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平成13年第4回定例会(第4号 9月21日)

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  1. 恵那市議会 2001-09-21
    平成13年第4回定例会(第4号 9月21日)


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    平成13年第4回定例会(第4号 9月21日)         平成13年第4回恵那市議会定例会会議録〔第4号〕                              平成13年9月21日  ────────────────────────────────────────    議 事 日 程(第1号)                    平成13年9月21日(金)午前10時開議   第 1        会議録署名議員指名   第 2        認第1号及び議第51号から議第59号まで一括上程   第 3        請願について   請第1号       市内にNTT「情報通信総合案内窓口」を求める請願書   第 4        議第60号上程   第 5        特別委員中間報告について   第 6        議会第6号 テロ行為撲滅に関する決議  ──────────────────────────────────────── 1 本日会議に付した事件  議 事 日 程(第1号)   日程第 1       会議録署名議員指名   日程第 2 認第 1号 平成12年度恵那市水道事業会計決算認定について         議第51号 岐阜県市町村職員退職手当組合規約変更に関する協議について         議第52号 市道路線認定について
            議第53号 恵那市教育委員の委員の任命について         議第54号 平成13年度恵那市一般会計補正予算         議第55号 平成13年度恵那市下水道事業特別会計補正予算         議第56号 平成13年度恵那市国民健康保険特別会計補正予算         議第57号 平成13年度恵那市農業集落排水事業特別会計補正予算         議第58号 平成13年度恵那市介護保険特別会計補正予算         議第59号 平成13年度恵那市水道事業会計補正予算   日程第 3 請第 1号 市内にNTT「情報通信総合案内窓口」を求める請願書   日程第 4 議第60号 恵那市中野方浄水場処理棟新築工事請負変更契約締結について   日程第 5 特別委員中間報告について   日程第 6 議会第6号 テロ行為撲滅に関する決議  ────────────────────────────────────────   出 席 議 員      1番  小 倉 富 枝 君       2番  伊佐地 良 一 君      3番  伊 藤 一 治 君       4番  河 合 哲 玄 君      5番  林   武 義 君       6番  安 藤 洋 子 君      7番  荻 野 惠 三 君       8番  江 島 近 夫 君      9番  後 藤 薫 廣 君      10番  鈴 木 喜一郎 君     11番  柘 植 弘 成 君      12番  山 内   隆 君     13番  渡 辺 鈴 政 君      14番  西 尾 直 躬 君     15番  光 岡 勝 美 君      16番  市 川 美 彦 君     17番  水 野 善 文 君      18番  小 椋 一 郎 君     19番  土 屋 藤 夫 君      20番  藤   公 雄 君     21番  柘 植 成 實 君      22番  伊 藤 善 朗 君  ──────────────────────────────────────── 1 欠 席 議 員     な し  ──────────────────────────────────────── 1 説明ため出席した者職氏名     市     長    森 川 正 昭 君     助     役    熊 澤   鐵 君     収入役        伊 藤 和 徳 君     総務部長       市 川 徳 男 君     市民福祉部長     林   昭 夫 君     経済部長       砂 場 信 次 君     建設部長       福 原 茂 美 君     水道環境部長     光 岡 克 昌 君     教育委員委員長   桂 川 久 彦 君     教育長        土 方 久 博 君     教育次長       安 藤 史 郎 君     教育委員会事務局長  水 野 量 夫 君     消防長        宮 地 信 行 君     監査委員事務局長   石 原 和 幸 君  ────────────────────────────────────────  1 職務ため出席した事務局職員     議会事務局長     鈴 木 晟 彦 君     議会事務局次長    金 田 幸 雄 君     議会事務局書記    橋 本 孝 純 君     議会事務局書記    井 手 美智子 君  ────────────────────────────────────────               午前10時00分 開議 ○議長(西尾直躬君) これより本日会議を開きます。  日程に入る前に諸般報告を行います。  地方自治法第121条規定により、本日説明ため出席する旨報告ありました者を一覧表としてお手元に配付しておきましたので、ご覧願います。  以上で諸般報告を終わります。  次に、会議初日報告後提出されました陳情を受理しております。これは(社団法人)恵那市シルバー人材センター理事長より、(社団法人)恵那市シルバー人材センターに対する財政援助に対する要望についてであります。その写しをお手元に配付しておきましたので、お目通し願います。  なお、執行部におかれましては、よろしく処置くださいますようお願いしておきます。  ──────────────────────────────────────── ○議長(西尾直躬君) 日程第1 会議録署名議員指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条規定により、6番・安藤洋子さん、16番・市川美彦君を指名いたします。  ──────────────────────────────────────── ○議長(西尾直躬君) 日程第2 認第1号並びに議第51号から議第59号まで10件を一括上程し、議題といたします。  本10件につきましては、今定例会初日において詳細説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。  まず初めに、認第1号・平成12年度恵那市水道事業会計決算認定についてを議題といたします。  本件については、今定例会初日において、福祉環境委員会に付託してあります。よって、その審査結果について福祉環境委員長より報告を求めます。福祉環境委員長・伊藤善朗君。            (福祉環境委員長・伊藤善朗君 登壇) ○福祉環境委員長(伊藤善朗君) 福祉環境委員会付託事件審査結果報告。  本委員会に付託されている事件は、審査結果次とおり決定したから、恵那市議会会議規則第102条規定により報告します。  認第1号。平成12年度恵那市水道事業会計決算認定について。審査結果、認定すべきものでございます。  平成13年9月21日 福祉環境委員長・伊藤善朗。  恵那市議会議長西尾直躬殿。  議員皆さんには事前に委員長報告書写しを配付させていただきましたが、その後、報告内容一部を追加しておりますので、お組みをいただきたいと思います。  それでは、内容を朗読いたします。  本委員会が今期定例会において審査付託を受けました認第1号・平成12年度恵那市水道事業会計決算認定について、去る9月10日に委員会を開催して審査しました。  その結果、本委員会審査結果報告書とおり、原案とおり認定すべきものと決しました。  執行部説明は、9月4日本会議で行われておりますので、これを省略して審査しました。委員の質疑と、これに対する答弁主なものは次とおりであります。  営業未収金について、滞納理由と対策。今日現在滞納額について質疑には、8月末現在では収納率99.70%、未収額が238万3,945円。また、受託工事収益未収は完納している。過年度分不納欠損は47万7,549円、人数にして20名、78件を不納欠損処理した。内容は、転出先不明16人、死亡1人、破産が3人と答弁がありました。  大崎浄水場現有施設一部を特別損失としているが、今まで使用していた施設を取り壊すかと質疑には、未使用ろ過施設特別損失としている。新しい処理場が完成した段階で、現在使用していない施設、将来使用しない施設を3カ年に均等に分割して特別損失していきたいと答弁がありました。  決算書拡張工事概況に第6次拡張計画工事費内容記載があり、契約金が1千万以上工事が決算書重要契約要旨にある。そのうち一つで工事費契約金額が30万円差がある。その内容は何かと質疑には、建設工事には資本的収支資産は計上される部分と給水を維持するため仮設工事部分がある。仮設部分は計上していない。この事業費分が差額になると答弁がありました。  市内業者育成という観点から、水道拡張工事に関して土木業界参入をどのように考えるかと質疑には、今後、土木業者参入は実績を考慮し、指名基準に入れていくので、1ランク下工事を指名し、実績を積んでもらえるように考慮していきたいと答弁がありました。  第6次拡張計画工事を受注した業者名を明らかにできないかと質疑には、従来様式では業者名が載らない。次回以降、業者名を載せることを検討したいと答弁がありました。  第6次拡張計画佐々良木地区で給水が可能であっても給水していない件数は何件あるか。あれば、その主な理由。また、その理由が資金不足であれば、貸付制度等を検討できないかと質疑には、6次拡張において給水開始したが9月7日現在では73.6%、上水が引ける戸数が239戸、上水に切り替え使用している戸数が176戸、引けるにもかかわらず引いていない戸数は63戸。普及率が特に低いところは上畑、深瀬第3、寺張で、ここは最近事業であり、急がなくてもいいという考えがあるではないか。地元水道委員と協議をし、早く引いてもらえるようにしたい。貸付制度は、JA、労働金庫融資制度があり、地区説明会で説明したと答弁がありました。  佐々良木地区で河川を何本か渡っている。河川を渡ることは工事資金が非常に高いといわれる。河川を渡らずに迂回した方がコストが安く、また拡張スケジュールも縮まるという事例があると聞く。そのあたりはどうかと質疑には、配水管は当初寺張へ配管するのに川を渡り、三共第1から引くことを考えていたが、寺張地区で昔赤線等を利用し、それを後から道路として利用できるように給水できるかを検討している。なおかつ、効果的に埋設することができればと考えていると答弁がありました。  水道事業企業債利率で7%以上ものが半分以上ある。返済を前倒しすることができないかと質疑には、今回借りたものの金利は1.6%から1.65%で低い。金利が高い時期では8%もある。現在借り替えが可能なは、経営状況が非常に悪いところか特別な事情あるものについて許可するという状況。国金融政策にかかわる問題で、自治体が自由に借り替えることはできないと答弁がありました。  新大崎浄水場償却は来年以降、年度内にどれくらいを見込んでいるかと質疑には、現在、工事を行い、できた資産はまだ供用開始をしていないので仮勘定となる。供用開始する段階で資産として計上して償却していく。それまでは未供用資産となり、資産でも特別な扱いになっていると答弁がありました。  大口需要が落ち込み、拡張計画により個人収益が増えている。今後、不効率な地域拡張工事を進めていくと資本的支出が増える。その分は企業会計なので受益者負担になる。新大崎浄水場供用開始が平成14年度であり、コスト的に未知数部分がある。平成14年度、15年度には水道料金見直し作業が具体化してくるかと質疑には、新浄水場が稼働すると経営環境が変わる。平成14年度に稼働するので、その状況を踏まえ、料金再試算をするが、値上げをするという論議は始まっていない。平成14年度は経費を精査したいと答弁がありました。  平成8年、9年は一番高い工事単価だったと思うが、今日では相当工事金が下がっていると思う。恵那市状況はどうかと質疑には、工事金はここ数年、特に労務単価が下がっている。資材費も下がり、平成8年度頃ピークと比べると1割から1割5分は下がっている。統一労務単価を使用し、材料は市場物価で積算している。資材は月々「建設物価」により積算をしているので、適切な価格で工事発注していると答弁がありました。  工事歩掛かりはピーク時と同じかと質疑には、歩掛かりは年々改正があり、その価格で積算をしている。水道場合は厚生労働省標準歩掛かりを用いている。厚生労働省中に積算委員会があり、そこで歩掛かり調整をしていると答弁がありました。  水道水源地保全涵養基金は金額的に少なく、まだ具体的な事業計画が言われていない。基金活用進め方をどのように考えるかと質疑には、水源地自然環境を保全する活動を想定するが、自治体外に流域があり、情報が入りがたい。制度的には山を保全するため下刈りをするNPOなど自主的な活動をしている団体を支援していきたい。ただし、地元でそのような団体がなかなか育たない。水源環境を保全する活動を支援するというが設立趣旨であり、そのように使いたいと答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決結果、全会一致で、認第1号は原案とおり可決すべきものと決しました。  以上でございますので、どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(西尾直躬君) 福祉環境委員審査結果報告を終わります。  認第1号・平成12年度恵那市水道事業会計決算認定について、福祉環境委員報告に対してご質疑はありませんか。10番・鈴木喜一郎君。 ○10番(鈴木喜一郎君) 平成12年度恵那市公営企業会計決算審査意見書に基づいて、2点ほど質疑いたします。  9ページをお開きください。ここに地方公営企業法第25条、予算に関する説明に準じてお聞きいたしますが、9ページ下段5行目ですが、資本剰余金内訳中で、その他資本金剰余金2億8,315万7,680円があると述べてあります。3行目まであります。この資料一番最後貸借対照表を見てください。ここで、その内容が数字的に出されておりますが、貸借対照表この下段5行目ですが、右方、前年対比1,068.8%、金額にして2億5,666万5千円が増とありますが、前年対比より増ですが、この増内訳理由についてお聞きするということが一つ。  2点目は、請負工事契約等公開をすべきではないかということでございます。一般会計と違って公営企業法による会計でありますから、事業設計変更等も含めて情報開示をすべきであると思います。入札後金額、業者名路線面等交通止めも含めて「広報えな」等でその都度公表されるべきではないかという、以上2点について委員長に質問いたします。 ○議長(西尾直躬君) 福祉環境委員長・伊藤善朗君。 ○福祉環境委員長(伊藤善朗君) ただいま質問についてお答えいたします。  最初審査結果意見書中であります剰余金については、委員中ではこの辺を詰めた質疑も答弁もございませんでしたので、そのままそれ以上踏み込みはしておりません。  それから、二つ目業者名を含めた、明らかにすべきでないかということについて、報告書中ほど、下から三つ目ところに、13行目からですけれども、ここに文章として書きましたとおり、「次回以降、業者名を載せることを検討したい」という答弁でございまして、ここでとまっておりましたので、それ以上ことは委員会として表には出ておりませんので、以上、答弁とします。
    ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。10番・鈴木喜一郎君。 ○10番(鈴木喜一郎君) 今お聞きしますと、私がお尋ねした剰余金内訳については、委員会で質疑がなかったというご報告受けましたが、一般質問と同様に常任委員報告について、いわゆる事前通告をなされました。したがって、私は2日前にこの辺ことについてお聞きしたいという通告をしております。全然今、そのご報告がないということは、これは一遍担当部に聞いてもらいたい。本来ならば、これは休憩に入るべきやという具合に思いますが、いかがなものでしょうか ○議長(西尾直躬君) ただいまご意見でございますが、委員長報告に対する質疑に入っておりますので、そのようにお願いをいたします。  ほかにありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  認第1号・平成12年度恵那市水道事業会計決算認定については、委員報告は、原案とおり認定し、剰余金処分についても原案とおり可決すべきものであります。よって、委員報告とおり、原案とおり認定し、剰余金処分についても原案とおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認め、認第1号は原案とおり認定し、剰余金処分についても原案とおり可決することに決しました。           ───────────────────── ○議長(西尾直躬君) 次に、議第51号・岐阜県市町村職員退職手当組合規約変更に関する協議について、ご質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、会議規則第37条第2項規定により、委員付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員付託を省略することに決しました。  本件に対する討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第51号・岐阜県市町村職員退職手当組合規約変更に関する協議については、原案とおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認め、議第51号は原案とおり可決されました。           ───────────────────── ○議長(西尾直躬君) 次に、議第52号・市道路線認定について、ご質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、会議規則第37条第2項規定により、委員付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員付託を省略することに決しました。  本件に対する討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第52号・市道路線認定については、原案とおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認め、議第52号は原案とおり可決されました。           ───────────────────── ○議長(西尾直躬君) 次に、議第53号・恵那市教育委員の委員の任命についてを議題といたします。本件は人事案件でありますので、質疑及び委員会付託並びに討論を省略したいと思います。これにご異議はありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認めます。よって、本件は質疑及び委員会付託並びに討論を省略することに決しました。  よって、直ちに採決を行います。  議第53号・恵那市教育委員の委員の任命については、原案とおり同意することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認め、議第53号は原案とおり同意されました。           ───────────────────── ○議長(西尾直躬君) 次に、議第54号・平成13年度恵那市一般会計補正予算について、ご質疑はありませんか。11番・柘植弘成君。 ○11番(柘植弘成君) これは予算書12ページ、2款総務費でございます。一般管理グリーンピア恵那避雷針撤去に関する予算でございますが、これは現実において先般一般質問、そしてその次新聞発表等あったわけですが、民間企業へ売れば全部撤去するというような発言という記事が出ておったわけでございます。今、ここで税金を使ってそれを取り壊して、11月、12月に民間へ売って、取り壊すにどういう意義があるかということと、もう一つは、そういう場合もあり得るという市長答弁でございます。建物を使うという民間業者もあるかと思うわけです。そういう方々については、この建物は当然雷多いところでございます。避雷針は要るんじゃないかと私は思うわけでございますが、そういうことに対して、税金を今なぜ使わなきゃならんかと。もう業者が決まっておるかと、私は非常に疑問を持つものでございます。その辺について、市民に対して的確な説明ができるかということでございます。  そして、関連質問をいたします。市長はユースホステル店じまい、いわゆる閉鎖とき、青少年問題はこれからはグリーンピア恵那で行うという発言をされております。これについて、どのように考えておられるか。今度新しい業者がそのような業者であるか、お伺いいたしたいと思います。  それから、関連でございますが、グリーンピアの管理組合、中野方、笠置町より、地元よりグリーンピア売却についてどのような意見が出ておるか。市長は東京で会議とき、地元意見を尊重して行うという発言をされておられるわけでございます。どのような条件が出ているか。それから、当恵那市としては、事業団に対して条件を出しておられるか、全く事業団言いなりで異議なしと。ごもっともでございますと言っておられるかお伺いしたい、そう思うわけでございます。それから、民間へ転売につきましては、私は12年9月議会において質問をしておるわけでございます。例えば恵那峡、いわゆる品問題を例にしまして、これは平成8年10月28日に観光対策活性化特別委員会で市執行部より、この品売却は、いわゆる名鉄から売却であると。受け入れは非常に懐が深い、安心して任される日本道路サービスへ名鉄より売却されると。温泉活用すると聞いておると。これは12年9月議会質問でございます。民間売却ですと、私たちは観光施設かと思っておりましたと。その後、実態は民間保養施設にすぎない、私を含めて市民は裏切られたような気がいたします。あの位置は恵那峡観光司令塔位置にあります。もう少し先見える観光行政を進めてもらいたいものですと。それで、どのように考えておられるか。民間から民間であるので市は関知していないんだと言われればそれです。そこで、このグリーンピア恵那も、いわゆる官から民へ売却されるわけでございます。グリーンピア恵那についても民間へ譲渡について、条件等について、市民合意を得られるようなことが必要かと思います。どのように考えておられるか伺いしますという私質問に対して、市執行部としては、グリーンピア恵那質問ですが、中央高原大規模年金保養基地に関する連絡調整会議というものがありまして、その中で地元意見を尊重しながら検討されておりますという答弁でございます。地元はどのような意見を出しておられるか、それをお伺いいたすわけでございます。ということは、今一番我々が心配するは、民間から民間へ転売されると、それこそ我々はどうしようもできんと。特殊なテロ集団、宗教集団、そういうものに転売されるかと非常に心配するわけでございます。例えば恵那峡例をとりますと、これは特殊法人日本道路公団外郭団体でございます。これも今後市で今構造改革中で見直しされていくわけです。どうなるかわかりません。そのような形になっていって、はたして皆さんが期待しておったグリーンピア恵那というはどこへ行くんやと、非常に心配しておるわけです。特に売却等については、そういう転売等に対して歯どめを何かかけて売却とか契約をしていただきたい。市民不安はいっぱいでございます。この点につきましてお伺いをいたします。  以上です。 ○議長(西尾直躬君) 答弁を求めます。市長・森川正昭君。 ○市長(森川正昭君) お答えいたします。  過去話でユースホステルを閉鎖したときご指摘がございましたけれども、たしかあのときは私は、グリーンピア恵那ももちろん申し上げましたが、そのほかに、さらに豊かな自然に恵まれた恵那市なので、青少年自然体験場所はたくさんありますというお答えをしているつもりでございます。その点は確かにご指摘とおりで、情勢急激な変化ということでご理解をいただきたいと、かように思っております。  それから、グリーンピア恵那民間譲渡について検討委員第1回会合が19日に東京で行われたわけであります。岐阜県奥村副知事と私が地区委員という形で9名の委員の中に入りまして、検討に臨んだわけでございます。当初会議でありますので、民間売却基本的な考え方について、たくさん項目がありますが、学者あるいは不動産鑑定士、あるいは国有財産処分実務経験ある有力な方々、知識経験者多数お見えでございまして、それぞれいろいろな意見が出されました。今ご指摘仮に民間譲渡ができたとしても、一定期間、譲渡制限特約を設けるべきではないかと、こういう意見も出ておりました。あるいは建物、そして土地を一体として処分したいという年金資金運用基金考え方ですけれども、場合によれば建物除去を前提とした利用方法、いわゆる土地・山林を一体として利用するというような方法もあるではないかと。いろいろな意見が出されまして、最終的に委員ご指導で、年金資金運用基金においてさらに19日の委員意見を精査して処分方法内容をしっかりと固めてほしいと、こういう結論で分かれております。したがって、具体的な処分先議論にまでは至っておりませんし、なおかつ、これから処分方法が確定すれば、全国に公表して提案方式で民間売却受け入れ先を選考していくと、こういう段取りでございますので、そこまでに至っていないということを申し上げておきたいと思います。  なお、地元意向等々についてご指摘もありましたが、これらお話ように、既に中野方地域から住民こぞって4項目要望をいただいております。それを県を経由して年金資金運用基金方に提出をし、19日会議でも年金資金運用基金方からそういう要望書を受け取っておるという表明もございました。その中身は、基本的に言えば中野方あるいは笠置住民皆様、さらに恵那市民が将来にわたって迷惑をこうむるような譲渡先では困ると。そして、利用方法についても市民に喜んでもらえるような、そういう利用方法を模索すべきではないかと、こういう提案であったというふうに理解をしております。個々内容については若干、本会議でございますから差し控えますけれども、そういうことでありまして、例えばご指摘暴力集団等は、あるいは廃棄物等問題で地元が迷惑するようなことはあってはならないということは強く申し入れをしているところであります。  それから、恵那峡についてお話がございました。名鉄所有土地一部を中日本道路サービス株式会社に売却をいたしまして、そして、同社があそこに職員研修保養施設を建設して現在供用しているわけであります。これについては、基本的には内部職員研修、保養ため施設でありまして、員外利用といいますか、部外者に対する利用は一般には認めておりません。当初からそういう方針であります。ただし、公的な団体等で利用申し入れがあれば、その都度検討すると、こういうことを社長と私間で、口頭ではありますが、約束をしておると、こういうことで今日に至っております。これについて、特に市民お立場から、とかくトラブルがあったということは私耳に入っておりません。ただ、それを補うといいますか、かんぽ宿が10月12日にオープンをいたします。従来、かんぽ宿は簡易保険利用者だけではなくて、一般恵那市民利用にもこたえておられました。今回施設もそのような施設構造になっておりまして、浴室利用等もホテル利用者と部外利用者、そして障害者、この三つ区分に分けて、それぞれ利用できるような大変バリアフリー的な構造になっています。これによりまして、温泉というわけではありませんが、冷泉を活用したかんぽ宿が市民健康増進といいますか、そういう意味で大きな効果を果してもらえるものと期待をしておるところでございます。  そのほかお尋ねは総務部長から答弁をいたします。 ○議長(西尾直躬君) 総務部長・市川徳男君。 ○総務部長(市川徳男君) 予算書12ページ、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理うち工事請負費、これにつきましてはホテル棟避雷針が風雨にさらされまして大変危険な状況となっておりますので、今回その撤去するため経費50万円を計上いたしておりますので、よろしくお願いいたします。なお、財源は基金から交付金でありますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。13番・渡辺鈴政君。 ○13番(渡辺鈴政君) 予算書18ページには記載されております6款農林水産業費に関しまして、広い意味で関連してお聞きをいたします。  ご存じように国内で初めて狂牛病疑いがある乳牛が発見された件でありますが、11日アメリカで発生したテロ関係記事に隠れておりますが、この乳牛がその後焼却処分されず、まる1頭分、えさ用肉骨粉に加工されていたことから、こちらも今日まで連日新聞記事として報道されております。私も昨日現在でその新聞記事コピーをとりましたが、毎日載っております。ここに持っておりますように、たくさん載っております。  さて、農水省は12日から全国乳牛、そして肉牛、453万頭だそうでありますが、立入調査するという記事がありまして、現在も進行形であろうと思いますが、岐阜県では19日までに県内すべて乳牛、肉牛について産地とえさ経路確認、そして、実際に牛を見て目視検査を終え、現時点で安全宣言が出されました。ただ、怖いは風評であります。牛乳からは全く感染することなく、また牛肉からも人体へ感染は極めて低いでありますが、これによって乳価とか肉牛出荷価格が下がるようなことになれば、当恵那市においても大変な問題になろうかと思います。  そこで、経済部長さんにお聞きをいたします。まずもって、改めて狂牛病とは何なかという部分と、また、市内における検査が終わりましたので、その検査詳細と今後対策についてお聞きをいたします。  以上であります。 ○議長(西尾直躬君) 経済部長・砂場信次君。 ○経済部長(砂場信次君) では、少ない知識中でお答えになりますが、よろしくお願いいたします。新聞やテレビで皆さんお聞きになってみえて、多分私が言うようなことはご存じかと思いますが、狂牛病というところから、ちょっと初めから話させていただきます。  お尋ね狂牛病でありますが、正式には牛海綿状脳症という名称が正式名称でございまして、牛が狂った状態でというようなことで、狂うということで通称狂牛病というふうに新聞報道をされております。そして、この病気は2年から8年潜伏期間を経て発病するということになっておりまして、牛脳がスポンジ状になって、神経過敏やとか凶暴になった異常行動を起こすと。そして死に至っていく病気でございます。診断方法につきましては、残念ながら現在ところでは生きた間に診察をするが不可能でございまして、このために死亡後に脳組織を採取して検査をしておるが現状でございます。そして、人へ感染でございますが、感染した牛脳、それから脊髄、目、小腸一部を食べると感染するというふうに言われております。そして、通常乳製品や適正に処理をされた肉を食べても感染することはないというふうに言われております。  そして、対策でありますが、平成13年9月10日に農水省で、日本では無縁と近いと言われておりました牛海綿状脳症、狂牛病でございますが、疑いある牛が千葉県で1頭見つかったという発表がされました。これを受けまして、岐阜県では翌日11日に畜産課を中心にしまして緊急対策会議を開催しまして、現状報告やら今後調査方法等検討がされております。そして、各地区に五つ家畜衛生保健所がございますので、その家畜衛生保健所獣医方が飼育されている農家に伺って調査をするという方向が決まりました。そして、食肉検査実施につきましては、県生活衛生課、県食肉衛生研究所、そして保健所が一元といいますか、一体となって対応していくという申し合わせがされております。  そこで、飼育牛調査でございますが、9月12日から19日間に県下全域畜産農家すべて──1,189戸になりますが──を対象に、導入牛産地確認、そして飼料確認で、植物性飼料なか肉骨粉混入している飼料なかというようなこと確認をしております。あわせて、個体目視調査を実施しておりまして、そして同時にこの狂牛病に関する資料を畜産農家方に提供しております。そして、恵那市におきましては、恵那市畜産診療所長・大宮獣医でございますが、県職員に同行しまして乳用牛7戸261頭、そして繁殖和牛12戸77頭、肥育牛で2戸16頭、すべてで154頭になりますが、調査を完了しております。いずれも異常なく確認をしております。そのほかに東濃牧場に今現在523頭おりますが、県方でこれも調査を完了して、これも異常ないという報告を受けております。  そして、9月19日になりますが、恵那市畜産振興協議会臨時役員会を開催していただきまして、そこに県職員を招いて現況報告とこれから情報提供取り組み方等を協議させていただきました。そして、県ではホームページで、それこそ今狂牛病でございますが、これに関する情報を生産農家とか、それから消費者に対する項目を仕分けしましてホームページで掲載しております。そして、今言いました生産農家に関することは、同じような今話したようなことが載っておりますし、消費者に対するホームページでは、県内生産肉は大丈夫かと。それから、県内ミルクは大丈夫かというようなことで、大丈夫ですよというような内容で掲載しております。そして、農林水産省と厚生労働省も同じようなホームページを掲載して啓発をしておるところでございます。  以上です。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。20番・藤 公雄君。 ○20番(藤 公雄君) 予算書24ページ、4目文化振興費について、関連でお尋ねをいたします。  これは教育長考え方でいいと思いますが、先般、9月15日号広報えな中で恵那文化センターだよりというがございますが、その中で、来る13年11月25日に、主催が恵那市文化振興会と恵那市国民健康保険事業、こうしたところが主催をいたしまして、さきの選挙で自民党公認で当選をされました大仁田厚さん講演会がここで開催されるように載っております。特に大仁田さんは特定な所属国会議員ということでございます。行政あるいは教育委員会は、特に政治的な中立を要求されるが最もその趣旨であるというふうに思われます。そこで、やはり市民中からも、こうした特定な国会議員、いわゆる自民党に所属しておる国会議員を講演料を出して呼ぶということについて、いかがなものかというご指摘もございますので、特に文化振興会を統括されます教育長について、どういうお考えを持っているか、お聞かせをいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(西尾直躬君) 答弁を求めます。教育長・土方久博君。 ○教育長(土方久博君) ふだんは文化振興について大変ご協力、ご援助いただいておりまして、ありがとうございます。ただいまご質疑に関連しまして、昨日、振興会方に市川議員からもアドバイスをいただいておりますので、そのこともご紹介させていただいて、簡単に経緯を説明させていただいて答弁にかえさせていただきます。  文化振興会では、平成13年度行事を昨年12月段階で自主事業選定委員会で立案をいたしました。その中で、講演につきまして大仁田厚氏を、プロレスラーであり、芸能人であり、しかも現在大学生ということで、しかも教育改革にかなり関心を持って活動していらっしゃるというふうに、いろいろな資料から見まして、一般的にも高い人気があると。こういう方なら若い人も来てくれるではないかという立場から、「燃え尽きるまで生きてみろ」というタイトル講演でお願いするということで、恵那市若い人にも生き方にもう一度考えてほしいという意味合いで選定したものでございます。  今ご指摘いただきましたように、ところが、7月段階で参議院比例区で当選されて、一つ政党に属されたということで、その時点で一時解約を振興会としても検討したわけでございます。けれども、振興会がプロモーターと契約中では、そういう細かいことをうたっていなかったものですから、違約金というがかなり取られるということがわかりまして、とても文化振興会市から預けた委託金中だけでは対応できないという考えに立って、その時点では、お願いした時点講師はあくまでタレントであると。それから、話中では選挙及び政治には一切触れないというようなことをプロモーターとも話し合った上で、何とか継続できないかというような立場をとってまいったわけでございます。けれども、最近いろいろな問題もございまして、そのことが市民中でもご批判として出ております。したがって、私どもとしましては再度検討しまして、現在、解約方向で動き出しております。一つは、財政問題がございますので、財政当局ともオーケーをとらなければならないし、解約場合、どういうふうになるかということを弁護士とも相談いたしてプロモーターと交渉したいというふうに現在ところ考えております。  私ども大変軽率な判断中で、こういうふうに大変議員皆さん、あるいは市民皆さんにご迷惑をおかけしたことをお断りし、同時に公的機関、まして教育委員会がそういう中立性というものを軽率に考えていたということをおわび申し上げて答弁にさせていただきます。申しわけございませんでした。 ○議長(西尾直躬君) 20番・藤 公雄君。 ○20番(藤 公雄君) これは、そのことは関係なしに一般的な、特約条項をどういう形でつけて今後契約を進めていくか。今問題とは別ですが、これから講師を依頼したり、そうした契約がたくさんあると思いますが、そうしたときに特約条項ようなものを結べるか結べないか、そのあたりはどういうふうに考えてみえるか。 ○議長(西尾直躬君) 教育長・土方久博君。 ○教育長(土方久博君) 今まで契約定款中では、天変災害等、不可抗力なことある場合は、いわゆる無料で解約ができるというふうになっておりまして、そのほかにつきましては、双方話し合いでというふうになっているわけでございます。けれども、私どもが契約したときには、政治問題というようなことを一切出しておらなかったものですから、向こうとしてはそういうことで解約というは困るというふうに言われたということでございます。したがいまして、これからは私ども立場が公的な機関ということを前面に出して、特にその面につきましては、特に政治問題、宗教問題、あるいはその他につきましては、どれだけか細かい詰めをして契約していかなければならないものというふうに判断して、今後はそういうふうにさせていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。16番・市川美彦君。 ○16番(市川美彦君) 時間が来ておりますから、簡単に。一般質問で荻野議員が質問したわけでございますが、予算書23ページでございます。中学校費。教育次長から答弁がございましたが、あえてお尋ねをするわけです。  昨日は、本日美術館オープンということで、事前内覧会がございまして、大井文楽出し物をオープニング中で活用されたわけであります。特に和楽器導入について、琴ということで予算書は出ておりますし、荻野議員方もそういった形にかかわる質問がありましたが、十分かみ合った答弁でなかったということで、あえて私も同じ会派でございますのでお尋ねするわけですが、とりわけ昨日大井文楽三味線をやられる方も非常に少なくなっている。その他伝承芸能部分につきましても、三味線を主体とするところものが多い。当市伝承芸能中で琴を使うというは割合というか、ほとんどないと思いますが、そういう状況でございます。特に学校中でこうしたもので第1点、まず一つは、今教諭中でこのような琴学習について十分対応できるかどうかという問題がございますが、まずそのことについて。  それにあわせて、三味線等についてはどうなかというようなことも含めて、しかも、学校中でこういった心ゆとり中における、こうした伝承楽器をやるには、当然イコール本市における伝承芸能に担い手後、将来展望がきくような、そういう一つ根拠づけといいましょうか、学校教育とそういった地域伝承芸能伝道性というか、そういうもの根拠づけがあって初めて中学校におけるこうしたもの教育内容が一つは充実していくということにもなろうかと思いますし、その人たちが学校を卒業しても、そういった分野参加にも溶けやすいではないかなという点で、今回は琴で予算を立てているからどうしようもないというふうになっているかもしれませんが、今後和楽器導入に当たっては、そういった念頭に入れながら考えていく必要性があるんじゃないかなと、こういうことを思いますので、その辺について認識をちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(西尾直躬君) 教育次長・安藤史郎君。 ○教育次長(安藤史郎君) お答えいたします。  前回答弁中で申し上げましたが、まず1点は、義務教育中で和楽器に触れさせるというような国方針でありまして、これは、いろいろな音楽内容一つということであります。答弁中で申し上げましたが、時間的に3年間で非常に少ない時間しか設定できておりませんので、今議員がおっしゃるような伝統芸能に直接結びつくような形で指導は難しいというふうに考えております。  もう1点は、指導しやすさということですね。子供たちに短い時間で、ある程度曲を弾けるというような形で楽しむ。それで和楽器に触れるというような意味合いで、音楽専門的な立場からそういうふうに琴ということを選びました。  伝統芸能伝承につきましては、地域中で、学校が地域に根差すという形で、一体になって活動できる場がほかにもあるというふうに考えておりますので、そういう形で今後取り組んでいきたいというふうに思っております。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。15番・光岡勝美君。 ○15番(光岡勝美君) 予算書及び説明書25ページ、公債費、これについてちょっと質問をいたします。  これは繰り上げ償還ということで2億6,639万6千円、こんなふうに計上されております。これは縁故債だというふうに聞いております。それで、市が持っております公債というは、政府関係が圧倒的に大きいと思うわけであります。これは大部分が何か郵政関係資金だというふうにも聞いております。民間銀行縁故債は繰り上げ償還を認めても、なかなか政府関係は認めんと。どうも小泉総理が聖場をつくっておると。聖場なきどうのこうのと言っておるわけですけれども、これ民営化すれば同じようにするかもしれんわけですけれども、私は民営化には反対立場ですけれども、政府関係資金、いわば公債費というは、やはり繰り上げ償還をしていかないとおかしいと思います。若いときに稼いで、幾分繰り下げているにしても、利を稼ぐというようなことでは、やはり納得がいかない。このことは常々返済を、繰り上げをできるように多分働きかけられておると思うんです。そういう働きかけをどの程度されているかということと、一体何口、どんな条件であるかと。これはちょっと読み上げていただくと時間がかかると思いますので、後で資料としていただきたい。  以上を質問といたします。
    ○議長(西尾直躬君) 総務部長・市川徳男君。 ○総務部長(市川徳男君) 今回補正予算に計上いたしております繰り上げ償還額2億6,639万6千円は、高利率である銀行縁故債、これは十六銀行であります。議員ご指摘政府資金、この中には資金運用部資金、それから年金資金、それから、ご指摘簡保資金等があるわけですが、この繰り上げ償還につきましては、国金融政策に係る問題でありまして、これまで大変困難でありましたが、現在、国に対して各方面から弾力的に対応していただくよう強く要請がなされておりますので、よろしくお願いをいたします。  以上です。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。5番・林 武義君。 ○5番(林 武義君) 予算書5ページ、そして予算書及び説明書17ページに不燃物最終処分場再整備調査費が計上してありますが、調査費具体的な内容をお願いしたい。よろしくお願いいたします。水道環境部長にお尋ねをいたします。よろしくお願いします。 ○議長(西尾直躬君) 答弁を求めます。水道環境部長・光岡克昌君。 ○水道環境部長(光岡克昌君) お答えをいたします。  最終処分場については、現在、毛呂窪最終処分場が平成17年6月という期限で埋設をいたしておるわけでございまして、今年度埋設調査によりますと、延命化を図っても1年半、平成18年12月ぐらいには満杯になってしまうということで、今後は私ども、この毛呂窪最終処分場についても期限を延ばしていただくべく地元方にお願いをまいってく所存でございます。  今回この調査費につきましては、今年度行われました行政視察中におきまして、笠置町姫栗区方からご提案がございました。新しい最終処分場について、3カ所ほど候補地選定をして、一つ地元で受け入れる用意があるでどうかというような、大変ありがたいお話をいただきまして、今回予算書に計上しておるわけでございます。  調査内容といたしましては、まず基礎調査、3カ所ほどあります最終処分場予定地埋土量、特に埋土がどのぐらい入るという埋土量、それと現地踏査、これについては当然できる範囲、できん範囲ございますので、その辺ところ。それと施設基本構想、これは基本構想はアクセスが中心になってまいります。例えば進入路についてはどういうふうになるとか、排水路についてはどういうふうになるとか、その辺ところでございます。それと候補地比較評価、これは3カ所ほど今提案をいただいておりますので、その候補地について比較検討を行うものでございます。それと施設延命化提案も引き続いていただくようにいたしております。当然この調査結果によりまして、私ども検討いたしまして、最終的に位置決定をしていくということで、今回は、あくまでも業務委託調査でございますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。  以上です。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、会議規則第37条第2項規定により、委員付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員付託を省略することに決しました。  本件に対する討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第54号・平成13年度恵那市一般会計補正予算について、原案とおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認め、議第54号は原案とおり可決されました。           ───────────────────── ○議長(西尾直躬君) 続いて、議第55号・平成13年度恵那市下水道事業特別会計補正予算について、ご質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、会議規則第37条第2項規定により、委員付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員付託を省略することに決しました。  本件に対する討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第55号・平成13年度恵那市下水道事業特別会計補正予算について、原案とおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認め、議第55号は原案とおり可決されました。           ───────────────────── ○議長(西尾直躬君) 続いて、議第56号・平成13年度恵那市国民健康保険特別会計補正予算について、ご質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、会議規則第37条第2項規定により、委員付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員付託を省略することに決しました。  本件に対する討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第56号・平成13年度恵那市国民健康保険特別会計補正予算について、原案とおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認め、議第56号は原案とおり可決されました。           ───────────────────── ○議長(西尾直躬君) 続いて、議第57号・平成13年度恵那市農業集落排水事業特別会計補正予算について、ご質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、会議規則第37条第2項規定により、委員付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員付託を省略することに決しました。  本件に対する討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第57号・平成13年度恵那市農業集落排水事業特別会計補正予算について、原案とおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認め、議第57号は原案とおり可決されました。           ───────────────────── ○議長(西尾直躬君) 続いて、議第58号・平成13年度恵那市介護保険特別会計補正予算について、ご質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、会議規則第37条第2項規定により、委員付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員付託を省略することに決しました。  本件に対する討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第58号・平成13年度恵那市介護保険特別会計補正予算について、原案とおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認め、議第58号は原案とおり可決されました。           ───────────────────── ○議長(西尾直躬君) 続いて、議第59号・平成13年度恵那市水道事業会計補正予算について、ご質疑はありませんか。15番・光岡勝美君。 ○15番(光岡勝美君) 1点質問をいたします。  ページ数でいうと、いろいろな関連がありますけれども、一応75ページ。原水及び浄水費というが補正で上がっております。私質問したいは、12年度場合は今まで方式ですけれども、新たに10数億円というような金を入れた膜処理、これをやったわけで、これ水価、これはなかなかまだ膜がどのくらいもつか未知数だというようなことで試算ができないと。これを水道会計決算の委員会なんかでも水道課長が説明をしておりました。その委員会が終わった後で私、水道課方へ行きまして、同じような膜をし尿処理場で使っております。それは違うものかと聞きましたら、同じものやと、こういう話で、では5年ほど過ぎておるわけですが、傷んで修理をしたというようなことがあるかと。そうしたら、全然傷んでおらん。逆洗浄場合圧も浄水場で処理するとき圧を逆にかけるだけだと、こんな説明を受けました。したがって、あれほど汚れた粒子を処理するというし尿処理場、ここで全然5年で傷んでいないという現状です。それを入れた企業方も5年は保証しておるというような契約になっておるそうです。したがって、この状況から判断して、10年ぐらいは全然痛まないではないかと、こんな予想が立つわけです。したがって、そういうを基礎にした1回原水単価がどのくらいに当たるか、これを試算して将来展望、特に東濃用水が高いわけで、自己水比率を高めていく。これは高いということだけではなくて、恵那市自己水が高まれば渇水ときほかが助かるということがあります。で、どんどん恵那市がこれが生産できると。新しい核膜でできることになれば、場合によっては瑞浪、土岐、多治見というところへ送水して助けることもできる。東濃用水ほど高くもらわんでもいいと、こんなことも言えるわけです。1回10年程度はもつということで、わからんということやなくて、試算をして、およそ見当といいますか、そういうものを出していただきたいということです。  それと私、一般質問でちょっと取り上げましたけれども、保古湖を水源とする小野川川から水道用水としても総合庁舎タンク、あるいは東野タンク、これからできます白坂タンク、東野と白坂は小さいですけれども、総合庁舎は大きなタンクがあります。ここへ原水を補給することもできます。そういう意味からも、恵那市自己水、これを確保していく。しかも、大体核膜でどのぐらい単価でできるかということは緊急を要する試算ではないかと思います。  以上、その辺どんな見通しを持ってみえるか、質問をいたします。 ○議長(西尾直躬君) 水道環境部長・光岡克昌君。 ○水道環境部長(光岡克昌君) 大崎浄水場膜処理機種選定に当たりまして、耐用年数評価項目であります阿木川湖原水水質において膜耐用年数につきましては、大体7年程度が想定できると回答をいただいております。先ほど議員ご指摘とおり、保証期間につきましては5年間保証書をいただいております。また、平成8年5月から2年近く、現地で実験も行っており、原水水質特定についても十分考慮をされております。今後5年以上運転ができることにより、給水原価引き下がることができるため、保証期間を超える年数運転に心がけていきたいと、こう考えております。  それと、大崎浄水場完成後給水計画につきましては、ご承知ように現在、県水、自己水割合がほぼ半分となっております。したがいまして、今後、経営的に有利な膜ろ過施設効果的な運用を図っていきたいと私ども考えております。このため、一つとしては、県水と自己水間融通、それと保管容易にできるような施設運営検討を行いたいと考えております。現在配水管途中で混合しております。これは県水と自己水とが混合しておりますけれども、より効果的な、議員ご指摘ように緊急時、災害時等対策となる方法を今後は検討してまいりたいと思いますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。  以上です。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、会議規則第37条第2項規定により、委員付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員付託を省略することに決しました。  本件に対する討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第59号・平成13年度恵那市水道事業会計補正予算について、原案とおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認め、議第59号は原案とおり可決されました。  ──────────────────────────────────────── ○議長(西尾直躬君) 日程第3 請第1号・市内にNTT「情報通信総合案内窓口」を求める請願についてを議題といたします。  本件については、今定例会初日において総務文教委員会に付託してあります。よって、その審査結果について総務文教委員長より報告を求めます。総務文教委員長・荻野恵三君。
               (総務文教委員長・荻野恵三君 登壇) ○総務文教委員長(荻野恵三君) ご報告いたします。  総務文教委員会付託事件審査結果報告書。  本委員会に付託されている事件は、審査結果次とおり決定しましたので、恵那市議会会議規則第102条規定により報告いたします。  事件番号、請第1号。件名、市内にNTT「情報通信総合案内窓口」を求める請願書。審査結果、不採択とすべきもの。  平成13年9月21日 総務文教委員長・荻野恵三。  恵那市議会議長西尾直躬殿。  本委員会が、平成13年第4回恵那市議会定例会において審査付託を受けました請第1号・市内にNTT「情報通信総合案内窓口」を求める請願について、去る9月11日に委員会を開催し、審査を行いました。  その結果については、委員会審査結果報告書とおり、請第1号は不採択とすべきものと決しました。  審議は委員冒頭に紹介議員により請第1号について請願事項概要説明を求め、質疑を行いながら審査を進めました。  委員の主な質疑及び意見内容は、次とおりであります。  初めに、請願者である国民ため情報通信を守る岐阜県民会とはどのような会かと質疑には、NTT方針そのものが全国展開していることから、全国的な会で、その会岐阜県を中心とした運動体が県民会であり、労働組合とか年金者など県内様々な団体が集まって、その代表で構成する会と聞いていると答弁がありました。  続いて、県下窓口を全廃することにより市民生活が不便になったとあるが、恵那市状況はどうかと質疑には、電話が通じにくい、対面会話ができないので意思疎通を欠く、広範な地域に対応するため、応答煩雑、地域把握が遅い。特に高齢者、障害者にとっては不便になったと答弁がありました。  続いて、請願願意は内閣総理大臣、関係大臣に意見書提出をということであるが、当事者であるNTTに対して要望したかと質疑には、NTTと交渉云々情報はつかんでいないが、合理化、リストラと市民に直接かかわるサービス部門が縮小されることは、分割民営化して企業努力を認めて、片方で国民サービスが低下するということは本来目指すところ改革というものとはなじまないではないかと答弁がありました。  次に、各委員から意見を求め、一企業として考え方に対して議会が権限を出せるか、疑問に思う。請願者から直接NTTに対して要望したかどうかが問題である。  続いて、国民生活にとって直接必要なもの、通信、鉄道、食糧等に関することは公営で維持すべきであり、NTTは公共福祉増進に資すると義務づけられており、政府が株を保有する公益企業であり、一企業位置づけではなく、公益企業としてNTTに関して意見書を出すことは不自然ではない。  続きまして、今回こうした請願は時期尚早と思う。  規制緩和、構造改革流れ中で、NTTが独占してきた部分を民営化し、競争を促す中で通信料金値下げ、IT技術を進めるなど、構造改革一環中で今回窓口問題もあると思う。恵那市にはME東海として、故障と修理窓口を開設して対応をしており、料金支払いはコンビニや県下金融機関等で取り扱っている。自由競争中で合理化で、これが決して良いとは思わないが、NTTは公共福祉増進に努める責任ある会社だと思っており、議会が今すべきことではなく、企業中で議論にもう少し委ねたい。  続いて、NTTも今日では新たなKDDI、日本テレコムなど新規事業者参入により競争会社が増えている。NTT西日本では競争状況も激しさを増し、経営実績は平成11年度、12年度とも赤字であり、経営改善を目指し、労使双方で取り組んでいると聞いている。顧客と応答完了率も当初40%程度が現在では80から90%となっているようであり、自由競争中で努力してもらうためにも今回請願には賛成できない。  続きまして、現在厳しい経済状況中で、企業として経営中で問題であり、公益性が高くても民間であることに変わりなく、このことはNTT自らが考えることと思う。  最後に、NTTにしてもJRでも企業間における競争が激しくなっており、大企業が赤字を抱え、リストラしている。生き残りをかけて企業努力をしており、NTTも民間企業として目標や趣旨に沿って努力をしていると思う。こうしたことから、企業努力を見守るという点で、市議会として関係省庁へ意見書を上げるはいかがなものかと思う。  以上で質疑を終結し、請第1号を採択することについて採決した結果、賛成少数にて不採択すべきものと決しました。  これをもって本委員会に付託されました請願審査結果報告といたします。  終わります。 ○議長(西尾直躬君) 総務文教委員審査結果報告を終わります。  請第1号・市内にNTT「情報通信総合案内窓口」を求める請願について、総務文教委員長に対してご質疑はありませんか。15番・光岡勝美君。 ○15番(光岡勝美君) 簡潔に質問をいたします。  確かに民間部分がかなりあるわけですけれども、これは日本電信電話株式会社法という一つ法律があります。そこ初め方を見ますと、第1条、目的及び事業と、第2条、責務というところがあります。ちょっと引用すると長くなりますので、核となるところに触れるわけですが、等しく利用者、これは公平に扱っていかなくてはいけない、差別してはいかんという意味ことがうたってあります。したがって、今までは窓口を置いて、いろいろなものに、苦情とか相談に応じたわけですね。しかし、今これをやめてしまうということは、これから利用者、特に電話を引くとかというような利用者、そういうものについて余りにもそっけない扱いだと、こういうことだと思うんです。一つ法律もとにこれできた会社ですから、民間合理化をしないといけないというような競争、競争しながらもその線は守っていくというふうでないと、どこ競争相手に倒されないようにと、こういうことやないと思うんです。等しく電話を使うところは、その点は、やはり法律に基づいて、守るところは守っていくと。この線を踏み越えたが今現状ではないかと思うんです。したがって、私はそういう法律に基づいた責務というようなところに触れられた論議はされたかどうかと。触れられておると思うんですが、直接は多分、第2条がどう言っておるなんということまでは踏み込んでみえないではないかと思うんですが、その辺についての委員見解をお聞きします。 ○議長(西尾直躬君) 総務文教委員長・荻野恵三君。 ○総務文教委員長(荻野恵三君) お答えいたします。  そこまで突っ込んだ議論はありませんでしたが、私自身認識としては、私も以前国鉄、JRになる前、今から15年前に国鉄をやめておりますが、その当時ことと思いあわせながら、公共性高いこういう企業が今こういう時代流れに乗って民営化、民営化という形で分割をされて、効率を上げるという形で来ております。ですから、私自身としては、今流れ中でNTTさんがやられるこういう形は、ある程度はやむを得ないではないか。また、それ以上に不公平というような事態が起これば、住民運動など起こしながら、各地域自治体とともにNTTに対して要望していくと、そんな私考えであります。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。17番・水野善文君。 ○17番(水野善文君) 一つだけお尋ねをしたいと思います。  13ページ上から三つ目二重丸、「NTTも今日では」というところから、経営実績に触れた委員の発言表現があります。平成11年度、12年度とも赤字でありと、こういう意見が出されたわけでありますけれども、つい先頃発表されました、委員会が開かれる前に新聞報道もされておりますけれども、ドコモグループうちNTTドコモ、それからNTTドコモ関西、NTTドコモ九州、いずれも2000年度決算申告所得額が上位50社にNTTグループが入っていると。しかも、ここで言われておる関西については、1,107兆4,100万円申告所得で、前年比166.9ポイント増と、こういう結果が既に公にされておるわけですね。そういうことからすると、この判断をされるに参考にされた意見というが若干事実と異なるというふうに受けとめるわけで、その点について報告をされた委員長はどういうふうにお考えか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(西尾直躬君) 総務文教委員長・荻野恵三君。 ○総務文教委員長(荻野恵三君) そこまで私自身、大変申しわけありませんが、企業内容については詳しく調査をしておりません。発言の委員のその言動をそのまま受けたところで、大変申しわけありませんが、今、中身ことに関しては、それ以上私自身勉強不足でありますが、調べておりませんが、そのまま受けており、ここに報告を申し上げた次第であります。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件に対する討論はありませんか。17番・水野善文君。              (17番・水野善文君 登壇) ○17番(水野善文君) 請第1号・市内にNTT「情報通信総合案内窓口」を求める請願書について、賛成討論をしたいと思います。  委員会で審議をいただき、私も紹介議員として委員の皆さんにお答えをできる範囲でお答えをしてまいりました。先ほど質問中でも、企業NTTグループ収支状況についても、かいつまんでお知らせをしてあります。  一つは、私は、この紹介議員になってから、議会数人方にもこの問題について話題を投げかけました。そうしたら、やはりNTTが売っておる機械故障については見ると。だけれども、対人窓口がないことで、自らが非常に不便な思いをした、こういうことを口にされる議員が数人ありました。  また、今IT戦略と、IT革命とまで言われた、前内閣を引き継いだ小泉改革もとで、非常に雇用問題が深刻になっております。IT分野で雇用を拡大していこうと、こういう動きも今政府では真剣に考えられておるようであります。そうした中で、NTT自体は今後さらに11万人から12万人とも言われるリストラ計画がされておると。片方で体力ある企業がどんどん人減らしをし、片方では国民税金を使って新たな雇用を創出する。どこかちぐはぐなところがあるわけでありまして、少なくとも県内、あるいは恵那市中でそうした雇用場を確保していくという上においても、なくした部分については復活をしていく、そのことが今求められているんではないかなと。  この本会議場におきましても、IT技術を推進する上で情報弱者が生まれるではないかと、こういうことを心配された一般質問もございました。ただ100%民間企業ではなくて、政府出資金も受け、しかも法的にNTT法で国民に対する情報確保という点で責務を持っておる以上、本請願については国に対してそうした企業論理だけリストラ計画で住民皆さんが、市民皆さんが不便を講じることないように意見書を上げるということは、誠に時宜を得たものであるというふうに考えまして、議会議員多数賛成をお願いして賛成討論といたします。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。18番・小椋一郎君。              (18番・小椋一郎君 登壇) ○18番(小椋一郎君) 私は、請第1号について、原案に対して反対し、委員長報告に対して賛成討論をいたします。  委員長報告にありますように、請願者願意を審査というより、私ども議会で企業方針につき内閣総理大臣、関係大臣へ意見書を提出するはいかがなものかと考えます。NTTが自社経営方針として、自らが考えるべきと考えます。  昨日中日新聞朝刊経済面においても、NTT社長はグループ社員11万人を対象に、転籍や賃下げなど合理化に乗り出すと述べていました。同じページに、IT不況中で大手電機5社リストラ対策は国内外で5万6,100人人員削減を発表しています。このような状況下では、企業努力に委ねるべきと考えます。  以上ことから原案に反対する討論を終わります。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) 討論を終結いたします。  ただいまから採決を行います。  請第1号・市内にNTT「情報通信総合案内窓口」を求める請願については、総務文教委員報告とおり、不採択に賛成諸君起立を求めます。                 (賛成者起立) ○議長(西尾直躬君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告とおり不採択とすることに決しました。  ──────────────────────────────────────── ○議長(西尾直躬君) 日程第4 議第60号・恵那市中野方浄水場処理棟新築工事請負変更契約締結についてを議題といたします。  提案理由説明を求めます。市長・森川正昭君。              (市長・森川正昭君 登壇) ○市長(森川正昭君) ただいま議題となりました議第60号につきまして、提案理由説明をいたします。  恵那市中野方浄水場処理棟新築工事請負変更契約締結につきましては、平成12年第5回恵那市議会定例会において可決された議第102号について、工事請負変更契約を締結するもので、契約金額1億9,215万円を2億404万5,450円に変更するとして、小林・三郷経常建設共同企業体代表構成員、岐阜県恵那市東野1450番地4、小林住建株式会社代表取締役・小林正人、及び構成員、岐阜県恵那市三郷町佐々良木106番地5、三郷建設株式会社代表取締役・鵜飼 勝と平成13年9月4日に仮契約を締結しているものであり、恵那市議会議決に付すべき契約及び財産取得又は処分に関する条例第2条規定により議決をお願いするものであります。  以上で提案説明を終わりますが、詳細につきましては担当部長から説明をいたしますので、よろしくご審議上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(西尾直躬君) 市長提案説明を終わります。  議第60号・恵那市中野方浄水場処理棟新築工事請負変更契約締結について、詳細説明を求めます。水道環境部長・光岡克昌君。 ○水道環境部長(光岡克昌君) 議案書1ページをお願いします。  議第60号・恵那市中野方浄水場処理棟新築工事請負変更契約締結について、ご説明申し上げます。  平成12年度第5回恵那市議会定例会において可決された議第102号について、次とおり工事請負変更契約を締結するものであります。  1、契約目的は、恵那市中野方浄水場処理棟新築工事、これは変更ございません。  2、契約方法、指名競争入札、これも変更ございません。   3、契約金額、変更前、1億9,215万円を──2ページをお願いします──変更後、2億404万5,450円とするものであります。  4、契約相手方は、小林・三郷経常建設共同企業体、変更はございません。  代表構成員、岐阜県恵那市東野1450番地4、小林住建株式会社代表取締役・小林正人。構成員、岐阜県恵那市三郷町佐々良木106番地5、三郷建設株式会社代表取締役・鵜飼 勝であります。  なお、この変更内容についてご説明申し上げます。  変更増事業は、中野方浄水場処理棟東側に設置する活性炭除マンガン機械設備保護ため、上屋を設けること等について、前年度当初設計では補助対象事業となるか明らかではございませんでしたけれども、今年度、協議結果、補助対象となり、財源も確保され、今回変更が生じたもので、契約工期は平成12年12月27日から平成14年2月20日を変更後、平成14年3月20日まで1カ月延長するもので、契約については本年9月4日に仮契約を締結しているものであります。  なお、中野方簡易水道建設事業は、平成14年度給水開始に向けて、計画人口2,220人、日最大給水量737トン規模事業を行っているところであります。  なお、次ページに参考図面を添付しておりますので、ご参照を願いいたします。  以上で議第60号説明を終わります。 ○議長(西尾直躬君) 詳細説明を終わります。  本件について、ご質疑はありませんか。20番・藤 公雄君。 ○20番(藤 公雄君) 特にこの契約ことではございませんが、たまたまこの契約を例にとりますと、1億9,200万円ほど契約金が今回2億400万円というふうになりまして、1,200万円ほど増加するわけでございますが、契約変更については増加と減額と、こういうふうにあると思いますが、一応増額場合には、何%あたりまでが変更ということでできるか、あるいは一定枠組みが決めてあるかどうか、その点をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(西尾直躬君) 水道環境部長・光岡克昌君。 ○水道環境部長(光岡克昌君) お答えをいたします。  契約増額につきましては、一応20%以内ということで了解をしております。  以上です。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、会議規則第37条第2項規定により、委員付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員付託を省略することに決しました。  本件に対する討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議第60号・恵那市中野方浄水場処理棟新築工事請負変更契約締結について、原案とおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認め、議第60号は原案とおり可決されました。
     ──────────────────────────────────────── ○議長(西尾直躬君) 日程第5 特別委員中間報告を議題といたします。  本件については、会議規則第45条第2項規定により、恵那病院対策特別委員長より中間報告を行いたいと申し出がありますので、この際これを許可いたします。恵那病院対策特別委員長・土屋藤夫君。          (恵那病院対策特別委員長・土屋藤夫君 登壇) ○恵那病院対策特別委員長(土屋藤夫君) 新政会土屋藤夫でございます。  恵那病院対策特別委員中間報告をいたします。  平成12年3月議会において、本委員会は国立存置にこだわらず、移譲をも視野に入れ、市民利用しやすい病院とするために最大限努力をするべきとの委員の意見集約と、市民立場から利用しやすい恵那病院を考える懇話会設置を市長に申し入れた旨中間報告をした。  それ以来、本委員会は14回の委員会を開催し、移譲受託病院視察、厚生省訪問などを含めながら、今後恵那病院あり方について調査、研究をしてきた。  平成12年8月には、本委員要請を受けて、本委員委員、各種団体から推薦された者、医療機関関係者、学識経験者等により構成される恵那市地域医療推進懇話会が設置され、検討上、平成13年5月には恵那病院を中心とする医療機能在り方について意見取りまとめが報告された。この間、本委員会は恵那市地域医療推進懇話会進捗状況報告を受けながら、この地域医療状況について認識を深めてきた。また、市長から、恵那病院移譲受諾、経営は外部委託、受け入れ時期は平成15年秋とするなど6項目提案があり、その内容については大方の委員の合意があった。そして、平成13年6月議会では、地域医療水準を守り、市民が安心して利用できる病院にするためには、国立恵那病院移譲受け入れと、そのため財政支援を国、県に強く求めると議会決議をしてきたことは周知とおりである。  さて、本委員会は、執行部より管理運営委託先を地域医療振興協会としたいと提案を受けて、外部委託にするメリット、デメリット、専門性、経営安定、病院運営ノウハウ、医師確保など多方面からデータを含めた説明を受けながら議論を深めるとともに、自治体直営病院中津川市民病院、坂下病院視察をし、認識を深めてきた。  最終的に、地域医療振興協会への管理運営を委託する審議結論は、基本構想に関する議論がない中で外部委託には反対。また、新病院課題部分や保健と福祉連携等を協会がよく理解して運営していくか等議論は深まっておらず、委託先を地域医療振興協会にすることについて見極めがつかないとした意見もあったが、地域医療振興協会が受託している共立湊病院では、病院と患者関係が良く、患者が倍増している。ノウハウがない市は地域医療振興協会に管理運営を委託することが適切。視察等経験から、医師確保困難さが理解できた。地域医療振興協会へ委託方針を決定した後、必要な議論を進めるべきと多数意見が出され、受託時期は平成15年秋頃としていることから、賛成多数で恵那病院の管理運営委託を地域医療振興協会へ委託することに決しました。  今後、本委員会は市民より良い病院とするため、先進地視察を含め、調査研究で研さんを重ね、市民期待にこたえられるよう最大限努力をする。  以上をもって恵那病院対策特別委員中間報告とします。 ○議長(西尾直躬君) ただいま報告について、ご質疑はありませんか。1番・小倉富枝さん。 ○1番(小倉富枝君) 今中間報告に対して、数点質問をさせていただきます。  まず、12行目ところで「受け入れ時期は平成15年秋とするなど6項目提案があり、その内容については大方意見合意があった」というふうな文面がありますけれども、これは提案された項目に対して委員会としてどういう判断を下されたか。そして、その合意裏づけとなるものは何だったかという点が1点。  それから、14行目中で「市民が安心して利用できる病院にするために」という文面がありますけれども、これは当然、今、現国立である恵那病院不備な点を補った上で、市民にとってどう充実した病院としていくかというところで、委員会として病院像が当然ここではでき上がっていると思いますけれども、委員会としてどういう病院像を描かれたかを伺います。  それから、27行目ところで「地域医療振興協会へ委託方針を決定した」という文面がありますが、これにつきましては、市民中からも、なぜこんなに早く委託先を決めるかというような声もありますし、それから、今報告中では、この特別委員の委員さん中にも基本構想に関する議論がない中で外部委託には反対だというような意見もありますが、実際に基本構想が出された時点で、その基本構想を確立した、その上でまた経営について議論をし尽くされ、そして、その上で経営形態をどうするかというときになった場合に、初めて経営形態結論が出された上で委託先を探されるが筋だというような市民声もあります。そこで、あえて地域医療振興協会とされたというふうにありますけれども、これは複数候補中でこの協会を選ばれたか。それとも、この地域医療振興協会という一つ団体のみに選ばれただったら、その決定的なメリットは何なかということをお伺いします。  それから、同じ27行目ところに、「委託方針を決定した後で必要な議論を進めるべき」というふうに述べられておりますけれども、この必要な議論とは何なかということ。  それから、最後から2行目に「市民期待にこたえられるよう最大限努力をする」という文面もありますけれども、この最大限努力とは、市民に対して何を指してみえるか。  以上お伺いします。 ○議長(西尾直躬君) 恵那病院対策特別委員長・土屋藤夫君。 ○恵那病院対策特別委員長(土屋藤夫君) では、ただいま質問に答弁をしていきます。  移譲時期を15年秋頃ということで質問がありましたけど、市長さんは平成15年秋頃を想定しますと。少なくとも15年3月定例会には提案を申し上げ、決定をいただかなければなりませんという説明がありましたが、とりわけ質疑はありませんでした。  それから、振興協会に委託を決めることについて質問に対しては、新病院基本計画策定業務スケジュールにより、条例内容等、基本計画状況報告を受けながら、その都度議論をしていくこととしたいと思います。  市民が安心して利用できる病院にするとあるが、基本計画策定業務中で議論であり、具体的な話は今後の委員中で議論していきたいと思います。  それから、委員会として病院像はという質問に対しては、議論はまだこれからであり、特別委員会としては将来病院像について問題提起について、執行部側と項目毎に絞った議論をこれからして、そうした病院像をつくっていきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(西尾直躬君) 1番・小倉富枝さん。 ○1番(小倉富枝君) 今お聞きをしましたけれども、先ほども私は順序が反対ではないかという市民声があるというふうに質問をしました。本来ならいろいろな構想案などを全部、議会とか行政側が熟知した上で委託先を決めるべきだというふうに申し上げましたけれども、質問中で、私はなぜ地域医療振興協会にされたかという質問をしました。それで、今、市民というは、自分たちがこれからかかっていくといいますか、自分たち健康を管理していく病院に対しては、どういう病院になっていくかということがすごく不安でもあり、期待もしているんですね。それで、恵那市は前、一度市民病院をつぶされております。そういうことからも考えまして、今市民というは、行政と議会に対する病院議論仕方を、一挙手一投足を全部見守っているという、そういう状況にあると思います。そういう中で、特別委員会として地域医療振興協会に委託をされていくというふなことを述べられておりますので、これは当然、市民にとってなるほどとうなずける決定的な材料がないと市民は納得しないと思うんです。それで、これは恵那病院特別委員長として、どういうメリットがあるか、その辺は含んで考えてみえると思いますので、委員見解をもう一度お尋ねしたいと思います。 ○議長(西尾直躬君) 恵那病院対策特別委員長・土屋藤夫君。 ○恵那病院対策特別委員長(土屋藤夫君) そのほかにいろいろ病院はないかという質問ですけど、はっきり恵那病院を引き受けてくれるところはないと。瑞浪市厚生病院等いろいろありますけど、第三者を介して厚生連意向を聞いた結論として、それも出されておりましたけど、そのような今新しい病院を手がけるということはできないという答弁がありまして、また、そのほかことは委員ことですので、市民がどうとかこうとかという質問には答えられません。 ○議長(西尾直躬君) 16番・市川美彦君。 ○16番(市川美彦君) 特別委員の委員でもありますが、平成12年3月議会で特別委員中間報告、これは「国立存置にこだわらず、移譲をも視野に入れ、市民利用しやすい病院とするため」云々という、当時、議長が特別委員長で報告がされたときは、議会から質疑がなく、すべてとは言いませんが、一応そういう報告とどまり中で委員が確認をしたところであります。  今回、私もこの中間報告については、この委員の質疑意見にございますように、おおよそ全体的な一致点が見出せないままでありますから、当然にして特別委員会がこのような状況下中で、委員議員方々が今後この特別委員会にかかわる市民病院あり方で市民から問われたときに、どういう考え方と認識を持って説明責任ができるか。したがって、特別委員会はそこところを責任を持ちながら、行政説明責任もあるんですが、委員として説明責任もあるということから、少し掘り下げて議論すべしということで、今話がありましたように、私たちは基本構想、基本計画、この6月議会に予算が通ったわけですが、その折にも審議過程においては、議会特別委員問題提起は、この基本計画とはすり合わせができる、そういう上で委託をしていきたい、こういう進め方があるわけですが、実ところそこまで議論が深まっていない。そして、地域医療振興協会に受委託をするというところ1点のみが今回場合は先行したという、これが事実中身であります。  したがって、私はこれは委員長にお尋ねするわけじゃありませんが、以上ような本会議場で決まった特別報告を、今後、市長さんがいろいろといろいろ市民お見えになるところで、議会も大方結論をいただきましたと。地域医療振興協会にやりますというようなことをおっしゃることについて、私は懸念を示します。今、特別委員会におきましても、そこまで十分な腹を決めた中身論議まではしていないわけでありますから。今回特別委員中間報告についても、私はむしろ議員総会中で前例としてすべきであって、本会議場でまだなじむような中身になっていないんじゃないかと。むしろ本会議場でこのことをすればするほど、市長さんはいかにもこの公式的な本会議中で中間報告だから、この文章表現どおり議会全体がこのことについて了解をした、こういうような表現をされることについては懸念を示すことだけ申し上げて、委員報告についてのみ申し上げておきます。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。15番・光岡勝美君。 ○15番(光岡勝美君) 私は、大分下段方になりますが、「ノウハウがない市は地域医療振興協会に管理運営を委託することが適切」と、こんなふうに表現されておりますが、恵那市は決してノウハウがないわけじゃなくて、さきにも何人かが言われましたように、かつて市民病院を持っておったわけです。十分その時点でノウハウ、これが今回も活かされていかないと、また二徹を踏むということになると思うんです。ノウハウがないというは、むしろ、その経験を踏まえて判断をしていくというノウハウがない、こういうことじゃないかと思うんです。若干これは事実とは違うと。むしろ、極端に言えば、市長さんがその活かすというノウハウを持っていない、こういうことに行き着くんではないかと思うんです。当時は産婦人科がない市民病院、現在でも一緒ですけれども、市民病院というは保険がきかない産婦人科を持っていないと経営がうまくいかない。産婦人科で上がった利益といいますか、黒字を一般方へ投入すると、これはどこ市民病院でもやっておることです。あるいは岩村町でも上矢作でも、それでやっともっていけるというが現状なんですね。ところが、恵那市は産婦人科を持たれる私立ところが反対をされたということで、市民病院で産婦人科が持てなかった。そのことが一つ経営を大きく赤字にしていったという原因になっているんです。したがって、湊病院でも産婦人科をつくりたい、こんなふうな展望を持ってみえる。しかも、あそこも市民病院があったわけではない。担当方が事務長になっておられますが、日夜飛んで歩いて、いろいろなノウハウを身につけて、そして出発をされております。市長さん考えは、事務長は市担当者を出すというふうに思っておられるかもしれませんけれども、決して恵那市がノウハウがないなんという言い方は、これは事実に反する。したがって、こういう点も踏まえた特別委員論議を、これは1回きりの委員会ではないわけですので、ぜひお願いをしていきたい。その点について、委員長はどんなふうに考えておられるか、質問をいたします。 ○議長(西尾直躬君) 恵那病院対策特別委員長・土屋藤夫君。 ○恵那病院対策特別委員長(土屋藤夫君) ただいま質問ですけど、市立恵那病院は何十年前ことであり、今恵那市には新しい時代ノウハウはないと思います。  以上です。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。6番・安藤洋子さん。 ○6番(安藤洋子君) 私方からも少し、ご質問について副委員長としてお話をさせていただきたいと思います。  まず、地域振興協会に決めてから審議を尽くすがあるが逆ではないかという、決定後に必要な議論とはおかしいじゃないかというお話がありましたけれども、委員長も言っておりましたけど、私にも新病院を一からつくるなら、それも可能だと思いますけれども、非常に限られた時間中でやっていかなきゃいけないという前提があると思います。それで非常に変則的なことになっているわけなんですけれども、これから基本構想を委員会としても勉強していこうとしておるわけですけれども、これについては私どもも市長から、これはもうコンクリートしたものではないということをお聞きしております。ですから、委員中で一つ一つ深めていく中で、必要なことであればぜひ入れていきたいということも重ねてこのことを私は言いたいと思いますし、それから、市民が安心して利用できる病院という問題がありましたけれど、私、あくまでもそのベースというは懇話会だと思います。その懇話会をもとにしながら、今よりも後退しないという方向で議論をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(西尾直躬君) ほかにありませんか。9番・後藤薫廣君。 ○9番(後藤薫廣君) 今まで私聞いておりまして、なし、なしと言って返事をしておりましたけれども、聞いておりますと、ほとんどが特別委員人ばかりでございます。もう少し特別委員中で今ことをお話ししていただきたいと、このように思います。 ○議長(西尾直躬君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま報告を了承することにご異議ありませんか。              (「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) 異議がありますので、採決を行います。  ただいま恵那病院対策特別委員報告を了承することに賛成諸君起立を求めます。                 (賛成者起立) ○議長(西尾直躬君) 起立多数であります。よって、恵那病院対策特別委員中間報告は了承することに決しました。  ──────────────────────────────────────── ○議長(西尾直躬君) 日程第6 議会第6号・テロ行為撲滅に関する決議についてを議題といたします。  提案理由説明を求めます。21番・柘植成實君。              (21番・柘植成實君 登壇) ○21番(柘植成實君) 発案書。議会第6号・テロ行為撲滅に関する決議。  テロ行為撲滅に関する決議を発案いたします。  平成13年9月21日 提出。  提出者、恵那市議会議員柘植成實。  賛成者、敬称を省略させていただきます。江島近夫、後藤薫廣、市川美彦、水野善文、土屋藤夫、柘植弘成。  提案理由、別紙決議(案)とおりであります。  恵那市議会議長 西尾直躬殿。  決議案を朗読いたします。  テロ行為撲滅に関する決議(案)  去る9月11日、米国において発生した同時多発テロ事件は、これまでにない極めて卑劣、かつ許しがたい暴挙で、米国のみならず全世界民主主義に対する重大な挑戦であり、強い怒りと憤りを覚えるものである。  犠牲になられた方々ご冥福をお祈りするとともに、一日も早く主謀者を拘束し、法裁きによって断罪して、全世界からテロ行為根絶することを強く訴え、自由と平和を希求する市民として、テロ行為撲滅を決議する。  平成13年9月21日。恵那市議会。  よろしくご審議上、ご決議賜りますようお願いをいたします。 ○議長(西尾直躬君) 提案説明を終わります。  ご質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件については、委員付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員付託を省略することに決しました。  本件に対する討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) 討論はありませんので、ただいまから採決を行います。  議会第6号・テロ行為撲滅に関する決議については、原案とおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西尾直躬君) ご異議なしと認め、議会第6号は原案とおり可決されました。  以上で、本日並びに今会期日程はすべて終了いたしました。           ───────────────────── ○議長(西尾直躬君) ここで市長から発言申し出がありますので、許可いたします。市長・森川正昭君。              (市長・森川正昭君 登壇) ○市長(森川正昭君) 一言ごあいさつを申し上げます。  議員皆様には、今期定例会におきまして、終始ご熱心に調査・審議を賜り、また、ただいまは提出議案につきまして、すべて議決をいただきました。誠にありがとうございました。  なお、一般質問をはじめ議案審議過程でいただきました数々ご意見に留意するとともに、できる限り市政運営に反映をしてまいりたいと、このように考えております。  これから秋も深まり、やがて冬を迎える季節となりますが、議員皆様には、さらにご健康にご留意いただきまして、市政発展ためにお力を尽くしていただきますようお願い申し上げ、お礼ごあいさつといたします。ありがとうございました。 ○議長(西尾直躬君) 市長あいさつを終わります。  これをもちまして、平成13年第4回恵那市議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでした。                午後0時06分 閉会  ────────────────────────────────────────     地方自治法第123条第2項規定によりここに署名する。             恵那市議会             議   長        西 尾 直 躬
                署名議員     6番  安 藤 洋 子             署名議員    16番  市 川 美 彦...