各務原市議会 1998-09-04
平成10年第 4回定例会-09月04日-01号
平成10年第 4回
定例会-09月04日-01号平成10年第 4回定例会
平成十年第四回
各務原市議会定例会会議録
───────────── ● ─────────────
各務原市告示第九十三号
平成十年第四回
各務原市議会定例会を次のとおり招集する。
平成十年八月二十八日
各務原市長 森 真
一、期 日 平成十年九月四日
一、場 所
各務原市議会議事堂
───────────── ● ─────────────
議 事 日 程 (第一号)
平成十年九月四日(金)午前十時開議
第 一、
会議録署名議員の指名
第 二、会期の決定
第 三、認第 一 号 平成九年度各務原市
水道事業会計決算の認定
第 四、議第五十七号 平成十年度各務原市
一般会計補正予算(第二号)
第 五、議第五十八号
人権擁護委員候補者の推薦
第 六、議第五十九号 各務原市税条例の一部を改正する条例
第 七、議第六十号 各務原市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
第 八、議第六十一号 各務原市
火災予防条例の一部を改正する条例
第 九、議第六十二号 岐阜県
市町村職員退職手当組合規約の変更
第 十、議第六十三号 財産の取得(
屈折梯子付き消防ポンプ自動車)
第 十一、議第六十四号
市道路線の認定(
市道那一〇五一号線)
第 十二、議第六十五号
市道路線の廃止(市道鵜九七一号線)
第 十三、請願第五号 三十人
学級編成の
早期取り組みに関する請願
第 十四、請願第六号 三十人
学級実現を求める「意見書」採択を要求する請願
第 十五、請願第七号
消費税減税の
意見書決議を求める請願
第 十六、
休会期間の決定
───────────── ● ─────────────
諸般の報告
一、議案の提出
一、請願の提出
一、陳情の提出
一、
専決処分の報告
一、
例月出納検査の結果報告
一、さきの定例会において議決された決議の処理結果報告
───────────── ● ─────────────
〇本日の会議に付した事件
第 一、
会議録署名議員の指名
第 二、会期の決定
第 三、認第 一 号 平成九年度各務原市
水道事業会計決算の認定
第 四、議第五十七号 平成十年度各務原市
一般会計補正予算(第二号)
第 五、議第五十八号
人権擁護委員候補者の推薦
第 六、議第五十九号 各務原市税条例の一部を改正する条例
第 七、議第六十号 各務原市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
第 八、議第六十一号 各務原市
火災予防条例の一部を改正する条例
第 九、議第六十二号 岐阜県
市町村職員退職手当組合規約の変更
第 十、議第六十三号 財産の取得(
屈折梯子付き消防ポンプ自動車)
第 十一、議第六十四号
市道路線の認定(
市道那一〇五一号線)
第 十二、議第六十五号
市道路線の廃止(市道鵜九七一号線)
第 十三、請願第五号 三十人
学級編成の
早期取り組みに関する請願
第 十四、請願第六号 三十人
学級実現を求める「意見書」採択を要求する請願
第 十五、請願第七号
消費税減税の
意見書決議を求める請願
一、
委員会付託(請願第五号から請願第七号まで)
第 十六、
休会期間の決定
───────────── ● ─────────────
〇
出席議員(三十名)
一 番 関 谷 英一郎 君
二 番 田 中 雅 生 君
三 番 小 沢 美佐子 君
四 番 今 尾 泰 造 君
五 番 角 弘 二 君
六 番 三 丸 文 也 君
七 番 神 谷 卓 男 君
八 番 古 田 澄 信 君
九 番 平 松 幹 正 君
十 番 後 藤 幸 夫 君
十一 番 関 浩 司 君
十二 番 伊 藤 正 博 君
十三 番 真 谷 碩 君
十四 番 太 田 松 次 君
十五 番 小 島 軍 司 君
十六 番 横 山 隆一郎 君
十七 番 末 松 誠 栄 君
十八 番 藤 井 国 雄 君
十九 番 加 藤 操 君
二十 番 川 島 勝 弘 君
二十一番 阿 部 靖 弘 君
二十二番 中 村 幸 二 君
二十三番 森 縋 君
二十四番 広 瀬 安 弘 君
二十五番 長 縄 博 光 君
二十六番 小 室 義 明 君
二十七番 白 木 博 君
二十八番 小 島 香 君
二十九番 沢 野 美 得 君
三十 番 足 立 匡 君
───────────── ● ─────────────
〇
欠席議員(なし)
───────────── ● ─────────────
〇説明のため出席した者の職氏名
市長 森 真 君
助役 上 口 猛 司 君
収入役 山 口 仙 司 君
企画財政部長 牧 田 正 明 君
総務部長兼
選挙管理委員会事務局長
加 藤 経 夫 君
市民生活部長 喜多川 紀 君
健康福祉部長 加 藤 幸 雄 君
経済部長 小 林 巌 君
都市建設部長 小 森 利八郎 君
水道部長 清 水 好 昭 君
監査委員事務局長 飯 田 哲 夫 君
教育長 浅 野 弘 光 君
消防長 三 上 博 也 君
企画財政部財政課長 竹 山 幸 市 君
総務部総務課長 岩 井 晴 栄 君
選挙管理委員会委員長 酒 井 武 君
代表監査委員 丹 羽 弥寿彦 君
教育委員会委員長 石 田 幸 彦 君
───────────── ● ─────────────
〇職務のため出席した
事務局職員
議会事務局長 丹 羽 忠 夫
総務課長 金 武 久
課長補佐兼
議事調査係長 小 川 周
主査 福 田 英 二
主査 山 下 修 司
主任書記 小酒井 恵
書記 堀 善 子
───────────── ● ─────────────
(開会式)
◎
議会事務局長(
丹羽忠夫) 御起立をお願いいたします。
ただいまから平成十年第四回
各務原市議会定例会の開会式を行います。
◎市長(森真君) おはようございます。本日、平成十年第四回
各務原市議会定例会を召集申し上げましたところ、
議員各位におかれましては、大変御多忙中、全員の皆様の御出席をちょうだいしまして、まことにありがとうございます。
本議会に提出します案件は、すべて大事なものばかりでございます。ぜひ、慎重に御審議いただきまして、御賛意をちょうだいできればありがたいと存じます。以上、
あいさつといたします。
○議長(白木博君) おはようございます。またひぐらしの鳴く声が最近聞こえるようになってまいりました。あれだけ猛暑が振るいました平成十年の夏もようやく晩夏を迎えることになりました。この平成十年は、第三十四回岐阜県
市議会議員野球大会において、
足立匡監督を初め、議員、選手の方々の御協力によって、見事に準優勝の栄冠を勝ち得ていただきました。この場を借りて
選手諸君に、心から感謝と御礼を申し上げておきます。
今市長からもお話がございましたように、第四回定例会には
重要案件が提出されております。どうぞ
議員諸氏の皆様方の御協力をいただきまして、民主的な
議会運営ができますよう、御協力をお願いすることとし、
あいさつといたします。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
◎
議会事務局長(
丹羽忠夫) これをもちまして開会式を終わります。
御着席をお願いいたします。
───────────── ● ─────────────
(
表彰状伝達式)
一、岐阜県
市議会議長会表彰
・
特別表彰(
市議会議員二十五年)
今尾泰造君、森縋君、
広瀬安弘君、小島香君。
───────────── ● ─────────────
(開会) 時に午前十時二十六分
○議長(白木博君) ただいまから平成十年第四回
各務原市議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。
───────────── ● ─────────────
○議長(白木博君) 日程に入るに先立って、諸般の報告を職員にいたさせます。
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(
職員報告)
一、議案の提出
市長から、本日付をもって
認第一号から議第六十五号までの十案件の提出がありました。
一、請願の提出
① 各務原市新鵜沼台六ー一四〇、各務原市の教育を考える親と祖父母の会代表
三上美喜子氏外六千七十二名から、「三十人
学級編成の
早期取り組みに関する請願」と、
② 各務原市上中屋町四ー七三、各務原市
母親連絡会代表 河田文代氏から、「三十人
学級実現を求める「意見書」採択を要求する請願」と、
③ 各務原市那加信長町二ー七四、「
消費税廃止」
各務原市民連絡会代表 田口栄樹氏外五名から、「
消費税減税の
意見書決議を求める請願」の提出がありました。
内容については、お手元に配付した
請願付託表のとおりであります。
一、陳情等の提出
① 東京都千代田区丸の内一ー八ー三
国際観光会館八階、祝日三
連休化推進会議会長 木村尚三郎氏から、「「国民の祝日に関する法律」の改正の実現に関する陳情」と、
② 各務原市那加門前町三ー三二、各務原市
商店街連合会副会長 小林文一氏外二名から、「大型店の出店についての要望」の提出がありました。
内容については、お手元に配付した写しのとおりであります。
一、
専決処分の報告
市長から、
地方自治法第百八十条の規定により、損害賠償の額を定めることについて
専決処分した報告が三件ありました。
内容については、お手元に配付した写しのとおりであります。
一、
例月出納検査の結果報告
監査委員から、
地方自治法第二百三十五条の二第三項の規定により、平成九年度五月分、平成十年度五月分及び六月分の
例月出納検査を執行した結果の報告がありました。
内容については、省略させていただきます。
一、さきの定例会において議決された決議の処理結果報告
さきの定例会において議決された「
交通死亡事故防止に関する決議」は各
関係行政庁あてに送付しました。
送付先については、お手元に配付した報告書のとおりであります。
─────────────────────
○議長(白木博君) 以上で諸般の報告を終わります。
───────────── ● ─────────────
○議長(白木博君) 本日の日程はお手元に配付したとおり定めました。
───────────── ● ─────────────
△第一、
会議録署名議員の指名
○議長(白木博君) 日程第一、
会議録署名議員の指名を行います。
本日の
会議録署名議員には、
会議規則第八十条の規定により議長において、二十五番 長縄博光君、二十六番 小室義明君の両君を指名いたします。
───────────── ● ─────────────
△第二、会期の決定
○議長(白木博君) 日程第二、会期の決定を議題といたします。
おはかりいたします。
今期定例会の会期は、本日から九月二十二日までの十九日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○議長(白木博君) 御異議なしと認めます。よって、
今期定例会の会期は、本日から九月二十二日までの十九日間と決しました。
───────────── ● ─────────────
△第三、
認第一号から第十二、議第六十五号まで
○議長(白木博君) 日程第三、
認第一号から日程第十二、議第六十五号までの十案件を一括し、議題といたします。
─────────────────────
【
議案掲載省略】
─────────────────────
○議長(白木博君) 職員の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。
市長 森真君。
(市長 森真君登壇)
◎市長(森真君) 平成十年第四回
各務原市議会定例会に提出いたしました議案につきましての
提案理由を御説明申し上げます。
今回、提出いたしました議案は、
・決算の認定 一件
・予算の補正 一件
・人事の案件 一件
・条例の改正 三件
・規約の変更 一件
・財産の取得 一件
・
市道路線の認定・廃止 二件
の合計十案件であります。
まず、
認第一号は、平成九年度
水道事業会計の決算について、認定を得ようとするものであります。
前年度までに大
規模事業を完成させたことにより、九年度は
維持管理事業を主体として推進し、清浄で豊富な水を安定的に供給することに努めました。
改良事業においては、
下水道整備事業関連の配水管布設替工事として四千百五十二万一千二百円、
都市計画道路岐阜─
犬山線新設工事関連の
配水管布設工事として五千九十六万一千七百五十円、
VRテクノジャパン新設工事関連の
配水管布設工事として六千百六十三万一千八百五十円など、総額で四億一千百九十二万七千八百一円を執行いたしました。
この結果、消費税を除いた
損益計算では、
○総収益 二十一億二千五百七十九万六千百七十六円
○総費用 二十一億二千七百三十四万七百三十五円
で、差し引き、百五十四万四千五百五十九円の純損失となりました。このため、前年度
繰越利益剰余金から当年度純損失を差し引きました当年度未
処分利益剰余金は、五千五百十四万一千三百九十一円となります。
次に、消費税を含めた
資本的収支は、
○ 収入額 一億九千四百四十三万二千七十九円
○ 支出額 七億一千三百十二万八千二百十一円
となります。
また、収入額が支出額に対し、不足する額五億一千八百六十九万六千百三十二円は、消費税及び
地方消費税資本的収支調整額、
繰越工事資金、
減債積立金、
過年度分損益勘定留保資金及び
当年度分損益勘定留保資金でもって補てんいたしております。
なお、この決算書の提出に先立ちまして、各務原市
監査委員の慎重な御審査をいただき、その結果につきましては、別冊の
決算審査意見書にまとめられております。
料金収入の伸び悩みから、平成二年度の
料金改定以来初めて
赤字決算となりました。さらに、
政府資金の導入を得られない鉛給水管取りかえ事業、老朽化した
水道設備の
更新事業、
市民サービスに即応する業務の
OA化推進等と避けられない課題が山積しており、大変厳しい状況であると認識しております。
このような環境の中、
公営企業の認識に立って、公共性と経済性の調和を図りながら、事業の
健全経営に一層の努力をしてまいる所存であります。
次に、議第五十七号は、平成十年度
一般会計補正予算(第二号)を定めようとするものでありまして、
国の
総合経済対策に伴う
公共事業の
追加措置等により、
農業用施設基盤整備促進事業費、
交通安全施設整備事業費、
地方道路整備臨時交付金事業費の追加を初め、
道路維持補修費、
航空宇宙博物館二期
整備事業用地取得費、国の委託に基づく心の
教室相談員活用調査研究経費など、当面の
財政需要に対応するため、
歳入歳出予算及び地方債の補正を行うものであります。
歳入歳出予算中、歳入におきましては、
・国・
県支出金 七千八百六十一万円
・繰越金 三億七千三百十三万二千円
・市債 六百七十万円
を計上いたしております。
一方、歳出におきましては、
・
航空宇宙博物館二期
整備事業用地費 二億二千九百七十万円
・
農業用施設基盤整備促進事業費 七千三十五万一千円
・
交通安全施設整備費 四千五十万六千円
・
地方道路整備臨時交付金事業費(
市道那一四四号線道路) 三千三百八十万円
・
道路維持補修費 五千万円
・心の
教室相談員活用調査研究費 二百九十四万円
などを計上いたしております。
この結果、
一般会計の
予算規模は、四億五千八百四十四万二千円を追加し、補正後の
予算総額は三百二十一億六千二万八千円となります。
地方債の補正につきましては、
交通安全歩道整備事業債の変更をするものであります。
次に、議第五十八号は、
人権擁護委員 川島美代子氏の任期が十月十四日に満了するため、再び同氏をその候補者に推薦しようとするものであります。同氏には昭和六十一年以来、
人権擁護委員として御尽力いただいており、人格、識見ともその職責に適任であると存じます。
議第五十九号から議第六十一号までの三議案は、条例の改正に関するものでありまして、
議第五十九号は、
地方税法の一部改正により、
議第六十号は、
国民健康保険法の一部改正により、
議第六十一号は、計量法の全部改正及び危険物の規制に関する政令の一部改正により、
それぞれ
関係規定を整備するため、条例を改正しようとするものであります。
議第六十二号は、岐阜県
市町村職員退職手当組合を構成する一部
事務組合の名称変更に伴い、
関係規定を改めるため、同
組合規約の変更をしようとするものであります。
議第六十三号は、財産の取得に関するものでありまして、
屈折梯子付き消防ポンプ自動車を
指名競争入札の結果に基づき、
日本機械工業株式会社名古屋営業所から、九千二百六十一万円でもって、取得しようとするものであります。
最後に、議第六十四号及び議第六十五号は、
市道路線の認定、廃止に関するものでありまして、
議第六十四号は、開発行為により設置された道路を、市道として認定しようとするものであり、
議第六十五号は、路線の全区間が道路の用に供されていない市道を廃止しようとするものであります。
以上で、
提案理由の説明を終わらせていただきますが、よろしく御審議の上、ぜひ御賛意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(白木博君) 続いて、
監査委員から
決算審査の意見並びにその経過について報告を求めます。
代表監査委員 丹羽弥寿彦君。
(
代表監査委員 丹羽弥寿彦君登壇)
◎
代表監査委員(
丹羽弥寿彦君)
監査委員を代表いたしまして、平成九年度各務原市
水道事業会計決算審査の結果について御報告を申し上げます。
本
決算審査に当たりましては、市長から審査に付されました
決算報告書、財務諸表及び関係諸帳簿の全般にわたって、
地方公営企業法第三条に定めておりますところの経営の基本原則によります、常に企業が経済性の発揮に努力しているかどうか、また、本来の目的である公共の福祉の増進に貢献しているかどうかの、二点を常に念頭に置きまして、審査をいたしてまいりました。さらに
実地調査も行い、必要に応じて
担当職員から事情を聴取するなど、慎重に審査をいたしました。その結果、
経営成績及び
財政状態が適正に表示され、かつ計数においても正確に記録されていることを認めました。
なお、
審査意見につきましては、お手元に配付させていただきました各務原市
公営企業会計決算審査意見書を御参照のほど、よろしくお願いいたします。
以上をもちまして、平成九年度各務原市
水道事業決算審査に当たりましての御報告といたします。
○議長(白木博君) 以上で説明並びに報告は終わりました。
───────────── ● ─────────────
△第十三、請願第五号から第十五、請願第七号まで
○議長(白木博君) 日程第十三、請願第五号から日程第十五、請願第七号までの三請願を一括し、議題といたします。
─────────────────────
【請願掲載省略】
─────────────────────
○議長(白木博君) 職員の朗読を省略し、紹介議員の説明を求めます。
最初に請願第五号について。
二十二番 中村幸二君。
(二十二番 中村幸二君登壇)
◆二十二番(中村幸二君) 請願第五号 三十人
学級編成の
早期取り組みに関する請願。
請願趣旨と事項を朗読して、提案にかえさせていただきます。
【請願趣旨】
今、親として一番気がかりないじめ、自殺、不登校、少年犯罪などの一因に人間同士のかかわりの希薄さが考えられます。少子化、核家族の現代、子どもにとって人間同士のかかわりを主に補えるのは地域と学校です。その学校において、こども同士、また教師とこどもがかかわるときに、四十人学級では、一人一人が密にかかわることが難しいのが現状です。現在は、四十人定員のためクラス数が減少し、教職員の減員という方向になっています。少子化の今こそ、学級の定員数を減らして一人一人の個性を伸ばしていける、豊かな教育環境の実現を望みます。以上の趣旨から次のことを要求します。
【請願事項】
一、一クラス三十人学級の早期実現のために市議会で決議をして岐阜県及び国に対して要請行動をとる。
二、当面、移行措置として三十五人学級の早期実現を望む。
以上でございます。
議員各位の御審議、御賛同をよしくお願い申し上げます。
○議長(白木博君) 続いて、請願第六号について。
三番 小沢美佐子君。
(三番 小沢美佐子君登壇)
◆三番(小沢美佐子君) 請願第六号 三十人
学級実現を求める意見書採択を要求する請願について、請願趣旨を朗読しまして、提案にかえさせていただきます。
【請願趣旨】
私たちは第一回日本母親大会から、子どもたちの健やかな成長を願い、その保障としての教育や文化、地域環境の充実、そしてなにより平和な社会を目指して、それぞれの課題を大きなテーマとして学習し、討論を深め、運動の輪を広げてきました。
しかし、近年の子どもたちによる事件の多発とその内容は、子どもたちの生きにくさが、極限にまで達していることの叫びであり、私たち大人に突きつけられた問題は深刻、かつ緊急な事態として受けとめなければならないと思います。
日本母親大会では、今から二十三年前の第二十一回大会で、「非行の問題」というテーマが初めて分科会に設けられ、二十五回大会「自殺・非行・ひとりぼっちの子ども」、二十七回「子どもの自殺・非行・暴力の問題」、三十一回大会「なぜ非行・暴力・いじめ・自殺─子どものこころを考えよう」のテーマによって、激変する子どもたちが語られ、また、三十五回大会に初めて、「登校拒否・不登校・中途退学」のテーマが設けられています。岐阜県大会でも同じようなテーマが設けられています。しかし、詰め込み、偏差値による差別・選別、受験競争などによる子どもたちの学力差、登校拒否などの実態は、それまでにも多くの教育関係の分科会の中で、真剣に討論されています。
特に、昨年来の少年事件や「学級崩壊」、「荒れ」、「切れる」などと言われる事態、いじめ・不登校など今日の子どもたちの深刻な状況について教師、父母を初め多くの県民が心配しています。
子どもたちが人間らしく、健やかに成長していかれるよう、家庭や地域、社会のあり方などを問い直して行くことが、今、大人に求められているのではないでしょうか。
とりわけ、どの子もわかるゆきとどいた授業、教師がゆとりをもって子どもに向き合うことができるよう、その第一歩として三十人学級の実現が急がれます。学級定数については国際的にみても、日本の現状は余りにもおくれております。少子化の今こそ、三十人
学級実現は絶好の機会です。
どの子も「人間」として育ちあえる社会をつくるために、左記の事項が速やかに実現されますよう請願いたします。
【請願事項】
一、子どもたち一人一人の健やかな成長を保障するため「三十人学級の実現を求める意見書」を岐阜県議会にあげてください。
以上です。議員の皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(白木博君) 続いて、請願第七号について。
四番
今尾泰造君。
(四番
今尾泰造君登壇)
◆四番(
今尾泰造君) 請願第七号
消費税減税の
意見書決議を求める請願について、請願文を朗読し、提案とさせていただきます。
【請願趣旨】
今、商店では「朝から一人もお客が来ない」、消費者は「消費税が五%になってから一層家計が苦しくなった」などの声が渦巻いています。中小企業の倒産や失業率、自殺者数など過去最高を更新し続け、不況の実態は一層深刻です。
不況の原因が、消費税増税など国民に九兆円も負担増を押しつけたことにあることは経済企画庁が、「不況は、消費税を五%に引き上げた去年の四月から始まった」と発表し、政府自身が認めたことになります。また、
消費税減税が「一番の景気浮揚対策」というのは専門家も認めるところです。
さらに、不況対策を争点に戦われたさきの参議院選挙の結果は、自民党の大敗により、「大銀行支援ではなく、
消費税減税で景気回復を図れ」というのが国民の世論であることが明白になりました。岐阜県では、自民党議席はゼロ、「消費税三%の減税」を公約した民主党公認候補が当選、「消費税を三%に」を公約した日本共産党の得票の倍増─この県民の審判は明白に「
消費税減税」です。
将来の税制論ではいろいろな意見があり、それぞれ違いがあると思いますが、選挙の結果にしめされ、国民の要望である「消費税の三%減税」を国民的共同で実現するために
消費税減税の意見書を議会で決議されるよう求めるものです。
【請願事項】
一、「消費税の三%減税」の意見書を決議されたい。
議員諸氏の御協力をお願いいたします。
○議長(白木博君) 以上で説明は終わりました。
───────────── ● ─────────────
一、
委員会付託(請願第五号から請願第七号まで)
○議長(白木博君) ただいま議題となっております三請願については、お手元に配付いたしました付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。
なお、委員会は、会期日程表のとおり開催する旨、委員長にかわって告知いたします。
───────────── ● ─────────────
△第十六、
休会期間の決定
○議長(白木博君) 日程第十六、
休会期間の決定を議題といたします。
おはかりいたします。議案精読のため、九月五日から九月十五日まで十一日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
○議長(白木博君) 御異議なしと認めます。よって、九月五日から九月十五日まで十一日間休会することに決しました。
なお、質疑、質問の発言通告書は、九月八日午前十時までに御提出ください。
───────────── ● ─────────────
一、散会
○議長(白木博君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれをもって散会いたします。
(散会) 時に午前十時五十一分
───────────── ● ─────────────
右会議録の正当であることを認め左に署名する。
各務原市議会議長 白木 博
各務原
市議会議員 長縄博光
各務原
市議会議員 小室義明...