恵那市議会 2018-09-28
平成30年第3回定例会(第4号 9月28日)
平成30年第3回定例会(第4号 9月28日) 平成30年第3回
恵那市議会定例会会議録〔第4号〕
平成30年9月28日
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議 事 日 程(第4号)
平成30年9月28日(金)午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2 認第1号から認第10号及び議第60号から議第70号並
びに議第76号から議第84号まで一括上程
第3 議第85号上程
第4 議会第2号
幼児保育教育施設及び小中学校における空調
設備の設置促進に向けた財政支援の拡充を求める意見書
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1 本日の会議に付した事件
議 事 日 程(第4号)
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 認第1号 平成29年度恵那市
一般会計歳入歳出決算の認定について
認第2号 平成29年度恵那市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決
算の認定について
認第3号 平成29年度恵那市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定
出席者一覧表のうち、
医療福祉部次長・太田敦之君は、他の公務のため欠席する旨、届け出がありましたので、ご了承願います。
以上で諸般の報告を終わります。
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○議長(後藤康司君) 議事日程第4 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、1番・佐々木透君、12番・町野道明君を指名いたします。
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○議長(後藤康司君) 日程第2 認第1号から認第10号及び議第60号から議第70号並びに議第76号から議第84号まで30件を一括上程し、議題といたします。
ただいま上程いたしました議案30件につきましては、本
定例会初日の本会議において、それぞれ所管の委員会に審査が付託してあります。よって、その審査結果について、各委員長に報告を求めます。
初めに、
決算審査特別委員会委員長・中嶋元則君。
(
決算審査特別委員長・中嶋元則君 登壇)
○
決算審査特別委員長(中嶋元則君) おはようございます。本委員会が、今定例会において審査の付託を受けました12件の
決算認定議案について、9月13日及び14日に委員会を開催し審査いたしました。
その結果、
委員会審査結果報告書のとおり、12件とも原案のとおり認定すべきものと決しました。
執行部の説明は、8月28日の本会議において市長の提案説明、
会計管理者の概要説明、
代表監査委員の審査結果報告を受けておりますので、
所管課長等に詳細説明を求めた後、審査に入りました。
それでは、付託議案について委員の質疑と、これに対する答弁及び討論の主なものを報告します。
認第1号・平成29年度恵那市
一般会計歳入歳出決算の認定についてを審査いたしました。
主な質疑とこれに対する答弁は、市民税、
法人市民税、
軽自動車税、
固定資産税及び
都市計画税の
滞納繰越分の滞納状況と不納欠損の状況はとの質疑には、
滞納繰越分に係る収入済み額及び
不納欠損額は、市民税が2,594万円、不納欠損は73件で453万円。
法人市民税が67万3,000円、不納欠損は4件で19万7,000円。
軽自動車税が250万9,000円、不納欠損は52件で36万4,000円。
固定資産税が3,486万5,000円、不納欠損は105件で854万5,000円。
都市計画税が272万1,000円、不納欠損が36件で152万9,000円であるとの答弁がありました。
公債費比率、
公債費負担比率が前年度より改善された主な理由はとの質疑には、繰り上げ償還を積極的に行ったことで、市債の現在高が減少し、それに比例して公債費の歳出も少なくなったことから割合が改善されているとの答弁がありました。
市民税の個人について、人口減なのに納税者が増えた理由はとの質疑には、昨年度の
納税義務者数の増については、過年度の修正申告が前年に比べ33件増加しており、厚生労働省による毎月の
勤労統計調査によると、前年度に比べ賃金指数や
常用労働者数が上昇しているということも、
納税義務者の増加の一つの要因だと考えているとの答弁がありました。
山岡雇用促進住宅の
駐車場使用料の過年度分で、収納率13.4%の理由と今後の対応はとの質疑には、滞納者は3名で、滞納額が46万9,192円、そのうち徴収額が6万3,000円である。滞納者の3名は既に
雇用促進住宅を退去され市外に転出しており、1名は納付誓約により年金支給月に1万円程度の納付をいただいている。ほかの2名のうち1名は、平成26年度に滞納整理で訪問した際に、時効の援用の申し出をされたため、滞納整理を行えず、今後は制度に基づき債権放棄の手続をしていく。もう1名は、現在行方不明の状態で徴収が困難な状況であり、また、契約書が何らかの理由により不明で、連帯保証人の存在も不明であるため、今後の対応については、債権放棄ができるか否かを検討していくとの答弁がありました。
清掃手数料の
指定ごみ袋販売手数料について、昨年に比べ7,000セットほど減っているが、ごみの量が減ったなど、理由はあるかとの質疑には、ごみ袋の販売については、平成28年度比較で、7,100セット、7.5%ほど減少している。この理由については、可燃ごみの量が1万2,057トンと、平成28年度に比べ0.5%の減で、不燃ごみと合わせると、全体で0.8%の減であったこと。推測ではあるが、生ごみの水切りや小さなごみ袋の使用により抑制することもできることから、ごみ袋の使用量の減少は、市民のごみ袋の利用方法がより合理的・効率的になったものであると推察しているとの答弁がありました。
清掃手数料の
市民アンケートでは、恵那市は
ごみ処理手数料が高いという意見が多かったが、現状はどうかとの質疑には、
指定ごみ袋は、処理費用の10%相当を負担割合として単価に反映している。東濃5市のごみ袋の大の価格を比較すると、1枚
当たり中津川市が45円、瑞浪市が37円、土岐市が45円、多治見市が51円、恵那市が32.4円ということで、他市と比較しても安くなっている状況であるとの答弁がありました。
県補助金の、清流の
国地域振興補助金について、採択基準について明確なものはあるかとの質疑には、市町村等が地域の技術的発展を目指して、みずから考え、みずから行う事業のうち、意欲的・創造的で他の市町村の模範となる先導的・個性的な
地域づくりであるかどうかということが採択基準になっているとの答弁がありました。
小規模農家組織化支援事業、これは具体的にどんなことをしているのかとの質疑には、
対象補助事業は中
山間地域等担い手育成支援事業となっており、
集落営農組織等の担い手に対して、
生産体制づくりや経営力の強化に資するための
機械施設整備等の支援を行うもので、具体的には、トラクターやコンバイン、
のり面草刈り機等の導入支援を行っている。6団体に補助を行っており、合計で2,906万2,000円を支出しているとの答弁がありました。
基金利子が増えている理由はとの質疑には、29年度から19ある基金の一括管理を開始している。増えた理由は主に2つ想定しており、1つ目は、基金を一括管理したことによってお金がまとまり、国債、地方債等の債権運用により売却益等が生み出すことができるようになった。もう一つは、債権の利子が平均で0.802%ほどあり、定期預金は金額、金融機関によるが、0.01から0.04%の利子であることから、この2つが増えた理由ではないかと考えているとの答弁がありました。
市有地売り払い収入の内訳をとの質疑には、平成29年度は岩村町の山林を3件、合計2万2,468平米を売却した。内訳はそれぞれ、1万1,257平米、1万870平米、341平米で、どちらも申し出により、市有地の隣接の
土地所有者の方に売却をしている。単価については、平米当たり500円から550円で、
土地鑑定価格に基づき売却をしているとの答弁がありました。
中央道の
救急支弁金の救急業務に対するこの費用はどこから入るのか、高速道路の管理会社からなのかとの質疑には、愛知県の一宮市にある中日本
高速道路株式会社名古屋支社からの納入であるとの答弁がありました。
雑入の
医師確保奨学金等貸付事業費負担金の返還金とはどういうものかとの質疑には、東濃5市で平成20年度から、この地域の医師確保を目的に取り組んでおり、恵那市が負担した
貸し付け利用者8人です。今回の返還金については、平成24年4月から30年3月までの6年間を貸し付け期間としていた
貸し付け利用者が、資金に余裕ができたという理由で平成29年度の貸し付けを不要とする申し出があり、期間を短縮したための返還金であるとの答弁がありました。
民生費国庫補助金が前年に比べ1億7,900万円ほど減っている理由はとの質疑には、主な理由は、
社会福祉費補助金の減額で、28年度は
年金生活者等支援臨時福祉給付事業補助金がありましたが、これは28年度までの制度であったため、29年度はその
事業そのものがなかったことで、事務費とあわせて1億8,000万円減っているとの答弁がありました。
教育費国庫補助金について、予算が20万1,441円、決算が6,000万円と予算差が大きいがとの質疑には、差額については、
学校施設環境改善交付金の
恵那東中学校の大
規模改造工事の平成30年度施工分が、平成29年の年度途中に交付決定されたためで、12月で補正し全額繰り越しております。繰越額は6,733万円で、予算との差はこの繰り越し分が主なものである。また、武並小学校の
屋内運動場改築工事の交付金が追加配分で100万円増額され、差し引き6,000万円の差が生じたものであるとの答弁がありました。
次に、
情報化推進費が昨年度より1億3,500万円ほど減額になっている理由はとの質疑には、減額の要因は3つあり、1つ目は、
マイナンバー制度の施行に合わせて技術的なセキュリティーの強化を図った、
情報セキュリティ強靱化対策事業。2つ目は、市内の行政通信網をつなぐ通信機器及び光通信路の更新強化によって、障害に強い
行政ネットワーク構築をした、恵那市
広域ネットワーク強靱化工事。3つ目は、各家庭に設置している音声告知器の設置、
撤去工事費について、28年度に比べ申請件数が105件の減、金額にして1,506万1,000円の減額になったことが理由であるとの答弁がありました。
買い物支援事業費について、地域での利用者数や傾向はとの質疑には、
過疎指定地域の串原、上矢作地区を対象に、週4日、3業者が交代で、62の
ステーションを週に1回から2回程度回る形になっている。29年度の利用者数は3,500人ほどで、1カ所の
ステーションで1.2名ほどの利用となっており、傾向としては、28年度からの比較でいくと、全体で15%ほど減少している状況であるとの答弁がありました。
移住定住について、特筆すべき成果と課題はとの質疑には、
補助金制度を活用された方の中には、制度を重複で利用された方もあり、実際に恵那市に移住または根をおろした方の数は、平成28年度は92件で319人、平成29年度は133世帯で459名、前年度比1.4倍となっている。また、昨年8月に
恵那くらしビジネスサポートセンターをオープンし、気軽に相談できる
体制づくりに取り組んだところ、移住定住に関する新規の相談案件数が1.6倍、
空き家バンクに関する新規の相談の案件も1.9倍となっている。移住定住に関する相談は、8月までで延べ918件となっており、中でも、
空き家バンクに関する相談に関しては、現在、
空き家バンクに掲載している賃貸物件が約7軒、売却物件が40軒ほどにとどまっている中、空き家を探している相談者はこの約3倍はあるという状況があり、提供できる空き家を増やすことについては、一工夫が必要なところであり、課題であるとの答弁がありました。
財産管理一般経費のうち使用料について、件数と今後の購入予定はとの質疑には、来庁者の駐車場、職員の駐車場等での使用で17件、約9,500平米を借り上げている。年に1回、売り払いの意思等を確認しながら、
借り入れ契約を継続している。今後、
土地所有者が売却や交換を希望されれば、その時点で検討するが、現時点では購入の予定はないとの答弁がありました。
地域施設管理経費のうち
岩村振興事務所管理費から上矢作までの
地域包括補助金について、30年度で廃止ということでしたが、これにかわる今後の補助金の考え方、若しくは今後の考えはとの質疑には、平等性に課題があるということから、27年度に調整がされ、30年度をもって補助金を廃止するという方向づけがされ、それに沿って地域では
自主財源確保の取り組みや見直しを進めていただいているところである。補助金の現在の状況については、27年度には16事業579万円ほどあったものが、29年度は9事業343万円、約4割削減しているところであります。段階的に補助金の削減も進めてまいりますが、地域で自主的な財源確保に努めていただくことを基本的な考え方として進めているとの答弁がありました。
高齢者福祉事務一般経費について、前年に比べ4,300万円ほど減額している理由はとの質疑には、
介護保険施設を整備するための補助金等が減ったためで、第6期
介護保険事業計画に基づき、平成28年度は2カ所の施設を整備したが、平成29年度は1カ所であったため、3,900万円ほど減額となった。また、平成28年度は
介護ロボット等設置事業補助金を活用した施設が3カ所あったが、平成29年度はなかったため、250万円が減額となったことによるとの答弁がありました。
じん芥処理費、
クリーンセンターあおぞらに要する
維持管理経費について説明をとの質疑には、現在、
クリーンセンターあおぞらは休止状態ですが、恵南地域のごみの持ち込み、仕分け、分別箇所として機能しており、平成29年度の
じん芥処理費、8億2,698万8,000円のうち、3,063万5,000円があおぞらに要した
維持管理費であるとの答弁がありました。
健幸まちづくり事業の執行率68%の内容はとの質疑には、29年度の対象事業は、
健幸フェスタ、料理教室、
ポイント事業、
レシピコンテスト、
ウオーキング教室で、
うち料理教室は10回計画したが、8回の実施となった。
ウオーキング教室が雨天のために中止になった。また、
ポイント事業や
健幸フェスタの経費を節約したことにより、執行率が少なくなったとの答弁がありました。
森林保全促進事業費の市有林の間伐について、3,847万円が支出されているが、費用の内訳はとの質疑には、搬出間伐は4団地で57.86ヘクタールを伐採・集材し、その経費が2,168万5,000円で、それに伴う運搬する経費が1,256立方メートルで743万9,000円となった。また、搬出用の作業路の整備を2団地で行い、460メートル新設し、整備費が283万4,000円で、搬出間伐に係る経費の合計は3,195万8,000円で、
切り捨て間伐は2団地で15.34ヘクタールの伐採を行い、事業費は292万円であるとの答弁がありました。
観光施設の
維持管理事業費の使用料と賃借料について、この中で
長期借り上げの有無と、大正村
浪漫亭経営安定化事業の事業費としての支出はどの部分への支出になるのかとの質疑には、使用料及び賃借料の880万円は土地の賃借料で、全て合併以前からの契約であり、申し出がない場合は自動的に継続している。大正村浪漫亭の
経営安定化事業の関係の補助金については、
大正ロマン株式会社の
固定資産税分を補助しているとの答弁がありました。
警防活動経費の高
機能消防指令センター保守料2,200万円は、通年でこの額が費用として上がってくるのかとの質疑には、
デジタル無線の保守料が高いことから、平成29年度に3本の保守料を一本化し、5年の長期契約を結んでいる。したがって、5年間、原則この金額であるとの答弁がありました。
消防水利整備事業費について、防火水槽の個数、定期点検の状況、土砂流入箇所にはどのような対応をされているのかとの質疑には、平成29年度末の市内防火水槽数は448基で、消防の水利点検及び維持管理は所轄消防署が担当し、定期点検は年1回以上実施している。土砂の堆積は数年にわたり堆積する傾向があるため、使用に支障が出る前に、出水期後を目安に除去するようにしており、委託料を予算化していますが、消防団にお願いいただける場合は、ご協力をいただいているとの答弁がありました。
小学校教育振興費の学ぶ力について、タブレット端末の導入がありますが、利用や問題点についてと、学習支援員50人の時給はとの質疑には、タブレット端末の課題は職員研修である。ハード面は、大型モニターやプロジェクターを今後も配置することによって、もっと効果的になってくると思います。学習支援員の時給は1,108円であるとの答弁がありました。
社会教育費、中央公民館講座運営事業費のうち、非常勤職員報酬等の増額理由と、仕事内容についてはとの質疑には、増額理由は、平成28年度までは各コミセンの管理経費に塾長、コミセン主事、夜間管理等の報酬、賃金を計上していましたが、平成29年度に中央公民館のほうに一元化したためである。仕事内容は、塾長、コミュニティセンターの主事は、地域の事情に応じ、コミュニティセンターの生涯学習活動と、まちづくり活動を推進するための事業の企画運営、市民三学地域委員会や青少年健全育成、町民会議等の事務、市民講座の企画立案・実施などの学習機会の提供。施設の貸し館など維持管理や乳幼児期の家庭教育学級の企画運営、コミュニティセンターにある図書室の管理運営などの業務を行っているとの答弁がありました。
特色ある教育推進事業費の中に、その他という支出項目があるが、その他としては支出金額が大きいような気がするが、その内訳はとの質疑には、主なものとしては、総括指導相談員の賃金で、ふるさと学習読本という小中学校を対象にした教材づくりと、市と県のPTAにかかわる職務を行う非常勤の職員である。2つ目は、コミュニティ・スクールの国の補助金を受けて行った関連の事業で、委員の報酬、研修会講師の謝礼、学習支援講座の講師の謝礼である。ほかに、学校支援者補償制度で、学校への外部講師や、環境整備等で学校にかかわる人たちのための保険料、その他に消耗品等があるとの答弁がありました。
コミセン管理費の中で、串原のコミセンの需用費について、ここだけ680万円という大きな支出になっているが、内訳はとの質疑には、688万1,000円の内訳は、電気料が234万5,000円、修繕費が415万7,000円で、移動椅子の修繕で260万2,000円、空調機器の修繕で73万8,000円であった。その他、ガス、水道、消耗品等で37万9,000円が内訳であるとの答弁がありました。
討論は、反対討論として、
市民アンケートでは、市民が求めるものは3つ。働く場が欲しい、安心な医療にかかりたい、子育てに応援してくださいでした。特に、子育てに関してマイナスの声が出たことに対して、市の最大課題である人口減少、特に子どもがどんどん減っていくという中で、子育て世代を支援する抜本的な計画、実行が必要であり、総合計画の具現化を求めるものです。また、電源立地交付金については、消防、こども園、ごみ処理など、命を預かるところにお金が使われているということに抵抗を感ずるものです。このようなことから、子どもが宝のまちということを提言し、あえて一般会計の決算の認定に反対する。
賛成討論として、第2次総合計画の着実な実現を目指して、「はたらく」「たべる」「くらす」に重点を置き、市の課題解決に向けた事業が計画に沿って適切に執行できたと思っています。非常に厳しい財政状況の中で、合併特例債などの有利な市債や病院施設整備基金、人口減少対策基金などの基金を活用して財源を確保し、市立恵那病院に待望の産婦人科の設置、病児保育の開始、おさしま二葉こども園建設事業など、安心して子育てができる環境の整備など、限られた予算の中で課題解決に向けた効果的な事業が推進されています。また、将来の財源不足に対応するために基金の積み立てを行うとともに、将来の財政負担を軽減するために地方債の繰り上げ償還を行うなど、堅実な財政運営が図られております。以上のことから、一般会計の決算の認定に賛成する。
以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で認第1号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、認第2号・平成29年度恵那市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査いたしました。
主な質疑とこれに対する答弁は、一般被保険者国民健康保険料の医療給付費、後期高齢者支援金、介護納付金の
滞納繰越分の滞納状況と不納欠損の状況はとの質疑には、保険料は分かれているが、被保険者としては一括の賦課であるため全体となるが、平成29年度の収納率は現年度が96.18%でプラス0.28%の増で、県下では21市中、上から8番目の状況であり、滞納分は30.18%でマイナス1.7%、県下では2番目の率となっている。全体では88.46%で0.39%の増で、県下では9番目であるとの答弁がありました。
雑入の高額医療共同事業の廃止に伴う余剰金返還の金額の算定基準はとの質疑には、医療費の80万円を超える部分の年間総額の59%を基準とし、3年間の各自治体の平均の額を県全体で割り戻した額を概算拠出金としているが、今回、県単位化によって事業が不要となるための返還であるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致で認第2号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、認第3号・平成29年度恵那市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査いたしました。
主な質疑とこれに対する答弁は、介護予防サービス給付費について、前年に比べ件数が減った理由はとの質疑には、平成28年3月から新しい介護予防・日常生活支援総合事業を開始しており、介護認定の要支援の方が介護予防訪問介護と介護予防通所介護を利用した場合は、介護予防サービス給付費として支払っていたが、28年度中にこのサービスのみを利用する方については、段階的に新しい総合事業に移行したためである。そのため、介護予防・日常生活支援総合事業費は4,500万円ほど増額となっているが、対象者が完全に移行したためと、サービスを充実させたためである。なお、サービスを利用していた方について、移行後もサービスの内容、自己負担額も変わらず、継続して利用していただいているとの答弁がありました。
高額介護サービス費の内訳について、いわゆる介護の等級によるものなのか、実際のサービスの内容によるものかとの質疑には、高額介護サービスは1カ月の介護保険サービスの自己負担の合計が一定の金額を超えたときに、超えた分が払い戻される制度であり、自己負担の限度額は世帯や個人の収入等に決められているとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、賛成多数で認第3号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、認第4号・平成29年度恵那市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査いたしました。
質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で認第4号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、認第5号・平成29年度恵那市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査いたしました。
主な質疑とこれに対する答弁は、各処理区の建設事業費の中にストックマネジメント策定業務があるが、この内容と、上矢作だけないのはなぜかとの質疑には、今後、修繕更新事業で国庫の補助金を受けるときに計画策定が必要であるためで、公共奥戸処理区の処理場施設、特環処理区の処理場及び基幹管路の施設・設備の状態について把握・評価を行い、修繕の全体計画を策定した。今後、5年間の計画として、奥戸処理区の水処理施設における機器の更新及び修繕を行う予定である。上矢作については、29年度には実施をしませんでしたが、今後やっていく予定があるとの答弁がありました。
岩村処理区の中に、岩邑小学校のマンホールトイレがあるが、マンホールトイレの設置計画と今の実績はとの質疑には、これまでに大井第二小学校、明智小学校、長島小学校、29年度に岩邑小学校、上矢作小学校の5カ所に設置している。今後については、29年に策定した恵那市下水道総合地震計画により、大井小学校、武並小学校の2カ所に設置する予定があるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致で認第5号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、認第6号・平成29年度恵那市遠山財産区
特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査いたしました。
森林経営委託精算金は今回だけなのかとの質疑には、平成25年に恵南森林組合と森林経営委託契約を締結しており、計画に沿って恵南森林組合が5年間整備を行ってきたが、契約が終了したことによる精算である。引き続き5年間の委託契約を締結しているので、5年後には契約に基づく精算を行うことになるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致で認第6号は原案どおり認定すべきものと決しました。
次に、認第7号・平成29年度恵那市上財産区
特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査いたしました。
質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で認第7号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、認第8号・平成29年度恵那市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査いたしました。
主な質疑とこれに対する答弁は、健康診査費の受診率に対し、どう認識されているかと、受診の仕方を変えていけば受診率が上がると思うがとの質疑には、すこやか検診の受診率は15.9%で、対前年度0.6%増加している。県の平均は21.8%であり、まだまだ恵那市は低いと認識している。個別の通知のほか、広報えな、音声告知、壮健クラブ等を通じて周知を行っていますが、集団検診、個別検診とあるが、近年、地域包括ケアということが言われており、かかりつけ医との連携が重要視されていますので、今後は医療機関と連携し、受診率向上に取り組んでいきたいとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、賛成多数で認第8号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、認第9号・平成29年度恵那市
水道事業会計決算の認定についてを審査いたしました。
主な質疑とこれに対する答弁は、有収率について、特に簡水の有収率が低いように思われるが、さらなる向上を考えて、例えば漏水調査など、今後の考えと、市としての有収率の考え方はとの質疑には、有収率は、類似団体の平均よりよい数字ではありますが、決していい数字ではないため、引き続き漏水調査を行い、老朽管の更新などで改善をしていきたい。29年度の漏水調査について、調査の延長は168.7キロで、40カ所の漏水を見つけ修理を行っている。今後も有収率の悪いところを重点的に漏水調査を行い、有収率の改善に努めていきたいとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致で認第9号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、認第10号・平成29年度恵那市介護
老人保健施設事業会計決算の認定についてを審査いたしました。
質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で認第10号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第60号・平成29年度恵那市
病院事業会計利益の処分及び決算の認定についてを審査いたしました。
主な質疑とこれに対する答弁は、収益的収入及び支出の3億円ほど減とあるが、この内訳はとの質疑には、差額の3億2,500万円のうち、2億3,300万円が市立恵那病院で、上矢作病院は9,200万円となっている。市立恵那病院の主なものは、医業外収益で、長期前受金戻入が予算に対して2億5,000万円の減少となっている。29年度に管理棟から病棟、給食棟まで一部解体したが、当初予算に予定した解体部分より少なかったため、予算見込みと差が生じたことによる。上矢作病院については、医業収益が約9,000万円の減となり、入院収益の患者数減による予算見込みと実績の差であるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致で議第60号は、利益の処分については原案のとおり可決すべきものと決し、決算についても原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第61号・平成29年度恵那市
国民健康保険診療所事業会計利益の処分及び決算の認定についてを審査いたしました。
質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第61号は、利益の処分については原案のとおり可決すべきものと決し、決算についても原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、当委員会に付託された12件についての審査結果報告といたします。
○議長(後藤康司君) 決算審査特別委員会付託事件審査結果の報告を終わります。
次に、総務文教委員長・堀 光明君。
(総務文教委員長・堀 光明君 登壇)
○総務文教委員長(堀 光明君) 総務文教委員長の堀 光明です。
本委員会が今期定例会において審査の付託を受けた7件の議案について、去る9月18日に委員会を開催し、審査いたしました。その結果については、お手元に配付してあります恵那市議会会議規則第109条の規定により、議長に提出した恵那市議会総務文教委員会付託事件審査結果報告書のとおり、7件とも原案のとおり可決すべきものと決しましたから、報告します。
それでは、付託議案の内容及び審議の内容の主なものについて、審査結果報告書に基づき報告します。
初めに、議第66号・恵那市
火災予防条例の一部改正については、防火対象物の違反状況を公表し是正促進を図るなど、違反対象物に係る公表制度を実施するため、規定を新たに追加するほか、所要の改正をするため条例を定めるものです。
委員の質疑とこれに対する答弁の主なものは次のとおりです。
公表の対象となる消防法令違反の施設はとの質疑には、対象は不特定多数の者が多く出入りする施設で、店舗、ホテルや旅館、福祉施設等であるとの答弁がありました。
建設時の検査以降、その後の検査立ち会いは年間どのぐらいの割合であるのかとの質疑には、その後の検査について特定対象物は少なくとも2年に1回ぐらいのペースで実施している。今後問題になってくる対象物としては、倉庫や事務所を用途変更し、特定用途として使用された場合は検査が必要となる特定対象物となるため、消防としては情報を常に収集し、対象物の立入検査を実施するとの答弁がありました。
ホテルの火災等で煙に対しマスクとか防毒マスクみたいな取り組みはあるのかとの質疑には、消防法的にはしてないとの答弁がありました。
公表する方法はウエブサイトだけかとの質疑には、公表制度の実施については、国からの指導で、いち早く通知できるウエブサイトが一番有効であるということから、ウエブサイトのみであるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致で議第66号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第67号・恵那市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い所要の改正をするため、条例を定めるものです。
委員の質疑とこれに対する答弁の主なものは次のとおりです。
食事の連携について、対象となる事業所はどういうところであるかとの質疑には、定員が5人以下の家庭的保育事業所と、定員が19人の小規模保育事業所であり、今回、自園調理もなかなか全国的に見ると、できないという状況を鑑み、さらに他の民間の保育所で給食提供実績があるところでも搬入が可能となったとの答弁がありました。
条例の経過措置について、恵那市独自のものなのか、法に基づくものなのかとの質疑には、国のほうで示された基準に基づいて行っているものであり、恵那市独自のものではないとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致で議第67号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第69号・財産の取得については、高規格救急自動車購入事業について審査を行いました。
委員の質疑とこれに対する答弁の主なものは次のとおりです。
古い救急車の処理と、中野方の救急車1台の年式はどのようになっているかとの質疑には、更新車両は岩村消防署の救急車になります。古い救急車は現在、予備車として残す予定にしており、中野方の救急車は経過年数13年であるとの答弁がありました。
高規格救急車の規格についての説明をとの質疑には、救急隊員が救急業務を行うのに支障のない室内の高さ、室内の幅を有する車両に加え、高度救命処置を行うため、高度救命資機材を積載した救急車であるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致で議第69号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第70号・財産の処分については、岩村城址保存整備事業の一環として、岩村町字城山地内の立木を名古屋城天守閣木造復元事業に使用する木材として、あわせて眺望を確保するために支障となる立木を伐採し売り払う、このことについて審査を行いました。
委員の質疑とこれに対する答弁の主なものは次のとおりです。
28年度の取得価格より倍近い売却値段となるが、その理由はと、今回の伐採で岩村城の眺望はどのように見込まれるかとの質疑には、改めて森林評価士に鑑定していただいたところ、質のいい木曽ヒノキであることがわかり、そういった評価鑑定が出ました。眺望については、保安林の制限の範囲内で可能な限り眺望の確保に努め、択伐と間伐を組み合わせて樹間から城下町が見えるような形になるとの答弁がありました。
恵那市から出る柱が名古屋城の大黒柱になるようなことはわかるのかとの質疑には、全て番付が行われてから製材、使用まで全て検品が行われ、どこに使われるかというところまで番号によって確認することができるとの答弁がありました。
森林環境整備事業で伐採する67本で本当に景観がよくなるのかとの質疑には、今回、名古屋城の伐採と一緒に搬出しながら、伐採を行う計画です。伐採のボリュームに関しては、帯状伐採と間伐を組み合わせて極力見える方法でやりながら、調整をしながら間伐と択伐を進めていく。今後も引き続き眺望確保については、計画的に進めていく予定であるとの答弁がありました。
仮設に大きな経費がかかるので、しっかりとその辺を見極めてやってもらいたいとの質疑には、眺望の確保の景観整備については、今回搬出の仮設を最大限利用して景観整備を行うとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致で議第70号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第76号・平成30年度恵那市
一般会計補正予算(第2号)(歳入歳出所管部分)は、総務文教委員会所管部分について審査を行いました。
委員の質疑とこれに対する答弁の主なものは次のとおりです。
小中学校寄附金は2校に対してどのように使われるのかとの質疑には、三郷小学校は遊具、恵那西中学校は印刷機等の備品の購入に使用するとの答弁がありました。
文化財の調査保存活用事業の中の財産購入について、条例上、2,000万円が優先なのか、5,000平米が優先なのかとの質疑には、土地については5,000平米が優先であるとの答弁がありました。
空き家改修の活用事業補助金の増についての説明をとの質疑には、前年度実施した補助事業が15件、その前の年も15件という実績を踏まえ、県のほうから今回補助が認められた。また、恵那市として上限100万円で要件の合うものに対して助成しているとの答弁がありました。
スポーツツーリズム推進事業費について、ボート・カヌーの誘致が大前提であるが、その辺の見通しはとの質疑には、ブルガリアで開催された世界選手権出場国は70カ国あり、恵那市のブースを立ち上げ、そこに30カ国が興味を示してくれたという報告を聞いている。職員の名刺交換、メールアドレスを交換した国が8カ国あり、積極的に恵那市のブースを見てくれたとの答弁がありました。
恵那文化センターの安全対策工事について、安全対策をしないといけない施設というのは恵那市にどれぐらいあるのかとの質疑には、文化センターとかえでホールが高所作業と点検作業がある当該施設であるとの答弁がありました。
来年度に向けてエアコンの導入はどのように設計されるのかとの質疑には、今年度、補正予算が通った後、設計を今年度中に行う予定であり、工事については来年度の当初予算に組み込んでいきたいとの答弁がありました。
ふるさと応援寄附金関連経費の増について、寄附金の募集で何件ぐらい見込んでいるかとの質疑には、根拠としては大手の民間ポータルサイトを活用して似通った状況の中で取り組まれたところを見ますと、大体1人当たり1,000円から3,000円ぐらいの人口当たりの寄附があり、その7割の人口1人当たり1,000円として5万人で5,000万円と試算し、2,500名の方から2万円の寄附を見込んでいるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致で議第76号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第81号・平成30年度恵那市遠山財産区
特別会計補正予算(第1号)については、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第81号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第82号・平成30年度恵那市上財産区
特別会計補正予算(第1号)については、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第82号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、本委員会に付託された事件の結果報告といたします。
○議長(後藤康司君) 総務文教委員会付託事件審査結果の報告を終わります。
次に、市民福祉委員長・堀井文博君。
(市民福祉委員長・堀井文博君 登壇)
○市民福祉委員長(堀井文博君) 市民福祉委員長の堀井文博でございます。
本委員会が今定例会において審査の付託を受けた5件の議案について、去る9月18日に委員会を開催し、審査をいたしました。その結果については、お手元に配付してあります恵那市議会会議規則第109条の規定により、議長に提出した恵那市議会市民福祉委員会付託事件審査結果報告書のとおり、5件とも原案のとおり可決すべきものと決しましたから、報告します。
それでは、付託議案の内容、委員の質疑とそれに対する答弁及び討論の主なものについて、審査結果報告書に基づき報告します。
まず初めに、議第63号・恵那市
こども発達センター条例の一部改正については、省令の施行に伴い所要の改正をするものです。
本件については特に質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、議第76号・平成30年度恵那市
一般会計補正予算(第2号)(歳入歳出所管部分)については、市民福祉委員会所管部分について審査を行いました。
それでは、審査の過程において議論されました主な事項について申し上げます。
山岡デイサービスの特殊浴槽購入で600万円ほど出ているが、内容はとの質疑には、特殊浴槽の本体と昇降用のシャワーチェアー据付撤去費との答弁がありました。
中野児童センターのブロック塀の撤去とフェンスの設置の補正ですが、既にきれいな塀に変わっていました。既決した予算の中で前もって行うということだったのかとの質疑には、子どもが利用する施設であり、安全確保のため緊急の対応が必要であると判断し、既決予算にて行わせていただいた。全協で基準を満たしていないブロック塀については早急に改修または撤去をすると報告させていただいているが、説明が少し足らなかったようで、以後はしっかりとした説明をしていくとの答弁がありました。
以上で審査を終了し、本件に対する討論はなく、全会一致で議第76号は可決すべきものと決しました。
次に、議第77号・平成30年度恵那市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)については、今回の補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億9,437万6,000円を追加し、歳入歳出それぞれ53億6,097万6,000円とするものです。
それでは、審査の過程において議論されました主な事項について申し上げます。
県が県下統一に料金をしようと思うとき、この基金はどのような使われ方をするのかとの質疑には、厚生労働省の通知で、過去3年間の保険給付費の25%程度があって、直近3年間の単年度収入が黒字の場合は財政安定となされ、保健事業や保険料引き上げ緩和に使用してよいとなっている。今後の状況を見ながら活用については検討していきたいとの答弁がありました。
県下を統一する方向が出たら、毎年、取り崩して、安くするような施策もできると思うが、どうかとの質疑には、これまでも医療費の引き上げ部分に基金を入れて抑えたりしている。県の基金造成ができた段階で恵那市内の保険料の調整や新たな健康づくりのための運用もできると思っているので、そのタイミングを見計らって提案させていただきたいとの答弁がありました。
以上で審査を終了し、本件に対する討論はなく、全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、議第78号・平成30年度恵那市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,853万円を追加し、歳入歳出それぞれ59億8,653万円とするものです。
それでは、審査の過程において議論されました主な事項について申し上げます。
国から示されている基金の額や使い方はとの質疑には、保険者の裁量でということになっており、3年間の介護保険の計画の中で平準化されて使用できるような基金の積み立てをしている。主に国庫への介護保険給付費の返還金に充てるために、基金から繰り入れているとの答弁がありました。
以上で審査を終了し、本件に対する討論はなく、全会一致で可決するものと決しました。
次に、議第83号・平成30年度恵那市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,306万3,000円を追加し、歳入歳出それぞれ7億3,396万3,000円とするものです。
本件については、特に質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。
以上で、本委員会に付託された5件の審査結果報告とします。
○議長(後藤康司君) 市民福祉委員会付託事件審査結果の報告を終わります。
次に、経済建設委員長・町野道明君。
(経済建設委員長・町野道明君 登壇)
○経済建設委員長(町野道明君) 経済建設委員長の町野道明です。
本委員会が今期定例会において審査の付託を受けた議案について、去る9月19日、委員会を開会し、審査いたしました。その結果については、お手元に配付してあります恵那市議会会議規則第109条の規定により、議長に提出した恵那市議会経済建設委員会付託事件審査結果報告書のとおり8件とも可決すべきものと決定しましたから、報告いたします。
それでは、付託議案の内容及び審議の内容の主なものについて、審査結果報告書に基づき報告いたします。
議第62号・恵那市
太陽光発電設備設置に関する条例の制定については、
太陽光発電設備設置事業のうち、周辺の環境や自然災害への影響が懸念される事業の防止を図るため、条例を定めるものであります。
それでは、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。
第2条の事業者、
太陽光発電設備設置事業を行う者とあるが、運営は誰が行うのかとの質疑には、FIT法の関係で事業許可を受ける事業者になるとの答弁がありました。
FIT法とはとの質疑には、固定価格買取制度のことに対する法律で、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法のことであるとの答弁がありました。
第8条で、地域住民への情報公開は、業者への届け出についてはとの質疑には、事前届けがあった段階で各振興事務所は周知している。意見の集約は行っているとのことから、自治会には伝わると認識しているとの答弁がありました。
第6条の適当でない地域を規則で定めることができるとあるが、どのように判断するのかとの質疑には、砂防区域や地すべり防止区域は上位法があるため許可になる。許可を得たものは同意します。土砂災害警戒区域や山地災害危険区域のような上位法がない場合でも、許可があれば同意をせざるを得ないとの答弁がありました。
第16条で廃棄費用を市の保証金のような形で条例に載せることはできないのかとの質疑には、条例には載ってないが、資源エネルギー庁のガイドラインには、実行に係る費用を想定した上で事業計画を策定することになっている。事業計画では廃棄分のお金を積むことになっているとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致で議第62号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第64号・恵那市
分担金等徴収条例の一部改正については、土地改良法等の一部を改正する法律の施行に伴い、特別徴収金などの改正をするため、条例を定めるものであります。
それでは、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。
この条例改正が出てきた理由はとの質疑には、中野方において農地中間管理機構関連土地改良事業を実施することを確認した。現在、恵那市
分担金等徴収条例に整備事業の分担金徴収が載ってないため、条例を定めるものであるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致で議第64号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第65号・恵那市
農業集落排水事業分担金徴収条例及び恵那市特定
環境保全公共下水道受益者負担に関する条例の一部改正については、不正競争防止法等の一部を改正するため、法律の公布に伴い、所要の改正を行うため条例を定めるものであります。
質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第65号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第68号・変更契約の締結については、恵那市都市計画道路寺平的ヶ屋敷線ほか1路線道路改良工事について議会の議決を求めるものであります。
質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議第68号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第76号・平成30年度恵那市
一般会計補正予算(第2号)(歳入歳出所管部分)は、経済建設委員会所管部分について審査を行いました。
それでは、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。
現年道路・橋りょう災害復旧費について、台風21号の被害は入ってないか、倒木や送電線などの対応策はとの質疑には、今回の補正は7月の災害分である。台風21号の被害は、倒木が98件ほどあった。市道については、業者の方々に3日ほどで切っていただき、電線にかかったものは中電さん、NTTさんにお願いしている。対応については、今後も検討していくとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致で議第76号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第79号・平成30年度恵那市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)及び議第80号・平成30年度恵那市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)、以上2議案については質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、議第84号・平成30年度恵那市
水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行いました。
それでは、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。
建設改良工事費9,700万円の重要給水施設配水管布設替工事費は当初予算から増えたものかとの質疑には、そのとおりですとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致で議第84号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、本委員会に付託された事件の審査結果報告といたします。
○議長(後藤康司君) 経済建設委員会付託事件審査結果の報告を終わります。
以上で、各委員長の審査結果報告を終わります。
ただいまから本30件について、1件ごとに
委員会審査結果報告に対する質疑を行い、討論から採決まで順次進めてまいります。
──────────────────────────────────────────
○議長(後藤康司君) 初めに、認第1号・平成29年度恵那市
一般会計歳入歳出決算の認定についてに対する質疑を行います。本件に対するご質疑はありませんか。
16番・水野功教君。
○16番(水野功教君) 決算の中で、今、若者の交通費支援、盛んに今中心になって恵那市もやっておるんですが、執行部として南高校への交通費については、執行部としてやるというようなことで、それが今後、来年度、ことしが最終ですけど、来年度どうなるか、これは非常に市民の関心の高いところなんですが、試行をやってきて、どうなのか、このようなことについての質疑はなかったのか、どうなのか、質疑そのものがなかったのか、どうなのか、そこについて教えてください。南のほうの親たちは何とか支援してほしいというような声をあちこちで聞くわけですけど、それについての議論は議員のほうからなかったかどうか、お伺いいたします。
○議長(後藤康司君) 答弁を求めます。
決算審査特別委員会委員長・中嶋元則君。
○
決算審査特別委員長(中嶋元則君) その質疑はなかったかなというふうに思っております。
○議長(後藤康司君) 16番・水野功教君。
○16番(水野功教君) 会議録を見させてもらうと、質疑はあったけども、決算ではないのでというふうで却下と、こういう扱いになっていますが、そのような真意をお聞かせください、なぜ却下したのか。
○議長(後藤康司君)
決算審査特別委員会委員長・中嶋元則君。
答弁はいいんですか。
(発言する者あり)
○議長(後藤康司君) 委員長、それに対しての答弁は。
○
決算審査特別委員長(中嶋元則君) 今、私も議事録をちょっと見させていただいていますが、特にそのようなところは見当たりませんし、決算に関係ないということでしたかなというような記憶はあります。
○議長(後藤康司君) 16番・水野功教君。
○16番(水野功教君) どういうものが決算に関係して、どういうものが関係しないかということで、ちょっとよくわかりませんが、本来、市役所でやる仕事は税金を使ってやっている仕事、それに対して、それがどうなのか、どういうふうに、足しない財源の中を話し合って、これでというような格好でやっておるわけですが、そのお金の使い方についてチェックするのは議員の役目、それがどうなったか、どう生かされていくのか、特に恵那市の今の少子化対策、求められておる、こういうふうな中で、これに対してはどうなのかということを聞くのは当然の任務だと思います。それに対して、当局は、私どもの質問の中では、これについてはまだ試行中ですのでというふうな話だったです。試行の最終年度になってきておるんだけども、これは来年度どうなるか、いわゆる決算の中で審議していって来年度の予算を決定するわけですから、そのための前置きの業務、仕事として、この決算委員会を9月にやっとるわけです。
そういう意味からも、私としては決算に当然関係する仕事というふうに思いますので、委員長がそういうふうに判断されれば、それまでですけども、私どもはそういうふうに認識をしておりますので、ぜひともご理解をいただきたいというふうに思います。以上です。
○議長(後藤康司君) 16番の水野さんのご意見ということでお伺いをしておきます。
ほかにご質問ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論を行います。本件に対し、16番・水野功教君、15番・堀 光明君の2人から討論の通告がありましたので、それぞれ発言を許可いたします。
初めに、16番・水野功教君。
○16番(水野功教君) 16番、日本共産党、水野功教です。
認第1号・平成29年度恵那市一般会計決算の認定について、反対の立場で討論に参加します。
29年度、恵那市を取り巻く情勢と市民の暮らしはどうだったでしょうか。29年度、恵那市政は過去の経験を生かし、市民の福祉向上を未来につなげていくために、限られた財源の中でその任務に応えられたのか、どうなのか、議会の責任において議員として意見を述べさせていただきます。
昨年3月、小坂市長は新年度施政方針演説で、「私たちが生まれ育ったこの恵那のまちに誇りと愛着を持ち、学び、働き、暮らし続けるために、誠心誠意全力を傾注してまいる決意でございます」と決意を述べられました。「加えて、「はたらく」「たべる」「くらす」に重点を置いた政策に取り組んでまいります」と述べられております。1年間、市政運営がされ、数字としてはこの1年間の一般会計の決算は、歳入286億572万7,435円、歳出271億8,573万220円です。実質収支は13億854万7,715円の黒字でした。皆さんご苦労さまでした。
当初予算の審議で私は、恵那市の新生児が東濃5市と比べて極端に少ないことが議会審議の中で明らかになり、この問題は恵那市役所だけではなく、市内各団体の総力を挙げてこの問題に取り組まなければならないときだと発言し、事あるごとにこの問題も取り上げてまいりました。市長をはじめ行政も頑張っていただいたわけですが、昨年、恵那市のすぐれた行政の一つとして評価されている市民意向調査、これはことしの1月に実施されたこの意向調査で、第2次総合計画に関する設問で、子育て環境がよいと評価していただいた数値が平成29年度目標39.0%に対して24.6と約6掛け、前年の33.4%に比べて7掛け、いずれも大幅に下がっていました。これについては本当にショックでした。
このような最も、私たち議員も含めて市政が最重点に取り組んでいる課題について、当事者であるこのときの回答者数は、N数は240人でしたが、改めて言うまでもなく、この評価、これをしっかり受けとめて今後の行政に反映しなければならないというふうに決意したところでありますが、何が問題であったのでしょうか。
私としては、やはりこども園、幾つか挙がるかもしれませんが、私としてはこども園建設事業費5億7,800万円が歳出で計上されておりますが、やはりおさしま二葉こども園建設計画について執行部の方針が十分関係者に理解ができなかった、これではないかというふうに思います。しかし、このこども園も来年4月には開園します。この際、提案しておきますが、親たちの不安を取り除くためには、当初、地元から提起されていた通園環境の抜本的改善のための計画を検討に入るべきだというふうに思います。
あわせて、この市民意識調査に関していえば、もう一つ、働く環境です。私も6月議会、9月議会の一般質問でも取り上げましたが、働く環境が悪化していることです。これは自治体行政だけで解決できる問題ではありませんが、29年度、よいと感じる市民、N数は1,235人で、前年度比マイナス5.5、目標比マイナス6.6と、大幅にダウンしており、29年度の若者流出対策は十分だったとは言えないというふうに思えるわけであります。
朝の連続テレビ「半分、青い。」もあしたまでです。多くの観光客には引き続きお越しいただきたいわけでありますが、観光地、恵那峡の大フジの問題もありました。その後、関係者の努力でこの問題については新しく打ち出すことができるようです。大金を投入して今います。何とか災いを転じて福となすよう全市を挙げて取り組むべき問題だと、この決算を見ても思うわけでありますが、今、恵那市の将来について語るとき、リニア建設計画です。国で決めたとはいいますが、ここは恵那市民が生活している土地であり、環境です。昨年度、恵那市としてのリニア対策協議会が発足しました。これは沿線にも、各地にもありますが、市段階で設定しているのは恵那市だけであります。この事業者の不合理な要求に対して市民の声に対応されていることについては、これは今後に生きる内容だと思います。
出生児減少、若者流出に悩む恵那市、恵那市政の最上位の計画たる総合計画について、目標値と大きく差があるのは新1年生450人というこの数字です。総合計画は、28年3月に発行した概略版4ページの下段に、計画実現に向けてとして行政運営指針が示されています。そこでは、「総合計画はさまざまな主体が参画・連携する計画ですが、ここでは担い手の1つである行政、いわゆる恵那市政の運営指針を示します」とあるように、多くの担い手に参画してもらうものであるわけでありますが、その多くの人たちに参画してもらうには、情報の公開が大前提です。これまで貴重な情報がまとまっているというふうにして評価されてきた冊子、恵那市の経営、これはどうなったでしょうか。休刊ですか、廃刊ですか。まだ議会に対して話はありません。重要な情報だと思います。
恵那市の重要課題について市民から指摘されている、今、この恵那市の行政、職員の皆さんも、市長をはじめ皆さん頑張っていただきましたが、このような評価をされているものとして、市民から選ばれた議員としてはそのまま承認ということにはいきません。反対といたします。
○議長(後藤康司君) 次に、15番・堀 光明君。
○15番(堀 光明君) ただいま議題となっております認第1号・平成29年度恵那市
一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論に参加します。
平成29年度決算は、第2次総合計画の着実な実現を目指して、「はたらく」「たべる」「くらす」を重点に置き、目標に掲げた事業が計画に沿って適切に執行されています。
歳入では、合併算定替の縮小による普通交付税の減少など、歳入全体で4.9%減となる非常に厳しい財政状況の中でも、合併特例債など有利な市債や、病院施設等整備基金や人口減少対策基金などの基金を活用して財源を確保し、積極的に課題に取り組んでいます。
歳出では、主な事業を見てみますと、市立恵那病院に産婦人科の設置や、おさしま二葉こども園の建設着手など子育て環境の整備、恵那西工業団地の整備など企業誘致の推進、ビジネスサポートセンターの設置などの商工業の振興、恵那峡再整備や串原温泉ささゆりの湯のリニューアルなど観光誘客の強化、台風や豪雨災害の復旧工事を含めた道路橋りょうの維持修繕など、暮らしを支える生活基盤の維持、正家第二区画整理事業などの魅力的なまち並みの整備、ICT教育の推進や
恵那東中学校の大規模改造などの教育環境の整備等、限られた予算の中で課題解決に向けた効果的な事業が展開されています。
また、財政運営面では、将来の財源不足に対応するため基金の積み増しを行うとともに、将来の財政負担を軽減するため地方債の繰り上げ償還を行うなど、堅実な財政運営が図られ、実質
公債費比率や将来負担比率など財政支出にも改善が見られます。
以上のことから、平成29年度恵那市
一般会計歳入歳出決算の認定については、賛成すべきものと考えます。議員各位の賛同をお願いし、賛成討論を終わります。よろしくお願いします。
○議長(後藤康司君) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
認第1号については、委員長の報告は原案のとおり認定すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり認定することに賛成・反対のボタンをそれぞれ押してください。
(賛成・反対ボタンにより表決)
○議長(後藤康司君) 採決結果を報告いたします。賛成15、反対2、賛成多数であります。よって、認第1号は原案のとおり認定されました。
──────────────────────────────────────────
○議長(後藤康司君) 次に、認第2号・平成29年度恵那市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する質疑を行います。
ご質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対し、16番・水野功教君から討論の通告がありましたので、発言を許可いたします。
○16番(水野功教君) 認第2号・国民健康保険決算の認定について、水野功教ですが、反対の立場で討論に参加します。
国保基金の残高は9億5,000万円、こんなような情報がさきの市民福祉委員会でも出ておりましたが、9月議会の市民福祉委員会で、この中で、健康保険特別会計では基金に2億4,407万8,000円積み立てる、これについて議論があり、余りに高額な基金について複数の委員から指摘がありました。国の指導に従っていると答弁していましたが、病気になったときに困るからと、誰も厳しい中を工面して納付されているはずですが、それでも払えない人がいるのです。高くて払うことができない保険料は問題です。多子家庭への支援も含め、基金を活用して役に立つ社会保障制度にしていかなければと思います。
岐阜県所得ランキング、こういうのが今ホームページでも探せば出てくるわけですが、2017年度によれば県下で最高は岐阜市で339万7,000円、恵那市は瑞浪市の次、17位で276万7,669円です。国保は高齢者の加入者が多いわけです。保険料支払いが非常に厳しいわけです。国民健康保険6,987世帯は全世帯の23.5%ですが、このうち所得ゼロの世帯は2,544世帯、36.4%です。国保を滞納されている世帯が5月末現在で817世帯、11.5%、資格証明書を発行されているのは18世帯、差し押さえ件数、平成29年度は121件、505万2,326円です。
先ほども言いましたように、誰も国民健康保険だけは、病気になったときに困るからといって最優先で払うものです。それが払えない、こういう実態が起きております。それについては、やはり国保料が高いと。所得は上から17番ですが、国保料のほうはもっと上のほうにおるようです。何とかこの基金を活用して、いわゆる下げるように、そういう努力は来年度はお願いしたいわけですが、このような実態がある中でのこの決算は、このまま認めるわけにはいかないと。認定に反対いたします。
○議長(後藤康司君) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
認第2号については、委員長の報告は原案のとおり認定すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり認定することに賛成・反対のボタンをそれぞれ押してください。
(賛成・反対ボタンにより表決)
○議長(後藤康司君) 採決結果を報告します。賛成15、反対2、賛成多数であります。よって、認第2号は原案のとおり認定されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、認第3号・平成29年度恵那市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する質疑を行います。
ご質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
認第3号は、委員長の報告は原案のとおり認定すべきものであります。よって、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、認第3号は原案のとおり認定されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、認第4号・平成29年度恵那市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する質疑を行います。
ご質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
認第4号は、委員長の報告は原案のとおり認定すべきものであります。よって、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、認第4号は原案のとおり認定されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、認第5号・平成29年度恵那市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する質疑を行います。
ご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
認第5号は、委員長の報告は原案のとおり認定すべきものであります。よって、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、認第5号は原案のとおり認定されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、認第6号・平成29年度恵那市遠山財産区
特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する質疑を行います。
ご質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
認第6号は、委員長の報告は原案のとおり認定すべきものであります。よって、原案のとおり認定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、認第6号は原案のとおり認定されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、認第7号・平成29年度恵那市上財産区
特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する質疑を行います。
ご質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
認第7号は、委員長の報告は原案のとおり認定すべきものであります。よって、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、認第7号は原案のとおり認定されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、認第8号・平成29年度恵那市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する質疑を行います。
ご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
認第8号は、委員長の報告は原案のとおり認定すべきものであります。よって、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議がありますので、採決表示システムにより採決を行います。
認第8号については、委員長の報告は原案のとおり認定すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり認定することに賛成・反対のボタンをそれぞれ押してください。
(賛成・反対ボタンにより表決)
○議長(後藤康司君) 採決結果を報告いたします。賛成15、反対2、賛成多数であります。よって、認第8号は原案のとおり認定されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、認第9号・平成29年度恵那市
水道事業会計決算の認定についてに対する質疑を行います。
ご質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
認第9号は、委員長の報告は原案のとおり認定すべきものであります。よって、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、認第9号は原案のとおり認定されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、認第10号・平成29年度恵那市介護
老人保健施設事業会計決算の認定についてに対する質疑を行います。
ご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
認第10号は、委員長の報告は原案のとおり認定すべきものであります。よって、原案のとおり認定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、認第10号は原案のとおり認定されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第60号・平成29年度恵那市
病院事業会計利益の処分及び決算の認定についてに対する質疑を行います。
ご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第60号は、委員長の報告は、利益の処分について原案のとおり可決し、決算についても原案のとおり認定すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決及び認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第60号は、利益の処分について原案のとおり可決し、決算についても原案のとおり認定されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第61号・平成29年度恵那市
国民健康保険診療所事業会計利益の処分及び決算の認定についてに対する質疑を行います。
ご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第61号は、委員長の報告は、利益の処分について原案のとおり可決し、決算についても原案のとおり認定すべきものであります。よって、委員長の報告のとおり可決及び認定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第61号は、利益の処分について原案のとおり可決し、決算についても原案のとおり認定されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第62号・恵那市
太陽光発電設備設置に関する条例の制定についてに対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第62号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第62号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第63号・恵那市
こども発達センター条例の一部改正についてに対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第63号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第63号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第64号・恵那市
分担金等徴収条例の一部改正についてに対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第64号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第64号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第65号・恵那市
農業集落排水事業分担金徴収条例及び恵那市特定
環境保全公共下水道受益者負担に関する条例の一部改正についてに対する質疑を行います。
ご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第65号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第65号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第66号・恵那市
火災予防条例の一部改正についてに対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第66号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第66号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第67号・恵那市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてに対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第67号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第67号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第68号・変更契約の締結についてに対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第68号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第68号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第69号・財産の取得についてに対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第69号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第69号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第70号・財産の処分についてに対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第70号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第70号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第76号・平成30年度恵那市
一般会計補正予算(第2号)についてに対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はありませんか。
16番・水野功教君。
○16番(水野功教君) 補正予算、いろいろ緊急対応ということで予算が出ておるわけですが、先ほど市民福祉委員会の中でブロック塀、これが9月補正で上がっておるのに事業のほうはもう終わってしまっておるというようなことがあったわけですが、ここの中でちょっと気になったのが、この間、祭りで行ったときに、「私、行ってきたよ」というふうにして、ボートですかね、あそこのことで行ってきたという人があったわけですが、これが予算に上っておるということについて、これも同じようなことではないのかと、予算、議案が通らんうちに、もう使っちゃっとるというふうなことになるわけですが、これについて庁内での論議はあったのか、どうなのか。こういうことがそのまま出てきてしまうような、今、恵那市なのかと、こういう不安を思うわけですけど。
どこもこれがチェックできない。実際、決算委員会なんかで見てみると、次から次と決算文書の数字の訂正が出てくると。本当に、私、民間におったときにはね、何、公がこんなことかねというふうにして、びっくりしたわけですが。ちょっとそんな件で心配するわけですが、この件はそういうものではありませんか。いわゆる委員会のほうでは副市長のほうがこれからはちゃんとやりますと言われたんですが、それと同じようなことではないでしょうか、お伺いいたします。これは委員長に、そういう議論はあったのかどうなのか。
○議長(後藤康司君) 今の質問は総務文教へですか。
(「はい、総務文教です」と16番議員の声あり)
○議長(後藤康司君) 総務文教委員長・堀 光明君。
○総務文教委員長(堀 光明君) お答えします。
総務文教委員会では、その予算についての内容の話はありましたですが、今、水野議員が話した内容についての言及はありませんでした。
○議長(後藤康司君) ほかにご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第76号は、各委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第76号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第77号・平成30年度恵那市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第77号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第77号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第78号・平成30年度恵那市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第78号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第78号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第79号・平成30年度恵那市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第79号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第79号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第80号・平成30年度恵那市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第80号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第80号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第81号・平成30年度恵那市遠山財産区
特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第81号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 異議なしと認めます。よって、議第81号は原案のとおり可決されました。
ここで、会議の途中ではありますが、1時まで休憩いたします。
午前11時59分 休憩
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午後1時00分 再開
○議長(後藤康司君) 休憩前に引き続いて会議を再開いたします。
──────────────────────────────────────────
○議長(後藤康司君) 議第82号・平成30年度恵那市上財産区
特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第82号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第82号は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────────────────────
○議長(後藤康司君) 次に、議第83号・平成30年度恵那市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第83号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第83号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 次に、議第84号・平成30年度恵那市
水道事業会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。
本件に対するご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第84号は、委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。よって、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第84号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 日程第3 議第85号・平成30年度恵那市
一般会計補正予算を上程し、議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長・小坂喬峰君。
(市長・小坂喬峰君 登壇)
○市長(小坂喬峰君) それでは、よろしくお願いいたします。
それでは、追加議案について提案理由の説明を申し上げます。
議第85号・平成30年度恵那市
一般会計補正予算については、既定の歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ3億1,435万3,000円を追加し、歳入歳出それぞれ274億1,155万4,000円とするものです。
内容としては、台風21号に伴い市内各所で起きました災害に対する復旧事業費として2億9,890万9,000円、落雷により故障しました特別養護
老人ホーム明日香苑のナースコールの改修工事費として1,544万4,000円を計上するものです。
以上で提案説明を終わりますが、詳細につきましては担当部長に説明させますので、よろしくご審議の上、適切な議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(後藤康司君) 市長の提案説明を終わります。
本件について詳細説明を求めます。
総務部長・安藤克典君。
(総務部長・安藤克典君 登壇)
○総務部長(安藤克典君) お手元の追加議案書1ページをお願いいたします。
議第85号・平成30年度恵那市
一般会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
今回の補正は災害復旧などの関連予算として3億1,435万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ274億1,155万4,000円とするものです。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページから3ページの「第1表 歳入歳出予算補正」によるものです。
第2条の地方債の変更は、4ページの「第2表 地方債補正」のとおり、災害復旧事業債の変更をお願いするものです。
それでは、8ページをお願いいたします。歳入でございます。
10款1項1目地方交付税は、一般財源として普通交付税を計上し、12款1項1目農林水産業費分担金は、農地災害復旧に係る受益者分担金で、14款1項2目災害復旧費国庫負担金は、道路及び河川の公共災害復旧費負担金の増で、2項8目災害復旧費国庫補助金は、農地林道災害復旧費補助金の増でございます。20款4項1目雑入は、施設の被災に係る建物保険金などで、21款1項6目災害復旧債は、各施設に要する災害復旧事業債の増額でございます。
以上が歳入でございます。
続きまして、10ページをお願いいたします。歳出でございます。
3款民生費1項3目
老人福祉費は、特別養護
老人ホーム明日香苑において8月に発生しました落雷事故により故障したナースコール設備改修工事金で、12ページの11款災害復旧費は9月4日及び5日の台風21号により被害を受けた施設の災害復旧費であり、1項1目林道災害復旧費では、公共災害復旧2カ所、市単独災害復旧10カ所などの復旧事業費を、2目及び3目では、5カ所の農地災害復旧費及び公共1カ所、市単6カ所などの農業用施設災害復旧費を、14ページの2項1目道路橋りょう災害復旧費では、公共11カ所、市単12カ所などの復旧費を、2目河川災害復旧費では、公共10カ所、市単3カ所の復旧費を計上しました。
16ページをお願いいたします。
3項文教施設災害復旧費では、
恵那東中学校をはじめとする6校の施設修繕費と、明智B&G海洋センタープールの天井シートの修繕工事を計上いたしました。
18ページには、地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照をお願いいたしまして、議第85号・平成30年度恵那市
一般会計補正予算(第3号)の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(後藤康司君) 詳細説明を終わります。
本件に対する質疑を行います。ご質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件については、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することと決しました。
よって、直ちに討論を行います。本件に対する討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議第85号について原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議第85号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 日程第4 議会第2号・
幼児保育教育施設及び小中学校における空調設備の設置促進に向けた財政支援の拡充を求める意見書を議題といたします。
本件について提案理由の説明を求めます。
4番・中嶋元則君。
(4番・中嶋元則君 登壇)
○4番(中嶋元則君) 発案書、議会第2号・
幼児保育教育施設及び小中学校における空調設備の設置促進に向けた財政支援の拡充を求める意見書を発案する。平成30年9月28日提出、提出者、恵那市議会議員中嶋元則、賛成者、恵那市議会議員西尾 努、以下、敬称を略させていただきます。近藤純二、橋本平紀、水野功教、柘植 羌。提案理由は別紙意見書(案)のとおりであります。恵那市議会議長後藤康司様。
次のページをお願いします。
幼児保育教育施設及び小中学校における空調設備の設置促進に向けた財政支援の拡充を求める意見書(案)。
近年、地球温暖化の影響により、全国的に夏の暑さが非常に厳しくなっている。特に本県では地形の影響もあり、本年7月には、月の半分を超える16日が猛暑日となったほか、多治見市や美濃市では40度を超える気温が観測されるなど、命の危機にさらされていると言っても過言ではない状況にある。
特に、園児・児童・生徒が一日の大半を過ごす教室の室温に関しては、学習する環境としては極めて厳しい状況にあり、多くの学校で新学期が始まった9月になってもその暑さはおさまらず、児童・生徒の学習意欲や集中力が低下するだけでなく、健康面にも多大な影響を及ぼしている。
このような中、各市町村では、児童・生徒の学習しやすい環境を確保するため、国の
学校施設環境改善交付金も活用し、教室への空調設備の導入に取り組んでいるが、交付金は必要総額が確保されているとは言いがたく、老朽化対策や耐震化など、従前から対応している課題に優先的に充当され、空調設備にまで交付金が回らないケースが多くなっている。そのため、財政状況の厳しい市町村では、空調設備の設置を躊躇せざるを得ず、整備率は市町村間で大きく異なっているのが現状である。学校保健安全法に基づく学校環境衛生基準では、教室内の温度は「17℃以上、28℃以下であることが望ましい」とされており、この基準に照らせば、特に、義務教育の課程において、教育環境に格差が生じることはあってはならず、格差是正に向け、早急な対応が求められる。
よって、国においては、市町村における
幼児保育教育施設や小中学校への空調設備の導入が着実に進められるよう、
学校施設環境改善交付金の予算規模の大幅な増額等、財政支援を拡充するよう、強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成30年9月28日、岐阜県恵那市議会。提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣、文部科学大臣宛て。
以上で提案説明を終わります。ご賛同をよろしくお願いします。
○議長(後藤康司君) 提案理由の説明を終わります。
本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
本件に対する討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。
議会第2号について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(後藤康司君) ご異議なしと認めます。よって、議会第2号は原案のとおり可決されました。
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○議長(後藤康司君) 以上で、本日並びに今定例会の日程は全て終了いたしました。
ここで、市長から発言の申し出がありますので、許可いたします。
市長・小坂喬峰君。
(市長・小坂喬峰君 登壇)
○市長(小坂喬峰君) 一言お礼のご挨拶を申し上げます。
議員の皆様には、今定例会に提出いたしました平成30年度恵那市
一般会計補正予算をはじめとする議案につきまして慎重審議をいただく中、それぞれ適切な議決を賜り、まことにありがとうございました。
特に、台風21号に伴う災害復旧費等の平成30年度恵那市
一般会計補正予算の追加議案につきましては、限られた日程にもかかわらず慎重審議いただき、議決を賜り、まことにありがとうございました。それぞれの事業を速やかに実施してまいります。
本会議での一般質問をはじめ審議の過程でいただきました数々のご提言、ご意見につきましては、できる限り今後の市政運営に反映してまいりたいと考えております。
また、今月11日から各地域においてまちづくり懇談会がスタートいたしました。議員の皆様にもご参加いただきまして、まことにありがとうございます。懇談会で出されました意見につきましては、取りまとめの上、ご報告申し上げ、できる限り実現に努めてまいりたいと考えております。
結びに、議員の皆様と、ここにおいでの全ての方々のご健康とご多幸、そして、ますますのご活躍をお祈りいたしまして、本定例会の閉会に当たりましてのお礼のご挨拶といたします。ありがとうございました。
○議長(後藤康司君) 市長の挨拶を終わります。
これをもちまして、平成30年第3回恵那市議会定例会を閉会いたします。どうもご苦労さまでございました。
午後1時17分 閉会
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地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
恵那市議会
議 長 後 藤 康 司
署名議員 1番 佐々木 透
署名議員 12番 町 野 道 明...