中津川市議会 > 2019-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 中津川市議会 2019-02-25
    02月25日-01号


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    最終取得日: 2021-07-25
    平成31年第1回定例会平成31年第1回中津川市議会定例会会議録(第1号)========================= 平成31年2月25日(月)午前10時開議◯議事日程第 1        会議録署名議員の指名第 2        会期の決定第 3        総務企画委員会所管事務調査報告第 4        文教民生委員会所管事務調査報告第 5        産業建設委員会所管事務調査報告第 6        議会改革特別委員会の中間報告第 7 報第  1号 専決処分の承認を求めることについて第 8 議第 33号 中津川市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて第 9 議第 34号 中津川市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて第10 議第 35号 中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて第11 議第 36号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて第12 議第 37号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて第13 議第 38号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて第14 議第 18号 中津川市にぎわいプラザの設置等に関する条例の一部改正について第15 議第 19号 中津川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について第16 議第 20号 中津川市積立基金条例の一部改正について第17 議第 21号 中津川市スポーツ施設の設置等に関する条例及び中津川市文化スポーツ施設等使用料等徴収条例の一部改正について第18 議第 22号 中津川市民福祉医療費助成金支給条例の一部改正について第19 議第 23号 中津川市老人福祉施設等の設置等に関する条例の一部改正について第20 議第 25号 中津川市墓地の設置等に関する条例の一部改正について第21 議第 26号 中津川市国民健康保険条例の一部改正について第22 議第 27号 中津川市犯罪被害者等支援条例の制定について第23 議第 28号 中津川市地域まちづくり活動推進条例の制定について第24 議第 29号 中津川市市営住宅条例の一部改正について第25 議第 30号 中津川市水道事業布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について第26 議第 31号 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の施行に伴う関係条例の整備について第27 議第 32号 不正競争防止法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について第28 議第 39号 財産の取得について第29 議第 40号 財産の取得について第30 議第 41号 財産の無償譲渡について第31 議第 42号 財産の無償譲渡について第32 議第 43号 財産の無償譲渡について第33 議第 44号 財産の無償譲渡について第34 議第 47号 工事の委託に関する協定の変更について第35 議第 48号 市道路線の認定について第36 議第 49号 市道路線の認定について第37 議第 50号 市道路線の認定について第38 議第 51号 市道路線の認定について第39 議第 52号 市道路線の変更について第40 議第 53号 市道路線の変更について第41 議第 54号 市道路線の変更について第42 議第 55号 市道路線の変更について第43 議第 56号 指定管理者の指定について第44 議第 57号 指定管理者の指定について第45 議第 58号 角領辺地に係る総合整備計画の策定について第46 議第 59号 塩野細野辺地に係る総合整備計画の策定について第47 議第 17号 中津川市行政組織条例の一部改正について第48 議第 24号 中津川市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について第49 議第 45号 工事請負契約の締結について第50 議第 46号 工事請負変更契約の締結について第51 議第  1号 平成30年度中津川市一般会計補正予算(第11号)第52 議第  2号 平成30年度中津川市国民健康保険事業会計補正予算(第3号)第53 議第  3号 平成30年度中津川市下水道事業会計補正予算(第3号)第54 議第  4号 平成30年度中津川市介護保険事業会計補正予算(第3号)第55 議第  5号 平成30年度中津川市病院事業会計補正予算(第4号)第56 議第  6号 平成31年度中津川市一般会計予算第57 議第  7号 平成31年度中津川市国民健康保険事業会計予算第58 議第  8号 平成31年度中津川市駅前駐車場事業会計予算第59 議第  9号 平成31年度中津川市下水道事業会計予算第60 議第 10号 平成31年度中津川市農業集落排水事業会計予算第61 議第 11号 平成31年度中津川市特定環境保全公共下水道事業会計予算第62 議第 12号 平成31年度中津川市介護保険事業会計予算第63 議第 13号 平成31年度中津川市個別排水処理事 業会計予算第64 議第 14号 平成31年度中津川市後期高齢者医療事業会計予算第65 議第 15号 平成31年度中津川市水道事業会計予算第66 議第 16号 平成31年度中津川市病院事業会計予算第67 議第 60号 中津川市議会事務局事務分掌規則及び中津川市議会事務局職員の職名及び補職名規則の一部改正について ――――――――――――――――――――――◯本日の会議に付した案件日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 会期の決定日程第 3 総務企画委員会所管事務調査報告日程第 4 文教民生委員会所管事務調査報告日程第 5 産業建設委員会所管事務調査報告日程第 6 議会改革特別委員会中間報告日程第 7 報第1号日程第 8 議第33号及び日程第 9 議第34号日程第10 議第35号日程第11 議第36号から日程第13 議第38号日程第14 議第18号から日程第46 議第59号日程第47 議第17号日程第48 議第24号日程第49 議第45号日程第50 議第46号日程第51 議第 1号から日程第55 議第 5号日程第56 議第 6号から日程第66 議第16号日程第67 議第60号 ――――――――――――――――――――――◯出席議員 20名   1番        吉村孝志君   2番        森 益基君   3番        水野賢一君   4番        島崎保人君   5番        柘植貴敏君   6番        木下律子さん   7番        牛田敬一君   8番        吉村浩平君   9番        岡崎隆彦君  10番        勝  彰君  11番        田口文数君  12番        櫛松直子さん  13番        大堀寿延君  15番        三浦八郎君  16番        粥川茂和君  17番        鈴木雅彦君  18番        鈴木清貴君  19番        鷹見憲三君  20番        吉村久資君  21番        佐藤光司君 ――――――――――――――――――――――◯欠席議員 なし ――――――――――――――――――――――◯法第121条により出席した者  市長         青山節児君  副市長        大井久司君  教育長        本多弘尚君  理事         丸山裕章君  政策推進部長     伊藤雅志君  総務部長       市岡 清君  財務部長       西尾謙二君  定住推進部長     片田 毅君  健康福祉部長     小縣智彰君  生活環境部長     坪井 透君  農林部長       林 友義君  商工観光部長     安江裕之君  文化スポーツ部長   大巾裕之君  リニア都市政策部長  山本高志君  基盤整備部長     柴田寛史君  水道部長       塚田一義君  病院事業部長     千村泰史君  消防長        松葉茂幸君  教育委員会事務局長  早川和子さん  市公室長       伊藤恵之君  行政管理課長     林 行典君 ――――――――――――――――――――――◯議会事務局職員出席者  事務局長       嶋崎雅浩君  書記         高木 均君  書記         鈴木美幸さん  書記         青木真之介君  書記         安田充孝君 ――――――――――――――――――――――  平成31年2月25日(月曜日)  午前10時00分開会 ―――――――――――――――――――――― ○議長(大堀寿延君) おはようございます。 これより平成31年第1回中津川市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――― △諸般の報告 ○議長(大堀寿延君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎議会事務局長(嶋崎雅浩君) 報告いたします。 本日の会議に提出された議案は、市長提出60件、委員会提出1件であります。 次に、地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員、並びにその委任、または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下18名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。 なお、議会事務報告につきましては、お手元の資料により報告いたします。以上でございます。 ――――――――――――――――――――――議会運営委員長報告 ○議長(大堀寿延君) 本日の議会運営について、さきに議会運営委員会が開かれております。 この際、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・吉村久資君。  〔議会運営委員長・吉村久資君登壇〕 ◆議会運営委員長(吉村久資君) おはようございます。 議会運営委員会が4回開かれております。1月から始まりますけど、若干報告が長くなりますのでお許しをいただきたいというふうに思います。あわせまして、内容が過去のものになっておるところもございますので、よろしくお願いしたいと思います。 まず、1月21日の午前10時から会議をしております。 日程にありますように、第1としまして当初予算審査の予算決算委員会についてということで、財務部長のほうから平成31年度当初予算資料掲載事業について報告がございました。平成31年度当初予算資料に掲載する事業につきましては、平成30年度当初予算資料に掲載された156事業をベースに新規10事業を追加、事業完了や統合等とする3事業を除いた163事業にしたいという依頼があり、承認・決定をいたしました。 また、今後ですが、当初予算の資料につきましては今回と同じ方法で行うことをルール化するということを確認・決定をいたしました。 2番目としまして、議会役職について、12月19日の議運において、中津川市リニアを活用したまちづくり推進市民会議委員について、議長を充て職にする決定をしました。中津川市議会議員役職名簿の整理番号42番に記載する報告を受け、確認をいたしました。 日程第3、市民と議会の対話集会について、平成30年度市民と議会の対話集会において後日回答をするとしました意見交換の記録及び行政からの回答につきまして、ナンバー1からナンバー44を各所管課から回答をいただき、ナンバー45からナンバー49については、議運の正・副委員長で回答を作成し、今回の議運で確認・了承をいただきましたので、議会のホームページに掲載をいたしております。 市民と議会の対話集会の改善・検討事項に関する会派の意見について、アンケート意見を追加しましたので、アンケート意見に対する対応と会派意見それぞれ違うところがございます。そこの対応について、各会派の調整のため持ち帰りといたしました。次回議運において協議を行うことで確認をいたしております。 日程第4、議会における申し合わせ事項についてでございますが、11月26日の議運において、各会派持ち帰りといたしまして、本年1月10日までに提出をいただいた持ち帰り案件を意見一覧といたしました。各会派の意見並びに議会事務局で調べていただいた2案件の結果を参考にしていただき、各会派内において再協議をお願いいたし、10月30日に開催したと同じ形の議運、いわゆる執行部抜きで1人会派の方にも発言の機会を与えるという議会で議論を行うことで確認をいたしております。 議運の日時につきましては、2月12日火曜日午前10時からということで確認・決定をいたしました。 なお、その議運において、対話集会の持ち帰り事項についても協議をいたすことを決定しております。 2つ目としまして、一般質問における議会報掲載用の写真撮影について、その都度議運に諮っておりましたが、今後、写真を撮ることについて議運に諮らなくてもよいということで申し合わせを確認いたしました。 日程第5でございます。中津川市議会事務局事務分掌規則及び中津川市議会事務局職員の職名及び補職名規則の一部改正についてでございますが、中津川市議会事務局事務分掌規則の第1条等について、庶務課を議会総務課、庶務係を総務係に改正することを議題といたしました。 改正の理由といたしましては、他市の状況、新旧対照表については資料のとおりですので、お読み取りをお願いいたします。協議の結果、議運として原案どおり決定といたしました。 日程第6、中津川市議会報発行要領の一部改正についてでございますが、新旧対照表にあるように、中津川市議会報発行要領第2条第2項、12ページという議会報でございますが、これを最近の実績に合わせて16ページまたは20ページに改めるものでございます。協議の結果、議運として原案どおり決定をいたしました。 日程第7、その他、3月定例会のインターネット放映につきましては、議会事務局で調査研究をしていただいた結果、ユーチューブ利用で対応する報告をいただき、確認・決定をいたしました。なお、検索については、そこの資料に書いてございますようなとおりでございます。 それから、以下、議事日程に記載がありませんが、総務部長から全員協議会の開催のお願いがありました。既にこれは終わっております。定員適正化計画、そして行政組織条例地域まちづくり活動推進条例の3項目が説明案件になるということで報告をいただきました。 財務部長からは、ふるさと納税につきまして2億円を想定した補正を行い、既に2億3,000万円の状況であり、返礼品等、予算不足に至っており、1,200万円の補正の専決処理をして2月の議運に報告をする予定であるという報告を受けました。 議会事務局長からは、3月定例会における議場につるしびな、既につるしてございますが、展示したらという提案があり、確認の決定をいたしました。 以上が1月21日の議運の報告でございます。 続きまして、2月12日でございますが、これにつきましては執行部抜きで、先ほどお話ししましたが、1人会派の方にも参加していただき発言を認めるという形で行ったものでございます。 その中の日程第1、市民と議会の対話集会の改善・検討事項についてでございます。 項目ごとに報告をいたします。 まず、開始時間につきましては、時間や曜日について、次回の対話集会においてアンケートをとるということで確認をいたしました。 開催日数につきましては、中津川自民クラブの各種団体やグループ等との対話集会と、市民クラブの15会場の件につきましては、開催方法のところの項目で触れますのでお願いをいたします。 報告内容につきまして、アンケート意見にありました行政視察で学んだこととか議会活動をもっと具体的にということにつきまして、行政視察や所管事務調査の報告を中津川市に置きかえたときの比較や今後の参考事項等を盛り込んだ発表にすることとあわせまして、対話を長くすることも検討するということで確認をいたしました。 班編成につきましては、今回、班編成に若干の変更を行っております。その結果としまして、今後も委員会と地域のバランスをできる限り考慮することで確認をいたしております。 会場につきまして、アンケート意見にありました中津川地区を3地区にと、市民クラブから15会場についてにつきましては、この後に述べます開催方法で触れます。 開催方法についてでございますが、中津川地区を3地区に、それから市民クラブから15会場について、グループとして分けることも方法ではないかという考え方や、テーマについてもテーマごとにグループ分けの考え方の意見が出ました。 また、テーマを設けることについては、ただ、設けるだけではなくて、事前に議会としての議論を十分する必要があるという意見も出ております。中津川自民クラブの各種団体やグループ等の対話集会については、常任委員会でよいという意見とあわせ、市民クラブからの各種団体との各常任委員会との開催については、グループやテーマとあわせて今後検討していく必要があるということで確認をいたしました。 その他につきまして、その他というのは検討事項のその他でございますが、次回に解決できる案件であり、議員の意識の中で実行することを確認いたしました。 市民と議会の対話集会の改善・検討については、先進事例も含め勉強会を開催することや、議会改革特別委員会での議論も必要ではないかという意見があり、議運から議会改革特別委員会に申し入れることを確認いたしました。 日程第2、議会における申し合わせ事項の改善・検討について、こちらも項目ごとに報告をいたします。 まず、議長役職の任期についてでございますが、県下の状況について、議会事務局から資料が提出されておりますように10月30日の議運の結果、1年という申し合わせはしないよということについて再確認をいたしました。 費用弁償の廃止につきましては、自民クラブから市の旅費規定に基づく案に対して肯定的な意見も出ました。市民クラブからは長距離を対象・検討すべきじゃないかという意見が出ましたが、廃止した経緯もあり、継続審査ということで確認をされました。 なお、議会事務局から県下の状況が提出されていますので、ご参照してください。 現状にそぐわない申し合わせの削除につきましては、削除することで確認をいたしました。 所管の委員会に付託されたことにつきましては、意見欄にあるように削除することを確認、申し合わせ事項の文章、表現の統一化につきましても統一することで確認をいたしました。 一般質問のテーマについて、毎回同じでよいかということにつきましては、テーマをどう捉えるかということになりますけど、中津川市議会では大項目、中項目、小項目というふうに分けてございます。大項目が同じであっても、中項目以下において違う質問や確認の質問となる場合が多く、大項目の同一は問題なしということで確認をいたしました。 議会三役や議運委員長の一般質問の規定について、これにつきましては議長等の肩書をつけた立場や役職ゆえに知り得ている、または知り得た案件を質問するという議員としてのモラルを逸脱しなければ、制限を設けるべきではないということで確認をいたしました。 パネル等を使用した一般質問につきましては、パネル使用については議長の許可を得ることで確認・決定をしました。 しかし、通告書に添付すれば誰でも見ることができるが、通告書を見ない議会傍聴者やホームページを閲覧した人にはわからないので、その対応を考える必要があるという意見がございまして、モニター利用についても可能ではあるが、運用上の問題の検討、議事録への記載内容等の方法論、パネルの大きさ等多くの課題があり、継続審査をするということで確認をいたしました。 現在の一般質問時に関連案件の掲載されたもの、例えば新聞等を提示するなどの行為について、議場への持ち込みの可否の議論もありましたが、関連資料として持ち込みは可であるという結論に至りました。 なお、それがパネル等に当たるかということも継続審議といたすということで確認をいたしております。 以上が2月12日の議運の報告でございます。 続きまして、2月15日に議運を開いております。 3月定例会の提出予定議案ということで、条例16件、人事6件、その他21件について総務部長から、報告1件、補正内容5件、当初予算11件については財務部長から、議会運営委員会の資料に基づき説明がありました。内容については資料をご参照してください。 なお、初日議決の案件等、各所管常任委員会を開催することを確認・決定をしております。 付託委員会につきましては、別紙議案付託表のとおりに決定をいたしました。 それから、日程第3にございます委員会提出議案につきましては、議第60号で中津川市議会事務局事務分掌規則及び中津川市議会事務局職員の職名及び補職名規則の一部改正についてでございます。 1月21日の議運において確認・決定しました庶務課を議会総務課、庶務係を総務係に改める提案を議運の委員長名で行うものでございます。 日程第4、その他、3月定例会本議会におけるつるしびなの展示につきまして、1月21日の議運において確認・決定をしましたが、阿木の花てまりさんと坂本の花ごよみさんからお借りをして、現在のように展示をしてございます。 なお、本会議初日には報道機関による写真撮影を行うので、9時45分までに議場への参集をお願いすることを確認いたしました。 2つ目としまして、平成30年度政務活動費の収支報告書の提出でございますが、本年は市議会議員選挙の年ですので、議会事務局長から早目の提出をしていただきたいというお願いがございました。 その他協議事項でございます。 市外からの陳情につきましては3件ございます。これにつきましては、議員周知することで確認・決定をいたしました。 なお、1件目の陳情者から結果をメール等で知らせていただきたい文書が添えられておりましたので、議員周知とする旨を通知するということで確認をいたしました。 それから、議員・議場出席者記念撮影について、これは本日でございますが、昼休みに正面玄関で行います。初日の本日の常任委員会の進行ぐあいによりまして、事務局長より指示がありますのでお願いをいたします。 それから、議員互助会に諮る案件ではございますが、写真代金については議員互助会から予定をしております。 3番目といたしまして、退職者代表挨拶についてということで、議場、送別会における挨拶者の選出を執行部にお願いをいたしました。 4番といたしまして、事務局における議場の写真撮影についてということでございますが、最終日、記録用写真の撮影を行うことを確認・決定をいたしました。 5番目、最終日における議長発言について、恒例となっております最終日における議長発言について確認・決定をいたしました。 以上が15日の議運の報告でございます。 続きまして、21日に議運を開いております。 3月定例会初日の議事日程についてでございます。 平成31年第1回中津川市議会(定例会)第1号及び平成31年第1回定例会(初日)進行に沿って進行することを確認・決定をいたしました。 なお、議第33号から議第38号までの人事案件を委員会付託なしの初日議決、議第17号を総務企画委員会、議第24号及び議第45号を文教民生委員会、議第46号を産業建設委員会、議第1号から議第5号までを予算決算委員会に付託をし、各委員会を開催して初日議決となります。 なお、議第1号と議第5号については反対討論がありますので、起立採決となります。 日程第2、その他でございますが、4月の議員連絡協議会につきまして、資料をタブレットに送付し、議場での協議会を開催しないことを確認・決定をいたしましたので、お間違えのないようにお願いをいたします。 それから、以下記載がございません。 21日に議員の皆さんに携帯メールで資料修正を送信した内容につきまして、総務部長からおわびと訂正がございました。 それから、財務部長から当初予算の説明方法についてということで、歳入及び債務負担行為について、所管部で一括説明することを確認・決定をしておりますが、歳入については決定どおり、しかし、債務負担行為については資料説明の最下段に記載欄があるため、説明時に所管課長から報告をいたします。資料説明がないものにつきましては財務部で一括説明すると、このように変更をお願いしたいという申し出があり、確認・決定をいたしました。 4番目でございます。これも過去になりました。 総務部長から平成31年2月24日の天皇陛下御在位30年記念式典の当日に国旗・市旗を掲揚するという報告がございました。 その他協議事項でございます。 3月定例会最終日における退職者代表挨拶につきましては、市岡総務部長が行う報告がございました。 なお、議運終了後に互助会理事会を開催し、送別会での退職者代表挨拶については西尾財務部長が行うという報告がございました。 そして、最後でございますが、議員から3月定例会最終日の終了後でございますが、この議場におきまして個人的に写真撮影を行いたいという申し出がありましたので、議運においてこれを了承いたしましたので、お願いをいたします。 以上、大変長くなりましたが、4回の議運の報告とさせていただきます。以上でございます。 ○議長(大堀寿延君) ただいまの委員長の報告について、質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(大堀寿延君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において   15番・三浦八郎君   16番・粥川茂和君を指名いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第2  会期の決定 ○議長(大堀寿延君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月26日までの30日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認めます。よって、会期は30日間と決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第3  総務企画委員会所管事務調査報告 ○議長(大堀寿延君) 日程第3、総務企画委員会所管事務調査報告を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。 最初に、総務企画委員長・森 益基君。  〔総務企画委員長・森 益基君登壇〕 ◆総務企画委員長(森益基君) おはようございます。 ただいま議題となりました日程第3、総務企画委員会所管事務調査の報告を行います。 1月30日、市税の現状と見通しについて調査を行いました。 資料をごらんください。 最初に、税収に密接する人口の推移と将来見通しについて、当市の人口は平成7年の8万5,387人をピークに減少に転じ、平成27年では7万8,883人にまで大きく減少、15歳から64歳の生産年齢人口は平成2年の5万4,917人をピークとして、平成27年には4万3,890人まで減少。 一方、高齢化比率は昭和55年11.8%であったのが、平成27年では30.9%と増加、16年後の2035年の人口は7万人を切り6万8,260人、高齢化比率は35%に達すると推計され、納税者が減少すれば当然税収にも影響することは必然で、極めて憂慮すべき事態である旨の説明をいただきました。 次いで、市税の現状について、市町村合併直後の税収入は98億円で、平成19年度は税源移譲により111億円となったが、平成20年のリーマンショック、平成23年の東日本大震災などの影響を受け減少。しかし、平成29年度は108億円まで回復してきた。 個人市県民税ほか5税について、各項目ごとに直近5年間の税収状況を分析すると、個人市県民税については、景気の緩やかな回復基調を背景に微増、法人市民税は平成27年度に減少になったものの、企業の業績改善により年々増加、固定資産税は評価がえの年である平成27年度に減少したが、企業の設備投資による償却資産の影響により増加傾向にある。しかし、宅地平均価格が下落の傾向にあることと、30年度課税の新築棟数が前年度対比10%減となっていることが懸念され、注視が必要。 軽自動車税は平成28年度の税法改正により微増、たばこ税については、喫煙者の減少により税額も減少している。しかし、平成30年10月に税率改正が行われ、今後の推移を見きわめる必要があるなどの説明をいただき、続いて市税の滞納について、直近5年間で徴収率は納税相談や滞納処分を適正に行うことで向上してきていること。不納欠損額は県税事務所と協力した広域的な財政調査を行うことなどにより減少傾向にあり、これらにより収入済額を増加させつつ滞納繰越額の減少を図っているとの説明をいただきました。 最後に、市税の見通しについて、平成30年7月発表の中長期の経済財政に関する試算の中で、日本経済は緩やかな景気回復が続き、平成29年度の経済成長率は実質1.6%となり、平成30年度は実質1.5%を見込むとなっており、当市においても総合計画に掲げた独自の税収アップ施策に取り組んでいることから、大幅な増収は見込めないものの、人口減少と打ち消し合うと予測でき、向こう10年間の税収は97億円で推移すると見通している。 総合計画に掲げたリニア関連道路整備事業、駅周辺整備事業、中心市街地活性化推進事業、青木斧戸線や神坂PAスマートインター設置事業などの基盤整備事業に伴って、民間企業の進出や新たな雇用の創出、移住・定住者の増加などにより、固定資産税や市民税などの増収効果が期待でき、あわせてリニア岐阜県駅や車両基地について、JRや関連企業に対する固定資産税、法人市民税などの増収効果も期待されるとのこと。 消費税の影響については、最終消費地の税収に帰属されるため、税の引き上げに伴い、景気の影響には注意を要しますが、地方消費税交付金として都道府県及び市町村へ交付されることから、交付金の増収が見込まれるとの説明をいただきました。 この後、質疑に入りました。 主なものを3点ご報告いたします。 1番目の質疑、固定資産の評価は3年ごとに行われていますが、リニア岐阜県駅周辺の税額は今後どのようになっていきますかとの質問に、評価額は不動産鑑定士の鑑定に基づき算定されるもので、利便性が向上し資産価値が上がれば、当然算定税額も上がってくるものと予測します。したがって、駅周辺の整備によって利便性が図られ、鑑定価格が引き上げられれば、これによって固定資産税額も上昇することとなりますとの回答。 2つ目の質疑、区画整理をすれば固定資産税が上がるものと承知をしていますが、当市においては区画整理により固定資産税の税収アップをどれぐらい見込んでいるのかとの質疑に、区画整理後に鑑定士が入るので、現段階では税収が幾らになるのかは予測しがたいとの回答。 3番目の質疑、今後10年間の税収は97億円で推移されると見込まれていますが、生産人口がさらに減少すると予測されるその先の税収の見通しはとの質疑に、ご指摘のとおり、人口減による税収減に対して、リニア関連企業の移転や土地価格の上昇などによる法人市民税や固定資産税の税収を勘案して今後10年を見据えています。 今行っている事業が頓挫したり、予定どおり進まないことなどにより税収減にならないように、各事業について関係部局と連携し、事業の進捗状況などに注意していきたいと考えていますとの回答でありました。 以上で、総務企画委員会所管事務調査の報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) ただいまの委員長の報告について、質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 以上で、総務企画委員会所管事務調査報告を終わります。 ――――――――――――――――――――――
    △日程第4  文教民生委員会所管事務調査報告 ○議長(大堀寿延君) 日程第4、文教民生委員会所管事務調査報告を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・島崎保人君。  〔文教民生委員長・島崎保人君登壇〕 ◆文教民生委員長(島崎保人君) おはようございます。 ただいま議題となりました文教民生委員会所管事務調査報告ですが、2月1日午後1時より、歴史遺産の現状と今後の活用について所管事務調査を行いましたので、その内容について報告いたします。 まず、中山道落合宿の本陣を視察いたしまして、落合宿本陣ガイドボランティアの方から、県内17宿では唯一江戸時代当時の建物が現存する非常に貴重な歴史遺産である旨の説明を受けました。 その後、委員会室へ戻り、委員会を再開いたしまして、執行部から資料の説明を受けました。 資料1ページから6ページの中津川市における歴史文化遺産では、市内にある国・県・市の指定文化財は289件あり、主なものは有形文化財の115件、有形民俗文化財の17件、記念物の史跡が77件、天然記念物が69件あるとのことでございました。 次に、資料7ページから15ページの歴史文化遺産の保存と活用計画では、歴史遺産の保存と活用は中津川市総合計画並びに中津川市教育振興基本計画に基づき取り組んでおりますが、中津川市教育振興基本計画中、基本施策1の市の特色を生かした歴史文化資源の整備において、苗木城跡や中山道の町並み景観などを歴史的文化遺産として地域の活性化や観光振興につなげるため、計画的に保存整備を進めるとしております。 また、基本施策2の守り・育てる中津川の文化での方向性の一つでは、市の歴史・文化の紹介に努めるとともに、苗木城跡や落合宿本陣などの整備を進め、健全な姿を後世に残しますとしております。 9ページからは主要事業として、苗木城跡及び落合宿本陣の保存整備事業と芝居小屋と伝統芸能の保存と活用について説明を受けました。 苗木城跡保存整備事業では、苗木城跡が昭和56年4月に国史跡に指定され、策定した苗木城跡保存管理計画と苗木城跡整備基本構想に基づき、昭和59年度から国の補助金を活用し、石垣の修復を中心に整備を進めております。 事業期間は平成35年度までの予定で、総事業費を約6億4,300万円、そのうち平成31年度以降の事業費を約1億4,100万円と予定しております。 近年では、360度景観が楽しめる展望台やさまざまなイベントが開催され、苗木城跡案内ボランティアも組織されるなどし、平成29年度には市内外から約7万8,600人の方が訪れました。 11ページの中山道落合宿本陣保存整備事業では、本陣が2回の火災を経て1818年に再建され、上段の間などが当時のまま保存され現在に至っている貴重な遺産として、平成22年に中山道を含め国の史跡に指定されました。 平成24年度に中山道保存管理計画の策定、平成26年度に落合宿本陣の建物及び敷地の公有化、そして平成27年度には整備計画策定委員会が立ち上げられ、平成28年度の委員会の中で、苗木城跡の整備が完成した平成36年度以降に本陣の整備にかかる旨了承がされました。 また、本陣の活用に当たっては、落合宿本陣ガイドボランティアの会が設立され、ボランティアの方により、平成29年度より毎週日曜日と祝日に本陣の一部を公開しております。 13ページの芝居小屋と伝統芸能の保存と活用では、岐阜県重要有形民俗文化財に指定されている明治座と中津川市有形文化財に指定されている常盤座、そして中津川市有形民俗文化財に指定されている蛭子座の3つの芝居小屋が保存・活用されている点と、東濃歌舞伎の各歌舞伎保存会の活発な活動とが高く評価され、東濃地歌舞伎と芝居小屋が岐阜の宝ものに認定をされているところでございます。 16ページの歴史文化遺産の保存と活用における課題については、市内には数多くの多様な文化財があり、適正な保存と管理方法が必要であるが、その専門的な知識が不足していることと、文化財の価値を失わないように保存、修復していくためには、高額な費用が必要であるということが課題とのことでございました。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑と答弁の内容を報告いたします。 まず、1つ目ですが、6ページ上段の登録有形文化財の概要中、地域の遺産として活用を促すことを目的とした制度とはどういうことなのかという質疑に対しまして、指定文化財は建物を改変しようとすると、申請して許可をいただき改変することになります。登録有形文化財はランク的には指定文化財より落ちますが、建物の外観を重視しており、建物の中を大きく改変する以外は届け出で自由に改変できるため、文化財の古い建物を食堂などいろいろなことで活用できるという穏やかな制度でありますという回答でございました。 また、9ページ下段に、平成31年度以降の事業費約1億4,000万円とありますが、この事業費で苗木城跡整備基本構想に基づく整備が全てできるのかという質疑に対しまして、基本構想を策定したのが平成11年度であり、当時の単価と異なる部分もあるため、事業費がふえることが予想されていますという答弁でございました。 もう一点、11ページの落合宿本陣の修復に平成36年度から本格的に取りかかるということであるが、どのぐらいの事業費を見込んでいるのかという質疑に対しまして、概算で6億円ぐらいですという答弁がございました。 以上のことから、歴史文化遺産は、世代を超えて受け継がれてきた中津川市の財産であり、後世にしっかり引き継ぎ残していかなければならない貴重な遺産であります。さらには、中津川市の魅力として広く情報発信することで、地域の活性化、観光振興にもつなげることができる貴重な資源であることから、行政が主導となり、行政・市民が一丸となって保存・管理していく必要があるというまとめといたしました。 以上で、文教民生委員会所管事務調査の報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) ただいまの委員長の報告について、質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 以上で、文教民生委員会所管事務調査報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第5  産業建設委員会所管事務調査報告 ○議長(大堀寿延君) 日程第5、産業建設委員会所管事務調査報告を議題といたします。 本件に関し委員長の報告を求めます。産業建設委員長・吉村孝志君。  〔産業建設委員長・吉村孝志君登壇〕 ◆産業建設委員長(吉村孝志君) おはようございます。 ただいま議題となりました日程第5、産業建設委員会所管事務調査の報告を申し上げます。 内容は、市内における農産物の現状と課題について調査いたしました。 日時・場所は2月7日午前9時より第1委員会室において開会した後、直ちに市内の農家を視察させていただき、戻って再開いたしました。 視察させていただいた農家では、夏秋トマトを主に栽培していますが、トマトの栽培も、今までの土壌栽培に加え2倍以上の収穫が見込める独立ポットを利用した多収穫栽培、またトマトの収穫ができない冬場にトマトハウスを利用してホウレンソウの栽培に取り組んでおられ、画期的に取り組んでみえる農家でありました。 それでは、委員会資料をごらんください。 市内における農産物の現状と課題ですが、当市は県下2番目の大きな耕地面積を誇り、中山間地ならではの寒暖差の特徴を生かし、水稲を中心に夏秋トマト、夏秋ナス、クリなどの産地として営農が行われています。2015年の農業センサスの調べでは、農業で生計を立てている農家は総農家に対し、1割に満たない状況であります。 平成30年度の生産状況は、7月の高温、8月の多雨、9月には台風などによる日照不足などにより生育には厳しい気象条件が重なり、収穫前の農産物には大きな影響がありました。 また、農業従事者の高齢化、女性の就農者の減少は深刻な問題であります。 主要品目の生産状況は、水稲では、平成30年はやや不良ではありましたが、コシヒカリにおいては日本穀物検定協会による食味ランキングで3年連続の特Aの取得、平成30年度の第9回のお米甲子園では阿木高校の金賞受賞、同じく30年度ひがしみののおいしいお米コンテストでは農事組合法人夏焼のコシヒカリが最優秀賞に選ばれ、6つの優秀賞のうち5つを当市の生産者が受賞するなどの喜ばしい報告のほか、県内で古くから栽培されている特色ある野菜・果樹などのうち、一定の要件を満たす品目・品種を県が飛騨・美濃伝統野菜として認証しているものとして、アジメコショウ・菊ゴボウ・西方芋・瀬戸のタケノコがあります。 地産地消の推進では、学校給食の地元産農産物の米・小麦・大豆・食肉などの限定品目に対し、県・市・JA中央会で各3分の1の補助を行っています。このほか、今後につきましては、農業には安全・安心な食料を安定的に供給すること、国土・自然環境を保全すること、農村の振興を図ることの大きな役割があり、これを果たすためには生産者の生産基盤の安定が第一であり、農業経営の安定を図るために生産者・県・JA・市で連携する必要があります。 以上のような報告を受け、質疑に入りました。 主な質疑を2点紹介いたします。 まず1つ目が、過去5年間の新規就農者の実績はどうですかということに対して、答弁は、平成26年から平成29年までで17名、平成30年が2名になります。平成31年度には4名の研修希望者が見えます。 2つ目が、地産地消の中に学校給食がありますが、この目標数値などについて教育委員会などとの連携はできていますか。それに対して答弁は、食育委員会を年3回行っています。国の目標は地産地消30%でありますが、現在のお子さんたちは野菜嫌いが多いということから、野菜ファーストといって、なるべく多くの野菜をどのようにして給食に取り入れるかなどの話し合いをしながら連携を図っていますという答弁でありました。 委員会のまとめといたしましては、農業経営の安定、後継者の確保、就農希望者の情報提供に当たり、県・JA・市の連携をさらに強化していただき、農業振興に努力していただきたいことと、視察させていただいた農家のように、夏秋トマトの栽培で独立ポット栽培や冬場にハウスを利用してのホウレンソウの栽培は大変有効であると考えます。 以上で、産業建設委員会所管事務調査の報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) ただいまの委員長の報告について、質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 以上で、産業建設委員会所管事務調査報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第6  議会改革特別委員会の中間報告 ○議長(大堀寿延君) 日程第6、議会改革特別委員会から会議規則第44条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申し出ありますので、この際、これを許します。議会改革特別委員長・牛田敬一君。  〔議会改革特別委員長・牛田敬一君登壇〕 ◆議会改革特別委員長(牛田敬一君) ただいま議題となりました日程第6、議会改革特別委員会の視察報告をさせていただきます。 まず、豊田市に訪問をさせていただきました。 目的につきましては、議会活動において市民の議会活動への参画がどのように行われているかを調査し、今後の活動に生かしていくためです。 内容としては、豊田市議会の市民の議会への参画について、地域市議会報告会は春2日と秋2日、地域自治区単位で開催し、主に土曜日開催としております。 内容は、議会活性化の取り組み、定例報告、質疑、意見交換。 次に、地域市議会報告会から市議会報告会に変更したということで、意見交換のあり方が、発言者の要望、クレームとなってきており、建設的な意見交換ができなくなり、2017年より常任委員会の関係する団体との意見交換に変更し、現在に至っております。 シンポジウムについては、そのときに合ったテーマを選定し、専門家を招き実施しております。 市民意識調査は3年ごとに実施し、今後の議会活動につなげていました。 市長への政策提言については、議会としては特別委員会において調査研究結果がまとまり次第、市長に報告する。また、会派としては当初予算への要望を行う。議員については、一般質問について行うといった状況でした。 災害時における議会の対応について調査してまいりました。 これは現在、議会としての取り決めは明確に定められていないという報告でした。 まとめとしまして、地域市議会報告会を市議会報告会とし、意見収集の方法を変えております。中津川市も常任委員会の所管事務調査の中で、関連団体と意見交換する機会を検討してもよいと考えております。 シンポジウムは、議会と市民がつながる方策として有効ではないかと感じました。例えば、観光施策や健康都市宣言などをテーマとし、開催することで、情報共有が図られると考えております。 政策提言については、議会改革特別委員会の役割を明確にし、調査研究が終了したら提言書をまとめて特別委員会を解散する仕組みを確立する必要があるのではないかと考えます。 提言方法の一つに、会派代表質問も有効な取り組みと考えております。導入可否の議論を行うべきではないかと思います。 災害時の議会の対応は豊田市も具体案がなく、情報共有、情報交換の仕組みのみであったということで、災害直後と災害経過時に分別して守れるルールを設定する必要があると考えました。 次に、ページを少しめくっていただきまして、掛川市の報告をさせていただきます。 目的は、議会活動において議会から政策提言をどのような方法で行われているかを調査し、今後の活動に生かしてまいりたいということです。 議会改革について、(1)掛川市議会の議会報告会など住民参加についてということで、議会報告会は中学校単位、9会場で開催、参加者は約550名となっておりました。 内容は、そのときに合った報告とテーマについて質疑・意見交換がされておりました。 参加者が多い原因に、生涯学習が基本となっており、人づくりとまちづくりがなされていると感じました。 市長への政策提言については、議会報告会から政策討論会へということで、会派選出の委員が幹事となって幹事会がテーマを設定、議会報告会、政策討論会、政策研究、議会から市長に提言して、施策・予算に反映するといった状況です。 具体的には、中東遠総合医療センター支援特別委員会、または公共施設マネジメント推進特別委員会、ことしまた豪雨が多かったということから、防災意識向上特別委員会等をつくり、いろんな条例を制定しておるといった状況でした。 議会活性化特別委員会につきましては、常任委員会の活性化ということで調査研究のテーマを設定して、1年から2年で調査研究ができるようなものをテーマと設定し、研究成果を議会報告会で報告、市民に意見を聴取して政策形成をされていると。それからまた、11月の定例会でこの辺を発表するといった状況です。 掛川市の今後の取り組みとしては、以下に掲げられたようなことをこれからもやっていくということです。 また、災害時における議会の対応については、掛川市もまだ検討中といった形で、議会BCP等もこれから継続して検討していくということでした。 まとめとしましては、2017年議会改革度ランキングで299位にランクインした中津川市の現状をほかの自治体に出向き、特に住民参加活動に対する調査を行ってきたということです。 掛川市は、市の課題を現状分析・研究を行い、その結果を議会報告会で報告、意見収集を経て政策討論会で議論し、政策提言サイクルを回していました。そして、条例制定の過程でシンポジウムを開催し、住民への説明を実施することで、住民参加意識が強くなっていると感じました。 豊田市同様に特別委員会の役割を明確にし、調査研究が終了したら、提言書をまとめて特別委員会を解散する仕組みを確立する必要があると思います。当市の特別委員会は調査にとどまっており、研究から提言に至っていないと認識をしております。今後、両市の取り組みを参考に改善を図る必要があると考えます。 議会改革を支える議会事務局の機能強化が不可欠であることを再認識しました。掛川市では、調査官(再任用)の方を配置し、豊富な経験及び知識を活用しておりました。 今回の視察を踏まえ、課題抽出と対策を検討し、さらなる議会改革につなげていきたいと思っております。 以上で報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) ただいまの委員長の報告について、質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 これをもって、議会改革特別委員会の中間報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第7  報第1号 ○議長(大堀寿延君) 日程第7、報第1号・専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました報第1号・専決処分の承認を求めることについて、ご説明申し上げます。 報第1号は、専第1号・中津川市一般会計補正予算の専決処分の報告でございます。 この補正予算は、ふるさと納税の年間寄附額が予想を上回ったため、返礼品等に係る経費を緊急的に計上させていただきました。 補正予算の規模は、一般会計で1,192万5,000円でございます。この財源といたしまして、繰越金を同額計上いたしました。 以上、ご説明申し上げましたが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、1月15日をもって専決処分とさせていただきましたので、ご報告いたします。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております報第1号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認めます。よって、報第1号については委員会の付託を省略することに決しました。 本件に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 お諮りいたします。本件は市長報告のとおり承認することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認めます。よって、本件は市長報告のとおり承認することに決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第8  議第33号及び日程第9  議第34号 ○議長(大堀寿延君) この際、日程第8、議第33号及び日程第9、議第34号の中津川市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第33号及び議第34号・中津川市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて、ご説明申し上げます。 これは、同委員の小倉忠雄さんの任期が3月31日に満了となりますので、引き続き同氏を選任することについて、及び同委員の安江千賀子さんが同日辞任されますので、安江千賀子さんの後任に馬場啓子さんを選任することについて、議会の同意を求めるものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 議第33号及び議第34号の質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第33号及び議第34号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認めます。よって、議第33号及び議第34号については委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 これより議第33号及び議第34号の中津川市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを一括して採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認めます。よって、議第33号及び議第34号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第10  議第35号 ○議長(大堀寿延君) 日程第10、議第35号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第35号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、ご説明申し上げます。 これは、同委員の小栗仁志さんの任期が3月31日に満了となりますので、引き続き同氏を任命することについて、議会の同意を求めるものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第35号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認めます。よって、議第35号については委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第35号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、これに同意することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認めます。よって、議第35号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、これに同意することに決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第11  議第36号から日程第13  議第38号 ○議長(大堀寿延君) この際、日程第11、議第36号から日程第13、議第38号までの人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての議案3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第36号から議第38号までの人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、ご説明申し上げます。 これは、同委員の郷田惠美さん、足立すま子さん、丹羽秀子さんの任期が6月30日に満了となりますので、郷田惠美さん、足立すま子さんを引き続き候補者に推薦し、丹羽秀子さんの後任には丹羽多壽子さんを候補者として推薦することについて、議会の意見を求めるものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 議第36号から議第38号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第36号から議第38号までについては、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認めます。よって、議第36号から議第38号までについては委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 これより議第36号から議第38号までの人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての議案3件を一括して採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認めます。よって、議第36号から議第38号までは原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第14  議第18号から日程第46  議第59号 ○議長(大堀寿延君) この際、日程第14、議第18号から日程第46、議第59号までの議案33議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) それでは、ただいま議題となりました議第18号から議第23号まで、議第25号から議第32号まで、議第39号から議第44号まで及び議第47号から議第59号までを一括してご説明申し上げます。 まず、議第18号・中津川市にぎわいプラザの設置等に関する条例の一部改正については、市の多様な働き方プロジェクトテレワーク試験導入事業の実施場所とするため、2-1会議室及び2-2会議室を一般への使用対象外とし、2-3会議室の名称を2-1会議室に変更するため、及び平成31年10月1日に消費税率が8%から10%に改められることに伴い、にぎわいプラザの使用料を改定するため、改正するものであります。 次に、議第19号・中津川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正については、人事院勧告に基づき、国に準拠して時間外勤務命令の上限時間を設定できるようにするため、改正するものであります。 次に、議第20号・中津川市積立基金条例の一部改正については、国民健康保険の制度改正に伴い、国民健康保険事業の円滑な財政運営の財源として積立基金を運用するため、改正するものであります。 次に、議第21号・中津川市スポーツ施設の設置等に関する条例及び中津川市文化スポーツ施設等使用料等徴収条例の一部改正については、坂下弓道場、付知弓道場及び福岡弓道場を廃止するため、及び消費税率の改正に伴い文化スポーツ施設等の使用料等を改定するため、改正するものであります。 次に、議第22号・中津川市民福祉医療費助成金支給条例の一部改正については、児童扶養手当法の一部改正に伴い、ひとり親の福祉医療費受給者証の有効期間等を変更するため、改正するものであります。 次に、議第23号・中津川市老人福祉施設等の設置等に関する条例の一部改正については、老人福祉施設の5施設を用途廃止し、及び使用料を改定するため、改正するものであります。 改正の内容としましては、1つ目として、中津川市山口デイサービスセンター椿苑、中津川市山口在宅介護支援センター、中津川市山口高齢者ふれあいセンター、中津川市付知中央ふれあいセンター、中津川市福岡いきがいサロンを用途廃止するため、改正するものであります。 2つ目として、消費税率の改正に伴い、施設使用料を改定するものであります。 3つ目として、中津川市川上保健福祉施設かたらいの里及び中津川市福岡健康増進施設ほっとサロンの使用料を改定するため、改正するものであります。 次に、議第25号・中津川市墓地の設置等に関する条例の一部改正については、合葬施設を整備するため、改正するものであります。 次に、議第26号・中津川市国民健康保険条例の一部改正については、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、応益分の軽減判定基準及び賦課限度額について改正されたため、改正するものであります。 次に、議第27号・中津川市犯罪被害者等支援条例の制定については、犯罪被害者等の支援に関し、基本理念や市の施策の基本条項を定め、犯罪被害者等が安全で安心して暮らせる地域社会を実現するため、制定するものであります。 次に、議第28号・中津川市地域まちづくり活動推進条例の制定については、持続可能な地域コミュニティづくりに向けた活力あるまちづくり活動を推進するため、制定するものであります。 次に、議第29号・中津川市市営住宅条例の一部改正については、市営住宅の大平団地及び神坂団地を用途廃止するため、改正するものであります。 次に、議第30号・中津川市水道事業布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正については、学校教育法及び技術士法施行規則の一部改正に伴い、布設工事監督者及び水道技術管理者の資格要件等を改めるため、改正するものであります。 次に、議第31号・社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の施行に伴う関係条例の整備については、消費税率の改正に伴い、中津川市が徴収している使用料等のうち、消費税の課税対象となる使用料等を改定するため、35条例を一括して改正するものであります。 次に、議第32号・不正競争防止法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理については、工業標準化法の一部改正に伴い、鉱工業品等の統一規格の名称が「日本工業規格」から「日本産業規格」に改正されるため、当該名称を使用している7条例を一括して改正するものであります。 次に、議第39号・財産の取得については、土地区画整理事業の進捗の向上を図るため、施行区域内の建物を有限会社ダイゼンから9,490万5,401円で取得するものであり、仮契約を平成30年12月26日に締結したものであります。 次に、議第40号・財産の取得については、土地区画整理事業施行区域内の5,956.36平方メートルの土地を中津川市土地開発公社から9,521万8,350円で取得するものであり、仮契約を平成31年2月15日に締結したものであります。 次に、議第41号・財産の無償譲渡については、中津川市情報通信ネットワーク整備事業で構築した光ファイバーケーブル設備及び附属設備について、西日本電信電話株式会社に無償譲渡するものであります。 次に、議第42号・財産の無償譲渡については、市有財産施設運用管理マスタープランに基づき、中津川市山口デイサービスセンター椿苑、中津川市山口高齢者ふれあいセンターを社会福祉法人中津川市社会福祉協議会に無償譲渡するものであります。 次に、議第43号・財産の無償譲渡については、市有財産施設運用管理マスタープランに基づき、中津川市付知中央ふれあいセンターを社会福祉法人中津川市社会福祉協議会に無償譲渡するものであります。 次に、議第44号・財産の無償譲渡については、市有財産施設運用管理マスタープランに基づき、中津川市福岡いきがいサロンを社会福祉法人中津川市社会福祉協議会に無償譲渡するものであります。 次に、議第47号・工事の委託に関する協定の変更については、中津川市浄化管理センター建設工事委託協定について、工事内容の変更により、協定金額を減額するものであります。 この工事委託協定の変更につきましては、去る1月10日に2億4,574万円で日本下水道事業団と仮協定を締結したものであります。 次に、議第48号から議第51号の市道路線の認定については、濃飛横断自動車道路整備に伴い、市道に認定し、一貫した道路管理をするものであります。 次に、議第52号から議第55号の市道路線の変更については、濃飛横断自動車道路整備に伴い、起点または終点を変更し、一貫した道路管理をするものであります。 次に、議第56号及び議第57号・指定管理者の指定については、中津川市付知デイサービスセンター及び中津川市坂下交流促進施設について、平成31年4月1日から平成34年3月31日までの間、指定管理者に管理を行わせるため、指定管理者の指定を行うものであります。 次に、議第58号・角領辺地に係る総合整備計画の策定について及び議第59号・塩野細野辺地に係る総合整備計画の策定については、加子母地区の角領辺地及び神坂地区の塩野細野辺地に係る総合整備計画を策定するものであります。 主な計画内容としましては、角領辺地はスクールバス整備事業、塩野細野辺地は県営中山間総合整備事業として、用水路、防火水槽を整備するものであります。 以上、ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 議第18号から議第23号まで及び議第25号から議第32号まで及び議第39号から議第44号まで及び議第47号から議第59号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第18号から議第23号まで及び議第25号から議第32号まで及び議第39号から議第44号まで及び議第47号から議第59号まではお手元の議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第47  議第17号 ○議長(大堀寿延君) 日程第47、議第17号・中津川市行政組織条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第17号・中津川市行政組織条例の一部改正について、ご説明申し上げます。 この条例改正は、事業間の連携強化を図るため関連性のある組織を集約し、より機能的で効率的な行政組織となるよう、部の統合及び再編を行うため、改正するものであります。 なお、この条例は平成31年4月1日から施行するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第17号は、総務企画委員会に付託いたします。 なお、総務企画委員会の委員の諸君は、休憩中に委員会を開催し、議第17号について審査を行い、その結果を報告願います。 委員会を開く場所を事務局長から発表させます。 ◎議会事務局長(嶋崎雅浩君) それでは、総務企画委員会を第1委員会室において直ちに開催いたしますので、委員の皆様、よろしくお願いをいたします。 ○議長(大堀寿延君) ただいまから暫時休憩いたします。  午前11時15分休憩 ――――――――――――――――――――――  午前11時50分再開 ○議長(大堀寿延君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第47、議第17号・中津川市行政組織条例の一部改正についてを議題といたします。 休憩中に総務企画委員会が開かれております。本案に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・森 益基君。  〔総務企画委員長・森 益基君登壇〕 ◆総務企画委員長(森益基君) それでは、ただいま議題となりました日程第47、議第17号・中津川市行政組織条例の一部改正について、総務企画委員会の審査経過並びに結果についてご報告を申し上げます。 結論から申し上げますと、全会一致、原案可決であります。 議案書は5ページ及び委員会資料をご参照ください。 改正の趣旨につきましては、市の組織を集約して柔軟に対応できる体制を構築するため、現行13部を11部に改正するものであります。 主なものにつきまして、ご説明を申し上げます。 現行の総務部、財務部を総務部に、健康福祉部、生活環境部、水道部を市民福祉部、環境水道部、そして基盤整備部の名称を建設部に変更するものであります。 なお、市民への影響につきましては、組織再編により福祉相談室と子育て政策室を統合して子ども家庭課を設置することで窓口を一本化し、子育て世代の市民サービス向上が図られるということでありました。 施行期日につきましては、平成31年4月1日とする。 以上のような説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑を1点報告申し上げます。 現在の場所について、大きく変わる部署とその周知についてはいかがするのかという質疑では、現在4階にある人事課が3階に、教育委員会、子育て政策室を健康福祉会館に移動するなど、その周知につきましては4月1日の広報及びホームページにおいて広報するというような答弁でございました。 以上のような経過により、冒頭申し上げたとおり全会一致、原案可決となりました。 以上で報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第17号・中津川市行政組織条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第48  議第24号 ○議長(大堀寿延君) 日程第48、議第24号・中津川市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第24号・中津川市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、ご説明申し上げます。 この条例改正は、中津川市新公立病院改革プランに基づき、病院機能を再編するため、改正するものであります。 改正の内容としましては、1つ目として、「国民健康保険坂下病院」の名称を「中津川市国民健康保険坂下診療所」とし、療養病床19床の有床診療所とするものであります。 2つ目として、外来診療の外科、婦人科、脳神経外科、皮膚科を市民病院に集約するものであります。 3つ目として、当該改正に伴い、中津川市職員特殊勤務手当支給条例、中津川市病院事業及び国民健康保険診療所等使用料及び手数料徴収条例及び中津川市医療職員修学資金貸付条例の条文を整備するものであります。 なお、この条例は平成31年4月1日から施行するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。6番・木下律子さん。 ◆6番(木下律子さん) この条例改正につきましては、12月18日に市長の方針の見直しということで提案があったもののように条例の改正をされるというふうに思いますけれども、その見直しの骨子のところで、坂下病院は療養病床型の有床診療所とし、必要な外来診療、在宅医療、終末期医療などの慢性期医療を担うというふうになっておりますが、必要な外来診療というのはどのような外来診療を言っていらっしゃるのか、これは市長さんにお聞きしたいんです。市長さんの見直しですので、市長さんにまずお聞きしたいと思いますけど、お願いします。 ○議長(大堀寿延君) 病院事業部長・千村泰史君。 ◎病院事業部長(千村泰史君) 必要な外来診療というものですが、現在やっている診療体制、これはまず今10科やっておりますが、その中で非常勤の先生がお見えになるところが多数ありますが、最終的には内科、眼科、小児科、整形外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科という6科にするというものです。 ただし、泌尿器科、耳鼻咽喉科につきましては、これは今、坂下病院に非常勤の先生ですけれども、市民病院のほうに受け入れ体制ができ次第、集約するというもので、ここは必要なというところの解釈の仕方ですけれども、最低限地域で必要な医療ということで、この6科にして、最終的には4科に絞っていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(大堀寿延君) 6番・木下律子さん。 ◆6番(木下律子さん) 必要な外来医療、外来診療という言い方と、もう一つは坂下病院の外来機能は医師確保が可能な診療科を残すという言い方なんですけれど、では、同じというふうに考えてよろしいんですか。必要なというのと、医師確保が可能な診療科を残すというのではちょっと違うと思うんですよね。必要なとなれば、必要なところでお医者さんが確保できなくても補充しなきゃいけない。 けれども、見直しの内容のところについては、医師確保が可能なということで、医師確保ができなくなれば診療科がなくなるというようなニュアンスにも聞こえるんですけど、その辺はちょっと違うなというふうに思いまして、お願いします。 ○議長(大堀寿延君) 市長・青山節児君。 ◎市長(青山節児君) 平成28年の12月に、見直しについて2年間の猶予期間という中で、経営、そしてまた病院の改革に取り組みをさせていただきました。そして、現在必要なという中には、とりわけやはり地元の高齢の方も多いわけでございます。そして、主たる内科、そしてまた若い方の小児科、そして眼科、整形外科、こうしたものがやはり要望が多いという中で必要という形で表現をさせていただいております。 また、今後、医師の確保がという中には、他の診療につきましては医師の確保はやはり大変難しい面もある。あわせまして、現在の市民病院の中で技術的に、医療技術といいますか、そういった中で集約をしたほうがむしろ安定的な、または高度な医療の提供もできる、そうした中での内容分けとなっております。 まさに、この2年間の坂下病院を使われる皆さんの動向によって、今回決定をさせていただいたというふうにご理解をいただきたいと思いますのでお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) ほかに質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議第24号は、文教民生委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第49  議第45号 ○議長(大堀寿延君) 日程第49、議第45号・工事請負契約の締結についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第45号・工事請負契約の締結について、ご説明申し上げます。 これは、(仮称)坂本こども園建設工事(建築主体工事)の契約であります。 この工事請負契約につきましては、去る1月24日に入札を行い、3億2,832万円で株式会社田口建設と仮契約を締結したものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第45号は、文教民生委員会に付託いたします。 なお、文教民生委員会委員の諸君は休憩中に委員会を開催し、議第24号及び議第45号について審査を行い、その結果を報告願います。 委員会を開く場所を事務局長から発表させます。 ◎議会事務局長(嶋崎雅浩君) それでは、文教民生委員会を第1委員会室におきまして、13時30分から開催いたしますので、委員の皆様、よろしくお願いをいたします。 ○議長(大堀寿延君) ただいまから暫時休憩いたします。  午後0時02分休憩 ――――――――――――――――――――――  午後2時25分再開 ○議長(大堀寿延君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第48  議第24号 ○議長(大堀寿延君) 日程第48、議第24号・中津川市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 休憩中に文教民生委員会が開かれております。本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・島崎保人君。  〔文教民生委員長・島崎保人君登壇〕 ◆文教民生委員長(島崎保人君) ただいま議題となりました日程第48、議第24号・中津川市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、文教民生委員会の審査の結果並びに経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、賛成多数、原案可決であります。 委員会資料をごらんください。 この議案の趣旨は、中津川市新公立病院改革プランに基づき、病院機能を再編するため、条例を改正するものです。 この改正の内容は、公立2病院の機能分担を進めるため、国民健康保険坂下病院を国民健康保険坂下診療所に名称変更し、療養病床19床の有床診療所にするとともに、外来診療科の外科、婦人科、脳神経外科、皮膚科を市民病院に集約し、内科、眼科、小児科、整形外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科を継続するものでございます。 また、国民健康保険坂下病院の組織下にあった坂下老人保健施設を国民健康保険坂下診療所から切り離すものでございます。 市民の影響については、有床診療所への機能変更等により経営改善を進めるとともに、療養病床を維持することで安心できる地域医療を提供することができるとのことでございます。 施行期日は、平成31年4月1日です。 以上の説明を受けまして質疑に入りました。主なものをご紹介いたします。 まず、1つ目でございますけれど、高額医療機器を市民病院へ移すということでございますが、心電図もその中に入っております。どの診療所にも心電図がある状況であり、住民は外来もなくなるのではないかと心配をしている、そこをどういうふうに思っているのかという質疑に対しまして、心電図は現在市民病院に移す予定ではありません。その他高額医療機器につきましても3月中に方向を出す予定でありますとの答弁でございました。 もう一つ、外来の4科が残るということでありますが、いつまで残るのか住民は心配をしている。そこをどういうふうに考えているのかという質疑に対しまして、4科を残す努力はしております。いつまで残すのかにつきましては、現時点では不明ということでございます。 それから、最後ですが、安心できる地域医療について、地元の人にどれだけ説明をしたのかという質疑に対しまして、昨年の12月18日に市長方針の見直しが公表されてから、12月中に坂下区長会、まち協、それから川上区長会、まち協、そして山口町内会長会、それから大桑村役場、南木曽町役場に説明をさせていただきました。それと、年がかわりまして1月には公立病院の地域協議会、そして中津川市ふれあい出前講座の中で地元の人に説明をさせていただきました。 そしてもう一つ、地元の全戸に対してチラシを配付させてもらいましたという説明でございました。 以上の説明がございまして、質疑を終え、採決の結果、冒頭に申し上げましたとおり賛成多数、原案可決でございました。 なお、反対の方の反対意見につきましては、4月から市民病院へ機能が集約されるということで療養病床も19床になるが、今入院している人は移転を迫られており困っているという話を聞きますと。これは基本的人権を侵すものではないかという思いから反対をしますというご意見でございました。 以上で、文教民生委員会の報告を終わります。以上です。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第24号・中津川市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議がありますので、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第24号は、原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第49  議第45号 ○議長(大堀寿延君) 日程第49、議第45号・工事請負契約の締結についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・島崎保人君。  〔文教民生委員長・島崎保人君登壇〕 ◆文教民生委員長(島崎保人君) ただいま議題となりました日程第49、議第45号・工事請負契約の締結について、文教民生委員会の審査結果並びに経過についてご報告いたします。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 委員会資料をごらんください。 この議案の趣旨は、中津川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、工事請負契約を締結することについて、議会の議決を求めるものでございます。 契約の目的は、(仮称)坂本こども園建設工事の建築主体工事です。 建物の概要は、構造が木造一部鉄筋コンクリートづくり鋼板ぶき平家建てで、建築面積は1,407.67平米、延べ床面積は1,320.85平米でございます。 契約の方法は指名競争入札で、平成31年1月24日に入札を行い、契約金額3億2,832万円で株式会社田口建設と2月7日に仮契約を締結したところであり、工期は契約日から平成32年2月28日までです。 なお、設計概要、配置図、平面図、立面図につきましては次ページ以降に添付されておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上の説明を受け質疑に入りましたが、質疑なく、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致、原案可決でありました。 以上で、文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第45号・工事請負契約の締結についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第50  議第46号 ○議長(大堀寿延君) 日程第50、議第46号・工事請負変更契約の締結について議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第46号・工事請負変更契約の締結について、ご説明申し上げます。 これは、坂本133号線道路改良工事の契約で、当初の契約では議決要件に該当していませんでした。 しかし、橋梁端部の補強が必要になったことに伴い、契約金額が増額したことにより議決要件に該当することとなったものであります。 この工事請負契約につきましては、去る2月14日に三和建設株式会社と仮契約を締結し、変更後の契約金額が1億5,751万440円となったものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第46号は、産業建設委員会に付託いたします。 なお、産業建設委員会委員の諸君は休憩中に委員会を開催し、議第46号について審査を行い、その結果を報告願います。 委員会を開く場所を事務局長から発表させます。 ◎議会事務局長(嶋崎雅浩君) それでは、産業建設委員会を第1委員会室において直ちに開催いたしますので、委員の皆様、よろしくお願いをいたします。 ○議長(大堀寿延君) ただいまから暫時休憩いたします。  午後2時37分休憩 ――――――――――――――――――――――  午後3時00分再開 ○議長(大堀寿延君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第50、議第46号・工事請負変更契約の締結についてを議題といたします。 休憩中に産業建設委員会が開かれております。本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・吉村孝志君。  〔産業建設委員長・吉村孝志君登壇〕 ◆産業建設委員長(吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第50、議第46号・工事請負変更契約の締結について、委員会の審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。 結論から申し上げますと、全会一致、原案可決であります。 議案書は119ページ及び委員会資料をごらんください。 議案の目的ですが、坂本133号線道路改良工事、工事の概要等は記載のとおりでございます。工事変更の理由及び内容につきましては、橋梁端部の補強の追加による増額。内容といたしまして、主桁の鉄筋さび処理とコンクリート補強。 変更仮契約の締結日は平成31年2月14日。 契約金額といたしましては、変更後1億5,751万440円であります。 契約の相手方は、三和建設株式会社であります。 以上の説明を受け質疑に入りました。 1点ありましたので、ご紹介いたします。 どのタイミングでこの事象がわかったのですかという質疑に対しまして、昨年の11月に工事を進めていく段階で、鉄筋のさび等が発見されましたので、補強方法などを検討し、さび処理とコンクリート補強を実施することになりましたという答弁でございます。 以上のような質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致、原案可決となりました。 以上で報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第46号・工事請負変更契約の締結についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第51  議第1号から日程第55  議第5号 ○議長(大堀寿延君) この際、日程第51、議第1号から日程第55、議第5号までの補正予算案5件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第1号から議第5号までの補正予算について、ご説明申し上げます。 この補正予算は、国・県補助金等を活用する事業、寄附金を財源とする事業、学校等へエアコンを設置する事業、受注機会平準化対策事業、緊急対応が必要な事業などを対象に編成いたしました。 補正予算の規模は、一般会計24億821万円、国民健康保険事業会計(事業勘定)4万2,000円、介護保険事業会計4万円、病院事業会計5,451万4,000円、合計で24億6,280万6,000円でございます。 以下、一般会計の主な内容をご説明いたします。 初めに、国・県補助金等を活用する事業としまして、全国的な風疹感染拡大への対策として、風疹抗体の保有率の低い世代の風疹抗体検査を実施する経費2,192万7,000円、消費税率10%への引き上げの影響緩和及び消費喚起を目的に、住民税非課税者及び3歳未満の子が属する世帯に平成31年度にプレミアムつき商品券を発行するため、その準備を行うための経費469万5,000円、岐阜県の予算調整により県管理の国道等の整備費が増額されたことに伴い負担金を補正する経費1,950万円、消防団へデジタル簡易無線機を配備し、消防団の装備を充実させるための経費452万7,000円を計上いたしました。 次に、いただきました寄附金を有効に活用するための事業としまして、次年度以降の阿木交流センターの備品購入に活用するため、元気びとづくり基金に積み立てる経費100万円、次年度以降の美術品購入等に活用するため、美術館建設及び美術品等取得基金に積み立てる経費2万円、次年度以降の坂下中学校の教育振興に活用するため、教育基金に積み立てる経費10万7,000円、高山保育園の保育備品を購入する経費50万円、発達支援センターつくしんぼの療育備品を購入する経費20万円を計上いたしました。 次に、近年の異常気象への対応として、中津川市立の幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校、給食調理場へエアコンを設置する経費13億3,324万9,000円を計上いたしました。 次に、施工時期の平準化及び品質の確保を図るとともに、市内業者の受注機会をふやすため、受注機会平準化対策事業として、高齢者福祉施設の設備等の修繕や交換を行う経費1,362万3,000円、旧市内に設置してある街頭消火器が耐用年数を経過しているため、更新する経費191万2,000円、観光施設の修繕を行う経費407万2,000円、公民館や文化施設の修繕等を行う経費1,764万円、地元要望があり優先度の高い市道の改良、側溝改修、のり面補修、道路照明設置、公園施設の修繕などを行う経費9,460万円、教育・保育環境の充実を図るため、小学校、保育園の施設を改修する経費3,041万8,000円を計上いたしました。 続きまして、そのほかの一般会計の主な内容をご説明いたします。 総務費では、いただいたふるさとづくり寄附金を次年度以降の教育、福祉、産業振興などの施策の推進に活用するため、ふるさとづくり応援基金に積み立てる経費1億3,000万円、今後の公共施設の整備や施設の健全な維持管理の財源確保を図るため、公共施設整備運営基金に積み立てる経費3億円、今後想定されるまちづくり関連事業に備えるため、リニア中央新幹線まちづくり基金に積み立てる経費5億円、職員の自己都合などによる退職手当1億5,976万7,000円などを計上いたしました。 民生費では、山口デイサービスセンター椿苑を中津川市社会福祉協議会へ譲渡するために必要な修繕を行う経費104万8,000円、実績の確定等により事業費等を精算する経費5,961万9,000円を計上いたしました。 衛生費では、国民健康保険坂下病院及び坂下老人保健施設の職員の退職給付費に充てるため、退職手当基金を取り崩して繰り出す経費5,451万4,000円を計上いたしました。 土木費では、恵那峡大橋のボルトの欠損が発見されたため、落下の防止、橋梁保全のためにネットの設置及びボルトの補修を行うための経費1,750万円、事業費等の確定により精算する経費3億3,274万6,000円の減額を計上いたしました。 教育費では、明治座来場者が購入するくれ板を追加作成する経費及びその購入寄附金を基金に積み立てる経費152万3,000円、文化会館のホール椅子の撤去を行う経費540万円を計上いたしました。 災害復旧費では、対象額の確定により精算する経費3,900万円の減額を計上いたしました。 以上が歳出の主な内容ですが、これらの財源といたしまして、国庫支出金1,472万2,000円、県支出金1,332万9,000円、財産収入178万1,000円、寄附金1億3,255万円、繰入金5,531万4,000円、諸収入4,050万円の減額、市債9億7,890万円、財源調整として地方交付税7億9,285万8,000円、繰越金4億5,925万6,000円を計上いたしました。 続きまして、企業会計の内容をご説明いたします。 病院事業会計では、国民健康保険坂下病院及び坂下老人保健施設の職員の自己都合などによる退職給付費5,451万4,000円を計上いたしました。 続きまして、繰越明許費についてご説明いたします。 本年3月補正予算で、国の第2次補正予算に伴い財源確保したものの、事業完了が翌年度にわたらざるを得ない事業が3事業。 同じく本3月補正予算で中津川市立の幼稚園、保育園、学校へエアコンを設置するために予算化したものの、事業完了が翌年度にわたらざるを得ない事業が6事業。 同じく本3月補正予算で、受注機会平準化対策として予算化したものの、事業完了が翌年度にわたらざるを得ない事業が11事業。 施工方法等の検討、地元住民や関係機関との調整に時間を要したなど、やむを得ない事情により事業完了が翌年度にわたらざるを得ない事業が24事業。 合わせて44事業につきまして、追加及び変更し、翌年度に繰り越して事業を進めさせていただこうとするものでございます。 以上、補正予算についてご説明させていただきました。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 議第1号から議第5号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第1号から議第5号までは、予算決算委員会に付託いたします。 なお、予算決算委員会委員の諸君は休憩中に委員会を開催し、議第1号から議第5号までについて審査を行い、その結果を報告願います。 委員会を開く場所を事務局長から発表させます。 ◎議会事務局長(嶋崎雅浩君) それでは、予算決算委員会を本議場におきまして15時25分から開催いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(大堀寿延君) ただいまから暫時休憩いたします。  午後3時15分休憩 ――――――――――――――――――――――  午後4時40分再開 ○議長(大堀寿延君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 ただいまから暫時休憩いたします。  午後4時40分休憩 ――――――――――――――――――――――  午後5時25分再開 ○議長(大堀寿延君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第51、議第1号から日程第55、議第5号までの補正予算案5件を一括議題といたします。 休憩中に予算決算委員会が開かれております。本案に関し、委員長の報告を求めます。予算決算委員長・吉村浩平君。  〔予算決算委員長・吉村浩平君登壇〕 ◆予算決算委員長(吉村浩平君) ただいま議題となりました日程第51から日程第55までの議第1号・平成30年度中津川市一般会計補正予算(第11号)、議第2号・平成30年度中津川市国民健康保険事業会計補正予算(第3号)、議第3号・平成30年度中津川市下水道事業会計補正予算(第3号)、議第4号・平成30年度中津川市介護保険事業会計補正予算(第3号)、議第5号・平成30年度中津川市病院事業会計補正予算(第4号)について、予算決算委員会での審査の経過並びに審査結果について、ご報告いたします。 議案の審査結果につきましては、議第1号・平成30年度中津川市一般会計補正予算(第11号)及び議第5号・平成30年度中津川市病院事業会計補正予算(第4号)は、賛成多数で原案可決であります。 そのほかの議第2号から議第4号までの3議案は、全会一致、原案可決であります。 この補正額につきましては、一般会計24億821万円、特別会計の国民健康保険事業会計(事業勘定)4万2,000円、国民健康保険事業会計(直診勘定)と下水道事業会計は繰越明許費のみであります。 介護保険事業会計が4万円、企業会計の病院事業会計5,451万4,000円、総額24億6,280万6,000円の増額補正となります。 執行部からの説明及び審査経過につきましては、議員全員で構成されました予算決算委員会であり、議員周知のとおりでありますので割愛をさせていただきます。 以上で報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 議第1号から議第5号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 議第1号及び議第5号に対し、6番・木下律子さんから討論の通告がありますので発言を許します。 最初に、議第1号・平成30年度中津川市一般会計補正予算(第11号)について発言を許します。6番・木下律子さん。  〔6番・木下律子さん登壇〕 ◆6番(木下律子さん) 反対討論を行います。 平成30年度中津川市一般会計補正予算(第11号)について、まず初めにリニア中央新幹線まちづくり基金に5億1,156万6,000円を基金に積み増しするものであり、平成30年度末で32億1,000万円になるということです。 リニア新幹線建設は、JR東海のもうけのために建設されるものです。 さらに、リニア新幹線建設そのものは技術的にもまだ確立されていません。ドイツや中国も事故を起こし、建設をやめました。このリニア新幹線建設の目的は、東京、名古屋、大阪の巨大都市をつなぐためにつくられるものです。路線の86%がトンネル、その中を電磁石を利用し、10センチ浮上して時速500キロで飛んで移動する今までの新幹線とは全く別の乗り物にもかかわらず、新幹線整備法を使って東京―大阪間を建設する。公共事業扱いにしているが、民間事業者、JR東海1社だけで9兆円もの事業のリニア新幹線を建設し、運営する。今までの新幹線とは全く別物であるにもかかわらず、国会で法案や予算審議もないまま、大臣の判こ一つで建設が許可されました。 リニア新幹線建設そのものについて、多くの専門家が建設を危惧しております。全く無謀と思われるリニア新幹線建設。中津川市は駅舎、路線、車両基地が建設されるから活性化できると、400億円も使ってリニアのまちづくりを進める計画を持って今進んでおります。 今回の補正予算は、莫大な建設費用が必要となったときに備えるために5億円の基金積み立てが計上されました。日本共産党は、リニア新幹線建設もリニアのまちづくりも必要ないという立場です。この予算があれば、子育て支援として子どもの医療費を高校まで無料にできる、また学校給食の無償化も実現できます。 2つ目が、商業振興事業の469万5,000円のプレミアムつき商品券事業と消費税10%増税の引き上げによる低所得者、子育て世代の消費に与える影響の緩和や、その地域における消費喚起を目的に、平成31年度プレミアム商品券を発行する、その準備のためと言います。消費税10%増税への反対は多く、その世論をかわすために、そのほかにも食料品8%据え置き、キャッシュレスとさまざまな軽減税率を導入し、混乱を持ち込みます。こんなことをするのであれば、消費税10%増税は中止すべきです。消費購買力は1世帯で年間25万円も落ち込み、給料も実質年10万円減少しております。このような状況で10%増税を実施すれば、国民の暮らしが破綻してしまいます。日本の経済も破綻してしまう、消費税増税は中止すべきです。 以上の理由により、平成30年度中津川市一般会計補正予算(第11号)の反対討論といたします。皆さんの賛成を期待いたしまして討論を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) 次に、議第5号・平成30年度中津川市病院事業会計補正予算(第4号)について発言を許します。6番・木下律子さん。  〔6番・木下律子さん登壇〕 ◆6番(木下律子さん) 反対討論を行います。 平成30年度中津川市病院事業会計補正予算(第4号)について、坂下病院で5名の自己都合による退職の退職手当支払いの補正予算5,451万4,000円です。 坂下の診療所化による影響と思われます。坂下病院の機能が縮小され、職員は将棋の駒のように新病院に配置される。退職するときには、一身上の都合により退職しますと申し出るので、本当の理由は言わないものです。坂下病院が現状のままであれば退職を免れたのではないか、大切な人材を失うことになります。 以上の理由で反対をいたします。皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) 以上で、通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 採決は分離して行います。 まず、議第1号・平成30年度中津川市一般会計補正予算(第11号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第1号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議第2号から議第4号までの補正予算案3件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議第5号・平成30年度中津川市病院事業会計補正予算(第4号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第5号は委員長の報告のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第56  議第6号から日程第66  議第16号 ○議長(大堀寿延君) この際、日程第56、議第6号から日程第66、議第16号までの予算案11件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) それでは、ただいま議題となりました議第6号から議第16号までの平成31年度予算の概況をご説明申し上げます。 まず、初めに平成30年度を振り返ってみますと、中津川市総合計画前期事業実施計画の最終年度として、リニア駅周辺土地区画整理事業などを本格的に進めるとともに、青木斧戸線道路整備事業や下水道整備事業など生活関連の基盤整備を大きく前に進めることができました。 また、次期計画へつなぐための基礎づくりを着実に進めた結果、苗木城が絶景山城ベストランキングで第1位を獲得したことや、すごわざプロジェクトがキャリア教育優良文部科学大臣表彰を受賞できたことなどは、地域の区長会、またまちづくり協議会や域学連携の取り組みと相まって地域づくりに弾みがつくこととなりました。 迎えます平成31年度は、中津川市総合計画中期事業実施計画の初年度となることから、この4年間に取り組むべき主要施策が円滑に進むようスタートダッシュを決める重要な年となります。 リニア中央新幹線開業まであと8年、総合車両基地を含めリニアを他市にはないアドバンテージとして活用する戦略を本格化させていかなければなりません。リニア岐阜県駅から市内各地へのアクセスを円滑にし、市域全体に効果を広げていくために交通と観光や産業の振興などを連携させたリニアを生かしてのまちづくりを進めてまいります。 さらには、広域的な交通結節点として、引き続きリニア駅周辺やアクセス道路といった将来へつなぐまちづくりの骨格となる基盤整備を着実に進めるとともに、本市の魅力ある多くの地域資源を活用し、岐阜県東の玄関口としての受け入れ体制の整備等を着実に進めてまいります。 人口減少問題は、地方都市においては全国的に重い課題であり、今後、税収減のみならず教育、医療、福祉、子育てなどあらゆる面でも影響が懸念されております。市の活力の源は人であります。とりわけ、未来を担う若者の市外流出の抑制と地元定着を図ることは重要であり、若い世代が安心して家庭を築き、子どもたちを産み育てることができるまちづくりを進めるため、若者の地元定着、移住促進の強化に努め、優先的かつ横断的に取り組んでまいります。 また、異常気象等による影響は看過できない状況となっており、本市においてもこれを今日的な課題と捉え、必要な対策を迅速に講ずることで、市の防災体制の強化に努めるとともに、子育て・教育・医療・福祉などの基本政策に丁寧に取り組み、市民の皆様の暮らしと安全・安心の向上を図ってまいります。 以上の基本的な考え方に基づいて編成した平成31年度予算の規模は、一般会計、特別会計及び企業会計の総額756億9,471万2,000円で、対前年度比1.0%の増となりました。 このうち一般会計は388億円で、対前年度比4.5%の増、特別会計は総額203億8,291万円で、対前年度比4.9%の減、企業会計は総額165億1,180万2,000円で、対前年度比0.9%の増となりました。 それでは、ここから一般会計の歳入、歳出の概略について、ご説明申し上げます。 まず、歳入でございますが、市税は2.6%増の99億2,778万6,000円を計上いたしました。 個人市民税については、雇用情勢の改善等から個人所得の増加があり、1.9%増を見込みました。法人市民税については、企業業績の改善などにより1.0%増を見込みました。 固定資産税及び都市計画税については、宅地及び宅地並み雑種地の増加や、新築家屋の増加、太陽光発電設備や企業の設備投資による償却資産の増加などにより、固定資産税で2.9%増、都市計画税で2.3%増を見込みました。 森林環境譲与税は、森林現場の課題に早期に対応することを目的として、平成31年度より段階的に都道府県及び市町村へ配分されることから、新たに3,727万9,000円を見込みました。なお、本来は平成36年度から課税される森林環境税を原資として交付されるものでありますが、課税に先行する平成35年度までは、国が暫定的に譲与税特別会計において借り入れを行うことで、その原資を確保するものでございます。 地方消費税交付金は、国が県を通じて市町村へ交付するまで、一定期間を要します。このため、平成31年10月から消費税率が10%に引き上げられる予定ですが、平成31年度は税率引き上げの影響はほとんど見込めません。しかし、製造業、非製造業ともに設備投資が増加していることや、消費税率引き上げ前の需要が予想されることから、3.3%増の12億3,550万円を見込みました。 環境性能割交付金は、消費税率10%への引き上げにあわせ、現行の自動車取得税が廃止され、導入されることになります。環境性能割交付金は、軽自動車を除く自動車に対する環境性能割収入額に対して、交付割合を乗じて市町村へ交付されることから、新たに2,400万円を見込みました。 地方交付税は、景気の回復基調により国において所得税、法人税、酒税、消費税の税収が好調であることから、地方交付税総額が増額されましたが、本市においては普通交付税の合併特例期間が平成26年度で終了し、平成27年度から平成32年度にかけ段階的に減少していることを踏まえ、普通交付税は2.6%減の93億4,480万円を計上いたしました。 また、特別交付税は前年度と同額の8億円を計上いたしました。 国庫支出金は、社会資本整備総合交付金を活用した事業を初めとして、大型事業の本格化などにより20.3%増の43億4,506万6,000円を計上いたしました。平成31年度の歳入予算総額は4.5%増加しておりますが、国・県への要望活動の強化により、国庫支出金、県支出金を多く獲得したことで、歳入一般財源比率は2.4%減となりました。 寄附金は、ふるさと納税が平成29年度から取り組んでいる返礼品の充実などによりふえており、50.1%増の1億5,586万円を計上いたしました。 財政調整基金繰入金は、普通交付税の減少により一般財源総額が減少する中においても各種施策を着実に進めるための財源として、前年度と同額の24億円を計上いたしました。 公共施設整備運営基金繰入金は、継続利用する施設については、長寿命化対策を行うことで、できる限り延命を図り良好な状態を保つ必要があることから、健康福祉会館空調設備更新工事などの大規模な施設整備のための財源として7,923.1%増の1億9,777万円を計上いたしました。 市債は、33.6%増の39億9,200万円を計上いたしました。このうち、施設整備のための市債は71.3%増の30億4,780万円、交付税の財源不足を国と地方が折半して負担するために市が借金を行う臨時財政対策債は、21.8%減の9億4,420万円を計上いたしました。 続きまして歳出でございますが、退職金を除いた職員人件費のうち、給料は人事院勧告によるベースアップや昇給に伴う増はあるものの、職員の退職等による減が大きいため、4,010万3,000円の減額、手当は、平成31年度中に執行が予定されている4つの選挙に伴う時間外手当の増などの影響で、5,598万2,000円の増額、人件費全体では0.1%増の55億5,755万8,000円を計上いたしました。 公債費は、6.5%減の37億9,504万9,000円を計上いたしました。公債費負担適正化計画の方針に従い、借金残高を計画的に減らしてきた結果でございます。定期償還額は毎年減少しております。 施設整備などの投資的経費では、新衛生センター建設事業、リニア中央新幹線関連道路整備事業などの継続事業に加え、文化会館改修事業、こども園整備事業の本格化により、51.1%増の70億6,099万1,000円を計上いたしました。 次に、平成31年度の主要事業について、主な内容をご説明申し上げます。 初めに、まちづくりの牽引役となる重点施策といたしまして、リニア開業に向けた基盤整備と若者の地元定着・移住促進の強化を掲げ、この分野の取り組みに特に注力してまいります。 1つ目は、リニア開業に向けた基盤整備では、リニア駅を広域的な交通結節点として、各地を円滑につなぐリニア駅アクセス道路の整備を進め、リニア駅周辺については、岐阜県の東の玄関口として、秩序あるまちづくりと二次交通への乗りかえを円滑にするため、土地区画整理事業を実施するとともに、空間活用の検討に取り組みます。 また、中心市街地の活性化のため、中心市街地に市民の交流と回遊の拠点となるにぎわい創出施設の整備に取り組み、リニア駅と中部総合車両基地ができるまちとして、中津川西部テクノパークを整備するなど、本社機能や研究開発機能を誘致し、多様な業種・職種の働く場を創出いたします。 さらに、青木斧戸線の整備や、広域での観光活性化、医療活動支援や防災力の向上を図るスマートインターチェンジの設置に取り組みをいたします。 2つ目は、若者の地元定着・移住促進の強化では、高校生、大学生などの地元就職に向け、地元企業の特性や農林業への就業支援策などをPRするとともに、企業、学生双方の就職活動を応援いたします。 また、若者が希望する業種・職種を市内に生み出すため、テレワークの試験導入による多様な働き方の創出などに取り組みをいたします。 さらに、保護者の育児不安を軽減し、安心して子育てできるよう、病児・病後児保育所を運営するなど、子育て世代への支援や保育体制の充実に取り組みをいたします。 また、移住サポーターによる移住相談を初め、家賃や住宅取得に対する支援で、市内に移住・定住を希望する若者を応援いたします。 そのほか、東京オリンピック・パラリンピックに関連して、中津川市の伝統文化など、都市圏を中心に広く誘客活動を展開するとともに、海外に向けた情報発信やおもてなし力の向上に取り組みをいたします。 また、観光資源を活用した体験型観光として、ONSEN(温泉)ガストロノミーウオーキングに取り組み、市内での滞在時間を延ばし、宿泊や観光消費額の増加につなげます。さらに、地元高校生を含めた域学連携の拠点づくりを推進し、地域づくり人材の育成、地域資源の発掘、活用、地域教育の充実などに取り組み、地域の自立と活性化を推進いたします。 続きまして、各分野の施策を網羅した基本施策の主な事業をご説明申し上げます。 「人々がかがやくまち中津川」では、平成32年度から本格実施される小学校外国語科の授業に備え、市独自で英語特別指導助手を配置します。また、平成32年度開園を目指し、坂本幼稚園と坂本保育園を統合した認定こども園の建築工事を行います。 さらに、地域づくりや地域活性化の拠点施設及び診療所として、阿木交流センターの建築工事を進めるほか、老朽化した中津川文化会館の天井や観客席などの改修工事を行います。また、アメリカ女子レスリングチームが東京オリンピック・パラリンピックに向けた強化合宿を当市で行い、市内の子どもたちとの交流を通じてスポーツへの関心を高める活動を行うため、練習施設の提供等の支援を行います。 「やすらぐ自然につつまれたまち中津川」では、平成31年12月の本格稼働を目指し、新衛生センターの建築工事を進めます。また、稼働から15年を経過した環境センターの長寿命化対策のため、平成34年度までに実施予定の設備改良工事の発注に向けた準備を進めます。 「活力あふれるまち中津川」では、森林環境譲与税を活用し、人工林の間伐を効率よく推進するとともに、森林経営管理マップを活用した円滑な間伐事業の実施や施業履歴の管理を行い、森林整備を促進し、森林の持つ多面的機能を発揮することでストレス・マネジメントのできるまちを目指します。また、川上地区の難視聴対策として、老朽化したかわうえCATVの施設を新設するための事業者の選定を行います。さらに、地震などで倒壊のおそれのある危険なブロック塀の除去を推進するため、補助を行います。 以上、市の持続的発展に向け、若者の市外流出を抑制し、地元定着を推進する施策、市民生活の向上に直結する大型インフラ整備事業、教育、医療、福祉、子育て等の市民の暮らしを守る施策などを中心に編成いたしました平成31年度予算の概要についてご説明いたしました。 平成31年度は、5月から新たな元号に切りかわり、新たな時代の幕あけとなる年度になります。 また、総合計画中期事業実施計画の初年度となることから、この4年間に取り組むべき主要施策を円滑に進めるためにも鍵となる年度となります。まさに正念場となります。 これまでつくってまいりました骨格を土台に、単なる肉づけではなく、強い筋肉をつけていく期間であります。ここでの取り組みが将来の中津川市の姿を左右する極めて重要な局面と捉えております。 市政運営に当たっては、引き続き皆様からの声を大切にしながら、全力で取り組んでまいりますので、市議会の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、提案説明といたします。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 議第6号から議第16号までの質疑を一括して行います。 なお、本案は委員会に付託いたしますので、質疑につきましては簡潔に願います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第6号から議第16号までは、お手元の議案付託表のとおり予算決算委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第67  議第60号 ○議長(大堀寿延君) 日程第67、議第60号・中津川市議会事務局事務分掌規則及び中津川市議会事務局職員の職名及び補職名規則の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。議会運営委員長・吉村久資君。  〔議会運営委員長・吉村久資君登壇〕 ◆議会運営委員長(吉村久資君) ただいま議題となりました日程第67、議第60号・中津川市議会事務局事務分掌規則及び中津川市議会事務局職員の職名及び補職名規則の一部改正について、提案説明を申し上げます。 この規則改正は、既に改正されております地方自治法の議会事務局等に関する規定において、「庶務に従事する」から「事務に従事する」とされ、庶務という字句が使われなくなったことに伴い庶務課を議会総務課に、庶務係を総務係に改称しようとするものであります。 この規則の施行期日は、平成31年4月1日であります。 以上、提案説明とさせていただきます。ご賛同のほど、よろしくお願いをいたします。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第60号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認めます。よって、議第60号については委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第60号・中津川市議会事務局事務分掌規則及び中津川市議会事務局職員の職名及び補職名規則の一部改正についてを採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会をいたします。大変ご苦労さまでございました。  午後5時58分散会 ――――――――――――――――――――――会議録署名議員 中津川市議会  議長   大堀寿延         署名議員 三浦八郎         同    粥川茂和...