土岐市議会 > 2006-12-22 >
12月22日-04号

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  1. 土岐市議会 2006-12-22
    12月22日-04号


    取得元: 土岐市議会公式サイト
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    平成18年第5回 定例会平成18年第5回土岐市議会定例会会議録===================議事日程 平成18年12月22日(金)午前9時開議第 1 会議録署名議員の指名第 2 議第103号 平成18年度土岐市一般会計補正予算(第3号)第 3 議第104号 平成18年度土岐市下水道事業特別会計補正予算(第2号)第 4 議第105号 平成18年度土岐市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第 5 議第106号 平成18年度土岐市介護保険特別会計補正予算(第3号)第 6 議第107号 土岐市副市長定数条例について第 7 議第108号 地方自治法の一部を改正する法律の公布に伴う関係条例の整理に関する条例について第 8 議第109号 土岐市職員定数条例の一部を改正する条例について第 9 議第110号 土岐市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について第10 議第111号 土岐市憩の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について第11 議第112号 土岐市企業立地促進条例について第12 議第113号 土岐市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例について第13 議第114号 土岐市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について第14 議第115号 東濃西部広域行政事務組合規約の変更について第15 議第116号 土岐川防災ダム一部事務組合規約の変更について第16 議第117号 土岐市及び瑞浪市休日急病診療所組合規約の変更について第17 議第118号 岐阜県後期高齢者医療広域連合の設置について第18 議第120号 損害賠償の額を定め、和解することについて第19 議第 87号 土岐市立幼稚園条例の一部を改正する条例について第20 議第 88号 土岐市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について ===========================本日の会議に付した事件 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 議第103号から日程第20 議第88号 ===========================出席議員 22名  1番  丹羽英治君  2番  小栗恒雄君  3番  山内房壽君  4番  宮地順造君  5番  高井由美子君  6番  佐分利 衞君  7番  布施素子君  8番  三輪洋二君  9番  西尾隆久君 10番  水野敏雄君 11番  柴田正廣君 12番  森 信行君 13番  金津 保君 14番  土本紳悟君 15番  速水栄二君 16番  久米要次君 17番  奥村関也君 18番  加藤昊司君 19番  石川嘉康君 20番  日比野富春君 21番  塚本俊一君 22番  小関祥子君 ===========================欠席議員 なし ===========================説明のため出席した者の職氏名 市長                         塚本保夫君 理事兼企画部長                    曽根 修君 総務部長                       水野仙三君 理事兼市民部長兼福祉事務所長             安藤 修君 理事兼経済環境部長                  大野健一君 理事兼建設部長                    林 俊治君 水道部長                       今井正史君 理事兼総合病院事務局長                水野幸爾君 消防長                        加藤貴紀君 企画部次長秘書広報課長               竹内正俊君 総務部次長総務課長                 鵜飼 毅君 総務部調整監兼税務課長                後藤 光君 市民部次長兼福祉課長兼福祉事務所次長         柴田和人君 経済環境部次長商工観光課長             後藤久男君 陶磁器試験場セラテクノ土岐場長           内田雅生君 地域環境村クリーンパーク土岐所長環境センター所長  田中雅俊君 建設部次長監理用地課長               田中幸一君 建設部調整監兼中心市街地整備推進室長         水野光男君 調整監兼土木課長                   土本広幸君 消防次長兼消防課長                  林 保秋君 総合政策課長                     加藤靖也君 教育長                        白石 聰君 教育委員会事務局長                  日比野隼久君 教育次長兼学校教育課長                楓 正敏君 調整監兼給食センター所長               外山元治君 ===========================議会事務局職員出席者 局長                         浜島知典君 次長                         小栗信之君 課長補佐                       白川敏朗君 =========================== 午前8時57分開議 ○議長(三輪洋二君) 皆さん、おはようございます。 ただいまから、去る11日に続いて、本日の会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において、久米要次君、奥村関也君を指名いたします。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) この際、事務局長に諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長浜島知典君) 諸般の報告をいたします。 今期定例会の2日目に各常任委員会に付託されました案件の審査結果報告書及び本日の会議に説明員として出席報告のありました者の職氏名一覧表をお手元にそれぞれ配付しておきましたので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(三輪洋二君) 諸般の報告につきましては、ただいま事務局長の申し上げたとおりですので、ご了承願います。 これより議案の審議に入ります。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 日程第2 議第103号 平成18年度土岐市一般会計補正予算(第3号)から日程第20 議第88号 土岐市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についてまでの19件を一括して議題といたします。 ただいま議題となりました一括19件につきましては、去る8日、今期定例会第2日目の本会議におきまして、それぞれ常任委員会に休会中の内部審査を付託してありますので、その結果について、委員会の開催順に委員長の報告を求めます。 文教厚生常任委員長 久米要次君。  〔文教厚生常任委員長 久米要次君登壇〕 ◆文教厚生常任委員長久米要次君) それでは、文教厚生常任委員会委員長報告を申し上げます。 今期定例会第2日目の本会議におきまして、我々文教厚生常任委員会に休会中の審査を付託されました案件につきまして、去る12月13日、委員会を開き慎重に審査を行いましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。 初めに、議第103号 平成18年度土岐市一般会計補正予算(第3号)中、歳出の部所管部分について執行部から説明があり、就労継続支援金の補正額54万円の根拠及び近隣市の状況について質疑がなされ、執行部から、20日前後の通所で、自己負担金が1日600円程度であり、その2分の1の300円に通所日数を乗じた金額に、通所者30人として3カ月分を計上した。また近隣市では、可児市が全額助成、御嵩町が12月議会で補正し、全額助成、瑞浪市、恵那市、中津川市は助成されていない旨の答弁があり、続いて、就労継続支援金自己負担金全額でなく、なぜ2分の1なのかとの質疑がなされ、執行部から、居宅・入所の方は1割負担であり、若干負担していただくことで公平性が保たれ、また助成することにより継続して就労していただくものである旨の答弁があり、続いて、精神障害者小規模作業所負担金の負担割合はとの質疑がなされ、執行部から、人口割30%、均等割20%、通所者割50%である旨の答弁があり、続いて、教育振興費メール配信について、ボランティア配信希望者をどのように募るかとの質疑がなされ、執行部から、ボランティアに案内を送付し希望者を募って登録し、メール配信する旨の答弁があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 次に、議第105号 平成18年度土岐市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について執行部から説明があり、基金積み立ては国の指導によるものか市独自によるものかとの質疑がなされ、執行部から、市独自により保険給付金の15%から25%の範囲内を目標としている旨の答弁があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 次に、議第106号 平成18年度土岐市介護保険特別会計補正予算(第3号)について執行部から説明があり、介護給付費準備基金積立金積み立て理由、また取り崩しはどのように行うかとの質疑がなされ、執行部から、介護保険は3年ごとの計画で保険料が変わらない状態で運営するが、その間の費用に不足が生じたときの財源に充てる旨の答弁があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 次に、議第111号 土岐市憩いの家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について執行部から説明があり、やまびこ作業所は何人ほど利用してみえるのかとの質疑がなされ、執行部から、10人ほど利用してみえる旨の答弁があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 次に、議第117号 土岐市及び瑞浪市休日急病診療所組合規約の変更について執行部から説明があり、土岐市の副市長、会計管理者が組合の副管理者、会計管理者となるが、平成19年4月1日からどうなるかとの質疑がなされ、執行部から、副市長がいないときは、その間、組合の副管理者は空席となり、会計管理者は置かれるものと思っている旨の答弁があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 次に、議第118号 岐阜県後期高齢者医療広域連合の設置について執行部から説明があり、後期高齢者医療広域連合の設置理由はとの質疑がなされ、執行部から、急速な高齢化の進行による医療費の伸びの抑制、安定的で持続可能な医療制度の構築、世代間の負担の不公平感の解消のため都道府県単位広域連合後期高齢者医療制度が創設された旨の答弁があり、続いて、後期高齢者医療保険はどうなるのかとの質疑がなされ、執行部から、75歳以上の社会保険国民健康保険加入者後期高齢者保険に移行し、被保険者が後期高齢者保険に移行した。75歳以下の社会保険扶養家族は、国民健康保険に新たに加入することになる旨の答弁があり、続いて、後期高齢者保険の保険料は、年金から徴収になるかとの質疑がなされ、執行部から、年金からの特別徴収、年金が少額で基準額に満たない方は本人が支払う普通徴収になる旨の答弁があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 次に、議第87号 土岐市立幼稚園条例の一部を改正する条例については第4回定例会で継続審査となっている案件であり、各委員から意見等を聞く中で、幼稚園・保育園の滞納額はどれほどあるかとの質疑がなされ、執行部から、幼稚園の滞納はないが、保育園は毎年200万円から250万円の不納欠損がある旨の答弁があり、続いて、滞納の原因はとの質疑がなされ、執行部から、保護者の病気、失業、納付意欲の問題と思う旨の答弁があり、続いて、前回の議会、保護者への説明では、保育料の値上げは財政的理由とのことだが、これまでは、施策として保育料の維持があったと思うが、施策の変更があったのかとの質疑がなされ、執行部から、保育料の値上げは集中改革プランによるもので、その背景に財政事情がある。保育料は絶対上げないということではなく、現在でもできる限り安くという考えは変わりなく、施策が変わったとは理解してない旨の答弁があり、以上、質疑終了後、緩やかな値上げでなく、1,500円を一気に上げることは反対との討論があり、採決の結果、賛成多数で継続審査となりました。 以上が、我々文教厚生常任委員会の審査結果でございます。何とぞ我々委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長の報告といたします。 ○議長(三輪洋二君) 建設経済常任委員長 佐分利 衞君。  〔建設経済常任委員長 佐分利 衞君登壇〕 ◆建設経済常任委員長(佐分利衞君) 建設経済常任委員会委員長報告を申し上げます。 今期定例会第2日目の本会議におきまして、我々建設経済常任委員会に休会中の審査を付託されました案件につきまして、去る12月14日、委員会を開き、慎重に審査を行いましたので、その経過と結果についてご報告を申し上げます。 議第103号 平成18年度土岐市一般会計補正予算(第3号)中、歳出の部所管部分について執行部から説明があり、道路新設改良費について、当初の計画が変更されることにより負担金がふえることはあるのかとの質疑がなされ、執行部から、県事業費の増額に伴う負担金であり、今回は事業量や事業箇所の追加に伴い負担金が増額したもので、これらの変更は通例である旨の答弁があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 次に、議第104号 平成18年度土岐市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、執行部から説明があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 次に、議第112号 土岐市企業立地促進条例について執行部から説明があり、県下で岐阜市、瑞浪市、恵那市しか実施していない目的税である都市計画税を奨励する直接的な動機はとの質疑がなされ、執行部から、3市のうち2市が東濃沿線であり、近隣市に負けない条例とすることにより企業立地を促進させようとするものである旨の答弁があり、続いて、基幹産業である美濃焼産業界は条例改正案をどのように受けとめているかとの質疑がなされ、執行部から、産業界との事前協議はしていないが、本市は陶磁器産業の振興を基本としながら、将来的には他企業・他産業との均衡を図ることを考えている旨の答弁があり、続いて、契約交渉された山本製作所はこの条例改正案が適用されるのかとの質疑がなされ、執行部から、今回契約交渉をした山本製作所は、操業開始が次年度以降のため対象になる。また、今回の条例改正案は次年度施行であるが、幅広く企業にPRするため今議会に提案した旨の答弁があり、続いて、企業誘致に際し融資制度はあるのかとの質疑がなされ、執行部から、融資制度は今のところ考えていない旨の答弁があり、続いて、思い切った施策が必要ではないかとの質疑がなされ、執行部から、財源が確保できない施策は今のところ考えていない。産業観光のまちづくりをこれからの課題に、地場産業・商業・観光ともに拡大していきたい旨の答弁があり、以上、質疑終了後、討論に入り、基幹産業である陶磁器産業との整合性が明確でなく、県下3市しか実施していない目的税である都市計画税を奨励措置とする必要がないことから、この議案には反対するとの討論があり、続いて、本市の将来のため、重要な条例であるので賛成するとの討論があり、採決の結果、本件については原案のとおり可決すべきものと賛成多数で決めました。 次に、議第116号 土岐川防災ダム一部事務組合規約の変更について、執行部から説明があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 次に、議第120号 損害賠償の額を定め、和解することについて執行部から説明があり、今後の対応策について質疑がなされ、執行部から、事故発生後は原因の究明と対策を徹底している。また、巡回パトロールを実施し事故防止に努めている旨の答弁があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 最後に、議第88号 土岐市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例については、第4回定例会で継続審査となっている案件であり、各委員から意見を聞く中で、市民への周知が徹底されていないし、理解されていない。ごみ袋の料金と処理手数料の整合性がとれていない。また、三つのR(リデュース・リユース・リサイクル)を行政側から徹底するべきであるとの意見があり、結論を出すには早いことから、継続審査にしてはどうかという意見が出され、本件については継続審査にすべきものと賛成多数で決めました。 以上が、我々建設経済常任委員会の審査結果でございます。何とぞ我々委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長の報告といたします。 ○議長(三輪洋二君) 企画総務常任委員長 水野敏雄君。  〔企画総務常任委員長 水野敏雄君登壇〕 ◆企画総務常任委員長水野敏雄君) 続きまして、企画総務常任委員会委員長報告を申し上げます。 今期定例会第2日目の本会議におきまして、我々企画総務常任委員会に休会中の審査を付託されました案件につきまして、去る12月15日、委員会を開き慎重に審査を行いましたので、その経過と結果についてご報告を申し上げます。 初めに、議第103号 平成18年度土岐市一般会計補正予算(第3号)中、歳入の部全部、歳出の部所管部分、その他所管部分について執行部から説明があり、地方交付税の額の確定に伴う歳入補正について当初予算より増額となった理由はとの質疑がなされ、執行部から、当初予算では厳しい財政状況の中で前年度より低く見込んでいたが、額の確定が前年度並みとなり、予想よりよい結果となったものである旨の答弁があり、続いて、この地方交付税の額の確定時期について質疑がなされ、執行部から、7月に確定したものである旨の答弁があり、続いて、教育費補助金次世代育成支援対策交付金の交付基準について質疑がなされ、執行部から、補助金の上限の54万円を予算計上したものである旨の答弁があり、以上、質疑終了後、討論に入り、歳入の一般財源から、後期高齢者医療広域連合負担金に充当されるのでこの議案には反対するとの討論があり、採決の結果、本件については原案のとおり可決すべきものと賛成多数で決めました。 次に、議第107号 土岐市副市長定数条例について執行部から説明があり、地方自治法の一部改正により助役から副市長にする理由について質疑がなされ、執行部から、市民に対し助役より副市長の方がわかりやすい名称であり、また、副市長に権限を付与することができるようになる旨の答弁があり、続いて、市長が副市長に権限の委任をすることについて、市民に対してどのように周知させるのかとの質疑がなされ、執行部から、その旨を告示して周知する旨の答弁があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 次に、議第108号 地方自治法の一部を改正する法律の公布に伴う関係条例の整理に関する条例について執行部から説明があり、名称が市職員に一本化されているが、給与条例等に影響はないのかとの質疑がなされ、執行部から、これまでのとおり何も変わりはない旨の答弁があり、続いて、土岐市助役を置かないことの条例は廃止されるが、この条例は4月1日施行であり、市長の任期中は副市長を置かないことの条例は必要ではないのかとの質疑がなされ、執行部から、4月からは不在として対応する旨の答弁があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 次に、議第109号 土岐市職員定数条例の一部を改正する条例について執行部から説明があり、定数を決めるに当たっての数字の根拠について質疑がなされ、執行部から、現状に合わせた人員プラス少し余裕を見て決めている旨の答弁があり、続いて、定数は単に数字合わせだけで、市民のために何人必要かを把握して決めるべきではないのかとの質疑がなされ、執行部から、各部課等において調査をして決めている旨の答弁があり、以上、質疑終了後、討論に入り、国が自治体リストラで職員を削減していく中で、地域住民の生活を守っていく市職員の定数を削減することには反対するとの討論があり、続いて、職員定数は市の施策であり、市の姿勢であるので賛成するとの討論があり、採決の結果、本件については原案のとおり可決すべきものと賛成多数で決めました。 次に、議第110号 土岐市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について執行部から説明があり、第8条に市の規則で定めるものとあるが、その内容は何かとの質疑がなされ、執行部から、人事院規則に準じ児童福祉法第6条の2第2項に規定する放課後児童健全育成事業を行う施設にその子を出迎えに行くため赴く職員のことである旨の答弁があり、続いて、職員組合との調整はできているのかとの質疑がなされ、執行部から、職員組合とは合意している旨の答弁があり、以上、質疑終了後、討論に入り、第7条を削除し、職員の労働時間が短縮されないことに反対するとの討論があり、続いて、職員組合とも合意がされており、働く厳しさは一般市民とともに分かち合わなければいけない。また、育児または介護を行う職員の早出・遅出勤務については拡大されているので賛成するとの討論があり、採決の結果、本件については原案のとおり可決すべきものと賛成多数で決めました。 次に、議第113号 土岐市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例について執行部から説明があり、障害の等級を障害等級に改めることについて質疑がなされ、執行部から、文言の整理である旨の答弁があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 次に、議第114号 土岐市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について執行部から説明があり、障害者自立支援法の施行による介護補償への影響はあるのかとの質疑がなされ、執行部から、何も変わりはない旨の答弁があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 最後に、議第115号 東濃西部広域行政事務組合規約の変更について執行部から説明があり、本件については原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。 以上が、我々企画総務常任委員会の審査結果でございます。何とぞ我々委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、委員長の報告といたします。 ○議長(三輪洋二君) ここで暫時休憩いたします。 午前 9時22分休憩 ――――――――――――――――――――――――― 午前 9時25分再開 ○議長(三輪洋二君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三輪洋二君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより議案を分割して討論、採決を行います。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 日程第2 議第103号 平成18年度土岐市一般会計補正予算(第3号)について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。22番 小関祥子君。  〔22番 小関祥子君登壇〕 ◆22番(小関祥子君) おはようございます。 それでは、議第103号 平成18年度土岐市一般会計補正予算(第3号)について反対討論を行います。 議第118号でも岐阜県後期高齢者医療広域連合を設置する条例が提案をされておりますが、2008年、平成20年の4月に施行される後期高齢者医療制度は、75歳以上の後期高齢者の医療費の伸びを抑制するために、国が都道府県を単位に新しい医療保険制度をつくらせ、国の社会保障予算を減らそうとねらっているものです。 これまで、広域連合準備委員会では、岐阜県のように広い圏域で高齢化率も高い市町村の多い地域で、増大する高齢者の医療費を支えるのか研究も行われてきたはずですが、土岐市でも2005年、平成17年度決算で明らかなように、老人保健特別会計の歳出合計55億9,560万円のうち、支払基金交付金は32億4,661万円、国庫支出金は15億2,512万円、県支出金が3億8,551万円と、交付金の部分を全県から人口割、高齢者率割で負担させ、残りは高齢者自身から保険料を取ることになり、土岐市でも75歳以上のお年寄りにどれだけ負担してもらうことになるのか何も知らされていません。広域連合を設立しますが、準備委員会で作成することになっている広域計画や予算が、土岐市民への負担やどんな医療が受けられるのかを知ることができるものであり、今議会でも明らかにされていません。うわさではありますが、6,000円ぐらい負担しなくてはならないということも漏れ伺っております。また、介護保険と同じように、年金から保険料を天引きにすることは高齢者の老後の生活設計を大きく左右することになります。政府管掌健康保険制度を国から切り離し、全国単位の公法人を保険者として設立するとともに、都道府県単位の財政運営を基本とする制度へ抜本的に変える方向も打ち出しています。 本会議質疑の中でも、県下の25万人の後期高齢者が1.7倍にもなり、土岐市の負担金は2カ月で118万7,000円、3.08%とのことです。来年度は、単純に計算しても712万2,000円の負担金、2008年4月から制度が施行されるとどれだけの持ち出しになるのか、厳しい市の財政状況を考えるとぞっとします。また、人口の多い岐阜市では土岐市の6倍と、大垣市、各務原市、多治見市などでみずからの自治体の高齢者医療費の負担より県下の負担分を多く背負うことにはなるのではないかと、今後の広域連合の長期運営が心配されます。このような制度実施前から破綻が心配される後期高齢者医療制度そのものに対して、広域連合が国に意見を述べて中止を求めることこそが準備委員会の研究であります。しかし、国は広域連合の役割を期限を決めて押しつけてきています。 よって、議第118号の設置議案に基づく広域連合負担金の支出には賛成できません。もちろん、今回の補正予算には障害者自立支援法に基づく市独自の就労支援助成金の設立や、多治見市内に新設される精神障害者小規模作業所に対する運営負担金の支出、児童・生徒の安心・安全連携事業として不審者情報のメール配信ソフトの購入など、評価すべき予算計上も予定されており、減債基金への積み立てが必要かどうかは疑問の残るところですが、老人医療費の支出について反対をいたします。 ○議長(三輪洋二君) 3番 山内房壽君。  〔3番 山内房壽君登壇〕 ◆3番(山内房壽君) 議第103号 平成18年度土岐市一般会計補正予算(第3号)についての賛成討論を行います。 3.歳出、款3民生費、項1社会福祉費、目4老人福祉費中、後期高齢者医療広域連合負担金について。 後期高齢者医療広域連合については、本年第4回定例会の補正予算にて後期高齢者医療広域連合設立準備委員会負担金について討論いたしましたが、後期高齢者医療制度は、近年の高齢化の急速な進行に伴い、増加の一途をたどる医療費の伸びを抑制し、安定的で持続可能な医療制度の構築の実現と、現役世代と高齢者世代の負担の不公平感を解消するため創設されることとなりました。高齢者の医療の確保に関する法律第48条に、この医療制度の運営は、各都道府県単位広域連合が実施することとなり、県内のすべての市町村が加入することが義務づけられていると定められております。 国の法律に従い、新たな制度に加入するための当補正予算には賛成いたします。 ○議長(三輪洋二君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(三輪洋二君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(三輪洋二君) 起立多数であります。よって、議第103号議案は原案のとおり可決されました。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 次に、日程第3 議第104号 平成18年度土岐市下水道事業特別会計補正予算(第2号)から日程第5 議第106号 平成18年度土岐市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてまでの3件を一括して討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三輪洋二君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本3件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 本3件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(三輪洋二君) 起立全員であります。よって、議第104号議案、議第105号議案及び議第106号議案は原案のとおり可決されました。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 次に、日程第6 議第107号 土岐市副市長定数条例について及び日程第7 議第108号 地方自治法の一部を改正する法律の公布に伴う関係条例の整理に関する条例についての2件を一括して討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三輪洋二君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本2件に対する委員長の報告は可決であります。 本2件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(三輪洋二君) 起立全員であります。よって、議第107号議案及び議第108号議案は原案のとおり可決されました。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 次に、日程第8 議第109号 土岐市職員定数条例の一部を改正する条例について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。22番 小関祥子君。  〔22番 小関祥子君登壇〕 ◆22番(小関祥子君) 議第109号 土岐市職員定数条例の一部を改正する条例について反対討論を行います。 5月31日、自民、公明、民主、国民新党が賛成して国会で成立した地方自治法の一部を改正する法律の公布に伴い、関係条例の整理が行われました。今回成立いたしました法律には、行政財産の貸し付けの拡大、自治体の出納長、収入役の廃止などが盛り込まれています。行財政の貸し付け拡大は、住民の財産である土地や建物を民間事業者の営利活動に利用されることになり、これは自治体の本来業務の縮小や住民サービスの後退をもたらします。また、出納長や収入役の廃止は首長へのチェック機能を弱めることになると、3月議会でも反対討論を行ったところでございます。国は、昨年12月24日、閣議決定された行政改革の重要方針に基づき、ことし5月26日、国会で成立した簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律、通称行革推進法で、地方公務員の総数を5年後に4.6%以上純減させることを求めたものです。また地方公務員給与も、国に準じ、民間給与水準を的確に反映させる努力、さらに教員の人材確保法の廃止を含めた見直しと給与のあり方の検討と措置を定めています。その後、7月にまとまった歳入歳出一体改革では、国・地方とも公務員削減目標は5.7%と具体化されました。企画総務常任委員会の質疑でも、2005年、平成17年度で一般部局17人減、教育委員会で8人減の合計25人が削減されており、2.9%の減となったことが明らかになりました。 土岐市は、集中改革プラン(行財政改革大綱)に基づき、昨年度から3年間でさらに28人削減しなくてはならないとしていますが、委員の中からも執行部の中からも土岐市が既に職員定数の削減が早くから進められており、今後どこで減らすのかが大きな課題となっていることがうかがえました。特に、現在でも419人の定数で352人と67人も不足している病院及び老健施設では、病棟を閉鎖しなくてはならなくなっています。また消防では、定年退職により職員の早急な補充が必要になってくることから、来年度は前倒しで5名を増員する予定になっており、包括支援センターの開設もあり、福祉でも増員が必要になっています。現在、971人で運営している行政のように見えますが、議員も含む非常勤で470人、統計調査や選挙などがあるとふえるので、全部で1,407人、また賃金では277人――これは平成18年ですが――と、委託事業でかかわる人件費を加えればどれだけ多くの人々の手によって自治体の仕事が支えられているかがうかがえます。定数のうち、一般部局で産休1人、育休11人の12人が、病院で産休4人、育休9人、教育委員会で産休2人、水道で1人の合計28人が休みをとっているのです。 国は、行革推進法で民間の主体性や自立性を高め、その活力が最大限に発揮されるようにすることが不可欠である。国民生活の安全に配慮しつつ、政府または地方公共団体が実施する必要性の減少した事務及び事業を民間にゆだねて民間活動の領域を拡大することと、民間開放を基本理念の中心に据えています。国や地方自治体の公共サービスの目的は、何よりも国民、住民の暮らしと福祉、命と安全を守ることであり、行政改革というなら、そのために施策・制度をいかに改善、充実するかが基本的な理念でなければなりません。 よって、現行1,118人の定数を1,050人と、より現状の971人に近づけ、さらなる行財政改革で定数の削減を進める自治体リストラをよしと認めるような定数削減条例には反対をいたします。 ○議長(三輪洋二君) 4番 宮地順造君。  〔4番 宮地順造君登壇〕 ◆4番(宮地順造君) 議第109号 土岐市職員定数条例の一部を改正する条例についての賛成討論を行います。 今回の条例改正については、少子・高齢化、人口減少社会の到来に向け、国・地方とも税収等財源の不足が予想されております。土岐市におきましても、行財政改革、土岐市集中改革プランの推進により職員数の削減に着手し、見直そうとするものであります。市職員の定数削減は、働く皆さんにとって大変なことでありますが、削減することが市民のニーズにこたえていくことでもあり、限られた人数の中で最大限の市民サービスを行うことが市職員の責務と考えております。また、団塊の世代の退職に伴い、一時的に消防力の低下が懸念される消防機関に関しては、職員定数をふやし、市民の安全を確保することとなっております。いずれにしましても、実人数の差異、削減目標の設定など必要な改正であり、この条例には賛成いたします。 ○議長(三輪洋二君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三輪洋二君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(三輪洋二君) 起立多数であります。よって、議第109号議案は原案のとおり可決されました。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 次に、日程第9 議第110号 土岐市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。22番 小関祥子君。  〔22番 小関祥子君登壇〕 ◆22番(小関祥子君) 議第110号 土岐市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について反対討論を行います。 人事院規則の一部改正に伴い、休息時間の廃止等、国に準ずる所要の措置を講ずるための条例改正です。国は、民間が休息時間について無給であることを理由に、休息時間の廃止を提案しました。しかし、民間の長時間過密労働については、過労死が世界の共通語になるほど深刻な問題とされています。特に、行政の仕事が電算化され、コンピューターに向かう時間が長くなっている中、2時間を経過したら休憩をとることはコンピューター業界でも言われていることです。現在でも、就業時間が17時15分と15分延長されたことにより、帰宅時間はずるずると延びていることや、昼食の時間でも自席で食事をとっていることから、12時過ぎても1時前でも来客や電話に対応せざるを得ないのが実情です。こうした現状の問題を解決せずに、機械的に昼の休憩時間を45分間に短縮し、12時15分からの休息の時間という改定については、労働組合が三つの選択肢の中から一つを選んだにすぎず、労働時間の短縮で失業者をなくそうという世界の流れに逆らうものであり、国からの権限移譲により、どんどん仕事がふえています。 また、正規の職員を減らし、パートや嘱託職員がふえており、少ない正規職員で責任だけは負わなければならず、仕事の内容そのものが変わってきています。もちろん第8条の2で、育児、介護を行う職員に対して早出・遅出勤務を認める幅を広げていただいたことは、少子化対策の一環として子育てしやすい環境を事業者が整備し、家族の介護に対しても、事業者として支援するという点で大きな成果であると評価するところではありますが、行革推進法の制定のように、職員の削減とあわせて公務員の労働時間を長くして、民間開放の足場づくりを進める人事院規則の一部改正を伴う第7条の削除には到底賛成できません。 よって、休息時間を廃止するこの条例改正には反対をいたします。 ○議長(三輪洋二君) 4番 宮地順造君。  〔4番 宮地順造君登壇〕 ◆4番(宮地順造君) 議第110号 土岐市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について賛成討論を行います。 本条例の改正は、休息時間を規定する条文の削除と、早出・遅出勤務を請求することのできる職員の範囲を拡大しようとするものであります。休息時間の条文廃止は、国家公務員においては既に実施されており、土岐市職員も十分協議がなされたと聞いております。先ほども述べましたように、行政は常に市民ニーズを的確にとらえ、現状の人数で最大限の市民サービスを行うことが責務と考えております。また、早出・遅出勤務を請求する範囲を拡大することは、子育て支援を行う時代に合ったものであると考え、この条例改正には賛成いたします。 ○議長(三輪洋二君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三輪洋二君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(三輪洋二君) 起立多数であります。よって、議第110号議案は原案のとおり可決されました。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 次に、日程第10 議第111号 土岐市憩の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三輪洋二君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(三輪洋二君) 起立全員であります。よって、議第111号議案は原案のとおり可決されました。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 次に、日程第11 議第112号 土岐市企業立地促進条例について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。20番 日比野富春君。  〔20番 日比野富春君登壇〕 ◆20番(日比野富春君) 議第112号 土岐市企業立地促進条例について反対討論であります。 当議案は、ことし3月議会において、条例第16号として工場設置助成金及び雇用促進助成金の交付基準を改め、その内容は、助成期間を3年から5年に延長し、雇用従業員の対象認定条件を「操業又は営業開始の日から1年経過後」との改正をしたばかりのものであります。ところが、今回、1年もたたないうちの大きな改正ですが、その緊急性及び合理性の有無において、幾つかの疑問を持たざるを得ませんでした。 その第1点は、国の全総計画に基づく多極分散型国土形成促進法による重点整備地区として研究学園都市が位置づけられ、これまで3次総、4次総として「交流大地土岐」をキャッチフレーズに推進を図ってきたはずであります。そのための条例であったものが、この議案はその根幹をなす部分を完全に撤去したものとして出されております。当然この大きな転換に至る当局の説明責任があってしかるべきものであります。これまでの努力とあわせて、根本理念を廃止することに至った理由とその総括を明らかにすべきものですが、本会議や委員会論議を通じてもこの点は不十分と言わざるを得ませんでした。 第2点として、対象企業を拡大して、地域も市内全域に広げて、指定要件も緩和して、助成措置も固定資産税だけではなくて目的税でもある都市計画税までも5年間、実質的には4年分と同じですが、この負担ゼロという大盤振る舞いの必要性があるかということであります。確かに、小泉政権下からの構造不況にあえぐ地場産業界は、将来展望のなさや中国製品、または国内若者の食文化の変化で大変な苦労をしている中であります。 他企業誘致で市内の雇用促進を願う思いも強いものがあります。しかし、現状は、結果として固定資産税の平成17年度決算に見るように、その滞納額は5億6,000万円、同じく都市計画税が9,500万円もとなっております。地場産業に有効な活路を開けない今、他企業誘致による複合的な産業育成というのが必要ではあるでしょうが、しかしながら、プラズマリサーチパーク理念を外して、基幹産業として位置づけている美濃焼地場産業との整合性が明確でないままの企業立地に、県下3市しか実施していないような都市計画税までも優遇するというこの措置はいかがなものでしょうか。 ちなみにこの条例が可決されれば、期をいつにして対象となるであろう株式会社山本製作所については、非上場とはいえ、社員340名の自動車関連平和産業ではありますが、土岐市工場での売り上げ予定は年間10億円とのことになっております。設備投資に15億円の投下資本という説明を受けました。委員会質疑で明らかとなったこの会社への条例適用で、助成する額というのは、概算なんですが、総額7,000万円を超えるものになります。地元雇用は38名というものでありますが、以上の数々の疑問点を示すとともに、少なくとも都市計画税まで助成する必要はないということを理由にして、この議案には反対といたします。 ○議長(三輪洋二君) 1番 丹羽英治君。  〔1番 丹羽英治君登壇〕 ◆1番(丹羽英治君) 議第112号 土岐市企業立地促進条例についての賛成討論を行います。 土岐市の基幹産業である陶磁器産業、また地場産業においても育成支援していくことは、振興における大切な基本であります。東海環状自動車道東回りルートの完成で交通アクセスの一段と向上した中、他産業を積極的に誘致することは地場産業との均衡ある発展であり、土岐市の将来を見据える上に大変重要であります。 よって、企業立地の一層の促進を図るべく上程された本条例改正案に対して賛成いたします。 ○議長(三輪洋二君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三輪洋二君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(三輪洋二君) 起立多数であります。よって、議第112号議案は原案のとおり可決されました。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 次に、日程第12 議第113号 土岐市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例について及び日程第13 議第114号 土岐市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についての2件を一括して討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三輪洋二君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本2件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 本2件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(三輪洋二君) 起立全員であります。よって、議第113号議案及び議第114号議案は原案のとおり可決されました。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 次に、日程第14 議第115号 東濃西部広域行政事務組合規約の変更についてから日程第16 議第117号 土岐市及び瑞浪市休日急病診療所組合規約の変更についてまでの3件を一括して討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三輪洋二君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本3件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 本3件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(三輪洋二君) 起立全員であります。よって、議第115号議案、議第116号議案及び議第117号議案は原案のとおり可決されました。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 次に、日程第17 議第118号 岐阜県後期高齢者医療広域連合の設置について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。22番 小関祥子君。  〔22番 小関祥子君登壇〕 ◆22番(小関祥子君) 議第118号 岐阜県後期高齢者医療広域連合の設置について反対討論を行います。 議第103号 平成18年度土岐市一般会計補正予算(第3号)の討論でも申し上げましたように、今回設置されます広域連合は、県内42市町村のすべてが加入の義務を負う後期高齢者医療制度に基づき設置されるものです。すべての市町村が加入を義務づけられ、広域連合では保険料の賦課に関する事務、被保険者の資格管理に関する事務、医療給付に関する事務、保健事業まで、後期高齢者の医療内容から健康に関するすべてのことを施行するというのです。 広域連合には、各自治体から派遣された職員と49人の議員で構成する議会も置かれますが、構成は首長、監査委員など42人が行政から、議会の議員は7人だけです。広域連合長の任期は4年、5人の副連合長は2年の任期となっており、自治体により首長の選出時期が違うのに、関係市町村の長が投票で選挙された広域連合長が4年間の任務を継続できるのか、不安定な運営が心配されます。 第17条に掲げる経費も、関係市町村の均等割、高齢者人口割、人口割で算出する負担金と事業収入、国及び県の支出金、その他の収入で運営することになります。本来、国が70歳以上の高齢者医療費の負担をゼロにしようと始めた老人保健制度を、高齢者にも応分の負担をと74歳までは国民健康保険制度に入れ、75歳以上の後期高齢者を別の医療制度をつくって高齢化社会の国の医療負担を放棄しようというのが今回の後期高齢者医療制度です。この制度を支える広域連合は、既に国が年々ふえる医療費の負担で経験済みの破綻した制度を、地方自治体や高齢者自身の負担で乗り切ろうというのが今回の本当のねらいであり、制度の破綻も目に見えている中での見切り発車です。これまで、広域連合設置を前に準備を進めてきた準備委員会がはっきり国に制度の問題点を伝え、県下の市町村が加入を義務づけられている現状を県民に伝えて声を上げていくべきだと考えます。 よって、議第103号、補正予算の討論でも述べましたように、この広域連合の設置に反対をいたします。 ○議長(三輪洋二君) 3番 山内房壽君。  〔3番 山内房壽君登壇〕 ◆3番(山内房壽君) 議第118号 岐阜県後期高齢者医療広域連合の設置について賛成討論を行います。 当議案につきましては、先ほどの議第103号 平成18年度土岐市一般会計補正予算(第3号)にて述べましたが、この広域連合は、国の新たな後期高齢者医療制度に従い設置されるものであって、あり得ない話ですが、もしこの制度に加入しない場合、被保険者の方々は無保険となり、療養の給付、入院時食事療養費の支給及び入院時生活療養費の支給を受けることができなくなり、かえって市民にとって不利益となります。先ほどの補正予算の討論でも述べましたが、国の制度に従い設置されるこの議案に賛成いたします。 ○議長(三輪洋二君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三輪洋二君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(三輪洋二君) 起立多数であります。よって、議第118号議案は原案のとおり可決されました。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 次に、日程第18 議第120号 損害賠償の額を定め、和解することについて討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三輪洋二君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(三輪洋二君) 起立全員であります。よって、議第120号議案は原案のとおり可決されました。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 次に、日程第19 議第87号 土岐市立幼稚園条例の一部を改正する条例について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。7番 布施素子君。  〔7番 布施素子君登壇〕 ◆7番(布施素子君) 議第87号 土岐市立幼稚園条例の一部を改正する条例について、これを継続審査とすべきとする委員長報告に対して反対討論を行います。 本議案は、9月議会で提案され、審議の結果、さまざまな理由から継続審査としていたものですが、以来3カ月を経過し、今議会再度の継続審査とするほどの材料がないにもかかわらず、継続審査とすべきではないと思います。本議案は、施行日が19年4月1日となっており、議会に預けたままさらに3カ月経過させることが、執行部に対し、議会の責任を果たしたと言えるでしょうか。行政と議会は車の両輪であるというのであれば、可決にせよ否決にせよ、今議会で議会としての意思を示すべきではないでしょうか。よって、再度の継続審査に反対いたします。 ○議長(三輪洋二君) 3番 山内房壽君。  〔3番 山内房壽君登壇〕 ◆3番(山内房壽君) 議第87号 土岐市立幼稚園条例の一部を改正する条例について、継続審査の賛成討論を行います。 当議案につきましては、本年第4回定例会で継続審査となり、委員各位よりさまざまな意見がありました。現在まで、土岐市は子育て支援の一環として、昭和63年改定以来、19年間値上げを抑えてきた経緯があり、その方針を財政的な理由で値上げを9月議会にて提案されました。今回の保育料の値上げは、私も極力抑えていくべきだと思いますが、「広報とき」の11月号にて土岐市の財政の危機が掲載されましたが、歳入の減少、扶助費の増加、また地方交付税が年々減少し、基金の繰り入れが多くなり、平成12年度より基金残高が年々減少しております。このような現状を踏まえ、我々も市の財政が破綻することのないように歳入の確保も担保すべきではないかとの考えから、当案を継続審査にすることに賛成いたします。 ○議長(三輪洋二君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三輪洋二君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は継続審査であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(三輪洋二君) 起立多数であります。よって、議第87号議案は継続審査と決しました。  ――――――――――――――――――――――――― ○議長(三輪洋二君) 次に、日程第20 議第88号 土岐市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。13番 金津 保君。  〔13番 金津 保君登壇〕 ◆13番(金津保君) 議第88号 土岐市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について、これを継続審査とすべきとする委員長報告に対しての反対討論を行います。 本議案は、委員長報告にありましたように、先9月議会で提案され、審議の結果、市民への周知が足りない、理解が得られていないことなどを主な理由として継続としていたものでありますが、以来、3カ月を経ての今議会、これを再度継続審査とするに至るどれほどの材料があるというのでしょうか。また、本条例改正議案を継続審査とすることで、これからまた3カ月の間に市民にとってよい方向が生まれるというのでしょうか。何が不備なのか、どの部分がいけないのか、どうすればよいのかを明確に示されることなく、施行日が4月1日ともなっている議案を議会に預けたまま進むことも引くこともできず、手をこまねいているしかない執行部の職責に思いをいたすとき、可決にせよ否決にせよ、今議会において意思を示すべきと思うのですが、いかがでしょうか。 私たちは常に市民の意向をいかに酌み取り、そしてどう生かし、導こうとしているのかを速やかに明確にするべきであり、単に先送りしただけとも思われる今回の継続審査には反対いたします。 ○議長(三輪洋二君) 1番 丹羽英治君。  〔1番 丹羽英治君登壇〕 ◆1番(丹羽英治君) 議第88号 土岐市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についての継続審査とする案件に賛成討論を行います。 この条例は、第4回定例会で継続審査となっていますが、これまでに市民に対して周知が徹底されていないし、理解されていない状況の中、ごみ袋の料金と処理手数料の整合性がとれていません。リデュース・リユース・リサイクルを行政側から徹底すべきであり、納得ある説明をしなければなりません。 よって、結論を出すには早いことから、この改正条例案を継続審査することに賛成いたします。 ○議長(三輪洋二君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三輪洋二君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する委員長の報告は継続審査であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(三輪洋二君) 起立多数であります。よって、議第88号議案は継続審査と決しました。 次に、別紙視察調査付託表のとおり、研究学園都市対策特別委員会、行政改革特別委員会に所管事項について閉会中の視察及び調査を付託いたします。 以上で、本日の日程全部を終了いたしました。 これをもちまして、平成18年第5回土岐市議会定例会を閉会といたします。 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 11月30日以来、23日間にわたり慎重に審議を重ねられ、ここに全議案を議了して閉会の運びとなりましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げます。 執行部におかれましても、常に真摯な態度で議事運営に格別のご協力をいただきまして、ありがとうございました。 審議過程での意見等を十分尊重され、それぞれの立場で本市発展のために一層のご尽力をお願い申し上げます。 いよいよ本年も残り少なくなりました。地域経済も依然厳しい状況にあります。議会といたしましても、市民福祉の向上にさらに努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。 寒さも増してまいりましたが、新しい年を迎えるに当たり、皆様方のご健勝とご多幸をご祈念申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。 ここで市長からごあいさつをお願いいたします。  〔市長 塚本保夫君登壇〕 ◎市長(塚本保夫君) 平成18年第5回の定例会の閉会に当たりまして、お礼を申し上げます。 今議会に提案いたしました全議案、原案可決を賜りましたことに対して、まずもって厚く御礼を申し上げます。この間、賜りましたご意見につきましては、我々誠心誠意、所期の目的の達成を求めて努力をしてまいりたいと思いますので、議員各位の一層のご理解とご協力を賜りますようにお願いを申し上げます。 なお、第4回定例会から継続となっておりました87号、88号、引き続き継続審査となりましたことは極めて残念なことでございます。これは、我が国は今厳しい行財政改革を求められておるわけでありまして、国・地方を挙げて今取り組んでおるわけであります。本市におきましても、行革大綱を取りまとめ、そして学識経験者、市内各界各層の代表者によってこの集中改革プランが認められたといいますか、進めるべく方向をお示しいただきまして、また廃棄物減量審議会等におきましてもご説明を申し上げ、基本的なご了解をいただきました中で提案をさせていただいたわけでありますが、この厳しい財政状況の中で、我々は市民の皆さん方からお預かりをいたしております大切な膏血の所産たる税をいかにしてバランスよく、効率よく使って、それを市民の皆さん方に公共サービスとしてどうお返ししていくかということが求められている責務であり、使命であると思うわけであります。 そういう意味におきまして、この討論等を伺っておりますと、私一番懸念いたしますのは、代議制民主主義がいよいよ形骸化しつつあるなあということを実は感じたわけであります。市民の皆さん方のご理解をいただくのは、代議制民主主義の中では議会の議決を経て、その上で行政の責任において市民の皆様方により詳しく、細かくご説明申し上げるのが筋ではないかと思うわけでありまして、議論を聞いておりますと、直接民主主義的な色彩が極めて強かったのではないかなあと思うわけでありまして、我々はこの議会制度がある限り、やはり代議制民主主義というのを大切にしていきたいと思っておりますだけに残念であると言わざるを得ないと、このように思うわけであります。 いずれにしても、もうことしは終わりであります。新しい年に向けまして、一層議員各位のご活躍を祈念いたしまして、お礼かたがた所感の一端を申し述べまして、私のあいさつといたします。 ○議長(三輪洋二君) ありがとうございました。これにて散会といたします。どうも皆さんご苦労さんでした。 午前10時19分閉会  ――――――――――――――――――――――――― 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  土岐市議会議長  三輪洋二       議員  久米要次       議員  奥村関也...