中津川市議会 > 2020-03-27 >
03月27日-04号

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  1. 中津川市議会 2020-03-27
    03月27日-04号


    取得元: 中津川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    令和2年第1回定例会令和2年第1回中津川市議会定例会会議録(第4号)======================== 令和2年3月27日(金)午前10時開議◯議事日程第 1        会議録署名議員の指名第 2        病院・医療等対策特別委員会の中間報告第 3        発言取消しについて第 4 議第 16号 中津川市積立基金条例の一部改正について第 5 議第 17号 中津川市工場立地法に基づく準則を定める条例の制定について第 6 議第 18号 中津川市印鑑条例の一部改正について第 7 議第 19号 中津川市手数料条例の一部改正について第 8 議第 20号 中津川市老人福祉施設等の設置等に関する条例の一部改正について第 9 議第 21号 中津川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について第10 議第 22号 中津川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について第11 議第 23号 中津川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について第12 議第 24号 中津川市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について第13 議第 25号 中津川市火葬場の設置等に関する条例の一部改正について第14 議第 26号 中津川市国民健康保険条例の一部改正について第15 議第 27号 中津川市消防本部消防手数料条例の一部改正について第16 議第 28号 中津川市消防団条例の一部改正について第17 議第 31号 事務の委託に関する規約の一部改正に関する協議について第18 議第 32号 事務の委託に関する規約の一部改正に関する協議について第19 議第 33号 事務の委託に関する規約の一部改正に関する協議について第20 議第 34号 事務の委託に関する規約の一部改正に関する協議について第21 議第 35号 財産の無償譲渡について第22 議第 37号 矢平辺地に係る総合整備計画について第23 議第 38号 財産の無償譲渡について第24 議第  8号 令和2年度中津川一般会計予算第25 議第  9号 令和2年度中津川国民健康保険事業会計予算第26 議第 10号 令和2年度中津川駅前駐車場事業会計予算第27 議第 11号 令和2年度中津川介護保険事業会計予算第28 議第 12号 令和2年度中津川後期高齢者医療事業会計予算第29 議第 13号 令和2年度中津川水道事業会計予算第30 議第 14号 令和2年度中津川下水道事業会計予算第31 議第 15号 令和2年度中津川病院事業会計予算第32 議第 40号 中津川市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて第33 議第 41号 中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて第34 議第 39号 令和元年度中津川一般会計補正予算(第12号) ――――――――――――――――――◯本日の会議に付した案件日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 病院・医療等対策特別委員会中間報告日程第 3 発言取消しについて日程第 4 議第16号日程第 5 議第17号日程第 6 議第18号日程第 7 議第19号日程第 8 議第20号日程第 9 議第21号日程第10 議第22号日程第11 議第23号日程第12 議第24号日程第13 議第25号日程第14 議第26号日程第15 議第27号日程第16 議第28号日程第17 議第31号から日程第20 議第34号日程第21 議第35号日程第22 議第37号日程第23 議第38号日程第24 議第 8号から日程第31 議第15号日程第32 議第40号日程第33 議第41号日程第34 議第39号 ――――――――――――――――――◯出席議員 21名   1番        糸魚川伸一君   2番        宮嶋寿明君   3番        長谷川透君   4番        吉村孝志君   5番        黒田ところさん   6番        森 益基君   7番        水野賢一君   8番        島崎保人君   9番        柘植貴敏君  10番        木下律子さん  11番        牛田敬一君  12番        吉村浩平君  13番        岡崎隆彦君  14番        勝  彰君  15番        田口文数君  16番        櫛松直子さん  17番        大堀寿延君  18番        三浦八郎君  19番        粥川茂和君  20番        鷹見憲三君  21番        鷹見信義君 ――――――――――――――――――◯欠席議員 なし ――――――――――――――――――◯法第121条により出席した者  市長         青山節児君  副市長        大井久司君  教育長        本多弘尚君  理事         丸山裕章君  政策推進部長     伊藤雅志君  総務部長       渡邉 卓君  定住推進部長     伊藤恵之君  市民福祉部長     坪井 透君  農林部長       田口茂和君  商工観光部長     園原和博君  文化スポーツ部長   大巾裕之君  リニア都市政策部長  木村研一君  建設部長       早川泰典君  環境水道部長     高橋淳一君  病院事業部長     西尾充司君  消防長        今井達郎君  教育委員会事務局長  小関智幸君  市公室長       高木 均君  総務局長       丹羽史久君  財務局長       曽我義信君  福祉局長       草野修一君  市民局長       原三千保さん  リニア都市整備局長  保庭正人君 ――――――――――――――――――◯議会事務局職員出席者  事務局長       嶋崎雅浩君  書記         野村充久君  書記         鈴木美幸さん  書記         青木真之介君  書記         安田充孝君 ――――――――――――――――――  令和2年3月27日(金曜日)  午前10時00分開議 ―――――――――――――――――― ○議長(勝彰君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ―――――――――――――――――― △諸般の報告 ○議長(勝彰君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎議会事務局長(嶋崎雅浩君) 報告いたします。 本日の会議に提出された議案は、市長提出31件であります。 次に、地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員、並びにその委任または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下20名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。以上でございます。 ――――――――――――――――――議会運営委員長報告 ○議長(勝彰君) 本日の議会運営について、議会運営委員会が開かれております。 議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・岡崎隆彦君。  〔議会運営委員長・岡崎隆彦君登壇〕 ◆議会運営委員長(岡崎隆彦君) おはようございます。 また、マスク着用で失礼をさせていただきたいと思います。 議会運営委員会が2回ほど行われておりまして、まず最初に3月10日に運営委員会が開催されておりますので、報告をいたします。 日程第1としまして、退職部次長送別会については、新型コロナウイルス対策として中止としましたので、よろしくお願いをいたします。 日程第2、その他でございますが、3常任委員会所管事務調査についてでございますが、全庁で新型コロナウイルス対策に取り組んでおり、その業務に集中していただけるように行わないことにいたしましたので、よろしくお願いをしたいと思います。 その他協議事項についてでございますが、1つ目、要望等については、要望が1件来ておりますので、議員周知といたしました。内容はタブレットに配信されておりますので、よろしくお願いをいたします。 2つ目でございますが、一般質問について、通告にない質問や個人主張と思われる発言が見られ、一般質問の在り方、事前通告制の確認など、各会派でいま一度確認することとなりましたので、よろしくお願いをしたいと思います。 続きまして、3月25日に議会運営委員会が開催されておりますので報告をいたします。 日程第1としまして、追加議案でございます。 人事2件、補正予算1件の合計3件でございます。人事のうち1件は教育長人事であり、このたび本田教育長さんが任期満了により退任されますので、最終日、議場での挨拶は教育長、文化スポーツ部長の2名となりましたので、よろしくお願いをしたいと思います。 日程第2、付託委員会についてでございますが、補正予算を予算決算委員会に付託としましたので、よろしくお願いをいたします。 日程第3、発言の取消しについてでございますが、鷹見信義議員から3月10日の本会議での発言取消し申出があり、3月25日議運資料としてタブレットに配信されております。本日の本会議にお諮りをいたしますので、よろしくお願いをいたします。 日程第4でございますが、3月定例会最終日の議事日程についてでございますが、タブレットに配信されておりますのでよろしくお願いをいたします。 なお、議第17号、議第24号、議第8号、議第9号及び議第15号は、反対討論後、起立採決となりますのでよろしくお願いをいたします。 日程第5、5月臨時会及び6月定例会日程について、5月臨時会を令和2年5月18日、議会運営委員会を5月14日に行います。 また、6月定例会日程については、タブレットに配信されておりますのでよろしくお願いをいたします。 日程第6、市民と議会の対話集会についてでございますが、令和2年度改善実施事項と今後の検討事項について協議を行いましたが、まだ会派にて検討すべきとして、次回の4月17日議運で最終案を作成できるように会派持ち帰りとしましたのでお願いをいたします。 日程第7、その他、令和2年度政務活動費の申請についてでございます。 4月末日支払いのため、4月3日までには申請をしていただきますようにお願いを申し上げます。 2つ目でございますが、4月の議員連絡協議会についてでございます。 新型コロナウイルス対策として、会議を開催せずにタブレット配信の報告としますのでよろしくお願いをいたします。 続きまして3つ目でございますが、執行部よりタブレットへの資料配信について報告がございましたので申し上げます。 人事異動内示を3月25日、財務4表、監査基準の策定、市有財産運用管理マスタープラン個別施設計画、内部評価結果を最終日、本日でございますが、タブレットに配信されますのでよろしくお願いをいたします。 4つ目ですが、聖火リレーの延期とその対応について執行部から報告がありましたので、報告をさせていただきます。 東京2020大会の延期が決定されまして、聖火リレーも延期されることとなり、新たな日程が決まりましたら、現在決定している聖火ランナーは優先的に走行いただけるよう検討していく報告がありましたので、よろしくお願いをいたします。 以上で議運の報告に代えさせていただきます。 ○議長(勝彰君) ただいまの委員長の報告について、質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――― △日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(勝彰君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において   18番・三浦八郎君   19番・粥川茂和君を指名いたします。 ―――――――――――――――――― △日程第2  病院・医療等対策特別委員会の中間報告 ○議長(勝彰君) 日程第2、病院・医療等対策特別委員会から、会議規則第44条の第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申出がありますので、これを許します。病院・医療等対策特別委員会委員長・森 益基君。  〔病院・医療等対策特別委員長・森 益基君登壇〕 ◆病院・医療等対策特別委員長(森益基君) おはようございます。よろしくお願いいたします。 ただいま議題となりました日程第2、病院・医療等対策特別委員会の中間報告を行います。可能な限り簡潔に資料をまとめましたが、7分程の報告になりますのでお許しください。 特別委員会資料をご覧ください。 開催日は3月24日で、議題を中津川市公立病院評価委員会及び中津川市立公立病院地域協議会報告とし、執行部より次の説明を頂きました。 新公立病院改革プランの主たる目的は経常収支の黒字化で、平成32年度までに達成できる計画になっている必要があるが、経常収支の黒字化以前に旧坂下病院の資金不足問題が大きな課題となっており、当市の改革プランでは資金不足の改善を改革プランの目標としていることや、公立病院評価委員会の目的及び公立病院地域協議会の目的などについて、おさらいの説明を頂きました。 次に、中津川市公立病院評価委員会による点検・評価に関する事項について、1.検証項目、2.検証により方針の見直しを検討しなければならない場合、3.可能性として考えられる見直し方針(案)の概要説明を受け、続いて①繰入金の状況について、②旧坂下病院の今後の医療機能について、③旧坂下病院のシミュレーションについて、それぞれの点検内容、点検結果、評価委員会の評価、そして委員からの意見について詳細の説明を頂きました。 特に、①繰入金の状況について、改革プランの最終年度である令和2年度の2施設、旧坂下病院と市民病院の合計の資金増減額はマイナス5億6,200万円と推計され、1億8,700万円の資金増加と見込んだ目標値を大きく下回る状況であること。 ②旧坂下病院の今後の医療機能については、企業債の償還に必要な費用と建物維持に必要な費用が合計で年間約5億2,600万円となり、経営努力によって容易に削減できるものではなく、資金不足の大きな要因となっていること。 そして、③旧坂下病院のシミュレーションについて、市の財政負担を一番軽減できる医療機能はシミュレーションCとなったことなど丁寧なご説明を頂きました。 公立病院評価委員会の点検・評価のまとめとして、改革プランの最終年度である平成32年度に目標、繰入金の負担軽減を達成するには非常に困難な状況にある。 しかしながら、平成28年度の2施設合計の繰入金総額と比べると、平成30年度は約1億円削減できており、僅かではあるが一定の成果を得ていることから、今後も可能な限り改善できる部分を明確にして取り組んでいく必要があると考察をされています。 なお、平成30年2月に評価委員会から提出された提言書に基づく改革の進捗状況についても報告を受けました。 次いで、評価委員会と同じアンケートに対する公立病院地域協議会の意見について報告があり、①繰入金の状況について、医療機関の見直しを行う必要があるとする意見が委員20名中7名、②坂下診療所の今後の医療機能について、入院機能を廃止するとする意見が同20名中9名、また外来診療科について、診療科の集約を進めるとする意見が同8名、③旧坂下病院のシミュレーションについて、同4名の委員はシミュレーションC、その他の意見も5名あり、意見の内容なども併せて説明を頂きました。 以上のような説明を頂いた後、各委員より質疑を受けましたが、たくさんの質疑がありましたので主な質疑のみ5点報告いたします。 市民病院では、入院患者数外来患者数もここ3年間大きく変わらない状況にあるが、患者さんの流出を食い止めるためにどういった努力をされているのかとの質疑に対し、市民病院では地域連携室において、市内及び恵那市の開業医を訪問し、患者さんの紹介を頂けるようにお願いをしている。 また、医療懇談会などを開催することにより、医師の信頼関係構築に努めているとの回答。 岐阜県地域医療構想から、在宅医療提供体制の充実、地域包括ケアシステムの構築などが提唱されているが、具体な取組を考えているかとの質疑に、市民病院では訪問看護ステーションでリハビリに特化した在宅医療を進めていきたいと考えている。坂下診療所では、今までに行っていた訪問診療医療を中心とする地域包括ケアシステムをさらに推進していこうと思っているとの回答。 電子カルテによる市民病院と坂下診療所、さらに民間開業医との連携はなされているのかとの質疑に、市民病院と坂下診療所では同機種の電子カルテを使用しているが、個人情報などの課題もあり、現段階では別々の稼働となっている。開業医との連携については、以前、県医師会が進める清流ネットを恵那医師会に紹介したいきさつもありますが、現状は進んでいないとの回答。 現在運行されているシャトルバスについて、市民病院に行きやすくするためにこの先の計画はありますかとの質疑に、様々な意見がある中で、中津川市全体のことを考えて方針を決断していきたいと考えているとの回答。 最後に、坂下診療所の赤字部分がなかなか減少しないが、その分を市民病院でカバーしていこうという議論はどうなっていますかとの質疑には、最初に作成した改革プランには2つの病院で黒字化を目指すといたしました。旧坂下病院は建設企業債の償還分に加え、医師不足によりなかなか稼げない状況にあり、その分を市民病院で何とか補填しましょうという内容です。 しかし、市民病院でも医師確保がままならない、全国的な問題ではありますが、医師がいなければ収益を上げることができない。現在は経営改善を人件費の削減で行おうとしていますが、旧坂下病院の集約により市民病院の人件費率が高騰し、成果が上がらない現状です。医師がどんどん来ていただき、医療スタッフを充実して様々な診療科で対応ができるようにする。医師確保で診療科を増やすことができれば経営改善も進み、市民の皆さんがいつ行ってもすぐに診てもらえる体制もできるでしょうし、安心して医療を受けていただくことができる。そういった病院を造ろうと努力しているところですのでご理解願いたいと思いますとの回答を頂きました。 以上で、病院・医療等対策特別委員会の報告を終わります。 ○議長(勝彰君) ただいまの委員長の報告について、質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 これをもって、病院・医療等対策特別委員会の中間報告を終わります。 ―――――――――――――――――― △日程第3  発言取消しについて ○議長(勝彰君) 日程第3、発言取り消しについてを議題といたします。 お諮りいたします。21番・鷹見信義君から、3月10日の本会議一般質問における発言について、発言取消し申出書のとおり発言を取り消したい旨の申出がありましたので、会議規則第62条の規定によりこれを許可することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認めます。よって、鷹見信義君からの発言取消しの申出を許可することに決しました。 ――――――――――――――――――
    △日程第4  議第16号 ○議長(勝彰君) 日程第4、議第16号・中津川市積立基金条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に対し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・牛田敬一君。  〔産業建設委員長・牛田敬一君登壇〕 ◆産業建設委員長(牛田敬一君) ただいま議題となりました日程第4、議第16号・中津川市積立基金条例の一部改正について、産業建設委員会の審査経過並びに結果について報告いたします。 結論から申し上げますと、全会一致、原案可決です。 お手元の議案書4ページ及び委員会資料をご参照ください。 趣旨は、森林環境譲与税基金を設置するための改正です。 改正の背景と理由ですが、森林整備等の事業を進めるに当たって森林環境譲与税を活用し、将来の森林整備の備えとするために基金を設置するものです。 森林環境譲与税は、間伐や人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等の森林整備及びその促進に関する費用として創設され、令和元年度から恒久的に譲与されるものです。 改正の内容ですが、条例第2条の表に森林環境譲与税基金の項を加えるものです。 市民への影響は、基金を活用することで将来の森林整備をより効率的に実施でき、森林の公益機能の回復や発揮を広範囲に行うことができます。 施行期日は公布の日です。 以上のような説明を受け、質疑に入りました。 主なものを2点報告いたします。 基金に入る環境譲与税は毎年幾らかという質疑に対しまして、令和元年3,600万円、令和2年から令和3年7,700万円、令和4年から令和5年約1億円、令和6年から1億2,000万円との答弁でした。 もう一つ、基金の使用の予定を伺うという質疑に対しまして、森林整備8割、人材育成に2割という答弁でございました。 以上のような内容で慎重審査の結果、冒頭申し上げたとおり全会一致、原案可決となりました。以上です。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第16号・中津川市積立基金条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第5  議第17号 ○議長(勝彰君) 日程第5、議第17号・中津川市工場立地法に基づく準則を定める条例の制定についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・牛田敬一君。  〔産業建設委員長・牛田敬一君登壇〕 ◆産業建設委員長(牛田敬一君) ただいま議題となりました日程第5、議第17号・中津川市工場立地法に基づく準則を定める条例の制定について、産業建設委員会の審査経過並びに結果について報告いたします。 結論から申し上げますと、賛成多数、原案可決です。 お手元の議案書6ページ及び委員会資料をご参照ください。 趣旨は、工場立地法で規定される緑地及び環境施設面積割合を緩和し、企業の生産活動を支援するために制定するものです。 制定の背景と理由ですが、工場立地法では一定規模以上の工場、敷地面積9,000平方メートル以上、または建物面積3,000平方メートル以上に対し、生産施設、緑地、環境施設の面積割合を定め、環境保全や住環境との分離等が適正に行われるものとなっております。 市内企業から、新たな用地確保が難しいことから敷地内での増設を進めたいとして、緑地等の面積割合の緩和が求められております。面積割合は地域の実情に応じて条例で定められることとなっており、企業の生産活動を支援するため、面積割合を緩和する条例を制定するものです。 制定内容ですが、緩和する区域は市内全域を基本とし、都市計画区域の用途地域の中で良好な住環境や商業環境を保持する移住系地域及び商業系地域を除く。 2.緩和割合は当市の市街化状況や用途地域の性格等を踏まえ、記載のとおりとなっております。 市民への影響は、企業の生産活動を支援することにより、地域の活性化と雇用の安定が図られます。 施行期日は令和2年4月1日です。 以上のような説明を受け、質疑に入りました。 主なものを3点報告いたします。 要件に当てはまる企業はどのようなところかという質疑に対しまして、電気及び自動車製品を扱う比較的大きな企業との答弁でした。 近隣自治体の状況を伺うという質疑に対しまして、県内11市町で制定しており、東濃地域では中津川市が初めてとの答弁でした。 面積割合の根拠を伺うという質疑に対しまして、法律で緩和できる下限に沿って決められているとの答弁でした。 以上のような内容で慎重審査の結果、冒頭申し上げたとおり賛成多数、原案可決となりました。 なお、反対理由は、緑地面積を緩和することによって公害や温暖化が進むおそれがあり、反対するとのことでした。 以上で報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。21番・鷹見信義君。  〔21番・鷹見信義君登壇〕 ◆21番(鷹見信義君) 議第17号・中津川市工場立地法に基づく準則を定める条例の制定についての反対討論を行います。 反対理由は、工場立地法は1973年に経済の発展と福祉の向上を目的に急いでつくられた法律です。地域によっては条例で定めることができるというものですが、温暖化防止対策が求められている今、緑地を減らせば二酸化炭素の吸収量が減ります。 気象庁は3月24日に、陸上や海上などを観測した二酸化炭素の濃度の2019年度平均値がいずれも前年度よりも上昇し、観測史上最高を更新したと発表しました。濃度は調査開始以来、一貫して上昇しており、減少対策が求められているCO2が要因の一つであり、地球温暖化が続いていることを示していると見られます。 気象庁によりますと、陸上の観測地点である岩手県大船渡市の平均値が前年度比2.0ppm増の414.0ppmでした。大きな企業から緑地を減らす改正が求められていますが、これでは温暖化防止ができないということで、このことによってこの条例について反対をいたします。 以上で反対討論といたします。 ○議長(勝彰君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより議第17号・中津川市工場立地法に基づく準則を定める条例の制定についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおりに決することに賛成の皆さんの起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(勝彰君) 起立多数であります。よって、議第17号は委員長の報告のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― △日程第6  議第18号 ○議長(勝彰君) 日程第6、議第18号・中津川市印鑑条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・吉村孝志君。  〔文教民生委員長・吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長(吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第6、議第18号・中津川市印鑑条例の一部改正について、文教民生委員会の審査の結果及び経過について報告を行います。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 議案書は9ページです。 委員会資料をご覧ください。 趣旨は、印鑑登録証明事務処理要領の一部改正に伴い改正するものです。 改正の背景と理由は、成年被後見人等の権利の制限に関わる措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、印鑑登録証明事務処理要領の一部が改正されたことにより条例を改正するものです。 改正の内容の1点目は、印鑑の登録を受けることができないものとして規定した「成年被後見人」を「意思能力を有しない者」に改正するものです。 2点目は、印鑑登録証明事務処理要領の一部改正に合わせ、条文を整備するものです。 市民への影響は、現在、成年被後見人は印鑑登録できないが、改正後は、所定要件を満たせば成年被後見人でも意思能力を有しているものとして印鑑登録ができるようになるものです。 施行期日は、公布の日です。 以上の説明を受け質疑に入りましたが、質疑なく、採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致、原案可決であります。 以上で文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第18号・中津川市印鑑条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおりに決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第7  議第19号 ○議長(勝彰君) 日程第7、議第19号・中津川市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・吉村孝志君。  〔文教民生委員長・吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長(吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第7、議第19号・中津川市手数料条例の一部改正について、文教民生委員会の審査の結果及び経過について報告を行います。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 議案書は11ページです。 委員会資料をご覧ください。 趣旨は、通知カードの廃止及び住民基本台帳法の一部改正に伴い、並びに地方公共団体の手数料の標準に関する政令に準じるため改正するものです。 改正の背景と理由は、①通知カードが廃止されます。②住民基本台帳法の一部改正により、除票の写し等の交付及び戸籍の附票の除票の写しの交付が明文化されたこと。③臨時運行許可申請手数料――仮ナンバー――を地方公共団体の手数料の標準に関する政令の標準額に合わせることの3点であります。 改正の内容の1点目は、通知カードの再交付手数料500円を削除するものです。 2点目は、除票の写し等交付手数料300円及び戸籍の附票の除票の写し交付手数料300円を追加するものです。 3点目は、臨時運行許可申請手数料の金額を650円から750円に改めるものです。 市民への影響は、①は今後はマイナンバーカードに集約されること、②は従来から同額で交付していること、③は適切な受益者負担を求めることができることなど、影響はないとのことでした。 施行期日は、令和2年4月1日であります。 ただし、①はデジタル手続法の公布の日から1年以内で政令で定める日、または公布の日のいずれか遅い日から施行するものです。 以上の説明を受け、質疑に入りましたが、質疑はなく、採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致、原案可決であります。 以上で文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第19号・中津川市手数料条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第8  議第20号 ○議長(勝彰君) 日程第8、議第20号・中津川市老人福祉施設等の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・吉村孝志君。  〔文教民生委員長・吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長(吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第8、議第20号・中津川市老人福祉施設等の設置等に関する条例の一部改正について、文教民生委員会の審査の結果及び経過について報告を行います。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 議案書は16ページです。 委員会資料をご覧ください。 趣旨は、老人福祉施設の3施設を用途廃止するため改正するものです。 改正の背景と理由は、中津川市付知東ふれあいセンターほか、北・南の3施設の用途廃止ですが、東と北については10区と3区が運営管理することとなり、無償貸付けを行います。南については、民間移譲を行うこととなりました。 改正の内容ですが、条例から中津川市付知東ふれあいセンター、中津川市付知南ふれあいセンター、中津川市付知北ふれあいセンターを削除するものです。 市民への影響は、これらの施設を地域住民の方々がコミュニティ活動に利用することが可能となり、地域の活性化が図られます。 施行期日は、令和2年4月1日であります。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑をまとめて紹介させていただきます。 地域に無償貸付けを行う場合と民間に譲渡する場合、老朽化などにより取り壊すことになったときには市が行うことになりますかという質疑に対し、地域に無償貸付けを行う場合は市の建物ですので、市が取り壊します。民間に譲渡した場合は民間の方で行っていただきますという答弁がありました。 以上の質疑の後、採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致、原案可決であります。 文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第20号・中津川市老人福祉施設等の設置等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第9  議第21号 ○議長(勝彰君) 日程第9、議第21号・中津川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・吉村孝志君。  〔文教民生委員長・吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長(吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第9、議第21号・中津川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、文教民生委員会の審査の結果及び経過について報告を行います。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 議案書は19ページです。 委員会資料をご覧ください。 趣旨は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い改正するものです。 背景と理由ですが、平成29年、平成30年に地方からの提案において、代替保育に係る連携施設の確保義務の緩和、自園調理に関する規定の適用猶予期間の延長、食事の提供の特例に係る外部搬入施設の拡大などが提出され、対応方針として閣議決定されました。 この対応方針を基に、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準が改正されたことに伴い、条例を改正するものです。 内容は大きく2点あり、1点目は連携施設の確保として、代替保育に係る連携施設の保育義務の緩和、②連携施設を確保しないことができる経過措置の延長、③卒園後の受皿の提供を行う連携施設の確保義務の緩和、④満3歳以上児を受け入れている保育所型事業所内保育事業所の連携施設確保義務の免除、以上4点が緩和されます。 次に、2点目は自園調理の充足として、①自園調理が充足できない場合の猶予期間の延長、②外部搬入事業者の緩和の以上の2点であります。 市民への影響は、既存の施設においては連携施設の確保や自園調理の充足は適用されており、影響ありません。規制緩和や経過措置期間の延長により、新規開設をしやすくなります。 施行日は、公布の日であります。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 1点ありましたので紹介します。 当市にある小規模園が2園ありますが、小規模園の園児と保育士の割合の基準を伺いますという質疑に対し、保育園と同様で、園児の2分の1以上が保育士という基準になっていますという答弁がありました。 以上の質疑の後、採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致、原案可決であります。 以上で文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第21号・中津川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第10  議第22号 ○議長(勝彰君) 日程第10、議第22号・中津川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・吉村孝志君。  〔文教民生委員長・吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長(吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第10、議第22号・中津川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、文教民生委員会の審査の結果及び経過について報告を行います。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 議案書は23ページです。 委員会資料をご覧ください。 趣旨は、子ども・子育て支援法に基づく特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部改正に伴い改正するものです。 改正の背景と理由ですが、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準において、連携の要件等が緩和されたことに伴い、中津川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正と連動して整備を行うものです。 改正の内容は、連携施設に関して、1点目、代替保育に関わる連携施設の追加、2点目、連携施設を確保しないことができる経過措置の延長、3点目、卒園後の受皿の提供を行う連携施設の確保義務の緩和、4点目、満3歳以上児を受け入れている保育所型事業所内保育事業所の連携施設の確保義務の免除、以上の4点の条文の整備を行うものであります。 市民への影響は、規制緩和や経過措置期間の延長により、家庭的保育事業者等が新規開設をしやすくなるとのことでありました。 施行期日は公布の日であります。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 1点質疑がありましたので、紹介します。 新旧の改正表の中に追加された文言について、市としての意味、所見を伺いますとの質疑に対し、未満児の保育ニーズが高まっていることから、弾力的に小規模保育園が開設しやすいようにという意味も込めて改正するものですとの答弁がありました。 以上の質疑の後、採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致、原案可決であります。 以上で文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第22号・中津川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第11  議第23号 ○議長(勝彰君) 日程第11、議第23号・中津川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・吉村孝志君。  〔文教民生委員長・吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長(吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第11、議第23号・中津川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、文教民生委員会の審査の結果及び経過について報告を行います。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 議案書は26ページです。 委員会資料をご覧ください。 趣旨は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い改正するものです。 改正の背景と理由ですが、厚生労働省令において、市町村が条例で基準を定めるに当たっては、放課後児童健全育成事業に従事する者及びその員数については、事業の設備及び運営に関する基準に従い定めるものとし、そのほかの事項については設備運営基準を参酌するものとされており、令和2年の改正において、事業に従事する者及びその員数を含む全ての事項について、設備運営基準を参酌することと改正されることに伴い、市の基準を定める条例を改正するものであります。 改正の内容の1点目は、放課後児童支援員の配置要件について、市長が特に認める場合には、放課後児童支援員の数を1人とすることができるようにするものです。 2点目は、放課後児童支援員の研修修了の経過措置について、研修を修了しなければならない期間を平成32年3月31日から令和5年3月31日に改めるものです。 市民への影響は、放課後児童支援員配置要件の緩和及び職員の研修修了期間の経過措置を延長することにより、放課後児童支援員の確保に苦労している放課後児童クラブの運営の一助になるとのことです。 施行期日は令和2年4月1日であります。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 1点ありましたので紹介します。 放課後児童支援員の配置要件について、特に市長が認める場合にはとありますが、具体的に教えてくださいとの質疑に対し、市長が認める場合については、土曜日等の利用児童の少ない時間帯において、児童の安全や事業の質が確保される場合、学校の施設内や近接した施設において、その職員と連携することで、すぐに駆けつけるなどにより児童の安全や質が確保できると判断できる場合ですという答弁がありました。 以上の質疑の後、採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致、原案可決であります。 以上で文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第23号・中津川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第12  議第24号 ○議長(勝彰君) 日程第12、議第24号・中津川市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・吉村孝志君。  〔文教民生委員長・吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長(吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第12、議第24号・中津川市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、文教民生委員会の審査の結果及び経過について報告を行います。 結論から申し上げまして、賛成多数、原案可決であります。 議案書は28ページです。 委員会資料をご覧ください。 趣旨は、中津川市新公立病院改革プランに基づき病院機能を再編するため改正するものです。 改正の背景と理由は、中津川市新公立病院改革プランに基づき病院機能の再編を行っており、泌尿器科及び耳鼻咽喉科の集約について、市民病院の受入れ体制が整ったため、当該2科を市民病院に集約するものです。 改正の内容は、中津川市国民健康保険坂下診療所の診療科目から泌尿器科、耳鼻咽喉科を削るものです。 市民への影響は、現在、当該診療科で診療中の患者に関しては、市民病院等の他の医療機関で受診していただくことになりますが、人件費及び諸経費を削減することで将来にわたって維持し、安定した医療を提供することができるとのことです。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑を1点紹介します。 坂下診療所の機能の縮小について、市民の方からの抗議や心配される声について、市としてどう受け止めておられるのか伺いますとの質疑に対し、市民の方々の声は真摯に受け止めております。しかしながら、終始赤字補填や多くの繰出金を頂いていることから、市民病院へ集約して安定した医療を維持したいと思っていますとの答弁がありました。 以上の質疑の後、採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり賛成多数、原案可決であります。 なお、反対理由ですが、この時期の集約は市民の方々の気持ちを逆なでするものと考えることから反対しますとのことです。 以上で文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。5番・黒田ところさん。 ◆5番(黒田ところさん) その質疑の中で、クリニック、個人病院で耳鼻咽喉科の数や泌尿器科の医院の数等の問合せはありましたでしょうか。 ○議長(勝彰君) 文教民生委員長・吉村孝志君。 ◆文教民生委員長(吉村孝志君) そういった質疑はありませんでした。 ○議長(勝彰君) そのほかありますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。10番・木下律子さん。  〔10番・木下律子さん登壇〕 ◆10番(木下律子さん) 議第24号・中津川市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、反対討論を行います。 今までも平成28年6月30日に公立病院機能検討委員会の方針、平成32年度を目指し、坂下病院を無床診療所にするという方針を出しました。その後、縮小を重ね、現在19床の療養病床になり、現在入院はゼロです。医療機能の大きな後退につながるので反対いたします。皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(勝彰君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより議第24号・中津川市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(勝彰君) 起立多数であります。よって、議第24号は委員長の報告のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― △日程第13  議第25号 ○議長(勝彰君) 日程第13、議第25号・中津川市火葬場の設置等に関する条例の一部改正について議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・吉村孝志君。  〔文教民生委員長・吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長(吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第13、議第25号・中津川市火葬場の設置等に関する条例の一部改正について、文教民生委員会の審査の結果及び経過について報告を行います。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 議案書は30ページです。 委員会資料をご覧ください。 趣旨は、火葬場の使用料を改定するため改正するものです。 改正の背景と理由は、火葬場使用料の現状について、本市住民以外の者の使用料が県内他市の中で最も低額であることと、受益者負担の原則を考慮し、市外使用料は火葬に係る経費の実費等を徴収することが相当であるので改正するものです。 改正の内容は、市外使用料を本市住民使用料に30割増額した額とします。表にありますように、12歳以上は本市住民は5,000円、市外の方、改正前は1万円ですが、改正後は2万円になります。そのほかは表に記載のとおりであります。 市民への影響は、市外利用者にも応分の負担をしていただき、市民等の負担軽減になることであります。 施行期日は令和2年4月1日であります。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 1点ありますので紹介します。 恵那市近隣の阿木または蛭川地域の方は、恵那市の火葬場を利用することが多いと思いますが、その方々には少しでも料金の軽減が図られるよう恵那市との話合いはできませんかという質疑に対し、当市のほうが恵那市の斎場を利用する頻度が恵那市の年間利用の14%を占めていますが、恵那市の方が当市の斎場を使用されることはほんの僅かなものでありますので、なかなか話しづらく、現在まで話をしていないのが現状でありますとの答弁がありました。 以上の質疑の後、採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致、原案可決であります。 以上で文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第25号・中津川市火葬場の設置等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第14  議第26号 ○議長(勝彰君) 日程第14、議第26号・中津川市国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・吉村孝志君。  〔文教民生委員長・吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長(吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第14、議第26号・中津川市国民健康保険条例の一部改正について、文教民生委員会の審査の結果及び経過について報告を行います。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 議案書は32ページです。 委員会資料をご覧ください。 趣旨は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い改正するものです。 改正の背景と理由は、国民健康保険法施行令が一部改正され、応益分の軽減判定基準及び基礎賦課額、介護納付金賦課額について変更されたため改正するものです。 改正の内容の1点目は、保険料賦課限度額(基礎賦課額)を引き上げるものです。 現行、基礎賦課分61万円を63万円に、後期高齢者分は変更なしで、介護納付金分16万円を17万円に変更し、合計は96万円が99万円になります。 2点目は、軽減判定所得で世帯判定人数に乗じる額を引き上げるものです。2割軽減基準額の現行は、33万円プラス51万円掛ける被保険者数ですが、改正後は33万円プラス52万円掛ける被保険者数となります。 また、5割軽減基準額の現行は33万円プラス28万円掛ける被保険者数ですが、改正後は33万円プラス28万5,000円掛ける被保険者数となります。 市民への影響は、1点目が、賦課限度額の引上げにより高所得層に保険料の負担を求めることで、中低所得層の負担を軽減することができることと、2点目が、軽減判定所得の範囲を拡大することで、低所得者の負担を抑えることができるとのことです。 施行期日は令和2年4月1日であります。 以上の説明を受け、質疑に入りましたが、質疑なく採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致、原案可決であります。 以上で文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第26号・中津川市国民健康保険条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第15  議第27号 ○議長(勝彰君) 日程第15、議第27号・中津川市消防本部消防手数料条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・島崎保人君。  〔総務企画委員長・島崎保人君登壇〕 ◆総務企画委員長(島崎保人君) ただいま議題となりました日程第15、議第27号・中津川市消防本部消防手数料条例の一部改正について、総務企画委員会の審査の結果及び経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 委員会資料をご覧ください。 この議案の趣旨は、危険物製造所等の完成検査済証の再交付に係る手数料を定めることと、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い条例を改正するものです。 改正の内容は、消防法に定める危険物製造所等の設置・変更許可書の再交付に関する手数料の規定に完成検査済証の再交付に関する手数料を加えることと、高圧ガス保安法に定める容器検査の対象に圧縮水素自動車燃料装置用容器を加えるものです。 市民への影響については、危険物製造所等の完成検査済証の再交付に関する事務を実施する際に、適切な手数料を徴収することができることと、また当市には圧縮水素自動車燃料装置用容器を製造する企業はなく、検査を実施する指定検査機関も存在しないため、市民への影響はないということでございます。 施行期日は令和2年4月1日です。 以上の説明を受け、質疑に入りましたが、質疑はなく、冒頭申し上げましたとおり全会一致で原案可決であります。 以上で総務企画委員会の報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第27号・中津川市消防本部消防手数料条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第16  議第28号 ○議長(勝彰君) 日程第16、議第28号・中津川市消防団条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・島崎保人君。  〔総務企画委員長・島崎保人君登壇〕 ◆総務企画委員長(島崎保人君) ただいま議題となりました日程第16、議第28号・中津川市消防団条例の一部改正について、総務企画委員会の審査の結果及び経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 委員会資料をご覧ください。 この議案の趣旨は、消防団員の定員及び手当の額の変更並びに団員に支給する手当から共助会費を控除できるようにするため、条例を改正するものです。 改正の背景と理由は、近年、消防団員の確保が困難となっていることから、定員に対する充足率88%を上げることが難しくなっていることと、消防団員の手当が県内の他市と比較して低い状況にあること、また団員に支給される手当から直接共助会費を控除できない状況であるためでございます。 改正の内容は、団員の定員を1,938人から1,828人に、機能別団員の定員を250人から300人に改めるとともに、班長の手当を1,000円増額し2万5,000円に、団員の手当を3,000円増額し2万3,000円に、出動・訓練・警戒手当を500円増額し1,600円に改めるものです。 また、団員に支給される手当から共助会費を控除できるように条文を追加するものでございます。 市民への影響は、消防団員の待遇改善により団員を確保することで、市民の安全・安心を維持できるということでございます。 施行期日は、令和2年4月1日です。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 1点質疑がありましたのでご紹介いたします。 消防団員の手当が他市と比較して低い状況であるとのことですが、県内他市の手当の状況はいかがですかという質疑に対しまして、東濃5市の状況でありますが、団員の手当で恵那市が2万1,700円、瑞浪市が3万6,000円、土岐市が3万6,000円、多治見市が3万3,000円という状況でございますという答弁でございました。 以上のような質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致、原案可決であります。 以上で総務企画委員会の報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第28号・中津川市消防団条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第17  議第31号から日程第20  議第34号 ○議長(勝彰君) この際、日程第17、議第31号から日程第20、議第34号までの事務の委託に関する規約の一部改正に関する協議についての議案4件を一括議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・吉村孝志君。  〔文教民生委員長・吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長(吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第17から日程第20、議第31号から議第34号までの事務の委託に関する規約の一部改正に関する協議について、文教民生委員会の審査の結果及び経過について、一括して報告を行います。 結論から申し上げまして、いずれの議案も全会一致、原案可決であります。 議案書は41ページから47ページです。 委員会資料をご覧ください。 趣旨は、住民基本台帳法の一部改正に伴い改正するものです。 改正の背景と理由ですが、住民基本台帳法の一部改正により、除票の写し等の交付及び戸籍の附票の除票の写しの交付が明文化されたことに伴い、東濃5市において証明書の広域交付を行うため、平成26年2月に証明書の交付等に関わる事務の委託に関する規約を締結している規約に追加する必要があることから、地方自治法第252条の14第2項の規定により、委託した事務を変更するためには、同条第3項において準用する同法第252条の2の2第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。 改正の内容は、当市と規約を締結する東濃4市との各規約において、委託事務の範囲に「除票の写し等の交付」及び「戸籍の附票の除票の写しの交付」を加えるものです。 市民への影響ですが、現在も発行している証明書を明文化する改正であるため、市民への影響はありませんとのことでした。 施行期日は令和2年4月1日です。 以上の説明を受け、質疑に入りましたが、質疑なく、採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、いずれの議案も全会一致、原案可決であります。 以上で文教民生委員会の報告を終わります。
    ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 議第31号から議第34号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第31号から議第34号までの事務の委託に関する規約の一部改正に関する協議についての議案4件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第21  議第35号 ○議長(勝彰君) 日程第21、議第35号・財産の無償譲渡についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・島崎保人君。  〔総務企画委員長・島崎保人君登壇〕 ◆総務企画委員長(島崎保人君) ただいま議題となりました日程第21、議第35号・財産の無償譲渡について、総務企画委員会の審査の結果及び経過についてご報告いたします。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 委員会資料をご覧ください。 この議案の趣旨は、市有財産である光ファイバーケーブル設備及び附属設備を西日本電信電話株式会社へ無償譲渡することについて、議会の議決を求めるものでございます。 譲渡に至る背景は、光ファイバーケーブル設備を無償譲渡し、現在提供中の通信サービス及び今後の新たな通信サービス等の提供に使用することとして契約に至ったもので、3年かけて譲渡し、今回が最終年となるものです。 また、今回の譲渡で年間2,700万円の維持費削減を見込んでおり、全地区の譲渡が完了することで年間約1億円の維持費が削減できることになります。 譲渡する市有財産は、平成21年度に整備した落合、神坂、坂下、山口地区の延長23万5,844メートル、評価額8,483万1,530円の光ファイバーケーブル設備です。 譲渡の相手方は、西日本電信電話株式会社岐阜支店です。 本契約予定日は令和2年6月1日です。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑の内容をご紹介いたします。 まず1点目ですが、譲渡の背景の中で今後の新たな通信サービス等の提供とありますが、具体的に新たなサービスがあるのかとの質疑に対しまして、今現在、西日本電信電話株式会社から示されていないが、今後情報通信技術が発展し、新たに提供いただけるサービスがあれば協議をしてまいりますという答弁でございました。 もう一点でございますが、3年に分けて譲渡する理由と、契約日を6月1日とする理由はという質疑に対しまして、平成19年に西日本電信電話株式会社と締結した光ファイバーケーブルの賃貸借に関する基本契約書及び個別契約書において、契約期間が10年間となっているため、その期間が経過したものから順次譲渡を行うことと、整備の際に活用した国庫補助金の財産処分に関する制限が10年であることから、整備した年度ごとに3年に分けて譲渡したものでございます。 また、契約日を6月1日としたことは、国への財産処分の届出が整備から10年を経過する必要があるため、10年前の補助金交付決定日が4月8日であったことと、西日本電信電話株式会社との調整のための時間を要するため、契約日を6月1日といたしましたという答弁でございました。 以上の質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致、原案可決であります。 以上で総務企画委員会の報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第35号・財産の無償譲渡についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第22  議第37号 ○議長(勝彰君) 日程第22、議第37号・矢平辺地に係る総合整備計画についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・島崎保人君。  〔総務企画委員長・島崎保人君登壇〕 ◆総務企画委員長(島崎保人君) ただいま議題となりました日程第22、議第37号・矢平辺地に係る総合整備計画について、総務企画委員会の審査の結果及び経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 委員会資料をご覧ください。 まず、この議案の趣旨でございますが、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置に関する法律第3条第1項の規定に基づき、辺地に係る総合整備計画を策定することについて議会の議決を求めるものでございます。 計画の名称は、矢平辺地に係る総合整備計画。 計画区域は、中津川市矢平地域でございます。 計画の趣旨は、中山間地域に位置する矢平地域は、学校施設等の公共施設や医療施設などが遠く、日常生活に自動車が欠かせない状況であり、小学生、中学生の安全を確保するためにスクールバスの更新を行うものです。 計画内容は、事業名、スクールバス整備事業。 事業内容、スクールバス1台の購入。 事業費は1,683万2,000円でございます。 また、計画期間は令和2年度から令和6年度までです。 なお、岐阜県には協議済みで、計画に対する意見はない旨、回答を頂いておるということでございます。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑の内容をご紹介いたします。 まず1点目ですが、更新するスクールバスの仕様はどういう仕様ですかという質疑に対しまして、中型バスで、定員は45人を予定しておりますという答弁でございました。 もう一点、小・中学生以外の一般の方の利用の可能性はありますかという質疑に対しまして、スクールバスですので、小・中学生の通学の利用のほか、学校行事での利用となりますとの答弁でございました。 以上の質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致、原案可決であります。 以上で、総務企画委員会の報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第37号・矢平辺地に係る総合整備計画についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第23  議第38号 ○議長(勝彰君) 日程第23、議第38号・財産の無償譲渡についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・牛田敬一君。  〔産業建設委員長・牛田敬一君登壇〕 ◆産業建設委員長(牛田敬一君) ただいま議題となりました日程第23、議第38号・財産の無償譲渡について、産業建設委員会の審査経過並びに結果について報告いたします。 結論から申し上げますと、全会一致、原案可決です。 お手元の議案書その2の3ページ及び委員会資料をご参照ください。 趣旨は、市有財産である加子母緑の館を民間事業者へ無償譲渡するものです。 譲渡に至る背景は、市が使用しなくなった市有財産(施設)を林業振興事業に活用することを目的とする地域団体に民間移譲するものです。 また、譲渡について合意に至ったため無償譲渡するものです。 譲渡する市有財産の名称は加子母緑の館、そのほかは記載のとおりです。 譲渡の条件は、譲渡の日から10年間は林業振興事業の用途で使用すること。 譲渡先の選定方法は非公募による選定です。 理由は、当該施設を活用し、林業振興事業の目的を果たすことのできる地域団体であるためです。 譲渡の相手先は加子母森林組合です。 譲渡の日は令和2年4月1日です。 以上のような説明を受け、質疑に入りました。 1点報告いたします。 譲渡に至る背景で、合意とはどのようなことかという質疑に対しまして、譲渡先団体からの申出があったこと、譲渡先が行っている農水省の農林泊事業に取り組んでいること、また旅行者や都市住民に向けた農林業体験を通じて地域の魅力を体験できる取組を行っており、市が進める観光交流や森林文化を発信する団体として適正と判断したためですとの答弁でした。 以上のような内容で慎重審査の結果、冒頭申し上げたとおり全会一致、原案可決となりました。以上です。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第38号・財産の無償譲渡についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第24  議第8号から日程第31  議第15号 ○議長(勝彰君) この際、日程第24、議第8号から日程第31、議第15号までの予算案8件をお一括議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。予算決算委員長・鷹見憲三君。  〔予算決算委員長・鷹見憲三君登壇〕 ◆予算決算委員長(鷹見憲三君) ただいま議題となりました令和2年度当初予算に対しての予算決算委員会の報告をいたします。 委員会の開催は3月17日、18日、19日及び23日の4日間でございます。 それでは、日程第24から日程第31までの議第8号・令和2年度中津川一般会計予算、議第9号・令和2年度中津川国民健康保険事業会計予算、議第10号・令和2年度中津川駅前駐車場事業会計予算、議第11号・令和2年度中津川介護保険事業会計予算、議第12号・令和2年度中津川後期高齢者医療事業会計予算、議第13号・令和2年度中津川水道事業会計予算、議第14号・令和2年度中津川下水道事業会計予算、議第15号・令和2年度中津川病院事業会計予算につきまして、予算決算委員会での審査の経過並びに結果についてご報告いたします。 議案の審査の結果につきましては、議第8号・令和2年度中津川一般会計予算、議第9号・令和2年度中津川国民健康保険事業会計予算及び議第15号・令和2年度中津川病院事業会計予算は、賛成多数、原案可決であります。 次に、ほかの議第10号から議第14号までの5議案につきましては、全会一致、原案可決であります。 予算額につきましては、一般会計384億3,200万円、特別会計の合計は170億2,720万2,000円で、内訳は国民健康保険事業会計(事業勘定)72億8,374万4,000円、国民健康保険事業会計(直営診療施設勘定)2億7,217万3,000円、駅前駐車場事業会計2,158万6,000円、介護保険事業会計83億703万2,000円、後期高齢者医療事業会計11億4,266万7,000円となります。 企業会計の合計額は211億5,047万2,000円で、内訳は、水道事業会計36億5,915万5,000円、下水道事業会計58億6,225万6,000円、病院事業会計116億2,906万1,000円となります。 全ての会計を合わせました総額は766億967万4,000円となっています。 執行部からの説明及び審査の経過につきましては、議員全員で構成されました予算決算委員会での審査であり、議員周知のとおりでありますので割愛させていただきます。 以上で報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 議第8号から議第15号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 議第8号に対し、21番・鷹見信義君から、議第9号、議第15号に対し、10番・木下律子さんから討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、議第8号・令和2年度中津川一般会計予算についての発言を許します。21番・鷹見信義君。  〔21番・鷹見信義君登壇〕 ◆21番(鷹見信義君) 議第8号・令和2年度中津川一般会計予算の反対討論を行います。 本議案は、令和2年度中津川一般会計予算を決めるものであります。 本予算は、昨年、消費税の改悪が強行され、10%に引き上がりました。その影響で地方消費税交付金が前年度から2,434万円増えて14億7,890万円になっております。引き上げた増税分は子育てに使うと言われてきましたが、幼児教育の無償化に使われている以外は子育てに使われているのかよく分からないところであります。 リニア中央新幹線まちづくり基金管理事業の基金積立金が35億円余りになっております。積立ては令和元年度で終わり、令和2年度からは使うと聞いております。 リニア中央新幹線は超電動磁気浮上式新幹線で、86%がトンネルで、多くの断層を通過させ、南アルプスをトンネルで通過する無謀な乗り物です。ガイドウェイと車体の隙間は約5センチメートルしかなく、電源が落ちたり、直下型地震が直撃したらひとたまりもない危険な乗り物です。暮らしを犠牲にするリニア新幹線まちづくりに反対であります。 中津川市のリニア中央新幹線対策事業は745万円と予定されていますが、JR東海による地元説明会は準備不足なのか、不親切な感を感じております。リニア中央新幹線関連道路整備事業は7億3,765万円とされておりますが、東濃東部都市間連絡道路はリニア中央新幹線工事の工事用道路のようであり、一般財源を使い過ぎているのではないかと思います。 リニア周辺土地区画整理事業は2億715万円でありますが、土地区画整理事業の面積が大き過ぎるのではないかと思います。 リニア周辺整備事業は1億4,927万円とされておりますが、身の丈に合わない計画ではないかと思います。 この4事業で合計11億153万円になります。神坂スマートインターチェンジ設備事業では7億4,600万円でございます。これには地方債が3億6,330万円使って進めることが予定されていますが、ちょっと後年度負担が大きくなり過ぎていないか心配であります。 さらに、費用対効果が問題であります。 商業振興事業、中小企業支援対策事業は853万円ですが、少ないのではないか。コロナウイルス感染症対策制度の臨時措置も周知して、コロナウイルス対策を積極的にすべきであると思います。 戸籍住民基本台帳事業、マイナンバーカード交付円滑計画の実施は市民の理解と不安が解消されていないので、執行を中止すべきであります。 以上の理由で反対をいたします。ご理解よろしくお願いいたします。 ○議長(勝彰君) 次に、議第9号・令和2年度中津川国民健康保険事業会計予算について、発言を許します。10番・木下律子さん。  〔10番・木下律子さん登壇〕 ◆10番(木下律子さん) 議第9号・令和2年度中津川国民健康保険事業会計予算について、反対討論を行います。 国民健康保険に加入している方は、多くが年金生活者と非正規労働者で、所得が少なく、病気になりがちな方々の保険です。加入者の63%が60歳以上であり、所得では年収100万円以下が57.6%、200万円以下が80.8%というのが中津川市の国民健康保険加入者の現状です。 国民健康保険は、国民が全員保険に入るようにつくられた保険です。つくられた当初は会計全体の半分を国が出しておりましたが、徐々に国の補助が減られ、その分加入者などの負担となり、保険料がどんどん高くなっています。つくられた当初の国の負担に戻せば、保険料は大幅に引下げが可能となります。現状を少し見てみたいと思います。 中小企業のサラリーマンが多く加入する協会けんぽと中津川市の国保加入者の保険料を比較してみると、例えば40代の夫婦、子ども2人で年収400万円の場合、令和2年度の協会けんぽ岐阜支部の保険料は13万1,000円。中津川市の国保料は39万7,565円です。約3倍も高いという状況です。 中でも均等割、いわゆる人数割は大変高いです。1人5万600円、子どもの場合は3万9,600円、約4万円です。子どもが1人増えるたびに保険料は自動的に約4万円増える。せめて子どもの均等割を減額できないかとこの3月議会で一般質問しましたが、できないとの答弁でした。 保険料が高過ぎるため滞納者が多く、12%が滞納世帯です。払えず悪質とみなされれば保険証がもらえません。約120世帯が正規の保険証をもらえない。代わりに窓口で10割払う資格証明書というのをもらいます。病気になっても、医療費が高過ぎて医療機関に行けません。 そこで、高過ぎる保険料を引下げできないかと質問いたしましたが、保険料を下げるとペナルティーを受けることになる。また、近々岐阜県統一の保険料になるので、中津川市単独ではできないという答弁でした。 安倍政権の下で、医療費を削減するためにと坂下病院を診療所にし、ベッド数を大幅に減らした地域医療構想と同時並行で、市民が医療を受けにくくする仕組みを次々とつくってきております。命綱である国民健康保険が市民から医療をますます遠ざけるものになっている国民健康保険事業会計予算に反対いたします。 以上、ご賛同よろしくお願いいたしまして終わります。 ○議長(勝彰君) 続いて、議第15号・令和2年度中津川病院事業会計予算について、発言を許します。10番・木下律子さん。  〔10番・木下律子さん登壇〕 ◆10番(木下律子さん) 議第15号・令和2年度中津川病院事業会計予算の反対討論を行います。 平成29年8月に、坂下老健を平成30年3月末までに移設すれば、病院ベッドであっても老健として使えるので、急いで工事をし、平成30年3月に移設した。そのために99床のベッドを削減いたしました。平成29年7月、夜間と休日の救急受入れを中止し、併せて手術もやめました。次に、平成30年8月、一般病床50床を削減して療養病床50床のみといたしました。平成31年4月から療養病床19床の有床診療所にいたしました。外来の産婦人科と皮膚科を廃止いたしました。一枚一枚剥がすように坂下病院を縮小して、平成28年6月30日の目標であった無床診療所に向かって進められてきた結果です。 当然医師も集まらない、当然患者も離れていく、今回の予算は耳鼻咽喉科と泌尿器科を廃止することと、医療スタッフや経費はぎりぎりまで減らすという内容になっております。 さて、今、新型コロナウイルスが猛威を振るっております。3月26日現在、イタリアの感染者は7万4,386人、死者は7,503人と報道しております。3月26日付、昨日の中日新聞では、「医療危機、イタリアの警鐘 効率化の果て、病床・医師不足」と一面に大きく報道いたしました。新型コロナウイルス感染による死者の増加が止まらないイタリア。かつては世界で最も優れた医療体制を持つ国の一つだったが、財政危機のあおりで病院の集約や効率化を進め、緊急事態に対応できる体制が損なわれた。医療崩壊の危機に瀕するイタリアの現状は、医療費抑制を目的に国が病床削減を模索する日本へも警鐘を鳴らすと報道しております。 続けて、イタリアは2000年の時点では医療水準は世界で2位だった。2007年、世界金融危機で一変した。財政赤字と巨額累積債務を減らすため、医療費が標的になった。病院は効率化の下で統廃合され、かかりつけ医との連携、役割分担の強化、医師の早期退職と給与削減を進めた結果、医師は好待遇が得られる民間病院の人気診療科や海外に流出し、医師不足も引き起こしたと報道しております。 今、日本や、この中津川市で行われている公立病院の統廃合、病床の削減に警鐘を鳴らしてくれていると思います。 坂下病院は災害に備えて病院を造っていると聞きます。イタリアの警鐘を教訓にして、これ以上の縮小はやめて、災害に備えて療養病床だけではなく一般病床の復活を求めなければならないと思います。 以上の理由で反対をいたします。皆さんのご賛同よろしくお願いをいたします。 ○議長(勝彰君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。採決は分離して行います。 まず、議第8号・令和2年度中津川一般会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(勝彰君) ありがとうございました。 起立多数であります。よって、議第8号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議第9号・令和2年度中津川国民健康保険事業会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(勝彰君) ありがとうございました。 起立多数であります。よって、議第9号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議第10号から議第14号までの予算案5件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 次に、議第15号・令和2年度中津川病院事業会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(勝彰君) ありがとうございました。 賛成多数であります。よって、議第15号は委員長の報告のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― △日程第32  議第40号 ○議長(勝彰君) 日程第32、議第40号・中津川市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第40号・中津川市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについてご説明申し上げます。 これは、現教育長の本多弘尚さんの任期が3月31日に満了となりますので、その後任として岩久義和さんを任命することについて、議会の同意を求めるものであります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第40号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認めます。よって、議第40号については委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第40号・中津川市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについては、これに同意することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認めます。よって、議第40号・中津川市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについては、これに同意することに決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第33  議第41号 ○議長(勝彰君) 日程第33、議第41号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、19番・粥川茂和君の退席を求めます。  〔19番・粥川茂和君退場〕 ○議長(勝彰君) 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第41号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてご説明申し上げます。 これは、同委員の林 由美さんの任期が3月31日に満了となりますので、その後任として橋本あみるさんを任命することについて、議会の同意を求めるものであります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第41号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認めます。よって、議第41号については委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第41号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、これに同意することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認めます。よって、議第41号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、これに同意することに決しました。 19番・粥川茂和君の入場を許可します。  〔19番・粥川茂和君入場〕 ―――――――――――――――――― △日程第34  議第39号 ○議長(勝彰君) 日程第34、議第39号・令和元年度中津川一般会計補正予算(第12号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) それでは、ただいま議題となりました議第39号の補正予算についてご説明申し上げます。 この補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策に関する事業等を対象に編成いたしました。 補正予算の規模は、一般会計で3,211万8,000円でございます。 以下、補正予算の内容をご説明いたします。 初めに、新型コロナウイルス感染症対策に関する事業としまして、各保育園等にマスク、アルコール消毒液、空気清浄機等を購入する経費1,250万円、小学校等の臨時休業のためファミリーサポートセンターを利用する場合において、利用料相当額を助成する経費14万6,000円、小学校の臨時休業の対応のため、平日の午前中から放課後児童クラブを運営する経費1,088万8,000円を計上いたしました。そのほか、県営中山間地総合整備事業の事業費確定に伴う市負担金858万4,000円を計上いたしました。 以上が歳出の内容ですが、これらの財源といたしまして国庫支出金2,353万4,000円、財源調整として繰越金858万4,000円を計上いたしました。 続きまして、繰越明許費についてご説明いたします。 本3月補正予算で国の新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策を活用して事業化するものの、事業完了が翌年度となる2事業につきまして、翌年度に繰り越して事業を進めさせていただこうとするものでございます。 以上、補正予算についてご説明させていただきました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第39号は、予算決算委員会に付託いたします。 なお、予算決算委員の皆さんは休憩中に委員会を開催し、議第39号について審査を行い、その結果を報告願います。 委員会を開く場所を事務局長から発表させます。 ◎議会事務局長(嶋崎雅浩君) それでは、予算決算委員会を本議場におきまして13時30分から開催いたしますのでよろしくお願いをいたします。 ○議長(勝彰君) ただいまから暫時休憩いたします。  午前11時53分休憩 ――――――――――――――――――  午後 1時50分再開 ○議長(勝彰君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第34、議第39号・令和元年度中津川一般会計補正予算(第12号)を議題といたします。 休憩中に予算決算委員会が開かれております。 本案に関し、委員長の報告を求めます。予算決算委員長・鷹見憲三君。  〔予算決算委員長・鷹見憲三君登壇〕 ◆予算決算委員長(鷹見憲三君) ただいま議題となりました日程第34、議第39号・令和元年度中津川一般会計補正予算(第12号)について、予算決算委員会での審査の経過並びに結果についてご報告いたします。 議案の審査結果につきましては、全会一致、原案可決であります。 次に、補正額につきましては3,211万8,000円の増額補正となります。 執行部からの説明及び審査経過につきましては、議員全員で構成されました予算決算委員会であり、議員周知のとおりでありますので割愛させていただきます。 以上で報告を終わります。 ○議長(勝彰君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第39号・令和元年度中津川一般会計補正予算(第12号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝彰君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ここで教育長から特に発言を求められておりますので、これを許可します。教育長・本多弘尚君。  〔教育長・本多弘尚君登壇〕 ◎教育長(本多弘尚君) お許しを頂きましたので、退任の挨拶をさせていただきます。 この3月31日をもちまして、教育長としての任期を終えることになりました。 青山市長様、議員の皆様、市の職員の皆様には格別お世話になりました。ありがとうございました。 振り返ってみますと、3年前、大井文高前教育長さんがご退任され、新教育委員会制度となりました。教育委員長と教育長が一本化され、その責任の重さを感じながら中津川市の教育の充実に努めてまいりました。 この間、いろいろございました。教育は百年の種まき、教育は国家百年の大計と、その信条から、教育に関わる者として少しでも次世代への責任を果たすことができないかという思いで努めてまいりました。新学習指導要領への移行、読書活動の充実、ふるさと学習の推進などに取り組んでまいりました。 また、市の特色であります命の教育、すご技プロジェクトなどの推進、そして福岡地区の小学校統合準備、坂本こども園の開設等に関わらせていただきました。 また、子どもたちの教育環境、安全を守るということで、猛暑対策のためのエアコン設置、地震によるブロック塀への対策、そして今回の新型コロナウイルスの対応などに取り組んでまいりました。これらの課題に取り組むに当たり、常に念頭に置いていたことがございます。それは、「よりよいひとりだち」の理念、「全ての子どもたちのために」を判断基準とし、教育委員会の仕事を進めていくことであります。中津川市の全ての子が将来の社会人として必要な力を養い、職場や地域社会で活躍できる人材となってくれることを願いまして、学校や園がそのための指導ができるようにしていくことが教育委員会の使命だというふうに思ってやってきました。 私は、中津川市の教育は他に誇れる充実したものであると教員時代からずうっと思っておりました。今でもそう思っております。この中津川市の教育の充実と安定は皆様のおかげであります。議員の皆様、行政の皆様、教職員、保護者や地域の方々みんなが子どもたちの健やかな成長を願い、幸せを願って学校や園を支えてくださっております。子どもに関わる事件や事故を教訓とし、多くの大人が子どもたちを見守り、育ててくださっております。 今回の新型コロナウイルスの影響により、学校で子どもたちの教育の機会が提供できない、こんなつらいことはありません。学校や園を支えてくださっている皆様にとりましても大変つらいことであります。4月からは学校、園の活動が再開でき、子どもたちの元気な声が聞けることを願ってやみません。 今後も教育内容の充実、学校規模適正化や学校調理場の再編成など課題は山積みです。皆様方には、学校、園のよき応援団として今後ともご支援を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 中津川市がさらに明るく住みよい、そして生きがいのある社会へと発展することを願いまして、退任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(勝彰君) 次に、文化スポーツ部長から特に発言を求められておりますので、これを許可します。文化スポーツ部長・大巾裕之君。  〔文化スポーツ部長・大巾裕之君登壇〕 ◎文化スポーツ部長(大巾裕之君) ただいま議長さんから発言の機会を頂きましたので、大変高い席から誠に恐縮でございますが、3月31日をもって退職、または派遣満了いたします議場説明員を代表いたしまして一言お礼を申し上げます。 このたびの退職者は、今井達郎消防長、西尾充司病院事業部長、そして私の3名でございます。伊藤雅志政策推進部長は、中津川市への派遣満了に伴い、岐阜県へ戻ることとなりました。部長職といたしましては1年から4年間、公務員といたしましても長い者では42年、短い者でも38年間にわたり奉職し、退職を迎えることとなりました。今日まで、この議場におきましては襟を正し、身を引き締めて臨んでまいりました。議員の皆様方からご意見、ご提言を頂き、それぞれの部長が真摯に応えさせていただきました。思えば、この議場をはじめ、様々な機会を通して議員の皆様方から厳しい意見も頂きましたが、時には温かな言葉もかけていただき、何とかここまで育てていただいたものと思っております。この場をお借りしまして感謝申し上げます。誠にありがとうございました。 さて、私たち昭和34年生まれは令和天皇と同世代に当たり、昭和、平成、令和と、高度成長期、オイルショック、バブル崩壊、リーマンショック、新型コロナウイルス等、激動の時代を経験してまいりました。 また、市職員としても、平成17年2月、8市町村が合併し、全力で事務事業のすり合わせを行ってきた年代であります。 歴史の転機を振り返るなら、1964年に新幹線の開通と東京オリンピックの開催、1970年に大阪万博が開催されたことが強く印象に残っております。歴史は繰り返されると申しますが、来年に延期された東京2020オリンピック、2025年の大阪万博の開催、そして2027年にはリニア中央新幹線開通を控え、新たな経済成長が期待されている時代でもあります。特に、リニア岐阜県駅、中部総合車両基地の市内設置は当市にとって大変有利なアドバンテージであり、リニア開業効果をしっかりとまちづくりに活用しなければいけないと思っております。 現在の総合計画が平成27年度から始まり、中期事業推進計画の2年目を迎える年に、私どもは後輩にその道を譲り、舞台を降りることとなりました。私たちは、この4月から再任用職員として引き続き中津川市職員として雇用され、新たな人生を歩み始めます。今までの恩に報い、地域に貢献していく義務があります。中津川市のますますの発展のため、微力ながら尽くしてまいりますので、今後とも変わらぬご指導、ご厚情を賜りますようお願い申し上げます。 終わりになりましたが、議長さんをはじめ議員の皆様方、また市長、副市長、教育長及び多くの職員の皆様方におかれましては、ますますのご健勝と、中津川市のさらなる発展のため一層ご活躍されることを心からご祈念申し上げまして、私のお礼の言葉とさせていただきます。長い間、本当にありがとうございました。 ○議長(勝彰君) ここで、市長から特に発言を求められておりますので、これを許可します。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) それでは、議長のお許しを頂きましたので、3月定例会の閉会に当たり一言ご挨拶を申し上げます。 ただいま、3月末をもって退職いたします本田教育長及び職員を代表して大巾文化スポーツ部長に挨拶の機会を頂きましたことに御礼を申し上げます。 本田教育長におかれましては、中津川市の理念とします「よりよいひとりだち」に向けまして、安定した学校の運営にご尽力を頂きました。また、昨年の市内一斉のエアコンの導入、そしてまた、初めてではあるわけですけれども、この3月3日より始まりました市内の幼稚園、小学校、中学校、そして高校の臨時休校。様々な課題もある中、しっかりと対応を頂きました。最後の最後まで尽力いただきましたことに感謝を申し上げます。ありがとうございました。 また、本日まで多くの事業を手がけてまいったわけでございますけれども、この事業を円滑に、また着実に進めるために、国・県に向けて力を発揮してくれました理事も、本年度をもって退職となったわけでございます。理事にもこれまでのご苦労、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。 そして、各部長におかれましても、今、大巾文化スポーツ部長より挨拶ございましたように、今、大変大きな人口減少という課題の中で、それぞれの部署において先頭に立ち、牽引をしていただいたことに心より感謝を申し上げるところでございます。 さて、本3月議会におきましても、議場でこうしてつるしびなを飾っていただきました。市の魅力を市内はもとより広くPRしていただきました。1年を通して時期を代表する中津川市の魅力発信にご協力を頂きましたことに感謝を申し上げます。 また、昨年12月に発生いたしました新型コロナウイルスの感染拡大は、現在では世界各地に広がりを見せております。そして、衰える気配がない状況でございます。その影響は、市内におきましても小売業、飲食業、またサービス業においては利用客の減少著しく、金融措置支援をもってしても終息にかかる見通しが立たない現状下であり、根本的な対策を考える事業者もある状況となっております。 また、製造業、建設業などにおいても、材料の調達、部品の入手が大変困難である状況も発生しております。会社の経営状況の懸念が大変増加しているところでございます。 また、医療分野、そして福祉分野など、あらゆる分野に大きな影響が出てきております。この影響がさらにいつまで続くのか、この先行きの不透明感がさらに不安を増している、そんな状況でございますので、ここはまさに国・県、そしてまた私ども近隣の自治体とも一緒になって、この難局を越えなければなりません。市といたしましても、各関係機関と絶えず情報の共有を図り、あらゆる場面を想定し、対策を講じてまいる所存でございます。どうかこの点につきましても議会のご協力を賜りますことをよろしくお願いいたします。 さて、本会議では、提案をいたしました議案につきまして、慎重にご審議の上、いずれも原案どおり可決を頂きました。ありがとうございました。 一般質問では、13名の議員の皆様から市政に関して多岐にわたる貴重なご意見を頂きました。とりわけ福祉、防災など市の安全・安心に関する質問を数多く頂きました。人口減少と高齢化が進展する中にあって、子どもからお年寄りまで健康で生き生きと暮らせることが大切であり、今後も8万人のヘルスアップ事業を中心とした健康増進に係る取組を進めるとともに、とりわけ子育て支援については、広報「なかつがわ」3月号でも特集をさせていただきました、中津川で子育てをしてよかったと市民の皆様に心から言ってもらえるため、出産、入園前、小学校、中学校と各ステージにおいて安心して子育てができる環境を提供してまいります。あわせまして、教育、医療、福祉に関連するあらゆる面において、安心して暮らせる環境を整備してまいる所存でございます。 防災につきましても、近年、全国各地で発生をしております大規模な自然災害に対する体制の整備は極めて重要であり、とりわけ消防組織、防災士会、民間組織、こうした地域との相互協力を図るとともに、国土強靱化地域計画の策定、洪水ハザードマップの更新など、防災・減災対策を重点施策の一つとして実施をしてまいります。そのほかにも農業振興、文化振興に関する質問など、今後中津川市が取り組むべき施策に対する提言を頂きました。これらのご意見は各施策の発展につなげてまいる所存でございます。 さて、令和2年度は中津川市総合計画中期事業実施計画の2年目であります。これまでの取組を踏まえて各事業を前進させる重要な年であることから、リニアを活用したまちづくり、安全・安心のまちづくり、次代を担う人づくりに関する施策に市が一体となって取り組んでいかなければなりません。 主な取組としまして、リニアを活用したまちづくりでは、リニア駅周辺整備や市民の利便性向上、災害時等の迂回路ともなる青木斧戸線、また神坂スマートインターチェンジ整備など基盤整備を進めるとともに、子育て支援、市民交流、また学び、観光の機能を併せ持たせた、仮称ではございますが、市民交流プラザの整備に向けた取組を実施するなど、リニアの波及効果が市域全域に広がり、さらには近隣の自治体地域にも及ぶことで、関係人口の増加を図り、それにより中津川市の可能性の拡大につなげてまいります。 2つ目の安全・安心のまちづくりでは、国土強靱化地域計画の策定や洪水ハザードマップの更新、消防機能の強化など防災力を強化し、災害を未然に防ぐとともに、いざというときに市民の皆様の生命と財産を守るための取組を協力に進めてまいります。あわせて、子育て支援や健康づくりなど、市民の皆様が安全・安心に暮らしていただくための取組を進めてまいります。 安全・安心は重要なキーワードでございます。安全・安心を基本として、あらゆる分野の施策を展開していくことは、本市の継続的な発展につながるものと確信をしております。 3点目は、次代を担う人づくりです。 本市には、豊かな自然、誇れる歴史・文化、活気ある地域産業など多くの魅力にあふれており、その魅力を多くの方に知ってもらう機会を創出することが必要でございます。 小学生・中学生を対象に実施しておりますすご技プロジェクトは、子どもたちに地域産業の魅力を知ってもらう非常に良い機会であり、多くの方々から高い評価を頂いております。事業をさらに拡大して実施してまいる所存でございます。 域学連携では、多くの大学生が地元の高校生、地域の方々と共に地域課題の解決に向けて活動をしていただいております。この取組は全国屈指の取組となってまいりました。若者の柔軟な発想力や行動力、このことは人材育成、地域への理解の深まり、本市の可能性の拡大にもつながるものと確信をしているところでございます。 また、東京2020オリンピック・パラリンピックの1年延期が発表をされました。米国レスリングチームのホストタウンとしての取組、選手村ビレッジへの木材の提供、また4月4日に予定をしておりました岐阜県の出発地点となる聖火リレーなど、開催に向けての準備を進めてまいりましたが、延期となり、非常に残念ではございますが、幸い中止ではございませんので、市民の皆様の記憶に残るオリンピック・パラリンピックを支える一員となりますように、開催に向けて引き続き準備を進めてまいります。 これらの取組を含め、中期事業実施計画を着実に推進するために、令和2年度の一般会計当初予算を編成し、本日議決を頂いたところでございます。 財政運営は厳しいものとなっておりますが、持続可能な行政基盤の構築のため、事業推進と健全財政の両立を図ることで、限られた財源で最大の事業効果を発揮するための効率的で効果的な予算編成となっております。 市政運営では、リニア中央新幹線の開業を見据えた中で、国土交通省との人事交流、岐阜県とも引き続き人事交流を行い、国・県との関係強化にも努めるとともに、関係団体との連携強化にも努めてまいります。 人事異動では、市民の皆様からの要望は多様化し、業務も複雑化する中で、限られた職員数ではありますが、大型事業が山積する中、事業の継続性を重視して体制の強化に重点を置いた人事となりました。さらなる市民サービスの向上を目指してまいるところでございます。 結びになりますが、議員の皆様におかれましては健康に留意をされ、今後とも一層のお力添えを賜りますことをお願い申し上げまして、令和2年3月定例会閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(勝彰君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 これをもって、令和2年第1回中津川市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。  午後2時16分閉会 ――――――――――――――――――会議録署名議員 中津川市議会  議長   勝  彰         署名議員 三浦八郎         同    粥川茂和...