恵那市議会 > 2019-06-28 >
令和元年第2回定例会(第4号 6月28日)

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  1. 恵那市議会 2019-06-28
    令和元年第2回定例会(第4号 6月28日)


    取得元: 恵那市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    令和元年第2回定例会(第4号 6月28日) 令和元年第2回恵那市議会定例会会議録〔第4号〕                                 令和元年6月28日 ────────────────────────────────────────────     議 事 日 程(第4号)                        令和元年6月28日(金)午前10時開議     第1         会議録署名議員の指名     第2         承第1号から承第4号及び議第42号から議第50号ま                で一括上程     第3         議会第3号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書     第4         閉会中の継続審査申し出について     第5         特別委員会補充委員の選任について ───────────────────────────────────────────   1 本日の会議に付した事件    議 事 日 程(第4号)     日程第1       会議録署名議員の指名     日程第2 承第 1号 専決処分の承認について(専第5号 恵那市税条例の一                部改正について)          承第 2号 専決処分の承認について(専第6号 恵那市都市計画税                条例の一部改正について)
             承第 3号 専決処分の承認について(専第7号 平成31年度恵那                市一般会計補正予算)          承第 4号 専決処分の承認について(専第8号 平成31年度恵那                市一般会計補正予算)          議第42号 恵那市住宅団地開発支援事業奨励金交付条例の制定につ                いて          議第43号 恵那市税条例等の一部改正について          議第44号 恵那市火災予防条例の一部改正について          議第45号 恵那市特定非営利活動促進法施行条例の廃止について          議第46号 財産の取得について          議第47号 財産の処分について          議第48号 市道路線の認定について          議第49号 市道路線の廃止について          議第50号 令和元年度恵那市一般会計補正予算(第3号)     日程第3 議会第3号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書     日程第4 閉会中の継続審査申し出について     日程第5 特別委員会補充委員の選任について ───────────────────────────────────────────   1 出 席 議 員      1番  佐々木   透 君       2番  柘 植 孝 彦 君      3番  西 尾   努 君       4番  中 嶋 元 則 君      5番  近 藤 純 二 君       6番  橋 本 平 紀 君      7番  千 藤 安 雄 君       8番  遠 山 信 子 君      9番  安 藤 直 実 君      10番  鵜 飼 伸 幸 君     11番  後 藤 康 司 君      12番  町 野 道 明 君     14番  荒 田 雅 晴 君      15番  堀   光 明 君     16番  水 野 功 教 君      17番  堀     誠 君     18番  柘 植   羌 君 ───────────────────────────────────────────   1 欠 席 議 員       な し ───────────────────────────────────────────   1 説明のため出席した者の職氏名     市長         小 坂 喬 峰 君     副市長        大 塩 康 彦 君     教育長        大 畑 雅 幸 君     総務部長       安 藤 克 典 君     まちづくり企画部長  服 部 紀 史 君     市民サービス部長   小 川 智 明 君     医療福祉部長     可 知 高 弘 君     医療福祉部次長    原 田 義 巳 君     商工観光部長     加 藤 一 郎 君     商工観光部次長    土 屋 育 代 君     商工観光部調整監   長谷川 幸 洋 君     農林部長併農業委員会事務局長                林   雅 樹 君     農林部次長      勝 川 甲 子 君     建設部長       光 岡 伸 康 君     建設部次長      平 林 剛 寿 君     水道環境部長     太 田 敦 之 君     会計管理者      原 田 一 宏 君     副教育長       安 藤 一 博 君     教育委員会事務局長  加 藤 真 治 君     消防長        小木曽 弘 章 君     代表監査委員     水 野 泰 正 君     監査委員事務局長併選挙管理委員会事務局書記長                伊 藤 英 晃 君 ───────────────────────────────────────────   1 職務のため出席した事務局職員     議会事務局長     三 宅 唯 美 君     議会事務局次長    近 藤 昌 也 君     議会事務局書記    今 井 修 二 君     議会事務局書記    後 藤 順 子 君     議会事務局書記    加 藤 弘 江 君 ────────────────────────────────────────────                 午前10時00分 開議 ○議長後藤康司君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  日程に入る前に、表彰状及び感謝状の伝達を行います。  これは、6月11日に東京で開催されました第95会全国市議会議長会定期総会及び4月11日に津市で開催されました第102回東海市議会議長会定期総会の席上におきまして、10年以上の長期在職市議会議員として、9番・安藤直実さん、10番・鵜飼伸幸君、11番・後藤康司の3名が表彰を受けました。  また、感謝状につきましては、全国市議会議長会建設運営委員会委員として会務運営に対し、11番・後藤康司感謝状を受けたものであります。  伝達につきましては、代表して全国市議会議長会会長表彰の伝達を行いますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、表彰状の伝達を行いますので、議席順に前までお越し願います。  表彰状、恵那市、安藤直実殿。あなたは、市議会議員として10年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第95回定期総会に当たり、本会表彰規定によって表彰いたします。令和元年6月11日、全国市議会議長会会長野尻哲雄代読。おめでとうございます。(拍手)  表彰状、恵那市、鵜飼伸幸殿。以下同文。おめでとうございます。(拍手) ○副議長町野道明君) 表彰状、恵那市、後藤康司殿。以下同文。(拍手) ○議長後藤康司君) 以上で表彰状の伝達を終わります。  次に、諸般の報告を行います。  地方自治法第121条の規定により、本日説明のため出席する旨、報告のありました者を一覧表として、お手元に配付しておきましたので、ごらん願います。  次に、地方自治法第243条の3第2項の規定により、市の出資等に係る法人の経営状況を説明する書類として、恵那市土地開発公社公益財団法人恵那体育連盟一般財団法人恵那施設管理公社公益財団法人恵那文化振興会一般財団法人国民宿舎恵那山荘公益財団法人日本大正村、有限会社くしはらの里、公益財団法人中山道広重美術館、以上8件が提出されております。いずれもお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  以上で諸般の報告を終わります。 ────────────────────────────────────────── ○議長後藤康司君) 議事日程第4号 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、2番・柘植孝彦君、16番・水野功教君を指名いたします。 ────────────────────────────────────────── ○議長後藤康司君) 日程第2 承第1号から承第4号及び議第42号から議第50号まで13件を一括上程し、議題といたします。 ────────────────────── ○議長後藤康司君) 初めに、承第1号・専決処分の承認について(専第5号・恵那市税条例の一部改正について)に対する質疑を行います。ご質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論を行います。討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  承第1号は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、承第1号は原案のとおり承認されました。 ────────────────────── ○議長後藤康司君) 承第2号・専決処分の承認について(専第6号・恵那市都市計画税条例の一部改正について)に対する質疑を行います。  本件に対し、16番・水野功教君から質疑の通告がありましたので、発言を許可いたします。  16番・水野功教君。 ○16番(水野功教君) 16番。承第2号について、ちょっとお伺いいたします。
     専決ということで処理されておるわけですが、この条例を急いだことによって、恵那市の市民が困らずに済んだ事案、これあったかどうか、これを市は承知しているかどうか。それとも、市民にとって特段の関係はなかったのかどうか、お伺いいたします。  それから、2つ目として、この条例が成立したことによって、恵那市民が被っている課題、当面している課題が救済される事案があるのかどうなのか、これをお伺いいたします。 ○議長後藤康司君) 市民サービス部長小川智明君。 ○市民サービス部長小川智明君) 今回の条例の改正によって、市民が困らず済んだという事案及び市民にとって特段の関係があったかということは、把握しておりません。 ○議長後藤康司君) 16番・水野功教君。 ○16番(水野功教君) 特段の問題があったどうかについては把握しとらんと、特段に問題はなかったんではないかというふうにも思ったりするわけですが、続いて、恵那市として把握している所有者不明の土地の団地数または面積などがわかれば教えてください。 ○議長後藤康司君) 市民サービス部長小川智明君。 ○市民サービス部長小川智明君) 恵那市全体の不明土地については把握しておりません。  税務課で把握しているのは、固定資産税で課税されている方で、所有者の所在がわからずに、納税通知書が到達しないために、公示送達した件数は、平成30年度で28件ございます。  この内訳は、筆で87筆、面積で7万2,567平米です。以上です。 ○議長後藤康司君) 16番・水野功教君。 ○16番(水野功教君) 税のほうだけでということのようですが、それ以外にもあるとは思われますが。  あと、続いて、リニア日吉トンネル、418からの西側になりますが、ここには所有者不明土地が多いというふうに聞いておりましたが、この条例ができることによって、その課題が解決につながるかどうなのか、それをちょっとお伺いいたします。 ○議長後藤康司君) 市民サービス部長小川智明君。 ○市民サービス部長小川智明君) 今回の条例改正は、不明土地地域福祉増進事業として利活用する場合、この場合について固定資産税課税標準額を軽減として3分の2とすると、こういうものでございます。  よって、今、水野議員からの質問のリニア新幹線事業に適用するものではございません。以上です。 ○議長後藤康司君) 水野功教君の質疑を終わります。  以上で通告による質疑は終わりました。  ほかにご質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論を行います。  本件に対し、16番・水野功教君から討論の通告がありましたので、発言を許可いたします。  16番・水野功教君。              (16番・水野功教君 登壇) ○16番(水野功教君) 16番・日本共産党水野功教です。ただいま議案とされている恵那市都市計画税条例の一部改正は、平成31年3月29日に専決され、4月1日より施行された改正条例議案を議会として認知する、そういうものであります。  当議案は、国の平成30年法第49条、所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法の成立に準じて採用されたものであります。  そもそもこの特別措置法では、法務省関連の制度として、登記官所有権登記名義人の死亡後、長期間にわたり相続登記がされていない土地について、亡くなった方の法定相続人等を探索した上で、職権で長期間相続登記未了である旨等を登記に付記し、法定相続人等登記手続を直接促すなどの不動産登記法の特例が設けられ、また、知事等財産管理人の選任・申し立て権を付与する民法の特例も設けられたものであります。  この特別措置法は、収用委員会公開審議をなくし、都道府県知事が裁定するようにすること、さらに事業認定申請から事業者所有権を取得するまでの期間を大幅に短縮することなどが目的となっています。  これについて、国会審議の中では、所有者不明土地への対応が必要だということを名目にして、収用手続簡素化が進められれば、必要性が希薄な公共事業が一層まかり通る可能性が高くなることを強く危惧せざるを得ない旨の意見もありました。反対意見を無視して、不要不急公共事業、自然や地元住民の生活に多大な影響を与える公共事業が強行されている現実があるとの指摘もありました。  この法律は、所有者不明土地発生を抑える仕組みは考えられておらず、ただただ公共事業における土地収用利用権設定など、専ら利用を促進する手段の導入で、日本を世界で一番金もうけしやすい国にしたい勢力が考えた政策であります。  リニアなど、無駄な公共事業金もうけをしようとしているJR東海、中部電力など、巨大企業も加わった所有者不明土地等に関する連携協議会、これを設置して、制度を運用、支援する組織もつくられております。  今、恵那市では、名目は公共事業、実際は民間の金もうけの事業としてリニア新幹線の計画に直面しておりますが、JR東海は、土地の所有権者強制執行などの恐怖を与えて、証拠を残さないように十分な説明もせず、強引に計画を進めております。  このような重大な案件を、国は地方議会で十分議論する余裕も与えず、専決で処理させようとしたことに特に怒りを込めて、当案件については反対といたします。 ○議長後藤康司君) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  承第2号は原案のとおり承認することに賛成、反対のボタンをそれぞれ押してください。 (賛成・反対ボタンにより表決) ○議長後藤康司君) 採決結果を報告いたします。賛成14、反対2、賛成多数であります。よって、承第2号は原案のとおり承認されました。 ────────────────────── ○議長後藤康司君) 承第3号・専決処分の承認について(専第7号平成31年度恵那市一般会計補正予算(第1号))に対する質疑を行います。ご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論を行います。討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  承第3号は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、承第3号は原案のとおり承認されました。 ────────────────────── ○議長後藤康司君) 承第4号・専決処分の承認について(専第8号平成31年度恵那市一般会計補正予算(第2号))に対する質疑を行います。ご質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論を行います。討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  承第4号は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、承第4号は原案のとおり承認されました。 ────────────────────── ○議長後藤康司君) 次に、議第42号から議第50号までの9件につきましては、今定例会初日の本会議において、それぞれ所管の委員会に審査が付託してあります。よって、その審査結果について各委員長に報告を求めます。  初めに、総務文教委員長・西尾 努君。              (総務文教委員長・西尾 努君 登壇) ○総務文教委員長(西尾 努君) 総務文教委員長の西尾 努です。  本委員会が、今定例会において審査の付託を受けた6件の議案について、去る6月6日に委員会を開催し、審査いたしました。  その結果については、お手元に配付してあります恵那市議会会議規則第109条の規定により議長に提出した恵那市議会総務文教委員会付託事件審査結果報告書のとおり、原案のとおり可決すべきものと決定しましたから報告します。  それでは、付託議案の内容、委員の質疑とこれに対する答弁及び討論の主なものについて審査結果報告書に基づき報告いたします。  議第43号・恵那市税条例等の一部改正については、地方税法等の一部改正に伴い、軽自動車税種別割の税率の特例措置を2年間延長するなど所要の改正をするものです。  それでは、審査の過程において議論されました主な事項について申し上げます。  単身児童扶養者の人数、実際に未婚かどうかなどの確認方法についての質問では、4月末現在では現在児童扶養手当を受けている方で32名、手当の申請の際には、まず本人からの聞き取り、それとあわせて戸籍等における確認作業も行うとの説明がありました。  軽自動車税の改正で消費税が上がるため1年間の臨時措置や、環境性能割について、市として軽自動車税の来年度の当初予算でどのように変わるのかとの質問では、ことしの10月に自動車取得税が廃止となり、環境性能割が導入される。環境性能割については、当分の間県が賦課徴収を行う。岐阜県が徴収した後に市町村に払い込むという方式になっている。恵那市においても、当初予算段階で2,580万円を見込んでおり、今回の税制改正では、約1,200万円になると考える。税率2%のものが1%、1%のものがゼロと改正されるので、影響があると考える。ただし、税制改正による差額分については国費で補填されると聞いているとの説明がありました。  以上で審査を終了し、本件に対する討論はなく、全会一致で議第43号は可決すべきものと決しました。  次に、議第44号・恵那市火災予防条例の一部改正については、住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、住宅用防災警報器等の設置を免除する基準など所要の改正をするものです。  本件については、特に質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第45号・恵那市特定非営利活動促進法施行条例の廃止については、特定非営利活動促進法に係る事務は、岐阜県の特定非営利活動促進法施行条例に基づいて行うこととされたため、条例の廃止を行うものです。  それでは、審査の過程において議論されました主な事項について申し上げます。  NPO法人の支援や市の事業内容、どこの課が担当かとの質問では、地域振興課で設立や各種届け出に関する事務及び相談等を受けている、それぞれの事業活動についての支援では、まちづくり活動補助制度などを行っているとの説明がありました。  以上で審査を終了し、本件に対する討論はなく、全会一致で議第45号は可決すべきものと決しました。  次に、議第46号・財産の取得については、高規格救急自動車を取得するものです。  本件については、特に質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第46号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第47号・財産の処分については、旧吉田小学校の土地及び建物の売り払いによるものです。  それでは、審査の過程において議論されました主な事項について申し上げます。  売却代金の支払い及び引き渡し時期、介護保険計画との整合性、2020年のオープンに対する人材の確保との質問には、6月議会の議決後に本契約を行い納付される。7月ぐらいに引き渡しを予定している。改修工事は7月から12月にかけて行い、2020年の秋ぐらいに事業開始を予定している。高齢福祉課とも調整をしており、今回始める事業は、県の申請となる。地元雇用で、ヘルパー、介護士ケアマネジャーを募集するが人材不足ということもあり、春日井の本社から不足した分を補うこととなるとの説明がありました。  以上で審査を終了し、本件に対する討論はなく、全会一致で議第47号は可決すべきものと決しました。  次に、議第50号・令和元年度恵那市一般会計補正予算(第3号)(歳入歳出所管部分)については、今回の補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,864万6,000円を追加し、歳入歳出それぞれ256億5,664万6,000円とするものです。  それでは、審査の過程において議論されました主な事項について申し上げます。  歳入の旧吉田小学校の財産売り払い収入について2,739万円とあるが、一般財源に入るのか基金に入るのかとの質問では、今回のこの土地売り払い収入は一般財源に充当する予定。国庫補助金県補助金、市債など特定の目的があるものについてはその事業に充てるが、そうではない財産売り払い収入、雑入などは、その都度一般財源に充てていく方針であるとの説明がありました。  こども園教育保育推進事業費で207万8,000円のシステム及び変更内容はとの質問では、10月から開始される幼児教育・保育の無償化による入退園の管理、保育料認定等に使用している子ども子育て支援システムの改修で、内容は3歳以上の副食費の管理・徴収機能の追加、幼稚園就園奨励費補助金にかわるものとしての管理機能の追加、無認可施設、預かり保育等補助金管理機能の追加といったものとの説明がありました。  以上で審査を終了し、本件に対する討論はなく、全会一致で議第50号は可決すべきものと決しました。  以上で、本委員会に付託された6件の審査結果の報告とします。  続きまして、去る6月21日に委員会を開催し、平成31年第1回議会において、附帯決議を議決した「明治天皇大井行在所整備事業について」の現在の事業状況を調査しましたので報告します。  明治天皇大井行在所整備事業について、担当課より説明を聞き、議論されました主な事項について申し上げます。  今年度は解体、来年度予算で整備を行うのか、指定管理者の指定に関する議案を12月議会で行うとの説明だが、指定管理先についての考えは、また、市からの助成金は今の時点では考えていないのかとの質問では、離れの解体は今年度で完結、母屋の改修についてはそれと並行して契約をし、2カ年度で完成予定となっている。管理については、大井地域自治区が「しぶろく大井宿」を設立し、指定管理に向けて地域の人が動いているが、まだオープンまでは約2年あり、この期間で会員の充実や資金計画が計画書どおり行われているかなどの判断が要る。市としては60万円のランニングコストを予定しており、自主財源などで運営ができていけるのかを見ていきたいと考えているとの説明がありました。  長屋門の移築についての質問では、文化財保護審議会の中で議論をされ、最低限としてこの門の部分が一番重要な部分であり、これを残していく。しかしながら、長屋門という長屋と門という名称であるため、移築後は母屋部分にレプリカのような長屋風な模様にした倉庫と併用化して門をつくる予定でいるとの説明がありました。  最後に、補助金申請の期間も来ている。事業を進めていただくのは結構だが、整備事業に係る設計、長屋門の移築についての場所及び計画を逐次報告すること、運営についても地元と協議を行っているが、まだ2年先ということで指定管理、その団体へありきではなく、もっと柔軟に直営での運営なども踏まえて進めていただきたい。また、今後の現状についても全員協議会にて報告をしていただきたいと意見もあり、特に異議なく閉会をいたしました。  以上で、調査報告といたします。 ○議長後藤康司君) 総務文教委員会付託事件審査結果の報告を終わります。  次に、市民福祉委員長・橋本平紀君。
                 (市民福祉委員長・橋本平紀君 登壇) ○市民福祉委員長(橋本平紀君) 市民福祉委員長の橋本平紀です。  本委員会が、今期定例会において審査の付託を受けた議案について、去る6月6日に委員会を開催し、審査いたしました。  その結果については、お手元に配付してあります、恵那市議会会議規則第109条の規定により議長に提出した恵那市議会市民福祉委員会付託事件審査結果報告書のとおり、可決すべきものと決定しましたから報告いたします。  それでは、付託議案の内容及び審議内容の主なものについて、審査結果報告書に基づき報告いたします。  議第50号・令和元年度恵那市一般会計補正予算(第3号)(歳入歳出所管部分)は、市民福祉委員会所管部分について審査を行いました。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  明智保健センターの解体について、アスベストのところに子どもたちも行っていたことになるが、健康に影響はなかったかとの質疑には、アスベストが壁に吹きつけられてはいたが、飛散する心配はなく、健康被害はないとの答弁がありました。  解体工事のときに、付近の人たちの危険についてどう対応するのかとの質疑には、「解体工事は事前準備から作業開始前の準備、石綿が飛び散らない検査等が示されており、心配はないとの答弁がありました。  次に、福寿苑の大規模改修実施設計業務委託料について、指定管理者との協議で主な課題は何か、また、10床とした理由はとの質疑には、打ち合せで問題になったのは職員の確保で、人員体制が整えられるのかということで最も協議をした。昨年度、基本調査を行い、施設内で無理のない配置を考えると10床が妥当であるとの答弁がありました。  風疹抗体検査で、昭和37年生まれの57歳から昭和54年生まれの40歳の男子が対象であるが、なぜかとの質疑には、この年代は国の公的な制度による予防接種を受けていない世代であるとの答弁がありました。  また、風疹抗体検査の対象者は何人か、また、恵那市で生まれ、市外へ行った人はどうなるのか、検査費用は無料かとの質疑には、対象者は2,330人で、国の試算に当てはめ、31%の720人ぐらいが受けると見込んでいる。恵那市で生まれて市外在住の方は居住地で受ける権利が保障され、自己負担はないとの答弁がありました。  次に、地域医療確保対策事業で奨学金を受けた方はどのようなくくりがあるのか、また、県の奨学金の程度はとの質疑には、「臨床研修2年の後、後期研修の4年を東濃エリアで、そのうち2年以上を恵那市で勤務という縛りがある。県の地域枠の奨学金は6年間で約1,000万円、恵那市の地域医療コースはプラス月10万円という制度があるとの答弁がありました。  次に、福寿苑の10床を計画している場所はどこか、介護通所20名の削減はないのかとの質疑には、増床する場所は決まっていない。実施計画の中で決めたい。デイサービスは現在利用がやや減っているが、将来設計を考えながら検討して行きたいとの答弁がありました。  福寿苑について、団塊の世代の入所を考え10床という話だが、今後のニーズに合うのかとの質疑には、第7期の介護保険事業計画の中で30床増とするのは団塊世代が75歳を迎える令和7年に向けての準備で、それを見込んでの増床であるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第50号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会に付託された事件の審査結果報告といたします。 ○議長後藤康司君) 市民福祉委員会付託事件審査結果の報告を終わります。  次に、経済建設委員長・千藤安雄君。              (経済建設委員長・千藤安雄君 登壇) ○経済建設委員長(千藤安雄君) 経済建設委員長の千藤安雄です。  本委員会が、今期定例会において審査の付託を受けた議案について、去る6月7日に委員会を開催し、審査いたしました。  その結果については、お手元に配付してあります恵那市議会会議規則第109条の規定により議長に提出した恵那市議会経済建設委員会付託事件審査結果報告書のとおり、4件とも原案のとおり可決すべきものと決定しましたから報告します。  それでは、付託議案の内容及び審議内容の主なものについて、審査結果報告書に基づき報告いたします。  議第42号・恵那市住宅団地開発支援事業奨励金交付条例の制定については、良質な住宅用地が創出されるよう一定要件を満たす宅地分譲事業を支援し、定住人口の増加及び活力あるまちづくりを推進するため、条例を定めるものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  第3条で、6割以上が住宅用地としての造成に限るとされているが、6割を下回った場合はどのようかとの質疑には、宅地開発には、道路、水路、公園などの整備が必要となるが、優良宅地の提供が前提であり、地形上6割以上の住宅用地の確保が可能な開発を交付対象としたとの答弁がありました。  現在、1,000平米以上は市の開発同意が必要であるが、3,000平米以上を対象とした理由はとの質疑には、3,000平米以上の開発は、都市計画法に基づく開発指導要綱での岐阜県の開発許可となり、開発基準が厳しくなるため、良好な住宅用地の提供が一つの目標であるので、3,000平米以上の開発を対象としたとの答弁がありました。  恵那市開発支援検討委員会の詳細と今後のあり方はとの質疑には、委員は9名で構成され、都市計画審議会の会長、宅地建物取引協会の代表、上下水道事業経営審議会の副会長、建築事務所長などがメンバーである。今後、交付申請が出た場合、この委員会で検討することとなるとの答弁がありました。  第7条、交付の決定と、第11条、交付の請求の詳細はとの質疑には、この事業は、交付申請があった場合に適否を決定し、その上で奨励金は補正予算で対応し、支払いについては、工事が完了し、整備した道路及び上下水道施設などについて、市へ帰属が確認できた後であるとの答弁がありました。  近隣の市へ、安価で良質な宅地を求めて流出したケースに歯どめがかかるのかとの質疑には、安価で良質な宅地を提供することで転出を防ぎ、転入を促すのが、まさにこの条例の制定目的であるとの答弁がありました。  このほか、対象になった事業は、住宅団地開発支援事業奨励金が交付された事を示すPR看板などの設置を義務づけるなどの要望もありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第42号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第48号・市道路線の認定については、長島町正家の第二区画整理事業に係る長島町356号線から374号線の19路線のほか、東野100号線及び101号線の計21路線を市道路線として認定するものです。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  認定路線が重複を避けて細かくなっているが、重複しても大きな路線でまとめたほうがわかりやくよいのではないかとの質疑には、市道は延長と面積が地方交付税の対象となっており、重複区間は当然、二重計上ができない上、計算上煩雑になること、市民の皆さんの道路占用行為などの際に、わかりやすくするために、現在の形態をとっているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で議第48号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第49号・市道路線の廃止については、長島町正家の第二区画整理事業に係る長島町192号線ほか5路線と、恵那市西工業団地の開発に係る武並町167号線の計7路線を廃止するものです。  主な質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第49号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第50号・令和元年度恵那市一般会計補正予算(第3号)(歳入歳出所管部分)は、経済建設委員会所管部分について審査を行いました。  それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。  農林水産業費の豚コレラ関係について、市内の養豚業者への支援の詳細はとの質疑には、補助交付金は市内の6農場を対象と考えているが、発生が近かった東海ミートを除く、現在、5農場で算定しており支援を行っていきたい。工事請負費は、市が直接農場付近に小動物の侵入を防護するためのフェンスを設置するものであるとの答弁がありました。  ほかに討論はなく、採決の結果、全会一致で議第50号は原案のとおり、可決すべきものと決しました。  以上、本委員会に付託された事件の審査結果報告といたします。 ○議長後藤康司君) 経済建設委員会付託事件審査結果の報告を終わります。  以上で、各委員長の審査結果報告を終わります。  ただいまから、本9件について1件ごとに委員会審査結果報告に対する質疑を行い、討論から採決まで順次進めてまいります。 ────────────────────── ○議長後藤康司君) 初めに、議第42号・恵那市住宅団地開発支援事業奨励金交付条例の制定についてに対する質疑を行います。ご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第42号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第42号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長後藤康司君) 次に、議第43号・恵那市税条例等の一部改正についてに対する質疑を行います。ご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第43号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第43号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長後藤康司君) 次に、議第44号・恵那市火災予防条例の一部改正についてに対する質疑を行います。ご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第44号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第44号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長後藤康司君) 次に、議第45号・恵那市特定非営利活動促進法施行条例の廃止についてに対する質疑を行います。ご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第45号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第45号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長後藤康司君) 次に、議第46号・財産の取得についてに対する質疑を行います。ご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第46号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第46号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長後藤康司君) 次に、議第47号・財産の処分についてに対する質疑を行います。ご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり)
    議長後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第47号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第47号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長後藤康司君) 次に、議第48号・市道路線の認定についてに対する質疑を行います。ご質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第48号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第48号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長後藤康司君) 次に、議第49号・市道路線の廃止についてに対する質疑を行います。ご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第49号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第49号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長後藤康司君) 次に、議第50号・令和元年度恵那市一般会計補正予算(第3号)に対する質疑を行います。ご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第50号は、各委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第50号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────── ○議長後藤康司君) 日程第3 議会第3号・新たな過疎対策法の制定に関する意見書を議題といたします。  本件について、提案理由の説明を求めます。  6番・橋本平紀君。              (6番・橋本平紀君 登壇) ○6番(橋本平紀君) 発案書、議会第3号・新たな過疎対策法の制定に関する意見書を発案する。令和元年6月28日提出、提出者、恵那市議会議員、橋本平紀、賛成者、恵那市議会議員、西尾 努、以下氏名のみとさせていただきます。近藤純二、鵜飼伸幸水野功教、柘植 羌。提案理由は、別紙意見書(案)のとおりであります。恵那市議会議長後藤康司様。  次のページをお願いします。  新たな過疎対策法の制定に関する意見書(案)。  過疎対策については、昭和45年に、過疎地域対策緊急措置法制定以来、4次にわたる特別措置法の制定により総合的な過疎対策事業が実施され、過疎地域における生活環境の整備や産業の振興など、一定の成果を上げたところである。  しかしながら、依然として多くの集落が消滅の危機に瀕し、また、森林管理の放置による森林の荒廃やたび重なる豪雨、地震等の発生による平地崩壊、河川の氾濫など、極めて深刻な状況に直面している。  過疎地域は、我が国の国土の過半を占め、豊かな自然や歴史、文化を有するふるさとの地域であり、都市に対する食料、水、エネルギーの供給、国土、自然、環境の保全、癒やしの場の提供、災害の防止、森林による地球温暖化の防止などに多大な貢献をしている。過疎地域が果たしているこのような多面的・公益的機能は、国民共有の財産であり、それは、過疎地域の住民によって支えられてきたものである。  現行の過疎地域自立促進特別措置法は、令和3年3月末をもって失効することとなるが、過疎地域が果たしている多面的・公共的機能を今後も維持していくためには、引き続き過疎地域に対して総合的かつ積極的な支援を充実・強化し、住民の暮らしを支えていく政策を確立・推進することが重要である。  過疎地域が、そこに住み続ける住民にとって安心・安全に暮らせる地域として、健全に維持されることは、同時に都市をも含めた国民全体の安心・安全な生活に寄与するものであることから、引き続き総合的な過疎対策を充実・強化させることが必要である。よって、新たな過疎対策法の制定を強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和元年6月28日、岐阜県恵那市議会。提出先、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣宛て。  以上で提案説明を終わります。ご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長後藤康司君) 提案理由の説明を終わります。  本件に対する質疑を行います。ご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論を行います。討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議会第3号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議会第3号は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────── ○議長後藤康司君) 日程第4 閉会中の継続審査申し出についてを上程し、議題といたします。  常任委員会の行政視察について、総務文教委員会、市民福祉委員会、経済建設委員会の各委員長より、それぞれお手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続審査申し出がありました。  お諮りいたします。本件については、各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、本件は各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 ────────────────────────────────────────── ○議長後藤康司君) 日程第5 特別委員会補充委員の選任についてを議題といたします。  本件については、委員会条例第8条第1項の規定により、広報広聴特別委員会の委員に、3番・西尾 努君を指名いたします。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、特別委員会の補充委員が選任されました。 ────────────────────────────────────────── ○議長後藤康司君) 以上をもって、本日並びに今期定例会の日程は全て終了いたしました。  ここで、市長から発言の申し出がありますので、許可いたします。  市長・小坂喬峰君。              (市長・小坂喬峰君 登壇) ○市長(小坂喬峰君) 一言お礼のご挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、今定例会に提出いたしました令和元年度恵那市一般会計補正予算をはじめとする13議案につきまして、慎重審議をいただく中、それぞれ適切な議決を賜り、まことにありがとうございました。  本会議での一般質問をはじめ審議の過程でいただきました数々のご提言、ご意見につきましては、できる限り今後の市政運営に反映してまいりたいと考えております。  5月8日に、滋賀県大津市の交差点で、園児が犠牲になる痛ましい交通事故が発生し、また、高齢者による交通事故も多発している状況でございます。これらを受け、市では、通学路などの安全点検を行い、3カ所の交差点へ防護柵を設置するとともに、今後も交通安全対策を計画的に行い、市民の安全と安心の確保に努めてまいります。  また、6月24日には、48例目となる災害時応援協定を締結いたしました。近年は、ゲリラ豪雨と言われる激しい雨に見舞われることが多く、いつ発生するかわからない災害に備え、今まで以上に迅速かつ円滑な防災対策に努めてまいります。  結びに、議員の皆様と、ここにおいでの全ての方々のご健康とご多幸、そして、ますますのご活躍をお祈りいたしまして、本定例会の閉会に当たりましてのお礼のご挨拶といたします。本日はまことにありがとうございました。 ○議長後藤康司君) 市長の挨拶を終わります。  これをもちまして、令和元年第2回恵那市議会定例会を閉会いたします。どうもご苦労さまでございました。 午前10時57分 閉会 ──────────────────────────────────────────     地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。             恵那市議会             議    長      後 藤 康 司             署名議員   2番   柘 植 孝 彦             署名議員  16番   水 野 功 教...