恵那市議会 > 2020-03-23 >
令和 2年第1回定例会(第5号 3月23日)

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  1. 恵那市議会 2020-03-23
    令和 2年第1回定例会(第5号 3月23日)


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    最終取得日: 2021-04-30
    令和 2年第1回定例会(第5号 3月23日) 令和2年第1回恵那市議会定例会会議録〔第5号〕                                 令和2年3月23日 ────────────────────────────────────────────     議 事 日 程(第5号)                        令和2年3月23日(月)午前10時開議     第1         会議録署名議員の指名     第2         議第1号から議第26号まで及び議第38号から議第4                7号まで一括上程 ───────────────────────────────────────────   1 本日の会議に付した事件    議 事 日 程(第5号)     日程第1       会議録署名議員の指名     日程第2 議案 1号 会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関                する条例の制定について          議第 2号 恵那市議会議員及び恵那市長の選挙におけるビラの作成                の公営に関する条例の制定について          議第 3号 恵那市行政組織条例の一部改正について          議第 4号 恵那市職員定数条例の一部改正について          議第 5号 恵那市役所振興事務所等設置条例の一部改正について
             議第 6号 恵那市手数料条例の一部改正について          議第 7号 恵那市印鑑条例の一部改正について          議第 8号 恵那市国民健康保険条例の一部改正について          議第 9号 恵那市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する                基準を定める条例の一部改正について          議第10号 恵那市介護保険条例の一部改正について          議第11号 恵那市企業等立地促進条例の一部改正について          議第12号 恵那市営住宅条例の一部改正について          議第13号 恵那市一般住宅条例の一部改正について          議第14号 恵那市消防関係手数料徴収条例の一部改正について          議第15号 恵那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運                営に関する基準を定める条例の一部改正について          議第16号 恵那市市民農園条例の廃止について          議第17号 字の区域の変更について          議第18号 指定管理者の指定について          議第19号 指定管理者の指定について          議第20号 指定管理者の指定について          議第21号 財産の無償譲渡について          議第22号 多治見市と恵那市との間の証明書の交付等に係る事務委                託に関する規約の変更について          議第23号 中津川市と恵那市との間の証明書の交付等に係る事務委                託に関する規約の変更について          議第24号 瑞浪市と恵那市との間の証明書の交付等に係る事務委託                に関する規約の変更について          議第25号 恵那市と土岐市との間の証明書の交付等に係る事務委託                に関する規約の変更について          議第26号 土岐川防災ダム一部事務組合規約の変更について          議第38号 令和2年度恵那市一般会計予算          議第39号 令和2年度恵那市国民健康保険事業特別会計予算          議第40号 令和2年度恵那市介護保険事業特別会計予算          議第41号 令和2年度恵那市遠山財産区特別会計予算          議第42号 令和2年度恵那市上財産区特別会計予算          議第43号 令和2年度恵那市後期高齢者医療特別会計予算          議第44号 令和2年度恵那市水道事業会計予算          議第45号 令和2年度恵那市下水道事業会計予算          議第46号 令和2年度恵那市病院事業会計予算          議第47号 令和2年度恵那市国民健康保険診療所事業会計予算 ───────────────────────────────────────────   1 出 席 議 員      1番  佐々木   透 君       2番  柘 植 孝 彦 君      3番  西 尾   努 君       4番  中 嶋 元 則 君      5番  近 藤 純 二 君       6番  橋 本 平 紀 君      7番  千 藤 安 雄 君       8番  遠 山 信 子 君      9番  安 藤 直 実 君      10番  鵜 飼 伸 幸 君     11番  後 藤 康 司 君      12番  町 野 道 明 君     14番  荒 田 雅 晴 君      15番  堀   光 明 君     16番  水 野 功 教 君      17番  堀     誠 君     18番  柘 植   羌 君 ───────────────────────────────────────────   1 欠 席 議 員       な し ───────────────────────────────────────────   1 説明のため出席した者の職氏名      市長        小 坂 喬 峰 君      副市長       大 塩 康 彦 君      教育長       大 畑 雅 幸 君      総務部長      安 藤 克 典 君      まちづくり企画部長 服 部 紀 史 君      市民サービス部長  小 川 智 明 君      医療福祉部長    可 知 高 弘 君      医療福祉部次長   原 田 義 巳 君      商工観光部長    加 藤 一 郎 君      商工観光部次長   土 屋 育 代 君      商工観光部調整監  長谷川 幸 洋 君      農林部長併農業委員会事務局長                林   雅 樹 君      農林部次長     勝 川 甲 子 君      建設部長      光 岡 伸 康 君      建設部次長     平 林 剛 寿 君      水道環境部長    太 田 敦 之 君      会計管理者     原 田 一 宏 君      副教育長      安 藤 一 博 君      教育委員会事務局長 加 藤 真 治 君      消防長       小木曽 弘 章 君      代表監査委員    水 野 泰 正 君      監査委員事務局長併選挙管理委員会事務局書記長                伊 藤 英 晃 君 ───────────────────────────────────────────   1 職務のため出席した事務局職員     議会事務局長     三 宅 唯 美 君     議会事務局次長    近 藤 昌 也 君     議会事務局書記    今 井 修 二 君     議会事務局書記    後 藤 順 子 君     議会事務局書記    加 藤 弘 江 君 ────────────────────────────────────────────                 午前10時00分 開議 ○議長(後藤康司君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  日程に入る前に、諸般の報告を行います。  地方自治法第121条の規定により、本日説明のため出席する旨、報告のありました者を一覧表としてお手元に配付しておきましたので、ごらん願います。  以上で諸般の報告を終わります。 ────────────────────────────────────────── ○議長(後藤康司君) 議事日程第5号 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、5番・近藤純二君、14番・荒田雅晴君を指名いたします。 ────────────────────────────────────────── ○議長(後藤康司君) 日程第2 議第1号から議第26号まで及び議第38号から議第47号まで36件を一括上程し、議第といたします。  ただいま上程いたしました議案36件につきましては、今定例会初日の本会議において、それぞれ所管の委員会に審査が付託してあります。よって、その審査結果について、各委員長に報告を求めます。  初めに、総務文教委員長・町野道明君。              (総務文教委員長・町野道明君 登壇) ○総務文教委員長(町野道明君) 総務文教委員長の町野道明です。本委員会が今期定例会において審査の付託を受けた議案について、去る3月3日に委員会を開催し、審査いたしました。  その結果については、お手元に配付してあります恵那市議会会議規則第109条の規定により議長に提出した恵那市議会総務文教委員会付託事件審査結果報告書のとおり、13件とも原案のとおり可決すべきものと決定しましたから報告いたします。
     それでは、付託議案の内容及び審議内容の主なものについて、審査結果報告書に基づき報告いたします。  初めに、議第1号・会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、地方公務員法の改正により、会計年度任用職員制度の導入に伴い、関係条例中の条文の整備を行うなど、所要の改正をするため、条例の改正7本と廃止1本を1つの整備条例として定めるものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  会計年度任用職員の位置づけはとの質疑には、会計年度任用職員制度は4月1日から制度開始となる地方公務員法の適用を受けるため、責任の度合いが増す方向になる。法に触れる行為があれば、懲戒処分の対象となり、成績不良の場合には分限処分が適用になってくるとの答弁がありました。  ほかに質疑はなく、反対討論がありましたので、報告いたします。  会計年度任用職員になることで、仕事は同一、責任も同一となり、前より責任が重くなるため反対します。  ほかに討論はなく、採決の結果、挙手多数で議第1号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第2号・恵那市議会議員及び恵那市長の選挙におけるビラの作成の公営に関する条例の制定については、公職選挙法が改正され、恵那市議会議員及び恵那市長の選挙における選挙用運動用ビラが公費で作成できるようになったことに伴い、条例を定めるものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  ビラの公費の負担はどのような仕組みになっているかとの質疑には、7円51銭の単価に作成枚数の条件があり、議員が4,000枚、市長1万6,000枚の範囲内において、公費負担ができるとの答弁がありました。  7円51銭の算出根拠はとの質疑には、公職選挙法施行令第109号の8を準用し、国政選挙における上限になっているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第2号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第3号・恵那市行政組織条例の一部改正については、交通施策を総合的に推進する組織体制を整備することに伴い、まちづくり企画部及び商工観光部の分掌事務を改め、条例の一部を改正するものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  商工観光部から分掌事務がまちづくり企画部へいくが、障がいを持っている人や高齢者の対策も含んでいるかとの質疑には、障がい者、高齢者などの交通弱者に対する福祉の視点も含め、幅広く地域まちづくりを考える必要から所管がえするものであるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第3号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第4号・恵那市職員定数条例の一部改正については、第3次恵那市定員適正化計画の推進に伴い、職員の定数を改める必要が生じたため、条例の一部を改正するものです。  それでは、審査の過程によりまして、議論されました主な事項について申し上げます。  教育委員会のプラス10と地方公益企業のプラス12とあるが、との質疑には、直近の組織を確認し、正しい数値に置きかえたとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第4号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第5号・恵那市役所振興事務所等設置条例の一部改正については、バロー恵那店に出張所を設けるため、条例の一部を改正するものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  バロー恵那店恵那出張所とした理由はとの質疑には、駅から近いことと文化センターは土日開館しているが、バローは土日、平日も夜も8時まで営業していることを考えると、かなり多くの方の利用が見込まれ、市民サービスの向上につながることから、適当と判断したとの答弁がありました。  住民票等の発行以外の目的はとの質疑には、食に関する情報発信の拠点や女性の活躍を推進する機能を持たせた行政サービスを展開していきたいとの答弁がありあした。  かかわる運営団体や組織についてはとの質疑には、食に関する団体、女性活躍に関する団体、子育てに関する団体などを入れた運営協議会を立ち上げ事業をやっていきたいとの答弁がありました。  ほかに質疑はなく、討論がありましたので、報告します。  食べるプロジェクトは賛同しているが、バロー出張所がどういうふうに加味してくるのか市民の納得にもう少し時間がいるとの継続審議の意見がありました。  ほかに討論はなく、意見を含めた採決の結果、挙手多数で議第5号は原案のとおり、可決すべきものと決しました。  次に、議第14号・恵那市消防関係手数料徴収条例の一部改正については、地方公共団体の手数料の標準に関する制令が改正され、手数料の納付区分に圧縮水素自動車燃料装置用容器を加えるため、条例の一部を改正するものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第14号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第15号・恵那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部改正に伴い、食事の提供に要する資料の取り扱いを改めるなど、所要の改正をするため、条例の一部を改正するものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  ひとり親家庭等で給食費を免除されている方はどのくらいかとの質疑には、幼児コース69人、幼保コース136人、計205人であるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、挙手多数で議第15号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第19号・指定管理者の指定については、城ヶ丘こども園指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  指定管理者の第三評価は、また保護者評価はどうなっているかとの質疑には、A評価を得ている保護者評価については3以上で、概ねよいとの評価であり、城ヶ丘こども園の評価は3.35であるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、挙手多数で議第19号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第20号・指定管理者の指定については、岩村こども園指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  こども園の人事交流はとの質疑には、恵峰学園と恵那市の保育教諭と人事交流を行っているとの答弁がありました。  質疑、討論はなく、採決の結果、挙手多数で議第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第21号・財産の無償譲渡については、建物を集会所として継続的に管理してきた認可地縁団体に土地及び建物を譲渡するため、議会の議決を求めるものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第21号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第38号・令和2年度恵那市一般会計予算歳入歳出所管部分)は令和2年度一般会計当初予算を歳入歳出それぞれ255億6,000万円とするもので、総務文教委員会の所管部分を審査いたしました。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  歳入関係では、税制改正で自動車取得税が環境性能割になって、予算が大幅に減っているが、補填措置はあるかとの質疑には、改正された令和元年度10月から半年間で1,640万円を見込み、令和2年度は単純に倍の3,280万円と見込んでいる。税制改正に伴う減額分については、軽自動車税に含め徴収し、県からの交付金で補填されるとの答弁がありました。  歳出関係では、男女共同参画推進事業の2,500万円の内容はとの質疑には、整備費として1,800万円ほど、ランニングコストで700万円ほどあるとの答弁がありました。  モータースポーツ推進経費の1,345万円の事業内容はとの質疑には、地域振興のイベント経費、会場の運営経費が主なものになるとの答弁がありました。  こども園改修事業費はとの質疑には、串原こども園のトイレを洋式に改修するものであるとの答弁がありました。  保育教諭修学資金は継続してもらえるかとの質疑には、1年で貸付をするものが5名以内、毎年5名以内で募集するとの答弁がありました。  小学校施設改修事業費小学校トイレ洋式化計画について、どのように進めていくのかとの質疑には、小中学校のトイレの洋式化検討委員会を立ち上げ、委員の意見を考慮しながら計画していきたいとの答弁がありました。  小中学校の施設管理経費について、十分やっていけるのかとの質疑には、予算編成時に各学校から優先順位をつけ、修繕の要望を出してもらい予算計上をしている。大規模な修繕や工事については、特別営繕として、別に予算計上をして対応しているとの答弁がありました。  明治天皇大井行在所長屋門の保存整備の関係の工事内容はとの質疑には、主な内容は行在所改修工事の2年目として、4,653万円、長屋門の一部工事に3,000万円を予定しているとの答弁がありました。  学校給食センター食物アレルギーの対策はとの質疑には、令和3年度にアレルギー調理室の建設を行う予定であるとの答弁がありました。  ほかに質疑もなく、反対討論がありましたので、報告します。  モータースポーツに関する予算、男女共同参画推進事業について、十分市民の納得が得られるものでないため反対します。  ほかに賛成討論がありましたので、報告します。  例年の予算も踏まえ、厳しい財政状況にありながら堅実な予算になっている。令和2年度には大きなイベントが予定されており、きちんと予算化されている。ICT教育を推進する予算にはなっているなど、目配りされた予算であり賛成します。  ほかに討論はなく、採決の結果、挙手多数で議第38号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第41号・令和2年度恵那市遠山財産区特別会計予算は、歳入歳出それぞれ30万円と定めるもので、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第41号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第42号・令和2年度恵那市上財産区特別会計予算は、歳入歳出それぞれ90万円と定めるもので、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第42号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会に付託された事件の審査結果報告といたします。 ○議長(後藤康司君) 総務文教委員会付託事件審査結果の報告を終わります。  次に、市民福祉委員長・柘植孝彦君。              (市民福祉委員長・柘植孝彦君 登壇) ○市民福祉委員長(柘植孝彦君) 市民福祉委員長の柘植孝彦です。本委員会が今期定例会において審査の付託を受けた議案について、去る3月4日に委員会を開催し、審査いたしました。  その結果については、お手元に配付してあります恵那市議会会議規則第109条の規定により議長に提出した恵那市議会市民福祉委員会付託事件審査結果報告書のとおり、15件とも原案のとおり可決すべきものと決定しましたから報告します。  それでは、付託議案の内容及び審議内容の主なものについて、審査結果報告書に基づき報告いたします。  議第6号・恵那市手数料条例の一部改正については住民基本台帳法の一部改正により、住民票の除票の写し及び戸籍の附票の除票の写しの交付に関する事務が定められたことに伴い、交付手数料を定めるため、条例を定めるものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  住民票の除票とはどういうものなのか、またどういった方が交付申請されるのかとの質疑には、除票は住民票の除票と戸籍の附票の除票の2つがあり、転出及び死亡により住民票が抹消されたときに扱われるもので、戸籍の附票の除票とは戸籍から除かれた方の附票のことをいい、住所の履歴が記載されているものである。主な使用目的としては、亡くなった方の遺族が死亡後の手続きであるとか、相続などの手続きで使用されているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第7号・恵那市印鑑条例の一部改正については、成年被後見人などの権利の制限に係る措置の適正化を図るための関係法律の整備に関する法律の施行による印鑑登録証明事務処理要領の一部改正に伴い、印鑑の登録資格を変更するなど、所要の改正をするため条例を定めるものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  印鑑登録ができない方の文言訂正ということであるが、改正前の成年被後見人から意思能力を有しない者への改正後の違いはとの質疑には、これまでは成年被後見人と断定し、印鑑登録ができなかったが、意思能力を有しない方の権利、人権を守るという観点からこの改正により本人の意思があり、かつ、代理人、後見人とともに申請をされれば印鑑登録が可能となったとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第7号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第8号・恵那市国民健康保険条例の一部改正については、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、基礎賦課限度額及び軽減判定基準額を引き上げるなど、所要の改正をするため条例を定めるものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  今回、高所得者の賦課限度額が現在の61万円から2万円上がるが、対象となる世帯数と収入や所得としては幾らくらいなのかとの質疑には、対象世帯については令和元年度当初の賦課で試算すると、全体で6,732世帯のうち73世帯、介護給付分では2,578世帯のうち30世帯が限度額に到達する世帯となる。どのような世帯が限度額に達するかについては、恵那市の世帯の大半を占める65歳以上の2人世帯を例にとり、改正後の限度額で試算すると、給与収入では1,092万円、所得では872万円を有する方が対象となるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第8号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第9号・恵那市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童指導員のみなし指導員に関する認定資格研修に経過措置期間の延長が可能となり、本市においては基準に規定する指導員が不足しているため、みなし指導員に関する経過措置起源を3年間延長する条例を定めるものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  今、新型コロナウイルス感染症対策の折、急遽、学童保育所の方には朝から開所の体制づくりのため人員の確保など、大変な思いで行っており、今後も応援が必要であると思うが、他市の状況はとの質疑には、恵那市においては運営を父母会に委託するなどしており、その中でスタッフを集めている。他市においては、委託業者に運営を委託しているところもあると理解している等の答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第9号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第10号・恵那市介護保険条例の一部改正については、国の方針に基づき、消費税等増税に伴う65歳以上の低所得者の介護保険料の軽減措置を令和2年度から完全実施するため、保険料率に関する所要の改正を行うため、条例を定めるもので、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第10号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第22号・多治見市と恵那市との間の証明書の交付等に係る事務委託に関する規約の一部改正について、議第23号・中津川市と恵那市との間の証明書の交付等に係る事務委託に関する規約の変更について、議第24号・瑞浪市と恵那市との間の証明書の交付等に係る事務委託に関する規約の変更について、議第25号・恵那市と土岐市との間の証明書の交付等に係る事務委託に関する規約の変更については、住民基本台帳法の一部改正により、住民票の除票の写し及び戸籍の附票の除票の写しの交付が法令化されたことに伴い、東濃5市、多治見市、中津川市、瑞浪市、土岐市、恵那市で実施している証明書の総合交付の委託事務について、住民票及び戸籍にそれぞれの附票の写しを追加するため、規約の一部を変更するものであります。  以上、4議案については、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第38号・令和2年度恵那市一般会計予算歳入歳出所管部分)は、市民福祉委員会所管部分について、審査を行いました。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  歳入に関しては特に質疑はなく、歳出関係では総務費住民基本台帳ネットワークシステム経費について、個人番号カード、いわゆるマイナンバーカード関連事務が増額とのことであったが、この関連事務の内容と現在のマイナンバーカードの交付数はとの質疑には、現在、国が発行推奨しているカードということで来年度はかなりの発行が見込まれており、国全体で755億円を人口割で割った額が国からの交付金として振り分けられ、その分額が多くなっている。なお、この交付金は個人番号カードを作成している地方公共団体情報共有システム機構へ支払う交付金である。恵那市のカードの交付数については2月23日現在で5,353名、交付率が10.6%、国が19%、県が14.3%であるとの答弁がありました。  民生費の特別障害者手当給付事業として、金額としては2,400万円ほど、特別障害者手当の給付と障害児福祉手当の支給とあるが、対象者は何名いるかとの質疑には、この事業には重度の障害のため在宅において常時介護を必要とする二十歳以上の障がい者に月額2万7,200円、それから二十歳未満の障がい児に月額1万4,790円を支給する経費である。対象者については、特別障害者手当の対象となる二十歳以上の障害者が67名、障害児福祉手当の対象となる二十歳未満の障がい児が20名となっているとの答弁がありました。  福祉センター管理運営経費の恵那、岩村、明智、串原の各福祉センターには、お風呂はあるが、恵那市福祉センターでは風呂が男女別々にあったのが1つが故障して使えず、現在1つの風呂を男女時間交代で使っているが、それで福祉センターとしてお風呂の機能が果たされているのか。また、ほかの福祉センターもあわせて利用率とお風呂の運営状況、壊れているお風呂の修繕はどうするのかとの質疑には、恵那市福祉センターは浴槽が故障しており、1つの浴槽を男女入れかえ制で運用しており、明智福祉センターも1つの浴室を男女入れかえ制にて運用している。今年度2月までの利用状況については、恵那市福祉センターが219名、岩村福祉センターが639名、明智福祉センターが290名、串原福祉センターが762名であり、全体では前年度よりも利用者が伸びている。利用する方は恵那市福祉センターでは、高齢の方、常連の方が多く、ほかに生活困窮者で自宅に風呂がない方の利用がある。岩村福祉センターは、高齢の方がもっとも多く、ほかに介護予防事業のいきいき教室の利用者である。明智福祉センター、串原福祉センターはいきいき教室の利用者がほとんどで、串原福祉センターではほかにささゆりの湯が休館日の際のキャンプ場利用者の利用が多い。修繕等については、利用が増えている状況を踏まえ、施設の状況を見ながら皆さんの意見を聞いて、検討していきたいとの答弁がありました。  認知症予防事業の明智回想法センターの利用状況や実績、市としてはどのような事業効果があると考えているのかとの質疑には、利用実績は平成30年度3,651人の利用があった。回想法というのは、認知症予防の1つの手法であり、回想法センターを利用することによってより効果的な事業ができると考えており、今後も継続して運営していきたいとの答弁がありました。  障がい者地域生活支援事業費に扶助費として、4,860万円ほどあるが、対象となる事業と内容はとの質疑には、障がい者地域生活支援事業は地域の中で自立した日常生活を安心して営むことができるよう、生活に密着したサービスを給付する経費であり、例えば手話通訳者の派遣や各種の相談事業、それから障がい者ニーズの多様化に伴い、高度で専門的な相談支援を行う。基幹相談支援センターの経費等である。扶助費の主な内容、内訳は、日常生活用具の給付事業1,695万2,000円で、障がい者の生活に必要な用具の消耗品の提供であり、具体的には排せつ管理支援用具であるストーマや紙おむつの給付である。  次に、訪問入浴サービス事業713万3,000円で、介護している人が高齢であり、自宅で入浴介助ができない、いわゆる老々介護が原因で最近特にサービスが増えており、前年比119万3,000円の増額となっているとの答弁がありました。  放課後児童対策事業費の各クラブの委託料の内訳と以前一般質問でサービスの平準化、標準化については協議会なり連絡会の中で考えていくとの回答があったが、その後の状況、また聞くところによると指導員の時給がクラブによりまちまちだと聞くが、この辺についてはどう考えているのかとの質疑には、各クラブの委託料の内訳について、大井小学校区の第一クラブから上矢作小学校クラブの全21クラブと夏休み期間中の季節学童である串原小学校区までの全小学校区14校区の金額の説明を受けた後に、資料として一覧表の配付を受けました。各クラブのサービスのあり方については、放課後児童クラブの連絡会で情報交換等を行っているが、サービスについては障がい児の受け入れ体制の有無や小規模クラブ等においては、例えば、開所時間が18時30分を超えて、19時までできるような体制であるかなどの状況もあるため、なかなか全部が同じようにはいかないが、サービスのあり方については今後も情報共有を図りながら、それぞれのクラブに合ったサービスができるようにしていきたい。なお、指導員の時給の単価については、900円あるいは1,000円という状況があるが、そのほかにも補助員など各クラブが同じような条件のもとで働いていることから、各クラブと情報共有を図りながら、時給単価については統一に向け、速やかに努力していくとの答弁がありました。  ほかに子ども子育て会議の中では、待遇改善は人手不足によるものと以前から出ているが、処遇改善について、市として今までどういった取り組みをしたのか。子どもたちの居場所づくりとして人手が求められている中で、市として子育て人材確保対策として今すぐできるとは思わないが、改善策などはないかとの質疑には、処遇改善については補助金制度として放課後児童支援員など処遇改善事業と研修を受講する該当となる放課後児童支援員キャリアアップ処遇改善事業があり、こういった事業も活用しながら各クラブの指導員の方々の処遇改善に努めている。指導員の待遇については市として委託料を支払っているので、その中での対応となるが、きちっとキャリアアップ研修等の受講等に応じて、指導員の処遇を改善していただけるように指導をしていくとの答弁がありました。  生活保護費の対象者は100人弱と思うが、最大の支給額と外国人の方もいるのかとの質疑には、2月1日現在で85世帯94名である。年齢層については、高齢化率が64.9%であり、6割以上の方が高齢者という状況である。世帯累計は高齢者世帯が64%、障がい者の世帯が15%、傷病の世帯が18%となっている。最大の支給額は1人暮らしで40歳の場合、生活扶助額は月6万8,220円、65歳の場合は6万7,180円、75歳の場合は6万3,190円で、障がいや世帯人数などにより、加算額が上乗せになる。例えば、最も高い2人世帯の母子家庭で子どもが高校生の場合は、生活扶助費は月額15万9,460円となる。また、医療扶助については、かかった実費となるため平均での試算となるが、今年度予算が1億2,600万円で、扶助費の全体の60.2%に相当するが、この1億2,600万円を全体の保護人数で割ると、130万円ほどとなる。なお、生活保護者に外国人はいないとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第38号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
     次に、議第39号・令和2年度恵那市国民健康保険事業特別会計予算は歳入歳出それぞれ52億8,540万円と定めるものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について、申し上げます。  現在、国民健康保険基金額はどのくらいあるか、また令和2年度の使い道は、また恵那市は基金が多いと言われているが、昨年度の国民健康保険運営協議会の中でもこういった事業に使ったらとか国民健康保険料の軽減についてとか意見が出ていたと思うが、運営協議会の意見と意見を聞いて基金をどう使っていくかとの考えの質疑には、令和元年度末の見込み額が8億3,000万円ほど出る。これに対し、令和2年度当初予算では、国民健康保険事業特別会計に充当することを踏まえ、令和2年度末の残高見込みは7億9,900万円ほどと見込んでいる。使い道としては、国民健康保険事業特別会計全体の歳入歳出を見た中で、基金を充当して運営をしていくため、保険料であったり国保納付金の使い道となる。また、国民健康保険運営協議会では、基金の使い方について、どういうことが考えられるかだろうかということを意見交換を行い、保険事業をもう少し努力して必要な部分を基金から充当してもいいのではないかとの意見を伺っている。国民健康保険が県単位化となり、県全体での財政運営のため、県に納付金が前年度より引き下がっていること、保険者努力支援制度では、市独自の努力により交付される特別交付金の充当ができる中で、市として独自にできるところは健康増進活動、保健事業であり、そちらのほうに力を注いでいきたいとの答弁がありました。  保険者努力支援制度について、来年度は1,700万円見込むとあるが、幾つかポイントが高かったところはあるが、新たな市としての取り組みはあるかとの質疑には、保険者努力支援制度、評価をする中での配点は、毎年変わってくるが傾向としては、やはり健康増進の分野の特定健診の受診率に対する配点は毎年変動しているため、そこに対する努力は引き続き必要というふうに考えている。  恵那市の受診率は平成30年度43.9%で、県下21市中の中で第8位であり、県の平均より上回る状況であるが、さらなる向上が必要かと考えており、どんな取り組みが1番求められるかという中では、やはり受診をされない方に受診いただくことということで効果的に受診をお願いするような案内文書などが必要かと思っている。案内は春から実施できるわけであるが、夏、秋、よいタイミングでその人にあった内容で心に響くような内容の案内を送りたいというふうに考えているが、1つ。  もう1つが、やはり治療中の患者の皆さんは特定健診に行けないという声がある中で、医療機関に受診している中で常日ごろの検査項目が特定健診の内容に匹敵する内容がある方々は情報提供事業というものがある。これは医師会との連携で成り立つものであるが、平成30年度から始め、今年度も徐々に提供者が増えているが、来年度も医療機関との十分な理解と協力によって、さらに件数を増やし、特定健診の受診者としてカウントできるように取り組んでいきたいとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第39号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第40号・令和2年度恵那市介護保険事業特別会計予算は歳入歳出それぞれ57億9,690万円と定めるものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について、申し上げます。  地域包括支援センター事業については、4月から恵南地域包括支援センター、そして笠周高齢者相談窓口が設置されるが、これは地域共生社会の実現に向けた包括的な支援体制として子どもから障がい者までを対象として考えているのかとの質疑には、基本的には高齢者の総合相談という形で考えているが、現在でも子育ての相談であるとか、障がい者の相談があるので相談があればすぐに担当課に引き継ぐようにしているとの答弁がありました。  なお、介護保険事業の中に設けられた予算となっているが、全国的にも8050問題とか、世帯として問題を抱える家庭はあるので、今後は高齢福祉課という考え方だけでなく、恵那市の福祉事務所という考え方で包括支援センターの位置づけを考えていただきたいとの要望がありました。  恵南地域包括支援センターの設置に関しては、安心できる体制づくりの1つということで期待しているが、地域の民生委員とのかかわりについて、現在地域包括支援センターと民生委員さんとの協議の場というのがあるのかないのか。また、恵南では介護予防の集いの場が盛んであるが、そちらに出向いてサロンや集いの場の人の声も聞いていただけるのか、今までどおりなのか、充実できるのか、また恵南地域包括支援センターの職員体制とこれによる地域包括支援センターの全体の職員体制に減はあるのかとの質疑には、地域包括支援センターは地区の担当制を設けており、毎月各地域の民生委員さんの会議に毎回出席し、情報交換を行っており、相談があればすぐに対応できるようにしている。また、現在もサロンのほうに出向き、皆さんの意見を聞いたり指導を行っており、これらは引き続き行っていく。なお、恵南地域の職員体制については3名の職員を配置する予定であり、保健師、主任ケアマネ、社会福祉士、それぞれの専門職員を配置する。地区の担当はあるが、基本的にはこの3職種でワンチームという考え方で動いており、それぞれの地域から出た情報をこのワンチームで考えて支援を行っていく。現在の職員体制は事務職員を含め、計10名であり、そのうち3名が恵南行き、7名が市役所に残る形になるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第40号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第43号・令和2年度恵那市後期高齢者医療特別会計予算は歳入歳出それぞれ7億4,770万円と定めるものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第46号・令和2年度恵那市病院事業会計予算は収益的収入14億7,250万円、収益的支出19億2,530万円、資本的収入9億6,421万1,000円、資本的支出9億9,130万円と定めるものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第46号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第47号・令和2年度恵那市国民健康保険診療所事業会計予算は収益的収入、収益的支出をそれぞれ5億3,360万円、資本的収入7,472万8,000円、資本的支出8,200万円と定めるものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第47号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会に付託された事件の審査結果報告といたします。 ○議長(後藤康司君) 市民福祉委員会付託事件審査結果の報告を終わります。  次に、経済建設委員長・中嶋元則君。              (経済建設委員長・中嶋元則君 登壇) ○経済建設委員長(中嶋元則君) 経済建設委員長の中嶋元則です。本委員会が今期定例会において審査の付託を受けた議案について、去る3月5日に委員会を開催し、審査いたしました。  その結果については、お手元に配付してあります恵那市議会会議規則第109条の規定により議長に提出した恵那市議会経済建設委員会付託事件審査結果報告書のとおり、10件とも原案のとおり可決すべきものと決定しましたから報告します。  それでは、付託議案の内容及び審議内容の主なものについて、審査結果報告書に基づき報告いたします。  初めに、議第11号・恵那市企業等立地促進条例の一部改正については、農業を奨励措置の対象に加えるなど所要の改正をするため、条例の一部を改正するものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  農業参入法人の対象となる投資規模が新規の場合が2億円以上、再投資の場合が1億円以上だが、投資規模額の見直しについての考えはとの質疑には、現在の投資規模以上のものについては条例で、それ未満のものについては要項で対応していくとの答弁がありました。  この改正により、何団体を見込んでいるのかとの質疑には、投資規模が大きいので現在のところまだ具体的なものはないが、問い合わせは1件であるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第11号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第12号・恵那市営住宅条例の一部改正については、公営住宅法に準じた見直しを行うとともに、民法の改正に伴い、法定利率が改めたため条例の一部を改正するものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第12号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第13号・恵那市一般住宅条例の一部改正については、民法の改正に伴い、法定利率が改められたため、条例の一部を改正するものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第13号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第16号・恵那市市民農園条例の廃止については、農園利用者の減少に伴い、アグリパーク恵那市民農園を廃止するため、条例を廃止するものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  水田に復旧して所有者に返却するということだが、ことしの耕作には間に合うのかとの質疑には、水田への復旧工事は4月から6月を予定しており、ことしの作付けについては間に合わないということを了承していただいているとの答弁がありました。  今後は、市民農園事業は行わないのかとの質疑には、JAひがしみのが東野において、市民農園にかわる事業を実施しているので市としては行わないとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第16号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第17号・字の区域の変更については、県営土地改良事業恵那北部地区の施工に伴い、字の区域を変更するため、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を求めるものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  事業が完了したことにより、換地の許可申請を出すことなのかとの質疑には、仮換地計画をしたものについて実測により換地を行うというものであるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第16号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第18号・指定管理者の指定については、恵那市恵那峡公園の指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  指定管理者の選定理由はとの質疑には、恵那市観光協会が当初より、恵那峡再整備基本計画の策定及び事業内容の検討に参加していること。また現在、恵那峡駐車場管理及び公園清掃管理を請け負っている事業者であるということから選定したとの答弁がありました。  課題となっていたトイレの対応はとの質疑には、ビジターセンターに新規に設置し、解体予定であった遊覧船乗り場横のトイレはそのまま使用することになったので、個数については十分であると考えているとの答弁がありました。  ビジターセンターの管理費231万円とにぎわい創出経費594万円はそれぞれどのような内容なのかとの質疑には、ビジターセンターの管理費は光熱水費や通信運搬費、委託料、事務機器のリース等にかかる管理費である。にぎわい創出経費はプロモーション経費、イベント経費であるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第18号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第26号・土岐川防災ダム一部事務組合規約の変更については、土岐川防災ダム一部事務組合の監査委員の任期を改めるため、規約を変更することについて地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第26号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第38号・令和2年度恵那市一般会計予算は経済建設委員会所管部分について、審査を行いました。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  歳入関係では、市営住宅の所有戸数及び修繕が必要な戸数、また住宅周辺の環境保全の課題はとの質疑には、市営住宅の所有戸数は617戸、老朽化した住宅が多くあり、200件ほどの修繕予算を計上している。環境保全維持については、空き家やその周辺が対応できない状況であり、来年度は草刈りや障害木の伐採等を含めた環境整備を行っていくとの答弁がありました。  県補助金の農地費補助金が大幅に減った理由はとの質疑には、防災重点のため、池のハザードマップについて今年度は135カ所の作成であったが、来年度は33カ所になり、事業量が減少することが大きな要因であるとの答弁がありました。  歳出関係では、地籍調査事業の進捗率と来年度の予定地はとの質疑には、今年度の進捗率は45.7%程度である。来年度新規で行うのは串原の閑羅瀬、長島町久須見の3、笠置町の錨の3地区を予定しているとの答弁がありました。  じん芥処理施設維持管理経費の工事請負費の低減策はとの質疑には、施設内の維持管理にかかる工事費、修繕費であるが、この経費削減にはごみ減量化が1番の手段であると考えている。雑紙の資源化、生ごみの減量化から行っていきたいとの答弁がありました。  エコプラザの指定管理料について、特定指定管理ではなく公募にすべきと思うが、それについての考えと自主事業の収益180万円の取り扱いはとの質疑には、NPO法人市民エコ会議の指定管理が令和2年度で終了するため、今後の指定管理は特定指定管理ではなく、広く公募をかけ、プロポーザルによる選定をしていきたい、また実施事業の収益180万円は市民還元積立金として市民に還元するための基金としているが、利益をその年の中で大きく市民還元する動きがないのは事実である。来年度の年度計画ではこの180万円の収益をゼロにするように指導しているとの答弁がありました。  また、エコプラザの指定管理は公募で選定すること、市の施設を使用して、自主事業で利益を出すなら、指定管理料に反映させること、この2つを委員会の意見として要望したいという委員の意見に対し、エコプラザは金儲けのための施設ではなく、ごみを減らそうと環境に優しい恵那市として売り出そうとしている施設で、恵那市のブランドである、環境をどう守っていくか、どうごみを少なくするか、NPO法人市民エコ会議には私たちも期待している。公募にすれば、指定管理を辞退すると言うかもしれないとの他の委員から異議がありました。採決の結果、挙手多数により、エコプラザの公募により、指定管理者と自主事業による利益の指定管理料への反映の2点については、委員会として市に対し、強く要望することとしました。  担い手育成事業費が大幅に減額されている理由はとの質疑には、来年度は営農組合の大型機械の導入がないこと、また今年度はいちごハウスの建設が多くあったが、それがひと段落したことにより減額しているとの答弁がありました。  鳥獣対策事業費で今年度の捕獲実績と来年度の捕獲予定数はとの質疑には、平成30年度はイノシシが488頭、鹿が58頭であったが、今年度はイノシシが267頭、鹿が74頭と減っている。来年度はイノシシが600頭、鹿が100頭の予算を計上しているとの答弁がありました。  森林保全促進事業費で森林環境譲与税の活用事業の内容はとの質疑には、185ヘクタールの森林の意向調査を行い、了解が得られるだろうと想定される105ヘクタールの森林整備に5,400万円ほど予算計上している。また、作業道や林道の整備、機械の安全講習等もこの事業費で予算化しているとの答弁がありました。  商工業振興事業費でプレミアム付き商品券事業の今年度の利用状況はとの質疑には、今年度の利用状況はまだわからないが、昨年度より1週間ほど早く売り切れたので、市民の皆さんの関心は高いと考えているとの答弁がありました。  国県道事業等負担金負担事業費の増額の理由はとの質疑には、道路が1,680万円の増額、砂防が550万円の減額となり、総額1,131万円の増額となっている。道路の増額理由は今年度は測量が多かったが、来年度は工事箇所が多いためであるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第38号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第44号・令和2年度恵那市水道事業会計予算は収益的収入17億4,980万円、収益的支出17億2,400万円、資本的収入3億7,150万円、資本的支出12億6,340万円と定めるものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  人口減の中、事業収入の給水収益が増えているのはなぜかとの質疑には、給水収益は人口とは関係なく、流水水量の実績から算出しているとの答弁がありました。  水道管更新の計画はとの質疑には、現在老朽管更新と重要給水施設配水管整備事業の2事業で水道管の更新を行っている。老朽管更新は来年度事業が終了するため、その後、重要給水施設配水管整備事業として継続して水道管の更新を行う予定であるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第45号・令和2年度恵那市下水道事業会計予算は収益的収入20億9,110万円、収益的支出21億5,580万円、資本的収入3億610万円、資本的支出8億5,130万円と定めるものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第45号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会に付託された事件の審査結果報告といたします。 ○議長(後藤康司君) 経済建設委員会付託事件審査結果の報告を終わります。  以上で、各委員長の審査結果報告を終わります。  ただいまから本36件について、1件ごとに委員会審査結果報告に対する質疑を行い、討論から採決まで順次進めてまいります。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 初めに、議第1号・会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてに対する質疑を行います。本件に対するご質疑はございませんか。  16番・水野功教君。 ○16番(水野功教君) 議第1号、これについて先ほど委員長報告がありましたが、そこの反対討論の中で任務が重くなるから反対というふうな意見、というふうな発言だったんですが。ここに会議録がありますけれども、地方公務員の無期限雇用の原則を崩すということになると思いますので、この働き方改革に関しては反対といたします。こう言っておりますが、やはり中身としては任務が重くなるから反対というふうに委員長が理解されたその根拠は何なのか教えてください。 ○議長(後藤康司君) 総務文教委員長・町野道明君。 ○総務文教委員長(町野道明君) 反対討論で申し上げているものをそのまま活用しました。また、さっき無制限の話がありましたが、無制限活用原則とか無制限雇用原則とかって言うと、曖昧な意味合いの意見もありましたが、その中で1番重視するものを報告させていただきました。以上でございます。 ○議長(後藤康司君) 16番・水野功教君。 ○16番(水野功教君) 地方公務員は無期限雇用原則ということで、これについては条例を制定するときにもはっきりと委員会でも発言しましたし、本会議でもそのように発言していますので、よろしくご承知おき願いたいと思います。終わります。 ○議長(後藤康司君) ほかにご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論を行います。  本件に対し、16番・水野功教君、2番・柘植孝彦君の2人から討論の通告がありましたので、それぞれ発言を許可いたします。  初めに、16番・水野功教君。              (16番・水野功教 登壇) ○16番(水野功教君) 16番、日本共産党、水野功教です。  議第1号・会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、反対の立場で討論に参加します。  会計年度任用職員制度については、恵那市は9月議会で条例化されました。これについて、私たちは今複雑化する自治体の業務増加の中、地方で直面している正規職員の定員拡大や非正規職員の正規化など、抜本的な改善策がないまま任用の条件が限定されない制度の創設で、臨時や非常勤を人員の調整弁として利用することが合法化されるものであり、地方公務員法の原則である無期限任用の原則を崩すこととなりかねないこと、これまで労働基準法が適用されていたのが地方公務員法が全面適用され、労働基本権の制限がされるようになることなど大きな問題があるとして反対いたしました。  今回、この条例は非正規職員を地方公務員と規定することにより整備するものですが、整備して条例化することにパブリックコメントはされたかもしれませんが、形ばかりのもので肝心の当人たちとどのように協議されたのでしょうか。今、地方自治体では恵那市に限りませんが市民の人権を守る尊い貴重な仕事になっていただいておりますが、補助的な業務だからと軽視しているように思えてなりません。この条例には、仕事に立ち向かう心の基本である職務の宣誓の文言も知らずに、議会が審議しなければならないこの意外さを指摘をさせていただきます。  働く人は誰も自分でやっている仕事が人のためになっていると思えることでやる気が出るものです。お互い公の仕事には違いありません。公に奉仕する尊い仕事、正規職員として誇りを持って働く気概を育むことのできる職場として成長できる制度となるように願い、当議案に反対といたします。 ○議長(後藤康司君) 次に、2番・柘植孝彦君。              (2番・柘植孝彦君 登壇) ○2番(柘植孝彦君) 2番、新政会の柘植孝彦でございます。
     議第1号・会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、賛成の立場で討論をいたします。  この制定条例は地方公務員法の改正による会計年度任用職員制度の導入に伴い、関係条例中の条文の整備を行うなど、所要の改正を行うため、条例改正7本と条例廃止1本を1つの整備条例として制定されるものであります。  ご存じのように、会計年度任用職員制度は2017年の地方公務員法及び地方自治法の改正により制度化されたものであり、令和元年第3回市議会定例会においては制度化のための恵那市会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の制定が慎重審議の上、可決されたところであります。今回の整備条例の内容は、会計年度任用職員地方公務員法に適用される一般職の非常勤職員として位置づけられることに伴って影響する部分の改正と恵那市会計年度任用職員制度の移行により廃止する条例に伴う関係記述を削除するものであります。この整備条例の制定については、これまで審議されてきた経緯を踏まえ、また整備内容も妥当なものと考え、本条例の制定については賛成といたします。議員の皆さんの賛同をお願いをいたします。 ○議長(後藤康司君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかに討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第1号は委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり、可決することに賛成、反対のボタンをそれぞれ押してください。              (賛成・反対ボタンにより表決) ○議長(後藤康司君) 採決結果を報告いたします。賛成14、反対2。賛成多数であります。よって、議第1号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第2号・恵那市議会議員及び恵那市長の選挙におけるビラの作成の公営に関する条例の制定についてに対する質疑を行います。本件に対するご質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第2号は委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第2号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第3号・恵那市行政組織条例の一部改正についてに対する質疑を行います。本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第3号は委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第3号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第4号・恵那市職員定数条例の一部改正についてに対する質疑を行います。本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第4号は委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第4号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第5号・恵那市役所振興事務所等設置条例の一部改正についてに対する質疑を行います。本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論を行います。本件に対し、16番・水野功教君、3番・西尾 努君の2人から討論の通告がありましたので、それぞれ発言を許可いたします。  初めに、16番・水野功教君。              (16番・水野功教君 登壇) ○16番(水野功教君) 16番、日本共産党、水野功教です。  議第5号・恵那市役所振興事務所等設置条例の一部改正、大型店の2階に恵那市の施設をテナントとして中央店出張所を設置するというものです。実施するには議論が不十分であり、反対とするものであります。  この話はその必要性について、十分議論されたのでしょうか。限られた財源、税金を市民の福利向上のために使用することが公の仕事です。そのためにはこの施設の必要性を求める市民の声を庁内でどのような組織で民主的に論議され、どのような理由で政策化されたのでしょうか。付託された総務文教委員会の審議は3月3日に終わりましたが、3月2日に安藤議員が請求した経営会議議事録地方創生交付金にかかわる資料はこの会議が終わった10日も後の3月13日に議員に配付していただきました。そして、先日の一般質問でも新しいと思われる情報を聞くことができました。  いずれも当議案の本会議提案理由にない内容であったと受け取ったのは私だけでしょうか。聞くたびに、聞くたびに内容が異なっているように思われます。ただただバローさんの要請だったということばかりが前に出てきておりますが、空き家のキッチンならばビジネスサポートセンターの向かいにあるキッチン付きの空き店舗もあります。議論されたでしょうか。まだまだこの件については論議が不足だと思われます。不成熟のまま上程されたものではと思えてなりません。このまま採決されれば今後議会も責任を取られることになると思います。賛成の方のご意見も聞きたいです。委員会審議でも出ておりましたが、継続審議と思いましたが、採決となってしまいました。このまま不十分の内容では議会の責任として賛成できません。反対の意見といたします。 ○議長(後藤康司君) 次に、3番・西尾 努君。              (3番・西尾 努君 登壇) ○3番(西尾 努君) 3番、新政会の西尾 努です。  議第5号・恵那市役所振興事務所等設置条例の一部改正について、賛成の立場で討論をいたします。  この条例改正は地方自治法第155条第1項に基づき、支所である振興事務所と区別して、出張所の位置、名称、所管区域を定めるものであります。  当市は平成26年に消滅可能性都市として名前が挙がったことからもこの地域で暮らす住民の生活を守り、住み続けていくためには人口減少対策に取り組んでいかなければなりません。第2次総合計画では、基本施策の18番・まちの担い手になるで多くの人がまちづくりに参加できる雰囲気、場所づくりを、基本施策の24番・市民サービスが向上するでは、市民の視点に立った行政サービスの向上として課題解決に向けた施策を挙げられています。今回こうした施策にとって、バロー恵那店という誰でも入りやすい商業施設の中に出張所を設け、そこを拠点に住民票発行などサービス時間の拡大による利便性向上、また女性の社会進出の後押しや地元の個性ある食の情報発信など推進していくもので、地方創生の視点からも人口減少対策として大いに期待するものであります。  また、この事業を行うに当たっては、事業に関連する男女共同参画推進市民委員会などの意見を聞く中で、多くの賛同があったとともに、市民からも期待される声が大きいものであります。この条例改正については、これまで審議されてきた経緯を踏まえ、また改正内容も妥当なものであると考え、可決すべきであり賛成討論といたします。  議員諸氏におかれましては、ぜひご賛同くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(後藤康司君) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第5号は委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり、可決することに賛成、反対のボタンをそれぞれ押してください。 (賛成・反対ボタンにより表決) ○議長(後藤康司君) 採決結果を報告いたします。賛成14、反対2。賛成多数であります。よって、議第5号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第6号・恵那市手数料条例の一部改正についてに対する質疑を行います。本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第6号は委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第6号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第7号・恵那市印鑑条例の一部改正についてに対する質疑を行います。本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第7号は委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第7号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第8号・恵那市国民健康保険条例の一部改正についてに対する質疑を行います。本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第8号は委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第8号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第9号・恵那市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてに対する質疑を行います。本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。
     8番・遠山信子さん。 ○8番(遠山信子君) お願いします。報告をしておりませんでしたけども、議第9号・恵那市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について反対の立場で意見を述べさせてもらいたいと思います。お願いします。  この条例は、学童保育のみなし指導員を本当はことしの3月31日までとしていたのですが、人手がないからといってさらに3年延長してあと令和5年、2023年の3月まで延長するというものです。今までは本年までに研修をするようにということなので、指導員としての資格を受けていなかった人は本当に一生懸命皆さん必死になって研修を受けてみえました。また、中にはお手伝いだけっていうふうに言っていた人はとてもそれにはあれできないからって言って身を引いた方もあると聞いております。学童保育事業は今回の新型コロナウイルスの全学校休校要請で本当に働く家族の家の児童たちの応援をしてくれている重要な施設ということになります。朝、7時半からしていて、1日中をみなきゃいけないので、本当にスタッフの人がくたくたになっているという声を聞いておりますが、今学校の先生以上に子どもたちの安全と命を守る存在です。  今日の学童クラブは入学する子どもはどんどん減っているのですけど、入所を希望する子はどんどん増えているというのが現状です。その一方、年々指導に入ってくれる人が不足しているということです。先ほど出ましたように時給900円とか1,000円とかっていうふうで、そういうことも埋め合わせていこうっていう話はありますけど、もともとこれは資格のない人がみなしでいいかということなんでしょうか。学童クラブは学校から子どもたちが帰って来て、その場は子どもが生活する場であり、学ぶ場である。何を学ぶかっていったら、やっぱりそこで人間形成、あるいは友達関係ということで学ぶ大切な場であるというふうに考えます。研修を高める保証をしていくことを、指導員の力量、質を高めるっていうことが重要なことであり、人手不足だからといってみなしみなしでしのぐということではなく、本来学童クラブに勤める人たちの人格、そして、この人たちの職業の働く補償、こういったものをしっかりすることのほうが重要だと思います。  このみなし、みなしで延期していくこの不安に関しては賛成できないと思いますので、反対討論させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤康司君) ほかにありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第9号は委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり、可決することに賛成、反対のボタンをそれぞれ押してください。              (賛成・反対ボタンにより表決) ○議長(後藤康司君) 採決結果を報告いたします。賛成14、反対2。賛成多数であります。よって、議第9号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第10号・恵那市介護保険条例の一部改正についてに対する質疑を行います。本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第10号は委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第10号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第11号・恵那市企業等立地促進条例の一部改正についてに対する質疑を行います。本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第11号は委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第11号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第12号・恵那市営住宅条例の一部改正に対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第12号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第12号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第13号・恵那市一般住宅条例の一部改正についてに対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第13号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第13号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第14号・恵那市消防関係手数料徴収条例の一部改正についてに対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第14号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第14号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第15号・恵那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてに対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第15号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第15号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第16号・恵那市市民農園条例の廃止についてに対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第16号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第16号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第17号・字の区域の変更についてに対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第17号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第17号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第18号・指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第18号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第18号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第19号・指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。  16番・水野功教君。              (16番・水野功教君 登壇) ○16番(水野功教君) 16番、日本共産党、水野功教です。  議第19号・指定管理について、城ヶ丘こども園を萩須学園に指定管理するというものでございますが、合併した恵那市は直営の施設が多いことから、職員を削減するためにと大きな5つの園を民営化の一つである指定管理制度、これを導入することとし、最初に最大規模の城ヶ丘保育園、ここに導入いたしました。  平成20年12月の恵那市議会には、見かけは直営、内容は民営化で、当事者である主人公の子どもたちにしわ寄せをする政策だとして、多くの市民からやめてほしいという請願が提出されました。東濃の他市でも、指定管理制度の導入には躊躇されていました。貧乏なまち同士が一つになったことから、職員を減らすのにはいいことだと進められてこの制度をやってきましたが、今思えば、まさに角を矯めて牛を殺す、こういう結果になったのではと反省しているとこであります。  恵那市は、若者流出、少子化に直撃されております。いろいろ対策を打っていますが、出生児の減少はとまりません。若い人の流出、子育て世代の減少への対策は最重要課題として、特に第2次総合計画では、新入学児450人という目標値まで掲げて取り組みましたが、実態はこれを大きく裏切られた格好で、今やこの数字さえも表に出ない、言わない、行政のほうからは言われておるぐらい、このような状況になってきております。  第2次総合計画、後期計画に今取りかかっておりますが、合併後、これまで進めてきた事業について、本当にこれでよかったのか、特に福祉教育部門、子育て政策のチェックを根本的にすべきだと思います。  出生児の近隣市での最大減少を本気で考えるべき、逆にこれはチャンスだというふうに強く指摘させてもらいたいと思います。当事者の皆さんは、今、一生懸命子どもたちのためにと頑張っていただいているところで、今は感謝するわけでありますが、このたびの制度としてのこども園指定管理の、また改めて指定するという議案については反対といたします。以下、次の議案についても同様でございます。 ○議長(後藤康司君) ほかにありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第19号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決することに、賛成・反対のボタンをそれぞれ押してください。 (賛成・反対ボタンにより表決) ○議長(後藤康司君) 採決結果を報告いたします。賛成14、反対2、賛成多数であります。よって、議第19号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第20号・指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第20号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議がありますので、採決表示システムにより採決を行います。  議第20号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決することに賛成・反対のボタンをそれぞれ押してください。 (賛成・反対ボタンにより表決) ○議長(後藤康司君) 採決結果を報告いたします。賛成14、反対2、賛成多数であります。よって、議第20号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第21号・財産の無償譲渡についてに対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第21号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第21号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第22号・多治見市と恵那市との間の証明書の交付等に係る事務委託に関する規約の変更についてに対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第22号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第22号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第23号・中津川市と恵那市との間の証明書の交付等に係る事務委託に関する規約の変更についてに対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第23号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第23号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第24号・瑞浪市と恵那市との間の証明書の交付等に係る事務委託に関する規約の変更についてに対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第24号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第24号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第25号・恵那市と土岐市との間の証明書の交付等に係る事務委託に関する規約の変更についてに対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第25号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第25号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第26号・土岐川防災ダム一部事務組合規約の変更についてに対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第26号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第26号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第38号・令和2年度恵那市一般会計予算に対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論を行います。本件に対し、16番・水野功教君、3番・西尾 努君の2人から討論の通告がありましたので、それぞれ発言を許可いたします。  初めに、16番・水野功教君。              (16番・水野功教君 登壇) ○16番(水野功教君) 16番、日本共産党、水野功教でございます。  当議案、2020年度当初予算、これは一般会計255億6,000万円で、昨年比7,000万円の増です。歳入では、一般財源4億2,360万円が増ですが、そのうち市税が1億9,660万円、地方消費税交付金が1億6,510万円の増となっております。  ことしは、第2次総合計画の5年目で、前半の最終年度、「はたらく」「たべる」「くらす」「まなぶ」を柱に課題である人口減少、少子化対策を進める小坂市政の任期最終年度。その内容に期待が大きい中、予定議案と新年度予算などの説明がありましたが、この予算には、かねてから私たちは市民の皆さんと訴えてきたことが幾つか実現されております。  増え続ける食物アレルギー児童に対応するとして、やっと恵那市学校給食センターの大規模な設備の設計、工事、1,900万円の予算が計上されました。小中学校トイレ洋式化設計事業に1,900万円、これが計上されております。対象は約半数の学校になるわけですが、そして、市内の保育士を確保するために、保育教諭を養成する大学などに通学する学生に月額3万円の修学資金を貸し付ける制度です。わずか180万円ですが、これが設定されました。ほかに、医療的ケア児を支援する看護師の配置や、新生児聴覚検査費用の助成などがあります。  しかし、恵那市が今追い込まれている課題、存亡の機とまで感じられる現状から、果たしてこれで精いっぱいの予算でしょうか。そもそも総合計画で掲げた目標値、これも無理だからと諦めたのですか。本当に精いっぱい努力された結果でしょうか。「半分、青い。」に続いて「麒麟がくる」、いずれもNHKの放映ということですが、こんな運のいい自治体はほかにはないと思います。珍しいと思います。  目立つことですが、それで生活し、次の恵那市を支えてくれる若い人たちのために取り組むことはいっぱいあります。いつも言いますが、恵那市は行革を進めたことにより借金は減り貯金が増え、恵那市の経営は改善したが、肝心の主人公である市民、特に恵那市の次世代を担ってもらう若い人の流出、子育て世代の減少が最重要課題として、第2次総合計画では新入学児450人という目標値まで掲げて取り組みましたが、実態は大きく裏切られた格好、内容となり、今ではその目標も読まないことになってしまいました。一番のシンボルを欠いてしまう。これでは市民の政治不信、市政不信、これにつながるのではないでしょうか。  具体的に幾つか指摘させていただきます。総合計画の目標への取り組む構え、これが見えない。長期財政計画との位置づけが不明。異常気象・地球温暖化時代にWRCラリーの開催、これに対して環境対策の具体的展開が示されておらん。どこかで地下処分をと迫られている中で、高レベル放射性廃棄物処分場建設に関連した3億円の電源立地交付金、これについて無警戒な態度の継続。  今、新型ウイルス感染症で、子どもたちは学校へ行けず引きこもっています。議員の務めとして、急遽、土曜日の21日、お母さん方のご意見をお伺いする会を開きました。いろいろ当人からしか聞けないことを聞くことができました。子どもたちもお母さん方、おじいちゃん、おばあちゃんも今大変です。早速、子どもたちに接している担任の先生の意見をまず聞いてください。主人公は子どもたちであり、子どもたちのことを一番知っているのは、教育長でも校長先生でもありません。見てくれて気にしている学校の先生です。この方々の意見を聞いて政策を実現してください。  お母さん方の意見を聞くと、春休みを短くして子どもの学ぶ権利を保障してくださいと言われる意見もありました。17日に設置された新型コロナウイルス感染症対策本部、期待に応えた機敏な対応をお願いいたします。以上を指摘して、反対の討論といたします。 ○議長(後藤康司君) 次に、3番・西尾 努君。              (3番・西尾 努君 登壇) ○3番(西尾 努君) 3番・新政会の西尾 努です。  議第38号・令和2年度恵那市一般会計予算につきまして、賛成の立場で討論をいたします。  令和2年度の当初予算は、観光誘客や地域経済の活性化に重点を置き、市内で予定されている東京五輪、カヌー競技ポーランドチームの事前キャンプ、WRC世界ラリー選手権、冬季国体スピードスケート競技会などの大規模イベント事業を盛り込んで、恵那の魅力を広く発信するとともに、引き続き、「はたらく」「たべる」「くらす」「まなぶ」の施策の中心として、市民の誰もが住みなれた地域で年齢や性別に変わりなく、元気に働き続け安心して住み続けることができるまちを目指した予算編成となっています。  具体的には、「はたらく」では、地域商社、一般社団法人ジバスクラム恵那と連携し、観光業の育成、もうかる農林業への転換、ビジネス支援への強化を柱にした販売促進や人材育成、商品開発の支援や本社機能移転、企業誘致に向けた取り組みなど。「たべる」では、新たにバロー恵那店にオープンキッチンを設け、食の情報発信基地としての活用や、食を通じ健康づくりや農産物の地産地消、生産者の所得向上に向けた取り組みなど。「くらす」では、主要市道等の道路整備、リニアまちづくり基盤計画に基づく基盤整備の推進、高齢者福祉施設の大規模改修、市内恵那病院職員宿舎の建設や保育士確保に向けた保育教諭修学資金貸付事業など。「まなぶ」では、三郷小学校大規模改修に向けた設計や小中学校トイレ洋式化の設計、ICT機器の活用を推進するための経費などが計上されています。  以上のことから、令和2年度恵那市一般会計予算は、恵那市の魅力を世界に発信する絶好機として関連事業を積極的に盛り込むなど、市長の強い意気込みが感じられる予算であるとともに、第2次総合計画の着実な実現を目指し、「はたらく」「たべる」「くらす」「まなぶ」に重点を置いた施策の実施が期待できる予算となっていることから可決すべきであり、賛成討論といたします。  議員諸氏におかれましては、ぜひご賛同くださいますよう心よりお願い申し上げます。 ○議長(後藤康司君) 以上で、通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。  9番・安藤直実さん。              (9番・安藤直実君 登壇) ○9番(安藤直実君) 9番・市民ネットの安藤直実です。  議第38号・令和2年度恵那市一般会計予算に賛成の立場で討論します。  それでは、賛成理由について幾つか申し上げます。  総合計画の基本目標、安心して暮らすの中で、新生児聴覚検査費用を助成、また、修学資金貸付制度を創設し、市のみならず民間事業所における保育教諭の確保対策に踏み出したこと、そして、医療的ケア児の協議の場を行いながら、こども園の入園に向けて看護師の配置をすることなどです。  特に、医療的ケア児を養育する親の状況を見ますと、24時間、主に母親が負担となっていた育児を支援することで、母親自身のレスパイトにつながること、子ども自身が集団生活の中での健やかな育ちに寄与することと思います。ひいては、恵那市が子育てしやすいまちであると評価につながると確信いたします。  一方、現場の専門職の皆さんが、医療保健分野において横断的に連携することも求められます。安全な保育環境をお願いいたします。さらに、このほか市内に複数ある医療的ケア児も同様に、今後の支援対象となっていくことを願ってやみません。  次に、学校ICTの構想では、小中学校を合わせ4億5,000万円を補正計上。国負担はわずか半分で、令和2年度へ多額の費用をかけて行います。タブレットは将来性のある教材です。ぜひ、恵那市の教育目標である主体性を育てることへの活用へと指導をいただくようお願いいたします。  また、同時に心配することとしまして、学校の環境が整ってきても、家庭でのICT環境については親の経済力、親のICTに関する力量などに差があると思われます。したがって、個別家庭の状況を把握し、格差の生じないICT教育の推進をお願いしたいと思います。  次に、新たに観光ビジョンを策定。KPIに旅行消費額、延べ宿泊者数を設定し、戦略的なアクションプランのもと進めることとなりました。事業の検証をしながら、効果的な推進をお願いしたいと思います。  最後に、恵那中央出張所についてです。3月2日に地方創生交付金事業の内容を把握するために資料請求しました。地域再生計画認定申請書によれば、恵那市の大きな課題である若い女性の転出に伴う人口減少対策として、女性が生き生きと暮らせるまち推進事業計画と銘打った3年間の計画であることがわかりました。恵那市の重要課題である女性施策として実行する事業であることは評価をしたいと思います。  しかしながら、これまでの議会答弁のあり方及び今後の事業推進に当たり、以下、問題点を指摘させていただきます。  1つ目、事業計画によれば、KPIに若い女性の1人当たりの平均所得の伸び額、事業を活用した女性の新規就業者数などを設定しています。また、2年目には、レンタルキッチンチャレンジショップ、3年目にはご当地メニュー6次化商品検討開発を行うと明記をされています。このような重要事項について、全員協議会や本会議質疑、委員会などで説明がなかったのが残念です。新規事業として、市として大いに説明すべきことかと思いますが、説明不足であったことは否めません。  2つ目として、申請書に掲載のある官民協働、さらに事業推進主体の視点では、まだ市民参加が図られていない現状があり、不安な要素があります。市民との協働を進めるには、計画段階からの情報共有の視点、また、押しつけではない対等である視点が必要です。今後の大きな課題と認識します。  3つ目として、この地方創生交付金事業の目的としては、あくまでも女性活躍推進センターの位置づけで事業を提案しています。経営会議の議事録でも、主軸は女性活躍推進を置くとしていることから、不特定多数の市民が集まるショッピングセンターにおいて、恵那市男女共同参画プランにのっとった講座やセミナー、イベント啓発を大いに実施をしていく必要があると考えます。予算費目も男女共同参画事業費の位置づけであることからは明白です。  一方、食べるプロジェクトと男女共同参画事業との整合性が少しわかりづらいところがございます。1,000万円以上のキッチンが必要か疑問な点でもございます。この点については慎重に進めていただきたいと思います。以上、幾つか課題を申し上げましたが、全体予算としては賛成し、賛成の討論といたします。 ○議長(後藤康司君) ほかに討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第38号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決することに賛成・反対のボタンをそれぞれ押してください。 (賛成・反対ボタンにより表決) ○議長(後藤康司君) 採決結果を報告いたします。賛成14、反対2、賛成多数であります。よって、議第38号は原案のとおり可決されました。  会議の途中ではありますが、ここで、午後1時まで休憩いたします。 午前11時50分 休憩 ────────────────────── 午後1時00分 再開 ○議長(後藤康司君) 休憩前に引き続いて会議を再開いたします。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 議第39号・令和2年度恵那市国民健康保険事業特別会計予算に対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論を行います。  本件に対し、8番・遠山信子さん、5番・近藤純二君の2人から討論の通告がありましたので、それぞれ発言を許可いたします。  初めに、8番・遠山信子さん。              (8番・遠山信子君 登壇) ○8番(遠山信子君) 8番、日本共産党の遠山信子です。  議第39号・国民健康保険事業特別会計の歳入に対する討論に反対の立場で参加しますので、よろしくお願いいたします。  国保は高齢者が増えつつも亡くなる方、出生者の減で、保険者数は減少の見込みであるということです。また、議第8号で先ほど軽減率をして、軽減するという話も出たので、そういうことはありがたいことだなと思って聞いておりましたが、今年度は基金残高が8億34万円の中、繰入金として約4,100万円入れるということになっています。1人当たりの保険料は1万円ぐらいになるんでしょうか。恵那市は県下でも被保険者数は約1万700人ぐらいで、21市中12番目ぐらいというのを聞いております。また、高齢者の率は大変高いというふうには聞いております。しかし、国保料に関しては、21市の中でも、払うお金については高いランクではないというふうに県下3位ぐらいではないかというふうに聞いていまして、これは普段の関係部署の努力を大変買うものです。  しかし、国保は何といっても協会けんぽと比べても、その国保料が倍近くかかります。先日は、高齢の婦人が集まってみえる中で、暮らしの中で突然困ったと語られました。もう年金が減る一方で本当に大変、だけど国保料は減っていかなくて負担が増すばかり。父の持ち物の家屋をほかの兄弟の負担を考えて相続したら、いきなり国保が9,000円台から1万円になった。障がいを持つ兄が住んでいるので、その家を売るわけにもいかない。わずかな財産増が毎月の現金出費になり大変苦しい。何とかしてほしい、こういう声を聞きました。子どもが生まれてお金がかかる、やっとうれしいなといったらいきなり国保が上がったということが現実に起きております。  恵那市では、所得割は6.4%、均等割は25.7%、平等割が19.1%との数字を見ました。国保が全体高いのは、多くの人にとっては平等かもしれませんけど、この中で最も不平等は、赤ちゃんから高校生までお金を全く稼げない人たちにも平等の均等割が課せられるということです。せめて小学校以降、せめて第3子以降の均等割の減免は、恵那市の場合500万円もかからない事業です。国保料を上げないために、病気にかからないよう特定健診等努力を重ねていってはくださいますが、せめて国保加入者の子どもたちの均等・平等割の減免をする、市の命に向き合う姿勢を示してほしいと強く願うものです。  したがって、この予算に関しては、こういう姿勢を示してもらいたいということを強く訴えて、反対とするものですので、よろしくお願いします。 ○議長(後藤康司君) 次に、5番・近藤純二君。              (5番・近藤純二君 登壇) ○5番(近藤純二君) 5番、新政会の近藤純二です。  議第39号・令和2年度恵那市国民健康保険事業特別会計予算について、賛成の立場で討論を行います。  国民健康保険制度は、国民の誰もが加入する保険として昭和34年に施行され、制度創設時においては、農林水産業者及び自営業者が多くを占め、その後、人々の就労体系の変化に伴い、若年層のサラリーマン化など雇われ人として社会健保や組合健保など、利用者保険への加入が進みました。また、少子高齢化の影響に伴い、国民健康保険は加入者の減少と年齢構成の高齢化が進んでいるのが現状です。  近年、国保加入者は年金生活等無職者の割合が大幅に増加するなど、低所得者層の増加に対して医療機関に診療する高齢者が多いことから、財政構造的に公的支援の割合が高くなっており、そこで持続可能な医療保険制度を構築するため制度改正が行われ、平成30年度財政運営の主体が都道府県となり、国からの財政支援の拡充とともに安定的な財政運営が図られるようになりました。  医療給付費の割合は5割を国、県の公費で負担し、さらに国、県、市町村で行政支援を行い、被保険者の実質的な負担は約25%となっています。低所得者に対する保険料の軽減措置としては、所得に応じて7割、5割、2割の軽減措置があり、約5割を超える世帯がこの対象で、令和2年度では軽減される対象の範囲を広げる条例改正がなされ、より負担を緩和させる配慮が行われます。  令和元年度の恵那市の国保の1人当たりの保険料は9万2,191円で、これは県下21市の中で3番目に低い保険料となっています。令和2年度の国民健康保険事業の予算総額は52億8,540万円で、前年と比べ1億2,060万円減額となっています。保険料については、前年度並みを見込んだ1人当たりの保険料とするなど、負担への配慮がなされた予算編成となっています。  また、基金については、令和2年度末で7億9,900万円となり、医療費の高騰や災害など予期せぬ事態により保険料徴収ができなくなるときなど、そのような事態に備えているものです。保険料の軽減措置があることや、恵那市の保険料は他市と比べて低い水準であることなど、さまざまな努力により負担が抑えられている状況です。  国における持続可能な社会保障制度の確立のために国民健康保険制度があり、都道府県が体制運営の責任主体となり、国保運営の中心的な役割を担うもので、市町村は被保険者の資格の管理や保険徴収料などの事務事業を適切に実行する役割を担っています。制度に欠陥があるというのであれば、国に対して改正を求めていくべきものであって、単に予算に反対すればいいというものではありません。  よって、議第39号・令和2年度恵那市国民健康保険事業特別会計予算に賛成をいたします。議員各位のご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤康司君) 以上で、通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第39号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決することに賛成・反対のボタンをそれぞれ押してください。              (賛成・反対ボタンにより表決) ○議長(後藤康司君) 採決結果を報告いたします。賛成14、反対2、賛成多数であります。よって、議第39号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第40号・令和2年度恵那市介護保険事業特別会計予算に対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論を行います。本件に対し、8番・遠山信子さん、18番・柘植 羌君の2人から討論の通告がありましたので、それぞれ発言を許可いたします。  初めに、8番・遠山信子さん。              (8番・遠山信子君 登壇) ○8番(遠山信子君) 8番、日本共産党、遠山信子です。  議第40号・介護保険事業特別会計について反対の立場で意見を述べさせていただきます。  57億9,600万円の予算がついております。介護保険料は国民健康保険と違って、年金者は年金から引かれて、痛みを感じることも薄くなってしまう仕組みであります。しかし、天引きの中にも消費税は見込まれています。もっとも、議第10号で、今回、高齢者の消費税の配慮がされたことについては評価すべきものだとは思っております。  医療から介護へ、介護も自宅介護への方向が多く示されてきているのが今日です。お家へ帰って、なかなか見るのが本当大変で、1人、お嫁に行かないで残ってしまった3番目の娘さんが、お母さんを朝から晩まで介護しているということで、大変な事例も聞いておりますが、自宅介護の方向が大きく打ち出されている中です。  介護保険は引かれる中で、介護の本当に必要な人が、前は要支援1、2の人たちも施設に行って1日過ごすことができましたけど、そのレベルが大変下がり、自宅待機となりました。また、施設に入所したくても、要介護の3以上にならないとなかなか施設に預けることができなくなっております。  しかし、全体としてこれからの2025問題を鑑みて、今は介護されずに自立して認知症にならないための予防の方向にも大きくこの介護の制度がシフトされております。この中で、今回、地域包括支援センターとして恵南に出張所が創設され、笠周地域のほうには出張されるということで、これについては大きな進歩だというふうに評価いたします。そのための予算もしっかり今回はつきました。  今、新型コロナウイルスのことで、介護施設は生命の危険に及ぶ率の高い高齢者を抱えて、緊張とケアで職員の方がもう疲れがピークだと伺っております。一方、予防介護の活動は、今、集いやサロンが開けなくなってそれもできておりません。高齢者部署の日夜のご奮闘は十分に感じ取るものではございますが、介護保険料を使っての恵那市版介護の特色を、私は「くらす」「たべる」「はたらく」の中に、施政方針の中にしっかり大きく位置づけるべきだというふうに思います。  介護保険事業であるから、その事業費のお金はということもあるかもしれませんが、市の方針として、今回は「くらす」の中に入れていいかなというふうに思いましたが、先ほどの包括支援センターが出張するということになりましたけども、認知症を防ぎ、助け合い、高齢者の地域で元気にするというためには、国の方針に沿うことはもちろんですが、恵那市独自の恵那版が必要だと思います。県下で高齢者率が高く、介護保険料は医療費と違い、高い市から元気な市に転換を求めることになります。この場合、恵那市としては、大きな改革、恵那市版の介護、こういうものを打ち出すことが政策として必要だというふうに私は考えます。こんなことで反対討論としていただきますのでよろしくお願いします。 ○議長(後藤康司君) 次に、18番・柘植 羌君。              (18番・柘植 羌君 登壇) ○18番(柘植 羌君) 18番、新政会の柘植 羌でございます。  議題40号・令和2年度恵那市介護保険事業特別会計予算について、市民福祉委員長の報告は、「討論はなく全会一致で可決すべきものと決した」であります。委員長報告に賛成の立場で討論を行います。  当市においては、高齢化がますます進み、現在高齢化率は34.44%であります。高齢者が増加する中で、国、県、市及び現役世代の拠出を得て、多くの介護サービスが提供されている介護保険制度は、市民の皆様にとって欠かせない制度となっております。  令和2年度の予算は、第7期介護保険事業計画の最終年度となり、総額57億9,690万円と、前年より2,450万円、0.42%のわずかの減で、前年度と同規模の予算となっております。これまでの第6期計画の平成27年度から29年度の3年間の介護給付の推移と、平成30年度決算及び今議会で議決されました令和元年度の3月補正予算を見ますと、おおむね計画どおりに推移しており、適切かつ安定的に事業運営が行われており、本予算もこれまでと同様、計画に沿った保険給付費が計上されているほか、介護保険料及び介護給付費の抑制に向けた介護予防、認知症予防に取り組むとした予算となっております。  今後も、高齢者が住みなれた地域で介護保険サービスを適切に利用して、安心して自立した生活が送れるために極めて重要な予算であると考えます。  よって、議題40号・令和2年度恵那市介護保険事業特別会計予算について賛成いたします。議員各位のご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤康司君) 以上で、通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第40号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決することに賛成・反対のボタンをそれぞれ押してください。              (賛成・反対ボタンにより表決) ○議長(後藤康司君) 採決結果を報告いたします。賛成14、反対2、賛成多数であります。よって、議第40号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第41号・令和2年度恵那市遠山財産区特別会計予算に対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第41号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第41号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第42号・令和2年度恵那市上財産区特別会計予算に対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第42号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第42号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第43号・令和2年度恵那市後期高齢者医療特別会計予算に対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第43号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第43号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第44号・令和2年度恵那市水道事業会計予算に対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第44号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第44号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第45号・令和2年度恵那市下水道事業会計予算に対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第45号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第45号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第46号・令和2年度恵那市病院事業会計予算に対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第46号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第46号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(後藤康司君) 次に、議第47号・令和2年度恵那市国民健康保険診療所事業会計予算に対する質疑を行います。  本件に対するご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第47号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第47号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────── ○議長(後藤康司君) 以上をもって、本日並びに今定例会の日程は全て終了いたしました。  ここで、今月末日をもって退職される方々からご挨拶があります。  出席者一覧表の順に発言を許可いたします。  初めに、まちづくり企画部長・服部紀史君。              (まちづくり企画部長・服部紀史君 登壇) ○まちづくり企画部長(服部紀史君) 議会終了後、お疲れのところ、私ども退職者のためにこのような場で退職の挨拶の機会をいただき、退職者を代表して、まずはお礼を申し上げたいと思います。まことにありがとうございます。  私でございますが、昭和53年4月に岩村町役場に奉職しまして、42年間、何とか勤め上げることができたといったところが今の心境でございます。議場での挨拶ということでございますので、議会を振り返ってみたいと思いますが、まず、議会といえば一般質問が頭に浮かぶわけでございます。これまで、私が部長として答弁した4年間の実績を、ちょっと暇に任せて拾ってみたところ、4年間で16回の定例会が開かれて、延べ137人の方が一般質問をされております。そのうち、私が答弁させていただいたのが137人中45人でありまして、率にして約33%。3人に1人の割合で答弁をさせていただきました。自分的には、もう少し多いのではないかなということで、ちょっと興味本位に拾ってみましたけど、こんな結果でございました。  そんな中でございますけど、多くいただいた質問者のベスト3というのも、この場でお礼を込めて発表したいと思います。まずは第1位、これは9回いただきました。12番の町野道明議員でございます。毎回、全国的な新しい取り組みに対する恵那市の考え方を聞かれた印象がございまして、多くは検討しますといった前向きな答弁した記憶がございます。ありがとうございました。  そして、第2位は、同数でお二方お見えになりまして、回数は6回でございます。お1人目が、16番・水野功教議員でございます。今議会では質問はございませんでしたが、最近は450人、きょうも反対討論の中で450人というのが2回ほど出てきてございましたけど、この関係はもう少しちょっと時間をいただけなければ最終的な答えができないということでございますので、もう少しお待ちいただければと思います。  そして、もう1人が、9番・安藤直実議員でございます。毎回、前向きな回答をするまで何回も再質問をいただいたという印象がございますが、おかげで多くの課題を残したまま退職を迎えるということになりまして、少し心苦しいというような気持ちも覚えておるところでございます。しかし、皆さん、安心していただきたいと思います。今の市長は、この一般質問で答弁した内容についても、これ進行管理を怠っておりませんので、必ずや結果は順次出てくるというふうに考えております。  ということで、今後も議会での活発な議論を重ねていただき、恵那市民が笑って幸せに暮らせる恵那市を目指していただくことを祈念申し上げまして、簡単ではありますが、退職に当たっての挨拶とさせていただきます。どうも長らくお世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(後藤康司君) 次に、市民サービス部長・小川智明君。              (市民サービス部長・小川智明君 登壇) ○市民サービス部長(小川智明君) 本日は、挨拶できる場を設けていただきましてまことにありがとうございます。  私は、高校卒業後、恵那市役所を受験いたしましたが、2次試験で不合格になりましたので、合格していた大学に進学するつもりでおりました。すると、恵那市役所から臨時職員として働き、その後に正職員を目指さないかというお誘いがありまして、18歳から旧清掃センターに臨時職員として1年働き、次の年に正職員となりました。そして、就職してから7年目に当時の清掃センターの所長さんから、現業職員から一般職員への編入試験があるからぜひ君が受けなさいと言われ、頑張って勉強し、昭和61年4月に25歳で市民課に配属していただき、6年間従事いたしました。36歳からは都市整備課に配置になり、市営住宅事務と開発許可事務に従事しました。  市営住宅の収納率を上げるためには、まず私の顔を覚えてもらうことが大事であると思い、夏の暑い中、毎日毎日弁当を持っては、一日中M住宅の周りの草刈りを1週間続けました。すると、次第に入居者さんから声をかけてくれるようになり、少しずつ家賃を納めてくださるようになりました。出納期間日の前日までに、どうしても1件徴収することができず、夜中の12時まで住宅の前で待ち伏せをして家賃をいただき、2年目には現年度分の収納率100%を達成させることができました。  49歳からは観光交流室長として、大正百年事業、恵那峡再整備の事業を行いました。大正百年事業の実行委員会の委員長は、日本大正村の村長の司 葉子さんで、初めて東京に挨拶に行ったときに、司さんから「あなたに大正事業ができるの。とっても心配だわ」と言われて、何が何でも成功させると思いました。おかげさまで、大正百年改元記念式典や恵那市初のNHKのど自慢などを成功させることができました。事業が終わったときに、司さんから「あなたのしつこさにはまいりました」と言われ、大変喜んだ次第であります。司村長のいろんな注文に翻弄された日々でしたが、今思えば、とても日本大正村を愛し、とても優しい素敵な方でした。司村長と仕事を通じてめぐり合うことができ、芸能界を少し学ばせていただいたことは、私のこの上のない財産であります。  平成23年3月11日には、東京へ今は亡き聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんのところへ大正百年事業の講演会の打ち合わせに行った際に、東北大震災に見舞われてしまいました。帰るために病院から歩いて東京駅に着くと、東京駅の周りには20メートル間隔で警察官の方が1人ずつ立っておられ、その警察官の前に1列で列を乱さず大勢の市民の皆さんが文句も言わずに並んで質問している光景を見て、何と日本という国は素晴らしいと感動し、自然に涙があふれました。その後、私は何とか次の日に帰ってくることができました。  東北大震災以降の3月29日には、私は観光団体への懇親会に参加した帰りに、会場の崖から転落し、頚椎を3本折る大怪我を負ってしまい、3カ月間、首にコルセットを装着しての治療に見舞われました。幸いにも脊髄に損傷がなかったことにより、今もこうして元気に仕事と剣道を続けていることに感謝する次第です。  退職を迎え、最後に述べたいことは、市の職員になれたことにより、あらゆる権限を与えていただけるすばらしさと、それに伴う責任の重さがあるということです。後輩の職員の皆様には、市の職員になったことにより個人情報や所得情報が見られる権限が与えられ、これにより個人情報の守秘義務が発生し、ひいては家宅捜索や所得調査などのあらゆる権限が資格なしでできるというすばらしさを光栄に思い、市民の皆様から信頼される職員になっていただきたいと思います。ありがとうございました。(拍手) ○議長(後藤康司君) 次に、商工観光部長・加藤一郎君。              (商工観光部長・加藤一郎君 登壇) ○商工観光部長(加藤一郎君) 私までお時間いただきまして、ありがとうございます。  本日はこのような時間をいただきまして、まことにありがとうございます。議長、副議長、議員の皆様方には、2年間にわたりご指導、ご支援を賜り、厚くこの場をお借りして御礼申し上げます。  2年間という短い間でしたが、「半分、青い。」、大河ドラマ「麒麟がくる」、ジバスクラム恵那の設立、ポーランドホストタウンの指定など、多くの願ってもない機会に携わり、また恵那市だけでなく多くの自治体が直面している人口減少、少子高齢化という構造的な日本の地域の課題に対する恵那市の特色を活かした取り組みを間近に見させていただくなど、私の今後の県政での仕事に大いに役立つたくさんの機会に恵まれたことにつきまして、心から感謝申し上げます。  県に戻ってからは、お世話になった恵那市のために微力ながら力を尽くしてまいりますので、引き続き、皆様方、おつき合いのほどよろしくお願いします。大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(後藤康司君) 次に、農林部次長・勝川甲子君。              (農林部次長・勝川甲子君 登壇) ○農林部次長(勝川甲子君) お忙しい中、貴重なお時間をいただきまして、本当にありがとうございます。退職に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。根がかたいので、かたい挨拶になると思います。よろしくお願いします。  私は、昭和53年の4月に明智町役場へ奉職しました。42年間勤めてまいりました。まずは、長きにわたって恵那市職員として勤めさせていただいたことに深く感謝しております。重ねて、また退職された諸先輩の方々、市長をはじめ現職員の皆様、市議会議員の皆様、そして多くの市民の皆様には大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。  多くのよき同僚に恵まれて、きょうまで何とか無事に業務をこなすことができ、安堵の気持ちと幸せな気持ちで満たされております。私が最初に就任したのが林政の林道担当でした。当時は林道の開設が非常に多く施工されており、測量設計もコンサルに委託するのではなく、職員みずからが山に上り、木を切り開いて測量し、図面を引いて設計を行ったのが思い出されます。  自分が携わった林道には愛着があり、最後の職場となった林政課でも気になっておりました。そんな中、ことしはその林道をコースとしてWRC世界ラリー選手権が開催されます。市内の林道をラリーカーが快走するシーンと今のそのときの思い出が重なることで、改めて感慨深いものがあります。  42年間には、多くの市民の方との出会いがあり、教えていただくことも多々ありました。建設課担当時には、道路事業の用地取得の際、みんなが便利になるなら、俺の土地はどんだけでも協力するよと言ってくださった地権者の方からは奉仕の心を教えていただきました。また、水道担当時には、断水して水が使えないにもかかわらず、作業している私たちに、寒いのにご苦労さまですと言って温かいコーヒーを差し入れしてくださった市民の方からは、思いやりの心を教えていただきました。そんな皆様に助けられて勇気づけられたことで、困難な業務をなし遂げることができたと感じております。  4月からは生活のリズムも変わり、時間に少しは余裕ができてくるかと思います。今まで経験したことを活かして、地域のまちづくりのお手伝いをさせていただいたり、耕作放棄地の解消に少しでも協力できるよう、家庭菜園にも新たにチャレンジしてみようかなと思っております。  最後になりましたが、今後の恵那市のますますの発展と皆様方のご健勝をご祈念申し上げまして、退職の挨拶とさせていただきます。長い間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(後藤康司君) 次に、建設部長・光岡伸康君。              (建設部長・光岡伸康君 登壇) ○建設部長(光岡伸康君) 本年3月末に退職するに当たり、これまで恵那市職員としてご指導いただきました議員の皆様や諸先輩、同僚、後輩の皆様方に感謝の言葉を申し上げる機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  私は、昭和53年4月に恵那市職員としてスタートを切りました。税務課を皮切りに、7つの部局、10の課、これを42年間にわたり勤めることができました。市民福祉部、農林部、建設部と、終わりには3つの部の長を務めさせていただきましたことは、ひとえに市民の皆様、議員の先生方や諸先輩、後輩、同僚の皆様方のおかげであると心より感謝を申し上げるところでございます。  今日まで公務員生活で、若いときに特に記憶に残ることは、恵那市で最初に取り組んだ正家第一次土地区画整理事業でございます。何もかも初めてのことばかりで、都市計画の母と呼ばれる区画整理の事業計画案の作成、都市計画決定、準備員の地権者の方々と夜討ち朝駆けと言われるような同意取得に奔走した日々が今ではよい思い出となっております。  このときは、恵那市として初めて手がけることだからと、先進市町や国、県の担当者の方に手厚い手ほどき、ご支援をいただき、地元準備員には本当に助けていただきましたことについては、今でも感謝の念にたえないことばかりです。あるときは、1人で当時の建設省本省に国庫補助金確保のために、実施計画の承認協議のため、東京と岐阜県庁を1日のうちに往復した日も今ではよい思い出となっています。これ以後、いろんな事務事業に携わるに当たり、このときの経験が活かされたと感じております。  福祉では、生活困窮、障がい者支援、児童虐待問題解決が複雑に絡み合い、一筋縄ではいかないこと、環境行政では、産業と住民の意識のはざまの行政であることの難しさ、農林では、産業の担い手不足や新規事業開拓など、多くの市民とのかかわりの中で勤めてまいりました。  現在の建設部長として、恵那市の未来をつくる道路、河川など基盤の整備を建設部職員と一枚岩となって前向きに携わることができたことは、まことに私にとって幸せだったと感じています。  今までの公務員生活で、多くの諸先輩方にご指導いただき、諸先輩からいろいろな励ましをいただきました。この世で起きたことは、この世で必ず解決できないことはない、何事も尊重、尊敬すれば決して迷うことはない、何とかなる、こんな言葉を私はいただき、こんな先輩、同僚に助けられ、本日まで勤めてまいりました。このことに深く重ねて感謝するものです。  今日まで、恵那の地に恵まれ、人に恵まれました私は、これからも恵那を愛して暮らしていきたいと思っております。最後に、恵那市の発展と市民の皆様を願い、退職に当たっての感謝の言葉といたします。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(後藤康司君) 次に、消防長・小木曽弘章君。              (消防長・小木曽弘章君 登壇) ○消防長(小木曽弘章君) 消防長の小木曽でございます。  本日は、このような機会をいただきましてありがとうございます。  私は、昭和57年4月、恵南消防組合消防本部に採用いただき、市町村合併を経て38年間勤めさせていただきました。  私の消防人生を振り返ってみますと、そのほとんどが火災、救急、救助といったいわゆる現場活動に携わる部署でございました。中でも、平成7年の阪神淡路大震災では、当時の組合副管理者から個別に依頼がございまして、4名の職員で被災地に行きましたが、現地では至るところで鉄筋コンクリートのビルが座屈したり、横倒しになっており、加えて、木造家屋が軒並み全壊しているという凄惨をきわめた状況を目の当たりにしまして、正直、体が震えるのを必死でこらえて、人命検索やボランティア活動をしたことを覚えております。  また、平成12年の恵南豪雨災害では、自然の猛威の前でなすすべもなく、ただただ収まるのを待つばかりで、そんな中できることと言えば、水槽車に水を積載して病院などに運ぶことくらいで、常備消防の限界を嫌というほど味わわされ、何もできないことにとても悔しい思いをいたしました。  さらに、現場活動以外では、笠周地域の救急体制が確立できた、実現できたことでございます。合併以降、北分署の設置を目指して検討を重ねる中で、一度は設置が見送られた案件が、小坂市長の指示により、平成30年4月に中野方救急分遣所として運用を開始いたしました。恵那市の消防職員といたしましては、それまでのもやもやした気持ちから解放された瞬間でございました。まだまだ課題は残されておりますけれども、恵那市の体力に見合った救急体制として、今後とも皆様方のご理解とご協力を切にお願い申し上げます。  私は、これまで究極の消防行政サービスは現場活動にあると繰り返し職員に伝えてまいりました。そして、消防長拝命後、その使命を実現するためには、技術、体力、精神面において、いかなる災害にも屈しない強靱な部隊が不可欠であるとして、妥協しない、常に向上心を持つことの必要性を説き、生産性を高め、ほかのどの消防組織にも劣らない強くて優しい消防部隊を実現することが私の職責であると認識して取り組んでまいりました。  また、組織としてこれまで先人がたゆまぬ努力で築いてこられた恵那市の消防と消防職に宿る魂を継承することも、私の使命であると考え、日々、職員と接してまいりました。そして、職員もその期待に十分応えてくれまして、大変厳しい勤務体制の中、身を粉にして活動してくれました。今後も、さらなる高齢化に伴います救急需要の増加と、大規模な自然災害の発生により、我々消防に対する社会的期待がますます高まる中で、市民の命を守る最前線で、かつ最終的な任務を担う組織として、市民の皆さん方に恵那市民でよかったと評価していただけるよう、必ずや全力で邁進してくれるものと確信しております。  私自身、そういった環境の中で活動できたことがこの上ない誇りであり、ともに活動した消防職員の皆に心から感謝をいたします。そして、何よりもこんな力不足な私を引き立てていただきました後藤議長様はじめ、恵那市議会議員の皆様方、市長、副市長、教育長はじめ執行部の皆さん方と諸先輩方には心から感謝とお礼を申し上げる次第でございます。  4月からは、引き続き再任用でお世話になります。今後とも変わらぬご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。まだまだ、意を尽くしませんが、恵那市のさらなる発展と皆様方の今後ますますのご活躍、ご健勝を心からご祈念申し上げまして、私の退職のご挨拶とさせていただきます。本当に長い間お世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(後藤康司君) 次に、議会事務局長・三宅唯美君。              (議会事務局長・三宅唯美君 登壇) ○議会事務局長(三宅唯美君) 本日はこのような機会を設けてくださり、まことにありがとうございます。  初めに、議員の皆様には、この2年間大変お世話になりました。思いもよらず現職となり、右も左もわからぬ中、後藤議長、歴代の副議長をはじめ皆様方にはさまざまな場面で助けていただきました。キャリアの最後に最良の2年間を過ごすことができましたことを感謝申し上げます。  さて、私は昭和60年に旧恵那市に奉職し、キャリアの半分ほどを文化財にかかわる仕事をさせていただきました。さまざまな思い出が思いになることがございますけれども、2つだけお話しをさせていただきたいと思います。  旧市時代には、今は国の史跡となっております正家廃寺の調査を担当いたしました。ご承知のように、発掘は単に掘ればいいわけではございませんで、現場に合わせた的確な調査方法を選ばなければなりません。まだ若輩の中、当時は文化庁におられた松村恵司先生をはじめ、奈良文化財研究所、岐阜県、市町村、それから大学に所属しております専門職員の方たちにそれぞれの専門分野から助けていただき、何とか史跡とするのに必要な水準の調査をすることができました。このとき、本当に自治体の枠を超えたつながりの大切さを知りました。  次に、新市になってからは、岩村庁舎の勤務が長く、岩村城と城下町にかかわり、微力ながら地域の活動のお手伝いもさせていただきました。私が職員となるずっと以前から、岩村では地域とその歴史文化を大切にし、文化財を過去の遺産ではなく、地域の資産としてその価値を高め、息の長いまちづくりに取り組んでこられました。こうした岩村の皆様から大変たくさんのことを学ばせていただきました。岩村本通りの電線地中化は完成し、日本一長いテープカットに参加したときの感動は、今も忘れられない思い出でございます。  これからも立場は変わりますが、専門を活かした地域の貢献ができればと考えております。これからもよろしくお願いしたいと思います。  結びに、皆様方のご健勝とご活躍、そして恵那市の発展を祈念いたしまして、お礼のご挨拶といたします。本日はまことにありがとうございます。(拍手) ○議長(後藤康司君) 以上で、退職をされる方々の挨拶を終わります。  各位におかれましては、在職中は恵那市発展のため、それぞれご尽力をいただきました。大変ありがとうございました。長い間、大変ご苦労さまでございました。  これからは、第二の人生をますますご壮健で、多方面にわたって大いに活躍されますことを心からご期待を申し上げます。  ここで、市長から発言の申し出がありますので、許可いたします。  市長・小坂喬峰君。              (市長・小坂喬峰君 登壇) ○市長(小坂喬峰君) 一言、お礼のご挨拶を申し上げます。  議員の皆様方には、今定例会に提出いたしました令和2年度恵那市一般会計予算をはじめとする47の議案につきまして、慎重審議をいただく中、それぞれ適切な議決を賜り、まことにありがとうございました。  本会議での一般質問をはじめ、審議の過程で頂戴いたしました数々のご提言、そしてご意見につきましては、できる限り今後の市政運営に反映してまいりたいと考えております。  新型コロナウイルスの感染は世界中に今広がっております。現在も終息の兆しが見えない状況にあります。市では、3月17日に新型コロナウイルス感染症の拡大防止と市民生活や経済活動への影響に対応するため、恵那市新型コロナウイルス感染症対策本部を設置いたしました。引き続き、国、県の動向を注視するとともに、必要な措置を迅速に講じてまいりたいと思います。  結びに、皆様のご健康とご多幸、そしてますますのご活躍をお祈りいたしまして、本定例会の閉会に当たりましてのお礼の挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(後藤康司君) 市長の挨拶を終わります。  これをもちまして、令和2年第1回恵那市議会定例会を閉会いたします。どうもご苦労さまでございました。 午後1時59分 閉会 ──────────────────────────────────────────     地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。             恵那市議会             議    長      後 藤 康 司             署名議員   5番   近 藤 純 二             署名議員  14番   荒 田 雅 晴...