羽島市議会 > 2011-12-09 >
12月09日-04号

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  1. 羽島市議会 2011-12-09
    12月09日-04号


    取得元: 羽島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    平成23年 12月 定例会(第6回)平成23年第6回          羽島市議会定例会会議録                          第4号 12月9日(金曜日)---------------------------------------◯議事日程 第4号 平成23年12月9日午前10時開議 第1       会議録署名議員の指名 第2       一般質問---------------------------------------◯本日の会議に付した事件 第1       会議録署名議員の指名 第2       一般質問---------------------------------------◯出席議員(18名)    1番  南谷佳寛君    2番  安藤隆弘君    3番  豊島保夫君    4番  川柳雅裕君    5番  堀 隆和君    6番  藤川貴雄君    7番  花村 隆君    8番  安田孝司君    9番  山田紘治君   10番  大橋勝好君   11番  味岡 弘君   12番  星野 明君   13番  大鐘康敬君   14番  糟谷玲子君   15番  安井善保君   16番  近藤伸二君   17番  加藤英輔君   18番  奥田三郎君---------------------------------------◯欠席議員(なし)---------------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名  市長    白木義春君   副市長   田村 隆君  教育長   伏屋敬介君   総務部長  近藤文彦君  企画部長  箕浦完治君   市民部長  大橋 優君  福祉部長  奥田博行君   経済部長  河出弘行君  建設部長  嵯峨崎守康君  水道部長  堀 善治君  教育委員会事務局長     消防長   古澤國昭君        番 敏郎君  市民病院長 天野和雄君   市民病院事務局長                      渡邊敏幸君  監査委員事務局長      会計管理者 松井 聰君        末次広行君---------------------------------------◯職務のため出席した事務局職員の職氏名  事務局長  岡田 茂    庶務課長  堀 哲郎  係長    安田裕治    主事    渡邉啓介---------------------------------------          午前10時10分開議 ○議長(味岡弘君) 皆さん、おはようございます。 お待たせいたしました。 ただいまから本日の会議を開きます。 これより日程に入ります。 本日の日程は、お手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(味岡弘君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長において4番 川柳雅裕君及び5番 堀 隆和君を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 一般質問 ○議長(味岡弘君) 日程第2、一般質問を行います。 12月7日の奥田議員一般質問の中で、副市長答弁の訂正がありましたので、説明をさせていただきます。 副市長 田村 隆君。 ◎副市長(田村隆君) 奥田議員のご質問の中で、私、組合の進め方について◯◯◯◯◯◯◯◯という発言をいたしましたが、こちらにつきましては不適切な発言ということで申しわけなく思っております。撤回させていただければと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(味岡弘君) 日程第2、一般質問を行います。 昨日に引き続き、順次発言を許可いたします。 12番 星野 明君の発言を許可いたします。     〔12番 星野 明君 登壇〕 ◆12番(星野明君) おはようございます。 発言の許可をいただきましたので、発言通告に基づき、次の4点について質問させていただきます。 まず一番初めに市民病院について、2番目に岐阜南部特別支援学校について、3つ目に次期ごみ処理施設建設について、4つ目に羽島市全地域の活性化についてでございます。 まず初めに市民病院についてですけれども、地域の中核病院として現在活躍してみえるわけです。そしてまた、羽島市においては唯一の第二次の病院として、羽島市にはなくてはならない、市民にはなくてはならない病院として、院長先生以下職員の方々が日々努力されて二次病院を守ってみえるということです。 それで、ことしの9月に決算報告がありまして、約9,159万円ぐらいの欠損を出してみえるわけですけれども、これは経営の難しい自治体病院の中では非常に羽島病院は欠損が少ない、非常によくやってみえるというふうに褒めても、羽島市の市民として自慢してもいい病院だと私は思います。 そこで、自治体病院はどこでも苦しいですから、これからの、現状もそうですけれども、これから聞いていきますけれども、聞くのは診療体制、そしてまた病院運営の現状なんですけれども、羽島市の安心・安全を求める、市民の方の安心を求めるためにはどうしても必要ではないかと思いますので、その現状を質問させていただきます。 次に、岐阜南部特別支援学校についてですけれども、これは現状なんですけれども、これは9月12日において小熊小が白紙撤回になったということで、それから市長のお骨折りで、再度羽島市に土地を探すということで頑張ってみえるわけですけれども、これも現状ですね、それからどうなったか。これも羽島市になくてはならない施設だと思いますので、現状をお伺いします。 次に、ごみ処理場施設なんですけれども、これは本当に羽島市民において、これもなくてはならない、都市施設においてもなくてはならない、これもう本当に来年の3月までに契約ができないとなかなか計画も無理ということで、これも現在の方向でいけば、現状を報告していただいて、何とか28年4月稼働に間に合うようにしたいということで、現状を報告お願いいたします。 最後に、羽島市全域のこの活性化については、いつもいつも竹鼻中心だけではなく、羽島市全体を活性化して、羽島市自身を底上げというか、そういうふうに考えて、よそからも観光、いろんな面で入ってくるのも必要ですけれども、羽島市の中での活性化を考えて、今回、その中でたくさん、いろいろな問題点もありますけれども、今回は一部分の観光について質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。 1回目の質問は、それでよろしくお願いいたします。 ○議長(味岡弘君) 病院事務局長 渡邊敏幸君。 ◎市民病院事務局長渡邊敏幸君) 私からは、星野議員さんご質問の標題、市民病院についての1項目め、現況についてお答えします。 まず、診療に関してでございますが、平成16年度から始まりました新医師臨床研修制度により、大学病院の医師が減少し、都市部の中核病院に医師が偏在することとなりました。このため、これまで大学からの医師派遣を受けていた病院では、医師の確保が困難となり、診療科の閉鎖や診療制限につながりました。 当院でも、産科が休診、また皮膚科、耳鼻咽喉科では非常勤医師による隔日診療となりましたが、平成23年1月から耳鼻咽喉科について、常勤医師の確保により、毎日診療に復帰しております。婦人科につきましては、非常勤医師で毎日の診療を行っている状態でございますが、今後、手術や入院部門の再開ができるよう、常勤医師の確保に努めているところでございます。 次に、病院運営に関しましては、平成20年度に作成しました病院改革プランに沿って行っております。現在、プランの3年目でありますが、平成21年度、22年度につきましては、プランにおける主な指標をほぼ達成しておると考えております。 しかしながら、平成23年度に救急医療体制の確保・強化に対する職員の業務負担と財政的な負担額の増加があり、健全な病院運営に向けて大きな課題となっております。 これらを踏まえまして、ことし9月22日に羽島市民病院救急医療を考える会を開催いたしまして、市議会、市医師会代表の先生方のご意見をお伺いしたところでございます。 今後も救急医療の確保と病院の健全運営に努めてまいりますので、よろしくお願いします。 以上でございます。 ○議長(味岡弘君) 教育委員会事務局長 番 敏郎君。 ◎教育委員会事務局長(番敏郎君) それでは、私からは、議員お尋ね標題2つ目岐阜南部特別支援学校についてお答えをさせていただきます。 1点目の現在の状況はについてでございますが、奥田議員一般質問で市長が答弁いたしましたとおり、県との連携を十分に図りながら、県とともに建設地としてふさわしい候補地を検討してまいりました。現在、数カ所に絞り、調査を進めているところでございます。 よろしくお願いをいたします。 以上です。 ○議長(味岡弘君) 市民部長 大橋 優君。 ◎市民部長(大橋優君) それでは、私からは3項目めの次期ごみ処理施設建設についての1点目、現在、計画どおりかについてお答えをさせていただきます。 今年度のスケジュールといたしましては、環境影響評価書の作成、都市計画の決定と、用地につきましては、用地測量、仮契約、組合議会の議決、契約などという計画でございます。 事業を進める上で、若干前後した部分がございますが、環境影響評価につきましては、平成23年8月に評価書を作成し、岐阜県へ提出いたしました。この環境影響評価書につきましては、11月25日に上中町、11月27日に下中町において組合主催による説明会を開催するとともに、11月29日に開催されましたごみ処理施設建設特別委員会において、要約書を議員の皆様にお配りさせていただいたところでございます。 また、都市計画決定の手続につきましては、議員ご承知のとおり、平成23年10月25日に都市計画決定の告示を行い、位置の確定を行いました。 用地測量につきましては、用地測量への協力のお願いと施設建設に対する承諾書をいただけるようご理解を求めることにより、平成23年度末までに用地の契約を締結することが必要であるという、大変厳しい状況でございます。 以上でございます。 ○議長(味岡弘君) 経済部長 河出弘行君。 ◎経済部長河出弘行君) 私からは、質問の標題4項目め、羽島市全地域の活性化についてご答弁を申し上げます。 観光資源の活用方法については、ご承知のとおり、市内には県指定有形重要文化財竹鼻まつりや、樹齢300年を超えると言われている竹鼻別院のフジ、大賀ハスのほか、円空仏や美濃路街道などさまざまな観光資源があり、これらを活用して毎年さまざまな事業が羽島市観光協会関係団体により開催されております。 例年、春に開催される市観光協会主催ふじまつりでは、竹鼻のまちなかにある本覚寺や佐吉大仏、千代菊酒造などをめぐっていただく美濃竹鼻ふれあいスタンプラリーが実施されております。今年度は、震災の関係で竹鼻まつりが中止され、山車の曳航も取りやめとなりましたが、市民や関係者からのご要望におこたえし、初の試みとして山車の展示をお願いしました。これにあわせて、山車蔵を巡るスタンプラリーが実施されました。山車保存会の皆さんからお話を聞くことができたり、ふだんは見ることができない山車の内部まで見ることができ、好評を得ました。 また、広域連携による観光資源活用事例としては、美濃路街道の顕彰と関係市町の交流を目的に組織された美濃路街道連携協議会による美濃路ウオークが毎年開催され、今年10月には大垣市や一宮市を基点に、市内の美濃路を経由し、市歴史民俗資料館をゴールとする3つのコースを参加者の皆さんに歩いていただきました。 さらに、郷土の偉人円空上人を顕彰し、まちづくりを図る目的で、県内の円空仏を有する自治体で構成される円空連合では、圏域ごとに毎年研修会を開催し、県民の皆様に円空仏に触れる機会を設けています。今年度は当市が開催市となっており、中観音堂の円空仏をごらんいただく予定です。 これらの活用事例は一例であり、この他さまざまな観光資源を活用した事業が実施されております。さらに、市内には磨けば輝く観光資源が埋もれております。こうしたものは、市歴史・史跡検証委員会の皆様に検証していただき、新たな観光資源として位置づけ、より一層の観光振興につながるよう、市観光協会を初め関係団体と連携して進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) それでは、市民病院について2回目の質問をさせていただきます。 院長さんにお願いしたいんですけれども、現状について、診察面では医師の確保、また運営面では改革プランの目標達成や救急医療確保等課題があると報告をいただきましたが、今後のあり方について、院長先生のほうから忌憚ないお考えをお聞かせください。 ○議長(味岡弘君) 病院長 天野和雄君。
    市民病院長天野和雄君) それでは、星野議員さんご質問の病院におきます今後のあり方についてお答えいたします。 地域の中核病院といたしまして継続して地域医療における役割を果たすことが必要でありまして、そのためには地域の住民の皆様方からの信頼が大事だと思っています。さらに、経営状況の安定化及び医師・看護師等の職員の確保が特に重要でございます。 また、地域の保健・医療・福祉領域の質の向上に向けた活動を進めるためには、病院におきまして企画部門の充実が必須と考えておりまして、将来に向けて事務部門におきましても病院採用を原則としまして、専門性の高いプロ職員集団の育成が必要であるというふうに考えております。 当面の対応策といたしましては、外部からの人材確保も考慮いたしまして、さらに医師については広く優秀な人材を確保できるような体制整備が必要であると考えております。 しかしながら、当面といたしましては、まず病院改革プラン、現在3年目の病院改革プランの達成に向けて努力することが重要でございまして、救急医療体制の確保及び経済的負担額の増加が大きな課題になりつつありますが、職員の業務に関する意欲向上につながるような評価と給与体系の構築も必要であるというふうに考えております。 また、診療に関しましても、医療の高度化と分化・連携推進が進められる中で、平成24年、来年の4月ですが、診療報酬改定がございますが、その診療報酬改定医療制度改革の方向性を見ながら、病床変更をどうするか、病院機能の今後の方向性について検討することと決断が必要というふうに考えております。 今後の病院運営につきましては、変動する医療制度に対する迅速な対応が強く求められておりまして、高度・専門化する医療に関する適切な対応が急務であり、変革に対して的確かつ迅速に対応できる組織形態への変更が必要であると考えます。 そのため、今後につきましては、速やかに地方公営企業法の全部適用を含めました運営形態に変更しまして、改革の速度を速める必要があるというふうに考えております。 以上です。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) 今、院長先生のほうから、速やかに地方公営企業法の全部適用を含めての運用形態に変更しとありますけれども、この効果について、院長さん、教えていただけませんか。 ○議長(味岡弘君) 病院長 天野和雄君。 ◎市民病院長天野和雄君) 地方公営企業法の効果についてお尋ねでございますが、地方公営企業法の全部適用での効果につきましてお答えいたします。 現在、市民病院、当院は、地方公営企業法の一部適用でございまして、一部適用というのは財務部門のみを適用するということでございます。地方公営企業法の全部適用ということになりますと、その効果といたしまして、一般的には経営責任を負う事業管理者を設置することになるわけでございますが、そうした場合には採算性の確保につながりまして、経営状況が給料に反映するということが職員の経営参画意識の向上につながると言われております。 さらに、地方公営企業法の全部適用は、採算性と、それから公共性を同時に確保するための有効な手段といたしまして、全国の自治体病院等の施設が現在1,103ございますが、そのうち現在334の病院が導入している状況で、経営的な効果が出てくるというような報告が一般的には多いとされております。 以上です。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) やっぱり羽島市民病院は、羽島市唯一の第二次病院、そしてまた岐阜地域の中核病院として、これからも我々市民のこれからの10年、20年先にも絶対必要な病院でありますので、今後も引き続きご努力願いまして、職員指導を頑張っていただきますことをお願いいたします。 次に、岐阜南部特別支援学校についてお伺いしますけれども、これ、今後の対応を事務局長のほうからよろしくお願いします。 ○議長(味岡弘君) 教育委員会事務局長 番 敏郎君。 ◎教育委員会事務局長(番敏郎君) それでは、2回目のご質問、今後の対応はについてでございますが、県は当初の予定どおり、子どもかがやきプランの計画に沿って平成28年4月開校を目指しておりますので、現在、県の関係各課で全体スケジュールを調整していると聞き及んでおります。こうした県の方針が決定いたしましたら、全体スケジュールに沿って進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) これ全体スケジュールは、9月13日の岐阜新聞に、ちょうど県特別支援教育課ですかね、そこで発表しておりますね。例えば、2015年、平成27年に一部開校、そして平成28年4月に全部の開校ということで、そこでうたっておられますので、そのスケジュールに合わせてやっていかないかんと思いますので、これからちょっと提案させていただきますけれども。 まず初めに、県とともにということでありますけれども、これはちょっとそこら辺のともにですけれども、きょうの県の施設から、県とともには合っていますけれども、羽島市で市長がせっかくお骨折りで、ほかの首長さんのお骨折りで羽島市につくってくださいということで羽島市にまた回ってきたわけですね。そこで、県の施設であっても、用地確保は羽島市の100%責任なんですよ。100%責任。だから、候補地を選ぶのに対しても、例えば、1候補地とか2候補地に失敗する、ここは失敗することができないんですね。100%、だから羽島市で候補地を挙げて絶対今度やらなければ、同じことを踏むわけですよ。だから、100%羽島市の責任ですから、100%、せっかくですからね、引っ張っていただいた市長さんのお骨折りで、これも市長さんは100%できる状態で県のほうと相談していただくのが当たり前のことであって、候補選定も大っぴらに、例えば2カ所、3カ所を、その地域を1カ所だけに絞らずに、まず初めは賛成の多いところ、100%できるところでそういうのを決めてから県のほうへ提案をすれば、100%できますよ。2町歩ぐらいの土地ですから、市長さん、そして羽島市は、ただ建設の土木課とか管財課、それから教育委員会とか、優秀な職員がたくさん見えるわけですよ。だから、提案させていただきますけれども、番さんを筆頭に、番さんは一番上で考えていただいて、その下にほかのいろんな課の職員を専属でつけて、これは成功させなければならない事業なんですね。 2日前ですか、奥田先生も言われましたよね。これは県の事業であっても地元の責任で、地元の事業と一緒なんですね。だから、そういうことも考えていただいて、完成させるのは羽島市の責務であると。それぐらいの、県ではするけれども、だけど我々は羽島市の責務であるというふうに考えていただいて完成していただきたい。それから、特に候補選定には気をつけていただきたい。これも1つ言っておきます。 ということですから、これからも、まだ十分間に合いますので、市長さん、十分間に合いますので、恐らく1カ所か2カ所ぐらい案は出ておると思いますけれども、だけど、そこにこだわらず、100%できるところから、この間みたいに優秀な土木の方が見えますわね、建設でやられたように。ああいうような手を使ってやっていただければ十分できますので、よろしくお願いいたします。 次は、次期ごみ処理施設建設についてですけれども、これは2回目の質問をさせていただきますけれども、市長さんにお伺いしますけれども、次期ごみ処理施設の建設が計画どおりできない場合は、これは仮定の話ですけれども、こんなことは本当はいかんですけれども、できない場合は、例えばもう次どのように考えてみえるか、市長さん、よろしくお願いします。 ○議長(味岡弘君) 市長 白木義春君。 ◎市長(白木義春君) ただいまの星野議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。 この関係につきましては、ほかの議員の皆さん方のご質問にもお答えをいたしておりますが、不退転の気持ちで進めるというお話をいたしております。そんな状況の中で、どうしても私どもの羽島市にとってはなくてはならない、そんな施設でございますので、そんな気持ちで進めるということでございますので、「たら」という関係についてはまだ想定をいたしておりませんので、よろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) それでは、3回目ですかね。今まで地元のご理解を得られるために何回か説明で上がっていると思いますけれども、ただ、まだまだ地元の理解を得られていないんですね、現在。それで、今後、地元の理解を得るためにはどのような対応をとられるのか、市長さん、よろしくお願いします。 ○議長(味岡弘君) 市長 白木義春君。 ◎市長(白木義春君) それでは、ただいまの星野議員のご質問にお答えをさせていただきます。 本事業につきましては、羽島市の都市計画審議会に公聴会での申し出や都市計画の計画案に対する意見を報告して、慎重にご審議をいただきまして、附帯意見を付して答申をいただいた後、岐阜県の協議を行い、羽島市都市計画ごみ焼却場の決定については異存ありませんとの回答をいただいておるところでございますが、平成23年10月25日に都市計画決定の告示をすることによりまして位置の確定を行っております。よって、この場所以外で建設することにつきましては考えておりません。 地元の方々にご理解がいただけない理由につきましては、場所の選定と環境に対する不安でございます。地元住民の理解を得るためには、都市計画審議会からの答申でいただきました地元貢献のための施策の実施、あるいは施設稼働後の環境モニタリングを含めた維持管理等に関する情報の開示、その情報を開示するための委員会等の設置について配慮を求めるという附帯意見を実現できるように、引き続き最大限の努力をしていきたいと思います。 また、ほかの議員の皆さん方にもお答えをいたしておりますが、今までも地域のそんなごみ対策委員会皆さん方との個別の折衝も私自身もやらせていただいておりますが、今後につきましては、そんな皆さん方も含めて、城屋敷、あるいは加賀野井の地域の住民の皆さん方すべてに、それぞれ訪問させていただきまして、そんな建設につきましてのご理解を求めるべく最大限の努力をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) それでは、副市長さんにちょっとお伺いしたいんですけれども、奥田議員のときに事業認可の話をちょっとされましたけれども、例えば、環境が終わって、都市計画決定が終わって、自分なりに考えて、もうすぐ事業認可に入らなければいけないような時期になっておるのではないかと思いますけれども、一昨日ですかね、副市長さんはいいことを言われた。事業認可のことも言われましたので、その事業認可に対して、例えば、早くやらなければいけないと思いますけれども、副市長さんはどう考えてみえますか。 ○議長(味岡弘君) 副市長 田村 隆君。 ◎副市長(田村隆君) そうですね、都市計画決定を行いましたので、その後の行政上の手続としてできることについては、できるだけ早い段階でやるということがやはり必要じゃないかと思っております。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) 早くやらなければならないと思ってみえるんですけれども、例えば、事業認可が、現在早くやらなければならないんですけれども、そのやれない理由って何かあるんですか。 ○議長(味岡弘君) 副市長 田村 隆君。 ◎副市長(田村隆君) 先日の奥田議員のご答弁でもお話ししましたとおり、事業認可自体は組合のほうで申請をし、県のほうが認可をするということになっておりますので、法令上の中で事業認可を出す際に何らかの条件があるかという、その条件にひっかかっているかというと、法令上の観点で言えば、特に私はないのではないのかなと思っていますけれども。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) 法令上の問題は、自分も考えましたけれども、恐らく問題はない、認可は出されると思いますので、市長さんに、事業認可の今現在出せていないそういうような理由は何ですかね。 ○議長(味岡弘君) 市長 白木義春君。 ◎市長(白木義春君) ただいまの星野議員のご質問にお答えをさせていただきます。 その一つにつきましては、一部測量とか物件の補償の調査等がまだ行われていない部分がございます。そんな部分と、もう一つは、それぞれ組合のほうで協議をしていく中で、ある一定のご理解をいただいた状況の中で出したらどうかというような形の、そんなスケジュールの発表をといいますか、協議をさせていただいておる状況でございますので、その中での結果であろうかと思っております。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) 市長が言われるとおり、組合のほうから思うのでは、羽島市もこの羽島市施設組合の一員なんですね。一員ですから、組合と市長と副市長と全員が、羽島市も、一体にならなければ事業は進まないんですわ。 例えば、この時期に来て、組合のどうのこうのとか地元がどうのこうのとか、そんなのを言っているような時間がないんですわ。お互いに、組合も羽島市も市長も副市長も同じような意見で同じようにまとめて、組合の質問ですから組合の許可をいただいて、組合に答弁をきちっといただいて、お互いに協力して推進しなかったら、28年4月の開業に間に合わないと思います。 それと、地元の、例えば、法的には問題ないんですけれども、いろんな方法が法的にありますわね。例えば、事業認可をいただければ強制執行もできますわね。幾ら住人の同意がなくても。そうなれば羽島市から手が離れるんですわ。あとは組合と地元の関係。羽島市はやるだけやったと、事業認可さえいただければ羽島市はやるだけやったと。あとは組合のほうでやってくれと、そういうふうにも考えられますけれども、恐らくそんなことはないと思いますので、最後まで、完成するまでは、やっぱり幾ら組合の施設であっても地元の羽島市が用地買収までは100%責任を持ってやらなければ、このごみ処理施設は完成しない。 そして、市長は不退転の気持ちで誠心誠意、そして謝罪するところは謝罪する、それから聞くところは聞くと、こうやっていただいていますけれども、これを成功させるために、そちらはそちらで早く進めていただいて、あと地元との話し合いで、市長、地元に対して貢献というのは、貢献度というのは何を、例えば、言葉だけじゃなくて貢献のこともこれは必要だと思いますけれども、そういうことは考えてみえるか、考えてみえないのか、市長、よろしくお願いします。 ○議長(味岡弘君) 市長 白木義春君。 ◎市長(白木義春君) ただいまの星野議員のご質問にお答えをさせていただきます。 地元貢献につきましては、当然それにふさわしいといいますか、この施設につきましては都市施設でございますので、そんな都市施設にふさわしい周辺の環境整備、あるいは当然、お話が出ておりますように、環境基準を厳しい環境基準に決めて、その環境基準をきちんと守る、そんな部分をモニタリングする、そのモニタリングしたものをきちっと情報公開させていただく、また、それを監視する委員会を設置するというお話をいたしております。当然、そういうことになれば、その説明を地元でやらせていただく場所、そんな場所の設定についても当然のことでございます。 そんな状況の中で、また地元の皆さん方のいろんなご要望につきましてもそれぞれ協議をさせていただきまして、誠意を持ってこたえさせていただくというのが基本的な考え方でございます。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) 地元の要望に対して誠意を持ってしていただくのは、これはものすごくいいことですね。だけど、その前の話し合いをするときに、環境整備、環境整備だけではだめですから、1つや2つは市長のほうから、市のほうから提案してあげなければ相手はわからないですわね。ただ、どういうような環境整備で、そこの地元で話したって。 例えば、市のほうからお話する、訪問するときに、市としてはこういうものを地元のほうに貢献しますよ。例えば、福祉向上のために何かを提案して、それの足らない部分がもっともっとあったらどんどん言ってくださいとか、本当にそのぐらいの気持ちでやらないと達成できないと思います。 それからまた、副市長さんと市長さんにお聞きしますけれども、自分が言っていることが間違っているかどうか、組合と市と一体に進めなければ完成しないと思いますけれども、副市長さん、その辺の考えをどう思いますか。 ○議長(味岡弘君) 副市長 田村 隆君。 ◎副市長(田村隆君) まさにおっしゃるとおりでございまして、組合と一体的に進めなければならないと考えております。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) そうですね。それを組合と一体に、組合が例えば強制収用とか、こういうことも考えられますわね。法的にはやれないわけでもやれますから。ただ、気持ち上、今まで全国でごみ焼却場に対しては強制収用したところは1カ所もないというふうに聞いておりますけれども、これは間違いないですか、副市長。 ○議長(味岡弘君) 副市長 田村 隆君。 ◎副市長(田村隆君) すみません、ちょっとその観点については、私、よく存じ上げませんので、直接お答えできませんが。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) それでは同じ質問。市長さん、今のことを。どこかありますかね、全国で、ごみ焼却場に対して。はい、よろしくお願いします。 ○議長(味岡弘君) 市長 白木義春君。 ◎市長(白木義春君) ただいまの星野議員のご質問にお答えをさせていただきます。 私どもの事業を進めておる関係につきましては、地元の皆さん方のご理解をいただくべく、今努力をいたしておるところでございます。 そんな状況の中では、地元の皆さん方にもお話をしておりますのは、そんな話し合いと誠意を尽くさせていただく中でそれぞれ事業を進めていきたいという、そういう基本的な……     〔「ちょっと待ってください、答弁が違うと思います。全国での話」と呼ぶ者あり〕 ◎市長(白木義春君) そういう状況の中で、そういう関係につきましてはまだ調査をいたしておりませんので、承知をいたしておりません。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) これちょっと残念でならないんですけれども、市長と副市長さんが、まだわからない、調査をしていないのでわからない。調査していただいて。市長、こういう大きな問題で、法的に認められておることが全国的にやったかやらないか、そのくらいもわからないようでは達成できないですよ。いろんなことを頭に置いて、そういうことをしなくてもいいのか、やらなければどうしてもならないのか。そういうこともある程度頭に置いてですね。まだわからんと。我々でも……     〔「強制収用は考えていない」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(星野明君) いや、強制収用は考えてみえますか、みえませんか。今、そこら辺の方からいろんな質問を受けましたので。 ○議長(味岡弘君) 市長 白木義春君。 ◎市長(白木義春君) ただいまの星野議員のご質問にお答えをさせていただきます。 今、私どもにつきましては不退転の気持ちで事業を進めるということでございますし、地元の住民の皆さん方への戸別訪問もそれぞれ計画しておるところでございます。 そういう状況の中で、今、誠意を尽くしてお話し合いをしておる状況でございますので、そんな状況の中ではそういうことについては念頭にございません。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) 例えば、法的には認められておるんやけれども、例えば強制収用なんかすれば大変な問題になりますよ。     〔「いや、しないって、考えとらへんって」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(星野明君) いや、今は考えとらへんのやけれども、あしたになったらわからへんわ。そうでしょう。時間が1時間たてば、今は考えとれへん言うけれども、あしたになったら考えてるわ。 だから、ちょっと、外野ちょっと黙っとってくれや。忘れてしまうがな、次のこと。     〔「今、市長がそう言ったで議事録に載っとるで、そんなこと考えとらへんいうことやで、やったら責任とってもらえばいい」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(星野明君) はい、そうですね。まあいいですけれども。強制収用をすれば、例えば時間は早くなるような感じもしますけれども、例えば訴訟を起こされた場合、時間が長引きますので、絶対に地元との話し合い、そしてまた組合との話し合い、そして組合の言うことをよく聞いて、一心同体になってやっていただきたい。 それから、次の質問にいきますけれども、一番大事なのが、やっぱり地元との話し合いの中で条件を引き出さなあかんと思うんです。条件ですね。たまたま奥田議員の提案で、議員もあしたとあさって地域のところを一軒一軒回らせていただきますけれども、市長も回ると言ってみえましたけれども、地元が何を考えて、どういう意見で何を要望しているか、どうしていかんとかという、そういうことを把握していただいて、絶対に間に合うように、まだまだ十分時間的には間に合いますので、だから、努力しなかったら間に合わないと思いますけれども、最大限--こら、◯◯◯◯、笑ったらあかん。議長、言ってください、ちょっと。笑っとったらあかんって。外野、静かにしとってもらわなあかんて。議長、言ってください。質問ですよ。 ○議長(味岡弘君) 議員各位にお願いいたします。 会議規則第145条の規定により、会議中はみだりに発言し、騒ぎ、その他議事の妨害になる行動をしてはならないと、こういうことになっておりますから、よろしくお願いいたします。 ◆12番(星野明君) 私でも、◯◯◯◯◯で笑いたいんですけれども我慢しとったんですよ、◯◯◯◯◯。そういうことがありますので、なぜ我慢できんのやろう。本当に◯◯◯◯◯◯して、あんなことやって、よう人のこと笑っておるなと思って、僕は不思議に思いますわ。 ○議長(味岡弘君) 星野議員に言います。余分なこと言わずに質問を続行してください。 ◆12番(星野明君) 副市長さん、いいですか、質問で。先ほど、市長さんに、こう進めるように対しての気持ちを聞きましたけれども、副市長さんにも不退転の気持ちでやっていただけると思いますけれども、副市長さんの気持ちを、国へ帰られる前には絶対完成していただきたいと思いますので、そこら辺の気持ちをひとつ。 ○議長(味岡弘君) 副市長 田村 隆君。 ◎副市長(田村隆君) 市長からも何度もご答弁している話と多分同じ気持ちでございまして、市民7万人のあのごみ、これを処理できないということはもう絶対、行政の責務としてあってはならない話でございますので、何としてでも処理を継続するということで強く決意を持っています。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) 先ほど市長は、まだ話し合いの中で測量に入れないから事業認可も申請できないということですね。ある程度、やっぱり事業認可をいただこうと思えば、幾ら法的にもいいと言われていましても、ある程度、9割方同意書をいただけないと、組合が言ってみえるのと同じですわね。同意書がいただけないと事業認可の申請は恐らくできないと思うんですよ。と思いますわね。 だから、組合の言っているのが恐らく正しいんですわね。そこら辺の打ち合わせ、組合と羽島市との打ち合わせは週1回ぐらい、市長、やってみえるんですかね。 ○議長(味岡弘君) 市長 白木義春君。 ◎市長(白木義春君) ただいまの星野議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。 組合との協議につきましては、課長レベル、あるいは部長レベル、あるいは副市長まで入れたそんな会議につきましても定期的に開催をいたしておりますし、当然、羽島市のほうからも職員の派遣をしております。 そんな状況の中で、意思の疎通については十分図っておると思いますし、私ども首長の関係につきましては、南部広域、そんな会議の中でそれぞれこんな問題につきましては協議をさせていただいておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) 定期的にやっておるということですけれども、定期的というのは1カ月に1回、2カ月に1回とかですね。今この時期に来たら、定期的というのはどのぐらいの感覚でやっているんですかね。 ○議長(味岡弘君) 市民部長 大橋 優君。 ◎市民部長(大橋優君) 幹事会におきましては1週間に一度ぐらいのペースで行っております。また、副市長レベルにつきましては、その節目ごとに行わせていただいております。 以上でございます。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) 幹事会に対して節目ごとというのは、節目というのは例えばどのぐらいの感覚なんですか。 ○議長(味岡弘君) 市民部長 大橋 優君。 ◎市民部長(大橋優君) 先ほど言いましたように、幹事会、課長レベルでは1週間に一度程度でございます。その上に、副市長クラスのプロジェクト委員会がございます。これにおきましては年に数回開催しているところでございます。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) この時期に来て年に数回では、意思疎通が一番大事な首長さんが年に数回の会合で、この重大なごみ問題を今ここに来て意思疎通が図れないと思いますね。 だから、例えば毎日、ここへ来たら毎日でもいいですから、お互いの首長、そしてまた組合と意思疎通を図っていただいて、ご指導を仰いで、ご指導もしくは打ち合わせをしていただいて地元の対策を練っていかなければ、年に数回では、なかなか課長クラスで、例えば部長クラスで解決するような問題ではもう既にないんですわね。だから、1週間に1回、もしくは3日に1回ぐらい、市長、幹部会を開かれるというか、そういうような会合は考えてみえないですかね。 ○議長(味岡弘君) 市長 白木義春君。 ◎市長(白木義春君) それでは、ただいまの星野議員のご質問にお答えをさせていただきます。 先ほどお話をしましたように、南部広域のそういう正式の会議もございますし、私ども首長につきましては、いろんな会合でたびたびご一緒させていただきます。そんな状況の折には、そんな協議についてもやらせていただいております。 議員ご指摘のように、3日に1回というような形はとても不可能かと思います。こんな関係につきましては、ご指摘のように、それぞれ意思の疎通が十分できるような形の中で適宜開催をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) 問題は、本当にお互いが、地元の方もそうですし、組合等もそうですし、我々議員等も皆さんが、羽島市の問題だけであって羽島市の問題ではないんですわね。岐南町の問題でもあるし、笠松町の問題でもある。羽島市ができなかったら岐南町も困るし、笠松町も困る。組合に入っているところは全部困るんですね。だから、しっかりこれから最善の方法、例えば、現場と、帳面上の問題もありますから、最善の方法をより早くしなければだめだと思いますので、これからも組合さんとの意思疎通を図っていただいて、組合さんに謝るところはしっかり謝って、それから地元の方に謝るところはしっかり謝って、それから貢献もしっかり言って、我々市民のために、市長さんだったらできますから、市長さんと副市長さんだったらできる問題ですから、我々は全部期待していますので、頑張ってください。 次に、時間もあと5分ということで、羽島市全地域の活性化について2回目の質問をさせていただきますけれども、例えばコース的に観光のモデルコースを観光は考えておるんですけれども、例えば、部長さん、観光コースとかそういうのは考えてみえるか、それについて案があればお話しください。 ○議長(味岡弘君) 経済部長 河出弘行君。 ◎経済部長河出弘行君) 観光モデルコースについてのご質問でございますが、お答えさせていただきます。 観光モデルコースについては、現在、羽島市観光協会において市内観光地をめぐるさまざまなモデルコースをご提案していただいております。市内名所めぐりとして3コース、円空をテーマにしたものを3コース、美濃路をめぐるコースの合計7つのモデルコースで、羽島市観光協会のガイドマップに掲載されるとともに、ホームページでも紹介されております。 また、先ほど申し上げましたように、円空連合や美濃路街道連携協議会などの広域的な組織に加盟しており、これらの活動の中で、円空仏をめぐる広域ツアーや美濃路を歩くウオーキングを加盟市町と共同で計画、あるいは実施しております。 さらに、今年11月には、大垣市で開催された県観光連盟主催による関東や関西圏及び中部圏の旅行業者20社を集めた商談会へ参加し、本市の観光施設やイベントPRのほか、円空や竹鼻別院のフジなどをテーマにした広域観光コースの提案もさせていただきました。 また、市歴史・史跡検証委員会により、逆川の歴史が竹鼻のまちの歴史に大きくかかわっていたことなどを検証していただく中で、公共施設の整備を検討していくなど、これまでの観光資源をさらに検証し、魅力あるものとしていくとともに、市内に限らず、広域連携による新たなモデルコースも提案していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) それでは、3点目について、部長さんに特産品や特産物について、現在どのように観光資源として考えてみえるのか、お願いいたします。 ○議長(味岡弘君) 経済部長 河出弘行君。 ◎経済部長河出弘行君) それでは、特産品や特産物の考え方についてご答弁申し上げます。 特産品・特産物につきましては、現在、本市には、みそぎだんごやいももち、アイガモ農法による日本酒などの特産品のほか、レンコンやイチゴ、柿、ギンナンなどの特産物があります。これらを県や県観光連盟が主催する県内外での物産展や、友好提携を結ぶ南越前町のイベントで販売していただいているほか、東京や名古屋で開催される県人会へ食材として提供しております。さらに、県観光連盟のホームページや民間の出版業者へ情報提供し、本市の特産品として県内外に広くPRしております。 また、市内の飲食店有志から成る羽島れんこん友の会の皆さんが、レンコンを使った創作メニューの開発や、それらを店舗で提供するなど、レンコン料理の普及活動に取り組んでおられ、マスコミを初めミニコミ紙への紹介など、PRの面で協力をさせていただいております。 今年度、新たな試みとして、羽島商工会議所の飲食部会がグルメメニューの開発に取り組まれることを受けまして、市観光協会もタイアップする形でこの事業に取り組んでいただけることとなっております。 市としましては、これらの活動を今後も支援していくことにより、本市の特産品・特産物をより多くの方に知っていただき、羽島市の観光振興につなげていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(味岡弘君) 12番 星野 明君。 ◆12番(星野明君) 私どもも一生懸命応援させていただきますので、部長さん、羽島市の観光資源を、特産物とかいろんなことをよろしくお願いいたしまして、質問を終わります。 ありがとうございました。 ○議長(味岡弘君) ここで暫時休憩をいたします。          午前11時02分休憩          午前11時15分再開 ○議長(味岡弘君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 先ほどの星野 明議員の一般質問中、不適切な表現につきましては、議長において会議録を精査の上、適切な指示をさせていただきますので、ご了承を願います。 1番 南谷佳寛君の発言を許可いたします。     〔1番 南谷佳寛君 登壇〕 ◆1番(南谷佳寛君) こんにちは。発言の許可をいただきましたので、通告書に従いまして、1番、消防団について、2番、防災無線について、3番、市民マラソンについて質問させていただきます。 まず最初に、消防団についてご質問いたします。 日ごろは地域の安全・安心がささやかれる中、消防署の皆様並びに地元消防団の皆様には多大なるお世話になり、ありがとうございます。 さて、来年、清流国体が開催され、当羽島市でもソフトボール、グラウンドゴルフ、キンボールの会場にあたっていますが、そのソフトボールの会場であります清流スタジアム周辺の多目的広場において、消防団の県大会、第61回岐阜県消防操法大会が当地羽島市で開催されますが、県下各地より5,000人以上の関係者が参集するとお聞きしております。前回は昭和57年、今から30年も前に木曽川の河川敷、現在いろいろなグラウンドになっているところで開催されたそうです。一日のみの開催ですが、ひょっとすると一時的には国体より多くの人が集まる可能性がありますが、その運営方法や進捗状況はどのようになっておりますか。 また、せっかくそのような大きな行事、大きな大会を開催するに当たり、市民の皆様に少しでも多く見に来ていただけるよう、何か周知徹底するお考えはありますか。 また、毎年開催されています、ことしは9月25日に行われました羽島消防署・羽島市消防団合同特別点検・消防団消防技術競技大会も開催されていること自体、余り一般の市民に知られていないように思われますが、毎週毎週練習していることを市民や町民の皆様にアピールするため、一生懸命やっている消防団員の皆様の励みにもなると思いますので、もっともっとPRして、観戦、応援に来ていただけるようにするお考えはありませんか。 また、消防団は11の分団により組織され、地域防災のリーダーとして活躍していただいておりますが、サラリーマン団員の増加が進み、地域への帰属意識の希薄化に伴い、団員の確保がどこの町内、分団でも難しい状況になっているとお聞きします。 そこで、今までの報酬のみならず、11月8日の岐阜新聞にもありますように、応援事業所などを募集して、団員、またその家族に買い物したり外食したりレジャーに出かけたりした折に割引のサービスが受けられるような特典でもあるといいと思うのですが、どのようにお考えですか。 消防の最後ですが、火災発生の際、何々町で火災発生で終わらず、何々町何々地内ともう少し詳しく知らせることができませんか。例えば、竹鼻でいいますと南北に長く、北は今町、福江から、南は下鍋や大西、錦町までととても長く……     〔「松原がある」と呼ぶ者あり〕 ◆1番(南谷佳寛君) それは、狐穴のほうはまた次に言います。とても長く、どのあたりか特定しにくく、そして、竹鼻町狐穴といっても逆川の東半分で、東は南濃線、南は一宮大垣線までととても広範囲になります。もう少し地域が特定できるよう、詳しく知らせていただけるようなお考えはありませんか。 続きまして、第2項目めの防災無線、広報はしまについてお尋ねします。 毎日のように、こちらは広報はしまです。本日は、何々……と朝から晩まで何度となく流れてきます。火災発生を知らせるもの、行方のわからない人の捜索、迷子のお知らせなどなどと、また羽島市の行事の案内、交通安全の呼びかけなど、さまざまな情報も流れてきます。 そんな中、地域の行事があるたびに思うのですが、屋外でする行事で天候が怪しいとき流していただいたらありがたいなと思うときがたびたびあります。完全に雨が降っているようなときは問題ないのですが、今にも降り出しそうなときとか、小雨がぱらついているような微妙なとき、利用できるといいなと思われます。今でも中止の場合のみ、しかも8時過ぎに流してもらっていますが、少し遅いように思われます。また、全市的に流さず、地域限定で流すことはできませんか。 最後になりましたが、3項目めの市民マラソンについてお尋ねします。 来年は、2012年中に岐阜清流国体と岐阜清流大会が開催され、岐阜県内各地域でスポーツに盛り上がりを見せることと思われます。羽島市におきましても、ソフトボール成年男子と、ほかにグラウンドゴルフ、キンボールの会場にもなり、秋にはあちこちでスポーツの話題で満載になることと思われます。 そんな中、国体の種目には入っていないようですが、マラソンがほかの市町で盛大に行われ、大盛況だそうです。羽島市にもマラソン愛好家が大勢います。近くの揖斐川町では、フルマラソンとハーフマラソン合わせて1万人程度の参加と聞いております。また、ほかにも海津市や関市、各務原市、大垣市、岐阜市など、あちこちで大勢の参加者を集めて行われているようです。 そこで、羽島市としても、国体も開催され、スポーツ機運が高揚している中、1月に行われている堀津の長良川河川敷の長良川多目的グラウンドでの主にスポーツ少年団が参加となるマラソン大会が行われているのみでは物足りなく思われませんか。そんな規模ではなく、せめて市民が気楽に参加することのできるハーフマラソンくらいまでの規模のものを行うお考えはないでしょうか。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(味岡弘君) 消防長 古澤國昭君。 ◎消防長(古澤國昭君) 私からは、標題1項目め、消防団についてお答えさせていただきます。 まず、1点目、来年羽島市で開催されます岐阜県消防操法大会の運営、準備の進捗状況についてでございますが、岐阜県消防操法大会が平成24年8月5日日曜日、羽島市正木町大浦地内、羽島市運動公園で開催予定でございます。 この大会は、消防感謝祭第61回岐阜県消防操法大会でありまして、消防団員の消防技術の向上と士気の高揚を図ることを目的として、岐阜県下の各市町の輪番により開催され、岐阜県及び財団法人岐阜県消防協会が主催し、開催担当市町及び開催地の消防協会が共催し、さらに財団法人日本消防協会が後援となり、毎年8月の第1日曜日に開催されております。 羽島市では、昭和57年8月に第31回大会が正木町大浦地先、木曽川堤外正木運動場において開催された経緯がございます。岐阜県消防操法大会が羽島市で開催されるのは実に30年ぶりとなります。この大会には県下の消防団及び消防関係団体が参加し、首長及び議会関係者等の代表者が応援に駆けつけられ、来場者はおおむね5,000人を上回ると予想されますことや、30年ぶりの大会ということで地元消防関係者の期待は大きく、大会に出場する羽島市消防団も、優秀な成績をおさめるために羽島市操法隊を組織して第61回大会に2チーム体制で臨み、優勝を目指し、訓練を実施しております。本年10月より週4日間の訓練を行っており、来年の大会まで継続して訓練を実施する予定をいたしております。 次に、大会場の設営及び運営関連につきましては、本年10月25日に岐阜県及び岐阜県消防学校を交えて大会場のレイアウト関係の協議を行い、現在、大会場設営概要を計画中でございます。また、本大会の円滑な運営を図るために、岐阜県消防操法大会羽島市実行委員会を立ち上げるべく準備をしております。本大会にご来場くださる皆様に羽島市を広くPRし、羽島市民の皆様に消防団活動をより一層ご理解いただくとともに、消防・防災に対しての認識を深めていただくことができる重要な大会と位置づけて、本事業を推進してまいりたいと考えております。 次に、2点目の県消防操法大会の開催に当たり、市民の皆様に対する周知についてでございますが、広報はしま、羽島市ホームページ、横断幕等を活用しての広報を考えております。 次に、3点目のことし9月25日に開催されました消防署・消防団合同特別点検及び消防団消防技術競技会は、消防の人員機械点検と消防団の消防活動技術の練磨と安全管理の徹底、さらには実災害においての活動技術の向上を目的として実施しております。 ご指摘のように、市民の皆様に対しての広報は行っておりませんので、今後、広報はしま、羽島市ホームページ等を活用しての広報に努めさせていただきます。 次に、4点目の消防団員の確保についてでございますが、議員ご指摘の団員確保に対するための団員に特典を与えることにより消防団員の入団を容易にさせるには特典を与えてはどうかにつきましては、現在、市にはそのような制度はございません。 しかし、財団法人岐阜県消防協会において、消防団員の士気の高揚と活性化を図ることを目的とした福利厚生事業を行っております。事業の一部といたしまして、消防団員とその家族に対して、県内の指定されたスポーツ施設、ゴルフ場、ホテル等を利用するときに割引の特典がございますので、再度消防団員に周知をさせていただきます。 次に、5点目の火災発生時のお知らせについて、町名で終わらずに町名の後の字名まで詳しく知らせることはできないかについてでございますが、羽島市内で建物火災が発生した場合には、防災行政無線・広報はしまにより火災発生や鎮火のお知らせをしており、この場合、火災の形態により市内全域、または市内を3ブロックに分けて、発生場所を町名で放送しています。 議員ご指摘のように、発生場所について、竹鼻町でいえば、神楽、西野町、錦町、丸の内、狐穴、飯柄、蜂尻、そして駒塚以外はすべて「ただいま竹鼻町地内において建物火災が発生しました」としているため、広範囲でわかりづらい点があるかと思います。このような放送としておりましたのは、例えば、竹鼻町の字上町、字中町、字下町等の字単位による境界が入り組んでいることや、自治会単位の区域を把握していなかったこと、さらに、火災発生に係る通報は往々にして発生場所等が不明確な場合があることからでございます。 しかしながら、昨年度、市において自治会区域を調査いたしましたので、今後は町名とすると区域が広くなる竹鼻町や江吉良町等につきましては、字名や自治会名による放送の対象区域を検討しながら、できるだけ発生場所を詳しくお知らせしたいと考えております。 ただし、火災発生場所が字名や自治会名による特定が困難な場合には、従来どおりの町名による放送になろうかと思いますので、この点はご理解賜りますようお願いをいたします。 以上でございます。 ○議長(味岡弘君) 市民部長 大橋 優君。 ◎市民部長(大橋優君) それでは、私からは2項目めの防災無線について、羽島市防災行政無線・広報はしまの運用についてお答えをさせていただきます。 市町村防災行政無線の運用とのお尋ねについてでございますが、羽島市は防災行政無線として使用することを目的に国の許可を得て運用しております。運用基準については、電波法第52条にて、目的または通信の相手方、もしくは通信事項の範囲を超えて運用してはならないと定められており、防災行政無線として適切に運営していくために、羽島市防災行政無線通信施設管理運用規程を定めております。 規程では、通報、いわゆる放送内容といたしましては、毎日正午及び夕刻の「夕焼け小焼け」の2回のチャイムの定時通報、地震・台風・水害・火災といった災害の情報など住民に対して緊急に伝達を必要とすること、人命救助に関すること、多数の住民に伝達を必要とすること、市の施策を推進するために住民の理解及び協力を得る必要のあること、その他市長が必要と判断したことと定めております。 このため、警察からの要請による行方不明の通報や、自治会等の外部団体からの各地域の行事等の周知につきましては、関係部署を通じて依頼を受け、随時通報の内容が規程に適合しているか、時間帯及び周知地域についても審査し、その結果、必要に応じ、全市域、または限定された地域内にて適切に運用しております。 しかしながら、昨今、生活事情、人口動態の変化等に伴い、防災行政無線・広報はしまの放送に対して、住民の皆様からその内容の緊急性についてのご意見や早朝、深夜は避けてほしいといった時間帯についてのご要望などが寄せられるケースも見受けられます。 このため今後は、防災・行政に関する通報を使用目的として電波利用を許可されるという電波法の趣旨に基づき、さらに適切な運用を図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(味岡弘君) 教育委員会事務局長 番 敏郎君。 ◎教育委員会事務局長(番敏郎君) それでは、私からは質問の標題3つ目、市民マラソンについてのご質問にお答えをいたします。 他市町で開催されますマラソン大会の運営状況は、多くが実行委員会形式をとっており、主催を各市町の陸上競技協会と実行委員会で行われているのが現状でございます。岐阜市で昨年度から開催されております高橋尚子マラソンにおいては、ボランティアが1万人ほど募集され、運営委員も200名を超える状況でございます。山間部を走るいびがわマラソンにおいても、ボランティアが1,800名、運営委員は60名となっております。市民協働参加という形によって、これらの大会は成り立っております。 羽島市におきましては、現在、羽島市陸上競技協会主催の羽島市民新春マラソン大会を初め、羽島市スポーツ少年団本部主催の羽島市スポーツ少年団新春駅伝競走大会、羽島ライオンズクラブ主催の羽島若獅子駅伝競走大会などが開催されています。また、一昨年からは、岐阜陸上競技協会主催、ぎふ清流郡市対抗駅伝競走大会、中部実業団陸上競技連盟及び北陸実業団陸上競技連盟主催の実業団女子駅伝中日本大会が羽島市の県道を利用して開催されております。参加状況としましては、羽島市民新春マラソンでは毎年300名ほど、羽島市スポーツ少年団新春駅伝競走大会では700名ほど、及び羽島若獅子駅伝競走大会は70チーム、630名ほどの参加がございます。これらの運営におきましては、羽島市はこの大会に企画運営から当日の取り組みまでかかわっている状況でございます。 今後も市民の健康増進並びにスポーツに対する関心を高めていただけるように、こういった大会の運営をご支援していきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 以上です。 ○議長(味岡弘君) 1番 南谷佳寛君。 ◆1番(南谷佳寛君) それでは、2回目の質問に入らせていただきます。 1点目、第61回岐阜県消防操法大会が開催されるのが8月5日と聞きましたが、国体前でさまざまなイベントやいろいろな行事が入ったりもすると思います。小・中学校の夏の大会などもあると思います。また、サッカーやテニスなどの団体との連携や駐車場の問題も重要な課題かと思われますが、そのあたりの調整はどうですか。 ○議長(味岡弘君) 消防長 古澤國昭君。
    ◎消防長(古澤國昭君) 各団体との調整についてお答えさせていただきます。 第1回目の答弁で申し上げましたとおり、大会場設営概要については現在計画中でございますので、現段階での計画についてお答えさせていただきます。 岐阜県消防操法大会は、羽島市運動公園一帯の施設を借用させていただき、開催させていただきます。大会場となる多目的広場は、7月中旬には出場消防団の公開練習を予定しております。そして、大会日1週間前より会場設営を行いますので、当該施設をご利用されます各団体と調整させていただきます。 また、駐車場につきましては、木曽川堤外正木運動場を予定しております。この施設は大会当日のみの借用でございますので、これについても各団体と調整を図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(味岡弘君) 1番 南谷佳寛君。 ◆1番(南谷佳寛君) それでは、2点目の質問をさせていただきます。 団員確保が厳しい中、消防団員の現在の定員は適正ですか。 ○議長(味岡弘君) 消防長 古澤國昭君。 ◎消防長(古澤國昭君) 消防団の定員は適正なのかについてお答えいたします。 消防団は、火災防御、広報、警戒、水難、捜索、自然災害の防除、避難誘導及び自主防災組織への支援など、多岐にわたっております。また、大規模災害発生時には、地域防災のかなめとして、自分たちのまちは自分たちで守るという消防団の基本的精神に基づき、活動を展開しております。 以上の活動を踏まえまして、羽島市消防団員の定員につきましては365名が妥当と考えておりますが、現在、羽島市消防審議会におきまして、消防団の消防力、組織の見直し等についてご審議をいただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(味岡弘君) 1番 南谷佳寛君。 ◆1番(南谷佳寛君) 消防署、消防団の皆様にはこれからもお世話になると思いますが、よろしくお願いいたします。 また、消防操法大会の成功と、羽島市がすばらしい成績をおさめることができるよう、皆様のご協力をお願いしたいと思います。 また、防災行政無線並びに広報はしまにつきましては、できる限り市民の皆様にわかりやすく、喜ばれる活用をお願いいたします。 また、市民マラソンも簡単には開催することができないことはわかりましたが、スポーツ振興のため、ぜひ前向きにご検討をお願いいたします。 これで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(味岡弘君) 9番 山田紘治君の発言を許可いたします。     〔9番 山田紘治君 登壇〕 ◆9番(山田紘治君) それでは、発言の許可をいただきましたので、通告の順序に従いまして質問をさせていただきます。 第1項目め、次期ごみ処理施設建設についてお尋ねをいたします。 次期ごみ処理施設建設については、平成18年12月に南部北東地区を建設候補地として発表以来、5年間が経過した現在も地域住民の皆さんの理解が得られないままの状況であります。平成22年末には現地以外の場所に建設との覚書を結んでいましたが、期限内にごみ処理施設の建設ができないことから、謝罪と5年間の使用延長をお願いし、平成23年3月に再度覚書を締結されました。 しかし、いまだ事業の進む気配がないことから、平成23年11月22日の岐阜市長の定例会見で、次期ごみ処理施設建設予定地の住民の反対で計画が予定どおり進まない現状について、施設の再延長はないと発表されました。一刻の猶予もない状況があると思います。そこで、今後のごみ処理施設建設スケジュールについてお聞かせください。 それから、2項目め、岐阜南部地域特別支援学校についてお尋ねをいたします。 県立大垣養護学校などへの通学をしている生徒さんを抱えておられる親さん方の強い願いで、平成18年5月、県立養護学校の新設を要望する会が署名運動を展開し、9万8,916名の署名が集められ、県知事に県立養護学校の早期建設についての要望書と署名が提出されました。 平成20年10月、県から岐阜南部地域特別支援学校整備については、羽島市において平成20年度中に着工、平成27年度中の開校を目指すと説明がありました。平成21年11月に小熊小学校北西隣接地が望ましいとの結論を経て建設に向けて進んでまいりましたが、用地取得が一部の地権者の理解が得られないことから、先般の9月定例議会の一般質問の折、市長からの答弁で、県から9月上旬までにめどがつかない場合は交渉を終了し、候補地を取り下げという通知があったと答弁がありました。 平成23年10月の1市2町の首長会では、新候補地は羽島市で選定することが決定と聞いております。新候補地の選定についてお聞かせください。 3項目め、岐阜羽島駅周辺バスターミナル構想についてお尋ねをいたします。 平成18年度岐阜羽島駅周辺観光交流拠点形成計画調査報告書が作成されました。羽島市においては、近接する2大交通結節点である東海道新幹線岐阜羽島駅と名神高速道路岐阜羽島インターチェンジを市の新たな都市核として位置づけ、これらの交通拠点が近接立地の特性を生かした観光の活性化や名古屋経済圏の一翼を担うような魅力あるまちづくりの方向性を模索しているところであります。 本検討では、これまでに行ってきた岐阜羽島駅の持つ県の表玄関としての機能を高めるとともに、交通結節機能の充実を図り、当駅周辺地域ににぎわいと交流の創出を促すための方策の一環として立案されました。 岐阜羽島駅開通から約50年近くが経過いたしました。いまだ駅周辺地域のにぎわいと交流の創出ができておりません。平成22年度、5月、6月、7月、10月、11月においての各月10日間、延べ50日間の観光バス台数及び調査がされました。結果として、773台で乗客2万5,700人が利用されたと報告がありました。この観光客を駅周辺での滞在型施設を設置し、経済効果に結びつけるべきと思います。ところが、行政は一貫して、常識では考えられない。駅は広域であるから、バスターミナル交流結節拠点の設置は県が事業主体で行っていただくことが望ましいと主張しております。これは全く間違った考え方であると思います。この件については、県へ行き、聞いてまいりました。県は、事業主体は地元である羽島市であり、県は支援をさせていただくという回答でございました。 そこで、バスターミナル構想の推進についての今後の活動状況についてお聞かせください。 4項目め、竹鼻中心市街地活性化についてお尋ねをいたします。 平成20年度に国においては観光庁が設置され、岐阜県においても東海自動車道が全線開通し、観光客の動向も大きく変動をいたしました。国では、これからの観光拠点としてのまちづくりには既存のものを生かしたまちづくりが必要であるという指針を出しています。 その中、竹鼻町におきましては、今も現存する格子戸のあるまち並み、酒蔵、みそ蔵、神社、仏閣、佐吉大仏と多くの歴史文化遺産を持っています。心のいやされる古いまち並みが残っています。この地域の整備を図ることにより、観光の拠点としての整備が必要と思われます。そして、羽島の町のブランド化を図る必要があります。 そこで、古いまち並みを活用した観光拠点整備についてのお考えをお聞かせください。 あとは一問一答で行います。 ○議長(味岡弘君) 市民部長 大橋 優君。 ◎市民部長(大橋優君) それでは、私のほうからは1点目の次期ごみ処理施設建設についてお答えをさせていただきます。 次期ごみ処理施設の今後のスケジュールにつきましては、糟谷議員からのご質問でもお答えさせていただきましたが、本年度に用地の契約の手続を行い、平成24年度は総合評価落札方式による契約手続を行います。平成25年度からは施設の実施設計を行いますが、施設用地の造成工事、施設の建設工事に2年半ほど要し、さらに、本格稼働を行う前に試運転も必要となります。 このため、現施設の稼働停止期限である平成28年3月31日までに新施設の稼働を間に合わせるためには、平成24年3月末までに用地の契約を締結しなければならないという、時間的に大変厳しい状況でありますが、地域住民の皆様のご理解が得られるよう、全力で取り組んでまいります。 以上でございます。 ○議長(味岡弘君) 教育委員会事務局長 番 敏郎君。 ◎教育委員会事務局長(番敏郎君) それでは、私からは議員お尋ね標題2つ目、岐阜南部地域特別支援学校についてお答えをさせていただきます。 ご質問の新候補地の選定についてでございますが、奥田議員星野議員一般質問で答弁させていただきましたとおり、1市2町の首長で新しい候補地の選定について協議をし、2町の町長さんからは引き続き羽島市で特別支援学校の候補地を探してもらいたいとのお話があり、その後、県との連携を十分にとりながら、県ともどもに建設地にふさわしい候補地を検討してまいりました。現在、数カ所に絞り、調査を進めているところでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。 以上です。 ○議長(味岡弘君) 企画部長 箕浦完治君。 ◎企画部長(箕浦完治君) それでは、私からは議員お尋ねの標題3項目めの岐阜羽島駅周辺バスターミナル構想についての今後の活動状況についてお答えさせていただきます。 平成23年9月定例会においてお答えさせていただいておりますが、観光バスターミナル機能を併設する観光交流拠点整備につきましては、現在の市の財政状況のもと、第5次総合計画後期基本計画の中では市が事業主体として取り組むことはできないということで採択されていませんので、現在、事業化は考えておりません。 このことにつきましては、経費の面からもう少し具体的に申し上げますと、類似するバスターミナルの規模から推察すると、施設整備費として4億円程度、年間維持費で1,000万円程度がかかり、事業主体が羽島市の場合、そのほとんどが市単費となることが想定されます。 また、観光バスターミナル機能を併設する観光・交流拠点整備につきましては、岐阜羽島駅を経由する岐阜県内への観光ツアーのニーズがあるため、岐阜県が事業主体となって整備を進めていただくよう、本年度も岐阜圏域県議団や地方自治連絡協議会を通して県に要望を行っておりますが、来年度以降も引き続き県等に対し要望活動を行っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(味岡弘君) 経済部長 河出弘行君。 ◎経済部長河出弘行君) 私からは、ご質問の標題4項目め、竹鼻中心市街地活性化についてのご答弁を申し上げます。 1点目の古いまち並みを活用した観光拠点整備についてでございますが、基本的には先回の9月議会でお答えいたしましたとおりでございます。 竹鼻のまちは竹鼻まつりの山車に代表されるように、古くからの伝統文化が継承されており、古いまち並みや歴史のある神社・仏閣が残されており、竹鼻別院のフジ、本覚寺の絵天井、佐吉仏などの文化財等が数多くあります。さらに、古いまち並みに溶け込んだ歴史民俗資料館、映画資料館も立地しております。 このような竹鼻地区を中心とした既存の中心市街地は、羽島市第5次総合計画において既存ストック活用型土地利用検討ゾーンという位置づけがなされており、歴史的・文化的な価値が残る竹鼻地区を中心とした地域の土地利用の活用に係る検討を進め、価値あるものを大切に長く使うストック型社会に適合する市街地活性化を目指すこととしております。 なお、この地区では、今年の2月に羽島市歴史・史跡検証委員会による「竹鼻城の謎に迫る」という歴史講演会が開催され、竹鼻城が存在していたことの検証結果が発表されております。さらに、今年度は竹鼻中心地の神社・仏閣等についての歴史や史跡を検証していただいており、先月には逆川と沿線の史跡や竹鼻別院と周辺寺院などをめぐり、現地調査をしていただきました。 このような場所におきましては、同委員会の提言を踏まえ、今後も竹鼻のまちづくりにふさわしい取り組みを進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(味岡弘君) 9番 山田紘治君。 ◆9番(山田紘治君) それでは、第1項目めの次期ごみ処理施設建設についてお尋ねをいたします。 まず、1点目、事業認可についてでございますが、先ほど副市長のほうから訂正があったようでございますが、再度この件についてお尋ねをいたします。 ○議長(味岡弘君) 副市長 田村 隆君。 ◎副市長(田村隆君) 事業認可は、先ほど星野議員さんの質問にお答えしていますが、基本的には組合のほうで県のほうに申請し、県において認可を行うという形になろうかと思っておりますが。 ○議長(味岡弘君) 9番 山田紘治君。 ◆9番(山田紘治君) それでは、次、引き続きまして用地測量の関係でございますけれども、今いろいろ理解が得られていない状況の中で、どのようにこれからこの用地測量について進めていかれるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(味岡弘君) 市民部長 大橋 優君。 ◎市民部長(大橋優君) 測量の進捗状況でございますが、承諾書をいただいている27名の方につきましては境界立ち会いが済んでおります。承諾書をいただいていない12名の方には立ち会いを拒否されておりまして、12名の方に接する境界の確定ができておりません。 このごみ処理施設は、賛成、反対は別にいたしまして、境界は民民の境界を定めるものであるため、今後も12名の方につきましては、行政、また地権者のほうから立ち会いをお願いしていきたいと考えております。 ○議長(味岡弘君) 9番 山田紘治君。 ◆9番(山田紘治君) 例えば、その用地測量等に入れなかった場合、その土地の取得は可能なのかどうか、お尋ねをいたします。 ○議長(味岡弘君) 市民部長 大橋 優君。 ◎市民部長(大橋優君) 用地測量ができなければ用地の取得には支障が出るものと考えております。 ○議長(味岡弘君) 9番 山田紘治君。 ◆9番(山田紘治君) それでは、次に強制収用の関係でございますが、この強制収用について、いろいろ条件はあろうかと思いますが、先ほどほかの議員さんのときにもご答弁がございましたが、強制収用は考えていないと、そういうことでございますが、再度この点を確認させていただきます。 ○議長(味岡弘君) 市民部長 大橋 優君。 ◎市民部長(大橋優君) 用地の取得につきましては、話し合いにより円満に解決できるよう、今全力で取り組んでいるところでございますので、強制収用については考えておりません。 ○議長(味岡弘君) 9番 山田紘治君。 ◆9番(山田紘治君) それでは、前に市長さんのほうからトラックデモがあったときの説明がございました。そこの中で3点の説明があったわけなんですが、市長は、真摯な気持ちでお受けするということと、それから、悲しい気持ちであるということ、それから、申しわけない気持ちであるということでございましたが、この件について、再度市長さんのほうからご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(味岡弘君) 市長 白木義春君。 ◎市長(白木義春君) それでは、ただいまの山田議員さんのご質問にお答えをしてまいりたいと思います。 ちょうど城屋敷の皆さん方が市長室のほうに要望書をお持ちになりました。そんな状況の中では、市民の皆さん方のそんな要望でございます。そんな要望につきましては真摯な気持ちで受け取らせていただくというような形のお話をさせていただきました。 また、その折に、その後、非常に今悲しい気持ちであるということをお話しさせていただきました。それと、大変申しわけない気持ちであります。その気持ちが今、入りまじった状況であるというような、そんなお話をさせていただきました。その後、その悲しい気持ちと申しわけない気持ちの説明をさせていただきました。 それは、何が悲しいかといいますと、それぞれ私どもとしましては精いっぱい情報公開に努めて、会議録からいろんな関係につきましても、求めに応じまして個人情報に関するもの以外はすべて出させていただきました。その中で、私どもとしましては精いっぱい誠意を尽くして説明をさせていただきましたが、そんな中で、まだご理解がいただけないということについては大変悲しい、そういう気持ちですというお話をさせていただきました。 また、申しわけないという気持ちにつきましては、市民の皆さん方にこういう形で要望させるということにつきまして、要望していただくような形をつくったことについては、大変申しわけない気持ちでございますという、そういうお話でございます。 それともう一つは、その申しわけないのは、それでも7万市民のごみの処理のためにはごみの焼却場の建設は進めてまいらなければなりません。こんな関係については、それぞれの皆さん方のお気持ちもございますが、そういう努力を進めていかなければならないという、そういう意味で、大変申しわけないですが、そういう気持ちでございますという話をさせていただいたところでございます。 ○議長(味岡弘君) 9番 山田紘治君。 ◆9番(山田紘治君) 地元との問題につきましては、やはり候補地の選定ということでどうもこだわっておられるようでございますが、その中で、やはり選定についての説明がまだしっかりされていない部分があるということから、このように反対が続いておるのではないかと私は推測するわけでございます。 その地元の要望であるその説明でございますね、要望。そのことについては、市長さんはご説明されるお気持ちがあるのかどうか、再度質問をいたします。 ○議長(味岡弘君) 市長 白木義春君。 ◎市長(白木義春君) 今の山田議員のご質問にお答えをさせていただきます。 こんな関係につきましては、当然、職員のほうとして精いっぱい選定につきましてはやったという経緯がございます。そんな関係については、その部分でのいろんな情報につきましてはすべて公開をするようにという、そういう指示を今までもしてまいりましたし、そんな状況の中でそれぞれ説明をさせていただくということでございます。 ただ、その中で出ておりますのは、今それぞれの何カ所か選んで点数をつけて3カ所に絞り込んだときの、その点数の関係でございますけれども、職員の点数を採点したその原本をそれぞれ請求がございます。こんな関係については、当初、私につきましては公開したらどうやというお話をしましたが、それぞれ総務部のほう、あるいは担当のほうで確認した状況の中で、その部分を公開しますと、その担当の職員個人の特定ができるということでございます。そういう状況の中で、合計の点数を発表させていただいておる状況でございます。 そんな中では、その部分がまだ情報公開が行われていないということでございますが、こんな関係については、弁護士のほうの意向としまして、今後それを公表しますと職員が特定できるということになりますと、これから羽島市の行政を進めていく上におきまして、それぞれいろんな審議会等におきましてのいろんな自由な意見発表とか意思表示ができなくなる、そんな状況の中では公表をしないほうがいいという、そういうご指導をいただきまして、そんな関係については公表していないという状況でございます。 そのほかの関係につきましては、お求めがあれば、どんな関係につきましても、今までも出しておりますし、これからも出していくという、そういう状況でございます。 それとあわせて、それぞれ説明をさせていただくということになりますし、私どもとしましては、当初からそんな関係につきましては出せるものについてはすべて出しながら、その検証もしていただく中で、そんな説明をしていこうというような形で基本的な考え方の中でおりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(味岡弘君) 9番 山田紘治君。 ◆9番(山田紘治君) それでは、今の執行部といたしまして、まだいまだにこの地域の地権者が反対をしておられるわけなんですが、その大きな原因、これは何であるかということを考えておられるのか、その辺のところを再度ご説明願いたいと思います。 ○議長(味岡弘君) 市長 白木義春君。 ◎市長(白木義春君) ただいまの山田議員のご質問にお答えをさせていただきます。 まだご理解がいただけていない、そんな分につきましては、私どもの誠意がまだ足りないということと、私どもの説明がそれぞれご理解いただけないということでございます。 こんな関係につきましては、先ほどお話をしましたように、私どもとしましては精いっぱいそんな情報公開と誠意を持って説明をした状況でございますけれども、まだご理解がいただけないということで、大変悲しい、そういう思いをしておるという状況でございます。 こんな関係については、引き続いてそんな努力をしてまいりたいと思っております。 ○議長(味岡弘君) 9番 山田紘治君。 ◆9番(山田紘治君) 当然、これから引き続いてご努力を願わなきゃいかんわけなんですけれども、我々市議会のほうも、あすからですが、地域へ入って協力を願うと、そういう状況でございますが、そこで、ただ、一番心配をいたしますのは、これにも期限というものがあろうかと思います。そんな中で、執行部あるいは議会が協議をしていく中で、これなかなか地域のほうは頑固な反対というような形をとっておられるようでございます。 そんな中で、今後ますます理解をしていただくように、みんなの力でお願いをしていかなきゃいかんと、このように思いますが、今後、この反対の方と市長あるいは議会がこれから対応していくわけでございますけれども、市長は、特に地域の反対者の方の気持ちを伺い、そして解決に向けて協議をされることをお願いするわけでございます。 この施設は本当になくてはならない施設でございますが、本当に私、個人で考えてみますと、時期が余りにも遅過ぎたんじゃないかと、このように思っております。 それで、市長はこれから恐らく地域へお入りになることと思います。ぜひこの問題が解決されるように努力をされ、我々議員一同も頑張ってまいりたいと、このようには思っておりますが、何分にも深い不信感がございます。そんな中で、本当に解決していただけるかどうか、これは疑問でございますが、できる限り努力をするということで頑張っていきたいと、こういうふうに思っておりますので、執行部も本当に真剣に考え、また市長も一生懸命前向きに考えていただき、そして、とにかくごみ処理場を建設していくという願いは市民全部が一緒だと、このように思っておりますが、最後に市長の責任についてのご決断ですね、これが例えばできないようなことがあったらどうするのかというような、ちょっとその辺のところのご意見を賜って、この件については終わりたいと思います。 ○議長(味岡弘君) 市長 白木義春君。 ◎市長(白木義春君) ただいまの山田議員のご質問にお答えをしてまいりたいと思います。 私につきましては、地元でそれぞれ対策協議会の役員の皆さん方にお話ししておりますのは、もし皆さん方が私がやめることによってご同意いただければ、あしたにでもやめますよという話はいたしております。そんな決意の中で、ごみの適正処理をやっていくということが今、私に課せられました責任でございますので、地元の皆さん方がもしそれを条件にしようという話でございましたら、そういう条件にするという話は常々お話をいたしております。 ○議長(味岡弘君) 9番 山田紘治君。 ◆9番(山田紘治君) 本当に市長さんのそのご決意、ありがたく受けておきますが、とにかく頑張れるだけは頑張っていこうではありませんか。これをもちまして、次期ごみ処理施設についての質問は終わります。 次に、2項目めの岐阜南部地域特別支援学校についての関係でございますけれども、先般のご回答の中には、3候補地を選定し、県に対し提示されたということでございますが、その3地区ですね、今までの場合は公開してみえましたですね。ですから、今回につきましてはこの3地区の候補地というのは公開、まだされておりませんが、どの地域にそういう候補地があるのかということだけちょっとお聞きをしたいと思います。 ○議長(味岡弘君) 市長 白木義春君。 ◎市長(白木義春君) ただいまの山田議員のご質問にお答えをしてまいりたいと思います。 候補地につきましては数カ所に絞り込んで、今、県と協議をいたしておるところでございます。実は候補地の関係につきましては、過去、羽島市におきまして、ちょうど今の県の車検場のあるところを第1回目の1カ所目として発表、県のほうからの条件に合わせて提示をさせていただきまして、そのあと五、六カ所提示をさせていただいたと思います。その都度、そんな関係については発表してまいりました。特に小熊小学校の、当初、東側で事務方との協議の中で1万1,000平米ほどの用地ということで、小熊小学校と運動場とかいろんなものを共用していくというような形の、そんな案で進んでおりました。 その後、これは県のほうの状況でございますので、私どもが聞いておる範囲でございますが、かがやきプランの推進委員会がございます。その中で、実は、小熊小学校の東側の1万1,000平米の用地では面積の要件として極めて狭過ぎる、そういう状況の中で、面積としては2万平米ほどの面積を確保しようという話。それと、広い通りの幹線道路から1本入ったところで確保しようというようなお話でございました。そういう中で小熊小学校の東側が没となった経緯がございます。 そんな状況の中で、事務方として先般まで交渉させていただいた小熊小学校の北西の部分で用地を候補地として提示して、その後、かがやきプランの推進委員会のほうでのご了解をいただいて、それぞれ交渉に入ったという経緯がございます。 そんなことからいきますと、今回の数カ所につきましても提示はしてございますが、最終的には県のほうでのそんなかがやきプランの推進委員会の皆さん方のご意向も反映をしていく中で、それぞれ絞り込まれるであろうと推量いたしております。 そんな状況でございますので、今の状況では事務方でそういう形の数カ所に絞り込んでおるというような形の状況でございますので、よろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(味岡弘君) 9番 山田紘治君。 ◆9番(山田紘治君) 先ほどのこの件でございますけれども、教育委員会事務局長のほうからの報告と、それから、たしか市長さんが前に答弁をされました、先ほども県のほうへそういうあれが出してあるというようなことが、ちょっと何か食い違うような気がいたしますが、3候補地というのは県のほうへは内的に提示されておるんでしょうか。その辺のところをちょっと質問します。 ○議長(味岡弘君) 市長 白木義春君。 ◎市長(白木義春君) 今の山田議員のご質問にお答えをいたします。 当初は5カ所か6カ所であったと思いますが、そういう場所の提示をして、その後、何カ所かに絞り込んで今検討しておるというような状況であると報告を受けております。 それと、面積につきましても、お話をしましたように2万平米程度の面積が必要ということ、それと、開発の要件としまして9メートル以上の道路に接道しておるというような条件が必要になりますし、当然、幹線道路から1本入ったところといいますか、少し離れたところというような形の、そんなご要望の中で、それぞれ絞り込みが行われておるというような形の認識をいたしております。もちろん、1市2町の首長同士の協議の中で、場所につきましては笠松、岐南もありますので、羽島市の北部地域、要は新幹線とか名神の北側の地域で選定を願いたいというようなご要望がございますので、そんなことも含めて検討いたしておるところでございます。 ○議長(味岡弘君) 9番 山田紘治君。 ◆9番(山田紘治君) はい、ありがとうございました。とにかくこれも時間のない問題でございますので、本当に早くこの施設の建設に向けて、ひとつ頑張っていただきたいということを一応要望させていただきます。 次に、バスターミナル構想、毎回毎回質問をさせていただいておりますが、このバスターミナル構想につきましては、いろいろな、全くこの間、私と執行部側とは正反対というような形の中で、総合計画審議会ですね、これ前回も申し上げさせていただきましたが、委員長は第5次総合計画の総括ということで、市だけの努力ではどうしようもないというコメントをされました。これはあくまでも行政が言ったわけですねと。基本的には行政が市民や企業を巻き込んで地域を活性化していくことが重要で、精いっぱい取り組んでいただきたいという一つのまとめをされておるわけでございます。 そんな中で、まだ市が事業主体でなく、県が事業主体であるというようなことを執行部のほうはおっしゃってみえるわけでございます。それで、質問の中にも申し上げましたように、県のほうにおきましては、あくまでも市のほうが事業主体で、県は支援するという、本当に全く反対な意見でございます。ぜひこれからも、これは市のものでございますので、市で、例えば広域でそういうものをやっていくという必要は私はあると思いますが、やはり当市にある駅でございますので、ぜひ羽島市が中心になって、この地域、そして皆さんが便利に使えるような、そういうバスターミナル構想を私は組んでいくべきではないかと、このように思っております。 そんな中で、とにかくこういう時期でございますし、それから、先ほども申し上げましたように、調査されましたですね。そのときには773台のバスが来たと。それも50日間の間ですね。それで、乗降客も2万5,700人と、本当に大きな人数がこの岐阜羽島駅を利用されておるわけでございます。これもただ50日間でございますので、まだまだ300日ぐらいの日数もあるわけでございます。 それで、私もあの近くでございますので、しょっちゅうあそこを通ります。そうしますと、バスが本当に駐車場のクロのほうに寄せて、そして乗降客を扱っておられる光景を多々見るわけでございます。そんな中で、ぜひこのバスターミナル構想につきましては前に進めていただきたいと、このように願うものでございます。 その辺の所見をまたお聞かせください。 ○議長(味岡弘君) 企画部長 箕浦完治君。 ◎企画部長(箕浦完治君) 一義的には、先ほどもご答弁申し上げましたとおり、市がやるべきものという県のお話がありましたけれども、市のこの厳しい財政の中では非常に難しい状況にあるということは先ほど申し上げましたとおりでございます。 なお、今後につきましては、中津川市のほうにリニアの中間駅ができるということで、岐阜県内の総合的な、今の、岐阜県と42市町村、あと産業界、経済界等で構成するリニア中央新幹線活用戦略研究会が設立されまして、その研究会の中に観光振興まちづくり部会とか産業振興部会、基盤整備部会の3つの部会が組織されることになり、さまざまな基本戦略をもとに検討が始まったところであります。 観光振興まちづくり部会においては、中津川市に建設される中間駅だけでなく、岐阜羽島駅、名古屋駅、岐阜駅、総合的に広域観光を展開していくことが基本戦略と位置づけられておりますので、今後はこの研究会、部会を中心に、バスターミナル構想を含めた岐阜羽島駅の活用策についてまた検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(味岡弘君) 9番 山田紘治君。 ◆9番(山田紘治君) 答弁の中にも、前からこれ同じでございますけれども、岐阜圏域議員団、県ですね、それから地方自治連絡協議会を通じて要望を再度していらっしゃるわけでございます。そこの中の、ちょっと私、資料をいただきましたんですが、当市におきましては整備を要望するということでほとんどが終わっております。他市町におきましては支援という言葉を使っておるわけですね。全くそのバスターミナル云々については、羽島市は県が事業主体と。よそはそういうことは考えていないようですね、これ。あくまで支援。事業主体は県であるという、これ要望書の控えなんですけれども、そういうふうに記しております。その辺の考え方、これ私、5年近く全く同じようなことばっかりやっておりますが、あくまでも市が事業主体であるというのが私の主張でございます。 そんなことを考えますと、今こういう資料を見させていただいても、岐阜市側でも支援をお願いすると、こういう要望を出しておられるようでございますので、ぜひその辺のところの考え方を変えていただかないと、これ全く前へ進まない。これは羽島市のマイナスになるわけなんですね。やっぱりみんなで考えて、それで羽島市のために前向きに考えていくということが僕は我々に課された任務ではないかと、このように思っておりますが、その意見についてご答弁をお願いいたします。 ○議長(味岡弘君) 企画部長 箕浦完治君。 ◎企画部長(箕浦完治君) 先ほどの最初の答弁のほうでも申し上げましたとおり、第5次総合計画の中にも一応位置づけられていないということで、現在のところ、市のほうで中心的にという考え方は今のところございませんので、よろしくお願いします。 ○議長(味岡弘君) 9番 山田紘治君。 ◆9番(山田紘治君) あのですね、ございませんでは、私いつも申し上げることでございますけれども、何が根拠で、ございませんか。ですから、一遍県のほうへご同伴させていただいて、その意見についてお尋ねをしていきましょうと。このことは常々申し上げておりましたが、そういう機会はいまだにございません。 そんな中で、じゃなくして、やはり我々は羽島市の人間なんですね。ですから、やっぱり羽島市が少しでも早くよくなるように努めることが私どもの任務だと、このように思います。 そんなことで、ぜひその考え方を直していただきまして、そして、あくまで羽島市が事業主体、県のほうは支援というふうにお願いをしたいと。もしあれでしたら、県のほうへ行ってはっきりその辺のところをお聞きしても結構でございますので、であれば、また日にちを私のほうで設定させていただきますので、ぜひひとつおつき合いをください。 それで、この問題について、私、総合計画審議会のときも申し上げました、先般も申し上げておきましたが、第5次基本計画の総括ということで委員長が申し上げられた言葉なんですけれども、これは市だけの努力ではどうしようもないというコメントがございましたがということで、これは執行部側の話です。これは行政が言ったわけですねという念を押されました。その中で、基本的には行政が市民や企業を巻き込んで地域を活性化していくことが重要で、精いっぱい取り組んでいただきたいと、このようにおまとめになってみえるわけですね。これは総合計画の審議委員長さんの談でございますけれども、普通であればこういう考え方が私は当然と。今まで、あくまで今、企画部長が答弁されるように、ただただ県が事業主体ということでございますので、また本当に近日中でも結構でございます。私のほうから県とのあれをとりまして、一遍その辺のところのご相談というか、ご意見を賜りに行きたいと思います。 これ最後の件が1つ残りましたが、竹鼻中心市街地活性化についての関係でございますけれども、これもどんどんとまちの中の古い町並みが少なくなっていきます。ですから、できるだけ早く手を打って、そしてまちの活性化、古いまち並み、あるいは羽島市の目玉というような形の中で進めていってもらいたい。その中で、今そういういろいろな検証をしていただいておるわけでありますが、市長さんも結構この問題については、私はちょっと前向きに考えておられるなというような気持ちはいたしますので、まちも生き物でございますので、早くそういう設置委員会か何か設けていただきまして、まちづくりについて取りかかっていただきたいと、これはとりあえず要望とさせていただきます。 きょうは私、体調が本当に悪かったものですから静かにやらせていただきましたが、また次回は頑張っていきますので、本当にありがとうございました。 これをもって私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。--------------------------------------- ○議長(味岡弘君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。 次の本会議は、12日月曜日午前10時から開き、質疑を行いますので、よろしくお願いいたします。 本日は、これにて散会いたします。ご苦労さまでございました。          午後0時31分散会---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。              羽島市議会議長  味岡 弘                 4番議員  川柳雅裕                 5番議員  堀 隆和...