恵那市議会 1992-06-12
平成 4年第3回定例会(第1号 6月12日)
平成 4年第3回
定例会(第1号 6月12日) 平成4年第3回
恵那市議会定例会会議録〔第1号〕
平成4年6月12日
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議 事 日 程(第1号)
平成4年6月12日(金)午前10時開議
第 1
会議録署名議員の指名
第 2 会期の決定
第 3 報第7号及び報第8号並びに議第34号から議第46号まで
一括上程
第 4 請願について
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1 本日の会議に付した事件
議 事 日 程(第1号)
日程第 1
会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 報第 7号 平成3年度恵那市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
報第 8号 平成3年度恵那市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について
議第34号
恵那市議会議員の報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例の一部改正について
議第35号 恵那市常勤の
特別職職員の給与に関する条例の一部改正について
議第36号 恵那市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
議第37号 恵那市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
議第38号 恵那市
火災予防条例の一部改正について
議第39号 恵那市
福祉医療費助成に関する条例の一部改正について
議第40号
国土利用計画(第2次恵那市計画)の一部変更について
議第41号 字の区域の変更について
議第42号 字の区域の変更について
議第43号 財産の取得について
議第44号
人権擁護委員の候補者の推薦について
議第45号 平成4年度恵那市
一般会計補正予算
議第46号 平成4年度恵那市
国民健康保険特別会計補正予算
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1 出 席 議 員
1番 渡 辺 鈴 政 君 2番 山 内 隆 君
3番 西 尾 直 躬 君 4番 槙 島 増 郎 君
5番 小 椋 一 郎 君 6番 土 屋 藤 夫 君
7番 藤 公 雄 君 8番 市 川 美 彦 君
9番 光 岡 勝 美 君 10番 水 野 善 文 君
11番 西 尾 茂 芳 君 12番 林 午 三 君
13番 藤 原 昭 五 君 14番 宮 地 久 幸 君
15番 柘 植 成 實 君 16番 丸 山 定 男 君
17番 足 立 明 忠 君 18番 伊 藤 善 朗 君
19番 田 本 良 則 君 20番 伊 藤 祐 道 君
21番 林 脩 君 22番 浅 野 恒 利 君
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1 欠 席 議 員
な し
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1 説明のため出席した者の職氏名
市 長 森 川 正 昭 君
助 役 大 井 守 男 君
収入役 小木曽 繁 文 君
総務部長 可 知 義 明 君
民生部長 佐々木 正 美 君
経済部長 加 納 優 幸 君
建設部長 伊 藤 一 治 君
消防長 後 藤 勝 造 君
民生部調整監 伊 藤 信 夫 君
建設部調整監 木 野 隆 之 君
建設部調整監 加 納 覚 雄 君
建設部参事 三 宅 洋 志 君
教育委員会委員長 森 川 茂 君
教育長 小 栗 章 正 君
教育委員会事務局長 可 知 邦 正 君
代表監査委員 柘 植 章 君
監査委員事務局長 度 会 宣 男 君
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1 職務のため出席した
事務局職員
議会事務局長 砂 場 圭 一 君
議会事務局次長 柘 植 渥 美 君
議会事務局書記 田 中 博 幸 君
議会事務局書記 坪 井 弥栄子 君
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午前10時00分 開会
○議長(
足立明忠君) 開会に先立ち
市民憲章の唱和を行います。
全員ご起立を願います。
(
全員起立)
○議長(
足立明忠君)
事務局長をして一節ずつ朗読させますから、続いて唱和を願います。
事務局長・
砂場圭一君。
(唱和)
○議長(
足立明忠君) ご着席願います。
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○議長(
足立明忠君) これより平成4年第3回
恵那市議会定例会を開会いたします。
会議を開く前に表彰の伝達を行いたいと思います。これは過日、日比谷公会堂で開催されました、第68回
全国議長会定例総会並びに、岐阜市で開催されました、第167回
東海市議会議長会の席上で、
市議会議員長期在職及び正副
議長通算長期在職議員として、表彰を受けられましたものであります。名前をお呼びいたしますので、前までお越し願います。22番・
浅野恒利君、21番・林 脩君。以上二名でございます。
(
表彰状伝達)
○議長(
足立明忠君) 以上で表彰の伝達を終わります。
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○議長(
足立明忠君) 続いて、日程に入る前に諸般の報告を行います。
地方自治法第121条の規定により、本日説明のため出席する旨報告のありました者を一覧表としてお手元に配付しておきましたので、ごらん願います。
次に、5月1日から5月31日までにおける
議会関係諸報告をお手元に配付しておきましたので、お目通しいただきます。
次に、閉会中に受理いたしております陳情は3件であります。その写しをお手元に配付しておきましたので、ご承知願います。なお、執行部においてはよろしく処置くださるようお願いいたします。
次に、平成3年中の
陳情処理経過及び結果報告書の提出がありましたので、お手元に配付しておきました。
以上で諸般の報告を終わります。
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○議長(
足立明忠君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第81条の規定により8番・
市川美彦君、18番・
伊藤善朗君を指名いたします。
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○議長(
足立明忠君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から6月25日までの14日間と決定したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
足立明忠君) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日から6月25日までの14日間と決定いたしました。
なお、会期中の
会議予定は、お手元に配付いたしました
会期日程表により開催いたします。
次に、
一般質問の通告は6月15日午前10時に締め切りますので、それまでに通告書の提出をお願いします。質問の内容は、できる限り詳細にご記入くださるようお願いしておきます。
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○議長(
足立明忠君) 日程第3 報第7号及び報第8号並びに議第34号から議第46号まで15件を
一括上程し、議題といたします。
なお、先の
市長選挙におきまして、
森川市長におかれましては無投票にて当選され、向こう4年間の市政を担当されることになり、ご同慶にたえません。
この上は、三次総を着実に推進され当市のますますの活性化のため、最大のご活躍をされますよう心から祈念し、ご期待申し上げるものであります。
よって、この際、あわせて2期目を担当されます
森川市長から
所信表明をいただくとともに、
提案理由の説明を求めます。
市長・
森川正昭君。
(市長・
森川正昭君 登壇)
○市長(
森川正昭君) 本日、平成4年第3回
恵那市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、ご多用の中をご出席いただきましてまことにありがとうございました。
また、ただいまは議長から、林
脩議員には
全国市議会議長会並びに
東海市議会議長会の
議員特別表彰が、さらに、林
脩議員及び
浅野恒利議員には正副
議長特別表彰の伝達がそれぞれ行われました。まことにおめでとうございました。
表彰を受けられました林
脩議員並びに
浅野恒利議員におかれましては、長年にわたり市の発展と、3万6,000市民の
福祉向上のためにご努力をいただいた結果と、深く敬意と謝意を表するものであります。
どうか今後とも健康にご留意いただきまして、
市政発展のために、なお一層ご尽力くださいますよう、心からお願い申し上げます。
さて、私はこのたびの
恵那市長選挙におきまして、無投票で市民の信託を受けて、引き続き市政を担当することになりました。心を新たにして2期目の
市政発展の諸課題に取り組んでまいる決意であります。
この際、私の今後の
市政運営についての抱負を申し上げ、議員並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたしたいと存じます。
時代は、急激に変化しつつあり、我が国内外の諸情勢は、これまでの枠組みではとらえきれず、今後我が国が世界の中の日本として、どのような役割を果たしていくべきか、極めて慎重な対応を選択すべき状況にあるといえます。
国内的には、いわゆる
バブル経済崩壊後の
経済社会の立て直しのための諸課題も、山積みしております。
また一方では、社会の高齢化や国際化の進展などに加え、
地球規模での環境問題に関心が高まりつつある今日、私どもはますます広い視野に立って、我が国として、あるいは
地域社会としてグローバルに物事を考え、行動しなければならない時代に入ったと言えると思うのであります。
このような
時代的変化の中にあって、「我が恵那市」をさらに豊かな住みよいまちにし、次代に継承して行くためには、なお解決すべき多くの諸課題を抱えておるところでありますが、これまで多くの市民の皆様と接し、
各界各層のご意見を拝聴する中で、これからは
生産重視の視点から、生活者・消費者からの視点を重視し、市政の推進に当たる必要を一層強く感じているところであります。
私はこの4年間、「誠実と実行の市政」を信条とし、「安全で快適な活力ある
まちづくり」を目指して努力を傾注してまいりました。
また、平成2年には、21世紀に向けての当市の都市像を「自然と文化と産業が調和した
快適都市」づくりとする第三次
総合計画を策定し、これに基づいて、諸施策を推進してまいりました。
おかげをもちまして、
恵那駅前石橋線整備事業、正家第一
土地区画整理事業、第二期
工業団地整備事業、
恵那峡ルネッサンス整備事業、
養護老人ホーム恵光園移転新築事業、
恵那病院線整備事業などが進捗し、一部解決のめどがつきつつあります。
そして、本年度からは
都市計画決定後約40年を経て、ようやく
恵那停車場線の
拡幅整備事業が、県において事業化されることになりました。
今まさに、当市の「
まちづくり元年」というべき事業が推進されようとしており、私は「あしたに夢を託す
まちづくり」を指向して、市民の皆様とともに、恵那市の21世紀に向けての発展の基盤を築いてまいりたいと、深く心に期している次第であります。
それでは、今後の
市政運営の主な抱負を申し上げたいと存じます。
第1は、当市をより開かれたまちとするための
広域交通体系の
整備促進であります。国道19号線の槙ケ根、竹折、
正家交差点の改良を通じた四車線化を促進するとともに、
瑞恵バイパスの
建設促進、国道418号線の
ルート変更及び
改良整備、
主要地方道多治見恵那線、
恵那蛭川三川線の
改良整備などの促進であります。
さらには、21世紀初頭の夢として日本海と太平洋を結ぶ、いわゆる「越美飛三」
地域間高規格道路構想の具体化の促進及び
恵那~金山~美並間基幹農道の
整備促進でありますが、これらはリニア中央新幹線問題とも関連し、極めて重要な問題と受けとめております。
第2に、当市の最大の課題としての
都市基盤整備であります。
中央通りネットワーク街道計画の着実な推進と、正家、大崎等の
土地区画整理事業の促進、
中山道市街地の整備、
阿木川中流河川環境整備の促進、向流、深萱等の
住宅宅地の開発や、
民間開発の促進、
各種上下水道の
整備促進などであります。
これにより、恵那市のみならず
恵南町村を含めて地域の玄関口としての
まちづくりを整え、さらに市民の
快適居住環境の整備を積極的に進めたいと考えております。
第3は、
観光地整備であります。現在推進している
県立自然公園恵那峡の再整備を初め保古の湖周辺、阿木川湖、
グリーンピア恵那と望郷の森、
アグリパーク恵那など特色ある観光地の整備を進め、個性と魅力ある
リゾート都市の形態を整えていきたいと考えております。
第4といたしましては、
福祉医療の充実であります。新
養護老人ホーム恵光園周辺整備と
国立療養所恵那病院の
整備充実の促進、
市西部地域における
福祉施設の整備などであります。
第5といたしまして、
各種懸案の解決であります。緊急に整備を要する
ごみ最終処分場の建設をはじめ、
笠周地域統合中学校の建設、
し尿処理施設移転新築、
ごみ焼却施設、火葬場再整備などの諸事業を確実に推進する決意であります。
第6には、文化の振興と
広域的市町村間の
連携強化であります。当市には、豊かな自然や歴史に裏打ちされた優れた
伝統芸能があり、中山道の遺構を初め、市内には大都市にない魅力的な資源が数多くあります。これらを生かし、地域の人たちが誇りと自信を持ち、かつ外へ向かって自慢のできる個性ある地域とするため、
東美濃高原開発推進協議会の市町村と広域的な連携を強め、そのイメージアップに努めてまいります。
以上、2期目の市政を担当するに当たっての所信の一端を申し述べましたが、重ねて議員並びに、市民の皆様のご理解とご支援をお願い申し上げる次第であります。
それでは、上程されました15議案につきまして
提案理由の説明をいたします。
まず、報第7号・平成3年度恵那市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、平成3年度の事業のうち、
不燃物処分場調査設計事業ほか2件の事業については、平成3年度中に全事業の完成が不可能と判断し、次年度へ繰り越し施工することを、平成4年3月の議会に提案し、それぞれ議決をいただきましたが、今回その
繰越計算書を調製し、報告するものであります。
次に、報第8号・平成3年度恵那市
水道事業会計予算繰越計算書の報告につきましては、平成3年度事業として予算計上しておりました工事で、
漏水事故に伴う
配水管改良工事が、年度内に完成することが不能となったため、平成4年度へ繰り越すために、
繰越計算書を調製し、報告するものであります。
議第34号・
恵那市議会議員の報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例の一部改正、並びに議第35号・恵那市常勤の
特別職職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、いずれも過般、恵那市
特別職報酬等審議会に見直しの必要等について諮問したところ、平成4年3月19日に同審議会から、議員については平均5.9%、三役については平均4.4%を、6月分から引き上げることの答申をいただきましたので、同答申を尊重し、提案したものであります。
議第36号・恵那市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正につきましは、職員の
特殊勤務手当のうち、
外国人医師在勤手当を廃止し、新たに
医師手当を新設するため、所要の改正を行うものであります。
議第37号・恵那市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正につきましては、
非常勤消防 団員等に係る
損害補償の基準を定める政令の改正に伴い、公務により死亡した場合の
葬祭補償の金額の定額を引き上げるため、所要の改正を行うものであります。
議第38号・恵那市
火災予防条例の一部改正につきましては、昨今劇場等の構造や
利用形態等が多様化し、
いす席配列などの実態に大きな変化が見られるため、必要な規定の整備をするものであります。
議第39号・恵那市
福祉医療費助成に関する条例の一部改正につきましては、
母子家庭等の
医療費助成制度の
助成対象期間の延長を図るため所要の改正を行うものであります。
議第40号・
国土利用計画──これは第二次恵那市計画でありますが──の一部変更につきましては、恵那市第三次
総合計画(
基本構想)と整合性を図りながら、平成2年3月に計画を策定し、平成2年3月
定例会において議決をいただきましたが、このたび
上位計画、(県計画)の指導に基づき、同計画について必要な字句の整備を行うものであります。
議第41号及び議第42号は、字の区域の変更についてであります。議第41号は
県営土地改良事業──これは
恵北地区四ツ谷工区でありますが──の施行により、また議第42号は同じく
県営土地改良事業──これは恵南第一
地区竹折工区であります──を施行することにより、それぞれ字の区域の一部を変更するものであります。
議第43号・財産の取得につきましては、
市道恵那病院線道路改良の
事業用地、9270.06平方メートルを
予定価格9,619万9,154円で、恵那市
土地開発公社から買収するものであり、
市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき議決をお願いするものであります。
議第44号・
人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、現委員・
市川信平氏及び
近藤重慶氏の任期が、平成4年9月14日に満了となりますので、再び両氏を推薦することについて、議会の意見を求めるものであります。
次に、議第45号・平成4年度恵那市
一般会計補正予算につきまして説明を申し上げます。今回の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額に、
歳入歳出それぞれ3億9,333万5,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を、
歳入歳出それぞれ116億4,333万5,000円とするものであります。その主な内容といたしましては、
議会費及び
総務費においては、
市議会議員の報酬並びに常勤の
特別職職員の
給与改定に伴う
人件費954万4,000円を、
民生費では
診療所医師の異動に伴う
人件費及び
診療所施設整備等に、1,188万円を
国民健康保険特別会計繰出金として計上しております。
土木費では、
公共事業の
新規採択や
国庫補助額の決定等に伴い、今回大幅な
追加計上を行うこととしております。まず、
国庫補助額の決定に伴い、
市道恵那病院線で、3,356万1,000円、白坂線では3,000万円を追加したほか、今回国の新たな
地域振興策として、平成4年度、5年度の2年度に限って、市道などで地域が緊急に対応しなければならない課題があり、かつ、
補助事業と
単独事業を連動させることにより、より
投資効果の上がる道路について
地方特定道路整備事業制度が設けられ、この事業に、
市道恵那病院線、
街路事業恵那駅惣の神線がそれぞれ採択されたことに伴い、
恵那病院線で1億4,900万円、
恵那駅前惣の神線では3,000万円の額の決定を受け、それぞれの事業の
工事費等に計上したものであります。この
地方特定道路整備事業の採択により、懸案の
恵那病院線の
早期完成と恵那駅惣の神線の
早期着手を目指すことができることとなりましたが、この事業に対する国の
財源措置は
地域づくり推進事業と同等のもので、
地方交付税等で手厚く手当てがなされるものであります。
また、今回
長島町正家字石田地内の市有地(9,411平方メートル)を
有効利用を図るため造成することとしておりますが、この土地は一級
河川阿木川に接しており、一部が
河川保全区域となっているほか、本年度から
県事業として整備が計画されている
阿木川中流環境整備事業の区域に隣接するため、県の指導を受け
河川周辺整備事業として
造成整備を行うもので、その
工事費として1億2,200万円を計上したものであり、
土木費全体で、3億6,866万1,000円を
追加計上しております。
また、
災害復旧費としては、昨年9月19日の台風18号による
林道災害復旧事業として、315万円の
追加計上をしております。
以上が、
一般会計補正予算の主な内容であります。
次に議第46号・恵那市
国民健康保険特別会計補正予算は、
施設勘定の既定の
歳入歳出予算の総額に、
歳入歳出それぞれ1,188万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ1億138万円とするもので、その主なものは、
診療所医師の異動に伴う
人件費に491万5,000円、
診療所施設整備費等の経費として、696万5,000円を計上しております。
以上で
提案理由の説明を終わりますが、詳細につきましては
担当部長から説明をさせます。
よろしくご審議の上、適正な議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
足立明忠君) 市長の
所信表明並びに
提案理由の説明を終わります
──────────────────────
○議長(
足立明忠君) 続いて、各
議案ごとに
詳細説明を求めます。
まず、報第7号・平成3年度恵那市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
詳細説明を求めます。
総務部長・
可知義明君。
○
総務部長(
可知義明君) 議案書の1ページをお願いいたします。報第7号・平成3年度恵那市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてご説明を申し上げます。
平成3年度恵那市
一般会計繰越明許費繰越計算書を調製しましたので、報告するものでございます。2ページをお願いいたします。平成3年度恵那市
一般会計繰越明許費繰越計算書、4
款衛生費、2項
清掃費、
事業名不燃物処分場調査設計事業、これは
不燃物処分場の
基本計画の
設計委託料でございますが、
繰越限度額2,244万7,000円のうち、2,244万6,790円を翌年度に繰り越したものでございます。
次の8
款土木費のうち、2項
道路橋りょう費、
事業名ゴルフ場線修景事業、これは建設省で工事が進められております国道19号線の
槙ケ根交差点改良事業にあわせて施行するものでございます。
繰越限度額875万5,000円の全額を翌年度に繰り越したものでございます。同じく8
款土木費のうち、4項
都市計画費、
事業名恵那駅前石橋線整備事業でございますが、このうち
県収用委員会の和解による
対象事業用地費及び
移転補償費の30%相当額でありまして、
繰越限度額1,159万3,000円のうち1,159万2,625円を翌年度に繰り越したものでございます。以上3事業の合計4,279万4,415円を翌年度に繰り越したものでございます。
以上で報第7号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
足立明忠君)
詳細説明を終わります。
──────────────────────
○議長(
足立明忠君) 続いて、報第8号・平成3年度恵那市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について
詳細説明を求めます。
建設部調整監・加納覚雄君。
○
建設部調整監(加納覚雄君) それでは議案書5ページをお開き願います。報第8号・平成3年度恵那市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について、平成3年度恵那市
水道事業会計予算繰越計算書を調製したので報告する。平成4年6月12日提出、恵那市長・
森川正昭。
続いて、6ページをお開き願います。平成3年度恵那市
水道事業会計予算繰越計算書。これは地方公営企業法第26条の第1項の規定による建設費の繰り越しでございます。先ほど市長から説明がありましたように、事業名は
配水管改良工事でありまして、長島町中野愛宕地内の愛宕橋から火葬場までの間をポリパイプから鋳鉄管に布設がえをするものであります。予算計上額としては、576万8,000円全額を平成4年度に繰り越すものであります。この工事は
漏水事故発生に伴う緊急工事で、本年5月30日をもって工事が完成しているものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。
○議長(
足立明忠君)
詳細説明を終わります。
─────────────────────
○議長(
足立明忠君) 続いて、議第34号
恵那市議会議員の報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例の一部改正について、議第35号恵那市常勤の
特別職職員の給与に関する条例の一部改正について、議第36号恵那市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正について。以上3件について
詳細説明を求めます。
総務部長・
可知義明君。
○
総務部長(
可知義明君) 議案書9ページをお願いいたします。まず議第34号。
恵那市議会議員の報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例の一部改正についてご説明を申し上げます。
提案理由といたしましては、平成4年3月19日に答申されました、恵那市
特別職報酬等審議会の答申に基づきまして、議長・副議長及び議員の報酬月額をそれぞれ引き上げるためこの条例を定めるものであります。内容につきましては、お手元に配付してあります参考資料、改正条例議案の概要で説明をさせていただきます。
参考資料の1ページをお願いいたします。改正条文は第2条でありまして、報酬月額を現行議長、月額37万円を39万円に、副議長、月額33万円を35万円に、その他の議員、月額31万円を33万円に平均5.9%、6月分の報酬から引き上げるよう改正するものであります。
次に、議第35号についてご説明を申し上げます。13ページをお願いいたします。議第35号。恵那市常勤の
特別職職員の給与に関する条例の一部改正について説明を申し上げます。
議第34号と同様に恵那市
特別職報酬等審議会の答申に基づきまして、市長・助役及び収入役の給料月額を、それぞれ引き上げるためこの条例を定めるものであります。内容につきましては、参考資料で説明を申し上げます。
参考資料の1ページをお願いいたします。条例中の別表を改正するものでございまして、常勤の特別職員の給料月額を現行、市長77万円を80万円に、助役66万円を69万円に、収入役60万円を63万円に平均4.4%、6月分の給料から引き上げるよう改正するものであります。
次に、17ページをお願いいたします。議第36号についてご説明申し上げます。議第36号・恵那市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。
この条例は職員の
特殊勤務手当のうち診療所に勤務する外国人医師に対し、
外国人医師在勤手当を支給しておりますが、外国人医師以外の医師との均衡を図るため、
外国人医師在勤手当を廃止しまして
医師手当を新設するために条例を改正するものでございます。
参考資料の2ページをお願いいたします。改正条文は第2条第11号でございまして、改正の内容は
特殊勤務手当の種類これは14の種類がございますが、この種類の改正をするものでございます。現行外国人
医師手当を
医師手当に改正するものでございます。次に第13条、改正の内容は、
外国人医師在勤手当を廃止し新たに
医師手当を設けるものでございまして、現行
外国人医師在勤手当は外国人(日本の国籍を有しないものをいう)であって、市の診療施設に勤務する医師に支給する。第2項として、前項の手当の額は一月につき当該職員の給料月額の2分の1の額とするを、改正では、
医師手当は市の診療施設に勤務する医師に支給する。第2項といたしまして、前項の手当の額は一月につき当該職員の給料月額の2分の1の額とするに改正するものでありまして、平成4年7月1日から施行するものであります。
以上で議第34号、議第35号及び議第36号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
足立明忠君)
詳細説明を終わります。
──────────────────────
○議長(
足立明忠君) 続いて、議第37号・恵那市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、議第38号・恵那市
火災予防条例の一部改正について。以上2件について
詳細説明を求めます。
消防長・後藤勝造君。
○消防長(後藤勝造君) 議第37号についてご説明いたします。この条例は
非常勤消防団員等に係る
損害補償の基準を定める政令の改正に伴い、
非常勤消防団員等が公務により死亡した場合における定額部分を引き上げるものでありまして、現行、25万円を26万5,000円に改めるものであります。なお、附則において経過措置について定めております。
次に、議第38号についてご説明いたします。この条例は近年劇場等においては構造、
利用形態等の多様化が進むとともに、いす席の間隔を広く取った座席配列を採用するものが増加するなど、その実態に大きな変化が見られるため必要な規定の整備をするものであります。その内容につきましては、参考資料改正条例議案の概要によりご説明いたします。
4ページをお開きください。今回の主な改正点は第35条第2号において、いす席の前の席と後ろの席の間隔を35センチメートル以上にするよう新たに定めるとともに、以下第35条第5号及び同号イ、6ページの第35条第5号ロからホまで、7ページの第36条第4号、8ページの第36条第4号イにおいて、劇場等で火災その他の災害が起こった場合、人命を損傷するような事故を未然に防ぐために、客席の避難通路の確保など避難管理上必要な事項について細かく定めるものであります。なお、この条例は公布の日から施行することとなっております。
議第37号、議第38号の説明を以上で終わります。
○議長(
足立明忠君)
詳細説明を終わります。
──────────────────────
○議長(
足立明忠君) 続いて、議第39号・恵那市
福祉医療費助成に関する条例の一部改正について
詳細説明を求めます。
民生部長・佐々木正美君。
○
民生部長(佐々木正美君) それでは議第39号・恵那市
福祉医療費助成に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。今回の改正は岐阜県
福祉医療費助成事業補助金交付要綱の一部改正に伴い改正を行うものでございます。
参考資料の10ページでご説明を申し上げます。条例第2条第4号イの改正ですが、内容といたしましては条文整備を行うもので高等学校への進学が一般化している現状を考慮した改正で、現行では学校教育法云々以外の児童は満18歳に達した日で対象外であったものを、今回の改正では学校教育法関係を外し、すべての児童に対し18歳に達する日以後の3月31日までの期間に、と改正するものでございます。なお、この条例は公布の日から施行し平成4年4月1日から適用となります。
以上で説明を終わります。
○議長(
足立明忠君)
詳細説明を終わります。
──────────────────────
○議長(
足立明忠君) 続いて、議第40号・
国土利用計画(第二次恵那市計画)の一部変更について
詳細説明を求めます。
総務部長・
可知義明君。
○
総務部長(
可知義明君) 議第40号についてご説明申し上げます。35ページをお願いいたします。
国土利用計画(第二次恵那市計画)の一部変更について。
国土利用計画(第二次恵那市計画)は、平成2年3月恵那市第三次
総合計画と整合性を図りながら策定し、平成2年3月開催されました平成2年第1回
市議会定例会において議決をいただいておるものでございますが、このたび
上位計画であります県の指導に基づきまして、計画のうちレクリエーション施設についてその必要な箇所の字句を整備するため一部変更するものであります。
37ページをお願いいたします。
国土利用計画(第二次恵那市計画)の変更する部分の説明を申し上げます。文中アンダーラインの部分を変更するものでございます。37ページは左側が変更前、右側が変更後でございますのでお願いをいたします。第1国土利用に関する
基本構想のうち、2利用区分別の国土利用の基本方向、これは1から9までの区分がございまして、1農用地、2森林、3原野、4水面・河川・水路、5道路、6住宅地、7
工業用地、8事務所・店舗・その他宅地、9その他の用地となっておりますが、そのうち、⑨のその他の用地について一部変更を行うものでございますが、余暇の増大や国民の多様なレクリエーション志向によってレクリエーション施設や公園施設、レジャー施設の充実が求められており、このような需要に対応するため環境の保全に留意しながら、低未利用地の活用を中心にその用地の確保を図るというものでございまして、この部分のアンダーラインのところを変更するものでございますが、右側の方をお願いいたします。⑨その他の用地、アンダーラインのところ「ゴルフ場等レクリエーション施設」というようにゴルフ場等の字句を加えるものでございます。
次に、3地域類型別の国土利用の基本方向のうち、②でございますがこれは、①が都市地域、②が農山村地域の2つの地域類型別に区分されておりまして、そのうち、②農山村地域の文中上から5行目になりますけれども、5行目の中ほどから、さらに、本地域が都市地域との機能分担や都市的需要を充足するために交通網の整備を図るほか、観光・レクリエーション事業の振興や
工業導入などによる就業機会の確保など総合的な整備を推進するという文中の中、アンダーラインのところ、右側の②農山村地域のところの7行目「観光・ゴルフ場等レクリエーション事業」といったようにこのゴルフ場等の字句を加えるものでございます。
次に、39ページをお願いいたします。39ページは、変更前が39ページ、変更後は41ページになってございますので、あわせてごらんをいただきたいと思います。第2の国土の利用目的に応じた区分ごとの規模の目標及びその地域別の概要といったところの2番、地域別の概要、②の地域ごとの土地利用の目標、これには、ア・イ・ウと3地域に分かれてございますけれども、まず、アの中央部地域、これは大井町・長島町・東野に当たります。この上から13行目のところからお願いします。恵那峡などの観光地域については自然環境の保全と整序を図りながらレクリエーション機能の集積を考慮した土地利用に努める。といったところを、41ページお願いいたしますが、このアの中央部地域の14行目にございますけども「ゴルフ場等レクリエーション」機能というようにゴルフ場等の字句を加えるものでございます。
次に、イの西部地域、これは三郷町・武並町を指すものでございますが、この西部地域の一番下の行、森林や農地と調和した地域として振興・保全していくという文中の中、41ページのイの西部地域の下から2行目のところでございますが、「ゴルフ場等レクリエーション施設用地の適切な確保を図り、森林や農地」と調和した地域というようにゴルフ場等レクリエーション施設用地の適切な確保を図り、の部分を加えるものでございます。
次に、ウの北部地域、これは笠置町・中野方町・飯地町に当たりますが、上から最初の行でございますが、大規模年金保養基地
グリーンピア恵那を柱としてその豊かな自然を資源とした「ふるさと体験地域としての土地利用を図る。といった文章を次のページの北部地域のアンダーラインのところ「ふるさと体験地域やゴルフ場等レクリエーション施設用地の適切な確保を図った土地利用を進める。」というとこでゴルフ場等レクリエーション施設用地の適切な確保を図ったという部分を加えるものでございます。
以上で議第40号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
足立明忠君)
詳細説明を終わります。
──────────────────────
○議長(
足立明忠君) 続いて、議第41号・字の区域の変更について、議第42号・字の区域の変更について。以上2件について
詳細説明を求めます。
経済部長・加納優幸君。
○
経済部長(加納優幸君) それでは43ページの議第41号・字の区域の変更についてご説明をいたします。本件は、
地方自治法第260条第1項の規定により、別紙のとおり字の区域の変更をするものでございます。
45ページの字区域変更調書についてでございますけども、竹折字島田662-3外1筆、以上の土地を竹折字乱橋に変更する。竹折字乱橋679-2の一部外1筆、以上の土地を竹折字四ツ谷に変更する。竹折字四ツ谷712-2の一部、この土地を竹折字女夫岩に変更するものでございます。なお、変更の大略図を添付しておりますのでよろしくお願いをいたします。
続きまして、49ページの議第42号・字の区域の変更についてご説明をいたします。本件につきましても、
地方自治法第260条第1項の規定により、別紙のとおり字の区域の変更をするものでございます。
51ページの字区域変更調書についてでございますが、竹折字沼沖580-1の一部外4筆、以上の土地及び字下新田322-6に隣接する字上新田の道路である国有地の全部を、字下新田に変更する。竹折字美濃515-2外6筆、字仲島558の一部外1筆、以上の土地を竹折字岩畑に変更する。次のページをお願いいたします。竹折字岩畑534-1の一部外10筆、字沼沖585-1の一部外4筆、以上の土地及びこれらの区域に隣接介在する水路である国有地の全部並びに字岩畑531-1に隣接する水路である国有地の全部を竹折字仲島に変更する。竹折字下新田352-2外5筆、字岩畑531-3の一部外1筆、字仲島558の一部外21筆、以上の土地及びこれらの区域に隣接介在する水路である国有地の全部並びに字岩畑530-3、531-1に隣接する道路、水路である国有地の全部を竹折字沼沖に変更する。竹折字槇平1405-1の一部外1筆、以上の土地を竹折字一丁田に変更する。竹折字森前1220の一部外2筆、字藤川1659-2、以上の土地及びこれらの区域に隣接する水路である国有地の全部を竹折字国集に変更するものでございます。なお、変更の大略図を添付しておりますのでよろしくお願いをいたします。
以上で説明を終わります。
○議長(
足立明忠君)
詳細説明を終わります。
──────────────────────
○議長(
足立明忠君) 続いて、議第43号・財産の取得について
詳細説明を求めます。
建設部長・伊藤一治君。
○
建設部長(伊藤一治君) 議第43号・財産の取得についてをご説明を申し上げます。議案書の58ページをお開きいただきたいと思います。
取得する財産でございますけれども、財産の土地、所在地、地目、面積を申し上げたいと思います。所在地については、恵那市大井町字粟畑平2716番-152外6筆、山林でございます。面積につきましては9,270.06平方メートルでございます。取得の目的でございますけれども、
市道恵那病院線の道路改良
事業用地をお願いするものでございます。取得の方法でございますが売買でございます。取得
予定価格でございますが、9,619万9,154円でございます。取得の相手方、恵那市長島町正家561番地-6、恵那市
土地開発公社副理事長、
浅野恒利。参考までに、別添に平面図を添付いたしておりますのでご参照いただきまして、特に赤で着色をいたしておるところの用地をお願いするものでございます。よろしくお願いを申し上げます。
以上で説明を終わります。
○議長(
足立明忠君)
詳細説明を終わります。
──────────────────────
○議長(
足立明忠君) 続いて、議第44号・
人権擁護委員の候補者の推薦について
詳細説明を求めます。
民生部長・佐々木正美君。
○
民生部長(佐々木正美君) 議第44号・
人権擁護委員の候補者の推薦についてご説明申し上げます。平成4年9月14日をもって任期満了となります、恵那市大井町95番地の1、
市川信平氏、恵那市中野方町2297番地の1、
近藤重慶氏の両名を、再び
人権擁護委員の候補として推薦することについて議会の意見を求めるものでございます。なお、略歴については裏面資料のとおりでございます。
以上で、説明を終わります。
○議長(
足立明忠君)
詳細説明を終わります。
──────────────────────
○議長(
足立明忠君) 続いて、議第45号・平成4年度恵那市一般会計予算の
詳細説明を求めます。
総務部長・
可知義明君。
○
総務部長(
可知義明君) 63ページをお願いいたします。議第45号・平成4年度恵那市
一般会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
今回の補正は既定の
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ3億9,333万5,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ116億4,333万5,000円とするものでございます。第2条の地方債の補正は、66ページの第2表地方債補正のとおりであります。追加が1件、変更が2件でございまして、追加は過年農林水産施設災害復旧事業、変更は臨時地方道
整備事業及び道路新設改良事業であります。
それでは、68ページの歳入から説明をさせていただきます。68ページをお願いいたします。歳入7款の地方交付税2,600万円を今回補正いたします。この補正は国の
地域振興策として平成4年度、5年度に限りまして市道などで地域が緊急に対応しなければならない課題があり、かつ、
補助事業に
単独事業を組み合わせることにより、より効果の上がる道路について
地方特定道路整備事業の制度が設けられました。この事業に
市道恵那病院線、
街路事業恵那駅前惣の神線が採択をされました。これは平成4年の4月9日に内示がありましたけれども、
恵那病院線で1億4,900万円、惣の神線で3,000万円の額の決定を受け、それぞれ歳出において
工事費等で計上しておりますが、この
地方特定道路整備事業に対する国の
財源措置は、
地域づくり推進事業と同等のもので事業費のうち75%は市債で、残りの25%のうち15%は本年度の地方交付税に事業費補正として別枠で算入されます。さらに75%の市債の償還時に財政力に応じ30%~55%を補てんされるものでございますが、現在の数値では恵那市の場合は51.2%が償還時に交付税で補てんされるものでございます。補正額2,600万円は
地方特定道路整備事業の本年度事業費補正分でございます。
次に、分担金、
災害復旧費分担金53万6,000円の補正は、平成3年9月20日の18号台風により発生しました林道の災害について、平成4年3月12日に査定を受けました。三郷町野井の大沢谷林道、長島町久須見の深山沢林道の2カ所が決定を受けまして、その災害復旧事業を施行するための分担金でございます。
次に、11款国庫支出金、国庫補助金でございます。
土木費国庫補助金2,600万円の補正は、白坂線道路改良事業及び
恵那病院線道路改良事業の事業費が、白坂線で3,000万円、
恵那病院線で2,000万円増額となったことにより、補助金が白坂線で1,500万円、
恵那病院線で1,100万円増額となったために補正するものでございます。
次に、12款の県支出金、県補助金でございますが、
災害復旧費県補助金206万4,000円の補正は、平成3年9月20日の台風18号による林道災害の大沢谷林道他1カ所の災害復旧補助金でございます。70ページ繰越金でございますが、繰越金1億9,543万5,000円は、今回の補正財源として繰越金のうちから補正をするものでございます。
次に、18款の市債、土木債1億4,280万円補正をいたしますが、これは
恵那病院線及び
街路事業恵那駅前惣の神線の
地方特定道路整備事業の採択に伴いまして、地方道路
整備事業債1億3,420万円の増額と、
恵那病院線が
公共事業に採択をされましたことによりまして、860万円の増額をするものでございます。
次に、災害復旧債50万円、これは林道災害大沢谷林道他1林道の災害復旧事業に対する災害復旧事業債でございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。まず、
議会費でございます。
議会費769万6,000円の補正は、議員報酬月額平均5.9%を6月分から引き上げることに伴う
人件費でございます。次に、
総務費の一般管理費184万8,000円の補正は、常勤特別職の給料月額を平均4.4%、6月分から引き上げることに伴う
人件費でございます。
72ページをお願いいたします。
民生費、社会福祉
総務費1,188万円の補正は、
人件費、診療所往診用自動車の購入費、その他施設整備費等に充てるものでございます。8款の
土木費、土木橋りょう新設改良費2億1,056万1,000円の補正額は、15節の工事請負費2億4,716万2,000円の内訳は
恵那病院線の
公共事業採択、
恵那病院線の
公共事業採択がされまして当初2億円の予定でおりましたが、2億2,000万円に増額決定されたことに伴いまして、当初は100メートルの工事を計画しておりましたところ、公共採択に伴いまして全体で554メートルを施行しようとするためのものが8,101万6,000円、
恵那病院線が
地方特定道路整備事業に採択されましたことによりまして、この事業で268メートルを施行するために1億4,870万円、さらに白坂線の事業費の増額決定に伴いまして橋りょう鹿の湯橋線外60メートルの工事を行うもので、その工事金に1,744万6,000円を補正するものでございます。
次に、74ページの17節の公有財産購入費4,911万6,000円を減額いたしておりますが、これは
恵那病院線で当初第1期計画は第1次の計画を640メートル分の用地を当初予算で購入する予定でございましたが、
恵那病院線の
公共事業採択に伴いまして、用地購入費を本年度事業分のみに購入することとして減額をいたしまして、減額いたしました分を
工事費に振りかえたものでございます。22節の補償補填及び賠償金1,037万8,000円の補正は、白坂線の家屋
移転補償費982万8,000円と
恵那病院線の電柱
移転補償費55万円でございます。河川
総務費の1億2,200万円の補正は、
長島町正家字石田地内に区画整理事業の交換用地として9,411平方メートルの市有地を確保しておりますが、この土地の
有効利用を図るために造成を行うものでございます。この土地は一級河川であります阿木川に接しておりまして、その一部は
河川保全区域となっていること、今年度から
県事業で整備が計画されております
阿木川中流環境整備事業の区域に隣接するということ等で、県土木の指導を受け
河川周辺整備事業として
造成整備を行うもので、測量
設計委託料に500万円、工事請負金に1億1,700万円を補正するものでございます。続いて、
都市計画費の市街地
整備事業費573万円の減額は、
街路事業恵那駅前惣の神線が
地方特定道路整備事業に採択されたことに伴いまして、街路事業に着手することにより
恵那駅前惣の神線にかかる事業費を4目の街路事業費に組みかえを行うために減額するものでございます。
76ページをお願いいたします。街路事業費4,183万円の補正額は、
恵那駅前惣の神線の
地方特定道路整備事業の採択を受けたことによりまして事業費を補正するもので、17節の公有財産購入費では街路
事業用地購入費に2,900万円、22節の補償補填及び賠償金では、倉庫等の移転補償に700万円を補正するものでございます。続きまして、教育費、教育
総務費の事務局費10万円の補正は、中学生を対象に少年少女音楽大使派遣事業が
県事業で実施されることに伴いまして、その負担金として補正するものでございます。
78ページをお願いいたします。11款の
災害復旧費、農林水産施設
災害復旧費、過年度
災害復旧費315万円の補正は、平成3年9月20日台風18号による災害で、三郷町の大沢谷林道、長島町の久須見深山沢林道の2カ所が災害復旧事業の決定を受けたことにより新たに計上するものでございます。
以上で議第45号・平成4年度恵那市
一般会計補正予算の説明を終わります。よろしく お願いいたします。
○議長(
足立明忠君)
詳細説明を終わります。
──────────────────────
○議長(
足立明忠君) 続いて、議第46号・平成4年度恵那市
国民健康保険特別会計補正予算の
詳細説明を求めます。
民生部長・佐々木正美君。
○
民生部長(佐々木正美君) 議第46号・平成4年度恵那市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
今回の補正は
施設勘定の既定の
歳入歳出予算の総額に、
歳入歳出それぞれ1,188万円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億138万円とするもので、主なものは、
診療所医師の異動に伴う
人件費及び
診療所施設整備費等の経費でございます。
次に、83ページの歳入でございます。繰入金の1,188万円でございますが、これは一般会計からの繰入金でございます。
続いて、歳出の説明をいたします。85ページをお願いいたします。一般管理費1,173万円の補正は、医師の異動に伴っての
人件費及び医師住宅等の改善工事、そして往診用の自動車購入費等が主なものでございます。
以上で平成4年度恵那市
国民健康保険特別会計補正予算の説明を終わります。
○議長(
足立明忠君)
詳細説明を終わります。
以上をもって全議案の
詳細説明を終わります。
───────────────────────────────────────
○議長(
足立明忠君) 日程第4、請願についてを上程し、議題といたします。
今回受理いたしました請願は、請第1号・こどもが小学校、中学校ともに一緒に学べる校区、学校群整備をもとめる請願、請第2号・養豚の悪臭除去についての請願の2件であります。よって、本請願は請願文書表に記載の民生文教委員会に付託いたします。
───────────────────────────────────────
○議長(
足立明忠君) 次に、
地方自治法第243条の3第2項の規定により、市の出資等に関する法人の経営状況を説明する書類が提出されております。それは、①恵那市
土地開発公社の経営状況を説明する書類、②財団法人恵那市体育連盟の経営状況を説明する書類、③財団法人恵那市施設管理公社の経営状況を説明する書類、④財団法人恵那市文化振興会の経営状況を説明する書類の以上4件であります。いずれもお手元に配付しておきましたからお目通しの上、ご承知願います。
───────────────────────────────────────
○議長(
足立明忠君) ここでお諮りいたします。議事の都合により明6月13日から6月22日まで10日間は休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
足立明忠君) ご異議なしと認めます。よって、6月13日から6月22日までの10日間は休会とすることに決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午前11時12分 散会
───────────────────────────────────────
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
恵那
市議会
議 長 足 立 明 忠
署名議員 8番 市 川 美 彦
署名議員 18番 伊 藤 善 朗...