が大幅に減ったことや4月からの診療報酬の改定によるものであり、診療報酬の改定による影響分は2億円ほど見込んでいる」との答弁がありました。  また、「介護保険料の限度額の引き上げは予定しているのか」との質疑には、「予定しているが、もともと納めるべき介護保険料は確定しており、最高限度額を8万円から9万円に引き上げることによって、既に最高限度額の方は負担増となるが、中間層・低所得者層には有利に働くと推計している」との答弁がありました。  討論を許しましたが、討論はなく、採決の結果、挙手全員で議第2号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
     最後に、議第3号を議題とし、説明の後、「10月の改定で、高齢者が長期入院した場合の食費・居住費の自己負担の見直しがされたが、予算上その費用はどう見込んでいるのか」との質疑に、「高額療養費の自己負担限度額の引き上げにより、約2800万円の減額、長期入院した場合の食費・居住費の自己負担の見直しで約1700万円の減額を予定している。」との答弁がありました。  討論では、「10月からの70歳以上の入院についての食費・居住費の自己負担の見直しにより、定率分と合わせると、平均で現在の6万4000円から9万4000円の自己負担となる。住民税増税・老年者控除の廃止など、高齢者への負担増はこれからも大変であり、反対する」との討論がありました。  採決の結果では、議第3号は挙手多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、総務常任委員会の委員長報告を終わります。 ○議長(藤井国雄君) 続いて、民生消防常任委員長 神谷卓男君。   (民生消防常任委員長 神谷卓男君登壇) ◎民生消防常任委員長(神谷卓男君) 民生消防常任委員会の委員長報告をさせていただきます。  今期定例会において、民生消防常任委員会に審査の付託を受けました各案件につきまして、去る3月15日、委員と関係理事者の出席のもと審査をいたしました。その経過と結果につきまして、主なものを御報告いたします。  初めに、議第25号と議第26号を議題とし、提出者の説明の後、質疑を許しましたところ、質疑では、「障害者程度区分認定審査会のメンバーは、どのような方がおられるのか」との問いに、「医療関係者や身体、知的、精神の各分野の福祉に関する学識経験者の方などである」との答弁がなされました。  質疑を打ち切り、討論を許しましたところ、討論はなく、採決では、議第25号並びに議第26号ともに、挙手全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第27号を議題とし、提出者の説明の後、質疑を許しましたところ、「保険料が前回400円アップで、今回1000円のアップとなる。市民にとって先行き心配だが1000円アップする根拠は」との問いに、「400円アップの時点では、基金が残っていた。今回は、純然たるアップなので単純に比較することはできない」との答弁があり、「保険料は介護保険のサービスに影響する。保険料と施設サービス利用の量との関係は」との問いに、「3年間の適正な施設整備を推計し、その額を保険料に反映させていく。また、介護予防を進め、給付費を抑えることも考慮している」との答弁があり、「4200円というのは、他市と比較するとどうか」との問いに、「県下36保険者のうち、上から7番目」との答弁があり、「市の介護保険の考え方、どこにポイントをおいて運営するのか」との問いに、「これからは地域密着型で、日常生活圏域を分け、通い、訪問、ショートステイ等を含めた小規模多機能施設等を充実、整備していく考えである」との答弁がなされました。  質疑を打ち切り、討論を許しましたところ、討論はなく、採決では、挙手全員で議第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第28号から議第30号までの3案件を一括して議題とし、提出者の説明の後、質疑を許しましたところ、質疑はなく、討論を許しましたところ、討論はなく、採決では、議第28号、議第29号、議第30号は挙手全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第31号並びに議第32号を一括して議題として、提出者の説明の後、若干の質疑の後、討論はなく、採決では挙手全員で、議第31号並びに議第32号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第1号中、当委員会に所管する事項を議題とし、提出者の説明の後、質疑を許しましたところ、民生費では、「社会福祉協議会の補助金は幾らか」との問いに、「4137万4000円」との答弁があり、さらに、「補助金が前年に比べ大幅に減額となった理由は」との問いに、「社会福祉協議会は民間の一社会福祉法人として、みずから経営改善を行っており、18年度事業の見直しを行った結果によるもの」との答弁があり、また、「補助金が減額されると社会福祉協議会の運営が難しくなるのでは」との問いに、「社協の主たる財源は会費だが、それ以外に社協が努力することによって得る収入があり、補助金ありきではなく、事業内容を精査して、適正な補助金を算定した」との答弁があり、「社協への補助金は、人件費を補助してきたと思っていたが、18年度から人件費ではなく、事業に補助することになったのか」との問いに、「もとより事業補助であり、その積算根拠は人件費に主眼を置いていたが、18年度より社協が経営改善を行うということで事業補助することとした」との答弁がありました。  続いて、「病後児保育事業の内容は」との問いに、「病気の回復期に当たる幼児を預かるもので、定員4名で2名の看護師を配置する予定であり、幼児であればだれでも対象」との答弁があり、関連して、「市民への周知は」との問いに、「3月15日の広報に掲載し、各子ども館や保育所、幼稚園等に資料を配付している」との答弁がありました。  続いて、「私立保育所運営費が大幅に増加した理由は」との問いに、「蘇原西保育所の民営化と川島の2保育所分である」との答弁がありました。  次に、衛生費では、「生活習慣病予防事業費が16年度決算よりふえている理由は」との問いに、「基本健康診査で、新規にアルブミン検査と基本チェックリストの健康指導料を計上したため」との答弁がありました。  続いて、「タミフル備蓄の対応は」との問いに、「県が対応しているが、休日急病診療所において必要数は確保している」との答弁がありました。  次に、「合併浄化槽設置補助の対象は」との問いに、「下水道の事業認可区域外、もしくは区域内でも7年以上整備が見込まれない地域で合併浄化槽を設置する世帯に補助をする。18年度は5人槽90基、6から7人槽137基、8から50人槽25基の計252基を予定している」との答弁があり、関連して、「昨年はどの程度あったか」との問いに、「17年度は221基であった」との答弁がありました。  質疑を終結し、討論を許しましたところ、討論では、「民生費は高齢者、障害者、児童など、弱者に対して手を差し伸べる分野である。大変苦しい財政の中、いろいろ精査し、これだけの予算を組まれたことに敬意を表する。また、衛生費については、合併浄化槽など特に進めてほしい分野であり、地域河川の浄化、さらに農業にもかかわる問題も含まれてくる。積極的に進めてきれいなまちづくり、あるいは緑の多いまちづくりに一層努力していただきたいことを述べ、賛成する」との討論がありました。  採決では、挙手全員で、議第1号中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議第4号を議題とし、提出者の説明の後、質疑を許しましたところ、質疑はなく、討論では、「介護保険事業については、4月より保険料が上がり、制度も予防給付が中心になって大きく変わるところである。特に、高齢者の家族が多いということで、一度や二度でなく、市民への周知徹底を配慮してほしい。また、包括支援センターについては、新しい事業として充実させていかなければならない。包括支援センターが機動力を駆使して住民の中に溶け込んだ仕事をしていただきたい。包括支援センターの役割は大きい。そのことを心にとめて施策を進めていただくことを要望し、賛成する」との討論がありました。  採決では、挙手全員で議第4号を原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、民生消防常任委員会の委員長報告を終わります。 ○議長(藤井国雄君) 続いて、経済教育常任委員長 川瀬勝秀君。   (経済教育常任委員長 川瀬勝秀君登壇) ◎経済教育常任委員長(川瀬勝秀君) 今期定例会におきまして、経済教育常任委員会に付託されました案件につきまして、去る3月16日、市長初め関係理事者と委員の出席を得て、慎重に審査を行いました。その経過と結果について、御報告いたします。  まず最初に、議第33号を議題とし、提出者の説明後、質疑を行いましたところ、「川島会館内では歴史民俗資料館のスペースが狭いのではないか」という質疑があり、「歴史民俗資料館の位置を変えても資料のすべてを移すわけではなく、とりあえず古文書などを移し、その他の資料については適宜常設展の中で展示する予定をしている」との答弁がありました。  質疑を終結し、討論を行いましたが、討論はなく、採決の結果、全員賛成で、議第33号を原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第34号を議題とし、提出者の説明後、質疑・討論を行いましたが、質疑・討論ともになく、採決の結果、全員賛成で、議第34号を原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議第1号中、経済教育常任委員会に所管する事項を議題とし、まず総務費から商工費までの提出者の説明後、質疑を行い、続いて、教育費の提出者の説明後、質疑を行いました。委員から多くの質疑がありましたので、主なものについて、順次御報告いたします。  まず、総務費については、「姉妹都市交流事業の内容は」という質疑には、「春川市で開催される世界青少年フェスティバルに参加する費用の半額補助と、18年度は春川市民が各務原市で植樹をする企画を持っているので、その必要経費である」との答弁があり、さらに「旅費の積算はどうしたのか」という質疑には、「主な旅行会社から見積もりをとり、最も安いところを採用している」との答弁がありました。  続いて、農林水産業費については、「岐阜中流事業の進捗状況は」という質疑に対して、「全体計画は265ヘクタールで水田地区が200ヘクタール、畑地区が65ヘクタールである。畑地区の幹線整備が完了し、後は支線整備だけである。水田地区については、松が丘団地の手前まで完成している」との答弁がありました。  また、「完成はいつになるか」との質疑には、「畑地区は19年度に完了。水田地区は21年度の完了を予定している」との答弁がありました。  さらに、「農業者への負担はどれだけか」という質疑には、「受益者負担金として、10アール当たり、畑が9万3000円、水田が6万3000円である」との答弁がありました。また、「用水が必要な状況にあるのか」という質疑には、「必要ということで事業を行っている。特に須衛などはため池を利用しており、渇水期には不足が心配される」という答弁がありました。  「市民農園の活用状況は」という質疑には、「市内に4カ所、138区画があり、そのうち110区画が利用されている」との答弁がありました。  また、「利用の希望があるのに空き区画があるのは基準が厳しいのか」という質疑には、「基準は市内在住で税を完納している方程度なので、厳しいとは思っていない」との答弁があり、さらに、「空き区画があるのに5年使用後に返還を求めるのはなぜか」という質疑があり「場所によっては申し込みが殺到しているためである」との答弁がありました。  次に、「松くい虫等防除事業費が少なくなってきている理由は」との質疑には、「被害が少なくなってきた。これからは樹種転換を図っていきたいと考えている」との答弁があり、さらに、「防除の方法は」との質疑には、「伐倒と樹幹注入の2種類である。被害が減少しているので、18年度はうぬまの森で樹幹注入を行う予定である」との答弁がありました。  続いて、商工費については、「商業振興対策として、商店街と振興対策についての話し合いを持っているのか」との質疑に、「商店街とは年数回の会議を開き、皆さんの御意見を聞いている。やる気のある商店街が事業を行うときには補助を行ってきている」との答弁があり、さらに、「商店街活性化に向け、何か方策はあるのか」という質疑には、「行政としては、情報提供などの側面援助をしていきたいと思っている。中心市街地の空洞化は全国的な傾向ではあるが、やる気のある商店街は今でもはやっている。市は、商工会議所とともに絶えず情報提供を行っている。活性化している商店街へ視察を数年間行った。講演会も開催しているので、新知識を吸収し、努力していただきたい。行政が商店街活性化のために行わなくてはいけないことは、基盤整備であると思っている。新年度は市の産業ビジョンを作成したい。努力することが一番大事で、これは市行政であれ、福祉施設であれ、すべてに通じることであると思う。産業は市の基礎基盤の1つであるので、今後も力を入れていきたいと思っている」との答弁がありました。  「航空宇宙科学博物館の収支はどう把握しているのか。特別会計的な手法によって、収支の改善を図るということはできないのか」という質疑には、「収支については、毎年把握し次年度の課題としている。昨年、ことしと航空宇宙科学博物館の改革に取り組んでおり、市民に好かれる博物館を目指し事業を展開しており、委託料などの見直しも行っている」との答弁があり、さらに、「毎年の収支の報告はできないか」という質疑があり、「毎年の収支報告は可能である。10年度、11年度は2億を超える赤字があったが、改善の努力を行った結果、15年度には1億5900万まで赤字を圧縮させた。2年後には、七、八千万ぐらいまで圧縮できるよう努力している」とする答弁と、「収支バランスを均衡させることがベストであるが、全国の博物館のどこもが赤字であるように、博物館ではそれは無理である。本市には、航空自衛隊、川崎重工などに航空関係の資料が多数あり、資料の流失を防ぐためにも、航空博物館的な資料展示室は必要であると思う。博物館の赤字を市として持ちこたえられる金額は幾らであるかということが大事ではないかと思っている」との答弁がありました。  次に、「テクノプラザの進行状況は」という質疑には、「施設整備は昨年10月に完成した。売買関係については、昨年6月から契約を初め、26区画中9区画の契約が成立している。整備費については、18年度から3年間で道路や公園などを買い戻していく予定である。できる限り早く完売し、雇用の創出などにつなげていきたい」との答弁があり、さらに、「今後の見通しは」という質疑には、「景気動向が上向き状態にあり、関テクノハイランドも完売状態になったようである。企業を選択していることもあり、すぐにとはいかないが早急に完売できると思っている」との答弁がありました。  「GDCNへの参加の内容は」という質疑には、「産・官・学が連携し、各都市の最先端技術の取り組みを発表し、今後どのような方向に向かうべきか考えていくということを目的としている」との答弁があり、さらに「GDCNの参加の内訳と開催場所は」という質疑には、「参加予定者は職員3名と大学教授4名で、開催場所は中国の瀋陽である」との答弁がありました。  最後に、教育費関係では、「スーパーティーチャーは何人の配置を予定しているか」との質疑には、「18年度は2名を予定している」との答弁があり、さらに、「小・中25校に満遍なくスーパーティーチャーの役割が果たされるのか」という質疑には、「そういうことではなく、特に自分の力をつけて子どもの教育のために活躍したいということで、進んで立候補する先生を中心に行っていく考えである」との答弁があり、さらに、「本人の申告制なのか」という質疑には、「基本的には本人の意思であり、当然そのことに対して学校長の推薦、また教育委員会が認めるという形でやっていく」との答弁がありました。  「どんな経歴の方を考えているのか」という質疑には、「今までの学校経営、教科指導、生徒指導も含めて実績のある方で、校長先生のOBを考えている」とする答弁と、「教育は人であり、クオリティーの一番よい直近の退職校長を充てたい」との答弁がありました。  「オンリーワン教育について3年ほどたつが、始めたころと現在とではいい意味で差がついていると思うが、そのあたりの概略を説明してほしい」との質疑には、「各学校の学校長のアイデンティティー、考えをもとにして進めているので、学校間で多少差が出ている。例えば17年度では、蘇原第二小では環境教育を中心に実践しており、鵜沼第二小では英語学習中心に国際感覚を養う活動をしている。ほかには教科の方でということで、算数において少人数学習に力を入れているところもあれば、各務小のように体力づくりと、特色を持って進んでいる。18年度については、国語教育とか小・中の連携を考えたり、人権教育を考えるといった発表をしていく」との答弁がありました。  「英語教育小・中連携事業の中身について、もう少し詳しく説明を」という質疑には、「鵜沼第二小の例のように英語活動が大分進んできた。その活動と中学校の指導がスムーズにいくように、18年度は稲羽中学校を中心に小・中連携をしっかりさせた英語活動を展開していく。ALTを雇い、小学校2校と中学校を行き来し、特に中1の指導をスムーズにできるようにと考えている」との答弁があり、さらに、「小学校ではコミュニケーション能力、つまり英会話を中心に学習している。中学校では高校入試を考えた英語が今まで主であり、コミュニケーションという要素は小さかった。本市の場合、全小学校で行っているので、中学校になってもそれをうまくつなぐということを考えていきたい」との答弁がありました。  「各務原立志塾事業負担金の内容は」という質疑には、「8校の中学校の生徒会関係者で、1校5名程度を考えている。白川村にあるトヨタの白川郷自然学校へ行き、県下のトップリーダーの講義を聞き、また討論をしたりして、これからの時流、その見方、そして子どもたちの考え方などを話し合いながら育てていく。さらに、自然と触れ合う体験学習も取り入れていきたい。今、考えているのは、企業の社長、市長、大学の教授の方たちと子どもたちを触れ合いさせて育てていきたい」と答弁がありました。  質疑を終結し、討論では、「商工振興費のテクノプラザ2期基盤整備事業負担金は、5億8300万円以上と多額であるが、企業が進出する事業に税金を投じるもので、入植する企業を優遇する整備事業は問題である。河川環境楽園県営公園活性化事業補助金は、県が管理する公園に補助金を出すのは問題である。航空宇宙科学博物館は、依然として赤字であり、これ以上の補助は重荷である。世界デジタル会議は、地域振興につながるとは思えない。さらに、各務野立志塾事業負担金は、公教育を担う市、行政が特定企業と組んで行うことは問題であり、トップリーダーの養成を市が教育の一環で限定された生徒を抽出して行うべきでない。また、特定の大学と提携して、彫刻モニュメントを市で購入する形で行うことは、他の予算に比べても突出させており反対である」との反対討論と、「天野山整備事業、グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ推進事業、ワンコインサマーコンサート事業等、積極的かつ活力をもたらす予算で評価できるものです。特に、学校経営振興事業は日本でも珍しい企画であり楽しみです」との賛成討論がありました。  採決の結果、賛成多数で、議第1号中、本委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、経済教育常任委員会に付託された案件の審査経過と結果についての御報告といたします。 ○議長(藤井国雄君) 続いて、建設水道常任委員長 尾関光政君。   (建設水道常任委員長 尾関光政君登壇) ◎建設水道常任委員長(尾関光政君) 建設水道常任委員会においての委員長報告をさせていただきます。  平成18年第1回定例会に審査の付託を受けました各案件について、先般3月17日、委員全員の出席と関係理事者の出席を得て、建設水道常任委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。その経過と結果について、主な質疑と討論を述べつつ、御報告を申し上げます。  初めに、議第35号 各務原市都市景観条例について、提出者の説明後、質疑では、「この条例の位置づけはどういうものか、また今後どのように進めていくのか」について、「条例の中では、言葉の定義づけ、市民の義務、行政の責務のことなど、基本的な景観施策について取り決めることを定めている。また、現在策定している法に基づいた景観計画があるが、基本計画の部分は踏襲していて、法で位置づけなければならないことを追加している。6月ごろ協議会を予定し説明していく」との答弁。「ワークショップで出された意見は反映されているのか。また市の提案がここに出ているとのことか」の問いに対し、「8地区各地域ごとに合計10回の意見交換会を行ったが、おおむね提案したことに合意が得られた。12月に公聴会を開催し、3名の公述人の意見をホームページで公開し、景観審議会にも諮り、計画案を策定している」との答弁。  「岐阜基地については、条例でどう位置づけているか」の問いには、「特別扱いはしていない、条例で定めていることにすべて同じである」との答弁。「景観重要樹木の管理については、各地区で調整していくのか」の問いには、「所有者が適正に管理し、保存木の指定は水と緑の回廊計画に準じて行う」との答弁。「助成する場合、どんなケースを考えているか」の問いには、「例えば、鵜沼宿再生計画の中で景観重要建物に指定される建物の補修については一定額の補助を考え、新築建物についても地区の景観取り決めに沿うようであれば、一定額の補助をしていきたい」との答弁。「景観形成住民団体とは」の問いについては、「市独自のものであり、当該地区においてみずからが景観を進めていきたいという団体の設立を市で認可し、その団体に対して講習会等の援助をしていく」との答弁がありました。  質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決では、挙手全員で議第35号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第36号 各務原市屋外広告物条例について、提出者の説明後、質疑を許し、「違反広告物の撤去はだれがするのか」の問いに対し、「撤去は職員がやる場合と、ボランティア団体も市の許可をとっていただき撤去できるよう考えている」との答弁。「ボランティアの方にそこまで権限が与えられるのか」との問いには、「ボランティアの方には簡単にできる範囲、例えば電柱の張り紙、捨て看板の撤去等の行為を想定している。法的にも問題はない」との答弁。「市独自で、より規制を強化するととらえてよいのか」との問いに対し、「景観計画の中で屋外広告物のことは触れているが、細かくは踏み込んでいない。県から移譲されたそのままであり、今後、市の事情に合わせ、きめ細かい規制を行っていきたい。法に基づいて決めている部分は、法を超えて条例で定めることは考えていない」との答弁がありました。  質疑を終結し、討論を許したところ、討論はなく、採決では、挙手全員で議第36号は原案のとおり可決するものと決しました。  次に、議第37号 各務原市下水道条例の一部を改正する条例について、提出者の説明に対し、質疑・討論はなく、採決を行ったところ、挙手全員にて議第37号は原案のとおり可決するものと決しました。  続いて、議第38号 各務原市水道事業給水条例の一部を改正する条例について、提出者の説明後、質疑・討論はなく、採決を行ったところ、挙手全員で、第38号を原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第39号 各務原市水道事業基金条例について、提出者の説明後、質疑はなく、討論では、「17年度の補正予算で1億5000万円の基金積み立ての会計処理をしている。将来的な基盤整備や企業債の返済の財源にすると言っているが、それは資本的収支で対応されることである。経営努力もあるわけだが、多額の黒字を小さくするという処理でなく、値下げすることを求め、基金の設置条例に反対する」との討論と、「災害などに備え、安定的な水の供給が必要である。それには、多くの投資も必要になるかもしれない。それに備えた基金とのことで賛成する」との討論があり、採決の結果、挙手多数で議第39号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第43号から議第47号までの5案件を一括議題とし、提出者の説明の後、いずれも質疑・討論はなく、採決では、議第43号から議第47号までの各5案件それぞれに、挙手全員で原案とおり可決すべきものと決しました。  引き続いて、議第1号 平成18年度各務原市一般会計予算中、当委員会に所管する事項を議題とし、提出者の説明を求めたところ、丁重にわかりやすく説明がありました。質疑を許したところ、数多くの質疑がありましたので、主だったものを御報告させていただきます。  まず、「都市公園リニューアル整備事業内容は」の問いには、「新鵜沼台公園3000万、つつじが丘公園と栄町公園それぞれ500万ずつである」との答弁。「自治会からの要望達成率は、積み残し分の処置は」の問いに、「要望事項の達成率は60%、積み残し分については、毎年その都度要望をしていただき、積み残し分を優先するようにしている」との答弁。「市役所前駅の北駅舎は市が負担とのことだが、名鉄の負担は。また、グレードアップということだがどの程度なのか」の問いに対し、「北駅舎は、けやき通りの踏切改良に伴う支障移転として行うものである。景観行政ということで、その場所に合った建物にしたい」との答弁。「産文駐車場の減少分を周辺で確保するというだけでは利便性に欠けるのではないか」との問いには、「産文だけではなく、総合福祉会館、学びの森、市民公園、市役所など付近一帯を整備する中で、必要台数を確保したもの」との答弁。「市民公園前の踏切拡幅による幅員は、また金額は」との問いでは、「現状の5メートルの幅に両側には歩道として3メートルとなる。名鉄は、来年度実施予定で約1億円、JRは19年度中に実施できるよう現在協議中」との答弁。「木造耐震診断と改修助成事業の実績は」との問いに対し、「耐震診断は、14年の初年度が27件、15年度が28件、16年度は30件、改修助成事業は16年度から始め、当初5件、17年度については現在まで診断が48件、改修助成は5件である。改修工事には多額の費用を要することから、助成の応募が少ない実情があり、PRに努めたい」との答弁などがありました。  質疑を終結し、討論では、「立派な公園、水と緑の回廊事業について、スクラップ・アンド・ビルドを取り込んでいるなら、それほどぜいたくなことをしなくてもよいではないか。税金の使い方を市民生活にという市民の声がある。また、アドバイザーの処遇に理解できない部分や、水と緑の回廊事業で有形無形の権限を持っている感じがあり、行政のかかわりで正しくない。よって反対である」との討論と、「平成18年度土木費予算は国庫補助金、地方交付税等の減少の中、積極型予算を組み、昨年対比6%強となっている。市役所前駅周辺整備事業、新鵜沼駅周辺整備事業、旧鵜沼宿のまちなみ再生事業等、各務原市の将来を見据え、夢のある、希望の持てる予算となっている、よって賛成する」の討論と、「大変厳しい財政状況の中、非常に努力している。都市建設部としての主体性を持ち、一番生活に密着している部分であり、市民の意見も十分反映し、円滑かつ効率的に進めてもらいたい」と要望を添えての賛成討論がありました。  討論を終結し、採決を行ったところ、挙手多数で議第1号 平成18年度各務原市一般会計予算中、当委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第5号 平成18年度各務原市下水道事業特別会計予算を議題とし、提出者の説明後、質疑を許し、質疑では、「水洗便所等の改造資金の融資にかかわる利子補給金制度はどう評価しているのか」の問いに、「金利が高いころは申し込みがあったが、低金利になってから申し込みがなくなってきたので制度を見直す必要がある」との答弁。  「下水道料金の見直しは」との問いには、「平成2年の供用開始から改定していない。事業もかなり進んできたので、見直しの必要があると思う」との答弁などがありました。  討論はなく、採決では、挙手全員で議第5号は原案とおり可決すべきものと決しました。  引き続き、議第6号 平成18年度水道事業会計予算を議題とし、提出者の説明後、質疑を許しました。質疑の一部を報告します。  「工事負担金の見通しはあるのか」の問いに対し、「イオンの関係、山崎工業団地の関係、大塚山の開発等を見込んでいる」との答弁。「基金について、17年度見込みを225万円多い額を18年度予算として計上しているが、問題ではないか」との問いに、「基金を設けた理由は、将来必要となる建設改良、命の水マスタープランという大きな計画に沿って、財源手当を今からしていくことである」との答弁がありました。  討論では、「工事負担金が、開発業者の計画に即座に対応するためとはいえ、毎年支出の計上をし、年度末近くで不執行の減額補正では、黒字隠しと言われても仕方がないではないか。改めて新年度予算に料金の引き下げを盛り込むことを求め、この議案に反対する」との討論。また、賛成の立場の討論では、「鉛管の布設替え事業など、非常時に対応した安定的、安全な水を市民に届けるために重要な施策である。コストダウン、効率的な運用を考え、積極的に推進していただきたい」との討論と、「水道施設更新のマスタープランの策定、その事業実施のための財源措置など、将来の水道事業を見据えた予算となっている」などの討論がありました。  採決を行ったところ、挙手多数で議第6号は原案とおり可決すべきものと決しました。  以上で、建設水道常任委員会の委員長報告を終わらせていただきます。 ○議長(藤井国雄君) 以上で委員長の報告は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより、各委員長報告に対し、質疑を行います。  質疑はありませんか。   (「質疑なし」との声あり) ○議長(藤井国雄君) これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 討論の発言通告書は、本日午前11時20分までに御提出ください。なお、議第13号から議第16号までの4案件に対する討論についても、あわせて御提出願います。  これより午前11時25分まで休憩いたします。 (休憩) 午前11時12分         ─────────────────────────── (再開) 午前11時28分 ○議長(藤井国雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  3番 波多野こうめ君。   (3番 波多野こうめ君登壇) ◆3番(波多野こうめ君) 日本共産党議員団を代表して、ただいまの委員長報告に対して反対の立場で討論を行います。  まず議第1号 平成18年度各務原市一般会計予算です。  国民の所得の落ち込み、貧富の格差の拡大が深刻な問題となっているにもかかわらず、小泉内閣は景気が回復してきたからと所得税・住民税の定率減税を廃止し、サラリーマンなど国民に総額3.4兆円もの増税を押しつけています。定率減税と同時に行われた大企業や大資産家への減税はそのまま温存し、優遇しています。  小泉内閣の構造改革で、市民の暮らしや福祉は、サービスの後退や縮減・負担の増大で大変苦労しているときに、各務原市として国の悪政から市民を守る対策がないどころか、これまで行ってきた市民サービスは削り、負担はふやす、最悪の予算編成となっています。市長は、障害を持っておられ、生活が困難な方や所得の低い方がおられることを認識しながら、そういう方には、生活保護制度など社会全体で支える制度があると答弁しました。しかし、今、福祉や暮らしを支える制度が後退や廃止が相次いで、生活が成り立たなくなっているのです。当市でも貧富の格差が広がり、人として生活できない状態が生まれています。ここに目を向け、市民の暮らし、福祉の向上にこそ力を入れるべきです。それが自治体の責務です。  さて、歳入では、定率減税の半減で3億2000万円、老年者控除の廃止で8100万円、妻の均等割の廃止で1400万円、65歳以上の課税限度額の引き下げで1000万円、合計4億2500万円もの増税です。これがさらに保育料・介護保険などにも連動し負担増となります。この増税に市としての対策もなく、認められません。公共施設の利用については、実態を無視した利用時間の設定、利用料の新たな負担や引き上げで、総額2000万円弱もの負担を市民に押しつけるのは反対です。  川島地区のごみ収集手数料はごみ袋に課しています。市の責任で行うべき業務であり、手数料を取るべきではありません。合併後、旧各務原市に合わせるとサービスカットや負担増が押しつけられています。しかし、ごみ手数料はそのままでは、市が言う整合性がありません。廃止をすべきです。
     一方、川島地区の保育料は、昨年から段階的に引き上げています。都市計画税は、18年度は2分の1、6800万円の新たな負担となり、川島は二重にも三重にも負担増となり反対です。  「学びの森 雲のテラス」の使用料は破格の安さとなっています。これは、公共施設の使用料を定めた規則が昭和54年のままになっているため、民間の賃貸料とかけ離れており、見直しをすべきです。  また、予算計上はしていないものの10月から障害者自立支援法が始まります。これまでの応能負担から応益負担が導入され、原則1割の定率負担となります。これまでより大幅な負担増になります。市の対策もないまま実施することには反対です。  歳出では、乳幼児健診等があさひ子ども館でも受けられるようになり、切実な願いが一歩前進したことや教育施設の改善などは喜ばれます。しかし、防衛協会の負担金は、昨年より減額しているものの10万円を支出しています。市税を使うにはそぐわないものです。市民からも批判の強い市長や議員の海外視察は中止をすべきです。  職員給料は減らし、一方では非常勤や臨時職員の報酬や賃金の増加が目立ちます。市民部の窓口業務委託を初めパートや臨時雇用が増大をし、経費の削減が先行し、不安定雇用が増大しています。業務委託や正職員を減らすことに反対です。  敬老祝い金は節目支給に縮小してしまっていたのに、今回さらに100歳の10万円の祝い金のみとなります。ばらまきだからとお年寄りのわずかな楽しみまで奪ってしまう。余りにも冷たい姿勢です。  各務原大橋付近の環境デザインをテーマとする調査・研究をハーバード大学に委託する予算550万円を計上しています。市長は、今でも大学教授の意見を聞きながら進めているのに、それだけで何が不足なのでしょうか。ハーバード大学より市民の声を大事にすべきです。  社協への負担金について減額をしています。社協は行政が行うサービスを委託して代行しています。社協への補助金を削減することには反対です。  商工業関係では、商店街をもめちゃめちゃにしてしまう大型ショッピングセンター「イオン」の進出に周辺整備を行い支援をする。河川環境楽園は、岐阜県が四六時中指定管理者として株式会社オアシスパークに指定しているのに、昨年に引き続き補助金を出し、一企業を支援する。岐阜中流用水事業は、大型公共事業の推進先にありきで、営農が厳しい農業者にも負担を求める。VRテクノプラザの2期工事に5億8300万円余もの負担金を出す。ロボットを共同で開発するための支援など、大企業や一企業に支援をしようとしていますが、産業振興というならば、中小零細業者にもっと手厚い支援が必要です。また、世界デジタル会議(GDCN)は、海外の先端産業先進地と交流を図るといいますが、関係企業が行う事業で、市費を使うべきではありません。航空宇宙科学博物館は、いろいろな企画で来館者を集める工夫がされているものの、さらに経費の節約で赤字分を減らそうと努力をしていますが、それでもなお毎年1億円近い赤字を出し、お荷物になっています。一日も早く閉館も含め見直しをすべきです。  土木費については、市民生活に密着した必要不可欠の事業も含まれていますが、お金をかけ過ぎて必要以上に豪華な公園に、市民からも、そんなぜいたくをしなくてもとの声が出るのも当然です。水と緑の回廊計画の改訂版も立派な冊子にしなくても、その他のチラシやパンフレットなどお金をかけ過ぎないように、こうしたところでこそ経費の節約をすべきです。  そして、各務原市国民保護計画策定に関する予算70万2000円を計上しています。これは、有事に名をかりて、戦争をしない国から戦争をする国へ突き進むためのもので認めるわけにはいきません。  教育費では、各務野立志塾事業です。限られた生徒に、21世紀を担うリーダーを育てるためとして合宿までして指導することは問題です。どの子にも平等に学ぶ機会を行政が保障をすべきです。多摩美術大学と提携してモニュメントを作成する事業は、市内の芸術家や学生を応援するというのならわかりますけれども、わざわざ多摩美術大学の学生の作品を市内に設置するなどは理解できません。さらには、横田基地所属米国空軍太平洋音楽隊公演事業です。米軍のコンサート開催で親善を図ろうというのですが、何のために米軍と親善を図るというのでしょうか、問題です。さらに、この予算がまだ可決されていないにもかかわらず、チラシが市民に配られています。議会無視のやり方に強く抗議をいたします。  さらに、議会軽視の問題として、「提言・実践首長会 教育リレーフォーラム」を開催しようとしていることがあります。これは、教育改革のため、全国50以上の自治体と話し合い、犬山市と共催でフォーラムを開催するといいますが、これまでは、議会にも何の相談もなく市長が独自でやっていたことです。それを今度は予算をつけて行うというのなら、議会に相談をすべきです。フォーラムで話し合ったことを教育に提言し実践をしていくというのは問題があります。  市長は、文化・芸術化社会のために予算をつぎ込み過ぎです。大幅にふやした基金や豊かな財政を市民の暮らしや福祉の充実にこそ回すべきです。国の悪政に対する対策が抜け落ちたこの予算案に反対します。  議第3号 平成18年度各務原市老人保健特別会計予算。  ことし10月から70歳以上の方が療養病床に入院すると、居住費1万円の自己負担の導入と、食費の見直しで2万4000円が4万2000円に引き上げられます。1割の定率自己負担と合計した場合、平均的な入院負担額は、現在の6万4000円から9万4000円に引き上げられます。また、高額療養費の自己負担限度額が引き上げられ、市民は合わせて4500万円の負担増となります。住民税の増税や老齢者控除の廃止、介護保険の引き上げなど、高齢者の負担増は大変なものです。今回の負担増は医療制度改革の始まりに過ぎず、これから大変な医療制度に変貌しようとしています。こんなお年寄りいじめは反対です。  議第6号 平成18年度各務原市水道事業会計予算。  先議の17年度補正予算で1億5000万円を基金に積み立てる処理をしていますが、新年度も1億5000万円余を積み立てようとしています。要するに、水道料金の値上げ幅が大きかったことがあります。将来的な基盤整備や企業債の返済の財源にするといいますが、それは資本的収支で処理されています。毎年発生する多額の黒字を小さく見せるために基金を積むという方法にしたのではないでしょうか。黒字を小さくすることと同様に、17年度予算に引き続き、新年度予算でも支出を大きくするため、資本的収支の工事負担金の計上があります。本会議で部長が答弁されたように、開発業者の計画に即座に対応できるようにするためとはいえ、毎年計上をし、年度末近くになって不執行の減額補正では、黒字隠しと言わざるを得ません。担当の経営努力も大きいのですが、改めて新年度の予算に料金の引き下げを盛り込むことを要求し、この議案に反対をいたします。  続いて、議第18号 各務原市職員定数条例の一部を改正する条例について。  市は、職員の定数を平成22年4月までに10%、112人削減する計画です。新年度はそれぞれの部署で増減はあるものの、合計9人削減しようとするものです。国は5年間で4.6%以上の削減を求めていますが、それを大幅に上回る削減計画です。削減した分は、派遣・パートなど不安定な雇用形態で補うということになります。国や県から事務移譲もあり、本来ならばふやさなければならないのに削減することは不安定雇用の増大になります。責任を持って市民の奉仕者として安定的に働いてもらうためにも、職員定数の削減をすべきではありません。よって、この条例改正に反対です。  議第19号 各務原市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について。  ここでは、国民保護協議会の委員、専門委員、幹事の費用弁償を定めようとしています。有事のとき、市民の保護計画を策定しようとしています。一般質問でも明らかにしましたように、どんな計画をつくったところで、いざ有事となったら役に立たない計画です。政府ですら具体的な対応を定めておくのは困難と説明をしているのです。にもかかわらず、国民保護計画で地域を覆うのは、米軍に追従した戦争ができるようにするためです。戦争をするための準備より憲法9条を変えさせない、このことが市民を守る唯一の手段です。よって、この条例に反対です。  議第21号 各務原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例についてです。  この条例は、専門的な知識・経験を有する人を一定の期間、採用できるようにするものです。これは、地方公共団体の一般職の採用に関する法律が平成16年に改正され、市も条例を定めようとしているものです。平成16年の改正を今になって提案していることを考えると、何かしらの思いがあるように思われます。しかし、どういう職種で、どういう人を、どれくらいの期間採用しようとしているのかなど、何も明らかにしないまま、給料は最高62万2000円というとてつもない額が示されています。何にも決めていないけれど、この条例だけは通してくれと言っているようなもので、何もわからないまま認めることはできません。よって、この条例に反対します。  議第22号 各務原市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例、議第23号 各務原市国民保護協議会条例。  この2議案については、先ほども述べましたが、日本と世界の平和が危機に直面している中で、戦争をしない国として世界に誇る平和憲法を守っていくことが、ますます重要になっています。有事に備える体制づくりに反対します。  議第26号 各務原市百歳祝い金条例についてです。  議第1号でも述べましたが、お年寄りのわずかな楽しみをなぜ削らなければならないのでしょうか。戦後の混乱した時代から今日の発展に寄与してくださった方々に、1年に1回わずかばかりの感謝の気持ちをあらわす、このことはとても大事なことです。そして、財政的にも逼迫しているわけでもありません。さらに、ちょっとぜいたくをやめれば、日本一、超一流をやめれば十分過ぎる財源が生み出せます。敬老祝い金の縮小に反対します。  議第27号 各務原市介護保険条例の一部を改正する条例について。  平成18年度から平成20年度の第1号被保険者の介護保険料を定めようとしています。標準で月額3200円から4200円に32%、川島は2960円から4200円に42%の引き上げになり、反対です。高齢者の負担増は老齢者控除の廃止などで限界を超えています。国ですら、地方の裁量で保険料の細分化ができるよう柔軟性を持たせています。県下でも、8段階、9段階に細分化している自治体もあります。当市はそうした配慮もありません。一般質問で保険料の引き上げの影響を尋ねても明確な答弁はなく、特に手立てが必要な新第2段階の負担軽減策もありません。世帯非課税で本人の公的年金収入が年間80万円以下は、生活保護以下の収入です。この人たちからも、基準額の2分の1、年間2万5200円を徴収しようとしています。何の手だてもなく、介護給付の増加に対処するため保険料を引き上げるというのでは余りにも冷たい姿勢です。この条例の改正に反対です。  議第29号 各務原市保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について。  蘇原西保育所を民営化するために、この条例から削除しようとするものです。多様な保育のニーズにこたえるためと経費の削減のために民営化すると市はいいますが、これは市の責任を放棄することです。公立保育所として内容の充実を図ることが市の責任です。  民営化についての説明でも、この4月からどうしても実施しなければならないかのように、余りの慌てぶりで理解できません。なぜあんなに急がなければならないのでしょうか。大事な問題です。じっくり時間をかけて、十分に議論をして、保護者を初め関係者の意見も聞いて進めるべきです。  経費の節減の主要な部分は人件費です。これまでの職員が入れかわり子どもへの影響が心配、ベテラン保育士が少なくなるのではとお母さんたちは心配しています。この保育所の民営化を皮切りに、順次民営化の拡大を計画して、最後は3つの公立保育園を残す計画だといいます。こんな大事な問題を市民や保護者など関係者が知らないところで決められているなど、市民不在の計画です。これらの理由によって、この条例改正は反対です。  議第39号 各務原市水道事業基金条例について。  議第6号でも述べましたとおり、大幅な黒字を基金に積んで、黒字額を小さく見せようとしています。基金に積むより料金の値下げを求め、この条例に反対します。  以上です。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより午後1時まで休憩いたします。 (休憩) 午前11時53分         ─────────────────────────── (再開) 午後1時1分 ○議長(藤井国雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 5番 浅野健司君。   (5番 浅野健司君登壇) ◆5番(浅野健司君) 5番 浅野健司でございます。  維新の会を代表し、今期定例会に提出されました全議案に対し、要望を付して賛成の立場で討論を行います。  一般会計は383億4000万円と前年比2.1%増で、平成17年度への前倒し事業を含んだ実質的な予算規模は388億2949万3000円の前年比3.4%増で、特別会計・企業会計を含めた総額でも748億5179万6000円、対前年当初比2.5%増と、16年度から3年連続の積極型予算、当初予算としては過去最大規模であった平成13年度を超える予算規模となっております。  18年度予算は、独立都市自治体を目指してと位置づけられ、未来への基盤投資事業費としても77億9714万3000円を計上し、重点施策方針でも4つの柱、人づくり都市、若者に魅力ある都市づくり、文化創造都市づくり、自立した都市自治体へを掲げ、とてもこれからの各務原市が楽しみに、そして元気な各務原市の継続というものにつながっているものと評価する次第であります。  中でも、人づくり都市の中にあります、あさひ子ども館での乳幼児健診、予防接種の実施は、今まで市民、特に子を持つ親さん方からの要望が強く、いろいろな問題点をクリアされての市内1カ所からの増ということ。また、各務野立志塾の創設は、次世代リーダーの育成を目指したとても大切な事業であり、また人づくり学校経営予算では、現場の意見を聞き入れ、直接児童・生徒が必要なものへの予算を導入するなど、「まちづくりは人づくり」の観点に立った予算の編成をされております。  しかし、ここでもう1つ大切なのが、市職員のパワーアップであります。一般質問でも伺いましたが、近隣自治体との人事交流というものもとても大切になってくるかと思われますので、ぜひしっかりと検討をしていただきたいと思います。  また、若者に魅力ある都市づくり、中部学院大学の開校にあわせてシティーカレッジの開講は、若者だけでなく、市民の年齢を問わず学べるという機会をいただくことになり、生涯学習という言葉がしっかりと当てはまるものとなることを大いに期待しております。  また、今年度大好評のうちに終了したストリートダンスエアー2005の継続とし2006、最初からの市民参加、これも幅広い交流を生み、実行委員会においてさらなる企画が打ち出され、市のイベントとしての位置づけもしっかりしてくるものだと期待しております。  また、文化創造都市づくり、「衣・食・住足りて、文化芸術的価値へ向かう」に照準をあわせた旧鵜沼宿まちなみ再生事業なども、先進自治体の現状を思わせるものと大いに楽しみにしておるところであります。  しかしながら、今まで述べましたもの、主に予算に関して述べましたが、それも含め、予算以外で上程の議案の中には、行革といった点からあったものがなくなってしまう、本当にそんなことにという市民の声があるというのは否めない事実であります。しっかりと市民に説明責任を果たし、御理解・御協力を得ながら推進していくことを強く要望しておきます。  最後に2点ほど、今定例会の一般質問では、質問と答弁に大きく食い違いがあったこと、最初から答えるべきだったことが多々あったかと感じております。その点をしっかりと思い返していただきたいと思います。  そしてもう1点、飯沼水道部長初め、長い間各務原市の発展に尽くされ退職されます皆様方に敬意と感謝の気持ちをあらわし、また皆様方の御健康と今後の活躍を御祈念申し上げまして賛成討論とさせていただきます。 ○議長(藤井国雄君) 8番 太田松次君。   (8番 太田松次君登壇) ◆8番(太田松次君) 市議会公明党を代表いたしまして、今議会に提案されました議案に対して、要望を付して賛成の立場で討論をさせていただきます。  市長は、我が国の現状、時代潮流を4点上げられております。文化・芸術時代、人口減少時代の到来、団塊世代の卒業後、そして、行財政改革時代ととらえられ、行政の基本戦略はこの時の流れを読む、歴史的な位置をにらんで主導しなければ都市の発展も進化も望めないと述べられております。的確なとらえ方であると存じます。  また、国の累積債務残高は914兆円になり、国は財政改革の1つとして、平成18年度当初で、公共事業費で平成9年度比26.1%減、地方交付税は12年度比25.7%減、さらに国庫補助負担金の減少、歳出の削減をしつつあります。当市においても、平成9年度末に比べ、平成17年度未見込みで地方交付税38.5%減、12億9700万円余の歳入減、税収12億4800万円の減、合わせて25億4500万円の減少を来しておりますが、本市における行財政構造改革の推進はいち早く市長以下、職員の皆様方の懸命な御努力で最少の経費で最大の効果を上げるべく、市民サービス向上にこれまでも努められてこられました。  そのような中での18年度予算は、「各部各課が都市経営に挑戦!」をスローガンに、なお一層の行財政構造改革やカイゼン運動に独立都市自治体を目指した予算編成は、大変な御苦労があったと存じます。  その中でも、第1に上げられておられます人づくり都市についてであります。新たな学校教育こそ最重要課題ととらえておられることは、注目すべき視点であります。教育日本一を推進している我が市においては、さらに学校経営振興事業、各務野立志塾事業、教員パワーアップ塾推進事業の3事業を追加し、より一層の教育の充実による人づくり都市を推進されようとしておられます。私どもも人材の育成、後継の人づくりこそ、いつの時代においても最重要課題ととらえております。力強く推進されることをお願いいたします。  健康福祉都市づくりでは、かわしま子ども館、あさひ子ども館、那加中央保育所整備事業、老朽化の著しい老人ホーム慈光園改築事業等々、市民が豊かな生活を満喫できるよう、健康の保持と福祉を推進する予算が計上されており、子育て支援にも大いに配慮された予算であります。  また、環境共生都市づくりでは、北清掃センターの飛灰の一部再資源化、公園墓地斎場「瞑想の森」のオープン、生命の森整備事業等々、環境保全とともに循環型社会の形成の推進を図り、自然との共生を図る共生予算が組まれ、評価しております。  快適安全都市づくりでは、東の玄関口であります新鵜沼駅前整備事業、名鉄とJRの駅舎を結ぶ自由通路とJR鵜沼駅舎。市役所前駅周辺整備事業、各務原大橋建設事業等々、快適でゆとりある都市づくりの継続大型事業が開始され、高齢者、交通弱者と言われている方々にも便利で安全な都市整備であり、評価いたします。  また、市民の安全と安心のまちづくりとして、小・中学校、消防署の耐震補強工事や防災対策として、地域防災無線整備事業予算が組まれております。この防災無線整備につきましては、この議会でも取り上げられていましたように、我が市は他都市と違い航空自衛隊岐阜基地のあるまちで、家屋の防音対策が施されている特殊性があります。186カ所の屋外拡声局の設置場所、音量、音質、音感等々、メーカーと細部の細部まで御検討をいただき、機能が十二分に発揮できるよう設置され運用できますことを要望しておきます。  また国の情勢は、より具体的にかつ確実にさまざまな改革が進んできております。今国会においても、最重要法案と位置づけされております行政改革推進法案が審議されております。金融危機を乗り越え、経済の活性化を促し、景気は確実に上向きに回復しております。また、少子高齢化社会を見据え、年金・医療・介護を初めとする安心の社会、セーフティーネットの確立、事業の仕分けによるむだの排除、天下りによる談合防止、各種規制緩和等々、安全で安心社会の確立に進んでおり、確実に国から地方へ、官から民に時代は変化してきております。  改革にはさまざまな抵抗や困難が伴います。新年度は、「各部各課が都市経営に挑戦!」をスローガンに掲げられておりますが、市長と職員が一丸となって何のための改革か、だれのための改革か、それは市民のためとの原点を念頭にした行政運営を今後ともお願いいたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(藤井国雄君) 20番 中村幸二君。   (20番 中村幸二君登壇) ◆20番(中村幸二君) 民主クラブを代表して、討論に入る前に一言申し上げます。  17年度末をもって、飯沼水道部長を初めとして、38名の方々が定年などを迎えられ退職されると聞き及んでおります。それぞれの持ち場、立場で各務原市政発展のため、長い間本当に御苦労さまでした。今後も健康に一層留意されまして御活躍されますよう御祈念申し上げ、本題に入らせていただきます。  ただいま議題となっています平成18年度一般会計予算案を初めとした全議案に対して、若干の要望を付して賛成の立場で討論をいたします。  まず、議第1号 平成18年度一般会計予算についてであります。  市長は提案説明で述べられたように、4つの大きな時代の潮流、すなわち文化・芸術化時代、2つ目に人口減少化時代、3つ目に団塊の世代といわれる人々の現職からのリタイア、4つ目に行財政構造改革時代などを上げられました。いわゆる近未来を洞察しての予算編成に取り組まれたものと思います。  国の三位一体の改革により国庫補助金・地方交付税の減少の中、新年度予算編成期のこの時期、県内各都市においても、財源不足のため、予算編成に担当者は大変な苦慮をされたと聞いております。  各務原市の18年度予算案は、一般会計で対前年度比2.1%増の383億円余。その他特別会計でも、1会計を除き対前年度比増加となっており、厳しい財政状況の中での積極型予算でありまして、この要因はカイゼン運動などの成果によるものと思います。  市の現在の財政状況は、市債については元利償還時に地方交付税で見られる市債を除いた残高は、平成8年度の337億円余に対して、平成17年度未見込みは301億円と減少しているものであり、一方基金については、平成8年度の71億円に対して、平成17年度末見込みは152億円と予想されており、国の厳しい財政措置を見越した当市の財政計画は大いに評価するものであります。そして、この財政体力をバックに、新年度は新総合計画のさらなる推進や、新規事業への着手、新市建設計画の実現へとつながるものであると確信いたしております。  一般会計の主な内容として、未来への市の財産の構築につながる基盤投資事業として、学びの森整備事業約5億9000万円、鵜沼駅周辺整備事業として約4億2000万円、その他含めまして合計77億9000万円余となっており、また新規事業として、人づくり都市、若者に魅力のある都市づくり、文化創造都市づくり、自立した都市自治体へなどが展開されるものであり、その成果に大いに期待するものであります。  繰出金として、特別会計である国民健康保険や老人保健・介護保険会計の安定的な運営のため、合計約22億円余の拠出、そして下水道普及率をを一層加速するため約12億円余の合計34億円余の措置についても評価をするものであります。  また、その他の支出についても是とするものであります。  最後に要望を付しておきます。  議第4号 各務原市介護保険事業特別会計に関連してであります。  平成12年度よりスタートいたしました保険制度も第3期目になります。介護を必要とする人たちを家族のみにゆだねるのではなく、介護を社会全体で支える制度であり、65歳、あるいは40歳以上の1号・2号被保険者が保険料を拠出して運営されております。18年度の予算を見ましても、総額59億9000万円余のうち、保険給付費が96.5%の57億8000万円余を占めております。  より高齢化社会となる将来は、サービスを受ける対象者は大幅な増加が見込まれますし、あわせてサービス提供事業者もふえることになります。市の事業計画にも上げられておりますように、より健康な状態を持続していただくためにも、予防重視型システムへの転換や増大する給付費の抑制策や、きめ細かな良質なサービスを利用者に提供する事業者への育成、指導・監督にも特段の配慮をされるよう要望をしておきます。  要望の2つ目です。三位一体の改革のもと、今後も厳しい財政運営が余儀なくされると思いますが、15万市民が将来に期待する、あるいは魅力を感じつつ生活のできるまちづくりに邁進されますよう、そして行財政改革や知恵あるコスト削減などによって、サービス水準を低下することなく、市民サービスを提供されるよう要望を付しておきます。  その他の案件であります条例の制定・改廃などについてもすべて賛成をいたし、討論を終わります。 ○議長(藤井国雄君) 28番 白木博君。   (28番 白木博君登壇) ◆28番(白木博君) 先ほど4常任委員長の報告がありました。慎重かつ丁寧に審査をされた経過、結果においては賛成すべきという委員長報告でありました。私もそうすることでありましょう。  しかし、今定例会において私が気づいたことを2つ、市長を初め関係部長に提言しておきます。  1つは、この定例会に入ってから長年各務原市の児童民生委員を務め、私と同年でありますが、こんな電話をいただきました。今定例会に提出されている敬老祝い金節目支給について中止という話があったが、長い間民生委員として市からお預かりしたお金を御本人にお届けすると、6割以上の方々がお仏壇にお供えして喜んでおみえになる姿をぜひ市長に伝えてほしい、これが1つであります。  もう1つは、各務原市で企業を経営しておみえになる社長から伝言でありまして、これは私もささやかな小遣いを毎月87歳になる母親に渡していた。88歳になった母親が民生委員からお金をいただいてお仏壇にお供えし何と言っているかというと、お上からとうといお金をいただいたという涙声で先祖に御報告している姿を見て、私は毎月母親に1万ないし2万の小遣いをやったけど、一遍もお仏壇にお供えする姿は見たことない。そのぐらい老齢化した人たちは、お上からもらったという喜びをつぶさにお仏壇に御報告する姿、これこそ市長の愛の行政が行き届いているというふうに私は信じていたし、「白木、あんたが一遍本会議でそのことを、市長を初め関係部局に話しておいてほしい」、今定例会に提出された条例改正では、賛成はいたしますが、近い将来、こういうお年寄りがお上から何らかの御褒美がもらえるという喜びをしておみえになるということを忘れないでほしいと思います。  昨年も、一昨年もこの本会議場で同僚議員から、各務原市の金融関係について、収入役初め会計課の人たちの努力によって基金運用状況が公表されております。この平成17年度も御努力によって約8000万円の利息がついたようであります。その一部でもいいからお上のお金として、各務原市15万人の中の9%になるのか、8%になるのかわかりませんが、その人たちの喜びの声をぜひ味わっていただくよう、これからの施策に生かしてほしいということを市長に要望しておきます。  もう1つ、この定例会に私は質問をさせていただきました。私は、全部市長が答弁するということで、この本会議場はなっておりますが、もちろん専門の部長がお見えになります。その部長の答弁書を見てみますと、A4が多くて3枚、ほとんど2枚であります。なぜそれをこの本会議場で暗記して報告できないだろうか、そのぐらいなぜ勉強できないかということを指摘をしておきたいわけであります。  市長が年代、あるいは金額についてはもちろんメモを見て答弁されるのは当たり前でありますが、事業の内容、それから議員の意見の内容をなぜ担当部長が即答ができないのか、その歯がゆさを私は今回味わっております。同僚議員が先ほど申しました。この本会議場は27人が真剣になって聞く耳を持っております。それにこたえる担当部長、特に今回は、今の森市長は人づくりを提言されております。市長が幾ら人づくりを宣言されても、それを受け入れる、あるいはそれを支える部長がもう少ししっかりしなければ、この本会議場、各務原市政の発展は私はないと思うからであります。ぜひ今後、この本会議場で答弁に立たれる市長以下の担当部長は、精読期間中、あるいは議員の質問要項が出た時点には、真剣に担当課と調整し、この演壇でノー原稿で答弁できるよう勉強していただきたいということを強く提言しておきます。  以上で本定例会に提案されました全議案に対して、賛意を示すと同時に、これからのこの本会議場、あるいは市議会のあり方についても、ぜひ執行部の皆さん方の御協力を得るように、私からもお願いして討論を終わります。
    ○議長(藤井国雄君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより採決を行います。  最初に、議第1号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第1号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立多数であります。よって、議第1号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第2号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第2号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第2号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第3号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第3号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立多数であります。よって、議第3号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第4号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第4号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第4号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第5号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第5号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第5号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第6号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第6号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立多数であります。よって、議第6号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第17号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第17号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第17号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第18号並びに議第19号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第18号並びに議第19号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立多数であります。よって、議第18号並びに議第19号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第20号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第20号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第20号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第21号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第21号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立多数であります。よって、議第21号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第22号並びに議第23号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第22号並びに議第23号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立多数であります。よって、議第22号並びに議第23号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第24号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第24号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第24号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第25号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第25号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第25号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第26号並びに議第27号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第26号並びに議第27号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立多数であります。よって、議第26号並びに議第27号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第28号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第28号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第28号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第29号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第29号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立多数であります。よって、議第29号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第30号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第30号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第30号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第31号並びに議第32号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第31号並びに議第32号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第31号並びに議第32号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第33号並びに議第34号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第33号並びに議第34号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第33号並びに議第34号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第35号並びに議第36号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第35号並びに議第36号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第35号並びに議第36号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第37号並びに議第38号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第37号並びに議第38号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第37号並びに議第38号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第39号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第39号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立多数であります。よって、議第39号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第40号並びに議第41号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第40号並びに議第41号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第40号並びに議第41号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第42号について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第42号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第42号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いて、議第43号から議第47号までの5案件について、委員長報告は原案のとおり可決であります。  おはかりいたします。議第43号から議第47号までの5案件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第43号から議第47号までの5案件は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── △日程第39、議第13号から日程第42、議第16号まで ○議長(藤井国雄君) 日程第39、議第13号から日程第42、議第16号までの4案件を一括し、議題といたします。         ─────────────────────────── △1、委員会付託省略(議第13号から議第16号まで) ○議長(藤井国雄君) おはかりいたします。ただいま議題の4案件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(藤井国雄君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の4案件については、委員会付託を省略することに決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許します。  3番 波多野こうめ君。   (3番 波多野こうめ君登壇) ◆3番(波多野こうめ君) 議第13号 各務原市教育委員会委員の任命について、賛成の立場で討論を行います。  今回初めて神谷真由子氏を教育委員に任命しようとする議案が提出をされましたので、先日日本共産党議員団はお会いをし、お話を伺ってまいりました。私たちは、日本国憲法を守り、教育基本法の精神を大事にする教育をと考えていることを伝えますと、神谷氏は東海女子大学の事務局長であり、経済学の教授という立場上、義務教育の教育は初めてであり、これから勉強したいことや何事も憲法がベーシックになっているから、教育基本法もそれを受けての法律だと思う。もしそれらを変えるようなことが起きたとしても、みんなと議論しみんなで決めること、このプロセスがとても大事であることなどお話をしていただきました。48歳ということで、若くてはつらつとした方でした。  憲法や教育基本法の精神を大事に、子どもたちをはぐくんでいただけることを要望し、賛成討論とします。 ○議長(藤井国雄君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより採決を行います。  最初におはかりいたします。議第13号を原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第13号は原案のとおり同意されました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いておはかりいたします。議第14号を原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第14号は原案のとおり同意されました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いておはかりいたします。議第15号を原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第15号は原案のとおり同意されました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いておはかりいたします。議第16号を原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第16号は原案のとおり同意されました。         ─────────────────────────── △日程第43、請願第1号 ○議長(藤井国雄君) 日程第43、請願第1号を議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 請願第1号について、総務常任委員会における審査結果の報告を求めます。  総務常任委員長 阿部靖弘君。   (総務常任委員長 阿部靖弘君登壇) ◎総務常任委員長(阿部靖弘君) 報告いたします。  今期定例会において、総務常任委員会に審査の付託を受けました請願第1号について、去る3月20日、委員全員と関係理事者の出席のもと審査をいたしました。経過と結果につきまして、御報告いたします。  まず、代表紹介議員の補足説明の後、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。  討論では、「さきの12月定例会で、受益者負担の原則に立って、多様化する市民ニーズにより効果的で効率的に対応するためとして、福祉センターなどの公共施設の会議室などの使用料金などについて条例改正という形で議会に提案され、議決されたところである。2時間の単位時間の区切りは、これまでの利用実態に即した形であること。またさらに、今後、サークル活動が活発化してくることに対しての時間の有効利用と多くの団体が利用できるメリットがあり、受益者負担の原則ということで、市民のサークル等の活動については、やはり応分の負担を求めていくべきと考える。また、激変緩和措置として、バウチャー券を配付して各団体の負担の軽減も図る措置も行われており、今回の使用料金・利用単位時間の変更については妥当と考える。よって、この請願第1号は、不採択とすべきである」との討論と、「生涯学習の場をだれでも安心して利用できるようにサービスを提供する施設であり、2時間の時間設定は慌ただしく、使い勝手が悪く、これまで無料の施設もあり、無料を継続してほしいとの市民の声が多くあったことから、これにこたえ、採択にすべき」との討論がありました。  採決の結果、請願第1号は賛成少数で不採択と決しました。  以上、報告といたします。 ○議長(藤井国雄君) 以上で委員長の報告は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより各委員長報告に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。   (「なし」との声あり) ○議長(藤井国雄君) これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより討論を行います。討論はありませんか。   (「議長、2番」と呼ぶ者あり) ○議長(藤井国雄君) 2番 永冶明子君。   (2番 永冶明子君登壇) ◆2番(永冶明子君) ただいまの公共施設の使用料と利用料金の見直しを求める請願を不採択とする委員長報告に対し、反対討論を行います。  言うまでもなく、請願署名に寄せられた一筆一筆は、まぎれもない市民の声であります。この条例は市民の財産であるほとんどの公共施設の指定管理者制度導入を機に、急遽提出された改定案であり、市民の声を聞く機会も時間も十分とれないまま、検討と議論が交わされたとは言えないままの昨12月議会を通過したものです。利用者である市民は、この4月から一方的な実施を受け入れなければならない事態になったのです。新年度早々に実施されることに対して危機感を募らせ、今議会提出に向け、何とか市民の声を聞いてくれとの思いで、自発的に一人一人が動いて署名を集め、あるいはクラブ、サークルの団体が代表者署名で集約されるなど、短い期間に1206筆、団体署名では28団体が提出をされました。まだまだきょうに至っても署名が寄せられております。しかし、署名の半ばでは、市はこれまでも、決めてしまったことに後から何を言っても耳をかさんもんね。どうせ今度も変えへんてとあきらめて、物言えぬ市民になってしまっている多くの方がおられたと聞きました。市長を初め行政が数の論理で、物言わぬ議会を軽視して、市民の声を市政に反映する機会を、市民から奪って制度を強行することを繰り返してきたことは重大な問題です。  市民のための公共施設は、利用をする市民の声、思いが何よりも優先されなければなりません。利用者の立場に立って、実態を十分把握する検討と機会が持たれず、机の上の物差しで帳じり合わせをするような決め方は問題です。  利用者が使いにくいと制度の見直しを強く求めて提出された請願署名です。署名は、市民の当然の権利を主張するものとして重い意味を持っています。市長初め行政はもちろん、議会もこれを真摯に受けとめなければならないし、決して軽々に扱ってはならないものです。危機感を持って、この非民主的で市民不在の条例改定とこの進め方に対して、再度見直しを求めるものです。請願を不採択とした委員長報告には反対をします。以上です。 ○議長(藤井国雄君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより採決を行います。  請願第1号について、委員長報告は不採択であります。  おはかりいたします。請願第1号を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立多数であります。よって、請願第1号は委員長報告のとおり決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより暫時休憩いたします。 (休憩) 午後1時46分         ─────────────────────────── (再開) 午後1時47分
    ○議長(藤井国雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── △1、日程追加(議第49号から市議第1号まで) ○議長(藤井国雄君) ただいまお手元に配付したとおり議第49号から市議第1号までの6案件が提出されました。  おはかりいたします。この際、議第49号から市議第1号までの6案件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(藤井国雄君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議第49号から市議第1号までの6案件を日程に追加し、議題とすることに決しました。         ─────────────────────────── △日程第1、議第49号 ○議長(藤井国雄君) 日程第1、議第49号を議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 8番 太田松次君に申し上げます。本件は、地方自治法第117条の規定に抵触いたしますので、議場からの退席を求めます。   (8番 太田松次君退場)         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。  市長 森真君。   (市長 森真君登壇) ◎市長(森真君) 議第49号について御説明申し上げます。  議第49号は、市議会議員のうちから各務原市監査委員に選任されておりました三丸文也氏の辞任に伴いまして、その後任に市議会議員の太田松次氏を選任しようとするものであります。  同氏は、人格・識見ともにすぐれ、その職務に適任であると存じますので、御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(藤井国雄君) 以上で説明は終わりました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより質疑を行います。  質疑はありませんか。   (「質疑なし」との声あり) ○議長(藤井国雄君) これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── △1、委員会付託省略(議第49号) ○議長(藤井国雄君) おはかりいたします。ただいま議題の議第49号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(藤井国雄君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の議第49号については、委員会付託を省略することに決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより討論を行います。  討論はありませんか。   (「討論なし」との声あり) ○議長(藤井国雄君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより採決を行います。  おはかりいたします。議第49号を原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第49号は原案のとおり同意されました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 8番 太田松次君の除斥を解きます。   (8番 太田松次君入場)         ─────────────────────────── △日程第2、議第50号から日程第6、市議第1号まで ○議長(藤井国雄君) 日程第2、議第50号から日程第6、市議第1号までの5案件を一括し、議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。  市長 森真君。   (市長 森真君登壇) ◎市長(森真君) 議第50号及び議第51号は、条例の改正に関するものでございます。  議第50号は、国家公務員の給与改定等に準じて市職員の給料の額等を改めるため、議第51号は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、関係規定を整備するため条例を改正しようとするものであります。  次に、議第52号及び議第53号は、養護老人ホーム慈光園改築工事に係る工事請負契約の締結に関するものでございます。  議第52号は、建築工事を一般競争入札の結果に基づき、4億1370万円でもって大日本・天龍特定建設工事共同企業体と、議第53号は、機械工事を一般競争入札の結果に基づき、1億6275万円でもってテクノ菱和・丸共管工特定建設工事共同企業体とそれぞれ工事請負契約を締結しようとするものでございます。  よろしく御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(藤井国雄君) 続いて、市議第1号について、4番 梅田利昭君。  4番 梅田利昭君。   (4番 梅田利昭君登壇) ◆4番(梅田利昭君) 市議第1号について、意見書の文案を朗読し、提案にかえさせていただきます。  市議第1号。              道路特定財源制度に関する意見書  道路は、最も重要な生活関連社会資本として、市民の日常生活や経済・社会活動を支えるものであり、地域の活性化と豊かな生活を実現するために、優先的に整備されるべきものである。  本市では、道路整備に対する市民の要望も強く、昨年開通した東海環状自動車道や東海北陸自動車道・中部縦貫自動車道といった高速道路や一般国道、県道等へ接続する道路ネットワークの整備が急務となっている。  しかしながら、長引く不況の影響による税収の落込みと、地方交付税の削減により市町村の財政状況は、依然として厳しい状況である。  また、本市を東西に平行して横断する2本の鉄道によって、市域が南北に分断され、清流木曽川が愛知県境となっているため、特に県境を跨ぐ広域的な南北幹線道路及び橋梁の整備が重要な課題となっている。さらに、国道等の幹線道路を補完する一般県道や市道は未整備の路線も多く、歩車道の分離、バリアフリー化等を推進するには多額の投資が必要である。  したがって、道路特定財源の地方への配分については、引き続き所要額を確保していただきたい。  国においては、構造改革の一環として道路特定財源を一般財源化することを前提に、具体案を作成されることとなっているが、その検討に当たっては、納税者である自動車ユーザーの理解が得られる範囲で、受益者負担という制度の趣旨を踏まえ、必要な道路財源を確保し、遅れている地方の道路整備に支障をきたすことのないよう、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成18年3月24日                             岐阜県各務原市議会 衆・参両議院議長・各関係行政庁 宛  以上、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(藤井国雄君) 以上で説明は終わりました。  なお、質疑の発言通告は本日午後2時10分までに御提出ください。  これより議案精読のため、午後2時20分まで休憩いたします。 (休憩) 午後1時56分         ─────────────────────────── (再開) 午後2時20分 ○議長(藤井国雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより質疑を行います。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  17番 今尾泰造君。   (17番 今尾泰造君質問席へ) ◆17番(今尾泰造君) 議第50号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について質疑します。  今年度に続いて、新年度の職員給与、平均で4.7%の引き下げになりますが、一体年収でどれほどの給料の減額になるのか説明してください。級の1の場合、級の8の場合、そして平均の場合、それぞれについて説明してください。  次に、勤務成績に基づく昇給制度の導入についてです。  本会議でもお尋ねしたのですが、勤務評定で成績芳しくないと評定した職員には、期末手当のカットを行っており、今回は成績のよいものを昇給させるという措置は問題があると思います。もちろん職員の顕彰ということはあっていいわけですが、一方で評定による期末手当のカット、他方で昇給という制度を職場に確立させれば、ますます職員間の不信感、絶えず成績の評定を気にした職場となって、市民へのサービスよりも成績評価がどうかに職務遂行の判断基準が移ることが懸念されます。この制度導入の目的、だれがこれを評価するのか、期末手当のカットの評定の仕組みとどう違うのか、説明してください。  次に、55歳昇給停止措置を昇給抑制措置に変更することについてですが、その理由は何か説明してください。 ○議長(藤井国雄君) 総務部長 五島仁光君。   (総務部長 五島仁光君登壇) ◎総務部長(五島仁光君) 御質疑にお答えをいたします。  給料の引き下げ額についてでございますが、級の1級の職員で平均でございますが、月額100円の引き下げになります。級の8級では、月額3万1400円の引き下げとなります。また、平均では、月額1万7600円の引き下げということになります。  次に、勤務成績によります昇給制度の導入の目的、さらにはだれが評価するのか、勤勉手当との違いということでございますが、今回の勤務成績に応じました昇給制度の導入につきましては、国の人事院勧告に準じて導入するものでございまして、民間企業においては、仕事や成果に応じた賃金制度を導入し、従業員のやる気を引き出し、経営の効率化を図っておるというところでございまして、公務員につきましても、同様やりがいを持って生き生きと働くことができるよう、勤務成績に基づく昇給制度を導入しようとするものでございます。  また、この勤務成績につきましては、現在実施しております勤務評定をもとに総合的に判断をしていくことになります。その勤務評定につきましては、上司が部下を評価するということとなっております。勤勉手当につきましては、この勤務評定結果に基づき行っておるところでございますが、昇給制度につきましては、今後、国家公務員の基準を参考にして実施してまいる予定でございます。  次に、55歳以上の停止措置から抑制措置に変わった理由はという御質疑でございますが、今回の見直しによりまして、中高年層の給料水準は、平均引き下げ幅よりも相当多い6%程度の引き下げとなっております。また、さらには、枠外昇給制度を廃止すること等によりまして、中高年層の給与上昇が抑制されることとなり、さらには勤務実績に基づく昇給制度が導入されることから、中高年層についても、勤務成績をより適切に給与に反映させるということから、年齢により一律に昇給停止をさせるのではなく、昇給抑制制度を導入していくということになったわけでございます。以上でございます。   (「議長、再質疑」と呼ぶ者あり) ○議長(藤井国雄君) 17番 今尾泰造君。 ◆17番(今尾泰造君) 昇給制度、勤務成績に基づく昇給制度についてです。今回のこの条例の改定の中では、その根拠になるのが人勧に基づくものであるということで、その評価は今、上司によるということを言われまして、そうすると、現在、各務原市でやっている、本会議でもお尋ねしたわけですけれども、勤評による手当のカットというのは、この人勧に基づくものではないということですね。そうすると、同じ給料については、昇給については人勧に基づいてやるんだけれども、もう1つのカットについてはそうではないということになると、つまり各務原市は、そうした人勧に基づくものでもないし、条例に基づくものでもないという形で、この2つの上げる方とカットする方というのは、措置の対応の仕方というのは全く違うわけですけれども、それは多分に市の裁量というか、そういうものを含んだ給与の削減、昇給ということが含まれているというふうに見ていいわけですか、これは。 ○議長(藤井国雄君) 総務部長 五島仁光君。
    ◎総務部長(五島仁光君) 勤勉手当につきましては、現在は上司による評価によりまして、5段階で評価をしております。今回導入をいたしました昇給制度につきましては、4段階という評価になります。そのあたりで多少の違いがありますが、勤勉手当については前6カ月、年2回、6月と11月の評定を行っております。昇給制度については、前1年間分の勤務成績に基づいて評定をすると、その結果によりまして昇給幅が変わってくるということでございますので、考え方としては類似しておりますが、制度は違います。   (「議長、再質疑」と呼ぶ者あり) ○議長(藤井国雄君) 17番 今尾泰造君。 ◆17番(今尾泰造君) つまり現行で行っている手当のカットについては、依拠するものはないんだけれども、今回の昇給については人勧に基づいて、こうした条例を制定するんだけれども、現行のカットをするものは制度的にはないわけやね。だから、市の裁量で行っているということなんですね。これをお尋ねします。 ○議長(藤井国雄君) 総務部長 五島仁光君。 ◎総務部長(五島仁光君) お尋ねのとおりでございまして、それは市町村によって、その運用の仕方は違います。 ○議長(藤井国雄君) これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── △1、委員会付託省略(日程第2、議第50号から日程第6、市議第1号まで) ○議長(藤井国雄君) おはかりいたします。ただいま議題の5案件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(藤井国雄君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の5案件については、委員会付託を省略することに決しました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより討論を行います。討論はありませんか。   (「議長、17番」と呼ぶ者あり) ○議長(藤井国雄君) 17番 今尾泰造君。   (17番 今尾泰造君登壇) ◆17番(今尾泰造君) 議第50号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について反対します。  小泉内閣の進める「小さな政府」の重要な柱としているのは、国家公務員の総人件費の削減です。そして地方公務員の総数、人件費の削減です。  今回、給与の平均4.7%の削減は、昨年12月の0.3%のカットに続く給与の削減で、この2年で5%の削減、そして期末手当や配偶者手当の縮小は職員への負担増を強いるものです。今回は、給与級の見直しで、実際には減額する幅は小さく見えるけれども、数年後には確実に大きなカットとなる改定の中身です。公務員は恵まれているのではなくて、民間の状況が悪くなっているということです。民間給与との格差是正を理由にした削減は、次には民間の賃金の削減へと連動していく動きであり反対です。査定による給与、期末手当に格差をつくり出すことが、査定基準の不明確さ及び査定する人の恣意的な評定が要因となり、職員間に不信感と分断を持ち込んでいくことになり、認められません。  また、武力攻撃災害等派遣手当は、アメリカの引き起こす戦争に、国民に有無を言わせず協力させていく体制づくりの一環であり、承認できないことを述べて反対討論を終わります。 ○議長(藤井国雄君) ほかに討論はありませんか。   (「議長、2番」と呼ぶ者あり) ○議長(藤井国雄君) 2番 永冶明子君。   (2番 永冶明子君登壇) ◆2番(永冶明子君) 道路特定財源制度に関する意見書案について、反対の立場で討論をします。  道路特定財源として、毎年莫大な税金を計上し、これを使い切るために予測した交通量を大幅に下回る高規格の道路や、むだなリスクの高い道路、山を突っ切る高速道路、一般有料道路などの整備に回されています。毎年6兆円と言われる道路税が、公共事業に名をかりて、大手ゼネコンの手中に流れている。ゼネコンが多額の税金を食い物にできるのは、道路特定財源だということを我々は指摘してきました。生活を直撃している国の悪政がさまざまな格差、貧困を増幅させている今、ゼネコン奉仕の公共事業財源である道路特定財源を生活密着型の事業に向けるために、一般財源化すべきであると求めてきました。  今回の提案された道路特定財源制度の堅持は、税のむだ遣いを継続させるもので容認できません。また、今小泉内閣が進めようとしている道路特定財源の一般財源化は、一方ではむだな公共事業を減らす方向ではありませんから、国民の暮らしに向ける本来の税金の使い道につながらないものです。ここに抜本的にメスを入れるべきなのです。生活のための道路整備は必要です。それには、道路、港湾、そして航空などの交通関係の特別会計を一元化し、新たに総合交通特別会計を設けて、道路問題の解決を図るべきです。  したがって、この意見書には反対をいたします。 ○議長(藤井国雄君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) これより採決を行います。  最初におはかりいたします。議第50号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立多数であります。よって、議第50号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いておはかりいたします。議第51号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第51号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いておはかりいたします。議第52号を原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第52号は原案のとおり同意されました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いておはかりいたします。議第53号を原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立全員であります。よって、議第53号は原案のとおり同意されました。         ─────────────────────────── ○議長(藤井国雄君) 続いておはかりいたします。市議第1号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(藤井国雄君) 起立多数であります。よって、市議第1号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────── △1、可決した意見書の取り扱いについて ○議長(藤井国雄君) おはかりいたします。ただいま可決されました意見書の取り扱いについては、議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(藤井国雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのように取り計らいます。         ─────────────────────────── △1、発言の申し出(市長 森真君) ○議長(藤井国雄君) 市長 森真君から発言の申し出がありますので、この際、特に発言を許します。  市長 森真君。   (市長 森真君登壇) ◎市長(森真君) 専決処分に関するお願いを申し上げます。  今国会におきまして、地方税法の一部を改正する法律が可決・公布される見込みでございますので、それに伴う条例改正が必要となります。また、年度末の事務事業の確定に伴いまして、市債及び国・県補助金等が決定してまいります。よって、各務原市税条例の一部を改正する条例、平成17年度各務原市一般会計補正予算につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。         ─────────────────────────── △1、閉会 ○議長(藤井国雄君) 以上で今期定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。本日の会議はこれをもって閉じ、平成18年第1回各務原市議会定例会を閉会いたします。 (閉会) 午後2時36分         ─────────────────────────── (閉会式) ◎議会事務局長(金武久) 御起立を願います。  ただいまから平成18年第1回各務原市議会定例会の閉会式を行います。 ◎市長(森真君) 大変長い3月議会でございましたが、御苦労さんでございます。  提出申し上げた議案はいずれも重要案件ばかりでございます。議会の皆さんの慎重な御審議の上、御議決を賜りまして、それに基づいてその執行に当たりましては、慎重の上にも慎重を期してやってまいりたいと存じます。  随分暖かくなってまいりましたが、季節の変わり目でございますので、御健康には十分に御留意いただきますようお願い申し上げます。  4月1日、2日は各務原市の桜まつりの日でございます。ちょっとわかりませんが、ことしの4月1日、2日は多分満開になるというふうに見込んでおります。おそろいでお出かけをちょうだいできますようにお願いいたします。 ○議長(藤井国雄君) 平成18年第1回各務原市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  今期定例会は、2月28日開会以来、本日まで25日間にわたり提案されました平成18年度一般会計、特別会計予算を初め、多数の重要議案につきまして、適切な御審議を賜りました。その間、円満な議会運営ができましたことは、ひとえに皆様方の御指導、御協力のたまものと深く感謝を申し上げるものでございます。  執行部におかれましては、会議において発言がありました多くの御意見や御要望に十分留意し、執行されますよう要望いたしておきます。  議員各位におかれましては、健康に十分御留意をされまして、市勢発展のためにますますの御活躍をいただきますよう御祈念を申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。 ◎議会事務局長(金武久) これをもちまして閉会式を終わります。         ───────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。            各務原市議会議長     藤 井 国 雄            各務原市議会議員     阿 部 靖 弘            各務原市議会議員     中 村 幸 二               総務常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第102条の規定により報告します。                      記 ┌─────┬──────────────────────┬───────┬─────┐ │事件の番号│  件               名   │ 議決の結果  │議決の理由│ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ |議第1号 |平成18年度各務原市一般会計予算      │       │     │ │     │ 第1条 歳入歳出予算           │       │     │
    │     │  歳入の全部               │       │     │ │     │  歳出中                 │       │     │ │     │   1款 議会費             │       │     │ │     │   2款 総務費中            │       │     │ │     │    1項 総務管理費中所管分      │       │     │ │     │    2項 徴税費            │       │     │ │     │    3項 戸籍住民基本台帳費      │       │     │ │     │    4項 選挙費            │       │     │ │     │    5項 統計調査費          │原案のとおり │     │ │     │    6項 監査委員費          │可決すべきもの│     │ │     │   3款 民生費中            │       │     │ │     │    1項 社会福祉費中所管分      │       │     │ │     │    5項 国民年金費          │       │     │ │     │   9款 消防費中            │       │     │ │     │    1項   消防費中所管分      │       │     │ │     │   12款 公債費             │       │     │ │     │   13款 諸支出金            │       │     │ │     │   14款 予備費             │       │     │ │     │ 第2条 債務負担行為           │       │     │ │     │ 第3条 地方債              │       │     │ │     │ 第4条 一時借入金            │       │     │ │     │ 第5条 歳出予算の流用          │       │     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┐ │議第2号 │平成18年度各務原市国民健康保険事業特別会 │原案のとおり │     │ │     │計予算                   │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第3号 │平成18年度各務原市老人保健特別会計予算  │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議題17号│各務原市用品調達基金条例を廃止する条例   │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議題18号│各務原市職員定数条例の一部を改正する条例  │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第19号│各務原市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁 │原案のとおり │     │ │     │償に関する条例の一部を改正する条例     │可決すべきもの│     │ └─────┴──────────────────────┴───────┴─────┘ ┌─────┬──────────────────────┬───────┬─────┐ │議第20号│各務原市議会の議員その他非常勤の職員の公務 │原案のとおり │     │ │     │災害補償等に関する条例の一部を改正する条例 │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第21号│各務原市一般職の任期付職員の採用等に関する │原案のとおり │     │ │     │条例                    │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第22号│各務原市国民保護対策本部及び緊急対処事態対 │原案のとおり │     │ │     │策本部条例                 │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第23号│各務原市国民保護協議会条例         │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第24号│各務原市国民健康保険条例の一部を改正する条 │原案のとおり │     │ │     │例                     │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第40号│岐阜県市町村職員退職手当組合規約の変更   │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議題41号│木曽川右岸地帯水防事務組合規約の変更    │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議題42号│公の施設の指定管理者の指定(各務原市ふれあい│原案のとおり │     │ │     │センター前野)               │可決すべきもの│     │ └─────┴──────────────────────┴───────┴─────┘ 平成18年3月20日                    総務常任委員会委員長  阿 部 靖 弘  印 各務原市議会議長 藤 井 国 雄  様               民生消防常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第102条の規定により報告します。                      記 ┌─────┬──────────────────────┬───────┬─────┐ │事件の番号│  件               名   │ 議決の結果  │議決の理由│ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ |議第1号 │平成18年度各務原市一般会計予算      │       │     │ │     │ 第1条 歳入歳出予算           │       │     │ │     │  歳出中                 │       │     │ │     │   3款 民生費中            │       │     │ │     │    1項 社会福祉費中所管分      │       │     │ │     │    2項 高齢福祉費          │原案のとおり │     │ │     │    3項 児童福祉費          │可決すべきもの│     │ │     │    4項 生活保護費          │       │     │ │     │    6項 災害救助費          │       │     │ │     │   4款 衛生費             │       │     │ │     │   9款 消防費中            │       │     │ │     │    1項 消防費中所管分        │       │     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第4号 │平成18年度各務原市介護保険事業特別会計予 │原案のとおり │     │ │     │算                     │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第25号│各務原市障害程度区分認定審査会の委員の定数 │原案のとおり │     │ │     │等を定める条例               │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第26号│各務原市百歳祝い金条例           │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第27号│各務原市介護保険条例の一部を改正する条例  │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第28号│各務原市健やか手当金支給条例の一部を改正す │原案のとおり │     │
    │     │る条例                   │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第29号│各務原市保育所の設置及び管理に関する条例の │原案のとおり │     │ │     │一部を改正する条例             │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第30号│各務原市子ども館条例の一部を改正する条例  │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第31号│各務原市火災予防条例の一部を改正する条例  │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第32号│各務原市手数料条例の一部を改正する条例   │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ └─────┴──────────────────────┴───────┴─────┘ 平成18年3月15日                   民生消防常任委員会委員長  神 谷 卓 男  印 各務原市議会議長 藤 井 国 雄  様               経済教育常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第102条の規定により報告します。                      記 ┌─────┬──────────────────────┬───────┬─────┐ │事件の番号│  件               名   │ 議決の結果  │議決の理由│ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ |議第1号 │平成18年度各務原市一般会計予算      │       │     │ │     │ 第1条 歳入歳出予算           │       │     │ │     │  歳出中                 │       │     │ │     │   2款 総務費中            │       │     │ │     │    1項 総務管理費中所管分      │       │     │ │     │   5款 労働費             │       │     │ │     │   6款 農林水産業費          │       │     │ │     │   7款 商工費             │       │     │ │     │   10款 教育費             │       │     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第33号│各務原市歴史民俗資料館条例の一部を改正する │原案のとおり │     │ │     │条例                    │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第34号│各務原市図書館条例条例の一部を改正する条例 │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ └─────┴──────────────────────┴───────┴─────┘ 平成18年3月16日                   経済教育常任委員会委員長  川 瀬 勝 秀  印 各務原市議会議長 藤 井 国 雄  様               建設水道常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第102条の規定により報告します。                      記 ┌─────┬──────────────────────┬───────┬─────┐ │事件の番号│  件               名   │ 議決の結果  │議決の理由│ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第1号 │平成18年度各務原市一般会計決算の認定   │       │     │ │     │ 第1条 歳入歳出予算           │原案のとおり │     │ │     │  歳出中                 │可決すべきもの│     │ │     │   8款 土木費             │       │     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第5号 │平成18年度各務原市下水道事業特別会計予算 │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第6号 │平成18年度各務原市水道事業会計予算    │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第35号│各務原市都市景観条例            │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第36号│各務原市屋外広告物条例           │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第37号│各務原市下水道条例の一部を改正する条例   │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議題38号│各務原市水道事業給水条例の一部を改正する条 │原案のとおり │     │ │     │例                     │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議題39号│各務原市水道事業基金条例          │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第43号│市道路線の認定(市道蘇北745号線)    │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第44号│市道路線の廃止及び認定(市道川41号線)  │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議題45号│市道路線の廃止及び認定(市道鵜693号線) │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議題46号│市道路線の廃止及び認定(市道那965号線) │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ ├─────┼──────────────────────┼───────┼─────┤ │議第47号│市道路線の廃止(市道稲668号線)     │原案のとおり │     │ │     │                      │可決すべきもの│     │ └─────┴──────────────────────┴───────┴─────┘ 平成18年3月17日                   建設水道常任委員会委員長  尾 関 光 政  印 各務原市議会議長 藤 井 国 雄  様               民生消防常任委員会請願審査報告書  本委員会に付託の請願は、審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第134条第1項の規定により報告します。                      記 ┌───┬─────┬──────────┬────────┬──────┬───┬──┐ │請 願│     │          │ 請 願 者 の │      │審 査│  │
    │   │受理年月日│ 件     名  │        │ 紹介議員 │   │理由│ │番 号│     │          │  住所・氏名  │      │結 果│  │ ├───┼─────┼──────────┼────────┼──────┼───┼──┤ │   │     │          │各務原市那加楽天│      │   │  │ │   │     │          │地町28    │      │   │  │ │   │     │          │新日本婦人の会各│      │   │  │ │   │     │          │務原支部    │      │   │  │ │   │     │          │ 代表者    │      │   │  │ │   │     │          │  今尾あさ子 │      │   │  │ │   │     │乳幼児の予防接種・歯│各務原市那加信長│      │   │  │ │平成17│平成17年 │科検診・健康診査など│町2−74   │今尾泰造  │不採択│  │ │年請願│11月17日 │の会場増設についての│各務原民主商工会│波多野こうめ│とすべ│  │ │第1号│     │請願        │婦人部     │永冶明子  │きもの│  │ │   │     │          │ 代表者    │      │   │  │ │   │     │          │  小林明美  │      │   │  │ │   │     │          │各務原市上中町4│      │   │  │ │   │     │          │−73     │      │   │  │ │   │     │          │各務原母親連絡会│      │   │  │ │   │     │          │ 代表者    │      │   │  │ │   │     │          │  河田文代  │      │   │  │ └───┴─────┴──────────┴────────┴──────┴───┴──┘ 平成18年2月10日                   民生消防常任委員会委員長  角  弘 二  印 各務原市議会議長 小 島 軍 司  様               総務常任委員会請願審査報告書  本委員会に付託の請願は、審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第134条第1項の規定により報告します。                      記 ┌───┬─────┬──────────┬────────┬──────┬───┬──┐ │請 願│     │          │ 請 願 者 の │      │審 査│  │ │   │受理年月日│ 件     名  │        │ 紹介議員 │   │理由│ │番 号│     │          │  住所・氏名  │      │結 果│  │ ├───┼─────┼──────────┼────────┼──────┼───┼──┤ │   │     │          │各務原市那加浜見│      │   │  │ │請 願│平成18年 │施設利用料と利用時間│町2−63   │今尾泰造  │不採択│  │ │第1号│2月23日 │の見直しを求める請願│どっこいの会  │波多野こうめ│とすべ│  │ │   │     │          │ 代表 稲葉 譲│永冶明子  │きもの│  │ │   │     │          │   外774名│      │   │  │ └───┴─────┴──────────┴────────┴──────┴───┴──┘ 平成18年3月20日                   総務常任委員会委員長  阿 部 靖 弘  印 各務原市議会議長 藤 井 国 雄  様...