• 堺屋太一(/)
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  1. 各務原市議会 2005-05-16
    平成17年第 3回臨時会−05月16日-01号


    取得元: 各務原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    平成17年第 3回臨時会−05月16日-01号平成17年第 3回臨時会 各務原市告示第49号  平成17年第3回各務原市議会臨時会を次のとおり招集する。   平成17年5月9日                           各務原市長  森    真 1 期  日  平成17年5月16日 2 場  所  各務原市議会議事堂 3 付議事件  1 専決処分の承認について(平成16年度各務原市一般会計補正予算(第6号))         2 専決処分の承認について(各務原市税条例の一部を改正する条例)         3 平成17年度各務原市一般会計補正予算(第1号)         4 各務原市国民健康保険条例の一部を改正する条例について          平成17年第3回各務原市議会臨時会会議録           議   事   日   程   (第1号)                       平成17年5月16日(月曜日)午前10時開議 日程第 1.会議録署名議員の指名 日程第 2.会期の決定 日程第 3.専第 1号 専決処分の承認(平成16年度各務原市一般会計補正予算(第6号))
    日程第 4.専第 2号 専決処分の承認(各務原市税条例の一部を改正する条例) 日程第 5.議第52号 平成17年度各務原市一般会計補正予算(第1号) 日程第 6.議第53号 各務原市国民健康保険条例の一部を改正する条例 〇諸般の報告 1、議案の提出 1、専決処分の報告、 1、例月出納検査の結果           議   事   日   程   (第1号の2)                             平成17年5月16日(月曜日) 日程第 1.議第54号 土地の取得(中部学院大学貸付用地) 日程第 2.議第55号 土地の無償貸付(中部学院大学用地) 〇本日の会議に付した事件 日程第 1.会議録署名議員の指名 日程第 2.会期の決定 日程第 3.専第 1号 専決処分の承認(平成16年度各務原市一般会計補正予算(第6号)) 日程第 4.専第 2号 専決処分の承認(各務原市税条例の一部を改正する条例) 日程第 5.議第52号 平成17年度各務原市一般会計補正予算(第1号) 日程第 6.議第53号 各務原市国民健康保険条例の一部を改正する条例 1、委員会付託省略(専第1号から議第53号まで) 1、日程追加(議第54号及び議第55号) 日程第 1.議第54号 土地の取得(中部学院大学貸付用地) 日程第 2.議第55号 土地の無償貸付(中部学院大学用地) 1、委員会付託省略(議第54号及び議第55号) 〇出席議員(28名)                     1 番   横 山 富士雄  君                     2 番   永 冶 明 子  君                     3 番   波多野 こうめ  君                     4 番   梅 田 利 昭  君                     5 番   浅 野 健 司  君                     6 番   川 瀬 勝 秀  君                     7 番   高 島 貴美子  君                     8 番   太 田 松 次  君                     9 番   吉 岡   健  君                    10 番   尾 関 光 政  君                    11 番   三 和 由 紀  君                    12 番   足 立 孝 志  君                    13 番   神 谷 卓 男  君                    14 番   角   弘 二  君                    15 番   三 丸 文 也  君                    16 番   古 田 澄 信  君                    17 番   今 尾 泰 造  君                    18 番   関   浩 司  君                    19 番   阿 部 靖 弘  君                    20 番   中 村 幸 二  君                    21 番   平 松 幹 正  君                    22 番   小 島 軍 司  君                    23 番   末 松 誠 栄  君                    24 番   藤 井 国 雄  君                    25 番   横 山 隆一郎  君                    26 番   川 島 勝 弘  君                    27 番   長 縄 博 光  君                    28 番   白 木   博  君 〇欠席議員(なし) 〇説明のため出席した者の職氏名               市長          森     真  君               助役          小 森 利八郎  君               収入役         河 田 昭 男  君               都市戦略企画推進部長  五 藤   勲  君               総務部長        五 島 仁 光  君               市民部長        熊 崎 敏 雄  君               環境部長        臼 井 壮 一  君               健康福祉部長      紙 谷   清  君               産業部長        岡 部 秀 夫  君               都市建設部長      大 中 武 易  君               文化創造部長      岩 井 晴 栄  君               水道部長        飯 沼 一 義  君               監査委員事務局長選挙管理委員会事務局長兼公               平委員会書記長     竹 山 幸 市  君               教育長         高 根 靖 臣  君               消防長         梶 浦 信 雄  君               川島振興事務所長    野 田 凱 夫  君               企画財政総室長     松 岡 秀 人  君               都市戦略企画課長    磯 谷   均  君               財政課長        目 貫   誠  君               総務部次長兼総務課長  星 野 正 彰  君               選挙管理委員会委員長  川 嶋 棟 治  君               代表監査委員      永 田 義 孝  君               教育委員会委員長    横 山 勢津男  君 〇職務のため出席した事務局職員               議会事務局長      金 武   久               総務課長        後 藤 秀 人               主任主査兼議事調査係長 山 下 幸 二               主任主査        土 川   孝               主査          小 川   晃         ─────────────────────────── (開会式) ◎議会事務局長(金武久) 御起立を願います。  ただいまから平成17年第3回各務原市議会臨時会の開会式を行います。 ◎市長(森真君) おはようございます。  臨時議会をお願いしましたところ、議員各位におかれましては、全員の方の御出席をちょうだいし、まことにありがとうございます。  提出させていただきました議案は、特に本市の進化に関する大事な議案でございます。ぜひよろしく御審議を上、適切な御決定を賜りますようにお願いを申し上げます。 ○議長(小島軍司君) おはようございます。  平成17年第3回各務原市臨時議会を開催されましたところ、議員の皆様、公私に大変極めて御多忙の中、全員の方がお集まりいただきましてまことにありがとうございます。
     今回の臨時議会、17年度の補正予算、条例の改正など、重要な案件が多々出ております。どうか皆様方には慎重な御審議をちょうだいいたしまして、適切な御議決をいただきますようにお願いを申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎議会事務局長(金武久) これをもちまして開会式を終わります。  御着席願います。         ─────────────────────────── △1、開会 (開会) 午前10時3分 ○議長(小島軍司君) ただいまから平成17年第3回各務原市議会臨時会を開会し、本日の会議を開きます。         ─────────────────────────── △1、諸般の報告 ○議長(小島軍司君) 日程に入るに先立って、諸般の報告を職員にいたさせます。         ─────────────────────────── (職員報告) 1、議案の提出  市長から、本日付をもって、専第1号並びに専第2号、議第52号並びに議第53号の4案件の提出がありました。 1、専決処分の報告  市長から、地方自治法第180条の規定により、損害賠償の額を定めることについて専決処分した報告が1件ありました。  内容については、お手元に配付した写しのとおりであります。 1、例月出納検査の結果  監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定により、平成16年度平成17年2月分の例月出納検査を執行した結果の報告がありました。  内容については、省略させていただきます。  以上で諸般の報告を終わります。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) 以上で諸般の報告を終わります。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) 本日の日程はお手元に配付したとおり定めました。         ─────────────────────────── △日程第1、会議録署名議員の指名 ○議長(小島軍司君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員には、会議規則第80条の規定により議長において、9番 吉岡健君、10番 尾関光政君の両君を指名いたします。         ─────────────────────────── △日程第2、会期の決定 ○議長(小島軍司君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  おはかりいたします。今期臨時会の会期は、本日1日と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(小島軍司君) 御異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は、本日1日と決しました。         ─────────────────────────── △日程第3、専第1号から日程第6、議第53号 ○議長(小島軍司君) 日程第3、専第1号から日程第6、議第53号までの4案件を一括し、議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。  市長 森真君。   (市長 森真君登壇) ◎市長(森真君) 平成17年第3回各務原市議会臨時会に提出いたしました議案につきましての提案理由を説明申し上げます。  今回提出いたしました議案は、  ・専決処分の承認        2件  ・予算の補正          1件  ・条例の改正          1件 の合計4案件でございます。  まず、専第1号及び専第2号は、専決処分の承認に関するものでございます。  専第1号は、平成16年度一般会計補正予算(第6号)を定めたものでございまして、地方交付税、市債等の確定による歳入歳出予算繰越明許費並びに地方債の補正をしております。  歳入歳出予算の補正につきましては15億200万円を追加し、補正後の予算総額を436億9789万2000円としております。  歳入の主なものは、  ・市税                  6億3008万4000円  ・地方譲与税               1億5598万5000円  ・地方消費税交付金            2億9299万8000円  ・地方交付税               1億6849万6000円  ・国庫支出金                    2億円 などを。  一方、歳出におきましては、  ・減債基金積立金                  10億円  ・福祉振興基金積立金                200万円  ・緑の基金積立金                  5億円 を計上しております。  繰越明許費の補正につきましては、市民の森中央管理棟建設事業を追加し、翌年度に繰り越して実施しようとするものでございます。  地方債の補正につきましては、事業費の追加、変更及び廃止に伴う起債額の確定により公園整備事業債ほか12件の追加、変更及び廃止をするものでございます。  専第2号は、地方税法等の一部改正に伴い、特定中小会社が発行した株式に係る譲渡所得等の課税の特例の適用期限の延長など、市税条例の関係規定を改正したものでございます。  以上の2案件につきまして、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を得ようとするものです。  次に議第52号は、平成17年度一般会計補正予算(第1号)を定めようとするものでございます。  文化創造都市づくりの知的拠点、文化・芸術拠点として中部学院大学各務原キャンパスを誘致するため、歳入歳出予算の補正を行うものでございます。  歳入として、繰入金15億65万5000円を  歳出として、  ・土地購入費               10億4065万5000円  ・建設事業補助金               4億6000万円 を計上しております。  この結果、補正後の予算総額は390億6565万5000円となります。  議第53号は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険料の算定方法を改めるため、条例を改正しようとするものでございます。  よろしく御審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(小島軍司君) 以上で説明は終わりました。  なお、質疑の発言通告書は、本日午前10時35分までに御提出ください。  議案精読のため、午前10時40分まで休憩いたします。 (休憩) 午前10時10分         ─────────────────────────── (再開) 午前11時12分 ○議長(小島軍司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) これより質疑を行います。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  17番 今尾泰造君。   (17番 今尾泰造君質問席へ) ◆17番(今尾泰造君) 専第1号、平成16年度一般会計補正予算についてのお尋ねです。  まず、積立金についてです。  今回は、税の確定などにより発生した15億200万円はそのまま積立金として処理されていますが、果たしてそういう手法しかなかったのか。例えば市債の繰り上げ償還、あるいは他の事業の財源に振りかえることなどは不可能だったのか、お聞きします。  次は、繰越明許費3630万5000円、市民の森中央管理棟建設事業費についてです。  当該の管理棟の工事請負業者が工事続行不能になったために、17年度に事業を繰り越す予算措置したというものですが、この経緯についてお尋ねします。  この事業については、昨年10月13日に、工期2月10日、5596万5000円で請負契約をした業者が、1月5日に工期を当初の2月10日から3月28日とする工期変更契約を結んでいます。しかし、これも工期直前の3月22日に工事続行不能届が出されて、同じ日に市が契約解除通知を出しています。工事が続けられない理由は、資金調達できなかったということのようです。入札・契約の段階でチェックはどうだったのか、また工事中の業者の状況、工事状況を担当はチェックはしていたのか、お尋ねします。 ○議長(小島軍司君) 都市戦略企画推進部長 五藤勲君。   (都市戦略企画推進部長 五藤勲君登壇) ◎都市戦略企画推進部長(五藤勲君) 専第1号の御質疑にお答えいたします。  16年度予算におきまして、当初予定していなかった歳入の増加等が年度末に至るまで正確な金額が確定できなかったということから、新たな事業に追加することができず、今回15億200万円を基金へ積み立てを行ったところでございます。なお、市債の繰り上げ償還につきましては金融機関との契約により、簡単に市の意向だけでは行えないため、繰り上げ償還を行わなかったところでございます。以上です。 ○議長(小島軍司君) 総務部長 五島仁光君。
      (総務部長 五島仁光君登壇) ◎総務部長(五島仁光君) 市民の森中央管理棟建設事業につきましては、契約締結の時点におきまして、請負業者の経営状況が悪いといったような兆しは全く見えませんでした。以上でございます。 ○議長(小島軍司君) 都市建設部長 大中武易君。   (都市建設部長 大中武易君登壇) ◎都市建設部長(大中武易君) 市民の森中央管理棟建設事業の業者及び工事の状況につきましては、毎週定期的に関係者による工程打合会を実施し、工事の進捗状況等を確認いたしておりました。以上です。   (「議長、再質疑」と呼ぶ者あり) ○議長(小島軍司君) 17番 今尾泰造君。 ◆17番(今尾泰造君) まず積立金についてですが、どうして繰越金として処理しなかったのか、お尋ねします。  また、こうした税収の見込みは早い時期に把握できているはずですが、なぜそうした対応をしなかったのか、お尋ねします。  また、工事請負契約の点です。繰越明許費についてです。  契約解除の時点での出来高率は44.9%で、2512万8000円とのことでしたが、工期変更契約を結んだ1月5日時点ではどれだけであったのか、お聞きします。  また、工事内容に問題はなかったのか、お聞きいたします。 ○議長(小島軍司君) 都市戦略企画推進部長 五藤勲君。 ◎都市戦略企画推進部長(五藤勲君) 再質疑にお答えをいたします。  繰越金とすべきでなかったのかという御質疑でございますが、地方財政法7条の規定によりますと、剰余金が生じた場合には積み立て、または地方債の繰り上げ償還を行うことが規定されております。平成17年度におきまして、繰越額を18億円程度予定をしておりまして、これは例年に比較しまして同程度の金額でございます。ちなみに、16年度は17億円の繰越財源でございました。こういうことから、17年度におきましても所要の予算は確保されると考えているところでございます。以上です。 ○議長(小島軍司君) 都市建設部長 大中武易君。 ◎都市建設部長(大中武易君) お答えいたします。  1月5日の変更契約時点での出来高は、おおむね30から35%程度であったと思われます。以上です。   (「議長、再質疑」と呼ぶ者あり) ○議長(小島軍司君) 17番 今尾泰造君。 ◆17番(今尾泰造君) まず繰越明許です。  先ほどの部長の答弁でも、毎週工程会議を行って工事の進捗状況についてもチェックをしていたということですので、そうなれば、この業者が資金調達の面で結局工期を延長して、しかも資金の調達もできなかったということで、とうとうこの工事を投げ出してしまったということになるわけですけれども、毎週工程のチェックの会議が行われていれば、その点で十分な、工期ぎりぎりになってもこれはできないという状況にはならなかったと、その手だてができたと私は思うわけですけれども、そういう点での毎週の工程会議なるものの中では、そのようなチェックというのはなかったのかどうかということが、実際に工事をやる中での問題点についてお尋ねします。  それから、入札の段階でこの業者は問題なかったということですけれども、実際に工期が守れなかった、しかも資金調達できなかった、しかも前途金、着手金については、工事費の4割を既に業者に市の方は支払っているということから考えても、これは十分に工事を完了できるというふうに思うわけですけれども、その点でももう初めから業者には経営状況が非常に厳しい状況にあったということが言えるんではないですか。その点で、指名業者にする段階で本当に問題はなかったのか、改めてお尋ねいたします。  それから、先ほど答弁の中で、16年度は18億円程度の繰り越しがあるということで、ほぼ平年の繰越額だということですけど、私はそう見ると、今回の15億円という基金への積み上げというのは、結局、繰越金が莫大の金額になってくるということからほかに使わない、先ほど地方債の繰り上げ償還にも使えるんだということを言いながらも、実際に使わないで、基金に積み立てとするという処理をしてしまった中には、そうした市民のために使うべき、また使えるはずの事業予算を、こうした形で繰越金の額を小さくするということで処理しているんではないかというふうに思うわけですが、どうでしょうか。  先ほどの部長の答弁の中でも、歳入として正確な金額は確定できなかったということを言われますけれども、正確な金額でないにしても、税収入の見込みというのはある程度捕捉できるわけですね。それは、年度末にならなくても、そうした捕捉はできるわけですから、事業の方に振り向けることができると思います。その点で、正確な金額じゃなくても捕捉できる金額があったと思うんですけど、正確な金額が出ない限りやらないという考えでこういう処理をしたということでしょうか、お尋ねします。 ○議長(小島軍司君) 都市戦略企画推進部長 五藤勲君。 ◎都市戦略企画推進部長(五藤勲君) 16年度の歳入におきましては、特に特殊要因的なことがございます。例えば、川島町との合併に伴います補助金等、あるいは川島町から取り崩して引き継いだ基金の積み残し分等がございます。それと、年度末にどうしても経費の確定がなされるものといたしまして、特に国庫支出金、あるいは地方交付税等がございますので、そういったもろもろのことを考え合わせ、今回正確な金額が確定できなかったということでございます。 ○議長(小島軍司君) 都市建設部長 大中武易君。 ◎都市建設部長(大中武易君) 市民の森中央管理棟建設事業につきましては、平成17年2月中ごろ工事のおくれが出始めたため、施工者に対し指導し、おくれを取り戻すように指示をしておりました。これ以降も、常に会議があるごとに指導は続けておりました。工事内容については特に無理があったとは考えておりません。以上です。 ○議長(小島軍司君) 5番 浅野健司君。   (5番 浅野健司君質問席へ) ◆5番(浅野健司君) 議第52号 平成17年度各務原市一般会計補正予算(第1号)について、質疑いたします。  今回の補正予算は、各務原市の目指す文化創造都市づくりの知的拠点、文化・芸術拠点として、中部学院大学各務原キャンパスを誘致することに関するものであります。  この計画は、ついこの前、ことしの1月に発表されました。その時点では、まだ具体的な内容は未定で、今後の交渉より決まってくるというお話でありました。その後の同大学との交渉、市執行部内部での検討過程を経て、誘致場所、誘致に当たっての各務原市の支援を決定し、5月6日の議員全員協議会でその誘致内容が議会に報告され、今回の補正予算となったものであります。場所は桜丘中の南の(仮称)市民の森との間の土地であります。  支援内容は、補正予算の土地購入費10億4065万5000円相当の大学用地の無償貸与と建設事業補助金4億6000万円で、約15億65万円が計上されました。  そこでまず、補正にあらわれている支援内容について、1月発表から議案提出に至った大学側との話し合い、折衝の経緯はいかがなものであったか、市の考え、大学側の要求内容も含め、市の意思決定の経過をお答えいただきたいと思います。  また、5月6日の議員全員協議会で市長がおっしゃいました無償貸与、補助金については破格の条件であるというのは、どういった根拠から破格なのか、お尋ねいたします。  続いて、建設事業補助金4億6000万円に関連してお尋ねいたします。  建設規模がシティーカレッジ部分として15%増加していることなどからという根拠が示されました。すなわちシティーカレッジ事業を行うから、それに対して補助することだと思いますが、そもそもシティーカレッジとは何であるのか、市民にとってどんなメリットのある事業なのか、お尋ねいたします。できれば、具体的なものがあればお答えいただきたいと思います。  次に、他都市の大学などを見ると、大学周辺の住民生活に影響を及ぼしている問題として、自動車通学による路上駐車やミニバイク通学による交通事故の多発化などがあります。周辺には小・中学校、養護学校もあり、児童・生徒の通学等を心配するところであり、地元住民への説明、理解、安全対策が必要と考えておられると思いますが、どのような対策を考えておられるのか、お尋ねいたします。  最後に、大学の運営に対して、今後の市からの運営補助といった支出は伴うことはないのか、お尋ねいたします。  以上5点について質疑いたしましたが、しっかりと理解できる答弁をお願いいたします。 ○議長(小島軍司君) 都市戦略企画推進部長 五藤勲君。   (都市戦略企画推進部長 五藤勲君登壇) ◎都市戦略企画推進部長(五藤勲君) 議第52号の御質疑にお答えをいたします。  まず1つ目の御質疑の1月の覚書からの経緯についてでございますが、この覚書の締結を受けまして、1月下旬から大学・市、両者におきまして候補地の検討を始めますとともに、大学への支援につきましても検討を始めました。2月上旬に大学が岐阜大学農場跡地に大学の設置場所を絞り込んで検討に入りますとともに、当該新学科設置が認可対象か届け出対象かについて文部科学省に事前相談を行われ、2月中旬に中部学院大学のケースは届け出対象であり、6月に開催予定の国の大学設置・学校法人審議会(大学設置分科会)運営委員会への届け出により、平成18年4月に開校が可能であるとの回答を大学の方は得ております。また、市に対しまして、岐阜大学農場跡地の土地利用として大学設置が問題ないか、事前協議を行っております。  2月下旬には、大学から文部科学省の回答を受けまして、市に対し、18年4月に開校したい旨の相談がございました。市は大学に対しまして、土地利用として岐阜大学農場跡地に大学の設置が可能であると回答をし、大学から岐阜大学農場跡地を設置場所としたい旨、正式に要望がございました。  3月初旬に、市は岐阜財務事務所に岐阜大学農場跡地の払い下げの条件の変更と手続について協議を始め、3月下旬に岐阜財務事務所から議会の議決証明をもって払い下げの変更申請を受理するとの回答を受けております。  また、3月下旬に大学側は教授会、理事会において、平成18年4月開校を決定したとの報告とともに、文部科学省の学科申請の届け出に、市が中部学院大学に土地を貸し付ける旨の議決証明が必要との報告を受けました。これを受けて、4月上旬に市では、用地について開発申請等の手続などの日程を検討した結果、18年4月の開校が可能であり、市にとっても大きなメリットがあることから、早期開校で一致したところでございます。その後、大学建設構想の概要について提案がございまして、市はその内容について同意をいたしました。  4月中旬には、大学への支援につきまして、市と大学側、両者間においてほぼ協議が調いまいて、4月の25日に最終的に政策会議でもって決定をしたところでございます。  2つ目に、予算がどうして破格なのかという御質疑でございますが、近隣県の大学誘致の例を見ましても、支援の額におきましても、補助率におきましても、破格の安さであるということでございます。ちなみに、平成14年の長野県茅野市の諏訪東京理科大学の誘致では61億5800万円、率で74%を支出しているということで、本市では4億6000万円で、率にして23%ということでございます。  3つ目にシティーカレッジの件でございますが、子どもさんからお年寄りまで幅広い人生のライフステージに応じた、今までにない学びの提供ができるということでございます。例えば、資格や技術取得によりまして、求職者への就業機会をサポートするとともに、社会人の方にもリカレント教育の場の提供ができるということ、あるいは市の生涯学習講座を大学の専門性を生かした、より高度で専門的な学びの場の提供ができるということ、あるいは小・中学生におきましては、土曜日とか夏休みなどの休日を利用し、学校教育以外の学習機会をとらえ、学びをより身近なものとするということで、例えば国語力、国際力、計算、あるいはIT、生きる力やボランティア教育などを中心に学ぶ楽しさや社会力を養うという、こういった場の提供ができるということでございます。具体的な事業につきましては、現在、大学・市、双方でそれぞれ事務的なレベルで検討をしておるところでございます。  それから、周辺の地域の交通安全でございますが、大学に対しまして、通学につきましては、特に交通手段でございますが、電車等の公共交通機関の利用を大学に申し入れをしてまいります。また、交通安全につきましては、今後、大学と協議しながら、必要があれば、そういった必要な措置を講じてまいる考えでございます。  また、今後、運営上の補助金でございますが、大学の運営補助金については考えておりません。以上でございます。   (「議長、再質疑」と呼ぶ者あり) ○議長(小島軍司君) 5番 浅野健司君。 ◆5番(浅野健司君) 再質疑させていただきます。  今、答弁の中に最初の方だったと思いますが、「市にとって大きなメリット」という言葉が出てまいりましたが、今の答弁では、まだ私、多少頭が足りませんので、ちょっと理解に苦しむところであります。もう少し詳しくお願いしたいと思います。  そして、具体的なもの、検討中ということでありますが、検討中の中に上がっているものも何かあれば、それもお答え願いたいと思います。  そして、交通安全の件なんですけれども、地元住民説明等々を考えておられるかというふうな質疑を入れたと思いますが、そういったことも必要措置としてという、それだけでいいのかなあというふうに考えますが、市の方としても考えておられると思いますので、地元住民の皆さんへ説明等々はどのように行っていくのかを、再度お答え願います。 ○議長(小島軍司君) 都市戦略企画推進部長 五藤勲君。 ◎都市戦略企画推進部長(五藤勲君) まずメリットでございますが、大学に通う若い人がまずここへ集うということでにぎわいが出てくると、こういう人口の増加ということが1つは上げられます。  また、経済波及効果といたしまして、これは以前もちょっと御説明しましたが、文部科学省の学生実態調査によりますと、自宅から通われる学生さん、あるいはそうでない方等の基礎数値が文部科学省から示されておりますが、そういったものからと学生等の人数から計算いたしますと、経済波及効果は15億2000万円の波及効果があるというふうに考えており、大きなメリットということでございます。  それから、シティーカレッジでございますが、具体的にはまだ今検討中でございますが、例えばでございますが、先ほど申しました資格取得では、一般的な資格取得とかキャリアアップのような資格、またリカレント教育などにおきましては、経営部門とか、あるいは就業支援でございます。就業支援の中には、例えば面接に関するものとか、マナーに関するもの等を今考えております。また、専門性の高い講座でございますが、こういったところでは文学とか歴史、あるいは化学、また福祉におきましては、介護とか子育てというようなことがございます。それから、先ほども申しました小・中学生向けでは、国語力とか計算力、あるいは理科、生きる力等、現在そういった内容につきまして80数講座を今のところ上げまして検討をしているところでございます。  あと地元説明でございますが、もし今回の議会でもって御議決をいただきましたら、今後、地元の自治会長さん初めに御説明に入ってまいります。以上でございます。 ○議長(小島軍司君) 市長 森真君。   (市長 森真君登壇) ◎市長(森真君)  浅野議員からの、市にとってどういう点がプラスかという、まさに核心に触れる御質疑をいただきました。部長の答弁のとおりでございますが、若干の補足をいたします。  私は、この議会で何度も各務原市の充実・発展、ずばっと言うと各務原市の進化のためには、1つは時代潮流をきちっと把握しなくてはならないということを、絶えずいろんな答弁で申し上げているとおりでございます。その時代潮流をずっと、未来を透かして見ますと、明らかに「知価社会」、これは堺屋太一の言葉でございますが、ほかの学者は「知識社会」の到来と呼んでおります。私もそのとおりだと思いますね。それをまた別の言葉で言いますと「文化」ということだと思います。したがいまして、単にものづくりだけではだめだと、都市各務原市のより一層の発展、充実、進化のためには、この知価社会、知識社会と呼ばれる新時代の潮流に各務原市が十分その波と同時に進む必要があると思います。  そういう点で省みてこの都市を見てみますと、ものづくりは岐阜県一です。この3月議会でも数字を上げて申しましたとおりであります。ただし、何かがもう1つ不足している、こういうことでございまして、私は3月議会で都市文化力のスケールアップということを所信表明の文で申し上げたとおりでございます。その後、国は今21世紀ビジョンでしたと思いますが、21世紀ビジョンというものを国家は作成しつつございます。その原案が発表になりましたが、それを見ますと、私と言葉は違いますが、国は3つ上げているわけですよ。このままで行けば日本国は斜陽になってしまうと。それをもう一度浮揚させるためには3つ上げているわけですね、大きな柱として。その第1番が、国の言葉を使えば「文化創造国家」と、これに21世紀ビジョンは国は力を上げていくと、こういう文章でございます。同じことでございまして、私はそれを「都市文化力のスケールアップ」と、こう言っています。国家はイコール都市であります。国家は日本じゅうの都道府県、それから市町村の集合体であります。果たして国家が先に進むのか、都市が先に進むのか、明らかに都市が先に進まなければなりません。それが地方分権ということでございます。  したがいまして、以上を総括しますと、この都市に大学が1本必要であると、私はつくづく思っております。これは今に始まったことではございません。私は市長就任以来、絶えずそのことを考えてまいりました。御縁があって、中部学院大学が各務原市に進出という意欲が非常にあるので、ありがたいなと思っている次第でございまして、そうしますと15万市民にとってどういうプラスが考えられるかといいますと、要するに知的・文化的な拠点がぼんと真ん中に出現するということでしょう。それは、都市各務原市の進化に役立つでしょう。それは15万市民に有形・無形の公益を私は与えてくると思います。  もう1つございましたが、その交通の問題ですが、これは要するに駅前大学ですね。インフラはいいですね。あそこには駅がございますし、考えてみますと、各務原市は東西に長い広域性がございまして、そこには名鉄及びJRの駅がたくさんあります。これは、各務原市という市域を走る電車であります。言うならば市電であります。そういう随所に駅を持った、しかもその真ん中の各務原市役所前駅のすぐ近くにあるわけですから、私は、そういう人里離れたところの大学と違いまして、いわば駅前大学でございますから、そういう点は公共輸送機関を利用されるようになってくると思いますし、それを強く申し入れたい。  もう1つ補足いたしますと、問題は各務原キャンパス、それから関のキャンパス、この間、車で20分であります。スクールバスですよ。そうしますと、このキャンパスに毎日通われる学生さん以外の千数百人の学生さんがこのまちで乗降すると、こういうことになるわけでございまして、そういう点もまだ詰め切っておりませんが、一番最後の部分はまだ詰め切っていませんが、多分私の想像では、中部学院大学は質のいい大学でございますし、経営者は一流であります。私の言うことはわかると思いますよ。以上でございます。   (「議長、再質疑」と呼ぶ者あり) ○議長(小島軍司君) 5番 浅野健司君。 ◆5番(浅野健司君) 最後に1点だけお聞きいたします。  シティーカレッジの部分なんですが、先ほど80数講座を予定しているというような内容があったと思いますが、その中において、市民の参加人数というのはどれぐらいを想定されているのか、最後に1つお聞きをいたします。 ○議長(小島軍司君) 都市戦略企画推進部長 五藤勲君。 ◎都市戦略企画推進部長(五藤勲君) 参加人数につきましては、現在、講座のしっかりした内容等とともに、今後もう少し詰める中でどれぐらいの参加かということが出てくると思います。現在のところ、まだ人数については把握がちょっとできておりません。以上でございます。 ○議長(小島軍司君) 3番 波多野こうめ君。   (3番 波多野こうめ君質問席へ) ◆3番(波多野こうめ君) 議第52号についてお尋ねいたします。質疑をいたします。  中部学院大学の誘致についてですけれども、まず第1点目に、場所についての経緯の説明がございましたけれども、この場所というのは、以前、合併を協議している中で、産文の上の方で、市長がこの場所に養護学校を建設する計画があるというふうに説明を受けた記憶があるわけですけれども、この養護学校の場所を変更してこの地に決めたということについてどういう経緯であったのか、伺いたいと思います。そして、ここのほかに候補地も検討されたのでしょうか、伺います。  2点目には、この土地を無償で貸与することについてであります。開発公社から10億4065万5000円で買い取りをしますけれども、時価にすればもっとふえてくるわけです。なぜ、半永久的に無償で貸与しなければならないのか、お伺いいたします。  3点目には、この建物の規模がシティーカレッジの部分として約15%増加をするということが考えられると言っていますけれども、具体的にどういう建物がふえるのか、お尋ねします。  4点目には、シティーカレッジについてですが、市長は3月議会の所信表明で、欧米には大学とは別にコミュニティーカレッジという社会教育システムが横断的に完備をしているが、日本にはそのシステムがなく、バスに乗りおくれた日本の現状があると。だからこそ、この3つのコースを市と大学連携で進めていくというふうに言っておられますけれども、シティーカレッジと、そして今現在、生涯学習なども行っているわけですけれども、そういったものとの違いはどこにあるのか、説明をいただきたいと思います。  それから5番目ですが、補助金についてですけれども、シティーカレッジの部分と他市の状況を勘案して、全体事業費の10%を誘致助成費としたということですが、他市とはどこを指して言っているのか、お尋ねをします。  それから、6点目ですけれども、こうした大学を誘致というのは、先ほど市長も述べられたように、本当に市の将来を決めるような大事な問題であると思います。こういった大事なことを決めるときは、議会は特別委員会などを設けていろいろ議論をしながら進めていくわけですけれども、もちろん市民参加の検討委員会といったものもつくりながら検討をしていくというのが大変大事であって、そういったことも、パブリックコメント制度を導入するというようなことを言っておられる市としても必要ではなかったかというふうに思うんですけれども、この点についてお尋ねをします。  7点目ですけれども、間もなく6月定例議会も始まるわけですけれども、定例議会ですと、一般質問などでこういった問題も取り上げることができるわけですけれども、この臨時議会ではなかなか議論も十分にできないと私は考えますが、こうした臨時議会で行うというのはなぜなのか、お尋ねをします。  8点目ですが、将来、もし大学が撤退をするというようなことになったときはどのような対応になるのか、お尋ねをします。  以上、第1回目の質疑とします。 ○議長(小島軍司君) 都市戦略企画推進部長 五藤勲君。   (都市戦略企画推進部長 五藤勲君登壇) ◎都市戦略企画推進部長(五藤勲君) 議第52号の御質疑にお答えをいたします。  合併協議の時点でのさっき御質疑だったと思いますけれども、その時点では、もう既に養護学校につきましては、現在、建設中の場所ということで決定はしておりました。  それから、なぜ無償貸し付けなのかというお尋ねでございますが、誘致に関する支援につきましては、他市の状況を見てみましても、土地を無償譲与し、かつ建設費に対しまして補助金を支出する例がほとんどでございますが、本市では無償貸し付けということで大学との協議が調ったところでございます。  また、シティーカレッジ部分の15%がふえた部分はというお尋ねでございますが、全体の建設計画は床面積が約8000平米でございます。このうち、シティーカレッジ部分ということで、子ども家庭支援センターというような形で約200平米、あと講義室5つぐらいを想定しておりますが、これが約400平米、メディアセンターが約100平米、コンピュータールームが300平米、調理実習室が100平米、図画工作室が100平米の合計1200平米で、建築面積の約15%ということで積算をしております。  それから、シティーカレッジは生涯学習とどう違うかというお尋ねでございますが、今回、シティーカレッジを考えておりますのは、生涯学習にはない、もっと幅広い、より専門的なものとか、あるいは資格取得ができるようなこと。あるいは、小・中学生に関して言えば、学校教育以外の学習機会の場の提供を行って、学ぶ楽しさや社会力を養うということで、現在の生涯学習にはない部分を主に考えておるところでございます。  それから、5つ目に補助金の根拠とした他市はというお尋ねでございましたが、例えば滋賀県の長浜市、長野県の茅野市、福井県の武生市、滋賀県の守山市、愛知県の半田市等がございます。
     それから、検討委員会の設置でございますが、1つには短期間での誘致となりましたので委員会は設置をしてございませんでした。  7つ目に、なぜ今回の臨時議会なのかというお尋ねでございますが、18年4月の開学のためには、先ほども浅野議員にお答えをいたしましたが、6月14日に開催が予定されております文部科学省の学校法人審議会(大学設置分科会)の運営委員会へ届け出が必要であるということで、その書類の受け付け期限が5月31日となっておりまして、その申請に各務原市が大学に対して土地を貸し付けるといった議決証明が必要のため、今回の臨時会でおはかりをするものでございます。  もう1つでございます。大学の撤退でございますが、そのような撤退については考えておりませんが、大学との今後、土地の貸付契約の中で、もし万が一そういうことがあれば、原形に復して返還するなどの条文を盛り込んでまいる所存でございます。以上でございます。   (「議長、再質疑」と呼ぶ者あり) ○議長(小島軍司君) 3番 波多野こうめ君。 ◆3番(波多野こうめ君) 再質疑を行います。  まず1点目ですけれども、合併の協議をしていたころですけれども、産文の何階だったかちょっと記憶がありませんけれども、そのときに大変自慢げに話をしていた記憶がございまして、私も本当にいいところにできるなというふうに思っていたものですから、そういった養護学校の場所であったはずだったのにというふうに思ったんですけれども、全体的から見ても本当にいい場所でもあるわけですので、学校ということで決めたということはそれなりの理由があると思いますけれども、そういった養護学校は変更したというふうに思っていたんですけれども、これは記憶違いでしょうか、伺います。  それから2点目の、なぜ無償貸与かということについてお尋ねをしましたけれども、他市の状況等も見ながら大学との協議ということですけれども、無償にするのか、有償にするのか、どういう検討をされたのか、その辺のところを答弁をいただきたいと思います。  それから、4点目のシティーカレッジについてですけれども、市長が言っておられるシティーカレッジ構想というのがなかなかイメージがされにくいといいますか、より専門的に学びたい人も学べる、そして子どもさんたちも学ぶ楽しさなんかも会得できるようなものをとのお考えのようですけれども、果たしてそれが市長が言われた欧米の社会教育システムというような形になっていくのかどうかですけれども、そういった80数講座を設けることによって、こうした社会教育システムが完備するというふうに考えられるのか、お尋ねします。  5番目の補助金の根拠とした他市についてですけれども、今、幾つか上げていただきましたけれども、それぞれ補助金を上げてください。  それから6番目ですけれども、市民の参加していく検討委員会をつくることについてですけれども、時間がなかったというようなことですけれども、やっぱりこういったことは市民と検討をしながら、また地域住民の理解も得ながら進めていくということが当然必要であるわけですけれども、その辺がなぜできなかったのか、お尋ねしたいと思います。時間的にいっても、ことしの1月に私たちに説明をしていただきましたので、その時点でこういったパブリックコメント制度のような形で検討をしていくということも可能であったと思います。なぜなのか。以上です。 ○議長(小島軍司君) 都市戦略企画推進部長 五藤勲君。 ◎都市戦略企画推進部長(五藤勲君) 養護学校の件でございますが、この大学の誘致によって変更したわけではございませんので、ずっと以前に場所は決定しておりました。それから、なぜ無償貸し付けなのかというお尋ねでございますが、他市の状況等も1つの考慮のことでございますが、もう1つは市にとって大きなメリットがあるということも、この無償貸し付けに至った理由の1つでございます。  それからシティーカレッジでございますが、具体的にまだ詳しい講座の内容については、現在、双方で詰めておりますので、先ほど来、御答弁申し上げていますような学びの提供の場を行って、お年寄りから子どもさんまでのライフステージの場に活用していきたいということでございます。  それから補助金の他市の金額の例でございますが、建設費で申し上げますと、滋賀県の長浜市が14億9600万ほど、それから長野県の茅野市が59億900万円、それから福井県の武生市が9億8900万、滋賀県の守山市が15億5000万、日本福祉大学が7億円ということでございます。  それから、検討委員会の設置でございますが、短期間で先ほども申しましたように設置をしなかったということでございますが、しかしながら、大学等の知的拠点の設置につきましては、生涯学習グループとか産業界など、市民の皆様の要望につきましてはお聞きをしているところでございます。   (「議長、再質疑」と呼ぶ者あり) ○議長(小島軍司君) 3番 波多野こうめ君。 ◆3番(波多野こうめ君) まず大事なことは、市民が知らないままにこういったことを進められていくということですので、やっぱり市民と検討をするということは是が非でもつくっていかなければならないというふうに思っています。  3月の予算のときにも、大学誘致の調査・研究をするためにということで、100万円の予算がついているわけですよね。こういった研究をしながら、市民への説明会も進めながらということが何よりも大事であったというふうに思いますけれども、ここは本当に、周辺の地域の人たちにも説明会ということを、先ほども議会が議決されたらということを言っていますけれども、議決される前に説明会なり設けられなかったのかどうか、お尋ねします。 ○議長(小島軍司君) 都市戦略企画推進部長 五藤勲君。 ◎都市戦略企画推進部長(五藤勲君) 先ほども御答弁いたしておりますが、特に設置場所等につきましては、最終的に市が決定をしたのが4月の上旬ということでございますし、それまでにいろんなやり取りがあったということで、委員会等の設置が時間的に難しかったということでございます。 ○議長(小島軍司君) これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── △1、委員会付託省略(日程第3、専第1号から日程第6、議第53号まで) ○議長(小島軍司君) おはかりいたします。ただいま議題の4案件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(小島軍司君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の4案件については、委員会付託を省略することに決しました。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) これより午後1時15分まで休憩いたします。 (休憩) 午後0時10分         ─────────────────────────── (再開) 午後1時16分 ○議長(小島軍司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) これより討論を行います。討論はありませんか。   (「議長、3番」と呼ぶ者あり) ○議長(小島軍司君) 3番 波多野こうめ君。   (3番 波多野こうめ君登壇) ◆3番(波多野こうめ君) 議第52号 平成17年度各務原市一般会計補正予算(第1号)について、反対の立場で討論を行います。  この議案は、中部学院大学を誘致するために開発公社から10億4065万5000円で、桜丘中学校南の岐阜大学跡地を買い取る予算と大学に4億6000万円補助をしようとするものです。  日本共産党は、この大学誘致そのものに反対するものではありません。しかし、決め方が問題です。  1点目の問題は、1月に大学誘致計画が初めて明かされ、1月27日、中部学院大学と覚書を交わされ、そして今回、5月6日の議員全員協議会で、場所、無償貸与、貸与期間、補助額、開校時期など、初めて明らかになりました.それから10日後の本日、一般質問もできない臨時議会で決めてしまう。こうしたやり方は、議会での十分な議論を封じたものと言わざるを得ません。  2点目は、市民の大事な財産や税金を使い、また市の将来を決める大事なことを、こうした早急な決め方で、市民への説明もしないまま進めることは納得できません。  3点目は、この土地は各務原市が国から少しずつ買い取った大事な財産です。なぜ半永久的に無償で貸与しなければならないのか。市長は、無償譲渡ではなく無償貸与となり、破格の条件だと全員協議会で言われましたけれども、一等地を無償で貸し付けるなんて考えられません。  4点目、補助金の根拠として、シティーカレッジ部分と大学誘致に伴う他市の状況を勘案するなどで全体事業費の4分の1程度が適当としていますが、シティーカレッジと生涯学習の違いはどこなのか、市民が望んでいるものはどういうものなのかなど、あいまいのまま補助額だけが市と大学側で決められています。そして、開学を1年早めることについても、学生の獲得が激烈で、一刻も早い開学を大学側が望んでいると、大学の都合で計画が進められています。ここでも、市民も議会もないがしろにされ、問題です。  こうした問題は、議会で特別委員会などをつくり、市民参加の協議会などをつくり、時間をかけて協議をし、市民にも説明をし、みんなで納得して進めるべきです。こんな早急なやり方では、いいのか悪いのかも判断できません。よって、この議案は反対します。   (「議長、5番」と呼ぶ者あり) ○議長(小島軍司君) 5番 浅野健司君。   (5番 浅野健司君登壇) ◆5番(浅野健司君) 議第52号 平成17年度一般会計補正予算に賛成の立場で討論させていただきます。  都市文化力のスケールアップ、進化する各務原の知的・文化拠点として位置づけられたものでありまして、大学誘致というものはなかなか難しいと言われる昨今であります。今後、各務原市、各務原市民に与える影響力は大きなものであり、大変有意義なもので、営効果、先ほど答弁にもありましたように、15億2000万円の経済効果、そして交流人口の増加といった、そういった効果も多大に見られる、そういうふうに考えます。これから建設に入っていくということでありまして、本当の意味での市民のためとなることを期待しておりますが、最後に一言、さきの3月定例議会に、我が会派の横山会長が代表質問をしてから1週間もたたないうちに臨時議会開会の言葉が出たことに関しては、余りに不自然であります。事細かには申し上げませんので、この「不自然」という言葉をしっかりと理解していただきまして、賛成討論といたします。   (「議長、20番」と呼ぶ者あり) ○議長(小島軍司君) 20番 中村幸二君。   (20番 中村幸二君登壇) ◆20番(中村幸二君) 民主クラブを代表いたしまして、議第52号 平成17年度一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で討論をいたします。  過日、実施された市長選挙において、現職市長で候補者であった森市長は、文化創造都市の実現を選挙公約の1つとして掲げ、その一端として大学の誘致計画など、多くの市民に語っておられました。  国際化、IT化へと大きく変化する今日の時代に対応するための社会人への高度な専門教育、少子・高齢化による多様な学びの場が市民よりも切望されております。このような時代の潮流の中で、都市の文化力をスケールアップしていく拠点としての大学の設置は大いに意義があります。また、大学の誘致により若者の人口、交流人口が増加し、にぎわいができ、新しい文化の創造や地域経済の活性にも大きく期待が持てます。  そして、大学に併設予定のシティーカレッジの創設により、小・中学生教育のレベルアップや一般成人への木曽川アカデミーのレベルアップなど、市民の高度なライフデザインの創造にもつながりましょう。  今、産・官・学が一体となった都市づくりが大きく求められている時代と言えます。幕末の時代に戊辰戦争で焦土と化した新潟長岡藩で米百俵の処分をめぐって議論百出、結果はあすの郷土の復興と発展につながる教育の資金に投ぜられた実話は余りにも有名であります。したがって、今臨時議会で上程されています大学誘致のための建設資金の一部補助の措置などについてはやむを得ないものであり、賛成するものであります。以上で終わります。 ○議長(小島軍司君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) これより採決を行います。  最初におはかりします。専第1号を原案のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(小島軍司君) 起立全員であります。よって、専第1号は原案のとおり承認されました。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) 続いておはかりいたします。専第2号を原案のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(小島軍司君) 起立全員であります。よって、専第2号は原案のとおり承認されました。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) 続いておはかりいたします。議第52号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(小島軍司君) 起立多数であります。よって、議第52号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) 続いておはかりいたします。議第53号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(小島軍司君) 起立全員であります。よって、議第53号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) これより暫時休憩いたします。 (休憩) 午後1時26分         ─────────────────────────── (再開) 午後1時27分 ○議長(小島軍司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── △1、日程追加(議第54号並びに議第55号) ○議長(小島軍司君) ただいまお手元に配付したとおり、議第54号並びに議第55号の2案件が提出されました。  おはかりいたします。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(小島軍司君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議第54号並びに議第55号の2案件を日程に追加し、議題とすることに決しました。         ─────────────────────────── △日程第1、議第54号 ○議長(小島軍司君) 日程第1、議第54号を議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) 8番 太田松次君、24番 藤井国雄君、25番 横山隆一郎君、27番 長縄博光君、28番 白木博君に申し上げます。本件は、地方自治法第117条の規定に抵触いたしますので、議場からの退席を求めます。   (8番 太田松次君、24番 藤井国雄君、25番 横山隆一郎君、27番 長縄博光君、28    番 白木博君退場)         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。
     市長 森真君。   (市長 森真君登壇) ◎市長(森真君) 議第54号について説明を申し上げます。  議第54号は、中部学院大学への貸付用地として、各務原市那加甥田町地内ほかの土地1万9601.53平米を10億4065万4778円でもって各務原市土地開発公社から取得しようとするものでございます。  よろしく御審議の上、適切な議決を賜りますようにお願いいたします。 ○議長(小島軍司君) 以上で説明は終わりました。  なお、質疑の発言通告書は、本日午後1時40分までに御提出ください。  議案精読のため、午後1時45分まで休憩いたします。 (休憩) 午後1時30分         ─────────────────────────── (再開) 午後1時45分 ○議長(小島軍司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) これより質疑を行いますが、質疑の通告はありません。  これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── △1、委員会付託省略(日程第1、議第54号) ○議長(小島軍司君) おはかりいたします。ただいま議題の議第54号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(小島軍司君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の議第54号については、委員会付託を省略することに決しました。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) これより討論を行います。討論はありませんか。   (「議長、2番」と呼ぶ者あり) ○議長(小島軍司君) 2番 永冶明子君。   (2番 永冶明子君登壇) ◆2番(永冶明子君) 提出された議第54号 土地の取得について、反対の討論を述べさせていただきます。  その前に、私、新人議員としてまだ3カ月ぐらいですので、1つ確認をさせていただきたいことがあります。  行政の最も柱となすべきことは、市民の税金を市民のためにどのように有効に使うかということにあると思います。こんな基本は釈迦に説法、当然の前提として認識されていると思いますが、あえて申し述べさせていただき、討論に入ります。  この間の中部学院大学誘致計画の進め方につきまして、既に補正予算の審議の中でも指摘されてきましたけれども、この用地はどう見ても市と大学の都合で事業計画が進められており、市民は置き去り、議会はどうもないがしろにされていることが、ここへ来ていよいよはっきりしてきたと言えると思います。今後、何につけても大変問題を残すことになると感じています。そのことを明確にして、議第54号、大学貸付用地の取得ですが、この土地は市の中心部の一等地で、市民のために活用するのに今後大きな利用価値のある貴重、希少な土地でございます。10億4000万円強の評価ですけれども、市民の財産です。甥田町、桜町周辺の土地の価格評価は条件さまざまで違いますけれども、坪20万から30万円台の地価と不動産業者さんに聞きました。この2万平米の土地を、大学誘致を前提に、市長と大学側のトップで取り決めを交わし、中部学院大学の用地として市が購入をするやり方、これも市民の立場からすればトップダウン方式で納得できるものではありません。これによって、この議案について反対をいたします。 ○議長(小島軍司君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) これより採決を行います。  おはかりいたします。議第54号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(小島軍司君) 起立多数であります。よって、議第54号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) 8番 太田松次君、24番 藤井国雄君、25番 横山隆一郎君、27番 長縄博光君、28番 白木博君の除斥を解きます。   (8番 太田松次君、24番 藤井国雄君、25番 横山隆一郎君、27番 長縄博光君、28    番 白木博君入場)         ─────────────────────────── △日程第2、議第55号 ○議長(小島軍司君) 日程第2、議第55号を議題といたします。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。  市長 森真君。   (市長 森真君登壇) ◎市長(森真君) 議第55号について御説明申し上げます。  議第55号は、那加甥田町地内ほかの土地2万280.33平米を、学校法人岐阜済美学院に中部学院大学用地として無償で貸し付けようとするものでございます。  よろしく御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(小島軍司君) 以上で説明は終わりました。  なお、質疑の発言通告書は、本日午後2時までに御提出ください。  議案精読のため、午後2時5分まで休憩いたします。 (休憩) 午後1時51分         ─────────────────────────── (再開) 午後2時6分 ○議長(小島軍司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) これより質疑を行いますが、質疑の通告はありません。  これをもって質疑を終結いたします。         ─────────────────────────── △1、委員会付託省略(日程第2、議第55号) ○議長(小島軍司君) おはかりいたします。ただいま議題の議第55号については委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長(小島軍司君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題の議第55号については委員会付託を省略することに決しました。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) これより討論を行います。討論はありませんか。   (「議長、2番」と呼ぶ者あり) ○議長(小島軍司君) 2番 永冶明子君。   (2番 永冶明子君登壇) ◆2番(永冶明子君) 続きまして、議第55号 土地の無償貸付について、反対の討論をさせていただきます。  中部学院大学用地として無償貸与となった経緯もいま1つ明白ではなく、1月に誘致計画が出され、市民の全く知らないところで誘致する大学まで決まっており、大変驚きました。3月議会でもその事業内容が明確にされていない段階で、予算は企画・調査等の費用100万円、平成19年4月開校を2年先の設定で出されました。ところが、市長選後、10数日で間を置かず、計画は一変して、5月6日の全員協議会では誘致の用地取得をして無償で貸し付ける。建設事業費は補助金4億6000万円、これをぽんと出そうというものです。また、開校も1年早くなり、来年の4月という発表でした。幾ら市長、3選されたといいましても少しせっかち過ぎませんでしょうか。こうした市民にとって生活域にかかわる大きな事業は市民を置き去り状態で決めていっていい話ではなく、大学建学に当たってはしっかりとした教育理念の軸を打ち立て、周辺住民や広く識者、市民の要望、意見を取り込むなど、じっくり時間をかけ、将来のためにその大学の価値を高める取り組みをすべきです。ましてやシティーカレッジなるものを併設するのであれば、揺るぎない教育展望を持った企画・運営の指針をつくらなければ、本当に税金を投入してもその付加価値が生み出せないまま、現場で職員の皆さんが維持・管理に追われるだけになってしまいます。なぜ中部学院大学なのか。御縁があってという説明は、市の行政の進め方として適切と言いがたいものです。大学側の生き残り戦略という理由に迎合して、急に開学が1年早く繰り上げられるなど、大学の誘致事業の重要性、市民への影響の大きさを考えても早計だと思います。シティーカレッジの位置づけ、十分な市民との討議や用地周辺住民への説明会も持たれないで、教育の建物だけつくれば市民の文化知的レベルが上がるものではなく、教育の指針も煮詰めない段階でゴーサインを出すのは、余りにも市民不在、議会軽視というものではないでしょうか。  市民とともに取り組むパブリックコメント制度を導入したということですけれども、今の市の事業の進め方全体に、市民の税金を使って大きな事業を起こす際に、市長の先走り、市民が取り残されているという実感を持たざるを得ません。現実を直視してほしいと思います。市民生活への負担を抑え、市民が本当に活力を取り戻すために行政がすべきことを考えるときではないでしょうか。  こういった理由で反対をいたします。 ○議長(小島軍司君) これをもって討論を終結いたします。         ─────────────────────────── ○議長(小島軍司君) これより採決を行います。  おはかりいたします。議第55号を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(小島軍司君) 起立多数であります。よって、議第55号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────── △1、閉会 ○議長(小島軍司君) 以上で今期臨時会に付議されました事件はすべて議了いたしました。本日の会議はこれをもって閉じ、平成17年第3回各務原市議会臨時会を閉会いたします。 (閉会) 午後2時11分         ─────────────────────────── (閉会式) ◎議会事務局長(金武久) 御起立を願います。  ただいまから平成17年第3回各務原市議会臨時会の閉会式を行います。 ◎市長(森真君) 閉会式に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  提出申し上げました議案につきまして、議員各位には全員御出席の上、慎重な御審議を賜りまして、また適切な御決定をちょうだいしてありがとうございます。執行に当たりましては、議員皆様の御意見を体して慎重に進める所存でございます。ありがとうございました。 ○議長(小島軍司君) 本日、平成17年第3回各務原市議会臨時議会におきまして、皆さん方からいろんな御意見をちょうだいし、慎重に御審議をいただきました。まことにありがとうございました。その上に、適切な御決議をいただきましたことを心から感謝申し上げる次第でございます。  これをもって臨時会を閉会するわけでございますけれども、大変これからも暑くなります。6月の議会もすぐにやってまいります。そうした折、皆様方、健康には十分御留意いただきまして、6月の議会には皆様方全員が健康でおそろいいただきますようお願いを申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。 ◎議会事務局長(金武久) これをもちまして閉会式を終わります。         ───────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。            各務原市議会議長     小 島 軍 司            各務原市議会議員     吉 岡   健
               各務原市議会議員     尾 関 光 政...