瑞浪市議会 2019-09-25
令和元年第4回定例会(第5号 9月25日)
そもそも、今回、
消費税が10月1日から、国が100分の2上げて、10%の
消費税をとるということで、条例が提案されているわけです。10月1日から、いよいよ
消費税が8%から10%になる。
先ほどの
委員長報告の中を見ると、「何ら疑義がない」と言いますけども、今、国中に大きな異議が上がっています。「
消費税反対」「困る」。商売をやっている人は大変難しくなって、混乱が起きるというふうに、大きな異議があるということを、異議がないということで済まされない問題であります。だから、反対の声が上がっていると思っています。
私は、そもそもが今回の
消費税の引き上げは、日本の経済全体を、あらゆるところで大混乱を起こして、商売が成り立たなくなって、やめる人まで出るような混乱を起こす。
そしてまた、
消費税というのは天下の悪税で、弱い所得のない人。子どもから、年金暮らしのお年寄りまで、あらゆるところで日常の商品にかけるという、非常な悪税制度であります。こんな制度は一日も早くやめなくてはならないと思っています。
そのようなことから、今回、それに関連して道路
占用料の引き上げの改正が提案されていますので、根本的に反対をするものであります。
本市の平成30年度の市道利用料は、先に行いました決算審査の中で、年間1,200万円ほどでした。これの2%ですから、26万円ほどではないでしょうか。それが、市に入るのではなく、国が召し上げるわけです。そういう制度を積極的につくる必要は、私はないと思っています。
平成30年度の予算を見ても、1,300万円です。これは、4月30日までに納期が決められているということで条例で行われますので、今年の本市の収入にはならないと思っています。
本議案の中でも、この法律の施行日を10月1日と言ってますけども、恐らく
令和元年度の収入はゼロ円になるのではないでしょうか。そんなに市長、急いでこの条例をつくる必要はない。まして、まだ今は9月です。10月1日になっていません。なぜ急がれるのか、非常に疑問に思うところであります。
もう1点、疑問を申し上げます。この議案は、8月28日、いわゆる本議会の冒頭に提案されました。一方、この日に何が起きたかというと、瑞浪市の行政の中で、このような市の道路を占用している者の、平成31年度の利用料の徴収をやっとらなんだ。これは納期が、4月30日が納期を慣例としてやられてるそうですけども、やっとらなんだということが起こりました。
片方では改正を提案する。片方では業務をやっとらなんだ。そして、あげくの果ては、このやってなんだ業務については、9月2日に通知を出して、30日に納めるように変えるということを、どこでこれを変えるんでしょうか。
議会に何も諮らずに、条例を勝手に変えるという、こんな行政をとても許せないと思っています。条例改正の権限は市長にあるのではなく、議会にあります。それをやらずに、勝手に9月30日に、平成31年度の利用料を徴収するという通知を出す。
既に徴収されたかどうか定かではありませんけども、そういう行為は、まさにこれは何と言っても議会無視。議会が何と言えどもやらなならんということを、そういう態度ではないかと思っています。
こんなことは到底許されません。何をもって、税金や利用料を徴収されるかということは、条例をもってやられるわけです。勝手にやられたら、市民はたまったものではありません。こういうことであります。
そもそも、この情報は既に私の手元に届いています。当然、行政からは、4月30日によう徴収しなんだと。だから、9月30日に徴収しますという文章が出されました。
一方、このような情報を知った、いわゆる今日の通信技術の中で、市民の中では、瑞浪市は議会を無視して条例を改正する。そして、料金をとる。こういうメールが世界中に回っています。誰もが知っています、これ。
しかし、議会は悪いと一言も書いてありません。なぜ悪いと言わないかというと、先ほど委員長が報告した審査の中にありました。私も発言をしました。「この問題をどうするのだ」と。「9月30日までに料金をとるから大丈夫だ」と、そういう答弁であったわけです。
それでまあ、反対したのは私一人でした。あとの委員の方は全員、賛成をされて、あげくの果ては、
消費税はいいからいいじゃないかという言い分です。
消費税もそうかもしれませんけども、議会のあり方として、非常に恥ずかしい状態ではないでしょうか。このメールが全世界に伝わっていく。そして、今回、このような議案が出されていく、注目をされています。瑞浪市議会は何をやってもいいところか。非常に恥ずかしいことです。
改めて、市長にお願いします。この条例提案は、今日の段階でも撤回をして、改めて提案をする時間は十分あると思いますので、やっていただきたいと思っています。
それから、議会も、この議案については否決をするべきです。こんな恥ずかしいことを天下にさらしていくような議会をいつまでもやっとってはいけないと思っています。
今日、否決されたら、瑞浪市も議員も少しは考えるなと評価も出てくるのではないでしょうか。とてもこの議案を通すということにはならないと思っています。
以上をもって、私は反対します。
そして、もう一言、つけ加えるならば、この後始末をどうするかということ。今日、この後、この議案が通ったら、全員協議会で協議しますと書いてあります。全員協議会が大事か、議会が大事か、非常に問題があると思います。
以上をもって私の
反対討論を終わりますけども、市長、よろしくお願いします。
○議長(
熊谷隆男君)
次に、14番 加藤輔之君。
○14番(加藤輔之君)
皆さん、おはようございます。議席番号14番、新政みずなみの加藤輔之でございます。
ただ今の議第53号 瑞浪市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について、
賛成討論を行います。
消費税率の改定は、国民に広く、薄く税負担を求め、来るべき超高齢化の時代への対応、更には地方分権に伴う財源確保を図る策として決定されたものであります。本議案は、これに関連した改定であると考えます。
本議案は、これに関連した改定であり、必要かつ妥当なものと認め、賛成するものであります。
ただ今、数々の問題点を指摘されましたが、永続的に続く本条例の制定の反対理由とは考えておりません。
以上、議第53号 瑞浪市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定についての
賛成討論といたします。
以上です。
○議長(
熊谷隆男君)
その他、ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
ほかに発言もないようですので、討論を終結いたします。
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○議長(
熊谷隆男君)
これより採決を行います。
表決は起立により行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立多数であります。
したがって、議第53号は、原案のとおり可決されました。
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○議長(
熊谷隆男君)
次に、議第54号 瑞浪市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてから、議第61号 訴えの提起についてまでの8議案について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
別段発言もないようですので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
お諮りします。
本8議案に対する
委員長報告は可決であります。
本8議案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
異議なしと認めます。
したがって、議第54号から議第61号までの8議案は、原案のとおり可決されました。
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○議長(
熊谷隆男君)
次に、日程第17、議第67号 令和元
年度瑞浪市
一般会計補正予算(第2号)から、日程第29、認第8号 平成30
年度瑞浪市
下水道事業会計決算の認定についてまでの13議案を
一括議題といたします。
ただ今、議題としました13議案については、予算決算
委員会に付託してありますので、その審査の経過及び結果の報告を求めます。
予算決算委員長 柴田増三君。
○予算決算委員長(柴田増三君)
おはようございます。それでは、予算決算
委員会の
委員長報告を行います。
去る9月11日から12日までの2日間、予算決算
委員会を開催し、本
委員会に付託されました予算案件5件及び認定案件8件について慎重に審査をいたしましたので、その結果報告を行います。
議第67号 令和元
年度瑞浪市
一般会計補正予算(第2号)について、歳出の主な質疑は、総務費の公共施設整備基金積立金について、一般財源が厳しい状況であるが、今後の計画性を持った積み立てであるかとの問いに対し、今後、本庁舎、市民体育館、総合文化センター、学校の施設改修に多くの財源が必要となってくる。計画性を持って必要な額を積み立てているとの答弁がありました。
民生費の幼児教育無償化事業について、臨時交付金はどのように交付されるかとの問いに対し、今年度に限ってであるが、無償化に伴い収入減となる部分について、私立分は国が2分の1、県が4分の1を負担する。市の負担分である残り4分の1について交付される。公立分は全額交付されるとの答弁がありました。
土木費の釜糠川地すべり対策事業について、工事の実施時期と工事総額はどのようかとの問いに対し、昨年度、測量設計委託をした結果、工事総額は今回の補正による5,000万円である。今年度発注し、工事を進めていくとの答弁がありました。
次に、議第68号 令和元
年度瑞浪市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議第69号 令和元
年度瑞浪市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議第70号 令和元
年度瑞浪市
水道事業会計補正予算(第1号)及び議第71号 令和元
年度瑞浪市
下水道事業会計補正予算(第1号)の4議案について、主な質疑はありませんでした。
以上5議案については討論はなく、それぞれ採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、認第1号 平成30
年度瑞浪市
一般会計決算の認定について、歳入歳出概要の主な質疑では、実質公債費比率が下がっていることを評価できるかとの問いに対し、決算実績報告書の数値は3年間の平均値であり、比率が下がったことはよい結果である。一方、瑞浪北中学校建設に係る起債の影響で、後年、数値が数パーセントふえると想定しているが、財政の健全性に影響を与えるほどではないとの答弁がありました。
歳出の主な質疑は、総務費の超深地層研究計画推進事業について、埋め戻し後も水質分析業務を実施するのかとの問いに対し、埋め戻し後は地下水が外に排出することがないため、実施しないとの答弁がありました。
民生費の放課後児童クラブ支援事業について、東濃各市で運営形態が異なることに対する見解はどのようかとの問いに対し、学童保育の運営方法について、多治見市は外部委託、土岐市は直営、本市は団体ごとの独自運営など、各市で運営形態が異なっている。本市では、各団体で利用料に大きな差はないが、利用者にとってはなるべく同一の利用料であることが望ましいと考えており、今後の課題であるとの答弁がありました。
土木費の市営住宅用途廃止事業について、市営住宅を解体し更地となった土地の管理や活用について、本市はどのように考えているかとの問いに対し、建物の全ての部分の解体が完了したわけではないため、更地が飛び地の状態になっているが、この空き地を無償貸与することはなく、必要に応じ草刈り等を行い適正に管理する。今後、跡地の有効な活用方法を考えていきたいとの答弁がありました。
消防手数料の危険物関係申請手数料について、前年度と比較すると200万円ほど増額となっているが、要因は何かとの問いに対し、企業進出により、新たな危険物施設がふえたことによるとの答弁がありました。
次に、認第2号 平成30
年度瑞浪市
後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について、認第3号 平成30
年度瑞浪市
国民健康保険事業特別会計決算の認定について、認第4号 平成30
年度瑞浪市
介護保険事業特別会計決算の認定について、認第5号 平成30
年度瑞浪市
介護サービス事業特別会計決算の認定について及び認第6号 平成30
年度瑞浪市
駐車場事業特別会計決算の認定についての5議案について、主な質疑はありませんでした。
次に、認第7号 平成30
年度瑞浪市
水道事業会計決算の認定について、平成29年度決算額と比べて収益的支出の営業費用がふえている理由は何かとの問いに対し、平成30年9月25日に土岐地区で発生した断水事故の修繕対応により、営業費用の支出額がふえたためであるとの答弁がありました。
次に、認第8号 平成30
年度瑞浪市
下水道事業会計決算の認定について、主な質疑はありませんでした。
以上8議案については討論はなく、それぞれ採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、本
委員会に付託されました予算案件5件及び認定案件8件の審査結果報告といたします。
なお、9月9日、本
委員会で平成30年度決算に係る12事業について、市議会事業評価を実施し、全議員による意見交換を重ね、最終的な事業評価を導き出すに至りました。
以上、予算決算
委員会の
委員長報告といたします。
○議長(
熊谷隆男君)
ご苦労様でした。
ただ今の報告に対して、質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
別段発言がないようですので、質疑を終結いたします。
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○議長(
熊谷隆男君)
これより、議第67号 令和元
年度瑞浪市
一般会計補正予算(第2号)から、議第71号 令和元
年度瑞浪市
下水道事業会計補正予算(第1号)までの5議案について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
別段発言もないようですので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
お諮りします。
本5議案に対する
委員長報告は、可決であります。
本5議案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。