羽島市議会 > 2020-12-18 >
12月18日-05号

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  1. 羽島市議会 2020-12-18
    12月18日-05号


    取得元: 羽島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    令和 2年 12月 定例会(第6回)令和2年第6回          羽島市議会定例会会議録                          第5号 12月18日(金曜日)---------------------------------------◯議事日程 第5号 令和2年12月18日午前10時開議 第1       会議録署名議員の指名 第2 報第13号 専決処分の報告について(専第16号 損害賠償の額を定めることについて) 第3 議第92号 羽島市まちづくり基本条例の一部を改正する条例について 第4 議第93号 羽島市監査委員条例の一部を改正する条例について 第5 議第94号 羽島市文化財保護条例について 第6 議第95号 羽島市福祉ふれあい会館条例の一部を改正する条例について 第7 議第96号 羽島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について 第8 議第97号 羽島市都市計画審議会条例の一部を改正する条例について 第9 議第98号 岐阜地域児童発達支援センター組合規約の変更に関する協議について 第10 議第100号 物品購入契約の変更について 第11 議第101号 工事請負契約の締結について 第12 議第102号 工事請負契約の変更について 第13 議第103号 工事請負契約の変更について 第14 議第104号 市道路線の廃止について 第15 議第105号 市道路線の認定について 第16 議第106号 令和2年度羽島市一般会計補正予算(第11号) 第17 議第107号 令和2年度羽島市介護保険特別会計補正予算(第2号) 第18 議第108号 令和2年度羽島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第19 議第109号 令和2年度羽島市病院事業会計補正予算(第3号)---------------------------------------◯本日の会議に付した事件 第1       会議録署名議員の指名 第2 報第13号 専決処分の報告について(専第16号 損害賠償の額を定めることについて) 第3 議第92号 羽島市まちづくり基本条例の一部を改正する条例について 第4 議第93号 羽島市監査委員条例の一部を改正する条例について 第5 議第94号 羽島市文化財保護条例について 第6 議第95号 羽島市福祉ふれあい会館条例の一部を改正する条例について 第7 議第96号 羽島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について 第8 議第97号 羽島市都市計画審議会条例の一部を改正する条例について 第9 議第98号 岐阜地域児童発達支援センター組合規約の変更に関する協議について 第10 議第100号 物品購入契約の変更について 第11 議第101号 工事請負契約の締結について 第12 議第102号 工事請負契約の変更について 第13 議第103号 工事請負契約の変更について 第14 議第104号 市道路線の廃止について 第15 議第105号 市道路線の認定について 第16 議第106号 令和2年度羽島市一般会計補正予算(第11号) 第17 議第107号 令和2年度羽島市介護保険特別会計補正予算(第2号) 第18 議第108号 令和2年度羽島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第19 議第109号 令和2年度羽島市病院事業会計補正予算(第3号)---------------------------------------◯出席議員(18名)    1番  南谷清司君    2番  柴田喜朗君    3番  粟津 明君    4番  毛利廣次君    5番  後藤國弘君    6番  原 一郎君    7番  川柳雅裕君    8番  安井智子君    9番  野口佳宏君   10番  南谷佳寛君   11番  豊島保夫君   12番  堀 隆和君   13番  藤川貴雄君   14番  山田紘治君   15番  花村 隆君   16番  糟谷玲子君   17番  星野 明君   18番  近藤伸二君---------------------------------------◯欠席議員(なし)---------------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名  市長        松井 聡君   副市長       成原嘉彦君  教育長       森 嘉長君   市長室長      国枝篤志君  総務部長      橋本隆司君   企画部長      宮川憲人君  企画部市民協働担当部長       市民部長      松原雄一君            北垣圭三君  環境部長      番 勝彦君   健幸福祉部長    石黒恒雄君  健幸福祉部子育て健幸担当部長   産業振興部長    永田久男君            横山郁代君  建設部長      岩田 靖君   教育委員会事務局長 不破康彦君  消防長       青木茂生君   市民病院事務局長  浅井朱門君---------------------------------------◯職務のため出席した事務局職員の職氏名  事務局長      堀 真人    課長        藤井佳代子  主任        中村秀明---------------------------------------          午前10時00分開議 ○議長(山田紘治君) 皆さん、おはようございます。 お待たせをいたしました。 ただいまから本日の会議を開きます。 これより日程に入ります。 本日の日程は、お手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(山田紘治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長において5番 後藤國弘君及び6番 原 一郎君を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 報第13号 専決処分の報告について(専第16号 損害賠償の額を定めることについて)~ △日程第19 議第109号 令和2年度羽島市病院事業会計補正予算(第3号) ○議長(山田紘治君) 日程第2、報第13号から日程第19、議第109号までの18件を一括議題といたします。 上程の案件については説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 なお、質疑に当たっては、議案番号及びページをお示しくださいますようご協力をお願いいたします。また、議員活動に関する申合せにありますように、所属する委員会に付託が予定される案件につきましては、極力質疑を差し控えていただきますよう併せてお願いをいたします。 それでは、質疑のある方はご発言を願います。 1番 南谷清司君。 ◆1番(南谷清司君) まず、議案書31ページの議第102号及び次のページの議第103号についての工事請負契約の変更についてお尋ねをします。 新庁舎本体の建築計画を踏まえた議会の予算議決と工事契約の流れが、この変更議案だけを見ていても分かりにくいですので、全体の流れを説明していただきたいと思います。 新庁舎本体建築工事費の合計は、令和元年10月臨時議会の契約では全部で46億4,442万円でしたが、令和2年5月の臨時議会の変更議案及び今回の変更議案により、合計で約49億3,876万円となるようでございます。一見すると、一旦契約した工事費が何らかの事情によって膨らんで、当初の予定より約3億円オーバーしてしまったかのようにも見えてしまうわけですが、この約3億円は予期せぬ出費ということなのか、それとも、もともと想定していたものなのか、どちらなのでしょうか。 建築計画を立てて、その計画に基づいて予算や債務負担の枠を議会で議決し、その議決の範囲内で、まずは第1期工事に相当するような工事を契約して、全体の状況を見ながら、契約変更により第2期工事に相当するような工事を実施するという進め方もあり得るとは思うのですが、今回はそのような流れなのでしょうか。 議会の今までの一般質問での、新庁舎本体事業費を約50億円と見込んでいるという答弁や、当初予算や補正予算で、債務負担も含めて約50億円の予算枠を議会で議決しているということを踏まえると、今回の本体建築工事費が約49億円になるという変更議案は、議会に説明があったとおりの工事契約、また議会で議決したとおりの予算執行であるとも思われるのですが、実際のところはどんな具合なのでしょうか。 さらに、当初計画から今までの全体の流れを予算措置、工事費の関係を含めてご説明をください。 また、もしこの2本の契約変更議案が否決となった場合には、市民の生活にどのような影響が発生するのか、このことについてもご説明をお願いしたいと思います。 次に、追加議案書になりますが、分厚い追加議案書の15ページ、議第106号 令和2年度羽島市一般会計補正予算追加議案書15ページの2款1項1目一般管理費の12節委託料についてです。この委託料の一部に、行政手続のオンライン化等に向けた法令及び例規の見直しの予算と思われるのですが、教育委員会事務局及び各羽島市立学校における見直しも、この予算に含まれているのでしょうか。特に学校現場には、保護者の押印を求める多くの書類があると思います。 同じくこの12節委託料と13節使用料及び賃借料についてですが、この一部は職員の働き方改善のための時間外勤務・休暇管理システムを導入する予算と思われますが、実際にはどのようなシステムなのでしょうか。また、教育委員会事務局職員及び羽島市立学校の教員も、この予算に含まれているのでしょうか。教員の時間外勤務や休暇取得の状況を服務監督権者である市教委が把握することは、教員の働き方改革を進めるに当たって非常に重要なことでもございますので、ご説明をいただきたいと思います。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(山田紘治君) 総務部長 橋本隆司君。 ◎総務部長橋本隆司君) それでは、まず初めに、議第102号及び議第103号の工事請負契約の変更についてお答えいたします。 平成30年6月に策定いたしました羽島市新庁舎建設基本構想基本計画において、新庁舎の本体工事概算事業費として50億円を上限として設定しております。このことをベースといたしまして、市民の皆様や各種関係団体等のご意見を取り入れながら、平成30年11月に新庁舎建設基本設計を、また平成31年7月には同実施設計を策定し、これまで事業を推進してまいりました。 平成31年3月議会における一般質問におきまして、新庁舎建設事業に関する質問に対し、新庁舎建設に係る事業費に関しては、部材費や人件費の上昇などにより、市としては建設コストの高騰も見込みながら、想定する本体事業費を50億円と見込んでおり、さらに関連経費や附帯する工事費等の費用が別途必要となる旨、お答えしております。 まず、新庁舎建設工事に係る予算といたしましては、令和元年当初予算として建築、電気設備、機械設備及び地中熱設備の4工事を合わせまして、債務負担行為限度額を含め44億円を計上しております。その後、令和元年9月におきまして、建築工事における入札不調に伴う工事費として2億5,553万円の増額補正をお認めいただきました。さらに、令和2年3月には、工事見直しに伴う工事費として3億2,780万円を増額する債務負担行為補正予算をお認めいただきました。これらを合わせ、これまでの新庁舎本体工事に係る予算総額は49億8,333万円となっております。 一方、実際に執行した工事費につきましては、令和元年10月において契約した4工事の当初の総額が46億4,442万円でした。その後、令和2年5月において電気設備、機械設備、地中熱設備の工期延長に伴う変更契約をお認めいただき、3工事合わせ956万4,500円の増額となっております。 さらに、今議会において提案させていただいております建築及び電気設備に係る変更契約としての増額分は、2工事を合わせて2億8,477万2,400円となっております。 今回の変更契約につきましては、新庁舎竣工までのスケジュールにおいて、鉄骨建て方完了後の二次的工事としての取扱いが可能であったことから、その間を利用して仕様や費用等の精査を行い、コスト縮減を図ろうとしたもので、当初より計画していた中での対応でございます。これらを合わせ、新庁舎建設に係る4工事の契約総額は49億3,875万6,900円となります。 以上、市といたしましては、当初より見込んでいた本体事業費50億円の範囲の中で新庁舎建設事業を管理し、進めさせていただいております。 続きまして、2本の変更契約案が否決された場合の市民生活への影響についてお答えいたします。 この変更契約案については、事業者との仮契約を締結した上で今議会に提出させていただいております。仮に議案が否決され締結中の仮契約書を一旦破棄することとなれば、改めて人員確保、資材手配など、下請業者を含んだ再調整が必要となり、12月下旬には鉄骨建て方が完了する現段階においての再調整は、新庁舎建設工事の工程に極めて大きな影響を与えることとなります。 令和3年7月竣工、11月開庁というスケジュールがさらに遅れることで、工期延長に伴う建設工事費の増額による市の財政負担への影響が避けられません。 また、南海トラフ地震の発生の可能性が高まる中、新庁舎建設事業における基本方針の第1に掲げる、市民の安全・安心を担う防災拠点機能を有する庁舎の整備が、工事の中断、工期延長によりその機能を果たせず、市民の安全・安心を守る行政としての役割が果たせなくなり、市民生活には重大な影響を与えることになります。 続きまして、追加議案書15ページ、議第106号 令和2年度羽島市一般会計補正予算(第11号)、2款1項1目12節委託料における押印等の見直しに関するご質問についてお答えいたします。 当該補正予算は、議員ご案内のとおり行政手続のオンライン化等に向け、申請書類の押印の見直しに加え、物理的な書面の作成・交付を求める書面規制、また対面での対応を求める対面規制の見直しについて、法的側面から専門的な支援を受け、例規等の見直しにつなげるものでございます。現在、庁内各部局におきまして、押印が必要な申請書等の洗い出しに着手しており、教育委員会事務局及び羽島市立学校における申請書等につきましても同様に、見直しの対象となっております。 次に、同じく時間外勤務・休暇管理システムに関するご質問にお答えいたします。 このたび導入を予定しておりますシステムは、従来紙で行っていた時間外勤務や休暇の申請、承認、集計などを電子化することで、事務処理の効率化、職員の負担軽減を図るというものでございます。 現在、時間外勤務については、紙ベースの時間外勤務命令簿において、日々の時間外勤務の申請、承認を管理し、月末にその月の時間外勤務時間を手計算で算出し、入力をしております。新たなシステムにおいては、時間外勤務をオンラインで申請、承認を行うことで、書類のやり取りが不要となり、時間外勤務時間の集計や時間外勤務手当割増し率等の自動計算が可能となります。 また、休暇管理につきましては、現在紙ベースで休暇申請、承認を行い、毎月個人ごとの休暇取得時間を算出し、入力をしております。新たなシステムにおきましては、休暇をオンラインで申請、承認を行うことで、申請書の提出が不要となり、手続の簡素化が図られます。 これらのシステムでは、教育委員会事務局の常勤職員は対象となりますが、岐阜が給与を負担しております市内小・中学校の教職員は、勤務時間については市教育委員会タイムカードの運用により管理し、また休暇については、各学校においてが導入したシステムにより管理しております。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) そのほかございませんか。 3番 粟津 明君。 ◆3番(粟津明君) それでは質問させていただきます。 議案書30ページ、31ページ、議第101号、議第102号 工事請負契約の変更について、締結についてでございますが、1番目として、渡り廊下太陽光発電、最初に設計に入っていると思っておったんですが、この追加工事はなぜこの時期に出てきたのかお尋ねをいたします。 また、財政安定化をしている中、渡り廊下を造るメリットはあるのかというのもお聞きをしたいと思います。 それから、議案書30ページ、議第101号 工事請負契約の締結について、今の渡り廊下が大地震のときに、2つの建物の揺れ方が違うと思うんですが、その揺れ方が違ったときに亀裂が発生しないのかお聞きをいたします。 4番目、構内舗装の中で、インターロッキング舗装というのが書いてありますが、これはどのようなものかお聞きをしたいと思います。このインターロッキング舗装の、また面積等も教えていただきたいと思います。 5番目、乗用車3台分の駐車場の屋根が高額になっておりますが、どのような屋根を造るのかお聞きをいたします。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 総務部長 橋本隆司君。 ◎総務部長橋本隆司君) まず、議第101号 工事請負契約の締結について、議第103号 工事請負契約の変更についてのご質問に順次お答えさせていただきます。 まず、渡り廊下太陽光発電についてのご質問にお答えします。 羽島市新庁舎建設に関する基本構想・基本計画及び基本設計、実施設計におきましては、新庁舎と情報・防災庁舎を接続する渡り廊下及び太陽光発電は組み入れられております。ただし、実際の請負工事を発注する段階における工事設計におきましては、新庁舎竣工までのスケジュールにおいて二次的工事としての取扱いが可能であったことから、この間、工事の仕様や工事費等を十分に精査した上で、渡り廊下については今回、附属棟建設・外構Ⅰ期工事に、また太陽光発電につきましては電気設備工事変更追加工事として、それぞれ今回初めて組み入れたものでございます。 次に、渡り廊下を造るメリットについてお答えいたします。 新庁舎基本構想基本計画における安全・安心な庁舎に求められる危機管理機能として、新庁舎と情報・防災庁舎には渡り廊下を設け、新庁舎との連携を図ることが示されております。地震、台風などの災害発生時には、情報・防災庁舎2階に市災害対策本部が設置され、一刻を争う緊急事態の中、災害対応における中枢機能である対策本部と、それぞれ現場対応を行う各班との速やかな連携を図る上で、渡り廊下は重要な役割を担う設備でありますことから、今回施工するものでございます。 次に、渡り廊下の強度に関するご質問についてお答えいたします。 新庁舎は免震構造、既存の情報・防災庁舎は耐震構造、また附属棟建設における渡り廊下も耐震構造となっております。外観上は一体になっているように見えますが、それぞれ構造が別となっており、接続部分にはクリアランスという施工上必要な隙間を設け、その部分に、地震などによる変形から建築物を守るために設けますエキスパンションジョイントという金物を設置することにより、地震による外力を分散吸収し、各建物が衝突しないような設計とすることで、亀裂等の発生を防ぐようになっております。 次に、インターロッキング舗装についてお答えいたします。 インターロッキング舗装とは、舗装用コンクリートブロックを敷設仕様するものでございます。一般的には歩道、公園、駐車場などに幅広く使用されており、耐久性に優れ、スリップ防止効果があります。 今回の工事では、厚さ10センチメートルほどの路盤材の上に厚さ3センチメートルの砂を敷き、その上に厚さ6センチメートルの長方形のコンクリートブロックを施工します。 インターロッキング舗装の施工面積は784平方メートルを予定しております。 最後に、駐車場の屋根に関するご質問にお答えいたします。 駐車場の屋根は、構造は鉄骨造りで、建築面積は126.6平方メートルであり、身体障がい者の方々などがご利用される駐車場3台分及びそれに連続する新庁舎東側にある休日夜間入り口への通路の屋根が含まれております。駐車場の屋根には厚さ3センチ5ミリの鋼板と断熱材が一体化した複合屋根パネルを採用する予定となっております。 身体障がい者の方々がご利用される3台分の駐車場につきましては、乗り降りが容易にできるよう、スペースを通常よりも広めに確保しております。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) そのほかございませんか。 6番 原 一郎君。 ◆6番(原一郎君) 議第106号 令和2年度羽島市一般会計補正予算(第11号)についてお尋ねいたします。追加議案書35ページになります。 9款1項3目教育研修費における修学旅行等キャンセル料等支援事業67万7,000円及び日帰り修学旅行事業84万2,000円について、もう少し詳しい説明をお願いします。また、対象の学校についてもお聞かせください。 続きまして、追加議案書40ページになります。 9款7項5目給食センター費における給食事業費459万円についてお尋ねいたします。 感染症拡大の影響による飛騨牛の給食とのことでありますが、この内容の詳細についてお聞かせください。また、献立も決まっているようでしたらお聞かせください。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(山田紘治君) 教育委員会事務局長 不破康彦君。 ◎教育委員会事務局長(不破康彦君) 順次お答えいたします。 まず初めに、追加議案書35ページ、議第106号 令和2年度一般会計補正予算、9款1項3目教育研修費のうち修学旅行等キャンセル料等支援事業につきましては、宿泊を伴う旅行が日帰り旅行に変更になったことや、宿泊学習をキャンセルしたことに伴い必要となった保護者による企画料などの支払いを、コロナ禍での負担軽減のため市で補助するものでございます。 対象の学校は、足近小、小熊小、正木小、竹鼻小、福寿小、堀津小、羽島中、竹鼻中、中島中、桑原学園の10校でございます。 次に、日帰り修学旅行事業につきましては、修学旅行を岐阜県内を目的とした日帰り旅行にした場合に、バスの台数を増やした分や施設の入館料に対して、の補助金を活用するものでございます。 対象の学校は、羽島中と中島中の2校でございます。 続きまして、追加議案書40ページ、9款7項5目給食事業費についてでございますが、この事業は国の国産農林水産物等販売促進緊急対策事業に基づいて、新型コロナウイルス感染症により需要の減少などの影響が生じている飛騨牛を、学校給食の食材として提供する事業でございます。 飛騨牛を用いた献立につきましては、1月にすき焼き風煮、2月に牛丼の提供を予定しております。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) そのほか。 7番 川柳雅裕君。 ◆7番(川柳雅裕君) 私、民生文教委員長という立場でございますので、議案書16ページ、議第96号 羽島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例改正の中から2点と、そのほか質問させていただきます。 まず、有料化に伴い、燃えるごみの袋が変わるというふうにお聞きしております。高齢化などにより在宅医療の普及、新型コロナウイルスの自宅療養、時により一般家庭からの医療廃棄物も処理される必要に迫られた中で、この汚染物、汚染のおそれのあるごみの扱いについては変更なく行われるのでしょうか。これが1点目の質問といたします。 もう1つ、この議会でもSDGsへの考え方が報告されています。また、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの解決に向けた手段として、小売店ではレジ袋の有料化などが行われています。今度、不燃ごみの排出に、新たに特別なごみ袋が必要となるということですが、再利用可能なマイバッグのような袋は導入できませんでしょうか。 ごみ問題については、この2点を質問させていただきます。 続きまして、議案書30ページ、議第102号 工事請負契約の変更について質問します。 この説明の中で、VECDという見直しを行ったというふうにされていますが、そもそもVECDとは何でしょうか。もう一度ご説明ください。 続きまして、VECDは最初から計画されていたことでしょうか、質問いたします。 3番目、VECDがなければ、当初予算の範囲内で執行されたというふうに考えてもよろしいのでしょうか。これも質問といたします。 続きまして、この説明の中で、ヒ素が発生したというふうにありましたが、ヒ素の発生の原因は何でしょうか、教えてください。 そして、5番目の質問として、ヒ素を含んだ土砂の処分はどのように行い、地中熱利用施設で利用する地下水や周辺井戸の水質には問題ないでしょうか、質問いたします。 最後に、執務室の天井を、耐震化を施した材料に変更されたというふうにお聞きいたしました。私ども議員も、免震構造の見学をさせてもらいました。立派なゴムでできた滑り耐震装置を備え付けているわけですから、これだけのことをしておいた建物ですから、こういう耐震化を施した材料に変更しなければならないほど脆弱な天井板が、最初に設計に選択されていたのか、ちょっと不思議でなりません。その辺の説明をよろしくお願いいたします。
    ○議長(山田紘治君) 環境部長 番 勝彦君。 ◎環境部長(番勝彦君) 議案書の16ページ、議第96号 羽島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例のご質問にお答えをいたします。 有料化に伴い、汚染物等を入れる専用の汚染物回収袋等については、導入は考えてはおりません。 感染症対策としてのごみの出し方につきましては、環境省が新型コロナウイルスなどの感染症対策としての、ご家庭でのマスクなどの捨て方のリーフレットにより、そのそれぞれのごみの出し方について周知啓発を行っております。当市としましても、適切なごみ出しをしていただきますよう、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴うごみの出し方のリーフレットを作成し、国のリーフレットとともに自治会に回覧をいたしました。また、市ホームページにも掲載し、周知を行っております。 続きまして、今回家庭系ごみの有料化に当たりましては、できる限り現在のごみの排出方法の仕組みを維持しながら有料化の制度を検討し、家庭系ごみ有料化実施計画を策定いたしました。したがいまして、ご提案のありましたマイ有料バッグの、排出方法の仕組み等がちょっと不明ではございますけれども、そういった新たなバッグ等の導入は考えておりません。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 総務部長 橋本隆司君。 ◎総務部長橋本隆司君) 私からは、議第102号 工事請負契約の変更に関するご質問に順次お答えさせていただきます。 まず、VECDとは何かというご質問にお答えします。 VECDとは、VE、バリューエンジニアリングという、価格を上げずに価値を上げること、CD、コストダウンという、機能、性能を損なわずにコストを下げること、これら2つの取組を合わせたものでございます。 市といたしましては、今回特にこのCDの部分として、機能、性能を損なわずにコストを下げる部分に、より着目し取り組んだものでございます。 次に、VECDは最初から計画されていたかというご質問にお答えいたします。 このVECDの取組につきましては、平成30年6月定例会での藤川議員の一般質問におきましてご提案をいただいております。 新庁舎竣工までのスケジュールにおいて、鉄骨建て方完了までの期間を活用できるものと考え、本体工事費の上限を50億円とする設定の中で、できる限りのコスト縮減を図るため、工事当初より継続的に取り組んでまいりました。 次に、VECDがなければ当初予算の範囲で執行されたのかというご質問にお答えいたします。 本体工事費の上限を50億円と設定している中、VECDによるコスト削減額が十分でなければ、今回の契約における追加変更において、予算の超過部分につきましては、追加項目や数量、工事内容の見直しを行うことで、予算の範囲内に収めることになります。 次に、ヒ素の発生原因についてのご質問にお答えいたします。 ヒ素の発生原因としては、自然由来による無機ヒ素と、人為的による有機ヒ素によるものがございます。令和元年7月に、新庁舎建設予定地におきまして、環境基準値を超えたヒ素が検出されました。今回検出されたヒ素は0.025ミリグラム・パー・リットルで、土壌溶出量基準値0.01ミリグラム・パー・リットルを2.5倍超過したものでございました。環境省のガイドラインによりますと、もともとヒ素は地殻中に広く分布している物質であり、10倍未満であれば自然由来の可能性が高いものとされております。 次に、ヒ素を含んだ土砂の処分と、地下水等の水質に関するご質問にお答えいたします。 土壌溶出量基準値を超えるヒ素を含んだ土砂の処分は、岐阜建設副産物有効利用及び適正処理実施要綱に基づきまして、民間処分施設に搬入し、適正に処分しております。また、岐阜地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱に基づき、検出場所から半径250メートルの範囲内にある34本の井戸の水質検査を実施いたしましたところ、全ての井戸において地下水の環境基準に適合していることを確認しております。このことによりまして、地中熱利用施設で利用する地下水につきましても問題ないものと考えております。 最後に、新庁舎の執務室等の設計変更に関するご質問にお答えいたします。 当初設計におきましては、免震構造の建物における通常の天井を設計しておりましたが、建設工事に着手した以降に、官庁施設の設計に用いられます建築設計基準が改正され、天井の耐震補強方法が強化されることとなりました。 そこで、特定室及び機能停止が許されない場所につきましては、天井材の脱落により著しい影響が生じることのないよう、耐震化を施した天井に変更したものでございます。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 10番 南谷佳寛君。 ◆10番(南谷佳寛君) 議案書21ページ、議第98号 岐阜地域児童発達支援センター組合規約の変更に関する協議についてですが、この一部改正は第5条1項中、同項中の美濃市2人を削り、20人を18人とする変更でありますが、美濃市の抜けられた原因はどのような原因なのか。 また、この組合は肢体に障がいを持つ乳幼児に対し、心身の発達や障がいの状況に応じた発達支援を行うとありますが、具体的にはどのような支援を行っているのかお尋ねいたします。 ○議長(山田紘治君) 健幸福祉部長 石黒恒雄君。 ◎健幸福祉部長(石黒恒雄君) お答えいたします。 美濃市の脱退理由につきましては、平成11年以降、利用者がいない状況が22年間続いており、今後の利用も予想されないことから、今回脱退されると聞いております。 次に、どのような支援を行っているかということですが、「ポッポの家」は医療型児童発達支援センターで、小児科医が常勤しており、診療を行っております。また、それぞれの専門職を配置し、保育、相談のほか理学療法、作業療法、言語聴覚療法などを行い、通園される児童の心身の発達を図り、将来の自立と社会生活の向上を図っております。現在、羽島市で利用されている児童は3人となっております。 以上です。 ○議長(山田紘治君) 11番 豊島保夫君。 ◆11番(豊島保夫君) それでは、議案書19ページ、議第97号 都市計画審議会条例の改正で、この委員の構成の変更の理由と、何か支障が生じたから今回ご提案されておるのか、またいつからこれを対応されるのかお尋ねいたします。 次に、34ページ、議第104号 市道路線の廃止で、この場所については、ほぼ南濃線、私も毎日のように通らせていただいておりまして、何か整地が進んでおるなというのを見受けております。 今回、議案書に幅2メートル、奥行き約30メートルということですが、中まではちょっと入っていっておりませんが、既にこの両脇などはきれいに整地もされておるように見ております。現状について、ご担当としてどのようになっておる認識、そして廃止後の対応と、廃止後どのような、この廃道になって対応されていくのか、そのお考えをお聞きします。 追加議案書ですが16ページ、議第106号、補正予算で2款10目まちづくり推進費の340万4,000円、自治会の回覧板ということ、ご説明でした。これはコロナ禍の対応ということのご説明を受けましたが、今回の製作の意図について、まず1回目、ご質問をさせていただきます。 以上です。 ○議長(山田紘治君) 建設部長 岩田 靖君。 ◎建設部長(岩田靖君) 私からは、まず議第97号 都市計画審議会条例の改正についてお答えさせていただきます。 都市計画は、都市の健全な発展と秩序ある整備を図るための土地利用、都市施設の整備及び市街地開発事業の計画であり、審議の内容によっても異なる多様なニーズに応えるには、これまで以上に様々な分野の専門的見地や市民目線などから、ご意見をいただくことが有効であるというふうに考えておりますので、必要に応じて区分ごとの人数を変えられるなど、柔軟に組織を構成できるように見直しを行うものでございます。支障があったためというわけではございません。 なお、施行につきましては、令和3年4月1日からでございます。 続きまして、議第104号 市道路線の廃止ということで、1点目の、既に一体的に利用されているように見えるということで、今現状どうなっているかということでご質問がございましたので、お答えをさせていただきます。 当該路線は、もともと幅員2メートルで側溝がなく、舗装も未舗装という道路でございます。現地を確認しましたところ、道路上に支障物はないものの、議員ご発言のように、隣地と一体的に見えるような状況となっておりますので、早速この路線の隣接地権者に事情を確認しましたところ、草が繁茂していたために自己所有の土地と併せて整地をしたということが分かりました。そこで、隣地の地権者に対し、今後このようなことがないよう速やかに指導させていただくとともに、是正を求めているところでございます。 また、廃止後の予定についてご質問がございましたので、お答えさせていただきます。 市道路線の廃止後は、道路の用途廃止を行った後、市道路線の廃止協議書が提出されました隣接地権者との間で、払下げの手続が行われる予定でございます。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 市民協働担当部長 北垣圭三君。 ◎市民協働担当部長(北垣圭三君) 私からは、追加議案書16ページ、議第106号 令和2年度羽島市一般会計補正予算、2款1項10目まちづくり推進費の自治委員関係事務経費についてのご質問にお答えをいたします。 国より新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言が発令されていたさなか、4月30日の岐阜新聞朝刊に、「回覧板は大丈夫?「多くの人が触れ不安」一部自治体中止」との記事が掲載されました。それ以降、これまでに市民の方々から、回覧板に対し多くの不安や心配の声をいただいております。 この回覧板は、市からのお知らせはもとより、地域内の重要な情報伝達ツールでございます。そのため、本市では回覧板の直接の手渡しを避け、可能な限りポストへの投函による受渡しを行うことや、受け取った後は手洗い、消毒を行っていただくよう各自治会へお願いするとともに、市ホームページで安全・安心な回覧方法の啓発を行っているところでございます。 そのような中、本市では回覧板の在り方を検討し、市民の方々の不安や心配の声にスピード感を持ってお応えをするとともに、コロナ禍でも安全・安心に地域活動を行っていただくべく、感染症拡大防止対策として、抗菌性や耐久性の高い回覧板の購入費用を自治委員会に交付することを考えております。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 11番 豊島保夫君。 ◆11番(豊島保夫君) ありがとうございました。 それでは、追加議案の16ページの回覧板の件ですが、これに対する財源と、今回作製される枚数、個数ですか、お尋ねします。 ○議長(山田紘治君) 市民協働担当部長 北垣圭三君。 ◎市民協働担当部長(北垣圭三君) お答えいたします。 この財源は、全額、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用する予定でございます。 購入する数の見込みといたしましては、回覧数が約2,000件ございますので、その1件に対して3部配布するものとし、6,000部を予定しております。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 11番 豊島保夫君。 ◆11番(豊島保夫君) 本議案が可決された後の、今後作製等に入られるわけですが、スケジュールについてお伺いをいたします。 ○議長(山田紘治君) 市民協働担当部長 北垣圭三君。 ◎市民協働担当部長(北垣圭三君) お答えいたします。 本議会で予算をお認めいただきましたら、年明けに開催する自治委員会理事会でご報告申し上げ、その後自治委員会へ交付金を交付した後、直ちに購入手続に入り、各自治会へ年度内に配布したいと考えております。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 12番 堀 隆和君。 ◆12番(堀隆和君) それでは議案書16ページ、議第96号 羽島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についての質問をいたします。 まず、今回のごみ有料化に伴い、市への収入増はどれほどを予定してみえるのか。家庭系ごみの年間収入見込額と事業系ごみの令和元年度収入額のそれぞれについて、可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみについてお答えをください。 ○議長(山田紘治君) 環境部長 番 勝彦君。 ◎環境部長(番勝彦君) 初めに、家庭系ごみ手数料の年間収入見込額についてお答えをいたします。 可燃ごみは約5,900万円、不燃ごみは約1,800万円、粗大ごみは約200万円、合計で年間約7,900万円の手数料収入、歳入増を見込んでいます。 次に、事業系ごみの手数料収入見込額については、可燃ごみは既に平成30年4月から有料化を実施していますので、令和元年度の手数料収入額とほぼ同額の約5,400万円を見込んでおります。不燃ごみ、粗大ごみにつきましては、排出量が少ないことから、合わせて年間約5万円の手数料収入を見込んでおります。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 12番 堀 隆和君。 ◆12番(堀隆和君) 本市では、これまで様々なごみの減量施策に取り組んできておられますが、近年、家庭系ごみの排出量は増加傾向となっており、減量が進んでいない状況ですとあります。これまでに様々な減量施策に取り組んできましたとありますが、この三、四年に取り組んでこられた様々な減量施策についてお答えをください。 ○議長(山田紘治君) 環境部長 番 勝彦君。 ◎環境部長(番勝彦君) 平成28年度以降に新たに始めました取組といたしましては、平成28年度に、小学校4年生を対象に生ごみの水切りを体験する環境教育を開始いたしました。 平成29年度は、これまで携帯電話のみの拠点回収であった使用済み小型家電にタブレット、デジタルカメラ、携帯型ゲーム機の3品目を追加いたしました。 平成30年度は、事業系可燃ごみの有料化と使用済みインクカートリッジの拠点回収を開始いたしました。 令和元年度は、民間事業者との連携により、パソコンなど小型家電の宅配便による自宅回収を開始いたしました。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 13番 藤川貴雄君。 ◆13番(藤川貴雄君) それでは、私から、まずは議案書2ページ、羽島市まちづくり基本条例の一部を改正する条例についてお尋ねをいたします。 この改正案は、羽島市まちづくり基本条例第25条の規定に基づく検証の結果に伴い改正するものと説明を受けましたが、検証はいつ、どのように行いましたでしょうか。検証の手順とその手法についてお聞かせください。 続きまして議案書4ページ、議第94号の羽島市文化財保護条例につきましてお尋ねをいたします。 この条例案第5条には、文化財指定の解除に関する規定が設けられております。委員会は、市指定有形文化財がその価値を失った場合、あるいは市内に所在しなくなった場合、そしてその他特殊な事由があるときは、その指定を解除することができるといった規定が設けられていますが、現在登録されている文化財については、その価値があるか、所在しているかといったチェックは実施されますでしょうか、お聞かせください。 続いて議案書の16ページ、ただいまご質問がありました議第96号 羽島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についてお尋ねをいたします。 先ほどは、市の収入増の部分についてお尋ねがありましたが、この改正によって新たに生じる歳出はどれぐらい見込まれるのかということについて、お聞かせをお願いいたします。 ○議長(山田紘治君) 市民協働担当部長 北垣圭三君。 ◎市民協働担当部長(北垣圭三君) 私からは、議案書2ページ、議第92号 羽島市まちづくり基本条例の一部を改正する条例についてのご質問にお答えをいたします。 羽島市まちづくり基本条例第25条に基づく検証といたしましては、アンケート調査を行うとともに、その結果を踏まえ、有識者等で組織した委員会やパブリックコメントにおいて意見等の聴取を行っております。 その手順といたしましては、昨年11月に市民1,000人を対象に、条例の認知度や市政への参加状況等を把握するためアンケート調査を行うとともに、今年3月には職員を対象に職員の意識の浸透度合いを図るため、アンケート調査を行っております。 また、昨年の12月から今年の2月にかけて、地域担当職員が担当する地域の事情を自分ごととして捉え検討した課題を基に、地域の代表者の方々と議論し共有した上で、地域の各種役員を対象に、今後の地域・ひとづくりについてのアンケート調査を行っております。 それらのアンケート結果を踏まえ、5月、8月の2回にわたる、まちづくり基本条例推進委員会や7月のパブリックコメントにおいて広くご意見を賜り、条例改正案を取りまとめたところでございます。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 教育委員会事務局長 不破康彦君。 ◎教育委員会事務局長(不破康彦君) 私からは、議案書4ページ、議第94号 文化財保護条例についてのご質問にお答えいたします。 これまでは文化財の所有者に対して、文化財の状態、所在地、所有者などを毎年1回、所有者宛に文書を送って確認をさせていただいておりました。 今後につきましては、条例改正を契機に文化財審議会と協議の上、確認の在り方について検討してまいります。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 環境部長 番 勝彦君。 ◎環境部長(番勝彦君) 議案書の16ページ、議第96号 羽島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例のご質問にお答えをいたします。 ごみの有料化の実施により、経常的に必要となる経費としては、それぞれ年間で不燃ごみ、粗大ごみの中間処分に係る費用に約2,500万円、可燃ごみ、不燃ごみの納付済証や粗大ごみ処理券の作成費用に約230万円、粗大ごみ処理券販売手数料に約60万円などを見込んでいます。 また、紙おむつ使用者等への可燃ごみ袋の無償配布や高齢者世帯等への粗大ごみ出し支援など、負担軽減措置に要する費用に約330万円、その他、集積所の維持管理支援として、鳥獣対策用のごみネットを購入する自治会に対する補助や、不法投棄対策として監視カメラを設置、これを希望する自治会に対する補助など、有料化に併せて実施する新たな施策に要する費用に約170万円を見込んでいます。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 13番 藤川貴雄君。 ◆13番(藤川貴雄君) それでは、議案書4ページの議第94号 羽島市文化財保護条例について、2回目の質問をさせていただきます。 条例の第1条には目的が記載をされておりまして、この条例は羽島市内に存する文化財で、文化財保護法または有形文化財保護条例の規定による指定を受けた文化財以外の文化財で、市にとって重要なものについて、その保存及び活用のために必要な措置を講じ、もって市民の文化的向上に貢献することを目的としているようですが、文化財の保存及び活用に関する取組を進めるのであれば、その具体的内容を示したアクションプランとなります文化財保存活用地域計画を策定する必要があるのではと考えます。 市として文化財保存活用地域計画を策定する考えはありますでしょうか、お聞かせください。 ○議長(山田紘治君) 教育委員会事務局長 不破康彦君。 ◎教育委員会事務局長(不破康彦君) お答えします。 文化財保存活用地域計画につきましては、今年度内に策定が予定されている岐阜文化財保存活用大綱を受けて、今後、計画作成に向けた調査・研究をしてまいります。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 15番 花村 隆君。 ◆15番(花村隆君) まず、議案書4ページ、議第94号 羽島市文化財保護条例についてお尋ねをいたします。 この第3条で、関係者の所有権その他の財産権を尊重するとあります。関係者の財産権の尊重とは、具体的にはどういった事態を想定しておられますか。 続きまして、議案書16ページ、議第96号 羽島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について、手数料収入の使途について、どのように考えておられるかお尋ねいたします。 続きまして、議案書30ページ、議第101号 工事請負契約の締結について、情報・防災庁舎と新庁舎の2階部分が渡り廊下でつながれる計画ですが、それぞれの床の高さの段差はどれだけになると見込んでおり、その解消方法についてどういうふうにお考えでありますか。 続きまして、追加議案書の35ページにあります議第106号 令和2年度羽島市一般会計補正予算(第11号)について、9款1項3目教育研修費日帰り修学旅行事業について、小・中学校、義務教育学校で、本年度の修学旅行はどのように実施されたのかを説明してください。 ○議長(山田紘治君) 教育委員会事務局長 不破康彦君。 ◎教育委員会事務局長(不破康彦君) 私からは、教育委員会所管のご質問に順次お答えいたします。 まず、議案書4ページ、議第94号 文化財保護条例についてのご質問にお答えします。 文化財の財産権は、指定後も所有者に帰属しております。他方、文化財の活用など協力をお願いする場合もございます。例えば、文化財撮影の依頼などがあった場合、所有者の意思を尊重し、撮影の許可をいただいてから行うことになります。 このように、財産権の尊重につきましては、所有者以外の者が文化財を活用する場合、必ず所有者の同意を得てから行うことなどを想定しております。 続きまして、追加議案書35ページ、議第106号 一般会計補正予算、9款1項3目教育研修費のご質問にお答えいたします。 市内小・中・義務教育学校の本年度の修学旅行につきましては、各学校のPTA役員や該当学年の保護者と協議を行い合意をした上で、新型コロナウイルス感染症対策に十分配慮しながら実施をいたしました。 小学校及び桑原学園前期課程につきましては、全ての学校が京都・奈良方面の日帰り旅行となりました。中学校及び桑原学園後期課程につきましては、県内の高山市を目的地とした学校が2校、三重鳥羽市・志摩市を目的地とした学校が1校、石川金沢市を目的地とした学校が1校、広島広島市を目的地とした学校が1校でございました。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 環境部長 番 勝彦君。 ◎環境部長(番勝彦君) 議案書16ページ、議第96号 羽島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例のご質問にお答えをいたします。 手数料収入は、ごみ処理費用に充てるほか、紙おむつなどを使用している方に一定量の指定ごみ袋を無償配布するなどの負担軽減措置に要する費用や、集積所維持管理への支援、高齢者等の粗大ごみ出し支援、監視カメラ設置に対する補助など、有料化に伴い新たに実施する施策に充てる予定でございます。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 総務部長 橋本隆司君。 ◎総務部長橋本隆司君) 私からは、議第101号 工事請負契約の締結についての渡り廊下に関するご質問にお答えいたします。 情報・防災庁舎の2階床面より新庁舎の2階床面のほうが、設計上37.2センチ高くなっております。その解消方法といたしましては、渡り廊下全体のうち、情報・防災庁舎側の通路延長約4.5メートルの区間をスロープの形状とすることで、両施設の床面の高さを合わせる設計としております。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 15番 花村 隆君。 ◆15番(花村隆君) 議第101号 工事請負契約の締結について、2回目の質問をいたします。 オートバイの駐車スペースについて、どこに何台用意する計画ですか。 ○議長(山田紘治君) 総務部長 橋本隆司君。 ◎総務部長橋本隆司君) オートバイ、自動二輪車の駐車スペースにつきましては、当面自動車駐車場をご利用いただくこととなりますが、今後、新庁舎北側の整備を進めるに当たり、利用状況等を勘案した上で、利用台数を含めオートバイの駐車スペースの整備を検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 16番 糟谷玲子さん。 ◆16番(糟谷玲子君) 議案書4ページ、議第94号 羽島市文化財保護条例についてお伺いいたします。 羽島市に有形文化財、無形文化財、民俗文化財、それぞれどんなものが幾つあるのかお聞かせください。 次に、議第96号 羽島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についてお聞きいたします。 新しい指定ごみ袋はどのような形状になりますか。また、瓶・缶・ペットボトルの袋はどうなるのかお聞かせください。 ○議長(山田紘治君) 教育委員会事務局長 不破康彦君。 ◎教育委員会事務局長(不破康彦君) 私からは、議案書4ページ、議第94号 文化財保護条例についてのご質問にお答えいたします。 今回の条例改正で、市指定の文化財等が国やの重要文化財等に指定された場合は、市の指定は解除となります。したがいまして、既にの指定を受け解除されるものを除き、市指定文化財等を新たに分類し直しますと、その種類と件数は、有形文化財は、八劔神社社殿や個人所有の円空仏など67件。無形文化財は、美濃派俳諧羽島水音吟社の1件。有形民俗文化財は、野々宮神社の石仏や金宝寺の駕籠など3件。無形民俗文化財は、羽島雨乞い踊りの1件。記念物は、江吉良町堤の水除神社にあります芭蕉の句碑や正木町と小熊町にあります一里塚跡など22件になります。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 環境部長 番 勝彦君。 ◎環境部長(番勝彦君) 議案書16ページ、議第96号 羽島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例のご質問にお答えをいたします。 今回の有料化に合わせて、現在の燃やせるごみ袋は廃止し、新しい指定ごみ袋に変更いたします。 初めに、燃やせるごみを入れる袋については、名称を可燃ごみ袋とし、大きさは45リットル相当が入る大袋、30リットル相当が入る中袋、そして単身世帯等の方にも使いやすいように15リットル相当が入る小袋の3種類にする予定でございます。材質は、高密度のポリエチレンといたします。形状は、市民の皆さんから要望が多い、取っ手つきのレジ袋型とし、色は緑色の半透明を予定しております。 次に、燃やせないごみを入れる袋については、現在市販の透明袋を使って排出していただいておりますけれども、有料化後は指定の不燃ごみ袋となります。袋の大きさは、45リットル相当が入る大袋と20リットル相当が入る小袋の2種類にする予定でございます。材質は、低密度のポリエチレンとし、形状は可燃ごみ袋と同じ取っ手つきのレジ袋型とし、色は無色の透明を予定しております。 なお、瓶・缶・ペットボトルの指定ごみ袋は、有料化後は変更もなく、そのままご使用していただく予定でございます。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 16番 糟谷玲子さん。 ◆16番(糟谷玲子君) 羽島市文化財保護条例について、2回目の質問をさせていただきます。 この条例の第9条の中に、予算の範囲内で補助金を交付することができるとありますけれども、今までの実績と限度額をお聞かせください。 そしてまた、瓶・缶・ペットボトルの袋は変更しないという答弁でございましたけれども、有料化を検討されたときに、こうした市民の要望のあった取っ手つきの袋についても、瓶・缶・ペットボトルの形状の変更について、検討なされたのかどうかお聞かせください。 ○議長(山田紘治君) 教育委員会事務局長 不破康彦君。 ◎教育委員会事務局長(不破康彦君) 私からは、補助金のこれまでの実績と限度額についてのご質問にお答えします。 過去5年間の補助金の実績につきましては、平成29年度に野々宮神社の石仏が火災により破損した際、その修繕費として30万円を交付しております。 補助金につきましては、所有者からの要望をお聞きしたり、調査によって必要な修繕を判断したりして、予算の範囲内で修繕費の2分の1を上限として交付しております。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 環境部長 番 勝彦君。 ◎環境部長(番勝彦君) 議第96号のご質問にお答えをいたします。 瓶・缶・ペットボトルの指定ごみ袋の形状等についても、有料化実施に当たり検討を行いましたが、今回、有料化に合わせて燃やせるごみ袋が変更となり、さらに新たに不燃ごみ袋が指定ごみ袋に加わることになります。この上さらに、家庭系ごみ有料化の対象外となる瓶・缶・ペットボトルの袋まで変更すると、市民の皆様に混乱を来すことが考えられることから、今回、瓶・缶・ペットボトルの袋は変更しないことといたしました。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 16番 糟谷玲子さん。 ◆16番(糟谷玲子君) 今後、瓶・缶・ペットボトルの袋を市民の要望の多い取っ手つきに変更する考えはありますか、お聞かせください。 ○議長(山田紘治君) 環境部長 番 勝彦君。 ◎環境部長(番勝彦君) 家庭ごみ有料化の実施後に、市民の皆さんのご意見等をお聴きしながら検討していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 17番 星野 明君。 ◆17番(星野明君) 議案書30ページ、議第101号 工事請負契約の締結について、入札において指名をしたうちの4社が辞退したと聞いていますが、辞退理由は何ですかということで。 次に、議案書31ページ、議第102号 工事請負契約の変更について、先ほど川柳議員が同じような質問されましたが、建設発生土について、どこで処分なさったのか、詳しくお願いいたします。 ○議長(山田紘治君) 総務部長 橋本隆司君。 ◎総務部長橋本隆司君) 議第101号 工事請負契約の締結について、入札の辞退の理由についてのご質問にお答えいたします。 入札において、全ての事業者が辞退し入札不調となった場合には、再入札に向けて情報把握のために辞退理由を確認することはございますが、今回の案件は入札が成立しておりますので、辞退した事業者の辞退理由については把握しておりません。 次に、議第102号 工事請負契約の変更についての建設発生土の処分に関するご質問にお答えいたします。 建設発生土の処分につきましては、岐阜建設副産物有効利用及び適正処理実施要綱に基づきまして、岐阜県内及び愛知県内における民間処分施設におきまして適正に処分をしております。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 17番 星野 明君。 ◆17番(星野明君) 議案書30ページ、議第101号 工事請負契約の締結について、説明の中で植栽があると聞いているが、何を植えられるのか教えてください。 次に、議案書31ページ、議第102号 工事請負契約の変更について、処分した建設発生土の量はどのくらいですか、お願いいたします。 ○議長(山田紘治君) 総務部長 橋本隆司君。 ◎総務部長橋本隆司君) まず、植栽についてのご質問にお答えいたします。 植栽につきましては、四季を通じて一年中草木が感じられるよう様々な植物を植える、混植という考え方に基づいて計画いたしております。 今回植栽する予定の主な例といたしましては、ナツハゼ、常緑ヤマボウシ、サルスベリ、アオダモなどでございます。 次に、処分した建設発生土の量についてお答えいたします。 環境基準値を超過した建設発生土1,055立米を含む建設発生土の総処分量は8,384立米で、約1万5,000トンでございます。 以上でございます。 ○議長(山田紘治君) 17番 星野 明君。 ◆17番(星野明君) 議案書30ページ、議第101号 工事請負契約の締結について、市の木である貝塚伊吹を採用する予定はありますか。 ○議長(山田紘治君) 総務部長 橋本隆司君。 ◎総務部長橋本隆司君) 貝塚伊吹の採用についてでございますが、今回の外構工事における植栽におきましては、現在のところ採用の予定はございません。 以上です。 ○議長(山田紘治君) そのほかございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(山田紘治君) 以上で質疑を終わります。 本日議題といたしました案件中、報第13号以外の各案件は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、各所管の常任委員会に付託をいたします。--------------------------------------- ○議長(山田紘治君) 以上で本日の日程は全て終了をいたしました。 明日19日から27日までは本会議を休会といたします。 なお、休会中に各委員会を開き、付託案件の審査を願います。 来る28日月曜日は午前10時から本会議を開き、各委員長の報告を求め、質疑、討論、採決を行います。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでございました。          午前11時10分散会---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。              羽島市議会議長  山田紘治                 5番議員  後藤國弘                 6番議員  原 一郎          令和2年第6回羽島市議会定例会議案付託表付託委員会議案番号件名総務委員会議第92号羽島市まちづくり基本条例の一部を改正する条例について議第93号羽島市監査委員条例の一部を改正する条例について議第100号物品購入契約の変更について議第101号工事請負契約の締結について議第102号工事請負契約の変更について議第103号工事請負契約の変更について議第106号令和2年度羽島市一般会計補正予算(第11号)民生文教委員会議第94号羽島市文化財保護条例について議第95号羽島市福祉ふれあい会館条例の一部を改正する条例について議第96号羽島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について議第98号岐阜地域児童発達支援センター組合規約の変更に関する協議について議第107号令和2年度羽島市介護保険特別会計補正予算(第2号)議第108号令和2年度羽島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議第109号令和2年度羽島市病院事業会計補正予算(第3号)産業建設委員会議第97号羽島市都市計画審議会条例の一部を改正する条例について議第104号市道路線の廃止について議第105号市道路線の認定について...