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平成16年第1回定例会(第1号 3月 3日)

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  1. 恵那市議会 2004-03-03
    平成16年第1回定例会(第1号 3月 3日)


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    最終取得日: 2021-04-30
    平成16年第1回定例会(第1号 3月 3日)         平成16年第1回恵那市議会定例会会議録〔第1号〕                              平成16年3月3日  ────────────────────────────────────────    議 事 日 程(第1号)                    平成16年3月3日(水)午前10時開議   第 1        会議録署名議員の指名   第 2        会期の決定   第 3        報第3号及び認第1号並びに議第1号から議第34号まで一              括上程   第 4        請願について   請第1号       恵那市と恵南五町村合併の判断は、「住民意向調査」で行な              うことを求める請願  ──────────────────────────────────────── 1 本日の会議に付した事件  議 事 日 程(第1号)   日程第 1       会議録署名議員の指名   日程第 2       会期の決定
      日程第 3 報第 3号 専決処分の承認について         認第 1号 平成15年度恵那市病院開設事業特別会計歳入歳出決算の               認定について         議第 1号 恵那市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に               関する条例の一部改正について         議第 2号 恵那市常勤の特別職職員の給与に関する条例及び恵那市教               育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部改正につ               いて         議第 3号 恵那市職員の給与に関する条例の一部改正について         議第 4号 恵那市国民健康保険税条例の一部改正について         議第 5号 恵那市福祉医療費助成に関する条例の一部改正について         議第 6号 恵那市農業集落排水処理施設の設置等に関する条例の一部               改正について         議第 7号 恵那市火災予防条例の一部改正について         議第 8号 岐阜県市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議に               ついて         議第 9号 中津川・恵那広域行政事務組合規約の変更に関する協議に               ついて         議第10号 市道路線の認定について         議第11号 市道路線の変更について         議第12号 損害賠償の額を定めることについて         議第13号 恵那市監査委員の選任について         議第14号 恵那市固定資産評価員の選任について         議第15号 平成15年度恵那市一般会計補正予算         議第16号 平成15年度恵那市簡易水道事業特別会計補正予算         議第17号 平成15年度恵那市下水道事業特別会計補正予算         議第18号 平成15年度恵那市国民健康保険特別会計補正予算         議第19号 平成15年度恵那市農業集落排水事業特別会計補正予算         議第20号 平成15年度恵那市介護保険特別会計補正予算         議第21号 平成15年度恵那市水道事業会計補正予算         議第22号 平成15年度恵那市病院事業会計補正予算         議第23号 平成16年度恵那市一般会計予算         議第24号 平成16年度恵那市簡易水道事業特別会計予算         議第25号 平成16年度恵那市土地取得事業特別会計予算         議第26号 平成16年度恵那市下水道事業特別会計予算         議第27号 平成16年度恵那市交通災害共済事業特別会計予算         議第28号 平成16年度恵那市老人医療特別会計予算         議第29号 平成16年度恵那市国民健康保険特別会計予算         議第30号 平成16年度恵那市駐車場事業特別会計予算         議第31号 平成16年度恵那市農業集落排水事業特別会計予算         議第32号 平成16年度恵那市介護保険特別会計予算         議第33号 平成16年度恵那市水道事業会計予算         議第34号 平成16年度恵那市病院事業会計予算   日程第 4 請第1号  恵那市と恵南五町村合併の判断は、「住民意向調査」で行               なうことを求める請願  ──────────────────────────────────────── 1 出 席 議 員      1番  堀     誠 君       2番  市 川 雅 敏 君      3番  柘 植   羌 君       4番  光 岡 克 昌 君      5番  小 林 敏 彦 君       6番  小 倉 富 枝 君      7番  安 藤 洋 子 君       8番  荻 野 惠 三 君      9番  伊 藤 一 治 君      10番  林   武 義 君     11番  伊佐地 良 一 君      12番  柘 植 弘 成 君     13番  後 藤 薫 廣 君      14番  水 野 善 文 君     15番  市 川 美 彦 君      16番  藤   公 雄 君     17番  土 屋 藤 夫 君      18番  柘 植 成 實 君     19番  渡 辺 鈴 政 君      20番  山 内   隆 君  ──────────────────────────────────────── 1 欠 席 議 員     な し  ──────────────────────────────────────── 1 説明のため出席した者の職氏名     市     長    森 川 正 昭 君     助     役    砂 場 信 次 君     収入役        林   昭 夫 君     総務部長       三 宅 良 政 君     市民福祉部長     渡 村 保 名 君     経済部長       水 野 量 夫 君     建設部長       福 原 茂 美 君     水道環境部長     牧 野 洋 勝 君     総務部調整監     鈴 木 晟 彦 君     市民福祉部参事    林   茂 信 君     建設部調整監     原   敏 郎 君     建設部参事      遠 山 時 仁 君     教育委員会委員長   町 野 正 三 君     教育長        土 方 久 博 君     教育次長       安 藤 史 郎 君     教育委員会事務局長  田 中 秀 雄 君     消防長        曽 我 公 平 君     監査委員       伊佐地 良 一 君     監査委員事務局長   石 原 和 幸 君  ────────────────────────────────────────  1 職務のため出席した事務局職員     議会事務局長     山 田 賢 悟 君     議会事務局次長    渡 辺 厚 司 君     議会事務局書記    山 田 英 正 君     議会事務局書記    井 手 美智子 君  ────────────────────────────────────────               午前10時00分 開会 ○議長(柘植成實君) おはようございます。  開会に先立ち、市民憲章の唱和を行います。  全員ご起立お願いします。                   (全員起立) ○議長(柘植成實君) 事務局長に一節ずつ朗読させますから、続いて唱和をお願いします。  議会事務局長・山田賢悟君。                   (唱和) ○議長(柘植成實君) ご着席願います。  ──────────────────────────────────────── ○議長(柘植成實君) これより、平成16年第1回恵那市議会定例会を開会いたします。  日程に入る前に、諸般の報告を行います。
     地方自治法第121条の規定により、本日説明のため出席する旨報告のありました者を一覧表としてお手元に配付しておきましたので、ご覧願います。  次に、12月1日から2月29日までにおける議会関係諸報告及び11月から1月分の出納検査結果報告の写しをお手元に配付しておきましたので、お目通し願います。  次に、閉会中に受理いたしております陳情は、中野方自治連合会長外5名より、県道中野方七宗線の道路改良に関する要望であります。そのその写しをお手元に配付しておきましたので、お目通し願います。  なお、執行部におかれましては、よろしく処置くださるよう、お願いしておきます。  次に、先般実施されました各特別委員会の行政視察等について、水資源対策特別委員会渡辺鈴政委員長恵那病院対策特別委員会安藤洋子委員長から、それぞれ視察報告等が提出されております。その写しをお手元に配付しておきましたので、お目通し願います。  次に、地方自治法第180条により、報第1号・専決処分の報告について、報第2号・専決処分の報告について、報告がありましたので、お手元に配付しておきましたから、お目通し願います。  以上で諸般の報告を終わります。  ──────────────────────────────────────── ○議長(柘植成實君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、3番・柘植 羌君、14番・水野善文君を指名いたします。  ──────────────────────────────────────── ○議長(柘植成實君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から3月23日までの21日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月23日までの21日間と決定いたします。  なお、会期中の会議予定は、お手元に配付いたしました会期日程表により開催いたします。  次に、一般質問の通告は3月5日午前10時に締め切りますので、それまでに通告書の提出をお願いいたします。質問の内容はできる限り簡潔明瞭にご記入くださるようお願いしておきます。  ──────────────────────────────────────── ○議長(柘植成實君) 日程第3 報第3号及び認第1号並びに議第1号から議第34号まで、36件を一括上程し、議題といたします。  初めに、定例会提案事項の要旨説明と提出議案の概要説明を求めます。市長・森川正昭君。              (市長・森川正昭君 登壇) ○市長(森川正昭君) 本日、平成16年第1回恵那市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様にはご多用の中をご出席いただきまして、ありがとうございました。  平成16年度の予算案並びにこれに関連する案件の審議をお願いするに当たり、市政の基本方針と主要施策について所信の一端を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様のご理解を賜りたいと存じます。  私は、昭和63年の市長就任以来「誠実と実行の市政」を政治信条とし、市の限りない発展と市民福祉の向上のため、懸案諸事業の推進や様々な課題解決のため、市議会におけるご議論あるいはご意見を十分に参考にさせていただくとともに、市内各地、各種諸団体の会議などに積極的に出向いて、その地域の実情をできる限り把握し、また、広く市民の皆様方の声を拝聴しながら、精いっぱいの努力を重ねてまいりました。  振り返れば、当時、恵那市初の都市計画街路「恵那駅前石橋線」が、事業着手以来10年を経ても用地問題が難航し本格工事に着工できず、早期の事業進捗を職員に強く指示したこともありましたが、以来16年、おかげをもちまして本市は、都市基盤の整備をはじめ市政の各分野にわたって懸案諸事業の成果が現れ、恵那のまちが変わってきたことを実感していただけるようになりました。  このことは、中心市街地の活性化として、JR恵那駅周辺の駅前広場や駅西駐車場等の整備、恵那駅前線などの街路整備、国道19号の恵那バイパス4車線化をはじめとする幹線道路網の整備、正家第一土地区画整理事業事業などの効果であり、また、雇用の確保と工業振興のための恵那テクノパークの建設と企業誘致、さらには上下水道の普及率がこの16年間で上水道が約85%──ちなみに63年は70%でありますが──に、下水道が約52%──63年30%──に向上するなど、第三次総合計画並びにこれに続く新まちづくり計画を着実に推進してきた結果と確信しております。  恵那市は、昭和29年に旧8カ町村が合併して市制が施行され、今年で50年を迎えます。高度経済成長とバブルの崩壊、その後の経済の低迷など、我が国が大きく激動した時代の中にあって、本市が歩んできた50年の道のりも決して平たんなものではありませんでした。この間、様々な困難を乗り越え、より住みやすい恵那市を築き上げてこられたのは、先人の方々や自分たちの暮らすまちをより良くしていこうとする市民の皆様の活力があったからこそと思います。  こうした50年の節目に、再び「平成の市町村合併」として、地域の新たな発展を目指し、創造的な議論を進めることとなったわけであります。  市町村合併は、昨年2月3日に法定協議会である「恵那市・恵南町村合併協議会」が発足し、これまでに19回の合併協議会が開催されておりますが、現在、43項目の協議項目中、1、2の項目を除いてほとんどの調整を終了しております。  私は、恵那地域の市町村は運命共同体と考えております。それぞれの市町村が互いの特性を引き出し合い、連携することで、地域の明るい未来が開けてくるものと確信しております。合併は、地方分権や地方財政制度の改革、少子・高齢化などに対応するため必要であり、行財政能力の基盤を強化して、新たな地域発展の可能性を拓く取り組みと考えております。残りの調整項目は、難しい項目ではありますが、お互いに胸襟を開いて調整し、本年10月の新市発足に向けて、精力的に取り組んでまいります。  また、本市の最優先の課題として、国立療養所恵那病院の経営移譲やグリーンピア恵那の跡地利用問題がありました。  国立療養所恵那病院の経営移譲は、市議会をはじめ関係する皆様方のご理解とご協力のおかげをもちまして、昨年12月1日に新生「市立恵那病院」として無事開院することができ、地域医療行政を推進する拠点として、その役割に大きな期待が寄せられることとなりました。  市立恵那病院は、国立療養所恵那病院で培われた医療機能の特色を生かしつつ、地域住民の生命と健康を守るため、地域や患者さんの声を大切にし、市民の目線に立った医療を推進してまいります。また、他医療機関との連携を図るとともに、保健・福祉の機能を合わせ、この地域の基幹医療施設としての役割をはたしてまいります。このため、新年度も市議会のご理解をいただきながら、さらに施設改修整備とMRI等医療機器の整備を行い、救急医療機能の充実、眼科の開設、人間ドックの開始、また、通所リハビリテーション事業の開設等を図り、地域住民の期待に応え得る病院となるよう、運営に当たる社団法人地域医療振興協会とともに努力してまいります。  また、グリーンピア恵那の跡地利用につきましては、地元の要望を受け止める中で、岐阜県と連携して年金資金運用基金と協議を進めてまいりましたが、市民並びに県民の福祉向上に資するため、土地については本市が買い受け、施設整備などは岐阜県で実施していただく方向で、利用計画を策定しているところであります。  計画は、里山体験林構想として、跡地の広大な自然空間と隣接する望郷の森を相互に活  用することにより、針葉樹林──これが東濃檜でございますが──と広葉樹林を活かした森林公園のような位置づけをしながら、子供たちから高齢者までの健康づくりや環境教育の場とするものであり、土地譲渡契約の早期締結に向けて事務を進めてまいります。  そのほか新年度は、新規の事業として、長年の懸案でありました新火葬場の整備に取り組んでまいります。立地は阿木川湖を見下ろす大変景色の良いところで、地元のご協力も得ることができ、17年度に開設する予定であります。また、生涯学習の場となる武並コミュニティセンターの造成、長島小学校の耐震補強なども進めてまいります。  さらに、毛呂窪小学校及び毛呂窪へき地保育園につきましては、施設が老朽化している上、少子化に伴う複式学級や集団保育にも課題がありましたが、このたび地元の皆様の数次にわたる話し合いの結果、ご理解とご協力が得られ、毛呂窪小学校については恵那北小学校の改築に合わせ、毛呂窪へき地保育園についても、やまびこ保育園を増築し、それぞれ平成17年4月をもって統合を行うこととし、そのための諸準備を進めてまいります。ここに、毛呂窪地域の関係の皆様の本問題に関するお取り組みに対し、心から敬意とお礼を申し上げるものであります。  次に、継続実施中の事業といたしましては、新市街地整備としての大崎地区の土地区画整理、恵那駅周辺の基盤整備、水道未普及地域の早期解消と竹折地区など下水道の整備、また、県市連携の、仮称でありますが、東濃スケート場は平成17年12月にオープンを予定するなど、懸案諸事業を着実に推進するとともに、本市の交流基盤をさらに強化するため、国道19号の恵中拡幅、恵那−美並間の美濃東部区域基幹農道の関連としての東雲バイパス整備事業、瑞恵道路計画などを引き続き積極的に促進してまいります。  さて、我が国経済は、米国をはじめ世界経済が回復する中で、大都市圏などでは企業収益が改善し、設備投資が回復するなど明るい兆しも見え始めていますが、デフレ傾向は継続し、特に地方での経済・雇用は依然厳しい状況が続いております。  こうした中で政府は、構造改革の取り組みをさらに拡大し、金融・税制・規制・歳出の4つの改革を加速することで、日銀と一体になってデフレの克服と経済の活性化を目指すとしております。  一方、地方自治体おいては、経済の低迷を受けて税収が落ち込む中で、国の「三位一体の改革」により、国庫補助金1兆円の廃止・縮小と地方交付税1兆2千億円の減額が進められる一方、税源移譲は一部にとどまるなど、少子・高齢化に向けての福祉施策の充実や、生活基盤整備など多くの課題を抱える中で、これまで以上に厳しい財政運営を迫られております。  私といたしましては、こうした現状を認識しつつ、4年目を迎える新まちづくり計画(展開計画)の諸事業を着実に推進し、その目標とする「いきいき田園交流都市」の実現に一層の努力をしてまいる所存であります。  このため、14年度にスタートした「行財政改革大綱」により、さらに行財政の見直しを図り、職員採用の抑制、調整手当の縮減、三役・教育長の給料月額の減額など人件費の削減に努めるとともに、学校・保育園の統合、恵那峡ガーデンの見直し、事務事業委託の推進、市民との協働を基調とする、常に市民に顔を向けた「職員の意識改革」に取り組むなど、引き続き諸改革を進めてまいります。  それでは、最初に平成16年度の予算についてご説明申し上げます。  国の平成16年度予算は、これまでの「改革断行予算」という基本路線を継続し、実質的に平成15年度の水準以下に抑制するとの方針のもと、一般歳出では、社会保障費など義務的経費の増大により対前年度比プラス0.1%とほぼ前年並みとなったものの、公共投資関係費では対前年度比マイナス3.3%となるなど、極めて厳しい内容となっています。  一方、地方財政計画においては、計画人員及び単独事業の削減により、地方交付税が出口ベースでマイナス6.5%と4年連続の減額となりました。また、地方の財源不足を補う  措置として、国と地方が一般会計加算と臨時財政対策債──これは赤字地方債であります  が──で折半するという現行ルールは3年間延長されましたが、その臨時財政対策債もマイナス28.6%と大幅に減額されており、徹底した行政経費の抑制が求められています。  このような状況のもと、新年度の予算編成に当たっては、極めて厳しい行財政環境の中で、これまで以上に事業コストの削減、事務事業の見直しを図りながら、健全財政を維持するための「行財政改革」に全職員で取り組む方針のもと、「新まちづくり計画」の事業実施をはじめ、市民生活に密着した新たな課題に対処するための施策の遂行に重点的に予算を配分することといたしました。  そのような方針に基づいて編成いたしました平成16年度の予算規模は、一般会計151億円、特別会計95億3,660万円、企業会計51億3,060万円、合計297億6,720万円となり、これを平成15年度当初予算と比較いたしますと、一般会計では9.7%の増、特別会計では4.7%の減、企業会計では208.2%の増となっております。一般会計の増額は、新火葬場の整備や恵那北小学校の改築経費、さらには平成7・8年度に起こした減税補てん債の一括償還及びNTT資金の償還経費を計上したことなどに伴うものであり、特別会計では、東野地区農業集落排水事業の処理場が完成したことなどによる事業費の減、企業会計では、病院事業会計の設置による市立恵那病院の施設改修・運営経費の計上、及び水道事業会計の藤・山中・茂立の給水区域の拡張によるものが主な要因であります。  次に、歳入の主な事項について、ご説明申し上げます。  まず、市税につきましては、現下の厳しい経済動向に配慮し、市民税では、0.6%減の15億1,310万円、固定資産税では、家屋の伸びなどにより、1.6%増の21億8,020万円、全体で前年度比0.8%増の42億6,780万円を計上することといたしました。また、税源移譲により新たに設けられた所得譲与税は1,570万円を計上しております。  地方交付税につきましては、地方財政計画と前年度実績を勘案し、対前年度比7.4%減の30億5,600万円を計上するとともに、国・県支出金につきましては、それぞれ事業に見合った金額を積算し、計上したものであります。  市債につきましては、交付税の財源補てん措置となる臨時財政対策債が減少した半面、継続事業等の起債が増加したことにより、前年度比0.7%増の18億4,650万円を計上しております。  また、不足する財源については、財政調整基金を1億円取り崩すほか、起債の一括償還や新火葬場整備などを目的として積み立ててきました減債基金、新火葬場整備基金公共施設整備基金など、合わせて14億7,923万8千円の基金の取り崩しを計上しております。  また、財政運営に当たっては、行財政改革大綱の目標数値である「起債許可制限比率12%以下、経常収支比率80%以下」を視野に入れ、健全財政の保持に努めてまいります。  それでは、16年度の主要な事業を中心に順次ご説明申し上げます。  まず、安全な暮らしの確保であります。  地震対策につきましては、昨年12月、国の中央防災会議において東南海、南海地震対策に関する大綱が決定され、本市も防災対策推進地域の1つに指定されました。これに伴い、今後、国・県との協議を進めながら地震防災対策推進計画を策定するとともに、市民や自主防災隊、女性防火クラブへの防災知識の普及や家具の転倒防止など、日頃からの備えについて啓蒙活動を行います。また、これまでの住宅耐震診断の助成に加えて、耐震補強工事の助成を新たに実施するなど、対策の強化を図ってまいります。  また、増加する救急業務につきましては、高規格救急車を更新し、市立恵那病院や周辺病院との連携を強化するとともに、救急救命士の病院研修、講習を通じて救命技術の向上を図るなど、市民の期待に応えてまいります。消防力につきましては、消防団の小型動力ポンプ付積載車の更新、防火水槽の整備など地域に密着した消防活動の充実を図ってまいります。  次に、安全な交通環境の整備では、交通事故を未然に防止し、市民生活の安全を確保するため、引き続き歩車道の分離や区画線・ガードレールなどの設置を計画的に行うこととしており、新年度は市道永田線の歩道設置を継続して整備するほか、歩道橋の補修等を行ってまいります。  環境保全対策としては、大気観測、河川水質・工業排水調査など定期観測の充実により、公害発生源の監視体制を強化し、市民生活の安全を確保してまいります。公害発生の恐れのある企業には、未然に防止すべく指導の強化、規制の徹底など定期的な監視を行い、必要に応じて地域の環境対策協議会の設立と支援を図ってまいります。また、地域住民との協働により、不法投棄の防止、ダイオキシンや環境ホルモンなど環境汚染物質の抑制などに努め、良好な環境を維持してまいります。  治水につきましては、洪水による被害を未然に防止するため、県管理河川である阿木川、横町川などの河川改修を引き続き促進します。また、ダム対策につきましては、新丸山ダム建設に伴う水源地域整備事業や市道沖の洞線等関連事業を推進してまいります。また、県営中野方生活貯水地整備事業につきましては、おかげさまで順調に工事が進捗しており、16年度中にダム堤体のコンクリート打設が完了する予定であり、引き続き促進を図ってまいります。  次に、少子・高齢化に対応した総合福祉の展開であります。  少子化と高齢化は地域社会の中で極めて重要な課題を含んでおります。地域全体が健康意識を持ち、乳幼児から高齢者に至るまで、健康で安心して健やかに暮らせるよう、心と体の健康づくりに取り組んでまいります。  地域福祉の向上を図る上で、市民福祉の中核を担う社会福祉協議会の役割は、ますます重要となっています。このため、社会福祉協議会では地域福祉の推進役として、市民と事業者・活動団体等が協働して互いに活動していくため、「地域福祉活動計画」の策定を進めています。前年度に引き続き、各地域の住民、関係団体等の需要調査、意見交換などの策定作業の取り組みを積極的に支援してまいります。  児童福祉につきましては、急速な少子化の進行を踏まえ、次代を担う子供たちが健やかに生まれ、育成される環境を整備するため、次世代育成支援対策推進法が昨年制定されました。これに伴い、国、地方公共団体、事業主が一体となって対策に当たる「行動計画」の策定を進めており、新年度も引き続き恵南町村と共同して、地域のニーズ調査やサービス供給基盤に関する調査などに取り組んでまいります。  保育園におきましては、家庭の需要に応じた特別保育や低年齢児保育の充実を図るとともに、地域子育て支援センターを中心として、子育て相談やボランティアの育成を進めるなど、仕事と育児が両立できるよう家庭への支援をしてまいります。また、緊急、深刻な児童虐待やドメスティック・バイオレンス──これは配偶者からの暴力でございますが──の対応についても、県関係機関などと連携して対策を進めます。  高齢者福祉につきましては、平成12年度に始まった介護保険制度も5年度を迎え、制度が定着し、各種サービスの受給者も年々増加してまいりました。これに対応して、利用者が自らの選択により良質なサービスが享受できるよう、サービスの質・量の充実や計画的な基盤整備を促進し、円滑な事業運営を図ってまいります。なお、新年度では、民間法人で整備される介護老人保健施設の建設補助等を行ってまいります。  障害者福祉につきましては、自己選択と自己決定を基本とする支援費制度の中で、サービス利用者にとって必要なサービスを円滑に提供できるよう、利用者本位のきめ細かな対応を図るなど、制度の推進に努めます。  また、精神保健分野におきましては、在宅精神障害者の日常生活の支援とするヘルパー派遣事業への助成を行うほか、小規模作業所への助成や精神障害者の置かれた地域での諸問題に積極的にかかわることにより、精神障害者の自立と社会復帰に努めてまいります。 保健・医療の充実につきましては、市民全体が健康意識を持ち、自己の健康管理ができるよう、関係方面と連携を図りながら、健康寿命延伸のための歯科予防や生活習慣病の克服など、心身の健康づくりを積極的に支援してまいります。このため新年度から、増加しつつある「前立腺がん」の検診を新たに加えるとともに、「健康日本21」に基づく壮年期を中心とした保健計画の策定を引き続き進めてまいります。  また、地域医療の確保につきましては、市立恵那病院を中心に各医療機関のご協力をいただきながら「在宅当番医制」や「病院群輪番制」を整え、夜間・休日や救急時における医療の確保を引き続き図ってまいります。  国民健康保険事業につきましては、保健、福祉部門との連携を一層強化し、効率的で的確な事務執行を進めてまいります。また、国民年金につきましては、市民一人ひとりの年金権確保のため、引き続き社会保険事務所との連携による年金相談業務の充実に努力してまいります。  柱の第2は、「便利で美しいまち」をつくるための施策であります。  まず、機能的で調和のとれた都市基盤の整備であります。  中心市街地は、防災対策と恵那駅前線のバイパス機能を兼ねた市街地西側の街路葛沢桑下線及び羽根平学頭線の整備、さらに駅前広場へのアクセス向上を図る街路恵那駅惣の神線の整備を引き続き推進してまいります。   また、土地区画整理事業では、おかげさまで大崎地区──施行区域19.3ヘクタールでありますが──の仮換地指定の手続が行われました。新年度は道路水路等築造工事に引き続き取り組むなど、大崎土地区画整理組合への積極的な支援を行い、総合的なまちづくりを推進してまいります。  都市間交通の整備としましては、恵那地域と東三河地域を直結する三河・東美濃連絡道路の整備促進を、関係市町村で構成する「建設促進協議会」を中心に、国・県等関係機関に対し積極的に働きかけてまいります。  国道19号では、恵那−中津川間の未整備区間2.95キロメートルのうち、恵那市分1.15キロメートルについて、引き続き用地取得を重点的に進め、4車線化の促進を図るとともに、関連する市道の整備を推進します。また、恵那−瑞浪間の瑞恵道路につきましても、都市計画決定に向け、なお一層努力してまいります。そのほか、国道418号及び県道恵那八百津線は、新丸山ダム関連による丸山バイパスを促進する中で、市内全線の早期改良を目指して努力してまいります。  県道の整備につきましては、主要地方道恵那白川線、県道大湫恵那線及び阿木大井線など引き続き県との連携を密にして促進してまいります。さらに、主要地方道恵那蛭川東白川線の木曽川架橋、仮称でありますが、新東雲橋を含む東雲バイパス整備事業につきましては、用地取得を進め、道路本体工事の着実な整備促進を図ります。一般市道の整備では、市民の利便性を向上するため、寺田石山線、垣外後田線などの継続事業について重点的に整備してまいります。  また、恵那市の玄関口でありますJR恵那駅は、交通結節点として明知鉄道、バス・タクシー等の乗り入れがあり、1日の乗降客が6,800人程あります。高齢者や障害のある方も大勢利用され、恵那駅のエレベーター設置などの駅周辺のバリアフリー化が強く求められております。新年度において「交通バリアフリー化基本構想」を策定し、重点地区の指定や整備方針等を定めてまいります。  次に、自然と調和した生活環境の整備であります。  平成15年4月に稼働を始めたRDF炭化施設「エコセンター恵那」は、廃棄物循環型社会のシステムの一翼を担ってごみ処理を行っており、今後とも安全で効率的な稼動を進めてまいります。  また、家具などの粗大ごみは、これまで一定の大きさに切って出していただきましたが、そのままの形で処理場へ持ち込むことができるようにするなど、ごみの出し方の見直しも図り、市民サービスの向上に努めてまいります。  長年の懸案となっておりました新火葬場につきましては、ダイオキシン対策をはじめ、周辺環境に十分配慮した施設として、平成17年10月の供用開始に向けて建設に着手いたします。  上水道事業につきましては、膜による高度処理浄水を引き続き供給するとともに、阿木川ダム水源地の水質の調査研究及び水質改善施設の整備を今後とも関係機関に働きかけてまいります。また、飲料水の水質に対する不安を解消し、水質の安全を確保するとともに、緊急時に対応するため、水道水質モニター制度を全給水区域で実施します。また、水道未普及地域の解消につきましては、武並町藤山足地区及び東野白坂地区の配水池及びポンプ場の基幹施設を重点的に整備します。  簡易水道事業では、飯地簡易水道の利用促進を図るとともに、一部供用した中野方簡易水道については、県営中野方生活貯水池の完成に併せた全戸給水を目指します。また、水道未普及地域の解消のため、笠置町毛呂窪地区の認可設計に入るとともに、姫栗地区、河合地区、及び三郷町椋実地区の水量調査及び計画検討を進めてまいります。  公共下水道事業につきましては、第七期事業計画による汚水・雨水整備を進め、水洗化の普及促進、雨水による浸水地域の解消を順次図ってまいります。また、特定環境保全公共下水道事業は、武並町竹折地区での管渠工事を引き続き進めるとともに、処理場の用地購入・実施設計を行うなど事業の推進を図ります。  また、農業集落排水事業では、本年4月に供用開始する東野地区の管渠工事を引き続き進めてまいります。さらに、下水道計画区域外の一般家庭の水洗化対策といたしましては、合併処理浄化槽の整備促進に努めてまいります。  住宅施策につきましては、住宅マスタープランに基づき建て替えを進めてまいりました鏡山住宅は、A棟に続き、本年2月にB棟が完成しました。新年度は進入路の造成工事等を進めることとしており、健康で文化的な住環境の整備に努めてまいります。  柱の第3は、「豊かで活力あるまち」をつくるための施策であります。  まず、地域産業の持続的発展であります。  農業の現状は、米消費の減少等による米価の低迷、生産調整の激化、高齢化の進行等により厳しい環境にあり、耕作放棄地の増加など、農業経営・農村環境の悪化を招いております。このような状況の中、国は「米政策改革大綱」により、農業者・農業者団体が主役となる「米づくりの本来あるべき姿」を平成22年までに実現するための改革方針を示し、水田農業経営の大きな転換を図ることとしております。  本市におきましては、国の施策に対応するため、平成15年度に「恵那市地域水田農業ビジョン」を策定し、農業者・農業者団体が自らの創意工夫、実践力を活かして地域の農地を守る「集落営農の組織化」を推進し、地域の特色を活かした持続的・安定的農業経営と、潤いとゆとりのある農村環境づくりに努めることとしております。  また、緑資源機構が実施する美濃東部区域農用地総合整備事業や新丸山ダム関連の飯地地区農村活性化住環境整備事業について、引き続き事業の促進を図ってまいります。  次に、林業の振興でありますが、林業を取り巻く環境は、国産材の価格低迷など採算性の悪化による林業生産活動の停滞や森林所有者の高齢化など、大変厳しい状況にあります。一方、水源涵養や地球温暖化の防止など森林が有する公益的機能の発揮に対する住民の期待は高まっており、森林整備は急務であります。  このため、間伐の促進に一層努めるとともに、森林施業に不可欠な現況調査や施業区域の明確化などを促進する「森林整備地域活動支援交付金制度」により、協定を締結した700ヘクタールの活動支援を進めてまいります。また、引き続き飯地町の大沢線、武並町藤の神田線の開設整備を進め、森林経営の効率化を図ります。さらに県産材の利用を促進するため、県の大型公共施設木造化支援事業を活用し、痴呆老人のグループホームの建設を助成いたします。  商業・サービス業の振興につきましては、恵那駅前を中心とした商店街は本市の顔であり、その活性化を図ることが、まちづくりにおいて重要な課題であります。商店街の自主的・主体的取り組みはもちろんのこと、これを支援するため、商工会議所・行政・消費者である「市民」が連携することが必要であります。
     市といたしましては、交通網などの基盤整備に加え、商店街が発行を計画している「プレミアム付き商品券」の支援や、空き店舗対策を関係機関と連携して進めてまいります。  観光の振興につきましては、開峡80年を迎えた本市最大の観光地である恵那峡は、「かんぽの宿」や「恵那峡ワンダーランド」の再開などにより、入り込み客の増加が感じられるようになりました。市ではこれまで、散策道の整備や無料駐車場の改修などに努めてまいりましたが、新年度は、恵那市観光協会が進めているマレットゴルフ場の整備や開峡80周年記念事業を支援してまいります。  雇用情勢につきましては、一部に回復の兆しもありますが、依然厳しい状況に変わりがありません。こうした中、恵那テクノパークでは、既に第2期の設備投資をされた企業もあり、新たな雇用の創出が期待されるところでありますが、新年度においても、恵那地域雇用対策連絡協議会を通じ、高等学校と企業の相互連絡を密にした広域的な取り組みを図るとともに、ハローワーク恵那と連携しながら雇用の場の確保に努めてまいります。  次に、「情報化と交流の推進」であります。  行政の情報化においては、合併を目前に控え、調整方針において承認された内容に基づいて、確実なシステム統合やネットワーク統合を行うための事務を進めてまいります。特に住民情報や戸籍の情報などは合併直後から運用可能となるよう諸準備を進めてまいります。  また、情報化社会の進展に対応するため、地域の情報化を「情報化推進計画」に基づき推進してまいります。既に多くの方々にご利用いただいている「エナット」に加え、15年度に基本調査を起こったケーブルテレビ事業についても国へ要望しており、地上デジタル放送とブロードバンド環境への対応を図るなど、市民生活の利便性の確保に努めてまいります。  地域間交流につきましては、中山道広重美術館をはじめ、恵那峡などの既存観光地や、平成17年にオープンする予定の東濃スケート場を通じて積極的に取り組んでまいります。  また、平成11年度に着手した田園空間整備事業は本年3月に完了いたしますが、今後、この事業により整備した施設と棚田や農村地歌舞伎などの地域資源を有効に結び付け、地区全体を博物館として情報発信するとともに、農村地域と都市との交流の場として活用を図ってまいります。  柱の第4は「未来を担う人を育むまち」をつくるための施策であります。  まず、恵那を担う人づくりであります。  未来を担う人を育むために、今日求められるのは、家庭、地域の教育力の向上であり、そのためには市民と行政が一体となって諸施策を展開する必要があります。  人づくりの基礎は、乳幼児期から青少年期にあります。そのため、子を持つ親を対象とした家庭教育事業を充実し、同時に地域の人たちと学校、行政が連携して地域づくりを進め、地域に根差した青少年育成活動や週休5日制に対応した青少年への各種講座など、多様な施策を通じて積極的に人づくりの基礎を固めます。地域の教育力を育む1つの拠点は公民館であり、公民館を主体とした地域づくりの活動、市民の学習意欲を促す公民館講座などを積極的に進めます。また、新しい地域コミュニティーの場として、武並コミュニティセンター建設事業に取り組んでまいります。  豊かな市民生活に芸術文化は欠かせません。恵那市文化振興会、中山道広重美術館は、このために質の高い各種諸事業、展覧会等を開催し、潤いのある生活を享受できるよう努めます。  また、先人の文化遺産は市民の宝であり、誇りとなるものであります。地域の歴史と文化を市民の生活の中に活かし、大切にしていくことは地域の活性化にもつながるものであり、正家廃寺の整備計画のほか、各種の文化財等の調査、活用を進めます。  また、市民生活に密着したスポーツ活動がより活発に継続的に行われるよう、環境整備に努めるとともに、恵那市体育連盟の充実・強化を図りながら、体力・健康づくりを目指した生涯スポーツ活動を推進してまいります。  次に、学校教育においては、「規律と対話のある教育」「確かな学力がつく授業」「特色ある学校づくり」の3つの指針に基づいた教育を推進してまいります。  「確かな学力がつく授業」では、教職員の研修の充実、少人数指導等の展開により、きめ細かな指導を行い、基礎基本の確実な定着を図ります。また、それを支援する施策として、小学校に続いて全中学校で新機種に更新するパソコンの積極的活用と外国語外部講師の充実、学力テストの実施と活用等を進めてまいります。  「特色ある学校づくり」では、各幼稚園・学校が創意工夫して地域の自然環境や文化、人材を活かした教育課程を編成し、園児・児童生徒が、学校と地域社会との連携の中で、地域に愛着を持ち、健全に成長していくよう、「特色ある学校づくり支援事業」を引き続き実施してまいります。  また、生徒指導の問題、いじめや不登校等の問題解消のために、恵那市適応指導教室の活動を充実するとともに、「心の教室相談員事業」を引き続き実施してまいります。  次に、地域に開かれた学校施設の整備でありますが、恵那北小学校の改築につきましては、継続事業である校舎棟の建設工事を進め、来年3学期から新校舎での授業を始める予定であり、さらに体育館の建設工事に着手してまいります。また、東南海、南海地震等の対策として、長島小学校の耐震補強を進めてまいります。  次に、市民と行政の協働によるまちづくりであります。  本市を担う市民や市民団体、企業などと行政が協働してまちづくりを進めることが、魅力あるまちを創出するために必要不可欠であります。  今年で9年目を迎える、まちづくり活動助成事業による助成を受けた市民団体は延べ213団体に上りますが、団体が個々に活動することから、相互に交流・情報交換する中で団体同士が連携し、より効率的で大きな市民活動に発展させるための母体組織として、昨年10月に「恵那市まちづくり市民協会」が誕生いたしました。市といたしましては、まちづくり市民協会の充実のための支援を行うとともに、まちづくり基金市民活動助成事業の審査会やまちづくり市民講座などを共同開催しながら、住民参加と協働の仕組みづくりをより一層進めてまいります。  また、市民が活発なコミュニティー活動を通じ、地域社会との連帯感を深め、潤いのある生活ができるよう、自治会支援や地域集会施設建設助成を引き続き進めます。  平成14年10月に、恵那市男女共同参画プラン策定のためのワーキングチームが発足して以来、男女が互いに尊重し合い、良きパートナーとして家庭・職場・地域社会などあらゆる分野で共に参画し、活躍できる社会の実現を目指して計画策定を進めてまいりましたが、数次にわたるワーキングチームと同懇話会での協議を経て、このたび完成することができました。今後は、このプランを具現化するため、男女共同参画講座などの開設や市民の皆様への積極的な啓発活動を進めてまいる所存であります。  以上をもちまして、市政運営についての基本方針と新年度の施策等について申し上げました。  冒頭で述べましたように、本年は市制施行から50年を迎える大きな節目の年であります。私は、この年を恵那市の新しい時代を創造する契機としてとらえ、市民ぐるみで行う記念事業を通じて、先人たちが英知と努力を積み重ね、幾多の困難を乗り越えて築いてきた歴史を市民の皆様と一緒に振り返り、本市のさらなる飛躍と発展につなげたいと考えております。  今後とも、私をはじめ職員一同、心を新たにして市政運営に努めてまいる所存であります。重ねて議員をはじめ市民の皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。  それでは、今定例会に提出いたしました諸議案についてご説明申し上げます。議案は、予算20件、条例7件、その他の議決を得るもの9件の計36件であります。報第3号から議第34号までの36議案につきまして、順次説明いたします。  報第3号の専決処分の承認につきましては、岐阜県市町村会館組合を組織する市町村数の増減に関する協議に伴うもので、本年3月1日に下呂町ほか4町村が合併し下呂市が発足したことに伴い、市町村数の増減について、本年2月24日付をもって専決処分したものであり、議会の承認を求めるものであります。  次に、認第1号の平成15年度恵那市病院開設事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましては、昨年11月末に特別会計を廃止し、決算をしたもので、議会の認定をお願いするものであります。  議第1号の恵那市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員災害補償法等の改正に準じ、虚偽報告等の罰金強化など所要の改正をするものであります。  議第2号の恵那市常勤の特別職職員の給与に関する条例及び恵那市教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部改正につきましては、恵那市特別職報酬等審議会の答申を受け、市長、助役、収入役等の給料月額、及び教育長の給料月額を減額するものであり、また、議第3号の恵那市職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、市職員の調整手当を現行の3%から2%に縮減するものであります。  次に、議第4号の恵那市国民健康保険税条例の一部改正につきましては、地方税法の一部改正に伴い、介護納付金課税額に係る課税限度額を現行の7万円から8万円に引き上げるものであります。また、議第5号の恵那市福祉医療費助成に関する条例の一部改正につきましては、岐阜県の福祉医療費助成事業補助金交付要綱が一部改正されたことに伴い、乳幼児医療費の助成対象年齢を現行の5歳未満児から小学校就学前までに引き上げるものであります。  議第6号の恵那市農業集落排水処理施設の設置等に関する条例の一部改正につきましては、東野地区が供用を開始することに伴い、処理施設の名称及び料金を規定するものであります。  また、議第7号の恵那市火災予防条例の一部改正につきましては、全般的に喫煙が禁止されている施設の表示規定など、所要の改正を行うものであります。  次に、議第8号の岐阜県市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議につきましては、町村合併により、本年2月1日に飛騨市、本巣市が、3月1日に郡上市、下呂市が発足したことに伴う規定整備を行うため、また、議第9号の中津川・恵那広域行政事務組合規約の変更に関する協議につきましては、共同処理事務である公平委員会に中津川市及び一部事務組合が新たに加入することに伴う規定整備を行うため、議会の議決をお願いするものであります。  議第10号の市道路線の認定及び議第11号の市道路線の変更につきましては、市道花無山1号線ほか2路線を新たに認定するとともに、市道1路線を変更することについて、議決をお願いするものであります。  次に、議第12号の損害賠償の額を定めることにつきましては、平成14年5月、中野方町地内において、恵那市施設管理公社職員が運転する給食センター配送車がセンターラインを一部はみ出し、相手のワゴン車に衝突した事故について、これまで相手の方がけがの治療を受けておられましたが、治癒されたため、医療費等の賠償額について議決をお願いするものであります。なお、今後とも関係職員の交通事故の再発防止に努めてまいることを申し上げておきます。  議第13号の恵那市監査委員の選任につきましては、市の財務・経営管理など行政運営に関して優れた識見を有する者のうちから選任される委員が欠員となっておりましたが、新たに市川康夫氏を監査委員に選任することについて、議会の同意をお願いするものであります。また、議第14号の恵那市固定資産評価員の選任につきましては、現評価員の市川康夫氏の後任として岡庭隆氏を選任することについて、議会の同意をお願いするものであり、ご同意をいただきますようお願いいたします。  次に、議第15号から議第22号までの8議案につきましては、平成15年度の恵那市一般会計、特別会計、企業会計に係る予算の補正でありますが、国民健康保険税の低所得者軽減措置に係る特別会計繰出金の増額及び財政調整基金への積立金の増額、事務事業の精算が主な内容であります。  また、議第23号から議第34号までの12議案につきましては、前述の主要施策に基づいた平成16年度の恵那市一般会計、特別会計、企業会計に係る予算であります。  以上で提出議案の説明を終わりますが、詳細につきましては担当部局長等から説明をさせますので、よろしくご審議の上、適正な議決を賜りますようお願い申し上げます。  なお、この際、私事でありますけれども、私から申し上げたいことがございます。  それは、今次市長選挙についてでありますが、私は熟慮してまいりましたが、議員有志の皆様のご意見を伺う中で、現在取り組んでいる恵那市・恵南町村の合併の仕上げのために、立候補することといたしました。  そして、市民の皆様のご支持がいただけますならば、新市誕生までの限られた期間でありますが、引き続き市長として、この先処理しなければならない膨大な事務、例えば約1,400項目の引き継ぎ事務の具体化と新市予算の策定、条例、規則の制定、新市の組織機構に対応する人事等でありますが、これを的確に処理し、新市の市長に引き継ぐことは私の責務と考えるからであります。  以上をもって提案説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(柘植成實君) 市長の提案説明を終わります。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 続いて、各議案毎に詳細説明を求めます。  まず、報第3号・専決処分の承認について、専第3号・岐阜県市町村会館組合を組織する市町村数の増減に関する協議について、総務部長・三宅良政君。 ○総務部長(三宅良政君) それでは、議案書の2ページをお願いいたします。  専第3号・岐阜県市町村会館組合を組織する市町村数の増減に関する協議について、地方自治法第179条第1項の規定により、平成16年2月24日付をもって専決処分をいたしましたので、報告し、承認をお願いするものでございます。  内容でございますが、地方自治法第286条第1項の規定により、岐阜県市町村会館組合から、平成16年2月29日をもって益田郡萩原町、同郡小坂町、同郡下呂町、同郡金山町及び同郡馬瀬村を脱退させ、平成16年3月1日から下呂市を加入させるものでございます。  以上で、専第3号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、認第1号・平成15年度恵那市病院開設事業特別会計歳入歳出決算の認定について、概要説明を求めます。収入役・林 昭夫君。 ○収入役(林 昭夫君) 認第1号の平成15年度病院開設事業特別会計の歳入歳出決算の概要について、ご説明申し上げます。  お手元にお配りしてあります、平成15年度歳入歳出決算における主要施策の成果等実績の1ページをお願いいたします。  国立療養所恵那病院の経営移譲、市立病院の開設に向けて必要となる諸準備経費を特定するため、平成14年6月から恵那市病院開設事業特別会計を設置し、その収支を経理してきましたが、平成15年12月1日に新病院が市立恵那病院として開設されたことに伴い、地方公営企業法の適用を受ける恵那市病院事業会計が開始されたため、本特別会計は同法施行令第4条の規定に基づき、前日の11月30日をもって閉鎖しました。  平成15年度の決算額は、歳入歳出それぞれ2億2,662万5千円で、前年度に比較すると、歳入が1億2,742万5千円、128.5%の増、歳出が1億4,790万円、187.9%の増となっています。  この結果、歳入歳出差し引き額、形式収支はゼロ円となっています。  歳入においては、一般会計繰入金が6,325万円で、前年度と比較して1,995万円、46.1%の増となっています。また、市債は1億4,290万円で、前年度と比較して8,700万円、155.6%の増となっていますが、外来診療棟増築整備事業の財源に充てるため、病院事業債を発行したものであります。  歳出においては、市立恵那病院の円滑な開設、運営に向けて必要な準備事業を執行しました。主たる目的別歳出では、建設事業費が1億6,782万4千円で、前年度と比較して1億1,178万6千円、199.5%の増ですが、繰り越し事業等の外来診療棟増築整備事業を主な内容としています。  以上が、認第1号の平成15年度病院開設事業特別会計の歳入歳出決算の概要でございます。  予算の執行状況と主要施策の成果は5ページ以降に掲載をしております。また、2ページから4ページには、歳入歳出款別内訳や歳入及び目的別歳出の決算額の前年度対比表を掲載しております。このほかに、別冊で平成15年度歳入歳出決算書と平成15年度財産に関する調書をお配りしておりますので、ご参照をお願いいたします。  以上で、決算の概要の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 概要説明を終わります。  ここで、監査委員・伊佐地良一君は監査委員席へお願いします。  監査報告を求めます。監査委員・伊佐地良一君。 ○監査委員(伊佐地良一君) それでは、監査報告を申し上げます。  地方自治法第233条第2項の規定により、審査に付されました平成15年度恵那市病院開設事業特別会計歳入歳出決算について審査した結果、次のとおり意見を提出いたします。  1、審査の対象 平成15年度恵那市病院開設事業特別会計歳入歳出決算。  2、審査の期間 平成16年2月6日。  3、審査の方法 審査に当たっては、歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書並びに関係諸帳簿、収入役保管の証書類等を照合、確認して、計数の正確性、予算執行の的確性等について総括的に審査を実施し、併せて関係職員の説明を聴取して審査を執行いたしました。  4、審査の結果   審査に付されました歳入歳出決算書等の計数は、関係諸帳簿と符合し、かつ正確であり、予算の執行状況は適正であると認めました。  以上、ご報告を申し上げます。 ○議長(柘植成實君) 監査結果の報告を終わります。  自席へお戻りください。  ここで、認第1号・平成15年度恵那市病院開設事業特別会計歳入歳出決算の認定について、質疑を行います。ご質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、別紙付託表のとおり、福祉環境委員会に審査を付託いたします。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第1号・恵那市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について、議第2号・恵那市常勤の特別職職員の給与に関する条例及び恵那市教育長の給与その他勤務条件に関する条例の一部改正について、議第3号・恵那市職員の給与に関する条例の一部改正について、議第4号・恵那市国民健康保険税条例の一部改正について、以上4件の詳細説明を求めます。総務部長・三宅良政君。 ○総務部長(三宅良政君) それでは、議案書の5ページをお願いいたします。議第1号・恵那市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について、ご説明いたします。  今回の改正につきましては、地方公務員災害補償法の一部が改正され、平成15年10月1日から施行されたことに伴いまして、同法に準じて虚偽報告等の罰則規定を変更するものであります。  参考資料、恵那市改正条例議案の概要の1ページをお願いいたします。アンダーライン部分が改正でございます。この現行第24条では、第20条第1項、これは公務災害の報告、出頭等の規定でございますが、その「報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、文書その他の物件を提出せず、出頭せず、又は医師の診断を拒んだ者は十万円以下の罰金に処する」とあるのを、改正案では、その「十万円」を「二十万円」に改め、地方公務員災害補償法施行規則の引用部分の字句の改正により、「別表第一」を「別表第二」と改正するものでございます。  なお、この条例は公布の日から施行し、改正後の別表第一備考の規定は平成15年10月1日から適用するものでございます。  以上で、議第1号の説明を終わります。  続きまして、議案書にまた戻っていただきますが、7ページをお願いいたします。議第2号・恵那市常勤の特別職職員の給与に関する条例及び恵那市教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、ご説明いたします。  改正の内容でございますが、市長、助役、収入役及び教育長の給料を減額するため、この条例を定めるものでございます。  参考資料の2ページをお願いいたします。恵那市常勤の特別職職員の給与に関する条例及び恵那市教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてでございますが、アンダーライン部分が改正でございます。  別表の市長給料月額「八五〇、〇〇〇円」を「八四〇、〇〇〇円」に、助役「七三〇、〇〇〇円」を「七二二、〇〇〇円」に、収入役「六六七、〇〇〇円」を「六六〇、〇〇〇円」に、教育長、給料月額「六十二万三千円」を「六十一万七千円」に改正するものでございます。  この施行日でございますが、平成16年4月1日から実施するものでございます。
     以上で、議第2号の説明を終わります。  続きまして、議案書の9ページの方にお願いをいたします。議第3号・恵那市職員の給与に関する条例の一部改正について、ご説明いたします。  改正内容でございますが、恵那市職員の調整手当を減額するため、この条例を定めるものでございます。  参考資料の3ページの方をお願いいたします。3ページでは調整手当のことが記載されておりますが、読まさせていただきます。「調整手当の月額は、給料及び扶養手当の月額の合計額に百分の三を乗じて得た額とする」とあるのを、これを「百分の二」に改めるもので、平成16年4月1日から施行するものでございます。  以上で、議第3号の説明を終わります。  続きまして、議案書の11ページをお願いいたします。議第4号・恵那市国民健康保険税条例の一部改正について、ご説明いたします。  改正内容でございますが、国民健康保険税のうち、介護納付金課税額の上限を引き上げるため、この条例を定めるものでございます。  済みませんが、また別冊の4ページをお願いいたします。恵那市国民健康保険税条例の一部改正について、ご説明いたします。地方税法等の一部を改正する法律が平成15年3月31日に公布されたことに伴いまして、恵那市国民健康保険税条例を改正するものであり、アンダーライン部分が改正でございます。内容は、介護納付金課税額に係る課税限度額を現行「七万円」を「八万円」に改めるものであり、平成16年4月1日から施行するものでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第5号・恵那市福祉医療費助成に関する条例の一部改正について、詳細説明を求めます。市民福祉部長・渡村保名君。 ○市民福祉部長(渡村保名君) それでは、議案書の13ページをお願いいたします。議第5号・恵那市福祉医療費助成に関する条例の一部改正について、ご説明申し上げます。  内容でございますが、岐阜県福祉医療費助成事業補助金交付要綱の一部改正に合わせて、乳幼児医療費の助成対象年齢を引き上げるため、この条例を定めるものであります。  別冊の参考資料の5ページをお願いいたします。アンダーライン部分が改正の箇所であります。第2条第2号中、「五歳に達する日の属する月の末日」と規定してあるものを、「六歳に達する日以後における最初の三月三十一日」と改正するものであります。その趣旨は、乳幼児の入院に係る医療費助成の年齢の上限を引き上げるものであります。  平成16年4月1日より施行し、施行日前の医療費については、なお従前の例によるという経過措置がとられているものであります。  以上で、議第5号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明は終わります。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第6号・恵那市農業集落排水処理施設の設置等に関する条例の一部改正について、詳細説明を求めます。水道環境部長・牧野洋勝君。 ○水道環境部長(牧野洋勝君) 議案書の15ページをお願いいたします。議第6号・恵那市農業集落排水処理施設の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、説明いたします。  今回の条例の一部改正については、東野地区の処理場建設工事が完了することに伴い、既に整備が完了した地区の供用を4月1日から開始するため、処理施設の設置及び使用料について必要な事項を定めるものであります。  当東野地区の整備状況でありますが、恵那市農業集落排水処理施設東野地区については、平成12年度に事業の採択を受け、順次、施設の整備を実施し、平成16年度に計画のほぼ全区域で汚水処理が可能になる予定でございます。処理場については平成14年度に土木工事に着手し、今年度は建築・機械・設備・電気工事等を行い、2月23日には完了検査を実施し、3月6日には東野地区農業集落排水管理組合による通水式が計画されております。  参考資料の6ページをお願いいたします。恵那市農業集落排水施設の設置に関する条例の一部を次のように改正するものであります。第3条第2項の表中、処理施設の名称及び位置は、次のとおりとするものであります。現行名称「千田川クリーンセンター」、位置「恵那市長島町久須見五二一番地二」の次に、平成16年4月1日から供用開始する、名称「東野クリーンセンター」、位置「恵那市東野六七四番地」を追加し、使用料につきましては、条例第13条第5項に基づく別表を平成15年11月28日に開催された下水道事業等経営審議会において諮問を行い、平成16年1月15日に現在供用している下水道処理施設公共下水道の奥戸処理区、特環の恵那峡処理区、農集の千田川地区と同一の料金体系とすることとの答申を受け、今回、改正するものであります。  議案書の17ページをお願いいたします。別表、使用料を下水道事業等経営審議会の答申に基づき、恵那市下水道条例第16条使用料と第5項の公共下水道使用料と同一体系にするため、現行の単一区分を「一般家庭」の区分に変更し、新たに「一般家庭以外」の区分を追加するものでございます。  議案書の18ページをお願いいたします。なお、附則としまして、この条例は公布の日から施行する。ただし、第13条の規定は東野クリーンセンターで汚水を処理するもののうち、平成16年4月1日時点で現に使用しているものは平成16年4月1日に使用を開始したものとみなし、平成16年度分の使用料から適用するものでございます。  以上で、議第6号・恵那市農業集落排水処理施設の設置等に関する条例の一部を改正する条例について説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第7号・恵那市火災予防条例の一部改正について、詳細説明を求めます。消防長・曽我公平君。 ○消防長(曽我公平君) 議案書の19ページをお願いいたします。議第7号・恵那市火災予防条例の一部改正について、ご説明いたします。  内容でございますが、近年、喫煙率の低下により喫煙が全面的に禁止されている場合の施設における表示等を規定するため、この条例を定めるものであります。  参考資料の8ページをお願いいたします。議第7号・恵那市火災予防条例の一部改正について、ご説明いたします。一部改正はアンダーラインの部分で、現行を改正に改めるものであります。第23条第4項で1号を追加し、1号では「全面的に喫煙が禁止されている場合は、全面的に喫煙が禁止されている旨の標識を設置し」、第2号では「前号に掲げる場合以外は喫煙所を設置し、『喫煙所』と表示した標識を設置する」というものであります。第5項では、喫煙所は、階ごとに設けること。ただし、一部の階が全面的に禁止されている場合は、その旨の標識を設置するものであります。第6項では、喫煙所の床面積をあらわしています。  参考資料9ページをお願いします。第35条第1号及び第5号並びに第36条第1号及び第4号のただし書きを削り、第36条の2に基準の特例として、前条のただし書きをここに改めるものであります。  参考資料10ページをお願いします。42条中「、第三十六条」を「から第三十六条の二まで」に改めるものであります。  なお、この条例は平成16年4月1日から施行するものであります。  以上で、議第7号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第8号・岐阜県市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議について、議第9号・中津川・恵那広域行政事務組合規約の変更に関する協議について、以上2件の詳細説明を求めます。総務部長・三宅良政君。 ○総務部長(三宅良政君) それでは、議案書の23ページをお願いいたします。議第8号・岐阜県市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議について、ご説明いたします。  地方自治法第286条第1項及び290条の規定により、岐阜県市町村職員退職手当組合規約を次のとおり変更することにつきまして、議会の議決をお願いするものであります。  改正の内容でございますが、岐阜県市町村職員退職手当組合から町村及び広域連合が脱退し、新たに市及び一部事務組合が加入するため、規約の整備を行うものでございます。  24ページをお願いいたします。岐阜県市町村職員退職手当組合規約の一部を改正する規約の第1条でございますが、平成16年2月1日に吉城郡古川町、河合村、宮川村、神岡町が合併により飛騨市へ、本巣郡本巣町、真正町、糸貫町、根尾村が合併により本巣市となったことにより、岐阜県市町村職員退職手当組合の加入及び脱退などについて整備を行ったもので、第5条中「31人」を「33人」に改め、同条第1号中「10人」を「12人」に改め、これは組合議員数及び首長の数でございます。そして、別表第1項中「瑞穂市」の次に「飛騨市、本巣市」を加え、「本巣町、真正町、糸貫町、根尾村」、「古川町」及び「河合村、宮川村、神岡町」を削り、別表第2項第1号中「飛騨農業共済事業組合」の次に「古川国府給食センター利用組合」を加え、同項第2号中「吉城広域連合」を削るものでございます。第2条も同様に、平成16年3月1日付で「郡上郡八幡町、大和町、白鳥町、高鷲村、美並村、明宝村、和良村」が合併により郡上市へ、「益田郡萩原町、小坂町、下呂町、金山町、馬瀬村」が合併により下呂市となったことに伴い、第1条と同様な改正をするもので、別表第2項第2号中「郡上広域連合 益田広域連合」も同様な理由により削除するものでございます。  なお、この規約は岐阜県知事の許可のあった日から施行し、第1条の規定は16年2月1日、第2条の規定は16年3月1日より適用するものでございます。  以上で、議第8号の説明を終わります。  続きまして、25ページをお願いいたします。議第9号・中津川・恵那広域行政事務組合規約の変更に関する協議について、ご説明いたします。  地方自治法第286条第1項及び290条の規定により、中津川・恵那広域行政事務組合規約を次のとおり変更することにつきまして、議会の議決をお願いするものであります。  改正の内容でございますが、中津川・恵那広域行政事務組合公平委員会に市及び一部事務組合が加入するため、一部事務組合の規約を変更するものでございます。  26ページをお願いいたします。中津川・恵那広域行政事務組合規約の一部を改正する規約の第2条でございますが、組合を組織する地方公共団体に「東濃東部ふれあい拠点施設組合及び中津川・恵北環境施設組合」を加えたもので、第3条は、一部事務組合が共同処理する公平委員会に「中津川市、東濃東部ふれあい拠点施設組合及び中津川・恵北環境施設組合」が加わる改正でございます。  なお、この規約は平成16年4月1日から施行するものでございます。  以上で、議第9号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第10号・市道路線の認定について、議第11号・市道路線の変更について、以上2件の詳細説明を求めます。建設部長・福原茂美君。 ○建設部長(福原茂美君) 議案書の27ページをお願いいたします。議第10号・市道路線の認定についてをご説明いたします。  次の道路を市道路線に認定したいので、道路法第8条第2項の規定に基づき、議会の議決をお願いするものでございます。  28ページをお願いします。3路線ございます。番号、路線名、起点、終点順に読み上げて説明にかえさせていただきます。1336、九枝6号線、起終点とも恵那市長島町久須見字九枝地内でございます。一般県道大湫恵那線旧道敷の管理移管を受けた路線でございます。2092、花無山1号線、起終点とも恵那市東野字花無山、火葬場建設予定地へのアクセス道として認定をお願いするものでございます。7074、沢尻下洞線、起点、恵那市飯地町字沢尻、終点、恵那市飯地町字下洞、一般県道恵那八百津線旧道敷の管理移管を受けるものでございます。  29ページから31ページには位置図を添付いたしておりますので、場所をご確認いただきまして、議第10号の説明を終わります。  33ページをお願いします。議第11号・市道路線の変更についてをご説明いたします。  次の市道を路線変更したいので、道路法第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  34ページをお願いします。0043号、旧、横平5号線、起終点とも恵那市大井町字横平、新、横平5号線。起終点とも恵那市大井町字横平。道路法24条、自費工事により42メートル築造されたことによるものでございます。  35ページに位置図を添付いたしておりますので、ご確認をいただきまして、議第11号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第12号・損害賠償の額を定めることについて、詳細説明を求めます。教育次長・安藤史郎君。 ○教育次長(安藤史郎君) 議案書の37ページをお願いいたします。議第12号・損害賠償の額を定めることについて、ご説明いたします。  これは、交通事故に係る損害賠償について、このたび示談の確約を得ましたので、次のとおり損害賠償の額を定めることについて、議会の議決をお願いするものでございます。  38ページをお願いします。損害賠償の事由は、平成14年5月23日午後1時45分  頃、財団法人恵那市施設管理公社職員が、公用車──これは給食配送車でございます──を運転し、学校給食の食器等の回収作業に向かうため、中野方町新畑地内の県道恵那市白川線を走行中、見通しの悪い大きなカーブにおいて左側駐車中の車両を追い越そうとしてセンターラインをはみ出し、加茂郡白川町切井28番地山口和久氏運転の車両と衝突し、損害を与えたものであります。損害賠償の相手方は、加茂郡白川町切井28番地、山口和久氏、及び加茂郡白川町河岐715番地、白川町長今井良博氏であります。損害賠償の額は308万7,956円であります。  以上で、議第12号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第13号・恵那市監査委員の選任について、及び議第14号・恵那市固定資産評価委員の選任について、本2件については人事案件でありますので詳細説明は省略いたします。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第15号・平成15年度恵那市一般会計補正予算の詳細説明を求めます。総務部長・三宅良政君。 ○総務部長(三宅良政君) それでは、別冊の恵那市補正予算及び説明書の1ページをお願いいたします。議第15号・平成15年度恵那市一般会計補正予算(第5号)について、説明いたします。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億5,903万8千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ136億9,875万8千円とするものであります。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分毎の金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページから5ページの第1表歳入歳出予算補正によるものであります。  既定の継続費の変更は、6ページの第2表継続費補正によるもので、恵那北小学校建設事業の総額及び年次割額を変更するものであります。  地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、6ページの第3表繰越明許費によるもので、東雲バイパス整備事業ほか2事業について年度内に完成が見込めない事業であります。  既定の債務負担行為の変更は、7ページの第4表債務負担行為補正によるもので、東濃スケート場多目的広場整備工事請負契約において、工期の延長に伴い変更するものであります。既定の地方債の廃止及び追加並びに変更は、7ページ、8ページ、第5表地方債補正によるもので、防災基盤整備事業債を廃止し、ごみ燃料化施設整備事業債を追加し、臨時財政対策債ほか9事業の起債を変更するものでございます。  11ページをお願いいたします。それでは、歳入の主なものについてご説明いたします。  5款ゴルフ利用税交付金、1項ゴルフ場利用税交付金、1目ゴルフ場利用税交付金1,200万円の減額は、市内施設の利用料金が改正され、税率の等級が下位に位置づけられたことによるもので、10款分担金及び負担金、1項分担金、1目農林水産業費分担金1,182万円の減額は、住環境整備事業などの事業確定によるものであります。  12ページをお願いいたします。2項負担金、1目民生費負担金92万1千円の減額は、恵光園入所者の負担金の減、及び保育園の広域入所の増加に伴う保護者負担金の増額などによるものであります。  11款使用料及び手数料、1項使用料、7目教育使用料760万円の減額は、中山道広重美術館の観覧料の実績に基づき、減額するものでございます。2項手数料、3目衛生手数料442万3千円の減額は、ごみ袋手数料及びし尿処理手数料など実績によるものであり、4目農林水産業手数料70万円の増額は家畜診療手数料の実績によるものであります。  12款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金709万4千円の減額は、国保世帯の軽減支援としての保険基盤安定事業負担金の増、施設利用者数の確定などによる減でございます。  14ページをお願いいたします。2目衛生費国庫負担金141万1千円の減額は、老人保健事業の実績による減で、3目教育費国庫負担金417万9千円の減額は、平成16年度までの継続費を設定している恵那北小学校建設事業について補助金の年割の確定によるもので、4目災害復旧費国庫負担金の60万2千円の減額は、事業費の確定によるものでございます。  2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金43万9千円の増額は、障害者の在宅福祉事業などの確定によるもので、3目衛生費国庫補助金78万円の減額は、ごみ焼却施設解体ダイオキシン類測定事業などの確定によるもので、5目教育費国庫補助金533万2千円の減額は、小・中学校の要保護及び準要保護児童・生徒奨励費補助金等の精算によるものであります。  16ページをお願いいたします。13款県支出金、1項県負担金、2目民生費県負担金214万7千円の増額は、公立・私立保育園入所児童の決定などに係る精算によるもので、3目衛生費県負担金141万1千円の減額は、国庫負担金と同様、老人保健事業の実績によるものでございます。  2項県補助金、1目総務費県補助金377万8千円の増額は、市町村振興補助金等の確定に伴うものであり、2目民生費県補助金2,486万6千円の減額は、重度心身障害者福祉医療事業や高齢者等生活支援事業など、県のメニュー事業の確定見込みによるものでございます。  18ページをお願いいたします。3目衛生費県補助金は説明を省略いたしまして、4目農林水産業費県補助金4,784万3千円の減額は、田園空間整備事業などの事業費の確定によるものでございます。5目商工費県補助金86万8千円の減額は、自主運行バス補助事業の確定によるもので、7目教育費県補助金401万6千円の増額は、小学校内LAN整備事業の確定と(仮称)東濃スケート場の補助金の確定でございます。  3項県委託金、1目総務費県委託金91万1千円の減額は、各統計調査及び衆議院選挙経費の確定によるものであります。  20ページをお願いいたします。14款財産収入、1項財産運用収入、2目利子及び配当金は省略し、2項財産売払収入、1目不動産売払収入1,989万5千円の増額は、国道19号恵中拡幅に伴う土地売払収入などであります。  15款寄附金、1項寄附金、1目総務費寄附金236万5千円の増額、2目民生費寄附金75万8千円の増額は社会福祉事業協力会などの寄附金であり、3目衛生費寄附金17万7千円の減額は水道加入者の減によるもので、4目消防費寄附金67万9千円の増額、5目教育費寄附金142万9千円の増額は、社会福祉事業協力会などからの寄附金でございます。  22ページをお願いいたします。16款繰入金、1項繰入金、1目まちづくり基金繰入金150万9千円の減額は、まちづくり市民活動助成金の確定によるもので、5目財政調整基金繰入金4,700万円の減額は、平成15年度事業料の精査によるもので、6目公共施設整備基金繰入金200万円の減額は、事業費の確定によるものでございます。  18款諸収入、4項受託事業収入、1目民生費受託事業収入33万5千円の増額は、他市町村からの受け入れに伴う在宅老人短期保護事業の精算によるものでございます。  5項雑入、1目雑入2,071万6千円の減額は、水源地域交付金、中央自動車道の救急支弁金ほか16件の精算などによるものでございます。   19款市債、1項市債、1目総務債から──24ページをお願いいたします──8目災害復旧債は、これは事業を精査いたしまして、総額で9,215万9千円を減額いたしております。  次に、歳出の主な補正内容を順次説明いたします。
     2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費323万3千円の減額は、例規集のデータ修正業務委託料の確定などによるもので、2目職員研修費100万円の減額は、職員研修の実績による精算で、3目広報広聴費100万円の減額は、「広報えな」の印刷費の精算、4目財政管理費6,220万円の増額は、今回の補正予算措置に伴う歳入歳出の見込みの精算の結果、基金へ積立てするものであり、26ページをお願いいたします。  6目財産管理費162万円の増額は、分収造林契約に基づく補償などであり、7目企画費1,815万円の増額は、合併協議に伴う電算システム構築負担金で、8目地域活性化対策費116万1千円の増額は、まちづくり助成金の減及び寄付に伴う積立てを、12目情報化推進費142万4千円の減額は、時間外管理システムなどの精査による減でございます。14目国際交流推進事業費200万円の増額は、社会福祉事業協力会からの寄附金を補助金に、15目土地対策費17万4千円の増額は、県交付金の実績精算によるものであります。  4項選挙費、5目衆議院議員総選挙費80万1千円の減額は、精算によるものであり、28ページをお願いいたします。  5項統計調査費、2目指定統計調査費2万2千円の減額は、指定統計の精算であります。  3款民生費、1項社会福祉費、2目心身障害者福祉費2,645万2千円の減額は、30ページをお願いいたします。身体障害者、知的障害者の施設入所費の減と支援費制度推進経費の実績精算によるものであります。3目老人福祉費694万1千円の減額は、高齢者等生活支援事業の実績精算によるもので、4目福祉医療費1,832万3千円の減額は、重度心身障害者等福祉医療などの実績精算によるものでございます。5目老人ホーム費455万3千円の減額は、恵光園などの運営経費の精算によるもので、6目国民健康保険費2,751万円の増額は、国民健康保険特別会計への繰出金で、7目介護保険費379万2千円の減額は、介護保険特別会計への給付費の減に伴うものでございます。  32ページをお願いいたします。2項児童福祉費、2目児童福祉対策費288万1千円の増額は、児童手当給付費などの実績見込みによるもので、3目保育所費716万1千円の増額は、私立保育園園児の受け入れ増及び補助金の確定によるものでございます。  4款衛生費、1項保健衛生費、1目環境衛生費512万円の減額は、炭化物燃焼試験委託を取りやめたことなどによるもので、3目健康推進費は省略いたします。4目保健予防費188万8千円の減額は、基本健康診査受診者の減などとインフルエンザ予防接種の増などによるもので、5目地域医療対策費418万5千円の減額は、県補助金入札差金などによる病院事業への出資金の減で、6目火葬場費1,893万8千円の減額は、火葬場の実施設計などの入札差金であります。  34ページをお願いいたします。7目合併処理浄化槽設置費50万5千円の増額は、合併処理浄化槽の実績精算であります。  2項清掃費、1目し尿処理施設費1,161万5千円の減額は、し尿収集量の減によるもので、2目じん芥処理施設費776万6千円の減額は、施設管理委託料などの実績精算でございます。3目じん芥処理施設建設費1,343万1千円の減額は、施設整備を次年度に送ったことによる減、及び業務委託料の減などによるものであります。  36ページをお願いいたします。3項水道費、1目水道費1,392万4千円の減額は、藤・山中・茂立地区の無水源簡易水道事業の補助減、及び簡易水道事業特別会計への繰出金の減によるものであります。  6款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費327万4千円の増額は、全国棚田サミットの精算によるもので、3目農業管理機能強化費134万5千円の減額は、中山間地域等直接支払い推進事業の確定などによるもので、4目農業生産基盤整備費3,310万4  千円の減額は──38ページをお願いいたします──保古の湖ため池改修工事の取りやめと、美濃東部区域農用地総合整備事業、県営中山間地域総合整備事業などの事業費の確定によるもので、5目農業経営強化推進費172万1千円の減額は、そば作付に係る転作などの水田農業経営確立対策事業や、元気な水田営農確立事業などの事業費の確定によるものであります。6目都市農村交流促進費6,304万6千円の減額は、田園空間整備事業の事業費の確定によるものでございます。  40ページをお願いいたします。7目農村環境整備費3,662万8千円の減額は、住環境整備事業ほか3事業の確定などによる減で、9目畜産振興費34万1千円の減額は、笠置地内の草地林地一体的利用総合整備事業の確定などに伴う減であります。10目農業集落排水事業費319万1千円の増額は、農業集落排水事業特別会計への繰出金でございます。  2項林業費、2目林業振興費162万9千円の減額は、森林整備地域活動支援事業などの事業費の確定によるものであります。  42ページをお願いいたします。林道新設改良事業費は説明を省略します。  7款商工費、1項商工費、2目商工業振興費50万円の減額は、恵那地域雇用対策連絡協議会負担金の精算で、5目運輸対策費690万6千円の増額は、明知鉄道への設備整備補助金、自主運行バス補助金の確定であります。  8款土木費、2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費65万8千円の増額は、2目道路橋りょう維持費からの組み換えと水道事業負担金などであります。  44ページをお願いいたします。2目道路橋りょう維持費261万5千円の増額は、融雪剤などの原材料費でございます。3目道路橋りょう新設改良費116万1千円の減額は、恵中拡幅整備事業、中野方七宗線などの市単道路新設改良事業ほか3事業の事業費の確定による精算でございます。  4項都市計画費、2目公園費900万円の減額は、ふれあい広場改修工事金の事業費精算、3目街路事業費925万1千円の減額は、都市計画街路事業の事業費の精算であります。  46ページをお願いいたします。5目下水道費792万2千円の減額は、下水道事業特別会計繰出金の精算であります。  9款消防費、1項消防費、1目常備消防費30万円の増額は、火災出動などの増加に伴う燃料費であり、2目非常備消防費191万3千円の減額は、消防団員の退職報償金の精算などであります。3目消防施設費659万8千円の減額は、藤地区の消火栓設置事業などの事業費の確定によるもので、4目防災費50万円の増額は、気象観測機器の修繕料であります。  48ページをお願いいたします。10款教育費、2項小学校費、2目学校教育振興費120万円の減額は、校内LAN配線設備工事の事業費の確定によるもので、3目学校建設費は省略します。  3項中学校費、2目学校教育振興費26万6千円の増額は、部活動などの大会参加に伴う補助金であります。  4項幼稚園費、1目幼稚園管理費169万5千円の減額は、大崎土地区画整理事業による仮換地に伴う土地借上料の減で、5項社会教育費、4目文化振興費80万円の減額は、文化会館自主事業の確定による精算であります。8目市民会館費57万4千円の増額は、空調機器、煙突取り替え工事金であり、9目美術館費47万8千円の減額は、事業費確定による精算であります。  50ページをお願いいたします。6項保健体育費、3目体育振興費112万9千円の増額は、社会福祉事業協力会等の寄附金を体育振興補助金に、6目東濃スケート場建設促進費4,400万円の減額は、事業費の確定によるものでございます。  11項公債費、1項公債費、1目元金36万3千円の増額は、未償還元金が確定したことによるもので、2目長期債利子3,467万6千円の減額は、長期債利子の精算でございます。  13款災害復旧費、1項土木施設災害復旧費、1目現年土木施設復旧費76万円の減額は、現年土木施設災害の事業費の確定によるものでございます。  なお、52ページから54ページに給与費の明細を、55ページに恵那北小学校建設事業の継続費についての事業の進行状況等に関する調書を、56ページに東濃スケート場多目的広場整備工事請負契約の債務負担行為の調書を、57ページには地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照をお願いし、議第15号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。  ここで、午後1時まで休憩いたします。               午前11時59分 休憩           ─────────────────────               午後 1時00分 再開 ○議長(柘植成實君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  なお、教育次長の安藤史郎君が所用のため退席しましたので、ご承知願います。  議第16号・平成15年度恵那市簡易水道事業特別会計補正予算、議第17号・平成15年度恵那市下水道事業特別会計補正予算の2件について、詳細説明を求めます。水道環境部長・牧野洋勝君。 ○水道環境部長(牧野洋勝君) 予算書の59ページをお願いいたします。議第16号・平成15年度恵那市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について、説明いたします。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,494万8千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億3,804万6千円にするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分毎の金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、60ページから61ページ、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。  既定の地方債の変更は62ページ、第2表地方債補正によるものでございます。  65ページをお願いいたします。歳入でございます。  1款分担金及び負担金、1項分担金、1目簡易水道事業分担金の62万8千円の増額補正は、加入戸数の増減による増であります。  3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目簡易水道事業費国庫補助金559万9千円の減額補正は、事業費の確定による減でございます。  66ページをお願いいたします。4款県支出金、1項県補助金140万円の減額補正は、事業費の確定によるものでございます。  5款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金737万7千円の減額補正の主なものは、事業費の確定による総務費分の減と飯地公債分、長期債元金及び利子分の減で、一般会計からの繰入金であります。  8款市債、1項市債、1目簡易水道債の2,120万円の減額補正は、事業費の確定によるものでございます。  68ページをお願いいたします。歳出。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の322万9千円の減額補正は、13節委託料差金の減と三角堰の1カ所分の減等による減であります。  1款総務費、2項維持管理費、1目中野方簡易水道維持管理費の60万円の減額は電気代と、2目飯地簡易水道維持管理費の347万3千円の減額補正は、電気代と膜洗浄等の減によるものでございます。  2款事業費、1項建設費、1目中野方簡易水道建設費2,280万7千円の減額は、13節の委託料、実施設計委託料及び15節工事請負金の確定による減でございます。2目飯地簡易水道建設費355万5千円の減額は、15節工事請負費等の減でございます。  70ページをお願いいたします。3款公債費、1項公債費、2目利子128万4千円は、13年度分までと14年度借り入れ分の償還金利子及び割引料の確定による減でございます。  なお、71ページには地方債に関する調書が添付してありますので、ご参照をお願いいたします。  以上で、議第16号・平成15年度恵那市簡易水道事業特別会計補正予算の説明を終わります。  続きまして、予算書の73ページをお願いいたします。議第17号・平成15年度恵那市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について説明いたします。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,420万7千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億4,842万円とするものであります。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分毎の金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、74ページから75ページ、第1表歳入歳出予算補正によるものであります。  地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、76ページ、第2表繰越明許費によるものでございます。  既定の地方債の変更は、76ページ、第3表地方債補正によるものでございます。  79ページをお願いいたします。歳入でございます。  1款分担金及び負担金、1項負担金、1目下水道事業受益者負担金1,910万8千円の増額補正は、公共下水道及び特環下水道に接続受益者負担金でございます。  2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道施設使用料424万1千円の減額補正は、下水道施設使用料の減であります。  80ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料、2項手数料、1目排水設備手数料17万5千円の減額補正は、検査手数料等の減によるものでございます。  3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道事業費国庫補助金15万8千円の減額補正は、事業費の確定による減でございます。  4款県支出金、1項県補助金、1目下水道事業費県補助金352万5千円の増額補正は、公共特定基盤交付金等の事業費の確定によるものでございます。  5款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金792万2千円の減額補正は、事業費の確定による一般会計からの繰入金の減でございます。  82ページをお願いいたします。7款諸収入、2項雑入、1目雑入364万4千円の減額補正で主なものは、大崎区画整理事業に伴う汚水管施設アロケーション分等による減でございます。  8款市債、1項市債、1目下水道事業債4,070万円の減額補正は、公共・特環の事業費の確定による減でございます。  歳出でございます。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費114万5千円の増額補正は、8節報償費、下水道受益者負担金一括納付に伴う報償金が主なものでございます。1款総務費、2項維持管理費、1目公共下水道維持管理費7万3千円の減額補正は、需用費の減、浄化センター電気代、水中エレーション等の減でございます。  84ページをお願いいたします。1款総務費、2項維持管理費、2目特定環境保全公共下水道維持管理費182万1千円の減額補正は、11節需用費、電気料の減と、13節の委託料で施設管理保守点検等の委託料の減でございます。  2款事業費、1項建設費、1目公共下水道建設事業費603万8千円の減額補正は、事業費の確定によるものでございます。  85ページをお願いいたします。3目竹折処理区特定環境保全公共下水道事業費2,742万円の減額補正は、事業費の確定によるものでございます。  86ページをお願いいたします。3款公債費、1項公債費、1目元金、2目利子は財源の組み換えによるものでございます。  なお、87ページには地方債に関する調書が添付してありますので、ご参照をお願いいたします。  以上で、議第17号・平成15年度恵那市下水道事業特別会計補正予算の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第18号・平成15年度恵那市国民健康保険特別会計補正予算について、詳細説明を求めます。市民福祉部長・渡村保名君。 ○市民福祉部長(渡村保名君) それでは、予算書の89ページをお願いいたします。議第18号・平成15年度恵那市国民健康保険特別会計補正予算について、ご説明申し上げます。  今回の補正は、事業勘定の既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,047万4千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ24億5,035万円とするものとし、施設勘定の既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ40万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,650万6千円とするものであります。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分毎の金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、90ページから91ページの第1表歳入歳出予算補正(事業勘定)、及び92ページから93ページの第2表歳入歳出予算補正(施設勘定)によるものでございます。  99ページをお願いいたします。事業勘定の歳入について、ご説明いたします。  3款国庫支出金、1項国庫負担金、2目療養給付費等負担金2,752万3千円の減額は、現年度分3,680万円については療養給付費分及び老人保健拠出分、交付率40%相当分、及び過年度分1,123万7千円は14年度分の精算であります。介護納付金分196万円の減、及び3目高額医療費共同事業負担金230万5千円の減額は、交付の額の確定による補正であります。  100ページをお願いいたします。4款療養給付費交付金、1項療養給付費交付金、1目療養給付費交付金7,038万6千円の増額は、現年度分、過年度分とも退職医療に係る交付金であり、社会保険診療報酬支払基金よりの交付決定による補正であります。  5款県支出金、1項県補助金、1目臨時特別助成事業費補助金164万5千円の減額は、国保財政健全化のための県補助で、交付の確定によるものであります。2項県負担金、1目高額医療費共同事業負担金230万4千円の減額は、同事業に伴う恵那市から県国保連合会への負担について、その4分の1が交付されるものでありますが、額の確定による補正であります。  7款共同事業交付金、1項共同事業交付金、1目共同事業交付金495万6千円の増額は、高額療養費共同処理事業交付金として県国保連合会より交付されるものであり、その額の確定見込みによるものであります。  102ページをお願いいたします。9款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金2,751万円の増は、保険基盤安定事業分等に係る繰入金の額の確定見込みによるものであります。2項基金繰入金、1目基金繰入金6千万円の減は、国保財政の収支の調整に伴い、国民健康保険9基金の取り崩し額を縮小させるものであります。  11款諸収入、3項雑入、1目一般被保険者第三者納付金及び2目退職被保険者等第三者納付金については、事故等の賠償責任者からの納付金でございます。  104ページをお願いいたします。事業勘定の歳出の説明を申し上げます。  2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費3千万円の増額、及び2目退職被保険者等療養給付費1千万円の減額は、それぞれ本年度中の療養給付費の執行見込みによる補正であり、3目一般被保険者療養費100万円の増額は、療養費の年度内執行見込みによるものであり、4目退職被保険者等療養費については、その財源の組み換えであります。2項高額療養費、1目被保険者高額療養費及び2目退職被保険者等高額療養費については、その財源の組み換えであります。4項出産育児諸費、1目出産育児一時金150万円の増額は、給付件数の増による補正であります。  106ページをお願いいたします。3款老人保健拠出金及び4款介護納付金については、その財源の組み換えであります。  5款共同事業拠出金、1項共同事業拠出金、1目高額療養費共同事業医療費拠出金921万6千円の減額は、岐阜県国保連合会に対する同拠出金の額の確定によるものであり、6款保健事業費、1項保健事業費、1目健康都市推進費180万円の減額は、訪問指導及び基本健診、がん検診等の事業の実績見込みに伴う補正であります。  108ページをお願いいたします。9款諸支出金、3項繰出金、1目施設勘定繰出金101万円の減額は、診療所運営経費の年度内執行見込みに伴うものであります。  次ページの施設勘定、歳入についてご説明いたします。  1款診療収入、1項外来収入、4目一部負担金収入140万円の増額は、診療所窓口における医療費一部負担金の収入見込みによるものであり、2款使用料及び手数料、1項手数料、2目その他手数料は薬びん代等の補正でございます。  110ページをお願いいたします。3款繰入金、2項事業勘定繰入金、1目事業勘定繰入金101万円の減額は、一部負担金の増に伴う事業勘定からの繰入金の減額補正でございます。  次に、施設勘定の歳出の説明をいたします。  1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費40万円の増額は、三郷診療所玄関扉修繕であります。  2款医業費、1項医業費、1目医業費は、財源の組み換えであります。  以上で、議第18号の説明を終わります。
    ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第19号・平成15年度恵那市農業集落排水事業特別会計補正予算の詳細説明を求めます。水道環境部長・牧野洋勝君。 ○水道環境部長(牧野洋勝君) 113ページをお願いいたします。議第19号・平成15年度恵那市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について説明をいたします。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ401万4千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億6,651万3千円とするものであります。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分毎の金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、114ページから115ページの第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。  119ページをお願いいたします。歳入でございます。  2款使用料及び手数料、1項使用料、1目農業集落排水施設使用料82万3千円の増額補正は、現年過年度分の使用料でございます。  4款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金319万1千円の増額補正は、事業費の確定による一般会計からの繰入金でございます。  120ページをお願いいたします。歳出でございます。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費546万7千円の増額補正は、市債償還基金積立金の県特定基盤整備推進交付金、起債償還金等でございます。1款総務費、2項維持管理費、1目農業集落排水事業維持管理費145万3千円の減額補正は、下水道台帳作成業務委託料等でございます。  121ページをお願いいたします。2款事業費、1項建設費、1目農業集落排水建設事業費は、財源の組み換えによるものでございます。  3款公債費、1項公債費、1目元金、2目利子は、財源の組み換えによるものでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第20号・平成15年度恵那市介護保険特別会計補正予算について、詳細説明を求めます。市民福祉部長・渡村保名君。 ○市民福祉部長(渡村保名君) それでは、予算書の123ページをお願いいたします。平成15年度恵那市介護保険特別会計補正予算について、ご説明します。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,927万2千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億4,389万1千円とするものであります。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分毎の金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、124ページから125ページの第1表歳入歳出予算補正によるものであります。  129ページをお願いいたします。歳入についてご説明いたします。  1款介護保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者介護保険料56万6千円の増額は、額の確定見込みによるものであり、3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費国庫負担金738万9千円の減額は、15年度交付額の確定によるものであります。  130ページをお願いいたします。2項国庫補助金、1目調整交付金381万5千円の減額、2目事務費交付金322万円の減額、及び4款支払基金交付金、1項支払基金交付金、1目介護給付費交付金1,182万3千円の減額は、それぞれ交付の額の確定によるものであります。  5款県支出金、1項県負担金、1目介護給付費県負担金461万8千円の減額は、同じく交付の額の確定によるものであり、6款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金379万2千円の減額は、国県支出金等の確定に伴うところの一般会計からの繰入金の補正であります。  132ページをお願いいたします。2項基金繰入金、1目介護給付費準備基金繰入金524万1千円の減額は、歳出における介護保険給付費の減額見込みを反映しての取り崩し額の縮小であります。  8款諸収入、2項預金利子、1目預金利子は、基金に係る預金利子であります。  続きまして、歳出のご説明をいたします。  1款総務費、3項介護認定事業、1目介護認定事業239万4千円の減額は、中津川・恵那広域行政事務組合に対する介護認定事業負担金の額の確定によるものであり、2款保険給付費、1項介護サービス等諸費、1目介護サービス等諸費3,355万6千円の減額は、15年度の介護サービス給付費の執行見込みの確定によるものであります。  134ページをお願いします。2項支援サービス等諸費、1目支援サービス等諸費340万円の減額は、15年度居宅支援サービス費の執行見込みによるものであり、3項その他諸費、1目審査支払手数料51万円の増額は、介護報酬の請求に係る国民健康保険連合会の審査に係る経費であります。4項高額介護サービス費、1目高額介護サービス費50万円の減額は、高額負担に対する自己負担額の軽減分の補正であります。  4款基金積立金、1項基金積立金、1目介護保険給付基金積立金は、同基金に係る基金利子を原資とした積立てであります。  136ページをお願いいたします。5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目第1号被保険者保険料還付金は、保険料過誤納分の精算をするものであり、6款予備費、1項予備費、1目予備費は、その財源の組み換えであります。  以上で、議第20号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第21号・平成15年度恵那市水道事業会計補正予算の詳細説明を求めます。水道環境部長・牧野洋勝君。 ○水道環境部長(牧野洋勝君) 137ページをお願いいたします。議第21号・平成15年度恵那市水道事業会計補正予算(第2号)について、説明いたします。  収益的収入及び支出の補正でありますが、今回の補正は、既定の収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものであります。収入につきましては、水道事業収益を2,466万円減額し、9億9,860万円とし、支出につきましては、水道事業費を784万円減額し、9億8,839万円とするものでございます。なお、当年度の純利益は1,021万円と見込んでおります。  138ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の補正でありますが、今回の補正は、既定の資本的収入が資本的支出額に対し、不足する額3億7,336万円を2億9,997万円に、当年度分損益勘定留保資金634万3千円を594万9千円に、過年度分損益勘定留保資金2億3,924万円を2億4,750万5千円に、消費税資本的収支調整額1,127万7千円を816万9千円に、減債積立金9,650万円を減債積立金1,834万7千円に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものであります。収入につきましては、資本的収入を9,933万円減額し、2億2,781万円とし、支出につきましては、資本的支出を1億7,272万円減額し、5億2,778万円とするものであります。  139ページをお願いいたします。今回の補正は、既定の企業債を次に改めるものであります。補正前の限度額8,090万円を補正後、限度額1,360万円に改めるものでございます。  なお、以下、平成15年度水道事業会計予算実施計画書、資金計画書、予定損益計算書、予定貸借対照表を添付しておりますので、ご参照をお願いいたします。  152ページをお願いいたします。平成15年度恵那市水道事業会計予算説明書により、説明いたします。  収益的収入及び支出の収入でありますが、1款水道事業収益2,466万円の減額の主なものは、1項営業収益、1目給水収益の1,900万円は、冷夏による使用料等の減と、2項営業外収益、2目他会計補助金及び負担金の665万2千円の減額は、区画整理事業支障水道管仮設工事等の負担金等でございます。  153ページをお願いいたします。次に支出でございますが、1款水道事業費用784万円の減額補正は、1項営業費用、1目原水及び浄水費で390万円の減額、浄水場の電力費と冷夏によるものでございます。2項配水及び給水費で801万円の減額は、区画整理事業支障水道管仮設工事費等であります。2項営業外費用で407万円の増額は、3目消費税401万7千円と、4目その他営業外費用の雑収入でございます。  154ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の収入であります。1款資本的収入9,933万円の減額補正は、1項企業債、1目企業債の6,730万円は国庫補助事業費の減、2項工事分担金及び負担金2,658万円の減は、1目工事負担金1,900万3千円は新規加入者工事負担金の減と、2目工事負担金757万7千円の減額は、区画整理事業の水道支障管本設工事の減によるものでございます。3項国庫補助金、1目施設整備費国庫補助金740万円の減額は、藤給水区域内無水源簡易水道事業費の確定による減でございます。  155ページをお願いいたします。4項県補助金、1目施設整備費県補助金815万円の増額は、藤地区給水区域内無水源簡易水道事業県補助金、5項出資金、1目一般会計出資金620万円の減額は、藤地区給水区域内無水源簡易水道事業一般会計出資金であります。  156ページをお願いいたします。支出でございます。  1款資本的支出1億7,272万円の減額の主なものは、1項建設改良費の工事請負費1,927万円は水道管布設替工事費等の確定による減、2目拡張工事費の工事請負費4,100万円は拡張地域水道管施設工事等の減、3項企業債償還金1億930万円の減額は、企業債繰り上げ償還金元金でございます。  以上で、議第21号・平成15年度恵那市水道事業会計補正予算(第2号)について、説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第22号・平成15年度恵那市病院事業会計補正予算について、詳細説明を求めます。市民福祉部参事・林 茂信君。 ○市民福祉部参事(林 茂信君) それでは、予算書の157ページをお願いいたします。議第22号・平成15年度恵那市病院事業会計補正予算(第2号)について、ご説明いたします。  資本的収入及び支出の補正でございますが、今回の補正は、既定の資本的収入及び支出の予定額を次のとおりとするものであります。収入の資本的収入におきまして、既定の企業債4億5,670万円を3億5,050万円に、補助金2億80万円を1億3,593万5千円に、出資金1億7,240万円を1億6,821万5千円に改め、また、支出の資本的支出におきましては、既定の建設改良費8億2,990万円を6億5,465万円に改めるため、資本的収入及び資本的支出の予定額をそれぞれ1億7,525万円減額し、資本的収入及び支出の総額をそれぞれ6億5,465万円とするものであります。  継続費の補正につきましては、158ページになりますが、市立恵那病院の改修整備事業に係る国庫補助金の内示が遅れたことに伴い、請負契約等事業着手が遅れまして、平成15年度及び16年度の事業料に変更が生じました。このため、継続費の年度割につきまして、平成15年度の2億1,090万円を5,065万円に、平成16年度の7億785万円を8億6,810万円に改めるものであります。  また、企業債の補正につきましては、本年度の事業費の減少等に伴う起債借り入れ額の見直し等によりまして、限度額において施設改修整備事業1億2,080万円を1,560万円に、医療機器整備事業1,600万円を1,500万円に改めるものであります。  なお、159ページから161ページには病院事業会計予算実施計画、資金計画、継続費に関する調書、それから、162ページから165ページに予定損益計算書、予定貸借対照表を添付しておりますので、ご参照をお願いいたします。  166ページをお願いいたします。平成15年度恵那市病院事業会計予算説明書により、ご説明いたします。  資本的収入及び支出の収入でありますが、1款資本的収入1億7,525万円の減額で主なものは、1項企業債、1目企業債で、1億620万円の減は施設改修整備等起債対象事業の事業料の見直しに伴う本年度借り入れ額の減であり、2項補助金、1目国庫補助金6,786万4千円の減額につきましても、再編成公的医療機関等施設設備整備事業補助金等、国庫補助対象事業の本年度事業料の見直しほか、精算見込みによる国庫補助金の減であります。また、2目県補助金299万9千円の増額は、へき地医療拠点病院設備整備補助金等の確定見込みによる増であり、3項出資金、1目他会計出資金418万5千円の減額は、事業に充てる起債等、収入の確定見込み、及び起債対象外事業費の精算見込み等に基づく一般会計出資金の減であります。  167ページをお願いいたします。支出でありますが、1款資本的支出の1億7,525万円の減額は、1項建設改良費、1目建設改良費において、工事費で1億5,820万円の減額、及び委託料において施工監理委託料205万円の減額でありますが、これらは継続費を設定している市立恵那病院施設改修整備事業の年度割事業料等の見直しによる本年度事業費の精算見込みによるものでありまして、2目有形固定資産購入費での1,500万円の減額は、医療機器購入費の精算見込みに基づくものであります。  以上で、議第22号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。  ここで、お諮りいたします。  報第3号及び議第1号から議第22号までの23件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) ご異議なしと認め、23件は委員会付託を省略することに決しました。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 続いて、議第23号・平成16年度恵那市一般会計予算の詳細説明を求めます。  なお、説明は予算書のページに従って、各担当部局長より説明を求めます。  総務部長・三宅良政君より順次説明を求めます。 ○総務部長(三宅良政君) それでは、別冊の平成16年度恵那市予算書及び説明書の1ページをお願いします。  議第23号・平成16年度恵那市一般会計予算について、ご説明いたします。  第1条の歳入歳出予算ですが、16年度の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ151億円と定めるものであります。  歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分毎の金額は、3ページから9ページの第1表歳入歳出予算によるものであります。  第2条の債務負担行為ですが、地方自治法第214条の規定により債務を負担することができる事項、期間及び限度額は10ページの第2表債務負担行為のとおり、土地開発公社に係る保証契約のほか3事業としております。  第3条の地方債につきましては、地方自治法第230条の第1項の規定により、起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は11ページの第3表地方債のとおり減税補てん債のほか13事業で、総額18億4,650万円の限度額を定めております。  第4条の一時借入金は、借り入れ金額の最高額を10億円と定めるものであります。  2ページをお願いいたします。第5条の歳出予算の流用ができる場合は、各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内での流用であります。  16ページをお願いいたします。歳入の主な内容について、ご説明いたします。  1款市税につきましては、特に地方での経済、雇用は依然厳しい状況の中、全体で42億6,780万円といたしておりまして、前年度比では0.83%の増で計上いたしております。1目個人市民税では、前年度比0.5%減の11億9,240万円を、2目法人市民税では対前年度比1%減の3億2,070万円を計上しております。2項1目固定資産税は、土地、家屋、償却資産を精査し、対前年度比1.6%増の21億7,750万円を計上し、2目国有資産等所在市町村交付金及び納付金は、国からの内定額270万円を計上しております。  18ページをお願いいたします。3項1目軽自動車税は、軽自動車の利用志向の増などによりまして、前年度比1.2%増の6,080万円を計上し、4項1目市たばこ税は平成15年7月からの税率改正及び実績から、前年度比5.5%増の2億3,680万円を計上いたしております。5項1目特別保有税は平成15年度以降課税廃止となっておりますが、滞納繰り越し分のみを計上いたしております。6項1目入湯税は、利用者の増を見込み、2,900万円を計上しております。  20ページをお願いいたします。7項1目都市計画税は、課税区域内の土地、家屋の状況を精査し、前年度比1.4%減の2億4,780万円を計上しております。  2款地方譲与税、1項1目所得譲与税は、国の三位一体の改革に伴いまして新たに設けられた譲与税で、1,570万円を計上いたしております。2項1目自動車重量譲与税は、前年度比33.1%増の1億6,370万円を計上しております。これは自動車重量税の配分の増によるものでございます。3項1目地方道路譲与税は、前年度比22.3%減の5,580万円を計上し、22ページをお願いします、3款1項1目利子割交付金は、前年度比93.2%増の4,830万円を計上し、4款1項1目配当割交付金は、平成15年度税制改正によりまして新たに500万円を計上し、5款1項1目株式等譲渡所得割交付金は、平成15年度の税制改正によりまして、これも新たに330万円を計上いたしております。6款1項1目地方消費税交付金は、前年度比14.8%増の3億6,330万円を計上しております。  24ページをお願いいたします。7款1項1目ゴルフ場利用税交付金は、市内施設の利用料金が改正されたことによりまして、前年度比38.7%減の1,900万円を計上し、8款1項1目自動車取得税交付金は、前年度比5.6%増の1億2,150万円を計上いたしております。  9款1項1目地方特例交付金は、前年度比2.7%増の1億3,960万円を計上いたしております。  10款1項1目地方交付税は、国の地方交付税総額の減に伴いまして、前年度比7.4%減の30億5,600万円を計上いたしております。  26ページをお願いします。11款1項1目交通安全対策特別交付金は、前年度と同額の500万円を計上し、12款分担金及び負担金、1項分担金、1目農林水産業費分担金3,099万5千円は、農業費及び林業費の事業に対する受益者分担金相当額を計上しております。2項負担金、1目民生費負担金の2億644万8千円は恵光園の老人措置費負担金、保育児の入所負担金などを精査し計上し、2目教育費負担金133万8千円は、学校保健センター保護者負担金を計上しております。  28ページをお願いいたします。13款使用料及び手数料、1項使用料、1目総務使用料は説明を省略し、2目民生使用料393万2千円は、へき地保育園使用料、3目衛生使用料151万円は、火葬場使用料、4目農林水産業使用料164万4千円は農業者トレーニングセンターなどの使用料を、5目商工使用料361万円は恵那峡ガーデン使用料及び共同福祉会館使用料などを、6目土木使用料5,988万2千円は道路占用料、まきがねなどの都市公園使用料、市営住宅使用料などでございます。7目教育使用料4,316万2千円は幼稚園の授業料、文化会館使用料、中山道広重美術館の観覧料などでございます。  30ページをお願いいたします。2項手数料、1目総務手数料2,281万3千円は税の証明手数料、住民票等発行、交付などの手数料でございまして、2目民生手数料は省略させていただきます。3目衛生手数料1億6,153万7千円は、し尿処理、じん芥処理などの手数料で、4目農林水産業手数料500万円は家畜診療手数料で、5目土木手数料96万2千円は屋外広告物の許可手数料で、6目消防手数料67万9千円は危険物取り扱い申請許可手数料などであります。  14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金5億9,732万7千円は、保険基盤安定事業費、知的障害者施設支援費、身体障害者指定施設支援費、老人保護措置費、保育園児童入所負担金及び──32ページをお願いいたします──児童手当費、児童扶養手当費、生活保護費負担金などで、前年度比9.2%の増となっております。2目衛生費国庫負担金1,178万3千円は老人保健事業費負担金などで、3目教育費国庫負担金2億6,778万2千円は小学校建設整備費負担金で、北小の建設に伴い242%の増となっております。2項国庫補助金、1目民生費国庫補助金1,039万3千円は身体障害者ホームヘルパー派遣、障害児ホームヘルパー派遣支援費補助金などであります。2目衛生費国庫補助金1,172万円は合併処理浄化槽設置整備事業費補助金で、3目土木費国庫補助金1億8,849万8千円は東雲バイパス整備事業、街路整備事業補助金などで、鏡山の市営住宅の建設が終了したことによりまして大きな減額となっております。4目教育費国庫補助金1,108万6千円は要保護及び準要保護児童生徒奨励費補助金などであります。  34ページをお願いいたします。3項国庫委託金、1目民生費国庫委託金953万1千円は国民年金事務委託金などであります。  15款県支出金、1項県負担金、1目県委譲事務交付金95万1千円は県委譲事務交付金で、2目民生費県負担金1億236万円は保険基盤安定事業、児童入所、児童手当費負担金などでございます。3目衛生費県負担金1,178万3千円は老人保健事業費負担金などでございます。  36ページをお願いいたします。2項県補助金、1目総務費県補助金3億5,814万3千円は地籍調査事業補助金、そして、電源立地地域対策交付金などでございます。2目民生費県補助金1億9,707万6千円は各福祉医療補助金や県のメニュー事業に対する補助金でございまして、減額の主な要因は重度心身障害者福祉医療費の減でございます。3目衛生費県補助金1億9,708万4千円は合併処理浄化槽設置整備事業費補助金などで、新たに13年度の2次補正による起債に伴う補助として、一番下にありますが、改革推進公共施設整備償還時補助金を計上しております。4目農林水産業費県補助金1億5,002万8千円は、38ページをお願いいたします、中山間地域等直接支払交付金、林道開設等事業費補助金などでございます。これも大きく減額しておりますが、これは田園空間整備事業が終了したということによるものでございます。5目商工費県補助金1,879万2千円は市町村自主運行バス補助金などを、6目土木費県補助金9,615万円はまちづくり総合支援事業費補助金などを計上いたしております。7目教育費県補助金は省略させていただきまして、3項県委託金、1目総務費県委託金8,111万9千円は県徴税事務委託金、選挙費の委託金などでございます。2目民生費県委託金は省略し、3目農林水産業費県委託金116万8千円は望郷の森の管理委託料で、4目商工費県委託金3,669万6千円は国民宿舎恵那山荘管理委託金のほか、恵那山高原国民休養地管理委託金などでございます。5目土木費県委託金563万円は県単の堤防除草事業委託金、それから、用地取得業務委託金などでございます。6目教育費県委託金350万7千円は恵那養護の学校給食供給委託金でございます。  16款財産収入、1項財産運用収入、1目財産貸付収入1,416万5千円は市有建物貸付収入で、2目利子及び配当金314万8千円は国際交流基金ほか12基金の利子などを計上いたしております。  42ページをお願いいたします。2項財産売払収入、1目不動産売払収入9,153万5千円は(仮称)東濃スケート場用地売り払いなどでございます。  17款寄附金、1項寄附金、1目総務費寄附金、2目民生費寄附金は省略し、3目衛生費寄附金728万5千円は、簡易水道事業経営安定化基金への地元からの寄附金でございます。4目消防費寄附金、5目教育費寄附金は省略いたします。  18款繰入金、1項繰入金につきましては、これは、それぞれの目的に応じまして取り崩しを行い、事業実施に有効に活用を行うものでございます。  44ページをお願いいたします。19款繰越金、1項繰越金、1目繰越金は前年度と同額を計上いたしております。  20款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料につきましては説明を省略し、46ページをお願いします。2項預金利子につきましても説明を省略いたします。3項の1目貸付金元利収入6,900万円は、勤労者住宅資金の貸付金及び中小企業小口融資貸付金に係る元金収入でございます。4項の受託事業収入につきましては、いずれも前年度実績に基づき計上いたしております。5項1目雑入1億8,993万1千円は地方競馬組合交付金、水源地整備事業交付金、東濃牧場の用地借上料など89件でございます。  48ページをお願いいたします。21款1項市債につきましては、これは1目総務債から7目振興貸付金まで、それぞれの事業の実施について、後年度に交付税等財政支援のある市債を精査し選定し、全体で18億4,650万円を計上いたしております。このうち、11億4,100万円が後年度に補てん措置の市債でございます。  次に、歳出に入らせていただきます。
     歳出の主な内容につきましては、順次、担当部長よりご説明いたします。  初めに、一般会計全体の人件費でございますが、一般会計職員360名の給与総額は28億7,573万9千円で、前年度比では3.7%減でございます。なお、人件費の明細につきましては、185ページから193ページの給与費明細書をご参照いただきたいと思います。以下、人件費については省略させていただきます。  それでは、入らせていただきます。  1款1項1目議会費1億8,048万円は、これは議会の運営活動に要する経費を計上いたしております。  51ページから52ページの方へ移っていただきたいと思います。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費6億9,869万円は、これは三役、総務関係職員47名の人件費と──52ページをお願いします──教育関係職員を除く退職手当組合負担金と共済負担金などでございます。2目の職員研修費890万円は──54ページをお願いいたします──研修負担金などを計上しておりまして、より一層の職員の資質向上を図ってまいります。3目広報広聴費は、広報の発行、広聴活動経費として1,560万円を計上し、4目財政管理費2,876万円は通常の財政管理費で、減額は、これは新火葬場整備基金の積立金を減額したことによるものでございます。  56ページをお願いいたします。5目会計管理費168万円は会計事務の経費を、6目財産管理費8,152万円は庁舎の維持管理経費、財産管理、一般経費でございます。7目の企画費2,552万円は、これは58ページをお願いします。通常経費に加えまして、ここで市町村合併推進経費、これは電算システムのすり合わせになる経費でございますが、それを計上し、8目地域活性化対策費2,800万円は、通常の推進経費と前年度に引き続き地域集会所補助金900万円程を計上いたしております。次に、9目公平委員会費24万円は経常経費であります。  60ページをお願いいたします。 ○建設部長(福原茂美君) 10目交通安全対策費2,299万2千円につきましては、ソフト、ハード両面の交通対策経費で、主なものは、15節にガードレール、カーブミラー、道路標識等の設置工事費を、19節では交通安全協会等協議会に負担金、指導員2名分の報酬、28節では恵那市交通災害共済事業特別会計に人件費、事務員相当分を繰出金として計上いたしております。  11目ダム対策費62万円につきましては、新丸山ダム、中野ダム事業促進に要する経費を計上いたしております。 ○総務部長(三宅良政君) 12目情報化推進経費、これは1億2,559万円でございますが、オフィスオートメーション推進経費と地域の情報化を推進する経費などを計上しております。  62ページをお願いいたします。13目事務所費1,587万円は、これは6事務所の経常経費でございます。14目国際交流推進事業費530万円は恵那国際交流協会の活動に対する補助金などで、15目土地対策費185万円は、これは土地情報化推進経費を計上いたし、16目地籍調査費6,978万円は──64ページをお願いします──継続事業の武並町藤地区などの1筆調査業務委託経費を、17目諸費の2,973万8千円は農林漁業資金の償還金を計上いたしております。2項徴税費、1目税務総務費1億1,604万円は人件費のほか、経常の税務執行経費でございまして、66ページをお願いいたします。  67ページになりますが、2目賦課徴収費7,054万円は市税の賦課、徴税に係る経常経費であります。 ○市民福祉部長(渡村保名君) 68ページをお願いします。3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費5,482万円は戸籍事務に係る5名の人件費及び事務経費であり、このほかに住民基本台帳ネットワークシステム等の経費を計上しております。 ○総務部長(三宅良政君) 70ページをお願いいたします。4項選挙費、1目選挙管理委員会費716万円は、職員1名分の人件費のほか経常経費を、2目選挙啓発費は説明を省略いたします。3目恵那市長選挙費1,850万円は平成16年6月18日の任期満了に伴っての選挙執行経費であり、72ページをお願いします。4目参議院議員通常選挙費1,970万円は平成16年7月25日の任期満了に伴う選挙執行経費でございます。5目岐阜県知事選挙費1,890万円は、74ページをお願いいたします。これは17年2月5日の任期満了による選挙執行経費でございます。  76ページをお願いいたします。5項統計調査費、1目統計調査総務費の641万円は1名分の人件費と事務経費であり、2目指定統計調査費410万円は農林業センサス調査をはじめ7種類の調査を行うための経費でございます。  78ページをお願いいたします。6項監査委員費、1目監査委員費1,118万円は職員1名分の人件費のほか、監査事務局の経常経費を計上しております。 ○市民福祉部長(渡村保名君) 3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費9,440万6千円は職員6名の人件費と福祉事務一般経費のほか、80ページの13節福祉センター管理運営委託経費、19節ふれあいまちづくり事業等に係る地域福祉推進経費等を計上するものであります。2目心身障害者福祉費3億2,072万円は、主として81ページの20節扶助費に計上する身体障害、知的障害者を有する方、障害児の方に対する居宅支援及び入所支援に係る経費、及び同節内の特別障害者手当等であります。  82ページをお願いいたします。3目老人福祉費1億2,005万円は老人福祉事務一般経費のほか、83ページの13節において、介護保険が適用されない高齢者等に対する生活支援事業──配食サービス、生きがい活動通所事業等でありますが──の経費、在宅介護支援センター運営経費等を計上し、19節において、老人クラブ、シルバー人材センター等の団体活動支援費、及び16年度市内に開設予定の老人保健施設建設支援経費を計上し、20節では在宅高齢者に対し家族介護用品支給、住宅改修助成等の支援経費を計上しております。  4目福祉医療費は、84ページをお願いいたします。福祉医療費3億8,108万5千円は、20節で計上の69歳老人、乳幼児、重度心身障害者等の福祉医療のうち、乳幼児医療の入院費助成については従前5歳未満までとしていたものを、6歳に到達する年度中までとしております。また、28節は老人医療特別会計への繰出金であります。5目老人ホーム費1億2,877万円は養護老人ホーム恵光園の職員12名分の人件費、管理運営経費、及びデイサービスセンター恵愛の管理運営経費であります。  86ページをお願いいたします。6目国民健康保険費2億174万3千円は6名の人件費、及び87ページの28節で国民健康保険特別会計への繰出金、事業勘定及び施設勘定に対してでありますが、これを計上するものであります。7目介護保険費2億4,244万6千円は3名の人件費、及び28節で介護保険事業特別会計への繰出金を計上するものであります。  88ページをお願いいたします。2項児童福祉費、1目児童福祉総務費4,155万円は職員5名の人件費及び一般事務経費であり、次ページの児童福祉対策費3億2,321万円はやまびこ保育園併設の地域子育て支援センター運営経費として、1節で嘱託指導員1名の報酬、7節で同じく臨時職員1名の賃金等を計上し、ほかに13節では児童センター、養護訓練センターの管理運営経費、放課後児童健全育成事業委託経費等を計上しております。また、同13節においては次世代育成支援推進対策法による行動計画策定経費を計上したところであります。  90ページの20節においては児童手当及び児童扶養手当の給付費を計上するものでありますが、うち、児童手当においては支給対象年齢が従前の小学校入学前から小学校3学年修了に拡大、緩和されております。3目保育所費6億3,655万円は保育士51名の人件費のほか、常設8園、へき地2園の管理運営経費、及び92ページの20節において、市内の私立2保育園の運営経費を計上しております。なお、15節においては、やまびこ保育園保育室1室の増築工事費を計上するものであります。  93ページをお願いいたします。3項生活保護費、1目生活保護費1億3,245万円は94名の人件費のほか、94ページの20節において、42世帯、47名の生活扶助費等を計上しております。4項災害救助費、1目災害救助費30万円は火災等の被災に対する見舞金であります。  次ページの5項国民年金費、1目国民年金費は、2名の人件費と年金に係る法定受託事務、協力連携事務費等の経費であります。 ○水道環境部長(牧野洋勝君) 4款衛生費、1項保健衛生費、1目環境衛生費は、職員の人件費と環境協議会等の補助金等でございます。 ○市民福祉部長(渡村保名君) 98ページをお願いいたします。  2目保健センター管理費8,662万円は、11名分の人件費及び保健センター管理運営経費を計上するものであります。  次ページの3目健康推進費1,482万円は、市民の健康増進のため、健康相談事業、高齢者・母子に対する健康保健指導、乳幼児への健康保健指導等のほか、歯科保健の推進、食生活改善等、さらに健康祭、歯のフェスティバル等の常時経費を計上しております。  101ページをお願いいたします。4目保健予防費1億3,482万円は、基本健康診査、妊産婦、乳幼児の健康診査のほか、がん、結核等の各種の検診業務の計上、及びインフルエンザ予防接種等の経費を計上するものであります。なお、16年度より前立腺がんの検診を新たに実施することとしております。  102ページをお願いいたします。5目地域医療対策費2億8,711万円は、地域医療確保対策事業として、13節に一次救急医療としての在宅当番医制運営事業委託料を計上し、19節は二次救急医療としての中津川・恵那地区の病院群輪番制運営費負担金などを計上するものであります。また、病院事業として、19節に病院事業会計への繰り入れ基準に基づく負担を計上するものであります。24節は病院改修工事と資本的支出に係る支出金を計上するものであります。 ○水道環境部長(牧野洋勝君) 6目火葬場費8億9,519万円の主なものは、13節委託料、15節工事請負金、これは火葬場建設に伴う建設工事金等でございます。7目合併処理浄化槽設置費3,662万7千円は、85基分の負担金等でございます。  4款衛生費、2項清掃費、1目し尿処理施設費2億3,029万円の主なものは、13節委託料、し尿処理収集業務委託料等でございます。2目じん芥処理施設3億6,243万円の主なものは、11節需用費、光熱水費、13節委託料、資源整理委託料、施設管理委託料等でございます。3目じん芥処理施設建設費3,046万円の主なものは、14節の使用料及び賃貸料等の土地借上料でございます。また、施設整備補助金として、19節負担金補助及び交付金を計上しております。3項水道費、1目水道費2億3,692万3千円の主なものは、19節水道事業会計の補助金、24節投資及び出資金、水道事業会計への繰出金、25節積立金、簡易水道事業経営安定化等、28節一般会計からの繰入金でございます。 ○経済部長(水野量夫君) 110ページをお願いします。5款労働費、1項労働諸費、1目労働諸費は勤労者福祉向上のための予算で、19節に財団法人中津川・恵那地域勤労者福祉サービスセンター、通称ジョイセブンの運営経費、21節に勤労者の住宅・生活資金の貸し付けに係る預託金を計上しています。  111ページ、6款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費は、農業委員会の通常経費を計上しています。2目農業総務費は、職員15名の人件費と農業関連施設維持管理経費。113ページ、19節に東濃農業共済事務組合への運営補助金等、各種負担金を計上しています。3目農業管理機能強化費は集落営農推進経費、114ページ、19節に中山間地域等直接支払交付金、42団体、1個人、408.3ヘクタールと土地改良区等事業運営補助金を計上しています。4目農業生産基盤整備費は職員3名の人件費と、115ページ、15節にかんがい排水工事2件、農道舗装工事5件、19節に美濃東部区域農用地総合整備事業負担金を計上しています。5目農業経営強化推進費は、恵那市の米精算数量3,751トン、生産調整面積34.5%の配分を受け、恵那市農業水田ビジョンの推進、特に担い手の育成に重点を置いた集落営農の育成及び地区農業振興協議会の体質強化と水田農業構造改革の推進と地域特産品の振興経費を計上しています。  116ページ、6目都市農村交流促進費は、農業振興のコントロールセンターとしてのアグリパーク恵那の運営経費、自然と人間が織りなしてきた伝統文化、貴重な遺跡、棚田をはじめとする地域の歴史や美しい農村景観等、多様な諸資源を活かした田園空間博物館のオープニングイベント経費、サテライト施設である「らっせぃみさと館」、中野方不動の滝の管理運営経費、第10回全国棚田サミット参加経費等を計上しています。  118ページ、7目農村環境整備費は、飯地の県営住環境整備事業の工事委託料、事業負担金、保古の湖の県営水環境整備負担金、永田深洞地区の県営ふるさと水と土ふれあい事業負担金を計上しています。8目農業用施設管理費は農道の未登記分の解消にかかわる嘱託員の報酬、中部用水ほか3施設の特定農業施設の維持管理委託料、市内全域農業施設維持補修経費を計上してます。  119ページ、9目畜産振興費は、家畜診療業務に要する経費。  120ページ、14節で東濃牧場用地借上料を計上しています。10目農業集落排水事業費は、農業集落排水特別会計への繰出金を計上しています。  121ページ、1項林業費、1目林業総務費は、職員2名分の人件費と西行の森、望郷の森の維持管理経費。  122ページ、17節にグリーンピア恵那跡地335ヘクタールの公有財産購入費を計上しています。2目林業振興費は、恵那市林材業振興協議会推進経費、有害鳥獣駆除経費、19節に産直住宅建設支援事業補助金、大型公共施設木造化支援事業補助金を計上しています。3目森林保全費は、2目林業振興費に含まれていた林業整備関連事業を抜粋した新設科目で、松くい虫駆除対策経費、123ページ、19節20ヘクタールの水土保全森林緊急間伐、52ヘクタールの共有地森林環境整備間伐事業補助金、600立方の間伐材利用促進補助金、700ヘクタールの森林整備地域活動支援交付金を計上しています。4目林道新設改良事業費は職員2名分の人件費、124ページ、15節に林道新設で飯地の大沢線、藤の神田線、林道改良は望郷の森川向線の舗装、既設林道の維持管理経費を計上しています。  125ページ、7款商工費、1項商工費、1目商工総務費は、職員6名分の人件費と共同福祉会館管理運営経費を計上しています。  126ページ、2目商業振興費は、中心商店街活性化推進経費、企業誘致対策経費。  127ページ、19節に工業誘致奨励金、商工会議所事業運営補助金、恵那ふるさとまつり補助金、各種団体負担金、21節に中小企業小口融資貸付金を計上しています。3目観光費は市内観光施設の維持管理、事業運営経費で、128ページ、13節に県立公園恵那峡の樹木管理、公園の清掃、国民宿舎恵那山荘及び国民休養地、恵那峡ガーデン、タウンプラザ恵那の維持管理運営経費、19節に恵那市観光協会の事業運営補助金、各支部への施設整備補助金、恵那峡開峡80周年記念関連事業補助金を計上しています。4目消費生活対策費は、消費者モニターの活動経費を計上しています。  129ページ、5目運輸対策費は、13節に恵那市公共バリアフリー基本構想作成調査委託料、武並駅の切符販売委託料、130ページ、19節に明知鉄道軌道近代化施設整備補助金、明知鉄道連絡協議会負担金、恵那市自主運行バス25系統補助金を計上しています。6目駐車場施設費は、駐車場事業特別会計への繰出金を計上しています。  以上でございます。 ○建設部長(福原茂美君) 8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費8,389万円は職員11名分の人件費と、土木協会など負担金等、経常経費でございます。  132ページをお願いします。2目施設管理費2,830万円は、職員4名分の人件費を計上いたしております。  133ページをお願いします。2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費3,430万円は、職員2名分の人件費と登記事務嘱託員1名の報酬。  134ページでは、13節委託料で市道台帳補正業務と、19節で昨年度より計画をいたしております私道整備工事補助金などを計上いたしております。2目道路橋りょう維持費1億5,626万円は市道路線の維持管理経費でございます。主なものは、13節未登記市道の登記委託料と施設管理公社に路面補修など整備委託料を、15節では道路補修舗装修繕工事費を、16節では施設管理公社が行う路面補修材や各自治会等で取り組んでいただいております道路愛護に係る補助事業の材料支給をいたしております。また、融雪剤も計上いたしております。  3目道路橋りょう新設改良費7億5,201万円は職員3名分の人件費と、備考欄記載の細目に沿ってご説明させていただきます。市単道路新設改良では、古瀬1号線ほか10路線を、舗装新設事業では流田分立線など、地方特定道路整備事業では寺田石山線を、県営事業負担事業では一般県道阿木大井など継続事業箇所の想定金額を、辺地対策事業では飯地中野1号線ほか1路線を、交通安全施設等整備事業では雀子ケ根鏡山線など、まちづくり総合支援事業では河原田阿木川線ほか3路線を、136ページでございます、東雲バイパス整備事業では丸池線改良事業費を、恵中拡幅整備推進事業ではアクセス市道の調査委託費を計上いたしております。  137ページをお願いします。4目まちかどふれあい整備事業100万円は、中山道居屋敷舟山線委託料を計上いたしました。3項河川費、1目河川総務費458万円は、主に13節で1級河川堤防除草と緑ネットサポート事業委託料を、138ページ、19節では岐阜県河川協会負担金等を計上いたしております。2目河川総務費1,700万円は、丸池川天王山排水改修に係る工事金を計上いたしております。  4項都市計画費、1目都市計画総務費5,988万6千円は、備考欄細目別にご説明いたします。都市計画一般経費では、職員4名分の人件費と建築開発指導事業事務で建築確認申請と開発申請の指導経費を、新たに耐震補強工事補助金と都市計画推進経費では都市計画決定図書作成の業務委託を計上いたしております。まちづくり総合支援事業では、街路恵那駅惣の神線工事費を計上いたしました。  140ページをお願いします。2目公園費1,512万円は、都市公園10カ所の維持管理費でございます。主には13節施設管理公社への委託料でございます。3目街路整備事業費2億3,206万円は職員2名分の人件費と、13節委託料では羽根平学頭線ほか1路線調査設計費と、142ページ、15節にて葛沢桑下線街路整備事業工事金、17節では街路用地購入費を、22節では家屋移転補償費を計上いたしております。  4目土地区画整理事業1億3,556万円は、備考欄の細目別にご説明いたします。土地区画整理事業推進経費では職員4名分の人件費と諸団体負担金と、大崎土地区画整理事業では19節で家屋移転補償、葛沢桑下線ほか区画道路等々、事業促進に対する負担金、補助金を計上しております。  5目下水道費4億6,558万4千円は、恵那市下水道事業特別会計への繰出金でございます。  144ページをお願いします。5項住宅費、1目住宅管理費4,037万円は、職員3名分の人件費と経常経費でございます。  145ページをお願いします。2目住宅建設費7,864万円は、主に146ページ、16節鏡山住宅進入路工事金と、22節家屋移転補償費でございます。  147ページをお願いします。6目砂防費、6項砂防費、1目砂防事業費2,340万円は、県単大井地区急傾斜崩壊対策費でございます。  以上で、8款土木費の説明を終わります。 ○消防長(曽我公平君) 148ページをお願いします。9款消防費、1項消防費、1目常備消防費3億6,541万円は、消防職員45名の人件費と蛭川村消防事務受託事業経費、消防庁舎維持管理経費及び救助救急活動経費、職員研修といたしまして救急救命士取得経費を計上しております。  149ページをお願いします。2目非常備消防費5,913万円は、消防団員635名の報酬、出動手当、消防団員一般管理経費及び消防団施設経費を計上しております。  151ページをお願いします。3目消防施設費6,533万円は、所要施設経費として高規格救急車の購入費、救急啓蒙活動用備品、車両等の修繕費、消防団施設経費として小型道路ポンプ付き積載車2台の更新、及び消防水利整備事業として防火水槽、消火栓の設置工事費などを計上しております。  4目防災費1,168万円は、地域防災計画地震編の見直し、災害対策応急照明機器の購入経費、防災行政無線の維持管理経費、また、防災まちづくり推進経費では自主防災組織の活動支援、震災対策事業補助、少年消防団、女性防火クラブの育成強化経費などを計上しております。  以上で、9款消防費を終わります。 ○教育委員会事務局長(田中秀雄君) 引き続き、153ページをお願いします。10款教育費、1項教育総務費、1目教育委員会費177万円につきましては、教育委員4名の報酬を計上しております。  154ページをお願いいたします。2目事務局費1億3,299万7千円、職員11名の人件費と教職員住宅維持管理経費を計上しております。  155ページ、3目教育研究費719万円は、生涯学習指導員の報酬と諸経費、生涯学習の研究経費を計上しております。  156ページ、4目教育振興費2,135万円は、通学区域の検討委員会及び学校評議員等の設置経費、また、適応指導教室の相談員2名の報酬、ALT等の外部講師に要する経費を計上しております。  158ページの2項小学校費、1目学校管理費1億5,959万3千円は、職員及び臨時事務賃金の人件費と小学校10校の管理運営費、維持補修費、校舎等の土地借り上げ経費。  160ページでは、15節施設営繕工事金として、東野小学校の浄化槽の農集への切り換え、中野小学校の排水口の工事、17年度に統合を予定しております毛呂窪小学校のバス待合所の設置等を計上しております。2目学校教育振興費4,021万円は、小学校情報教育推進のため、パソコン、昨年は407台の更新リース経費及び校内LANが完了した、その後の経費でございます。19節で特色ある学校づくり支援事業補助金は、161ページにかけて、20節では遠距離通学費、要援護児童等の援助費を計上しております。  3目学校建設費8億1,310万円は、恵那北小学校改築に係る校舎棟の建築第2次の工事金及び屋内運動場建設工事、長島小学校の耐震補強工事、大井第二小学校の耐震設計調査を計上しております。また、18節備品購入費としまして、毛呂窪小学校を含め、校舎備品、屋内運動場の初度備品購入を計上しております。  162ページ、3項中学校費、1目学校管理費6,724万円は、中学校3校の管理運営費、維持補修費、校舎等の土地借り上げ経費、施設管理では施設の点検、清掃、退職職員による用務員の委託、西中学校のスクールバス2台の運転業務の委託料を計上しております。  163ページの2目学校教育振興費4,066万円は、14節で11年度導入のパソコンの購入切り換え経費でございます。19節では特色ある学校づくりの支援事業の補助金、20節で遠距離通学費、要保護児童等の援助費を計上しております。  164ページから165ページ、4項幼稚園費、1目幼稚園管理費9,652万9千円は、職員11名の人件費と3園の管理の運営費、維持補修費、園舎等の土地借り上げ経費を計上しております。  165ページの2目幼稚園教育振興費1,298万1千円は、市立幼稚園就園児童の182名に対する奨励補助金を計上しております。  166ページ、5項の社会教育費、1目社会教育総務費は6,393万円、社会教育指導員1名の報酬、また職員8名の人件費を計上しております。  167ページの2目社会教育振興費517万円は、成人教育、家庭教育、地域づくり推進経費、教室開放等の推進経費を計上しております。  168ページ、3目青少年教育振興費は848万円、青少年教育指導員1名の報酬と青少年の健全育成経費、成人式の経費を計上しております。  169ページ、4目文化振興費7,624万円は、職員の人件費、文化会館自主事業運営経費、文化財保護経費、中山道修景施設維持管理経費、ひし屋資料館管理運営経費と、171ページの19節で財団法人恵那市文化振興会の育成の補助金を計上しております。  171ページの5目公民館費9,953万円は、中央公民館、地区公民館7館の運営維持管理経費、講座開設の経費、武並にコミュニティセンターの建設事業、172ページの13節で自主設計──これはコミュニティセンターでございます──の委託経費、15節では公民館の敷地造成工事を計上しております。  173ページの6目文化センター管理費5,573万円は、施設の維持管理経費を計上しております。7目図書館費2,984万円は、図書館の運営経費、図書購入経費を計上しております。  175ページ、8目市民会館費317万円は、施設の維持管理運営経費を計上しております。9目美術館費は施設の維持管理、業務運営委託料を計上しております。  176ページの6項保健体育費、1目保健体育総務費2,483万円は、職員3名の人件費と諸団体等の負担金を計上しております。  177ページの2目学校保健費1,590万円は、学校医、学校歯科医、学校薬剤師の報酬と健診の手数料を計上しております。  178ページの3目体育振興費2,425万円は、スポーツ振興、生涯スポーツ振興の運営業務を財団法人恵那市体育連盟に委託する経費、及び体育連盟の育成補助金、第4回の恵那峡ハーフマラソンの負担金を計上しております。  179ページの4目体育施設管理費7,876万円は、まねがね公園の管理運営委託料、小・中学校の社会開放施設の管理経費を計上しております。  180ページの5目学校給食費は、職員1名の人件費と、181ページ、13節の施設管理公社に調理、配送業務を委託する経費を計上しております。  182ページ、6目東濃スケート場建設促進6,313万円は、臨時事務賃金の人件費を計上し、15節で多目的広場整備の工事金を計上しております。  また、183ページ、17節では公有財産購入費として中部大学校の用地、要は客席スタンド及び法面、2万8,327平米の土地購入費を計上しております。  以上で終わります。 ○総務部長(三宅良政君) 続きまして、11款公債費、1項公債費、1目元金20億1,133万5千円は地方債の償還金であり、大きく増えておりますのは減税補てん債等の一括償還によるものでございます。2目長期債利子4億6,115万5千円につきましても、地方債の償還金に対する利子でございます。  184ページをお願いいたします。3目一時借入金210万円は、一時借入金の利子の償還に伴うもので、4目公債諸費10万円は、適正な公債費の管理を行う事務費でございます。  12款予備費につきましては、前年同額の600万円を計上しております。  なお、185ページから193ページに給与費の明細、194ページに継続費調書、195ページに債務負担行為の調書、196ページに地方債の調書を添付しておりますので、ご参照をお願いし、議第23号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。  本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、別紙の付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を分割付託いたします。           ─────────────────────
    ○議長(柘植成實君) ここで、3時10分まで休憩といたします。               午後 2時50分 休憩           ─────────────────────               午後 3時10分 再開 ○議長(柘植成實君) 休憩前に引き続いて会議を再開いたします。  議第24号・平成16年度恵那市簡易水道事業特別会計予算の詳細説明を求めます。水道環境部長・牧野洋勝君。 ○水道環境部長(牧野洋勝君) 197ページをお願いいたします。  議第24号・平成16年度恵那市簡易水道事業特別会計予算について、説明いたします。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億2,430万円と定めるものであります。  歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分毎の金額は、198ページから200ページの第2表歳入歳出によるものでございます。  地方債は、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は201ページ、第2表地方債によるもので、中野方・飯地簡易水道事業建設事業費の起債の限度額を4,700万円と定めるものであります。  205ページをお願いいたします。歳入でございます。  1款分担金及び負担金、1項分担金、1目簡易水道事業分担金740万2千円の主なものは、飯地簡易水道事業加入金及び中野方簡易水道事業加入金等でございます。  2款使用料及び手数料、1項使用料、1目使用料950万2千円は、飯地・中野方簡易水道の使用料金等でございます。  206ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料、2項手数料、1目手数料2万5千円は、飯地・中野方の給水装置検査手数料でございます。  3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目簡易水道費国庫補助金2,664万6千円は、中野方・飯地簡水の国庫補助金でございます。  4款県支出金、1項県補助金、1目簡易水道費県補助金768万3千円は、中野方簡水、飯地簡水等の補助金でございます。  5款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金1億2,243万7千円は、飯地・中野方簡易水道施設整備等に対する一般会計からの繰入金でございます。  208ページをお願いいたします。6款繰越金、1項繰越金、1目繰越金2千円は、前年度の繰越金でございます。  7款諸収入、1項雑入、1目雑入360万3千円は、消費税の還付金等でございます。  8款市債、1項市債、1目簡易水道債4,700万円は、飯地・中野方簡易水道事業建設事業債でございます。  210ページをお願いいたします。歳出でございます。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費1,328万8千円の主なものは、職員の人件費と13節の委託料、15節の工事請負費等でございます。  211ページをお願いいたします。1款総務費、2項維持管理費、1目中野方簡易水道維持管理費966万円の主なものは、11節需用費の光熱費及び12節役務費、212ページの13節施設管理委託料等でございます。  212ページをお願いいたします。2目飯地簡易水道維持管理費1,084万円の主なものは、11節需用費、光熱水費でございます。12節役務費、13節委託料の浄水場運転業務委託料等でございます。  213ページをお願いいたします。2款事業費、1項建設費、1目中野方簡易水道建設費7,851万円の主なものは、214ページの19節県営中野方ダム事業負担金等でございます。  214ページをお願いいたします。2目飯地簡易水道建設費3,121万円の主なものは、215ページの11節の配水管布設工事金等でございます。  216ページをお願いいたします。3款公債費、1項公債費は起債償還金で、元金及び利子を計上しております。  また、217ページから224ページに給与費の明細を、225ページに地方債に関する調書を添付いたしておりますので、ご参照をお願いいたします。  以上で、議第24号・平成16年度恵那市簡易水道事業特別会計予算の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。  本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、別紙の付託表のとおり、福祉環境委員会に審査を付託いたします。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第25号・平成16年度恵那市土地取得事業特別会計予算の詳細説明を求めます。総務部長・三宅良政君。 ○総務部長(三宅良政君) それでは、227ページをお願いいたします。  議第25号・平成16年度恵那市土地取得事業特別会計予算について、ご説明いたします。  平成16年度の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ40万円と定めるものでございます。  歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分毎の金額は、228ページから229ページまでの第1表歳入歳出予算によるものでございます。  233ページをお願いいたします。歳入からご説明いたします。  1款財産収入、1項財産運用収入、1目基金運用収入40万円でございますが、土地開発基金の利子でございます。  234ページをお願いいたします。歳出でございます。  1款財産取得費、1項財産取得費、1目財産管理費40万円は、土地開発基金の利子の積立てでございます。  以上で、議第25号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。  本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、別紙の付託表のとおり、総務文教委員会に審査を付託いたしたいと思います。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第26号・平成16年度恵那市下水道事業特別会計予算の詳細説明を求めます。水道環境部長・牧野洋勝君。 ○水道環境部長(牧野洋勝君) 予算書の235ページをお願いいたします。  議第26号・平成16年度恵那市下水道事業特別会計予算について、説明いたします。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ15億7,440万円と定めるものであります。  歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分毎の金額は、236ページから238ページの第1表歳入歳出予算によるものでございます。  債務負担行為は、第2条の地方自治法第214条の規定により債務を負担することができる事項、期間及び限度額は239ページ、第2表債務負担行為によるものであります。  地方債は、第3条の地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は239ページの第3表地方債によるものでございます。  一時借入金は、第4条の地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は1億円と定めるものであります。  243ページをお願いいたします。歳入の説明をいたします。  1款分担金及び負担金、1項負担金、1目下水道事業従事者負担金2,700万2千円は、公共特環下水道事業受益者負担金であります。  2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道施設使用料3億9,401万円は、公共特環下水道施設の使用料金でございます。  244ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料、2項手数料、1目排水設備手数料67万5千円は、排水整備検査手数料でございます。2目受益者負担金徴収手数料1千円は、督促手数料等でございます。  3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道事業費国庫補助金2億7,136万9千円は、公共特環の下水道管渠布設事業費等の国庫補助金でございます。  4款県支出金、1項県補助金、1目下水道事業費県補助金773万7千円は、公共特環下水道管渠布設事業費等の岐阜県特例基盤整備推進交付金等でございます。  5款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金4億6,558万4千円は、公共特環下水道事業に一般会計からの繰入金でございます。  246ページをお願いいたします。6款繰越金、7款諸収入、1目預金利子は説明を省略いたします。  247ページをお願いいたします。7款諸収入、1項雑入、1目雑入1,352万円は、大崎地区汚水管渠移設アロケーションの事業費と消費税の還付金等が主なものでございます。  8款市債、1項市債、1目下水道債3億9,450万円は、公共特環下水道の建設事業債でございます。  248ページをお願いいたします。歳出について説明いたします。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費3,245万4千円は職員の給与と、249ページ、13節の下水道使用料金徴収業務委託料が主なものでございます。  250ページをお願いいたします。1款総務費、2項維持管理費、1目公共下水道維持管理費2億673万円は、職員の給与費と11節の需用費、251ページ、13節の浄化センター施設管理委託料等が主なものでございます。  251ページをお願いいたします。2目特定環境保全公共下水道維持管理費3,186万円は、職員の給与費と、252ページをお願いいたします、11節の需用費、13節の委託料等が主なものでございます。  253ページをお願いいたします。2款事業費、1項建設費、1目公共下水道建設事業費3億2,111万円の主なものは、職員の給与費と13節の測量設計委託料、254ページの15節下水道管渠布設工事費、22節の上水道管移設等補償費等でございます。  254ページをお願いいたします。2款事業費、1項建設費、2目恵那峡処理区特定環境保全公共下水道建設事業費200万円は、特環下水道管渠布設工事等の工事費でございます。3目竹折処理区特定環境保全公共下水道建設事業費4億5,113万円の主なものは、職員の給与費と、255ページをお願いいたします、13節の下水道管渠の測量設計及び処理場の実施設計委託料、15節下水道管渠布設工事費、17節処理場及び進入路の土地購入費等でございます。22節の立木、家屋、水道管移転、上水道管移設等の補償費等でございます。  256ページをお願いいたします。3款公債費、1項公債費、1目元金3億3,467万円は、公共下水道債と特環恵那峡処理区の下水道事業債元金の起債の償還金であります。  257ページをお願いいたします。3款公債費、1項公債費、2目利子1億9,422万8千円は、公共下水道事業債と特定環境恵那峡処理区の下水道事業債利子の償還金でございます。3目公債費諸費、4目一時借入金利子は説明を省略いたします。  258ページをお願いいたします。4款予備費、1項予備費、1目予備費は説明を省略いたします。  259ページから267ページまでに給与費の明細を、268ページには債務負担行為に関する調書を、269ページには地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照をお願いいたします。  以上で、議第26号・平成16年度恵那市下水道事業特別会計予算の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。  本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、別紙の付託表のとおり、福祉環境委員会に審査を付託いたします。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第27号・平成16年度恵那市交通災害共済事業特別会計予算の詳細説明を求めます。建設部長・福原茂美君。 ○建設部長(福原茂美君) 271ページをお願いいたします。議第27号・平成16年度恵那市交通災害共済事業特別会計予算について、ご説明いたします。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,440万円と定めるものでございます。  歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分毎の金額は、272ページから273ページ、第1表歳入歳出予算によるものでございます。  277ページをお願いします。歳入でございます。  1款1項1目とも、交通災害共済事業収入730万2千円につきましては、交通災害共済事業掛金の前年度実績を参考に計上いたしております。  2款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金1万4千円は、基金に対する利息でございます。  278ページをお願いします。3款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金708万2千円は、共済事業の人件費と事務費相当分を一般会計から繰り入れるものでございます。  4款繰越金、5款諸収入は説明を省略させていただきます。  280ページをお願いします。歳出でございます。  1款1項1目とも、交通災害共済事業費1,440万円は、職員1名の人件費と19節の交通災害共済見舞金が主な経費でございます。  なお、282ページから289ページには給与費の明細書を添付しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、議第27号の説明を終わります。
    ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。  本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、別紙の付託表のとおり、経済建設委員会に審査を付託いたします。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第28号・平成16年度恵那市老人医療特別会計予算について、議第29号・平成16年度恵那市国民健康保険特別会計予算について、以上2件の詳細説明を求めます。市民福祉部長・渡村保名君。 ○市民福祉部長(渡村保名君) それでは、291ページをお願いいたします。  議第28号・平成16年度恵那市老人医療特別会計予算について、ご説明いたします。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ29億7,150万円と定めるものであり、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分毎の金額は、292ページから293ページの第1表歳入歳出予算によるものであります。  297ページをお願いいたします。概況ですが、この予算は、平成14年の医療制度改正に伴う老人保健対象年齢の段階的引き上げ、70歳から75歳まで引き上げることでございますが、さらに老人医療に係る公費負担の段階的引き上げ──これ3割から5割まで引き上げる──等を勘案の上、老人医療費の変化を見込んだ結果、医療諸費において対前年度比4.6%の減と推計し、所要の額を計上するものでありますので、よろしくお願いいたします。  それでは、歳入についてご説明いたします。  1款1項支払基金交付金、1目医療費交付金18億3,963万円につきましては、社会保険診療報酬支払基金からの交付金であり、医療給付費及び医療費支給費を元数として、本年度の交付率によって交付されるものであります。2目審査支払手数料交付金1,540万6千円は、同じく支払基金より当市の費やしたレセプト審査手数料を補てんするために交付されるものであります。  2款国庫支出金、2項国庫負担金、1目医療費国庫負担金7億3,800万9千円につきましては、老人医療給付費等に係る本年度交付率による国からの負担金であります。  298ページをお願いいたします。2項国庫補助金、1目適正化対策事業費補助金81万6千円は、レセプト点検等医療費適正化対策事業に対する補助金であります。  3款県支出金、1項県負担金、1目医療費県負担金1億8,450万円は、老人医療給付に対する今年度交付率による県よりの負担金であります。  4款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金1億9,313万2千円につきましては、老人医療給付費等に対する本年度負担率による当市の負担分、及び特別会計における事務経費について、一般会計からの繰り入れをするものであります。  続きまして、5款繰越金、それから300ページの6款諸収入については、それぞれ口あけの予算であります。  301ページをお願いいたします。歳出。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費908万3千円は、レセプト点検電算処理等の事務経費であります。  302ページをお願いいたします。2款医療諸費、1項医療諸費、1目医療給付費は、主として医科、歯科等に係る外来、入院等の老人医療給付費を、2目医療費支給費は、主としてはり、きゅう、マッサージ等に係る医療費の支給額を計上するものであります。3目審査支払手数料は、老人医療に係るレセプトの審査手数料であり、国民健康保険連合会会及び社会保険診療報酬支払基金に対して負担するものであります。  次ページの3款は、前年度精算による各種返還金等の口あけの予算であります。  以上で、議第28号の説明を終わります。  続きまして、305ページをお願いいたします。議第29号・平成16年度恵那市国民健康保険特別会計予算について、説明いたします。  歳入歳出予算でありますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ事業勘定については24億9,740万円、施設勘定については1億3,670万円と定めるものであります。  歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分毎の金額は、306ページから309ページの第1表歳入歳出予算(事業勘定)及び310ページから311ページの第2表歳入歳出予算(施設勘定)によるものであります。  一時借入金につきましては、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額を5千万円と定めることとし、歳出予算の流用については、事業勘定中、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用の場合にできると定めるものであります。  317ページをお願いいたします。概況ですが、この予算は、平成14年度の医療制度改正に伴い、老人保健対象年齢の段階的引き上げ、これに伴う国保医療費の増、老人保健拠出金の減少等を勘案の上、療養諸費において対前年度6.6%の増と推計し、所要の額を計上するものであります。  事業勘定の歳入のご説明をいたします。  1款国民健康保険税、1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税は、1節医療給付費分現年課税分としての7億2千万円につきましては、調定額7億6,891万8千円に対する徴収率93.65%と見込んで計上したものであります。これに係る被保険者数は5,937世帯、1万1,638人であります。2節介護給付金分現年課税分としての4,950万円につきましては、調定額5,407万1千円に対する徴収率91.58%と見込んで計上したもので、これに係る被保険者数は2,306世帯、3,170人であります。2目退職被保険者等国民健康保険税につきましては、1節医療給付費分現年課税としての1億3,429万円は調定額、1億3,640万8千円に対する徴収率98.45%と見込んで計上したもので、これに係る被保険者数は746世帯、1,934人であります。2節介護納付金分現年課税分としての996万円につきましては、調定額1,010万8千円に対する徴収率98.54%と見込んで計上したもので、これに係る被保険者数は563世帯、774人であります。  318ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料、1項手数料、1目保険税督促手数料は、督促状の郵送経費であります。  3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目療養給付費等負担金6億4,556万1千円は、1節現年分では、国民健康保険療養給付費及び老人保健医療費拠出金を基礎として交付率40%相当額を計上し、3節介護納付金分では、同じく介護納付金の交付率40%相当分を計上するものであります。2目高額医療費共同事業負担金1,240万1千円につきましては、同事業に係る所要額の25%相当額が国から交付されるものであります。  次ページの事務費負担金につきましては、国の補助金の見直しに伴い、廃目とするものであります。  2項国庫補助金、1目財政調整交付金9,216万5千円は、保険事業に対する特別調整交付金、財政収支等に対する普通調整交付金、介護納付金分に対する調整交付金であります。  320ページをお願いします。4款療養給付費交付金、1項療養給付費交付金、1目療養給付費交付金4億9,930万1千円は、退職者医療の給付費を補てんするための社会保険診療報酬支払基金からの交付金であります。  5款県支出金、1項県補助金、1目臨時特別助成事業費補助金310万円は、国保財政健全化特別対策事業に係る県補助金であります。  次ページの2項県負担金、1目高額医療費共同事業負担金1,240万1千円は、同事業に係る所要額の25%相当額が県から交付されるものであります。  6款連合会支出金、1項連合会補助金、1目健康推進事業補助金100万円は、健康づくりモデル事業の実施に対し、県国保連合会から交付されるものであります。介護円滑導入給付金は介護保険制度開始時の国保税収収納率低下分に交付されたものでありますが、制度終了に伴い、廃目とするものであります。  322ページをお願いします。7款共同事業交付金、1項共同事業交付金、1目共同事業交付金3,200万円につきましては、高額療養費共同事業として1件70万円を超える療養給付について、県国保連合会から交付される金額であります。  8款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金は、国民健康保険給付基金の利子を計上するものであります。  次ページの9款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金1億5,774万6千円は、低所得者に対する国保税軽減に伴う国民健康保険基盤安定事業についての繰入金等であります。9款繰入金、2項基金繰入金、1目基金繰入金3,500万円は、これまでの過去の国保税を原資とした国民健康保険給付基金を取り崩して療養給付費の財源不足を補うものであります。  324ページをお願いします。10款1項1目繰越金6千万円は、平成15年度の決算剰余金を見込んで計上したものであります。  本ページから326ページまでの11款諸収入は説明を省略いたします。  327ページ、事業勘定の歳出について説明いたします。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費907万円は、被保険者証の作成、送付等の経費を計上しております。  328ページをお願いいたします。2項徴税費、1目賦課徴収費1,083万円は、国民健康保険税の賦課徴収に係る経費であります。  次ページの3項運営協議会費、1目運営協議会費は、国民健康保険運営協議会開催に係る経費であります。  330ページをお願いいたします。4項趣旨普及費、1目趣旨普及費は、制度啓発用パンフレット作成経費等であります。5項国民健康保険特別対策事業費、1目国民健康保険特別対策事業費167万円は、レセプトの審査、点検に係る経費であります。  次ページの2款保険給付費、1項療養諸費のうち、1目一般被保険者療養給付費及び2目退職被保険者等療養給付費は、医科、歯科等に係る外来、入院の国民健康保険給付費を計上し、3目一般被保険者療養費及び4目退職被保険者等療養費は、はり、きゅう、マッサージ等の健康保険給付費を計上しております。5目審査支払手数料は、国民健康保険に係るレセプトの審査手数料であり、県国保連合会に対して負担するものであります。以上の療養諸費総額は、対前年度比6.8%の増となっております。  322ページをお願いします。2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費及び2目退職被保険者等高額療養費は、それぞれ医療費の自己負担限度額を超える分を保険給付する金額であります。3項移送費、1目一般被保険者移送費及び2目退職被保険者等移送費は、患者移送に係る保険給付費であります。  次ページの4項出産育児諸費、1目出産育児一時金1,770万円は、1件30万円の50給付件分を計上しております。  2款保険給付費、5項葬祭諸費、1目葬祭費は、1件4万円の225件分を計上しております。  3款老人保健拠出金、1項老人保健拠出金、1目老人保健医療費拠出金及び2目老人保健事務費拠出金は、老人保健制度により社会保険診療報酬支払基金に対して拠出負担するものを計上しております。  4款介護納付金、1項介護納付金、1目介護納付金1億7,890万円につきましては、介護保険制度により、同支払基金に対して拠出負担する額を計上しております。  次ページの5款共同事業拠出金、1項共同事業拠出金、1目高額療養費共同事業医療費拠出金、同共同事業制度により、県国保連合会へ拠出負担をするものであります。  6款保健事業費、1項保健事業費、1目健康都市推進費2,997万3千円は、被保険者の健康増進を図るための経費であり、336ページの13節において、基本健診、がん検診等のほかコンピューターによるヘルスチェック経費を計上し、18節では健診機器、トレーニング機器等の整備費を、19節では人間ドックの助成経費を計上しております。  337ページをお願いいたします。7款基金積立金、8款公債費、それから338ページ、339ページの9款県支出金、340ページの10款予備費の説明は省略させていただきます。  341ページをお願いいたします。施設勘定の歳入についてご説明いたします。  1款診療収入、1項外来収入の1目国民健康保険診療報酬収入から6目介護保険報酬収入まで、1億2,236万7千円については、平成15年度決算見込みをもとに、それぞれ所要額を計上しており、対前年度313万3千円の減額計上となっております。  342ページをお願いいたします。第2款使用料及び手数料は説明を省略いたしまして、3款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金937万6千円は、公債費の償還、診療所運営費等に係る経費の繰り入れであります。  次ページの2項事業勘定繰入金473万5千円は、へき地診療所の運営費に関する事業勘定からの繰り入れであります。  343ページから344ページの4款は説明を省略させていただきます。  345ページをお願いいたします。施設勘定の歳出であります。  1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費6,863万9千円は、4名の人件費及び診療所運営に係る事務経費であります。  347ページをお願いします。2款医業費、1項医業費、1目医業費6,516万5千円は、11節の薬材料費が主なものであります。  348ページをお願いします。3款1項公債費、1目元金及び2目利子は三郷診療所及び医師住宅の建設に係る市債の元利償還金であり、279万6千円を計上しております。  4款予備費の説明は省略いたします。  なお、349ページから356ページまでに給与費の明細書、357ページに地方債の調書を添付してありますので、よろしくお願いいたします。  以上で、議第29号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。  まず、議第28号・平成16年度恵那市老人医療特別会計予算について、質疑を行います。ご質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、別紙の付託表のとおり、福祉環境委員会に審査を付託いたします。  次に、議第29号・平成16年度恵那市国民健康保険特別会計予算について、質疑を行います。ご質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、別紙の付託表のとおり、福祉環境委員会に審査を付託いたします。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第30号・平成16年度恵那市駐車場事業特別会計予算の詳細説明を求めます。建設部調整監・原 敏郎君。 ○建設部調整監(原 敏郎君) それでは、359ページをお願いいたします。  議第30号・平成16年度恵那市駐車場事業特別会計予算について、ご説明いたします。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6,470万円と定めるものでございます。  歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分毎の金額は、360ページから361ページの第1表歳入歳出予算によるものでございます。  365ページをお願いいたします。歳入でございます。  1款使用料及び手数料、1項使用料、1目駐車場使用料3,777万円は、前年度実績を参考に計上したものでございます。  2款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金は、基金に対する利息でございます。  366ページをお願いいたします。3款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金2,688万4千円は、駅西駐車場建設資金借入金に対する償還金に充当するものでございます。  4款繰越金及び5款諸収入については、説明を省略させていただきます。  368ページをお願いいたします。歳出でございます。  1款駐車場事業費、1項駐車場事業費、1目駐車場管理費3,781万6千円を計上しておりますが、その主なものは職員1名分の人件費と13節の委託料で、駅西駐車場の管理委託をシルバー人材センターへ、また、武並駅駐車場の清掃委託を武並町老人クラブへ委託するものでございます。なお、25節では整備基金への積立金を計上しております。  369ページで、2款公債費、1項公債費は駅西駐車場建設資金の起債借り入れ金額に対する償還金で、元金及び利息に相当するものでございます。  370ページから377ページには給与費明細書を添付しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、議第30号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。  本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、別紙の付託表のとおり、経済建設委員会に審査を付託いたします。           ─────────────────────
    ○議長(柘植成實君) 次に、議第31号・平成16年度恵那市農業集落排水事業特別会計予算の詳細説明を求めます。水道環境部長・牧野洋勝君。 ○水道環境部長(牧野洋勝君) 予算書の379ページをお願いいたします。議第31号・平成16年度恵那市農業集落排水事業特別会計予算について、説明申し上げます。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4億2,610万円と定めるものであります。  歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分毎の金額は、380ページから382ページ、第1表歳入歳出予算によるものでございます。  第2条の債務負担行為は、地方自治法第214条の規定により債務を負担することができる事項、期間及び限度額は383ページ、第2表債務負担行為によるものでございます。  第3条の地方債は、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は383ページ、第3表地方債によるものでございます。  387ページをお願いいたします。歳入であります。  1款分担金及び負担金、1項分担金、1目農業集落排水事業受益者分担金4,655万円は、千田川、東野地区分の受益者負担金であります。  2款使用料及び手数料、1項使用料、1目農業集落排水施設使用料1,330万円は、千田川、東野地区の使用料等でございます。  388ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料、2項手数料、1目排水設備手数料9万8千円は、下水へ接続する家屋等の設計及び検査手数料でございます。  3款県支出金、1項県補助金、1目農業集落排水事業費県補助金1億8,855万円は、東野地区に対する県の補助金と交付金等でございます。  389ページをお願いいたします。4款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金4万4千円は、農業集落排水事業市債償還金利子等でございます。  5款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金2,374万6千円は、事業に伴う一般会計からの繰入金でございます。  390ページをお願いいたします。6款繰越金、1項繰越金、1目繰越金は省略いたします。  7款諸収入、1項雑入、1目雑入も省略いたします。  391ページをお願いいたします。8款市債、1項市債、1目農業集落排水事業債1億5,380万円は、東野地区の事業費に対する事業債でございます。  392ページをお願いいたします。歳出でございますが、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費1,143万8千円の主なものは、職員の給料と、393ページの25節公債費償還基金積立金でございます。  393ページをお願いいたします。1款総務費、2項維持管理費、1目農業集落排水事業維持管理費3,160万円は、11節需用費の処理場とマンホールの電気代、394ページの13節委託料は、千田川、東野の処理場施設管理とマンホール、ポンプの保守点検、東野の下水道台帳作成業務等でございます。  394ページをお願いいたします。2款事業費、1項建設費、1目農業集落排水建設事業費3億4,625万円の主なものは、職員の給与費と15節の下水道管渠布設工事金、及び396ページ、22節の水道管移転補償費等でございます。  396ページをお願いいたします。3款公債費、1項公債費、1目元金は、借り入れ起債の償還金の元金と利子でございます。  397ページをお願いいたします。3款公債費、1項公債費、2目利子2,403万7千円は東野と千田川の長期債償還元金の利子でございます。3目公債諸費2万円は説明を省略いたします。  398ページをお願いいたします。4款予備費、1項予備費、1目予備費は説明を省略いたします。  なお、399ページから407ページまでに給与費の明細と、408ページには債務負担行為に関する調書が、409ページには地方債に関する調書が添付してありますので、ご参照をお願いいたします。  以上で、議第31号・平成16年度恵那市農業集落排水事業特別会計予算の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。  本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、別紙の付託表のとおり、福祉環境委員会に審査を付託いたします。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第32号・平成16年度恵那市介護保険特別会計予算の詳細説明を求めます。市民福祉部長・渡村保名君。 ○市民福祉部長(渡村保名君) 411ページをお願いいたします。議第32号・平成16年度恵那市介護保険特別会計予算について、ご説明いたします。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ16億2,670万円と定めるものであります。  歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分毎の金額は、412ページから415ページの第1表歳入歳出予算によるものであります。  歳出予算の流用ができる場合については、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用と定めるものであります。  419ページをお願いいたします。歳入についてご説明します。  1款介護保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者介護保険料2億3,196万円につきましては、1節現年度分特別徴収保険料は、65歳以上の被保険者で年金受給額が月当たり1万5千円以上の方に対する特別徴収によるものであります。被保険者数は6,828人を根拠に計算をしております。2節現年度分普通徴収保険料は、年金月額が1万5千円に満たない方から普通徴収の方法で納付いただくもので、これに係る被保険者数は1,168人としております。  第2款使用料及び手数料は説明を省略いたしまして、420ページをお願いいたします。  3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費国庫負担金3億1,107万3千円は、介護給付費の20%相当額が国から交付されるものであります。1項国庫補助金、1目調整交付金9,238万8千円は、介護給付費の5.94%を見込んだものであります。事務費交付金につきましては、従前は50%の交付率で交付されておりましたが、国の補助金の見直しにより廃止されますので、廃目となります。  次ページの4款支払基金交付金、1項支払基金交付金、1目介護給付費交付金4億9,771万6千円は、40歳から64歳までの2号被保険者の負担した額を社会保険診療報酬支払基金を通じて交付されるもので、介護給付費の32%相当額を計上しております。  5款県支出金、1項県負担金、1目介護給付費県負担金1億9,442万円は、介護給付費の12.5%相当額を計上しております。  422ページをお願いいたします。5款2項財政安定化基金支出金は説明を省略いたします。  6款1項1目一般会計繰入金は、介護給付費の12.5%相当分、及び介護保険事務費分を計上するものであります。  次ページの2項基金繰入金、1目介護給付費準備基金繰入金7,483万6千円は、1号被保険者の介護保険料を原資とする同基金を取り崩して介護給付費の財源調整に充てるものであります。  423ページから425ページにかけての7款繰越金、及び8款諸収入は説明を省略させていただきます。  426ページをお願いいたします。歳出の説明をいたします。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費255万円は、介護保険事務の執行経費であります。  次ページの1項徴収費、1目賦課徴収費は、第1号被保険者保険料の賦課徴収に係る事務経費であります。  428ページをお願いします。3項介護認定事業、1目介護認定事業2,346万5千円は、主として12節介護認定に係る医師意見書の作成手数料、及び19節中津川・恵那広域行政事務組合に対する介護認定事務負担金がその内容であります。  次ページの4項趣旨普及費、1目趣旨普及費は、制度PRのためのパンフレット作成経費等であります。5項運営協議会費、1目運営協議会費14万7千円は、介護保険運営協議会開催経費であります。  430ページをお願いいたします。2款保険給付費、1項介護サービス等諸費、1目介護サービス等諸費14億9,776万9千円は、要介護者に対する居宅介護及び施設介護サービス等の給付費であります。2項支援サービス等諸費、1目支援サービス等諸費4,978万5千円は、要支援者に対する居宅サービス等の給付費であります。  次ページの3項その他諸費、1目審査支払手数料309万5千円は、県国保連合会が行う介護給付費明細書等の審査に係る手数料であります。4項高額介護サービス等費の1目高額介護サービス費及び2目高額居宅支援サービス費は、高額のサービス利用者に対する支援費であり、471万6千円を計上しております。  432ページをお願いします。3款財政安定化基金拠出金、1項財政安定化基金拠出金、1目財政安定化基金拠出金144万9千円は、県財政安定化基金への負担金であり、介護保険財政の安定化を図るものであります。  4款基金積立金、1項基金積立金、1目介護保険給付基金積立金17万9千円は、譲与となった介護保険料を原資として財政安定化のために積立てるものでありますが、当初予算では基金利子相当分のみを計上しております。  次ページの5款諸支出金、及び434ページの予備費は説明を省略します。  なお、435ページには給与費の明細書を添付しております。  以上で、議第32号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。  本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、別紙の付託表のとおり、福祉環境委員会に審査を付託いたします。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第33号・平成16年度恵那市水道事業会計予算の詳細説明を求めます。水道環境部長・牧野洋勝君。 ○水道環境部長(牧野洋勝君) 437ページをお願いいたします。議第33号・平成16年度恵那市水道事業会計予算について、説明いたします。  第2条の業務の予定量は、給水件数1万300件、年間給水量は365万1千立米、1日平均給水量1万2立米等となっており、これは、年間給水量については15年度の見込み数量を計上しております。  第6次建設事業費といたしまして、武並町藤、長島町久須見山中・茂立給水区域拡張工事と東野白坂給水区域拡張工事、配水管整備事業としましては、給水区域の配水管布設を予定しております。  438ページをお願いいたします。収益的収入及び支出については、第3条の収益的収入及び支出の予定額は次のとおりでございます。収入としましては、水道事業収益9億3,920万円、支出としまして、水道事業費用9億1,740万円を計上しておりまして、収入総額9億3,920万円及び支出総額9億1,740万円からそれぞれ消費税還付等を控除し、その収入、支出の差額6,629万円が平成16年度の黒字見込みでございます。  第4条資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億8,980万円は、当年度分損益勘定留保資金1,059万5千円、過年度分損益勘定留保資金4億5,716万8千円、消費税資本的収支調整額2,203万7千円で補てんするものであります。収入としましては、資本的収入3億9,780万円、439ページをお願いいたします。支出といたしまして、資本的支出8億8,760万円を計上しております。  第5条の企業債につきましては、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は次のとおり定めるものであります。起債の目的は第6次拡張事業費によるもので、限度額は3,370万円、起債の利率は5.5%以内としております。  440ページをお願いいたします。第6条の一時借入金の限度額は1億円と定めるものでございます。  第7条の議会の議決を経なければならない、流用することのできない経費でありますが、次に挙げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は議会の議決を経なければならないもので、職員給与費8名分6,706万4千円を定めるものであります。  第8条の他会計からの補助金につきましては、高料金対策のため、一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は2,950万円と定めるものでございます。  第9条の棚卸資産の購入限度額は1,600万円と定めるものであります。  なお、441ページから水道事業会計の予算の実施計画、資金計画、給与費明細書、予定損益計算書、予定貸借対照表を添付しておりますので、ご参照をお願いいたします。  464ページをお願いいたします。平成16年度恵那市水道事業会計予算説明書について、説明をいたします。  収益的収入及び支出の収入でございますが、1款水道事業収益は、1項営業収益、これは前年度より1,730万円程の増額を見込んでおります。1目給水収益は8億2,500万円で、前年度よりは90万円の減を見込んでおります。2目受託工事収益は1,040万円、これは前年度と同額でございます。3目その他営業収益1,110万円は、ほぼ前年度と同額を見ております。  465ページをお願いいたします。2項営業外収益は9,270万円、これは前年度より2,560万円程の増額を見込んでおります。1目受取利息及び配当金については、前年度と同額でございます。2目他会計補助金及び負担金については、9,066万円を見込んでおります。3目雑収入1,890万円は、水道料金機器の取り替え分でございます。  466ページをお願いいたします。支出ですが、1款水道事業費用は、1項営業費用、1目原水及び浄水費は3億3,520万円でございますが、主なものは、職員の給与費と受水費の東濃用水受水費等でございます。2目配水及び給水費の主なものは、給料等と468ページ、委託料の2,477万円、及び修繕費の9,920万円が主なものでございます。3目受託工事費で主なものは、工事請負費1千万円の給水受託工事費等でございます。4目総係費で主なものは、職員の給与と470ページ、委託料等でございます。  471ページをお願いいたします。5目減価償却費は2億3,600万円、前年度より8,100万円の減額を計上しております。6目資産減耗費1,010万円は、前年度同額を見込んでおります。7目その他営業費用は前年度と同額でございます。2項営業外費用1億1,040万円は、前年度より1,280万円減額を見込んでおります。3項予備費は昨年と同額でございます。  472ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の収入でございますが、1款資本的収入は3億9,780万円、これは前年度当初より6,920万円の増額を見込んでおります。増額の主なものは、2項の工事分担金及び負担金と3項国庫補助金、4項県補助金、5項出資金等でございます。  474ページをお願いいたします。支出でございます。  1款資本的支出は8億8,760万円で、前年度当初より1億4,470万円の増額を見込んでおります。主なものは、1項建設改良費、2目の拡張工事費等でございます。2項企業債償還金は、企業債償還金元金であります。  以上で、議第33号・平成16年度恵那市水道事業会計予算の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。  本件に対する質疑を行います。ご質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、別紙の付託表のとおり、福祉環境委員会に審査を付託いたします。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) 次に、議第34号・平成16年度恵那市病院事業会計予算の詳細説明を求めます。市民福祉部参事・林 茂信君。 ○市民福祉部参事(林 茂信君) それでは、予算書の477ページをお願いいたします。議第34号・平成16年度恵那市病院事業会計予算について、ご説明いたします。  第2条の業務の予定量は、病床数199床、年間延べ患者数におきましては、入院が4万9,046人、外来は8万1,300人の見込み数を計上しておりまして、1日平均患者数では、入院が134.4人、外来が300人としております。主要な建設改良事業は、病院施設改修事業として8億6,810万円を、病院医療機器購入事業に3億4,500万円を計上しております。  第3条の収益的収入及び支出の予定額は、478ページになりますが、収入といたしまして、病院事業収益20億9,070万円、支出といたしまして、病院事業費用21億390万円を計上しております。  第4条の資本的収入及び支出の予定額につきましては、資本的収入11億9,373万円、資本的支出12億1,310万円を計上しておりますが、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1,937万円は、当年度分損益勘定留保資金で補てんするものとするものであります。  479ページですが、第5条の企業債につきましては、起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めるものであります。起債の目的は、施設改修整備事業、医療機器整備事業に充てるもので、限度額は、それぞれ6億6,250万円、1億4千万円とし、利率は5.5%以内としております。  第6条の一時借入金の限度額は14億円と定めるものであります。  第7条の予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合の規定につきましては、その対象を第1項の医業費用及び第2項の医業外費用に定めるものであります。  480ページになりますが、第8条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費2名分1,749万円と定めるものでありますが、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は議会の議決を経なければならないと規定するものであります。  第9条の重要な資産の取得につきましては、取得する資産の種類は医療機器で、名称は磁気共鳴断層撮影(MRI)装置並びにフルデジタルX線透視撮影装置でありまして、数量はそれぞれ1式と定めるものであります。
     なお、481ページから483ページに病院事業会計予算の実施計画、485ページに資金計画、それから、486ページから492ページに給与費明細書、493ページに継続費に関する調書及び債務負担行為に関する調書を、また、494ページから499ページに予定損益計算書、予定貸借対照表を添付しておりますので、ご参照をお願いいたします。  それでは、500ページの方をお願いいたします。平成16年度恵那市病院事業会計予算説明書によりご説明いたします。  収益的収入及び支出のうち、収入でございますが、1款病院事業収益は、1項医業収益において、1目入院収益、2目外来収益及び3目その他医業収益であり、3目その他医業収益には一般会計等で負担する救急医療負担金等の見込額を計上しております。2項医業外収益におきましては、1目受取利息配当金のほか、2目補助金では、病院の運営費を対象とした国立病院療養所再編成に伴う国庫補助金の見込額を、3目負担金交付金では、繰り入れ基準に基づき企業債利息負担分等の経費を対象とした一般会計負担金の見込額を、4目その他医業外収益では、売店等目的外使用料などの見込額を計上しております。  501ページになります。次に支出でありますが、1款病院事業費用、1項医業費用、1目給与費1,761万円は、病院の管理業務に当たる職員2名分の人件費であります。2目経費20億2,196万円は、修繕費におきまして建物等の修繕費を、また、委託料では市立恵那病院の管理運営を委託している社団法人地域医療振興協会へ交付していく病院の管理運営に要する病院管理委託料等を、502ページになりますが、交付金において、同じく病院の運営に要する経費に充てるため、同協会へ交付していく医業収益を財源とした健康保険等診療報酬交付金ほかを主な内容として計上しております。3目減価償却費3,127万円は、器具及び備品減価償却費などであります。4目研究研修費は、職員の研修旅費等でございます。2項医業外費用、1目支払利息及び企業債取扱諸費1,821万円は企業債償還金利息等であり、2目繰延勘定償却130万円は、控除対象外消費税額及び地方消費税額償却であります。3目消費税及び地方消費税330万円は、当年度に納付義務が発生する消費税、地方消費税の見込額を計上したものであります。3項予備費は説明を省略させていただきます。  503ページとなります。次に、資本的収入及び支出の収入でありますが、1款企業債、1項企業債、1目企業債は、病院施設改修整備事業、医療機器整備事業を対象として借り入れる予定の病院事業債であります。2項補助金、1目国庫補助金は施設の改修並びに医療機器の更新整備を対象とした再編成公的医療機関等施設整備事業補助金等であり、2目県補助金は結核病棟施設整備費補助金等であります。3項出資金、1目他会計出資金は、病院施設改修整備事業、医療機器整備事業を対象とする一般会計出資金であります。  次に、支出ですが、1款資本的支出、1項建設改良費、1目建設改良費8億6,810万円は、病院施設改修整備に係る継続費の年割額の施工監理委託料、工事請負費を計上するものであります。2目有形固定資産購入費3億4,500万円は、MRIなど医療機器購入費を計上するものであります。  以上で、議第34号の説明を終わります。 ○議長(柘植成實君) 詳細説明を終わります。  本件に対する質疑を行います。ご質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、別紙の付託表のとおり、福祉環境委員会に審査を付託いたします。  ──────────────────────────────────────── ○議長(柘植成實君) 日程第4 請願についてを議題といたします。  今回受理いたしました請願は、請第1号・恵那市と恵南五町村合併の判断は、「住民意向調査」で行なうことを求める請願で、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、総務文教委員会に審査を付託することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) ご異議なしと認めます。よって、請第1号は総務文教委員会に審査を付託することに決しました。           ───────────────────── ○議長(柘植成實君) ここで、お諮りいたします。  議事の都合により、3月4日から3月11日まで8日間休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柘植成實君) ご異議なしと認め、3月4日から3月11日までの8日間は休会することに決しました。  本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。               午後 4時32分 散会  ────────────────────────────────────────      地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。             恵那市議会             議     長      柘 植 成 實             署名議員     3番  柘 植   羌             署名議員    14番  水 野 善 文...