中津川市議会 > 2018-03-28 >
03月28日-04号

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  1. 中津川市議会 2018-03-28
    03月28日-04号


    取得元: 中津川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    平成30年  3月 定例会(第1回)平成30年第1回中津川市議会定例会会議録(第4号)========================= 平成30年3月28日(水)午前10時開議◯議事日程第 1        会議録署名議員の指名第 2        病院・医療等対策特別委員会の中間報告第 3        「議第22号 中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正について」の撤回について第 4 議第 18号 中津川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について第 5 議第 19号 中津川市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について第 6 議第 20号 中津川市積立基金条例の一部改正について第 7 議第 21号 中津川市手数料条例の一部改正について第 8 議第 23号 中津川市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の制定について第 9 議第 24号 中津川市介護保険条例の一部改正について第10 議第 25号 中津川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について第11 議第 26号 中津川市国民健康保険条例の一部改正について第12 議第 27号 中津川市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について第13 議第 28号 中津川市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について第14 議第 29号 中津川市環境保全条例の一部改正について第15 議第 30号 中津川市農業共済事業の実施に関する条例の廃止について第16 議第 31号 中津川市ふれあい牧場の設置等に関する条例の一部改正について第17 議第 32号 中津川市中小企業小口融資条例の一部改正について第18 議第 33号 中津川市キャンプ場等の設置等に関する条例の一部改正について第19 議第 34号 中津川市消防本部消防手数料条例の一部改正について第20 議第 35号 中津川市火災予防条例の一部改正について第21 議第 39号 東濃農業共済事務組合規約の変更について第22 議第 40号 損害賠償の額の決定について第23 議第 41号 市道路線の認定について第24 議第 42号 指定管理者の指定について第25 議第 43号 平成29年度中津川市病院事業会計資本剰余金の処分について第26 議第  7号 平成30年度中津川市一般会計予算第27 議第  8号 平成30年度中津川市国民健康保険事業会計予算第28 議第  9号 平成30年度中津川市駅前駐車場事業会計予算第29 議第 10号 平成30年度中津川市下水道事業会計予算第30 議第 11号 平成30年度中津川市農業集落排水事業会計予算第31 議第 12号 平成30年度中津川市特定環境保全公共下水道事業会計予算第32 議第 13号 平成30年度中津川市介護保険事業会計予算第33 議第 14号 平成30年度中津川市個別排水処理事 業会計予算第34 議第 15号 平成30年度中津川市後期高齢者医療事業会計予算第35 議第 16号 平成30年度中津川市水道事業会計予算第36 議第 17号 平成30年度中津川市病院事業会計予算第37 請願第 1号 核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める意見書採択についての請願第38 請願第 2号 請願書『「国保坂下病院」の現行の外来診療科と一般病床50床を維持し機能させることを求める請願』 ――――――――――――――――――――――◯本日の会議に付した案件日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 病院・医療等対策特別委員会中間報告日程第 3 「議第22号 中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正について」の撤回について日程第 4 議第18号日程第 5 議第19号日程第 6 議第20号日程第 7 議第21号日程第 8 議第23号日程第 9 議第24号日程第10 議第25号日程第11 議第26号日程第12 議第27号日程第13 議第28号日程第14 議第29号日程第15 議第30号日程第16 議第31号日程第17 議第32号日程第18 議第33号日程第19 議第34号日程第20 議第35号日程第21 議第39号日程第22 議第40号日程第23 議第41号日程第24 議第42号日程第25 議第43号日程第26 議第7号から日程第36 議第17号日程第37 請願第1号日程第38 請願第2号追加日程 議第44号 ――――――――――――――――――――――◯出席議員 20名  1番        吉村孝志君  2番        森 益基君  3番        水野賢一君  4番        島崎保人君  5番        柘植貴敏君  6番        木下律子さん  7番        牛田敬一君  8番        吉村浩平君  9番        岡崎隆彦君 10番        勝  彰君 11番        田口文数君 12番        櫛松直子さん 13番        大堀寿延君 15番        三浦八郎君 16番        粥川茂和君 17番        鈴木雅彦君 18番        鈴木清貴君 19番        鷹見憲三君 20番        吉村久資君 21番        佐藤光司君 ――――――――――――――――――――――◯欠席議員 なし ――――――――――――――――――――――◯法第121条により出席した者 市長         青山節児君 副市長        大井久司君 教育長        本多弘尚君 理事         丸山裕章君 政策推進部長     高橋一雅君 総務部長       市岡 清君 財務部長       西尾謙二君 定住推進部長     片田 毅君 健康福祉部長     小縣智彰君 生活環境部長     坪井 透君 農林部長       林 友義君 商工観光部長     安江裕之君 文化スポーツ部長   大巾裕之君 リニア都市政策部長  山本高志君 基盤整備部長     柴田寛史君 水道部長       塚田一義君 病院事業部長     千村泰史君 消防長        松葉茂幸君 教育委員会事務局長  早川和子さん 市公室長       伊藤恵之君 行政管理課長     嶋崎雅浩君 ――――――――――――――――――――――◯議会事務局職員出席者 事務局長       齊藤信広君 書記         高木 均君 書記         鈴木美幸さん 書記         若森将三君 書記         安田充孝君 ――――――――――――――――――――――  平成30年3月28日(水曜日)  午前10時00分開議 ―――――――――――――――――――――― ○議長(大堀寿延君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――― △諸般の報告 ○議長(大堀寿延君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎議会事務局長(齊藤信広君) 報告いたします。 本日の会議に提出された議案は、市長提出33件、請願2件であります。 次に、地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員、並びにその委任、または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下18名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。以上でございます。 ――――――――――――――――――――――議会運営委員長報告 ○議長(大堀寿延君) 本日の議会運営について、さきに議会運営委員会が開かれております。 この際、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・三浦八郎君。  〔議会運営委員長・三浦八郎君登壇〕 ◆議会運営委員長(三浦八郎君) おはようございます。 それでは、3月26日に議会運営委員会が開催されていますので、その内容をご報告申し上げます。 日程第1、議案の撤回及び追加議案についてでございますが、議第22号・中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正についての議案について、議会運営委員会において撤回を認め、本会議で撤回が了承された後、当該議案の内容を一部変更した議第44号が新たに提案されますので、よろしくお願いをいたします。 日程第2、付託委員会についてでございますが、議第44号については、文教民生委員会に付託することに決しました。本日、休憩中に委員会を開催し、審査をお願いいたします。 日程第3、3月定例会最終日の議事日程についてでございますが、議事日程と進行表によりそれぞれ確認をいたしました。お手元の議事日程どおりで進めてまいりますので、よろしくお願いをします。その中で、日程第5、議第19号につきましては反対討論がございます。また、日程第26、議第7号から日程第36、議第17号までの予算案について一括議題となりますが、議第7号、8号、13号、15号、17号それぞれ分離して反対討論がありますので、よろしくお願いをいたします。 次に日程第4、5月臨時議会及び6月定例会の日程についてでございますが、5月臨時会ですが、平成30年5月18日金曜日です。それについての議運ですが、平成30年5月16日水曜日に開催することに決定しましたので、よろしくお願いをいたします。 なお、第3回中津川市議会定例会についても、配付された日程表のとおりですので、よろしくお願いをいたします。 日程第5、当初予算審査の予算決算委員会についてでございますが、反省点や課題など、まとめについて会派持ち帰りといたしました。4月12日までに会派の意見を専用の書式で事務局宛てにデータで提出いただくよう決定しておりますので、よろしくお願いをいたします。 日程第6、タブレットの使用に関する検討についてでございますが、これについても、反省点や課題などのまとめについて会派持ち帰りといたしました。これも4月12日までに会派の意見を専用の書式をもって事務局宛てにデータで提出いただきますようお願いをいたします。また、タブレット、紙資料の併用期間における紙資料配付希望について、本日28日までにカウンターの調査用紙にご記入くださいますようお願いをいたします。できる限り紙資料をなくす方向で努力をお願いしたいと思います。 次に日程第7、その他でございますが、次回の議会運営委員会の予定ですが、平成30年4月18日水曜日、午前10時からと決まりましたので、お願いします。 それと、執行部から2点ございます。 財務部長から、新地方公会計制度に基づく財務4表を3月28日に議員ボックスに配付するとの報告がございました。 次に、紅岩山荘について、民間譲渡に向けての公募を行い、民間より2者の応募があり、4月20日にプレゼンを行い、5月中旬には決定したいとの報告がございました。 次に、議会からですが、5項目ございます。 中津川市区長会連合会より市議会との懇談会の申し込みがありました。開催への賛否について会派持ち帰りとしました。また、行う場合の参加メンバーについてもご検討をお願いいたします。 次に、今後、議会運営委員会についての資料は、タブレットへのデータ配付のみで、紙資料を配付しないことを決定いたしました。 次に、4月の議員連絡協議会の開催についてでありますが、開催予定日に市内各地の入学式が重なることから、議長、副議長と議会運営委員会委員長、副委員長にて、次回の報告内容によりますが、タブレットでの資料データ等を配付するかについて判断をするということになりましたので、よろしくお願いをいたします。 次に、平成30年度の政務活動費についての交付申請を4月2日までに行ってください。 次に、議員の皆様に配付している会議録ですが、タブレット導入によりペーパーレス化を図るため、今後は議員の皆様については配付しないことにしてよいか、会派持ち帰りとしております。次回の議会運営委員会までにご報告をお願いいたします。 その他、協議事項ですが、2つあります。 意見書採択の依頼についてでございますが、所有者不明の土地利用を求める意見書については、市議会公明党にて調整をいたしましたが、まとまらなかったとのことで、取り下げるとの報告がございました。 次に、議場への携帯電話の持ち込みについてでございますが、会派持ち帰りとなっておりましたが、全会派一致で、議場には携帯電話の持ち込みをしないことを決定いたしましたので、よろしくお願いをします。 以上で報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) ただいまの委員長の報告について、質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(大堀寿延君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において   21番・佐藤光司君    1番・吉村孝志君を指名いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第2  病院・医療等対策特別委員会の中間報告 ○議長(大堀寿延君) 日程第2、病院・医療等対策特別委員会から、会議規則第44条第2項の規定により、当委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際、これを許します。病院・医療等対策特別委員長・鈴木清貴君。  〔病院・医療等対策特別委員長・鈴木清貴君登壇〕 ◆病院・医療等対策特別委員長(鈴木清貴君) それでは、ただいま議題に上がりました病院・医療等対策特別委員会の中間報告をさせていただきたいと思います。 これは、3月9日に行われました。テーマといたしましては、新公立病院改革プランの進捗状況についてというテーマで行われました。内容につきましては、中津川市公立病院評価委員会の3回にわたる協議の結果、提言書がまとまり、過日3月2日に評価委員会より青山市長に提言書が提出された、その提言書が主な内容でございました。 大きく分けて5項目の提言書でございます。 1つには、平成31年度の検証を待たずして、計画の抜本的な見直しを行う必要があるということが1つ。 2番目に、民営化の導入につきましては、坂下病院の民営化を方針と決定し、具体的に進めるべきである。 3つとして、手術室の集約について、坂下病院の手術室ですけど、坂下病院の手術室の運用を全面的に市民病院に集約すべきである。 4つ目としましては、外来診療の見直しにつきましては、坂下病院の外来診療科のうち、患者数が少なく、採算性のとれていない診療科については、市民病院に集約すべきである。 最後、5番目といたしまして、一般病棟の集約化の時期について、提言書では、坂下病院の一般病床閉鎖の時期を可能な限り早期に行うべきであると。 これが中津川市公立病院評価委員会の提言書の内容であるという説明が執行部からされました。 これにつきまして、いろいろ執行部からの説明の後、質疑が多く出されました。 主なものをご紹介したいと思います。 平成31年の見直しが早くなると書いてあるが、見直し時期はどうかという質疑がございまして、具体的な見直しの時期は不透明であるけれども、平成30年度中の早期に見直しをしたいという答弁でありました。また、そのコメントは誰がされたのかという質疑がありまして、これは青山市長のコメントであるという答弁でありました。 それと、採算性がとれていないと書いてあるが、急性期の部分も大事だと思われますが、採算、あるいは財政的な悪化が懸念されるとのことだが、ここらあたりはどうかというような質疑がありまして、答弁といたしましては、坂下病院については、コンサルタントを入れて試算を行っておると。当初、改革プランでは2億円の繰り入れという予定であるが、今の状況が推移すれば、5億円から6億円の基準外の繰り入れが必要であるということで、当初、市民病院、ここ数年、若干でありますが黒字化になっていて、その市民病院での黒字分を坂下病院に繰り入れようという計画でありましたが、市民病院のほうもなかなか患者数が伸びず、黒字額も予定よりも少ない状況であるということで、坂下病院のほうへ市民病院から繰り入れるというのはなかなか厳しいという答弁でありました。 それと、平成30年6月に坂下病院の医師が1名退職するということであるが、医師確保の状況と6月時点での医師数はという質疑がございまして、1名退職によりまして常勤医師は坂下病院は4名、うち嘱託が1名ということで、内訳といたしましては、内科医が3名、小児科医が1名という答弁でありました。また、2名の薬剤師も退職をされるという答弁がございました。 以上が、病院・医療等対策特別委員会の中間報告とさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(大堀寿延君) ただいまの委員長の報告について、質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第3  「議第22号・中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正について」の撤回について ○議長(大堀寿延君) 日程第3、「議第22号・中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正について」の撤回についてを議題といたします。 撤回理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) おはようございます。 ただいま議題となりました「議第22号・中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正について」の撤回についてご説明申し上げます。 これは、去る3月22日に厚生労働省令が改正をされました。議第22号により改正を予定している部分を再度改正する内容が含まれていたため、議第22号を撤回し、追加する部分とあわせて改めて提出しようとするものであります。何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本件に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております「議第22号・中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正について」の撤回については、これを承認することにご異議ありませんか。  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) それでは、ご異議がありますので、起立により採決いたします。 「議第22号・中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正について」の撤回については、これを承認することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) 起立多数であります。よって、「議第22号・中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正について」の撤回については、これを承認することに決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第4  議第18号 ○議長(大堀寿延君) 日程第4、議第18号・中津川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・柘植貴敏君。  〔総務企画委員長・柘植貴敏君登壇〕 ◆総務企画委員長(柘植貴敏君) ただいま議題となりました日程第4、議第18号・中津川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、総務企画委員会の審査の結果並びに経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 審査経過及び審査の概要を報告いたします。 この議案の趣旨でありますが、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正に伴い改正するものであります。 改正の背景と理由につきましては、待機児童への対応として、育児・介護休業法が改正され、保育園等に入れないなどの場合に育児休業の再延長が可能になりました。国家公務員においても、育児休業の再度取得等ができる特別の事情に待機児童が追加されたため、中津川市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するものです。 主な改正の内容として、1.再度の育児休業取得、2.育児休業期間の再度の延長、3.育児短時間勤務終了から1年経過していない再度の育児短時間勤務の取得を認める特別の事情に、「保育所等における保育の利用を希望し申し込みを行っているが、当面その実施が行われないこと」を追加するもので、施行期日は公布の日です。 以上のとおり提案説明がなされた後、質疑に入りましたが、質疑なく、冒頭申し上げましたとおり、全会一致、原案可決であります。 以上で、総務企画委員会の報告を終わらせていただきます。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第18号・中津川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第5  議第19号 ○議長(大堀寿延君) 日程第5、議第19号・中津川市職員の退職手当に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・柘植貴敏君。  〔総務企画委員長・柘植貴敏君登壇〕 ◆総務企画委員長(柘植貴敏君) ただいま議題となりました日程第5、議第19号・中津川市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について、総務企画委員会の審査の結果並びに経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、賛成多数、原案可決であります。 審査経過及び審査の概要を報告いたします。 この議案の趣旨でありますが、国家公務員退職手当法の改正に準じて、退職手当の支給水準を引き下げるため、及び雇用保険法の一部改正に伴い改正するものであります。 改正の背景と理由につきましては、1として、一般職の退職手当率の引き下げでは、国において国家公務員退職手当法の改正により退職手当の調整率が引き下げられたため、国家公務員に準じて退職手当の調整率を引き下げるものです。 2として、雇用保険法の改正に伴う改正では、雇用保険法の一部改正により失業等給付の給付内容が変更されたことに伴い、失業者の退職手当について所要の改正を行うものです。 改正の主な内容としまして、一般職の退職手当率の引き下げについては、調整率を「100分の87」から「100分の83.7」に改定し、退職手当の支給率を引き下げるものです。 なお、国職員平均で約78万円の引き下げとのことです。 雇用保険法の改正に伴う改正では、失業者の退職手当に関する規定について改正するものです。 改正する条例は、中津川市職員の退職手当に関する条例と企業職員の給与の種類及び基準に関する条例で、雇用情勢が悪い地域に居住する者及び災害により離職した者の給付日数を原則60日延長するものです。また、移転費の支給対象に、公共職業安定所(ハローワーク)のほか、職業紹介事業者の紹介による就職者を追加するものです。 施行日は平成30年4月1日です。 以上のとおり提案説明がなされた後、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。 質疑終結後、採決に入りまして原案可決を問うたところ、異議ありの発言があり、挙手による採決を行いました。その結果、賛成多数、原案可決であります。 以上で、総務企画委員会の報告を終わらせていただきます。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。6番・木下律子さん。 ◆6番(木下律子さん) 質疑がないということでございますが、私はこの改定により影響を受ける職員は何人ぐらいいらっしゃるのかなあということを疑問に思いましたが、わかりませんか。 ○議長(大堀寿延君) 総務企画委員長・柘植貴敏君。 ◆総務企画委員長(柘植貴敏君) そのような質疑が出ませんでしたので、わかりません。 ○議長(大堀寿延君) そのほかありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 それでは、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。6番・木下律子さん。  〔6番・木下律子さん登壇〕 ◆6番(木下律子さん) 議第19号・中津川市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について、反対討論を行います。 官民均衡の確保、民と官の格差をなくすということで5年ごとの見直しを行い、前回は約400万円も引き下げました。今回は78万円の引き下げです。退職後も守秘義務が課せられ、雇用保険も適用されない公務員の特殊性を無視して、生涯設計に大きな影響を及ぼすものです。認めることはできません。ぜひ皆さんのご賛同をお願いいたします。以上です。 ○議長(大堀寿延君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより、議第19号・中津川市職員の退職手当に関する条例等の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第19号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第6  議第20号 ○議長(大堀寿延君) 日程第6、議第20号・中津川市積立基金条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・柘植貴敏君。  〔総務企画委員長・柘植貴敏君登壇〕 ◆総務企画委員長(柘植貴敏君) ただいま議題となりました日程第6、議第20号・中津川市積立基金条例の一部改正について、総務企画委員会の審査の結果並びに経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 審査経過及び審査の概要を報告いたします。 この議案の趣旨ですが、中津川市ふるさとづくり応援基金に積み立てる寄附金を適正に扱うために改正するものであります。 改正の背景と理由につきましては、平成29年度から大手ふるさと納税サイトを活用した寄附金の募集を行っており、インターネットを経由して広く寄附を集めるに当たり、寄附者が敬遠するような複雑な操作を避けるため、使途は広く中津川市の振興など、大まかで幅広い分野で5項目としました。ふるさと納税をどの事業に使うかは、大きく市の裁量に委ねられている状況であり、指定寄附とは言いがたい状況であります。寄附の使途5項目の分野は、1.教育、子育て、健康、医療、文化など、2.観光・産業振興、インフラ整備など、3.防災、環境保全など、4.広く中津川市の振興、5.リニアに関するまちづくりとしています。 改正の内容として、第2条の表中、ふるさとづくり応援基金の項の積み立てる額の欄の「指定寄附及び当該基金の運用から生ずる収益のうち市長が定める額」を「寄附金及び市長が定める額」に改めるものです。そのほか、条文整備があります。 施行期日は公布の日からです。 以上のとおり、提案説明がなされた後、質疑に入りました。 主な質疑を報告します。 ふるさと納税は、今まで指定寄附と理解していたが、指定寄附ではないのかとの質疑に、指定になっているが、広く中津川市のために使うという一般寄附的な曖昧なところがあるので、今回の改正で指定寄附、もしくは一般寄附にも利用できるよう表現を改めました。 次に、寄附が寄附者の思いと違う方向で使われはしないかとの質疑に、寄附者に寄附の使途を知らしめることとなっています。よって、ホームページ及び大手ふるさと納税サイトで寄附の使途5項目別に使途金額を報告し、寄附者に知らしめることとしております。 次の質疑といたしまして、寄附の使途の中に、リニアに関するまちづくりとありますが、具体的にどのようなことですかの質疑に対しまして、平成28年度までは、リニアの基金に積み立てていました。これからは、リニア関連整備事業に使っていくとのことでございました。 質疑を終了し、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、全会一致、原案可決であります。 以上で、総務企画委員会の報告を終わらせていただきます。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第20号・中津川市積立基金条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第7  議第21号 ○議長(大堀寿延君) 日程第7、議第21号・中津川市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・鈴木雅彦君。  〔産業建設委員長・鈴木雅彦君登壇〕 ◆産業建設委員長(鈴木雅彦君) それでは、ただいま議題となりました日程第7、議第21号・中津川市手数料条例の一部改正について、産業建設委員会の審査の結果並びに経過についてご報告いたします。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決でありました。 議案書は16ページをごらんください。委員会資料をごらんください。 これは、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い改正するものであります。 背景でありますが、積算基礎となる人件費単価が減少したことにより、単価との乖離が大きくなったことで政令の一部改正が行われるということです。 改正内容でありますが、砂利採取法第16条の規定している認可手数料を「3万7,000円」から「3万3,900円」、20条第1項に規定する変更の認可手数料を「1万7,000円」から「1万5,000円」にというものです。市民への影響はないということでありました。 施行期日は平成30年4月1日からということで、質疑に入りましたが、乖離ということについての質疑があり、人件費の減少が1割以上に及んだことという答弁をいただいて、採決に入りました。 採決をとり、採決の結果、冒頭報告しましたとおり、全会一致、原案可決でありました。 以上で産業建設委員会の報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第21号・中津川市手数料条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第8  議第23号 ○議長(大堀寿延君) 日程第8、議第23号・中津川市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の制定についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・粥川茂和君。  〔文教民生委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆文教民生委員長(粥川茂和君) それでは、日程第8、議第23号・中津川市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の制定について、文教民生委員会の審査結果並びに経過について報告を申し上げます。 議案書は33ページでございます。 審査の結果でございますが、全会一致、原案可決でございます。 執行部の説明によりますと、介護保険法の一部改正により、居宅介護支援事業所の指定権限が県から市に移譲されると、そのことによって制定をするものであります。 内容は、現行の県条例と同様とするわけでございますが、7項目ございます。 まず基本方針、従業員の員数、管理者に関する事項、さらにサービス提供に関する事項、要介護認定の申請に係る援助に関する事項、指定居宅介護支援の取り扱い方針、居宅サービス計画に関する事項、運営規程に関する事項、以上でございます。 施行日は平成30年4月1日となっております。 報告すべき質疑はございませんでした。 以上、報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第23号・中津川市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第9  議第24号 ○議長(大堀寿延君) 日程第9、議第24号・中津川市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・粥川茂和君。  〔文教民生委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆文教民生委員長(粥川茂和君) ただいま議題となりました日程第9、議第24号・中津川市介護保険条例の一部改正について、文教民生委員会の審査結果並びに経過について報告を申し上げます。 議案書は49ページでございます。 審査の結果でございますが、挙手による採決の結果、賛成多数、原案可決でございます。 反対者がございまして、理由としまして、地域包括ケアシステムをさらに進めるために改正された介護保険法施行令に基づくものであり、賛成できないということでございました。 執行部説明の報告は、質疑応答も踏まえて申し上げます。 まず趣旨でございますが、中津川市介護保険事業計画策定による介護保険料等の見直し及び介護保険法施行令の一部改正によるものでございます。 内容は、まず事業計画に伴うものが3点ございます。 1点目、3年間の保険料基準額を5,300円としたこと。2つ目、基準所得額の変更でございまして、7から8、8から9段階の区別を各100万円上げたこと。3点目、所得基準割合の9段階を3つに細分化して11段階に増加した結果、保険料が年額590万円増加し、これにより617人が影響を受けるということ。 それから2番目に、施行令改正に伴うものでございますが、2点ございます。 1点目、市の質問検査権を全ての被保険者の配偶者、もしくは被保険者の属する世帯主に改めまして、物件の提出等を命ぜられ、正当な理由なく従わなかった場合、10万円以下の過料とする罰則の範囲を拡大したこと。2つ目に、保険料算定に用いる所得指標の「合計所得金額」を「合計所得金額から譲渡所得に係る特別控除額を控除した額」としたことでございます。 これによる市民の影響は、今回の介護保険事業計画による介護給付費は、前回計画と比較して200円増額となったのは、施設整備や介護支援を要する認定者の増加によるものであります。 施行期日は平成30年4月1日でございます。 以上で報告を終わります。  〔「委員長、修正がございます」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 訂正して発言してください。 ◆文教民生委員長(粥川茂和君) 失礼しました。内容について間違いがございました。 事業計画に伴うものの2番目の内容でございます。 基準所得額の変更がありまして、7から8、8から9段階の区分を各「100万」と申しましたが、「10万円」でございます。失礼しました。訂正をいたします。 以上で報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第24号・中津川市介護保険条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第24号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第10  議第25号 ○議長(大堀寿延君) 日程第10、議第25号・中津川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・粥川茂和君。  〔文教民生委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆文教民生委員長(粥川茂和君) ただいま議題となりました日程第10、議第25号・中津川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、文教民生委員会での審査並びにその経過についてご報告を申し上げます。 議案書は52ページでございます。 審査の結果、全会一致、原案可決でございました。 執行部の説明によりますと、認定こども園に関する認定手続等を県から指定都市へ、また変更の届け出も指定都市・中核市へ移譲させるため、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部改正に伴い、同法の引用部分に項ずれが生ずるためにこの改正を行うものであります。 内容としましては、条例第15条第1項第2号中、9項を11項に改めるという内容でございます。 なお、施行期日は平成30年4月1日でございます。 質疑は報告すべきものはございませんでした。 以上、報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第25号・中津川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第11  議第26号 ○議長(大堀寿延君) 日程第11、議第26号・中津川市国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・粥川茂和君。  〔文教民生委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆文教民生委員長(粥川茂和君) ただいま議題となりました日程第11、議第26号・中津川市国民健康保険条例の一部改正について、文教民生委員会での審査結果並びに経過について報告を申し上げます。 議案書は54ページでございます。 審査の結果でございますが、挙手による採決の結果、賛成多数で原案可決でございました。 反対者の理由でございますが、2つございました。保険料の県下平準化に異議があること、いま一つは、賦課方式の変更について、均等割の割合の据え置きは不平等であるということでありました。 執行部の説明によりますと、これも質疑応答の要素を含んで報告申し上げます。 まず住居用など、利益を生まない資産への保険料賦課等の課題を解決するため、賦課方式を変更するものである。それから、国民健康保険財政運営の安定化のための制度改革が行われ、国民健康保険法施行令の改定で、保険料が県下平準化されたものであること、さらに保険料負担の公平化、中間及び低所得者層の保険料負担軽減、これもあるということであります。 改正内容と市民への影響でございますが、賦課方式の変更で、他の医療保険制度と同様、資産割を含まない所得割、均等割、平等割の3方式に変更しまして、年間所得額おおむね114万円未満の低所得世帯の保険料が軽減される傾向となること。国保事業費納付金をもとにした保険料の賦課の基準等の制度改革に伴う条文整備であること。それから、保険料の賦課限度額を54万円から58万円に引き上げること。保険料の5割軽減及び2割軽減の判定基準となる所得基準の引き上げにより、低所得者層42世帯の保険料が低減すること。低所得者に対する軽減対象となる所得基準額を引き上げ、対象世帯を拡大し、中間所得者層の負担軽減となること。 以上が説明及び質疑応答の内容でございます。 なお、施行期日は平成30年4月1日でございます。 以上で報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第26号・中津川市国民健康保険条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第26号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第12  議第27号 ○議長(大堀寿延君) 日程第12、議第27号・中津川市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・粥川茂和君。  〔文教民生委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆文教民生委員長(粥川茂和君) ただいま議題となりました日程第12、議第27号・中津川市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について、文教民生委員会での審査結果並びに経過について報告を申し上げます。 審査の結果は、全会一致、原案可決でございます。 執行部の説明によりますと、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正によりまして、住所地特例の取り扱いが見直されることによるものであります。 2つ目に、国民健康保険の被保険者で、住所地特例の適用を受けている者が後期高齢者医療制度に加入した場合、引き続き、当該特例を適用されるものであるということでございます。さらに、このことによる平成30年度の対象者は1名であるという説明がございました。 施行期日は平成30年4月1日でございます。 報告すべき質疑はございませんでした。 以上で報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第27号・中津川市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第13  議第28号 ○議長(大堀寿延君) 日程第13、議第28号・中津川市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・粥川茂和君。  〔文教民生委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆文教民生委員長(粥川茂和君) 日程第13、議第28号・中津川市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について、文教民生委員会での審査結果並びに経過について報告を申し上げます。 議案書は63ページでございます。 審査の結果でございますが、全会一致、原案可決でございました。 執行部の説明、報告は、質疑応答も含めて申し上げます。 2点ございます。 深刻化する消費者被害を防止し、消費者の安全・安心を確保するため、消費者安全法が平成28年4月に改正されたものであります。 2番目に、消費生活センターを設置する地方公共団体は、相談体制を強化するため、以下の事項を条例で定めることになった。当市も、平成22年に相談窓口を設置しておりまして、平成28年度は273件の相談受け付けがあったということであります。 以下2点の1点目でございますが、センターの名称、センター長及び職員の配置、相談員の確保、2点目に相談等の事務の実施により得られた情報の安全管理に関する事項、この2点でございます。 施行日は平成30年4月1日でございます。 以上で報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第28号・中津川市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第14  議第29号 ○議長(大堀寿延君) 日程第14、議第29号・中津川市環境保全条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・粥川茂和君。  〔文教民生委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆文教民生委員長(粥川茂和君) 日程第14、議第29号・中津川市環境保全条例の一部改正について、文教民生委員会での審査結果並びに経過について報告を申し上げます。 議案書は66ページでございます。 審査の結果、全会一致、原案可決でございました。 執行部の説明によりますと、旅館業法の一部改正に伴い改正するものであります。 2点ございます。 まず、ホテル営業及び旅館営業の種別が統合され、旅館・ホテル営業とされたことに伴う条文の整備が1点目。 2点目は、本条例は、旅館・ホテル営業の新設について、その適否の判断により同意できるものであるということでございます。 なお、施行期日は平成30年6月15日でございます。 以上、報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第29号・中津川市環境保全条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第15  議第30号 ○議長(大堀寿延君) 日程第15、議第30号・中津川市農業共済事業の実施に関する条例の廃止についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・鈴木雅彦君。  〔産業建設委員長・鈴木雅彦君登壇〕 ◆産業建設委員長(鈴木雅彦君) それでは、ただいま議題となりました日程第15、議第30号・中津川市農業共済事業の実施に関する条例の廃止について、産業建設委員会の審査の結果並びに経過につきましてご報告いたします。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決でありました。 議案書は68ページ、委員会資料をごらんください。 これは、農業災害補償法の一部改正により、農業共済事業執行等の見直しがされたことに伴い廃止するものであります。 平成8年4月1日に東濃農業共済事務組合が設立され、現在まで一部事務組合方式で農業共済事業を執行しております。平成7年12月22日、中津川市農業共済組合から東濃農業共済事務組合への業務移行を行う際に、中津川市農業共済事業の実施に関する条例を制定し、同日から同組合設立までの間、当市において農業共済事業を行った経緯がございます。 東濃農業共済事務組合の設立後は、中津川市が農業共済事業を行うことなく現在に至っております。組合設立以降、安定して事業を実施しており、さらに今回、農業共済事業執行等の見直しがされたことにより、今後においても長期にわたり安定して事業が継続する見込みであるため、市が農業共済事業を行う規定をした条例を廃止するものであるということでありました。市民への影響はありません。 施行期日は公布の日ということで、質疑に入りましたが、質疑はありません。採決をとり、冒頭報告しましたとおり、全会一致、原案可決でありました。 以上で産業建設委員会の報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第30号・中津川市農業共済事業の実施に関する条例の廃止についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第16  議第31号 ○議長(大堀寿延君) 日程第16、議第31号・中津川市ふれあい牧場の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・鈴木雅彦君。  〔産業建設委員長・鈴木雅彦君登壇〕 ◆産業建設委員長(鈴木雅彦君) ただいま議題となりました日程第16、議第31号・中津川市ふれあい牧場の設置等に関する条例の一部改正について、産業建設委員会の審査の結果並びに経過につきましてご報告いたします。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決となりました。 議案書70ページ、委員会資料をお願いいたします。 これは、中津川市ふれあい牧場施設への入場料を改正するものであります。当該施設は、平成27年度から株式会社七ツ平高原と指定管理協定を締結し、指定管理料を支払わず運営を行っているところであります。毎年、年間3万人を超す利用者があって、利用者の方々から、小動物や遊具の充実、施設環境の改善に対する多くのご意見をいただいているということであります。施設の民間移譲を視野に、市は集客のための投資を行わず、指定管理者みずから計画的な投資や施設改修を行い、施設の充実を図ることで魅力ある施設とし、利用者に対するさらなるサービス向上につなげ、良好な運営が継続できるよう、入場料の改正を行ものであるということです。 改正の内容でありますが、入場料310円を600円上限ということに改めるということであります。 利用者への影響でありますが、利用者に適切な受益者負担をいただき、動物ふれあい広場の充実と計画的な施設改善等を行って魅力ある施設とすることで、今後も引き続き、利用者へのサービス提供につながっていくという説明でありました。また、利用者数ですが、それぞれ平成27年度から平成29年度の記載がございます。 施行期日でありますが、平成30年4月1日ということで説明があり、質疑に入りました。 質疑の主なものをご報告いたします。 まず、マスタープランとの関連についての質疑がありました。答弁として、平成30年度に建物、土地の鑑定を実施し、平成32年度をめどに民間へ移譲していく計画であるとの答弁でございました。 次に、改善点というのはどのようなことかという質疑がありまして、まず小動物として、ウサギの種類を現在の1種類から5種類へふやし、また触れ合いのできるように環境を整えること、また施設関連では、バーベキューコンロや日陰をつくるようなあずまやについての答弁がございました。 以上のような質疑を終え、採決をとり、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、全会一致、原案可決でありました。 以上で産業建設委員会の報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第31号・中津川市ふれあい牧場の設置等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第17  議第32号 ○議長(大堀寿延君) 日程第17、議第32号・中津川市中小企業小口融資条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・鈴木雅彦君。  〔産業建設委員長・鈴木雅彦君登壇〕 ◆産業建設委員長(鈴木雅彦君) ただいま議題となりました日程第17、議第32号・中津川市中小企業小口融資条例の一部改正について、産業建設委員会の審査の結果並びに経過についてご報告いたします。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決となりました。 議案書は73ページ、委員会資料をお願いいたします。 これは、中小企業信用保険法の一部改正に伴って、並びに貸付限度額を拡充し、及び貸付期間を延長するため改正するものであります。国のほうで、平成30年4月1日、信用保証つき制度融資に係る経営者保証の取り扱いを変更して、特別小口保険(無担保・無保証人)に係る付保限度額の拡充を盛り込む改正中小企業信用保険法を施行するというものであります。また、同法の改正によって、市小口融資制度が準拠する国の小口零細企業保証制度要綱も改正されたということでございます。 改正の内容でありますが、保証人を徴求する基準が変更になるため、改正中小企業信用保険法の趣旨に則した変更を行うということで、市民税均等割のみ課税されている法人が利用する場合、代表者が連帯保証人となるということを岐阜県信用保証協会の定めるところにするというものです。また、市経済を支える中小企業者、小規模企業者を持続的に支援するため、貸付限度額を拡充するということで、現在の1,250万円を2,000万円とすることであります。もう一点、事業者の返済に係る負担額を考慮し、貸付期間を現在の8年間、96カ月から10年間の120カ月に延長するということであります。 市民への影響でありますが、中小企業者、小規模企業者に対して支援を拡充することで、より一層の市経済の活性が図られるという説明がありました。 施行期日は平成30年4月1日からでありました。 質疑に入りまして、1点ご報告をいたします。 保証率及び利用の状況の質疑がありましたが、答弁として、保証率は年1.8%、利用状況は、平成27年度が44件、平成28年度が34件という答弁をいただいております。 採決をとり、採決の結果、冒頭報告しましたとおり、全会一致、原案可決となりました。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第32号・中津川市中小企業小口融資条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第18  議第33号 ○議長(大堀寿延君) 日程第18、議第33号・中津川市キャンプ場等の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・鈴木雅彦君。  〔産業建設委員長・鈴木雅彦君登壇〕 ◆産業建設委員長(鈴木雅彦君) それでは、ただいま議題となりました日程第18、議第33号・中津川市キャンプ場等の設置等に関する条例の一部改正について、産業建設委員会の審査の結果並びに経過についてご報告いたします。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決となりました。 議案書は75ページから77ページ、委員会資料をお願いいたします。 これは、福岡ローマン渓谷オートキャンプ場の使用料を変更するための改正であります。 当該施設は、平成21年度から福岡ローマン渓谷オートキャンプ場組合と指定管理協定を締結して、指定管理料を支払わず運営を行っているところであります。施設運営は天候に左右されますが、リピーターが多く、ここ数年1万人以上の利用が続いております。近年、施設環境の改善とサービス向上を図るため、申し込みや精算時などに利用者から意見を聞く中で、料金体系がわかりづらいことや施設の利用についてなど、多くの意見や要望をいただいているところであるということです。こういった利用者の意見や要望に即時対応していくことが今後も良好な運営を続けることと捉えており、サービスの向上の観点から、今回改正を行うということでありました。過去の使用料改正は、消費税の改正に伴う対応のみでありました。 改正の内容として、名称の変更と使用料の一部改正、連泊の削除、貸し出し備品等の明文化ということであります。 利用者への影響として、利用者のニーズに応えるとともに、適正な利用者負担となることで、施設の維持や受け入れ環境整備を計画的に行い、今後も長期にわたって施設を利用者に提供することができるというものでありました。 施行期日は平成30年4月1日からということで説明を受け、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。冒頭申し上げましたとおり、全会一致、原案可決となりました。 以上で産業建設委員会の報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第33号・中津川市キャンプ場等の設置等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第19  議第34号 ○議長(大堀寿延君) 日程第19、議第34号・中津川市消防本部消防手数料条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・柘植貴敏君。  〔総務企画委員長・柘植貴敏君登壇〕 ◆総務企画委員長(柘植貴敏君) ただいま議題となりました日程第19、議第34号・中津川市消防本部消防手数料条例の一部改正について、総務企画委員会の審査の結果並びに経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 この議案の趣旨は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正により手数料の額を改正するものです。 改正の理由といたしまして、人件費単価及び物価水準の変動に伴い、おおむね3年ごとに国が標準額の見直しを行っており、今回、新たに見直されたためにこれに準じて改正するもので、改正の内容は、危険物製造所等、準特定屋外タンク貯蔵所、特定屋外タンク貯蔵所のことをいいます、の設置許可及び完成検査前検査並びに高圧ガス等の容器検査に係る手数料の額を改正するものです。 今回の一部改正により影響を受ける危険物製造所等及び高圧ガス等施設は、現在中津川市内に存在しないため、市民への影響はありません。 施行期日は平成30年4月1日です。 以上のとおり提案説明がなされた後、質疑に入りましたが、質疑なく、冒頭申し上げましたとおり、全会一致、原案可決であります。 以上で、総務企画委員会の報告を終わらせていただきます。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第34号・中津川市消防本部消防手数料条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第20  議第35号 ○議長(大堀寿延君) 日程第20、議第35号・中津川市火災予防条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・柘植貴敏君。  〔総務企画委員長・柘植貴敏君登壇〕 ◆総務企画委員長(柘植貴敏君) ただいま議題となりました日程第20、議第35号・中津川市火災予防条例の一部改正について、総務企画委員会の審査の結果並びに経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決であります。 審査経過及び審査の概要を報告いたします。 この議案の趣旨は、防火対象物に係る公表制度を実施するために改正するものです。 改正の背景と理由といたしましては、違反対象物の公表については、現在、消防法令の規定により、重大違反対象物に対し消防機関が命令を行った場合、違反対象物への命令内容の公示が義務づけられています。しかし、公示に至るまでの間、建物の危険性に対する情報が利用者に提供されない状況にあります。よって、法令違反の内容を利用者等へ公表することにより、利用者等の火災被害の軽減を図るものです。防火対象物、例えば宿泊施設、飲食店等でございます。これらの所有者等による防火管理業務の適正化及び消防用施設等の適正な設置促進に効果があります。 改正の内容は、防火対象物の消防用設備等違反の状況の公表について規定し、ホームページ等によって公表することができるようにするものでございます。市民への影響は、建物の危険性に関する情報を公表し、利用する市民の選択を通じて火災被害の軽減を図ることができるようになります。また、防火対象物の所有者等による防火安全体制の確立を促すことにより、市民への安全性が高められます。 施行期日は平成31年4月1日です。 以上のとおり提案説明がなされた後、質疑に入りました。 主な質疑を報告します。 違反対象物の対象となる建物は現在存在するのか、あればその数はどれほどかとの質疑に対して、違反対象建物は現在あると。その数は約30棟ほど現在あるということでございます。 施行期日が平成31年4月1日となっているのは、1年の準備期間として捉えてよいかとの質疑に対し、そのとおりです。1年間のうちに対処していただき、違反対象建物をゼロにしたいとのことでございました。 質疑を終了し、冒頭申し上げましたとおり、全会一致、原案可決であります。 以上で、総務企画委員会の報告を終わらせていただきます。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第35号・中津川市火災予防条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第21  議第39号 ○議長(大堀寿延君) 日程第21、議第39号・東濃農業共済事務組合規約の変更についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・鈴木雅彦君。  〔産業建設委員長・鈴木雅彦君登壇〕 ◆産業建設委員長(鈴木雅彦君) ただいま議題となりました日程第21、議第39号・東濃農業共済事務組合規約の変更について、産業建設委員会の審査の結果並びに経過についてご報告いたします。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決となりました。 議案書は90ページ、委員会資料をお願いいたします。 これは、農業災害補償法の一部改正に伴って、東濃農業共済事務組合規約を変更しようというものであります。 法律名が変更され、また新たに組み込まれた農業経営収入保険事業を実施するため、組合規約を変更するものであります。従来の農業共済事業に加え、農業者の農業収入の減少が農業経営に及ぼす影響を緩和するための保険制度として、収入保険補償制度が創設されたということでありました。 改正の内容でありますが、「農業共済法」を「農業保険法」に改めて、「農業共済事業」を「農業共済事業及び農業経営収入保険事業」に改めるということでありました。 市民への影響でありますが、平成31年1月から始まる収入保険補償制度は、自然災害だけでなく、価格低下などの農業者の経営努力では避けられない収入減少を補填するものであり、品目の枠にとらわれず、農業者の経営全体を対象とした総合的なセーフティーネットとなるということでありました。これによって、収益性の高い作物の生産や、新たな販路の開拓等にチャレンジする意欲のある農業経営者の取り組みを支援するというものです。構成する団体は、多治見市、中津川市、瑞浪市、恵那市、土岐市でございます。 施行期日でありますが、岐阜県知事の許可のあった日から施行し、平成30年4月1日から適用するということでございました。 質疑に入りまして、支援についての質疑があって、答弁としては、年間収入が保障され、安心して栽培できるといったものであるという答弁をいただいております。 その後、採決をとって、採決の結果、冒頭報告しましたとおり、全会一致、原案可決でありました。 以上で産業建設委員会の報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第39号・東濃農業共済事務組合規約の変更についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第22  議第40号 ○議長(大堀寿延君) 日程第22、議第40号・損害賠償の額の決定についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・粥川茂和君。  〔文教民生委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆文教民生委員長(粥川茂和君) それでは、議第40号・損害賠償の額の決定について、文教民生委員会の審査結果並びに経過について報告を申し上げます。 まず結果でございますが、全会一致、原案可決でございました。 これは、中津川市民病院における医療過誤の和解合意に伴うものでございます。 概要としましては、損害賠償の相手は、急性胆のう炎の入院治療を受けられました県内の73歳の男性でございます。損害賠償額は200万円でございます。 経過につきまして、質疑応答を含めて報告を申し上げます。 まず、平成28年9月に消化器内科で胆のう摘出の手術前検査として、担当医が指示した胃カメラで炎症が認められまして、その後の病理診断の結果、胃がんであるとされました。患者は、病理診断前、一旦、退院されまして、同年11月に消化器内科外来を受診されましたが、手術前検査を指示した担当医は、胃に炎症があることは説明をいたしましたが、胃がんについては診断結果を見落としまして、告知することなく診察を終了しました。翌年2月に、患者は当院の外科で胆のうの摘出手術を受けられまして、治療は終了をいたしました。その後、同年7月に、当院の診療情報管理士ががん患者全員の治療方針を県に報告するためのカルテの検証で、この患者の治療方針が明確になっていないことを発見いたしました。早速、このことを患者に説明しまして、改めて胃カメラ等を実施しました結果、早期がんが確認されまして、同年8月、胃の全摘手術を行いました。 賠償金の支払い理由としましては、当院における病院側の過失を認めたということでございます。 肝心の再発防止策でございます。診療情報管理士によるチェックのおかげで今回発見されたわけですけれども、これはがん発見から数カ月を経過した時期になるために、胃カメラと内視鏡の病理診断結果につきましては、診断を依頼した担当医はもとより、従来の電子カルテのみの報告に加えて、紙媒体のレポートを消化器内科医、お医者さん全員が確認する機会をつくる。さらに、最終的に、消化器内科部長が全件確認をするということで再発を防ぐこととしたということでございます。 以上で報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第40号・損害賠償の額の決定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第23  議第41号 ○議長(大堀寿延君) 日程第23、議第41号・市道路線の認定についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・鈴木雅彦君。  〔産業建設委員長・鈴木雅彦君登壇〕 ◆産業建設委員長(鈴木雅彦君) それでは、ただいま議題となりました日程第23、議第41号・市道路線の認定について、産業建設委員会の審査の結果並びに経過についてご報告いたします。 結論から申し上げまして、全会一致、原案可決となりました。 議案書は93ページ、94ページでございます。委員会資料をお願いいたします。 これは、リニア岐阜県駅周辺土地区画整理事業に伴って、坂本68号線及び坂本126号線との接続道路として市道に認定し、一貫した市道管理をしていくというものであります。路線名は坂本291号線、道路幅員は4メートルから6メートルの延長は335メートルということで説明を受け、質疑に入りましたが、質疑ございませんでした。採決の結果、全会一致、原案可決となりました。 以上で産業建設委員会の報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第41号・市道路線の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第24  議第42号 ○議長(大堀寿延君) 日程第24、議第42号・指定管理者の指定についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・粥川茂和君。  〔文教民生委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆文教民生委員長(粥川茂和君) それでは、日程第24、議第42号・指定管理者の指定について、文教民生委員会の審査結果並びに経過についてご報告を申し上げます。 議案書は95ページでございます。 まず審査の結果、全会一致、原案可決でございました。 執行部の説明と質疑応答を含めて報告申し上げます。 まず、地方自治法第244条の2第6項の規定によりまして、指定管理者を指定するものでございます。 指定の施設は、中津川市の落合石畳マレットゴルフ場でございます。当ゴルフ場は、全36ホール、管理棟、管理道路、駐車場がついております。利用者数でございますが、当ゴルフ場は、昨年4月に供用開始になっておりまして、それ以降12月までの利用者数は5,080人、大体月560人程度でございます。管理者の業務は、管理運営、清掃、利用料金の徴収でございます。指定期間は平成30年4月1日から平成33年3月31日まででございます。 なお、この指定管理者は、地域密着型施設であるために非公募といたしました。その管理者につきましては、落合石畳マレットゴルフ場管理運営委員会が指定されたわけであります。この委員会は、平成29年4月1日に設立をされまして、職員数は43人であるということでございます。この管理者の選任の理由としましては、地元住民団体でありまして、地域ニーズに応えられる組織であるといたしました。指定管理者料は、利用収入があるためになし、ゼロでございます。 以上で報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第42号・指定管理者の指定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第25  議第43号 ○議長(大堀寿延君) 日程第25、議第43号・平成29年度中津川市病院事業会計資本剰余金の処分についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・粥川茂和君。  〔文教民生委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆文教民生委員長(粥川茂和君) それでは、ただいま議題となりました議第43号・平成29年度中津川市病院事業会計資本剰余金の処分について、文教民生委員会の審査結果並びに経過について報告を申し上げます。 議案書は96ページでございます。 審査の結果、全会一致、原案可決でございました。 執行部の説明によりますと、地方公営企業法第32条第3項の規定によりまして、資本剰余金の処分について議会の議決を求めるものであります。 この処分の理由でございますが、中津川市医療職員修学資金の債務者である看護師さんが、同貸付条例に定める債務返済の免除期間、貸付期間の1.5倍でございますが、この免除期間を勤務されたために処分するものであります。処分の対象は、当該貸付金の返還債務免除に際し、貸付金の財源の一部になっている一般会計負担金の資本剰余金、中津川市民病院10名分、241万、国保坂下病院1名分、132万、合計373万円を貸付金と経理上相殺して、双方の金額をゼロにするというものでございます。 以上で報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第43号・平成29年度中津川市病院事業会計資本剰余金の処分についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第26  議第7号から日程第36  議第17号 ○議長(大堀寿延君) この際、日程第26、議第7号から日程第36、議第17号までの予算議案11件を一括議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。予算決算委員長・佐藤光司君。  〔予算決算委員長・佐藤光司君登壇〕 ◆予算決算委員長(佐藤光司君) ただいま議題となりました平成30年度当初予算に対しての予算決算委員会の報告をいたします。 委員会の開催は3月15、16日と19日、22日の4日間でございます。 それでは、日程第26から日程第36、議第7号・平成30年度中津川市一般会計予算、議第8号・平成30年度中津川市国民健康保険事業会計予算、議第9号・平成30年度中津川市駅前駐車場事業会計予算、議第10号・平成30年度中津川市下水道事業会計予算、議第11号・平成30年度中津川市農業集落排水事業会計予算、議第12号・平成30年度中津川市特定環境保全公共下水道事業会計予算、議第13号・平成30年度中津川市介護保険事業会計予算、議第14号・平成30年度中津川市個別排水処理事業会計予算、議第15号・平成30年度中津川市後期高齢者医療事業会計予算、議第16号・平成30年度中津川市水道事業会計予算、議第17号・平成30年度中津川市病院事業会計予算につきまして、予算決算委員会での審査の経過並びに結果についてご報告いたします。 議案の審査の結果につきましては、議第7号・平成30年度中津川市一般会計予算、議第8号・平成30年度中津川市国民健康保険事業会計予算、議第13号・平成30年度中津川市介護保険事業会計予算、議第15号・平成30年度中津川市後期高齢者医療事業会計予算、議第17号・平成30年度中津川市病院事業会計予算の5会計予算は、賛成多数、原案可決であります。 次に、議第9号・平成30年度中津川市駅前駐車場事業会計予算、議第10号・平成30年度中津川市下水道事業会計予算、議第11号・平成30年度中津川市農業集落排水事業会計予算、議第12号・平成30年度中津川市特定環境保全公共下水道事業会計予算、議第14号・平成30年度中津川市個別排水処理事業会計予算、議第16号・平成30年度中津川市水道事業会計予算の6会計予算は、全会一致、原案可決であります。 予算額につきまして、一般会計は371億2,700万円、特別会計の合計額は214億2,335万5,000円で、内訳は、国民健康保険事業会計(事業勘定)77億4,788万1,000円、国民健康保険(直営診療施設勘定)3億368万8,000円、駅前駐車場事業会計1,724万7,000円、下水道事業会計19億1,886万8,000円、農業集落排水事業会計8億1,808万3,000円、特定環境保全公共下水道事業会計15億7,979万2,000円、介護保険事業会計79億3,977万9,000円、個別排水処理事業会計877万2,000円、後期高齢者医療事業会計10億8,924万5,000円となります。企業会計の合計額は163億7,243万3,000円で、内訳は、水道事業会計35億6,403万9,000円、病院事業会計128億839万4,000円となります。全ての会計を合わせました総額は、749億2,278万8,000円となっています。 執行部からの説明及び審査の経過につきましては、議員全員で構成されました予算決算委員会での審査であり、議員周知のとおりでありますので、割愛させていただきます。 以上で報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 議第7号から議第17号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 議第7号、議第8号、議第13号、議第15号、議第17号に対し、6番・木下律子さんから討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、議第7号・平成30年度中津川市一般会計予算について発言を許します。6番・木下律子さん。  〔6番・木下律子さん登壇〕 ◆6番(木下律子さん) 議第7号・平成30年度中津川市一般会計予算の反対討論を行います。 まず、本格運用されるマイナンバー制度です。任意ではありますが、1月から銀行や郵便局の預金口座にマイナンバーを登録する制度も始まっております。また、年金機構が中国の企業に再委託し、500万件の情報流出事件がありました。ますます個人情報の漏えいが心配されるマイナンバーの本格運用の予算になっております。 リニアでまちづくりが中津川市のまちづくりの中心となっております。そもそもリニアは、技術的には確立されておりません。トンネルが86%で、自然や暮らしを壊します。リニア関連の大手ゼネコン4社の大林組、鹿島、大成、清水建設が談合問題で起訴されました。不正に手を染めるような企業に、何より安全・安心が求められる公共交通機関の建設を任せられません。リニア建設に税金投入だけでなく、全国新幹線鉄道整備法に基づく公益事業として、固定資産税などの税制の優遇、土地収用法の対象など、公共事業と同じ扱いです。談合などあってはなりません。一旦、工事は中止し、真相解明が必要だと思います。 今年度予算では、いよいよリニア関連大型事業を本格的に進める予算となっております。予算額は約5億円にもなります。そのほか、神坂パーキングエリア・スマートインター設置事業は3億7,200万円、大型公共事業より生活に直結する医療、福祉、暮らしの充実のために使うべきです。例えば高校生の医療費無料化や給食費の無料化もできます。 以上の理由で、一般会計予算に反対です。皆さんのご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) 次に、議第8号・平成30年度中津川市国民健康保険事業会計予算について発言を許します。6番・木下律子さん。  〔6番・木下律子さん登壇〕 ◆6番(木下律子さん) 議第8号・平成30年度中津川市国民健康保険事業会計予算の反対討論を行います。 平成30年度から国保会計が大きく変わります。運営主体が市町村から都道府県にかわります。市町村が国保料を決め、徴収する点では今までと同じですが、大きく変わるのは、都道府県が国保財政を一括管理することです。市町村に負担させる金額を決め、それを上納させる仕組みを通じて、国保に係る公的医療費を抑え込む役割を都道府県に担わせるためです。市町村が保険料を決める際にも、県が標準保険料率を目安に示すので、ほぼ強制となるおそれがあります。国保料の住民負担を軽減するために、市町村が独自に実施してきた財政措置などを都道府県が住民を優遇し過ぎていると問題視し、軽減措置を事実上やめさせる指導をする事態を招きかねません。 国民健康保険で問題なのは、高過ぎて払い切れず、滞納世帯が多く、しかも滞納すれば、窓口10割負担の資格証明書が発行されます。現在でも、滞納は2,345世帯で22%、岐阜県内でも5番目に高い割合です。資格証明書発行は183世帯にもなります。正規の保険証がもらえないため、医療機関にかかれず、手おくれになる事例もあると聞いております。国民健康保険の課題は、払い切れないほど高過ぎる保険料を解決することです。しかし、独自の軽減措置に圧力をかけ、徴収強化を指導する可能性の強い新しい都道府県化の制度では、さらに滞納や資格証明書発行世帯が増加するおそれがあります。行く行くは保険料の県の一本化、平準化をうたっております。自治体ごとに、病院の医療体制や所得の格差があるにもかかわらず、保険料の平準化には無理があります。具体的な保険料は、今回まだ示されておりませんが、以上の理由で、この予算に反対いたします。皆さんのご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) 次に、議第13号・平成30年度中津川市介護保険事業会計予算について発言を許します。6番・木下律子さん。  〔6番・木下律子さん登壇〕 ◆6番(木下律子さん) 議第13号・平成30年度中津川市介護保険事業会計予算に反対討論を行います。 介護保険法ができて17年、介護離職は毎年10万人に及び、介護殺人などの悲劇が後を絶たず、相次ぐ負担増や給付削減が家族介護に追い打ちをかけております。今こそ、抜本的な改善が求められます。この予算は、介護保険法が改正ではなく、改悪された内容を盛り込んだ予算です。昨年成立した介護保険法改定は、1つ、介護保険からの卒業を目標に交付金によって介護度軽減を競わせ、サービスの利用を阻害します。2つ、現役並み所得といって3割負担を導入し、年金削減の中で負担増によって介護者、家族の暮らしまで破綻に追い込みます。3つ、公的な社会保障制度を一層、自助・互助へと置きかえる「我が事・丸ごと」地域共生社会を進めるとし、障がい福祉の事業所が介護サービスも担えるよう基準緩和しますが、障がいを持つ方々が望むのは、介護保険優先原則を廃止することです。4つ、介護の人材不足を基準緩和で解決しようとしていますが、本来必要なのは、福祉労働者の処遇を抜本的に改善し、専門職をしっかり配置することです。 さて、中津川市の現在、特別養護老人ホームの待機者が602人、1年以内を希望する方は495人という状況です。その中で、平成30年度から32年度の中津川市第7期計画は、施設整備計画では1施設18人、在宅整備計画は4施設71人であり、全く不十分な計画です。介護保険料は、基準月額が5,100円を5,300円と負担を200円も引き上げるものです。 以上の理由から、平成30年度予算に反対いたします。皆さんのご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) 次に、議第15号・平成30年度中津川市後期高齢者医療事業会計予算について発言を許します。6番・木下律子さん。  〔6番・木下律子さん登壇〕 ◆6番(木下律子さん) 議第15号・平成30年度中津川市後期高齢者医療事業会計予算の反対討論を行います。 後期高齢者医療保険は、岐阜県介護保険広域連合で保険料などが決められますが、今回の軽減特例廃止により高齢者の負担が大幅にふえました。所得割額が現在2割軽減の方は軽減はゼロになります。対象が1,600人、1人当たり5,190円の増額となります。均等割額については、元被扶養者が7割軽減が今度は5割軽減となります。対象は約530人、1人当たり約8,120円ふえると報告されました。年金が削減され、その上、医療費窓口負担がふえれば、高齢者の生活を直撃いたします。この保険でも、現役並み所得の方の窓口負担が3割になります。高齢者狙い撃ちの負担増は生活を破綻させます。あってはならないことです。よって、平成30年度、この予算に反対いたします。皆さんのご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) 次に、議第17号・平成30年度中津川市病院事業会計予算について発言を許します。6番・木下律子さん。  〔6番・木下律子さん登壇〕 ◆6番(木下律子さん) 議第17号・平成30年度中津川市病院事業会計予算の反対討論を行います。 この予算は、坂下病院の機能縮小を内容とした予算となっております。坂下病院の一昨年の一般病床入院患者見込み数は3万9,420人、昨年は2万1,305人、平成30年度は、今回ですが、1万3,770人と一昨年の3分の1です。10月まで50床でいくという数字とのことです。療養病床は50床でいくとのことです。外来は、一昨年より約3割少なくなっております。このことは、市民を不安に陥れるものです。ことし1月インフルエンザが流行しました。入院を断った人が何人かおられたようです。旧中津川の方で私の知り合いの方が、1月下旬には新年会で一緒だった高齢者の方ですが、数日後に亡くなられました。容体が悪いので救急車で市民病院に行ったが、入院、診察を断られ、恵那市立病院に行き診察をされましたが、うちでは診られないということで、春日井の徳洲会病院に入院をされましたが、その5時間後には亡くなられたということです。そのころ、入院を断られたということをよくお聞きしました。開業医には紹介しないでほしいとの要請文書が送られたとも聞きました。 坂下老健施設を坂下病院に移設し、99床削減した影響が1月になって出てきたのではないかと思います。病床を削減するということは、こんなことも起こります。坂下など、やさかや木曽南部の方々だけの問題ではありません。中津川市全体の問題です。なぜ、やさかや木曽南部の方、中津川市民が署名や集会やアンケートで皆さんに発信するか、わかるかと思いますが、命に直結するからです。私は、何より命が大事、お金では買えない命だと思っています。坂下病院機能が縮小するたびに胸が痛くなります。病床数が多過ぎるのでしょうか。一般質問でお聞きしたように、岐阜県は41番目、医療構想の計画では44番目になります。中津川市は岐阜県の平均よりもさらに100床も少なく、さらにそれ以上に50床減らすという計画です。とんでもありません。99床削減したときは、ほとんど在宅へ帰されました。在宅医療の受け入れ体制は進んでいるでしょうか。少子化が進んでいます。市内に病院が2つもあるということは、子育て中の若い方々にとって何より安心です。坂下病院が中津川市にとってマイナスではなく、少子化支援にとってプラスになるのではないでしょうか。 以上の理由で、平成30年度病院事業会計予算に反対します。皆さんのご賛同をお願いします。 ○議長(大堀寿延君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決をいたします。採決は分離して行います。 まず、議第7号・平成30年度中津川市一般会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第7号は原案のとおり可決されました。 次に、議第8号・平成30年度中津川市国民健康保険事業会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議第9号から議第12号までの予算議案4件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、議第9号から議第12号までの予算議案4件は委員長の報告のとおり決しました。 次に、議第13号・平成30年度中津川市介護保険事業会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議第14号・平成30年度中津川市個別排水処理事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 次に、議第15号・平成30年度中津川市後期高齢者医療事業会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第15号は原案のとおり可決されました。 次に、議第16号・平成30年度中津川市水道事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 次に、議第17号・平成30年度中津川市病院事業会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第17号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第37  請願第1号 ○議長(大堀寿延君) 日程第37、請願第1号・核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める意見書採択についての請願を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・柘植貴敏君。  〔総務企画委員長・柘植貴敏君登壇〕 ◆総務企画委員長(柘植貴敏君) ただいま議題となりました日程第37、請願第1号・核兵器禁止条例の日本政府の署名と批准を求める意見書採択についての請願について、総務企画委員会の審査の結果並びに経過についてご報告申し上げます。 結論から申し上げまして、賛成少数、不採択となりました。 審査経過及び審査の概要を報告いたします。 事務局による請願朗読の後、暫時休憩とし、協議会を開催しました。請願者の希望により、協議会において請願者から請願趣旨説明がありました。請願者への委員からの質疑がなく協議会を閉会とし、委員会を再開し、審査に入りました。 委員会の主な発言をご報告いたします。 中津川市は、平和都市宣言として核兵器廃絶都市宣言が生まれております。伝統ある中津川市の平和への市議会としての意思をもう一度示していただきたいとの意見がございました。また、ほかの委員からは、現在、日本が置かれている立場、それから政府の考え方をも踏まえて、現時点での意見書の採択は見送るとの意見も出されていました。よって、挙手による採決の結果、冒頭に申し上げましたとおり、本請願は賛成少数で不採択となりました。 以上、報告いたします。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。6番・木下律子さん。  〔6番・木下律子さん登壇〕 ◆6番(木下律子さん) 請願第1号・核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める意見書採択についての請願の賛成討論を行います。 1945年8月、日本に2発の原子爆弾が投下され、広島と長崎に落とされました。1945年度末までの犠牲者は、広島で14万人、長崎で7万人以上が亡くなられました。その後、放射能の影響で多くの方が亡くなられました。そして放射能被害は70年を経た今も続いております。20万人が原爆手帳を持っておられます。70年たってようやく実現した核兵器の開発、実験、製造、保有、使用、貯蔵、移転、あらゆることを法的に禁じる初めての国際条約です。国連で採択されたときには本当にうれしかったです。 しかし、その会場には、日本政府の代表はおりませんでした。本当に残念です。なぜ唯一の被爆国日本が参加しないのでしょうか。いろいろと理由を言われますが、アメリカの核の傘に入っているからとか、安全保障政策と矛盾するからとか、核兵器保有国の参加がなければ、核兵器禁止条約は実効性を持たないなど言っておられます。いずれも同盟国アメリカが反対しているからです。被爆国日本がアメリカを説得する立場ではないでしょうか。 昨年、核兵器禁止条約の成立に貢献した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)がノーベル平和賞を受賞いたしました。国際社会も核兵器禁止条約を歓迎しているのです。現在、122カ国の参加ですが、参加国をふやして、世界中から全ての核兵器をなくしたい。そのためには、被爆国日本が核兵器禁止条約に調印することです。この請願には大賛成です。ぜひ皆さんのご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより、請願第1号・核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める意見書採択についての請願を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、不採択であります。よって、本請願について採決いたします。 本件は、起立により採決いたします。 請願第1号・核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める意見書採択についての請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) 起立少数であります。よって、本件は不採択と決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第38  請願第2号 ○議長(大堀寿延君) 日程第38、請願第2号・請願書『「国保坂下病院」の現行の外来診療科と一般病床50床を維持し機能させることを求める請願』を議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・粥川茂和君。  〔文教民生委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆文教民生委員長(粥川茂和君) ただいま議題となりました請願第2号・請願書『「国保坂下病院」の現行の外来診療科と一般病床50床を維持し機能させることを求める請願』について、文教民生委員会の審査結果並びに経過について報告を申し上げます。 まず審査の結果、賛成少数で不採択となりました。 まず不採択の意見としまして、坂下病院の規模は15人の医師が必要であるが、現在10人以下の状況にあって、今後も医師の確保が困難な状況で、当該請願趣旨はなじまない。また、公立病院評価委員会の提言を踏まえ、さらに中津川市全体の医療体制維持と財政の状況を重く見た結論であるということでございました。また、採択意見としましては、今後も医師の確保に努力を継続するべきだということであります。 執行部の所見もありましたので、報告を申し上げます。 要約して4項目ございます。 まず、2病院を維持するための医師、看護師、薬剤師などの医療スタッフの確保に難渋していること。坂下病院の常勤医師がこれ以上減ると、病院としての機能の制約につながるおそれがあるということ。2病院が役割を分担して、中津川市全体の医療機能を維持しながら経営改善に取り組む必要があること。以上の事柄を踏まえて、平成29年度上半期の決算結果、公立病院評価委員会の提言、市民の意見などをもとに総合的な判断が下されるということでありました。 この執行部の所見への質疑応答がございますので、これも報告を申し上げます。 坂下病院で減少した病床数が現在市民病院で増床していないが、9月1日に地域包括ケア病床40床の増床計画があり、支障がないとの判断である。本年1月の両病院の病床利用率は、坂下病院87.7%、市民病院は277床で95.9%である。市民病院での救急受け付け困難の事例がありましたが、その真偽は、本年1月にインフルエンザの入院患者数が増加したため、法律に則して、一時的に入院制限をしたものである。平成30年度当初予算で、坂下病院の赤字補填は2億円を計上しておりますが、平成30年度の赤字見込み額5億3,000万円の改善次第では、その2億円が増額となるということでありました。 以上で報告を終わります。
    ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本件に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、請願第2号・請願書『「国保坂下病院」の現行の外来診療科と一般病床50床を維持し機能させることを求める請願』を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、不採択であります。よって、本請願について採決いたします。 本件は起立により採決いたします。 請願第2号・請願書『「国保坂下病院」の現行の外来診療科と一般病床50床を維持し機能させることを求める請願』を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) ありがとうございました。 起立少数であります。よって、本件は不採択と決しました。 ただいまから暫時休憩いたします。  午後0時22分休憩 ――――――――――――――――――――――  午後0時25分再開 ○議長(大堀寿延君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま市長から、議第44号・中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正についてが提出されました。 この際、本案を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認めます。よって、この際、議第44号・中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。 ―――――――――――――――――――――― △追加日程  議第44号 ○議長(大堀寿延君) 追加日程、議第44号・中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) それでは、ただいま議題となりました議第44号・中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、厚生労働省令等の一部改正に伴い改正するものであります。 改正の内容としましては、1つ目として、認知症対応型共同生活介護の身体的拘束等の適正化を図るため、改正するものであります。 2つ目として、高齢者及び高齢の障がい者を対象とした共生型地域密着型サービスの創設に伴い、条文を整備するものであります。 3つ目として、訪問介護員等の資格要件を改正するものであります。 4つ目として、指定介護予防支援の内容及び手続の説明及び同意について適正化を図るため、改正するものであります。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行するものでございます。 審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第44号は、文教民生委員会に付託いたします。 なお、文教民生委員会の委員の諸君は、休憩中に委員会を開催し、議第44号について審査を行い、その結果を報告願います。 委員会を開く場所を事務局長から発表させます。 ◎議会事務局長(齊藤信広君) それでは、文教民生委員会を第1委員会室において、13時45分から開催いたしますので、委員の皆様よろしくお願いいたします。 ○議長(大堀寿延君) ただいまから暫時休憩いたします。  午後0時29分休憩 ――――――――――――――――――――――  午後2時05分再開 ○議長(大堀寿延君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 追加日程、議第44号・中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。 休憩中に文教民生委員会が開かれております。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・粥川茂和君。  〔文教民生委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆文教民生委員長(粥川茂和君) それでは、議第44号・中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正について、文教民生委員会での審査の結果並びに経過についてご報告を申し上げます。 まず審査の結果でございますが、挙手による採決の結果、賛成多数で原案可決でございました。 反対者がいらっしゃいまして、反対理由は、条例改正により規制緩和がされることについて反対であるとということでございました。 執行部の説明及び質疑応答について報告申し上げます。 まず趣旨でございますが、厚生労働省令の一部改正に伴うものでございます。 改正の理由は、要介護者が個々に有する能力に応じ、自立した日常生活を可能とすることで尊厳を保持する視点に基づき、3年ごとに行われる介護報酬の改定とあわせ、厚生労働省令と介護保険法施行令が改正されたものでございます。 改正する条例は3つありまして、中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例、中津川市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例、加えて中津川市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例でございます。 改正の内容は3点ございまして、まず1点目が地域密着型サービスの基準の条例及び地域密着型介護予防サービスの基準の条例、これに関する改正でございます。認知症対応型共同生活介護の身体的拘束等の適正化を図るため、次の3つの措置を新設したとあります。1つ目が目的達成のための検討委員会を3カ月に1回以上開催し、その結果を関係従業者に周知徹底すること、2つ目に目的達成のための指針を整備すること、3つ目に関係従業者に対し、目的達成のための研修を定期的に実施することであります。いま一つは、高齢者及び高齢の障がい者を対象とした共生型地域密着型サービスの創設に伴う改正及び条文整備でございます。これが1つ目。 2つ目に、地域密着型サービスの基準に係る改正でございます。 これは、指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護、指定夜間対応型訪問介護にある訪問介護員等の資格要件に「介護職員初任者研修を修了した者に限る」を加えるというものでございます。 3つ目は、介護予防支援等の基準に係るものでございます。 内容及び手続の説明及び同意について適正化するものでありまして、関係事業者は、支援提供の開始に際し、利用者が病院、または診療所に入院する必要が生じた場合、担当職員の氏名及び連絡先を入院先に伝えるよう求めなければならないということと、その他、条文整備でございます。 この改正における市民への影響でございますが、ホームヘルパーやデイサービス、ショートステイなどで高齢者と障がい者が一緒にサービスの提供が受けられるようになるということであります。 なお、施行期日は平成30年4月1日となっております。 以上で報告を終わります。 ○議長(大堀寿延君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第44号・中津川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(大堀寿延君) 起立多数であります。よって、議第44号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。常任委員会の閉会中における所管事務調査について、会議規則第72条及び第74条の規定により、総務企画委員長から消防行政に関する現状と課題について、文教民生委員長から新衛生センターの現状と今後について、産業建設委員長から畜産振興、飛騨牛の現状と課題、今後について、それぞれ申し出があります。各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査に付することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大堀寿延君) ご異議なしと認めます。よって、各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査に付することに決しました。 ここで政策推進部長から特に発言を求められておりますので、これを許可します。政策推進部長・高橋一雅君。 ◎政策推進部長(高橋一雅君) ただいま議長からお許しをいただきましたので、高い席から恐縮ではございますが、一言ご挨拶をさせていただきます。 私は、この3月31日をもちまして、中津川市への派遣満了に伴い、岐阜県へ戻ることとなりました。平成28年4月から本当にあっという間の2年間でございましたが、大堀議長を初め議員の皆様方、そして青山市長を初め多くの市職員の皆様からいつも温かなご指導・ご助言を賜り、本日を迎えることができました。また、さまざまな場面でいろいろとお世話になりました多くの市民の皆様にも、この場をおかりしてお礼を申し上げたいと思います。皆様、本当にありがとうございました。 私にとって、この2年間は、外部評価の導入でありますとか、まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進、そしてこうした取り組みや定期的な各部局との意見交換などを踏まえまして、新規事業を組み立てたり、既存事業を見直したり、あるいはふるさと納税、ホームページの大幅なリニューアルなどに取り組んでまいりました。また、仕事とは少し離れますが、多くの皆様と一緒に中津川リレーマラソン大会で、あの急な上り坂を2周、3周と走ったことや、暑い夏の夜においでん祭でみこしを担いだこと、さらに先日は、青山市長、そして吉村孝志議員、そして職員の皆さんとご一緒に常盤座で人生初の歌舞伎の舞台にも出演させていただいたことなど、中津川市ならではの本当に楽しく貴重な体験もたくさんさせていただきました。仕事の面では、当初思い描いていたほど十分なことができず、少し心残りの部分もありますけれども、皆様方との出会いやここでの多くの貴重な体験は、一公務員としてだけでなく、一人の人間としても本当に大きな財産となりました。この財産は、今後の県職員生活はもとより、さまざまな場面で大いに生かしていきたいと思っております。 中津川市では、今後も、リニア開業に向けたまちづくりなどを通じまして、青山市長が掲げる住んでよかった、住んでみたいと思っていただけるまちに向け、さまざまな取り組みが進められることと思います。県に戻りましても、立場が変わり、また部署によりどのような形になるかわかりませんけれども、引き続き、微力ながらお手伝いをさせていただければと思っております。 最後に、改めまして皆様方に感謝を申し上げるとともに、ますますのご活躍とご健勝を祈念いたしまして、退任の挨拶とさせていただきます。本当にどうもありがとうございました。 ○議長(大堀寿延君) ここで市長から特に発言を求められておりますので、これを許可します。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、3月定例議会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。 ただいまは、3月末をもって岐阜県へ戻ることになりました高橋政策推進部長に挨拶の機会をいただきました。お礼を申し上げます。 さて、本会議におきましては、平成30年度当初予算を初め、提案いたしました重要案件を慎重にご審議の上、いずれも可決いただき、ありがとうございました。 また、一般質問におきましては、11名の議員の皆様から平成30年度の取り組みのほか、現在の市の課題について多岐にわたるご質問をいただきました。とりわけ多くのご質問の中で、人口減少対策、このことは皆様の質問の中に共通した案件であったと認識をしております。移住・定住施策につきましては、住みたい田舎ランキングの評価、大変上位の評価をいただいたわけでございますが、この評価をさらに検証し、今後のPRにも努めながら、平成30年度も施策の柱として、住居、働く場所、子育て支援などさまざまな面から取り組んでまいります。 市の農業におきましては、地域を形成します基本的な産業として、現在ある農業振興ビジョンを市の実態に合わせて見直しを図りながら、それぞれの地域の課題に対応していきたいと考えております。また、商工業や農林業を初め、後継者不足については、あらゆる面において地域活性化にもかかわります重要な問題と捉えております。関係の皆様と深く協議をし、分野ごとに有効な手だてを打つとともに、移住・定住施策の中でも重点的に取り組んでいく所存でございます。 3名の議員の方々からご質問をいただきました観光振興につきましては、市が持っております自然、歴史、文化などの資源を地域と連携し、魅力の磨き上げとともに、市内での消費増加につなげる取り組みを進めてまいります。さらに、より効果を増幅するための広域的な連携では、県外も含め、多方面での複数の枠組みの構築に取り組んでまいります。 さて、平成30年度の主要な取り組みにつきましては、一般質問でも、全部長にその意気込みを含めご質問をいただき、答弁させていただいたところですが、平成30年度は、総合計画・前期事業実施計画の最終年度として主要施策の仕上げを行い、中期につなげてまいりたいと考えております。平成29年度までに新たなまちづくりの骨格となる部分として事業化ができました青木斧戸線や東濃東部都市間連絡道路などのリニアアクセス道路、リニア岐阜県駅周辺区画整理のほか、新衛生センターなど大型事業を着実に進めるとともに、骨格への肉づけとなる企業誘致、観光推進、将来の市を担う人材育成などを推し進めてまいります。中でも、平成30年度は、若者の地元回帰、移住・定住促進を重点施策として、市出身者がふるさと中津川に帰ってくる、また若い皆さんが市内にとどまることのできる取り組みを進めてまいる所存でございます。 また、病院経営や新衛生センター、福祉・介護、教育、安全・安心にかかわることなど、市民生活に直結する課題につきましては、スピード感を持ってしっかりと対応をしてまいります。 最重要課題でございます人口減少には、人口減少そのものへの挑戦と人口減少社会への対応という2つの視点から、働く場所の確保、子育てしやすい環境づくりなど、中津川市まち・ひと・しごと創生総合戦略の取り組みを、リニア効果を最大限生かした中で着実に進め、住み続けたい、住んでみたいと思うまちを目指してまいります。 市の財政は、地方交付税の段階的削減など、引き続き大変厳しい状況ではございますが、まさに今が踏ん張りどころであります。市有財産運用管理マスタープランの推進など、行財政改革にもしっかりと取り組みをし、将来にわたり持続的に発展ができるまちを目指してまいります。また、市政運営及び組織強化の取り組みといたしまして、リニア中央新幹線の開業を見据えた中で、国交省並びに岐阜県との人事交流を引き続き行うとともに、平成30年度は経済産業省へ職員を派遣し、ものづくりのまちとしての国や県との関係強化にも努めるとともに、市役所組織の強化を図ってまいります。リニア開業まであと9年でございます。将来のまちづくりへの期待も膨らむところではありますが、課題も多くあります。市議会の皆様の経験とお知恵をいただきながら、市民の負託に応えていかなければならないと考えておりますので、皆様のご協力をお願い申し上げます。 結びに、議員の皆様におかれましては、健康にご留意されますとともに、市政発展のため、より一層のご支援を賜りますことをお願い申し上げ、3月議会の閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(大堀寿延君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 これをもって平成30年第1回中津川市議会定例会を閉会いたします。大変ご苦労さまでございました。  午後2時24分閉会 ――――――――――――――――――――――会議録署名議員 中津川市議会  議長   大堀寿延         署名議員 佐藤光司         同    吉村孝志...