中津川市議会 > 2013-11-28 >
11月28日-01号

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  1. 中津川市議会 2013-11-28
    11月28日-01号


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    平成25年 12月 定例会(第5回)平成25年第5回中津川市議会定例会会議録(第1号)========================= 平成25年11月28日(木)午前10時開議◯議事日程第 1        会議録署名議員の指名第 2        会期の決定第 3        先進都市行政視察報告について第 4        総務企画委員会所管事務調査報告第 5        文教民生委員会所管事務調査報告第 6        産業建設委員会所管事務調査報告第 7        リニア中央新幹線対策特別委員会の中間報告第 8        議会改革特別委員会の中間報告第 9 報第  7号 専決処分の承認を求めることについて第10 議第116号 中津川市総合計画基本構想の議会の議決に関する条例の制定について第11 議第117号 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第12 議第118号 中津川市情報公開条例の制定について第13 議第119号 中津川市職員の分限の手続及び効果に関する条例の一部改正について第14 議第120号 中津川市技能労務職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定について第15 議第121号 中津川市積立基金条例の一部改正について第16 議第122号 中津川市税条例の一部改正について第17 議第123号 中津川市文化スポーツ施設等使用料等徴収条例の一部改正について第18 議第124号 中津川市教育委員会附属機関の設置等に関する条例の一部改正について第19 議第125号 中津川市中小企業小口融資条例の一部改正について第20 議第126号 中津川市火災予防条例の一部改正について第21 議第127号 事務の委託に関する規約の廃止に関する協議について第22 議第128号 事務の委託に関する規約の廃止に関する協議について第23 議第129号 事務の委託に関する規約の制定に関する協議について第24 議第130号 事務の委託に関する規約の制定に関する協議について第25 議第131号 事務の委託に関する規約の制定に関する協議について第26 議第132号 事務の委託に関する規約の制定に関する協議について第27 議第133号 市道路線の認定について第28 議第134号 市道路線の認定について第29 議第135号 市道路線の認定について第30 議第136号 市道路線の変更について第31 議第137号 指定管理者の指定について第32 議第138号 指定管理者の指定について第33 議第139号 指定管理者の指定について第34 議第140号 指定管理者の指定について第35 議第141号 指定管理者の指定について第36 議第142号 指定管理者の指定について第37 議第143号 指定管理者の指定について第38 議第144号 指定管理者の指定について第39 議第110号 平成25年度中津川市一般会計補正予算第40 議第111号 平成25年度中津川市国民健康保険事業会計補正予算第41 議第112号 平成25年度中津川市下水道事業会計補正予算第42 議第113号 平成25年度中津川市農業集落排水事業会計補正予算第43 議第114号 平成25年度中津川市特定環境保全公共下水道事業会計補正予算第44 議第115号 平成25年度中津川市病院事業会計補正予算第45 請願第12号 請願書『「食料品・日用品及び新聞等生活必需品への軽減税率適用に関する意見書」の政府への提出に関する請願』 ――――――――――――――――――――――◯本日の会議に付した案件日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 会期の決定日程第 3 先進都市行政視察報告について日程第 4 総務企画委員会所管事務調査報告日程第 5 文教民生委員会所管事務調査報告日程第 6 産業建設委員会所管事務調査報告日程第 7 リニア中央新幹線対策特別委員会中間報告日程第 8 議会改革特別委員会中間報告日程第 9 報第7号日程第10 議第116号日程第11 議第117号日程第12 議第118号日程第13 議第119号日程第14 議第120号日程第15 議第121号日程第16 議第122号日程第17 議第123号日程第18 議第124号日程第19 議第125号日程第20 議第126号日程第21 議第127号及び日程第22 議第128号日程第23 議第129号から日程第26 議第132号日程第27 議第133号及び日程第28 議第134号日程第29 議第135号日程第30 議第136号日程第31 議第137号から日程第38 議第144号日程第39 議第110号から日程第44 議第115号日程第45 請願第12号 ――――――――――――――――――――――出席議員 24名   1番        牛田敬一君   2番        吉村浩平君   3番        岡崎隆彦君   4番        柘植達樹君   5番        勝  彰君   6番        田口文数君   7番        櫛松直子さん   8番        吉村卓己君   9番        大堀寿延君  10番        原 昌男君  11番        深谷明宏君  12番        三浦八郎君  13番        粥川茂和君  14番        吉村俊廣君  15番        深谷 勲君  16番        鈴木雅彦君  17番        鈴木清貴君  18番        松浦高春君  19番        鷹見憲三君  20番        伊佐治由行君  21番        吉村久資君  22番        片桐光朗君  23番        佐藤光司君  24番        楯 公夫君 ――――――――――――――――――――――欠席議員 なし ――――――――――――――――――――――法第121条により出席した者  市長         青山節児君  副市長        大井久司君  教育長        大井文高君  理事         丸山裕章君  総務部長       田立三博君  企画部長       島崎保人君  定住推進部長     渡邊好夫君  健康福祉部長     早川和子さん  生活環境部長     曽我和幸君  農林部長       鈴木治佐久君  商工観光部長     成瀬博明君  文化スポーツ部長   原 益彦君  基盤整備部長     渡邊弘孝君  水道部長       安彦直之君  病院事業部長     加藤文明君  坂下総合事務所長   氷室 茂君  福岡総合事務所長   内木良治君  消防長        杉本高雄君  教育委員会事務局長  山内鐐司君  行政管理課長     伊藤和通君 ――――――――――――――――――――――◯議会事務局職員出席者  事務局長       勝 宏児君  書記         廣瀬公二君  書記         安田充孝君  書記         嶋崎雅浩君  書記         西尾隆秀君 ――――――――――――――――――――――  平成25年11月28日(木曜日)  午前10時00分開会 ―――――――――――――――――――――― ○議長(鷹見憲三君) おはようございます。 これより平成25年第5回中津川市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――― △諸般の報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎議会事務局長(勝宏児君) 報告いたします。 本日の会議に提出された議案は、市長提出36件、今定例会に提出されました請願1件、合わせて37件であります。 次に、地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員、並びにその委任、または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下17名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。 なお、議会事務報告につきましては、お手元に配付いたしました印刷物により報告いたします。以上でございます。 ――――――――――――――――――――――議会運営委員長報告 ○議長(鷹見憲三君) 本日の議会運営について、さきに議会運営委員会が開かれております。 この際、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・鈴木雅彦君。  〔議会運営委員長・鈴木雅彦君登壇〕 ◆議会運営委員長(鈴木雅彦君) おはようございます。 それでは、議会運営委員会を11月20日、11月26日の2回開催しておりますので、ご報告いたします。 まず初めに11月20日でございますが、12月定例議会提出議案について報告1件、条例11件、その他18件、補正予算6件、追加予定議案1件、合計37件、執行部より説明を受けております。 付託委員会についてでありますが、お手元に配付されております議案付託表のとおり付託されますので、よろしくお願いいたします。 続いて、予算決算委員会の当初予算の委員会における全体質疑については、全会派一致で実施することを確認いたしました。次回当初予算の委員会から実施することになりましたのでお願いいたします。その際、委員長において質疑が適正に行われるよう差配していただくとともに、ふぐあいが生じた場合は適宜見直すことを申し合わせておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、押しボタンによる採決についてでありますが、次回までに事務局のほうで論点を明らかにした資料をつくっていただくようにしておりました。 続きまして、予算決算委員会の決算審議における説明員についてでありますが、今年度実施したほか、副市長、総務部長及び企画部長に出席していただくことを確認させていただきましたのでお願いいたします。 続きまして、予算決算委員会における決算審議に係る資料についてでありますが、事業効果の部分及び前年度比等その事業に費やされた費用がどうであったか、よりわかりやすい資料にしていただくよう確認しました。次年度決算委員会からのご準備をよろしくお願いいたします。 その他でございますが、総務部長から財団法人なかつがわふれあい公社が9月3日付で7月23日清算終了の決算報告を出され、残余財産である1,109万5,775円を中津川市が受領したということの報告がございました。 議長のほうから、代表者会議の結果についての報告がございました。 1点は、昨日実施された区長会連合会との懇談会についてでありました。もう1点は、座長代理に緑政会の吉村俊廣議員が座長から推薦され、全会一致で決まった旨の報告がございました。 続きまして、11月12日から14日までの3日間実施していただきました市民と議会の対話集会の議事録及びアンケート結果の取りまとめを議会運営委員会副委員長のほうでまとめていただくことになりました。昨年同様、年明け以降、ホームページ上に掲載するため、各班担当の皆様には11月末日までに事務局のほうにデータベースで提出していただくようお願いいたします。 1月の議会運営委員会を1月21日午前10時から実施することを確認いたしました。 議員連絡協議会につきましては、1月につきまして1月14日午後1時30分から実施することを確認しました。あわせて、2月の議員連絡協議会は実施しないことも確認していますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、11月26日の議会運営委員会でございますが、初めに請願第12号・請願書『「食料品・日用品及び新聞等生活必需品への軽減税率適用に関する意見書」の政府への提出に関する請願』の付託委員会を総務企画委員会にすることを確認しましたので、よろしくお願いいたします。 続きまして、12月定例会本日初日の議事日程についてを議題としております。 本日の議事日程でありますが、お手元の議事日程のとおり進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 その中で、日程第9、報第7号・専決処分の承認を求めることについては初日議決となっていますのでお願いいたします。 また、日程第21、議第127号及び日程第22、議第128号、日程第23、議第129号から日程第26、議第132号、日程第27、議第133号及び日程第28、議第134号、日程第31、議第137号から日程第38、議第144号、日程第39、議第110号から日程第44、議第115号までは、それぞれ一括議題としますので、よろしくお願いいたします。 議会改革特別委員会のほうから、合意事項として、さきの市民と議会の対話集会において、議会基本条例(案)及び政治倫理条例(案)を報告することについての報告がありました。 次に、押しボタンによる採決について、事務局から論点をまとめていただいた資料及びその説明を受けましたので、各会派持ち帰りとなっておりますので、よろしくお願いいたします。 その他でございますが、総務部長から議案に関する訂正の旨の説明がありましたが、本日議会前にそれぞれ訂正箇所を修正していただいておりますので、よろしくお願いいたします。20日の議会運営委員会資料の中で、付知の表記が平仮名で「つけち」である旨の修正についても報告がありました。 また、全員協議会の開催を先ほどの1月14日、議員連絡協議会終了後に開会することについて要請がありました。 この内容でございますが、新総合計画基本構想(案)についてであります。これは、これまで審議会が3部会に分かれ、5回ほど行われてきましたが、年内に答申がなされ、この全員協議会で議会に諮られた後、パブリックコメントを行う予定という趣旨のもとに説明を受けられますのでよろしくお願いします。 もう1点でありますが、議会運営委員会の委員のお1人から先日行われた市民と議会の対話集会において、一部の会場において民生委員という立場を表明された方から文書の配付を伴った形での発言がなされたことについて、問題がないかとの提議がなされました。そのとき配付された文書は、各委員の皆さんに配付しております。事務局を通じて、法的な面等、問題の有無を確認してもらうことになっておりますので、よろしくお願いします。また、あわせて今回の市民と議会との対話集会の他の面の反省も含めて、来年度以降に向けて検討することになりましたので、よろしくお願いいたします。 以上で報告を終わります。 ○議長(鷹見憲三君) 委員長の報告に何か質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ここで、市長から特に発言を求められておりますので、これを許可します。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) それでは、議長から発言のお許しをいただきましたので、10月29日から11月6日、9日間の日程で渡伯をいたしましたブラジル慶祝訪問団の報告をさせていただきます。 今回のブラジル国への訪問は、姉妹都市でありますレジストロ市への日本人移民入植100周年の慶祝として、レジストロ市、また岐阜県人ブラジル移住100周年及びブラジル岐阜県人会創立75周年の慶祝として、サンパウロ市ブラジル岐阜県人会を訪問したものでございます。特にレジストロ市におきましては、レジストロ市長より日本人移民入植100周年記念行事への招聘をいただき、私を団長とします24名の慶祝訪問団を結成、議会より鷹見議長にも参加をいただきまして渡伯したものでございます。 訪問団の一行は、10月29日に中部国際空港を出発、フランクフルトを経由して10月30日にブラジルへ到着いたしました。ブラジル到着後、イグアスへ移動し、翌10月31日に姉妹都市でございますレジストロ市へ向かいました。 10月31日午後、レジストロ市役所に到着し、ジウソン・ファンチンレジストロ市長を公式表敬訪問いたしました。夕方からイグアッペ市、レジストロ市、セッテバラス市日本人移民入植100周年記念式典に参加しました。 今回の入植100周年記念式典は、現在のレジストロ市、イグアッペ市、セッテバラス市に日本人が入植して100年の節目として、レジストロ市が中心となって3市合同で開催されたものです。式典には3市の市長を初め、レジストロ市、イグアッペ市、セッテバラス市の関係者、ブラジル連邦議員、サンパウロ州知事など約400名が参加し、盛大な式典及び親善交流会が開催となりました。 翌11月1日は、レジストロ日伯文化協会会館増築落成式典に出席した後、障がい者福祉施設を視察いたしました。その場で子どもたちに文具を寄贈させていただきました。 その後、セッテバラス市に移動し、セッテバラス日伯文化体育協会主催によります昼食会を兼ねた歓迎を受け、セッテバラス市の初期の移民の方から当時の苦労話など貴重なお話を伺うことができました。ここでは訪問団を代表しまして、鷹見議長から挨拶をいただきました。 午後からは、5年前の訪問時に中津川市ロータリークラブの事業で医療器具の整備を行いましたレジストロ市内サンジョアン病院を視察、病院関係者から現状等の説明を受けたものでございます。 その後、レジストロ市移民史料館を見学、夕刻にはホテルにて姉妹都市会議を行い、今後の交流のあり方などについて議論いたしました。夜は、レジストロロータリークラブ主催の歓迎夕食会に参加いたしました。 11月2日は、レジストロ市から約80キロ東部に位置します南大西洋に面したイグアッペ市へ移動し、市内を視察した後、イグアッペ文化会館にて100年前の日本人移民者のさまざまな写真を見学いたしました。そして、イグアッペ市長らとともに昼食懇談会を行いました。 午後はレジストロ市内に戻りまして、工場や中津川公園などを見学いたしました。 夜は、ブラジルのお盆に合わせましたリベイラ川沿岸の広場で開催されております「第59回灯籠流し」に参加いたしました。太鼓や民謡の披露、また多くの日本食の出店など、日本の文化が色濃く残るお祭りでございました。 3日は、早朝のお別れ会で2015年の中津川市での再会を約束し、閉会となりました。その後、ファンチン市長夫妻を初め、多くの見送りを受け、サンパウロ市に向けて出発をいたしました。 サンパウロ市では、ブラジル移民開拓戦没者慰霊碑に献花、参拝を行った後、日本館にてブラジル日本文化福祉協会の役員より日本館の歴史と詳細な説明を受け、見学をさせていただきました。その後、日本人移民史料館を見学、当時の生活状況の展示、また第二次世界大戦終了時の日本人同士の争い等があったことは驚きでございましたが、日本人がブラジルに移民してから今日までの歴史を見ることができました。 4日は、ブラジル岐阜県人会を訪問。岐阜県民ブラジル移住100周年、岐阜県人会創立75周年のお祝いを述べた後、山田会長と懇談し、ブラジルでの岐阜県人会の役割や現状の課題、苦労等について懇談をいたしました。とりわけ組織の衰退現象につきましては、山田会長の無念の思いが強く感じられました。 午後からは、サンパウロ市内のサンタ・クルス病院を訪問、病院内の敷地にございます島崎藤村の歌碑を見学いたしました。由来等の説明を受けました。その後、ブラジル国サンパウロ空港からドイツ国フランクフルト空港に向け出発いたしました。サンパウロ空港では出発が2時間おくれたものの、フランクフルト経由にて日本時間6日午前9時5分に中部国際空港に到着、無事帰庁いたしました。 詳細につきましては、お配りの中津川市ブラジル慶祝訪問団報告書のとおりでございますので、よろしくお願いをいたします。 以上で報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(鷹見憲三君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において   17番・鈴木清貴君   18番・松浦高春君を指名いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第2  会期の決定 ○議長(鷹見憲三君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から12月24日までの27日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、会期は27日間と決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第3  先進都市行政視察報告について ○議長(鷹見憲三君) 日程第3、先進都市行政視察報告についてを行います。 さきに各常任委員会において先進都市の行政視察が行われております。 この際、行政視察の概要について、各常任委員長から報告を求めることにいたします。最初に、総務企画委員長・吉村卓己君。  〔総務企画委員長・吉村卓己君登壇〕 ◆総務企画委員長(吉村卓己君) それでは、ただいま議題となりました先進都市総務企画委員会行政視察報告をさせていただきます。 総務企画委員会は、10月23日から25日まで、議会事務局の随行をいただきまして、熊本県菊池市、佐賀県鳥栖市、福岡県糸島市にお邪魔したところでございます。 最初に、熊本県菊池市の報告を申し上げます。 視察項目は、交通コミュニティー対策事業についてでございます。 市の概要は、熊本県の北東部、熊本市から24キロの位置でございます。人口は約5万2,000人、一般会計260億円という都市でございますが、平成22年6月に自治体としては全国で初めて国土交通大臣表彰を受賞いたしました。市内の交通体系を中山間地、山間地域と市街地等を結ぶ乗り合いタクシー「きくちあいのりタクシー」、市街地巡回バス「きくちベンリカー」。ベンリカーは、1便当たり3名乗っていれば成功と言われておりますが、6年連続して1便当たり11名を突破しております。あいのりタクシーは、路線バス運行時と比較して、行政負担が3分の1以下に大幅に削減ができたと大きな成果を上げておられます。 課題は、バス路線沿線地域に含まれていますが、バス路線から離れた地区の交通体系をどう構築するかが本市を含め全国的な課題であります。 続いて、佐賀県鳥栖市の報告を申し上げます。 視察項目は、鳥栖みらい会議の設置であります。 市の概要は、人口約6万7,000人、面積は71.73平方キロメートルであります。目的、第6次鳥栖市総合計画の策定に当たり、「こんなまちになったらいいな」というまちづくりについての生活者目線で提言、市が前もってたたき台や落としどころをつくっておくのではなく、全く白紙の状態から市民の自主性を尊重して、計画の土台をつくる手法も持っていたことから、市長の呼びかけにみずから手を挙げ、自主的に参加した市民の集まりであります。 平成21年4月設置当時、69名でありました。平成21年12月には最終的には89名、完全にボランティアでございます。自主性尊重、6つのグループに分かれて討議を生活環境・自然環境、都市基盤整備、保健・医療・福祉、教育・文化・スポーツ、産業振興、自治・協働、20代から80代までの学生や主婦、会社員、自営業などさまざまな年代、職の市民がさまざまな立場や物の見方、考え方でこんなまちになったらいいなというまちづくりの方向性と具体案について生活者視点で市に思いを届けることを目的にして議論を重ね、平成24年5月に新たな鳥栖みらい会議41名が参加して、また発足をいたしました。 これからずっと住みやすい、住みたくなるまちにしていくために、4つのグループに分かれて、住みよさの実感ができるまち、市民協働を推進するまち、九州の拠点となるまち、少子・高齢化社会に備えた元気なまちづくりで議論を行い、これまで行政任せであった市民が自主的に参加し、職員との意見交換、現地視察、市民同士の議論を通して現状を知ることで、まちづくりに意欲を持ってもらえたということであります。 続いて、10月25日、福岡県糸島市のご報告をさせていただきます。 視察項目は、今中津川市でも工事にかかっております同様の高機能消防通信指令システムについてでございます。市の概要は、人口は10万人、一般会計で320億円という都市でございます。 119番通報から現場到着までの時間短縮と活動終了まで、消防活動業務の中枢を担う最新鋭システムで、現在出動指令をかけるのに1分かかります。指令がかかってから隊員が実際に出動するのに1.5分から2分かかるわけでありまして、トータル3分かかりますが、それを導入しますと、出動指令が約40秒になり、隊員の出動は約1分短縮できておりますので、トータルで1分40秒となり、現在の半分の時間で出動ができるわけであります。出動時には、印刷した地図の必要がないため、大幅に短縮できております。 中津川市の重要な課題でもあり、それぞれ地域でいろいろな取り組みがなされて、当市と比べてみると力強い取り組みが目立ったということで、大変参考になりました。 無事に全員が帰ってこられ、11月8日には行政視察の意見交換会を開き、無駄なく会議ができ、あすの中津川市のために頑張って行ってまいりました。 以上で報告を終わります。 ○議長(鷹見憲三君) 総務企画委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって、総務企画委員長の報告を終わります。 続いて、文教民生委員長・大堀寿延君。  〔文教民生委員長・大堀寿延君登壇〕 ◆文教民生委員長(大堀寿延君) それでは、文教民生委員会の行政視察報告をさせていただきます。 視察日程におきましては、25年10月30日から11月1日でございます。 視察事項といたしましては、10月30日に京都府の京丹後市、合併による小学校の統廃合について、31日におきましては舞鶴市の低所得者高齢者施設の入居等についてであります。11月1日、亀岡市でありますが、介護予防事業の効果的な取り組みについてであります。 視察参加者におきましては、文教民生委員8名、そして健康福祉部高齢支援課から1名同行、議会事務局から1名随行していただきました。また、視察報告の内容は、こうしてたくさんの資料がございますので、詳細には報告はできませんが、ポイントのみ報告をさせていただきます。必要なところがあれば、事務局に資料をお預けしておきますので、参照いただければよろしいかなと思います。 まず、1日目の京丹後市の合併による小・中学校の統廃合についてでありますが、まず地域の現況といたしまして、京丹後市は合併時は人口約6万5,000人、平成16年の4月に合併をしておるということであります。そして、平成25年度には人口5万9,000人というふうに大変減少しておるわけであります。 その中で、小・中学校の統廃合の背景として、資料を見ていただきますとわかりますが、1つ目が少子化の進展と学校の小規模化、そして学校再配置の必要性と学校づくり。学校規模の現状は、小学校では児童数が10人の学校から500人を超える学校があり、複式学級等の偏りがあります。中学校では生徒数が45人の学校から400人を超える学校があり、クラスがえもできないこと、そして部活動数も3部から16部、差異が非常に大きい。3つ目が、学校施設及び教育環境の整備の必要性でありますが、校舎の老朽化や情報教育に向けた情報教室の整備、そして校内LAN整備、理科教育や図書館整備の充実の施設が必要であるということであります。 また、小・中学校の統廃合の基本的な考え方、そして学校配置基本計画の内容については、資料を見ていただきたいと思います。これもたくさんの内容でございますので、よろしくお願いします。 そして、再配置した学校の今後の課題につきましても、資料によりますと1番から4番に細かく書いてございますので、これも参照していただけるとありがたいかなと思っております。 主な質疑の応答としましては、まず再配置した学校の新築はあったのかという質問に対しまして、新築はないが増改築を行った。そして、平成32年度までの学校再配置等の財政試算はという質問に対しまして、いろいろなパターンで試算、一部地域の例で申し上げますと、現行6校で経費47億4,300万円、1校にしますと36億5,800万円の試算である。想像以上に諸経費が必要となっています。将来的には、1地域小・中1校としたいという答弁でございました。質問といたしまして、再配置に係る職員と業務内容はということで、職員は2名、地元との下打ち合わせや開校・閉校の調整であり、夜は地元協議に出ているというような質疑でございました。 2日目は、舞鶴市高齢者施設(低所得者)の入居についてということで、まず舞鶴市の現況としますと、人口が約8万6,000人、高齢化率が27.8%であります。 養護老人ホームのあらましとしましては、終戦で海軍の廃止と引揚者の受け入れによる生活保護者が急増して、老人福祉の必要性が増大した。全国でも珍しい市直営の養護老人ホームを設立しました。昭和27年10月には定員180人の「若宮寮」として発足をし、その後、昭和33年には定員165人、47年には100人と変わり、52年には現在の定員の70名となっておる。現在は「安岡園」と改称して現在に至っておるということでございます。 次に、入所費用といたしましては、これは本人及び扶養義務者の所得に応じて39階層の費用徴収基準に基づいて負担をしていただいておるということであります。 入所者は、定員が70名で、年々減少をしておるということであります。 職員体制におきましては、職員26人で構成をしておるということであります。 運営費用はどのぐらいかということでありますが、これは平成14年度特定財源が1億3,324万9,000円、一般財源が3,701万1,000円、合計で1億7,026万円であったが、平成24年度では特定財源7,569万4,000円、一般財源では7,340万6,000円で、合計1億4,901万円となって、一般財源の占める割合が増加をしております。施設整備費におきましては、通常年は162万8,000円から746万7,000円程度の支出であるということであります。 課題につきましては、築28年経過をしており、老朽化が進み、施設の改修、改善が必要である。そして、夜間警備が2名のみであり、身体の急変等を考えた場合、支援員等の職員体制の見直しが必要である。現状では2人部屋であり、個人の尊厳等個室の検討が必要。現在の広さでは平成18年の法改正により基準が満たされていない。4つ目が、重度化した入所者の特養施設への移行ということであります。 以上のような説明を受けて質疑に入りました。 主な質疑といたしましては、入所者の方が減ってきているのはどういうことかということでありますが、これは介護度が上がって、病院への転院や死亡されたことが多かったという答弁であります。また、要介護3から5の入所が多いのではないかという質問に対して、養護老人ホームですので自立できる方が対象となるが、特養にあきがなく、徐々に要介護度が高くなっているのが現状であるということであります。定員70名に対して35名ほどの入所であり、社会情勢から入所がふえてもと思われるが、こちらでは生活が恵まれてきているのかという質問に対しまして、介護保険制度によって生活保護でも在宅で生活しやすくなったということであります。当園の定員も平成26年度で50名とする計画であるということでありました。 また、運営面では、以前は特定財源が多かったが、現状では特定財源と一般財源が同額程度であり、今後も一般財源がふえてくるのではないか、その原因はについては、入所者が減り特定財源が減っておる。一般財源は人件費や修繕等の維持管理費がふえており、現状では同じ割合となっている。今後の園のあり方についても有識者に協議を行っていただいており、直営か民営かも含めて答申が出る予定であります。 以上のような質疑でありました。 3日目は、亀岡市における介護予防事業についてでありますが、地域の現況といたしまして、人口は約9万2,000人、高齢者の割合は21%以上であり、超高齢化社会となっております。また、介護制度及び二次予防対象者概況、それから介護予防事業立ち上げの経緯、WHOセーフコミュニティの取得、そして中央的拠点整備、意欲ある高齢者の介護予防の担い手の育成、学術的データの継続的蓄積と分析システムの開発、事業効果等を図表により説明を受けたわけであります。詳細については資料を参照していただければよろしいかと思います。 今後の取り組みといたしましては、現状は中央のみの展開であり、今後は地域展開を足がかりに介護予防事業を広く展開していきたい。平成29年度にWHOの再々認証を取得し、平成37年には地域包括ケアシステムの構築実現を目指しておるということであります。 以上のような説明を受けまして質疑に入らせていただきました。 紹介をさせていただきますが、データの蓄積は個人データで、トレーニングの効果、体力、能力を検証していくのかという質問に対しまして、個人カルテをつくり管理しているが、半年、1年を追跡し変化を見ていきたい。今までは教室を終了した後の追跡をしておらず、継続的に検証をしていきたい。また、地域包括ケアのイメージは、教室を終了してからも検証することかという質問に対して、サポーターにも地域へ出てもらい、中央でも追跡を行っていく。現状におきましては、地域の課題を発見することを行っておる。総括的な会議で今後どうしていくかを決めていく必要がありますというような質疑でありました。 こうして3日間の視察項目は、当市においても懸案事項であり、有意義な行政視察であったというふうに思っております。 以上で報告を終わらせていただきます。 ○議長(鷹見憲三君) 文教民生委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって文教民生委員長の報告を終わります。 続いて、産業建設委員長・櫛松直子さん。  〔産業建設委員長・櫛松直子さん登壇〕 ◆産業建設委員長(櫛松直子さん) それでは、産業建設委員会の行政視察について報告いたします。 日程は10月16日から10月18日の3日間、視察先と視察事項は、長崎県佐世保市においては特産品の販路拡大事業について、長崎県長崎市においては、1つ目として都市計画マスタープランについて、2つ目としては九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)を見越した中心市街地活性化について、3市目の福岡県飯塚市においては企業支援と新産業創出の取り組みについてという内容でございます。 お手元に資料の抜粋がございますので、こちらをご参照ください。 まず、1市目の長崎県佐世保市ですが、当市は資料の冒頭にも書いてありますように、市制111周年を迎えた人口26万人の市でございます。古くから軍港として造船業が盛んなところでしたが、造船業の停滞の影響を大きく受けた後、ハウステンボス、佐世保バーガーなどで観光客の誘致に力を入れてきた歴史もあります。 そのような背景と、特に地域資源を活用した佐世保の魅力向上という考え方から、まず1つ目には地元の特産品を「させぼ戦略産品」と位置づけた売り方をしているということで、その内容について研修をしてまいりました。 お手元の資料の5ページを見ていただきますと、させぼ戦略産品選定基準というのがございます。その次のページには、現在選定されているものと候補に上がっているものが載っております。 7ページには、させぼ戦略品選定のフローチャートがありますが、候補に上がった産品をこのような順序で「させぼ戦略品」という形で認定し、その後重点的に佐世保市としてアピールを行っているということです。 そのアピール方法としては、テレビCMを戦略品の旬の時期やイベント、あるいはお中元・お歳暮に贈っていただけるような形で、例えばテレビCMを流したり、イベント会社への宣伝をお願いして、広く販促を行っているということでした。コマーシャルも民放で150本ぐらい、短いものですけれども流しているということでございます。 また、このさせぼ戦略産品にあるカキやトラフグ、いりこは佐世保市の九十九島というところでとれる魚介ですが、九十九島は観光スポットでもあるため、観光と同時に佐世保市の統一ブランドとして大きく売り出していきたいという意向もお聞きしました。 資料の3ページに戻っていただきますと、この佐世保市での特産品の取り組みの2つ目、「させぼスター☆商品」というのがございます。これは、以前からの産品、物産に加えて、これからの佐世保を代表する新たな特産品として位置づけるものでございます。3ページにありますように商品のアイデア、これは食品が中心ですので、つくり方、レシピを市民から公募し、それを市内の生産業者で商品化をしてもらって売り出していく取り組みでございます。現在は、3商品を佐世保市で登録商標を出願中で取り組んでいるということでした。始めた当初は、このレシピを使った生産をしてくれる業者がなかなか見つからなくて苦労したという話も聞いてきております。現在は、福岡市に長崎県の雲仙市、それから長崎市と3市合同のアンテナショップをオープンして、そこでの販売も大変好調であるということでございました。 次に、2市目の長崎市での視察内容についてです。 ここでは2つのテーマについてお話を伺ってきております。 1つ目は都市計画マスタープラン、2つ目は九州新幹線西ルートを見越した中心市街地活性化についてという2点でございます。 資料のほうは10ページにございます。 まず、1点目の都市計画マスタープランについてですが、この都市計画マスタープランというのは全国どこの自治体でも策定をされているものでございます。長崎市では、当初平成11年に策定したプランですが、平成19年に大きな改定をしております。その前回の改定は、人口減少や少子・高齢化など、長崎市を取り巻く環境が大きく変化したこと、さらには隣接する町と合併して市の広さが1.7倍にふえたことを受けての改定であったということです。 それまでは、それぞれの地域の中だけでの分散した生活拠点を形づくっていたということですが、人口減少が進み、中核市の基準、人口密度がございますけれども、そのインフラを支える人口密度が大幅に低下してきたということで、もっと集約型の都市にするための都市構造の変更をこの改定では行ったということです。 資料の12ページ、13ページには、その内容がございます。 また、その資料を11ページに戻っていただきまして、地図を見ていただきますと、これは長崎市の海、湾を挟んだ市街地の図になりますけれども、ここの一番下の野母崎というところ、ここは以前は都市計画の区域でしたが、ここを市街化区域から外すということを行ったりして、人口密度を1ヘクタール当たり60人に合わせた中核市の基準を満たすような対策も行ってきたということです。 長崎市は、ご存じのように斜面に住宅がたくさんございますけれども、ここへの対策はインフラ整備などが大変な苦労をしているということでしたが、こういったところも実は高齢化も進んでおり、さらなる集約も行いたいということですが、観光ということを考えると、地域性を残すことを大切にした上で産業・雇用の場をふやすことを考えた上での今回の改定であったということです。急斜面の景観も観光資源とするなど、まず観光での交流人口をふやすことで人口流出を食いとめたいということを強く考えているということでした。 次、資料のほうは14ページ、15ページに移りますが、長崎市での2つ目の項目は、九州新幹線西九州ルートを見越した中心市街地活性化についてです。 内容は、その14、15の都市再生総合整備事業という形で行っておられるということで、この内容について話を伺ってきております。 この事業の目的から事業実施までは14ページ、15ページに流れまで載っております。そもそもこの事業は、国土交通大臣から長崎市が都市・居住環境整備重点地域として指定されたことを受け、その後、長崎県と共同で都市・居住環境整備基本計画において都市再生に向けた整備の基本方針、目標などを整理したということでございます。 まず、この事業の内容を大変詳しく説明もいただきましたけれども、簡単に申し上げると、A3の資料の18ページを見ていただくと一番わかりやすいかと思います。 この地図の中に、真ん中あたりに新駅舎ということでJR長崎駅が書いてございます。そこには陸の玄関口拠点というふうに書いてあって、その下、ちっちゃな丸がありますけれども、そこは長崎港ターミナルということで、海の玄関口の拠点ということです。長崎市には、陸から人が入ってくる、それから海、船によっても人が入ってくるということで、玄関口を2つ位置づけて、例えば中国などからもクルーズ船が長崎には入ってくるということで、特に観光客などをどういった形でまず迎え入れるかというところがここに書いてあります。 その迎え入れた人を地図の右側のほうに「まちなか」というふうに書いてありますけれども、ここにどのように誘客をしていくか。この「まちなか」については、皆さんの資料にはお手元にページの都合上、入れておりませんけれども、まちぶらプロジェクトということで、各地域ごとにイメージをきちんとつくり上げまして、ゾーニングを行い、回遊の流れ、あるいは市のトイレなどの公共施設などの配置なども計画をされているということです。そこには、まちだけではなく、イベントもどこの地域でどういう形で行われているかというところも整理したことで、この事業を進められているということでした。 この「まちなか」以外に、その地図の上にあります平和公園周辺もそれぞれテーマを決めて、同じくゾーニングをして、観光交流に適したまちづくりを考えているということです。 今回、この話を聞いたんですが、観光客、あるいは流入人口ということで、担当しているところが観光の部門だというふうに思っておりましたが、実は建設局のまちづくり推進室がこの事業を担当しておりまして、道路、あるいは都市計画だけではなくて、観光客の入り口から回遊のためのゾーニングなど、目的を決めた都市計画を一緒に歩調を合わせて行っているということが大変参考になりました。 長崎市は以上です。 3つ目の市は飯塚市、最後の1ページの裏表に資料がございます。 この飯塚市というのは、そもそもは炭鉱のまちということで大変戦前戦後は栄えたということでしたが、炭鉱閉鎖後は人口も大幅に減少するなど、まちの力が大変衰えてきたということでしたが、国の産炭地支援策を大きく活用して、その後の産業振興に力を注いできた自治体でございます。 今回、視察項目として上げた起業支援と新産業創出の取り組みも、炭鉱跡地へ工業誘致を推進したところが始まりだったということです。 起業支援とそれから新産業創出の取り組みについての資料は19ページ、20ページにございます。お気づきになるかと思いますけれども、例えば19ページの下のほう、あるいは裏のページにも大学という文字が幾つか見ていただけるというふうに思います。 飯塚市では、昭和40年に近畿大学の工学部の誘致を行いました。その後、短大や幼稚園、保育園もこの地に誘致をしまして、さらにその後、九州工業大学の情報学部の設置なども行われ、市内には研究開発施設などがたくさんできているということがあります。そういった地盤を受けて、特に産官学の連携や提携を生かした起業支援や新規産業の創出が大変多くのプログラムで行われているということでした。詳しくは20ページのところに、大学生向けのものから中小の企業への支援もいろいろ行われたところが書いてあります。新産業の創出ですので、最初の起業、会社を起こすところから、創業後、会社を立ち上げた後、きちんと軌道に乗せるまでのそれぞれの場面での支援策がそこに書いてあります。 もともと、この九州という地は自動車産業とか半導体の工場が多くて、物づくりといった人材面でもすぐれている地域であるということから、そういったところの人材と、あとここの飯塚市の大学、あるいは飯塚市にはございませんけど、ほかのところにある医学部なんかと結びつけて、医療機器の開発・製造などがここ直近ではかなり具体的に行われているということです。これは、飯塚市民病院、それから九州工業大学、飯塚市の連携といった形で行われている内容でした。 その他、大変多種多様な事業が行われているということで、担当で話をしていただいている方に企画立案の方法など、どのような形で行っているんでしょうかということで確認をしたところ、担当者の方は実は経済産業省の九州経済局から派遣ということで来られている方で、いわば専門的な形での飯塚市での展開を行っているというお話も聞いております。また、市内で会社を起こしたベンチャー企業、この10年で100社ぐらいになったということですけど、大体そのうち半分は起業した後に福岡市や東京へ転出しているということですので、今後はこの飯塚市内で定着してもらうためにどのような形で支援をしていくかというところを主に考えているということでした。 視察の内容についての報告は以上です。 ○議長(鷹見憲三君) 産業建設委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって産業建設委員長の報告を終わります。 以上で、先進都市行政視察報告についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第4  総務企画委員会所管事務調査報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第4、総務企画委員会所管事務調査報告を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・吉村卓己君。  〔総務企画委員長・吉村卓己君登壇〕 ◆総務企画委員長(吉村卓己君) それでは、ただいま議題となりました総務企画委員会所管事務調査、今後の財政見通しについてでございます。 一般財源の確保について、国は平成25年8月8日、中期財政計画を作成。地方交付税について、平成25年度歳出特別枠1.5兆円、別枠加算が1兆円、平成25年度普通交付税算定ベースでの中津川市の影響額は約6.1億円でございます。消費税率の引き上げについては、現行5%から8%になった場合、地方消費税率が今1%来るわけですので、それが1.7%となります。 市の財政見通しについて。 市税については、平成20年度決算が113.9億円であります。平成24年度決算が102.5億円、比較しますと11.4億円の減収になっております。平成26年度予算2.2%の増額、0.9億円増の93.4億円になります。今後も急速な回復は見込まれず、その次、地方交付税について。合併特例債10年間の上乗せ、平成26年度に終了いたします。減少額は平成27年度から平成32年度まで37億円が段階的に減少いたします。 地方消費税率の引き上げ。現行、24年度決算で1%で7.8億円、8%でマイナス1.7%プラス5.5億円で、13.3億円になります。10%になった場合は2.2%、3.9億円プラスで17.2億円になりますが、地方交付税から減らされて、シーソーバランスで大変なことになるわけであります。 合併特例債の活用について。平成24年度末では借り入れた額約113億2,000万円、平成26年度以降借入可能額が228億円であります。 続いて、歳出について、人件費と公債費は段階的に減少、子育て、高齢化で医療費の伸びが毎年増加をされますので、繰出金は収入不足を補うために赤字補填など歳出金が発生をしてきます。 今後の取り組みについて、先手先手で行財政改革に取り組み、積極的に自主財源の確保、常に歳出の見直し、予算規模の圧縮、減った分を他に使ってしまわないために財政規模を小さくしていくこと。 借金残高と実質公債費率の過去について、合併時の平成16年度末残高から約282億円減少しております。 まとめといたしまして、収支バランスのとれた財政運営を行うために、歳入に見合った歳出に先手先手で行財政改革に取り組み、予算規模を落とす必要があります。人件費の削減、優先順位づけ、公債費の削減、維持管理費コスト削減、繰出金の削減、収支バランスを保つことが可能と考えて説明があったわけであります。 このことから、委員からの意見は主に、1つ目が、法人税が少ないということでありますけれど、上昇はしております。企業の誘致など、リニアを見据えた中で進めていきたいということであります。 2つ目でありますけど、基金の特例債の借入としては、19億円は借入ができるわけでありますので、そのように進めていきたいということであります。 3つ目としまして、大型の合併特例債の活用は、葬儀場、衛生センター、下水道事業、庁舎の耐震、1つの事業で数億円では済まないわけでありますので大変なことでございますという答弁でありました。 中津川市の市民税は高いのではないかということを質問されまして、他市と比べて、県が示す税率で中津川市が特別高いわけではないということであります。 5つ目として、リニアを見据えると公債費を減らした方がいいのではないかということで、市のやるべき事業をやらないと、市の活力が落ちてしまう。バランスを保ちながら進んでいきたいということでございました。 以上で報告を終わります。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 以上で総務企画委員会所管事務調査の報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第5  文教民生委員会所管事務調査報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第5、文教民生委員会所管事務調査報告を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・大堀寿延君。  〔文教民生委員長・大堀寿延君登壇〕 ◆文教民生委員長(大堀寿延君) ただいま議題となりました、日程第5、文教民生委員会所管事務調査について報告をさせていただきます。 調査は10月21日に行いました。資料につきましては、既に皆さん方に配付をさせていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。今回の調査は、健康福祉部から高齢者福祉の現状と課題及び今後の課題についてであります。 最初にお断りをさせていただきますが、説明資料は数値による内容が非常に多いわけでありまして、お手元の資料を参照していただいて、報告の中では数値には余り触れないので、お許しをいただきたいと思います。 最初に、現状と課題についてでありますが、5点上げております。 団塊の世代が65歳を迎え、今後急速に高齢化が進む。 高齢化の進展に伴い、支援が必要な要援護高齢者やひとり暮らしの高齢者が増加をしている。その取り組みとして、地域で見守り支援をしていく仕組みづくり。そして、自立して暮らしができるよう、日常生活を支える支援サービスの充実。3つ目が認知症予防と認知症高齢者への支援ということであります。 次に、介護保険を必要とする要介護認定者の増加により、介護給付費が増加をする。これに対して、一人一人に合った介護サービスの充実、そして適正な整備。2つ目が、医療介護にかかわる人材の確保・育成であります。 次に、地域包括ケアの推進といたしましては、医療、福祉、介護の連携、医療における役割分担と連携強化であります。 次に、健康づくりと生きがいづくりの支援ということで、1つ目が健康づくり、生きがいづくりの活動を推進して健康寿命を延ばしていきたい。そして、要介護状態にならないように発症予防、重度化予防などであります。 そして、平成25年度の高齢者の状況は、人口8万2,387人に対し、65歳以上が2万3,363人、高齢化率28.4%。昨年は27.3%で1.1%伸びております。人口ピラミッド、高齢者世帯、独居世帯の推移、人口推移は資料の図表をごらんいただければよろしいかと思います。 次に、中津川市の高齢者福祉の取り組みとして、配食サービス事業、在宅等運営助成事業、おむつ等購入費助成事業、移送サービス事業、そして高齢者いきいき住宅改善助成事業、寝たきり高齢者等介護者慰労金の支給、そして独居老人緊急通報システム事業、そして養護老人ホームの生活支援等であります。また、介護保険の現状・高齢者福祉施設の現状と課題については、資料7ページから10ページをご参照していただければよろしいかなと思います。 今後の取り組み方針といたしましては、地域の見守り、在宅支援の充実、そして介護予防も含めた健康づくりと生きがいづくり、そして認知症予防と認知症高齢者への支援、一人一人に合った介護サービスの充実、地域包括ケアの推進に努めていく。 最後に、第6期介護保険事業の計画、これは平成27年度から平成29年度でありますが、第5期で開始した地域包括ケア実現のための方向性を継承しつつ、取り組みを一層強化していく地域包括ケア計画と位置づけてやっていきたいと思います。 以上のような説明を受けて、質疑に入りました。 たくさんの質疑がありました。主なものについて報告をさせていただきます。 まず、医療、福祉、保健の連携が言われ出してから20年になるが、病気にならない予防の連携をとりながら進めることが坂下病院ではできている。市内全体ではできていないのではないかという質問に対して、保健と福祉は同じ建物に入っているので、連携がスムーズにできている。病院との連携は昔から課題です。坂下病院の取り組みをそのまま市民病院に取り入れるのは困難ですが、参考にしつつ、病診の連携、介護施設との連携を図っている。一番の課題は、急性期の治療が終わった方が次に行く施設、療養型医療施設の充実が必要ですが、経営面からすぐにふやすことは困難であり、在宅、施設でのサービスを組み合わせてスムーズに過ごさせることに力を入れていきたい。そして、市民病院の連携室と打ち合わせ協議をしながら、情報がスムーズにつながって、サービスにつながる体制づくりを進めています。予防の充実としては、地域でサービスを受けられるよう「みまもりの輪」の事業を進めて、公民館を使った教室も行っておりますという答弁でありました。 次に、介護にかかわる人たちに正規に雇ってくれるところがないという状況がありますが、採用してもらってもアルバイトで所得が低く、続けられなくなってやめてしまうという話を聞く。逆に経営者から言えば、余りコストを払うと運営ができないということもあるので、その辺の把握はできているのかという質問に対しまして、介護分野の求人はたくさんあり、しかしそちらへ動かれる方は少なく、慢性的な人材不足が続いております。正規の方で夜勤のある方は募集してもなかなか集まらない。理由は、介護職の資格を持っている方は主婦が多い中で、パートの方が多くいます。若い方は、負担が多い中で給与が低いのでなかなか続かない。独身のうちはいいですが、家庭を持つとなかなかやっていけないということで、離職する方が多いと聞いております。介護施設は、介護報酬で人件費を出しているということで、給料が上がらない。施設がふえる中で職員は要るので、施設間の引き抜きのような状態もあると聞いておりますという答弁でありました。 次に、独居老人の緊急通報システムで、隣近所に通報する機能があるものがあるが、そういうのに補助するとか、研究はしていますかという質問に対して、緊急通報システムは、消防署との直結の問題があります。そんな中で、リースの形をとっており、待機がない形でやっています。どんどんいいものが出ていますが、リースを始めて間もないので、すぐに取り組むには難しいと考えております。新しい機能については研究していきたいということであります。 次に、ケアマネジャーの数、人材の状況はどうですかという質問に対しまして、最初に相談に行くところは、地域の在支の相談員であり、介護が必要となったときには相談する相手はケアマネになるということになります。ケアマネの事業所はふえていますし、不足しているという話は聞いておりません。 次に、これからの高齢化により、待機者がふえてくると考えられるが、第6期の計画で施設をふやしていく必要がある。30年、35年先までのことを考えれば、それなりのことをしていかなければいけない。宿泊できる施設の夜の対応、職員の配置であります。小規模多機能は1人になっているが、経営を考えると1人しか置けないという状況はわかるが、1人で大丈夫か。対策を考える必要があるのではないか。第6期の計画で考えていることはありますかとの質問に対しまして、施設をつくれば保険料が上がるという話になります。現在は、サービスの中でも24時間対応できる多機能サービスもあります。24時間巡回サービスもできています。計画をつくるときにアンケートをとりますが、利用者が、本人のアンケートを見ますと在宅で最期を全うしたいという方が一番多い。本来、介護保険の制度は自立した生活を本人が送るというのが基本であり、在宅でおられるように最善の策を行うが、そこで無理な方は施設という考え方が一番のもとにあると理解をしていただきたい。6期の計画の中で、施設がどれだけ要るのかを検討させていただきますが、介護保険の趣旨になります。今後の施設整備をする中で、高齢者、障がい者に合った施設整備を考えておりますが、今後は徐々に減っていくと思われます。 人員配置については、法の中での人員基準がありまして、夜間は1人ということがあります。多機能は夜間に1人、グループホームは9人に1人というのが基準。施設によっては加配を考えているところもありますが、費用の問題があり、介護報酬が上がらないと運営ができないのが事実であります。ボランティアを多く使っているところもあります。報酬を上げると、保険料や公費の増額につながるので、検討をしているところであります。 また、夜の配置の件は、夜間の災害時には近隣の人と協定を結び、支援に駆けつけてもらって助けてもらうという取り組みをしております。 以上のような質疑を経まして、所管事務調査を終了いたしました。以上であります。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 以上で文教民生委員会の所管事務調査報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第6  産業建設委員会所管事務調査報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第6、産業建設委員会所管事務調査報告を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・櫛松直子さん。  〔産業建設委員長・櫛松直子さん登壇〕 ◆産業建設委員長(櫛松直子さん) それでは、ただいまより産業建設委員会の所管事務調査報告をいたします。 今回の調査項目は、リニアに向けての道路行政についてです。 調査実施日は、11月14日木曜日午前10時から5-1委員会室で行いました。 初めに、基盤整備部長から挨拶をいただき、執行部から調査内容についての説明を受けました。内容は、お手元の委員会資料を参考にしてください。 今回のテーマは、リニアに向けての道路行政についてということですが、前回8月に行いました所管事務調査はリニアを見据えた観光行政についてということでございましたが、今回も目的としては同じ趣旨で、リニア中央新幹線の開業を見据えたというところを主に調査を行いました。 観光にしても産業振興にしても、あるいは都市計画という点からも、道路建設を目的を定めて計画的に行っていくことが財政面でも重要であり、また今回のようにリニア開業という歴史的な事業が行われるときには、さらに照準を合わせた計画が必要だとして、執行部からの説明を受けております。 それでは、内容ですが、まずはこれまでの現況把握ということで、資料の5ページ目をごらんください。 合併を機に、市内の道路整備方針の見直しを計画的に行うため、平成20年度には中津川市道路基本整備計画を策定しております。市道のほかに国道、県道及び農道も含めた市内の道路の状況調査を行い、道路の役割、つまり幹線道路と生活道路に分けて、全ての路線に対して機能、構造、地域要望、将来計画などの視点から客観的なデータを収集し、それに基づいて現在の道路整備は行われているということでございます。 その内容は5ページから10ページにございます。 今回、その中ではリニアということだけではありませんけれども、人口が増加している坂本地区においても、その後道路ネットワーク検討業務も具体的に実施がされております。 以上のような現状とリニア中央新幹線計画を新しい環境と考えて、中津川市及び岐阜県では新たなまちづくりに取り組む計画が策定されているということでした。 資料の13ページには3つの計画が載っております。 中津川市総合計画、それから都市計画区域マスタープラン、都市計画マスタープランということですが、14ページには岐阜県のリニア活用戦略の1次案も示されておりますけれども、中津川市においてもごらんの幾つかの計画を同時に策定中、実行もしている部分もございます。 中津川市としても、リニアのまちづくりを実現するために、岐阜県とか中津川市の総合計画とかの上位計画を受けた市内交通環境の再構築が必要であるというふうに捉えて、資料でいきますと15ページにありますけれども、中津川市都市交通マスタープランの策定を具体的に行うことにしております。 この都市交通マスタープランは、今後2年間かけて策定がされます。市民向けのアンケート調査なども行いまして、アクションプランの作成までが行われる予定です。マスタープランの策定後には、資料の19ページにありますように、都市計画道路網の見直し、それから中津川道路整備基本計画の見直しを行っていくということです。 道路という点から考えると、中津川市単独でなく、リニア関連のインフラ整備に向けて岐阜県との連携強化や都市間連絡道路など、隣の恵那市などと一体となって進める必要もあります。また、東濃5市や近隣の市町村とも同様な連携強化が必要と考えているという説明がございました。 また、資料の20ページを見ていただきますと、とはいっても、この道路にかけられる予算についての説明もありまして、この道路予算の予測が示してあります。金額としては、今後皆様もご存じのように大幅に減少ということで、これは市の財政計画からの引用ですが、平成17年の合併当初には12.6億円あった道路新設改良費も、今年度は5.5億円、今後はそれが年間3億円まで落ち込むということがこのグラフから読み取っていただけると思います。 そして、資料の最後の21ページに今後の考え方もございますが、とにかくさらなる選択と集中ということで、リニア開業を見据えた道路行政を進めていきたいということでございました。 たくさんの質疑がありましたが、主なものを抜粋して報告させていただきます。 まず、全体の状況を聞いていると、いろんな意味で各路線、まだかなりの整備が必要だというふうに思えると。財政的にも考えて、リニア関連の道路が最優先で整備がされるのかという質疑に対しては、優先順位などを決める議論はこれから始める。道路整備基本計画の見直しも考える中で、リニアとのかかわりも考えていくということでした。 次の質疑としては、濃飛横断道路の計画が発表されたが、木曽川から以北の部分は現在のルート257の改良となるようだが、執行部としてはどのような道路が必要だと考えているかということに対しては、県は現在の道路を改良という方針だが、リニア駅へのアクセスを考えると自動車専用道路のような高規格道路の整備を要望していきたいということで、下呂市からも同様の要望があると聞いているということでした。 あと、中津川中心部からリニア駅へ向かう場合、ルート19号へ交通が集中すると考えられるが、リニア開通後のことを考えると、中心部からリニア駅への道路が最優先されるべきではないかという質疑に対しては、都市交通マスタープランの中で、都市道路の見直しも含め道路網も検討するが、優先性などはアクションプランを組み立てた上で決定をしていくということでした。 以上のような質疑をいただきまして、今回の所管事務調査は終わりました。報告は以上とさせていただきます。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 以上で産業建設委員会の所管事務調査報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第7  リニア中央新幹線対策特別委員会の中間報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第7、リニア中央新幹線対策特別委員会から会議規則第44条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。リニア中央新幹線対策特別委員長・勝  彰君。  〔リニア中央新幹線対策特別委員長・勝  彰君登壇〕 ◆リニア中央新幹線対策特別委員長(勝彰君) ただいま議題となりました日程第7、リニア中央新幹線対策特別委員会の中間報告を行います。 議題は、リニア中央新幹線に関する最近の動向についてであります。 11月15日午前9時に委員会を開会し、日程第1、リニア中間駅候補地の視察の行程を確認し、現地に向かいました。 視察先は、リニア中間駅候補地、中部車両基地候補地、濃飛横断道路予定ルート、非常口変電所施設候補地であります。ポイントとなる場所で執行部から説明を受け、庁舎に戻りました。 庁舎に戻り、日程第2、リニア中央新幹線に関する最近の動向について、配付された資料に基づき、大きく3点について説明を受けました。 その資料の説明に入る前に、8月の委員会以降の中津川市、岐阜県の動向を中心に説明がまずありました。 9月18日に、JR東海は環境影響評価準備書を公表し、関係の県・市町村に送付しました。それを受け、中津川市では9月26日に庁内推進会議を開催し、今後の対応について協議をしました。9月27日には、岐阜県から準備書に対する市長意見を1月17日までに提出するようにとの連絡があり、担当者会議を開催し、環境政策課を中心にして取りまとめているということであります。また、行政を通じて市民の意見をJRに出してほしいという要望があり、意見募集を行い、取りまとめて県に出していく予定であるということです。 また、JRが11月下旬ごろまでに一般の方からの意見に対するJRの見解を記したものを送付してくる予定であります。事業者の見解と市でまとめる意見内容を検討し、推進会議にて中間状況を審査し、12月中に第1回中津川市環境保全審議会を開催し、県への提出期限までに第2回の環境保全審議会を開催し、中津川市の意見を取りまとめて県に対して提出していきたいと考えているということです。その時期に議会へも報告するという予定であります。 岐阜県は、10月29日に第1回の環境影響評価の審議会を現地視察も兼ねて、坂本公民館で開催しています。全4回の審議会を計画しており、県としての意見を精査してJRに提出する予定であるということです。 これを踏まえて、JRは夏ごろまでに最終的に評価書として取りまとめ、工事実施計画の申請の手続に入っていく見通しであるという説明を受けました。 次に、配付されている資料に基づき説明がありました。 準備書縦覧及び準備書説明会の状況につきましては、資料2ページ、資料1-2のように、縦覧期間9月20日から10月21日の間に、一般73名、業者11名の延べ84名の縦覧者が来られました。 また、JR主催の10月2日から10月15日までの準備書説明会の5会場へは、計655名の参加者があり、各会場への参加者数については、資料2ページの下段の表をごらんください。 それぞれの会場で出された全ての意見については、参考資料の3-2に開催日順に記載してあります。多く出された意見、関心の高かった意見については、資料3ページの資料1-3にまとめてあります。 大きく10の項目に分けられ、JRの回答も記載してあります。上から4つ目までの内容は、どの会場でも出された意見であります。各項目の質問内容、JRの回答についての概要の説明がありました。詳しくは資料のほうをごらんください。 次に、資料4ページの坂本事務所の対応状況については、8月の事務所開所時から、電話対応、訪問者対応を合わせて、8月に39件、9月に49件、10月に28件、合わせて116件ありました。準備書でのルート公表後、多くの来訪者があり、内容は公表ルートと自宅の確認、車両基地やルートにかかるかの相談、代替用地の相談などでありました。計画路線の地権者からの問い合わせ・相談がほとんどでありました。今後も地域の人に丁寧な対応・説明をしていきたいとの説明がありました。 資料の5ページの資料1-5、東濃リニアを考える会から、リニア中央新幹線計画に対する申し入れ書が10月8日に提出されました。この申し入れ書の回答は、県に市長意見を出す段階で答えることで了解を得ています。申し入れ書は11項目から成っており、詳しくは資料5ページ、6ページを読んでいただきたいと思います。 2点目のまちづくり事業に関する今後の進め方について、資料7ページから9ページまでの資料2-1を用いて、中津川市都市計画マスタープランの概要について、基本的な考え方、計画策定の背景、位置づけ、構成、策定委員会の説明がありました。 また、10ページから12ページの都市交通マスタープランについても、基本的な考え方、策定の背景、計画、構成・スケジュール、策定委員会についての説明がありました。 3点目の岐阜県の動きについてとして、資料13ページの資料3-1を用いて、岐阜県リニア中央新幹線対策本部、また濃飛横断自動車道の現状についての説明がありました。 岐阜県リニア中央新幹線対策本部は、準備書の公表にあわせて9月17日に設置されました。今後、市としては、県のリニア推進事務所、公共交通課、都市建築部と連携して、対策本部へ市の考えを訴えていきたいと考えているとのことでした。 濃飛横断自動車道路の計画に関する説明会の開催については、資料15ページの3-2を用いて説明を受けました。 岐阜県では、ルートの計画立案に当たり、市民の皆さんから意見を聞くための説明会を資料に記載されている内容で開催します。市の窓口である計画課との共催で行います。美恵橋の左岸地域の23区でも回覧をしている。広報なかつがわ11月号でも周知をしております。 県は、この説明会後、おおむね1カ月間の意見募集期間を設けて意見徴集を行い、ルート案を作成し、その後ルート案を示して説明会を行う予定であるということです。意見は、メール、ファクス、郵送、持参の方法で、恵那土木事務所、市計画課、坂本事務所で受け付けるとの説明でありました。 以上のような説明を受けて質疑を行いました。 主な質疑を紹介いたします。 駅、駅周辺にかかる家屋の軒数、地権者の数、車両基地にかかる軒数、地権者の数はという質疑に対しては、明かり区間の駅・路線の実線の真下になるところで、家屋22軒、グレーゾーンの家屋が23軒、合わせて45軒くらいです。車両基地は、アバウトですが、共栄地区あたりで12軒ほど、千旦林側のほうで10軒ほど、引き込み線のところで数軒、全体で100軒まではいかないが、60から70軒ほどがルートと車両基地の中に入る状況であると。地権者の数については、今の段階では把握していないという答弁でありました。 次の質疑です。濃飛横断道路が坂本地内だけの整備で広い利用につながらないのではないか。国道257号までの結節をしっかりしないとリニアの有効利用につながらないのではという質疑に対しては、坂本のリニア工区を取っかかりにして下呂市までを見据えて、これから先も強く要望していきたいという答弁でありました。 次の質疑です。東三河、新城市、豊田市との行政の結びつきは現状どうなっていうかという質疑に対しては、三河東美濃道路については、協議会を新城市、恵那市、中津川市、豊田市、設楽町、東栄町、豊根村の協議会で、愛知県・岐阜県に計画路線格上げのお願いを要望している段階であるという答弁でした。 総合計画の策定には、都市計画やまちづくりなどいろいろな分野の調整が必要になると。これからはリニア関連が中心となるが、その他の分野も考えて取り組まなければならないが、その点はどうなっているかという質疑に対しては、リニアを特化として総合計画を作成しているものではない。総合計画の中にリニアが入ってくるイメージで作成している。現在は構想づくりの段階で、将来都市像、理念について協議をしている。細かいところまで答えられる段階ではないが、全ての計画が整合性を持って総合計画に反映するものと考えているという答弁でありました。 以上で報告を終わります。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって、リニア中央新幹線対策特別委員会の中間報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第8  議会改革特別委員会の中間報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第8、議会改革特別委員会から会議規則第44条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。議会改革特別委員長・三浦八郎君。  〔議会改革特別委員長・三浦八郎君登壇〕 ◆議会改革特別委員長(三浦八郎君) それでは、ただいま議題に上がりました議会改革特別委員会の中間報告をさせていただきます。 平成25年11月5日、5-1委員会室にて議会改革特別委員会が開催されておりますので報告します。 議題といたしましては、議会改革についてであります。 議会改革特別委員会の合意事項として、1項目め、議会基本条例の制定について。タイムスケジュール1-1ですが、中津川市議会基本条例(案)を11月12、13、14日に開催されました市民と議会との対話集会で市民の皆様に報告することにつきまして決定いたしました。また、今後のスケジュールといたしまして、平成26年1月6日から平成26年1月31日までパブリックコメントを実施いたします。それを受けて、2月1日から2月中旬に市民の皆様方のご意見を踏まえて最終調整をし、平成26年2月中旬に議会運営委員会に中津川市議会基本条例(案)として提案をさせていただきます。平成26年3月議会に中津川市議会基本条例として上程することも確認されていますので、よろしくお願いします。 2項目めといたしまして、政治倫理条例の制定について、タイムスケジュール8-27ですが、中津川市議会議員政治倫理条例(案)として、さきに行った市民と議会との対話集会で市民の皆様に報告することとなりました。 また、今後のスケジュールについては、平成26年2月中旬に議会運営委員会のほうに中津川市議会議員政治倫理条例(案)として提案し、平成26年3月議会に中津川市議会議員政治倫理条例として上程することも確認されております。 以上が今回の議会改革特別委員会の合意事項であります。 質疑につきましては、さしたる質疑はありませんでしたので、よろしくお願いします。 以上で議会改革特別委員会の中間報告を終わります。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって、議会改革特別委員会の中間報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第9  報第7号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第9、報第7号・専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました報第7号の専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。 報第7号は、専第5号及び専第6号の専決処分の報告でございます。 初めに、専第5号の平成25年度中津川市一般会計補正予算(第9号)について、ご説明いたします。 この補正予算は、平成16年に市が行った生活道路の舗装工事に対し、現地境界、所有権界及び隣接確認を怠り、無断で舗装したとして、去る11月7日に訴状の送達を受けたため、損害賠償請求訴訟にかかる経費14万4,000円を緊急的に計上いたしました。 なお、この財源として、繰越金で同額を計上いたしました。 次に、専第6号の中津川市下水道事業会計補正予算(第3号)について、ご説明いたします。 この補正予算は、去る10月31日に岐阜地方裁判所で言い渡しのあった株式会社鈴木測量事務所が提起した損害賠償請求訴訟の第一審判決に対し、市は控訴しないこととしたため、判決に基づき損害賠償金等を支払うための経費208万7,000円を緊急的に計上いたしました。 なお、この財源として、繰越金で同額を計上いたしました。 以上、ご説明申し上げましたが、賠償金の支払いなど緊急的に対応する必要があり、議会を招集する時間的余裕がなかったため、11月15日をもって専決処分とさせていただきましたので、ご報告いたします。 ご承認のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております報第7号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、報第7号については、委員会の付託を省略することに決しました。 本件に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 お諮りいたします。 本件は市長報告のとおり承認することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、本件は市長報告のとおり承認することに決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第10  議第116号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第10、議第116号・中津川市総合計画基本構想の議会の議決に関する条例の制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第116号の中津川市総合計画基本構想の議会の議決に関する条例の制定についてご説明申し上げます。 この条例は、地方自治法の改正により策定の義務づけが廃止されました基本構想について、義務づけ廃止後も議会の議決を経た上で策定するため、同法第96条第2項の規定に基づき、引き続き議会の議決すべき事件とするため制定するものであります。 なお、この条例は公布の日から施行するものであります。 ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第11  議第117号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第11、議第117号・社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第117号の社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてご説明申し上げます。 この条例は、消費税率及び地方消費税率を合わせて現行5%であるものが、平成26年4月1日から8%に引き上げられることに伴い、中津川市にぎわいプラザの設置等に関する条例を初め、それぞれの関係条例に規定されている使用料等の金額を一括して改正するものであります。 なお、この条例は平成26年4月1日から施行するものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第12  議第118号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第12、議第118号・中津川市情報公開条例の制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第118号の中津川市情報公開条例の制定についてご説明申し上げます。 この条例は、現在施行されております中津川市情報公開条例の全部を改正するものであります。 主な改正の内容としましては、現在の条例の規定内容が情報技術の進展に対応できていないため、公文書の定義規定を国の情報公開法の公文書の定義規定に合わせるほか、条例の運用状況の公表規定の新設や指定管理者の情報公開の努力義務規定などを新設するものであります。 なお、この条例は平成26年4月1日から施行するものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第13  議第119号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第13、議第119号・中津川市職員の分限の手続及び効果に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第119号の中津川市職員の分限の手続及び効果に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、公務中の過失により起きた事故について、職員が刑の執行を猶予された場合は、情状により免職を免れるとする例外規定を設けることにより、職員が安心して公務に従事できる環境を整えるものであります。 なお、この条例は公布の日から施行するものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第14  議第120号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第14、議第120号・中津川市技能労務職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) それでは、ただいま議題となりました議第120号の中津川市技能労務職員の給与の種類及び基準を定める条例の制定についてご説明申し上げます。 この条例は、一般行政職の給料表を適用しております技能労務職員の給与について、技能労務職の職務内容と責任に応じた給料表を適用するため制定するものであります。 なお、この条例は平成26年1月1日から施行するものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第15  議第121号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第15、議第121号・中津川市積立基金条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第121号の中津川市積立基金条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、県営農村環境整備事業で加子母小郷地区に整備される小水力発電施設が、平成26年2月に岐阜県から無償譲渡される予定であり、その売電収入を当該の小水力発電施設更新の資金に充てることを目的として、小水力発電施設建設基金を設置するため改正するものであります。 なお、この条例は公布の日から施行するものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第16  議第122号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第16、議第122号・中津川市税条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第122号の中津川市税条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、地方税法の一部改正等に伴い改正するものであります。 主な改正の内容としましては、公的年金から特別徴収される場合の個人住民税について、年間の徴収税額の平準化を図る観点から、4月、6月、8月の仮徴収税額を前年度の2月の税額と同額から前年度の年税額の6分の1へと改正するものであります。 また、個人住民税の金融所得課税の一本化に向けて、公社債等の譲渡損益が非課税の対象から除外されるのにあわせて、上場株式等の配当所得及び譲渡損益との損益通算が可能となるよう改正するものであります。 そのほか、所要の条文整備をするものであります。 なお、この条例は、それぞれの改正規定ごとに、平成26年4月1日、平成28年1月1日、平成28年10月1日及び平成29年1月1日から施行するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第17  議第123号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第17、議第123号・中津川市文化スポーツ施設等使用料等徴収条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第123号の中津川市文化スポーツ施設等使用料等徴収条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、消費税率及び地方消費税率の改正に伴う使用料の改正のほか、学校附属施設の新設に伴い、一般開放施設として使用料を制定する改正及び学校開放施設の体育館等を半面で使用する場合の使用料の規定の整備などについて改正するものであります。 なお、この条例は平成26年4月1日から施行するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第18  議第124号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第18、議第124号・中津川市教育委員会附属機関の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第124号の中津川市教育委員会附属機関の設置等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、第3次の地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により、社会教育法が改正されたことに伴い、改正するものであります。 改正の内容としましては、社会教育法で定められていた社会教育委員の選任基準が同法から削除され、文部科学省令で定める基準を参酌して市の条例で規定することとされたため改正するものであります。 なお、この条例は平成26年4月1日から施行するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第19  議第125号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第19、議第125号・中津川市中小企業小口融資条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第125号の中津川市中小企業小口融資条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、中小企業信用保険法が改正されたことに伴い、引用している法律の条項ずれの改正及び小口融資の貸し付け形式に電子記録債権割引を加えるものであります。 なお、この条例は公布の日から施行するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第20  議第126号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第20、議第126号・中津川市火災予防条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第126号の中津川市火災予防条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、消防法施行令の一部改正により、あらかじめ総務大臣の検定を受ける必要がある検定対象機械器具等の品目のうち、消防用ホース、結合金具などが自主表示対象機械器具等に移行されたことに伴い、条例で引用している消防法施行令の条項ずれを改正するものであります。 なお、この条例は平成26年4月1日から施行するものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第21  議第127号及び日程第22  議第128号 ○議長(鷹見憲三君) この際、日程第21、議第127号及び日程第22、議第128号を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第127号及び議第128号の事務の委託に関する規約の廃止に関する協議について、一括してご説明申し上げます。 これは、証明書の広域交付等について、さらなる市民の利便性の向上を図るため、平成26年4月1日から東濃5市で相互に事務委託を行うこととしたため、これまで中津川市と瑞浪市、中津川市と恵那市との間で行ってまいりました事務の委託に関する規約を廃止することについて、議会の議決を求めるものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 議第127号及び議第128号の質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ――――――――――――――――――――――
    △日程第23  議第129号から日程第26  議第132号 ○議長(鷹見憲三君) この際、日程第23、議第129号から日程第26、議第132号までの4議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第129号から議第132号・事務の委託に関する規約の制定に関する協議について、一括してご説明申し上げます。 これは、さらなる市民の利便性の向上を図ることを目的に、平成26年4月1日から東濃5市で相互に証明書の広域交付等を行うため、それぞれの市との事務の委託に関する規約の制定について、議会の議決を求めるものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 議第129号から議第132号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第27  議第133号及び日程第28  議第134号 ○議長(鷹見憲三君) この際、日程第27、議第133号及び日程第28、議第134号を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第133号及び議第134号・市道路線の認定について、関連がございますので一括してご説明申し上げます。 これは、都市計画道路青木斧戸線及び同路線に接続する都市計画道路駒場線整備に伴い、その計画路線を市道に認定するものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 議第133号及び議第134号の質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第29  議第135号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第29、議第135号・市道路線の認定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第135号・市道路線の認定についてご説明申し上げます。 これは、(仮称)苗木交流センター建設事業の事業認定手続のため、その進入路としての計画路線を市道に認定するものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第30  議第136号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第30、議第136号・市道路線の変更についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第136号・市道路線の変更についてご説明申し上げます。 これは、坂本浄化センターの建設及びうろぼしクリーンセンターの廃止に伴い、利用形態が変化していることから、起点を変更して一貫した道路管理をするものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第31  議第137号から日程第38  議第144号 ○議長(鷹見憲三君) この際、日程第31、議第137号から日程第38、議第144号までの8議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第137号から議第144号の指定管理者の指定について、一括してご説明申し上げます。 これは、中津川市舞台峠テニスコート及び加子母B&G海洋センターの管理について、平成26年4月1日から平成29年3月31日までの間、また中津川市付知グラウンドを初め9施設の管理について、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの間、指定管理者に行わせるため、指定管理者の指定を行うものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 議第137号から議第144号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第39  議第110号から日程第44  議第115号 ○議長(鷹見憲三君) この際、日程第39、議第110号から日程第44、議第115号までの補正予算6件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第110号から議第115号の補正予算についてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、国・県等の補助金獲得により行う事業、職員給与費等削減額を活用して実施する事業、寄附金を財源に行う事業、緊急対応が必要な事業の経費を対象に編成いたしました。 補正予算の規模は、一般会計1億5,037万円、国民健康保険事業会計(事業勘定)15万円、国民健康保険事業会計(直営診療施設勘定)85万円の減額、下水道事業会計833万4,000円、農業集落排水事業会計148万4,000円、特定環境保全公共下水道事業会計719万3,000円、病院事業会計4,544万7,000円、合計で2億1,212万8,000円でございます。 以下、一般会計の主な内容をご説明いたします。 総務費では、防犯灯設置補助に対する申請件数が増加する見込みのため、交付金を増額する経費261万8,000円、消費生活相談件数が増加しており、消費生活トラブル等の情報提供及び啓発活動を行い、消費者被害を未然に防止するための経費220万2,000円などを計上いたしました。 民生費では、寄附金により付知、坂下、蛭川、加子母保育園の読み聞かせ用図書や絵本を購入する経費20万円、子ども・子育て支援関連3法の施行に伴い、電算システムを導入するための経費473万2,000円などを計上いたしました。 衛生費では、合併処理浄化槽設置補助に対する申請件数が増加する見込みのため、補助金を増額する経費469万2,000円、病院事業会計が行う医療機器の購入に対し、基準に基づき一般会計から繰り出す経費2,272万3,000円などを計上いたしました。 農林費では、加子母小郷地区に建設中の小水力発電施設が来年2月から稼働することに伴い、発電施設の維持管理費及び農業用施設の補修を行うための経費など702万円を計上いたしました。 なお、これらの経費は売電収入で賄います。 商工費では、建築後19年が経過し、健康温泉館の老朽化が著しいため、営業に支障を来さないよう改修を行うための経費及び健康温泉館の適切な維持運営のための指定管理料合わせて3,461万6,000円を計上いたしました。 土木費では、岐阜県において県管理の国道整備工事などの事業費が増額されたことに伴い、市負担金を増額するための経費2,203万7,000円、中央橋かけかえ事業の進捗を図るため、社会資本整備総合交付金を活用し、平成26年度に予定していた下部工工事を前倒しして行うための経費3,600万円を計上いたしました。 消防費では、地域や家庭での防火防災意識の向上を図るため、女性防火クラブの活動用資機材を購入するための経費31万円などを計上いたしました。 教育費では、寄附金により小学校及び中学校の図書館図書を購入するための経費270万円、同じく寄附金により苗木小学校の遊具を補修するするための経費10万円、来年度、坂下中学校に学校生活において支援を要する生徒が入学するに当たり、学校施設の改修を行うための経費168万8,000円などを計上いたしました。 以上が歳出の主な内容ですが、これらの財源といたしまして、国庫支出金2,163万6,000円、県支出金1,322万5,000円、寄附金313万円、繰入金2,272万3,000円、諸収入760万9,000円、市債1,530万円、財源調整のため繰越金6,674万7,000円を計上いたしました。 次に、特別会計の主な内容をご説明いたします。 国民健康保険事業会計(事業勘定)では、高齢者医療制度円滑事業費の精算に伴う国への償還金15万円を計上いたしました。 国民健康保険事業会計(直営診療施設勘定)では、歯科診療事業において、金属単価の高騰に伴い見込まれる費用の不足分を増額するための経費260万円などを計上いたしました。 下水道事業会計では、9月の確定申告において消費税の中間納付額が確定したことを受け、必要となる納付額564万1,000円、株式会社鈴木測量事務所が提起した損害賠償請求訴訟の終了に伴い、弁護士への報酬金を支払うための経費269万3,000円を計上いたしました。 農業集落排水事業会計及び特定環境保全公共下水道事業会計においても、9月の確定申告において消費税の中間納付額が確定したことを受け、それぞれ必要となる納付額148万4,000円、719万3,000円を計上いたしました。 病院事業会計では、市民病院と坂下病院における安全・安心な医療体制の確保を図るため、更新時期が来ております使用頻度の高い医療機器を購入するための経費4,544万7,000円を計上いたしました。 次に、繰越明許費についてご説明いたします。 一般会計におきまして、今回補正予算に計上させていただきました国の子ども・子育て新制度に基づく電算システムの構築については、事業完了が翌年度にわたらざるを得ないため、繰り越して事業を進めさせていただくものです。 以上、補正予算についてご説明させていただきました。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 議第110号から議第115号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第110号から議第144号までは、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第45  請願第12号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第45、請願第12号・請願書『「食料品・日用品及び新聞等生活必需品への軽減税率適用に関する意見書」の政府への提出に関する請願』を議題といたします。 ただいま議題となっております請願第12号は、お手元に配付してあります文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。どうもご苦労さまでございました。  午後0時23分散会 ――――――――――――――――――――――会議録署名議員 中津川市議会  議長   鷹見憲三         署名議員 鈴木清貴         同    松浦高春...