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平成24年第3回定例会(第1号 8月28日)

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  1. 恵那市議会 2012-08-28
    平成24年第3回定例会(第1号 8月28日)


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    平成24年第3回定例会(第1号 8月28日) 平成24年第3回恵那市議会定例会会議録〔第1号〕                                 平成24年8月28日 ────────────────────────────────────────────     議 事 日 程(第1号) 平成24年8月28日(火)午前10時開会     第1        会議録署名議員の指名    第2        会期の決定    第3        認第1号から認第11号及び議第72号から議第103号ま              で一括上程    第4        議会第2号 恵那市議会政務調査費の交付に関する条例の廃              止について    第5        議会第3号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充              実する仕組み」の構築を求める意見書 ───────────────────────────────────────────  1 本日の会議に付した事件   議 事 日 程(第1号)    日程第1       会議録署名議員の指名    日程第2       会期の決定    日程第3 認第 1号 平成23年度恵那市一般会計歳入歳出決算の認定について
            認第 2号 平成23年度恵那市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決               算の認定について         認第 3号 平成23年度恵那市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定               について         認第 4号 平成23年度恵那市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の               認定について         認第 5号 平成23年度恵那市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決               算の認定について         認第 6号 平成23年度恵那市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認               定について         認第 7号 平成23年度恵那市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算               の認定について         認第 8号 平成23年度恵那市遠山財産区特別会計歳入歳出決算の認               定について         認第 9号 平成23年度恵那市上財産区特別会計歳入歳出決算の認定               について         認第10号 平成23年度恵那市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算               の認定について         認第11号 平成23年度恵那市介護老人福祉施設事業会計決算の認定               について         議第72号 平成23年度恵那市水道事業会計利益の処分及び決算の認               定について         議第73号 平成23年度恵那市病院事業会計利益の処分及び決算の認               定について         議第74号 平成23年度恵那市介護老人保健施設事業会計積立金の処               分及び決算の認定について         議第75号 平成23年度恵那市国民健康保険診療所事業会計利益の処               分及び決算の認定について         議第76号 恵那市暴力団排除条例の制定について         議第77号 恵那市山岡交流広場条例の制定について         議第78号 恵那市山岡地域介護予防拠点施設条例の一部改正について         議第79号 恵那市老人福祉施設条例の一部改正について         議第80号 恵那市都市公園条例の一部改正について         議第81号 恵那市串原郷土館条例の一部改正について         議第82号 恵那市山岡上山田コミュニティセンター条例の廃止につい               て         議第83号 契約の締結について         議第84号 変更契約の締結について         議第85号 財産の無償譲渡について         議第86号 財産の無償譲渡について         議第87号 市道路線の認定について         議第88号 市道路線の変更について         議第89号 公の施設の区域外設置に関する協議について         議第90号 人権擁護委員の候補者の推薦について         議第91号 人権擁護委員の候補者の推薦について         議第92号 平成24年度恵那市一般会計補正予算         議第93号 平成24年度恵那市国民健康保険事業特別会計補正予算         議第94号 平成24年度恵那市介護保険特別会計補正予算         議第95号 平成24年度恵那市簡易水道事業特別会計補正予算         議第96号 平成24年度恵那市農業集落排水事業特別会計補正予算         議第97号 平成24年度恵那市駐車場事業特別会計補正予算         議第98号 平成24年度恵那市公共下水道事業特別会計補正予算         議第99号 平成24年度恵那市遠山財産区特別会計補正予算         議第100号 平成24年度恵那市上財産区特別会計補正予算         議第101号 平成24年度恵那市後期高齢者医療特別会計補正予算         議第102号 平成24年度恵那市水道事業会計補正予算         議第103号 平成24年度恵那市病院事業会計補正予算    日程第4 議会第 2号 恵那市議会政務調査費の交付に関する条例の廃止につい                て    日程第5 議会第 3号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕                組み」の構築を求める意見書 ───────────────────────────────────────────  1 出 席 議 員      1番  安 藤 直 実 君       2番  鵜 飼 伸 幸 君      3番  纐 纈   満 君       4番  後 藤 康 司 君      5番  林   忠 義 君       6番  小 澤 建 男 君      7番  町 野 道 明 君       8番  畑 村 眞 吾 君      9番  堀 井 文 博 君      10番  荒 田 雅 晴 君     11番  堀   光 明 君      12番  伊 藤 桂 子 君     13番  水 野 功 教 君      14番  伊 東 靖 英 君     15番  勝   滋 幸 君      16番  堀     誠 君     17番  柘 植   羌 君      18番  光 岡 克 昌 君     19番  西 尾 公 男 君      20番  鈴 木 清 司 君     21番  伊佐地 良 一 君      22番  柘 植 弘 成 君     23番  渡 邊 鈴 政 君      24番  藤   公 雄 君 ───────────────────────────────────────────  1 欠 席 議 員      な し ───────────────────────────────────────────  1 説明のため出席した者の職氏名     市 長        可 知 義 明 君     副市長        三 宅 良 政 君     総務部長       大 塩 康 彦 君     企画部長       小 嶋 初 夫 君     市民福祉部長     纐 纈 誉資年 君     医療管理部長     鈴 木 雅 博 君     経済部長       安 江 建 樹 君     建設部長       安 田 利 弘 君     水道環境部長     古 山 敦 啓 君     総務部次長      渡 辺 厚 司 君     企画部次長      門 野 誠 一 君     市民福祉部次長    樋 田 千 浪 君     医療管理部次長    藤 井 輝 彦 君     経済部次長      各 務 一 彦 君     建設部次長      可 知 孝 司 君     水道環境部次長    遠 藤 俊 英 君     ぎふ清流国体推進本部長                小 栗   悟 君     岩村振興事務所長   伊佐地 陽 一 君     山岡振興事務所長   宮 地 浩 二 君
        明智振興事務所長   河 越 一 男 君     串原振興事務所長   堀   和 昭 君     上矢作振興事務所長  小 椋 義 孝 君     会計管理者      西 尾 昭 治 君     教育委員長      龍 田 和 子 君     教育長        西 尾 教 行 君     教育次長       小 林 規 男 君     教育次長       大 畑 雅 幸 君     消防長        井 上 源 二 君     農業委員会事務局長  柘 植 和 美 君     代表監査委員     市 岡 孝 之 君     監査委員事務局長   三 浦 幸 慈 君 ───────────────────────────────────────────  1 職務のため出席した事務局職員     議会事務局長     加 藤 勝 巳 君     議会事務局次長    可 知 昌 洋 君     議会事務局書記    井 手 成 之 君     議会事務局書記    和 田 友 美 君     議会事務局書記    樋 田   誠 君 ────────────────────────────────────────────                 午前10時00分 開会 ○議長(西尾公男君) おはようございます。開会に先立ち、市民憲章の唱和を行います。  全員ご起立をお願いいたします。  事務局長に一節ずつ朗読させますから、続いて唱和をお願いします。  議会事務局長・加藤勝巳君。              (唱和) ○議長(西尾公男君) ご着席願います。 ────────────────────────────────────────── ○議長(西尾公男君) これより平成24年第3回恵那市議会定例会を開会いたします。  初めに、7月1日付で市の人事異動がありましたので、本会議に出席されている執行部諸君の挨拶をお願いいたします。  なお、挨拶は議会関係書に掲載してあります説明員の名簿順に指名をいたしますので、自席にてお願いいたします。  経済部長・安江建樹君。 ○経済部長(安江建樹君) 7月1日の人事異動で経済部長についております安江です。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 建設部長・安田利弘君。 ○建設部長(安田利弘君) 建設部長の安田利弘です。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(西尾公男君) 総務部次長・渡辺厚司君。 ○総務部次長(渡辺厚司君) 総務部次長兼総務課長の渡辺でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 市民福祉部次長・樋田千浪さん。 ○市民福祉部次長(樋田千浪君) 市民福祉部次長兼高齢福祉課長兼地域包括支援センター所長の樋田千浪でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 医療管理部次長・藤井輝彦君。 ○医療管理部次長(藤井輝彦君) 医療管理部次長、病院管理課長の藤井輝彦です。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 経済部次長・各務一彦君。 ○経済部次長(各務一彦君) 経済部次長兼農業振興課長各務一彦でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 建設部次長・可知孝司君。 ○建設部次長(可知孝司君) 建設部次長兼まちづくり事業課長の可知でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 農業委員会事務局長・柘植和美君。 ○農業委員会事務局長(柘植和美君) 農業委員会事務局長の柘植和美でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 以上で就任の挨拶を終わります。 ────────────────────────────────────────── ○議長(西尾公男君) 日程に入る前に、諸般の報告を行います。  地方自治法第121条の規定により、本日説明のため出席する旨、報告のありました者を一覧表としてお手元に配付しておきましたので、ごらん願います。  次に、5月1日から7月31日までにおける議会関係諸報告及び平成24年4月分から6月分までの出納検査結果報告の写しをお手元に配付しておきましたので、お目通し願います。  次に、閉会中に受理しております陳情は、陳情第4号、岐阜県保険医協会会長から「保険でよい歯科医療の実現を求める意見書」の採択についてのお願い、陳情第5号、社団法人恵那市シルバー人材センター理事長から、「高齢者施策を担うシルバー人材センターへの支援の要請」、陳情第6号、シルバー人材センターの補助金を考える会小久保隆氏から、「シルバー人材センターの補助金削除計画及び振興事務所宿日直廃止計画の撤回を求める陳情」、以上3件であります。その写しをお手元に配付しておきましたので、お目通し願います。  なお、執行機関におかれましては、陳情第5号及び陳情第6号の2件については、よろしく処置して下さいますようお願いしておきます。  次に、先般実施されました各常任委員会の行政視察について、総務文教委員会光岡克昌委員長、市民福祉委員会纐纈満委員長、産業環境委員会後藤康司委員長からそれぞれ行政視察報告書が提出されております。その写しをお手元に配付しておきましたので、お目通し願います。  次に、地方自治法第180条第1項の規定により、報第5号・専決処分の報告について(専第10号・和解及び損害賠償の額を定めることについて)、報第6号・専決処分の報告について(専第11号・和解及び損害賠償の額を定めることについて)、以上2件について報告がありましたので、お手元に配付しておきましたからお目通し願います。  次に、地方自治法施行令第145条第2項の規定により、報第7号・平成23年度恵那市一般会計継続費精算の報告について、次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、報第8号・平成23年度恵那市健全化判断比率の報告について、次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、報第9号・平成23年度恵那市簡易水道事業特別会計の資金不足比率の報告について、報第10号・平成23年度恵那市農業集落排水事業特別会計の資金不足比率の報告について、報第11号・平成23年度恵那市公共下水道事業特別会計の資金不足比率の報告について、報第12号・平成23年度恵那市水道事業会計の資金不足比率の報告について、報第13号・平成23年度恵那市病院事業会計の資金不足比率の報告について、報第14号・平成23年度恵那市介護老人保健施設事業会計の資金不足比率の報告について、報第15号・平成23年度恵那市国民健康保険診療所事業会計の資金不足比率の報告について、報第16号・平成23年度恵那市介護老人福祉施設事業会計の資金不足比率の報告について、以上10件について報告がありましたので、お手元に配付しておきましたから、お目通し願います。 ────────────────────────────────────────── ○議長(西尾公男君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、12番・伊藤桂子さん、17番・柘植羌君を指名いたします。 ────────────────────────────────────────── ○議長(西尾公男君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月28日までの32日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月28日までの32日間と決定いたします。  なお、会期中の会議予定は、お手元に配付いたしました会期日程表により開催いたします。  次に、議案に対する質疑の通告については、9月25日の正午に締め切りますので、それまでに通告書の提出をお願いいたします。  なお、通告書については、執行部から的確な答弁が得られるよう、質疑の内容を具体的に記入していただくよう、お願いをしておきます。  また、討論の通告については、9月26日の正午に締め切りますので、それまでに通告書の提出をお願いいたします。 ────────────────────────────────────────── ○議長(西尾公男君) 日程第3 認第1号から認第11号及び議第72号から議第103号まで43件を一括上程し、議題といたします。  初めに、提案理由の説明を求めます。  市長・可知義明君。              (市長・可知義明君 登壇) ○市長(可知義明君) みなさん、おはようございます。  お手元に配付しております提案説明要旨をごらんいただきたいと思います。  本日、平成24年第3回恵那市議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様方にはご多用のところ、ご出席いただきましてまことにありがとうございます。  さて、本市は、平成24年度の重点施策として、市民の安心、安全を確保するため「災害に強いまちづくり」に向けた諸事業を着実に推進しております。そうした中、来る9月2日には恵那市防災訓練を南海トラフにおいてマグニチュード9の巨大地震が発生し、市内で最大震度6弱が観測され、大きな被害が発生したとの想定のもと、市内全域で行います。  この訓練は、地域が一体となって統一的な防災訓練に取り組むことにより、災害時における迅速かつ適切な対応が図れる体制づくりの構築と市民の防災意識と自助、共助の高揚等を図ることを目的に毎年実施しているもので、ことしも各地域において自主的にそれぞれの特色ある訓練が計画されております。  私は、近い将来に発生が懸念されている巨大地震や我が国を頻繁に襲う台風等による風水害から市民の財産、生命を守ること、そしてその備えを万全なものとしておくことが基礎自治体の最大の使命であると考えております。  今後も東日本大震災や数々の台風等による風水害の貴重な教訓を施策に反映させ、市民の皆様とともに真に安心、安全なまちづくりを強く推し進めてまいりますので、議員各位、市民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、今定例会に提出いたしました議案につきまして、その概要を説明申し上げます。議案は、決算の認定11件、企業会計の未処分利益剰余金等の処分及び決算の認定4件、条例の制定等条例関係7件、その他議決をお願いするもの9件、補正予算12件の計43件であります。  まず、認第1号から認第11号につきましては、平成23年度恵那市一般会計歳入歳出決算及び平成23年度恵那市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算等10件の特別会計歳入歳出決算につきまして、地方自治法第233条第3項の規定により監査委員の意見を付して議会の認定をお願いするものであります。  次に、議第72号から議第75号につきましては、地方公営企業法の一部改正に伴い、平成23年度恵那市水道事業会計利益の処分及び決算の認定等4件の企業会計の未処分利益剰余金等の処分について、地方公営企業法第32条の2の規定により議会の議決を求め、あわせて決算の認定について地方公営企業法第30条第4項の規定により監査委員の意見を付して議会の認定をお願いするものであります。  次に、議第76号・恵那市暴力団排除条例の制定につきましては、本市から暴力団の排除に関し、基本理念を定め、市及び市民等の責務を明らかにするとともに、暴力団の排除に関する措置等を定めるため、この条例を定めるものであります。  次に、議第77号・恵那市山岡交流広場条例の制定につきましては、当該広場の設置及び管理について必要な事項を定めるためこの条例を定めるものであります。  次に、議第78号・恵那市山岡地域介護予防拠点施設条例の一部改正につきましては、山岡さくら会館を廃止することに伴い、所要の改正を行うものであります。  次に、議第79号・恵那市老人福祉施設条例の一部改正につきましては、介護保険法の規定に基づく指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準の一部改正に伴い、上矢作老人デイサービスセンターの利用時間を変更するため所要の改正を行うものであります。  次に、議第80号・恵那市都市公園条例の一部改正につきましては、恵那市大井町所在の「まちなか多目的防災広場」の名称を「中山道大井宿広場」に改めるため所要の改正を行うものであります。  次に、議第81号・恵那市串原郷土館条例の一部改正につきましては、当該施設に指定管理者制度を導入するため所要の改正を行うものであります。  次に、議第82号・恵那市山岡上山田コミュニティセンター条例の廃止につきましては、当該センターを廃止するためこの条例を定めるものであります。  次に、議第83号・契約の締結につきましては、明智浄化センターし尿投入施設建設工事の契約を締結することについて、恵那市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議第84号・変更契約の締結につきましては、神ノ木橋架設工事の契約金額の変更契約を締結することについて、恵那市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議第85号及び議第86号・財産の無償譲渡につきましては、山岡上山田コミュニティセンター及び山岡さくら会館の建物を無償譲渡することについて、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議第87号・市道路線の認定につきましては、大井町315号線及び長島町350号線並びに三郷町176号線を市道路線として認定することについて、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。  次に、議第88号・市道路線の変更につきましては、大井町202号線及び大井町300号線の起点等を変更することについて、道路法第10条第2項及び同条第3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議第89号・公の施設の区域外設置に関する協議につきましては、岐阜県から移管を受ける「根の上高原国民休養地」の敷地に中津川市の区域が含まれるため、地方自治法第244条の3第1項の規定に基づき、本市が中津川市の区域内に公の施設を設置することに関して、協定書により協議を行うことについて、同条第3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議第90号及び議第91号・人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、現委員であります中崎修氏の任期満了に伴い、新たに小栗惠子氏を、また現委員であります堀尾佳裕氏の任期満了に伴いまして、再び同氏をそれぞれ人権擁護委員の候補者として推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。  次に、議第92号・平成24年度恵那市一般会計補正予算につきましてご説明を申し上げます。  今回の補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12億4,584万8,000円を追加し、歳入歳出それぞれ277億5,089万9,000円とするものであります。
     主な内容といたしましては、病院施設等整備基金積立金に10億12万7,000円、恵那地区まち並み整備道路橋梁事業費として神ノ木橋改良工事に2,240万円、恵那地区まち並み整備都市計画事業費として御所の前牧田線整備事業に5,570万円、明智町まち並み整備事業費として防火水槽設置工事に600万円、生涯学習市民三学運動啓発事業費として生涯学習まちづくりセンター開設経費に112万4,000円をそれぞれ計上するものであります。  次に、議第93号・平成24年度恵那市国民健康保険事業特別会計補正予算では、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,299万4,000円を追加し、歳入歳出それぞれ57億3,506万1,000円とするものであります。  内容としましては、療養給付費等の過年度精算による返還金に5,299万4,000円を計上するものであります。  次に、議第94号・平成24年度恵那市介護保険特別会計補正予算では、事業勘定において、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,475万5,000円を追加し、歳入歳出それぞれ51億6,915万5,000円とするものであります。  内容といたしましては、介護給付基金積立金に7,577万8,000円、介護給付費負担金等の過年度精算による返還金に4,867万7,000円を計上するもの等であります。  次に、議第95号・平成24年度恵那市簡易水道事業特別会計補正予算では、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,658万7,000円を追加し歳入歳出それぞれ11億4,148万7,000円とするものであります。  主な内容としましては、山岡町簡易水道建設費として西原加圧ポンプ場遠方監視設備設置工事に1,621万9,000円を計上するものであります。  次に、議第96号・平成24年度恵那市農業集落排水事業特別会計補正予算では、一般会計からの繰入金を減額し、前年度繰越金をもって充当する歳入の変更補正を行うものであります。  次に、議第97号・平成24年度恵那市駐車場事業特別会計補正予算では、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ335万6,000円を追加し、歳入歳出それぞれ3,375万6,000円とするものであります。  内容といたしましては、駐車場施設整備基金に積立を行うものであります。  次に、議第98号・平成24年度恵那市公共下水道事業特別会計補正予算では、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,175万円を追加し、歳入歳出それぞれ16億3,995万円とするものであります。  主な内容といたしましては、特環竹折処理区建設事業費として管渠・推進工法設計業務委託料等に1,590万円を計上するもの等であります。  次に、議第99号・平成24年度恵那市遠山財産区特別会計補正予算では、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ52万8,000円を追加し、歳入歳出それぞれ602万8,000円とするものであります。  内容といたしましては、基金に積立を行うものであります。  次に、議第100号・平成24年度恵那市上財産区特別会計補正予算では、一般会計からの繰入金を減額し、前年度繰越金をもって充当する歳入の変更補正を行うものであります。  次に、議第101号・平成24年度恵那市後期高齢者医療特別会計補正予算では、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,179万2,000円を追加し、歳入歳出それぞれ6億3,739万2,000円とするものであります。  内容としましては、過年度精算による保険料納付金を計上するものであります。  次に、議第102号・平成24年度恵那市水道事業会計補正予算では、資本的支出のうち、建設改良費として野井東赤坂地区水道拡張工事に2,550万円を計上するものであります。  次に、議第103号・平成24年度恵那市病院事業会計補正予算では、資本的支出のうち、固定資産購入費として市立恵那病院及び国保上矢作病院に携帯型無線機等を設置する費用に133万4,000円を計上するものであります。  以上で提案説明を終わりますが、詳細につきましては担当部長等に説明をさせますので、よろしくご審議の上、適切な議決を賜りますようお願いいたします。以上でございます。ありがとうございました。 ○議長(西尾公男君) 市長の提案説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 続いて、各議案について詳細説明を求めます。なお、議第90号及び議第91号までの2件については採決まで行います。  初めに、認第1号・平成23年度恵那市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、認第10号・平成23年度恵那市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの10件について、決算概要の説明を求めます。  会計管理者・西尾昭治君。              (会計管理者・西尾昭治君 登壇) ○会計管理者(西尾昭治君) それでは、議案書の1ページから5ページまでをお願いいたします。  認第1号から認第10号までの平成23年度恵那市一般会計及び特別会計9会計の歳入歳出決算の認定について、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。  それでは、歳入歳出決算の概要についてご説明申し上げます。  お手元にお配りしてあります平成23年度歳入歳出決算における主要施策の成果と実績の1ページをお願いします。  恵那市の平成23年4月1日から平成24年3月31日までの決算額の状況は、一般会計では歳入301億486万円、歳出285億9,900万9,000円となりました。その結果、歳入歳出差引額、形式収支は15億585万1,000円の黒字で、繰越明許で翌年度へ予算を繰り越した庁舎新館建設事業外16事業にかかる財源1億261万円を形式収支から差し引いた実質収支額は14億324万1,000円の黒字となりました。  歳入におきましては、市税が70億3,629万7,000円で、歳入総額の23.4%を占め、その主な内容は市民税26億8,481万2,000円、固定資産税35億3,955万6,000円となっております。  地方交付税は104億2,972万9,000円で、歳入総額の34.6%で、普通交付税89億6,858万9,000円、特別交付税14億6,114万円となっております。国庫支出金は24億1,190万7,000円で歳入総額の8%、県支出金は19億5,853万6,000円で歳入総額の6.5%、市債は33億6,580万円で歳入総額の11.2%で、その主な内容は合併特例事業債19億4,160万円、臨時財政対策債12億9,310万円、過疎対策事業債8,520万円となっております。  次に、歳出においては、民生費が64億5,371万5,000円で、歳出総額の22.6%を占め、次に総務費が47億2,422万7,000円で歳出総額の16.5%、公債費が40億1,172万6,000円で歳出総額の14%、衛生費が39億7,504万円で歳出総額の13.9%となっております。  民生費の主な内容は、保育所費13億1,842万円、児童福祉対策費12億3,862万9,000円、介護保険費7億8,570万5,000円、心身障害者福祉費6億6,648万9,000円、総務費の主な内容は、一般管理費13億2,942万7,000円、財政管理費8億2,627万5,000円、地域活性化対策費6億8,682万3,000円、地域自治推進費4億972万7,000円、うち地域振興基金積立金が3億5,479万8,000円で、公債費の主な内容は、元金34億5,290万9,000円、うち繰上償還分493万1,000円、長期債利子5億5,881万7,000円で、衛生費の主な内容は、地域医療対策費16億175万5,000円、うち病院施設等整備基金積立金10億2,000円、じん芥処理費8億4,172万2,000円、水道費4億2,864万6,000円、環境衛生費3億5,038万7,000円であります。  また、一般会計の最終予算額303億7,745万3,000円に対する決算額の比率は、収入率が99.1%、執行率が94.1%となっております。  次に、企業会計を除く特別会計、9会計の決算額は、合計で歳入が135億595万1,000円、歳出が132億5,691万7,000円であります。  その内容は、国民健康保険事業特別会計で、歳入54億9,922万9,000円、歳出53億9,281万円、介護保険特別会計事業勘定で、歳入48億1,638万3,000円、歳出46億9,982万5,000円、介護保険特別会計サービス事業勘定で、歳入3,649万8,000円、歳出3,649万7,000円、簡易水道事業特別会計で、歳入8億5,745万7,000円、歳出8億5,694万6,000円、農業集落排水事業特別会計で、歳入2億9,101万9,000円、歳出2億9,088万7,000円、駐車場事業特別会計で、歳入3,653万1,000円、歳出3,317万4,000円、公共下水道事業特別会計で、歳入13億8,028万8,000円、歳出13億7,096万1,000円、遠山財産区特別会計で、歳入807万5,000円、歳出753万7,000円、上財産区特別会計で、歳入227万5,000円、歳出187万7,000円、後期高齢者医療特別会計で、歳入5億7,819万6,000円、歳出5億6,640万3,000円となっております。  また、特別会計全体における最終予算額139億2,977万8,000円に対する決算額の比率は、収入率が97.0%、執行率が95.2%となっています。  以上が平成23年度一般会計及び特別会計、9会計の決算の概要であり、各会計別における予算の執行状況と主な施策の成果につきましては36ページ以降に記載してあります。  なお、3ページから34ページには科目別、目的別、性質別などの資料を掲載しておりますので、ご参照をお願いいたします。  また、このほかに、別冊で、平成23年度岐阜県恵那市歳入歳出決算書をお配りしておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、認第1号から認第10号までの平成23年度恵那市一般会計及び特別会計、9会計歳入歳出決算の認定についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 概要説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、認第11号・平成23年度恵那市介護老人福祉施設事業会計決算の認定についての詳細説明を求めます。  市民福祉部長・纐纈誉資年君。              (市民福祉部長・纐纈誉資年君 登壇) ○市民福祉部長(纐纈誉資年君) それでは、議案書6ページをお願いします。認第11号・平成23年度恵那市介護老人福祉施設事業会計決算の認定について、地方公営企業法第30条第4項の規定により、議会の認定をお願いするものであります。  それでは、別冊の企業会計決算書の194ページをお願いいたします。平成23年度恵那市介護老人福祉施設事業報告書によりご説明いたします。  まず、概況の総括事項でございますが、恵那市介護老人福祉施設福寿苑は、特養60名、短期入所10名、通所介護20名の定員で運営をしております。  平成23年度から経営状況や財政状態を正確に把握することを目的に公営企業会計へ移行し、限られた資源の活用と一層の経営改善に努めてまいりました。  事業の状況ですが、1日当たりの利用が特養では56.9人、短期入所12.7人、通所介護が12.7人で、稼働率は特養が91.4%、短期が98.4%、通所介護が61.8%という結果で、いずれも前年を下回る結果となりました。  これは、減少の原因につきましては、年度末にインフルエンザが流行しまして、利用者の制限をしたことが大きな要因として挙げられます。  ②の財政状況につきましては、施設介護及び居宅介護の介護報酬や利用者の一部負担金などの事業収益が3億1,748万2,602円、一般会計からの繰入金などの事業外収益が6,634万8,961円で、合計で3億8,383万1,563円でありました。  一方、施設運営事業費用は総額で4億290万6,916円となりまして、結果1,907万5,353円の純損失を計上するにいたりました。  次に、200ページをお願いします。平成23年度恵那市介護老人福祉施設事業収益費用明細書についてご説明いたします。  施設運営事業収益総額は、先ほど申し上げました3億8,383万1,563円で、その主なものは第1款第1項の事業収益では、施設及び居宅サービスにかかる介護報酬収益、利用者負担金収益と利用者等の利用収益であります。2項の事業外収益につきましては、他会計負担金が主な内容で、これは一般会計からの繰入金です。  次に、201ページをお願いいたします。支出ですが、総額は4億290万6,916円で、その内容ですが、第1款第1項の事業費用につきましては、給与費、材料費ほか光熱水費、ボイラー等の燃料費のほか、給食等の委託費経費及び建物の減価償却費が主なものであります。  202ページの2項の事業外費用は企業債利息であります。  203ページをお願いいたします。平成23年度恵那市介護老人福祉施設事業資本的収支明細書につきましてご説明いたします。  収入につきましては、第1款資本的収入につきましては、一般会計からの支出金のほか市民からの寄附金となっております。  次の204ページをお願いいたします。第1款の資本的支出の主なものは、企業債の償還金であります。  次に205ページをお願いします。平成23年度恵那市介護老人福祉施設事業固定資産明細書についてご説明いたします。本明細書につきましては、有形及び無形固定資産の明細を記載しておりますが、当該年度に整備しました介護ベッド用センサーマットなどの機器備品整備のほか、それぞれの区分の償却費を計上しております。  下段の平成23年度恵那市介護老人福祉施設事業企業債明細書につきましては、福寿苑新館増床部にかかる長期債の状況でございますので、お願いいたします。  戻りまして181ページをお願いいたします。181ページから190ページにかけましてそれぞれの決算報告書でございます。181ページから決算報告書、185ページに損益計算書、186ページに剰余金計算書、188ページに欠損金処理計算書、これは見込みでございます。それから189ページには貸借対照表を添付しておりますので、お目通しのほどよろしくお願いいたします。  以上で認第11号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第72号・平成23年度恵那市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての詳細説明を求めます。  水道環境部長・古山敦啓君。              (水道環境部長・古山敦啓君 登壇) ○水道環境部長(古山敦啓君) それでは、議案書の7ページをお願いいたします。議第72号・平成23年度恵那市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてご説明いたします。  地方公営企業法第32条第2項の規定によりまして、平成23年度恵那市水道事業会計未処分利益剰余金9,933万7,728円のうち4,000万円を減債積立金に、5,000万円を建設改良積立金に積み立て、残余を繰り越すことについて議会の議決をお願いするものでございます。  2つ目としまして、地方公営企業法第30条第4項の規定によりまして、平成23年度恵那市水道事業会計決算について、監査委員の意見を付して議会の認定をお願いするものでございます。  別冊、平成23年度恵那市歳入歳出決算書企業会計分の恵那市水道事業会計決算書8ページをお願いいたします。  未処分利益剰余金の処分についてご説明いたします。地方公営企業法の一部改正によりまして、剰余金の処分につきましては法定積立金の積立義務が廃止され、条例または議会の議決を経て利益及び資本剰余金の処分を行わなければならないことから、利益の処分について議会の議決をお願いするものでございます。  8ページ下段の剰余金処分計算書(案)の4、未処分利益剰余金のところをごらんください。当年度未処分利益剰余金9,933万7,728円のうち4,000万円を企業債の償還に充てるための減債積立金に5,000万円を建設改良工事の財源に充てるための建設改良積立金に積み立て、残余を翌年度に繰り越すものでございます。  次に、決済についてご説明いたします。決算書の14ページお願いいたします。決算の概況でございます。総括的事項でございますが、本年度は、姫栗地区の供用開始がありましたが、3月11日に発生した東日本大震災などによる景気悪化の影響を受けた大口利用者等の使用水量が減少したことなどにより、給水収益は前年度より932万2,000円減少の7億7,778万円でございました。  また、緊急時給水拠点確保事業として前年度に工事着手しました羽白配水池更新事業につきましては、平成24年3月には全ての工事が完了し、旧羽白配水池からの切り替えを行いました。  羽白配水池の容量は1,100立米から3,150立米となり、緊急時の給水拠点として配水池能力の増強ができました。  給水及び経営でございますが、今年度事業概要は、給水人口3万810人、総配水量429万8,000立米、有収水量369万5,000立米、有収率85.98%となり、給水収益は7億7,778万円で、前年度に対して1.2%の減となりました。これは景気の影響などによる使用水量の減少によるものでございます。  一方、事業費用は7億2,607万8,000円で、前年度に対して2.0%の増となりました。これは、償還額の減少に伴う支払利息が減少したものの、前年度に実施した姫栗地区拡張事業や羽白配水池更新事業などの建設改良工事に伴う減価償却費の増や、修繕工事費の増などが主な要因でございます。  この結果、今年度純利益は9,688万円で、前年度に対して3,042万4,000円、24.5%の減となり、前年度の繰越利益剰余金245万8,000円を加え、当年度未処分利益剰余金は9,933万8,000円となりました。  この未処分利益剰余金につきましては減債積立金に4,000万円、建設改良積立金に5,000万円を積み立てる予定としております。  建設改良事業でございますが、今年度は前年度からの継続事業として羽白配水池更新事業に取り組み、ポンプ室の建築や電気計装設備、機械設備や施設内配管工事を実施して、平成24年3月には新配水池の切り替えを行いました。  これらの建設改良費に、企業債償還金を加えた資本的支出の合計は3億8,520万2,000円でした。資本的支出の財源となる資本的収入は、企業債2,490万円、工事分担金及び負担金6,937万9,000円、国庫補助金2,372万5,000円、一般会計出資金2,240万円で、計1億4,040万4,000円となり、資本的収支の不足額2億4,479万8,000円は過年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金処分額等で補填いたしました。以上が決算の概況でございます。  決算書の1ページをお願いします。決算報告書といたしまして、収益的収入及び支出の状況については、経営に関する決算状況であり、3ページは資本的収入及び支出は資本投資に関する決算状況でございます。6ページには水道事業の損益計算書、7ページには剰余金計算書、8ページからには剰余金処分計算書案、9ページには貸借対照表を掲載しております。  14ページから31ページには事業報告書及び附属書類を添付しておりますので、お目通しをお願いいたします。  以上で議第72号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第73号・平成23年度恵那市病院事業会計利益の処分及び決算の認定についての詳細説明を求めます。  医療管理部長・鈴木雅博君。              (医療管理部長・鈴木雅博君 登壇) ○医療管理部長(鈴木雅博君) 議案書の8ページをお願いをいたします。議第73号・平成23年度恵那市病院事業会計利益の処分及び決算の認定につきまして、地方公営企業法第32条第2項の規定により、平成23年度恵那市病院事業会計市立恵那病院未処分利益剰余金5,145万6,806円のうち1,600万円を減債積立金に、2,129万5,000円を建設改良積立金に積み立て、残余を繰り越すことについて、議会の議決をお願いをするものであります。  2では、地方公営企業法第30条第4項の規定によりまして、平成23年度恵那市病院事業会計の決算の認定につきまして議会の認定をお願いするものでございます。  別冊の平成23年度恵那市歳入歳出決算書企業会計の60ページをお願いをいたします。  平成23年度の恵那市病院事業の事業報告をさせていただきます。概況でありますけれども、市立恵那病院は病床数199床、診療科は内科、外科など18科を標榜して診療を行うとともに、通所リハビリテーションセンター「ほほ恵み」を併設し運営をいたしてまいりました。  医師と同様に看護師不足も深刻化する中で、7対1の看護配置基準の維持をはじめ充実した医療や看護の提供による安定した経営に努めてまいったところでありました。
     へき地医療拠点病院としてへき地医療の診療支援に努めまして、山岡、岩村診療所への医師の派遣など病院と診療所の連携に取り組んでまいったところであります。  入院及び外来の状況でありますけれども、入院患者数は延べ5万136人で、前年度に比べまして4,694人の減となりました。8.6%の減であります。外来患者数は延べ6万9,462人で前年度に比べ4,537人、6.1%の減となっております。  65ページには入院、外来の状況、66ページから67ページには診療科別、月別の患者数を掲載しておりますので、お目通しをお願いをいたします。  71ページをお願いをいたします。事業収益の状況でありますけれども、医業収益のうち、入院収益では16億8,612万6,098円で、前年度に比べまして9,543万2,005円の減であります。外来収益では6億615万9,735円で、前年度に比べ781万2,504円の減となっております。  次に、84ページをお願いをいたします。国保上矢作病院でございます。病床数56床、診療科は内科、外科など12科を標榜して診察を行うとともに、かみやはぎ訪問看護ステーションを併設、運営をいたしております。  医師確保が厳しい状況の中で岐阜県からの常勤医師の派遣により常勤3名と非常勤医師により、へき地医療拠点病院として隣接する愛知県、長野県の患者をはじめ各診療所との連携を図りつつ、地域に密着した病院として経営に努めてまいりました。  入院及び外来の状況でありますが、入院患者数は延べ1万7,390人で前年度に比べ1,134人の減、6.1%となり、外来患者数は延べ2万8,856人、前年度に比べまして1,951人、6.3%の減となりました。  87ページには入院、外来の状況、88ページから89ページには診療科別、月別の患者数を掲載しておりますので、お目通しをお願いをいたします。  97ページをお願いをいたします。収益事業の状況は医療収益のうち、入院収益では4億275万8,302円で、前年度に比べまして985万7,625円の減であります。外来収益では3億6,357万5,986円で前年度に比べ1,303万6,239円の減となりました。  それでは戻りまして、決算書の35ページ及び36ページの平成23年度恵那市病院事業決算報告書をお願いをいたします。収益的収入及び支出についてご説明いたします。収入の第1款病院事業収益では、決算額37億8,741万1,433円、うち仮受消費税及び地方消費税700万8,400円で、予算額に比べ2億4,152万3,567円の減となっております。  37ページ及び38ページをお願いをいたします。支出の第1款病院事業費用では決算額37億827万9,728円、うち仮払消費税及び地方消費税が1,683万6,857円で不用額は3億2,065万5,272円となりました。  39ページ及び40ページをお願いをいたします。資本的収入及び支出についてご説明いたします。収入の第1款資本的収入の決算額は1億3,740万8,617円となり、予算額に比べ1,219万1,383円の減となりました。支出では、第1款資本的支出の決算額は1億7,012万9,854円となり、うち仮払消費税及び地方消費税は247万1,530円で、不用額は1,377万146円となっております。  なお、資本的収入額は資本的支出額に不足する3,272万1,237円は当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金及び過年度分損益勘定留保資金で補填をしております。  41ページをお願いをいたします。平成23年度恵那市病院事業損益計算書についてご説明いたします。医業収益から医業費用を差し引きました医療収支につきましては2億1,099万4,807円の損失となり、医業外収益から医業外費用を差し引いた医業外収支は2億8,790万3,439円の利益となっております。  次に、43ページをお願いをいたします。通所リハビリテーション事業の収益はゼロ円であります。訪問看護ステーション事業は163万2,496円の利益となっております。  これらを合わせました当年度の純利益といたしましては7,854万1,128円となりました。前年度繰越利益剰余金、前年度繰越欠損金でありますけども、当年度純利益を加えました当年度末未処分利益剰余金は1億4,381万88円の損失となっております。  49ページをお願いをいたします。平成23年度恵那市病院事業剰余金処分計算書(案)についてご説明をいたします。4の未処分利益剰余金1億4,381万88円の損失から議会の議決による処分額の減債積立金に1,600万円、建設改良積立金に2,129万5,000円を積み立て、繰越利益剰余金、処分残高でありますけれども、1億8,110万5,088円の損失とするものであります。  45ページから48ページには剰余金計算書、51ページから56ページには貸借対照表を添付しておりますので、お目通しをお願いをいたしたいと思います。  なお、決算関係書類の作成上、決算報告書は税込みで、損益計算書及び貸借対照表の財務諸表は税抜きとなっておりますので、書類間の数字と一致しない部分があります。よろしくお願いをいたしまして、これをもちまして議第73号の説明を終わります。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第74号・平成23年度恵那市介護老人保健施設事業会計積立金の処分及び決算の認定についての詳細説明を求めます。  市民福祉部長・纐纈誉資年君。              (市民福祉部長・纐纈誉資年君 登壇) ○市民福祉部長(纐纈誉資年君) それでは、議案書9ページをお願いします。議第74号・平成23年度恵那市介護老人保健施設事業会計積立金の処分及び決算の認定についてご説明をいたします。  1つには、地方公営企業法第32条の2の規定により、平成23年度恵那市介護老人保健施設事業会計利益積立金より1,282万6,544円を取り崩し、繰越欠損金2,211万1,870円に補填することについて議会の議決をお願いすることと、地方公営企業法第30条第4項の規定により、決算について議会の認定をお願いするものであります。  それでは、別冊の企業会計決算書の120ページをお願いいたします。平成23年度恵那市介護老人保健施設事業欠損金処理計算書(案)についてご説明いたします。  法の改正の内容につきましては、議第72号にて説明がありましたので省略します。  4の平成23年度末の未処理欠損金2,211万1,870円につきまして、利益積立金から1,282万6,544円を補填することについて議会の議決をお願いするもので、補填後においても928万5,326円の残高が残りますので、繰越欠損金といたすものです。  次に、126ページをお願いいたします。平成23年度恵那市介護老人保健施設事業報告書によりご説明をいたします。  まず概況の総括事項ですが、恵那市介護老人保健施設ひまわりの入所定員は短期入所を含めまして95名、通所リハビリの定員15名で運営して、看護、介護、リハビリテーションを実施して利用者の能力改善に努めてまいりました。  ①の業務の状況ですが、1日当たりの入所が87.9人、短期入所が5.7人、通所が14.9人で、全体で平均108.5人であります。稼働率は、入所及び短期入所で98.5%、通所が99.8%という結果で、いずれも前年を上回る結果となりました。  2の収益的収支の状況につきましては、事業収益は前年比2.3%の増収となりましたが、事業費用も前年比3.7%の増加となるとともに、特別損失を計上したことによりまして、収支で2,211万1,870円の純損失を計上するにいたりました。  次に、132ページをお願いいたします。平成23年度恵那市介護老人保健施設事業収益費用明細書についてご説明をいたします。  施設運営事業収益総額は4億7,174万4,051円で、その主なものは第1款第1項の事業収益であります。施設及び居宅介護サービスにかかる介護報酬収益、利用者負担金収益と利用者等利用料収益であります。  2項の事業外収益につきましては、他会計からの他会計負担金が主な内容で、これは一般会計からの繰入金でございます。  133ページをお願いいたします。次に支出ですが、総額は4億9,385万5,921円で、その内容ですが、第1款第1項の事業費用につきましては、給与費、医薬品等の材料費のほか光熱水費、ボイラー等の燃料費のほか、給食等の委託経費及び建物の減価償却分が主なものであります。  135ページの2項の事業外費用は企業債利息が主なもので、3項特別損失は過年度損益修正損であります。  136ページをお願いいたします。平成23年度恵那市介護老人保健施設事業資本的収支明細書についてご説明いたします。  収入につきましては、第1款資本的収入につきましては、一般会計からの出資金となっております。支出の第1款の資本的支出の主なものは企業債償還金であります。  次に、137ページをお願いいたします。平成23年度恵那市介護老人保健施設事業固定資産明細書についてご説明いたします。  本明細書につきましては、有形及び無形固定資産の明細を記載しておりますが、当該年度に整備しました給食用配膳車3台の購入にかかる備品のほか、それぞれの区分の償却費を計上しております。  下段の平成23年度恵那市介護老人保健施設事業企業債明細書につきましては、ひまわりの創設当時の長期債の状況でございます。  戻りまして113ページをお願いいたします。113ページから122ページにかけましてそれぞれの決算報告書です。113ページからは決算報告書、117ページに損益計算書、118ページに剰余金計算書、120ページには先ほど説明いたしました欠損金処理計算書(案)、121ページには貸借対照表を添付しておりますので、お目通しのほどよろしくお願いいたします。  以上で、議第74号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第75号・平成23年度恵那市国民健康保険診療所事業会計利益の処分及び決算の認定についての詳細説明を求めます。  医療管理部長・鈴木雅博君。              (医療管理部長・鈴木雅博君 登壇) ○医療管理部長(鈴木雅博君) 議案書の10ページをお願いをいたします。議第75号・平成23年度恵那市国民健康保険診療所事業会計利益の処分及び決算の認定につきまして、地方公営企業法第32条第2項の規定により、平成23年度恵那市国民健康保険診療所事業会計未処分利益剰余金6,076万7,761円のうち1,400万円を減債積立金に積み立て、残余を繰り越すことについて議決をお願いをするものであります。  2では、地方公営企業法第30条第4項の規定によりまして、平成23年度恵那市国民健康保険診療所事業会計決算について、議会の認定をお願いするものでございます。  別冊の平成23年度恵那市歳入歳出決算書の公営企業のほうでありますけれども、156ページをお願いをいたします。平成23年度の恵那市国民健康保険診療所事業の事業報告をさせていただきます。  概況でありますけれども、診療所は三郷、飯地、岩村、山岡、串原の5つの医科診療所と山岡、上矢作の2つの歯科診療所の運営と岩村診療所では恵那市透析センターの運営をいたしております。  平成23年度の外来患者数は延べ4万7,133人で、前年度に比べ2,200人の減となっております。4.5%の減であります。  159ページから161ページには診療所別の患者、延べ人員等の業務量の状況を掲載しておりますので、お目通しをお願いをいたしたいと思います。  162ページをお願いをいたします。医業収益の状況でありますけれども、医業収益のうち外来収益では4億3,503万2,949円で、前年度に比べまして459万1,533円の増となっております。  それでは戻りまして、決算書の143ページ及び144ページの平成23年度恵那市国民健康保険診療所事業決算報告書をお願いをいたします。  収益的収入及び支出についてご説明いたします。収入のうち、第1款診療所事業収益では、決算額6億3,624万5,029円、うち仮受消費税及び地方消費税185万5,400円で予算額に比べ2,961万1,971円の減となりました。  支出では、第1款診療費事業費用は、予算額6億911万7,819円、うち仮払消費税及び地方消費税が1,001万8,789円で、不用額は5,673万9,181円となっております。  145ページ及び146ページをお願いをいたします。資本的収入及び支出についてご説明いたします。収入の第1款資本的収入の決算額は2,666万7,279円となり、予算額と比べ43万7,721円の減となっております。  支出では、第1款資本的支出の決算額は2,885万2,579円となり、うち仮払消費税及び地方消費税は43万8,028円で、不用額は87万2,421円となっております。  なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する218万5,300円は当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金で補填をしております。  147ページをお願いをいたします。平成23年恵那市国民健康保険診療所事業損益計算書についてご説明いたします。医業収益から医業費用を差し引きまして医業収支につきましては9,073万3,222円の損失になり、医業外収益から医業外費用を差し引いた医業外収支は1億1,788万8,560円の利益となっております。  これらを合わせまして、当年度の純利益といたしましては2,715万5,338円となりました。前年度繰越利益剰余金に当年度純利益を加えました当年度未処分利益剰余金は6,076万7,761円となりました。  150ページをお願いいたします。平成23年度恵那市国民健康保険診療所事業剰余金処分計算書(案)についてご説明をいたします。4の未処分利益剰余金6,076万7,761円から議会の議決による処分額といたしまして、減債積立金に1,400万円を積み立てまして繰越利益剰余金を4,676万7,761円とするものであります。  148ページから149ページには剰余金計算書、151ページから152ページには貸借対照表を添付しておりますので、お目通しをお願いをいたします。  なお、決算関係書類上の作成上、決算報告書は税込みで、また損益計算書及び貸借対照表の財務諸表は税抜きとなっておりますので、書類間の数字で一致しない部分がありますので、よろしくお願いをいたします。  これをもちまして、議第75号の説明を終わります。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで認第1号・平成23年度恵那市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、認第11号・平成23年度恵那市介護老人福祉施設事業会計決算の認定について、及び議第72号・平成23年度恵那市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてから、議第75号・平成23年度恵那市国民健康保険診療所事業会計利益の処分及び決算の認定についてまでの15件について、監査結果の報告を求めます。  代表監査委員・市岡孝之君。              (代表監査委員・市岡孝之君 登壇) ○代表監査委員(市岡孝之君) 監査委員の市岡でございます。それでは、決算審査にかかる監査結果についてご報告を申し上げます。  お手元の別冊、平成23年度恵那市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書をごらんいただきたいと思います。  これは、地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定により審査に付された平成23年度恵那市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況について審査した結果、意見を添えて提出させていただきました。  その審査意見書の1ページ目をお願いいたします。審査の対象といたしましては、一般会計及び特別会計では、①平成23年度恵那市一般会計歳入歳出決算、②平成23年度恵那市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、③平成23年度恵那市介護保険特別会計(事業勘定・サービス事業勘定)歳入歳出決算、④平成23年度恵那市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、⑤平成23年度恵那市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算、⑥平成23年度恵那市駐車場事業特別会計歳入歳出決算、⑦平成23年度恵那市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算、⑧平成23年度恵那市遠山財産区特別会計歳入歳出決算、⑨平成23年度恵那市上財産区特別会計歳入歳出決算、⑩平成23年度恵那市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、⑪平成23年度恵那市各基金運用状況、以上11項目でございます。  次に、審査の期間でございますが、平成24年6月28日から8月3日までの間で実施をいたしました。  次に、審査の実施方法でございます。各会計歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び基金運用状況に関する調書並びに関係諸帳簿、会計管理者保管の証書類等を照合、確認して、計数の正確性、予算執行の的確性、基金運用の効率性等について総括的に審査を実施し、あわせて例月の現金出納検査と実地監査の結果を参考にするとともに関係職員の説明を聴取して審査を執行しました。  審査の結果でございますが、審査に付された各会計歳入歳出決算、同事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、いずれも関係法令に準拠して作成され、計数は、関係諸帳簿と符合し、かつ正確であると認めました。また、予算の執行状況は適正であり、おおむねその目的を達したものと認めました。  基金の運用状況に関する調書は、関係諸帳簿と符合し、かつ正確であり、効率的に運用されていることを認めました。  なお、審査の概要と意見につきましては、2ページ以降審査意見書としてお届けしてございますので、お目通しをしていただきたいと思います。  以上が、平成23年度恵那市一般会計、特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況についての審査結果の報告でございます。  続きまして、恵那市公営企業特別会計決算審査の監査結果につきましてご報告を申し上げます。  お手元の別冊、平成23年度恵那市公営企業会計決算審査意見書をごらんいただきたいと思います。地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された平成23年度恵那市水道事業会計、恵那市病院事業会計、恵那市介護老人保健施設事業会計、恵那市国民健康保険診療所事業会計並びに恵那市介護老人福祉施設事業会計の各決算について審査した結果、次のとおり意見を提出させていただきました。  審査意見書の1ページ目をお願いいたします。まず審査の対象、(1)としまして、平成23年度恵那市水道事業会計決算、(2)平成23年度恵那市病院事業会計決算、(3)平成23年度恵那市介護老人保健施設事業会計決算、(4)平成23年度恵那市国民健康保険診療所事業会計決算、(5)平成23年度恵那市介護老人福祉施設事業会計決算、以上の5つの企業会計でございます。  審査の期間でございますが、平成24年6月28日から8月3日までの間で実施をいたしました。  次に審査の方法でございますが、各企業会計の決算書、事業報告書及び付属書類、並びに関係諸帳簿等により審査し、あわせて関係職員の説明を聴取して実施しました。  審査の結果でございますが、審査に付された各企業会計の決算書は、経営成績及び財政状態が適正に表示されており、計数は正確であることを認めました。  なお、審査の概要と意見につきまして、意見書としてお届けしてございますので、お目通しをいただきたいと思います。  以上、決算審査にかかる監査結果の報告を終わります。 ○議長(西尾公男君) 監査結果の報告を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ただいまから認第1号から認第11号及び議第72号から議第75号まで、以上15件についての質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題になっております15件については、9人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これを付託の上、審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) ご異議なしと認めます。よって、決算審査特別委員会を設置し、別紙付託表のとおり審査を付託することに決しました。
     ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名をいたします。  委員には、1番・安藤直実さん、2番・鵜飼伸幸君、3番・纐纈満君、5番・林忠義君、10番・荒田雅晴君、12番・伊藤桂子さん、17番・柘植羌君、20番・鈴木清司君、21番・伊佐地良一君、以上9名を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました9人の諸君を決算審査特別委員会の委員に選任することに決しました。  ここで暫時休憩いたしまして、別室にて決算審査特別委員会を開催していただき、正副委員長の互選と議席の指定を行っていただきます。委員各位は直ちに第1委員会室にご移動願います。  それでは、暫時休憩いたします。 午前11時25分 休憩 ────────────────────── 午前11時42分 再開 ○議長(西尾公男君) 休憩前に引き続いて会議を再開いたします。  ここで代表監査委員・市岡孝之君から発言の申し出がありましたので、発言を許可いたします。  代表監査委員・市岡孝之君。 ○代表監査委員(市岡孝之君) 先ほど監査報告をさせていただいたわけなんですが、その中で書類の訂正を1カ所お願いをいたしたいと思います。  お手元の平成23年度恵那市一般会計特別会計歳入歳出決算及び基金の運用状況の審査意見書の冊子でございます。そこの1ページでございます。そこの2番目、審査の期間、平成24年7月11日から8月3日までと記載がございますが、これは6月28日から8月3日まででございますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(西尾公男君) 休憩中に決算審査特別委員会が開催され、正副委員長が決定いたしましたのでご報告申し上げます。  委員長には、5番・林 忠義君、副委員長には、12番・伊藤桂子さん、以上のとおりであります。  委員各位におかれましては、会期日程により審査をお願いいたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第76号・恵那市暴力団排除条例の制定についての詳細説明を求めます。  総務部長・大塩康彦君。              (総務部長・大塩康彦君 登壇) ○総務部長(大塩康彦君) 議案書の11ページをお願いいたします。議第76号・恵那市暴力団排除条例の制定についてご説明いたします。  提案理由でございますが、暴力団の本質は過去も現在も変わりはなく、暴力団対策法の施行や警察の強力な取締り等により暴力団組織の不透明化や資金獲得活動の多様化、巧妙化などその傾向がますます顕著となっており、依然として暴力団及び暴力団員は市民にとって脅威となっております。  こうした状況の中、岐阜県をはじめ全ての県で、県暴力団排除条例が施行されました。  当市の暴力団の排除はこれまでにも市が管理している施設などの使用について暴力団の排除を進めておりますが、国、県、市、市民、事業者など社会全体でなお一層の暴力団の排除を進めていくことが必要であることから、この暴力団排除条例が県内全市で制定されるものでございます。  この条例の趣旨でございますが、恵那市からの暴力団の排除に関し基本理念を定め、市及び市民等の責務を明らかにするとともに、暴力団の排除に関する措置等を定めるものでございます。  12ページをお願いいたします。第1条は目的で、暴力団の排除を推進することにより市民の安全で平穏な生活を確保し、社会経済活動の健全な発展に寄与することを目的としており、第2条は定義で、暴力団、暴力団員、暴力団員等市民等の定義について規定し、第3条は基本理念で、暴力団の排除は社会全体として暴力団が市民の生活及び社会経済活動に不当な影響を与える存在であることを認識した上で、暴力団を恐れない、資金を提供しない、暴力団を利用しないことを基本として、市、市民等関係機関及び関係団体による連携と協力により推進することを基本理念としております。  第4条は市の責務で、市民の協力を得て、暴力団追放推進センター、暴力団の排除のための活動団体との連携及び協力を図りながら暴力団の排除に関する施策を推進することを市の責務として規定しております。  第5条は市民等の責務で、1項では、暴力団の排除のための活動に相互に連携及び協力を図りながら取り組むよう努め、暴力団の排除に関する施策に協力するよう努めること、2項では、事業者は暴力団を利用しない、暴力団の排除に関する施策に協力すること、3項では、暴力団員と関係を持たないよう努めること、4項では、暴力団の情報を知ったときは警察へ提供するよう努めることを市民の責務として規定をしております。  第6条は、市の事務及び事業における措置の規定で、暴力団、暴力団員と密接な関係を有するものを市の入札に参加させない等の必要な措置を講ずるものとしております。  第7条は、公の施設の使用における措置で、市が設置した公の施設が暴力団の活動の用に供されると認めるとき、当該公の施設の使用を許可せず、または当該公の施設の使用の許可を取り消すことができるものとしております。  第8条は、市民等に対する支援で、暴力団の排除のための活動を促進するため、警察と緊密に連携し、情報の提供、その他の必要な支援を行うものとすることとしております。  第9条は、青少年に対する指導等の規定で、暴力団に加入せず、または暴力団による犯罪の被害を受けないよう、地域、職域等において青少年に対し指導、助言、その他の適切な措置を講ずるよう努めるものとしております。  第10条は、利益供与の禁止で、暴力団の威力の利用や暴力団の活動に協力する目的で、暴力団員等に対し利益を供与してはならないことを規定しております。  第11条は、祭礼等からの暴力団排除の規定で、1項では、祭礼などの行事に関し暴力団を利用しない、暴力団員等であることを知りながら関与させない、開催場所では屋台等を出そうとするものが暴力団員等と知りながら出店させてはならないことを規定し、2項は行事主催者等は当該行事からの暴力団の排除のため警察等と緊密に連携し、必要な措置を講ずるよう努めるものとし、祭礼等からの暴力団の排除をするものでございます。  第12条は、委任を定めてございます。  なお、この条例は、平成24年10月1日から施行するものでございます。  以上で、議第76号の説明を終わります。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、総務文教委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第77号・恵那市山岡交流広場条例の制定についての詳細説明を求めます。  建設部長・安田利弘君。              (建設部長・安田利弘君 登壇) ○建設部長(安田利弘君) 議案書の15ページをお願い申し上げます。議第77号・恵那市山岡交流広場条例の制定についてご説明させていただきます。  提案理由は、山岡町夢未来検討委員会から提案された、気軽に集えるコミュニケーションの場所として旧役場周辺の公共施設分を改修し、山岡町の顔となるような広場を整備することとなりました。  おばあちゃんの手づくりの店や健康増進センター、再整備するコミュニティセンターを利用する人、学童保育の子どもたちが集い、癒される空間としての広場を目指す目的で整備を進めた広場が完成しますので、山岡交流広場の設置管理をするため条例を定めるものでございます。  それでは、条例の概要について説明します。16ページ目をお願いします。第1条では、設置及び管理を、第2条では、名称を山岡交流広場、位置を恵那市山岡町上手向584番地1とし、第3条では、イベント等許可を得て行う行為を定めた行為の制限を、第4条では、広場の目的外施設及び物件を設けて広場を占用する場合の占用の許可を、第5条では、占用の許可を受けた行為の届け出を、第6条では、許可の特例を、第7条では、広場の施設の損傷及び土地の形質変更等、広場内での行為の禁止を、第8条では、広場の工事期間中等の使用の禁止または制限を、第9条では、使用料、第10条では、使用料の減免を、第11条では、許可等に違反しているものの退去命令等の監督処分を、第12条では、権利の譲渡の禁止を、第13条では委任を定めているところでございます。  なお、附則で、この条例の施行日を平成24年10月1日から施行することとしています。  20ページには、第9条の別表として使用料の額を掲げています。なお、料金は都市公園条例を準拠しています。  以上で、議第77号・恵那市山岡交流広場条例の制定について説明を終わります。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、産業環境委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第78号・恵那市山岡地域介護予防拠点施設条例の一部改正についての詳細説明を求めます。  山岡振興事務所長・宮地浩二君。              (山岡振興事務所長・宮地浩二君 登壇) ○山岡振興事務所長(宮地浩二君) それでは、議案書の21ページをお願いいたします。議第78号・恵那市山岡地域介護予防拠点施設条例の一部改正についてご説明いたします。  提案の理由でございますが、山岡さくら会館は、平成13年度の建設以来、地元住民の組織でございます山田区により管理され、また平成18年度からは指定管理者制度に基づく管理が行われてまいりました。  このたび、施設を無償譲渡する協議が整いましたので、のちに議第86号にて今後も地元の集会施設として活用していただくため無償譲渡する議案がございますが、このことによりまして、平成24年9月末で廃止するものでございます。  22ページをお願いいたします。附則によりまして、この条例は、平成24年10月1日から施行するものでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、市民福祉委員会に審査を付託いたします。  ここで1時まで休憩いたします。 午前11時55分 休憩 ────────────────────── 午後1時00分 再開 ○議長(西尾公男君) 休憩前に引き続いて会議を再開いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 議第79号・恵那市老人福祉施設条例の一部改正についての詳細説明を求めます。  市民福祉部長・纐纈誉資年君。              (市民福祉部長・纐纈誉資年君 登壇) ○市民福祉部長(纐纈誉資年君) それでは、議案書23ページをお願いします。議第79号・恵那市老人福祉施設条例の一部改正についてを説明いたします。  恵那市老人福祉施設条例の一部を改正する条例について議会の議決をお願いするもので、提案理由は、介護保険法の規定に基づく指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準の一部改正に伴いまして、この条例を定めるものであります。  それでは、別冊の参考資料、恵那市改正条例議案の概要の2ページをお願いいたします。条例第7条の利用時間につきまして、第1項のアンダーラインで示す、午前9時30分から午後4時までとあるを、午前9時15分から午後4時15分として30分間延長するものです。  それでは、議案書24ページをお開きください。この条例は、附則で施行日を平成24年の10月1日から施行するものとしてありますので、よろしくお願いいたします。  以上で、議第79号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、市民福祉委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第80号・恵那市都市公園条例の一部改正についての詳細説明を求めます。  建設部長・安田利弘君。              (建設部長・安田利弘君 登壇)
    ○建設部長(安田利弘君) 議案書の25ページをお願いいたします。議第80号・恵那市都市公園条例の一部改正についてご説明させていただきます。  提案理由は、中心市街地の活性化に資するため現在のまちなか多目的防災広場を日常的な公園機能のほか、中山道の歴史や文化的資源を活用したイベントの開催など、まちづくり市民活動の拠点となる広場とするため再整備を進めてまいりました。  樹木の植栽を残しておおむね完了したことから、広場利活用検討委員会からの提言も受けて、まちなか多目的防災広場の名称を変更するものでございます。  別冊の参考資料、恵那市改正条例議案の概要の3ページをお願い申し上げます。新旧対照表のアンダーラインの部分が変更箇所でありまして、第2条の表中、まちなか多目的防災広場を中山道大井宿広場に改めるものであります。  なお、この条例は公布の日から施行するものでございます。  以上で、議第80号の説明を終わります。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。本件に対して、13番・水野功教君から質疑の通告がありましたので、発言を許可いたします。  13番・水野功教君。 ○13番(水野功教君) 都市公園条例、本当にいろいろ経過があってここまで来たわけでありますが、今度完成したのち、大勢の人が来てもらえるというふうな場所になるというふうにと思っているわけですが、ここの施設の日常管理責任者は誰なのか、市が直営で管理をしていくのか、それとも誰かにお願いするのか、指定管理でやるか、それについてどのように考えてみますかお伺いいたします。  また、商店街関係では広重美術館、地元からの要望もあってできたわけですが、今度こういうものがまたまちなかの交流施設ができたわけですけど、そこについて、活用については地元の商店街あたりとの約束事、維持管理、それからどのように活用していくかというようなことについての約束事はあるのかどうか、あればどのような内容なのか、それを教えていただきたいと思います。お願いします。 ○議長(西尾公男君) 答弁を求めます。  建設部長・安田利弘君。 ○建設部長(安田利弘君) 最初の、日常管理は誰かという話なんですが、議員言われたように、直営で市都市整備課が管理をいたします。それから、指定管理はというご質問でした。指定管理は考えていません。最後の質問は、約定はありませんかという話ですが、ありません。以上です。 ○議長(西尾公男君) 13番・水野功教君。 ○13番(水野功教君) しかし、直営でということになると、今恵那市は施設を減らしていこうというようなことでずっと努力をしてきておるわけです。そういう中で、直営でやるとなると、じゃあこれで管理費はどうなるかと、一切かからんものかどうなのか、そういうことについても市民にもオール恵那市の人たちにも説明をしていかにゃあかんじゃないかと、そういうふうに思いますが、それについてはどのような計算ができておるのか、きょうここで無理だったら委員会でそれをしっかりと説明しておいていただきたいと思います。  それから、運用、活用について、商店街との約束がないということになると、ちょっとじゃあどうなのかと、まちなか市なんかあちこちで頑張ってやってもらっておりますけども、そういうことについてもないとなるとまたいろいろ心配もする部分も出てくるわけですけれども、やはりここを使ってまちを振興するんだというふうな意気込みというものをもとから出してもらえると、議会としても納得というか、ほかの市民の人たちにも説明ができるというように思うわけですが、当然生きがい、意気込みはもう今は示されて、まちなか市とかいろいろやってみえますから元気はあるとは思いますけれども、それについて、いやこういうふうにやりますよというふうなことを全市にアピールするためにも、何ぞ書きつけがあるといいと思いますが、それについてはいかがでしょうか。 ○議長(西尾公男君) 答弁を求めます。  建設部長・安田利弘君。 ○建設部長(安田利弘君) まず、管理の話でございますが、詳細については委員会の中で金額等々を示してまいりたいと思うんですが、例えば、保険だとか電気料だとかそういうものも入ってまいりますので、そのものについては市が管理するべきだろうというように考えております。詳細は委員会でお話をさせていただきます。  2つ目のご質問ですが、先ほど私、この目的は何かということで提案説明をさせていただいたところなんですけども、やはりこれは中心市街地の活性化に資するという大きな目的がございます。さらに中山道の歴史、文化的資源を活用した定期的なイベント、これはまちなか市であったりいろんなイベントがまいりますんで、そういうものに市民の方々に使っていただくという、そういう施設であるということは認識しているということでございますんで、私たちもPRもしていかなければいけないですし、利用していただきたいというふうに思っているところでございます。以上です。 ○議長(西尾公男君) 以上で通告による質疑は終わりました。ほかにご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、産業環境委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第81号・恵那市串原郷土館条例の一部改正についての詳細説明を求めます。  教育次長・小林規男君。              (教育次長・小林規男君 登壇) ○教育次長(小林規男君) それでは、議案書の27ページをお願いいたします。議第81号・恵那市串原郷土館条例の一部改正につきましてご説明させていただきます。  提案の理由といたしましては、恵那市串原郷土館に指定管理者制度を導入させていただくためにこの条例を定めるものでございます。  別添の参考資料4ページをお願いいたします。アンダーラインの部分が改正内容でございます。第2条の名称及び位置では、字句の改正で次のとおりを読点を加えた次のとおりに改め、第3条は事業内容として郷土資料を広く展示公開をすること、郷土館を文化財として保護し、適切な維持管理を行うことを定め、第4条は施設の管理を指定管理者が行うための条文に改め、第5条は休館日を定め、第6条は利用時間を定め、第7条は利用の許可で、利用をしようとするものは指定管理者の許可を得なければならない旨を定め、第8条は利用の制限を、6ページをお願いいたします。第9条は利用料金の納付を、第10条は利用料金の減免を、第11条は利用料金の不還付を定めております。第12条では特別の設備を持ち込んで利用するときにはあらかじめ指定管理者の許可を受けなければならない旨を定め、第13条は目的外利用と権利譲渡等の禁止を定め、第14条は原状回復義務を、第15条は損害賠償義務を、第16条は指定管理者が行う業務を定めております。第17条は指定管理者の指定の期間を定めております。第18条は規則への委任事項でございます。  8ページをお願いいたします。別表では、2項で利用料金に新たに参観目的以外の利用料金を定めるものでございます。  議案書32ページをお願いいたします。附則といたしまして、この条例は、平成25年1月1日から施行するものとしております。  以上で、議第81号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、総務文教委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第82号・恵那市山岡上山田コミュニティセンター条例の廃止についての詳細説明を求めます。  山岡振興事務所長・宮地浩二君。              (山岡振興事務所長・宮地浩二君 登壇) ○山岡振興事務所長(宮地浩二君) それでは、議案書の33ページをお願いいたします。議第82号・恵那市山岡上山田コミュニティセンター条例の廃止についてご説明いたします。  提案の理由でございますが、山岡上山田コミュニティセンターは昭和62年に建設され、現在は地域住民組織である東3号組により指定管理されておりますが、譲渡協議の結果、施設の老朽化や維持管理を考えると譲渡は困難であるとの回答であったため、土地所有者と協議を進めたところ、取り壊しであれば現状のまま施設の譲渡を受け、観光振興に寄与する施設として再利用したいとの申し出があり、市としても改修費や取り壊し費用が不要なことから、土地所有者の悲佐田はつゑ氏への施設無償譲渡をする協議が整いましたので、後に、議第85号で財産の無償譲渡をする議案がございますが、このことによりまして、平成24年9月末で廃止するものでございます。  34ページをお願いいたします。なお、この条例は、附則によりまして平成24年10月1日から施行するものでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、産業環境委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第83号・契約の締結についての詳細説明を求めます。  水道環境部長・古山敦啓君。              (水道環境部長・古山敦啓君 登壇) ○水道環境部長(古山敦啓君) それでは、議案書の35ページをお願いいたします。議第83号・契約の締結についてご説明をいたします。  契約を締結することについて、恵那市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  契約の目的は、明智浄化センターし尿投入施設建設工事でございます。契約の方法は、指名競争入札、契約金額は、4億1,983万2,000円でございます。契約の相手方は、愛知県名古屋市千種区今池南29-16、共和化工株式会社名古屋支店、支店長永田光三でございます。  この工事は、現在、南部地域において発生します、し尿及び浄化槽、農集汚泥は恵南衛生センターにおいて処理しておりますが、この施設の老朽化により現施設の隣接地に新たに明智浄化センターへのし尿投入施設を建設するもので、本施設は受け入れた、し尿、浄化槽、農集汚泥の前処理、脱水を行い、下水道への排出基準を満たすように希釈した上で、明智浄化センターへ投入する施設であり、地域の環境保全及び公共水域の水質の保全を図るため建設するものでございます。  なお、本契約は平成24年8月1日に仮契約を締結いたしております。  以上で、議第83号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、産業環境委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第84号・変更契約の締結についての詳細説明を求めます。  建設部長・安田利弘君。              (建設部長・安田利弘君 登壇) ○建設部長(安田利弘君) それでは、議案書の36ページをお願いいたします。議第84号・変更契約の締結についてご説明します。  工事委託変更契約を締結することについて、恵那市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  契約の目的は、神ノ木橋架設工事であります。契約金額は、変更前の契約額2億3,205万円を3,034万8,150円を増額いたしまして、変更後の金額を2億6,239万8,150円とするものです。  理由は、当該工事にかかる支持地盤の変更、仮設バイパス排水路設置、交差点形状変更に伴う工事費の増額であります。契約の相手方は、恵那市長島町中野上沼36番地の5、恵中建設株式会社、代表取締役鈴木恭彦であります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、産業環境委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第85号・財産の無償譲渡について及び議第86号・財産の無償譲渡についての、以上2件について詳細説明を求めます。  山岡振興事務所長・宮地浩二君。              (山岡振興事務所長・宮地浩二君 登壇) ○山岡振興事務所長(宮地浩二君) それでは、議案書の37ページをお願いいたします。議第85号・財産の無償譲渡について説明いたします。  次のとおり、財産を無償譲渡することにつきまして、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づきまして、議会の議決をお願いするものでございます。  譲渡する財産の内容につきましては、建物、所在地は恵那市山岡町馬場山田173番地、構造は木造平屋建てで、面積172.66平方メートル、2の譲渡する相手につきましては、恵那市山岡町馬場山田175番地悲佐田はつゑでございます。  譲渡の理由でございますが、この施設は昭和62年に建設され、現在は地域住民組織の東3号組により管理されておりますが、協議の結果、施設の老朽化や維持管理費を考えると譲渡は困難であるとの回答であったため、土地所有者との協議を進めたところ、取り壊しであれば現状のまま施設の譲渡を受け、観光振興に寄与する施設として再利用したいと申し出があり、市としても改修費や取り壊し費用が不要なことから土地所有者である悲佐田はつゑ氏への譲渡をするものでございます。  以上で、議第85号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。  それでは、議案書の38ページをお願いいたします。議第86号・財産の無償譲渡について説明をいたします。  次のとおり財産を無償譲渡することにつきまして、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づきまして、議会の議決をお願いするものでございます。  譲渡する財産の内容につきましては、建物、所在地は、恵那市山岡町馬場山田970番地1、構造は鉄骨造平屋建てで、床面積255.87平方メートル、2の譲渡する相手につきましては、恵那市山岡町馬場山田970番地1、山田自治会会長小木曽美三でございます。  譲渡の理由でございますが、この施設は、平成13年度から地区の住民組織でございます山田区により管理され、平成18年度からは認可地縁団体となり、指定管理制度によりまして管理が行われてまいりました。地元の集会施設としての利用が継続することを認められるとともに、地区としての協議が整いましたので、地区の自主性を尊重した管理、運営を図るため譲渡するものでございます。  以上で、議第86号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。
    ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで議第85号・財産の無償譲渡についてに対し、質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、産業環境委員会に審査を付託いたします。  次に、議第86号・財産の無償譲渡についてに対し、質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、市民福祉委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第87号・市道路線の認定について及び議第88号・市道路線の変更について、以上2件についての詳細説明を求めます。  建設部長・安田利弘君。              (建設部長・安田利弘君 登壇) ○建設部長(安田利弘君) 議案書の39ページをお願いいたします。議第87号市道路線の認定についてご説明します。  道路法第8条第2項の規定により、次の道路を市道路線として認定することについて、議会の議決をお願いするものでございます。  路線番号、01315、路線名、大井町315号線、起点、終点とも恵那市大井町字土々ヶ根であります。この路線は、過去に都市計画法、29条の許可を受けた開発道路の寄付を受けたもので、今回市道認定するものであります。  次に、路線番号、02350、路線名、長島町350号線で、起点、終点とも恵那市長島町字槇ケ根であります。この路線は、過去に位置指定道路されていたもので、寄附を受けたことにより市道認定するものでございます。  次は、路線番号、04176、路線名、三郷町176号線、起点、終点とも恵那市三郷町野井字大沢であります。この路線は、三郷町1号線と三郷町5号線を結ぶ道路として整備を行う計画の路線です。  40ページをお願いいたします。このページは大井町315号線の位置を、41ページは長島町350号線の位置を、42ページには三郷町176号線の位置を示しております。  認定する路線の位置を黒い太い実線で示しており、黒丸が起点で矢印が終点であります。  なお、恵那市市道路線認定の手続きに関する規則第2条、市道路線認定基準に沿うものであります。よろしくお願いいたします。  これで、議第87号・市道路線の認定についての説明を終わります。  続きまして、43ページの議第88号・市道路線の変更についてご説明いたします。  道路法第10条第2項の規定により、次の市道路線を変更することについて、同法第10条第3項において準用する同法第8条第2項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。  路線番号01202、路線名新旧とも大井町202号線は、起点と終点を変更するものであります。起点は大井町字島田でありますが、終点が大井町字島田から大井町字下屋敷へ変更となるものであります。  次に、路線番号01300、路線名、新旧とも大井町300号線は、市道御所の前牧田線にかかる沿道区画整備事業によるつけかえに伴い機能確保のため起点の位置が変更となるものですが、変更前後の起終点の位置については、恵那市大井町字神徳です。  44ページをお願いいたします。大井町202号線の変更前の路線を太い波線で、変更後の路線を太い実戦で路線位置を示しており、黒丸の起点及び矢印の終点位置が変更となっています。  45ページをお願いいたします。大井町300号線の位置を同じように示しており、黒丸の起点の位置が変更となっています。  なお、恵那市市道路線認定の手続きに関する規則第2条市道路線認定基準のただし書きを運用するものであります。よろしくお願いいたします。  以上で議第88号市道路線の変更についての説明を終了いたします。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで議第87号市道路線の認定についてに対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、産業環境委員会に審査を付託いたします。  次に、議第88号市道路線の変更についてに対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、産業環境委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第89号・公の施設の区域外設置に関する協議についての詳細説明を求めます。  経済部長・安江建樹君。              (経済部長・安江建樹君 登壇) ○経済部長(安江建樹君) それでは、議案書の47ページをお願いいたします。議第89号・公の施設の区域外設置に関する協議についてを説明いたします。  地方自治法第244条の3第1項の規定に基づき、本市が中津川市の区域内に公の施設を設置することに関し、議案書48ページの協定書により協議を行うことについて、同条第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  提案理由につきましては、現在、岐阜県が設置、管理をしております恵那山高原国民休養地を譲り受け、来年度から本市が施設の設置及び管理を行うことを計画しておりますが、当該施設用地に中津川市の行政区域が含まれており、中津川市と協議を行うため協定書を定めるものでございます。  48ページをお願いいたします。48、49ページが中津川市と協議をするための公の施設の区域外に関する協定書で、第1条は設置で、根の上高原の自然に親しむ市民等の宿泊の利便を図るとともに、野外レクリエーションを通じ健康の増進を図る目的で、仮称根の上高原国民休養地を設置すること、2条は設置場所で、当市分は恵那市東野字保古山2390番地1外17筆で、所有者が東野生産森林組合で、面積が23万3,728平方メートルで、49ページ、中津川市分は中津川市茄子川字中垣外1688番地44外5筆が所有者東野生産森林組合で、面積が8万8,930平方メートルで、同所1688番地11外3筆は所有者が岐阜県で、面積が13万5,125平方メートルで、合計面積が45万7,783平方メートルで、第3条は費用の負担で、休養地にかかる管理費用は当市が支弁すること、第4条は使用料で、使用料等管理方法は今後当市の条例で定めること、第5条は協議で、この協定に定める事項について疑義または定めにない事項については両市が協議の上、定めることとしています。以上で、議第89号の説明を終わります。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。  18番・光岡克昌君。 ○18番(光岡克昌君) 通告はしてありませんけれども、1点だけ質問をいたします。  今、建設部長より説明がございましたこの恵那山高原国民休養地につきましては、根の上高原と一体化した県立自然公園の一角であります。そんな中で、今後恵那市に岐阜県から管理が移管をされるということでございますけれども、この点について当然市の区分、恵那市、中津川市のちょうど境界でございまして、中津川市分、恵那市分と恵那市がともに管理するということで、支弁については、中津川市分についても恵那市が支弁をするというふうにここで、第3条でうたわれております。  そんな中で、恐らく中津川市との協議をせられたと思いますけれども、中津川市に対してはある程度の中津川市からの支弁をお願いしますということを依頼をされたのか、それとも単に恵那市が引き受けてここで全部管理をするということで引き受けられたのか、その点についてお聞きをしたいと思います。 ○議長(西尾公男君) 経済部長・安江建樹君。 ○経済部長(安江建樹君) それではお答えいたします。  中津川市と管理料の負担について協議を2回ほど行っております。それで、中津川市の考え方は、中津川市として過去に休養地の管理料を支払った経緯がないということ、それから中津川市の行政区域内の土地所有者は恵那市の東野生産森林組合と岐阜県であること、以上をもって費用の負担は困難ということを聞いておりますが、中津川市としても根の上高原は重要な観光資源として考えていいので、新たな観光開発などの計画の案があれば両市で協議をいたし、一部事務組合等を設置してまた振興を図りたいというふうな回答を得ておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(西尾公男君) ほかにご質疑ありませんか。  16番・堀  誠君。 ○16番(堀  誠君) それに関連しまして、岐阜県の県有地というのが入っているんですけども、この用地が移管に伴って当市に移譲されるというような、そういう検討があったのか、そしてなければその県有地に対しての借地料、その件はどのようになっているかお聞きしたいと思います。 ○議長(西尾公男君) 経済部長・安江建樹君。 ○経済部長(安江建樹君) 県有地について、まだ県としっかりした協議は整っておりませんが、無償で借りるということを考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(西尾公男君) ほかにご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、産業環境委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第90号・人権擁護委員の候補者の推薦については人事案件でありますので、詳細説明及び質疑、委員会付託、討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 異議なしと認めます。よって、本件は詳細説明及び質疑、委員会付託、討論を省略することに決しました。  よって、直ちに採決を行います。本件については、採決表示システムによって行います。議第90号・人権擁護委員の候補者の推薦については、原案のとおり同意することに賛成の諸君は賛成のボタン、反対の諸君は反対のボタンをそれぞれ押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 押し忘れなしと認め確定をいたします。  採決結果を報告いたします。賛成23、全会一致であります。よって、議第90号は原案のとおり同意されました。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第91号・人権擁護委員の候補者の推薦については人事案件でありますので、詳細説明及び質疑、委員会付託、討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 異議なしと認めます。よって、本件は詳細説明及び質疑、委員会付託、討論を省略することに決しました。  よって、直ちに採決を行います。本件については、採決表示システムにより行います。議第91号・人権擁護委員の候補者の推薦については、原案のとおり同意することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンをそれぞれ押してください。  ボタンの押し忘れはございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 押し忘れなしと認めて確定をいたします。  採決結果を報告いたします。賛成23、全会一致であります。よって、議第91号は原案のとおり同意されました。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第92号・平成24年度恵那市一般会計補正予算の詳細説明を求めます。  総務部長・大塩康彦君。              (総務部長・大塩康彦君 登壇) ○総務部長(大塩康彦君) それでは、別冊の、平成24年度9月補正恵那市予算書及び説明書の1ページをお願いいたします。議第92号・平成24年度恵那市一般会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ12億4,584万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ277億5,089万9,000円とするものです。  2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページから3ページの「第1表歳入歳出予算補正」によるものです。  第2条の地方債の変更は、4ページの「第2表地方債補正」で、それぞれの事業につきまして追加、変更に伴う補正額を計上しております。  8ページをお願いいたします。それでは歳入からご説明いたします。10款1項1目の地方交付税は、一般財源として普通交付税を交付するものです。12款1項分担金及び負担金、1目農林水産業費分担金は農業施設整備事業に伴う受益者分担金で、14款国庫支出金1項2目災害復旧費国庫負担金の増額は過年度災害にかかるものです。3項2目は省略し、15款県支出金2項1目総務費県補助金は地籍調査事業費補助及び振興補助金の増額です。  2目民生費県補助金の増額は、介護施設整備上矢作の移動支援拠点の立ち上げ支援及び児童虐待対策のための車両購入などの補助です。  4目農林水産業費県補助金の増額は、用水路の修繕及び市内4カ所のため池の防災支援事業です。  5目商工費県補助金の増額は、重点分野雇用創造事業、いわゆる緊急雇用補助事業で、観光協会にアテンダントを配置する10分の10の補助です。  16款は省略し、10ページ、19款1項1目繰越金は、決算を受けて繰越確定額を計上し、20款4項1目雑入は、昨年度の明智町の住宅火災や本年7月の落雷による災害共済金が主なものです。  21款市債1項1目総務債の臨時財政対策債は、算定額に増額し、4目合併特例事業債はまちづくり整備事業費の増額に伴う増額で、5目災害復旧債の増額は昨年秋の台風による災害で、過年度災害として認定された分の起債の増加です。以上で歳入の説明を終わります。  12ページをお願いいたします。歳出、2款総務費1項6目財産管理費の増額は、山岡振興事務所周辺とガレージ整備が主なものです。
     7目企画費は、6月に発足しましたリニアまちづくり構想市民委員会にかかる経費で、8目地域活性化対策費は、明智町吉良見に防火水槽を新たに設置するための経費で、9目市民活動推進費は、基金への積立金です。  10目地域自治推進費、17目地籍調査費、14ページの18目防災諸費は省略し、14ページをお願いいたします。20目運輸対策費は、バス交通計画を策定するもので、特に旧恵那市を中心に見直すものです。  16ページをお願いいたします。3款1項1目社会福祉総務費は、山岡町のひまわり会館の地元移譲の協議は整ったため、整備して引き渡すための工事費と買い物支援事業の実験を行った上矢作で医療支援事業を立ち上げるための補助金が230万円ほどあります。また、社会福祉協議会の補助金を500万円ほど減額したものです。  2目心身障害者福祉費の自立支援給付費の増額は、制度の一部改正により給付費の増額と災害弱者緊急通報システムのペンダント購入費です。  3目老人福祉費は、笠置町の居宅介護施設めぐみのスプリンクラー設置に伴う補助金増です。  4目福祉医療費は、過年度福祉医療費助成金支給事業の補助金精算に伴う返還金です。  6目国民健康保険費から8目後期高齢者医療費までの説明は省略し、20ページ2項2目児童福祉対策費は児童虐待などに対応するための車両を購入するもので、県補助金10分の10が主なものです。  3目保育所費、平成23年6月に平成25年4月開園と1年間開園を延期させていただきましたこども園でございますが、本年6月に民主党が総合こども園を断念いたしました。恵那市としても助成制度確立に期待していただけに大きな影響を受けました。それにかわる現行の認定こども園拡充もその内容がいまだ明らかになっておりません。  そんな中、市独自でのこども園化を検討しておりますが、保育園の保育料と幼稚園の授業料の調整が難しく、また園の名称変更や授業料の変更には議会の議決が必要なことなど、25年4月の開園に間に合わないこととなりました。  したがいまして、さらにもう一年開園を延期させていただきますので、ご理解のほどお願いいたします。  今回の補正は、こども園化の主眼は幼児教育に力を入れることと捉え、そのワンステップとして幼児教育アドバイザーをお願いするとともに、保育園への訪問指導、幼稚園、保育園へのALTの派遣費用を計上いたしました。  22ページ、5項1目国民年金費は省略し、24ページ、4款1項1目環境衛生費は平成25年2月16日から17日に開催される小水力発電サミット負担金が主なもので、5目地域医療対策費は、本年度医師確保の奨学生が1名から2名となったため増額し、積立金は病院施設等整備基金積立金として10億円を計上させていただきました。  6目火葬場費は、落雷による修繕でございます。  26ページ、3項1目水道費は繰出金です。  28ページ、6款1項5目農業農村整備費は、笠置町姫栗の猪狩用水、三郷町野井の上平用水の農業用水路の修繕及び中部用水の管路修繕負担金です。  6目農業施設管理費は、5月28日に発生した大雨による被害が小規模であったため、市の単独補助金を農地、施設5カ所へ補助するものと、明智町の新井、長島町の棒作と興亜、大井町の丸池第1ため池の耐震調査を行うものです。  8目は省略し、30ページをお願いいたします。7款1項3目観光費は、県の補助金を利用して恵那市観光協会に観光案内員の配置、串原のささゆりの湯の水道光熱費の増額分を補填するものと、ささゆりの湯の検討委員会の経費です。  32ページをお願いいたします。8款土木費2項3目道路橋りょう新設改良費の恵那市まち並み整備道路橋りょう事業費の増額は、神ノ木橋架設工事で、仮設バイパス排水路の増設、交安協議による交差点形状変更、橋脚支持地盤の変更によるものです。  34ページをお願いいたします。4項1目都市計画総務費の恵那地区まち並み整備都市計画事業費の増額は御所の前牧田線の進入路水路整備用地賠償に伴う経費の増額によるものです。  4目下水道費は、下水道事業特別会計への繰出金です。  36ページをお願いいたします。5項1目住宅管理費は、市営住宅の修繕料の増額です。  38ページをお願いいたします。10款教育費1項2目事務局費は、大洞の空き家となった長島教員住宅の取り壊し料です。  40ページをお願いいたします。5項2目社会教育振興費は、生涯学習まちづくりセンター開設経費で、4項文化振興費は省略し、42ページ、6項2目スポーツ施設管理費は、毛呂窪体育館の屋根、トイレの改修工事が主なもので、5目学校給食費は山岡給食センターの臨時職員賃金です。  44ページに給与費明細書、46ページに地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照をお願いしまして、議第92号の説明を終わります。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。本件に対して13番・水野功教君から質疑の通告がありましたので発言を許可いたします。  13番・水野功教君。 ○13番(水野功教君) 補正予算、一般会計についてお伺いいたします。  基金についてですが、病院基金10億円、これについての使途、基金は前からあるわけですが、はっきり使徒はどういうふうに使うかということはまだ明確には議員としては聞いておりませんのでお伺いしますが、これは恵那病院の建設費か、それともその後の維持管理費に充てようとしているのか、また、上矢作の病院にも充てるのかと。  市民の中からは、恵那病院に金使って、もうあと上矢作のときにはもう銭はないぞと言われても困るがというふうな心配もしています。この基金は合計でこれで30億円になるわけですけれども、どのように使途は計画をされてみえるのかお伺いをいたします。  それから、歳出のほうで、都市間交通について、全市見直し、これの中身、どういうふうに見直そうとしているのか。私が議員になってからずっとこのバス交通についての見直しの話は住民の要望があって当局にも一般質問なりいろいろ交渉をしておりますが、途中まで行ってはご破算でというふうな格好で繰り返されて、特に大井町の東のほうから岡瀬沢とか、特に市長さんが見えるときは、今やらなできんぞというふうに言っておったんですが、それはまだできとらんというようなことですが、今度の市街地コミュニティ構想は本当にできる話なのかと、これまでどうもできなかったのは、やろうと思って計画したけど、途中まで行ったけれどもお金が要るでもう一遍やり直しになったというふうなことも聞きますが、これについてはちゃんとどういうふうにしてやるつもりなのか、そこについてはっきりお願いをしたいと思います。  それから2つ目、幼保一元化事業、これについては今話がありました。幼保一元化、こども園については、恵那のこども園については来年の4月からやる予定だったけども、もう一年民主党政権がごちゃごちゃにしてしまったもんだからもう一遍、もう一年延ばすというふうな話ですが、これについてはまたもっと委員会のほうで話をされると思いますので、きょうはこの場はそれまでにしておきます。  以上、それでは、都市間交通についてお伺いをいたします。 ○議長(西尾公男君) 医療管理部長・鈴木雅博君。 ○医療管理部長(鈴木雅博君) 病院医療、病院施設等整備基金をどう使うかというようなご質問だと思います。市立恵那病院の再整備におきましては、この病院施設等整備基金を直接整備財源として全額充当するということではなくて、合併特例債や病院事業債などの交付税措置のある有利な起債を優先的に実は借り入れて施設整備を行うということとしております。  こういった起債でありますけれども、交付税の措置がございまして、合併特例債では70%の措置があるということ、それから病院事業債におきましては、一般会計負担分の45%、全体では22.5%ということになるわけですけれども、こういった補填がなされるということであります。  したがいまして、この病院施設等整備基金の使徒につきましては、施設整備における起債対象外が実はできるということもありますので、そういった起債対象外の施設整備費や起債償還などの後年度における、いわゆる投資的経費の繰り出しですね、こういった部分の財源の補填として使用していきたいというふうに考えております。  また、さらに将来的な医療機器等の購入等のこともございますので、運営につきましても将来的なことを含めて活用していきたいというふうに考えております。  それから、上矢作病院のお話がありましたけれども、上矢作病院につきましては、現在まだ将来的にはどういった病院を整備をするか決まっておりません。したがいまして、この基金の中でのこの上矢作病院について入っているかどうかということについては、現時点では入ってはいないというふうに考えております。よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(西尾公男君) 経済部長・安江建樹君。 ○経済部長(安江建樹君) 私のほうからは都市間交通の見直しの内容についてお答えいたします。  現在の公共交通につきましては、平成21年の3月に明知鉄道沿線地域公共交通活性化協議会が明知鉄道を中心といたしました公共交通のネットワークの構築を目指して、平成25年度までの公共交通の連携計画を策定し、現在にいたっているところでございます。  今回の見直しにつきましては、平成26年度からも公共交通の利便性の向上とさらなる利用増進の継続を図ることができるよう、現在の交通計画の見直しを行うもので、特に旧恵那地区においてはバス路線の再編が行われていないという箇所もございますので、重点的に検討いたしたいというふうに考えております。  もう一つ、地域コミュニティ構想の件でございますが、21年に策定はしました公共交通の連携計画では、恵那駅東地区へのバスの乗り入れを検討することになっておりましたが、現在未調整であることから、この件についても今回の見直しの中で検討を図っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(西尾公男君) 13番・水野功教君。 ○13番(水野功教君) 基金につきましては、また委員会でも十分論議されるかと思いますが、都市間交通、バスですね、これにつきましてはずっと私も本当に、私が議員になる前からこれについては市といろいろと折衝もしてまいったことでありますが、特に何度も同じことを何回も何度もやっていると、可知市長になってからずっと同じような状況を繰り返す。どうも中身として担当者がころころとかわると、本当にここのところ、ここに何年もつかなといっつも思っているような状況です。ですから、人事の配置については十分そのしっかり腰を据えて取り組む、簡単にできる話じゃないわけです。  私どもも政務調査費をもらって委員会であちこちその町にも行ってまいりました。そこでは1人のスタッフが本当にその黒字化とか、いわゆるコミュニティなんかもバスからタクシーから使ってそういうものをやっておるところ、富士宮市だったですが、そういうようなところもあるわけです。ですから、職員がその気になって、腰を据えてやれるような人事配置も考えていかなあかんじゃないかと、それがやはり行革、お金のかからない行政ということにもつながるんじゃないかと思いますが、こんどこそしっかりとしたものをつくっていただきますように、しかもお金を優先、コストダウンを優先じゃなしに、市民の便利を優先させると、そういうことで取り組んでいただきたいと、お金が今よりもかかっちゃあかんよというふうなことを前に置くんじゃなしに、金ではなしに、市民の利便性を考えると、お金がかかるんだったらかからない方法は何かないかと、職員が考えると、また市民の声、知恵もかりるというふうな構えで取り組んでいただきたいと。ぜひともよろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 以上で通告による質疑は終わりました。ほかにご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割して審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第93号・平成24年度恵那市国民健康保険事業特別会計補正予算及び議第94号・平成24年度恵那市介護保険特別会計補正予算の以上2件について、詳細説明を求めます。  市民福祉部長・纐纈誉資年君。              (市民福祉部長・纐纈誉資年君 登壇) ○市民福祉部長(纐纈誉資年君) それでは、議案書、予算書及び説明書の49ページをお願いいたします。議第93号・平成24年度恵那市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5,299万4,000円を追加し、歳入歳出予算額の総額を歳入歳出それぞれ57億3,506万1,000円とするものであります。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、50ページの「第1表歳入歳出予算補正」によるものであります。  次に、54ページをお願いいたします。歳入のほうであります。特別会計の前年度繰越額の確定によりまして、11款1項1目で増額補正をお願いし、10款1項1目の一般会計繰入金と2項1目の基金繰入金を減額するものであります。  次に、56ページをお願いします。歳出のほうですが、2款1項1目の一般被保険者療養給付費は財源の組み替えでありまして、次に、58ページをお願いします。10款1項5目償還金の増額につきましては、前年度同様、給付費等の実績に伴う交付決定によりまして、国、県支払い基金の償還金であります。  以上で、議第93号・平成24年度恵那市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について説明を終わります。  次に、予算書の61ページをお願いいたします。議第94号・平成24年度恵那市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。  今回の補正は、事業勘定の既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,475万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ51億6,915万5,000円とするもので、2項の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は次の62ページの「第1表歳入歳出予算補正(事業勘定)」によるものであります。  66ページをお願いいたします。歳入の説明をいたします。4款1項1目介護給付費交付金と4款1項2目の地域支援事業支援交付金の増額は、過年度分の精算による交付金の増であります。  5款3項2目の地域支援事業地域体制事業の県補助金は、地域支え合い体制づくり事業の補助額が確定したため計上するもので、7款1項1目の一般会計繰入金の減は9款の諸収入の増による調整で、8款1項1目繰越金の増は前年度の額の確定によるもので、9款2項3目雑入の増につきましては、介護認定事務費の過年度精算により生じた剰余金を受けるものであります。  次に、68ページをお願いします。歳出の説明であります。1款3項1目介護認定事業費、それから70ページの2款1項1目介護サービス等諸費は財源の組み替えで、72ページの3款1項1目介護予防事業費は地域支え合い事業にかかる介護予防事業費の増のほか、財源の組み替えで、74ページの4款1項1目介護保険給付基金積立金は基金積立額を増額するもので、76ページをお願いいたします。5款1項3目償還金の増は介護保険給付費にかかる地域支援事業支援交付金の国庫補助金支払い基金と県補助金分の精算に伴います返還金であります。  以上で、議第94号・平成24年度恵那市介護保険特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで、議第93号・平成24年度恵那市国民健康保険事業特別会計補正予算に対する質疑を行います。本件に対して13番・水野功教君から質疑の通告がありましたので、発言を許可いたします。  13番・水野功教君。 ○13番(水野功教君) 国庫の補正についてですが、剰余金が出たということですが、これの内容、理由は。今、医療費がふえてかなわんというようなことなんかも、古屋さんが駅前でとてもじゃない聞くに堪えないようなことも言っていましたが、それがふえて、医療がふえているというようなことですが、剰余金が出た、どういうふうな内容でその理由を教えてください。  それから、皆さん、怯えてみえるんですけど、来期は引き続き上げずにしてきてくれるやろうかと。しかし、やはり上げさっせるやろうかというような心配があるわけですが、引き続き何とか据え置き、または引き下げを願われるわけですが、これについてはどのような状況なのか。  それから、国が社会保障一体改革、これをむりやり本当に恥ずかしい格好で国会が通りましたが、これについての影響、国保にどのように影響が出てくると見ておるのか、それについて教えてください。以上お願いします。 ○議長(西尾公男君) 答弁を求めます。  市民福祉部長・纐纈誉資年君。 ○市民福祉部長(纐纈誉資年君) 今、剰余金の内容でございますが、剰余金につきましては、医療費で、昨年度、医療費の伸びを一般被保険者で5.3%見込んでおりました。これが実際には1.9%の伸びになりました。退職者被保険者の伸びにつきましても29.4%ぐらいは伸びるだろうと見込んでおりましたが、結果として12.3%の伸びで低くなりました。  これは、平成23年度ですね、インフルエンザの流行が1月で早目に終息したこと、新しいインフルエンザ等の発症が少なかったこと、あるいは花粉症も前年度と比べまして猛威をふるわなかった、このような結果から非常に予測よりも医療費が低かったということで、結果剰余金が出ましたのでよろしくお願いします。  それから、来期の、25年度の関係ですが、保険料につきまして据え置きかどうかということですが、現在、24年度の医療費見込み、それから保険料の見込み等によりまして、今後国保運営審議会の中でこの秋に議論をしていただきますが、その段階で検討をしていただきますので、きょうの段階で据え置きにするとか値上げするとかしないとかという部分についてのお答えはちょっと保留させていただきたいと思います。  次に、国の社会保障と、税と社会保障の一体改革の影響でございますが、今議員言われるように、8月10日に成立しました社会保障制度改革推進法によれば、医療保険制度は国民健康保険その他の法律の基づく医療保障制度に原則として全ての国民が加入すると、それを維持するということになっております。  そういう中で、医療制度については、財政基盤の安定化、保険料にかかる国民健康保険の負担に関する公平の確保、あるいは保険給付の対象となられる医療範囲の適正化を図ることと定めておりますが、これも今後、国民会議の中で検討して結論を出すというようなことで、現段階ではその結論が出ておりません。  そういう意味で、国民生活にどのような影響を与えるか、今後その会議の進行を見ていきたいと思っております。  今言われておりますのは、公費で2,200億円が投入されるというようなこと、これは財政基盤化の新たな財政基盤の強化ということでありますが、低所得者の保険料軽減等の拡充に活用すると言われておりますが、この実施年度も早ければ26年4月ですが、今の情報ですとまだわかりませんので、遅ければ27年度になるというようなことで、まだまだ情報不足でございますのでよろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(西尾公男君) 13番・水野功教君。 ○13番(水野功教君) 頑張っていただきまして、据え置き、または引き下げ、皆さん、市民から聞くのはとにかく下げてくれと、もう払えんでということで、そういうことが本当に大きいわけです。何とかそんな格好で市民の声なんどもしっかり国のほうに上げていってもらいたいということ。  それとちょっと確認ですけど、先ほど2,200億円と、億円でいいんですね、はい、わかりました。  じゃあ今の件は要望でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 以上で通告による質疑は終わりました。ほかにご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、市民福祉委員会に審査を付託いたします。  次に、議第94号・平成24年度恵那市介護保険特別会計補正予算に対する質疑を行います。  本件に対して、水野功教君から質疑の通告がありましたので、発言を許可いたします。  13番・水野功教君。 ○13番(水野功教君) 介護保険ですが、もうご存じのとおり、38.3%というべらぼうな引き上げということで、市民のほうから窓口のほうにも問い合わせが来ておりますが、どれぐらいの意見、クレームなどが来ておるのか、そしてそれはどのような内容なのか、またこれを分析してそういう教訓にしていくこと、それはどうなのか、それについて教えていただきたいということが一つと。  2つ目として、恵那市はこの介護保険の基金を全部取り崩しをしました。それでも大変だということで38.3%というべらぼうな引き上げをして1,400円東濃では最大の、一番高いところまで行ってしまったわけであります。  しかし、県にはまだ基金が残っているわけです。緊急として取り崩しはしましたけど、まだ3分の1崩しただけでまだ3分の2残っていると、何とかこれも崩して各市町村に回すようにということを先日、21日に、全協のあった日ですが、私は行けなかったんですが、日本共産党の岐阜県の県下の議員団と対県と交渉いたしまして、これについて申し入れをいたしました。  残念ながらすぐわかりましたという返事はなかったですが、このようにして私どもは要請をしておるわけですが、このような県へ恵那市としても事情を話をして、何とか基金を崩すようにというような要請をしたのかどうか。  それともう一つ、このような厳しい値上げをしておるにもかかわらず、繰越金が億の単位で出ておるということになると、これ市民になかなか説明がしにくい部分があるわけですが、この繰越金の内容、なぜここに出たのか、それについて教えてください。お願いします。
    ○議長(西尾公男君) 市民福祉部長・纐纈誉資年君。 ○市民福祉部長(纐纈誉資年君) 1つ目のご質問の市民からの問い合わせ意見についてでございますが、6月20日に65歳以上の方へ改定後の介護保険料の通知を行わさせていただきました。送付翌日の21日、22日にはこの2日間で56件、6月中には90件、7月は約20件、8月は17日までに50件ほどあります。  特に、年金通知が届いた8月の8日、9日の2日間では34件というふうに集中しております。主に電話での問い合わせでございましたが、ご本人及び家族が市役所のほうに来庁された方もありました。また地域包括支援センターにもご意見をいただいた方もありました。  内容としましては、保険料は今言われるように、なぜ上がったのかとか、来年度以降の保険料はどうなるのかと、所得段階区分の収入金額の幅が広すぎるのではないかとかいうような話、あるいは上がることを事前にもう少し周知してほしかった、周知されていないのではないかとか、サービス利用者の負担が、利用する人の負担が1割では少なすぎるんではないかなどのご意見やお問い合わせをいただいたところであります。  市としましては、次期の第6期の計画策定時には皆さんからこうしていただきましたご意見を参考に、所得段階や周知の方法等、さらに検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  また、元気で暮らしてみえる高齢者の方もたくさんお見えになります。そういう方についても介護予防の観点から介護保険料の還元を考慮する必要もあるのかなということで、この辺の検討も今進めておりますので、よろしくお願いいたします。  2つ目の、県へ、県基金の取り崩しを要請したかということですが、この岐阜県財政安定化基金について、市町村が通常の努力をもって生じる保険料の未納や給付費の見込み誤りによる財政不足について交付されるということになっています。市町村単独で通常の計算によって今回は38%以上の値上がりになりましたが、単独減免をするための対象にはなりません。そういうことでご理解いただきたいと思います。  ただ、第5期の計画については国の基準よりも介護保険料の抑制、市町村特別交付金として24年度から3カ年、26年までの3カ年で3,946万2,000円ほどの交付が決定されましたので、ここでご報告いたします。  それから、3つ目の繰越金の内容、理由です。繰越金1億1,650万7,000円の内容についてですが、保険給付費等の翌年度返還金があります。4,880万7,000円ほど。それから、介護給付費の剰余金として6,775万円となっております。23年度の保険給付費は介護サービスの実績によりまして、年間給付額で44億1,943万6,000円を給付しております。  その剰余金ですが、その全体の中の約1.5%ということで、金額は大きいですが、全体給付から見るとそういう形になっております。  また、要介護認定者、約2,600人のサービスの利用料、あるいは要介護認定者の増加を見込んで、年間給付費を算定し、予算計上しておりますので、その結果として繰越額が発生したということでございます。  保険者としましては、1年と通して、要介護認定者が介護サービスを受けられるように保険料給付が不足することを避けなければならないという仕組みでございます。特に保険料算定の最終年度である平成23年度ですね、もう基金を先ほど言われましたように、全て取り崩す中で、保険給付費を1.5%の剰余金につきましては、今後の保険給付のための基金に積み立てるということにして考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  基金の理想は給付額の3%と言われておりまして、今回の補正をお願いし、当初予算で組んでおります基金の積み立て予定額と合わせますと、約2.7%ぐらいの基金が今年度積んでいけると。これを3カ年で有効に使って、最終年には財源不足にならないように努めてまいりたいと思っていますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(西尾公男君) 13番・水野功教君。 ○13番(水野功教君) 大変な38.3%ですね、普通の常識では考えられない公共料金としてですね、考えられない状況ですが、恵那市だけでなしにほかのまちでもちょこちょこあったようでありますが、本当に3.8%ならまだわかるけども38%というのは本当にこれで公共料金かと、これについては今の市民からの窓口への電話などではっきりわかっておるわけですが、そして今度、先ほども基金が10億円積めるというふうな、23年度の決算でいくと14億円もの一般会計では黒字が出とると。そういっておきながら今度は市民に、高齢者にはこういうふうな負担をかけていくと、これが市民の福祉を考える、責任を持つ地方自治体の仕事なのかというふうにも言われるわけであります。  ですから、市役所は貯金していけるけども、庶民はもう本当にふうふうのほうほうのていだと、これから先どうなるかというような心配の中、先日も75歳の子どものない夫婦の方、これがもう葬式代、2人の葬式代だけは何とか手をつけずに残しておこうと思うけれども、年金も10万円そこそこだと、何とか公のほうで面倒見てくれる方法はないでしょうかというふうな問い合わせも来ております。本当に切実、ご存じのとおり消費税がまた10%も上がるというようになると、本当に不安でかないませんので、とにかく今度38.3%は、とりあえず今年度もそうですが、何とか来年度でもいろいろ工面して近々に引き下げることなんかも検討していただきたいと。3年待つのではなく、少しでも切り下げることを検討していただきたい、要望しておきます。以上です。 ○議長(西尾公男君) 以上で通告による質疑は終わりました。ほかにご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、市民福祉委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第95号・平成24年度恵那市簡易水道事業特別会計補正予算及び議第96号・平成24年度恵那市農業集落排水事業特別会計補正予算の以上2件について詳細説明を求めます。  水道環境部長・古山敦啓君。              (水道環境部長・古山敦啓君 登壇) ○水道環境部長(古山敦啓君) それでは、補正予算書及び説明書の79ページをお願いいたします。議第95号・平成24年度恵那市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明をいたします。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,658万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億4,148万7,000円とするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとに金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、80ページ「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。  84ページをお願いいたします。歳入のご説明をいたします。1款2項1目簡易水道負担金は、下水道支障管仮設本設工事が下水道の施工位置変更に伴い必要がなくなったための減で、5款1項1目一般会計繰入金は事業費変更に伴う一般会計からの繰入金の増で、6款1項1目繰越金は前年度繰越金の確定によるもので、7款1項1目雑入は排水管布設補償費で主要地方道豊田明智線及び県道月瀬上矢作線道路改良に伴う工事補償金でございます。  86ページをお願いします。歳出のご説明をいたします。1款2項1目維持管理費は、上矢作簡易水道において、県道月瀬上矢作線道路改良工事に伴う排水管布設替え工事で、道路改良工事が年内着工のための補正で、88ページ、2款1項2目山岡町簡易水道建設費は、西原加圧ポンプ場遠方監視設備工事費で、設備内容が確定したための補正で、3目明智町簡易水道建設費は特環下水道工事の位置変更により水道支障管仮設本設工事が不施工になったための減及び主要地方道豊田明智線道路改良に伴います水道支障管仮設本設工事の増によるものでございます。以上で、議第95号の説明を終わります。  次に、91ページお願いします。議第96号・平成24年度恵那市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の説明をいたします。  今回の補正は歳入予算の補正で、歳入予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入予算の金額は92ページ「第1表歳入予算補正」によるものでございます。  94ページをお願いいたします。歳入の説明をいたします。4款1項1目一般会計繰入金は、前年度繰越金の確定に伴う一般会計からの繰入金の減で、5款1項1目繰越金は、前年度繰越金の確定によるものでございます。  以上で、議第96号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで、議第95号・平成24年度恵那市簡易水道事業特別会計補正予算に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、産業環境委員会に審査を付託いたします。  次に、議第96号・平成24年度恵那市農業集落排水事業特別会計補正予算に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、産業環境委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第97号・平成24年度恵那市駐車場事業特別会計補正予算についての詳細説明を求めます。  建設部長・安田利弘君。              (建設部長・安田利弘君 登壇) ○建設部長(安田利弘君) 9月補正予算及び説明書の97ページをお願い申し上げます。  議第97号・平成24年度恵那市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明させていただきます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ335万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,375万6,000円とするものであります。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、98ページの「第1表歳入歳出予算補正」となります。  102ページをお願いいたします。歳入は、3款1項1目繰越金の増額は、前年度の繰越金の確定によるものでございます。104ページをお願い申し上げます。歳出の1款1項1目の駐車場管理費の増額は、駐車場施設整備基金へ積み立てるため計上したものでございます。  以上で、議第97号・平成24年度恵那市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、産業環境委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第98号・平成24年度恵那市公共下水道事業特別会計補正予算について詳細説明を求めます。  水道環境部長・古山敦啓君。              (水道環境部長・古山敦啓君 登壇) ○水道環境部長(古山敦啓君) それでは、補正予算書の107ページをお願いいたします。  議第98号・平成24年度恵那市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明をいたします。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,175万円を追加し、歳入歳出それぞれ16億3,995万円とするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、108ページ「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。  債務負担行為の変更は、109ページ「第2表債務負担行為補正」によるもので、岩村浄化センター水処理設備工事委託において流量調整槽の運転制御及び監視設備などの変更により、債務負担行為の限度額を変更するものでございます。  地方債の変更は、「第3表地方債補正」によるもので、特環下水道、恵那峡、岩村、明智の各地区において事業量の増加などにより借入限度額を変更するものでございます。  114ページをお願いいたします。歳入のご説明をいたします。3款1項1目下水道事業費国庫補助金は、特環岩村、恵那峡、明智処理区内で行います流量調整槽及び下水道管の布設工事費の補正による国からの補助金で、4款1項1目下水道事業費県補助金は、前年度工事確定による特定基盤整備推進交付金で、5款1項1目一般会計繰入金は事業要請に伴う一般会計からの繰入金の補正で、6款1項1目繰越金は、前年度繰越金の確定によるものです。8款1項1目下水道債は、各処理区における下水道工事の補正による事業債を計上しております。  116ページをお願いします。歳出のご説明をいたします。1款1項1目一般管理費は財源の組み替えで、118ページをお願いいたします。2項2目特環維持管理費は恵那峡処理区のマンホールポンプにおいて劣化によるポンプの能力の低下等がありまして、ポンプ及び制御盤の修繕を行うもので、120ページ、2款1項1目公共奥戸処理区建設事業費は、下水道施設地震対策事業計画策定において恵那市全体を計画しておりますが、岩村地区の検当も必要となり追加策定を行うための委託料の増で、2目特環恵那峡処理区建設事業費は国道19号恵中拡幅に伴う市道取りつけ部の施工が必要となったための増で、3目特環岩村処理区建設事業費は岩村浄化センターの流量調整槽において長寿命化に基づく設定変更による事業費の増で、4目特環明智処理区建設事業費は吉良見地区での施工位置変更による下水道管布設工事費の増及び水道管移設補償費の減によるもので、5目特環竹折処理区建設事業費は、恵那テクノパークからの下水を流用するための計画策定、管渠設計の委託料でございます。  122ページお願いします。3款1項公債費1目元金および2目利子は、岐阜県特定基盤整備推進交付金の補正による財源の変更でございます。  124ページに、債務負担の支出に関する調書及び地方債に関する調書を添付しておりますので、お目通しをお願いします。  以上で、議第98号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。本件に対して、13番・水野功教君から質疑の通告がありましたので、発言を許可します。  13番・水野功教君。 ○13番(水野功教君) 特環岩村ですね、処理方式の変更、これどういうものなのかお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(西尾公男君) 水道環境部長・古山敦啓君。 ○水道環境部長(古山敦啓君) 岩村浄化センターの水処理施設の変更と内容でございますが、これは今言われました処理方式が特に変わるというものではございません。変更自体大きく3つほどございますけれども、1つ目は岩村浄化センター、共用開始から18年が経過しております。で、各設備などに経年劣化が見受けられまして、平成23年度より長寿命化計画を策定しております。その関連で流用調整槽の新設において運転制御及び監視を行う設備については、当初既設の設備の機能に増設するというようなことを考えておりましたけれども、既設の設備、耐用年数が10年に対しまして、もう18年を経過しておるということで、現在ある機器の増設というのは耐用年数の関係から好ましくない、望ましくないということで、流量調整槽の進出に合わせて制御盤を新設するということにいたしました。  2つ目は、各水槽への均等流入を図るための機能の追加ということでございます。これは、この処理場、回分式活性汚泥法と言いまして、1つの槽で流入から浄化まで約8時間の行程が行われておりますが、これを4つの槽で順番にこう1個で8時間、次になるとまたというふうにやっておりますが、各水槽への汚水の流入の均等化を現在連動ゲートで、タイマー制御で行っております。  で、流入量に、その各槽に入る流入量の差がございまして、誤差が大きいということから分配槽でのタイマー制御とポンプ設備による総水量の制御を組み合わせることで各槽への流入水質の均等化、均一化を行うということで、各槽で同じ運転をすることによって安定した汚水処理ができるということから変更しております。  それから、3つ目でございますが、自動スクリーン設置のこの流用調整槽のちょっと躯体の変更とその流用調整槽を施工するときにちょうどここが汚泥の搬出の経路に当たっておりまして、仮設が必要になったということであります。  これは、流用調整槽の建設に当たりましては、調整槽の揚水ポンプの閉塞防止としてスクリーンを設置をいたしますけども、維持管理を容意にするために自動スクリーンを設置するようにスペースを確保するために水路の深さを変更すること及び停電時の対応のたびにオーバーフロー管というのを設け、停電してもオーバーフローして送れるようにするということで、流用調整槽の躯体の変更をしておりました。  で、汚泥の搬出は当初ではこの流用調整槽の掘削線の横を汚泥運搬車が移動できる計画をしておりましたけども、躯体の変更によって動線の確保が困難になったために工事施工時だけ、汚泥搬出に仮設が必要になったと、仮設のベルトコンベアを必要になったということでございます。  これが変更の内容でございます。以上でございます。 ○議長(西尾公男君) 13番・水野功教君。 ○13番(水野功教君) 私がわからないのは、なんでこのような基本的な話が補正で出てくるのか、当初予算でなぜ出てこないのか、そこがわからないわけです。  それについての基本的な話だと思うんですよね。十分段取り立ててやっておれば、このようなことは出てこんと思うんですが、そこのところをどういうようなやり方をやっているのか、それがちょっと心配でお聞きをしたわけですが、それについてコメントをいただければと思いますが。 ○議長(西尾公男君) 水道環境部長・古山敦啓君。 ○水道環境部長(古山敦啓君) 先ほどちょっと申しましたけども、平成23年度から長寿命化計画というのを策定しております。で、策定する中で、いろいろ検討する中でこういうことが必要になってきたということで、申しわけありませんでしたけども、当初予算の部分でちょっと間に合わなかったと、その部分もございまして、今回補正ということでお願いしておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(西尾公男君) 以上で通告のように質疑は終わりました。ほかにご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、産業環境委員会に審査を付託いたします。  ここで3時10分まで休憩いたします。 午後3時00分 休憩 ────────────────────── 午後3時10分 再開
    ○議長(西尾公男君) 休憩前に引き続いて会議を始めます。  建設部長・安田利弘君からの早退の申し出がありましたので許可いたしました。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第99号・平成24年度恵那市遠山財産区特別会計補正予算について詳細説明を求めます。  山岡振興事務所長・宮地浩二君。              (山岡振興事務所長・宮地浩二君 登壇) ○山岡振興事務所長(宮地浩二君) それでは、127ページをお願いいたします。議第99号・平成24年度恵那市遠山財産区特別会計補正予算について説明いたします。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ52万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ602万8,000円とするものであります。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、128ページの「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。  132ページをお願いいたします。歳入でございますが、3款1項1目繰越金52万8,000円の増額につきましては、前年度の繰越金の額の確定によるものでございます。  歳出でございますが、134ページをお願いいたします。1款1項1目一般管理費は基金の積立金でございます。  以上で、議第99号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、総務文教委員会に審査を付託いたしました。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第100号・平成24年度恵那市上財産区特別会計補正予算について詳細説明を求めます。  上矢作振興事務所長・小椋義孝君。              (上矢作振興事務所長・小椋義孝君 登壇) ○上矢作振興事務所長(小椋義孝君) 137ページをお願いします。議第100号・平成24年度恵那市上財産区特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  今回の補正は、歳入の財源組み替えであります。歳入予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入予算の金額は138ページの「第1表歳入予算補正」によるものでございます。  140ページをお願いします。2款1項1目の上財産区基金繰入金の減額は、基金取り崩しの減額でございます。  3款1項1目繰越金の増額は、前年度繰越金の確定に伴う増額でございます。  以上で、議第100号のご説明を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、総務文教委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第101号・平成24年度恵那市後期高齢者医療特別会計補正予算についての詳細説明を求めます。  市民福祉部長・纐纈誉資年君。              (市民福祉部長・纐纈誉資年君 登壇) ○市民福祉部長(纐纈誉資年君) それでは、予算書及び説明書の143ページをお願いします。議第101号・平成24年度恵那市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,179万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億3,739万2,000円とするもので、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、144ページの「第1表歳入歳出予算補正」によるものであります。  次に、148ページをお願いいたします。歳入でございます。4款1項1目一般会計繰入金の減額は、6款3項1目雑入で、保険事業負担金の過年度精算による収入増との調整であります。  5款1項1目繰越金の増は、前年度の特別会計の決算の確定によるものであります。  次に、150ページをお願いいたします。歳出でございます。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金の増額は、過年度精算に伴います納付金の増額に伴うものであります。  以上で、議第101号・平成24年度恵那市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。本件に対して、13番・水野功教君から質疑の通告がありましたので、発言を許可いたします。  13番・水野功教君。 ○13番(水野功教君) きょうは特に民主党政権の弱い者いじめの政策、だらしのない姿勢、国の政治に対して、市民の怒りの代弁としてお伺いをいたします。  後期高齢者医療制度も4%、まだパーセントは低いんですけども、4%を引き上げられました。年金は下がるばかり、そして上がるものばっかりということでありますが、これについてもそれなりに市民にも影響を及ぼしていると思います。それに対してどのような反応、反応と言うか、ご意見があるのか。  それから、先ほども協議いたしましたが、全体の流れは、社会保障と税の一体改革については、全体は、先ほど介護保険でもお伺いいたしましたが、かわりませんが、特に後期高齢者の問題について社会保障一体改革の中でどのような影響があるのか、あれば教えてください。以上、お願いします。 ○議長(西尾公男君) 答弁を求めます。  市民福祉部長・纐纈誉資年君。 ○市民福祉部長(纐纈誉資年君) 後期高齢に関する値上げについて、今議員言われるように4%ほどお願いいたしました。そういう中で、市民からの問い合わせにつきましては10件ほどございます。そのことに関しては今回の保険料の値上げ幅は平均4%、1人当たりの保険料の価格が2,188円ということで、医療費の伸びが4%の増加を見込まれている、また2年間後期高齢については据え置いてきたというようなことをご説明しながら、市民の皆さんにはご理解をしていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  それから、2つ目の社会保障と税の一体改革につきまして、先ほど国保でも述べましたが、基本的には社会保障制度改革、国民会議の議論の結果を得ること、得ていかなければわからんわけでございまして、現在のところは影響はありません。  しかし、今後この国民会議がどういう議論をされているかについては、注視をしながら私どもどう影響するかは検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(西尾公男君) 以上で、通告による質疑を終わりました。ほかにご質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、市民福祉委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第102号・平成24年度恵那市水道事業会計補正予算について詳細説明を求めます。  水道環境部長・古山敦啓君。              (水道環境部長・古山敦啓君 登壇) ○水道環境部長(古山敦啓君) 予算書の153ページをお願いいたします。議第102号・平成24年度恵那市水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明をいたします。  今回の補正は、資本的支出の補正で、既定の資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億7,590万円を2億140万円に、過年度分損益勘定留保資金1億7,126万円を1億9,562万9,000円に、消費税資本的収支調整額435万1,000円を548万2,000円に改め、既定の資本的支出の予定額を補正するものでございます。  支出の第1款資本的支出のうち第1項建設改良費を2,550万円増額し、資本的支出の合計額を2億6,430万円とするものでございます。  なお、155ページに水道事業会計予算実施計画書、156ページに資金計画、157ページに予定損益計算書、158ページから予定貸借対照表を添付しておりますので、ご参照をお願いします。  160ページをお願いいたします。予算説明書によりご説明をいたします。資本的支出でございますが、1款資本的支出1項建設改良費2目拡張工事費は、野井東赤坂地区での水道拡張工事で、設計委託料加圧ポンプ場用地費、工事費などでございます。  以上で、議第102号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については別紙の付託表のとおり、産業環境委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、議第103号・平成24年度恵那市病院事業会計補正予算について詳細説明を求めます。  医療管理部長・鈴木雅博君。              (医療管理部長・鈴木雅博君 登壇) ○医療管理部長(鈴木雅博君) それでは、9月補正予算書の161ページをお願いをいたします。議第103号・平成24年度恵那市病院事業会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。  第2条の業務の予定量の補正では、市立恵那病院の病院医療機器備品等購入事業としまして、災害時の通信に必要な無線機器及びデータ通信用衛星電話の購入経費について66万4,000円を、国保上矢作病院の災害時に必要な衛星電話及びデータ通信用衛星電話の購入経費に67万円を追加するものであります。  第3条の資本的収入及び支出の補正は、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額4,470万円を4,472万2,000円に、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額29万8,000円を30万1,000円に、過年度分損益勘定留保資金4,440万2,000円を4,442万1,000円に改め、収入及び支出の予定額を補正するもので、収入の第1款資本的収入第3項補助金は、災害時の通信機器購入における補助金として132万1,000円を追加し、補助金の総額を358万7,000円とし、資本的収入の総額を2億481万2,000円とするものであります。  支出では、第1款資本的支出第1項建設改良費に既定予定額に133万4,000円を追加し1億5,599万3,000円とし、資本的支出の総額を2億4,953万4,000円とするものであります。  163ページに予算実施計画、164ページに資金計画、166ページから167ページに予定損益計算書、168ページから169ページには予定貸借対照表を添付しておりますので、後ほどご参照くださるよう、よろしくお願いを申し上げます。  170ページをお願いをいたします。恵那市病院事業会計予算説明書によりご説明いたします。資本的収入及び支出のうち、収入の1款資本的収入3項補助金2目県補助金は、市立恵那病院及び国保上矢作病院の災害時の通信確保のための無線機及び衛星電話代の整備に伴う補助金を計上するものであります。  支出の1款資本的支出1項建設改良費3目固定資産購入費では、市立恵那病院及び国保上矢作病院の無線機及び衛星電話代などの購入費であります。  以上で、議第103号の説明を終わります。 ○議長(西尾公男君) 詳細説明を終わります。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここで本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。  13番・水野功教君。 ○13番(水野功教君) 通告がありませんがお願いいたします。  今見ますと、消費税というものが歳出のほうで出てきます。よく言われるのが、損税という話があって、病院などは患者から消費税はもらえないと、しかし発生した消費税は払わないかん。損税という格好で出てくるというふうに聞くわけですが、今度これが3%プラス、5%プラスになるとその分だけ経営を圧迫するというようなことになるというふうに私は思うわけですが、それに間違いはありませんか、確認のためにお伺いいたします。 ○議長(西尾公男君) 医療管理部長・鈴木雅博君。 ○医療管理部長(鈴木雅博君) 消費税の改正によりまして、経営に圧迫があるかどうかということでありますけども、先ほど議員言われるとおり、いわゆる診療報酬等には影響はないということではあります。しかしながら、条例に規定があります、例えば文書料等々消費税のかかるものもございますので、消費税のアップがあれば全くないということではないというふうに思っております。  ただ、現実にどれぐらいになるかというものの試算をやっておりませんので、現時点ではわからないわけですけれども、ある程度はあるんじゃないかというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(西尾公男君) ほかにご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
     本件については別紙の付託表のとおり、市民福祉委員会に審査を付託いたします。 ────────────────────────────────────────── ○議長(西尾公男君) 日程第4 議会第2号・恵那市議会政務調査費の交付に関する条例の廃止についてを上程し、議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  5番・林 忠義君。              (5番・林 忠義君 登壇) ○5番(林 忠義君) それでは、発案書の説明をいたします。  定例会関係書の100ページをお願いします。発案書、議会第2号・恵那市議会政務調査費の交付に関する条例の廃止について、恵那市議会政務調査費の交付に関する条例を廃止する条例を発案する。平成24年8月28日提出。提出者、恵那市議会議員林忠義、賛成者、恵那市議会議員小澤建男、同、畑村眞吾、同、堀井文博、同、光岡克昌。提案理由、地方自治体の財政事情が厳しくなる中、本市においても行財政改革に積極的に取り組んでいることから、議会においても自ら改革を行うこととし、政務調査費の交付を廃止するものとする。恵那市議会議長様。  恵那市議会政務調査費の交付に関する条例を廃止する条例、恵那市議会政務調査費の交付に関する条例(平成19年恵那市条例第65号)は、廃止する。附則、施行期日、この条例は、公布の日から施行する。経過措置、2、この条例の施行の日以降初めてその期日を告示される一般選挙により選出された恵那市議会議員の任期が始まる前日までに、廃止前の恵那市議会政務調査費の交付に関する条例の規定により交付する政務調査費については、なお従前のとおりの例による。  ご審議の上、ご賛同いただきますようお願いいたします。 ○議長(西尾公男君) 提案説明を終わります。  次に本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、会議規則第37条3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。  次に討論を行います。本件に対する討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。本件については、採決表示システムにより行います。議会第2号・恵那市議会政務調査費の交付に関する条例の廃止については、原案のとおり可決することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンをそれぞれ押してください。  押し忘れはございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。  採決結果を報告します。賛成21、反対2、賛成多数であります。よって、議会第2号・恵那市議会政務調査費の交付に関する条例の廃止については原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────── ○議長(西尾公男君) 日程第5 議会第3号・地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書を上程し、議題といたします。  本件について、提案理由を求めます。  5番・林 忠義君。              (5番・林 忠義君 登壇) ○5番(林 忠義君) 関係書102ページをお願いいたします。発案書、議会第3号・地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書、平成24年10月に施行される「地球温暖化対策のための税」の一定割合を、森林面積に応じて地方財源に譲与する仕組みを早急に構築するよう、国に対応を求める意見書を発案する。平成24年8月28日提出。提出者、恵那市議会議員林忠義、賛成者、恵那市議会議員小澤建男、同、畑村眞吾、同、堀井文博、同、光岡克昌、同、水野功教。提案理由、別紙意見書(案)のとおり。恵那市議会議長様。  103ページをお願いします。地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書(案)、地球温暖化防止のための温室効果ガスの削減は、わが国のみならず地球規模の重要かつ喫緊の課題となっており、森林の持つ地球環境保護、国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保持など、「森林の公益的機能」に対する国民の関心と期待は大きくなっている。  また、わが国は京都議定書において、第1約束期間である平成20年から平成24年までの間に、温室効果ガスを6%削減することが国際的に義務づけられているが、そのうち3.8%を森林吸収量により確保するとしている。  当恵那市の総面積は504平方キロメートルのうち77.8%は森林であり、矢作川、庄内川、木曽川の源流地域に位置し森林資源の活用と地球温暖化抑制に寄与している。このような中、「地球温暖化対策のための税」が平成24年10月に導入される一方、「森林吸収源対策などの地球温暖化対策に関する地方の財源確保」については、「平成24年度税制改正大綱」において、「平成25年度実施に向けた成案を得るべくさらに検討を進める」とされている。  もとより、地球温暖化防止をより確実なものとするためには、森林の整備、保全等の森林吸収源対策や豊富な自然環境が生み出す再生可能エネルギーの活用などの取り組みを、山村地域の市町村が主体的に、総合的に実施することが不可欠である。  しかしながら、これら市町村では、木材価格の暴落、低迷や林業従事者の高齢化、後継者不足など厳しい情勢にあり、森林吸収源対策などの地球温暖化対策に取り組むための恒久的・安定的な財源が大幅に不足している。  よって、下記事項の実現を強く求めるものである。  記、二酸化炭素吸収源として最も重要な機能を有する森林の整備・保全等を推進する市町村の役割を踏まえ、「地球温暖化対策のための税」の一定割合を、森林面積に応じて譲与する「地方財源を確保・充実する仕組み」を早急に構築すること。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成24年8月28日、岐阜県恵那市議会、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、国家戦略担当大臣、農林水産大臣、環境大臣、経済産業大臣、衆議院議長、参議院議長。以上、説明を終わります。 ○議長(西尾公男君) 提案説明を終わります。  本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。  次に本件に対する討論を行います。討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。本件については、採決表示システムにより行い、議会第3号・地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書は、原案のとおり可決することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンをそれぞれ押してください。  押し忘れはございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。  採決結果を報告いたします。賛成23、全会一致であります。よって、議会第3号・地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── ○議長(西尾公男君) 次に、地方自治法第243条の3第2項の規定により、市の出資に係る法人の経営状況を説明する書類として、大正ロマン株式会社から提出されております。  その書類をお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 ────────────────────────────────────────── ○議長(西尾公男君) ここでお諮りいたします。議事の都合により、8月29日から9月18日までの21日間を休会としたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾公男君) 異議なしと認めます。よって、8月29日から9月18日までの21日間は休会とすることに決しました。  本日はこれにて散会いたします。ご苦労さんでした。                 午後3時40分 散会 ──────────────────────────────────────────     地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。             恵那市議会             議    長      西 尾 公 男             署名議員  12番   伊 藤 桂 子             署名議員  17番   柘 植   羌...